JP5361219B2 - アクセサリーレンズユニット及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置へのアクセサリーレンズユニット取り付け構造に関する。
撮像装置は従来より、撮像装置本体に着脱可能に装着されるテレコンバーターレンズ、ワイドコンバーターレンズ、クローズアップレンズなどのアクセサリレンズを使用することで、撮影効果をより向上させられることが知られている。なお、テレコンバーターレンズ、ワイドコンバーターレンズは単にコンバージョンレンズと呼ばれることもある。
このようなアクセサリレンズを撮像装置本体に取り付ける場合において重要なことは、撮像装置本体内に配置された撮像光学系とアクセサリレンズの光学系の光軸を高精度に合わせ一致させることである。それぞれの光軸にズレが生じると、撮像した画像は片ボケなどの不具合が生じてしまうからである。
撮像装置本体へのレンズアダプタ取り付け方法は以下に述べるような、様々な方法が提案されている。
例えば、特許文献1(特開2005−156765)には、レンズアダプタボディーを鏡筒先端に接着固定することが開示されている(第7頁、図1)。また、特許文献2(特開2006−2021321)には、鏡筒が位置決めされた前カバーにレンズアダプターをバヨネット方式でマウントすることが開示されている。
その他の従来技術としては、特許文献3がある。
特開2005−156765号公報(第7頁、図1) 特開2006−201321号公報(第15頁、図10、図17) 特開2004−264367号公報(第13頁、図1、図2、図3)
しかしながら、特許文献1は、レンズアダプタが沈動式鏡筒の先端に固着しているため、レンズアダプタを離脱することは困難であり、利便性に欠ける。接着部を無理に剥がそうとすると、鏡筒自体を破損してしまう恐れさえある。またレンズアダプタ装着時に、レンズアダプタに外力が加わった場合、レンズ鏡筒に力が加わり鏡筒ユニットの動作が不安定になったり、最悪の場合鏡筒ユニットが破損してしまう可能性がある。
特許文献2は、光軸に直交する方向の位置決めに関して、前カバーという1部品が鏡筒ユニットとレンズアダプタの位置決めに介在している。したがって、前カバーのそれぞれの位置決め精度部の寸法がバラつけば、鏡筒ユニット内のレンズとレンズアダプタ内のレンズとの光軸がズレてしまう。
本発明は上記事実を考慮し、撮像装置本体とアクセサリレンズを装着したレンズアダプタの着脱が容易であり、撮像光学系のレンズ群とレンズアダプタに装着されるアクセサリレンズとの間で双方の光軸を限りなく一致させるとともに、レンズアダプタに外力が加わっても撮影光学系を有する鏡筒ユニットへその力を伝達しないようにすることで装置の破壊を防ぐような構造を持つ、アクセサリーレンズユニット及び撮像装置を提供することに関する。
本発明の一側面としてのアクセサリーレンズユニットは、シャーシと、撮像光学系及び撮像素子を含み、シャーシにより保持された鏡筒ユニットと、鏡筒ユニットに設けられたアクセサリーレンズユニットを保持する溝部を露出させるように該鏡筒ユニットおよびシャーシを覆い、かつシャーシに取り付けられた、アクセサリーレンズユニットに直接係合していない外装部材とを有する撮像装置に着脱可能に取り付けられるアクセサリーレンズユニットであって、鏡筒ユニットの部に直接係合することで、該アクセサリーレンズユニットの鏡筒ユニットに対する光軸方向および光軸直交方向での位置を決める係合部と、アクセサリーレンズユニットに外力が加わっていないときには、外装部材に当接しないように該外装部材との間に隙間を形成し、アクセサリーレンズユニットに外力が加わった場合に該隙間分の該アクセサリーレンズユニットおよび鏡筒ユニットの変形または変位によって外装部材に当接する当接部とを有することを特徴とする。
本発明の他の側面としての撮像装置は、上述したアクセサリーレンズユニットが着脱可能に取り付けられる撮像装置であって、シャーシと、撮像光学系及び撮像素子を含み、シャーシにより保持された鏡筒ユニットと、鏡筒ユニットに設けられたアクセサリーレンズユニットを保持する溝部を露出させるように該鏡筒ユニットおよびシャーシを覆い、かつシャーシに取り付けられた、アクセサリーレンズユニットに直接係合していない外装部材とを有し、鏡筒ユニットの部は、アクセサリーレンズユニットの係合部と直接係合してアクセサリーレンズユニットの該鏡筒ユニットに対する光軸方向および光軸直交方向の位置を決めるとともに、アクセサリーレンズユニットを保持し、外装部材は、アクセサリーレンズユニットに外力が加わっていないときには、アクセサリーレンズユニットの当接部の当接を受けないように該当接部との間に隙間を形成し、アクセサリーレンズユニットに外力が加わった場合に該隙間分のアクセサリーレンズユニットおよび鏡筒ユニットの変形または変位によって当接部の当接を受ける受け部を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置とアクセサリーレンズユニットとの着脱容易に行うことができ、鏡筒ユニット内の撮像光学系の光軸とアクセサリーレンズユニットの光軸とを高精度に一致させることができる。しかも、アクセサリーレンズユニットに外力が加わった場合にはその外力を外装部材によって受けるので、大きな外力が鏡筒ユニット伝達されないようにすることができる。
以下に、本発明による実施形態を、撮像装置を例にあげ、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図3及び図4に、例に挙げた電子撮像装置の概略を示し、本装置の概略説明を以下に行う。ここで、図3は、本発明の装置の概略正面斜視図である。図4は、本発明の装置の概略正面斜視図であり、装置の電源を投入し鏡筒ユニットが繰り出した状態を示している。
図3において、101は、撮像装置本体である。図に示されるように、撮像装置本体101は外装部材に覆われている。撮像装置本体101の前面部には撮影光学系レンズ、レンズバリア、CCDなどの光電変換素子(CMOSなどのその他の光電変換素子でも良い)、繰り出し機構、ズーム機構、シャッターなどを具備した鏡筒ユニット102が一部露出している。鏡筒ユニット102の内部に配置されている光学系により被写体像が撮像素子に結像される。110は撮像装置本体101の外装部材を操作者が右手でホールドするためのグリップ部である。
鏡筒ユニット102の右上に撮影時に光量が足りない時等に必要に応じて発光する、ストロボ発光窓111が設けられている。また鏡筒ユニットの左上部には音声入力用のマイク(図示しない)が設けられている。
103は撮像装置本体の前面部を覆う樹脂部材からなる前カバーである。前カバー103には前述のストロボ発光窓111を露出する為の開口部や後述するバヨネット結合部が一体的に形成され、さらにバヨネットロック機構部品や、バヨネットロック解除釦112が組み込まれている。
図4において、113は電源ボタンであり、ボタンを押圧し、電源を投入すると、撮影モード時には鏡筒ユニット102は図3の状態から図4の状態へ所定の位置まで繰り出す。114はズームレバーであり、時計方向(Q)及び反時計方向(P)に所定の位置まで回動可能な構造になっている。ズームレバー114は、鏡筒ユニット102に配備された撮影光学系レンズ群の位置関係を変更し広角から望遠までズームする撮像装置本体101への入力インターフェースである。ズームレバー114は、P及びQ方向に操作した後、操作者が手を離すと不図示のスプリングの付勢力により、初期位置に自己復帰するよう、構成されている。
装置背面は後カバーが装置本体101を覆い、後カバーの中央部左には文字や画像などを表示する表示手段、例えば、液晶表示装置がある。この液晶表示装置は、撮像する被写体像の確認や、撮像された画像の再生表示や装置の設定変更などの選択メニューおよびアイコンの表示に用いられる。後カバーにはこの液晶表示装置が視認できるよう、開口もしくは透視窓(LCD窓)が配設されている。
115はシャッターボタンであり、このシャッタ−ボタン115の操作により、被写体が撮像され装置本体内に組み込まれている記録媒体に被写体像の画像デ−タが記録される。このとき、前述のマイクからの音声データも画像データと合わせて記録することができる。装置内部には音声再生用スピーカー(不図示)が設けてあり、記録媒体に保存されている音声を再生することや、あらかじめ記録部に記録されている動作音などが再生できるようになっている。
また装置本体101の外装部材の底面には、装置本体101に対し開閉可能な不図示の電池蓋があり、電源となる主電池(図示しない)が装置本体101に対し、挿抜可能に挿入される。またこの電池蓋が開いている際に、記録媒体(カード型メモリー)を挿抜可能な構成になっている。また装置背面にはモード切り替えレバーが配備されており、本実施例の撮像装置では、このモード切り替えレバーにより、静止画モード、動画モード、シーンモードなど、操作者がレバーを移動させることで選択できるように構成されている。各モードの説明については、既知の従来技術であるので省略する。
装置本体101の背面部、液晶表示装置の右側には複数の背面操作ボタン群が配置されており、液晶表示装置に表示されるメニューやアイコンを見ながら操作するものである。装置本体101の設定やメニュー切り替え、液晶表示装置のオン/オフ切り替えや液晶表示装置の輝度などを変更するディスプレ―操作や、上下左右に入力可能な十字ボタン、決定ボタン、撮影モードから画像再生モードに移行する、再生ボタンなどである。これらの操作ボタンは液晶表示装置をみながら操作する為、液晶表示装置近隣に配置することで、ユーザーの利便性を向上させる。
また、液晶表示装置の表示領域の中心は、鏡筒ユニット102の撮影光学系の光軸となるべく一致させるように配置することで、撮影者が液晶表示装置を見ながら被写体を決定するときに違和感をなくすことができる。
装置本体101は一連の撮像・再生動作中および撮像・再生動作終了後、電源ボタン113を再度押圧することで、繰り出した鏡筒ユニット102を収納し、電源オフの状態になる。
次に本発明の撮像装置のバヨネット方式の高精度位置決め機構の構成を説明する。図5は、本発明の撮像装置のバヨネットキャップを取りは外した状態を示す図である。
図5において、116はバヨネットキャップであり、後述するレンズアダプタを装着しない場合の化粧キャップである。バヨネットキャップ装着状態、すなわち図3の状態から、図5の状態にするには、バヨネットロック解除釦112を押し込み、回動ロックを解除した状態で、光軸中心に半時計方向に回転(本実施例では52度回転させる)させる。そうすることで、バヨネットキャップ116が嵌合部から外れ、取り外すことが可能となる。取り外しが可能な状態までの回転角度は、装置本体101およびバヨネットキャップ116に配された嵌合爪の数などによって決まり、本実施例では嵌合爪の数は3つである。103cは円弧状に突出した、バヨネット嵌合爪である。
バヨネットキャップ116を外すと、バヨネット前カバーB部(図2)に配設された、バヨネット結合部が露呈する。バヨネットキャップ116には、103cに嵌合する、筒部品より円弧状に突出する爪部が3箇所がある。これらの係合部により、バヨネットキャップ116は装置本体101の外装部材にバヨネット結合されている。なお、詳細は後述するが、前カバー103に配備された、バヨネット係合部は本発明ではあくまでも補助的な役割を果たす。
図6は、本発明の装置のレンズアダプタおよびアクセサリレンズの展開した状態を示す展開斜視図である。図中において、104はレンズアダプタ、105はアクセサリレンズである。
撮像装置本体101に着脱可能にアクセサリレンズ105を取り付ける場合において、一般的には、撮像装置本体101に、撮像装置本体101への結合部を備えたレンズアダプタ104を介し、アクセサリレンズ105を取り付けることが多い。この様な方式では、レンズアダプタ104の先端に各種アクセサリレンズ105をスクリューマウント方式で取り付けられる構造がとられている(アクセサリレンズとレンズアダプタの2体型タイプ)。一方、アクセサリレンズ105に、装置本体への結合部が予め備わっているものもある(アクセサリレンズとレンズアダプタ1体型タイプ)。しかし、撮像装置本体101にレンズアダプタ(中継筒)104を介してアクセサリレンズ105を取り付けられる2体型タイプの方が、複数のアクセサリレンズ105を持ち運ぶ事を考えると、1つ1つが小型化され携帯性に優れている。その為、こちらの方式をを採用しているケースの方が多い。また、2体型タイプの利点として、撮像装置本体101を買い換えたとしても、レンズアダプタ104のみ新たにし、アクセサリレンズ105は資産として使用しつづけることができる。言い換えれば汎用性に優れているとういう利点がある。
ところで、2体型タイプとしてのレンズアダプタ104とアクセサリレンズ105はスクリューマウント方式で各々が精度良く位置決め固定されるように構成されている。そのことから、アクセサリレンズ105の撮像装置本体101への取り付け精度は、レンズアダプタ104を装置本体101へ取り付ける精度と同等として考えられる。つまり2対型タイプであっても、レンズアダプタ104を撮像装置本体101へ精度良く位置決め固定すれば、前述の光軸のズレは発生せず、片ボケ等の不具合がない、高精細な画像を撮像することが出来る。
図6において、レンズアダプタ104にはバヨネットキャップ116同様、筒部より内方向に円弧状の突出部(当接部)104aが3箇所設けてある。この部分が前述の前カバー103の円弧状の突出部103cに係合する。またレンズアダプタ104の他端内周部には、ねじ部104cが施してある。105aはねじ部104cにねじ込むことが可能なねじ部である。アクセサリレンズ105内部には、少なくとも1つ以上の光学レンズが配置されている。本実施例ではワイド(広角)コンバージョンレンズを使用して説明しているが、この他にテレ(望遠)コンバージョンレンズやマクロ(接写)コンバージョンレンズ、各種フィルターなど複数種類の様々な光学アクセサリが用意されている。フィルターの場合には、レンズでは無い場合もある。アクセサリレンズ105とレンズアダプタ104はねじ込み式で結合するスクリューマウント方式である。
通常、撮影者は1つの交換可能なアクセサリレンズ105とレンズアダプタ104とを予めスクリュー方式でマウントしておく。そして、撮影の状況に応じて、この一体化されたアクセサリレンズ105およびレンズアダプタ104(アクセサリーレンズユニット)を装置本体に素早くバヨネット結合して使用する。刻一刻と変化する撮影状況では、バヨネット結合は容易に着脱が可能なため、操作性が良くストレスが無い。
先程、アクセサリレンズ105不使用時にはバヨネットキャップ116を装着すると記述したが、もちろんバヨネットキャップ116が装着されていなくても、機能上撮影には全く支障がない構造となっている。
図7は、上述のレンズアダプタ104、アクセサリレンズ105がスクリューマウントされ、装置本体にバヨネット結合されている状態を示す。
次に、撮影光学系を備えた鏡筒ユニット102とレンズアダプタ104を高精度に位置決めする方法について詳しく述べる。
図1は、レンズアダプタ104およびアクセサリレンズ105を装置本体101に装着し、光軸を通るように切断した縦断面図である。図2は、図1のB部を拡大した図である。
図1において、前カバー103にはカバー前面より被写体側へ膨出した部分にレンズアダプタ104を補助的に支える、受け部が配設されている。鏡筒ユニット102の構成部品の中で、一番外側にくる部品は鏡筒カバー106であり、その外周部に後に詳細に説明するが円弧状の溝が部分的に形成されている。
本実施例で説明するアクセサリレンズ105はワイドコンバージョンレンズであり、3つの光学レンズが具備されている。
図1では、装置本体101は電源オン状態であり、撮影光学系は装置本体101から繰り出した状態になっている。鏡筒ユニット102が変倍して最大限に繰り出したとしても、アクセサリレンズ105に接触しないように設計されている。
ここで、確認になるが、光学性能を十分発揮させる為には、鏡筒ユニット102内に配された撮影光学系の光軸と、アクセサリレンズ105内に配された光学レンズ系の光軸が高精度で位置決めされ一致することにある。
図2にて、レンズアダプタ104と装置本体101の位置決めについて詳細に説明する。
鏡筒ユニット102の構成部品である鏡筒カバー106の外周部分には円弧状の溝106bが配設されている。この円弧状の溝は鏡筒カバー106の周囲に断続的に3箇所ある。この溝については、図8にて後に説明する。この溝にレンズアダプタ104より内方向に突出した、円弧状の突出部(係合部)104dが嵌り込み、鏡筒ユニット102とアクセサリレンズ105を搭載したレンズアダプタ104が直接的に位置決めされる。鏡筒ユニット102とレンズアダプタ104はこの溝106bと突出部104dとが直接係合するによって、スラスト方向(光軸方向)とラジアル方向(光軸直交方向)が同時に位置決め規制されることになる。これにより、鏡筒ユニット102の配された撮像光学系の光軸と、レンズアダプタ104に接続されるアクセサリレンズ105内に配されたレンズ光学系の光軸が高精度に位置決めおよび一致させることが可能になる。しかしながら、通常アクセサリレンズ105は撮像装置本体101と比較して決して小さいものではない。つまり、操作者がアクセサリレンズ105を撮像装置本体101に取り付けた状態で、不用意に落下させてしまったり、ぶつけてしまったりした場合には、その外力はレンズアダプタ104の突出部104dから鏡筒ユニット102の一部である溝106へと伝わり鏡筒ユニット102に大きな外力が加わってしまう。鏡筒ユニット102は繰り出し沈動動作などの駆動部や、撮像装置本体101の肝となる撮像光学系を搭載している為、外力に対し非常に弱い。この外力が原因で動作が不安定になったり、場合によっては撮像光学系に歪みなどが生じて、撮像する画像に片ボケなどの不具合が生じたりしてしまう。
これらの不具合を避ける為に、本発明では外力がアクセサリレンズ105およびレンズアダプタ104に加わった際は、その力を鏡筒ユニット102ではなく、前カバー103に伝えるように構成している。レンズアダプタ104から内方向に突出した円弧状の突出部104aは、前カバー103の円弧状の外壁103b、円弧状の突出部103c、被当接部103dに所定の隙間を設けて配設されている。このような隙間を設けているため、レンズアダプタ104は鏡筒ユニット102に位置決めされる。もし、隙間を設けていなければレンズアダプタ104が鏡筒ユニット102に嵌合する時に、突出部104aが前カバー103干渉してうまく挿入できなくなってしまう。隙間を空けているからこそ、レンズアダプタ104は鏡筒ユニット102にのみ位置決めされることが可能となる。レンズアダプタ104を鏡筒ユニット102にのみ位置決めすることにより、鏡筒ユニット102の配された撮像光学系の光軸と、レンズアダプタ104に接続されるアクセサリレンズ105内に配されたレンズ光学系の光軸とを高精度に位置決めする(一致させる)ことができる。また、アクセサリレンズ105およびレンズアダプタ104に外力が加わった場合は、レンズアダプタ104と鏡筒ユニット102はバヨネット嵌合した状態で隙間分だけ僅かに歪み(変形し)、一体的に移動(変位)する。そして、レンズアダプタ104の突出部104a部は、外力が前カバー103の外壁103b、突出部103c、103dによって受け止められるように当接する。それにより、アクセサリレンズ105およびレンズアダプタ104に加わった外力を前カバー103に伝えるようになっている。なお、詳細には後述するが、鏡筒ユニット102が構造体に対しフローティング保持されていれば、前述した鏡筒ユニット102に僅かな歪さえも発生させずに、アクセサリレンズ105およびレンズアダプタ104と鏡筒ユニット102は、隙間分だけ一体的に移動(変位)し、突出部104aが、前カバー103の受け部(外壁103b、突出部103c、103d)に当接し、加わった外力を前カバー103に伝えることが出来る。なお、前カバー103は不図示の締結手段にて、後述のメインシャーシへ締結されている。
本実施例では前カバー103を樹脂を想定して述べているが、具体的にはPC、PC+ABS、ABSなどのエンプラが良いと考えられる。強度が不足する場合には、グラスファイバーなどを樹脂材料に配合し、強化する方法もある。また、チクソモールドやマグネシウム合金などの金属外装でもこの構成は可能である。
ここで、本発明に対する従来例の撮像装置のバヨネット方式の位置決め機構について、図13及び図14を使用して説明する。
図13は、従来の方式でレンズアダプタおよびレンズアクセサリが撮像装置にバヨネット方式にて装着されている様子を撮像装置の光軸を通るように切断した縦断面図である。また図14は図13のA部の部分拡大図である。
図13において、501は撮像装置本体であり、沈動式のズーム鏡筒ユニット502を有している。鏡筒ユニット502内部には、複数のレンズ群からなる撮影光学系が配設され、レンズの間隔を変更することで、望遠および広角へと倍率を変更することが可能な構造となっている。503は前カバーであり、主として撮像装置本体501の前面側を覆っている。504は筒状のレンズアダプタであり、後述するバヨネットマウント方式にて、前カバー503に結合されている。505はアクセサリレンズであり、筒状の部材にレンズが配設されている。アクセサリレンズ505は、ワイド(広角)コンバージョンレンズやテレ(望遠)コンバージョンレンズやマクロ(接写)コンバージョンレンズなど様々なものが用意されている。アクセサリレンズ505とレンズアダプタ504はねじ込み式で結合するスクリューマウント方式である。ここで、光学性能を十分発揮させる為には、鏡筒ユニット502の光軸とアクセサリレンズ505の光軸を一致させる必要がある。つまり鏡筒ユニット502とアクセサリレンズ505を精度良く位置決めすることが肝要である。スクリューマウント方式は精度良く位置決め固定される方式であるため、アクセサリレンズ505とレンズアダプタ504の取り付け誤差はほぼ生じない。言い換えれば、アクセサリレンズ505を鏡筒ユニット502に精度良く位置決め固定するということは、レンズアダプタ504を鏡筒ユニット502に精度良く位置決め固定することである。
しかしながら、図13の方式では、鏡筒ユニット502とアクセサリレンズ505の位置決めには前カバー503が介在しそれぞれの位置決めの精度を落としていると言わざるを得ない。
図14において、506は鏡筒カバーであり鏡筒ユニット502の構成部品である。前カバー503には、鏡筒ユニット502を位置決めする為の円周状の内壁部503aがあり、鏡筒カバー506の外径と当接することで、前カバー503と鏡筒ユニット502の位置決めを行っている。また、前カバー503には、バヨネット結合用の部位があり、503bは円弧状の外壁であり、503cは円弧状の突出部、503dは受け部である。一方、レンズアダプタ504にも前カバー503とのバヨネット結合用の部位があり、504aは筒状のレンズアダプタ504より内方向に突出した円弧状の突出部があり、突出部先端の504bは突出部の内壁である。
図14は、レンズアダプタ504が、前カバー503にバヨネット結合されている状態を示している。前カバー503に取り付けられた不図示のロック機構のロック解除釦を押し込み、レンズアダプタ504を光軸を中心に一定の角度回転させた所定の位置では、503cは存在しない。したがって、コンバージョンレンズアダプタ504を被写体側へを取り外すことが容易にできる。
ここで、鏡筒ユニット502と、レンズアダプタ504の取り付け位置精度を考えてみる。鏡筒ユニット502の構成部品である鏡筒カバー506の円周状の外壁506aは、前カバーの円周状の内壁503aと、レンズアダプタの突出部の内壁504bと前カバー503の円弧状の外壁503bと、それぞれ嵌合している。この様に、鏡筒ユニット502とレンズアダプタ504との関係の間に前カバー503が介在し、位置決め精度を低くしてしまっている。
図8は、本発明の鏡筒ユニット102の斜視図である。鏡筒カバー106には、円弧状の溝106bが配設されている。溝106bは、突出部104dと係合し、レンズアダプタ104及びアクセサリレンズ105を保持する保持部である。106b部から本図の半時計方向に移動したところに、106d径方向(ラジアルガタ方向)の傾斜面と106e厚み方向(スラストガタ方向)の傾斜面がある。これはレンズアダプタ104の係合部である104dが挿入し易いようにする為の配慮である。
つまり、突出部104dが図の二点鎖線の様にレンズアダプタ104を挿入していく際に、入り口部分では嵌合が緩く、徐々に嵌合がきつくなっていくようになっている。
本図ではバヨネット結合部106f、および突出部104dは1つずつしか見えないが、光軸中心に120度間隔で溝は計3つ施されている。もちろん、3つに限定されるものでなくそれ以外の数でもかまわない。
図9は、アクセサリレンズ105と取り付けたレンズアダプタ104を撮像装置本体101に装着する様子を示した図である。前カバー103には、ロック板117とバヨネットロック解除釦112が組み込まれており、不図示の抑え板とスプリングにより常に図の様な状態に付勢されており、光軸沿って装置内部方向に押し込むことが可能な構造となっている。また、ロック板117とバヨネットロック解除釦112の動作は連動しており、ロック板117を装置内部方向に押し込めば、それに伴ってバヨネットロック解除釦112も装置内部方向に引っ込む。逆に、バヨネットロック解除釦112を押し込めば、それに連なってロック板117も引っ込む様な構成となっている。レンズアダプタ104を撮像装置本体101に取り付ける際は、レンズアダプタ104に配された円弧状の突出部104a部がロック板117を装置内部方向に押し込む。この状態にて二点線の矢印の方向回転させると、レンズアダプタ104がロック板117に掛からなくなった時点で、バネの付勢力によりロック板117は押し込まれた状態から図の状態の位置へと戻され、回転方向がロックされる。こうすると、レンズアダプタ104を矢印とは反対方向に回転させようとしても、突出部104aがロック板117に規制され回転できなくなる。レンズアダプタ104を外す場合は、バヨネットロック解除釦112を押し込み、レンズアダプタ104を矢印と反対方向に回転させれば、容易に取り外すことが出来る。
本実施例では、鏡筒ユニット102の鏡筒カバー106にレンズアダプタ104をバヨネット結合する方法を示している。しかし、本発明はこれに限定されず、鏡筒ユニット102の1構成部品に結合するものであっても構わないし、バヨネット結合以外のその他の嵌合手段であっても構わない。
次に、鏡筒ユニット102が光軸方向および光軸に直交する方向に変位可能に構造体へ保持されている様子を図10、図11、図12を使用して説明する。
図10は、鏡筒ユニット102およびブッシュが構造体へ組み込まれる様子を示した展開斜視図である。図11は、鏡筒ユニット102およびブッシュが構造体へ組み込まれている様子を示した正面図である。図12は、図11におけるC−C部の部分断面図である。
図10において、118は撮像装置の主構造体である金属からなるメインシャーシ(本実施例ではステンレスなどの金属板を想定しているが、樹脂等からなっていても構わない)である。また、鏡筒ユニット102をメインシャーシ118に取り付ける際に使用する、弾性体からなるブッシュ119a、119bおよび段付きネジ120a、120bを展開した状態で示している。
次に、各部品の詳細について説明する。鏡筒ユニット102の構成部品である鏡筒カバー106には、光軸に直交する方向に張り出された羽形状の部位106kがあり、そこにメインシャーシ118への仮位置決め用の穴部106i、106jが配置されており、同じく弾性体からなるブッシュ119a、119bが嵌め込まれるブッシュ嵌め込み部106g、106hが配設されている。ブッシュ嵌め込み部106g、106hは中央に貫通穴が開いており、そこに弾性体からなるブッシュ119a、119bが挿入される。
メインシャーシ118には、鏡筒ユニット102を仮位置決めする為の、軸部118c、118dが設けてあり、段付きねじ120a、120bを締結するためのタップ部118a、118bが配設されている。
次に、弾性体からなるブッシュ119a、119bについて述べる。ブッシュ119a、119bはシリコンゴムやクロロプレンゴムなどからなっている。弾性体に力が加わると、弾性体は弾性的に変形するように出来ている。なお、本実施例ではゴム系の部材を想定しているが、発砲体や、スプリングなどの弾性体であっても構わない。119a、119bの弾性体からなるブッシュは、鏡筒カバー106のブッシュ嵌め込み部106g、106hに挿入され、中央部には段付きねじ120a、120bが貫通する穴が設けてある。
組み立て手順は、まず鏡筒ユニット102の構成部品である鏡筒カバー106のブッシュ嵌め込み部106g、106h部に、弾性体からなるブッシュ119a、119bを軽く圧入する。次に、ブッシュ119a、119bが組み込まれた鏡筒ユニット102を穴部106i、106j部とメインシャーシ118の軸部118c、118d部を合わせるように、メインシャーシ118に取り付ける。最後に、段付きねじ120a、120bにてブッシュ119a、119b、鏡筒ユニットの羽部106kを貫通し、メインシャーシ118の軸部118c、118d部に締め付け固定する。
図11は、前述のようにして組み立てられた後の様子を示した図である。
鏡筒カバー106の穴部106i、106jとメインシャーシ118の軸部118c118dが、それぞれ挿入されているのが見て取れる。軸と穴の関係は所定の隙間を隔ててなっており、メインシャーシ118と鏡筒ユニット102は段付きねじ120a、120bが固定される前であれば、この間で自由に移動することが可能である。なお、段付きねじ120a、120bが固定された後であっても鏡筒ユニット102はメインシャーシ118に対し、前述の弾性体からなるブッシュ119a、119bが弾性的に変形し、所定の範囲で光軸と直交する方向に変位可能である。
次に、図12の断面図を用いて、弾性体からなるブッシュ119a、119bを介して、鏡筒ユニット102がメインシャーシ118に変位可能に固定されている様子を説明する。
図12において、鏡筒カバー106から光軸と直交した方向に突出した羽部106kにはブッシュ嵌め込み部106g部がある。メインシャーシ118には、段付きねじ120aが締結されるタップ部118aがある。段付きねじ120aは、ブッシュ119aおよび鏡筒カバー106を挟みメインシャーシ118のタップ部118aに締結されている。段付きねじ120aの段部がメインシャーシ118に当接し、ねじの締め付けが完了する様に設定されている。すなわち、弾性体からなるブッシュ119aには締め付け方向(光軸と平行)には、ねじ締め付けによる応力はかからないような構成をとっている(鏡筒ユニットのメインシャーシに対するフローティング保持)。
本図では、弾性体からなるブッシュ119aは変形していない状態を示している。アクセサリレンズ105やレンズアダプタ104に外力が加わり、その外力が鏡筒ユニット102に加わると弾性体からなるブッシュ119aが自在に変形および外力を吸収する。そして、鏡筒ユニット102は外力によって光軸方向および光軸に直交する方向に適宜移動し(フローティング保持)、鏡筒ユニットには歪が発生しないようになっている。
詳細な説明は省略するが、メインシャーシ118に対する鏡筒の保持は、段付きねじ120b、ブッシュ119b、穴部106j、タップ部118bにおいても同様の構成となっている。
本実施例では、2つのゴムブッシュ119a、119bを利用して、鏡筒ユニット102を主構造体であるメインシャーシ118に光軸および光軸に直交する方向に変位可能に保持(フローティング保持)した。しかし、ゴムブッシュ119a、119bの数は2個に限られるものではないし、ゴムブッシュ以外の部材を用いてフローティング保持しても良い。
以上の様に、撮像装置本体101とレンズアダプタ104とは着脱容易である。また、鏡筒ユニット102内の撮像光学系のレンズ群とレンズアダプタ104に装着されるアクセサリレンズ105との間での光軸を高精度で一致さる方法は、鏡筒ユニット102とレンズアダプタ104を他部品を介さず直接位置決めすることで可能となる。しかしながら、直接位置決めをすると、アクセサリレンズ105やレンズアダプタ104に外力が加わった場合、鏡筒ユニット102に外力を伝えてしまうことになりかねない。したがって、レンズアダプタ104と前カバー103との間に所定の隙間を設けて、レンズアダプタ104と前カバー103の嵌合部を配設した。その為、一定以上の力が加わった時のみ、レンズアダプタ104は前カバー103に当接し、外力を鏡筒ユニット102に伝えず、前カバー103へと伝えることが可能となった。また、鏡筒ユニット102を主構造体に対し光軸および光軸に直交する方向に変位可能に保持することで、外力を鏡筒ユニット102へ伝えない構成をとることが可能となり、鏡筒ユニット102の破損や故障を防ぐことが出来る。
実施例1のレンズアダプタおよびアクセサリレンズを装置本体に装着し、光軸を通るように切断した縦断面図 図1B部の部分拡大図 実施例1の概略正面斜視図 実施例1の装置の電源を投入し鏡筒ユニットが繰り出した状態を示す外力正面斜視図 実施例1においてバヨネットキャップを取りは外した状態を示す図 実施例1においてレンズアダプタおよびアクセサリレンズの展開した状態を示す展開斜視図 実施例1においてレンズアダプタ、アクセサリレンズがスクリューマウントされ、装置本体にバヨネット結合されている状態を示す図 実施例1の鏡筒ユニットの斜視図 実施例1においてアクセサリレンズと取り付けたレンズアダプタを撮像装置本体に装着する様子示した図 実施例1において鏡筒ユニットおよびブッシが構造体へ組み込まれる様子を示した、展開斜視図 実施例1において鏡筒ユニットおよびブッシが構造体へ組み込まれている様子を示した図 図11のC−C部の部分断面図 従来のレンズアダプタおよびアクセサリレンズを装置本体に装着し、光軸を通るように切断した縦断面図 図13のA部の拡大断面図
符号の説明
101 撮像装置本体
102 鏡筒ユニット
103 前カバー
103a 円弧状の内壁
103b 円弧状の外壁
103c 円弧状の突出部
103d 受け部
103e バヨネット結合部
104 レンズアダプタ
104a 円弧状の突出部
104b 突出部の内壁
104c ねじ部
104d 円弧状の突出部
105 アクセサリレンズ
105a ねじ部
106 鏡筒カバー
106a 円弧状の外壁
106b 円弧状の溝
106c 切欠部
106d 径方向の傾斜面
106e 厚み方向の傾斜面
106f バヨネット結合部
106g、h ブッシュ嵌め込み部
106i、j 穴部
106k 羽部
110 グリップ部
111 ストロボ発光窓
112 バヨネットロック解除釦
113 電源ボタン
114 ズームレバー
115 シャッターボタン
116 バヨネットキャップ
116a 爪部
117 ロック板
118 メインシャーシ
118a、b タップ部
118c、d 軸部
119a、b 弾性体からなるブッシュ
120a、b 段付きねじ
501 撮像装置本体
502 鏡筒ユニット
503 前カバー
503a 円周状の内壁
503b 円弧状の外壁
503c 円弧状の突出部
503d 受け部
504 レンズアダプタ
504a 円弧状の突出部
504b 突出部の内壁
505 アクセサリレンズ
506 鏡筒カバー
506a 円周状の外壁

Claims (5)

  1. シャーシと、撮像光学系及び撮像素子を含み、前記シャーシにより保持された鏡筒ユニットと、前記鏡筒ユニットに設けられたアクセサリーレンズユニットを保持する溝部を露出させるように該鏡筒ユニットおよび前記シャーシを覆い、かつ前記シャーシに取り付けられた、前記アクセサリーレンズユニットに直接係合していない外装部材とを有する撮像装置に着脱可能に取り付けられるアクセサリーレンズユニットであって、
    前記鏡筒ユニットの前記部に直接係合することで、該アクセサリーレンズユニットの前記鏡筒ユニットに対する光軸方向および光軸直交方向での位置を決める係合部と、
    前記アクセサリーレンズユニットに外力が加わっていないときには、前記外装部材に当接しないように該外装部材との間に隙間を形成し、前記アクセサリーレンズユニットに外力が加わった場合に前記隙間分の前記アクセサリーレンズユニットおよび前記鏡筒ユニットの変形または変位によって前記外装部材に当接する当接部とを有することを特徴とするアクセサリーレンズユニット。
  2. 前記係合部および前記当接部を有するレンズアダプタと、前記レンズアダプタに取り付けられるアクセサリレンズとにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載のアクセサリーレンズユニット。
  3. 前記係合部は、前記鏡筒ユニットに対してバヨネットマウント方式で取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のアクセサリーレンズユニット。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載のアクセサリーレンズユニットが着脱可能に取り付けられる撮像装置であって、
    シャーシと、
    撮像光学系及び撮像素子を含み、前記シャーシにより保持された鏡筒ユニットと、
    前記鏡筒ユニットに設けられた、前記アクセサリーレンズユニットを保持する溝部を露出させるように該鏡筒ユニットおよび前記シャーシを覆い、かつ前記シャーシに取り付けられた、前記アクセサリーレンズユニットに直接係合していない外装部材とを有し、
    前記鏡筒ユニットの前記部は、前記アクセサリーレンズユニットの前記係合部と直接係合して前記アクセサリーレンズユニットの該鏡筒ユニットに対する光軸方向および光軸直交方向の位置を決めるとともに、前記アクセサリーレンズユニットを保持し、
    前記外装部材は、前記アクセサリーレンズユニットに外力が加わっていないときには、前記アクセサリーレンズユニットの前記当接部の当接を受けないように該当接部との間に隙間を形成し、前記アクセサリーレンズユニットに外力が加わった場合に前記隙間分の前記アクセサリーレンズユニットおよび前記鏡筒ユニットの変形または変位によって前記当接部の当接を受ける受け部を有することを特徴とする撮像装置。
  5. 前記鏡筒ユニットは、前記撮光学系の光軸方向及び光軸に直交する方向に変位可能に弾性体を介して前記シャーシにより保持されていることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
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