JP2004111465A - 半導体組立装置 - Google Patents

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Kimihiko Kono
河 野 公 彦
Toshiya Ishihara
石 原 利 哉
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Abstract

【課題】半導体パッケージおよびリードに損傷を与えることなく、半導体チップに付着したばりおよびゲートランナーを除去する半導体組立装置および半導体組立方法を提供する。
【解決手段】半導体組立装置100は、成形器内へ樹脂材料を注入することによって該成形器内に配置された半導体チップを封止するようにモールドされたパッケージ230を、所定の位置まで案内する搬送部110、115と、樹脂材料が成形器から押出されることによりパッケージ230の周囲に形成されたばり240、241およびゲートランナー250を除去するために、該ばり240、241およびゲートランナー250へレーザ光を放射するレーザ発振部125とを備えている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体組立装置および半導体組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体製造工程の後工程において、半導体チップはリードフレーム上に搭載され、さらにパッケージングされる。パッケージング工程において、半導体チップおよび接続用ワイヤはモールディング装置により樹脂材料で封止される。半導体チップのこの樹脂封止は、リードフレームに搭載された半導体チップを成形金型内に配置し、続いて溶融した樹脂材料を該成形金型内へ流し込むことによって実行される。
【0003】
樹脂材料を成形金型内へ流し込んだときに、樹脂材料が成形金型の隙間から押し出される。それによって、樹脂封止後に、樹脂材料から成る“ばり”がリードやパッケージの周囲に形成される。このばりは、接触不良の原因になり、また、パッケージの形状を不揃いにしてしまう。
【0004】
成形金型には樹脂材料を成形金型内に流し込むための注入ゲートが形成されている。樹脂封止後、注入ゲート内に残存する樹脂材料がパッケージに付着したまま固化する。この注入ゲート内でパッケージに付着したまま固化した樹脂材料をゲートランナーという。このゲートランナーもパッケージにとって不要である。
【0005】
図2に半導体パッケージに付着したバリやゲートランナーを示している。従来、このようなばりおよびゲートランナーを除去するために、打ち抜き用金型およびホーニング装置が用いられていた。打ち抜き用金型は、半導体パッケージに対応した型を有する。打ち抜き用金型の型に半導体パッケージを適合させて打ち抜くことによってばりおよびゲートランナーが除去される。その後、ホーニング装置が研磨剤を含有した水溶液等を半導体パッケージに吹き付けることによって、打ち抜き用金型では除去できなかった薄ばりを除去する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
バリの除去およびゲートランナーの切断は、打ち抜き用金型をバリおよびゲートランナーに機械的に押し当てることによって実行される。従って、打ち抜き用金型は長期間使用することによって磨耗または破損する。しかし、打ち抜き用金型の寿命は一定でなく、その交換時期を判断することは困難である。
【0007】
打ち抜き用金型は、半導体パッケージを打ち抜くときに、半導体パッケージに対して精度良く位置合わせされなければならない。打ち抜き用金型の位置がずれている場合には、半導体パッケージを打ち抜いたときに、半導体パッケージ自体が破損し、若しくは、リードが変形する。特に、パッケージが非常に小さい製品やリード間隔が狭い製品に関しては、打ち抜き用金型を半導体パッケージに対して精度良く位置合わせすることは難しい。
【0008】
パッケージの形状は、通常、半導体製品の種類によって異なるので、工程に流す製品を切り換えるときには、打ち抜き用金型も交換しなければならない。よって、打ち抜き用金型の交換に伴い、オペレータはその調整を再度行わなければならない。
【0009】
また、ホーニング装置がホーニング剤を含有した溶液等を半導体パッケージに吹き付けることによって、パッケージ表面が粗くなる。それにより、パッケージ表面に施されるマーキングが不鮮明になるという問題がある。
【0010】
また、一般に、多くのホーニング装置は水を使用する。よって、ホーニング装置自体の保全に手間がかかるという問題もある。
【0011】
従って、本発明の目的は、半導体パッケージおよびリードに損傷を与えることなく、半導体チップに付着したばりおよびゲートランナーを除去する半導体組立装置および半導体組立方法を提供することである。
【0012】
また、本発明の目的は、半導体チップに付着したばりおよびゲートランナーを容易に除去することができ、かつ、メンテナンスに手間の掛からない半導体組立装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に従った実施の形態による半導体組立装置は、モールド用の成形器内へ樹脂材料を注入し該成形器内に配置された半導体チップを封止することによって成形されたパッケージを、所定の位置まで案内する搬送部と、前記樹脂材料が前記成形器から押出されることにより前記パッケージの周囲に形成されたばりを除去するために、並びに、前記成形器のモールド注入口に残存し前記パッケージに付着したまま固化したゲートランナーを切断するために、レーザ光を照射するレーザ発振部と、前記ばりおよび前記ゲートランナーにレーザ光を照射するためにレーザ光の照射位置を調節する位置合わせ部とを備えている。
【0014】
前記パッケージはリードフレーム上に搭載された半導体チップを封止し、前記レーザ発振部は、前記樹脂材料が前記成形器から前記リードフレームのリードに沿って押出されることによって該リードの周囲に形成されたばりを除去するために、レーザ光を放射するように構成してもよい。
【0015】
好ましくは、前記レーザ発振部は、Qスイッチパルス方式のYAGレーザ発振装置である。
【0016】
好ましくは、前記レーザ発振器は、レーザ光を反射させるミラーと、前記ミラーを駆動させるミラー駆動部と、前記ミラーに反射した該レーザ光を前記ばりおよび前記ゲートランナーに照射するように前記ミラー駆動部を制御する制御部をさらに備えている。
【0017】
好ましくは、前記位置合わせ部は、前記パッケージを撮影するカメラと、前記カメラによって撮影された前記パッケージの実際の画像データと予め登録された前記パッケージの登録画像データとを比較することによって、該パッケージとレーザ光の照射位置との位置ずれを検出する画像処理装置とを備え、
前記制御部は、前記位置ずれを補正するためにレーザ光の走査経路を補正する。
【0018】
好ましくは、本実施の形態による半導体組立装置は、前記ばりを除去し、並びに、前記ゲートランナーを切断した後に、前記ばりおよび前記ゲートランナーが前記パッケージに残存していないことを確認するために、該パッケージの外観を撮影する外観検査用カメラと、前記ばりまたは前記ゲートランナーが前記パッケージに残存している場合に、該パッケージを不良品としてリードフレームから取り除く不良品取除き部とをさらに備えている。
【0019】
本発明に従った実施の形態による半導体組立方法は、モールド用の成形器内へ樹脂材料を注入して該成形器内に配置された半導体チップを封止することによって成形されたパッケージを案内する第1の搬送部と、前記パッケージへレーザ光を放射する第1のレーザ発振部と、前記パッケージと前記第1のレーザ発振部との相対的な位置を合わせる第1の位置合わせ部とを備えた第1の半導体組立装置において、
前記第1の搬送部が前記パッケージを所定の位置まで案内する第1の案内ステップと、前記樹脂材料が前記成形器から押出されることによって前記パッケージの周囲に形成されたばりにレーザ光を照射するために、並びに、前記成形器のモールド注入口に残存し前記パッケージに付着したまま固化したゲートランナーにレーザ光を照射するために、前記第1の位置合わせ部が前記パッケージと前記第1のレーザ発振部との相対的な位置を合わせる第1の位置合わせステップと、前記第1のレーザ発振部がレーザ光を照射して該ばりを除去し、並びに、該ゲートランナーを切断する第1の除去ステップとを具備する。
【0020】
好ましくは、前記パッケージはリードフレーム上に搭載された半導体チップをモールドすることによって形成されており、
前記第1の除去ステップ後、前記リードフレームを反転する反転ステップと、
前記第1の半導体組立装置から送出された前記リードフレームを搬送する第2の搬送部と、前記パッケージへレーザ光を照射する第2のレーザ発振部と、前記パッケージと前記第2のレーザ発振部との相対的な位置を合わせる第2の位置合わせ部とを備えた第2の半導体組立装置において、
前記反転ステップ後に、前記第2の搬送部が前記パッケージを所定の位置まで案内する第2の案内ステップと、前記樹脂材料が前記成形器から押出されることによって前記パッケージの周囲に形成されたばりにレーザ光を照射するために、前記第2の位置合わせ部が前記パッケージと前記第2のレーザ発振部との相対的な位置を合わせる第2の位置適合ステップと、前記第2のレーザ発振部がレーザ光を放射して前記リードフレームの裏面に形成されたばりを除去する第2の除去ステップとをさらに具備する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明による実施の形態を説明する。尚、本実施の形態は本発明を限定するものではない。
【0022】
図1は、本発明に従った半導体組立装置の実施の形態としてレーザバリ取り装置100の外観図である。図1には、モールディング装置99、レーザばり取り装置100(以下、単に、ばり取り装置100ともいう)およびリードフレーム巻取り装置101(以下、単に、巻取り装置101ともいう)が示されている。リードフレーム10に搭載された半導体チップ(図示せず)は、モールディング装置99内で樹脂封止される。モールディング装置99に設けられた成形器内に半導体チップを配置し、該成形器内に樹脂材料を注入することによって半導体チップを封止する。次に、ばり取り装置100がリードフレーム10からばりおよびゲートランナーを除去する。続いて、巻取り装置101がリードフレーム10を巻取る。モールディング装置99および巻取り装置101は従来から公知であるので説明を省略する。本実施の形態によるばり取り装置100の詳細な構成は後述する。
【0023】
図2はモールディング装置99によって樹脂封止された直後のリードフレーム10の平面図である。リードフレーム10のフレーム部205には、リードフレーム10の位置を決定するために用いられる開口210が一定の間隔で設けられている。リードフレーム10のフレーム部205およびフレーム部206の間には、半導体パッケージ230がリード220を介して接続されている。半導体パッケージ230の周囲には、ばり240が付着しており、リード220の側辺にはばり241が付着している。また、ゲートランナー250が半導体パッケージ230の間およびフレーム部205とフレーム部206との間に存在する。モールディング装置99において樹脂材料は、図2の破線で示す注入ゲートから注入される。従って、ゲートランナー250は図2に示すような形状になる。尚、本実施の形態においてリードフレーム10はCuなどの金属製である。
【0024】
次に、本発明に従った実施の形態によるレーザばり取り装置100の構成および動作を図1および図2を参照して説明する。レーザばり取り装置100は、入口側の搬送用スプロケット110、出口側の搬送用スプロケット115、パイロットピン昇降装置120、レーザ発振部125、ゲートランナー剥離装置130、外観検査用カメラ135、不良品打ち抜き装置140および集塵カバー145を備える。
【0025】
搬送用スプロケット110はリードフレーム10をモールディング装置99からばり取り装置100内へ導入し、搬送用スプロケット115はリードフレーム10をばり取り装置100から巻取り装置101へ送出する。
【0026】
パイロットピン昇降装置120は、パイロットピン121を有し、パイロットピン121をリードフレーム10の開口210に挿入する。それによって、リードフレーム10の位置が決定される。レーザ発振部125は、ばり240、241およびゲートランナー250へレーザ光を照射し、これらを焼失または切断する。ゲートランナー剥離装置130は、レーザ光によって半導体パッケージ230から切り離されたゲートランナー250をリードフレーム10から取り除く。外観検査用カメラ135は、ばり240、241およびゲートランナー250がリードフレーム10から除去されたか否かを外観検査する。不良品打ち抜き装置140は、ばり240、241およびゲートランナー250が依然付着している半導体パッケージ230を不良品としてリードフレーム10から切り離す。ばり240、241およびゲートランナー250が除去された良品の半導体パッケージ230は、リードフレーム10とともに巻取り装置101へ巻かれる。集塵カバー145は、ばり240、241およびゲートランナー250にレーザ光を照射したときに、樹脂材料の塵の飛散を防止する。
【0027】
図3は、ばり取り装置100の構成を示すブロック図である。装置制御部300がばり取り装置100全体を制御する。装置制御部300はレーザ制御部310を制御し、レーザ制御部310はレーザ発振部125および位置合わせ部330を制御する。
【0028】
レーザ発振部125は、レーザ制御部310、ガルバミラー駆動部320、レーザ発振源126、ガルバミラー127およびf−θレンズ128を有する。レーザ発振源126から放射されたレーザ光は、ガルバミラー127によって方向付けられ、さらに、f−θレンズ128によって集光される。それによって、レーザ光はリードフレーム10の所望の位置かつ所望の大きさの範囲のみを照射することができる。尚、図3の破線矢印はレーザ光の経路を示す。
【0029】
本実施の形態によれば、レーザ発振源126は、YAGレーザ発振装置であり、Qスイッチパルス方式を採用している。一般に、半導体パッケージの表面のマーキングにはYAGレーザまたは炭酸ガスレーザ(例えば、COレーザ)が用いられる。しかし、炭酸ガスレーザはモールド成分内のシリカ(SiO)に容易に吸収され、高熱が発生する。それによって、半導体パッケージの周辺の樹脂を劣化させてしまう。その結果、処理後における半導体パッケージ周辺の処理面の形状が安定しない。即ち、炭酸ガスレーザによれば、熱の影響がレーザ照射した半導体パッケージの周辺に不規則に現れる。これに対し、YAGレーザは、シリカにはほとんど反応せず、樹脂成分のみを除去する。よって、処理後における半導体パッケージ周辺の処理面の形状が安定している。即ち、YAGレーザによれば、レーザ光が照射されたばりやゲートランナーのみ加工される。尚、一般的に、モールド用の樹脂材料と半導体チップとの熱膨張率は、熱ストレスによるチップ破損の防止のために可能な限り同じであることが好ましい。従って、樹脂材料の成分の約7割から8割はシリカ(SiO)から成り、このシリカの成分を減少させることはできない。従って、本実施の形態によれば、レーザ発振源126にYAGレーザを採用している。また、Qスイッチパルス方式を採用することによって、レーザ発振源126は出力の高いレーザ光を放射することができる。これにより、レーザ発振部125は、ゲートランナー250のような比較的厚い樹脂材料を切断することができる。
【0030】
レーザ発振源126に用いられるYAGレーザの平均出力は、例えば、約3から4ワットであり、スイッチングの周波数は約5KHzである。半導体パッケージの表面のマーキングに用いられる場合には、通常、YAGレーザのスイッチングの周波数は約20KHzから50KHzである。従って、レーザ発振源126に用いられるYAGレーザは、マーキングに用いられるYAGレーザよりも、各レーザのパルスの出力が大きい。それによって、レーザ発振源126からのレーザ光は、比較的薄い樹脂から成るばりだけでなく、比較的厚い樹脂から成るゲートランナーも切断することができる。
【0031】
ガルバミラー駆動部320は、レーザ光を反射するガルバミラー127を駆動させてレーザ光の照射方向を変更することができる。これにより、レーザ光はリードフレーム10上の所望の位置に照射され得る。
【0032】
レーザ制御部310は、レーザ発振源126およびガルバミラー駆動部320を制御する。レーザ制御部310はガルバミラー127に所定の動作をさせるプログラムを有する。レーザ制御部310は、このプログラムを実行することによって、ガルバミラー駆動部320を介してガルバミラー127に所定の動作をさせる。ガルバミラー127が所定の動作をすることによって、レーザ光が各半導体パッケージ230ごとに所定の経路を走査する。
【0033】
このように、ガルバミラー127がプログラム制御されることによって、レーザ光が各半導体パッケージ230に対して一定の経路を辿ることができる。それによって、多くの半導体パッケージ230に対して短時間で同一のばり取り処理を施すことができる。さらに、レーザ制御部310内のプログラムを変更することによって、様々な形状を有する半導体パッケージに適したばり取りを容易に行うことができる。
【0034】
位置合わせ部330は、レーザ制御部310、ガルバミラー駆動部320、画像処理部340およびカメラ・光学系350を有する。位置合わせ部330は、ばりおよびゲートランナーにレーザ光を精確に照射するためにレーザ光の照射位置を調節する。位置合わせ部330の詳細は図4に示す。尚、レーザ制御部310およびガルバミラー駆動部320は、ガルバミラー127を駆動しレーザ光を走査させるので、レーザ発振部125にも含まれている。
【0035】
装置制御部300は、パイロットピン昇降装置120、ランナー剥離機構130、外観検査用カメラ135、外観検査装置137、不良品打ち抜き装置140およびフレーム搬送モータ147をさらに制御する。
【0036】
外観検査装置137は、外観検査用カメラ135によって撮影された画像を検査する。それによって、ばりまたはゲートランナーが依然付着している半導体パッケージを検出する。フレーム搬送モータ147は搬送用スプロケット110、115を駆動させる。
【0037】
図4は、位置合わせ部330およびその周辺の構成を示す概略図である。リードフレーム10(図2参照)は、ガイドレール160に沿って矢印Dの方向へ移動する。リードフレーム10を所定の位置に停止させ、パイロットピン昇降装置120をリードフレーム10へ向かって降下させる。パイロットピン121がリードフレーム10の開口210(図2参照)へ挿入されることによって、リードフレーム10の位置が決定される。
【0038】
レーザ発振部125内には、ガルバミラー127(図3参照)が配備されている。ガルバミラー駆動部320がガルバミラー127を駆動させることによって、レーザ光の放射方向が調節される。リードフレーム10の位置はパイロットピン121によって決定されているので、ガルバミラー127がレーザ光の放射方向を変更することによって、リードフレーム10へのレーザ光の照射位置を変更することができる。
【0039】
一方、リードフレーム10に関してレーザ発振部125とは反対側にカメラ350が設けられている。パイロットピン121によって物理的にリードフレーム10の位置を決定した場合には、ばりにレーザ光を精確に照射することが困難である。従って、カメラ350により撮影された電子画像に基づいてリードフレーム10へのレーザ光の照射位置を補正する。カメラ350は、例えば、CCDカメラである。
【0040】
カメラ350は半導体パッケージ230を撮影し、画像処理部340へその電子画像を送信する。画像処理部340には予め半導体パッケージ230の特定の部分の画像が登録されている。画像処理部340はカメラ350により撮影された半導体パッケージ230の画像と登録されている画像とを比較する。それによって、画像処理部340は、半導体パッケージ230の位置ずれを検出し、この位置ずれのデータをレーザ制御部310へ送信する。レーザ制御部310は、画像処理部340から受け取った半導体パッケージ230の位置ずれを補正するために、ガルバミラー駆動部320を制御する。ガルバミラー駆動部320は、レーザヘッド125内のガルバミラーを調節する。このようにして、リードフレーム10へのレーザ光の照射位置が補正され得る。即ち、レーザ制御部310およびガルバミラー駆動部320は、レーザ光を走査させる前にレーザ光の初期の照射位置を補正する役割と、レーザ光を走査させる際には、ガルバミラー127を駆動してレーザ光を走査させる役割を有する。
【0041】
リードフレーム10から除去された樹脂材料の塵がカメラ350に直接積もらないように、カメラ350とリードフレーム10との間に透明なプレート380が設けられている。また、カメラ350による撮影を妨害しないように、ブロー370aおよびバキューム370bがプレート380上の塵を除去する。
【0042】
このように、本実施の形態によるばり取り装置100は、水溶液などの液剤を使用することなく、ばり等を除去することができる。
【0043】
図5は、ばり取り装置100の動作を示すフロー図である。図6(A)から図11(B)は、ばり取り装置100によりリードフレーム10が処理される様子を示す。図5から図11(B)を参照してばり取り装置100の動作を説明する。
【0044】
モールディング装置99(図1参照)がリードフレーム10をモールドした後、リードフレーム10はばり取り装置100へ投入される(S0)。リードフレーム10は搬送用スプロケット110によってレーザ照射位置まで搬送され停止する(S1)。
【0045】
次に、パイロットピン昇降装置120が降下し、パイロットピン121がリードフレーム10の開口210に挿入される(S2)。これにより半導体パッケージ230の位置が決定される。
【0046】
次に、位置合わせ部330が、半導体パッケージ230に対するレーザ光の照射位置を合わせる(S3)。まず、カメラ350が半導体パッケージ230の画像を撮影する(S3−1)。
【0047】
図6(A)および図6(B)は、カメラ350に撮影された半導体パッケージ230の画像に基づいて、位置合わせ部330が位置合わせをする様子を示している。図5(A)は位置合わせ前の半導体パッケージ230の画像であり、図5(B)は位置合わせ後の半導体パッケージ230の画像である。
【0048】
画像処理部340には予め半導体パッケージ230の特定の部分の画像が登録されている。本実施の形態によれば、例えば、ゲートランナー250が半導体パッケージ230に接続されている部分(以下、接続部分という)が予め登録されている。
【0049】
図6(A)に示す実線の枠Sはカメラ350によって撮影された半導体パッケージ230の実際の接続部分Sを示し、破線の枠Tは画像処理部340に登録されている接続部分Tの位置を示す。実際の接続部分Sと登録された接続部分Tとのずれは、XY座標上のデータ(ΔX,ΔY)としてレーザ制御部310へ送信される(S3−2)。
【0050】
レーザ制御部310は、予め設定されていたレーザ光を走査させる位置座標に、データ(ΔX,ΔY)を足し、それにより、レーザ光の走査位置を補正する(S3−3)。その結果、図6(B)に示すように、半導体パッケージ230に対するレーザ光の照射位置が適合される。
【0051】
次に、レーザ発振部125がレーザ光を走査し、ばり240、241およびゲートランナー250へレーザ光を照射する(S4)。レーザ制御部310に記憶されたプログラムに従って、ガルバミラー駆動部320がガルバミラー127を駆動させる。
【0052】
図7は、レーザ光を照射しているときの半導体パッケージ230の様子を示す。図7に示す矢印はレーザ光を走査させる方向を示す。レーザ光は、ガルバミラー127の動作によって、リード220の側辺に沿って走査され、さらに、半導体パッケージ230の周囲に沿って走査される。それによって、ばり240、241およびゲートランナー250が除去または切断される。
【0053】
尚、レーザ光がリード220の側辺に沿って走査される場合には、リード220自体にもレーザ光が照射される。しかし、本実施の形態によれば、リード220は金属製でありレーザ光の約90%を反射するので、リード220やそれに接続する半導体チップは熱せられない。従って、パッケージ内部の回路が熱によって破壊されることはない。
【0054】
上述のとおり、レーザ光の走査路および走査方向はレーザ制御部310に格納されたプログラムを変更することによって容易に変更することができる。よって、工程に流す製品を切り換える場合であっても。本実施の形態によるばり取り装置100は、レーザ制御部310に格納されたプログラムを交換するだけである。
【0055】
図8(A)および図8(B)は、ステップS4を施す前の半導体パッケージ230およびその周辺の平面図および側面図である。図9(A)および図9(B)は、ステップS4を施した後の半導体パッケージ230およびその周辺の平面図および側面図である。図8(A)から図9(B)を参照することにより、ばり240、241およびゲートランナー250がレーザ光によって除去または切断されている様子がわかる。
【0056】
次に、ゲートランナー剥離機構130がリードフレーム10からゲートランナー250を剥離する(S5)。ゲートランナー250は単に半導体パッケージ230から切断されただけでは落下しないので、ゲートランナー剥離機構130がリードフレーム10からゲートランナー250を剥離する。
【0057】
次に、外観検査用カメラ135が半導体パッケージ230の外観を検査する(S6)。この検査によって、半導体パッケージ230にばりおよびゲートランナーが残存していないことを確認する。
【0058】
図10(A)から図10(D)は、ばり240、241またはゲートランナー250が残存している半導体パッケージ230およびその周辺の平面図である。図10(A)はレーザ光がX軸に沿って正方向にずれていた場合の半導体パッケージ230およびその周辺の平面図である。図10(B)はレーザ光がX軸に沿って負方向にずれていた場合の半導体パッケージ230およびその周辺の平面図である。図10(C)はレーザ光がY軸に沿って正方向にずれていた場合の半導体パッケージ230およびその周辺の平面図である。図10(D)はレーザ光がY軸に沿って負方向にずれていた場合の半導体パッケージ230およびその周辺の平面図である。図10(A)から図10(D)に示すいずれの半導体パッケージ230もステップS6における外観検査によって、不良品と判断される。
【0059】
次に、不良打抜き装置140が不良品と判断された半導体パッケージ230を打ち抜いて廃棄する(S7)。図11(A)は、不良品と判断された半導体パッケージ230を打ち抜く前のリードフレーム10の平面図である。図11(B)は、不良品と判断された半導体パッケージ230を打ち抜いた後のリードフレーム10の平面図である。図11(A)に示す破線で示した半導体パッケージ230が不良品であり、図11(B)に示すようにこの半導体パッケージ230が不良打抜き装置140によって打ち抜かれる。不良品が連続した場合、若しくは、多発した場合には、エラーとしてばり取り装置100を停止させる。
【0060】
次に、リードフレーム10は、搬送用スプロケット115によってばり取り装置100から送出され、巻取り装置101へ巻き取られる(S8)。
【0061】
その後、リード220がめっき処理を施され、フレーム205、206から切断される(S9)。それによって、半導体パッケージ230がそれぞれフレーム205、206から分離される。さらに、各半導体パッケージ230のリード220が成形される(S10)。それによって、半導体パッケージ製品が完成する。
【0062】
本実施の形態によるばり取り装置100は、打ち抜き用金型を用いることなく、レーザ光を用いてばりおよびゲートランナーを除去する。よって、ばり取り装置100は、半導体パッケージ230に機械的な応力を与えることなくばりおよびゲートランナーを除去することができる。従って、半導体パッケージ230へ損傷を与えない。また、打ち抜き用金型の磨耗および破損を考慮する必要がない。
【0063】
本実施の形態によれば、レーザ光の照射位置を自動で補正することができるので、オペレータが打ち抜き用金型を調節する必要はない。特に、パッケージが非常に小さい製品やリード間隔が狭い製品であっても、半導体パッケージ230およびリード220対して高精度で位置合わせすることが容易になる。本実施の形態によるばり取り装置100は、レーザ光の照射位置を自動制御により走査させるので、従来よりも精確にかつ短時間でばり取りをすることができる。
【0064】
処理する製品の種類を切り換える場合には、レーザ制御部310に格納されたプログラムおよび画像処理部340に予め格納する画像ファイルを交換すれば足りる。従って、電子的な操作(例えば、コンピュータによる電子ファイルの交換)によって製品の種類の切り換えを行うことができるので、オペレータにとって時間および手間がかからない。さらに、電子的な操作は、金型の調整と異なり、いずれのオペレータが操作しても同様の結果を得ることができる。即ち、金型の調整はオペレータによって歩留まりが異なる場合が生ずるが、本実施の形態によれば、操作するオペレータによって歩留まりが異なることはない。
【0065】
本実施の形態によれば、ホーニング装置およびホーニング剤が不要である。よって、マーキングがパッケージ表面に鮮明に施され得る。また、水等の液体を用いないので、ばり取り装置100の保全に手間がかからない。
【0066】
本実施の形態は、YAGレーザを採用している。よって、半導体パッケージ表面のマーキングに用いられているYAGレーザを応用することができるので、半導体パッケージの製造コストを低減することができる。
【0067】
図12は、同じ構成要素を備えたばり取り装置100aおよび100bを2台連ねた半導体組立方法の実施形態を示す。本実施の形態によれば、ばり取り装置100aがステップS1からステップS7まで実行する。その後、リードフレーム10はばり取り装置100aとばり取り装置100bとの間のポイントPにおいて反転される。即ち、ばり取り装置100aにおいて裏面であった面を表面としてばり取り装置100bへ搬送される。ばり取り装置100bは、ばり取り装置100aと同様にステップS1からステップS10までを実行する。
【0068】
本実施の形態によれば、リード220の表面だけでなく、その裏面に付着したばりをも除去することができる。それによって、リード220の両面にめっき処理を施すことができ、実装時の信頼性を向上させ得る。
【0069】
【発明の効果】
本発明による半導体組立装置および半導体組立方法は、半導体パッケージおよびリードに損傷を与えることなく、半導体チップに付着したばりおよびゲートランナーを除去することができる。
【0070】
本発明による半導体組立装置は、半導体チップに付着したばりおよびゲートランナーを容易に除去することができ、かつ、メンテナンスに手間の掛からない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った半導体組立装置の実施の形態としてレーザバリ取り装置100の外観図。
【図2】モールディング装置99によって樹脂封止された直後のリードフレーム10の平面図。
【図3】ばり取り装置100の構成を示すブロック図。
【図4】位置合わせ部330およびその周辺の構成を示す概略図。
【図5】ばり取り装置100の動作を示すフロー図。
【図6】位置合わせ部330が位置合わせをする様子を示す図。
【図7】半導体パッケージ230にレーザ光を照射しているときの様子を示す図。
【図8】ステップS4を施す前の半導体パッケージ230およびその周辺の平面図および側面図。
【図9】ステップS4を施した後の半導体パッケージ230およびその周辺の平面図および側面図。
【図10】ばり240、241またはゲートランナー250が残存している半導体パッケージ230およびその周辺の平面図。
【図11】不良品と判断された半導体パッケージ230を打ち抜く前後のリードフレーム10の平面図。
【図12】同じ構成要素を備えたばり取り装置100aおよび100bを2台連ねた半導体組立方法の実施形態を示す図。
【符号の説明】
100 レーザバリ取り装置
10 リードフレーム
110、115 搬送用スプロケット
120 パイロットピン昇降装置
125 レーザ発振部
127 ガルバミラー
130 ゲートランナー剥離装置
135 外観検査用カメラ
137 外観検査装置
140 不良品打ち抜き装置
147 フレーム搬送モータ
240、241 ばり
230 半導体パッケージ
220 リード
300 装置制御部
310 レーザ制御部
320 ガルバミラー駆動部
330 位置合わせ部
340 画像処理部
350 カメラ

Claims (8)

  1. モールド用の成形器内へ樹脂材料を注入し該成形器内に配置された半導体チップを封止することによって成形されたパッケージを、所定の位置まで案内する搬送部と、
    前記樹脂材料が前記成形器から押出されることにより前記パッケージの周囲に形成されたばりを除去するために、並びに、前記成形器のモールド注入口に残存し前記パッケージに付着したまま固化したゲートランナーを切断するために、レーザ光を照射するレーザ発振部と、
    前記ばりおよび前記ゲートランナーにレーザ光を照射するためにレーザ光の照射位置を調節する位置合わせ部とを備えた半導体組立装置。
  2. 前記パッケージはリードフレーム上に搭載された半導体チップを封止し、
    前記レーザ発振部は、前記樹脂材料が前記成形器から前記リードフレームのリードに沿って押出されることによって該リードの周囲に形成されたばりを除去するために、レーザ光を放射することを特徴とする請求項1に記載の半導体組立装置。
  3. 前記レーザ発振部は、Qスイッチパルス方式のYAGレーザ発振装置であることを特徴とする請求項1に記載の半導体組立装置。
  4. 前記レーザ発振器は、
    レーザ光を反射させるミラーと、
    前記ミラーを駆動させるミラー駆動部と、
    前記ミラーに反射した該レーザ光を前記ばりおよび前記ゲートランナーに照射するように前記ミラー駆動部を制御する制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の半導体組立装置。
  5. 前記位置合わせ部は、
    前記パッケージを撮影するカメラと、
    前記カメラによって撮影された前記パッケージの実際の画像データと予め登録された前記パッケージの登録画像データとを比較することによって、該パッケージとレーザ光の照射位置との位置ずれを検出する画像処理装置とを備え、
    前記制御部は、前記位置ずれを補正するためにレーザ光の走査経路を補正することを特徴とする請求項4に記載の半導体組立装置。
  6. 前記ばりを除去し、並びに、前記ゲートランナーを切断した後に、前記ばりおよび前記ゲートランナーが前記パッケージに残存していないことを確認するために、該パッケージの外観を撮影する外観検査用カメラと、
    前記ばりまたは前記ゲートランナーが前記パッケージに残存している場合に、該パッケージを不良品としてリードフレームから取り除く不良品取除き部とをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体組立装置。
  7. モールド用の成形器内へ樹脂材料を注入して該成形器内に配置された半導体チップを封止することによって成形されたパッケージを案内する第1の搬送部と、前記パッケージへレーザ光を放射する第1のレーザ発振部と、前記パッケージと前記第1のレーザ発振部との相対的な位置を合わせる第1の位置合わせ部とを備えた第1の半導体組立装置において、
    前記第1の搬送部が前記パッケージを所定の位置まで案内する第1の案内ステップと、
    前記樹脂材料が前記成形器から押出されることによって前記パッケージの周囲に形成されたばりにレーザ光を照射するために、並びに、前記成形器のモールド注入口に残存し前記パッケージに付着したまま固化したゲートランナーにレーザ光を照射するために、前記第1の位置合わせ部が前記パッケージと前記第1のレーザ発振部との相対的な位置を合わせる第1の位置合わせステップと、
    前記第1のレーザ発振部がレーザ光を照射して該ばりを除去し、並びに、該ゲートランナーを切断する第1の除去ステップとを具備する半導体組立方法。
  8. 前記パッケージはリードフレーム上に搭載された半導体チップをモールドすることによって形成されており、
    前記第1の除去ステップ後、前記リードフレームを反転する反転ステップと、
    前記第1の半導体組立装置から送出された前記リードフレームを搬送する第2の搬送部と、前記パッケージへレーザ光を照射する第2のレーザ発振部と、前記パッケージと前記第2のレーザ発振部との相対的な位置を合わせる第2の位置合わせ部とを備えた第2の半導体組立装置において、
    前記反転ステップ後に、前記第2の搬送部が前記パッケージを所定の位置まで案内する第2の案内ステップと、
    前記樹脂材料が前記成形器から押出されることによって前記パッケージの周囲に形成されたばりにレーザ光を照射するために、前記第2の位置合わせ部が前記パッケージと前記第2のレーザ発振部との相対的な位置を合わせる第2の位置適合ステップと、
    前記第2のレーザ発振部がレーザ光を放射して前記リードフレームの裏面に形成されたばりを除去する第2の除去ステップとをさらに具備することを特徴とする請求項7に記載の半導体組立方法。
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