JP5361242B2 - 突入電流低減回路 - Google Patents

突入電流低減回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5361242B2
JP5361242B2 JP2008114419A JP2008114419A JP5361242B2 JP 5361242 B2 JP5361242 B2 JP 5361242B2 JP 2008114419 A JP2008114419 A JP 2008114419A JP 2008114419 A JP2008114419 A JP 2008114419A JP 5361242 B2 JP5361242 B2 JP 5361242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
capacitor
time constant
voltage
switching element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008114419A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009268244A5 (ja
JP2009268244A (ja
Inventor
大 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008114419A priority Critical patent/JP5361242B2/ja
Publication of JP2009268244A publication Critical patent/JP2009268244A/ja
Publication of JP2009268244A5 publication Critical patent/JP2009268244A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5361242B2 publication Critical patent/JP5361242B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

本発明は、負荷への電源接続時における突入電流を低減する突入電流低減回路に関する。
電源と負荷との間にスイッチを設け、電源接続及び電源切断を行う回路が広く普及している。このような回路においては、スイッチを閉じた瞬間に、負荷に設けられた入力コンデンサを充電する大量の突入電流が流れてしまう。この突入電流は、電源の保護ヒューズを溶断したり、電源の出力コンデンサを劣化させたりする。また、その際の電流変化によりノイズが発生し、発生したノイズによって装置が誤動作する恐れもある。このため、この電源接続時の突入電流を防ぐ必要がある。
図7は、関連技術における突入電流防止回路を示した図である。突入電流防止回路を備えた電源装置100は、入力コンデンサC19を備えた負荷110への電源ラインに直列に接続されている。電源PS11は、電源スイッチSW12によって、電源接続と電源切断とを切り替えられる。電源スイッチSW12の後段には、時定数回路120とFET24とが接続されている。FET24は、負荷110の電源ラインに直列に接続されたスイッチング素子である。時定数回路120は、並列に接続されたコンデンサC23及び抵抗R22、これらに直列接続された抵抗R21とにより構成されている。
電源スイッチSW12がオフの時は、時定数回路120のコンデンサC23の端子間電圧V23は零であり、FET24はオフとなっている。電源スイッチSW12がオンになると、時定数回路120のコンデンサC23は、抵抗R21を介して充電される。端子間電圧V23は次第に上昇するため、FET24のゲート電圧Vも上昇する。ゲート電圧Vの上昇に応じて、FET24のドレイン・ソース間の抵抗値がオフ抵抗値(∞)からオン抵抗値まで変化する。これによりFET24を流れる電流が漸増し、負荷110の入力コンデンサC19に対する突入電流を抑制することができる。
なお、時定数回路のコンデンサの電荷をスイッチング素子にて放電させる発明も提案されている(特許文献1、2)。特許文献1によれば、電源切断時に、突入電流防止用のコンデンサの電荷を、スイッチング素子をオンすることによって短時間で放電させることが提案されている。特許文献2によれば、突入電流防止用のコンデンサの電荷を放電させる回路を、電界効果トランジスタとそれに直列接続された抵抗とで構成することが提案されている。
特開平9−6440号公報 特開平8−205403号公報
関連技術や、特許文献1、2に記載の技術によれば、電源接続時の突入電流を防止することができるだろう。しかし、上述の突入電流防止回路では、次のような課題がまだ残っている。
電源スイッチSW12をオフとすると、時定数回路120のコンデンサC23の電荷は抵抗R22を介して放電され、その端子間電圧V23は低下する。しかし、端子間電圧V23がFET24のスレッショルド電圧Vthを下回るまでFET24はオフとならない。すなわち、電源が切断されてから一定時間が経過し、端子間電圧V23が十分低くなるまで、FET24はオフとならない。
電源の瞬断(瞬間的に電源が切断され、直ちに電源が接続される状態)が発生すると、FET24がオフする前に再び電源がオンとなってしまう。このため、負荷110の入力コンデンサC19に対し大きな突入電流が流れてしまう。よって突入電流防止回路を設けているにもかかわらず、突入電流を十分に防止することができない場合がある。
また、スイッチング素子による放電を行う特許文献1、2に記載の発明では、電源切断の検出が困難であったり、コスト高になったりするなど、課題が多い。
そこで、本発明は、このような課題及び他の課題のうち、少なくとも1つを解決することを目的とする。例えば、高価な能動素子を使用せず、かつ、電源の瞬断による突入電流も低減可能な突入電流低減回路を実現することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
本発明は、
電源から負荷に対して電圧を供給する電源ラインに直列に接続され、前記電源から電圧が供給されることによりオン状態に移行することにより前記電源からの電圧を前記負荷に供給するスイッチング素子と、
前記電源ラインにおける、前記スイッチング素子の電圧供給側の第一端子と第二端子の間に並列に接続されており、第一コンデンサと、前記第一コンデンサに並列に接続された第一の抵抗素子と、前記第一の抵抗素子と直列に接続され、前記第二端子と接続された第二の抵抗素子と、を備えた時定数回路と、
前記時定数回路に接続されており、前記第一コンデンサよりも容量の大きい第二コンデンサを備え、前記時定数回路よりも放電時定数が大きい基準電圧回路と、を有し、
前記スイッチング素子に電圧が供給されていない状態から前記スイッチング素子に電圧を供給した場合、前記時定数回路の前記第一コンデンサの電圧が上昇し、前記スイッチング素子の前記第一端子と、前記スイッチング素子の負荷側に接続された第三端子の間の電位差が閾値に達すると前記スイッチング素子がオンし、
前記スイッチング素子がオンした状態から、前記スイッチング素子への電圧の供給を停止した場合、前記時定数回路の前記第一の抵抗素子を介して前記第一コンデンサの電荷を放電するとともに、前記基準電圧回路の前記第二コンデンサから前記第一コンデンサを介して放電し、前記第二コンデンサから前記第一コンデンサに向けて電荷を供給する経路を形成して、前記スイッチング素子の前記第二端子の電位を維持しつつ、前記負荷の電力消費により前記スイッチング素子の前記第三端子の電位を低下させることにより、前記第二端子と前記第三端子の間の電位差を閾値以下にすることを特徴とする突入電流低減回路を提供する。
本発明によれば、高価な能動素子を使用せず、かつ、電源の瞬断による突入電流も低減可能な突入電流低減回路を実現することができる。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1を示した回路図である。なお、図7に関してすでに説明した箇所には同一の参照符号を付与することで、説明を簡潔にする。図7と比較すると、実施例1では、基準電圧回路130と、2つのダイオードD16、D17が追加されている。
基準電圧回路130は、抵抗R13、抵抗R15及びコンデンサC14を備えている。抵抗R13は、抵抗R15と直列に接続されており、電源PS11の電源電圧を分圧する。コンデンサC14は、抵抗R15と並列に接続されており、抵抗R15の両端の電圧を保持する。
ダイオードD16は、基準電圧回路130から時定数回路120に向けて順方向となるように、基準電圧回路130と時定数回路120との間に挿入されている。すなわち、ダイオードD16は、基準電圧回路130と時定数回路120とを接続している。ダイオードD17は、FET24を保護するための保護ダイオードである。FET24は、電源から負荷に対して電力を供給するための電源ラインに直列に接続されたスイッチング素子の一例である。また、FET24は、時定数回路120のコンデンサC23の充電電圧により制御される。
次に、実施例1に係る回路の動作を説明する。電源スイッチSW12がオフの時は、時定数回路120が備えるコンデンサC23の端子間電圧V23は零であり、FET24はオフとなっている。そして、電源スイッチSW12をオンに切り替えると、時定数回路120のコンデンサC23は、抵抗R21を介して充電される。よって、端子間電圧V23は次第に上昇し、FET24のゲート電位Vが下降する。
図2は、ゲート電位とソース電位との関係を示した図である。ゲート電位Vが下降し、ゲート電位Vとソース電位Vとの電位差であるゲート・ソース間電位VGS(=V23)が次第に大きくなって行く。
図3は、ゲート・ソース間電位とドレイン・ソース間抵抗との関係を示した図である。ゲート・ソース間電位VGSが、スレッショルド電圧Vth以上になると、FET24のドレイン・ソース間抵抗RDSがオフ抵抗値(無限大)からオン抵抗値へ変化する。これにより、FET24を流れる電流が漸増し、突入電流が抑制されることになる。また同時に、基準電圧回路130のコンデンサC14も抵抗R13を介して充電される。コンデンサC14の端子間電圧は、抵抗R13および抵抗R15の分圧比によって設定される基準電圧Vrefとなる。
電源スイッチSW12がオンからオフになると、時定数回路120のコンデンサC23に蓄積された電荷は、抵抗R22を介して放電される。その結果、コンデンサC23の端子間電圧V23は低下する。
図4は、電源スイッチがオフに切り替わったときのゲート電位とソース電位との関係を示した図である。電源スイッチSW12がオンからオフになると、負荷110での電力消費により、FET24のソース電位Vも低下する。そのときのFET24のゲート電位Vは、以下の式で表される。
=V−V23
FET24のゲート電位VがVref以下となると、コンデンサC14の電荷がダイオードD16を介してコンデンサC23へ供給される。これにより、コンデンサC23の端子間電圧V23が急速に低下する(図4)。コンデンサC23の端子間電圧V23は、FET24のゲート・ソース間電位VGSと等しい。よって、端子間電圧V23がFET24のスレッショルド電圧Vth以下となると、FET24がオフとなる。実施例1では、関連技術と比べ、電源スイッチSW12がオフとなってからFET24がオフとなるまでの時間が、非常に短くなる。
基準電圧回路130のコンデンサC14は、抵抗R15を介して放電されるものの、その時定数は十分大きく設定されている。なぜなら、この時定数が小さすぎると、ゲート・ソース間電位VGSがFET24のスレッショルド電圧Vth以下に到達するのに要する時間が、相対的に長くなってしまうためである。
基準電圧回路130の放電時定数は、時定数回路120のコンデンサC23と抵抗R22との放電時定数よりも相対的に大きく設定する必要がある。通常、FET24のソース電位Vの低下と比べ、Vrefの低下は無視できるほど小さい。よって、図4に示したA点以後では、ゲート電位Vとソース電位Vが逆転する。
一般にFETは、そのゲート・ソース間に過大な逆電圧が印加されると、破壊してしまう。本実施例では、FET24のゲート・ソース間に保護ダイオードD17を接続することでFET24を保護している。なお、FET24のゲート電位Vとソース電位Vとの差を、ダイオードD17のVf以下に設定する必要がある。
本実施例によれば、負荷への電力供給の際に発生する突入電流を低減する突入電流低減回路に、時定数回路120とは別に基準電圧回路130が追加されている。これにより、負荷への電力供給の切断時に、時定数回路120に備えられたコンデンサC23の電荷を放電することができる。電源の瞬断による突入電流も低減される。また、実施例1によれば、基準電圧回路130を受動素子のみで構成している。よって、高価な能動素子を使用せずに突入電流低減回路が実現されている。
また、基準電圧回路130から時定数回路120に向けて順方向となるようなダイオードD16を設けることで、コンデンサC14の電荷がダイオードD16を介してコンデンサC23へ供給される。これにより、コンデンサC23の端子間電圧V23が急速に低下する。よって、実施例1では、関連技術と比べ、電源スイッチSW12がオフとなってからFET24がオフとなるまでの時間が、非常に短くなる。
実施例1では、基準電圧回路130をコンデンサと抵抗によって構成しているため、回路コストを安価にすることができる。
また、基準電圧回路130に備えられたコンデンサC14の容量が時定数回路120に備えられたコンデンサC23の容量よりも大きく設定されている。そのため、ゲート・ソース間電位VGSがFET24のスレッショルド電圧Vth以下に到達するのに要する時間を、相対的に短くすることができる。
さらに、実施例1では、FET24を保護するためのダイオードD17を追加することで、ゲート・ソース間に過大な逆電圧が印加されないようになり、破壊を免れるようになる。これは、ダイオードD17が、負荷への電力供給の切断時に、コンデンサC23の放電時定数とコンデンサC14の放電時定数とをほぼ零とするからである。
[実施例2]
実施例1の基準電圧Vrefは、抵抗R13と抵抗R15との抵抗分圧により生成され、コンデンサC14により保持されている。コンデンサC14の容量は非常に大きく設定する必要があった。これは、コンデンサC14の容量をコンデンサC23の容量よりも十分大きく設定しなければならない上、必要とされる時定数を満足させる必要があるためである。したがって、コンデンサC14としては、例えば、外形の大きな電解コンデンサなどを選定する必要があろう。サイズの大きな電解コンデンサを使用すれば、実装面積の確保が困難な小型機器では、実施例1の発明を適用するのが困難となるだろう。
そこで、実施例2では、実装面積の確保が困難な小型機器においても、高価な能動素子を使用せず、かつ、電源の瞬断による突入電流も低減可能な突入電流低減回路を実現する。
図5は、実施例2を示した回路図である。すでに説明した箇所には同一の参照符号を付与することで、説明を簡潔にする。実施例2では、基準電圧回路130を、抵抗R13と定電圧ダイオードD18とで構成している。すなわち、実施例2では、実施例1の抵抗R15及びコンデンサC14が定電圧ダイオードD18に置き換えられている。なお、実施例2では、保護ダイオードD17が削除されている。
次に実施例2の回路の動作を説明する。電源スイッチSW12がオフからオンに変化した際の動作は、実施例1と同様であるため、説明を割愛する。電源スイッチSW12がオフとなり、FET24のソース電位Vが低下すると、時定数回路120のコンデンサC23の電荷は、抵抗R13を介して放電される。放電が進み、FET24のゲート・ソース間電位VGSがスレッショルド電圧Vth以下になると、FET24がオフとなる。
本実施例では、基準電圧回路130にコンデンサを用いていない。そのため、ゲート電位Vとソース電位Vが逆転することはない。よって、保護ダイオードD17を省略できる利点がある。
本実施例によれば、基準電圧回路130を抵抗及び定電圧ダイオードで構成しているため、実装面積の確保が困難な小型機器においても、高価な能動素子を使用せず、かつ、電力供給の瞬断による突入電流も低減可能な突入電流低減回路を実現できる。
また、実施例2では、保護ダイオードD17を省略できるため、回路コストの面で実施例1よりも有利である。
[実施例3]
実施例1では、抵抗R13及び抵抗R15による分圧によって、基準電圧Vrefを生成していた。電源PS11から入力される電源電圧が変動すると、基準電圧Vrefも変動してしまい、突入電流低減回路の動作も変わってしまうおそれがある。また、実施例2のように、基準電圧回路130に定電圧ダイオードD18を採用すれば、基準電圧Vrefを細かく設定することは困難であろう。
そこで、実施例3では、入力電圧によらず基準電圧を自由に設定可能としつつ、突入電流低減回路の動作を安定させることを目的とする。
図6は、実施例3を示した回路図である。すでに説明した箇所には同一の参照符号を付与することで、説明を簡潔にする。実施例3では、基準電圧回路130として定電圧源25を採用している以外は、実施例1と共通である。すなわち、実施例3では、実施例1の抵抗R15及びコンデンサC14が定電圧源25に置き換えられている。
定電圧源25は、入力電圧に依存することなく、一定の基準電圧Vrefを生成できる。よって、実施例3では、電源PS11からの入力電圧によらず基準電圧Vrefを自由に設定することが可能となり、かつ、回路動作をより安定させることが可能となる。もちろん、実施例3においても、高価な能動素子を使用せず、かつ、電源の瞬断による突入電流も低減可能な突入電流低減回路を実現することができる。
本発明の実施例1を示した回路図である。 ゲート電位とソース電位との関係を示した図である。 ゲート・ソース間電位とドレイン・ソース間抵抗との関係を示した図である。 電源スイッチがオフに切り替わったときのゲート電位とソース電位との関係を示した図である。 実施例2を示した回路図である。 実施例3を示した回路図である。 関連技術における突入電流防止回路を示した図である。
符号の説明
100‥‥電源装置
110‥‥負荷
120‥‥時定数回路
130‥‥基準電圧回路
PS11‥‥電源
SW12‥‥電源スイッチ
R13,R15‥‥基準電圧回路の抵抗
C14‥‥基準電圧回路のコンデンサ
D16‥‥基準電圧回路と時定数回路120の接続ダイオード
D17‥‥スイッチング素子保護ダイオード
D18‥‥基準電圧回路の定電圧ダイオード
C19‥‥負荷内部の入力コンデンサ
R21,R22‥‥時定数回路120の抵抗
C23‥‥時定数回路120のコンデンサ
24‥‥FET(スイッチング素子)
25‥‥定電圧源

Claims (3)

  1. 電源から負荷に対して電圧を供給する電源ラインに直列に接続され、前記電源から電圧が供給されることによりオン状態に移行することにより前記電源からの電圧を前記負荷に供給するスイッチング素子と、
    前記電源ラインにおける、前記スイッチング素子の電圧供給側の第一端子と第二端子の間に並列に接続されており、第一コンデンサと、前記第一コンデンサに並列に接続された第一の抵抗素子と、前記第一の抵抗素子と直列に接続され、前記第二端子と接続された第二の抵抗素子と、を備えた時定数回路と、
    前記時定数回路に接続されており、前記第一コンデンサよりも容量の大きい第二コンデンサを備え、前記時定数回路よりも放電時定数が大きい基準電圧回路と、を有し、
    前記スイッチング素子に電圧が供給されていない状態から前記スイッチング素子に電圧を供給した場合、前記時定数回路の前記第一コンデンサの電圧が上昇し、前記スイッチング素子の前記第一端子と、前記スイッチング素子の負荷側に接続された第三端子の間の電位差が閾値に達すると前記スイッチング素子がオンし、
    前記スイッチング素子がオンした状態から、前記スイッチング素子への電圧の供給を停止した場合、前記時定数回路の前記第一の抵抗素子を介して前記第一コンデンサの電荷を放電するとともに、前記基準電圧回路の前記第二コンデンサから前記第一コンデンサを介して放電し、前記第二コンデンサから前記第一コンデンサに向けて電荷を供給する経路を形成して、前記スイッチング素子の前記第二端子の電位を維持しつつ、前記負荷の電力消費により前記スイッチング素子の前記第三端子の電位を低下させることにより、前記第二端子と前記第三端子の間の電位差を閾値以下にすることを特徴とする突入電流低減回路。
  2. 前記基準電圧回路から前記時定数回路に向けて順方向となるように、前記基準電圧回路と前記時定数回路との間に接続されたダイオードを有することを特徴とする請求項1に記載の突入電流低減回路。
  3. 前記ダイオードと前記時定数回路の間に接続され、前記スイッチング素子を保護する保護ダイオードをさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の突入電流低減回路。
JP2008114419A 2008-04-24 2008-04-24 突入電流低減回路 Active JP5361242B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008114419A JP5361242B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 突入電流低減回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008114419A JP5361242B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 突入電流低減回路

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2009268244A JP2009268244A (ja) 2009-11-12
JP2009268244A5 JP2009268244A5 (ja) 2011-06-16
JP5361242B2 true JP5361242B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=41393369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008114419A Active JP5361242B2 (ja) 2008-04-24 2008-04-24 突入電流低減回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5361242B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200469552Y1 (ko) 2011-10-20 2013-10-17 에릭슨 엘지 주식회사 돌입전류 방지 장치
TWI455432B (zh) * 2012-01-20 2014-10-01 Macroblock Inc 動態阻尼模組及其應用之驅動電路
WO2024195178A1 (ja) * 2023-03-22 2024-09-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 電流制御装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6364524A (ja) * 1986-09-04 1988-03-23 富士電機株式会社 突入電流制限装置
JP2696897B2 (ja) * 1988-03-29 1998-01-14 日本電気株式会社 電源装置の突入電流防止回路
JP3256412B2 (ja) * 1995-06-19 2002-02-12 富士通株式会社 突入電流防止回路
JP2000029547A (ja) * 1998-07-13 2000-01-28 Tdk Corp 突入ないし過渡電流抑制回路
JP2004048888A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Fujitsu Ltd 突入電流防止回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009268244A (ja) 2009-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4738922B2 (ja) 過電圧保護回路
US7642750B2 (en) Battery charge/discharge control circuit
US6949961B2 (en) Power switch structure with low RDSon and low current limit
US7158359B2 (en) Circuit configuration having a semiconductor switch and a protection circuit
US7561404B2 (en) Biased-MOSFET active bridge
US8040647B2 (en) System and method for protection against loss of battery in reverse battery protected devices
JP5274823B2 (ja) 電力供給制御回路
WO2017094095A1 (ja) 突入電流防止回路
JP2012210137A (ja) 充放電制御回路及びバッテリ装置
JP2005109162A (ja) 出力mosトランジスタの過電圧保護回路
JP2007318891A (ja) スイッチング素子駆動用電源回路
JP2017046570A (ja) 過電流保護装置、電子機器、集積回路および信号伝達回路
CN106100008B (zh) 电池装置以及电池装置的制造方法
US8901967B2 (en) Comparator
US9343901B2 (en) Power system and short-circuit protection circuit thereof
JP5361242B2 (ja) 突入電流低減回路
US7327546B2 (en) Power switching circuit with active clamp disconnect for load dump protection
US10498137B2 (en) Protecting circuit and integrated circuit
JP2014030317A (ja) 逆接続保護回路、及びこれを備えた電子機器
JP4214122B2 (ja) 突入電流防止回路
JP5982632B2 (ja) 車載用電源回路およびそれを用いた車載電源ユニット
JP6520521B2 (ja) 半導体スイッチ回路及び半導体リレー回路
JP2004048888A (ja) 突入電流防止回路
JP2007336620A (ja) 電源入力回路
US20240291263A1 (en) Semiconductor device

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110420

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130225

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130617

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20130624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130903

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5361242

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151