JP5368239B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

この発明は、左右に二つ割り形状となるように形成された筒状のハウジングに、吸引風を発生させる電動送風機がリング状の防振材を介して保持され、前記電動送風機の駆動モータが充電可能なバッテリを電源として駆動される電気掃除機に関する。
特許文献1には、静音化を図ることを目的とした電気掃除機が開示されている。特許文献1の電気掃除機では、リング状の支持パッキンを介してファンモータユニットを掃除機本体に内設し、この支持パッキンの外周面に一列で続くように形成した複数個の突起部を、掃除機本体のリブで防振支持している。
特許文献1の電気掃除機によれば、ファンモータユニットを構成する電動送風機が高速回転して発生する振動は、上記の突起部を通じてリブに伝達されるだけである。このため、上記の電気掃除機では、支持パッキンの全外周面がリブに接触する場合に比べて、支持パッキンをリブに支持する面積が狭くなることにより、前記振動がリブに伝達され難くなる。これに伴って、掃除機本体の振動が抑制されて、該掃除機本体から発生する騒音を低減できる。
特開昭59−139231号公報
しかしながら、特許文献1の電気掃除機では、上記の支持パッキンを一例とする防振材は、上記の突起部によって掃除機本体を構成するハウジングのリブに支持されているため、該防振材の全外周面をリブに支持させる場合に比べて、防振材をハウジングに支持する面積が狭かった。このため、突起部をハウジングの内壁に正対させて安定的に支持させ難いことがあり、その結果として、防振材が傾いて、該防振材の軸芯とハウジングの軸芯との間に芯ずれが生じることが懸念されている。
これを防止するため、防振材をハウジングに支持する面積を増加させることが考えられる。ところが、該面積を増加させ過ぎると、電動送風機の回転時に発生する振動が、前記増加させた支持面を通じてハウジングに伝わり易くなり、ハウジングから発生する騒音を低減するための妨げになる。
この発明は、このような状況に鑑み提案されたものであって、防振材の軸芯とハウジングの軸芯との間に芯ずれが生じることを抑制しつつ、騒音の発生も抑える電気掃除機を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る電気掃除機は、左右に二つ割り形状となるように形成された筒状のハウジングに、吸引風を発生させる電動送風機がリング状の防振材を介して保持され、前記電動送風機の駆動モータが充電可能なバッテリを電源として駆動される電気掃除機において、前記防振材の外周面には、該外周面に沿って所定の間隔をおいて複数の突起が形成されており、該防振材が前記ハウジングの軸方向の前後で該ハウジングの内壁とそれぞれ当接するように、前記外周面に、前記複数の突起が前記軸方向に互いに離れて並設配置されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記複数の突起は、底面よりも前記内壁に当接する上面が狭くなるように該底面から該上面に向けて先細りする形状をなすことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記複数の突起の内で前記ハウジングの下部側内壁に当接する突起を、該ハウジングの二つ割り位置から外れた位置に対応させて前記外周面から突設させたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記ハウジングの後端部にはハンドルが一体に設けられると共に、前記ハウジングの前端部内側に前記防振材を介して前記電動送風機が保持されており、前記複数の突起は、前記ハンドルの真前位置を避けて前記外周面に形成されることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記複数の突起を、前記軸方向の前後で前記ハウジングの周方向にずらした状態で前記外周面に形成したことを特徴とする。
請求項1の発明に係る電気掃除機によれば、従来のように、複数の突起を、防振材の外周に一列で続くように形成してハウジングに当接させる場合に比べて、防振材が、複数の突起を介してハウジングの内壁に当接する面積が増加する。これにより、従来に比べて、突起をハウジングの内壁に正対させて安定的に支持させることができる。よって、防振材の軸芯とハウジングの軸芯とを一致させて、該防振材の軸芯とハウジングの軸芯との間に芯ずれが生じることを抑制できる。
加えて、上記のように、本電気掃除機では、従来の場合に比べて、防振材がハウジングに当接する面積が増加するものの、防振材の全外周面をハウジングに当接させる場合に比べれば、防振材がハウジングに当接する面積を狭くできる。これにより、電動送風機の回転時に発生する振動が、ハウジングに伝わることを極力抑えることに伴って、ハウジングから発生する騒音も抑えることができる。
請求項2の発明によれば、前記上面の広さを前記底面の広さと同じにする場合に比べて、該上面を通じて防振材が前記内壁に当接する面積が増加することを極力抑えている。これにより、前記上面からハウジングに伝わる振動を抑えることができる。
請求項3の発明によれば、ハウジングを二つ割り位置で組み付ける際に、該二つ割り位置に、前記下部側内壁に当接する突起が配置されることがない。このため、前記突起に邪魔されることなく、前記二つ割り位置でハウジングを容易に組み付けることができる。
加えて、前記二つ割り位置でハウジングを組み付けた後には、前記下部側内壁に当接する突起を、前記二つ割り位置から外れた位置に当接させることにより、防振材に保持された電動送風機を、前記突起を介して前記下部側内壁に確実に支持することができる。
請求項4の発明によれば、ハンドルの真前位置に複数の突起を形成する場合に比べて、複数の突起を前記ハンドルから遠ざけて配置することができる。これにより、電動送風機の回転時に発生する振動が、複数の突起を通じてハンドルに伝わり難い状態を作り出すことができる。
請求項5の発明によれば、複数の突起を、前記周方向にずらさずに該周方向で一致させて前記ハウジングの軸方向の前後に形成する場合に比べて、互いの離間距離を短くして前記前後に形成することが可能になる。これに伴って、複数の突起が形成される防振材についても、前記軸方向と平行な方向の寸法を縮小化することが可能になる。
本発明の実施形態の電気掃除機の要部横断面図である。 図1のA−A要部縦断面図である。 同電気掃除機の本体ハウジングに収容される防振ゴムの側面図である。 同防振ゴムの正面図である。 同防振ゴムの背面図である。 同防振ゴムの斜視図である。
本実施形態の電気掃除機1を、図1ないし図6を参照しつつ説明する。図1及び図2に示す電気掃除機1は、本体ハウジング10と、ダストハウジング20と、リング状の防振ゴム30とを備えている。
本体ハウジング10は、該本体ハウジング10を正面視した縦方向に延びる二つ割り位置P(図2参照。)で、左右に二つ割り形状になるように形成されている。この本体ハウジング10は、左右一対の左本体ハウジング形成部材10L、右本体ハウジング形成部材10R(図2参照。)を用いて構成されている。
本体ハウジング10の前端部(図1中の右側)は筒状に成形されており、該前端部の内側には、電動送風機11が収容されている。前端部の内壁17の上部側には、上リブ12Aが一体に形成されている。後述の防振ゴム30は、電動送風機11のファンF(図1参照。)を覆うファンケース40に装着されると共に、上リブ12Aと前端部の内壁17の下部側とで挟まれつつ電動送風機収容室の壁面12B及びファンケース受け部12Cに支持された状態で、前記前端部の内側に位置決めされている。本体ハウジング10の前方には、通気孔13が開設されている。
一方、本体ハウジング10の後端部(図1中の左側)には、該本体ハウジング10と一体になってハンドル14が設けられている。後端部の外底面には、バッテリ15が取り付けられている。このバッテリ15は、充電可能なものであり、電動送風機11の駆動モータMを駆動するために用いられる。
ダストハウジング20は、筒状に形成されており、ねじによって、本体ハウジング10の前縁部に連結されている。ダストハウジング20の前方中央(図1中の右側)には、吸引口21が開設されている。本体ハウジング10にダストハウジング20を連結すると、吸引口21は、上記の通気孔13と対向して配置される。
ダストハウジング20の内側には、ステイ22と、フィルタ23と、ケース24とが収容されている。ステイ22は、ダストハウジング20の後方(図1中の左側)から前方(図1中の右側)に向けて先細りするように成形されて、上記の通気孔13の前方に配置されている。フィルタ23は、ステイ22全体に被せられている。このフィルタ23により、吸引口21と通気孔13との間が仕切られている。ケース24は、その基端部24Aがダストハウジング20の内側に突設したリブ25に係止されて、フィルタ23を覆う。
防振ゴム30の外周面31には、図3に示すように、その周方向に複数の突起35、36が二列になるように並設されている。本実施形態では、図3及び図4に示すように、防振ゴム30の軸方向X1の前方外周面上に、第一列の突起35が3個形成されている。さらに、該軸方向X1の後方外周面上には、図3及び図5に示すように、第二列の突起36が4個形成されている。なお、両突起35、36は、本発明の複数の突起の一例である。
両突起35、36は、前記軸方向X1の前後に所定の間隔を置いて互いに離れている。加えて、図3ないし図6に示すように、両突起35、36は、外周面31の周方向におけるそれぞれの位置を互いにずらした状態で前記外周面31に形成されている。両突起35、36は、防振ゴム30と同一の材料で形成されている。
図4に示すように、第一列の突起35では、それぞれの底面35Bの面積よりもそれぞれの上面35Aの面積を狭くしている。この第一列の突起35は、底面35Bから上面35Aに向けて先細りする形状を有する。上面35Aは、後述するように、本体ハウジング10の内壁17(図2参照。)に当接する。
図5に示すように、第二列の突起36についても、第一列の突起35と同様に、上記の先細り形状を有し、それぞれの底面36Bの面積よりもそれぞれの上面36Aの面積を狭くしている。両突起35、36のそれぞれの上面35A、36Aは、前記外周面31から放射する方向へ所定の距離だけ離れて前記内壁17と一致する同一円周上に配置されている。このため、上面36Aも、後述するように、前記上面35Aが前記内壁17に当接する位置から本体ハウジング10の軸方向X2の後方(図1中の左側)に離れた位置で、前記内壁17に当接する。
さらに、図3及び図6に示すように、外周面31上の後端には、突出端部37が形成されている。この突出端部37は、図5に示すように、係合凹部37Aを有する。係合凹部37Aには、上記のファンケース40の外周に設けた係合凸部41(図1参照。)が嵌め込まれる。
また、図6に示すように、防振ゴム30の下部外周面には、切込部38が形成されている。切込部38は、前記外周面31の周方向の所定長さに亘り、防振ゴム30の後端から前記軸方向X1の前方に向けて切り込まれた部分である。
上記のように構成された防振ゴム30は、以下に説明するようにして、本体ハウジング10の前端部に収容される。上述した係合凹部37Aに対して係合凸部41を嵌め込みながら、電動送風機11のファンケース40に防振ゴム30を装着する。このとき、防振ゴム30の前端開口部39(図4参照。)を通じ、ファンケース40の吸気開口部42(図1参照。)を本体ハウジング10の前方側へ突出させる。
次に、上記の右本体ハウジング形成部材10Rの通気孔13を形成する半円凹部に吸引開口部42を差し込むと共に、上記の突出端部37を上記の上リブ12Aに押し当てて弾性変形させながら、下リブ12Dの凹部に、ファンケース40の係合爪43を係合させる。さらに、防振ゴム30の後端を、上記壁面12B及び上記ファンケース受け部12Cに支持させる。これにより、防振ゴム30の軸方向X1を本体ハウジング10の軸方向X2と一致させると共に、防振ゴム30の軸芯と本体ハウジング10の軸芯とを一致させて、防振ゴム30が電動送風機11を保持して前記前端部の内側に位置決めされる。その際には、上記の切込部38により、防振ゴム30を前端部の内側へ位置決めするときに、該前端部の下部側内壁と一体に形成された下リブ12D(図1参照。)に外周面31が接触して損傷することを防止している。
その後、上記の二つ割り位置Pにおいて、右本体ハウジング形成部材10Rに左本体ハウジング形成部材10Lを突き合わせて組み付けると、図2から理解できるように、3つの突起35の上面35A及び4つの突起36の上面36Aが、それぞれ内壁17に当接する。
上記のように、防振ゴム30が、その軸方向X1を前記軸方向X2と一致させて、前記前端部に位置決めされることにより、上記の突起35、36の各上面35A、36Aを、該軸方向X2の前後に所定の間隔を置いて互いに離れて前記内壁17に当接させることができる。これに加えて、前述のように、防振ゴム30が、前記前端部に位置決めされることにより、図2に示すように、各上面35A、36Aを、前端部の周方向におけるそれぞれの位置を互いにずらして前記外周面31に形成された状態として、内壁17に当接させることができる。
また、図1及び図2に示すように、防振ゴム30の両突起35、36を、上記のハンドル14の真前位置付近に相当する前記外周面31上を避けて、該外周面31上の側部及び底部付近に形成した。
図2、図4及び図5に示すように、本体ハウジング10を正面視したときに、3つの突起35の内で、前記前端部の下部側の内壁17に当接する上面35Aを有する突起35Dを、二つ割り位置Pから外れた位置に対応させて前記外周面31から突設させた。ここでは、図2に示すように、前記突起35Dを、二つ割り位置Pから右本体ハウジング形成部材10R側に外れた位置に対応させて前記外周面31から突設させた。このため、突起35Dにより、電動送風機11の重量を、二つ割り位置Pから外れた前記下部側の内壁17に支持させて分担することが可能になる。
続いて、電気掃除機1の動作を説明する。上記のバッテリ15によって駆動モータMを駆動させると、電動送風機11が運転を開始する。これにより、吸引風が発生する。この吸引風は、上記の吸引口21からダストハウジング20の内側を通過し、前記フィルタ23、前記吸気開口部42、本体ハウジング10の排気孔(図示せず。)へと順次向かう。この吸引風と共にダストハウジング20の内側に吸い込まれた粉塵は、フィルタ23に捕捉される。
また、上述のように、本実施形態では、従来に比べて、防振ゴム30が内壁17に当接する面積を増加させているが、内壁17に当接する上面35A、36Aの面積を、底面35B、36Bの面積よりも狭くした。これにより、防振ゴム30が内壁17に当接する面積の増加を抑制でき、電動送風機11の回転時に発生する振動が、内壁17を通じて本体ハウジング10に伝わる面積の増加を抑制している。なお、防振ゴム30は、本発明の防振材の一例である。
<本実施形態の効果>
本実施形態の電気掃除機1では、防振ゴム30の外周面31には、該防振材30が本体ハウジング10の軸方向X2の前後で該本体ハウジング10の内壁17と当接するように、軸方向X2に互いに離れて配置された二列の突起35、36が形成されている。このため、従来のように、防振ゴムの外周面に一列で続くように形成した複数の突起を、内壁17に当接させる場合に比べて、本実施形態の防振材30が、二列の突起35、36を介して内壁17に当接する面積が増加する。これにより、従来に比べて、二列の突起35、36を内壁17に正対させて安定的に支持させることができる。よって、防振材30の軸芯と本体ハウジング10の軸芯とを一致させて、防振材30の軸芯と本体ハウジング10の軸芯との間に芯ずれが生じることを抑制できる。
加えて、上述したように、電気掃除機1では、従来の場合に比べて、防振材30が内壁17に当接する面積が増加するものの、防振材30の外周面31の全周を内壁17に当接させる場合に比べれば、防振材30が本体ハウジング10に当接する面積を狭くできる。これにより、電動送風機11の回転時に発生する振動が、本体ハウジング10に伝わることを極力抑えることに伴って、本体ハウジング10から発生する騒音も抑えることができる。
また、両突起35、36は、それぞれの底面35B、36Bの面積よりも、内壁17に当接する各上面35A、36Aの面積が狭くなるように、各底面35B、36Bから各上面35A、36Aに向けて先細りする形状を有する。このため、各上面35A、36Aの面積を各底面35B、36Bの面積と同じにする場合に比べて、各上面35A、36Aを通じて防振材30が前記内壁17に当接する面積が増加することを極力抑えている。これにより、各上面35A、36Aから本体ハウジング10に伝わる振動を抑えることができる。
さらに、上述したように、突起35Dを、二つ割り位置Pから外れた位置に対応させて前記外周面31から突設させた。このため、二つ割り位置Pで左右の本体ハウジング形成部材10L、10Rを突き合わせて組み付ける際に、該二つ割り位置Pに突起35Dが配置されることがない。よって、突起35Dに邪魔されることなく、二つ割り位置Pで、左右の本体ハウジング形成部材10L、10Rを容易に組み付けることができる。
加えて、二つ割り位置Pで左右の本体ハウジング形成部材10L、10Rを組み付けた後には、突起35Dを、二つ割り位置Pから外れた位置(内壁17の下部側)に当接させることにより、防振ゴム30に保持された電動送風機11を、突起35Dを介して内壁17の下部側に確実に支持することができる。
上述したように、ハンドル14の真前位置付近に相当する前記外周面31上を避けて、該外周面31上の側部及び底部付近に両突起35、36を形成した。このため、ハンドル14の真前位置に両突起35、36を形成する場合に比べて、両突起35、36をハンドル14から遠ざけて配置することができる。これにより、電動送風機11の回転時に発生する振動が、両突起35、36を通じてハンドル14に伝わり難い状態を作り出すことができる。
また、両突起35、36を、上記の軸方向X2の前後で前記前端部の周方向におけるそれぞれの位置を互いにずらして状態で前記外周面31に形成した。このため、両突起35、36を、前記周方向におけるそれぞれの位置をずらさずに該周方向で一致させて前記軸方向X2の前後に形成する場合に比べて、互いの離間距離を短くして前記前後に形成することが可能になる。これに伴って、両突起35、36が形成される防振ゴム30についても、前記軸方向X2と平行な軸方向X1(図3参照。)の寸法を縮小化することが可能になる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において構成の一部を適宜変更して実施することができる。例えば、上述した実施形態とは異なり、電動送風機11の回転時に発生する振動が本体ハウジング10へ過度に加わらないことを考慮して、両突起35、36の数を適宜に変更してもよい。
また、上述した実施形態とは異なり、突起35Dを、二つ割り位置Pから左本体ハウジング形成部材10L側に外れた位置に対応させて前記外周面31から突設させてもよい。さらに、上述した実施形態とは異なり、防振ゴム30の外周面31がリブ等に接触しない場合には、該外周面31に、上記の切込部38を形成しなくてもよい。
1・・電気掃除機、10・・本体ハウジング、11・・電動送風機、14・・ハンドル、15・・バッテリ、17・・内壁、30・・防振ゴム、31・・防振ゴムの外周面、35・・第一列の突起、35A・・第一列の突起の上面、35B・・第一列の突起の下面、36・・第二列の突起、36A・・第二列の突起の上面、36B・・第二列の突起の下面、X2・・本体ハウジングの軸方向、M・・駆動モータ、P・・本体ハウジングの二つ割り位置

Claims (5)

  1. 左右に二つ割り形状となるように形成された筒状のハウジングに、吸引風を発生させる電動送風機がリング状の防振材を介して保持され、前記電動送風機の駆動モータが充電可能なバッテリを電源として駆動される電気掃除機において、
    前記防振材の外周面には、該外周面に沿って所定の間隔をおいて複数の突起が形成されており、
    該防振材が前記ハウジングの軸方向の前後で該ハウジングの内壁とそれぞれ当接するように、前記外周面に、前記複数の突起が前記軸方向に互いに離れて並設配置されたことを特徴とする電動掃除機。
  2. 前記複数の突起は、底面よりも前記内壁に当接する上面が狭くなるように該底面から該上面に向けて先細りする形状をなすことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記複数の突起の内で前記ハウジングの下部側内壁に当接する突起を、該ハウジングの二つ割り位置から外れた位置に対応させて前記外周面から突設させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  4. 前記ハウジングの後端部にはハンドルが一体に設けられると共に、前記ハウジングの前端部内側に前記防振材を介して前記電動送風機が保持されており、前記複数の突起は、前記ハンドルの真前位置を避けて前記外周面に形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電気掃除機。
  5. 前記複数の突起を、前記軸方向の前後で前記ハウジングの周方向にずらした状態で前記外周面に形成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電気掃除機。
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