JP5359595B2 - 冊子処理装置 - Google Patents

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本発明は、冊子に対する処理を行う冊子処理装置に関する。
折りたたまれた小冊子を突出部を形成するように背部に隣接して把持し固定する工程、および、背部の湾曲を平坦化するのに十分な圧力で突出部の長さ方向に沿って成形手段を走行させる工程を含む小冊子を処理する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、シート束の折り部近傍を押圧する第1押圧手段によりシート束の上面を押圧し、所定時間経過後、シート束の小口近傍を押圧する第2押圧手段によりシート束の小口近傍の上面を押圧したのち、シート束の小口を断裁してシートの小口揃えをするシート断裁方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−260564号公報 特開2000−198613号公報
ここで冊子の裁断を行う際、冊子を固定するために冊子を厚み方向に押圧することが行われる。ところで、折りを施すことにより形成され厚み方向に膨らんだ冊子を押圧した場合、膨らみが潰されることによって冊子が伸び、意図した箇所とは異なる箇所が裁断されるおそれがある。かかる場合、裁断後の冊子の長さが、ユーザが要求する長さとは異なるようになってしまう。
請求項1に記載の発明は、一端部側に折り部を有し他端部側に小口を有する冊子を当該冊子の厚み方向に押圧する冊子押圧手段と、前記冊子押圧手段により押圧された状態にある前記冊子の前記一端部を検知する端部検知手段と、前記冊子の前記小口側を裁断する裁断部と、前記端部検知手段による検知結果に基づき、前記裁断部に対する前記冊子の位置決めを行う位置決め手段と、を含む冊子処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記冊子押圧手段による前記押圧が行われる前に前記一端部を検知する押圧前検知手段と、前記冊子を構成する用紙の枚数に関する情報を取得する枚数情報取得手段と、前記枚数情報取得手段により取得された前記枚数が予め定められた数を超える場合に前記端部検知手段に前記一端部を検知させ前記位置決め手段に前記位置決めを行わせ、当該枚数が当該予め定められた数よりも小さい場合に前記押圧前検知手段による検知結果に基づき前記裁断部に対する前記冊子の位置決めを行う処理手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1記載の冊子処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記冊子押圧手段による前記押圧が行われる前に前記一端部を検知する押圧前検知手段と、前記冊子を構成する用紙の枚数に関する情報を取得する枚数情報取得手段と、前記冊子を作成するとともに、前記枚数情報取得手段により取得された前記枚数が予め定められた数を超える場合には一の当該冊子を複数の冊子に分割して作成する冊子作成手段と、前記冊子作成手段により前記複数の冊子が作成される場合に前記端部検知手段に各々の冊子の前記一端部を検知させ且つ前記位置決め手段に各々の冊子の前記位置決めを行わせ、当該冊子作成手段により前記一の冊子が作成される場合に前記押圧前検知手段による検知結果に基づき前記裁断部に対する当該一の冊子の位置決めを行う処理手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1記載の冊子処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記冊子押圧手段による前記押圧が行われる前に前記一端部を検知する押圧前検知手段と、前記折り部を押圧する折り部押圧手段と、前記折り部押圧手段による前記折り部の押圧が行われない場合に前記端部検知手段に前記一端部を検知させ前記位置決め手段に前記位置決めを行わせ、当該折り部押圧手段による当該折り部の押圧が行われる場合に前記押圧前検知手段による検知結果に基づき前記裁断部に対する前記冊子の位置決めを行う処理手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1記載の冊子処理装置である。
請求項5に記載の発明は、一端部側に折り部を有し他端部側に小口を有する冊子を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記冊子の前記一端部を検知する端部検知センサと、当該端部検知センサにて当該一端部が検知された場合に当該冊子を厚み方向に押圧して当該冊子を保持する保持部とを備え、移動可能に設けられた移動ユニットと、前記移動ユニットの前記保持部により前記冊子が保持された後、当該冊子の前記一端部を検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果に基づき、前記冊子の前記小口側を裁断する裁断部に対する前記移動ユニットの位置決めを行う位置決め手段と、を含む冊子処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記検知手段は、前記冊子の前記一端部を検知するセンサを有し、前記保持部により保持されている当該冊子を当該センサの検知領域まで移動させることで当該一端部の検知を行うことを特徴とする請求項5記載の冊子処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記検知手段は、前記保持部により保持された前記冊子を前記端部検知センサの検知領域から外れた位置に移動させた後、当該冊子を当該検知領域に移動させることで前記一端部の検知を行うことを特徴とする請求項5記載の冊子処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記保持部は、回転可能な回転部材を用いて前記冊子を押圧し当該冊子の保持を行い、前記検知手段は、前記保持部の前記回転部材を回転させることで前記冊子の前記移動を行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の冊子処理装置である。
本発明の請求項1によれば、本発明を採用しない場合に比べ、裁断後の冊子の長さをユーザが要求する長さにより近づけることが可能となる。
本発明の請求項2によれば、膨らみが小さく押圧による伸びが小さい冊子については、本発明を採用しない場合に比べより短い時間で裁断処理を行うことが可能となる。
本発明の請求項3によれば、一の冊子が複数の冊子として形成され裁断後の長さの違いが目立ちやすい場合にはこの長さの違いを目立ちにくくすることができ、一の冊子として作成される場合にはより短時間で裁断処理を行うことができる。
本発明の請求項4によれば、折り部に対する押圧処理が施され押圧による伸びが小さい冊子については、本発明を採用しない場合に比べより短い時間で裁断処理を行うことが可能となる。
本発明の請求項5によれば、本発明を採用しない場合に比べ、裁断後の冊子の長さをユーザが要求する長さにより近づけることが可能となる。
本発明の請求項6によれば、移動ユニットに設けられた端部検知センサを用いて冊子の一端部を検知する場合に比べ、より短時間でこの一端部の検知を行うことができる。
本発明の請求項7によれば、センサを別途設けずに冊子の一端部を検知可能となる。
本発明の請求項8によれば、冊子を移動させる部材を別途設けずに冊子を移動させることが可能となる。
本実施の形態が適用される用紙処理システムの全体構成を示した図である。 第1後処理装置の構成を説明する図である。 第2後処理装置の構成を説明する図である。 搬送ユニット等を説明するための図である。 裁断ユニットおよび裁断位置設定ユニットを説明するための図である。 制御部が実行する処理を示したフローチャートである。 裁断ユニットおよび裁断位置設定ユニットの動作を説明するための図である。 冊子の厚み方向において冊子を押圧した場合の冊子の長さと、冊子を押圧しない場合の冊子の長さを示した図である。 制御部が実行する処理の一例を示したフローチャートである。 制御部が実行する処理の一例を示したフローチャートである。 分割製本に関し制御部が実行する処理を示した図である。 第2の実施形態における裁断ユニットおよび裁断位置設定ユニットを示した図である。 制御部が実行する処理を示したフローチャートである。 裁断ユニットおよび裁断位置設定ユニットの動作を説明するための図である。 裁断ユニットおよび裁断位置設定ユニットの動作を説明するための図である。
―第1の実施形態―
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
図1は本実施の形態が適用される用紙処理システム1の全体構成を示した図である。図1に示す用紙処理システム1は、例えば電子写真方式によってカラー画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置2と、画像形成装置2によって例えばトナー像が形成された用紙(シート)に対して後処理を施す用紙処理装置3とを備えている。
用紙処理装置3は、画像形成装置2から出力された用紙を更に下流側に搬送する搬送装置10と、この搬送装置10により搬送される用紙に対して厚紙や窓空き用紙等の合紙を供給する合紙供給装置20とを備えている。また、搬送装置10から搬送された用紙に対して内三折り(C折り)や外三折り(Z折り)等の折り処理を施す折り装置30と、折り装置30の下流側に設けられて用紙に穴あけや端綴じ、中綴じを行う第1後処理装置40とを備えている。更に、この第1後処理装置40の下流側に設けられて中折り/中綴じされた用紙束(冊子)に対する更なる後処理を行う第2後処理装置50を備えている。
また、用紙処理装置3は、用紙処理装置3の全体を制御する制御部100を有し、この制御部100は、例えば第1後処理装置40に設けられている。なお、制御部100は、プログラム制御されたCPU(Central Processing Unit)により構成されている。
用紙処理装置3の第1後処理装置40は、図1に示すように、用紙に穴あけ(パンチ)を施す穿孔ユニット41と、用紙束の端を綴じるための端綴じステープラユニット42とを備えている。また、端綴じされた用紙束をユーザが取りやすいようにして積み重ねる第1積載部43と、用紙束を中折り/中綴じして見開き状の冊子を作製する中綴じユニット44とを備えている。更に、第1後処理装置40での処理が行われない用紙または穴あけだけが施された用紙を積み重ねる第2積載部45を備えている。
ここで、第1後処理装置40に設けられた中綴じユニット44について説明する。
図2は、第1後処理装置40の構成を説明する図である。同図に示すように、中綴じユニット44は、中折り/中綴じされた冊子を作製するに際して、画像形成後の用紙を必要枚数だけ集積させる用紙集積部441と、用紙を用紙集積部441に排出する排出ロール442と、中綴じ位置や中折り位置を決定するために用紙集積部441に沿って移動するエンドガイド443とを備えている。また中綴じユニット44は、用紙集積部441上に集積される用紙をエンドガイド443に向けて搬送する複数の用紙揃え部材444を備えている。なお、この用紙揃え部材444は、回転するパドルにより構成されている。
また、中綴じユニット44は、用紙集積部441上に集積される用紙を幅方向に揃えるためにスライド移動する一対の整合板からなる用紙幅揃え部材445と、用紙集積部441に集積された用紙束を中綴じするステープラ446とを備えている。更に、中綴じユニット44は、ステープラ446により中綴じされた用紙束を中綴じ位置で折るために用紙集積部441の上方から下方に向けて突出するように移動する折りナイフ447と、折りナイフ447によって折りが開始された用紙束を挟み込む一対のロールからなる折りロール448と、折りロール448により挟み込まれた用紙束を第2後処理装置50へと搬送する搬送ロール449とを備えている。
第1後処理装置40において中折り/中綴じされた冊子を作製する場合には、制御部100からの指示に基づき、折り装置30(図1参照)を経由して搬送されてきた用紙が穿孔ユニット41を通って中綴じユニット44に送られる。そして、中綴じユニット44の排出ロール442は、搬送されてくる用紙を用紙集積部441に送り出す。これにより、例えば、5枚、10枚、15枚等、例えば画像形成装置2の制御部(図示せず)にて設定された枚数がこの用紙集積部441に集積される。このとき、エンドガイド443は、例えば用紙の中央部分がステープラ446によるステープル位置に位置するように移動して停止している。更にこのとき、用紙揃え部材444は、回転し、集積される用紙をエンドガイド443に押し当てて、用紙揃えを補助している。また、用紙幅揃え部材445は、用紙集積部441上に集積される用紙の幅方向にスライド移動して、集積された用紙に対し幅方向から用紙揃えを行う。
用紙集積部441に予め定められた枚数の用紙が集積された後、ステープラ446によって、用紙の一部(例えば中央部分)に対する中綴じが実行される。次いで、中綴じを終えた用紙束は、エンドガイド443の上方への動きによって、折り部分(例えば用紙の中央部分)が折りナイフ447の先端位置と一致するように移動される。尚、折りナイフ447は、用紙集積部441への用紙集積段階や、ステープラ446による中綴じ段階、また、中綴じ後の用紙搬送段階では、その先端が用紙集積部441の上方に退避するように構成されている。
用紙束の折り位置が折りナイフ447の先端位置まで移動した後、折りナイフ447は上方から下方に向けて押し出される。すなわち、折りナイフ447に対向する位置に開口が設けられた用紙集積部441の収容面に直交する方向に、折りナイフ447の先端が上方から下方に向けて用紙束を押圧する。更に折りナイフ447の先端は用紙集積部441の開口の下方向側に押し出され、これにより用紙束は用紙集積部441の収容面から押し下げられて、折りロール448に挟み込まれる。この場合、折りナイフ447は、用紙束が折りロール448に食い込む位置まで移動する。このようにして、ステープラ446による中綴じと、折りナイフ447および折りロール448による中折りとが施された用紙束は、その後、搬送ロール449によって第2後処理装置50に搬送される。
次に、第1後処理装置40において中綴じおよび中折りが施された用紙束(冊子)が搬送される第2後処理装置50について説明する。
図3は、第2後処理装置50の構成を説明する図である。同図に示すように、第2後処理装置50は、第1後処理装置40において中綴じと中折りとが施された冊子を搬送するとともに冊子の姿勢のずれを補正する搬送ユニット51、冊子の姿勢のずれを補正する際の基準となる基準部材52、冊子の先端部(中折り/中綴じ部、折り部)を挟み込むようにして保持するクランプ部材53、冊子の先端部を押圧しながら移動することで先端部を平坦化(押圧)する押圧ロール部材54(折り部押圧手段の一例)を備えている。
また、第2後処理装置50は、冊子の後端部(見開き部、小口)を揃えるために裁断する裁断ユニット55と、冊子を裁断ユニット55の内部に搬送する送りロール56(搬送手段の一例)と、冊子の後端部の裁断位置を決定するために冊子を挟み込み保持した状態で移動する裁断位置設定ユニット57(移動ユニットの一例)とを備えている。また、裁断ユニット55にて裁断された冊子からの裁断屑を収容する裁断屑収容ユニット58と、裁断ユニット55にて後端部が裁断された冊子を搬送する冊子搬送ロール59とを備えている。更に、第2後処理装置50には、製本された冊子を集積する冊子集積部60が備えられており、冊子搬送ロール59から送られた冊子は冊子集積部60において一冊毎に順次搬送されながら集積される。
続いて、第2後処理装置50にて実行される冊子の先端部(中折り/中綴じ部)に対する平坦化処理について説明する。
冊子の先端部に対する平坦化処理は、冊子の姿勢のずれ(スキュー)を補正する姿勢補正(以下、「スキュー補正」ともいう)を行い、冊子の姿勢が整った状態で行われる。
図4は、搬送ユニット51等を説明するための図である。
同図(A)に示すように、搬送ユニット51は、不図示のモータにより駆動され循環移動する第1ベルト部材51Aと、同じく不図示のモータにより駆動され循環移動する第2ベルト部材51Bとを備えている。第1後処理装置40において中綴じと中折りとが施された冊子は、第1ベルト部材51Aおよび第2ベルト部材51Bにより挟まれ、更に下流側へと搬送される。
冊子に対するスキュー補正時には、冊子の先端部(中折り/中綴じ部)を平坦化する押圧ロール部材54は上方に退避し、冊子のスキュー補正する際の基準となる基準部材52が冊子と接触する位置まで引き上げられて設定される(不図示)。そして、第1ベルト部材51Aと第2ベルト部材51Bとにより搬送されてきた冊子の先端部が、この基準部材52に突き当たることで冊子のスキューが補正される。
その後、冊子の先端部に対する平坦化処理が実行される。この平坦化処理は、図4(A)に示すように、クランプ部材53によって冊子の先端部がまず挟まれ保持される。また、基準部材52が冊子の搬送面Hよりも低い位置に引き下げられた後、押圧ロール部材54が冊子の先端部を押圧する位置に設定される。そして、押圧ロール部材54は、クランプ部材53に保持された冊子の先端部を横方向から押圧した状態で、回転しながら、冊子の一方の端部から他方の端部に向けて1回の移動または往復移動、または、複数回の往復移動を行う。これにより、第1後処理装置40での中折りによって湾曲していた冊子の先端部は平坦に均される。
そして、冊子の先端部に対する平坦化処理が行われた後には、図4(B)に示すように、押圧ロール部材54は冊子の上面位置よりも上方に引き上げられて設定される。そしてこれに伴って、クランプ部材53は引き上げられて、冊子は解放される。また、冊子の搬送面Hよりも低い位置に引き下げられていた基準部材52は、その上面に配置された冊子ガイド部521が冊子の搬送面Hに一致する位置まで引き上げられる。それにより、先端部が平坦化された冊子は、第1ベルト部材51Aおよび第2ベルト部材51Bにより、基準部材52の上面の冊子ガイド部521に導かれながら送りロール56(図3参照)の位置に搬送される。
その後、平坦化処理された冊子は、送りロール56によって裁断ユニット55に搬送される。裁断ユニット55に搬送された冊子は、裁断位置設定ユニット57によって冊子の後端部の裁断位置が決定される。そして、裁断ユニット55により冊子の後端部が裁断される。これにより、冊子の平面形状が揃えられる。この場合に、冊子の先端部に対する平坦化処理時に冊子の姿勢のずれが補正されているので、冊子の平面形状のばらつきは低減される。そして、製本された冊子は、冊子搬送ロール59によって冊子集積部60に送られ、冊子集積部60において一冊毎に順次搬送されながら集積される。
次いで、裁断ユニット55および裁断位置設定ユニット57について詳細に説明する。
図5は、裁断ユニット55および裁断位置設定ユニット57を説明するための図である。
裁断部の一例としての裁断ユニット55は、ユニット本体550に対して固定された固定刃552と、上方から下方に向かって移動し固定刃552との間に位置する冊子の裁断を固定刃552とともに行う移動刃551と、移動刃551を移動させる不図示の駆動源を備えている。
一方、裁断位置設定ユニット57は、回転可能に設けられ不図示のモータによる駆動する駆動ロール571(回転部材の一例)を備えている。また、裁断位置設定ユニット57は、駆動ロール571に接近する方向および駆動ロール571から離れる方向に移動可能に設けられ且つ回転可能に設けられ、駆動ロール571との間に位置する冊子を冊子の厚み方向に押圧する冊子押圧手段の一例としての押圧ロール572を備えている。また、不図示のモータを備え押圧ロール572を駆動ロール571に対して接近させ又は駆動ロール571から離れる方向に移動させるロール移動機構(不図示)を備えている。
さらに、裁断位置設定ユニット57は、駆動ロール571および押圧ロール572よりも冊子の搬送方向下流側に設けられ送りロール56(図3参照)により搬送されてきた冊子を検知する第1センサS1(端部検知センサの一例)を備えている。また、裁断位置設定ユニット57は、この第1センサS1よりも冊子の搬送方向下流側に設けられ搬送されてきた冊子(冊子の先端部(一端部))を検知する第2センサS2を備えている。ここで第2センサS2は、端部検知手段、検知手段の一つして機能している。
なお、裁断位置設定ユニット57は、冊子の搬送方向に沿って移動可能に設けられている。また、上記では説明を省略したが、第2後処理装置50には、不図示のモータを備えこの裁断位置設定ユニット57を冊子の搬送方向に沿って移動させるユニット移動機構(不図示)が設けられている。
次いで、裁断ユニット55および裁断位置設定ユニット57の動作について説明する。
図6は、制御部100が実行する処理を示したフローチャートである。また、図7は、裁断ユニット55および裁断位置設定ユニット57の動作を説明するための図である。図7を参照しながら制御部100が実行する処理を説明する。
まず制御部100は、裁断位置設定ユニット57を予め定められた初期位置へ移動させる(ステップ101)。これにより、図7(A)に示す箇所に、裁断位置設定ユニット57が配置される。そして、送りロール56(図3参照)により搬送されてきた冊子が図7(A)に示す第1センサS1により検知された後、制御部100は、送りロール56による冊子の搬送を停止させる(ステップ102)。その後、上記ロール移行機構(不図示)を動作させ押圧ロール572を下降させる(ステップ103)。なお、本実施形態における第1センサS1は、押圧前検知手段の一つとして機能している。
これにより、図7(B)に示すように、駆動ロール571および押圧ロール572により冊子の先端部が挟まれ、冊子の先端部が押圧ロール572および駆動ロール571によって保持される。ここで駆動ロール571および押圧ロール572は、冊子を保持する保持部として捉えることができる。なお、冊子が押圧ロール572および駆動ロール571によって保持された際、後述するように冊子の先端部は移動する。ここで本実施形態における第2センサS2は、この先端部の移動によって冊子を検知することがないように配置されている。付言すれば、第2センサS2は、この先端部の移動によって冊子を検知しないように、第1センサS1から離れた状態で設けられている。
次いで、検知手段の一つとして機能する制御部100は、図7(B)に示すように、駆動ロール571を回転駆動し、冊子を搬送方向下流側へ(第2センサS2の検知領域に向けて)更に搬送する(ステップ104)。そして、駆動ロール571により搬送された冊子が図7(B)に示す第2センサS2により検知された後、制御部100は、駆動ロール571の回転駆動を停止し駆動ロール571による冊子の搬送を停止する(ステップ105)。次いで、図7(C)に示すように、制御部100は、裁断位置設定ユニット57を冊子の搬送方向下流側に向かって予め定められた距離移動させる(ステップ106)。この移動によって冊子も搬送方向下流側へ移動する。ここで、制御部100、ユニット移動機構(不図示)は、裁断ユニット55に対する冊子(裁断位置設定ユニット57)の位置決めを行う位置決め手段として捉えることができる。
なお、制御部100は、ユーザにより入力された裁断量や仕上がり長さに基づき、裁断位置設定ユニット57の移動距離を決定する。なお、裁断量や仕上がり長さは、例えば画像形成装置2に設けられたUI(User Interface)を介し入力され、画像形成装置2の制御部(不図示)から制御部100に通知される。その後、制御部100は、図7(C)に示すように移動刃551を移動させ、移動刃551および固定刃552による冊子の後端部の裁断を行う(ステップ107)。
ここで図8は、冊子の厚み方向において冊子を押圧した場合の冊子の長さと、冊子を押圧しない場合の冊子の長さを示した図である。
同図(A)に示すように、冊子を押圧せず冊子が自然状態にある場合、冊子は厚み方向に膨らむ傾向にある。そして、厚み方向に冊子を押圧した場合、同図(B)に示すように、冊子の先端部が冊子の搬送方向下流側に移動する。また、冊子は、幅方向に伸び冊子の長さ(幅寸法)が冊子を押圧しない場合に比べ大きくなる。即ち、冊子を押圧しない場合と冊子を押圧した場合とで冊子の長さが異なるようになる。
ここで本実施形態では、第1センサS1による冊子先端部の検知を行っているため、この検知結果に基づき裁断位置設定ユニット57を移動させれば、ユーザが指定する仕上がり長さに近い長さを有した冊子を作成することが可能となる。ところで、膨らみを有する冊子では、上記押圧ロール572と駆動ロール571とによって冊子を押圧した場合に、冊子の膨らみが潰され、上述のとおり、先端部が移動する。この結果、裁断後の冊子の長さが、ユーザが指定した仕上がり長さと異なるようになってしまう。
このため、本実施形態では、押圧ロール572と駆動ロール571とにより挟まれた冊子(膨らみが小さい状態の冊子)を第2センサS2により検知し、この検知結果に基づき、裁断位置設定ユニット57を移動させるようにしている。なお、用紙先端部の移動量を予め予測し裁断位置を補正する方法も考えられるが、用紙の特性や用紙に形成される画像によって冊子の膨らみは変化するため、補正を実際に行うのは困難な場合が多い。
ところで上記処理では、冊子を第2センサS2まで搬送する動作が必要となるため、全体の処理時間が長くなる。そこで、先端部の移動が起こりにくい冊子については、第2センサS2による冊子の検知を行わずに冊子の裁断を行ってもよい。付言すれば、先端部の移動が起こりにくい冊子については、第1センサS1による検知を行った後、裁断位置設定ユニット57を移動させ、裁断を行うことができる。なお、先端部の移動が起こりにくい冊子としては、例えば、冊子を構成する用紙の枚数が少ない冊子や、押圧ロール部材54(図4参照)によって冊子の先端部を平坦化した冊子が挙げられる。以下、具体的な処理例を説明する。
ここで図9、図10は、制御部100が実行する処理の一例を示したフローチャートである。
図9に示すように、枚数情報取得手段の一例としての制御部100は、まず、画像形成装置2の制御部(不図示)から、冊子を構成する用紙の枚数に関する情報を取得する(ステップ201)。次いで、ステップ201にて取得した情報に基づき、冊子を構成する用紙の枚数が、予め定められた枚数以下であるか否かを判断する(ステップ202)。そして、処理手段の一例としての制御部100は、冊子を構成する用紙の枚数が予め定められた枚数以下ではないと判断した場合、上記のように、第2センサS2による検知を行った後に冊子の裁断を行う(ステップ203)。
その一方で、ステップ202にて、冊子を構成する用紙の枚数が予め定められた枚数以下であると判断した場合、制御部100は、第2センサS2による検知を行わずに冊子の裁断を行う(ステップ204)。具体的に説明すると、第1センサS1にて冊子が検知された場合に押圧ロール572と駆動ロール571とを用いて用紙を挟む。次いで、駆動ロール571を回転駆動させることなく(第2センサS2による検知を行うことなく)裁断位置設定ユニット57を移動させる。その後、移動刃551を移動させ冊子の裁断を行う。
また図10に示すような処理も可能であり、制御部100は、まず、画像形成装置2から、用紙に対する処理内容に関する情報を取得する(ステップ301)。次いで、制御部100は、この情報に基づき、冊子の先端部に対する平坦化処理を行うか否かを判断する(ステップ302)。そして、平坦化処理を行うと判断した場合には、上記にて説明したように、押圧ロール部材54によって冊子の先端部を平坦化する。そしてこの場合、制御部100は、第2センサS2による検知を行わずに冊子の裁断を行う(ステップ303)。その一方で、ステップ302にて平坦化処理を行わないと判断した場合、第2センサS2による検知を行った後に冊子の裁断を行う(ステップ304)。
また、本実施形態の用紙処理システム1では、いわゆる分割製本が可能となっている。分割製本とは、冊子を構成する用紙の枚数が中綴じユニット44にて中綴じを行うことができる用紙の最大枚数を超える場合に、一つの冊子(一の冊子)ではなく、複数の冊子に分割して製本する態様をいう。ところで、このような分割製本を行う場合、最初に作成される冊子を構成する用紙の枚数と、次に作成される冊子を構成する用紙の枚数とが異なる場合がある。そしてこの場合、冊子の先端部の移動量が冊子毎に異なるようになり、冊子の長さが冊子毎に異なるようになってしまう。分割製本により作成された複数の冊子は、互いに重ねられることが多く、各冊子の長さの違いがより目立つようになる。そこで、分割製本時には第2センサS2にて各々の冊子の先端部を検知する処理を行い、分割製本を行わない場合には第2センサS2による検知を行わない処理を行うことができる。
図11は、分割製本に関し制御部100が実行する処理を示した図である。
同図に示すように、制御部100は、まず、画像形成装置2の制御部(不図示)から、冊子を構成する用紙の枚数に関する情報を取得する(ステップ401)。次いで、ステップ401にて取得した情報に基づき、冊子を構成する用紙の枚数が、予め定められた規定枚数以下であるか否かを判断する(ステップ402)。そして、冊子作成手段の一つとしても機能する制御部100は、冊子を構成する用紙の枚数が規定枚数以下ではないと判断した場合、規定枚数以下の用紙を中綴じユニット44の用紙集積部441(図2参照)に集積し、中綴じを実施する(ステップ403)。次いで、第2センサS2による検知を行った後に冊子の裁断を行う(ステップ404)。
その後、冊子を構成する全ての用紙についての処理を終了したか否かを判断し(ステップ405)、終了していないと判断した場合には、ステップ403以降の処理を再度実行する。これにより、2冊目の冊子(分割されて作成される複数の冊子のうちの2冊目の冊子)に用いられる用紙が中綴じユニット44の用紙集積部441に集積され、中綴じが実施される。また、第2センサS2による検知が行われた後に、この2冊目の冊子に対する裁断処理が実行される。なお、2冊目の冊子に対する裁断処理が実行された後、再度ステップ405の処理が実行され、全ての用紙についての処理が終了していないと判断された場合、3冊目の冊子(分割されて作成される複数の冊子のうちの3冊目の冊子)に用いられる用紙が中綴じユニット44の用紙集積部441に集積され、中綴じが実施される。また、第2センサS2による検知が行われた後に、この3冊目の冊子に対する裁断処理が実行される。そして、再度ステップ405の処理が実行され、全ての用紙についての処理が終了していないと判断された場合、4冊目以降の冊子が作成される。
その一方で、ステップ402にて、冊子を構成する用紙の枚数が規定枚数以下であると判断した場合(分割製本とはならない場合)、第2センサS2による検知を行わずに冊子の裁断を行う(ステップ406)。
―第2の実施形態―
図12は、第2の実施形態における裁断ユニット55および裁断位置設定ユニット57を示した図である。ここで本実施形態における裁断位置設定ユニット57は、上記第2センサS2が省略されている点を除き、第1の実施形態における裁断位置設定ユニット57と同様に構成されている。なお、第1の実施形態と同様の機能については、同様の符号を用いここではその説明を省略する。
次いで、裁断ユニット55および裁断位置設定ユニット57の動作について説明する。
図13は、制御部100が実行する処理を示したフローチャートである。また、図14、図15は、裁断ユニット55および裁断位置設定ユニット57の動作を説明するための図である。図14および図15を参照しながら制御部100が実行する処理を説明する。
まず制御部100は、裁断位置設定ユニット57を予め定められた初期位置へ移動させる(ステップ501)。これにより、図14(A)に示す箇所に、裁断位置設定ユニット57が配置される。そして、送りロール56(図3参照)により搬送されてきた冊子が図14(A)に示す第1センサS1により検知された後、制御部100は、送りロール56による冊子の搬送を停止させる(ステップ502)。その後、上記ロール移行機構(不図示)を動作させ押圧ロール572を下降させる(ステップ503)。これにより、図14(B)に示すように、押圧ロール572および駆動ロール571によって冊子の先端部が挟まれ、冊子の先端部が押圧ロール572および駆動ロール571によって保持される。
次いで、制御部100は、図14(B)に示すように駆動ロール571を回転駆動させ、冊子を搬送方向上流側へ搬送する(ステップ504)。付言すれば、第1センサS1の検知領域を外れる位置まで冊子を搬送する。その後、制御部100は、図15(A)に示すように、駆動ロール571を逆方向に回転駆動し、冊子を搬送方向下流側へ(第1センサS1の検知領域に向けて)搬送する(ステップ505)。そして、駆動ロール571により搬送された冊子が第1センサS1にて再び検知されると、制御部100は、駆動ロール571の回転駆動を停止する(ステップ506)。
その後、図15(B)に示すように、制御部100は、裁断位置設定ユニット57を冊子の搬送方向下流側に向かって予め定められた距離移動させる(ステップ507)。この移動によって冊子も搬送方向下流側へ移動する。その後、図15(B)に示すように、移動刃551を移動させ、移動刃551および固定刃552による冊子後端部の裁断を行う(ステップ508)。
なお、第2の実施形態においても、冊子を構成する用紙の枚数が予め定められた枚数以下である場合、図9で示した処理と同様の処理を行うことができる。即ち、冊子を構成する用紙の枚数が予め定められた枚数以下である場合、第1センサS1による2回の検知を行わずに1回の検知のみで裁断処理に移行することができる。また、冊子の折り部に対する押圧処理(平坦化処理)を行った場合にも、第1センサS1による2回の検知を行わずに1回の検知のみで裁断処理に移行することができる。さらに、分割製本を行わない場合は1回の検知のみで裁断処理に移行し、分割製本を行う場合は2回の検知を行ったうえで裁断処理に移行することができる。
54…押圧ロール部材、55…裁断ユニット、56…送りロール、57…裁断位置設定ユニット、100…制御部、571…駆動ロール、572…押圧ロール、S1…第1センサ、S2…第2センサ

Claims (8)

  1. 一端部側に折り部を有し他端部側に小口を有する冊子を当該冊子の厚み方向に押圧する冊子押圧手段と、
    前記冊子押圧手段により押圧された状態にある前記冊子の前記一端部を検知する端部検知手段と、
    前記冊子の前記小口側を裁断する裁断部と、
    前記端部検知手段による検知結果に基づき、前記裁断部に対する前記冊子の位置決めを行う位置決め手段と、
    を含む冊子処理装置。
  2. 前記冊子押圧手段による前記押圧が行われる前に前記一端部を検知する押圧前検知手段と、
    前記冊子を構成する用紙の枚数に関する情報を取得する枚数情報取得手段と、
    前記枚数情報取得手段により取得された前記枚数が予め定められた数を超える場合に前記端部検知手段に前記一端部を検知させ前記位置決め手段に前記位置決めを行わせ、当該枚数が当該予め定められた数よりも小さい場合に前記押圧前検知手段による検知結果に基づき前記裁断部に対する前記冊子の位置決めを行う処理手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の冊子処理装置。
  3. 前記冊子押圧手段による前記押圧が行われる前に前記一端部を検知する押圧前検知手段と、
    前記冊子を構成する用紙の枚数に関する情報を取得する枚数情報取得手段と、
    前記冊子を作成するとともに、前記枚数情報取得手段により取得された前記枚数が予め定められた数を超える場合には一の当該冊子を複数の冊子に分割して作成する冊子作成手段と、
    前記冊子作成手段により前記複数の冊子が作成される場合に前記端部検知手段に各々の冊子の前記一端部を検知させ且つ前記位置決め手段に各々の冊子の前記位置決めを行わせ、当該冊子作成手段により前記一の冊子が作成される場合に前記押圧前検知手段による検知結果に基づき前記裁断部に対する当該一の冊子の位置決めを行う処理手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の冊子処理装置。
  4. 前記冊子押圧手段による前記押圧が行われる前に前記一端部を検知する押圧前検知手段と、
    前記折り部を押圧する折り部押圧手段と、
    前記折り部押圧手段による前記折り部の押圧が行われない場合に前記端部検知手段に前記一端部を検知させ前記位置決め手段に前記位置決めを行わせ、当該折り部押圧手段による当該折り部の押圧が行われる場合に前記押圧前検知手段による検知結果に基づき前記裁断部に対する前記冊子の位置決めを行う処理手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1記載の冊子処理装置。
  5. 一端部側に折り部を有し他端部側に小口を有する冊子を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記冊子の前記一端部を検知する端部検知センサと、当該端部検知センサにて当該一端部が検知された場合に当該冊子を厚み方向に押圧して当該冊子を保持する保持部とを備え、移動可能に設けられた移動ユニットと、
    前記移動ユニットの前記保持部により前記冊子が保持された後、当該冊子の前記一端部を検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知結果に基づき、前記冊子の前記小口側を裁断する裁断部に対する前記移動ユニットの位置決めを行う位置決め手段と、
    を含む冊子処理装置。
  6. 前記検知手段は、前記冊子の前記一端部を検知するセンサを有し、前記保持部により保持されている当該冊子を当該センサの検知領域まで移動させることで当該一端部の検知を行うことを特徴とする請求項5記載の冊子処理装置。
  7. 前記検知手段は、前記保持部により保持された前記冊子を前記端部検知センサの検知領域から外れた位置に移動させた後、当該冊子を当該検知領域に移動させることで前記一端部の検知を行うことを特徴とする請求項5記載の冊子処理装置。
  8. 前記保持部は、回転可能な回転部材を用いて前記冊子を押圧し当該冊子の保持を行い、
    前記検知手段は、前記保持部の前記回転部材を回転させることで前記冊子の前記移動を行うことを特徴とする請求項6又は7に記載の冊子処理装置。
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