JP5369244B1 - 食品の製造方法、食品および食品用食感改良剤 - Google Patents
食品の製造方法、食品および食品用食感改良剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5369244B1 JP5369244B1 JP2013077774A JP2013077774A JP5369244B1 JP 5369244 B1 JP5369244 B1 JP 5369244B1 JP 2013077774 A JP2013077774 A JP 2013077774A JP 2013077774 A JP2013077774 A JP 2013077774A JP 5369244 B1 JP5369244 B1 JP 5369244B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starch
- enzyme
- food
- minutes
- dextrin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G3/00—Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
- A23G3/34—Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof
- A23G3/50—Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by shape, structure or physical form, e.g. products with supported structure
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21D—TREATMENT, e.g. PRESERVATION, OF FLOUR OR DOUGH, e.g. BY ADDITION OF MATERIALS; BAKING; BAKERY PRODUCTS; PRESERVATION THEREOF
- A21D8/00—Methods for preparing or baking dough
- A21D8/02—Methods for preparing dough; Treating dough prior to baking
- A21D8/04—Methods for preparing dough; Treating dough prior to baking treating dough with microorganisms or enzymes
- A21D8/042—Methods for preparing dough; Treating dough prior to baking treating dough with microorganisms or enzymes with enzymes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23G—COCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
- A23G3/00—Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
- A23G3/34—Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L7/00—Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
- A23L7/10—Cereal-derived products
- A23L7/109—Types of pasta, e.g. macaroni or noodles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L7/00—Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
- A23L7/10—Cereal-derived products
- A23L7/117—Flakes or other shapes of ready-to-eat type; Semi-finished or partly-finished products therefor
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L7/00—Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
- A23L7/10—Cereal-derived products
- A23L7/157—Farinaceous granules for dressing meat, fish or the like
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- Noodles (AREA)
- Confectionery (AREA)
- Grain Derivatives (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Abstract
【解決手段】特有の澱粉分解酵素を添加することによって、澱粉含有食品の食感を改良する食感改良剤であって、該澱粉分解酵素が以下の特性を有する、上記食感改良剤:下記試料Aを、45℃から95℃まで5℃/分で昇温し、5分保持した後、2℃/分で4℃まで降温し、5分保持した後、120℃まで3℃/分で再昇温した場合、4℃から120℃まで再昇温した際の示差走査熱量測定曲線に吸熱ピークを有すること(試料A)DE4のデキストリン、デキストリン1g当り6000単位の澱粉分解酵素および水を添加混合して調製した33.3w/w%のデキストリン水溶液を、45℃にて1時間反応させ、15分煮沸して酵素反応を停止し、得られた溶液を4℃にて12時間冷蔵した試料。
【選択図】なし
Description
(1) 澱粉分解酵素を含んでなる、澱粉含有食品用の食感改良剤であって、該澱粉分解酵素が以下の特性を有する、上記食感改良剤:
下記試料Aを、45℃から95℃まで5℃/分で昇温し、5分保持した後、2℃/分で4℃まで降温し、5分保持した後、120℃まで3℃/分で再昇温した場合、4℃から120℃まで再昇温した際の示差走査熱量測定曲線に吸熱ピークを有すること
(試料A) DE4のデキストリン、デキストリン1g当り6000単位の澱粉分解酵素および水を添加混合して調製した33.3w/w%のデキストリン水溶液を、45℃にて1時間反応させ、15分煮沸して酵素反応を停止し、得られた溶液を4℃にて12時間冷蔵した試料。
(2) 澱粉含有原料を含む食品の製造方法であって、以下の特性を有する澱粉分解酵素を添加することを含む、上記方法:
下記試料Aを、45℃から95℃まで5℃/分で昇温し、5分保持した後、2℃/分で4℃まで降温し、5分保持した後、120℃まで3℃/分で再昇温した場合、4℃から120℃まで再昇温した際の示差走査熱量測定曲線に吸熱ピークを有すること
(試料A) DE4のデキストリン、デキストリン1g当り6000単位の澱粉分解酵素および水を添加混合して調製した33.3w/w%のデキストリン水溶液を、45℃にて1時間反応させ、15分煮沸して酵素反応を停止し、得られた溶液を4℃にて12時間冷蔵した試料。
(3) 前記澱粉分解酵素が、イソアミラーゼおよび/またはプルラナーゼである、(2)に記載の方法。
(4) 前記澱粉分解酵素の添加量が、前記澱粉含有原料1kg当り20〜100000単位である、(2)または(3)に記載の方法。
(5) 前記食品が、パン類、米飯類、麺類、焼き菓子類、蒸し菓子類および油ちょう食品からなる群から選択される少なくとも一つである、(2)〜(4)のいずれか一項に記載の方法。
(6) (2)〜(5)のいずれか一項に記載の方法により製造された食品。
(7) 澱粉含有食品の食感を改良する方法であって、以下の特性を有する澱粉分解酵素を添加することを含む、上記方法:
下記試料Aを、45℃から95℃まで5℃/分で昇温し、5分保持した後、2℃/分で4℃まで降温し、5分保持した後、120℃まで3℃/分で再昇温した場合、4℃から120℃まで再昇温した際の示差走査熱量測定曲線に吸熱ピークを有すること
(試料A) DE4のデキストリン、デキストリン1g当り6000単位の澱粉分解酵素および水を添加混合して調製した33.3w/w%のデキストリン水溶液を、45℃にて1時間反応させ、15分煮沸して酵素反応を停止し、得られた溶液を4℃にて12時間冷蔵した試料。
DE4のデキストリン、デキストリン1g当り6000単位の澱粉分解酵素および水を添加混合して調製した33.3w/w%のデキストリン水溶液を、45℃にて1時間反応させ、15分煮沸して酵素反応を停止する。得られた溶液を密封容器(アルミニウム製、容量15μL)へ18mg密封し、4℃にて12時間冷蔵して、測定試料を作製する。また、デキストリンを純水とする以外は同様の方法でリファレンス試料を作製する。
(α−アミラーゼ、β−アミラーゼおよびグルコアミラーゼ)
50mmol/L酢酸緩衝液(pH6.0)100μLと、0.5重量%ワキシーコーンスターチ糊液350μLとを量り取り、15mL容ガラス試験管に加えて激しく混和し、基質溶液を調製する。前記基質溶液を収容した試験管は、希釈倍率の異なる希釈酵素液の数と同じだけ用意する。前記基質溶液を収容した各試験管を45℃で5分間保温し、希釈酵素液を、各試験管にそれぞれ100μL加えて、正確に15分間反応させる。反応後、反応失活用ヨウ素液(0.1Nヨウ化カリウム、0.01Nヨウ素、0.02N塩酸溶液)500μLを用いて反応を停止する。室温で正確に15分間放置後、超純水を10mL各試験管に加え、610nmにて吸光度を測定する。また、反応失活用ヨウ素液を加えたサンプルに酵素希釈液を加え、同様に処理したものをブランクとし、得られた吸光度を用いて下記式により酵素活性を算出する。
20mmol/L塩化カルシウム含有50mmol/L酢酸緩衝液(pH6.0)100μLと、0.5重量%ワキシーコーンスターチ糊液350μLとを量り取り、15mL容ガラス試験管に加えて激しく混和し、基質溶液を調製する。前記基質溶液を収容した試験管は、希釈倍率の異なる希釈酵素液の数と同じだけ用意する。前記基質溶液を収容した各試験管を45℃で5分間保温し、希釈酵素液を、各試験管にそれぞれ100μL加えて、正確に15分間反応させる。反応後、反応失活用ヨウ素液(0.1Nヨウ化カリウム、0.01Nヨウ素、0.02N塩酸溶液)500μLを用いて反応を停止する。室温で正確に15分間放置後、超純水を10mL各試験管に加え、610nmにて吸光度を測定する。また、反応失活用ヨウ素液を加えたサンプルに酵素希釈液を加え、同様に処理したものをブランクとし、得られた吸光度を用いて下記式により酵素活性を算出する。
前記澱粉としては、食品用に利用可能な澱粉であれば特に制限はなく、例えば、コーンスターチ、タピオカ澱粉、米澱粉、小麦澱粉、馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉、緑豆澱粉、片栗澱粉、葛澱粉、蕨澱粉、サゴ澱粉、オオウバユリでん粉等があげられる。また、いずれの澱粉においても通常の澱粉であってもよいし、ウルチ種、ワキシー種、ハイアミロース種のように、育種学的手法もしくは遺伝子工学的手法において改良されたものであってもよい。さらに、前記澱粉は、酸化処理、エステル化処理、エーテル化処理、架橋処理といった化学加工処理を施したものであってもよく、湿熱処理、油脂加工処理、ボールミル処理、微粉砕処理、加熱処理、温水処理、漂白処理、酸処理、アルカリ処理、酵素処理等の物理加工を施したものであってもよい。
(澱粉分解酵素の分析)
各種澱粉分解酵素の分析を以下の方法で実施した。
表1に示す中種配合材料を、ミキサー(愛工舎製作所製)を用いて低速で3分間捏ね上げ、捏ね上げ温度を24℃に調整し、一次発酵(一次発酵条件:26℃、相対湿度75%、4時間)を行った。実施例1−1〜1−3および比較例1−1〜1−3においては、表2に示す種類の澱粉分解酵素を、前記中種配合材料に対し澱粉含有原料(中種配合材料および本捏ね配合材料の澱粉含有原料(小麦粉)の合計)1kg当り10000単位(10000U/kg)添加した。
AA:べたつき無し
A :べたつき少ない
B :ややべたつき有り
C :べたつき有り
また、食感評価として、10人のパネラーにより、4点:良好、3点:やや良好、2点:やや不良、1点:不良の4段階で官能検査を行い、その平均点から、口溶けおよび歯切れを評価した。なお、食感評価の方法は、実施例2〜9の口溶け、歯切れ、ほぐれおよび歯付きについても同様である。また、実施例1、2および9において、食感評価は、焼成後2時間冷却したパンを、ビニール袋に密閉して常温に保持し、一日後に官能検査を行うことで評価した。
酵素No.1を本捏ね配合材料に対し澱粉含有原料(中種配合材料および本捏ね配合材料の澱粉含有原料(小麦粉)の合計)当り表3に示す配合割合で添加したこと以外は、実験例1と同様の方法で実施例2−1〜2−9のパンを得た。また、澱粉分解酵素に代えてハイアミロース澱粉を表3に示す配合割合で添加したこと以外は実施例2−1〜2−9と同様にして、比較例2−1のパンを得た。さらに、澱粉分解酵素を添加しなかったこと以外は実施例2−1〜2−9と同様にして、比較例2−2のパンを得た。
無洗米200g、水290gおよび各種澱粉分解酵素を炊飯器(象印マホービン社製のNH−JA05)に入れて60分間静置した後、炊飯した。澱粉含有原料(無洗米)1kgあたりの澱粉分解酵素の添加量は表4に示すとおりである。蒸らし時間は、約20分とした。
中力粉1000重量部、食塩35重量部、水380重量部および各種澱粉分解酵素を前記ミキサーで混捏し、常法により圧延、切出し(最終麺帯厚:2.3mm、切歯:#10角)を行って得られたうどんを約13分茹でた。澱粉含有原料(中力粉)1kgあたりの澱粉分解酵素の添加量は表5に示すとおりである。
薄力粉100重量部、ベーキングパウダー1.5重量部、上白糖100重量部、食塩1重量部、起泡性乳化油脂10重量部、サラダ油15重量部、全卵150重量部、水30重量部および各種澱粉分解酵素を混合し、最終比重0.43g/mLに調製した生地を焼成した。澱粉含有原料(薄力粉)1kgあたりの澱粉分解酵素の添加量は表6に示すとおりである。
馬鈴薯澱粉46重量部、食塩2重量部、えび粉末2重量部、粉末油脂10重量部、だし汁54重量部および各種澱粉分解酵素を混合して得た生地を、油を薄く塗布して熱したワッフルメーカーに流し込み、鉄板に挟んで1分間焼成した。澱粉含有原料(馬鈴薯澱粉)1kgあたりの澱粉分解酵素の添加量は表7に示すとおりである。
薄力粉100重量部、ベーキングパウダー3重量部、上白糖100重量部、食塩1重量部、起泡性乳化油脂1重量部、サラダ油30重量部、全卵150重量部、糖液15重量部および各種澱粉分解酵素を混合し、最終比重0.40g/mLに調整した生地を蒸した後、常温にて30分冷却した。澱粉含有原料(薄力粉)1kgあたりの澱粉分解酵素の添加量は表8に示すとおりである。
薄力粉88.5g、全卵6g、粉末油脂3g、ベーキングパウダー1g、乳化剤0.5g、食塩1g、水160gおよび各種澱粉分解酵素を混合した後、ちくわに衣付けを行い、フライした。澱粉含有原料(薄力粉)1kgあたりの澱粉分解酵素の添加量は表9に示すとおりである。
表10に示す配合割合で各澱粉分解酵素を本捏ね配合材料に添加したこと以外は、実施例1と同様の方法で実施例9−1〜9−2のパンを得た。表10における澱粉分解酵素の配合量は、中種配合材料および本捏ね配合材料の澱粉含有原料(小麦粉)の合計に対する量である。また、澱粉分解酵素を添加しなかったこと以外は実施例9−1〜9−2と同様にして、比較例9−1のパンを得た。なお、実施例9−2では、製パンに広く用いられる一般的な澱粉分解酵素として、酵素No.4(天野エンザイム製α−アミラーゼ、ビオザイムA)を併用した。
Claims (4)
- パン類、米飯類、麺類、焼き菓子類、蒸し菓子類および油ちょう食品からなる群より選択される澱粉含有原料を含む食品の製造方法であって、
澱粉含有原料1kg当り20〜100000単位の澱粉分解酵素を、前記食品を製造する際に添加することを含み、
澱粉分解酵素が、以下の特性を有するイソアミラーゼおよび/またはプルラナーゼである、上記方法:
下記試料Aを、45℃から95℃まで5℃/分で昇温し、5分保持した後、2℃/分で4℃まで降温し、5分保持した後、120℃まで3℃/分で再昇温した場合、4℃から120℃まで再昇温した際の示差走査熱量測定曲線に吸熱ピークを有すること
(試料A) DE4のデキストリン、デキストリン1g当り6000単位の澱粉分解酵素および水を添加混合して調製した33.3w/w%のデキストリン水溶液を、45℃にて1時間反応させ、15分煮沸して酵素反応を停止し、得られた溶液を4℃にて12時間冷蔵した試料。 - 澱粉含有原料1kg当り20〜20000単位の澱粉分解酵素を添加する、請求項1に記載の方法。
- パン類、米飯類、麺類、焼き菓子類、蒸し菓子類および油ちょう食品からなる群より選択される澱粉含有食品の食感を改良する方法であって、
澱粉含有原料1kg当り20〜100000単位の澱粉分解酵素を、前記食品を製造する際に添加することを含み、
澱粉分解酵素が、以下の特性を有するイソアミラーゼおよび/またはプルラナーゼである、上記方法:
下記試料Aを、45℃から95℃まで5℃/分で昇温し、5分保持した後、2℃/分で4℃まで降温し、5分保持した後、120℃まで3℃/分で再昇温した場合、4℃から120℃まで再昇温した際の示差走査熱量測定曲線に吸熱ピークを有すること
(試料A) DE4のデキストリン、デキストリン1g当り6000単位の澱粉分解酵素および水を添加混合して調製した33.3w/w%のデキストリン水溶液を、45℃にて1時間反応させ、15分煮沸して酵素反応を停止し、得られた溶液を4℃にて12時間冷蔵した試料。 - 澱粉含有原料1kg当り20〜20000単位の澱粉分解酵素を添加する、請求項3に記載の方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013077774A JP5369244B1 (ja) | 2013-04-03 | 2013-04-03 | 食品の製造方法、食品および食品用食感改良剤 |
PCT/JP2013/066197 WO2014162618A1 (ja) | 2013-04-03 | 2013-06-12 | 食品の製造方法、食品および食品用食感改良剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013077774A JP5369244B1 (ja) | 2013-04-03 | 2013-04-03 | 食品の製造方法、食品および食品用食感改良剤 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013189100A Division JP2014200245A (ja) | 2013-09-12 | 2013-09-12 | 食品の製造方法、食品および食品用食感改良剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5369244B1 true JP5369244B1 (ja) | 2013-12-18 |
JP2014200186A JP2014200186A (ja) | 2014-10-27 |
Family
ID=49954879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013077774A Active JP5369244B1 (ja) | 2013-04-03 | 2013-04-03 | 食品の製造方法、食品および食品用食感改良剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5369244B1 (ja) |
WO (1) | WO2014162618A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014115894A1 (ja) * | 2013-01-24 | 2014-07-31 | 味の素株式会社 | デンプン含有食品の製造方法及びデンプン含有食品改質用の酵素製剤 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003000145A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-07 | Matsutani Chem Ind Ltd | 茶飲料の製造法 |
JP2003504456A (ja) * | 1999-07-01 | 2003-02-04 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 生デンプン分解酵素を含んでなる洗剤組成物 |
JP2004290176A (ja) * | 2003-03-10 | 2004-10-21 | Nisshin Seifun Group Inc | 製パン用添加剤および製パン用組成物 |
JP2006340653A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Yamazaki Baking Co Ltd | パンの製造方法 |
JP2007124927A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Yanmar Co Ltd | 姿勢制御装置 |
JP2007332277A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Matsutani Chem Ind Ltd | 難消化性オリゴ糖含有組成物の製造方法及び飲食品 |
JP2008142016A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Yamazaki Baking Co Ltd | パンの製造方法 |
JP2008543322A (ja) * | 2005-06-22 | 2008-12-04 | ロケット・フルーレ | 焼いた繊維強化製品及びその製造方法 |
JP2011522545A (ja) * | 2008-06-06 | 2011-08-04 | ダニスコ・ユーエス・インク | 糖化酵素組成物及びその糖化方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11192052A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-07-21 | Amano Pharmaceut Co Ltd | 焼成品用生地及びその製造法 |
-
2013
- 2013-04-03 JP JP2013077774A patent/JP5369244B1/ja active Active
- 2013-06-12 WO PCT/JP2013/066197 patent/WO2014162618A1/ja active Application Filing
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003504456A (ja) * | 1999-07-01 | 2003-02-04 | ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー | 生デンプン分解酵素を含んでなる洗剤組成物 |
JP2003000145A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-07 | Matsutani Chem Ind Ltd | 茶飲料の製造法 |
JP2004290176A (ja) * | 2003-03-10 | 2004-10-21 | Nisshin Seifun Group Inc | 製パン用添加剤および製パン用組成物 |
JP2006340653A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Yamazaki Baking Co Ltd | パンの製造方法 |
JP2008543322A (ja) * | 2005-06-22 | 2008-12-04 | ロケット・フルーレ | 焼いた繊維強化製品及びその製造方法 |
JP2007124927A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Yanmar Co Ltd | 姿勢制御装置 |
JP2007332277A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Matsutani Chem Ind Ltd | 難消化性オリゴ糖含有組成物の製造方法及び飲食品 |
JP2008142016A (ja) * | 2006-12-11 | 2008-06-26 | Yamazaki Baking Co Ltd | パンの製造方法 |
JP2011522545A (ja) * | 2008-06-06 | 2011-08-04 | ダニスコ・ユーエス・インク | 糖化酵素組成物及びその糖化方法 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
JPN6013029380; Biomacromolecules Vol.12, 2011, p.123-133 * |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014115894A1 (ja) * | 2013-01-24 | 2014-07-31 | 味の素株式会社 | デンプン含有食品の製造方法及びデンプン含有食品改質用の酵素製剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014200186A (ja) | 2014-10-27 |
WO2014162618A1 (ja) | 2014-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6642617B2 (ja) | デンプン含有食品の製造方法及びデンプン含有食品改質用の酵素製剤 | |
JP6147688B2 (ja) | ベーカリー製品及びその製造方法 | |
JP4475276B2 (ja) | 澱粉含有食品の物性改良方法及び物性改良剤 | |
JP4682117B2 (ja) | ベーカリー食品用小麦粉代替物及びベーカリー食品 | |
CA2603713A1 (en) | Food product | |
JP7099819B2 (ja) | ベーカリー食品用ミックス | |
JP6176812B2 (ja) | スライス適性に優れたベーカリー製品及びその製造方法 | |
JP6592460B2 (ja) | ベーカリー食品用加工澱粉及びベーカリー食品用ミックス | |
JP7401984B2 (ja) | 改質小麦粉 | |
WO2014128873A1 (ja) | 生地主体食品用組成物 | |
JP2009273421A (ja) | 食感の優れたベーカリー製品及びその製造法 | |
JP6092443B1 (ja) | 菓子類の食感改良剤及び菓子類の製造方法 | |
US20100009054A1 (en) | Cereal flour composition containing wheat flour from low-temperature gelatinized wheat and food product using the same | |
JP5369244B1 (ja) | 食品の製造方法、食品および食品用食感改良剤 | |
JP2014200245A (ja) | 食品の製造方法、食品および食品用食感改良剤 | |
JP6687414B2 (ja) | 食物繊維高含有澱粉及びその製造方法 | |
JP7275545B2 (ja) | 酵素を用いた澱粉含有食品の製造方法 | |
JP2013236626A (ja) | 食品の製造方法、食品および食品用食感改良剤 | |
TW202133729A (zh) | 烘焙食品用麵團之製造方法 | |
JP6862295B2 (ja) | 惣菜パン類の製造方法 | |
JP7385762B1 (ja) | 生地加熱食品用加工澱粉及び生地加熱食品用ミックス | |
JP7539245B2 (ja) | 菓子類用ミックス粉及び菓子類の製造方法 | |
JP7321762B2 (ja) | 小麦粉組成物、ミックス、および小麦粉を原料とする食品の製造方法 | |
JP6086480B2 (ja) | 冷凍生地の製造方法 | |
JP5750294B2 (ja) | パン類およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130913 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5369244 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |