JP5358613B2 - 車両用装飾部材 - Google Patents
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この装飾部材は、装飾面に対し反対の面をなす非装飾面、言い換えると装飾面を表としたときに裏の面をなす非装飾面に対向するドアパネルに取付けられている。ドアパネルは装飾部材から離れる方向へ複数の段部を押し出し成形している。そして、装飾部材とで空間を形成している(例えば、特許文献1参照)。
また、装飾部材には、非装飾面の縁から爪部を張り出して、ドアパネルの上下方向に延びる縁部に係合しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
また、シール部材を密着させる力を付与し難い構造である。
また、爪部によってシール部材を密着させる力を付与することはできるが、装飾部材の縁までシール部材を入れることは困難である。すなわち、爪部にシール部材を近接させると、シール部材に押さえ力を分散させることなく伝えられるが、爪部に凸曲面や凹曲面に対応するリブが近接するため、爪部を樹脂成形するスライド型とリブを成形する型が干渉する。スライド型を優先にすると、爪部(係止爪部)を設けた縁(前縁部)までリブ(シール保持部)を形成することは困難である。
つまり、装飾部材を成形するときに、スライド型によって、封じ壁、シール押圧板部、突出壁部、第2当接部を一回で成形することができ、樹脂成形作業が容易になる。
ドア12は、後右ドアであり、車体14のセンタピラー15に支持されるドア本体18と、ドア本体18の上端21に立設したサッシュ22と、ドアガラス23と、装飾部材13と、を備える。
車内側とは、車両11幅方向(Y軸方向)における車内側(図5の矢印a1方向)とし、車外側とは、車両11幅方向(Y軸方向)における車外側(矢印a2方向)とする。
この後部サッシュ部31は、車両11側面視(図1の視点)、一直線に形成され、車両11前方へわずかに角度αだけ倒れ傾斜している。
後角部33には、被取付け部材35を設け、この被取付け部材35に装飾部材13を取付けている。
被取付け部材35は、鋼板製のアウタ三角パネル36(図5)と、インナ三角パネル37と、からなる。
車両11用装飾部材13は、車体14側の被取付け部材35に取付けられる。
装飾部材13は、装飾面61および装飾面61に対し裏の面をなす非装飾面62を形成する板状の装飾板本体63と、非装飾面62に設けられて被取付け部材35の端部(前端)38に係止される係止爪部45と、非装飾面62から突出して非装飾面62との間に空間57を設けて配置され、且つ被取付け部材35にシール部材53を押圧することによって挟持しているシール保持部52と、を備える。
「シール保持部52に立設され」とは、装飾板本体63に対し、直交している状態。
すなわち、第2当接部71は、車両11側面視(図2の視点)、言い換えれば、車両幅方向、図9、図10に示す通り、シール押圧板部75に重ならない位置でシール押圧板部75の一端76側(矢印3の方向)へ設けられている。
そして、第2当接部71へ向く突出壁部77の縁に第1当接部67が形成されている。
「シール部材53より低く」とは、圧縮する前のシール部材53の高さHsより低いということ。
すなわち、突出壁部77は、図6、図9、図10に示す通り、装飾板本体63の非装飾面62に連なり当接連続部78を介して第2当接部71に連続している。
すなわち、第2当接部71は、シール押圧板部75の一端76側へ設けられているとともに、空間57の開口83(図10)の向き(矢印3の方向)と同じ方向へ向いている装飾部材13の端部84に近接させて形成されている。
装飾部材13は、装飾板本体63、係止爪部45、シール保持部52、シール部材53、別の係止爪部46を有する。
さらに、突出壁部77に連続して同じ板厚で位置決め凸部97が形成されている。シール押圧板部75の一端76に低く形成されている。
まず、前述したように、シール保持部52にシール部材53を接着する(図3、図4)。
その次に、図2に示すように、車体14側の被取付け部材35に装飾部材13を矢印a5のように嵌める。前側から装飾部材13を矢印a5のように移動させ、被取付け部材35から装飾部材13の後縁部91を離し、挿入逃がし部112へ被取付け部材35の前端38を寄せる。
樹脂成形用の金型74は、縦型の射出成形機(図に示していない)に配置して、図12、図13に示すように金型74を図の上下方向に開閉させているが、横型の射出成形機(図に示していない)に配置して図の左右に開閉させてもよい。
スライド型118は中子スライド型121と把持開口用スライド型122とからなる。
最後に、押し出しピン123をスライドさせて、固定型115から装飾部材13を離型する。そして、装飾部材13を取り出す。
これで装飾部材13の成形は完了する。次のサイクルを開始する。
このように、装飾部材13では、スライド型118を用いることができ、係止爪部45に影響されずにシール保持部52を成形することができる。
Claims (7)
- 車体側の被取付け部材に取付けられる車両用装飾部材であって、
前記装飾部材は、装飾面および該装飾面に対し裏の面をなす非装飾面を形成する板状の装飾板本体と、前記非装飾面に設けられて前記被取付け部材の端部に係止される係止爪部と、前記非装飾面から突出して、且つ前記被取付け部材にシール部材を押圧することによって挟持しているシール保持部と、を備え、
前記係止爪部は、前記非装飾面よりも前記端部側の位置で前記端部のうち前記装飾部材へ向いている第1面に当接する第1当接部と、前記第1面とは反対面をなす第2面に当接することによって前記第1当接部とで前記被取付け部材を挟持する第2当接部と、を備え、
前記シール保持部は、前記非装飾面とで空間を形成し、前記被取付け部材に沿って帯状に延びて前記シール部材を押圧することによって挟持しているシール押圧板部を備え、
前記第1当接部は、前記シール保持部の前記シール押圧板部から前記端部に向かって立設されていることを特徴とする車両用装飾部材。 - 前記第2当接部は、前記装飾板本体の表裏方向から見て、前記シール押圧板部に重ならない位置へ設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用装飾部材。
- 前記シール押圧板部から前記第2当接部へ向かって前記シール部材より低く延ばした突出壁部が形成され、
前記第2当接部へ向く前記突出壁部の縁に前記第1当接部が形成されていることを特徴とする請求項2記載の車両用装飾部材。 - 前記突出壁部は、前記第2当接部に連続していることを特徴とする請求項3記載の車両用装飾部材。
- 前記突出壁部は、前記シール押圧板部の幅方向の一端に設けられ、前記シール押圧板部の他端から前記非装飾面に達する封じ壁を設けたことを特徴とする請求項3又は請求項4記載の車両用装飾部材。
- 前記第2当接部は、前記シール押圧板部よりも前記装飾部材の端部に近い側に設けられていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項記載の車両用装飾部材。
- 前記装飾板本体は、前記シール押圧板部の他端側に、前記非装飾面から前記被取付け部材まで突出して前記被取付け部材に当接する補助当接リブが設けられていることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項記載の車両用装飾部材。
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