JP5359265B2 - 給湯機、および給湯機の空気抜き方法 - Google Patents
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Description
<給湯機1の構成>
図1は本発明の第1実施形態に係る給湯機の外観斜視図である。図1おいて、給湯機1は、ヒートポンプユニット(加熱手段)2と貯湯装置3とによって構成され、ヒートポンプユニット2のケーシング120内には、蒸気圧縮式の冷凍回路が収納され、貯湯装置3のケーシング130内には、タンク31が収納されている。
図3は、第1実施形態に係る給湯機の貯湯装置と負荷とを連絡する配管の回路図である。なお、ここで述べる負荷とは、給湯と風呂を指す。給湯管71は、タンク31の頭部と給湯混合弁73とを連絡する。給湯管71は第1給湯分岐管71a及び第2給湯分岐管71bを有しており、第1給湯分岐管71aは、給湯管71とお湯はり混合弁74とを連絡し、第2給湯分岐管71bは、給湯管71と逃し弁75を連絡している。
ここでは、図1と図3を参照しながら、三方弁38の操作レバー38aの操作によって、水がどのように流れるのかを説明する。操作レバー38a(図1参照)を真下に向けると、三方弁38(図3参照)の入口Aは、出口B及び出口Cのいずれにも繋がらず、タンク31内の水は共通管35内で停止した状態となる。この状態を第1状態と呼ぶ。
給湯機1を据付けたときは、空気抜き作業をしなければならない。図4は、本発明の第1実施形態に係る給湯機の空気抜き作業のフローであり、以下、図4を参照しながら空気抜き作業について説明する。作業者は、S1からS12までの12の作業手順にしたがって、空気抜き作業を行う。ここで言う作業者には、給湯機1の据付作業者、一般使用者が含まれる。
給湯機1を長期間使用しないときは、タンク31内の水を全て排出しておくことが好ましい。図5は、本発明の一実施形態に係る給湯機の排水作業のフローであり、以下、図5を参照しながら排水作業について説明する。作業者は、S21からS24までの4つの作業手順にしたがって、排水作業を行う。ここで言う作業者には、給湯機1の据付作業者、一般使用者が含まれる。
(1)
給湯機1では、三方弁38によって、タンク31と戻り管37および排水管39との間の水の流通を遮断する第1状態、タンク31と戻り管37との間に水を流通させ且つタンク31と排水管39との間の水の流通を遮断する第2状態、及びタンク31と排水管39との間に水を流通させ且つタンク31と戻り管37との間の水の流通を遮断する第3状態のいずれかに切り替えられる。その結果、従来の給湯機に必要であった止水弁を廃止することができ、その止水弁の取り付けに要していた手間が不要になる。
給湯機1では、タンク31が空水から満水になったときに、作業者によって、第1空気抜き操作と第2空気抜き操作とが行われる。第1空気抜き操作は、水側空気抜き栓27a及び湯側空気抜き栓27bの両方から空気混じりの水を放出させる操作である。第2空気抜き操作は、第1空気抜き操作の後に、湯側空気抜き栓27bだけから空気混じりの水を放出させる操作である。作業者は、第2空気抜き操作の前に、三方弁38を操作して第1状態に切り替え、第2空気抜き操作の後に、三方弁38を操作して第2状態に切り替える。その結果、止水弁が廃止された状態であっても空気抜き操作は確実に行われる。
上記実施形態では、空気抜き操作として、第1空気抜き操作と第2空気抜き操作とが行われているが、空気抜き操作を1回にして手間を減らすことができる。図6は、本実施形態に係る給湯機の空気抜き作業の変形例のフローであり、以下、図6を参照しながら空気抜き作業について説明する。作業者は、S101からS111までの9つの作業手順にしたがって、空気抜き作業を行う。
給湯機1では、タンク31が空水状態から満水状態になり、且つ制御部4が戻り三方弁52を介して戻り分岐管37aへ水を流通させている状態のときに、作業者は、湯側空気抜き栓27bから空気混じりの水を放出させる空気抜き操作を行なう。その結果、さらに空気が抜け易くなる。
上記空気抜き作業の説明で記載したように、給湯機1の据付時、水は、給水管72からタンク31の底部へ供給され満水となる。第2実施形態に係る給湯機1では、水がタンク31に供給される際に、水循環ポンプ32内に空気が滞留しないように、水循環ポンプ32は、戻り管継手28bから戻り三方弁52を経てタンク31の底部に接続される配管の最上部よりも低い位置に配置されている。以下、図面を参照しながら、水循環ポンプ32が上記配管の最上部よりも高い位置にある場合と、上記配管の最上部よりも低い位置にある場合との違いについて説明する。
給湯機1では、水循環ポンプ32が、戻り管継手28bから戻り三方弁52を経てタンク31の底部に接続される配管の最上部よりも低い位置に配置されている。その結果、施工時、タンク31内に水を供給する際、水循環ポンプ32内に確実に水が入るので、ポンプのエア噛みが防止される。
2 ヒートポンプユニット(加熱手段)
4 制御部
27 空気抜き栓
27a 水側空気抜き栓
27b 湯側空気抜き栓
28b 戻り管継手
31 タンク
32 水循環ポンプ
35a 補助戻り管(戻り管)
35b 補助排水管(排水管)
36 往き管
37 戻り管
37a 戻り分岐管
38 三方弁(第1三方弁)
39 排水管
40 排水口
52 戻り三方弁(第2三方弁)
Claims (7)
- 加熱手段(2)で加熱された水をタンク(31)に貯える給湯機であって、
前記加熱手段(2)から戻る水を、配管継手(28b)を経由させて前記タンク(31)下部へ導く戻り管(35a,37)と、
前記タンク(31)の水を排水口(40)へ導く排水管(35b,39)と、
前記タンク(31)と前記戻り管(37)および前記排水管(39)との間の水の流通を遮断する第1状態、前記タンク(31)と前記戻り管(37)との間に水を流通させ且つ前記タンク(31)と前記排水管(39)との間の水の流通を遮断する第2状態、及び前記タンク(31)と前記排水管(39)との間に水を流通させ且つ前記タンク(31)と前記戻り管(37)との間の水の流通を遮断する第3状態のいずれかに切り替えられる第1三方弁(38)と、
を備えた、
給湯機(1)。 - 前記タンク(31)の水をポンプ(32)によって前記加熱手段(2)へ向わせる往き管(36)と、
前記戻り管(37)上に配置され、前記配管継手(28b)から前記タンク(31)に向う水を、前記タンク(31)上部に通じる分岐管(37a)へ流れるように切り替える第2三方弁(52)と、
をさらに備え、
前記ポンプ(32)は、前記戻り管(37)のうち前記配管継手(28b)から前記第2三方弁(52)を経て前記タンク(31)の底部に接続される配管の最上部よりも低い位置に配置されている、
請求項1に記載の給湯機(1)。 - 前記タンク(31)から水と共に移動してきた空気を放出するための空気抜き栓(27)をさらに備えた請求項1又は請求項2に記載の給湯機(1)、
の空気抜き方法であって、
前記タンク(31)が空水から満水になったときに、前記空気抜き栓(27)から空気混じりの水を放出させる空気抜き操作が行われ、
前記空気抜き操作の前に、前記第1三方弁(38)が前記第1状態に切り替えられる、
給湯機(1)の空気抜き方法。 - 前記戻り管(37)上に配置され、前記配管継手(28b)から前記タンク(31)に向う水を、前記タンク(31)上部に通じる分岐管(37a)へ流れるように切り替える第2三方弁(52)と、
前記第2三方弁(52)を制御する制御部(4)と、
前記タンク(31)から水と共に移動してきた空気を放出するための空気抜き栓(27)と、
をさらに備えた請求項1に記載の給湯機(1)、
の空気抜き方法であって、
前記タンク(31)が空水から満水になり、且つ前記制御部(4)が前記第2三方弁(52)を介して前記分岐管(37a)へ水を流通させている状態のときに、前記空気抜き栓(27)から空気混じりの水を放出させる空気抜き操作が行われ、
前記空気抜き操作の前に、前記第1三方弁(38)が前記第1状態に切り替えられる、
給湯機(1)の空気抜き方法。 - 前記第2三方弁(52)を制御する制御部(4)と、
前記タンク(31)から水と共に移動してきた空気を放出するための空気抜き栓(27)と、
をさらに備えた請求項2に記載の給湯機(1)、
の空気抜き方法であって、
前記タンク(31)が空水から満水になり、且つ前記制御部(4)が前記第2三方弁(52)を介して前記分岐管(37a)へ水を流通させている状態のときに、前記空気抜き栓(27)から空気混じりの水を放出させる空気抜き操作が行われ、
前記空気抜き操作の前に、前記第1三方弁(38)が前記第1状態に切り替えられる、
給湯機(1)の空気抜き方法。 - 前記タンク(31)から水と共に移動してきた空気を放出するための空気抜き栓(27)をさらに備えた請求項1又は請求項2に記載の給湯機(1)、
の空気抜き方法であって、
前記空気抜き栓(27)は、
前記加熱手段(2)の水の入口側に設けられる水側空気抜き栓(27a)と、
前記加熱手段(2)の水の出口側に設けられる湯側空気抜き栓(27b)と、
を含み、
前記タンク(31)が空水から満水になったときに、前記空気抜き栓(27)から空気混じりの水を放出させる空気抜き操作が行われ、
前記空気抜き操作は、
前記水側空気抜き栓(27a)及び前記湯側空気抜き栓(27b)の両方から空気混じりの水を放出させる第1空気抜き操作と、
前記第1空気抜き操作の後に、前記湯側空気抜き栓(27b)だけから空気混じりの水を放出させる第2空気抜き操作と、
を含み、
前記第2空気抜き操作の前に、前記第1三方弁(38)が前記第1状態に切り替えられる、
給湯機(1)の空気抜き方法。 - 前記空気抜き操作の後、前記第1三方弁(38)が前記第2状態に切り替えられる、
請求項3から請求項6のいずれか1項に記載の給湯機(1)の空気抜き方法。
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