JP5371631B2 - 被覆層で覆われた部分を含む装置の製造方法 - Google Patents

被覆層で覆われた部分を含む装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、被覆層で覆われた部分を含む装置の製造方法および被覆層除去装置に関し、特に、固体電解コンデンサをはじめとする被覆層で覆われた部分を含む電子部品等の装置の製造方法に関するものである。
映像装置やパーソナルコンピュータ等に代表される電子機器等には、コンデンサや回路基板等のように、所定の被覆層で覆われた電子部品(装置)が含まれている。ここで、そのような電子部品の一例として固体電解コンデンサについて説明する。
固体電解コンデンサは、陽極体に誘電体被膜を介在させて陰極となる所定の導電性層等を被覆することによって形成される。まず、図19に示すように、陽極体103は、たとえばタンタルの焼結体から形成され、その陽極体103にはタンタルの陽極リード部材104が立設されている。次に、図20に示すように、アルミニウム製のキャリアバー111の長手方向に沿って陽極リード部材104を順次溶接することにより、所定数の陽極体103がキャリアバー111に取り付けられる。
次に、図21に示すように、キャリアバー111に陽極体103が取り付けられた状態で、たとえば、陽極酸化法により陽極体103の表面を酸化することによって、誘電体被膜105が形成される。次に、化学重合法等により、誘電体被膜105の上に導電性高分子層106が形成される。さらに、導電性高分子層106上にカーボン層107および銀層108が順次形成されて、コンデンサ素子102が形成される。
次に、以上のようにして形成された誘電体被膜105や導電性高分子層106のうち、陽極リード部材104の表面を覆う部分が除去される。個々の陽極リード部材104を覆う誘電体被膜105等の部分は、キャリアバー111を搬送させながら、その搬送方向とほぼ直交する方向からレーザ光を陽極リード部材104に向けて照射することにより順次除去される。図22に示すように、誘電体被膜105等が除去されたコンデンサ素子102では、陽極リード部材104の表面が露出している。また、導電性高分子層106の上端には、レーザ光線が照射されることで酸化膜109が形成される。
次に、陽極リード部材104の表面が露出したコンデンサ素子102は、陽極リード部材104における所定の位置にて切断することにより、キャリアバー111から取り外される。キャリアバーから取り外された個々のコンデンサ素子102は、表面が露出した陽極リード部材を所定のリード(図示せず)の陽極端子に接触させるとともに、銀層を陰極端子に接触させるようにしてリードに載置される。
次に、たとえば抵抗溶接により、陽極リード部材と陽極端子とが接合される。また、銀層と陰極端子とが、導電性接着剤により接合される。その後、リードに接合されたコンデンサ素子を外装樹脂(図示せず)により封止し、リードを所定の位置から切断することによって固体電解コンデンサが完成する。この種の固体電解コンデンサを開示した文献として特許文献1がある。
特開2005−45235号公報
しかしながら、従来の固体電解コンデンサの製造方法では次のような問題点があった。図23に示すように、陽極リード部材104を覆う誘電体被膜105等は、レーザ光源を固定した状態でキャリアバー111を搬送させながらレーザ光を照射することによって除去される。このため、レーザ光線は、点線帯線143に示すように、レーザ光源が配置された位置(高さ)に対応した所定の高さに位置する誘電体被膜等の部分に向かって照射されることになる。
一方、図24に示すように、コンデンサ素子をキャリアバーへの取り付ける際の取付け精度のばらつきによって、コンデンサ素子がキャリアバーに対して所定の位置に取り付けられる場合(コンデンサ素子102a)の他に、コンデンサ素子102がキャリアバー111に対して相対的に接近して取り付けられる場合(コンデンサ素子102b)と、相対的に離れて取り付けられる場合(コンデンサ素子102c)とがある。
コンデンサ素子102がキャリアバー111に相対的に接近して取り付けられる場合では、コンデンサ素子102bのように、コンデンサ素子が相対的に高い位置に配置されていることになる。そうすると、コンデンサ素子102bの陽極体を覆う誘電体被膜等の部分にレーザ光線(帯状点線143の位置)が照射されてしまい、コンデンサ素子102bを破損させてしまうことがある。なお、帯状点線143はレーザ光線が照射される位置(高さ)を示す。
一方、コンデンサ素子102がキャリアバー111に相対的に離れて取り付けられる場合では、コンデンサ素子102cのように、コンデンサ素子が相対的に低い位置に配置されていることになる。そうすると、陽極リード部材を覆う誘電体被膜等の部分にレーザ光線が十分に照射されず、その後の工程において、除去されないで残された誘電体被膜等によって陽極リード部材とフレームの陽極端子との電気的な接続を確実に行うことができないことがある。
また、図25に示すように、陽極リード部材104をキャリアバー111へ溶接することに伴って、キャリアバー111そのものが反ってしまったりうねってしまうことがある。このような場合にも、相対的に高いに位置に配置されることになるコンデンサ素子102bでは、コンデンサ素子102bを破損させてしまうことがある。一方、相対的に低いに位置に配置されることになるコンデンサ素子102cでは、除去されないで残された誘電体被膜等によって陽極リード部材とフレームの陽極端子との電気的な接続を確実に行うことができないことがある。なお、図22および図23において、帯状点線143はレーザ光線が照射される位置(高さ)を示す。
従来、このような問題を回避しようとして、コンデンサ素子のキャリアバーへの取付け精度を向上させるために、陽極リード部材のキャリアバーへの溶接精度を上げる対策が講じられてきた。しかしならが、コンデンサ素子のサイズが小さくなるにしたがい、これまでの手法ではその溶接精度を上げるのが限界に達してきている。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、一つの目的は、被覆層で覆われた部分を含む装置の製造方法を提供することである
本発明に係る被覆層で覆われた部分を含む装置の製造方法は、以下の工程を備えている。所定の被覆層で覆われた基材の画像を取得する。取得された画像から、基材において被覆層を残すべき第1部分および被覆層を除去すべき第2部分を抽出し、第2部分が画面の中央に位置するように画像を補正する。補正された画像に基づいて第1部分の位置を読み取り、あらかじめ設定された所定の位置とのずれ量を算出する。所定の光源から出射される光線が第2部分に照射されるように、ずれ量に基づいて、基材および光源の少なくともいずれかを移動させる。光線を照射することにより、第2部分に位置する被覆層を除去する。
本発明に係る所定の被覆層で覆われた基材における所定の領域に位置する被覆層を除去するための被覆層除去装置は、搬送部と撮像部と画像処理部と光源部と移動部とを備えている。搬送部は、所定の被覆層で覆われた基材を第1方向に沿って搬送させる。撮像部は、第1方向における所定の位置に配置され、搬送部によって搬送される基材を撮影する。画像処理部は、撮像部によって撮影された画像から、基材において被覆層を残すべき第1部分および被覆層を除去すべき第2部分を抽出し、第2部分が画面の中央に位置するように画像を補正し、補正された画像に基づいて第1部分の位置を読み取り、あらかじめ設定された所定の位置とのずれ量を算出する。光源部は、第1方向における撮像部の下流側に配置され、第2部分に向けて所定の光を照射する。移動部は、画像処理部により算出されたずれ量に基づいて、基材および光源の少なくともいずれかを移動させる。
本発明に係る被覆層で覆われた部分を含む装置の製造方法によれば、基材において被覆層を残すべき第1部分の位置を読み取り、あらかじめ設定された所定の位置とのずれ量を算出し、所定の光源から出射される光線が、被覆層が除去されるべき第2部分に照射されるように、算出されたずれ量に基づいて、基材および光源の少なくともいずれかを移動させて光線を照射する。これにより、第2部分に位置する被覆層を確実に精度よく除去することができる。
本発明に係る所定の被覆層で覆われた基材における所定の領域に位置する被覆層を除去するための被覆層除去装置によれば、画像処理部によって、基材において被覆層を残すべき第1部分の位置を読み取り、あらかじめ設定された所定の位置とのずれ量を算出し、算出されたずれ量に基づいて、基材および光源の少なくともいずれかを移動させて、光源部から第1部分に向けて所定の光を照射する。これにより、被覆層を除去すべき第2部分を確実に精度よく除去することができる。
本発明の実施の形態1に係る固体電解コンデンサの製造方法の一工程を示す斜視図である。 同実施の形態において、図1に示す工程の後に行なわれる工程を示す正面図である。 同実施の形態において、図2に示す工程におけるキャリアバーと陽極体を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図2または図3に示す工程の後に行なわれる工程を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図4に示す工程の後に行なわれる工程を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図5に示す工程の後に行なわれる工程を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、図6に示す工程の後に行なわれるレーザ剥離処理に適用されるレーザ剥離装置の構成を示す平面図である。 同実施の形態において、図7に示すレーザ剥離装置による処理のフローを示す図である。 同実施の形態において、レーザ剥離装置における画像処理を説明するための正面図である。 同実施の形態において、レーザ剥離装置により誘電体被膜等が除去されるべき範囲を示す正面図である。 同実施の形態において、コンデンサ素子のキャリアバーへの溶接態様を示す正面図である。 同実施の形態において、図8に示す処理が施された後のキャリアバーと陽極体を示す部分拡大断面図である。 同実施の形態において、コンデンサ素子が溶接されたキャリアバーが反ったりうねったりした場合を示す正面図である。 同実施の形態において、図12に示す工程の後に行なわれる工程を示す部分拡大斜視図である。 同実施の形態において、図14に示す工程の後に行なわれる工程を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る回路基板部の製造方法の一工程を示す平面図である。 同実施の形態において、図16に示す工程の後に行なわれる工程を示す平面図である。 同実施の形態において、図17に示す工程の後に行なわれる工程を示す平面図である。 従来の固体電解コンデンサの製造方法の一工程を示す斜視図である。 図19に示す工程の後に行なわれる工程を示す正面図である。 図20に示す工程の後に行われる工程を示す部分拡大断面図である。 図21に示す工程の後に行われる工程を示す部分拡大断面図である。 従来の固体電解コンデンサの製造方法の問題点を説明するためのキャリアバーとコンデンサ素子を示す第1の正面図である。 従来の固体電解コンデンサの製造方法の問題点を説明するためのキャリアバーとコンデンサ素子を示す第2の正面図である。 従来の固体電解コンデンサの製造方法の問題点を説明するためのキャリアバーとコンデンサ素子を示す第3の正面図である。
実施の形態1
ここでは、固体電解コンデンサを例に挙げて説明する。まず、図1に示すように、タンタル焼結体から陽極体3が形成される。その陽極体3にタンタルの陽極リード部材4が立設される。陽極体3のサイズとして、たとえば、幅Wは約1.2mm、高さHは約0.6mm、奥行きDは約2.4mmとされる。また、陽極リード部材4が陽極体3から突出する長さは約6mmとされる。
次に、図2に示すように、アルミニウム製のキャリアバー11の長手方向に沿って陽極リード部材4を順次溶接することにより、所定数の陽極体3がキャリアバー11に取り付けられる。キャリアバー11のサイズとして、たとえば、長手方向の長さは約275mm、高さは約8mm、厚みは約1mmとされる。
次に、図3に示すように、キャリアバー11に陽極体3が取り付けられた状態で、たとえば、陽極酸化法により、図4に示すように、陽極体3の表面を酸化することによって誘電体被膜5が形成される。次に、化学重合法等により、図5に示すように、誘電体被膜5の上に導電性高分子層6が形成される。次に、図6に示すように、導電性高分子層6上にカーボン層7が形成される。次に、そのカーボン層7上に銀層8が形成されて、コンデンサ素子2が形成される。
次に、コンデンサ素子2において陽極リード部材4を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分がレーザ光線により除去される。ここで、そのようなレーザ剥離装置について説明する。図7に示すように、レーザ剥離装置31には、まず、キャリアバーに溶接された状態のコンデンサ素子が集積されるシャトル部32が設けられている。そのシャトル部32に集積されたコンデンサ素子2を、キャリアバー11を保持した状態で矢印51に示す方向に搬送する搬送ロボット34aと、剥離処理が完了したコデンサ素子を矢印52に示す方向に搬送する搬送ロボット34bが設けられている。
搬送ロボット34aの搬送経路の途中には、キャリアバーに溶接されたコンデンサ素子を撮影するカメラ37と、そのカメラ37によって撮影された画像を処理して所定のずれ量を算出する画像処理部36が設けられている。搬送ロボット34aには、画像処理部36によって算出されたずれ量に基づいて、キャリアバーを保持する搬送アームを上下させる移動部42が設けられている。
画像処理部36に対して搬送方向下流側には、キャリアバーに溶接された陽極リード部材に向けてレーザ光線を出射する第1レーザ処理部38が設けられている。第1レーザ処理部38では、第1レーザマーカ39から、搬送ロボット34aの搬送方向と略直交する方向(矢印53参照)にレーザ光線が出射される。さらに、その第1レーザ処理部38に対して搬送方向下流側には、キャリアバーに溶接された陽極リード部材に向けてレーザ光線を出射する第2レーザ処理部40が設けられている。第2レーザ処理部40では、第2レーザマーカ41から、第1レーザマーカ39から出射されるレーザ光線とは反対向き(矢印54参照)に陽極リード部材に向けてレーザ光線が出射される。
なお、画像処理部36とシャトル部32との間には、キャリアバーを保持した状態で処理を待つ待機部33が設けられている。
次に、上述したレーザ剥離装置31による剥離処理について説明する。一連の剥離処理のフローを図8に示す。まず、ステップS1では、シャトル部32に集積された、コンデンサ素子が溶接されたキャリアバーの一つがピックアップされる。次に、ステップS2では、ピックアップされたキャリアバーが搬送アーム35aによって保持される。次に、ステップS3では、カメラ37によって、キャリアバーに溶接された一つ一つのコンデンサ素子の画像が撮影される。
次に、ステップS3では、画像処理として撮影された画像に基づいて所定のずれ量が算出される。図9に示すように、撮影されたコンデンサ素子の画像を映し出した画面45において、点線枠46に示すように陽極リード部材4が読み取られて、陽極リード部材4の中心線が画面45の中央に位置するように画像が補正される。次に、点線枠47に示すように、コンデンサ素子2の上端部(肩部)の位置(高さ)が読み取られて、あらかじめ入力されている所定の設定値とのずれ量が算出される。
図10に示すように、所定の設定値は、コンデンサ素子2において、陽極リード部材4を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分を残してよいとされる許容範囲(寸法L1)と、誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分を除去してよいとされる許容範囲(寸法L2)とに基づいて設定される。次に、そのずれ量が補正値として記憶される。レーザ剥離装置31では、キャリアバー11ごとに、そのキャリアバー11に溶接された一つ一つのコンデンサ素子について補正値が算出されて記憶される。なお、寸法L2のレーザ光線の照射による除去(剥離)精度は、たとえば、1.35±0.05mmとされ、除去されずに残される寸法L1の精度は、0.12±0.02mmとされる。
次に、ステップS4では、第1レーザ処理部38により、陽極リード部材4を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分の除去が行われる。このとき、すでに述べたように、コンデンサ素子をキャリアバーへ取り付ける際の溶接精度のばらつきによって、コンデンサ素子がキャリアバーに対して所定の位置に取り付けられる場合(ケースA)の他に、コンデンサ素子2がキャリアバー11に対して相対的に接近して取り付けられる場合(ケースB)と、相対的に離れて取り付けられる場合(ケースC)とが想定される。この溶接精度として、キャリアバーの下端とコンデンサ素子の上端部(肩部)との距離は、たとえば、5.5±0.05mmとされる。
そこで、図11に示すように、ケースAのコンデンサ素子をコンデンサ素子2aとし、ケースBのコンデンサ素子をコンデンサ素子2bとし、ケースCのコンデンサ素子をコンデンサ素子2cとして、その処理の手順についてさらに詳しく説明する。
まず、最初のコンデンサ素子2b(右端)については、画像処理によって算出されたずれ量(補正値)に基づいて、所定の範囲内にレーザ光線が照射されるようにキャリアバー11が下げられる。次に、その状態で第1レーザマーカ39から出射されるレーザ光線によって、陽極リード部材4の全周を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分のうち、約半周分を覆う部分が除去される。第1レーザマーカ39による処理条件は、たとえば、電流値15A、照射速度1500mm/秒、周波数30kHzとされる。
次に、2番目のコンデンサ素子2a(右端から2番目)については、コンデンサ素子2aがキャリアバー11に対して所定の位置に取り付けられているため、画像処理によってずれ量は算出されないが、直前のコンデンサ素子2bの処理のためにキャリアバー11が下げられているため、その分キャリアバー11が上げられる。次に、その状態で第1レーザマーカ39から出射されるレーザ光線によって、陽極リード部材4の全周を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分のうち、約半周分を覆う部分が除去される。
次に、3番目のコンデンサ素子2a(右端から3番目)については、2番目のコンデンサ素子2aと同じ溶接態様であるため、キャリアバー11を上下させることなく、その状態で、第1レーザマーカ39から出射されるレーザ光線によって、陽極リード部材4の全周を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分のうち、約半周分を覆う部分が除去される。
次に、4番目のコンデンサ素子2b(右端から4番目)については、画像処理によって算出されたずれ量(補正値)と、直前のコンデンサ素子2aの処理によるキャリアバー11の位置(高さ)に基づいて、キャリアバー11が下げられる。次に、その状態で、第1レーザマーカ39から出射されるレーザ光線によって、陽極リード部材4の全周を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分のうち、約半周分を覆う部分が除去される。
次に、5番目のコンデンサ素子2c(右端から5番目)については、画像処理によって算出されたずれ量(補正値)と、直前のコンデンサ素子2bの処理によるキャリアバー11の位置(高さ)に基づいて、キャリアバー11が上げられる。この場合には、直前のコンデンサ素子2bの処理のために、キャリアバー11は所定の位置から下げられている状態にあるため、まず、所定の位置から下げられた分キャリアバー11が上げられ、さらに、算出されたずれ量(補正値)に基づいてキャリアバー11が上げられることになる。次に、その状態で、第1レーザマーカ39から出射されるレーザ光線によって、陽極リード部材4の全周を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分のうち、約半周分を覆う部分が除去される。
以下、6番目以降のコンデンサ素子2a,2b,2cについても、同様に、個々のコンデンサ素子2a,2b,2cの画像処理によって算出されたずれ量(補正値)と、直前のコンデンサ素子2a,2b,2cの処理によるキャリアバー11の位置(高さ)に基づいて、レーザ光線が所定の範囲内に照射されるようにキャリアバー11が上下される。次に、その状態で、第1レーザマーカ39から出射されるレーザ光線によって、陽極リード部材4の全周を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分のうち、約半周分を覆う部分が除去されることになる。
こうして、一つのキャリアバー11に溶接されたコンデンサ素子2a,2b,2cのそれぞれについて、陽極リード部材4の全周を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分のうち、約半周分を覆う部分が除去されることになる。
次に、キャリアバー11は搬送ロボット34aにより第2レーザ処理部40へ搬送される。ここでは、陽極リード部材4の全周を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分のうち、残された約半周分を覆う部分が除去される。
第2レーザ処理部40における処理は、第1レーザ処理部38における処理と同様に、個々のコンデンサ素子2a,2b,2cの画像処理によって算出されたずれ量(補正値)と、直前のコンデンサ素子2a,2b,2cの処理によるキャリアバー11の位置(高さ)に基づいて、レーザ光線が所定の範囲内に照射されるようにキャリアバー11が上下される。次に、その状態で、第2レーザマーカ41から出射されるレーザ光線によって、陽極リード部材4の約半周分を覆う残りの誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分が除去される。第2レーザマーカ41による処理条件は、第1レーザマーカ39による処理条件と同じ条件とされる。
こうして、図12に示すように、一つのキャリアバー11に溶接されたコンデンサ素子2a,2b,2cのそれぞれについて、陽極リード部材4の全周を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分が除去される。
上述したコンデンサ素子のキャリアバーへの取付け態様の他に、図13に示すように、陽極リード部材をキャリアバー11へ溶接することに伴って、キャリアバー11そのものが反ってしまったりうねってしまうことがある。この場合には、各コンデンサ素子2a,2b,2cがキャリアバー11により精度よく溶接されたとしても、レーザ光線が照射される位置(高さ)が変わらないため、その高さとの関係では、レーザ光線が所定の範囲内に照射されなくなる。なお、図11および図13において、帯状点線43はレーザ光線が照射される位置(高さ)を示す。
このようなキャリアバー11に溶接された各コンデンサ素子2a,2b,2cについても、前述した場合と同様に、第1レーザ処理部38および第2レーザ処理部40のそれぞれにおいて、個々のコンデンサ素子2a,2b,2cの画像処理によって算出されたずれ量(補正値)と、直前のコンデンサ素子2a,2b,2cの処理によるキャリアバー11の位置(高さ)に基づいて、レーザ光線が所定の範囲内に照射されるようにキャリアバー11が上下される。
そして、第1レーザ処理部38では、第1レーザマーカ39から出射されるレーザ光線によって、陽極リード部材4の全周を覆う誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分のうち、約半周分を覆う部分が除去され、第2レーザ処理部40では、第2レーザマーカ41から出射されるレーザ光線によって、陽極リード部材4の約半周分を覆う残りの誘電体被膜5および導電性高分子膜6の部分が除去される。
こうして、レーザ剥離装置31によって除去処理が完了したキャリアバー11は、搬送ロボット34bによって、シャトル部32に戻されて、次の工程へ送られる。次工程では、キャリアバー11に溶接されていた各コンデンサ素子(陽極リード部材)が所定の位置にてカットされる。
次に、図14に示すように、カットされたコンデンサ素子2は、リード13に載置される。リード13には、陽極リード部材4が接続される陽極端子13aと、銀層8(図12参照)が接続される陰極端子13bが設けられている。陰極端子13bは、銀層8等で覆われた陽極体を受入れる態様で曲げられている。
次に、リード13に搭載されたコンデンサ素子2が、所定の外装樹脂によって封止される。外装樹脂によって封止されたコンデンサ素子はリード13から切り離され、陽極端子13aと陰極端子13bとが外装樹脂の表面に沿って折り曲げられる。こうして、図15に示すように、外装樹脂15によってコンデンサ素子2が封止された固体電解コンデンサ1が完成する。
上述した固体電解コンデンサの製造方法では、キャリアバーに溶接された複数のコンデンサ素子のそれぞれについて、陽極リード部材を覆う誘電体膜5と導電性高分子膜6において除去すべき部分を、レーザ光線の照射により除去することができるコンデンサ素子の位置(高さ)と、実際にコンデンサ素子がキャリアバーに取り付けられた状態でのコンデンサ素子の位置(高さ)との差が、画像処理によってずれ量として算出される。次に、算出されたずれ量(補正値)に基づいて、キャリアバーを上下に移動させ、その状態でレーザ光線を照射することによって、陽極リード部材を覆う誘電体膜5と導電性高分子膜6の所定範囲の部分が除去される。
これにより、コンデンサ素子のキャリアバーへの取り付け精度、キャリアバーの反り、あるいは、キャリアバーのうねりに関係なく、陽極リード部材を覆う誘電体膜5と導電性高分子膜6の除去されるべき部分確実に精度よく除去することができる。その結果、本来除去すべき誘電体被膜等が残された状態で、コンデンサ素子がリードに搭載されてしまい、陽極リード部材とリードの陽極端子との電気的な接続が良好に行われなくなるのを確実に防止することができる。また、レーザ光線が陽極体を覆う誘電体被膜等の部分に照射されてしまい、コンデンサ素子そのものが破損してしまうのを防止することができる。
実施の形態2
ここでは、ガラスエポキシ製等の回路基板を含む回路基板部を例に挙げて説明する。まず、図16に示すように、回路基板21が用意される。次に、図17に示すように、めっき法により、回路基板21の一方の表面にめっき層22が形成される。めっき層22が形成された回路基板21は、たとえば、所定のステージ(図示せず)に載置されて保持される。次に、ステージに保持された状態で回路基板の画像が撮影される。
次に、ステージに保持された回路基板21について、レーザ光線の照射により、回路基板21を覆うめっき層22の所定の領域に位置する部分を除去することが可能な回路基板21の位置と、実際に回路基板21がステージに保持された状態での回路基板21の位置との差が、画像処理によってずれ量として算出される。
このとき、たとえば、回路基板21のうち領域21aの中心線が画面の中央に位置するように画像が補正され、次に、回路基板21の領域21bの肩部(点線枠24内)の位置が読み取られて、あらかじめ入力されている所定の設定値とのずれ量が算出される。
次に、算出されたずれ量(補正値)に基づいて、ステージを移動させ、その状態でレーザ光線を照射することによって、図18に示すように、回路基板21を覆うめっき層22の所定の領域に位置する部分が除去される。回路基板21では、所定の領域23に位置するめっき層22が除去されることで、第1めっき領域22aと第2めっき領域22bとが形成される。
こうして、互いに距離を隔てられた第1めっき領域22aと第2めっき領域22bとを備えた回路基板部20が形成される。このような回路基板部20では、たとえば、第1めっき領域22aを正電極とし、第2めっき領域22bを負電極として使用することができる。
上述した回路基板部の製造方法では、レーザ光線の照射により、回路基板21を覆うめっき層22の所定の領域に位置する部分を除去することが可能な回路基板21の位置と、実際に回路基板21がステージに保持された状態での回路基板21の位置との差が、画像処理によってずれ量として算出される。これにより、算出されたずれ量(補正値)に基づいて、ステージを移動させ、その状態でレーザ光線を照射することによって、回路基板21においてめっき層22を除去すべき所定の領域23に位置するめっき層22を確実に除去することができる。
なお、上述した各実施の形態では、レーザ光源の位置が固定されて、キャリアバーあるいはステージをずれ量に基づいて移動させる場合を例に挙げて説明したが、キャリアバーあるいはステージを移動させないで、レーザ光源を移動させるようにしても所望の効果を得ることができる。また、光線として、所定の被覆層を除去することができれば、レーザ光線に限られない。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 固体電解コンデンサ、2 コンデンサ素子、2a,2b,2c コンデンサ素子、3 陽極体、4 陽極リード部材、5 誘電体被膜、6 導電性高分子層、7 カーボン層、8 銀層、9 酸化層、11 キャリアバー、13 リード、13a 陽極端子、13b 陰極端子、15 外装樹脂、20 回路基板部、21 回路基板、21a 領域、21b 領域、22 めっき層、22a 第1めっき領域、22b 第2めっき領域、23 領域、24 点線枠、31 レーザ剥離装置、32 シャトル部、33 待機部、34a 搬送ロボット、34b 搬送ロボット、35a 搬送アーム、35b 搬送アーム、36 画像処理部、37 カメラ、38 第1レーザ処理部、39 第1レーザマーカ、40 第2レーザ処理部、41 第2レーザマーカ、42 移動部、43 レーザ照射位置、45 画像、46,47,48 点線枠。

Claims (3)

  1. 被覆層で覆われた部分を有する装置の製造方法であって、
    被覆層で覆われた部分を有する複数の基材をキャリアバーに取り付ける工程と、
    前記キャリアバーに取り付けられた前記複数の基材の画像を、前記複数の基材毎に取得する工程と、
    取得された前記画像から、前記基材において前記被覆層を残すべき第1部分および前記被覆層を除去すべき第2部分を抽出し、前記第2部分が画面の中央に位置するように、前記複数の基材毎に前記画像を補正する工程と、
    補正された前記画像に基づいて前記第1部分の位置を読み取り、あらかじめ設定された所定の位置とのずれ量を前記複数の基材毎に算出して記憶する工程と、
    前記複数の基材のずれ量を算出して記憶した後、前記複数の基材毎に、所定の光源から出射される光線が各基材の前記第2部分に照射されるように、前記ずれ量に基づいて、前記キャリアバーを移動させて前記光線を照射することにより、各基材の前記第2部分に位置する前記被覆層を除去する工程とを備えた、被覆層で覆われた部分を含む装置の製造方法。
  2. 前記基材は、電解コンデンサ素子となる、陽極リード部材が立設された陽極体と、前記被覆層としての誘電体被膜および導電性高分子層とを含み、
    前記画像を補正する工程では、前記第2部分として前記陽極リード部材が画面の中央に位置するように補正され、
    前記ずれ量を算出する工程では、前記第1部分として、前記誘電体膜と前記導電性高分子層によって覆われた前記陽極体の上端部の位置が読み取られ、
    前記被覆層を除去する工程では、前記陽極リード部材を覆う前記誘電体被膜および前記導電性高分子層の部分が、前記光線としてレーザ光によって除去される、請求項1記載の被覆層で覆われた部分を含む装置の製造方法。
  3. 前記被覆層を除去する工程では、
    前記光源として、所定の第1方向における第1位置に、前記第1方向と直交する第2方向にレーザ光を照射する第1レーザ光源が配置されるとともに、前記第1方向における前
    記第1位置とは異なる第2位置に、前記第2方向とは逆向きの第3方向にレーザ光を照射する第2レーザ光源が配置され、
    前記被覆層は、前記基材を前記第1方向に沿って移動させながら、前記第1レーザ光源と前記第2レーザ光源とから照射されるレーザ光により除去される、請求項2記載の被覆層で覆われた部分を含む装置の製造方法。
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