JP6077246B2 - 容器絞り出し器具及びチューブ容器絞り出しセット - Google Patents
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Description
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態のチューブ容器絞り出し器具1は、2本のチューブ容器8,9を外部から同時に押圧して内容物を抽出する(絞り出す)ために用いられるものである。なお、チューブ容器絞り出し器具1は、染毛剤を収容する2本のチューブ容器8,9の付属品として、チューブ容器8,9とセットで流通されるようにしてもよい。
図9に示すように、第2実施形態のチューブ容器絞り出し器具2は、第1実施形態のチューブ容器絞り出し器具1(図2等参照)と基本的な構成は同じであり、2本のチューブ容器8,9を固定するための固定手段が、一方の板部(本実施形態では第1の板部11)に設けられている点で相違する。このため、第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を用いるとともに説明を省略する。
図10に示すように、第3実施形態のチューブ容器絞り出し器具3は、第1実施形態のチューブ容器絞り出し器具1(図2等参照)と基本的な構成は同じであり、2本のチューブ容器8,9を固定するための固定手段が、一方の板部(本実施形態では第2の板部12)に設けられている点で相違する。このため、第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を用いるとともに説明を省略する。
図14に示すように、第4実施形態のチューブ容器絞り出し器具4は、第1実施形態のチューブ容器絞り出し器具1(図2等参照)と基本的な構成は同じであり、2本のチューブ容器8,9を固定するための固定手段が、第1の板部11及び第2の板部12に設けられている点で相違する。このため、第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を用いるとともに説明を省略する。
粘着部441は、第1の板部11の内面にチューブ容器8,9の胴部82,92を接着するための粘着層であり、例えば両面テープが用いられる。この例では、第1の板部11の内面において、各チューブ容器8,9の軸方向に沿うように両面テープをそれぞれ1本ずつ設けている。
粘着部442は、第1の板部11に設けられた粘着部441と同様、第2の板部12の内面にチューブ容器8,9の胴部82,92を接着するための粘着層であり、例えば両面テープが用いられる。この例では、第2の板部12の内面において、各チューブ容器8,9の軸方向に沿うように両面テープをそれぞれ1本ずつ設けている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
上記実施形態では、第1の板部11の各突出部117,118が、先端中央部が直線状に形成され、その両端部が基端部側へ斜めに延びる円弧状に形成されているが(図2参照)、これに限定されるものではない。例えば、図16に示すように、先端中央部の両端部から基端部側へ斜めに延びる辺を直線状に(全体として略台形状に)形成してもよい。また、図17に示すように、突出部117,118全体を円弧状(例えば半円状)に形成してもよい。
上記実施形態では、第1の板部11の各突出部117,118に、横方向(ヒンジ部13の回転軸方向)に延びる2本の未貫通溝119が、低強度部として形成されているが(図2参照)、これに限定されるものではなく、例えば、未貫通溝119の本数や向きなどを変更してもよい。具体的には、例えば図16に示すように、縦方向(第1の板部11の長手方向)に延びる4本の未貫通溝119が、各突出部117,118に低強度部として形成されていてもよい。また、未貫通溝119を突出部117,118の形状に合わせて円弧状などに曲がった形状としてもよい(図示せず)。一方、例えば図17に示すように、突出部117,118に低強度部を設けないようにしてもよい。
上記実施形態では、第1の板部11及び第2の板部12のそれぞれにおいて、折曲部が3箇所に設けられているが、折曲部の数はこれに限定されるものではなく、チューブ容器8,9からの内容物の抽出量などに応じて適宜変更してもよい。
チューブ容器8,9を第1の板部11及び第2の板部12の間に挟み込まれた状態で固定するための固定手段は、上記第2実施形態、上記第3実施形態又は上記第4実施形態に限定されるものではない。また、固定手段を有しない構成としてもよい。
上記実施形態では、第1の板部11及び第2の板部12の厚みが、基端部から先端部へ向かって一定の割合で厚くなるように設計されているが、これに限定されるものではない。例えば、各部分板部における厚みは一定とし、先端部側の部分板部ほど厚みが増すように、部分板部の厚みを段階的に異ならせてもよい。一方、これとは逆に、先端部の厚みを薄くしてもよい。また、基端部から先端部まで厚みを一定としてもよい。また、第1の板部11と第2の板部12とで厚みを異ならせてもよい。
上記実施形態では、合成樹脂製の板材で形成された構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば紙製(ボール紙等)や金属製などの板材で形成された構成としてもよい。また、上記実施形態では、第1の板部11及び第2の板部12が1枚の板材から形成された構成を例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、別体の板材から形成された第1の板部11及び第2の板部12を、ヒンジ部13で連結して構成してもよい。
第1の板部11及び第2の板部12の少なくとも一方に、使用方法(例えば押圧順序)を示す文字や図形等を表示してもよい。具体的には、例えば図20(A)に示すように、4つの部分板部111,112,113,114の色を順に濃くしてもよく、逆に、順に薄くしてもよい。また、図20(A)に示すように、押圧順序を示す図形を表示してもよい。また、例えば図20(B)に示すように、親指で押圧する位置に親指の図形を表示してもよく、また、押圧順序を示す数字を表示してもよい。また、図20(B)に示すように、こうした図形や数字の色を順に薄くしてもよく、逆に、順に濃くしてもよい。また、図20(B)に示すように、第1の板部11の先端部と、チューブ容器8,9の肩部83,89と、に位置合わせの図形(この例では縦線)を表示してもよい。このようにすれば、チューブ容器8,9を正しい位置に固定しやすくすることができる。なお、文字や図形等は、例えば、印刷、シートの貼着、立体加工等により表示してもよく、また、複数色の材料を用いて表示してもよい。
チューブ容器8,9の内容物を絞り出しやすくするために、チューブ容器8,9の胴部82,92に、他の部分と比較して変形しやすい脆弱部を設けてもよい。例えば、図21に示すように、チューブ容器8,9の胴部82,92における先端部側(具体的には、第2の板部12の先端部に対応する位置)に、環状のくびれ部821を設けてもよい。また、例えば図22に示すように、チューブ容器8,9の胴部82,92における先端部側(具体的には、第2の板部12の先端部に対応する位置)に、環状の薄肉部822を設けてもよい。このようにすれば、くびれた部分や厚みの薄い部分を胴部82,92に設けるという簡素な構成により、胴部82,92における先端部側を変形しやすくすることができ、チューブ容器8,9を第2の板部12側へ押し倒しやすくすることができる。
Claims (15)
- 内容物が収容された容器を両側から挟み込んで押圧するための一対の板部を備え、
前記一対の板部は、それぞれの基端部において連結され、連結部を回転軸として開度を変更可能であり、
前記一対の板部のうち少なくとも一方は、当該板部を前記回転軸と平行な線に沿って折り曲げるための1つ以上の折曲部を有し、前記折曲部により複数の部分板部に区分され、
前記容器は、チューブ容器であり、
前記一対の板部は、前記チューブ容器を、その裾部を基端部側に向けた状態で両側から挟み込んで押圧し、
前記一対の板部は、第1の板部と、基端部から先端部までの長さが前記第1の板部よりも短い第2の板部と、を備え、
前記第1の板部は、先端方向へ突出した形状の突出部を先端部に有し、
前記第1の板部の前記突出部は、前記チューブ容器を押しつぶした状態で、前記チューブ容器の外側へはみ出さない形状である
ことを特徴とする容器絞り出し器具。 - 請求項1に記載の容器絞り出し器具であって、
前記第1の板部及び前記第2の板部は、前記チューブ容器を両側から挟み込んで押しつぶすことにより、前記チューブ容器の肩部を前記第2の板部側へ押し倒す長さである
ことを特徴とする容器絞り出し器具。 - 請求項1又は請求項2に記載の容器絞り出し器具であって、
前記第2の板部は、先端方向へ突出した形状の突出部を先端部に有する
ことを特徴とする容器絞り出し器具。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の容器絞り出し器具であって、
前記第1の板部は、基端部から先端部へ向かって幅が狭くなる形状である
ことを特徴とする容器絞り出し器具。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の容器絞り出し器具であって、
前記第1の板部の前記突出部は、当該突出部を撓みやすくするための低強度部を有する
ことを特徴とする容器絞り出し器具。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の容器絞り出し器具であって、
前記一対の板部のうち少なくとも一方は、当該板部を撓みやすくするための低強度部を有する
ことを特徴とする容器絞り出し器具。 - 請求項5又は請求項6に記載の容器絞り出し器具であって、
前記一対の板部のうち少なくとも一方は、前記低強度部として、厚みを薄くした部分を有する
ことを特徴とする容器絞り出し器具。 - 請求項5から請求項7までのいずれか1項に記載の容器絞り出し器具であって、
前記一対の板部のうち少なくとも一方は、前記低強度部として、貫通した部分を有する
ことを特徴とする容器絞り出し器具。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の容器絞り出し器具であって、
前記一対の板部のうち少なくとも一方は、先端部側の厚みが基端部側の厚みよりも厚い形状である
ことを特徴とする容器絞り出し器具。 - 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の容器絞り出し器具であって、
前記折曲部は、互いに隣り合う2つの前記部分板部を連結する連結橋部を有し、
前記連結橋部は、押圧により破断又は延伸可能である
ことを特徴とする容器絞り出し器具。 - 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の容器絞り出し器具であって、
前記一対の板部のうち少なくとも一方は、前記容器を前記一対の板部に挟み込まれた状態で固定する固定手段を更に備える
ことを特徴とする容器絞り出し器具。 - 請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の容器絞り出し器具と、
チューブ容器と、
を備えるチューブ容器絞り出しセットであって、
前記チューブ容器の胴部は、他の部分と比較して変形しやすい脆弱部を有する
ことを特徴とするチューブ容器絞り出しセット。 - 請求項12に記載のチューブ容器絞り出しセットであって、
前記容器絞り出し器具は、前記一対の板部として、第1の板部と、基端部から先端部までの長さが前記第1の板部よりも短い第2の板部と、を備え、
前記脆弱部は、前記チューブ容器の胴部における、前記第2の板部の先端部に対応する位置に設けられる
ことを特徴とするチューブ容器絞り出しセット。 - 請求項12又は請求項13に記載のチューブ容器絞り出しセットであって、
前記チューブ容器の胴部は、前記脆弱部として、くびれた部分を有する
ことを特徴とするチューブ容器絞り出しセット。 - 請求項12から請求項14までのいずれか1項に記載のチューブ容器絞り出しセットであって、
前記チューブ容器の胴部は、前記脆弱部として、厚みの薄い部分を有する
ことを特徴とするチューブ容器絞り出しセット。
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