JP5364045B2 - 油圧機器用埋め栓 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧機器に油通路を形成するために作られる加工孔(捨て孔)等の透孔を密封することができる油圧機器用埋め栓に関する。
従来の上記油圧機器用埋め栓として例えば図5に示すものがある(例えば、特許文献1参照。)。この油圧機器用埋め栓1は、図5に示すように、雄ねじ部2を有し、この雄ねじ部2の上端部に雄ねじ部2よりも径が大きい頭部3が形成され、この頭部3の上端面に係合凹部4が形成されている。この係合凹部4は、例えば六角穴である。
この埋め栓1を使用して、図5に示すように、油圧機器に形成された油通路5(透孔)の開口端部を密封するときは、埋め栓1の頭部3に形成されている係合凹部4に六角レンチ(工具)を係合させて、埋め栓1の雄ねじ部2を、油圧機器の油通路5に形成された雌ねじ部6に締め付ける。これによって、埋め栓1の頭部3の下部に形成された顎状部7を、油通路5の開口端部に形成された漏斗状の傾斜内周面8に圧接させることができ、この埋め栓1を使用して、油通路5の開口端部を密封することができる。
そして、この埋め栓1は、図5に示すように、顎状部7の軸方向の断面形状が曲率半径R1(中心O)の円弧状となっているので、漏斗状の傾斜内周面8のテーパ角度α1にバラツキがあっても、この顎状部7を傾斜内周面8に密着させることができ、油通路5の開口端部を確実に密封することができるようにしている。
ところで、例えば図5に示す油通路5内の圧力が高圧であるときは、埋め栓1の雄ねじ部2を高締付けトルクで雌ねじ部6に締め付けて、埋め栓1の顎状部7を、油通路5の開口端部に形成された傾斜内周面8に強力に圧接させる必要がある。そのためには、締付けトルクが大きいと、係合凹部4がつぶれてしまうので、それを避けるために面圧を下げる必要があり、工具が係合される埋め栓1の係合凹部4の深さd1、及び頭部3の高さh1を大きくして、工具と係合凹部4との締付け方向の係合力を大きくする必要がある。
特開2006−283825号公報
しかし、図5に示す埋め栓1の係合凹部4の深さd1、及び頭部3の高さh1を大きくすると、この頭部3を収容するための油通路5の開口端部に形成された傾斜内周面8の深さe1を、その分だけ深くする必要があり、このように、傾斜内周面8の深さe1を深くすると、油圧機器の肉厚が厚くなって、油圧機器の大型化及びコストアップ等を招くことになる。
また、図5に示すように、埋め栓1の雄ねじ部2を高締付けトルクで雌ねじ部6に締め付けたときに、埋め栓1の曲率半径R1が大きい円弧状の顎状部7が、油通路5の開口端部に形成された傾斜内周面8に強力に圧接するが、この顎状部7と、傾斜内周面8との圧接により密封構造を形成する構成では、つぶれ代が少ないので顎状部7が適切に塑性変形することができず、高性能のシール状態を作ることができないことがある。これによって、高圧の油通路5を確実に密封できない場合がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、油圧機器の透孔に形成された雌ねじ部に対して高締付けトルクで締め付けて、内部が高圧の透孔を高性能で密封することができ、しかも、頭部の高さを低く抑えて、油圧機器の透孔に形成される漏斗状の傾斜内周面の深さを浅くして油圧機器の肉厚を薄くし、油圧機器の小型化及びコストの低減を図ることができる油圧機器用埋め栓を提供することを目的としている。
本発明に係る油圧機器用埋め栓は、雄ねじ部を有し、この雄ねじ部の上端部に前記雄ねじ部よりも径が大きい頭部が形成され、この頭部の上端面に形成されている係合凹部に工具を係合させて、前記雄ねじ部を、油圧機器の透孔に形成された雌ねじ部に締め付けることによって、前記頭部の下縁部に形成された環状のシール部を、前記雌ねじ部の一端側に形成された漏斗状の傾斜内周面に圧接させることができる金属製の油圧機器用埋め栓において、前記シール部の上側周面部が、当該シール部から前記頭部の上端部側に向かうに従って拡径するテーパ部として形成され、前記シール部と前記雄ねじ部の上端部との間に環状のくびれ部が形成され、前記頭部の上端面から前記シール部までの頭部高さを、前記雄ねじ部の呼びの値で除算して得られる頭部高さの無次元化値が0.4〜0.7であることを特徴とするものである。
本発明に係る油圧機器用埋め栓によると、頭部に形成された係合凹部に工具を係合させて、この埋め栓の雄ねじ部を、油圧機器の透孔に形成された雌ねじ部に締め付けることによって、この埋め栓の頭部の下縁部に形成された環状のシール部を、雌ねじ部の一端側に形成された漏斗状の傾斜内周面に圧接させて塑性変形させることができ、この環状の圧接部分(シール部分)が傾斜内周面に対して全周に亘って形成される。これによって、透孔内を密封することができる。そして、この埋め栓は、雌ねじ部に対して着脱自在であり、再組付けに使用することができる。
そして、シール部の上側周面部にテーパ部を形成し、シール部の下部にくびれ部を形成することによって、シール部が、油圧機器に形成された漏斗状の傾斜内周面側に突出するように形成することができる。これによって、このテーパ部及びくびれ部は、雄ねじ部を雌ねじ部に締め付けたときに、塑性変形するシール部と、漏斗状の傾斜内周面との圧接部分の位置、及び圧接部分の幅(シール幅)を規定することができる。
また、この埋め栓の雄ねじ部を雌ねじ部に締め付けたときに、油圧機器側の漏斗状の傾斜内周面に圧接されるシール部が塑性変形するメカニズムにおいて、頭部高さによって係合凹部とテーパ部の最薄部の肉厚が決まるため、頭部高さの無次元化値は、このシール部及びその近傍を含む頭部の構造としての強度を規定することができる。
従って、頭部高さの無次元化値を0.4〜0.7とすることによって、例えば内部が高圧の透孔を密封するために、この埋め栓を高締付けトルクで締め付けたときでも、シール部の塑性変形、及びその近傍の塑性歪みを許容範囲内に抑えることができ、この埋め栓のシール部によって、高圧の透孔を確実に密封することができる。しかも、頭部の高さを低く抑えることができるので、油圧機器の透孔に形成される漏斗状の傾斜内周面の深さを浅くして、油圧機器の肉厚を薄くすることができる。
なお、頭部高さの無次元化値を0.4未満とすると、締付けたときのシール部及びその近傍を含む頭部の塑性歪みが許容範囲を超えることになる。そして、この無次元化値が0.7を超えると、頭部の高さが高くなり、油圧機器の肉厚の薄肉化のための十分な効果が得られない。
この発明に係る油圧機器用埋め栓において、前記シール部の下側周面部に下向きの傾斜外周面が形成され、この傾斜外周面は、前記シール部から前記雄ねじ部側に向かうに従って縮径し、前記雄ねじ部の中心軸に垂直な水平面に対して7°〜20°のぬすみ角度を成すものとすることができる。
この傾斜外周面のぬすみ角度は、シール部及びその近傍の構造としての強度、及びシール部と漏斗状の傾斜内周面との圧接部分の幅(シール幅)を規定することができるものである。
従って、ぬすみ角度を7°〜20°とすると、シール部が漏斗状の傾斜内周面に圧接したときに、シール部の塑性変形及びその近傍における塑性歪みが許容範囲内の大きさとなり、シール部が適切に塑性変形して目標範囲内のシール幅が形成されるようにすることができる。これによって、透孔を高性能で密封することができる。
なお、ぬすみ角度を7°未満とすると、シール部の下側周面部に形成された傾斜外周面と、油圧機器側の傾斜内周面との隙間が大きくなり、シール部が塑性変形しても、シール幅を目標範囲まで大きくすることができないし、塑性歪みが大きくなる傾向にある。そして、ぬすみ角度が20°を超えると、シール部及びその近傍の構造としての強度が大きくなり、シール部自体の塑性変形が小さくなり、目標範囲内のシール幅が得られない。
この発明に係る油圧機器用埋め栓において、環状の前記くびれ部の曲率半径は、下限値が0.2mmであり、上限値が0.1に雄ねじ部の呼びの値を乗算して得られた値であるものとすることができる。
この環状のくびれ部は、埋め栓の雄ねじ部を雌ねじ部に締め付けて、シール部を漏斗状の傾斜内周面に圧接させようとしたときに、このくびれ部が形成されている部分が漏斗状の傾斜内周面に当接しないようにして、シール部を漏斗状の傾斜内周面に確実に圧接させることができるようにするものである。
また、このくびれ部の曲率半径は、埋め栓を締め付けたときに埋め栓の頭部に働く力がくびれ部に集中する程度を規定することができ、更に、くびれ部、シール部及びその近傍の構造としての強度、及びシール部の塑性変形の大きさを規定することができるものである。
従って、このくびれ部の曲率半径として、下限値が0.2mmであり、上限値が0.1に雄ねじ部の呼びの値を乗算して得られた値とすることによって、埋め栓を締め付けたときに、くびれ部に集中応力が掛からないようにすることができるし、シール部と漏斗状の傾斜内周面とのシール幅を目標範囲内に設定することができる。
ここで、曲率半径を下限値の0.2mm未満とすると、このくびれ部に掛かる応力集中が許容範囲を超えてしまう。例えば雄ねじ部の呼びがM7の場合、曲率半径が0.7mm(0.1×雄ねじ部の呼びの値)を超えると、くびれ部、シール部及びその近傍の構造としての強度が大きくなって、シール部自体の塑性変形が小さくなり、目標範囲内のシール幅が得られない。
この発明に係る油圧機器用埋め栓において、前記頭部に形成された前記係合凹部に対して工具を係合させることができる深さを、前記雄ねじ部の呼びの値で除算して得られる係合凹部深さの無次元化値が0.30〜0.33であるものとすることができる。
この油圧機器用埋め栓によると、頭部に形成された係合凹部に工具を係合させて、この埋め栓の雄ねじ部を雌ねじ部に締め付けたときに、埋め栓の頭部に捻り力が働くが、この係合凹部深さの無次元化値は、その捻り力を勘案して、係合凹部と工具との締付け方向の係合力を規定することができるものである。
従って、係合凹部深さの無次元化値を0.30〜0.33とすることによって、この係合凹部と工具との締付け方向の係合力が目標範囲内となるようにすることができ、この埋め栓を高締付けトルクで締め付けて、この埋め栓のシール部によって、高圧の透孔を確実に密封することができる。しかも、係合凹部の深さが浅くなるように抑えることができ、これによって、頭部の高さを低く抑えることができるので、油圧機器の透孔に形成される漏斗状の傾斜内周面の深さを浅くして、油圧機器の肉厚を薄くすることができる。
なお、係合凹部深さの無次元化値を0.30未満とすると、係合凹部と工具との係合力が目標範囲内に達しないことになる。そして、この無次元化値が0.33を超えると、油圧機器の肉厚の薄肉化のための十分な効果が得られない。
この発明に係る油圧機器用埋め栓において、前記シール部の上側周面部に形成された前記テーパ部のテーパ角度が略40°であり、前記漏斗状の傾斜内周面のテーパ角度が略60°に形成されているものとすることができる。
この埋め栓の雄ねじ部を雌ねじ部に締め付けたときに、油圧機器側の漏斗状の傾斜内周面に圧接される埋め栓のシール部が塑性変形して圧接部分が形成されるメカニズムにおいて、シール部の上側周面部に形成されたテーパ部のテーパ角度、及び漏斗状の傾斜内周面のテーパ角度は、圧接部分の幅(シール幅)、並びに、埋め栓の頭部及びくびれ部の塑性変形及び塑性歪みを規定することができるものである。
従って、シール部の上側周面部に形成されたテーパ部のテーパ角度を略40°とし、漏斗状の傾斜内周面のテーパ角度を略60°とすることによって、埋め栓の頭部の高さを低くしても、例えば内部が高圧の透孔を密封するために、この埋め栓を高締付けトルクで締め付けたときの、シール部の塑性変形及びその近傍の塑性歪みを許容範囲内に抑えるようにすることができ、この埋め栓のシール部によって、高圧の透孔を確実に密封できるようにすることができる。
本発明に係る油圧機器用埋め栓によると、頭部高さの無次元化値を0.4〜0.7とすることによって、この埋め栓を、透孔に形成された雌ねじ部に対して高締付けトルクで締め付けることができて、内部が高圧の透孔を高性能で密封することができる。しかも、頭部の高さを低く抑えて、油圧機器の透孔に形成される漏斗状の傾斜内周面の深さを浅くすることができ、これによって、油圧機器の肉厚を薄くできるので、油圧機器の小型化及びコストの低減を図ることができる。
この発明の一実施形態に係る油圧機器用埋め栓を示す正面図である。 図1に示す同実施形態に係る同埋め栓を示す平面図である。 図1に示す同実施形態に係る同埋め栓を油圧機器に形成された油通路の開口端部に取り付けた状態を示す部分断面正面図である。 図3に示す同実施形態に係る同埋め栓のシール部及びくびれ部を示す部分拡大断面図である。 従来の油圧機器用埋め栓を油圧機器に形成された油通路の開口端部に取り付けた状態を示す部分断面正面図である。
以下、本発明に係る油圧機器用埋め栓の一実施形態を、図1〜図4を参照して説明する。この油圧機器用埋め栓11は、図3に示すように、油圧バルブ、油圧ポンプ等の油圧機器12に形成された油通路13(透孔)等の雌ねじ部14に、この埋め栓11に形成されている雄ねじ部15を、高締付けトルクで締め付けて、油通路13の開口端部を高性能で密封することができるものである。この埋め栓11の材質は、例えばSCM435調質材等の鋼製であるが、それ以外の金属製とすることができる。
この油圧機器用埋め栓11は、図1及び図2に示すように、雄ねじ部15を有し、この雄ねじ部15の上端部に雄ねじ部15よりも径が大きい頭部16が形成され、この頭部16の上端面に係合凹部17が形成されている。
係合凹部17は、作業者が所定の工具を係合させて、この埋め栓11に設けられている雄ねじ部15を、図3に示す油圧機器12の油通路13(透孔)に形成された雌ねじ部14に締め付けることができるものであり、例えばトルクス(登録商標)穴、又は六角穴等の角穴である。
そして、図1に示すように、頭部16の下縁部には、環状のシール部18が形成されている。
シール部18は、図3及び図4に示すように、この埋め栓11の雄ねじ部15を油通路13の雌ねじ部14に締め付けたときに、雌ねじ部14の一端側に形成された漏斗状の傾斜内周面19に圧接して、この環状の圧接部分で密封構造を形成することができるものである。
そして、頭部16の上端面からシール部18までの頭部高さH1は、頭部高さH1を雄ねじ部15の呼びの値で除算して得られる頭部高さH1の無次元化値が0.4〜0.7となるように形成されている。
例えば埋め栓11の雄ねじ部15の呼びがM7である場合は、頭部高さH1は、7×(0.4〜0.7)=2.8〜4.9mmである。従って、雄ねじ部15の呼びがM5〜M10の場合は、それぞれの呼びの値5〜10に、頭部高さH1の無次元化値0.4〜0.7を乗算することによって頭部高さH1の許容範囲を決定することができる。
なお、呼びがM5〜M10の雄ねじ部15は、油圧バルブ、油圧ポンプ等の油圧機器12に形成されている油通路13の開口端部を密封するために使用される埋め栓に形成するのに適しているものである。
また、図1及び図4に示すように、シール部18の下側周面部に下向きの傾斜外周面20が形成され、この傾斜外周面20は、シール部18から雄ねじ部15側に向かうに従って縮径し、雄ねじ部15の中心軸に垂直な水平面に対して7°〜20°のぬすみ角度θ2を成している。
更に、図1及び図4に示すように、シール部18と雄ねじ部15の上端部との間には、環状のくびれ部21が形成されている。この環状のくびれ部21の曲率半径RA1は、下限値が0.2mmであり、上限値が0.1に雄ねじ部15の呼びの値を乗算して得られた値として形成してある。そして、この環状のくびれ部21の上部が、傾斜外周面20によって形成されている。また、このくびれ部21の底部の直径は、雄ねじ部15の山の径よりも小さい寸法に形成されている。
そして、図1に示すように、頭部16に形成された係合凹部17に対して工具を係合させることができるその係合凹部17の深さD1は、この深さD1を雄ねじ部15の呼びの値で除算して得られる係合凹部深さD1の無次元化値が0.30〜0.33となるように形成されている。
例えば埋め栓11の雄ねじ部15の呼びがM7である場合は、係合凹部深さD1は、7×(0.30〜0.33)≒2.1〜2.3mmである。従って、雄ねじ部15の呼びがM5〜M10の場合は、それぞれの呼びの値5〜10に、係合凹部深さD1の無次元化値0.30〜0.33を乗算することによって係合凹部深さD1の許容範囲を決定することができる。
また、図3に示すように、シール部18の上側周面部は、シール部18から頭部16の上端部側に向かうに従って拡径するテーパ部22として形成されている。このテーパ部22のテーパ角度θ1は、略40°に形成されている。そして、油圧機器12の油通路13の開口端部に形成されている漏斗状の傾斜内周面19のテーパ角度θ3は、略60°に形成されている。
なお、図1に示すシール部18の曲率半径RB1は、略0.3mm以下としている。そして、このシール部18の直径C1は、直径C1を雄ねじ部15の呼びの値で除算して得られるシール部直径C1の無次元化値が1.07〜1.10となるように形成されている。例えば埋め栓11の雄ねじ部15の呼びがM7である場合は、シール部18の直径C1は、7×(1.07〜1.10)≒7.5〜7.7mmである。また、頭部16の直径E1は、直径E1を雄ねじ部15の呼びの値で除算して得られる頭部直径E1の無次元化値が1.31〜1.37となるように形成されている。例えば埋め栓11の雄ねじ部15の呼びがM7である場合は、頭部16の直径E1は、7×(1.31〜1.37)≒9.2〜9.6mmである。
次に、上記のように構成された油圧機器用埋め栓11を、図3に示すように、油圧バルブ、油圧ポンプ等の油圧機器12に形成された油通路13(透孔)の雌ねじ部14に、例えば高締付けトルクで締め付けて油通路13の開口端部を密封する手順、及びこの埋め栓11の作用を説明する。
なお、例えば油圧機器12に形成された油通路13内の圧力は、約10〜60MPaであり、埋め栓11(雄ねじ部15がM7)の締付けトルクは、約20Nmである。
図3に示す油圧機器用埋め栓11によると、頭部16に形成された係合凹部17に工具を係合させて、この埋め栓11の雄ねじ部15を、油圧機器12の油通路13に形成された雌ねじ部14に締め付けることによって、環状のシール部18を、雌ねじ部14の一端側に形成された漏斗状の傾斜内周面19に圧接させて塑性変形させることができ、この環状の圧接部分(シール部分)が傾斜内周面19に対して全周に亘って形成される。これによって、内部が高圧の油通路13を密封することができる。そして、この埋め栓11は、雌ねじ部14に対して着脱自在であり、再組付けに使用することができる。
そして、シール部18の上側周面部にテーパ部22を形成し、シール部18の下部にくびれ部21を形成することによって、シール部18が、油圧機器12に形成された漏斗状の傾斜内周面19側に突出するように形成することができる。これによって、このテーパ部22及びくびれ部21は、雄ねじ部15を雌ねじ部14に締め付けたときに、塑性変形するシール部18と、漏斗状の傾斜内周面19との圧接部分の位置、及び圧接部分の幅(シール幅F)を規定することができる。
また、この埋め栓11の雄ねじ部15を雌ねじ部14に締め付けたときに、油圧機器12側の漏斗状の傾斜内周面19に圧接されるシール部18が塑性変形するメカニズムにおいて、頭部高さH1によって係合凹部17とテーパ部22の最薄部の肉厚が決まるため、頭部高さH1の無次元化値は、このシール部18及びその近傍を含む頭部16の構造としての強度を規定することができる。
従って、頭部高さH1の無次元化値を0.4〜0.7とすることによって、例えば内部が高圧の油通路13を密封するために、この埋め栓11を高締付けトルクで締め付けたときでも、シール部18の塑性変形、及びその近傍の塑性歪みを許容範囲内に収めることができ、この埋め栓11のシール部18によって、高圧の油通路13を確実に密封することができる。しかも、頭部16の高さH1を低く抑えることができるので、油圧機器12の油通路13に形成される漏斗状の傾斜内周面19の深さD2を浅くして、油圧機器12の肉厚を薄くすることができる。
なお、頭部高さH1の無次元化値を0.4未満とすると、シール部18及びその近傍を含む頭部16の塑性歪みが許容範囲を超えることになる。そして、この無次元化値が0.7を超えると、頭部16の高さH1が高くなり、油圧機器12の肉厚の薄肉化のための十分な効果が得られない。
そして、図4に示す傾斜外周面20のぬすみ角度θ2は、シール部18及びその近傍の構造としての強度、及びシール部18と漏斗状の傾斜内周面19との圧接部分の幅(シール幅F)を規定することができるものである。
従って、ぬすみ角度θ2を7°〜20°とすると、シール部18が漏斗状の傾斜内周面19に圧接したときに、シール部18の塑性変形及びその近傍における塑性歪みが許容範囲内の大きさとなり、シール部18が適切に塑性変形して目標範囲内のシール幅Fが形成されるようにすることができる。これによって、油通路13を高性能で密封することができる。この図4において、シール部18の二点鎖線で示す部分が塑性変形した部分である。
なお、ぬすみ角度θ2を7°未満とすると、シール部18の下側周面部に形成された傾斜外周面20と、油圧機器12側の傾斜内周面19との隙間が大きくなり、シール部18が塑性変形しても、シール幅Fを目標範囲まで大きくすることができないし、塑性歪みが大きくなる傾向にある。そして、ぬすみ角度θ2が20°を超えると、シール部18及びその近傍の構造としての強度が大きくなり、シール部18自体の塑性変形が小さくなり、目標範囲内のシール幅Fが得られない。
そして、図4に示す環状のくびれ部21は、埋め栓11の雄ねじ部15を雌ねじ部14に締め付けて、シール部18を漏斗状の傾斜内周面19に圧接させようとしたときに、このくびれ部21が形成されている部分が漏斗状の傾斜内周面19に当接しないようにして、シール部18を漏斗状の傾斜内周面19に確実に圧接させることができるようにするものである。
また、このくびれ部21の曲率半径RA1は、埋め栓11を締め付けたときに埋め栓11の頭部16に働く力がくびれ部21に集中する程度を規定することができ、更に、くびれ部21、シール部18及びその近傍の構造としての強度、及びシール部18の塑性変形の大きさを規定することができるものである。
従って、このくびれ部21の曲率半径RA1として、下限値が0.2mmであり、上限値が0.1に雄ねじ部の呼びの値を乗算して得られた値とすることによって、埋め栓11を締め付けたときに、くびれ部21に集中応力が掛からないようにすることができるし、シール部18と漏斗状の傾斜内周面19とのシール幅Fを目標範囲内に設定することができる。
ここで、曲率半径RA1を下限値の0.2mm未満とすると、このくびれ部21に掛かる応力集中が許容範囲を超えてしまう。例えば雄ねじ部15の呼びがM7の場合、曲率半径が0.7mm(0.1×雄ねじ部15の呼びの値7)を超えると、くびれ部21、シール部18及びその近傍の構造としての強度が大きくなって、シール部18自体の塑性変形が小さくなり、目標範囲内のシール幅Fが得られない。
更に、図3に示す埋め栓11の頭部16に形成された係合凹部17に工具を係合させて、この埋め栓11の雄ねじ部15を雌ねじ部14に締め付けたときに、埋め栓11の頭部16に捻り力が働くが、係合凹部深さD1の無次元化値は、その捻り力を勘案して、係合凹部17と工具との締付け方向の係合力を規定することができるものである。
従って、係合凹部深さD1の無次元化値を0.30〜0.33とすることによって、この係合凹部17と工具との締付け方向の係合力が目標範囲内となるようにすることができ、この埋め栓11を高締付けトルク(約20Nm)で締め付けて、この埋め栓11のシール部18によって、高圧(約10〜60MPa)の油通路13を確実に密封することができる。しかも、係合凹部17の深さD1が浅くなるように抑えることができ、これによって、頭部16の高さH1を低く抑えることができるので、油圧機器12の油通路13に形成される漏斗状の傾斜内周面19の深さD2を浅くして、油圧機器12の肉厚を薄くすることができる。
なお、係合凹部深さD1の無次元化値を0.30未満とすると、係合凹部17と工具との係合力が目標範囲内に達しないことになる。そして、この無次元化値が0.33を超えると、油圧機器12の肉厚の薄肉化のための十分な効果が得られない。
次に、図3に示すシール部18の上側周面部に形成されたテーパ部22のテーパ角度θ1、及び油圧機器12側の漏斗状の傾斜内周面19のテーパ角度θ3について説明する。
図3に示す埋め栓11の雄ねじ部15を雌ねじ部14に締め付けたときに、油圧機器12側の漏斗状の傾斜内周面19に圧接される埋め栓11のシール部18が塑性変形して、圧接部分が形成されるメカニズムにおいて、シール部18の上側周面部に形成されたテーパ部22のテーパ角度θ1、及び漏斗状の傾斜内周面19のテーパ角度θ3は、圧接部分の幅(シール幅F)、並びに、埋め栓11の頭部16及びくびれ部21の塑性変形及び塑性歪みを規定することができるものである。
従って、シール部18の上側周面部に形成されたテーパ部22のテーパ角度θ1を略40°とし、漏斗状の傾斜内周面19のテーパ角度θ3を略60°とすることによって、埋め栓11の頭部16の高さH1を低くしても、例えば内部が高圧の油通路13を密封するために、この埋め栓11を高締付けトルクで締め付けたときの、シール部18の塑性変形及びその近傍の塑性歪みを許容範囲内に抑えるようにすることができ、この埋め栓11のシール部18によって、高圧の油通路13を確実に密封できるようにすることができる。
ただし、上記実施形態では、埋め栓11を使用して、内部が高圧の油通路13の開口端部を密封する例を挙げて説明したが、この埋め栓11を使用して、内部が低圧の油通路13の開口端部を密封することもできる。
以上のように、本発明に係る油圧機器用埋め栓は、油圧機器の透孔に形成された雌ねじ部に対して高締付けトルクで締め付けて、内部が高圧の透孔を高性能で密封することができ、しかも、頭部の高さを低く抑えて、油圧機器の透孔に形成される漏斗状の傾斜内周面の深さを浅くして油圧機器の肉厚を薄くし、油圧機器の小型化及びコストの低減を図ることができる優れた効果を有し、このような油圧機器用埋め栓に適用するのに適している。
11 油圧機器用埋め栓
12 油圧機器
13 油通路(透孔)
14 雌ねじ部
15 雄ねじ部
16 頭部
17 係合凹部
18 シール部
19 傾斜内周面
20 傾斜外周面
21 くびれ部
22 テーパ部

Claims (5)

  1. 雄ねじ部を有し、この雄ねじ部の上端部に前記雄ねじ部よりも径が大きい頭部が形成され、この頭部の上端面に形成されている係合凹部に工具を係合させて、前記雄ねじ部を、油圧機器の透孔に形成された雌ねじ部に締め付けることによって、前記頭部の下縁部に形成された環状のシール部を、前記雌ねじ部の一端側に形成された漏斗状の傾斜内周面に圧接させることができる金属製の油圧機器用埋め栓において、
    前記シール部の上側周面部が、当該シール部から前記頭部の上端部側に向かうに従って拡径するテーパ部として形成され、前記シール部と前記雄ねじ部の上端部との間に環状のくびれ部が形成され、
    前記頭部の上端面から前記シール部までの頭部高さを、前記雄ねじ部の呼びの値で除算して得られる頭部高さの無次元化値が0.4〜0.7であることを特徴とする油圧機器用埋め栓。
  2. 前記シール部の下側周面部に下向きの傾斜外周面が形成され、
    この傾斜外周面は、前記シール部から前記雄ねじ部側に向かうに従って縮径し、前記雄ねじ部の中心軸に垂直な水平面に対して7°〜20°のぬすみ角度を成すことを特徴とする請求項1記載の油圧機器用埋め栓。
  3. 環状の前記くびれ部の曲率半径は、下限値が0.2mmであり、上限値が0.1に雄ねじ部の呼びの値を乗算して得られた値であることを特徴とする請求項1又は2記載の油圧機器用埋め栓。
  4. 前記頭部に形成された前記係合凹部に対して工具を係合させることができる深さを、前記雄ねじ部の呼びの値で除算して得られる係合凹部深さの無次元化値が0.30〜0.33であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の油圧機器用埋め栓。
  5. 前記シール部の上側周面部に形成された前記テーパ部のテーパ角度が略40°であり、
    前記漏斗状の傾斜内周面のテーパ角度が略60°に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の油圧機器用埋め栓。
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