JP5360056B2 - ポリフェーズフィルタの帯域調整装置及びポリフェーズフィルタの帯域調整方法 - Google Patents

ポリフェーズフィルタの帯域調整装置及びポリフェーズフィルタの帯域調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、ポリフェーズフィルタの帯域調整装置及びポリフェーズフィルタの帯域調整方法に関する。
ポリフェーズフィルタの帯域調整方法の一例が、「ヨーロピアンソリッドステートサーキッツ(IEEE EUROPIAN SOLID STATES CIRCUITS、2002)」の810頁の図7に示されている。この例は、ポリフェーズフィルタにより電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillators)の出力差動信号が変換された出力IQ信号間の位相差を正確に90度に調整するために用いられる。なお、特許文献1には、VCOからの出力信号をポリフェーズフィルタに入力する構成が開示されている。
図16は、ポリフェーズフィルタの帯域調整装置の一例である回路構成を示す図である。図16に示すポリフェーズフィルタの帯域調整装置は、VCO5001と、ポリフェーズフィルタ5002と、ミキサー5003と、位相比較器5004と、位相−制御電圧変換器5005とから構成される。このような構成において、まず、ポリフェーズフィルタにより、VCOの出力信号5010は差動信号からIQ信号5011へと変換される。次に、このIQ信号は、ミキサーのLOポートに入力されるとともに、位相比較器にも入力されて90度からの位相誤差が検出される。そして、この位相比較器の出力信号5012は、位相−制御電圧変換器により制御電圧へ変換されて、この制御電圧により位相誤差を低減するようにポリフェーズフィルタの帯域が調整される。このとき、ポリフェーズフィルタの段数は1段である。このポリフェーズフィルタと位相比較器と位相−制御電圧変換器とのループ動作が複数回繰り返されることにより、位相誤差の少ないIQ信号が発生される。
特開2006−339700号公報
しかしながら、上述した図16のポリフェーズフィルタの帯域調整装置にはいくつかの問題がある。第1の問題点は、省面積化および低消費電力化が困難なことである。この問題が発生する原因は、通常の変復調動作には不要な位相比較器および位相−制御電圧変換器を用いていることである。第2の問題点は、動作周波数の高速化が困難なことである。この問題が発生する原因は、ポリフェーズフィルタの出力部に位相比較器の負荷が追加されることである。第3の問題点は、信号の広帯域化が困難なことである。この問題が発生する原因は、1段のポリフェーズを用いていることにより、必要とされる素子値の可変範囲が広いことである。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、無線トランシーバ向けの省面積、低消費電力、高速動作可能なポリフェーズフィルタの帯域調整装置及びポリフェーズフィルタの帯域調整方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明のポリフェーズフィルタの帯域調整装置は、クロック信号を発生する電圧制御発振器と、電圧制御発信器から出力されるクロック信号を入力し、4相信号を出力するポリフェーズフィルタと、ポリフェーズフィルタから出力される4相信号と、外部テスト信号とを入力するミキサーと、ミキサーから出力される信号を入力する包絡線検波回路と、包絡線検波回路から出力される信号を入力し、ポリフェーズフィルタの帯域を制御する帯域制御信号を発生する帯域制御信号発生回路と、を備えることを特徴とする。
本発明のポリフェーズフィルタの帯域調整方法は、電圧制御発振器が、クロック信号を発生するステップと、ポリフェーズフィルタが、電圧制御発信器から出力されるクロック信号を入力し、4相信号を出力するステップと、ミキサーが、ポリフェーズフィルタから出力される4相信号と、外部テスト信号とを入力するステップと、包絡線検波回路が、ミキサーから出力される信号を入力するステップと、帯域制御信号発生回路が、包絡線検波回路から出力される信号を入力し、ポリフェーズフィルタの帯域を制御する帯域制御信号を発生するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、省面積、低消費電力、高速動作可能なポリフェーズフィルタの帯域調整を実現することが可能となる。
本発明の第1の実施形態におけるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態におけるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態におけるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態におけるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態におけるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態におけるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第7の実施形態におけるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第8の実施形態におけるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第9の実施形態におけるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における、ポリフェーズフィルタの具体的な第1の回路を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、ポリフェーズフィルタの具体的な第2の回路を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、ポリフェーズフィルタの具体的な第3の回路を示す図である。 本発明の第2の実施形態における、ポリフェーズフィルタの具体的な回路を示す図である。 本発明の第3の実施形態における、周波数調整の具体的な動作を示す図である。 本発明の第3の実施形態における、UWBへの具体的な応用例を示す図である。 文献1に開示されたポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における、位相誤差シミュレーション結果の例を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。本実施形態のポリフェーズフィルタの帯域調整装置は、差動クロック信号を発生する電圧制御発振器(VCO)1と、VCOの出力を入力としてIQ信号(4相信号)を発生するポリフェーズフィルタ2と、ポリフェーズフィルタの出力およびテスト信号を入力とするミキサー3と、ミキサーの出力を入力とする包絡線検波回路(エンベロープディテクター)4と、エンベロープディテクターの出力を入力とする帯域制御信号発生回路5とで構成される。なお本明細書において、「○○の出力」とは「○○から出力される信号(データ)」を示す。例えば、「VCOの出力」とは「VCOから出力される信号」のことである。
次に、ポリフェーズフィルタの具体的な第1、2、3の回路について図面を参照して詳細に説明する。
図10に示すように、第1のポリフェーズフィルタは、抵抗素子2009−2016と可変容量素子2001−2008とから構成される。これら可変容量素子の容量値は、制御端子2023−2030の信号により制御される。VCOの差動出力信号は、入力端子2017、2018へそれぞれ入力される。なお、本回路では2段構成としているものの、同構成を直列に接続することで多段構成にもできる。
また、図11に示すように、第2のポリフェーズフィルタは、可変抵抗素子2109−2116と容量素子2101−2108とから構成される。これら可変抵抗素子の抵抗値は、制御端子2123−2130の信号により制御される。VCOの差動出力信号は、入力端子2117、2118へそれぞれ入力される。
さらに、図12に示すように、第3のポリフェーズフィルタは、抵抗素子2209−2216と可変容量素子2201−2208とから構成される。これら可変容量素子の容量値は、制御端子2223−2230の信号により制御される。VCOの差動出力信号は、入力端子2217、2218へそれぞれ入力される。図10に示される第1のポリフェーズフィルタのようにAC接地する必要はない。
次に、本発明の第1の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の動作(ポリフェーズフィルタの帯域調整方法)について図面を参照して詳細に説明する。
ミキサーにテスト信号を入力したとき、エンベロープディテクター出力により、ポリフェーズフィルタ出力IQ信号間の位相や振幅のずれ量を判別することができる。このずれ量を元に生成された制御信号により、ポリフェーズフィルタを構成する素子値が変えられることで、ポリフェーズフィルタの帯域が調整される。この動作を繰り返すことにより、最適な制御信号が決定されるとともに、ポリフェーズフィルタの帯域は最適な値に調整される。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
第1の効果は、省面積および低消費電力なポリフェーズフィルタの帯域調整を実現することができることである。第1の効果が得られる理由は、従来例の位相比較器に変えて、ミキサーのDCオフセットキャンセルに用いられるエンベロープディテクターを共用できることによる。
第2の効果は、高速動作可能なポリフェーズフィルタの帯域調整を実現することができることである。第2の効果が得られる理由は、従来例の位相比較器の負荷が除去されていることによる。
すなわち、本実施形態によれば、位相比較器が不要になるため、省面積、低消費電力、高速動作を実現するポリフェーズフィルタの帯域調整装置及び方法を提供することができる。
[第2の実施形態]
図2は、本発明の第2の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。本実施形態のポリフェーズフィルタの帯域調整装置は、差動クロック信号を発生する電圧制御発振器(VCO)101と、VCOの出力を入力としてIQ信号を発生するポリフェーズフィルタ102と、ポリフェーズフィルタの出力およびテスト信号を入力とするミキサー103と、ミキサー出力を入力とする包絡線検波回路(エンベロープディテクター)104と、エンベロープディテクターの出力を入力とする帯域制御デジタル信号発生回路105とで構成される。
次に、ポリフェーズフィルタの具体的な回路について図面を参照して詳細に説明する。図13に示すように、ポリフェーズフィルタの基本構成は、抵抗素子3001、3010、3011−3014と可変容量素子 3002−3009とインバータアンプ3015−3018とである。なお、ポリフェーズフィルタは、この基本構成をもとに、図10−22に示されるポリフェーズフィルタと同様に構成される。これら可変容量素子の容量値は、制御端子3021−3024のデジタル信号により制御される。このとき、可変容量素子は、サーモメータコードあるいはバイナリコード等で重み付けされている。
ここで、図13に示す回路構成においてどのように位相誤差の調整がされるのかについて、図17に示す例を用いて説明する。図17は、1段のポリフェーズフィルタにおいて、デジタル信号をスイープして可変容量素子の容量を最小から最大へ変化させたときの位相誤差シミュレーション結果の例である。なお、この例では、可変容量素子は5ビットのバイナリコードのデジタル信号で制御される。このとき、7.5-GHzの周波数の場合はデジタル信号を“00111”に、8.5-GHzの周波数の場合は“01010”にすれば、位相誤差を最少にできる。この最少位相誤差は、可変容量素子の最少単位容量(1ビットで可変する容量)を小さくすることで改善される。このとき、ビット数が同じであると調整周波数の範囲が狭まるため、その範囲を維持するにはビット数を増やす必要がある。
次に、本発明の第2の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の動作(ポリフェーズフィルタの帯域調整方法)について図面を参照して詳細に説明する。
エンベロープディテクターの出力信号に含まれる、ポリフェーズフィルタ出力IQ信号間の位相や振幅のずれ量の情報は、帯域制御デジタル信号発生回路によってデジタル信号に変換されて、ポリフェーズフィルタを構成する素子値が変えられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ポリフェーズフィルタの素子値をデジタル信号で制御できるため、アナログ信号で制御する場合に比べて、ノイズによるポリフェーズフィルタの素子値変動、つまり帯域変動を低減できる。また、一般に可変容量素子の可変特性は、制御電圧がHigh、Low付近で感度が小さく、HighからLowの中間で感度が高いため、このこともノイズによる帯域変動を低減できる。
[第3の実施形態]
図3は、本発明の第3の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。本実施形態のポリフェーズフィルタの帯域調整装置は、差動クロック信号を発生する電圧制御発振器(VCO)201と、VCOの出力を入力としてIQ信号を発生するポリフェーズフィルタ202と、ポリフェーズフィルタの出力およびテスト信号を入力とするミキサー203と、ミキサー出力を入力とする包絡線検波回路(エンベロープディテクター)204と、エンベロープディテクターの出力および所望周波数切り替え制御信号を入力とする帯域制御デジタル信号発生回路205とで構成される。
次に、本発明の第3の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の動作(ポリフェーズフィルタの帯域調整方法)について図面を参照して詳細に説明する。
図14は、2つの所望周波数を切り替える場合のポリフェーズフィルタの極周波数の調整動作を示した図である。このとき、ポリフェーズフィルタは2段で構成されるとする。初期状態において、第1の極周波数4004は第1の所望周波数4002近傍に存在するのに対して、第2の極周波数4005は第2の所望周波数4003近傍に存在するとする。なお、この極周波数は、ポリフェーズフィルタを構成する各段の抵抗値と容量値の時定数から主に決定される。ポリフェーズフィルタの帯域を第1の所望周波数に調整するとき、まず、遠方にある第2の極周波数は動かさず、近傍にある第1の極周波数のみを動かす。なお、第2の極周波数を最も遠方になるようあらかじめ調整することが望ましい。そして、テスト信号をミキサーへ入力することでエンベロープディテクターから検出された振幅または位相誤差が、所望の値以下になる第1の極周波数を探索する。このとき、環境温度変化に伴う素子値変動による帯域変動に対する余裕を見込んで、第1の極周波数を設定することが望ましい。このように第1の極周波数を決定後、次に第1の極周波数はそのままで、同様に振幅または位相誤差が所望の値以下になる第2の極周波数を探索する。片側だけの第2の所望周波数に調整するときは逆の動作となる。このようにどの極周波数を動かして最適化させるかを制御する信号が、制御信号217である。なお、この構成は2段以上の構成や2つ以上の所望周波数においても容易に拡張できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、1段のポリフェーズフィルタで構成した場合の極の可動範囲4014に比べて、極の可動範囲4000、4001を狭めることができる。つまり、素子の少ない可変変動範囲で広帯域の調整が可能となる。このような構成は、特に、図15に示すような、UWB(Ultra Wide Band)のような広帯域無線トランシーバのIQ信号発生において、有用である。具体的には、周波数ホッピングさせるバンドグループ3と4とのIQ信号を発生するために、第1のVCOでは6600−MHzと8184−MHzの周波数で、第2のVCOでは7128−MHzと8712−MHzの周波数で、第3のVCOでは7656−MHzと9240−MHzの周波数で高精度のIQ信号を発生するために用いる。このとき、本発明のポリフェーズフィルタの調整方法は常時動作させる必要はないため、第1−3のVCO間でエンベロープディテクターを共用できる。
[第4の実施形態]
図4は、本発明の第4の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。本実施形態のポリフェーズフィルタの帯域調整装置は、差動クロック信号を発生する電圧制御発振器(VCO)301と、VCOの出力を入力としてIQ信号を発生するポリフェーズフィルタ302と、ポリフェーズフィルタの出力およびテスト信号を入力とするミキサー303と、ミキサー出力を入力とする包絡線検波回路(エンベロープディテクター)304と、エンベロープディテクターの出力を入力とする帯域制御デジタル信号発生回路305と、アナログベースバンド回路306とで構成される。
次に、本発明の第4の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の動作(ポリフェーズフィルタの帯域調整方法)について図面を参照して詳細に説明する。
図4に示すように、アナログベースバンド回路によりアナログ波形のテスト信号を発生させて、このテスト信号をミキサーへ入力する。
以上説明したように、本実施形態によれば、アナログベースバンド回路をテスト信号発生とベースバンド信号発生とで共用化できる。
[第5の実施形態]
図5は、本発明の第5の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。本実施形態のポリフェーズフィルタの帯域調整装置は、差動クロック信号を発生する電圧制御発振器(VCO)401と、VCOの出力を入力としてIQ信号を発生するポリフェーズフィルタ402と、ポリフェーズフィルタの出力およびテスト信号を入力とするミキサー403と、ミキサー出力を入力とする包絡線検波回路(エンベロープディテクター)404と、エンベロープディテクターの出力を入力とする帯域制御デジタル信号発生回路405と、アナログベースバンド回路406と、デジタルベースバンド回路407とで構成される。
次に、本発明の第5の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の動作(ポリフェーズフィルタの帯域調整方法)について図面を参照して詳細に説明する。
図5に示すように、デジタルベースバンド回路によりデジタル波形のテスト信号を発生させて、アナログベースバンド回路406を介して、このテスト信号をミキサーへ入力する。
以上説明したように、本実施形態によれば、デジタルベースバンド回路をテスト信号発生とベースバンド信号発生とで共用化できる。また、テスト信号はノイズの影響を受けにくくなる。
[第6の実施形態]
図6は、本発明の第6の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。本実施形態のポリフェーズフィルタの帯域調整装置は、差動クロック信号を発生する電圧制御発振器(VCO)501と、VCOの出力を入力としてIQ信号を発生するポリフェーズフィルタ502と、ポリフェーズフィルタの出力およびテスト信号を入力とするミキサー503と、ミキサー出力を入力とする包絡線検波回路(エンベロープディテクター)504と、エンベロープディテクターの出力を入力とする帯域制御デジタル信号発生回路505と、メモリ回路506と、スイッチ507−509とで構成される。
次に、本発明の第6の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の動作(ポリフェーズフィルタの帯域調整方法)について図面を参照して詳細に説明する。
図6に示すように、エンベロープディテクターによるループで決定された所望周波数に対して最適なデジタル制御信号518は、スイッチ519をオンにしてメモリ回路に蓄えられる。他所望周波数に対しても同様の動作により、最適なデジタル制御信号をメモリ回路に蓄える。その後、スイッチ508、509をオフにすることで、ループを停止させるとともに、スイッチ507をオンにすることで、蓄積されたデジタル制御がメモリ回路から出力されてポリフェーズフィルタの帯域調整がされる。また、各所望周波数での最適なデジタル制御信号は、信号517により選択される。このとき、エンベロープディテクターおよび帯域制御デジタル信号発生回路の電源をオフとする。
以上説明したように、本実施形態によれば、オープンループで帯域調整されるため、高速な帯域調整が可能となる。また、エンベロープディテクターおよび帯域制御デジタル信号発生回路の電力を削減できる。
[第7の実施形態]
図7は、本発明の第7の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。本実施形態のポリフェーズフィルタの帯域調整装置は、差動クロック信号を発生する電圧制御発振器(VCO)601と、VCOの出力を入力としてIQ信号を発生するポリフェーズフィルタ602と、ポリフェーズフィルタの出力を入力とするアンプ606と、アンプの出力およびテスト信号を入力とするミキサー603と、ミキサー出力を入力とする包絡線検波回路(エンベロープディテクター)604と、エンベロープディテクターの出力を入力とする帯域制御デジタル信号発生回路605とで構成される。
次に、本発明の第7の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の動作(ポリフェーズフィルタの帯域調整方法)について図面を参照して詳細に説明する。
図7に示すように、ポリフェーズフィルタの出力信号は、アンプにより振幅が制限される。
以上説明したように、本実施形態によれば、このような構成により、ポリフェーズフィルタの出力信号に含まれる振幅誤差を低減できる。また、ポリフェーズフィルタを通過することで減衰した振幅を増幅できる。
[第8の実施形態]
図8は、本発明の第8の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。本実施形態のポリフェーズフィルタの帯域調整装置は、差動クロック信号を発生する電圧制御発振器(VCO)701と、VCOの出力を入力としてIQ信号を発生するポリフェーズフィルタ702と、ポリフェーズフィルタの出力およびテスト信号を入力とするミキサー703と、ミキサー出力を入力とする包絡線検波回路(エンベロープディテクター)704と、エンベロープディテクターの出力を入力とする帯域制御デジタル信号発生回路705と、デルタシグマ変調回路706と、スイッチ707−709とで構成される。
次に、本発明の第8の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の動作(ポリフェーズフィルタの帯域調整方法)について図面を参照して詳細に説明する。
図8に示すように、デルタシグマ変調された制御信号720により、ポリフェーズフィルタの帯域が調整される。
以上説明したように、本実施形態によれば、このような構成により、ポリフェーズフィルタの帯域を離散調整から連続調整にすることができるため、より高精度の帯域調整ができる。
[第9の実施形態]
図9は、本発明の第9の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の構成を示すブロック図である。本実施形態のポリフェーズフィルタの帯域調整装置は、差動クロック信号を発生する電圧制御発振器(VCO)801と、VCOの出力を入力としてIQ信号を発生するポリフェーズフィルタ802と、VCOの出力を入力とする分周器806と、ポリフェーズフィルタの出力または分周器の出力を切り替えて出力するセレクタ807と、セレクタの出力およびテスト信号を入力とするミキサー803と、ミキサー出力を入力とする包絡線検波回路(エンベロープディテクター)804と、エンベロープディテクターの出力を入力とする帯域制御デジタル信号発生回路805とで構成される。
次に、本発明の第9の実施形態によるポリフェーズフィルタの帯域調整装置の動作(ポリフェーズフィルタの帯域調整方法)について図面を参照して詳細に説明する。
図9に示すように、VCOと同周波数のIQ信号はポリフェーズフィルタにより、一方、VCOの1/N周波数のIQ信号は分周器により生成されてミキサーへ入力される。このとき、前者のIQ信号が選択されるときにはエンベロープディテクターを用いたループにより振幅や位相ずれが補正されるのに対して、後者のIQ信号が選択されるときにはループは停止される。
以上説明したように、本実施形態によれば、このような構成により、ミキサーに入力されるIQ信号を広帯域化できる。また、分周器側のIQ信号を用いるときは、ポリフェーズフィルタ側の電力を削減できる。このような構成は、例えば、UWBの第1バンドグループのIQ信号を分周器側により、第3〜4バンドグループのIQ信号をポリフェーズフィルタ側により発生する場合等に有用である。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、上記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。また、上記各実施形態の構成及び動作は、任意に組み合わせることも可能である。
例えば、上述した各実施形態における動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成によって実行することも可能である。
ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリにインストールして実行させてもよい。あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させてもよい。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、MO(Magneto optical)ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送してもよい。または、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送してもよい。コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
この出願は、2008年5月19日に出願された日本出願特願2008−130676を基礎とする優先権を主張し、その開示を全てここに取り込む。
1、101、201、301、401、501、601、701、801 電圧制御発振器(VCO)
2、102、202、302、402、502、602、702、802 ポリフェーズフィルタ
3、103、203、303、403、503、603、703、803 ミキサー 4、104、204、304、404、504、604、704、804 包絡線検波回路(エンベロープディテクター)
5、805 帯域制御信号発生回路
11、111、211、311、411、511、611、711、811 VCOの出力信号
12、112、212、312、412、512、617、712、818 ポリフェーズフィルタの出力信号
13、113、213、313、413、513、613、713、813 ミキサーの出力信号
14、114、214、314、414、514、614、714、814 エンベロープディテクターの出力信号
15、815 帯域制御信号発生回路の出力信号
16、116、216、316、416、516、616、716、816 ミキサーの入力信号
105、205、305、405、505、605、705 帯域制御デジタル信号発生回路
115、215、315、415、518、615、718 帯域制御デジタル信号発生回路の出力信号
217 帯域制御デジタル信号発生回路の制御信号
306、406 アナログベースバンド回路
407 デジタルベースバンド回路
506 メモリ回路
507、707 第1のスイッチ
508、708 第2のスイッチ
509、709 第3のスイッチ
515、715 ポリフェーズフィルタの制御信号
517 メモリ回路の制御信号
519 メモリ回路の入力信号
520 メモリ回路の出力信号
606 アンプ
618 アンプの出力信号
706 デルタシグマ変調回路
717 デルタシグマ変調回路の制御信号
719 デルタシグマ変調回路の入力信号
720 デルタシグマ変調回路の出力信号
806 分周器
807 セレクタ
812 セレクタの出力信号
817 分周器の出力信号
2001、2201、3002 第1の可変容量素子
2002、2202、3003 第2の可変容量素子
2003、2203、3004 第3の可変容量素子
2004、2204、3005 第4の可変容量素子
2005、2205、3006 第5の可変容量素子
2006、2206、3007 第6の可変容量素子
2007、2207、3008 第7の可変容量素子
2008、2208、3009 第8の可変容量素子
2009、2209、3001 第1の抵抗素子
2010、2210、3010 第2の抵抗素子
2011、2211、3011 第3の抵抗素子
2012、2212、3012 第4の抵抗素子
2013、2213、3013 第5の抵抗素子
2014、2214、3014 第6の抵抗素子
2015、2215 第7の抵抗素子
2016、2216 第8の抵抗素子
2017、2117、2217 第1の入力端子
2018、2118、2218 第2の入力端子
2019、2119、2219、3020 第1の出力端子
2020、2120、2220、3025 第2の出力端子
2021、2121、2221 第3の出力端子
2022、2122、2222 第4の出力端子
2023、2123、2223、3021 第1の制御端子
2024、2124、2224、3022 第2の制御端子
2025、2125、2225、3023 第3の制御端子
2026、2126、2226、3024 第4の制御端子
2027、2127、2227 第5の制御端子
2028、2128、2228 第6の制御端子
2029、2129、2229 第7の制御端子
2030、2130、2230 第8の制御端子
2101 第1の容量素子
2102 第2の容量素子
2103 第3の容量素子
2104 第4の容量素子
2105 第5の容量素子
2106 第6の容量素子
2107 第7の容量素子
2108 第8の容量素子
2109 第1の可変抵抗素子
2110 第2の可変抵抗素子
2111 第3の可変抵抗素子
2112 第4の可変抵抗素子
2113 第5の可変抵抗素子
2114 第6の可変抵抗素子
2115 第7の可変抵抗素子
2116 第8の可変抵抗素子
3015 第1のインバータアンプ
3016 第2のインバータアンプ
3017 第3のインバータアンプ
3018 第4のインバータアンプ
3019 入力端子
4000 第1の極の可動周波数範囲
4001 第2の極の可動周波数範囲
4002 第1の所望周波数
4003 第2の所望周波数
4004 第1の極周波数
4005 第2の極周波数
4006 第1の所望周波数
4007 第2の所望周波数
4008 第1の極周波数
4009 第2の極周波数
4010 第1の所望周波数
4011 第2の所望周波数
4012 第1の極周波数
4013 第2の極周波数
4014 第1の極の可動周波数範囲
4015 第1の所望周波数
4016 第2の所望周波数
4017 第1の極周波数
5001 電圧制御発振器(VCO)
5002 ポリフェーズフィルタ
5003 ミキサー
5004 位相比較器
5005 位相−制御電圧変換器
5010 VCOの出力信号
5011 ポリフェーズフィルタの出力信号
5012 位相比較器の出力信号
5013 位相−制御電圧変換器の出力信号
5014 ミキサーの出力信号

Claims (27)

  1. クロック信号を発生する電圧制御発振器と、
    前記電圧制御発信器から出力されるクロック信号を入力し、4相信号を出力するポリフェーズフィルタと、
    前記ポリフェーズフィルタから出力される4相信号と、外部テスト信号とを入力するミキサーと、
    前記ミキサーから出力される信号を入力する包絡線検波回路と、
    前記包絡線検波回路から出力される信号を入力し、前記ポリフェーズフィルタの帯域を制御する帯域制御信号を発生する帯域制御信号発生回路と、
    を備えることを特徴とするポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  2. 前記ポリフェーズフィルタの帯域は、可変容量素子により調整されることを特徴とする請求項1記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  3. 前記ポリフェーズフィルタの帯域は、可変抵抗素子により調整されることを特徴とする請求項1記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  4. 前記電圧制御発信器から出力されるクロック信号は、差動(2相)であることを特徴とする請求項第1記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  5. 前記帯域制御信号発生回路は、前記帯域制御信号としてデジタル信号を発生することを特徴とする請求項1記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  6. 前記ポリフェーズフィルタの帯域は、可変容量素子端に印可されるデジタル信号により調整されることを特徴とする請求項5記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  7. 前記可変容量素子は、複数のバイナリコードで重み付けされた可変容量素子で構成されることを特徴とする請求項6記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  8. 前記可変容量素子は、複数のサーモメータコードで重み付けされた可変容量素子で構成されることを特徴とする請求項6記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  9. 前記帯域制御信号発生回路は、前記帯域制御信号としてデジタル信号を発生するとともに、前記ポリフェーズフィルタの複数の所望周波数に応じて、外部制御信号により前記デジタル信号発生のアルゴリズムを切り替えることを特徴とする請求項1記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  10. 前記アルゴリズムは、所望周波数の近傍にあるポリフェーズフィルタの極周波数を主に決める可変素子値の探索後に、遠方にあるポリフェーズフィルタの極周波数を主に決める可変素子値の探索をするとともに、所望周波数に応じて制御する素子が切り替えられるものであることを特徴とする請求項9記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  11. アナログ波形のテスト信号を発生し、前記テスト信号を前記ミキサーへ入力するアナログベースバンド回路をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  12. デジタル波形のテスト信号を発生し、前記テスト信号を前記ミキサーへ入力するデジタルベースバンド回路をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  13. 前記帯域制御信号発生回路により発生される前記帯域制御信号を蓄積するメモリ回路と、
    前記帯域制御信号発生回路の出力あるいは前記メモリ回路の出力を切り替えるスイッチと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  14. 前記メモリ回路は、複数の所望周波数に対するデジタル信号を蓄積することを特徴とする請求項13記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  15. 前記包絡線検波回路と前記帯域制御信号発生回路とは、前記メモリ回路のデータが読み出されているときに、電源が遮断されることを特徴とする請求項13または14記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  16. 前記ポリフェーズフィルタから出力される信号を入力して振幅制限するアンプをさらに備え、
    前記ミキサーは、前記外部テスト信号とともに、前記アンプから出力される信号を入力することを特徴とする請求項1記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  17. 前記帯域制御信号発生回路により発生される前記帯域制御信号をデルタシグマ変調するデルタシグマ変調回路をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  18. 前記電圧制御発信器から出力されるクロック信号を入力し、分周された4相信号を出力する分周器回路と、
    前記ポリフェーズフィルタから出力される4相信号あるいは前記分周器回路から出力される4相信号を選択するセレクタと、をさらに備え、
    前記ミキサーは、前記外部テスト信号とともに、前記セレクタにて選択される信号を入力することを特徴とする請求項1記載のポリフェーズフィルタの帯域調整装置。
  19. 電圧制御発振器が、クロック信号を発生するステップと、
    ポリフェーズフィルタが、前記電圧制御発信器から出力されるクロック信号を入力し、4相信号を出力するステップと、
    ミキサーが、前記ポリフェーズフィルタから出力される4相信号と、外部テスト信号とを入力するステップと、
    包絡線検波回路が、前記ミキサーから出力される信号を入力するステップと、
    帯域制御信号発生回路が、前記包絡線検波回路から出力される信号を入力し、前記ポリフェーズフィルタの帯域を制御する帯域制御信号を発生するステップと、
    を備えることを特徴とするポリフェーズフィルタの帯域調整方法。
  20. 前記帯域制御信号としてデジタル信号が発生されることを特徴とする請求項19記載のポリフェーズフィルタの帯域調整方法。
  21. 前記帯域制御信号としてデジタル信号を発生するとともに、前記ポリフェーズフィルタの複数の所望周波数に応じて、外部制御信号により前記デジタル信号発生のアルゴリズムを切り替えるステップをさらに備えることを特徴とする請求項19記載のポリフェーズフィルタの帯域調整方法。
  22. アナログ波形のテスト信号を発生し、前記テスト信号を前記ミキサーへ入力するステップをさらに備えることを特徴とする請求項19記載のポリフェーズフィルタの帯域調整方法。
  23. デジタル波形のテスト信号を発生し、前記テスト信号を前記ミキサーへ入力するステップをさらに備えることを特徴とする請求項19記載のポリフェーズフィルタの帯域調整方法。
  24. 前記帯域制御信号発生回路により発生される前記帯域制御信号をメモリ回路に蓄積するステップと、
    前記帯域制御信号発生回路の出力あるいは前記メモリ回路の出力を切り替えるステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項19記載のポリフェーズフィルタの帯域調整方法。
  25. 前記ポリフェーズフィルタから出力される信号を入力して振幅制限し、前記外部テスト信号とともに前記ミキサーに入力するステップをさらに備えることを特徴とする請求項19記載のポリフェーズフィルタの帯域調整方法。
  26. 前記帯域制御信号発生回路により発生される前記帯域制御信号をデルタシグマ変調するステップをさらに備えることを特徴とする請求項19記載のポリフェーズフィルタの帯域調整方法。
  27. 前記分周器回路が、前記電圧制御発信器から出力されるクロック信号を入力し、分周された4相信号を出力するステップと、
    前記ポリフェーズフィルタから出力される4相信号あるいは前記分周器回路から出力される4相信号を選択し、前記外部テキスト信号とともに前記ミキサーに入力するステップと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項19記載のポリフェーズフィルタの帯域調整方法。
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