JP3192326U - 開口用把手を有する流体用パック容器 - Google Patents
開口用把手を有する流体用パック容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3192326U JP3192326U JP2014002774U JP2014002774U JP3192326U JP 3192326 U JP3192326 U JP 3192326U JP 2014002774 U JP2014002774 U JP 2014002774U JP 2014002774 U JP2014002774 U JP 2014002774U JP 3192326 U JP3192326 U JP 3192326U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- handle
- fluid
- pack
- spout portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims abstract description 31
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 28
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 5
- 239000008267 milk Substances 0.000 description 41
- 210000004080 milk Anatomy 0.000 description 41
- 235000013336 milk Nutrition 0.000 description 41
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 16
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 4
- -1 that is Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 241001122767 Theaceae Species 0.000 description 1
- 235000011389 fruit/vegetable juice Nutrition 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Images
Abstract
【課題】開口作業を迅速に行い、開口側に容易に注ぎ口部を現出し得る開口用把手を有する流体用パック容器を提供する。
【解決手段】展開されるシート状材料2を直方体形状に折曲形成し、側面となる側面片3−1〜3−4の下端を閉塞する一方、上端を開口側として機能させ、成形後に収容された流体の注ぎ口部6を開口側に現出させる流体用パック容器であり、開口側に注ぎ口部を現出させる箇所には、開口作業時に把持可能となる開口用把手7を設けている。
【選択図】図1
【解決手段】展開されるシート状材料2を直方体形状に折曲形成し、側面となる側面片3−1〜3−4の下端を閉塞する一方、上端を開口側として機能させ、成形後に収容された流体の注ぎ口部6を開口側に現出させる流体用パック容器であり、開口側に注ぎ口部を現出させる箇所には、開口作業時に把持可能となる開口用把手7を設けている。
【選択図】図1
Description
この考案は開口用把手を有する流体用パック容器に係り、特に流体用パック容器の開口作業を迅速に行い、開口側に容易に注ぎ口部を現出させる開口用把手を有する流体用パック容器に関するものである。
流体用パック容器、例えば代表的なものとしては、紙製のパック容器がある。
この紙製のパック容器は、牛乳パックとして使用されるものやジュースパック、茶・コーヒーパックとして使用されるものなど、種々に利用されている。
そして、前記牛乳パックは、展開されるシート状材料を直方体形状に折曲形成し、下端を閉塞する一方、上端を開口側として機能させている。
また、牛乳パック成形後には、内部に流体、つまり牛乳を収容させている。
この紙製のパック容器は、牛乳パックとして使用されるものやジュースパック、茶・コーヒーパックとして使用されるものなど、種々に利用されている。
そして、前記牛乳パックは、展開されるシート状材料を直方体形状に折曲形成し、下端を閉塞する一方、上端を開口側として機能させている。
また、牛乳パック成形後には、内部に流体、つまり牛乳を収容させている。
ところで、従来の流体用パック容器、例えば牛乳パックにおいては、展開されるシート状材料を直方体形状に折曲形成し、下端を閉塞する一方、上端を開口側として機能させている(図2参照。)。
そして、前記牛乳パックを開口する際には、上端でのり付けされている開口側の縁部を開き、注ぎ口部を現出させている。
このとき、一般的な牛乳パックには、開口作業の手順を開示している。
つまり、牛乳パックの注ぎ口部の開口作業の第1段階としては、図7(a)に示す如く、縁部を「両側に開いてください」と記載し、第1段階の開口作業を促している。
また、牛乳パックの注ぎ口部の開口作業の第2段階としては、図7(b)に示す如く、縁部を「左右とも完全に押しひろげます」と記載し、第2段階の開口作業を促している。
更に、牛乳パックの注ぎ口部の開口作業の第3段階としては、図7(c)に示す如く、縁部を「手前に充分に引き出してください」と記載し、第3段階の開口作業を促している。
なお、上記した牛乳パックに記載される開口作業の手順に沿って開口作業を行う際に、指先に力のある若者などにおいては、開口作業を容易に行うことが可能である。
しかし、指先に力の入らない病気の方や婦女子、高齢者などにおいては、牛乳パックの開口側の縁部を開いて注ぎ口部を現出させる場合に、思うように注ぎ口部を現出させることができず、内部に収容される牛乳を溢してしまうという不都合がある。
そして、前記牛乳パックを開口する際には、上端でのり付けされている開口側の縁部を開き、注ぎ口部を現出させている。
このとき、一般的な牛乳パックには、開口作業の手順を開示している。
つまり、牛乳パックの注ぎ口部の開口作業の第1段階としては、図7(a)に示す如く、縁部を「両側に開いてください」と記載し、第1段階の開口作業を促している。
また、牛乳パックの注ぎ口部の開口作業の第2段階としては、図7(b)に示す如く、縁部を「左右とも完全に押しひろげます」と記載し、第2段階の開口作業を促している。
更に、牛乳パックの注ぎ口部の開口作業の第3段階としては、図7(c)に示す如く、縁部を「手前に充分に引き出してください」と記載し、第3段階の開口作業を促している。
なお、上記した牛乳パックに記載される開口作業の手順に沿って開口作業を行う際に、指先に力のある若者などにおいては、開口作業を容易に行うことが可能である。
しかし、指先に力の入らない病気の方や婦女子、高齢者などにおいては、牛乳パックの開口側の縁部を開いて注ぎ口部を現出させる場合に、思うように注ぎ口部を現出させることができず、内部に収容される牛乳を溢してしまうという不都合がある。
よって、現在の流体用パック容器、例えば牛乳パックにおける開口作業の不便さを解消し、少しでも開口作業を容易に行い得る改善が切望されている。
この考案の目的は、流体用パック容器の開口作業を迅速に行い、開口側に容易に注ぎ口部を現出し得る開口用把手を有する流体用パック容器を実現することにある。
そこで、この考案は、上述不都合を除去するために、展開されるシート状材料を直方体形状に折曲形成し、下端を閉塞する一方、上端を開口側として機能させ、成形後に収容された流体の注ぎ口部を前記開口側に現出させる流体用パック容器を設け、前記開口側に注ぎ口部を現出させる箇所には、開口作業時に把持可能となる開口用把手を設けたことを特徴とする。
この考案によれば、前記開口用把手を設けることによって、前記流体用パック容器の開口作業を迅速に行うことができ、開口側に容易に注ぎ口部を現出させることができる。
以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細に説明する。
図1〜図3はこの考案の実施例1を示すものである。
図1〜図3において、
1は流体用パック容器、例えば牛乳パックである。
この牛乳パック1は、図1〜図3に示す如く、展開されるシート状材料2を直方体形状に折曲形成することによって成形する。
このとき、シート状材料2を直方体形状に折曲形成した後に、下端を閉塞する一方、上端を開口側として機能させ、内部には流体、つまり牛乳を収容する。
図1〜図3において、
1は流体用パック容器、例えば牛乳パックである。
この牛乳パック1は、図1〜図3に示す如く、展開されるシート状材料2を直方体形状に折曲形成することによって成形する。
このとき、シート状材料2を直方体形状に折曲形成した後に、下端を閉塞する一方、上端を開口側として機能させ、内部には流体、つまり牛乳を収容する。
ここで、前記シート状材料2を説明する。
このシート状材料2は、図1に示す如く、直方体形状の4個の側面を形成する第1〜第4側面片3−1、3−2、3−3、3−4と、第1側面片3−1と第4側面片3−4とを結着するために例えば第4側面片3−4部分に設けた長手方向に延びる側面用のり付け部4と、前記第1〜第4側面片3−1、3−2、3−3、3−4までの上端を開口側として機能させるために、上端部分に形成した開口用のり付け部5とを有している。
このとき、この開口用のり付け部5は、第1側面片3−1上端の第1開口用のり付け部5aと、第2側面片3−2上端の第2開口用のり付け部5bと、第3側面片3−3上端の第3開口用のり付け部5cと、第4側面片3−4上端の第4開口用のり付け部5dとからなる。
また、前記開口用のり付け部5は、図1に示す如く、成形後に外側に位置する第1及び第3側面片3−1、3−3の上端を、成形後に内側に位置する第2及び第4側面片3−2、3−4の上端よりも長く形成する。
なお、図1における1点鎖線は、「谷折り」あるいは「山折り」などの折曲線を開示している。
このシート状材料2は、図1に示す如く、直方体形状の4個の側面を形成する第1〜第4側面片3−1、3−2、3−3、3−4と、第1側面片3−1と第4側面片3−4とを結着するために例えば第4側面片3−4部分に設けた長手方向に延びる側面用のり付け部4と、前記第1〜第4側面片3−1、3−2、3−3、3−4までの上端を開口側として機能させるために、上端部分に形成した開口用のり付け部5とを有している。
このとき、この開口用のり付け部5は、第1側面片3−1上端の第1開口用のり付け部5aと、第2側面片3−2上端の第2開口用のり付け部5bと、第3側面片3−3上端の第3開口用のり付け部5cと、第4側面片3−4上端の第4開口用のり付け部5dとからなる。
また、前記開口用のり付け部5は、図1に示す如く、成形後に外側に位置する第1及び第3側面片3−1、3−3の上端を、成形後に内側に位置する第2及び第4側面片3−2、3−4の上端よりも長く形成する。
なお、図1における1点鎖線は、「谷折り」あるいは「山折り」などの折曲線を開示している。
そして、前記牛乳パック1の開口側に注ぎ口部6を現出させる箇所に、開口作業時に把持可能となる開口用把手7を設ける構成とする。
詳述すれば、前記牛乳パック1を成形する前記シート状材料2において、図1に示す如く、例えば、前記第2側面片3−2の上端である開口側に注ぎ口部6を現出させる場合に、前記第2側面片3−2上端の第2開口用のり付け部5bの少なくとも一部を上方に突出させ、前記第1及び第3側面片3−1、3−3の上端とほぼ面一状態として前記開口用把手7を形成する。
このとき、この開口用把手7は、前記第2開口用のり付け部5bの全幅寸法において中心部位に形成し、開口作業後に前記注ぎ口部6として機能させるものである。
なお、前記開口用把手7を前記注ぎ口部6として機能させて使用する際に、使い勝手が悪いと思われる場合には、突出形成している開口用把手7部分のみを切除することも可能である。
また、前記開口用把手7を前記注ぎ口部6として機能させて使用する際に、開口用把手7の突出する部分のみを前記第2開口用のり付け部5bの表側に折曲し、注ぎ口部6の強度を向上させる構成として使用することも可能である。
詳述すれば、前記牛乳パック1を成形する前記シート状材料2において、図1に示す如く、例えば、前記第2側面片3−2の上端である開口側に注ぎ口部6を現出させる場合に、前記第2側面片3−2上端の第2開口用のり付け部5bの少なくとも一部を上方に突出させ、前記第1及び第3側面片3−1、3−3の上端とほぼ面一状態として前記開口用把手7を形成する。
このとき、この開口用把手7は、前記第2開口用のり付け部5bの全幅寸法において中心部位に形成し、開口作業後に前記注ぎ口部6として機能させるものである。
なお、前記開口用把手7を前記注ぎ口部6として機能させて使用する際に、使い勝手が悪いと思われる場合には、突出形成している開口用把手7部分のみを切除することも可能である。
また、前記開口用把手7を前記注ぎ口部6として機能させて使用する際に、開口用把手7の突出する部分のみを前記第2開口用のり付け部5bの表側に折曲し、注ぎ口部6の強度を向上させる構成として使用することも可能である。
前記牛乳パック1の開口側に注ぎ口部6を現出させる際には、前記第1及び第3側面片3−1、3−3の上端を持って開いたときに、図3に示す如く、前記開口用のり付け部5の上端部分に前記開口用把手7が表れる。
そして、この開口用把手7を摘まんで開口作業を行うことによって、前記牛乳パック1の開口側に注ぎ口部6を現出させることができる。
そして、この開口用把手7を摘まんで開口作業を行うことによって、前記牛乳パック1の開口側に注ぎ口部6を現出させることができる。
これにより、前記牛乳パック1の開口側に注ぎ口部6を現出させる箇所に、開口作業時に把持可能となる開口用把手7を設けることによって、前記牛乳パック1の開口作業を迅速に行うことができ、開口側に容易に注ぎ口部6を現出させることができる。
また、前記開口用把手7が前記シート状材料2に一体的に形成することができることにより、材料の歩留まりが良く、材料費が嵩むおそれがなく、製造コストを低廉に維持し得る。
また、前記開口用把手7が前記シート状材料2に一体的に形成することができることにより、材料の歩留まりが良く、材料費が嵩むおそれがなく、製造コストを低廉に維持し得る。
図4はこの考案の実施例2を示すものである。
この実施例2において、上述実施例1のものと同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
この実施例2において、上述実施例1のものと同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
この第2実施例の特徴とするところは、開口用把手11の形状をほぼ三角形状とした点にある。
すなわち、前記牛乳パックを成形する前記シート状材料2において、図4に示す如く、前記第2側面片3−2の上端である開口側に注ぎ口部6を現出させる場合に、前記第2側面片3−2上端の第2開口用のり付け部5bの少なくとも一部を上方に突出させ、前記第1及び第3側面片の上端とほぼ面一状態として前記開口用把手11を形成するものである。
このとき、この開口用把手11は、前記第2開口用のり付け部5bの全幅寸法において中心部位に形成するものとし、第2開口用のり付け部5b両側に近い部分から中心部位に向かって上方に突出するように形成する。
そして、前記開口用把手11を、開口作業後に前記注ぎ口部6として機能させるものである。
このとき、この開口用把手11は、前記第2開口用のり付け部5bの全幅寸法において中心部位に形成するものとし、第2開口用のり付け部5b両側に近い部分から中心部位に向かって上方に突出するように形成する。
そして、前記開口用把手11を、開口作業後に前記注ぎ口部6として機能させるものである。
さすれば、前記牛乳パックの開口側に注ぎ口部6を現出させる箇所に、開口作業時に把持可能となる開口用把手11を設けることによって、上述実施例1と同様に、前記牛乳パックの開口作業を迅速に行うことができ、開口側に容易に注ぎ口部6を現出させることができる。
また、前記開口用把手11が前記シート状材料2に一体的に形成することができることにより、上述実施例1と同様に、材料の歩留まりが良く、材料費が嵩むおそれがなく、製造コストを低廉に維持し得る。
また、前記開口用把手11が前記シート状材料2に一体的に形成することができることにより、上述実施例1と同様に、材料の歩留まりが良く、材料費が嵩むおそれがなく、製造コストを低廉に維持し得る。
図5はこの考案の実施例3を示すものである。
この実施例3の特徴とするところは、開口用把手21を形成する際に、把持容易な状態の構成とした点にある。
すなわち、前記牛乳パックを成形する前記シート状材料2において、図5に示す如く、前記第2側面片3−2の上端である開口側に注ぎ口部6を現出させる場合に、前記第2側面片3−2上端の第2開口用のり付け部5bの少なくとも一部を上方に突出させ、前記第1及び第3側面片の上端とほぼ面一状態として前記開口用把手21を形成する。
このとき、この開口用把手21の幅方向のほぼ半分を第2開口用のり付け部5bから切り離し、切り離し用積層部22を形成するものである。
このとき、この開口用把手21の幅方向のほぼ半分を第2開口用のり付け部5bから切り離し、切り離し用積層部22を形成するものである。
この切り離し用積層部22について説明する。
前記シート状材料2から直方体形状の前記牛乳パックを成形する際に、上端を開口側として第2開口用のり付け部5bなどをのり付けする。
このとき、図5に示す如く、前記開口用把手21ののり付け側に前記切り離し用積層部22を積層するように位置させ、開口用把手21がのり付けされないようにするものである。
そして、前記牛乳パックの開口作業を行う際に、のり付けされていない前記開口用把手21を持ち、この開口用把手21を前記切り離し用積層部22から切り離すことによって、開口側に注ぎ口部6を現出させる。
なお、前記開口用把手21を、開口作業後に前記注ぎ口部6として機能させる際には、この開口用把手21の中心部位を前記第2側面片3−2の幅方向中央部分と合致させておけば良い。
前記シート状材料2から直方体形状の前記牛乳パックを成形する際に、上端を開口側として第2開口用のり付け部5bなどをのり付けする。
このとき、図5に示す如く、前記開口用把手21ののり付け側に前記切り離し用積層部22を積層するように位置させ、開口用把手21がのり付けされないようにするものである。
そして、前記牛乳パックの開口作業を行う際に、のり付けされていない前記開口用把手21を持ち、この開口用把手21を前記切り離し用積層部22から切り離すことによって、開口側に注ぎ口部6を現出させる。
なお、前記開口用把手21を、開口作業後に前記注ぎ口部6として機能させる際には、この開口用把手21の中心部位を前記第2側面片3−2の幅方向中央部分と合致させておけば良い。
さすれば、前記牛乳パックの開口側に注ぎ口部6を現出させる箇所に、開口作業時に把持可能となる開口用把手21を設けることによって、上述実施例1及び2と同様に、前記牛乳パックの開口作業を迅速に行うことができ、開口側に容易に注ぎ口部6を現出させることができる。
また、前記開口用把手21が前記シート状材料2に一体的に形成することができることにより、上述実施例1及び2と同様に、材料の歩留まりが良く、材料費が嵩むおそれがなく、製造コストを低廉に維持し得る。
更に、前記開口用把手21をのり付けされていない状態にできることにより、開口用把手21の把持が容易となり、前記牛乳パックの開口作業をより一層迅速に行うことに寄与し得る。
また、前記開口用把手21が前記シート状材料2に一体的に形成することができることにより、上述実施例1及び2と同様に、材料の歩留まりが良く、材料費が嵩むおそれがなく、製造コストを低廉に維持し得る。
更に、前記開口用把手21をのり付けされていない状態にできることにより、開口用把手21の把持が容易となり、前記牛乳パックの開口作業をより一層迅速に行うことに寄与し得る。
図6はこの考案の実施例4を示すものである。
この実施例4の特徴とするところは、開口用把手31の上方への突出状態を大する構成とした点にある。
すなわち、前記牛乳パックを成形する前記シート状材料2において、図6に示す如く、前記第2側面片3−2の上端である開口側に注ぎ口部6を現出させる場合に、前記第2側面片3−2上端の第2開口用のり付け部5bの少なくとも一部を上方に突出させ、前記開口用把手31を形成する。
このとき、この開口用把手31の上方への突出状態を、前記第1及び第3側面片の上端から、例えば長さhだけ長く形成するものである。
また、前記開口用把手31は、前記第2開口用のり付け部5bの全幅寸法において中心部位に形成するものとし、第2開口用のり付け部5b両側に近い部分から中心部位に向かって上方に突出するように形成する。
そして、前記開口用把手31を、開口作業後に前記注ぎ口部6として機能させるものである。
このとき、この開口用把手31の上方への突出状態を、前記第1及び第3側面片の上端から、例えば長さhだけ長く形成するものである。
また、前記開口用把手31は、前記第2開口用のり付け部5bの全幅寸法において中心部位に形成するものとし、第2開口用のり付け部5b両側に近い部分から中心部位に向かって上方に突出するように形成する。
そして、前記開口用把手31を、開口作業後に前記注ぎ口部6として機能させるものである。
さすれば、前記牛乳パックの開口側に注ぎ口部6を現出させる箇所に、開口作業時に把持可能となる開口用把手31を設けることによって、上述実施例1〜3と同様に、前記牛乳パックの開口作業を迅速に行うことができ、開口側に容易に注ぎ口部6を現出させることができる。
また、前記開口用把手31が前記シート状材料2に一体的に形成することができることにより、上述実施例1〜3と同様に、材料の歩留まりが良く、材料費が嵩むおそれがなく、製造コストを低廉に維持し得る。
更に、前記開口用把手31を形成する際に、この開口用把手31の上方への突出状態を前記第1及び第3側面片の上端から、例えば長さhだけ長く形成することにより、開口前に前記牛乳パック上部に開口用把手31の突出している状態が見えるため、改良された牛乳パックであることを牛乳を購入する消費者にアピールできる。
また、前記開口用把手31が前記シート状材料2に一体的に形成することができることにより、上述実施例1〜3と同様に、材料の歩留まりが良く、材料費が嵩むおそれがなく、製造コストを低廉に維持し得る。
更に、前記開口用把手31を形成する際に、この開口用把手31の上方への突出状態を前記第1及び第3側面片の上端から、例えば長さhだけ長く形成することにより、開口前に前記牛乳パック上部に開口用把手31の突出している状態が見えるため、改良された牛乳パックであることを牛乳を購入する消費者にアピールできる。
なお、この考案は上述実施例1〜4に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
例えば、この考案の実施例1〜4においては、前記開口用把手を形成する際に、前記牛乳パックを成形する前記シート状材料の前記第2側面片の中央部位にのみ形成する構成としたが、第2側面片の全幅にわたって開口用把手を形成する特別構成とすることも可能である。
1 流体用パック容器、例えば牛乳パック
2 シート状材料
3−1 第1側面片
3−2 第2側面片
3−3 第3側面片
3−4 第4側面片
4 側面用のり付け部
5 開口用のり付け部
5a 第1開口用のり付け部
5b 第2開口用のり付け部
5c 第3開口用のり付け部
5d 第1開口用のり付け部
6 注ぎ口部
7 開口用把手
2 シート状材料
3−1 第1側面片
3−2 第2側面片
3−3 第3側面片
3−4 第4側面片
4 側面用のり付け部
5 開口用のり付け部
5a 第1開口用のり付け部
5b 第2開口用のり付け部
5c 第3開口用のり付け部
5d 第1開口用のり付け部
6 注ぎ口部
7 開口用把手
Claims (1)
- 展開されるシート状材料を直方体形状に折曲形成し、下端を閉塞する一方、上端を開口側として機能させ、成形後に収容された流体の注ぎ口部を前記開口側に現出させる流体用パック容器を設け、前記開口側に注ぎ口部を現出させる箇所には、開口作業時に把持可能となる開口用把手を設けたことを特徴とする開口用把手を有する流体用パック容器。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3192326U true JP3192326U (ja) | 2014-08-07 |
Family
ID=
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5571405B2 (ja) | 包装用箱 | |
JP3192326U (ja) | 開口用把手を有する流体用パック容器 | |
JP5288327B2 (ja) | 紙カートン | |
JP2012240698A (ja) | バッグインボックス | |
JP6748722B2 (ja) | 不織布製の衛生ふきんのシート収納容器 | |
KR20100004922U (ko) | 포장박스 | |
US20160159540A1 (en) | Drinking Straw Wrapper | |
JP5998530B2 (ja) | 複合容器 | |
JP2013039933A (ja) | 飲料バッグ内蔵用の押孔付きボックス | |
TWI675784B (zh) | 收納容器 | |
JP6358437B2 (ja) | 包装用箱 | |
US9315295B2 (en) | Easy opening envelope | |
JP6299241B2 (ja) | 飲料用紙容器 | |
JP3120888U (ja) | 把手付袋 | |
JP7110171B2 (ja) | 収容箱 | |
JP7367510B2 (ja) | ドリッパー | |
JP3204852U (ja) | クリアファイル | |
KR101543289B1 (ko) | 개봉 탭을 가지는 음료수용 곽 | |
JP4708225B2 (ja) | 把手孔構造および該把手孔構造を用いた包装箱 | |
JP6478460B2 (ja) | 飲料用紙容器 | |
KR100885811B1 (ko) | 접이식 종이컵 구조 | |
JP3200352U (ja) | 封筒 | |
JP3187687U (ja) | マグネットシート付きクリアファイル | |
JP3279997B2 (ja) | 紙パック容器 | |
JP3185015U (ja) | ファイルスタンドに利用可能な手提袋 |