JP2003141008A - 情報共有・配信システム、方法、およびプログラム - Google Patents

情報共有・配信システム、方法、およびプログラム

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JP2003141008A
JP2003141008A JP2001341317A JP2001341317A JP2003141008A JP 2003141008 A JP2003141008 A JP 2003141008A JP 2001341317 A JP2001341317 A JP 2001341317A JP 2001341317 A JP2001341317 A JP 2001341317A JP 2003141008 A JP2003141008 A JP 2003141008A
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JP2001341317A
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Hiroshi Saito
洋 斎藤
Hironari Minami
裕也 南
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイル等の自動共有・配信システムにおい
て、メンバが多くとも情報送信者の負担は低く、エラー
に対しても対応しやすい技術を提供する。 【解決手段】 ネットワークを介して情報を送受できる
複数のコンピュータを有するグループがあって、各コン
ピュータは、特定ディレクトリ内のファイルに関する情
報を指示されたIPアドレスに送るプログラム、受信し
たディレクトリ内ファイル情報と自分の特定ディレクト
リにあるファイルに関する情報から不足しているファイ
ルを抽出し、「受信したディレクトリ内ファイル情報」
の送信元コンピュータに不足ファイル情報を回答するプ
ログラム、受信した不足ファイル情報を読みこみ、特定
ディレクトリにあり不足ファイルとして指定されたファ
イルをコピーし、指示されたIPアドレスのコンピュー
タの特定ディレクトリに自動的に送るプログラムを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークにおいて、ファイル等を効率的に共有・配信す
るシステムにかかわる。また、著作権の付随するファイ
ル等の共有・配信に際し、著作権の効率的管理にかかわ
る。
【0002】
【従来の技術】あるグループに属する人たちとファイル
やソフトウェアオブジェクト(以下ファイル)を共有す
る、あるいはその人たち全員にファイルを送ることを考
える。そのファイルを持っている人が、個々のグループ
参加者に配信することは、参加者数が多い場合、困難と
なる。また、IPマルチキャスト技術を使用し、網内で
コピーする方法もある。この場合は、参加者数の増大へ
の対応は可能となるが、ファイルなどのように情報エラ
ーが許容できないものを配信する場合は、エラー再送を
する必要があり、IPマルチキャストでのエラー再送は
未確立技術であるため、適用困難である。このように、
情報送信者に代わってネットワーク内の装置が同報配信
することにより、情報送信者の負担軽減が可能である
が、参加者数増大時の問題やエラー再送の問題は本質的
に解消されていない。ネットワーク側に問題が転嫁され
ただけである。
【0003】近年、ピア・ツウ・ピアと呼ばれる技術が
注目されている。例えば、NapsterやGnute
llaそしてGrooveが代表例である。Napst
erとGnutellaでは、ファイル識別子などによ
り、該当ファイルがあるかを周辺のパソコンに照会し、
あるいは、センタに照会する。パソコンの特定ディレク
トリにファイルがあれば「有り」と直接あるいはセンタ
を介して回答する。照会をかけたパソコンは、「有り」
と回答したパソコンから適当なパソコンを選択し、当該
ファイルを送ってもらう。これらは、必要に応じ、要求
者がファイルを要求し、取得するものであり、自動的に
共有・配信されるものではない。またGrooveは、
複数のパソコンによる共同作業を支援するツールであ
り、共同作業を行うパソコンの特定ディレクトリに作成
されたファイルは、共同作業に参加している他のパソコ
ン全ての特定ディレクトリに等しく存在するよう自動的
に共有・配信される。しかしこれは、特定ディレクトリ
に対して何らかの変更を行ったパソコンがその変更内容
を即座に他のパソコンに直接送信することで実現されて
おり、共同作業への参加者数が多い場合、変更を行うパ
ソコンすなわち情報送信者の負担が重くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題点を解決するためになされたものであり、本発
明の目的は、ファイル等の自動共有・配信システムにお
いて、メンバが多くとも、情報送信者の負担は低く、ま
た、エラーに対しても対応しやすい技術を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記の通りである。
【0006】即ち、本発明は、ネットワークに繋がり、
該ネットワークを介して情報を送受できる複数のコンピ
ュータを有するグループがあって、各コンピュータは、
〜、または、、、のものを有することを特徴
とする。ここで、は予め定められた特定のディレクト
リであり、はあらかじめ定められた特定ディレクトリ
内のファイルに関する情報を指示されたIPアドレスに
送るプログラムであり、は受信したディレクトリ内フ
ァイル情報と自分の特定ディレクトリにあるファイルに
関する情報から不足しているファイルを抽出し、当該
「受信したディレクトリ内ファイル情報」の送信元コン
ピュータに不足ファイル情報を回答するプログラムであ
り、は受信した不足ファイル情報を読みこみ、あらか
じめ定められた特定ディレクトリにあり不足ファイルと
して指定されたファイルをコピーし、指示されたIPア
ドレスのコンピュータのあらかじめ定められた特定ディ
レクトリに自動的に送るプログラムであり、は受信し
たディレクトリ内ファイル情報と自分の特定ディレクト
リにあるファイルに関する情報から、「受信したディレ
クトリ内ファイル情報」の送信元コンピュータの不足フ
ァイルを抽出し、当該送信元コンピュータのあらかじめ
定められた特定ディレクトリに、不足ファイルとして指
定されたファイルをコピーして自動的に送るプログラム
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。 (実施例1)センタにグループのメンバ参加・離脱を管
理するコンピュータ401がある(図1)。IPネット
ワークを介して、グループメンバ(のパソコン)相互お
よびセンタのコンピュータは接続されている。グループ
メンバのパソコン402、403、404には、以下の
3つのプログラムが搭載されている。第1のプログラム
101は、あらかじめ定められた特定ディレクトリ内の
ファイルに関する情報を指示されたIPアドレスに送る
プログラムである。第2のプログラム102は、受信し
たディレクトリ内ファイル情報と自分の特定ディレクト
リにあるファイルに関する情報から不足しているファイ
ルを抽出し、当該「受信したディレクトリ内ファイル情
報」の送信元パソコンに不足ファイル情報を回答するプ
ログラムである。第3のプログラム103は、受信した
不足ファイル情報を読みこみ、あらかじめ定められた特
定ディレクトリにあり不足ファイルとして指定されたフ
ァイルをコピーし、指示されたIPアドレスのパソコン
のあらかじめ定められた特定ディレクトリに自動的に送
るプログラムである。特定ディレクトリ例:各パソコン
共通にprogram files/p2p/group1、送信方法例:ft
p、http。
【0008】プログラム101は、指示されたIPアド
レスがnullの時または特定ディレクトリにファイル
がない場合は、送信せず終了する。プログラム102
は、ディレクトリ内ファイル情報を受信時に起動する
(実際には、普段待ちうけ状態にあって、ディレクトリ
内ファイル情報受信時に不足ファイル情報を抽出、回答
などの一連の動作が実行される)。プログラム103
は、不足ファイル情報を受信した場合に起動する(実際
にはプログラム101がディレクトリ内ファイル情報を
送信すると共に、待ちうけ状態に入り、不足ファイル情
報受信後、所定の動作を実施する)。
【0009】センタのコンピュータ401は、周期的に
メンバのIPアドレスのリストをメンバに送る(図
2)。グループメンバのパソコン402は、補助的なプ
ログラム104を起動しており、当該リストを読みこ
み、自IPアドレスを見つけ、リスト上で1つ下の(自
IPアドレスがリストの最下段の場合は、最上段の)I
Pアドレスをプログラム101、103の指示IPアド
レスとして抽出する。そして、プログラム104はpi
ngを飛ばして、指示IPアドレスのパソコンが動作中
であることを確認する。動作していなければ、さらにも
う1つ下のIPアドレスを指示IPアドレスとして抽出
し、pingを飛ばす。以下、同様にして最終的に、動
作中のパソコンのIPアドレスを指示IPアドレスとし
て抽出する。(動作中のパソコンがなければ、指示IP
アドレスはnull)。そしてプログラム101を起動
する。
【0010】なお、センタのコンピュータが動作中のメ
ンバのIPアドレスのみを捕捉している場合は、各メン
バのパソコンに、リスト上1つ下の(リストの最下段の
場合は、最上段の)IPアドレスをプログラム101、
103の指示IPアドレスとして直接送る方法もある。
この場合、プログラム104は、不要である。また、上
記では、指示IPアドレスが(プログラム104によ
り)抽出されると、常にプログラム101が起動される
としているが、 1)「ディレクトリ内ファイル情報」が更新される場合
(指示IPアドレス抽出と非同期) 2)前回「指示IPアドレス」と異なる指示IPアドレ
スが抽出された場合 のいずれかの場合に、プログラム101が起動されると
いう方法もある。この場合は、プログラム101を無駄
に起動する(結局、新たに送るべきファイルがない)ケ
ースをなくすことができるが、前回指示アドレスを保持
する必要がある。さらに別の方法として、指示IPアド
レス抽出時に、前回指示IPアドレス抽出時から「ディ
レクトリ内ファイル情報」の更新が確認された場合、あ
るいは、前回指示IPアドレスと異なる指示IPアドレ
スがセンタより直接送られた場合のみ、プログラム10
1が起動される、という方法もある。
【0011】パソコン402のプログラム101は、あ
らかじめ定められた特定ディレクトリ(例えば、progra
m files/p2p/group1)内のファイルに関する情報を指示
されたIPアドレスに送る。例えば、この送信先がパソ
コン403だとする。パソコン403のプログラム10
2は、受信したディレクトリ内ファイル情報と自分の特
定ディレクトリ(例えば、program files/p2p/group1)
にあるファイルに関する情報から不足しているファイル
を抽出し、パソコン402に不足ファイル情報を回答す
る。パソコン402のプログラム103は、受信した不
足ファイル情報を読みこみ、あらかじめ定められた特定
ディレクトリにあり不足ファイルとして指定されたファ
イルをコピーし、パソコン403のあらかじめ定められ
た特定ディレクトリに自動的に送る。
【0012】新たに加わったメンバが403であった場
合、センタからのメンバリストをトリガにして、上記順
で、パソコン402の特定ディレクトリの全ファイルが
メンバ403に配信される。(リスト上新メンバの1つ
上位のパソコンは、402だとする。) 各メンバの特定ディレクトリのファイルが同じである時
にメンバ中のパソコン402の特定ディレクトリに新た
にファイルAが格納された場合、センタからのメンバリ
ストをトリガにして、上記順で、当該新ファイルAがパ
ソコン403に配信される。同様にして、当該ファイル
はパソコン403からパソコン404に配信される。
(リスト上で、パソコン402、403、404の順で
あり、全て動作中である場合。)一般に、リスト上で上
から下へ、順にファイル送信される。
【0013】図3に、センタのIPアドレスの送出から
メンバ間での不足ファイルの送信までの流れを示す。
図3において、まず、センタ401がIPアドレスリス
トをメンバのパソコン402へ送出する(ステップ20
1)。メンバのパソコン402はそのIPアドレスリス
トを受信し(ステップ202)、プログラム104がリ
ストを読み込み、指示IPアドレス(例えば、パソコン
403のIPアドレス)を抽出し(ステップ203)、
プログラム101が特定ディレクトリ内ファイル情報を
指示IPアドレス(パソコン403のIPアドレス)宛
に送信する(ステップ204)。メンバのパソコン40
3はそのファイル情報を受信し、不足ファイル情報を抽
出し、パソコン402へ回答する(ステップ205)。
パソコン402は不足ファイルをコピーし、指示IPア
ドレス(パソコン403のIPアドレス)宛に送信す
る。このようにして、センタ401から送出されたIP
アドレスリストを用いて、メンバのパソコン402から
メンバのパソコン403へファイルが送信され、ファイ
ル等を自動的に共有・配信することができる。
【0014】なお、プログラム102が不足ファイル情
報を回答してから不足ファイルが配信され、ディレクト
リ内ファイル情報を更新するまでの間に、新たなディレ
クトリ内ファイル情報が送られてきた場合、その内容が
前回のディレクトリ内ファイル情報と同一であればこれ
を無視し、同一でなければ不足ファイルを抽出する際に
既に不足ファイルとして回答済みのファイルを省いた上
で、不足ファイル情報を新たなディレクトリ内ファイル
情報の送信元のパソコンに回答する、という方法もあ
る。これにより、同一のファイルを重複して回答するこ
とが避けられる。
【0015】上記では、特定ディレクトリに何らかの更
新があった場合に、メンバリストをトリガとして、ディ
レクトリ内ファイル情報が指示IPアドレスのパソコン
1台のみに送信され、その他のパソコンヘディレクトリ
内ファイル情報の更新が伝達されるのは次回以降のメン
バリストの配信を待つことになる。これに対して、別の
方法として以下のような方法もある:プログラム102
は、受信したディレクトリ内ファイル情報から不足ファ
イルを抽出した時には、当該ディレクトリ内ファイル情
報の送信元パソコンに不足ファイル情報を回答した後、
不足ファイルが配信されたことを確認しディレクトリ内
ファイル情報を更新した上で、前回の指示IPアドレス
にディレクトリ内ファイル情報を送信し、送信先パソコ
ンのプログラム102を起動する、という方法もある。
【0016】ファイルが全て著作権附きのものである場
合、グループ内に1つ管理メンバを置く(例えば、パソ
コン404)。これと著作権管理センタで管理するファ
イルリストにより、メンバがもつ著作権附きファイルを
把握することができる。(同ファイルリストは、管理メ
ンバに配信されるので、センタ運営を第3者が行う場合
でも、著作権管理会社は、管理可能である。)例えば、
メンバはA社の音楽ファイル会員だとする。A社はメン
バリストにある人に会員料金をもらう。管理メンバは、
前記ファイルリストおよびディレクトリ内ファイル情報
を用いて各ファイルがA社の有償ファイルであるか否か
判定することにより、同メンバの特定ディレクトリにA
社以外の有償ファイルがないことをチェックし、結果を
著作権管理センタに通知する。あるいは、ディレクトリ
内ファイル情報を著作権管理センタに通知する。さら
に、センタから送られてくるメンバリスト(IPアドレ
スリスト)を著作権管理センタに送る。これにより、流
通経路によらず、著作権管理ができる。また、新譜がで
た場合、A社は管理メンバの特定ディレクトリに新譜フ
ァイルをおけば、いちいち全会員に配信しなくとも配信
が可能である。(図2参照)。
【0017】センタがつくるリストの順は、特に条件は
ないが、メンバのパソコンやアクセス回線の速度、使用
状況が把握できる場合は、これらの情報を記憶装置にて
記憶し、利用して、以下のようにリストの順を定めるプ
ログラムを動作させることが望ましい。まず、これらの
情報からメンバの送信能力の順位付けを行う。例えば:
パソコンの速度またはアクセス回線の速度のいずれかが
わかる場合は、それらの大きい順とする。両方が分かる
場合は、両方の掛け算の大きい順とする。使用率が分か
る場合は、パソコンやアクセス回線の速度を、(1−使
用率)*速度で定義し直し、上記例に当てはめる。など
である。そして、新メンバが加わる場合は、最初はリス
トの2番目に加える。また、これまでの説明では、リス
トは1つのループを作るが、リスト上位のメンバで複数
分岐をすることにより配信効率をあげることができる。
【0018】複数分岐(リスト中に複数回1つのIPア
ドレスが生ずる場合)の例を図4に記す。リストの構成
と同リストによるファイルの送信ルート図である。IP
アドレス11、12、13、14は、パソコン速度、ア
クセス回線速度が大、その他のIPアドレスはパソコン
速度、アクセス速度が小の場合に好適な例である。この
例のようなリストに対しては、各パソコンの補助プログ
ラム104は、以下のように動作する:当該リストを読
みこむ。当該リストは空欄で区切られて複数のリストに
分割する。各リストについて、自IPアドレスを見つ
け、リスト上で1つ下の(自IPアドレスがリストの最
下段の場合は、最上段の)IPアドレスをプログラム1
01、103の指示IPアドレスとして抽出する。そし
て、プログラム104はpingを飛ばして、指示IP
アドレスのパソコンが動作中であることを確認する。動
作していなければ、さらにもう1つ下のIPアドレスを
指示IPアドレスとして抽出し、pingを飛ばす。以
下、同様にして最終的に、動作中のパソコンのIPアド
レスを指示IPアドレスとして抽出する。(動作中のパ
ソコンがなければ、指示IPアドレスはnull)。一
般的に複数のIPアドレスが指示IPアドレスとして抽
出される。そして各指示IPアドレスについてプログラ
ム101を起動する。
【0019】また、センタのコンピュータが動作中のパ
ソコンを把握しており、各パソコンに、直接指示IPア
ドレスが送信される場合も、上記複数分岐の配信ルート
とすることができる。この場合は、センタのコンピュー
タは、ルート図上で分岐が生ずるパソコンには複数のI
Pアドレスを指示アドレスとして提供し、分岐しないパ
ソコンには1つのIPアドレスを提供する。
【0020】(実施例2)実施例1と実施例2の差は、
IPアドレスリストの情報送受である。実施例1では、
センタのコンピュータ401は、メンバ全員のIPアド
レスのリストであるメンバリストを各メンバに送り、送
られたリストがファイルを送受する相手を指定してい
た。あるいは、各メンバ毎に、ファイルを送受する相手
のIPアドレスを送っていた。いずれにしてもセンタの
コンピュータから提供される情報により、ほぼ自動的に
ファイル送受の相手のアドレスが特定された。これに対
して、実施例2では、センタのコンピュータは存在しな
い。各パソコンが個々に持つIPアドレスリストを交換
・送受しつつ、自分がファイル送受すべき相手を決定し
ていき、最終的に全メンバにファイルが配信可能となる
例が、実施例2で述べられる。
【0021】グループメンバ(のパソコン)は、相互に
IPネットワークにより接続されている。メンバの各パ
ソコンは、グループ内のメンバ(のパソコン)の一部の
IPアドレスのリスト(ピアリスト)を持っている。ピ
アリストに記載されているパソコンを、当該ピアリスト
を所有するパソコンのピアと呼ぶ。例えば、全メンバが
パソコン301から305で、パソコン301はパソコ
ン302と305のIPアドレスを有し、パソコン30
2はパソコン301と304のIPアドレスを持つ(図
5)。
【0022】グループメンバの各パソコンは、第1の実
施例のプログラム101、102、103を有する。こ
れに加えて、各メンバが個々に持つピアリストを交換・
送受することにより、全メンバにファイルを配信するこ
とを可能にするよう、ピアリストを管理するプログラム
を有する。
【0023】以下に、各メンバのパソコンが有するピア
リスト管理プログラムの動作を示す。 1)ピアリストの初期値として、自IPアドレスから既
にメンバとなっているパソコンの内少なくとも一つのパ
ソコンをピアとして選択し、ピアリストに当該パソコン
のIPアドレスを登録する。他のグループメンバから、
少なくとも一つのピアリストを受信してから、情報共有
・配信を開始する。 2)ピアリストで設定されているIPアドレスに対し
て、周期的に現在のピアリストを送信する(図6)。 3)ピアリストを他のグループメンバのパソコンから受
信した場合、 I)当該ピアリストの送信元パソコンのIPアドレスが
自ピアリストに設定されてない場合は、送信元パソコン
を新たなピアとして設定し、ピアリストに当該パソコン
のIPアドレスを登録する。 II)ピア毎に、受信したピアリストに記載されているI
Pアドレスを、各ピアの迂回先リストとして記録する。
ただし、自IPアドレスは省略する。 III)実施例1の補助プログラム104に類似の補助プ
ログラム(詳細後述)を起動する。
【0024】各パソコン(例えば302)は、実施例1
の補助プログラム104に類似の補助プログラムによ
り、プログラム101、103の「指示されたIPアド
レス」を抽出する。具体的には、当該補助プログラム
は、ピアリストを受信すると、自ピアリスト上で設定さ
れているIPアドレスをプログラム101、103の指
示IPアドレスの候補とする。そして、同補助プログラ
ム104はpingを飛ばして、ピアが動作中であるこ
とを確認し、動作確認のとれたピアのIPアドレスを指
示IPアドレスとして抽出する。動作確認の際は、ピア
リストの先頭から順にpingを飛ばしていく。動作し
ていないピアがある場合は、当該ピアの迂回先リストの
先頭にあるIPアドレスを一つ選択して指示IPアドレ
スの候補とし、pingを飛ばしてパソコンが動作中で
あることを確認する。動作していなければ、さらにもう
1つ下のIPアドレスを選択する。これを迂回先リスト
にあるIPアドレスから指示IPアドレスを抽出する
か、候補がなくなるまで繰り返す。(ピアリストおよび
迂回先リストに動作中のパソコンがなければ、指示IP
アドレスはnull)。そしてプログラム101を起動
する。
【0025】指示IPアドレスを得て以降は実施例1と
ほぼ同様であるので詳述しないが、概要は以下の通り。
プログラム101は、予め定められた特定ディレクトリ
(例えば、program files/p2p/group1)内のファイルに
関する情報を指示されたIPアドレスに送る(図7)。
例えば、この送信先がパソコン303で送信元がパソコ
ン305だとする。パソコン303のプログラム102
は、受信したディレクトリ内ファイル情報と自分の特定
ディレクトリ(例えば、program files/p2p/group1)に
あるファイルに関する情報から不足しているファイルを
抽出し、パソコン305に不足ファイル情報を回答す
る。パソコン305のプログラム103は、受信した不
足ファイル情報を読みこみ、予め定められた特定ディレ
クトリにあり不足ファイルとして指定されたファイルを
コピーし、パソコン303のあらかじめ定められた特定
ディレクトリに自動的に送る。
【0026】これにより、実施例1と同様、メンバの少
なくとも1つのIPアドレスを知っている新たなメンバ
が加わった場合には、特定ディレクトリ内の全ファイル
を送ることができる。また、新たにファイルを特定ディ
レクトリに追加した場合も、全メンバに当該ファイルを
配信できる。また、メンバの少なくとも1つのIPアド
レスを知っている場合、新たに管理メンバとして参加さ
せ、ファイルリストとディレクトリ内ファイル情報をチ
ェックすることにより、著作権管理が可能となる。
【0027】また、実施例1と同様に、メンバのパソコ
ンやアクセス回線の速度、使用状況が把握できる場合
は、これらの情報をパソコン間で相互に交換し、ピアリ
ストおよび迂回先リストを作成する時に考慮することで
効率的に配信が可能になる。実施例1との本質的な違い
は、センタのコンピュータのプログラムにて、情報を集
約し、リストを作成するのではなく、個々のパソコンに
て行う点であるので詳述しない。
【0028】(実施例3)実施例1の類似例を実施例3
として記述する。実施例1が、特定ディレクトリ内ファ
イル情報をもとに、同情報を受信したパソコンが、自分
に不足するファイルを回答するのに対して、同ファイル
情報を送信したパソコンに不足するファイルを送信する
例である。
【0029】センタにグループのメンバ参加・離脱を管
理するコンピュータ401がある(図1)。IPネット
ワークを介して、グループメンバ(のパソコン)相互お
よびセンタのコンピュータは接続されている。グループ
メンバのパソコン402、403、404には、以下の
3つのプログラムが搭載されている。第1のプログラム
101は、実施例1と同じプログラムである。すなわ
ち、あらかじめ定められた特定ディレクトリ内のファイ
ルに関する情報を指示されたIPアドレスに送るプログ
ラムである。第2のプログラム110は、受信したディ
レクトリ内ファイル情報と自分の特定ディレクトリにあ
るファイルに関する情報から、受信したディレクトリ内
ファイル情報にないファイルを抽出し、当該「受信した
ディレクトリ内ファイル情報」の送信元パソコンに、当
該ファイルをコピーし、当該「受信したディレクトリ内
ファイル情報」の送信元パソコンのあらかじめ定められ
た特定ディレクトリに自動的に送るプログラムである。
また、補助的なプログラム104も実施例1と同じであ
る。
【0030】センタのコンピュータ401は、周期的に
メンバのIPアドレスのリストをメンバに送る。パソコ
ン402のプログラム101は、あらかじめ定められた
特定ディレクトリ(例えば、program files/p2p/group
1)内のファイルに関する情報を指示されたIPアドレ
スに送る。例えば、この送信先がパソコン403だとす
る。パソコン403のプログラム110は、受信したデ
ィレクトリ内ファイル情報と自分の特定ディレクトリ
(例えば、program files/p2p/group1)にあるファイル
に関する情報から、パソコン403の特定ディレクトリ
にあり、パソコン402の特定ディレクトリにないファ
イルを抽出する。そして、当該ファイルをコピーし、パ
ソコン402のあらかじめ定められた特定ディレクトリ
に自動的に送る。
【0031】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。たとえば、前記実施例のパソコンは、携帯電話、情
報家電、サーバ等、コンピュータ機能を有する装置であ
ればどのようなものでもよいことは明らかである。
【0032】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。本発明では、ファイル等を自動的に共
有・配信する際に、ファイル自体をもつパソコン間で、
共有すべきファイルを送受する。これにより、最初にフ
ァイルをもったパソコンが、全パソコンへ、ファイルを
送信する必要がない。すなわち、メンバが多くとも、情
報送信者の負担は増加しない。また、エラー再送も、個
々のパソコン間で行えばよい。
【0033】さらに、実施例1では、センタのコンピュ
ータが必要であるが、ファイル送受相手のパソコンを特
定するための配信用IPアドレスリストの作成を各パソ
コンが行う必要はない。また、実施例2では、センタの
コンピュータが不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1、3のシステムを示す図である。
【図2】センタからメンバへのリストの送信、メンバ間
のファイルの送信、および管理メンバから著作権センタ
へのメンバリスト等の送信を示す図である。
【図3】実施例1におけるセンタのIPアドレスの送出
からメンバ間での不足ファイルの送信までの流れを示す
図である。
【図4】複数分岐の場合の例を示す図である。
【図5】実施例2のシステムおよび各メンバが保有する
ピアリストを示す図である。
【図6】実施例2におけるピアリストの送信を示す図で
ある。
【図7】実施例2におけるファイル、ファイル情報の送
信を示す図である。
【符号の説明】
101…第1のプログラム 102…第2のプログラム 103…第3のプログラム 104…補助的なプログラム 301〜305…メンバのパソコン 401…センタ 402〜404…メンバのパソコン

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに繋がり、該ネットワーク
    を介して情報を送受できる複数のコンピュータを有する
    グループがあって、各コンピュータは、〜、また
    は、、、のものを有することを特徴とする情報共
    有・配信システム。 予め定められた特定のディレクトリ あらかじめ定められた特定ディレクトリ内のファイル
    に関する情報を指示されたIPアドレスに送るプログラ
    ム 受信したディレクトリ内ファイル情報と自分の特定デ
    ィレクトリにあるファイルに関する情報から不足してい
    るファイルを抽出し、当該「受信したディレクトリ内フ
    ァイル情報」の送信元コンピュータに不足ファイル情報
    を回答するプログラム 受信した不足ファイル情報を読みこみ、あらかじめ定
    められた特定ディレクトリにあり不足ファイルとして指
    定されたファイルをコピーし、指示されたIPアドレス
    のコンピュータのあらかじめ定められた特定ディレクト
    リに自動的に送るプログラム 受信したディレクトリ内ファイル情報と自分の特定デ
    ィレクトリにあるファイルに関する情報から、「受信し
    たディレクトリ内ファイル情報」の送信元コンピュータ
    の不足ファイルを抽出し、当該送信元コンピュータのあ
    らかじめ定められた特定ディレクトリに、不足ファイル
    として指定されたファイルをコピーして自動的に送るプ
    ログラム
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報共有・配信システ
    ムであって、指示されたIPアドレスに関する情報は、
    ネットワークに接続されたセンタのコンピュータから送
    信されることを特徴とする情報共有・配信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報共有・配信システ
    ムであって、IPアドレスに関する情報をコンピュータ
    間で相互に交換し、ファイル送信のための情報交換をす
    べきコンピュータのIPアドレスを指示するプログラム
    を有することを特徴とする情報共有・配信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の情報共有・配
    信システムであって、センタのコンピュータは、メンバ
    のコンピュータおよび/またはアクセス回線の速度およ
    び/または使用状況に関する情報を保持する記憶装置
    と、同記憶情報に基づき各コンピュータの送信能力の順
    位付けを行うプログラムを有し、当該順位付けに基づき
    コンピュータに送信するIPアドレスの順を決定する、
    または、IPアドレスを送る先のコンピュータと送られ
    るIPアドレスの組合わせを決定するプログラムを有す
    ることを特徴とする情報共有・配信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1または3に記載の情報共有・配
    信システムであって、各コンピュータは、自分および/
    または他のメンバのコンピュータおよび/またはアクセ
    ス回線の速度および/または使用状況に関する情報を保
    持する記憶装置と、同記憶情報に基づき各コンピュータ
    の送信能力の順位付けを行うプログラムを有し、当該順
    位付けに基づきコンピュータに送信するIPアドレスの
    順を決定する、または、IPアドレスを送る先のコンピ
    ュータと送られるIPアドレスの組合わせを決定するプ
    ログラムを有することを特徴とする情報共有・配信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のうちいずれか1項に
    記載の情報共有・配信システムにおいて、管理用コンピ
    ュータをメンバの1つとしてネットワークに接続し、当
    該管理用コンピュータは 著作権管理センタに対して、メンバのIPアドレスの
    リストを送信するプログラム 著作権管理センタに対して、特定ディレクトリ内にあ
    るファイルのリストを送信する、または、配信可能なフ
    ァイルのリストにもとづき特定ディレクトリ内にあるフ
    ァイルが著作権違反でないか判定し結果を送信するプロ
    グラムを有すること、および、著作権管理センタは、ネ
    ットワークに接続し管理用コンピュータとの通信装置を
    有すること、を特徴とする情報共有・配信システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークに繋がり、該ネットワーク
    を介して情報を送受できる複数のコンピュータを有する
    グループがあって、各コンピュータには、 予め特定ディレクトリが指定され、 特定ディレクトリ内のファイルに関する情報を別途指
    示されたIPアドレスに送り、 当該IPアドレスのコンピュータは、受信したディレ
    クトリ内ファイル情報と自分の特定ディレクトリにある
    ファイルに関する情報から不足しているファイルを抽出
    し、のコンピュータ(特定ディレクトリ内のファイル
    に関する情報を送ったコンピュータ)に不足ファイル情
    報を回答し、 回答を受信したコンピュータは、受信した不足ファイ
    ル情報を読みこみ、あらかじめ定められた特定ディレク
    トリにあり不足ファイルとして指定されたファイルをコ
    ピーし、のコンピュータ(別途指示されたIPアドレ
    スのコンピュータ)のあらかじめ定められた特定ディレ
    クトリに自動的に送る または 予め特定ディレクトリが指定され、 特定ディレクトリ内のファイルに関する情報を別途指
    示されたIPアドレスに送り、 当該IPアドレスのコンピュータは、受信したディレ
    クトリ内ファイル情報と自分の特定ディレクトリにある
    ファイルに関する情報から、ディレクトリ内ファイル情
    報を送ってきたコンピュータの不足しているファイルを
    抽出し、不足ファイルとして指定されたファイルをコピ
    ーし、ディレクトリ内ファイル情報を送ってきたコンピ
    ュータのあらかじめ定められた特定ディレクトリに自動
    的に送ることを特徴とする情報共有・配信方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報共有・配信方法で
    あって、指示されたIPアドレスに関する情報が、コン
    ピュータに、ネットワークに接続されたセンタのコンピ
    ュータから送信されることを特徴とする情報共有・配信
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の情報共有・配信方法で
    あって、IPアドレスに関する情報をコンピュータ間で
    相互に交換し、ファイル送信のための情報交換をすべき
    コンピュータのIPアドレスを指示することを特徴とす
    る情報共有・配信方法。
  10. 【請求項10】 請求項7または8に記載の情報共有・
    配信方法であって、センタのコンピュータは、メンバの
    コンピュータおよび/またはアクセス回線の速度および
    /または使用状況に関する情報を保持し、同記憶情報に
    基づき各コンピュータの送信能力の順位付けを行い、当
    該順位付けに基づきコンピュータに送信するIPアドレ
    スの順を決定する、または、IPアドレスを送る先のコ
    ンピュータと送られるIPアドレスの組合わせを決定す
    ることを特徴とする情報共有・配信方法。
  11. 【請求項11】 請求項7または9に記載の情報共有・
    配信方法であって、各コンピュータは、自分および/ま
    たは他のメンバのコンピュータおよび/またはアクセス
    回線の速度および/または使用状況に関する情報を保持
    し、同記憶情報に基づき各コンピュータの送信能力の順
    位付けを行い、当該順位付けに基づきコンピュータに送
    信するIPアドレスの順を決定する、またはIPアドレ
    スを送る先のコンピュータと送られるIPアドレスの組
    合わせを決定することを特徴とする情報共有・配信方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項7ないし11のうちいずれか1
    項に記載の情報共有・配信方法において、著作権管理シ
    ステムはネットワークに接続し、管理用コンピュータを
    メンバの1つとしてネットワークに接続し、当該管理用
    コンピュータは、著作権管理センタに対して、メンバの
    IPアドレスのリストを送信し、そして、特定ディレク
    トリ内にあるファイルのリストを送信する、または、配
    信可能なファイルのリストにもとづき特定ディレクトリ
    内にあるファイルが著作権違反でないか判定し結果を送
    信することを特徴とする情報共有・配信方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータを、次の(1)〜(3)
    の手段、または、(1)および(4)の手段として機能
    させるための情報共有・配信プログラム。 (1)あらかじめ定められた特定ディレクトリ内のファ
    イルに関する情報を指示されたIPアドレスに送る手段 (2)受信したディレクトリ内ファイル情報と自分の特
    定ディレクトリにあるファイルに関する情報から不足し
    ているファイルを抽出し、当該「受信したディレクトリ
    内ファイル情報」の送信元コンピュータに不足ファイル
    情報を回答する手段 (3)受信した不足ファイル情報を読みこみ、あらかじ
    め定められた特定ディレクトリにあり不足ファイルとし
    て指定されたファイルをコピーし、指示されたIPアド
    レスのコンピュータのあらかじめ定められた特定ディレ
    クトリに自動的に送る手段 (4)受信したディレクトリ内ファイル情報と自分の特
    定ディレクトリにあるファイルに関する情報から、「受
    信したディレクトリ内ファイル情報」の送信元コンピュ
    ータの不足ファイルを抽出し、当該送信元コンピュータ
    のあらかじめ定められた特定ディレクトリに、不足ファ
    イルとして指定されたファイルをコピーして自動的に送
    る手段
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の情報共有・配信プ
    ログラムであって、指示されたIPアドレスに関する情
    報は、ネットワークに接続されたセンタのコンピュータ
    から送信されたものであることを特徴とする情報共有・
    配信プログラム。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載の情報共有・配信プ
    ログラムであって、IPアドレスに関する情報をコンピ
    ュータ間で相互に交換し、ファイル送信のための情報交
    換をすべきコンピュータのIPアドレスを指示する機能
    を有することを特徴とする情報共有・配信プログラム。
  16. 【請求項16】 請求項13または14に記載の情報共
    有・配信プログラムであって、センタのコンピュータ
    が、メンバのコンピュータおよび/またはアクセス回線
    の速度および/または使用状況に関する情報と、同情報
    に基づき各コンピュータの送信能力の順位付けを行い、
    当該順位付けに基づきコンピュータに送信するIPアド
    レスの順を決定し、または、IPアドレスを送る先のコ
    ンピュータと送られるIPアドレスの組合わせを決定し
    た結果を、受信する機能を有することを特徴とする情報
    共有・配信プログラム。
  17. 【請求項17】 請求項13または15に記載の情報共
    有・配信プログラムであって、自分および/または他の
    メンバのコンピュータおよび/またはアクセス回線の速
    度および/または使用状況に関する情報を保持し、同記
    憶情報に基づき各コンピュータの送信能力の順位付けを
    行うプログラムを有し、当該順位付けに基づきコンピュ
    ータに送信するIPアドレスの順を決定する、または、
    IPアドレスを送る先のコンピュータと送られるIPア
    ドレスの組合わせを決定する機能を有することを特徴と
    する情報共有・配信プログラム。
  18. 【請求項18】 請求項13ないし17のうちいずれか
    1項に記載の情報共有・配信プログラムであって、情報
    共有・配信ネットワークのメンバの1つである管理用コ
    ンピュータに接続する機能を有し、当該管理用コンピュ
    ータが、著作権管理センタに対して、メンバのIPアド
    レスのリストを送信し、特定ディレクトリ内にあるファ
    イルのリストを送信する、または、配信可能なファイル
    のリストにもとづき特定ディレクトリ内にあるファイル
    が著作権違反でないか判定し結果を送信することによっ
    て、著作権管理を行うことを特徴とする情報共有・配信
    プログラム。
  19. 【請求項19】 センタのコンピュータを、 請求項14または16に記載の情報共有・配信プログラ
    ムを有するメンバのコンピュータに、指示されたIPア
    ドレスに関する情報を送信する手段として機能させるた
    めの情報共有・配信プログラム。
  20. 【請求項20】 請求項18に記載の情報共有・配信プ
    ログラムの著作権管理のために、著作権管理センタのコ
    ンピュータを、 情報共有・配信ネットワークのメンバの1つである管理
    用コンピュータから、メンバのIPアドレスのリストを
    受信し、特定ディレクトリ内にあるファイルのリストを
    受信する、または、配信可能なファイルのリストにもと
    づき特定ディレクトリ内にあるファイルが著作権違反で
    ないか判定した結果を受信する手段として機能させるた
    めの情報共有・配信プログラム。
JP2001341317A 2001-11-07 2001-11-07 情報共有・配信システム、方法、およびプログラム Pending JP2003141008A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4635615B2 (ja) * 2005-01-17 2011-02-23 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、システム、データ同期方法及びプログラム
JP2011205204A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Fujitsu Frontech Ltd 資源配付方法、資源配付装置および資源配付プログラム

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