JP5362043B2 - 一体化されたバックシートと複合補剛層とを含むシートバック - Google Patents

一体化されたバックシートと複合補剛層とを含むシートバック Download PDF

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Description

[関連出願の相互参照]
本特許出願は、2009年3月2日に出願された米国特許仮出願第61/208915号明細書に基づく優先権及びすべての利益を主張するものである。当該出願の明細書全体が参照によって本明細書に組み込まれていることは明白である。
[1.発明分野]
本発明は、一般に車両で利用するためのシート組立体のシートバックに関する。
[2.関連技術に関する説明]
車両用シート組立体は、略水平に延在しているシートクッションと、乗員をサポートするためにシートクッションから略垂直に延在しているシートバックとを備えている。金属製ブラケットは、シートバックをシートクッションに接続するために、締結、溶接、又は他の方法によってシートバック及びシートクッションに取り付けられている。金属製ブラケット及び金属製フレームは、十分な厚さ、強度、及び剛性を有している必要があり、適切に車両に取り付けられるように、乗員がシートバックに作用させる力を適切に支持するように、及び必須のクラッシュテストに合格するように適切に構成されていなければならない。さらに、金属製フレームを覆っているパディングは、シート組立体に着座した乗員及び車両の他の乗員に適切な緩衝作用を付与するためには、一般に薄く扱いにくい。
現在の車両業界、特に自動車業界では、重量の増加は、他にも理由があるが、重量が増加することによって車両の燃費が損なわれる点において不利である。金属製フレームの重量は、車両での利用に適した様々な金属材料の重量が重いことに起因して比較的重いので、不利である。さらに、シートバックをシートクッションに接続するブラケットは、金属材料から構成されているので、比較的重い。しかしながら、現行のシート組立体におけるシートバックのフレーム及びブラケットの設計では、当該金属は、一般にシート組立体が適切に乗員をサポート可能な金属強度を考慮して選定された金属である。
現在の車両産業における他の重要な要素は、車両の美観及び雰囲気である。このことは、特に車両の内部部品に当て嵌まる。内部部品は、車両の乗員にとって常に視界に入るものであり、時に振れるものであるからである。魅力的な美観は、乗員に楽しみを付与するだけでなく、高い品質及び豪華さを印象づける。しかしながら、シートバックをシートクッションに接続する金属製フレーム及び金属製ブラケットは、厚く扱いにくい。フレーム及びブラケットのこのような厚みのある構造は、一般に適度な強度を付与するために利用されるが、シートバックの美観を損なうものであり、現在のトレンドすなわち乗員が車両の内装に要求している合理的な外見に合致しない。さらに、多くの現行のシートバックのパディングの厚く扱いにくい外観は、低品質で時代遅れの技術を印象づける。しかしながら、このような厚く扱いにくいパディングが、金属製フレームが乗員の視界に入らないように適切に隠すために、パディングとの親和性及び低コストに起因して、車両用シートに広く利用されている。
乗員を適切にサポートするのに十分な強度を有していると共に合理的且つ美観に優れた、軽量なシート組立体を提供することが有効である。
シートバックは、乗員をサポートするために第1の高分子材料から形成されたバックレストを備えている。ブラケットは、シートクッションを結合するためにバックレストに係止されており、バックレストの第1の高分子材料と相違する第2の材料から形成されている。複合補剛層は、バックレストに接続されており、第2の高分子材料と該第2の高分子材料に含浸された複数のファイバとから形成されている。ブラケットは、第1の高分子材料によってオーバーモールドされており、第1の高分子材料が、バックレストと一体化した複合補剛層の第2の高分子材料と、ブラケットと、及び複合補剛層とに溶着されている。
また、第1の高分子材料から形成されたバックレストと第2の高分子材料から形成された複合補剛層と第2の高分子材料に含浸された複数のファイバとブラケットとを含んでいるシートバックを形成する方法は、複合補剛層をモールド内に配設するステップを含んでいる。また、当該方法は、ブラケットを複合補剛層に隣接したモールド内に配設するステップと、第1の高分子材料を溶融状態に至るまで加熱するステップとを含んでいる。また、当該方法は、複合補剛層の第2の高分子材料と溶着させ、ブラケットに機械式に係合させるために、溶融状態にある第1の高分子材料を複合補剛層とブラケットとの間のモールド内に複合補剛層及びブラケットと接触するように導入するステップを含んでいる。
バックレストの第1の高分子材料と複合補剛層とブラケットとを一体化することによって、乗員に美観に関する満足感を与えると共に薄く合理的な外観を有している、シートバックを得ることができる。さらに、バックレストの第1の高分子材料と複合補剛層とブラケットとが、乗員をサポートするのに適切な強度を提供するために互いを補剛する。さらに、第1の高分子材料と複合補剛層とが比較的軽量であるので、シート組立体の重量を低減することができることは優位である。
本発明の他の利点は、添付図面を参照しつつ以下の発明の詳細な説明を精査することによって良好に理解することができるので、容易且つ正当に評価することができる。
シートクッションと、バックレストとバックレストに取り付けられたクッションとを含むシートバットと、を含んでいるシート組立体の斜視図である。 クッションを備えていないシートバックの後側部分の斜視図である。 バックレストと複合補剛層とブラケットとを含むシートバックの分解図である。 図2に表わすシートバックの断面4−4における断面図である。 バックレストと一体化される前におけるブラケットの斜視図である。 バックレストと一体化される前における複合補剛層の斜視図である。 複合補剛層の一の実施例における分解図である。 複合補剛層の他の実施例における分解図である。 複合補剛層のさらなる他の実施例の分解図である。 複合補剛層を形成するための予備成形型の斜視図である。 バックレストを形成するための型の断面図である。
図面において、幾つかの図面に亘って類似する参照符号は類似する部品を指示しており、参照符号20はシート組立体である。図1において、シート組立体20は、略水平に延在しているシートクッション22と、乗員(図示しない)をサポートするためにシートクッション22から略垂直に延在しているシートバック24とを含んでいる。シート組立体20は、例えば自動車、航空機、列車、ボート等のような車両(図示しない)内に配置されている。
図2において、シートバック24は、バックレスト26を含んでいる。以下に説明するように、パディング28はバックレスト26の前側部分30に取り付けられており、バックレストの後側部分32には一般にカバーが設けられていない。図3において、バックレスト26は、シート底部22に取り付けられたブラケット34に接続されており、複合補剛層36は、バックレスト26を補剛するためにバックレスト26に接続されている。
図4では、以下に説明するように、バックレスト26と複合補剛層36とブラケット34とが、単一且つ一体的な構成部品を形成するために互いと一体化されている。言い換えれば、複合補剛層36とブラケット34とは、単一部品を形成するためにバックレスト26に取り付けられている。すなわち、複合補剛層36とブラケット34とは、バックレスト26に堅固且つ略永続的に結合されている。図3が、単に説明及び例示することを目的として、複合補剛層36及びブラケット34の分解図を表わすことに留意すべきである。そして、実際にシートバック24が形成された後に、バックレスト26と複合補剛層36とブラケット34とが分離不可能となる。
図3では、バックレスト26は高分子材料から形成されている。当該高分子材料は、以下において区別することを目的として、第1の高分子材料38と呼称される。一般に、第1の高分子材料38は、熱可塑性材料であり、如何なる場合であっても、成形するために軟化した状態又は溶融状態に至るまで加熱可能とされる。例えば、第1の高分子材料38は射出成形可能であるので、第1の高分子材料38は様々な構成及び形状に成形可能とされる。以下に説明するように、バックレスト26の第1の高分子材料38は、射出成形可能であるか否かに関わらず、第1の高分子材料38をブラケット34及び複合補剛層36と一体化させるために、バックレスト34及び複合補剛層36に対してオーバーモールドされている。
第1の高分子材料38が射出成形されている実施例では、一般に、第1の高分子材料38は、モールド40から取り除かれた場合に、射出成形によって編目状製品を製造する、すなわち編目状製品に仕上げられているタイプである。言い換えれば、バックレスト26の第1の高分子材料38は、モールド40から取り除いた後に二次的な仕上げ作業を必要としない。
第1の高分子材料38は、例えばナイロンとされる。当該ナイロンは、以下において区別することを目的として、第1のナイロンと呼称される。第1のナイロンは、一例として繊維強化ナイロンとされる。このような繊維補強ナイロンの例としては、Ultramid(登録商標) TG7S PA6の商品名でBASF社から市販されているガラス繊維強化ナイロンが挙げられる。バックレスト26が、強化されているか否かに関わらず、任意のタイプの適切な高分子材料、例えばアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS)から形成されており、このことが本発明の性質から逸脱しないことに留意すべきである。
図3では、バックレスト26の第1の高分子材料38が、第1のピラー42と、第1のピラー42から離隔している第2のピラー44と、第1のピラー42から第2のピラー44に延在している中間部分46とを形成している。第1のピラー42と第2のピラー44とが、シートクッション22から垂直方向上方に延在している。中間部分46は、第1のピラー42と第2のピラー44との間において乗員の胴体をサポートするために、第1のピラー42及び第2のピラー44に対して相対的に窪んでいる。
ブラケット34は、図4に表わすようにバックレスト26に係止されており、バックレスト26をシートクッション22に接続するためにシートクッション22に結合されている。図3では、ブラケット34はバックレスト26の第1のピラー42に沿って配置されている。さらに、第2のブラケット48は、第2のピラー44においてバックレスト26に係止されている。第2のブラケット48は、ブラケット34の勝手違いであり、ブラケット34と同様にバックレスト26に係止されている。簡便のため、ブラケット34についてのみ詳細に説明するが、ブラケット34に関する説明が第2のブラケット48に当て嵌まることに留意すべきである。代替的には、第2のブラケット48が、ブラケット34と相違する、及び/又は、ブラケット34と相違する方法でバックレスト26に結合されている場合がある。
図5では、ブラケット34は、バックレスト26の第1の高分子材料38と相違する第2の材料50から形成されている。一般に、ブラケット34の第2の材料50は、例えば鋼のような金属としてさらに定義されている。しかしながら、ブラケット34が任意のタイプの高剛性材料から形成されていても、本発明の性質から逸脱しないことに留意すべきである。ブラケット34は、他の鋼材部品をブラケット34に係止するための機構と、ブラケット34をシートクッション22に取り付けるための機構とを含んでいる。
複合補剛層36は、第1のピラー42、第2のピラー44、及び/又は中間部分46を補剛する。図3に表わす実施例では、複合補剛層36は、第1のピラー42を補剛するために、第1のピラー42に沿って垂直方向に延在している。また、図3に表わす実施例は、複合補剛層36から離隔している第2の複合補剛層36を含んでおり、第2の複合補剛層36が、第2のピラー44を補剛するために、第2のピラー44に沿って垂直方向に延在している。他の複合補剛層36(図示しない)は、中間部分46と一体になっている場合がある。
図7A〜図7Cでは、複合補剛層36は、以下において区別することを目的として第2の高分子材料52と呼称される高分子材料と、第2の高分子材料52内に含浸されている複数のファイバ54すなわちストランドとから形成されている。一般に、バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52とは、以下に説明するように、バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52とが共に溶融し、互いと一体化するように適合している。
複合補剛層36は、図7A〜図7Cに表わすように複数のシート56を含んでいる場合がある。図7A〜図7Cに表わすシート56は、例示することを目的として図6に表わす複合補剛層36の形態には依然として形成されていないことに留意すべきである。複合補剛層36の一例としては、CFRTの商品名でBaycomp Canada社から市販されている連続繊維強化熱可塑材料が挙げられる。代替的には、例えば複数のファイバ54と第2の高分子材料52とが第1の高分子材料38と同時に一体化される。複合補剛層36の様々な実施例については、図7A〜図7Cを参照して以下に説明する。複合補剛層36は、図8を参照して以下に説明するように、例えば予備成形された後に、バックレスト26の第1の高分子材料38と一体化される。シート56の代替として、又はシート56の加えて、複合補剛層36が、テープやプリプレグ等を含んでいる場合があり、複合補剛層36は、本発明の性質から逸脱することなく、任意のタイプの複合的な製造方法によって形成可能とされる。
複合補剛層36の第2の高分子材料52が、バックレスト26の第1の高分子材料38と同一の材料であっても、相違する材料であっても良い。一例として、第1の高分子材料38が熱可塑性材料である実施例において、複合補剛層36の第2の高分子材料52が、バックレスト26の熱可塑性材料と相違する熱可塑性材料である場合がある。当該実施例では、バックレスト26の熱可塑性材料と複合補剛層36の熱可塑性材料とが、任意のタイプの熱可塑性材料であることに留意すべきである。一例として、複合補剛層36の第2の高分子材料52は、バックレスト26の第1のナイロンと相違する第2のナイロンである。
代替的には、複合補剛層36の第2の高分子材料52は、バックレスト26の第1の高分子材料38と同一の材料である場合がある。このような構成の一例として、バックレスト26の第1のナイロンと複合補剛層36の第2のナイロンとが、同一のタイプのナイロンである場合がある。代替的には、複合補剛層36の第2の高分子材料52が熱硬化性材料であっても、本発明の性質から逸脱しないことに留意すべきである。
図4では、バックレスト26の第1の高分子材料38が、ブラケット34に固定されており、複合補剛層36の第2の高分子材料52に溶着されており、これによりバックレスト26とブラケット34と複合補剛層36とを一体化し、上述のように単一の一体的な構成部品を形成する。同様に、第2の複合補剛層36が、バックレスト26の第1の高分子材料38に溶着されている。
優位には、バックレスト26の第1の高分子材料38と、複合補剛層36と、互いに取り付けられているブラケット34とが、組み合わされ一体化されている。特に、バックレスト26の第1の高分子材料38自体が、負荷を受けた際に破損する場合がある。そして、複合補剛層36自体が、負荷を受けた際に折れ曲がり、及び/又は破損する場合がある。バックレスト26の第1の高分子材料38と、複合補剛層36と、ブラケット34とが互いに一体化された場合に、ブラケット34とバックレスト26の第1の高分子材料38とが、複合補剛層36の湾曲及び/又は破損を防止するために、すなわち捩れ剛性を付与するために、複合補剛層36を支持している。複合補剛層36とブラケット34とが、負荷が作用した状態におけるバックレスト26の第1の高分子材料38の破損を防止するために、バックレスト26の第1の高分子材料38を補剛する。言い換えれば、複合補剛層36とブラケット34とが、シートバック24の剛性及び衝撃強度を高める。
複合補剛層36が、様々な方法でバックレスト26の第1の高分子材料38と一体化されて良い。一の構成では、シートバック24が、バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52との間に配置されている接着層(図示しない)を含んでいる。このような構成では、接着層は、導電性を有していることによって、バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52との両方と溶着可能な性質を有しているように選定される。このような構成は、バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52とすることができる材料の選択範囲を広げることができる。このような構成では、第1の高分子材料38と第2の高分子材料52とが互いに対して溶着可能な必要がなく、その代わりに接着層に対して溶着可能であれば良いからである。接着層の一例として、ポリウレタン層が挙げられる。しかしながら、接着層が任意のタイプの材料であっても、本発明の性質から逸脱しないことに留意すべきである。
図4を参照すると、バックレスト26と複合補剛層36とには当接面58が形成されている。複合補剛層36の第2の高分子材料52が、複合補剛層36とバックレスト26とを互いに取り付けるために、当接面58に沿ってバックレスト26の第1の高分子材料38と一体化されている。バックレスト26と複合補剛層36との当接面58に沿った一体化部分が、比較的長く連続した界面に沿って延在している。このような連続した界面が、バックレスト26と複合補剛層36との一体化部分の強度を高める。
バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52とが、当接面58に沿って互いに対して溶着している。例えば、複合補剛層36の第2の高分子材料52は、本明細書において第1の溶融温度と呼称するバックレスト26の第1の高分子材料38の溶融温度よりも低い、本明細書において第2の溶融温度と呼称する溶融温度を有している。例えば、第1の溶融温度は560°F〜600°Fであり、第2の溶融温度は400°F〜560°Fである。しかしながら、複合補剛層36の第2の高分子材料52の溶融温度がバックレスト26の第1の高分子材料38の溶融温度と同一であっても、本発明の性質から逸脱しないことに留意すべきである。
バックレスト26は、溶着の代替として又は溶着に加えて、複合補剛層36と機械式に相互接続可能とされる。例えば、複合補剛層36には、穴(図示しない)又は突起(図示しない)が形成されている場合があり、バックレスト26が、複合補剛層36を貫通して延在しており、穴を介して複合補剛層36に係合しており、及び/又は、突起に係合している。
ブラケット34は、バックレスト26の第1の高分子材料38によってオーバーモールドされている。言い換えれば、第1の高分子材料38は、第1の高分子材料38がブラケット34に機械式に係合するようにブラケット34の形体(feature)の周囲に形成されている。一般に、第1の高分子材料38は、バックレスト26の第1の高分子材料38とブラケット34の第2の材料50とを溶着することなく、ブラケット34と機械式に係合している。一般に、ブラケット34の第2の材料50は、第1の高分子材料38と係合されている相互接続機構60を形成している。例えば、図4及び図5を参照すると、ブラケット34の相互接続機構60が、バックレスト26の第1の高分子材料38に機械式に係合するための穴62を含んでいる。相互接続機構60は、穴62の代替として又は穴62に加えて、例えばスタッドやフック等のような、ブラケット34から突出している他の形体含んでいる場合がある。
上述のように、バックレスト26は、第1の高分子材料38を軟化した状態又は溶融状態に至るまで加熱することによって、例えば射出成形によって形成される。このような状態において、第1の高分子材料38がブラケット34の近傍に成形される。このような実施例では、軟化した状態又は溶融状態にあるバックレスト26の第1の高分子材料38は、相互接続機構60に接触し、例えば穴62に流入するので、第1の高分子材料38が固化する際に、第1の高分子材料38とブラケット34とが互いに対して機械式に係合する。
図4を参照すると、ブラケット34及び複合補剛層36それぞれには、互いに対して対向している内面64と外面66とが形成されている。一般に、ブラケット34は、複合補剛層36に対して入れ子式に配置されている。図2及び図4では、第1の高分子材料38が、美観を形成する露出面68すなわち美観に関する工業的基準を満たす表面を形成するために、外面66のうち一の外面の少なくとも一部分を覆っており、例えば革や発泡体等によって覆われている必要はない。美観を形成する露出面68は、本発明が属する技術分野では“クラスA表面”と呼称されている。カバーすることが望ましい場合には、バックレスト26が、シートバック24に対するカバーを保持するためにカバーに係合するための形体を形成している。
外面66のうち一の外面の少なくとも一部分を覆っている美観を形成する露出面68は、上述のように、ブラケット34及び複合補剛層36の一般に美観を形成しない表面を覆っている。さらに、第1の高分子材料38の美観を形成する露出面68は、図2に最良に表わすように、第1のピラー42から第2のピラー44に至るまで中間部分46全体に亘って延在している場合がある。美観を形成する露出面68が、第1のピラー42から第2のピラー44に至るまで中間部分46全体に亘って延在しているので、シートバック24の後側を覆う必要がなくなり、これによりシートバック24の製造に関連する材料コスト及び労働コストが低減される。
バックレスト26、複合補剛層36、ブラケット34、又はこれらのうち任意の組み合わせが、シートバック24の形体を形成している場合があることに留意すべきである。例えば、図1〜図3を参照すると、シートバックの第1の高分子材料38が、ヘッドレスト72を受容するためのヘッドレストガイド70を形成している。代替的又は付加的には、バックレスト26、複合補剛層36、及びブラケット34が、バックパネル、横方向サポート(side bolster)、トリム取付具、発泡状サポート、背部サポート、アームレスト取付部、ランバーサポート、エアバッグ取付部及び/若しくはエアバッグハウジング、背部緩衝取付部等、又はこれらの任意の組み合わせを形成している場合がある。シートバック24の形体が、美観を形成する露出面68をさらに形成している場合があることに留意すべきである。例えば、バックレスト26がプラスチック射出成形によって形成されている場合には、シートバック24の形体が、プラスチック射出成形によってバックレスト26と共に形成される。
一の実施例では、図4に表わすように、ブラケット34の外面66の少なくとも一部分74が、第1の高分子材料38に接触していない、すなわち第1の高分子材料38によって覆われていない。取付ブラケット76が、ブラケット34の外面66の覆われていない部分74に当接している。取付ブラケット76は、シートクッション22から延在しており、ブラケット34に接続されている。取付ブラケット76は、取付ブラケット76と外面66の一部分74との間に第1の高分子材料38が配設されていない状態で外面66の一部分74に当接しているので、ブラケット34に接続された場合に取付ブラケット76をブラケット34に適切に設置し易くなる。
例えば固定具78によって、取付ブラケット76とブラケット34との接続が可能となる。取付ブラケット76が、固定具78の代替として又は固定具78に加えて、バックレスト26の第1の高分子材料38と機械式に係合可能とされる。このような実施例では、取付ブラケット76と第1の高分子材料38とが機械式に係合することによって、第1の高分子材料38と取付ブラケット76との溶着が不要となる。例えば、取付ブラケット76は、上述の高分子材料に類似するバックレスト26の第1の高分子材料38をブラケット34に対して係合させるための穴又は他の形体(図示しない)を含んでいる。このような実施例では、バックレスト26の第1の高分子材料38が、取付ブラケット76とブラケット34とを一体にするために、取付ブラケット76とブラケット34との間に配置されている。
取付ブラケット76は、バックレスト26とシートクッション22との間における相互的なリクライニング作用を確立するように、すなわちシートバック24がシートクッション22に対して後方に及び/又は前方に選択的に回転可能とされるように構成されている。代替的には、取付ブラケット76が、シートバック24が立向姿勢に固定された状態を維持するように構成されている。
図7A〜図7Cに最良に表わすように、一般に複数のファイバ54のファイバそれぞれが、不連続なファイバすなわち短いファイバではなく、複数の連続的なファイバすなわち長いファイバとして構成されている。代替的には、複数のファイバ54が不連続なファイバすなわち短いファイバ(図示しない)であることに留意すべきである。ファイバ54が連続的である実施例では、ファイバ54は、細長く、すなわち比較的長く且つ薄くなっており、複合補剛層36に作用する応力が第2の高分子材料52からファイバ54に伝播することによって、ファイバ54が第2の高分子材料52を補剛するように、互いに対して略平行な状態で配置されている。言い換えれば、複合補剛層36が荷重を受けた場合に第2の高分子材料52の変形を制限及び/又は調整するために、応力がファイバ54に伝播する。より具体的には、荷重が複合補剛層36に伝播するが、ある程度の変形が生じる。
ファイバ54は、第2の高分子材料52によって含浸されており、第2の高分子材料52でコーティングされている。ファイバが連続的である場合には、例えばファイバ54それぞれが、略同一方向に且つ複合補剛層36の長さ方向に沿って延在している。複合補剛層36のファイバ54が連続的なファイバである構成では、複合補剛層36自体が、連続的なファイバに沿って延在している軸線を中心とした可撓性を有しており、荷重を受けた場合に湾曲する。バックレスト26は、軸線を中心とした屈曲を防止するために、及び荷重を受けた場合における湾曲を防止するために、複合補剛層36を支持している。ファイバ54が不連続である構成では、第2の高分子材料52がファイバ54の周囲において変形し、ほとんどの応力が第2の高分子材料52からファイバ54に伝播しない。
各補剛層のファイバ54は、連続的、不連続的、又はその他の状態であるかに関わらず、一般に略同一方向に延在している。代替的には、各シート56のファイバ54は、様々な方向に延在しているか、又は編組状になっている、すなわち互いに交差している。複合補剛層36の複数のファイバ54は、好ましくはグラスファイバである。代替的には、複数のファイバ54のファイバそれぞれがカーボンファイバである。しかしながら、ファイバが当業者にとって既知の任意のタイプであって構わないことに留意すべきである。
上述のように、図7A〜図7Cを参照すると、複合補剛層36は複数のシート56を含んでいる。このような構成では、シート56は、単一のスタックを形成するように、互いに対して一体に積み重なっている。複合補剛層36の剛性、強度、及び衝撃強度が、各シート56を追加することによって高められる。各シート56は、バックレスト26と比較して薄い。シート56それぞれの厚さは、約0.1mm〜約0.5mmとされる。単一のスタックを形成している複数のシート56全体の厚さは、約1mm〜約2mmとされる。しかしながら、複合補剛層36の厚さが如何様であっても、本発明の性質から逸脱しないことに留意すべきである。複合補剛層36の厚さが均一であっても不均一であっても良いことに留意すべきである。
複数のシート56は、連続的な又は不連続なファイバ54を有しているシート56の任意の組み合わせを含んでいる場合がある。例えば、複数のシート56としては、連続的なファイバを有しているシート56、編組状のファイバを有している複数のシート56、連続的なファイバを有している少なくとも1つのシート56と編組状のファイバを有している少なくとも1つのシート56との組み合わせが挙げられる。
複合補剛層36が複数のシート56を含んでいる構成では、シート56それぞれのファイバ54の材料が、他のシート56それぞれのファイバ54の材料と同一であっても相違しても良い。例えば、シート56それぞれのファイバ54がグラスファイバであり、シート56それぞれのファイバ54がカーボンファイバであり、又は複数のシート56が、グラスファイバを有している1つ以上のシート56とカーボンファイバを有している1つ以上のシート56との組み合わせを含んでいる場合がある。
図7A〜図7Cを引き続き参照すると、シート56それぞれのファイバ54が連続的なファイバである構成では、一般に、少なくとも第1のシート92が、連続的なファイバが第1の方向Dに延在している状態で配向されており、少なくとも第2のシート94が、連続的なファイバが第1の方向Dに対して角度を有して延在している状態で配向されている。言い換えれば、複数のシート56は、少なくとも1つのシート56のファイバ54が他のシート56のファイバ54に対して角度を有して延在しているように配置されている。シート56は、一方のシート56のファイバ54が他方のシート56のファイバ54に対して任意の角度で延在しているように配向可能なことに留意すべきである。代替的には、複数のシート56は、シート56それぞれの連続的なファイバが他のシート56のファイバ54と並行に延在しているように配置されている。
図7A〜図7Cは、複数のシート56の幾つかの構成を表わす。特に図7Aは、それぞれが連続的なファイバから成る6つのシート56を含んでいる複数のシート56の構成を表わす分解図である。図7Aに表わす構成において下方から上方の順に見てみると、一のシート56が、第1の方向Dに延在しているファイバ54を有しており、次のシート56が、第1の方向Dに対して約90°の角度で延在しているファイバ54を有しており、次の2つのシート56それぞれが、概略的に第1の方向Dに沿って延在しているファイバ54を有しており、その次のシート56が、第1の方向Dに対して約90°の角度で延在しているファイバ54を有しており、その次のシート56が、第1の方向Dに沿って延在しているファイバ54を有している。
図7Bは、それぞれが連続的なファイバ54を有している6つのシート56を含んでいる複数のシート56の他の構成を表わす分解図である。図7Bに表わす構成において下方から上方の順に見てみると、2つのシート56それぞれが、第1の方向Dに延在しているファイバ54を有しており、次の2つのシート56それぞれが、第1の方向Dに対して約90°の角度で延在しているファイバ54を有しており、次の2つのシート56それぞれが、概略的に第1の方向Dに延在しているファイバ54を有している。
図7Cは、それぞれが連続的なファイバ54を有している7つのシート56を含んでいる複数のシート56の他の構成を表わす分解図である。図7Cに表わす構成において下方から上方の順に見てみると、3つのシート56それぞれが、第1の方向Dに延在しているファイバ54を有しており、次のシート56が、第1の方向Dに対して約90°の角度で延在しているファイバ54を有しており、次の3つのシート56それぞれが、第1の方向Dに延在しているファイバ54を有している。
本発明は、バックレスト26を形成するための方法をさらに含んでいる。バックレスト26は、モールド40を利用することによって形成される。図9を参照すると、当該方法は、複合補剛層36をモールド40内に載置するステップと、ブラケット34を複合補剛層36に隣接するようにモールド40内に載置するステップとを含んでいる。モールド40内において、複合補剛層36とブラケット34とが互いに当接しているか、又は互いから離隔配置されている場合がある。当該方法は、バックレスト26の第1の高分子材料38を溶融状態に至るまで加熱するステップと、複合補剛層36の第2の高分子材料52と溶着させるために、且つ、ブラケット34と機械式に係合させるために、溶融状態にあるバックレスト26の第1の高分子材料38を複合補剛層36及びブラケット34と接触させるようにモールド40内に且つ複合補剛層36とブラケット34との間に導入するステップとをさらに含んでいる。一般に、第1の高分子材料38は、ブラケット34と溶着することなく、ブラケット34と機械式に係合している。
一般に、第1の高分子材料38を加熱するステップと、第1の高分子材料38をモールド40内に導入するステップとが、モールド40を利用した射出成形としてさらに定義されている。このような構成では、第1の高分子材料38をモールド40内に導入するステップは、圧力下において第1の高分子材料38をモールド40内に射出する段階を含んでいる。
モールド40は、主キャビティ88と主コア90とを含んでいる。主キャビティ88と主コア90とが、プラスチック材料をモールド40内に射出するための閉位置とバックレスト26をモールド40から取り除くための開位置との間において、互いに対して可動とされる。また、モールド40は、第1の側部コア96と第2の側部コア98とを含んでいる。このような構成では、好ましくは、主キャビティ88が固定式とされ、主コア90、第1の側部コア96、及び第2の側部コア98が開位置と閉位置との間において可動とされる。図9に表わす矢印Aは、主コア80、第1の側部コア96、及び第2の側部コア98の移動方向を示す。
本発明の方法は、モールド40を開位置に移動させるステップと、複合補剛層36及びブラケット34をモールド40内に載置するステップと、モールド40を閉位置に移動させるステップとを含んでいる。当該方法は、バックレスト26が第1の高分子材料38によって形成されると共に複合補剛層36及びブラケット34と一体化されるすなわちオーバーモールドされるように、バックレスト26のための第1の高分子材料38をモールド40内に射出するステップをさらに含んでいる。一の実施例では、モールド40が閉じた場合に複合補剛層36及びブラケット34を一体的に結合させるために、バックレスト26のための第1の高分子材料38が複合補剛層36とブラケット34との間を適切に流動可能となるように、複合補剛層36とブラケット34とが互いから及びモールド40から離隔している。他の実施例では、複合補剛層36及びブラケット34が互いに当接可能とされ、第1の高分子材料38が複合補剛層36及びブラケット34の両方を囲んでいる。モールド40は、一般に複合補剛層36及びブラケット34をモールド40内に適切に配設するための形体を含んでいる。例えば、モールド40は、位置合わせ用穴、抜き勾配等を含んでいる。
複合補剛層36及びブラケット34が個々の構成部品としてモールド40内に配置可能とされるか、又はモールド40内に配置される前に互いに対して取付可能とされることに留意すべきである。例えば、複合補剛層36及びブラケット34が、モールド40内に配置される前に、機械式接続又は粘着性接続によって互いに対して取付可能とされる。複合補剛層36とブラケット34との機械式結合としては、例えばボルト結合、圧着、リベット結合等が挙げられる。代替的には、第1の高分子材料38が、ツーショット・モールディングプロセスによって導入可能とされる。該ツーショット・モールディングプロセスでは、一方のブラケット34と複合補剛層36とが、第1の高分子材料38から成る第一射によってオーバーモールドされ、他方のブラケット34と複合補剛層36とが、第1の高分子材料38から成る第二射によってオーバーモールドされる。
当該方法は、バックレスト26と複合補剛層36とを一体化するために、バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52との相互作用を促進させるステップをさらに含んでいる。バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52との相互作用を促進させるステップは、第1の高分子材料38と複合補剛層36との組み合わせを単一の一体ユニットにすることを促進させる。言い換えれば、溶融状態にある第1の高分子材料38が複合補剛層36と接触した場合に、バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52とが相互作用するので、冷却されると、バックレスト26と複合補剛層36とが互いに一体になる、すなわち一体部品となる。
相互作用を促進させるステップは、上述のように、バックレスト26の第1の高分子材料と複合補剛層36の第2の高分子材料52との溶着としてさらに定義されている。具体的には、当該方法は、冷却時に複合補剛層36とバックレスト26の第1の高分子材料38とを溶着させるために、溶融状態にあるバックレスト26の第1の高分子材料38と接触している複合補剛層36の第2の高分子材料52の少なくとも一部分を溶融させるステップを含んでいる。溶融状態にあるバックレスト26の第1の高分子材料38が複合補剛層36の第2の高分子材料52と相互作用する一方、第2の高分子材料52が加熱され軟化した状態又は溶融状態にある場合に、溶着が生じる。冷却時にバックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52とが一体結合するように、バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52とが相互作用する。具体的には、熱が溶融状態にあるバックレスト26の第1の高分子材料38から複合補剛層36の第2の高分子材料52に伝導する。熱によって第2の高分子材料52が軟化又は溶融し、軟化又は溶融した高分子材料が、溶融状態にある第1の高分子材料38と相互作用する。
バックレスト26の第1の高分子材料52の第1の溶融温度が複合補剛層36の第2の高分子材料52の第2の溶融温度よりも高い構成では、第1の高分子材料38を導入するステップが、第2の高分子材料52と溶着するために接触している間に第2の溶融温度が実現されるように、第1の溶融温度になっているバックレスト26の第1の高分子材料38を複合補剛層36と接触させて配置するステップを含んでいる。第1の溶融温度になっているバックレスト26の第1の高分子材料38が複合補剛層36と接触した場合には、熱がバックレスト26の第1の高分子材料38から複合補剛層36の第2の高分子材料52に伝導するので、複合補剛層36の第2の高分子材料52の温度が第1の溶融温度に至るまで高められ、これにより複合補剛層36の第2の高分子材料52が少なくとも軟化され、典型的には溶融される。
バックレスト26の第1の高分子材料38からの熱伝導に加えて、複合補剛層36の第2の高分子材料52の溶融が様々な方法で促進される場合がある。例えば、第2の高分子材料52を溶融させるステップは、複合補剛層36を熱伝導によって加熱するためにモールド40を加熱するステップとしてさらに定義されている。第2の高分子材料52を第2の溶融温度に至るまで加熱するために、溶融状態にあるバックレスト26の第1の高分子材料38からの熱エネルギをほとんど必要としないように、複合補剛層36は加熱される。
当該方法は、溶融状態にあるバックレスト26の第1の高分子材料38を複合補剛層36と接触させて配置する前に複合補剛層36を加熱するステップを含んでいる。例えば、当該方法は、複合補剛層36をモールド40内に配設する前に複合補剛層36を加熱するステップを含んでいる。代替的又は追加的には、当該方法は、複合補剛層36がモールド40内に配置されている状態において、複合補剛層36を加熱するステップを含んでいる。
例えば、当該方法は、第1の高分子材料38と複合補剛層36との界面近傍においてモールド40を断熱(insulating)するステップを含んでいる場合がある。具体的には、第1の高分子材料38をモールド40内に導入するステップがプラスチック射出成形としてさらに定義されている構成では、プラスチック射出成形プロセスがモールド40を加熱し、モールド40を断熱するステップがモールド40の熱量(heat)を維持する。第1の高分子材料38がモールド40内に射出された場合には、モールド40の熱量によって複合補剛層36の第2の高分子材料52が軟化され、これにより、バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52との溶着が促進される。
当該方法は、第1の高分子材料38と複合補剛層36との界面近傍においてモールド40を加熱するステップを含んでいる場合がある。例えば、モールド40は、加熱油を輸送するための加熱油配管(図示しない)を含んでいる場合がある。熱が加熱油からモールド40に伝導され、これによりモールド40が加熱される。バックレスト26の第1の高分子材料38が複合補剛層36の第2の高分子材料52と接触した場合には、加熱油配管を介してモールド40に伝導された熱によって第2の高分子材料52が軟化され、これにより、第1の高分子材料38と第2の高分子材料52との溶着が促進される。
当該方法は、複合補剛層36を加熱するために複合補剛層36に熱風を吹き付けるステップを含んでいる場合がある。例えば、モールド40が空洞部分(air pocket)を含んでいる場合があり、複合補剛層36がモールド40内に配置された場合には、熱風が空洞部分から複合補剛層36に吹き付けられる。バックレスト26の第1の高分子材料38がバックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36との界面に導入される前に、熱風が該界面において複合補剛層36に吹き付けられるように方向付けられている場合がある。第1の高分子材料38が複合補剛層36と接触した場合には、熱風によって複合補剛層36の第2の高分子材料52が軟化され、これにより、バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36との溶着が促進される。
当該方法は、複合補剛層36の表面張力を解放するために複合補剛層36をプラズマ処理又は火炎処理するステップを含んでいる場合がある。第1の高分子材料38が第1の高分子材料38と複合補剛層36との界面に導入される前に、複合補剛層38が該界面においてプラズマ処理又は火炎処理(図示しない)される。複合補剛層36をプラズマ処理又は火炎処理することによって、表面張力が低減され、これにより第1の高分子材料38と複合補剛層36との溶着が促進される。
当該方法は、複合補剛層36を加熱するために複合補剛層36をプラズマ処理インサート(図示しない)と接触させるステップを含んでいる場合がある。プラズマ処理インサートは、第1の高分子材料38を第1の高分子材料38と複合補剛層36との界面に導入する前に、該界面において複合補剛層38と接触される。プラズマ処理インサートは、第1の高分子材料38を界面に導入する前に、複合補剛層36から取り除かれる。第1の高分子材料38が複合補剛層36と接触した場合には、プラズマ処理インサートによって複合補剛層36が軟化され、これにより、第1の高分子材料38と複合補剛層36との溶着が促進される。
代替的又は付加的には、相互作用を促進させるステップは、バックレスト26と複合補剛層36とを機械式に相互接続させるステップとしてさらに定義されている。具体的には、当該ステップは、バックレスト26の第1の高分子材料38を冷却する際にバックレスト26と複合補剛層36とを機械式に係合するために、例えば穴、スタッド、フック、輪郭表面等(図示しない)のような表面形体を通じて、溶融状態にあるバックレスト26の第1の高分子材料38を導入するステップとしてさらに定義されている。冷却時に、第1の高分子材料38が、複合補剛層36と機械式に相互接続される。バックレスト26と複合補剛層36とのこのような機械式係合が、バックレスト26と複合補剛層36との溶着に組み合わされるか、又は該溶着の代わりに利用される場合があることに留意すべきである。バックレスト26の第1の高分子材料と複合補剛層36の高分子材料とが容易に溶着しない状況において、例えば相違する熱可塑性材料や熱硬化性材料のような適合しない材料、適合しない溶着温度等の状況において、バックレスト26の第1の高分子材料38が、複合補剛層36と溶着するのではなく機械式に係合可能とされる。
溶着及び機械式相互接続の代替として又はこれらに加えて、相互作用を促進させるステップは、溶融状態にあるバックレスト26の第1の高分子材料38を複合補剛層36の当接面と接触させる前に、該当接面に傷をつけるステップとしてさらに定義されている。言い換えれば、複合補剛層36の当接面が粗くなっているので、当接面における複合補剛層36の溶着が促進される。
相互作用を促進するステップは、溶融状態にあるバックレスト26の第1の高分子材料38を複合補剛層36と接触させて配置する前に、接着促進剤(図示しない)を複合補剛層36に塗布するステップとしてさらに定義されている。例えば噴霧、はけ塗り、及び/又は液浴(bathing)によって、接着促進剤が複合補剛層36に塗布される。接着促進剤は、バックレスト26の第1の高分子材料38と複合補剛層36の第2の高分子材料52との溶着を促進させる。このような接着促進剤としては、例えばシランZ−6011という商品名でダウコーニング社から市販されているγ−アミノプロピルトリエトキシシランが挙げられる。このような接着促進剤の他の例としては、Grilbond IL−6という商品名でEMS−Primid社から市販されているメチレンジフェニルビスヘキサヒドロアゼピンカルボキシアミド(Methylendiphenylbishexahydroazepincarboxamid)が挙げられる。
また、当該方法は、溶融状態にある第1の高分子材料38をブラケット34の相互接続機構60と接触させるステップと、第1の高分子材料38をブラケット34の相互接続機構60と機械式に係合するために第1の高分子材料38を冷却するステップとを含んでいる。第1の高分子材料38とブラケット34とが溶着することなく互いに対して固定されているので、第1の高分子材料38と相互接続機構60とが係合することによって、第1の高分子材料38とブラケット34とが一体化される。
また、当該方法は、複合補剛層36をモールド40内に配置する前に複合補剛層36を所定の形状に予備成形するステップを含んでいる場合がある。予備成形するステップは、熱成形するステップとしてさらに定義されている。代替的には、予備成形するステップは、圧縮成形するステップとしてさらに定義されている。上述のように、複合補剛層36が任意の複合的な製造方法によって形成されていても、本発明の性質から逸脱しない。複数のシート56を含んでいる構成では、複数のシート56のシートそれぞれが、圧縮熱成形又は圧縮成形によって単一のスタックとして結合されている。また、複合補剛層36がモールド40内に配設された場合に屈曲又は変形されることによって、複合補剛層36がモールド40内に保持されるように、モールド40が構成されていることに留意すべきである。このような構成では、第1の高分子材料38が複合補剛層36と一体化された後にも、複合補剛層36がこのような屈曲又は変形を維持している。
複合補剛層36は、一般に予備成形用モールド80を利用することによって予備成形される。予備成形用モールド80は、所定の形状に対応する予備成形用キャビティ86を有している予備成形用モールドの雌型半体82と、予備成形用キャビティ86に対応する予備成形用モールドの雄型半体84とを含んでいる。複合補剛層36が熱成形によって予備成形される構成では、複合補剛層36が加熱され、予備成形用キャビティ86内に配設されることによって、予備成形用モールドの雄型半体84が、予備成形用キャビティ86内において複合補剛層36を永久変形させるための力を複合補剛層36に作用させる。複合補剛層36が圧縮成形によって予備成形される構成では、複合補剛層36が予備成形用キャビティ86内に配設され、予備成形用モールドの雄型半体84が、予備成形用キャビティ86内において複合補剛層36を永久変形させるための力を複合補剛層36に作用させる。
当該方法は、単一のスタックを形成するためにシート56を結合するステップをさらに含んでいる。複数のシート56を結合するステップは、ファイバ54が連続的であり且つ第1の方向Dにおいて延在している状態において、複数のシート56のうち少なくとも1つのシートを位置決めするステップと、ファイバ54が連続的であり且つ第1の方向Dに対して傾斜して延在している状態において、複数のシート56のうち少なくとも他のシートを位置決めするステップとを含んでいる。
本発明は、図面に基づいて説明されるが、利用されている用語は、説明の範囲内の意味を有し、限定することを意図しないことに留意すべきである。多くの本発明の改良及び変形が、上述の説明に鑑みて実施可能であり、本発明は、説明したもの以外であっても実践可能である。
20 シート組立体
22 シートクッション
24 シートバック
26 バックレスト
28 パディング
30 (バックレスト26の)前側部分
32 (バックレスト26の)後側部分
34 ブラケット
36 複合補剛層
38 第1の高分子材料
40 モールド
42 第1のピラー
44 第2のピラー
46 中間部分
48 第2のブラケット
50 第2の材料
52 第2の高分子材料
54 ファイバ
56 シート
58 当接面
60 相互接続機構
62 穴
64 内面
66 外面
68 美観を形成する露出面
70 ヘッドレストガイド
72 ヘッドレスト
74 (ブラケット34の外面66の)一部分
76 取付ブラケット
78 固定具
80 予備成形用モールド
82 予備成形用モールドの雌型半体
84 予備成形用モールドの雄型半体
86 予備成形用キャビティ
90 主コア
92 第1のシート
94 第2のシート
96 第1の側部コア
98 第2の側部コア

Claims (9)

  1. 乗員をサポートするためのバックレスト(26)であって、第1の高分子材料(38)から形成されている前記バックレスト(26)と、
    シートクッション(22)に結合するために前記バックレスト(26)に係止されているブラケット(34)であって、前記バックレスト(26)の前記第1の高分子材料(38)と相違する第2の材料(50)から形成されている前記ブラケット(34)と、
    前記バックレスト(26)に接続されている複合補剛層(36)であって、第2の高分子材料(52)と前記第2の高分子材料(52)に含浸された複数のファイバ(54)とから形成されている前記複合補剛層(36)と、
    を備えているシートバック(24)において、
    前記ブラケット(34)が、前記第1の高分子材料(38)によってオーバーモールドされており、
    前記第1の高分子材料(38)が、前記バックレスト(26)、前記ブラケット(34)、及び前記複合補剛層(36)を一体化する前記複合補剛層(36)の前記第2の高分子材料(52)に溶着されていることを特徴とするシートバック(24)
  2. 前記バックレスト(26)の前記第1の高分子材料(38)が、前記バックレスト(26)の前記第1の高分子材料(38)と前記ブラケット(34)の前記第2の材料(50)とを溶着することなく、前記ブラケット(34)と機械式に係合されていることを特徴とする請求項1に記載のシートバック(24)
  3. 前記ブラケット(34)と前記複合補剛層(36)とがそれぞれ、対向する内面(64)と反対側に面している外面(66)とを備えており、
    前記第1の高分子材料(38)が、美観を形成する露出面(68)を形成するために、前記外面(66)のうち一の外面の少なくとも一部分を覆っていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートバック(24)
  4. 前記第1の高分子材料(38)が、第1のピラー(42)と、前記第1のピラー(42)から離隔した第2のピラー(44)と、前記第1のピラー(42)から前記第2のピラー(44)に延在している中間部分(46)とを形成しており、
    前記複合補剛層(36)が、前記第1のピラー(42)に沿って垂直方向に延在していることを特徴とする請求項に記載のシートバック(24)
  5. 前記第1の高分子材料(38)の前記美観を形成する露出面(68)が、前記第1のピラー(42)から前記第2のピラー(44)に前記中間部分(46)を横断して延在していることを特徴とする請求項に記載のシートバック(24)
  6. 前記ブラケット(34)が、前記複合補剛層(36)に対向している内面(64)と、反対側に面していると共に前記第1の高分子材料(38)を有していない外面(66)とを有しており、前記ブラケット(34)を前記シートクッション(22)に接続するために前記ブラケット(34)の前記外面(66)に当接している取付ブラケット(76)を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のシートバック(24)
  7. 前記シートバック(24)が、前記バックレスト(26)の前記第1の高分子材料(38)と取付ブラケット(76)とを溶着することなく、前記バックレスト(26)の前記第1の高分子材料(38)と機械式に係合されている前記取付ブラケット(76)を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のシートバック(24)
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のシートバック(24)と、前記シートバック(24)に結合されているシートクッション(22)とを含んでいることを特徴とするシート組立体。
  9. 第1の高分子材料(38)から形成されているバックレスト(26)と、第2の高分子材料(52)と前記第2の高分子材料(52)に含浸されている複数のファイバ(54)とから形成されている複合補剛層(36)と、ブラケット(34)とを含んでいるシートバック(24)を形成するための方法において、
    前記複合補剛層(36)をモールド(40)内に配設するステップと、
    前記ブラケット(34)を前記モールド(40)内に前記複合補剛層(36)に隣接させて配設するステップと、
    前記第1の高分子材料(38)を溶融状態に至るまで加熱するステップと、
    前記複合補剛層(36)の前記第2の高分子材料(52)と溶着させるために、及び前記ブラケット(34)に機械式に係合させるために、溶融状態にある前記第1の高分子材料(38)を前記モールド(40)内に且つ前記複合補剛層(36)と前記ブラケット(34)との間に前記複合補剛層(36)及び前記ブラケット(34)と接触させて導入するステップと、
    を備えていることを特徴とする方法。
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