JP5367882B1 - コネクタおよびコネクタ接続構造 - Google Patents

コネクタおよびコネクタ接続構造 Download PDF

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Abstract

【課題】シールド部材固定用の別部材を設ける必要がなく、リング部材とカバーとの間にシールド部材を挟持固定することができ、組付け工程の削減を図るコネクタの提供を目的とする。
【解決手段】
被覆電線15をノイズからシールドするシールド部材16を備えたコネクタ10であって、上記被覆電線15に外嵌した止水部材11と、内周部で上記止水部材11を保持するリング部材12と、上記リング部材12の外周側に圧入固定する環状のカバー13とを設け、上記リング部材12と上記カバー13との間に上記シールド部材16を挟持固定したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、電気自動車やハイブリッド車両のモータ側のコネクタ接続用補機に対して接続されるようなコネクタおよびコネクタ接続構造に関する。
従来、上述例のコネクタおよびコネクタ接続構造としては、図7〜図10に示す構造がある。
図7はコネクタとコネクタ接続用補機とを接続した状態の断面図、図8は止水部材と金属製のカバーとの組合せ構造を示す断面図で、特にハウジングシール部とワイヤシール部のノーマル状態を示す図、図9はコネクタの斜視図、図10はコネクタの分解斜視図である。
図7〜図10に示すように、コネクタ70は、その内周部に止水部材としてのシール部材72を固定する金属カバー71と、複数本、たとえば、3本の被覆電線73,73,73を挿通する挿通孔74,74,74、ハウジングシール部75、ワイヤシール部76(図8参照)を一体形成したゴム製のシール部材72と、被覆電線73を電磁ノイズ(以下単にノイズと略記する)からシールドするシールド部材であるシールド編組77と、このシールド編組77を金属カバー71の外周部に締付けて固定する2分割構造のクランプ78,78と、2分割構造のクランプ78,78を締付け固定するボルト79およびナット80と、上記各要素71,72,73,77,78を外周側から一体的に覆う保護カバーとしてのゴム製のブーツ81と、このブーツ81を金属カバー71にその外周側から固定するバンド82と、を備えている。
また、上述のブーツ81の基端部にはコルゲート管83(いわゆるコルゲートチューブ)を内嵌する円筒部81aを一体形成し、この円筒部81aに挿入配置したコルゲート管83で、3本の被覆電線73およびシールド編組77をその外周側から保護している。
さらに、上述の3本の被覆電線73の先端部には端子84をそれぞれ圧着固定している。
図8に示すように、シール部材72の基端側外周部には環状の凹溝72aが形成されている一方、金属カバー71の基端側には径方向内方に屈曲形成された折曲げ部71aを一体形成し、この折曲げ部71aをシール部材72の凹溝72aに係入し、この係入構造とシール部材72の金属カバー71に対する嵌合構造とにより、シール部材72を金属カバー71の内周部に固定保持させている。
また、図9,図10に示すように、金属カバー71の先端側外部には外方へ突出する複数の取付け片71bを一体形成すると共に、これら各取付け片71bには取付け孔71cをそれぞれ形成している。
一方、図7に示すように、コネクタ接続用補機85には、複数の端子84および被覆電線73の先端側を挿入許容する孔部86が設けられている。
図9に示すコネクタ70は、金属カバー71の取付け片71bにおける取付け孔71cに挿入するボルトやビスなどの取付け部材(図示せず)を用いて、図7に示すようにコネクタ接続用補機85に接続される。
この場合、複数の端子84および被覆電線73の先端側が、図7に示すように、コネクタ接続用補機85の孔部86に挿入されると共に、シール部材72の先端側端面に一体形成したハウジングシール部75がコネクタ接続用補機85の端面にて弾性変形し、コネクタ接続用補機85と金属カバー71との間をシールして、これら両者85,71間から補機85内部へ浸入しようとする水の浸入を防止する。
また、被覆電線73をシール部材72の挿通孔74に挿入した場合、該挿通孔74の内周部に一体形成したワイヤシール部76が弾性変形し、被覆電線73の外周部をシールして、該被覆電線73とシール部材72との間から補機内部へ浸入しようとする水の浸入を防止する。
さらに、シールド編組77を設けたことにより、被覆電線73をノイズからシールドすることができる。
しかしながら、図7〜図10で示した従来構造においては、上述のシールド編組77を金属カバー71の外周部に固定するために、図10に示すように、2分割構造のクランプ78と、ボルト79およびナット80との別部材(合計6つの部品)が必要不可欠となるうえ、部品点数および組付け工数も大となる問題点があった。
ところで、特許文献1には、被覆電線をノイズからシールドするシールド部材としてのシールド編組を備えた電線のシールド構造において、金属ケースの基端部外周にシールド編組としてのシールドチューブの先端部を被せ、このシールドチューブをその外周からバンド部材で金属ケースに圧接し、バンド部材と金属ケースとの間にシールドチューブ(シールド編組)を狭圧状態で圧着固定した構成が開示されている。
特許文献1に開示されたバンド部材は、枠形状のバンド本体の左右両端に耳部を備えたもので、両耳部を圧潰することにより、バンド本体の全体の高さ寸法が縮められ、縮められたバンド本体でシールドチューブを金属ケースに圧接固定するものである。
しかしながら、この特許文献1に開示された従来構造においても、シールドチューブを取付けるためには、別部材としてのバンド部材が必要不可欠となり、組付け工数および組付け工程が大となる問題点があった。
特開2002−281654号公報
そこで、この発明は、シールド部材固定用の別部材を設ける必要がなく、リング部材とカバーとの間にシールド部材を挟持固定することができると共に、組付け工程の削減を図ることができるコネクタおよびコネクタ接続構造の提供を目的とする。
この発明は、被覆電線をノイズからシールドするシールド部材を備えたコネクタであって、上記被覆電線の挿通を許容する挿通孔を有する止水部材と、内周部で上記止水部材を保持するリング部材と、上記リング部材の外周側に圧入固定する環状のカバーとを設け、上記止水部材には、上記カバーの先端側からコネクタ接続用補機側に突出する突出部を備え、上記カバーには、コネクタ接続用補機に形成した孔部に上記突出部を挿通した状態でコネクタ接続用補機に取り付ける取付け部を備え、上記突出部の外周に、上記孔部の径方向内方へ変形可能なハウジングシール部を一体形成するとともに、上記突出部における前記挿通孔の内周に該挿通孔の径方向外方へ変形可能なワイヤーシール部を一体形成し、上記リング部材の基端側に径方向内方に屈曲形成された折曲げ部を設け、該折曲げ部で上記被覆電線を保護する保護カバーを係合固定し、上記リング部材の外周と上記カバーの内周との間に上記シールド部材を挟持固定するとともに、上記リング部材の基端部と上記カバーの折曲げ部との間に上記シールド部材を挟持固定したことを特徴とする
上述のシールド部材としては、シールド編組であってもよく、またはシールド性を有する金属箔であってもよい。
上記構成によれば、止水部材を保持するリング部材とカバーとの間にシールド部材を挟持固定するので、シールド部材固定用の別部材を設ける必要がなく、リング部材とカバーとの間にシールド部材を挟持固定することができる。
また、リング部材外周にシールド部材を配置し、カバーをリング部材の外周側に圧入すると、リング部材とカバーとの間にシールド部材を挟持固定することができるので、シールド部材を別部材により外周側から締付け固定する構成に対して、組付け工程の削減を図ることができる。
さらに上記構成によれば、上述の折曲げ部で保護カバーを係合固定するので、保護カバー固定用の別部材を必要とすることなく、上記カバーで保護カバーを係合固定することができる
さらに上記構成によれば、止水部材の突出部外周に設けたハウジングシール部で、コネクタ接続用補機に浸入しようとする水の浸入を防止することができる。
また、上述のハウジングシール部は突出部の外周に設けられているので、広い面積で効率的に防水シールを行なうことができる。
この発明の一実施態様においては、上述したコネクタと該コネクタを接続する上記コネクタ接続用補機とで構成することができる。
上記構成によれば、コネクタ接続用補機の孔部に挿入許容される止水部材の広い面積のハウジングシール部で、コネクタ接続用補機に浸入しようとする水の浸入を防止することができる。
この発明によれば、シールド部材固定用の別部材を設ける必要がなく、リング部材とカバーとの間にシールド部材を挟持固定することができると共に、組付け工程の削減を図ることができる効果がある。
本発明のコネクタおよびコネクタ接続構造を示す断面図 止水部材、リング部材およカバーの組合せ構造を示す断面図 図2のA−A線矢視に相当するコネクタの正面図 (a)はコネクタ形状の他の実施例を示す正面図、(b)はコネクタ形状のさらに他の実施例を示す正面図、(c)はコネクタ形状のさらに他の実施例を示す正面図 本発明のコネクタおよびコネクタ接続構造の他の実施例を示す断面図 止水部材、カバーおよびリング部材の組合せ構造を示す断面図 従来のコネクタおよびコネクタ接続構造を示す断面図 従来の止水部材およびカバーの組合せ構造を示す断面図 従来のコネクタを示す斜視図 従来のコネクタの分解斜視図
シールド部材定用の別部材を設ける必要がなく、リング部材とカバーとの間にシールド部材を挟持固定すると共に、組付け工程の削減を図るという目的を、被覆電線をノイズからシールドするシールド部材を備えたコネクタにおいて、上記被覆電線に外嵌した止水部材と、内周部で上記止水部材を保持するリング部材と、上記リング部材と上記カバーとの間に上記シールド部材を挟持固定するという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はコネクタおよびコネクタ接続構造を示し、図1はコネクタとコネクタ接続用補機とを接続した状態の断面図(但し、図3のB−B線矢視に相当する図)、図2は止水部材、リング部材およびカバーの組合せ構造を示す断面図で、特に、ハウジングシール部とワイヤシール部のノーマル状態を示す図、図3は図2のA−A線矢視に相当するコネクタの正面図である。
なお、図中、矢印Xはコネクタの先端側を示し、矢印Yはコネクタの基端側を示す。
図1,図2,図3において、コネクタ10は、正面視長円形状の止水部材としてのシール部材11と、内周部で該シール部材11を保持する正面視長円筒形状のリング部材12と、このリング部材12の外周側に圧入固定される環状のカバーとしての金属カバー13(いわゆるシールドカバー)と、先端に端子14がそれぞれ圧着固定された複数本、例えば、3本の被覆電線15…をノイズからシールドするシールド部材であるシールド編組16と、3本の被覆電線15およびシールド編組16をその外周側から一括して一体的に覆う保護カバーとしてのゴム製のブーツ17と、このブーツ17の基端部に挿入配置されて3本の被覆電線15およびシールド編組16をその外周側から保護するコルゲート管18(いわゆるコルゲートチューブ)と、を備えている。
上述の被覆電線15は複数本の電線15aを、絶縁被覆部材15bで覆ったもので、この実施例では、図3に示すように3本の被覆電線15…を所定等間隔を隔てて横方向に配置している。なお、図3では電線15aを概略的に図示している。
上述の止水部材としてのシール部材11は、3本の被覆電線15に外嵌したもので、該シール部材11は、図2に示すように、先端側の大径部11Aと、基端側の小径部11Bとを正面視長円形状に一体形成した合成ゴム製のものである。
図2,図3に示すように、上述のシール部材11には3本の被覆電線15を挿通する挿通孔11a…を貫通形成すると共に、大径部11Aと小径部11Bとの間には環状の凹溝11bを凹設形成している。
ここで、上述の大径部11Aは金属カバー13の先端側から図1に示すコネクタ接続用補機19側に突出する突出部であって、この大径部11A(つまり突出部)の外周にはハウジングシール部11cが一体形成されている。
上述のコネクタ接続用補機19には、図1に示すように、ハウジングシール部11cが挿入許容される孔部20を形成している。
上述のハウジングシール部11cは、図2に示すように断面が三角形状に形成されており、シール部材11の正面視長円形状部の外形全周に沿って一体形成したもので、この実施例では環状かつ2条のハウジングシール部11c,11cを備えているが、2条より多い複数条のハウジングシール部11cを設ける構造を採用してもよい。
またシール部材11の各挿通孔11aの先端側には、ハウジングシール部11cと対応するように、該挿通孔11a内に突出するワイヤシール部11dが一体形成されている。このワイヤシール部11dは被覆電線15の外周をシールするもので、該ワイヤシール部11dは、図2に示すように断面が三角形状に形成されており、挿通孔11aの内周に一体形成されている。
この実施例では、環状かつ2条のワイヤシール部11d,11dを備えているが、2条より多い複数条のワイヤシール部11dを設ける構造を採用してもよい。
上述のリング部材12はその内周部でシール部材11を保持するもので、このリング部材12は金属、好ましくはステンレスで構成されている。
図2に示すように、上述のリング部材12はシール部材11の形状に対応する正面視長円筒形状のリング部12aと、このリング部12aの先端側から径方向内方に向けて屈曲形成された折曲げ部12bとを備えており、該折曲げ部12bをシール部材11の凹溝11bに係合させることにより、リング部材12の内周部でシール部材11を保持すべく構成したものである。
上述の金属カバー13は、図2,図3に示すように構成されている。
すなわち、該金属カバー13は、リング部材12のリング部12aの形状に対応する正面視長円筒形状の筒部13aと、この筒部13aの基端側から径方向内方に向けて一体に屈曲形成された折曲げ部13bと、筒部13aの先端側上部における一方側コーナ部から上方に向けて延びる取付け片13cと、筒部13aの先端側上部における他方側コーナ部から上方に向けて延びる取付け片13dと、筒部13aの先端側下部中央部から下方に向けて延びる取付け片13eと、上述の各取付け片13c,13d,13eに開口形成した取付け孔13f…と、を備えている。
上述の金属カバー13としては、深絞り用冷間圧延鋼板SPCEにスズメッキを施したものや、鉄部材に亜鉛メッキを施したものを用いることができる。
上述のシールド編組16(braided wire、編組線)は小幅偏平な金属部材(導電性を有する部材)を編んで形成した筒状体であり、被覆電線を包んでノイズの遮蔽(つまり、磁気シールド)に用いられるもので、この実施例では、3本の被覆電線15…をシールド編組16で一括してシールドするように構成している
上述のブーツ17は、図1に示すように、その外周部に金属カバー13の折曲げ部13bを係合する環状の凹溝17aが形成された先端部17bと、ブーツ長手方向の中間に形成されたコルゲート部17cと、その内周部にコルゲート管18を配置する基端部17dと、先端部17bコルゲート部17cとを連結する前側連結部17eと、コルゲート部17cと基端部17dとを連結する後側連結部17fとを、ゴム部材にて一体形成したものである。
また、ブーツ17の先端部17bは、金属カバー13における折曲げ部13bの開口端部13g(図2参照)の形状に対応すべく正面視長円形状に形成されており、ブーツ17の基端部17dは、コルゲート管18の外形形状に対応すべく円筒形状に形成されており、このブーツ17により3本の被覆電線15およびシールド編組16をその外周側から一括して一体的に覆い、特に、シールド編組16を防水保護するように構成している。
上述のコルゲート管18は、その先端部がブーツ17の基端部17d内周に内嵌され、このコルゲート管18で3本の被覆電線15およびシールド編組16をその外周側から保護するように構成している。
次に、シールド編組16の固定方法について説明する。
リング部材12の折曲げ部12bをシール部材11の環状の凹溝11bに係合させて、リング部材12内周にシール部材11を係合保持させた状態下において、予めリング部材12におけるリング部12a外周面にシールド編組16を配設し、次に、リング部材12のリング部12aの外周側にその基端側から先端側に向けて金属カバー13を圧入固定すると、リング部材12のリング部12a外周と、金属カバー13の筒部13a内周との間に、シールド編組16を挟持固定することができる。
このように、シール部材11を保持するリング部材12と金属カバー13との間にシールド編組16を挟持固定するので、シールド編組固定用の別部材を設ける必要がなく、リング部材12と金属カバー13との間にシールド編組16を挟持固定することができ、また別部材によるシールド編組16の締付け固定工程も不要となるので、組付け工程の削減を図ることができる。
このようにして、シールド編組16を両者12,13間に挟持固定した後に、ブーツ17の先端部17bにおける凹溝17aを、金属カバー13の折曲げ部13bにその開口端部13g側から係合固定すると、ブーツ固定用の別部材を必要とすることなく、金属カバーの13の折曲げ部13bでブーツ17を係合固定することができる。
次に、コネクタ10をコネクタ接続用補機19に接続する場合には、図1に示すように、金属カバー13の各取付け片13c,13d,13eにおける取付け孔13fに挿入するボルトやビスなどの取付け部材(図示せず)を用いて、該金属カバー13をコネクタ接続用補機19の端部に接続する。
この場合、複数の端子14および被覆電線15の先端側が、図1に示すように、コネクタ接続用補機19の孔部20に挿入されると共に、シール部材11の大径部11A外周に一体形成したハウジングシール部11cがコネクタ接続用補機19の孔部20の周面にて弾性変形し、補機内部へ浸入しようとする水の浸入を防止することができる。
また、被覆電線15をシール部材11の挿通孔11aに挿入した場合、該挿通孔11aの内周部に一体形成したワイヤシール部11dが弾性変形し、被覆電線15の外周部をシールするので、該被覆電線15とシール部材11との間から補機内部へ浸入しようとする水の浸入を防止することができる。
ここで、シール部材11に一体形成されたハウジングシール部11cとワイヤシール部11dとは、大径部11Aの外周部と内周部との対応する位置に形成されており、ハウジングシール部11cはコネクタ接続用補機19における孔部20の径方向内方へ変形し、ワイヤシール部11dは挿通孔11aの径方向外方へ変形し、ハウジングシール部11cの変形力がワイヤシール部11dのシール性を高める方向に作用し、ワイヤシール部11dの変形力がハウジングシール部11cのシール性を高める方向に作用して、両シール部11c,11dが協働して、双方のシール部11c,11dのシール性を高めることができる。
さらに、シールド編組16を設けたことにより、3本の被覆電線15をノイズから一括してシールドすることができ、また、ブーツ17によりシールド編組16の防水性を確保することができる。
このように、図1〜図3で示した実施例1のコネクタ10は、被覆電線15をノイズからシールドするシールド編組16を備えたコネクタであって、上記被覆電線15に外嵌したシール部材11と、内周部で上記シール部材11を保持するリング部材12と、上記リング部材12の外周側に圧入固定する環状の金属カバー13とを設け、上記リング部材12と上記金属カバー13との間に上記シールド編組16を挟持固定したものである(図1参照)。
この構成によれば、シール部材11を保持するリング部材12と金属カバー13との間にシールド編組16を挟持固定するので、シールド編組固定用の別部材を設ける必要がなく、リング部材12と金属カバー13との間にシールド編組16を挟持固定することができる。
また、リング部材12外周にシールド編組16を配置し、金属カバー13をリング部材12の外周側に圧入すると、リング部材12と金属カバー13との間にシールド編組16を挟持固定することができるので、シールド編組を別部材により外周側から締付け固定する構成に対して、組付け工程の削減を図ることができる。
また、上記金属カバー13の基端側に径方向内方に屈曲形成された折曲げ部13bを設け、該折曲げ部13bで保護カバー(ブーツ17参照)を係合固定したものである(図1参照)。
この構成によれば、上述の折曲げ部13bで保護カバー(ブーツ17)を係合固定するので、保護カバー(ブーツ17)固定用の別部材を必要とすることなく、上記金属カバー13で保護カバー(ブーツ17)を係合固定することができる。
さらに、上記シール部材11は、金属カバー13の先端側からコネクタ接続用補機19側に突出する突出部(大径部11A参照)を有し、該突出部(大径部11A)の外周にハウジングシール部11cを一体形成したものである(図1,図2参照)。
この構成によれば、シール部材11の突出部(大径部11A)外周に設けたハウジングシール部11cで、コネクタ接続用補機19に浸入しようとする水の浸入を防止することができる。
また、上述のハウジングシール部11cは突出部(大径部11A)の外周に設けられているので、広い面積で効率的に防水シールを行なうことができる。
加えて、コネクタ10とコネクタ接続用補機19とを接続するコネクタ接続構造において、上記コネクタ接続用補機19には、上記ハウジングシール部11cが挿入許容される孔部20を形成したものである(図1参照)。
この構成によれば、コネクタ接続用補機19の孔部20に挿入許容されるシール部材11の広い面積のハウジングシール部11cで、コネクタ接続用補機19に浸入しようとする水の浸入を防止することができる。
図4はコネクタ形状の他の実施例を示し、図4の(a)に示す構造は、シール部材11および金属カバー13の正面視形状を円形および円筒形状と成し、金属カバー13の筒部における先端側一方(図示右側)と先端側他方(図示左側)から左右横方向に向けて延びる一対の取付け片13h,13hを設け、これら左右の各取付け片13h,13hに取付け孔13fを開口形成している。
また、シール部材11の正面視形状を円形と成したので、3本の被覆電線15…は、円形のシール部材11の中心点11eから等しい離間位置で、かつ同一円周上において120度の等間隔に配置すべく、3つの挿通孔11a…が形成されている。
図4の(b)に示す構造は、シール部材11および金属カバー13の正面視形状を楕円および楕円筒形状と成し、金属カバー13の筒部13aの先端側上部における一方側コーナ部から上方に向けて延びる取付け片13cと、筒部13aの先端側上部における他方側コーナ部から上方に向けて延びる取付け片13dと、筒部13aの先端側下部中央から下方に向けて延びる取付け片13eとを設け、これら各取付け片13c,13d,13eに取付け孔13fをそれぞれ開口形成したものであり、また、3本の被覆電線15…は所定等間隔を隔てて横方向に配置されている。
図4の(c)示す構造は、シール部材11および金属カバー13の正面視形状を方形状および角筒状と成し、金属カバー13の筒部の先端側上部における一方側コーナ部から外方に向けて延びる取付け片13iと、筒部の先端側上部における他方側コーナ部から外方に向けて延びる取付け片13jと、筒部の先端側下部における一方側コーナ部から外方に向けて延びる取付け片13kと、筒部の先端側下部における他方側コーナ部から外方に向けて延びる取付け片13mとを設け、これら各取付け片13i,13j,13k,13mに取付け孔13fをそれぞれ開口形成したものであり、また、3本の被覆電線15…は所定等間隔を隔てて横方向に配置されている。
図4の(a)、図4の(b)、図4の(c)に示すように構成しても、その他の構成、作用、効果については、図1〜図3で示した実施例と略同様であるから、図4において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
図5,図6はコネクタおよびコネクタ接続構造の他の実施例を示し、図5はコネクタをコネクタ接続用補機に接続した状態で示す断面図、図6はシール部材と、金属カバーと、リング部材の組合せ構造を示す断面図で、特に、ハウジングシール部とワイヤシール部のノーマル状態を示す図である。なお、図5,図6においても、コネクタの先端側を矢印Xで、コネクタの基端側を矢印Yで示す。
図5,図6において、コネクタ30は、正面視長円形状の止水部材であるシール部材31と、内周部で該シール部材31を保持する正面視長円筒形状の環状のカバーとしての金属カバー32(いわゆるシールドカバー)と、この金属カバー32の外周側に圧入固定される環状のリング部材33と、先端に端子34がそれぞれ圧着固定された複数本、例えば3本の被覆電線35…をノイズからシールドするシールド部材であるシールド編組36と、3本の被覆電線35およびシールド編組36をその外周側から一括して一体的に覆う保護カバーとしてのゴム製のブーツ37と、このブーツ37の基端部に挿入配置されて3本の被覆電線35およびシールド編組36をその外周側から保護するコルゲート管38(いわゆるコルゲートチューブ)と、を備えている。
上述の被覆電線35は複数本の電線35aを、絶縁被覆部材35bで覆ったもので、この実施例では、3本の被覆電線35…を実施例1(図3参照)と同様に所定等間隔を隔てて横方向に配置している。
上述のシール部材31は、3本の被覆電線35を外嵌したもので、該シール部材部材31は、図6に示すように、先端側の大径部31Aと、基端側の小径部31Bと、これら両部31A,31Bの中間に位置する中間径部31Cとを、正面視長円形状に一体形成した合成ゴム製のものである。
図5,図6に示すように、上述のシール部材31には3本の被覆電線35を相通する挿通孔31a…を貫通形成すると共に、中間径部31Cと小径部31Bとの間には環状の凹溝31bを凹設形成している。
ここで、上述の大径部31Aは金属カバー32の先端側から図5に示すコネクタ接続用補機39側に突出する突出部であって、この大径部31A(つまり突出部)の外周にはハウジングシール部31cが一体形成されている。
上述のコネクタ接続用補機39には、図5に示すように、ハウジングシール部31cが挿入許容される孔部40を形成している。
上述のハウジングシール部31cは、図6に示すように、断面が三角形状に形成されており、シール部材31の正面視長円形状部の外形全周に沿って一体形成したもので、この実施例では環状かつ2条のハウジングシール部31cを備えているが、2条よりも多い複数条のハウジングシール部31cを設ける構造を採用してもよい。
また、シール部材31の各挿通孔31aの先端側で大径部31Aには、ハウジングシール部31cと対応するように、該挿通孔31a内に突出するワイヤシール部31dが一体形成されている。このワイヤシール部31dは被覆電線35の外周をシールするもので、該ワイヤシール部31dは、図6に示すように断面が三角形状に形成されており、挿通孔31aの内周に一体形成されている。
この実施例では、環状かつ2条のワイヤシール部31d,31dを備えているが、2条よりも多い複数条のワイヤシール部31dを設ける構造を採用してもよい。
上述の金属カバー32は、図5,図6に示すように構成されている。
すなわち、該金属カバー32は、シール部材31の中間径部31Cの形状に対応する正面視長円筒形状の筒部32aと、この筒部32aの基端側から径方向内方に向けて一体に屈曲形成された折曲げ部32bと、筒部32aの先端側上部における一方側コーナ部と、他方側コーナ部と、筒部32aの先端側下部中央とからそれぞれ外方に向けて延びる取付け片32c…と、各取付け片32cに開口形成した取付け孔32d…と、を備えている。
そして、金属カバー32の折曲げ部32bをシール部材31の凹溝31bに係合させることにより、金属カバー32の内周部でシール部材31を保持すべく構成したものである。
上述の金属カバー32としては、実施例1と同様に、深絞り用冷間圧延鋼板SPCEにスズメッキを施したものや、鉄部材に亜鉛メッキを施したものを用いることができる。
上述のリング部材33は金属カバー32の筒部32a外周に圧入固定されるもので、このリング部材33は、金属、好ましくはステンレスで構成されている。
図6に示すように、上述のリング部材33は金属カバー32の筒部32aの形状に対応する正面視長円筒形状のリング部33aと、このリング部33aの基端側から径方向内方に向けて屈曲形成された折曲げ部33bとを備えている。
上述のシールド編組36(braided wire、編組線)は小幅偏平な金属部材(導電性を有する部材)を編んで形成した筒状体であり、被覆電線を包んでノイズの遮蔽(つまり磁気シールド)に用いられるもので、この実施例においても先の実施例1と同様に、3本の被覆電線35…をシールド編組36で一括してシールドするように構成している。
上述のブーツ37は、図5に示すように、その外周部にリング部材33の折曲げ部33bを係合する環状の凹溝37aが形成された先端部37bと、ブーツ長手方向の中間に形成されたコルゲート部37cと、その内周部にコルゲート管38を配置する基端部37dと、先端部37bとコルゲート部37cとを連結する前側連結部37eと、コルゲート部37cと基端部37dとを連結する後側連結部37fとを、ゴム部材にて一体形成したものである。
また、ブーツ37の先端部37bは、リング部材33における折曲げ部33bの開口端部33c(図6参照)の形状に対応すべく正面視長円形状に形成されており、ブーツ37の基端部37dは、コルゲート管38の外形形状に対応すべく円筒状に形成されており、このブーツ37により3本の被覆電線35およびシールド編組36をその外周側から一括して一体的に覆い、特に、シールド編組36を防水保護するように構成している。
上述のコルゲート管38は、その先端部がブーツ37の基端部37d内周に内嵌され、このコルゲート管38で3本の被覆電線35およびシールド編組36をその外周側から保護するように構成している。
次に、シールド編組36の固定方法について説明する。
金属カバー32の折曲げ部32bをシール部材11の環状の凹溝31bに係合させて、金属カバー32の内周にシール部材31を係合保持させた状態下において、予め金属カバー32における筒部32a外周面にシールド編組36を配設し、次に、金属カバー32の筒部32aの外周側にその基端側から先端側に向けてリング部材33を圧入固定すると、金属カバー32の筒部32a外周と、リング部33a内周との間に、シールド編組36を挟持固定することができる。
このように、シール部材31を保持する金属カバー32とリング部材33との間にシールド編組36を挟持固定するので、シールド編組固定用の別部材を設ける必要がなく、金属カバー32とリング部材33との間にシールド編組36を挟持固定することができ、また、別部材によるシールド編組36の締付け固定工程も不要となるので、組付け工程の削減を図ることができる。
このようにして、シールド編組36を両者32,33間に挟持固定した後に、ブーツ37の先端部37bにおける凹溝37aを、リング部材33の折曲げ部33bにその開口端部33c側から係合固定すると、ブーツ固定用の別部材を必要とすることなく、リング部材33の折曲げ部33bでブーツ37を係合固定することができる。
次に、コネクタ30をコネクタ接続用補機39に接続する場合には、図5に示すように、金属カバー32の各取付け片32c…における取付け孔32dに挿入するボルトやビスなどの取付け部材(図示せず)を用いて、該金属カバー32をコネクタ接続用補機39の端部に接続する。
この場合、複数の端子34および被覆電線35の先端側が、図5に示すように、コネクタ接続用補機39の孔部40に挿入されると共に、シール部材31の大径部31A外周に一体形成したハウジングシール部31cがコネクタ接続用補機39の孔部40の周面にて弾性変形し、補機内部へ浸入しようとする水の浸入を防止することができる。
また、被覆電線35をシール部材31の挿通孔31aに挿入した場合、該挿通孔31aの内周部に一体形成したワイヤシール部31dが弾性変形し、被覆電線35の外周部をシールするので、該被覆電線35とシール部材31との間から補機内部へ浸入しようとする水の浸入を防止することができる。
ここで、シール部材31に一体形成されたハウジングシール部31cとワイヤシール部31dとは、大径部31Aの外周部と内周部との対応する位置に形成されており、ハウジングシール部31cはコネクタ接続用補機39における孔部40の径方向内方へ変形し、ワイヤシール部31dは挿通孔31aの径方向へ変形し、ハウジングシール部31cの変形力がワイヤシール部31dのシール性を高める方向に作用し、ワイヤシール部31dの変形力がハウジングシール部31cのシール性を高める方向に作用して、両シール部31c,31dが協働して、双方のシール部31c,31dのシール性を高めることができる。
さらに、シールド編組36を設けたことにより、3本の被覆電線35をノイズから一括してシールドすることができ、また、ブーツ37を設けたことによりシールド編組36の防水性を確保することができる。
このように、図5,図6で示した実施例3のコネクタは、被覆電線35をノイズからシールドするシールド編組36を備えたコネクタ30であって、上記被覆電線35に外嵌したシール部材31と、内周部で上記シール部材31を保持する環状の金属カバー32と、上記金属カバー32の外周側にその基端側から先端側に向けて圧入固定するリング部材33とを設け、上記金属カバー32と上記リング部材33との間に上記シールド編組36を挟持固定したものである(図5参照)。
この構成によれば、シール部材31を保持する金属カバー32とリング部材33との間にシールド編組36を挟持固定するので、シールド編組固定用の別部材を設ける必要がなく、金属カバー32とリング部材33との間にシールド編組36を挟持固定することができる。
また、金属カバー32外周にシールド編組36を配置し、リング部材33を金属カバー32の外周側にその基端側から先端側に向けて圧入固定すると、金属カバー32とリング部材33との間にシールド編組36を挟持固定することができるので、シールド編組36を別部材により外周側から締付け固定する構成に対して、組付け工程の削減を図ることがある。
さらに、上記リング部材33の基端側に径方向内方に屈曲形成された折曲げ部33bを設け、該折曲げ部33bで保護カバー(ブーツ37参照)を係合固定したものである(図5参照)。
この構成によれば、上述の折曲げ部33bで保護カバー(ブーツ37)を係合固定するので、保護カバー固定用の別部材を必要とすることなく、上記リング部材33で保護カバー(ブーツ37)を係合固定することができる。
さらにまた、上記シール部材31は、金属カバー32の先端側からコネクタ接続用補機39側に突出する突出部(大径部31A参照)を有し、該突出部(大径部31A参照)の外周にハウジングシール部31cを一体形成したものである(図6参照)。
この構成によれば、シール部材31の突出部(大径部31A)外周に設けたハウジングシール部31cで、コネクタ接続用補機39に浸入しようとする水の浸入を防止することができる。
また、上述のハウジングシール部31cは突出部(大径部31A)の外周に設けられているので、広い面積で効率的に防水シールを行なうことができる。
加えて、コネクタ30とコネクタ接続用補機39とを接続するコネクタ接続構造において、上記コネクタ接続用補機39には、上記ハウジングシール部31cが挿入許容される孔部40を形成したものである(図5参照)。
この構成によれば、コネクタ接続用補機39の孔部40に挿入許容されるシール部材31の広い面積のハウジングシール部31cで、コネクタ接続用補機39に浸入しようとする水の浸入を防止することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の止水部材は、実施例のシール部材11に対応し、
以下同様に、
シールド部材は、シールド編組16に対応し、
カバーは、金属カバー13に対応し、
保護カバーは、ブーツ17に対応し、
突出部は、大径部11Aに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、コネクタ接続用補機19,39としては、モータのシールド壁であってもよく、DC−DCコンバータおよびインバータを内蔵したシールド筺体であってもよい。また、シールド部材としては、シールド編組に代えてシールド性を有する金属箔であってもよく、さらに、カバーは、金属カバーに代えて合成樹脂製のカバーであってもよい。
以上説明したように、本発明は、電気自動車やハイブリッド車両のモータ側のコネクタ接続用補機に対して接続されるようなコネクタおよびコネクタ接続構造について有用である。
10,30…コネクタ
11,31…シール部材(止水部材)
11A,31A…大径部(突出部)
11c,31c…ハウジングシール部
12…リング部材
13…金属カバー(カバー)
13b…折曲げ部
15,35…被覆電線
16,36…シールド編組(シールド部材)
17,37…ブーツ(保護カバー)
19,39…コネクタ接続用補機
20,40…孔部
32…金属カバー(カバー)
33…リング部材
33b…折曲げ部

Claims (2)

  1. 被覆電線をノイズからシールドするシールド部材を備えたコネクタであって、
    上記被覆電線の挿通を許容する挿通孔を有する止水部材と、
    内周部で上記止水部材を保持するリング部材と、
    上記リング部材の外周側に圧入固定する環状のカバーとを設け、
    上記止水部材には、上記カバーの先端側からコネクタ接続用補機側に突出する突出部を備え、
    上記カバーには、コネクタ接続用補機に形成した孔部に上記突出部を挿通した状態でコネクタ接続用補機に取り付ける取付け部を備え、
    上記突出部の外周に、上記孔部の径方向内方へ変形可能なハウジングシール部を一体形成するとともに、上記突出部における前記挿通孔の内周に該挿通孔の径方向外方へ変形可能なワイヤーシール部を一体形成し、
    上記リング部材の基端側に径方向内方に屈曲形成された折曲げ部を設け、
    該折曲げ部で上記被覆電線を保護する保護カバーを係合固定し、
    上記リング部材の外周と上記カバーの内周との間に上記シールド部材を挟持固定するとともに、上記リング部材の基端部と上記カバーの折曲げ部との間に上記シールド部材を挟持固定した
    コネクタ。
  2. 請求項記載のコネクタと該コネクタを接続する上記コネクタ接続用補機とで構成した
    コネクタ接続構造。
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