JP5358496B2 - 資源配付方法、資源配付装置および資源配付プログラム - Google Patents

資源配付方法、資源配付装置および資源配付プログラム Download PDF

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本発明は資源配付方法、資源配付装置および資源配付プログラムに関し、特にサーバからその配下の複数のクライアントに対し中継ネットワークの負荷状態を考慮して資源を効率よく配付する資源配付方法、資源配付装置および資源配付プログラムに関する。
クライアント・サーバシステムに導入されている資源配付システムにおいては、資源配付サーバからその配下の配付対象クライアントに向けて資源を配付することが行われている。配付される資源としては、各配付対象クライアントの業務で共通に使用される基礎データファイルであったり、各クライアントのアプリケーションプログラムの不具合を部分的に修正したパッチファイルであったりする。
資源配付サーバは、資源を配付するとき、配付対象のクライアントを登録した配付宛先リストの登録順に資源を配付していく。このとき、資源配付サーバのオペレータは、資源を配付するタイミングで特定の条件のときに、特定のクライアント向けのネットワークの負荷が経験的に重たい(回線使用率が高い)ことを知っている場合、配付宛先リストにおける資源配付の順番を手動で変更することがある。たとえば特定の週、特定の日、特定の時間帯等のときだけ、ある支店のクライアントに資源を配付するのにいつも時間がかかっているような場合には、その支店のクライアントへの資源配付の順番をネットワーク負荷の小さい時間帯に変更することが行われている。また、資源配付サーバは、複数のクライアントに対して資源を同時に送付することができる台数(多重度)を設定することができ、その多重度を増加させることによって、資源を配付している時間を短くすることもできる。
また、1台の資源配付サーバが資源を配付すべきクライアントの数が非常に多い場合には、たとえば、サブネットグループ毎に中間サーバを設置し、各クライアントへの資源の配付を中間サーバが代理することも知られている(たとえば、特許文献1参照)。これにより、資源配付サーバは、クライアントよりも少ない数の中間サーバに資源を配付すればよく、また、それぞれの中間サーバが配下のクライアントに資源を配付することになるので、全体として、ネットワークの負荷が分散されることになる。
特開2002−124945号公報
しかしながら、ネットワークの負荷は常時変動しているので、資源配付サーバが配付した資源がネットワークを介してクライアントに届くまでの間にネットワークの性能が低下するようなことがあると、そこがボトルネックとなって、資源を効率よく配付できない場合があるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、資源を配付するときにネットワークの性能が部分的に一時低下するようなことがあっても、全体の配付処理を効率よく行うことができる資源配付方法、資源配付装置および資源配付プログラムを提供することを目的とする。
本発明では上記の課題を解決するために、資源配付サーバから複数の配付対象装置に資源を配付する資源配付方法において、経路情報取得コマンドを実行して前記資源配付サーバと前記配付対象装置との間のネットワークの接続形態と疎通確認とを行い、前記経路情報取得コマンドの実行結果からネットワークトポロジ図およびこれに対応する疎通時間テーブルを作成し、前記疎通時間テーブルに保持された疎通時間情報から配付順番を決定し、前記配付順番に従って前記資源を順次配付処理する、ことからなり、前記資源の配付処理中に、未配付処理の前記配付対象装置がある場合、未配付処理の前記配付対象装置に対して前記経路情報取得コマンドの実行、前記疎通時間テーブルの更新および前記配付順番の更新を行い、前記資源の次の配付処理では更新された前記配付順番に従って配付処理をすることを特徴とする資源配付方法が提供される。
また、本発明では、複数の配付対象装置に資源を配付する資源配付装置において、資源配付先リストに登録されている前記配付対象装置に至るまでのネットワークの状態を調査して経路情報データベースに保存する経路情報取得部と、前記経路情報データベースに保存された経路情報を基に、ゲートウェイの繋がりを表すネットワークトポロジ図と前記ゲートウェイおよび前記配付対象装置からの応答時間を記録した疎通時間テーブルとを作成するネットワークトポロジ図作成部と、前記疎通時間テーブルから前記配付対象装置毎に前記応答時間を記録した配付順番テーブルを作成し、前記配付対象装置毎に前記応答時間を合計した応答合計時間を算出し、前記応答合計時間を昇順に並べ替えて配付順番を決定する配付順番決定処理部と、前記配付順番に従っ前記資源配付処理をするとともに未配付処理の前記配付対象装置がある場合には、前記資源の配付処理中に、未配付の前記配付対象装置に対し、前記経路情報取得部、前記ネットワークトポロジ図作成部および前記配付順番決定処理部を実行させて前記配付順番を更新し、この更新された前記配付順番に従って次の前記資源の配付処理をする配付処理部と、前記資源配付先リスト、前記経路情報データベース、前記ネットワークトポロジ図、前記疎通時間テーブルおよび前記配付順番テーブルを保持する記憶部と、を備えていることを特徴とする資源配付装置が提供される。
さらに、本発明では、複数の配付対象装置に資源を配付する資源配付プログラムにおいて、コンピュータに、資源配付先リストに登録されている前記配付対象装置に至るまでのネットワークの状態を調査して経路情報データベースに保存する経路情報取得機能と、前記経路情報データベースに保存された経路情報を基に、ゲートウェイの繋がりを表すネットワークトポロジ図と前記ゲートウェイおよび前記配付対象装置からの応答時間を記録した疎通時間テーブルとを作成するネットワークトポロジ図作成機能と、前記疎通時間テーブルから前記配付対象装置毎に前記応答時間を記録した配付順番テーブルを作成し、前記配付対象装置毎に前記応答時間を合計した応答合計時間を算出し、前記応答合計時間を昇順に並べ替えて配付順番を決定する配付順番決定処理機能と、前記配付順番に従っ前記資源配付処理をするとともに未配付処理の前記配付対象装置がある場合には、前記資源の配付処理中に、未配付の前記配付対象装置に対し、前記経路情報取得機能、前記ネットワークトポロジ図作成機能および前記配付順番決定処理機能を実行させて前記配付順番を更新し、この更新された前記配付順番に従って次の前記資源の配付処理をする配付処理機能と、を実現させるための資源配付プログラムが提供される。
このような資源配付方法、資源配付装置および資源配付プログラムによれば、資源を配付する前に、ネットワーク状態を調査し、疎通時間の短い順に配付対象装置を並び替え、その配付順番に従って資源を配付しながら、この配付中においても、ネットワーク状態を監視し、ネットワーク状態が変化すれば、それに応じて配付順番を動的に変更するようにした。これにより、全体の配付処理を効率よく行うことができようになる。
上記構成の資源配付方法、資源配付装置および資源配付プログラムでは、事前にネットワークの状態を調査してから配付の順番を動的に変更するようにしたので、ネットワークのスループットを考慮した手動による配付の順番の変更が不要になり、特定のネットワークに配付処理が偏ることないため、全体の配付処理を最大限効率よく行うことができるという利点がある。
また、配付の直前および配付中に、ネットワークの状態を調査しているので、ネットワークの構成が変更になったり、ネットワーク負荷が急激に変動したりするような場合においても適宜対応することができる。
本発明を適用した資源配付システムの構成例を示す図である。 資源配付サーバが有する資源配付装置の機能ブロック図である。 本実施の形態に用いられるコンピュータのハードウェアの一構成例を示す図である。 資源配付装置における資源の配付処理の流れを示すフローチャートである。 経路情報取得処理の流れを示すフローチャートである。 資源配付先リストの例を示す図である。 経路情報取得コマンドの実行およびその結果の例を示す図である。 経路情報データベースの作成例を示す図である。 ネットワークトポロジ図作成処理の流れを示すフローチャートである。 ネットワークトポロジ図の作成例を説明した図である。 疎通時間テーブルの例を示す図である。 配付順番決定処理の流れを示すフローチャートである。 配付順番テーブルの例を示す図である。 配付処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明を適用した資源配付システムの構成例を示す図である。
資源配付システムは、資源配付サーバ1と、そのクライアントである複数の配付対象装置と、これらを接続するネットワーク上に設けられた複数のゲートウェイとを有している。ここでは、説明を簡単にするために、配付対象装置として5つの配付対象装置A,B,C,DおよびEを有し、また、ゲートウェイとして5つのゲートウェイ#1,#2,#3,#4および#5を有しているとする。
したがって、たとえば配付対象装置Aに対してプログラムやデータ等のコンピュータ資源を配付するときには、その資源は資源配付サーバ1からゲートウェイ#1,#2,#3を順次経由して送られることになる。
資源配付サーバ1は、複数の配付対象装置A,B,C,DおよびEに対して、資源を1台ずつ順次配付されるが、所定台数ずつ同時に配付する場合もある。資源配付を行うとき、配付先までの中継ネットワークの一部が回線使用率の高い高負荷状態になっていると、そこがボトルネックとなって、その先の配付宛先に資源が届くまでに時間がかかることになる。しかも、そのボトルネックとなっているネットワークが複数の配付宛先の共有経路となっている場合には、その複数の配付宛先に対して効率的に資源配付が行うことができない。
そこで、資源配付サーバ1は、ネットワークの負荷状態を把握しながら資源を送る順番を決め、その順番に従って資源を配付するようにしている。その順番は、基本的には、ネットワーク負荷の小さい経路を通って資源が送られる配付対象装置を優先するようにして決められる。
図2は資源配付サーバが有する資源配付装置の機能ブロック図である。
資源配付装置11は、経路情報取得部12と、ネットワークトポロジ図作成部13と、配付順番決定処理部14と、配付処理部15と、記憶部16とを備えている。この記憶部16には、配付対象装置A,B,C,DおよびEを登録した資源配付先リスト17と、経路情報データベース18と、ネットワークトポロジ図19と、疎通時間テーブル20と、配付順番テーブル21と、配付ファイル22とが格納されている。
経路情報取得部12は、ネットワーク2に接続されていて、資源配付先リスト17を基に、資源配付装置11から配付対象装置A,B,C,DおよびEのそれぞれに至るまでのネットワーク状態を調査し、その結果を経路情報データベース18に保存する。
ネットワークトポロジ図作成部13は、経路情報データベース18に保存された経路情報を基に、ネットワークトポロジ図19およびこれに対応する疎通時間テーブル20を作成する。ネットワークトポロジ図19および疎通時間テーブル20によれば、この資源配付装置11から配付対象装置A,B,C,DおよびEのそれぞれに至るまでのネットワークの接続形態および疎通確認ができる。
配付順番決定処理部14は、疎通時間テーブル20から経路上のゲートウェイの応答合計時間を算出して登録する配付順番テーブル21を作成し、その応答合計時間の短い順に配付宛先の並べ替えをすることによって、配付順番を決定する。
配付処理部15は、配付ファイル22を配付対象装置A,B,C,DおよびEに配付するが、その配付は、配付順番テーブル21によって決定された配付順番に従って順番に実行される。配付処理部15は、また、配付処理を実行しているとき、経路情報取得部12に指示して、配付ファイル22を配付していない装置に対して経路情報を再取得するようにしている。これにより、ネットワーク状態を常に把握することができる。配付処理部15は、また、ネットワークトポロジ図作成部13および配付順番決定処理部14に指示して、経路情報取得部12によって把握されたそのネットワーク状態に応じて配付順番を動的に変更することになる。
以上の資源配付サーバ1が有する資源配付装置11は、コンピュータによって実施することができる。
図3は本実施の形態に用いられるコンピュータのハードウェアの一構成例を示す図である。
コンピュータ30は、CPU(Central Processing Unit)31によって装置全体が制御されている。CPU31には、バス38を介してRAM(Random Access Memory)32と複数の周辺機器が接続されている。
RAM32は、コンピュータ30の主記憶装置として使用される。RAM32には、CPU31に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM32には、CPU31による処理に必要な各種データが格納される。
バス38に接続されている周辺機器としては、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)33、グラフィック処理装置34、入力インタフェース35、光学ドライブ装置36、および通信インタフェース37がある。
HDD33は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。HDD33は、コンピュータ30の二次記憶装置として使用される。HDD33には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、二次記憶装置としては、フラッシュメモリなどの半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置34には、モニタ39が接続されている。グラフィック処理装置34は、CPU31からの命令に従って、画像をモニタ39の画面に表示させる。モニタ39としては、液晶表示装置等がある。
入力インタフェース35には、キーボード40とマウス41とが接続されている。入力インタフェース35は、キーボード40やマウス41から送られてくる信号をCPU31に送信する。
光学ドライブ装置36は、レーザ光などを利用して、光ディスク42に記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク42は、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスク42には、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。光ディスク42に記録された資源配付に関するアプリケーションプログラムは、光学ドライブ装置36によって読み取られ、HDD33に記録される。
通信インタフェース37は、ネットワーク2に接続されている。通信インタフェース37は、ネットワーク2を介して、他のコンピュータである配付対象装置等との間で資源配付やデータ交換を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図3には、資源配付サーバ1の資源配付装置11としてのコンピュータ30のハードウェア構成を示したが、他のコンピュータも同様のハードウェア構成とすることができる。
次に、資源配付装置11の処理機能について詳細に説明する。
図4は資源配付装置における資源の配付処理の流れを示すフローチャートである。
配付処理は、まず、資源配付装置11と配付先の装置との間のネットワークの接続形態と疎通確認とをするために、経路情報取得コマンドを実行し(ステップS1)、その実行結果からネットワークトポロジ図(およびこれに対応する疎通時間テーブル)を作成し(ステップS2)、配付順番を決定する(ステップS3)。以上は、資源を配付する前の事前処理であって、配付を開始する直前の最新のネットワークを調査し、そのネットワークの状態に応じて資源の配付順番を決定している。
そして、資源配付装置11から配付宛先へ向けての資源の配付処理が実行される(ステップS4)。この配付処理では、配付処理を行っている間にも、未配付宛先に対するネットワークの調査、その調査結果からネットワークトポロジ図(疎通時間テーブル)の更新および配付順番の更新が行われており、最新のネットワークの状態に応じて配付順番が動的に変更される。
図5は経路情報取得処理の流れを示すフローチャート、図6は資源配付先リストの例を示す図、図7は経路情報取得コマンドの実行およびその結果の例を示す図、図8は経路情報データベースの作成例を示す図である。
経路情報取得処理では、まず、経路情報取得部12が資源配付先リスト17を開く(ステップS10)。この資源配付先リスト17は、たとえば図6に示したように、配付対象装置A,B,C,D,Eの名前を意味するホスト名と、そのホストのIP(Internet Protocol)アドレスとが登録されている。
次に、経路情報取得部12は、資源配付先リスト17のデータを1行分読み込み(ステップS11)、その読み込んだ行が最終行(EOF:End Of File)かどうかを判断し(ステップS12)、最終行でなければ、読み込んだ行に登録されているIPアドレス宛に経路情報取得コマンドを実行する(ステップS13)。
経路情報取得コマンドは、インターネット上の2つのホスト間の経路情報を取得する命令であり、たとえば、Windows(米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標)のtracertコマンド、UNIX(商標)のtracerouteコマンドが知られている。図7には、tracertコマンドを実行したときに得られる応答時間の例を示している。この図7によれば、たとえば、図1に示したネットワーク構成において、配付対象装置A(ホスト名:CL101)のIPアドレスを引数にしてtracertコマンドを実行した場合を示している。1番目のデータは、資源配付サーバ1から見て1番目のゲートウェイ#1のIPアドレスが「10.175.63.1」であり、そこからの応答時間が、3回測定していずれも10ミリ秒以下であることを示している。同様に、2番目、3番目、4番目のデータは、ゲートウェイ#2、ゲートウェイ#3および配付対象装置Aに対して、それぞれ3回測定したときの応答時間とそれらのIPアドレスとを示している。
次に、経路情報取得部12は、経路情報取得コマンドの実行結果を経路情報データベース18に保存する(ステップS14)。経路情報データベースは、図8に示したように、配付対象装置の対象ホスト名、ゲートウェイアドレスおよび応答時間の測定結果のフィールドを有し、配付対象のホスト毎に、中継したすべてのゲートウェイおよびホストのIPアドレスと応答時間とが保存されている。
次に、経路情報取得部12は、経路情報データベース18へ保存後に、経路情報取得コマンドの実行結果で、中継したゲートウェイのいずれかまたはホストからの応答がなく、最終的に経路情報取得コマンドがホストまで届かなかった場合には、このホストに関する情報を経路情報データベース18から削除する(ステップS15)。その後、ステップS11に戻り、資源配付先リスト17の次の配付先の読み込みに進む。
ステップS12の判断において、ファイルの最終行の読み込みであった場合には、資源配付先リスト17を閉じ(ステップS16)、この経路情報取得処理を終了する。
図9はネットワークトポロジ図作成処理の流れを示すフローチャート、図10はネットワークトポロジ図の作成例を説明した図、図11は疎通時間テーブルの例を示す図である。
ネットワークトポロジ図作成部13は、まず、経路情報データベース18を開き(ステップS20)、対象ホストが終了かどうかを判断する(ステップS21)。経路情報データベース18に対象ホストの情報があれば、その対象ホストまでを中継するゲートウェイのアドレスを順次読み込み(ステップS22)、それを最終行の対象ホストのアドレスを読み込むまで続ける(ステップS23)。
次に、ネットワークトポロジ図作成部13は、読み込んだゲートウェイのアドレス毎に順次ネットワークトポロジ図を作成する(ステップS24)。ネットワークトポロジ図は、図10に示したように、読み込んだゲートウェイのアドレス順にゲートウェイを直列に配置していくことによって作成される。図10によれば、IPアドレスが「10.1.0.1」の対象ホストに関しては、資源配付サーバ1からその対象ホストまで、ゲートウェイ#1,#2,#3を順次繋げていくことによって作成される。
次に、ネットワークトポロジ図作成部13は、作成したトポロジ図を全体構成のトポロジ図に反映させる(ステップS25)。これは、IPアドレスが同じゲートウェイについては、互いに重ね合せ、IPアドレスが異なる場合には、その重なったゲートウェイから分岐させるようにして全体構成のトポロジ図を作成していく。この作成された全体構成のトポロジ図は、ネットワークの接続形態をモニタ39に表示するときに使用される。
次に、ネットワークトポロジ図作成部13は、そのトポロジ図から疎通時間テーブル20を作成する(ステップS26)。この疎通時間テーブル20は、図11に示したように、資源配付サーバと各ゲートウェイとの間、各ゲートウェイと各ゲートウェイとの間、および各ゲートウェイと各対象ホストとの間でかかった応答時間が記録されている。なお、この疎通時間テーブル20の作成には、3回測定した結果の任意の1つ、たとえば1回目の測定結果を採用している。
このようにして、特定の対象ホストに関するトポロジ図および疎通時間テーブル20を作成すると、ステップS21に戻り、経路情報データベース18に未処理の対象ホストの情報があれば、以上の処理が実行され、未処理の対象ホストがなくなれば、経路情報データベース18を閉じて(ステップS27)、この処理を終了する。
図12は配付順番決定処理の流れを示すフローチャート、図13は配付順番テーブルの例を示す図である。
配付順番決定処理部14は、まず、疎通時間テーブル20を開き(ステップS30)、そこから資源配付サーバ1から対象ホストまでの経路に関する1列分のデータを読み込む(ステップS31)。次に、その1列分のデータの読み込みができずに対象ホストが終了かどうかを判断し(ステップS32)、終了でなければ、読み込んだ列の応答時間の合計を算出する(ステップS33)。
次に、配付順番決定処理部14は、その応答合計時間が通常時の場合と比較して長いかどうかが判断される(ステップS34)。この実施の形態では、業務時間外のようなネットワーク負荷の小さいときの平均疎通時間をあらかじめ測定して保存しておき、その平均疎通時間との差がたとえば50ミリ秒未満かどうかを判断する。応答合計時間と平均疎通時間との差が50ミリ秒未満でなければ、以下の処理をスキップしてステップS31に戻り、次の対象ホストのデータの読み込みに進む。
応答合計時間と平均疎通時間との差が50ミリ秒未満であれば、配付順番決定処理部14は、その応答合計時間を配付順番テーブル21に反映し(ステップS35)、応答合計時間で昇順ソートを行う(ステップS36)。ここで、配付順番テーブル21は、図13に示したように、対象ホスト名、応答合計時間、配付順番、配付開始フラグおよび配付完了フラグのフィールドを有し、まず、ステップS33で算出された応答合計時間が通常時より大幅に長くなければ、対応する対象ホスト名の欄に反映される。ステップS36では、反映された応答合計時間のみについて順番の並び替えを実行することにより、応答合計時間の長い経路の対象ホストを除外した状態で配付順番が決定されることになる。
配付順番が決定されると、ステップS31に戻って次のデータが読み込まれる。そして、ステップS32にて、対象ホストが終了であると判断されると、疎通時間テーブル20を閉じ(ステップS37)、この配付順番決定処理を終了する。
図14は配付処理の流れを示すフローチャートである。
配付処理部15は、まず、配付順番テーブル21を開き(ステップS40)、配付順番が1の対象ホストから順に配付ファイル22の配付処理を実行する(ステップS41)。ここで、配付処理部15は、配付処理を開始したときに、配付順番テーブル21の配付開始フラグを配付開始に設定し、配付処理が完了した後に、配付完了フラグを配付完了に設定する。
次に、配付処理部15は、最初の配付処理開始時点から所定時間経過ごとに配付処理が終了したかどうかが判断され(ステップS42)、まだ配付が終了していない場合には、未配付の対象ホストに対するネットワークの状況を再調査し、配付順番見直しの処理を行う。
すなわち、配付処理部15は、配付中および配付完了を除く未配付対象ホストのすべてに対し、経路情報取得コマンドを実行し、経路情報データベース18を更新する(ステップS43)。この処理は、経路情報取得部12の機能を使い、図5に示すフローチャートと同様の手順で実行されるが、処理対象の未配付対象ホストは、資源配付先リスト17から取得するのではなく、配付順番テーブル21を参照し、ここから配付開始フラグが配付開始に設定されていなくて、配付完了フラグが配付完了に設定されていない対象ホストを抽出している。
次に、配付処理部15は、ネットワークトポロジ図作成部13の機能を使って疎通時間テーブル20を更新し(ステップS44)、配付順番決定処理部14の機能を使って配付順番テーブル21の応答合計時間および配付順番の欄を更新する(ステップS45)。このとき、配付順番は、配付開始フラグが配付開始に設定されておらず、かつ、配付完了フラグが配付完了に設定されていない応答合計時間を昇順にソートすることによって決定される。
ステップS42にて配付処理が終了したと判断された場合には、配付順番テーブル21を閉じ(ステップS46)、この配付処理を終了する。
なお、資源配付装置11が有すべき上記の処理機能は、その処理内容を記述したプログラムの形で提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。このコンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから資源配付サーバ1のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。さらに、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)などの電子回路で実現することもできる。
1 資源配付サーバ
2 ネットワーク
11 資源配付装置
12 経路情報取得部
13 ネットワークトポロジ図作成部
14 配付順番決定処理部
15 配付処理部
16 記憶部
17 資源配付先リスト
18 経路情報データベース
19 ネットワークトポロジ図
20 疎通時間テーブル
21 配付順番テーブル
22 配付ファイル
30 コンピュータ
31 CPU
32 RAM
33 HDD
34 グラフィック処理装置
35 入力インタフェース
36 光学ドライブ装置
37 通信インタフェース
38 バス
39 モニタ
40 キーボード
41 マウス
42 光ディスク
#1,#2,#3,#4,#5 ゲートウェイ
A,B,C,D,E 配付対象装置

Claims (8)

  1. 資源配付サーバから複数の配付対象装置に資源を配付する資源配付方法において、
    経路情報取得コマンドを実行して前記資源配付サーバと前記配付対象装置との間のネットワークの接続形態と疎通確認とを行い、
    前記経路情報取得コマンドの実行結果からネットワークトポロジ図およびこれに対応する疎通時間テーブルを作成し、
    前記疎通時間テーブルに保持された疎通時間情報から配付順番を決定し、
    前記配付順番に従って前記資源を順次配付処理する、
    ことからなり、前記資源の配付処理中に、未配付処理の前記配付対象装置がある場合、未配付処理の前記配付対象装置に対して前記経路情報取得コマンドの実行、前記疎通時間テーブルの更新および前記配付順番の更新を行い、前記資源の次の配付処理では更新された前記配付順番に従って配付処理をすることを特徴とする資源配付方法。
  2. 前記経路情報取得コマンドの実行は、前記配付対象装置のIPアドレスを指定して実施することにより経路上に存在するゲートウェイのIPアドレスと前記ゲートウェイおよび前記配付対象装置からの応答時間とを取得し、取得した前記ゲートウェイおよび前記配付対象装置のIPアドレスおよび前記応答時間を前記配付対象装置毎に経路情報データベースに保存することを特徴とする請求項1記載の資源配付方法。
  3. 前記経路情報データベースは、実行された前記経路情報取得コマンドが到達しなかった前記配付対象装置の経路情報を除外するようにしたことを特徴とする請求項2記載の資源配付方法。
  4. 前記疎通時間テーブルは、前記経路情報データベースを基に、前記資源配付サーバから前記配付対象装置のそれぞれに至るまでに存在する前記ゲートウェイのそれぞれと前記配付対象装置とからの前記応答時間をテーブルにしたものであることを特徴とする請求項2記載の資源配付方法。
  5. 前記配付順番の決定は、前記配付対象装置と前記疎通時間テーブルから前記配付対象装置毎の前記応答時間を合計した応答合計時間とを対応付けた配付順番テーブルを作成し、前記応答合計時間を昇順に並び変えることによって実施されることを特徴とする請求項4記載の資源配付方法。
  6. 前記配付順番テーブルは、前記応答合計時間が通常時の平均疎通時間よりも所定時間を超えて長い場合には、当該配付対象装置の情報を除外するようにしたことを特徴とする請求項5記載の資源配付方法。
  7. 複数の配付対象装置に資源を配付する資源配付装置において、
    資源配付先リストに登録されている前記配付対象装置に至るまでのネットワークの状態を調査して経路情報データベースに保存する経路情報取得部と、
    前記経路情報データベースに保存された経路情報を基に、ゲートウェイの繋がりを表すネットワークトポロジ図と前記ゲートウェイおよび前記配付対象装置からの応答時間を記録した疎通時間テーブルとを作成するネットワークトポロジ図作成部と、
    前記疎通時間テーブルから前記配付対象装置毎に前記応答時間を記録した配付順番テーブルを作成し、前記配付対象装置毎に前記応答時間を合計した応答合計時間を算出し、前記応答合計時間を昇順に並べ替えて配付順番を決定する配付順番決定処理部と、
    前記配付順番に従った前記資源の配付処理をするとともに、未配付処理の前記配付対象装置がある場合には、前記資源の配付処理中に、未配付の前記配付対象装置に対し、前記経路情報取得部、前記ネットワークトポロジ図作成部および前記配付順番決定処理部を実行させて前記配付順番を更新し、この更新された前記配付順番に従って次の前記資源の配付処理をする配付処理部と、
    前記資源配付先リスト、前記経路情報データベース、前記ネットワークトポロジ図、前記疎通時間テーブルおよび前記配付順番テーブルを保持する記憶部と、
    を備えていることを特徴とする資源配付装置。
  8. 複数の配付対象装置に資源を配付する資源配付プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    資源配付先リストに登録されている前記配付対象装置に至るまでのネットワークの状態を調査して経路情報データベースに保存する経路情報取得機能と、
    前記経路情報データベースに保存された経路情報を基に、ゲートウェイの繋がりを表すネットワークトポロジ図と前記ゲートウェイおよび前記配付対象装置からの応答時間を記録した疎通時間テーブルとを作成するネットワークトポロジ図作成機能と、
    前記疎通時間テーブルから前記配付対象装置毎に前記応答時間を記録した配付順番テーブルを作成し、前記配付対象装置毎に前記応答時間を合計した応答合計時間を算出し、前記応答合計時間を昇順に並べ替えて配付順番を決定する配付順番決定処理機能と、
    前記配付順番に従った前記資源の配付処理をするとともに、未配付処理の前記配付対象装置がある場合には、前記資源の配付処理中に、未配付の前記配付対象装置に対し、前記経路情報取得機能、前記ネットワークトポロジ図作成機能および前記配付順番決定処理機能を実行させて前記配付順番を更新し、この更新された前記配付順番に従って次の前記資源の配付処理をする配付処理機能と、
    を実現させるための資源配付プログラム。
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