JP5357609B2 - タイヤ空気圧監視システム - Google Patents
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Description
図1は、本発明による一実施形態のタイヤ空気圧監視システム100を搭載した車両1を模式的に示す透視平面図である。
この車両1は、4輪のホイール6FR(右前輪),6FL(左前輪),6RR(右後輪),6RL(左後輪)を備えた四輪車である。4輪のホイール6FR,6FL,6RR,6RLには、おのおの、4本のタイヤ2FR,2FL,2RR,2RLが装着されている。
このタイヤ空気圧センサユニット3は、バルブ一体型であるが、分離式のものを用いることもできる。その本体部分には、タイヤバルブ37の一端が、本体部分に穿設された空気穴38に開口するように一体に固着されている。タイヤバルブ37の他端は、リムの外部に露出し(後記)、空気注入口が設けられているが、通常はバルブキャップを嵌めておく。本体部分には、また、センサ穴39が穿設され、本体部分に内蔵するセンサ類がタイヤ2内の環境(圧力、温度など)を計測できるようになっている。
このうち、「起動命令」は、休止しているタイヤ空気圧センサユニット3を起動させるための命令信号である。また、「休止命令」は、起動しているタイヤ空気圧センサユニット3を休止させるための命令信号である。また、「送信命令」は、起動しているタイヤ空気圧センサユニット3に強制的に監視データを1つ返信させるための命令信号である。
タイヤ空気圧センサユニット3は、タイヤ空気圧センサユニット3における演算および制御を司るマイクロプロセッサ30と、イニシエータ10からの信号を受ける受信アンテナ310と、受信アンテナ310からの受信信号を復調する無線受信部31と、マイクロプロセッサ30からの送信データを変調する無線送信部32と、無線送信部32からの送信信号をタイヤ空気圧監視ユニット5の受信アンテナ52へ送信する送信アンテナ320と、タイヤ2内の空気圧を静電容量などの物理量として出力する圧力センサ33と、タイヤ2内の温度を抵抗値などの物理量として出力する温度センサ34と、マイクロプロセッサ30をはじめとするタイヤ空気圧センサユニット3の各部へ電力を供給する電池35と、を備えている。
マイクロプロセッサ30では、補助記憶部303に所定のプログラムおよびデータが記憶され、主記憶部302にこのプログラムおよびデータがロードされて、CPU301によって実行され、所定の機能を発揮する。
車両1の車体速度が閾値(例えば、270km/h)未満であるとき、監視データの送信頻度は、例えば1分ごとに1回の低頻度でよい。
車両1の車体速度が閾値(例えば、270km/h)以上の高速のときに空気圧が低い状態で走行すると、タイヤ2の耐久性劣化が加速するので、監視データの送信頻度は、例えば1分ごとに8回の高頻度にする。
ちなみに、270km/h以上では、タイヤ2に刺さっていた釘が遠心力で抜けやすくなる。
車両1がこのような閾値以上の車体速度で走行する時間の総計は、車両1の寿命から考えて、通常、きわめて限られているので、車両1が閾値以上の高速で走行する際だけ頻度を高くしても、電池35の寿命にほとんど影響を与えない。また、車両1が閾値以上の高速で走行する際は、高頻度で送信が行われ、その結果を反映して、空気圧の低下が運転者に速やかに報知されるので、車両1が、空気圧が低下したまま、長距離を走ってしまうことが回避される。
タイヤ空気圧監視ユニット5は、車体速センサ51からの車体速度信号を参照し、車両1の車体速度が閾値以上か否かを判断する(ステップS1)。
一方、車体速度が所定の閾値以上であるときは、タイヤ空気圧監視ユニット5からイニシエータ10を通じて、タイヤ空気圧センサユニット3へ、送信命令が高頻度で送信される。このため、タイヤ空気圧センサユニット3は、この送信命令に応じて、都度、監視データを返信する。ちなみに、本実施形態では、1分間に8回の頻度で送信命令がタイヤ空気圧センサユニット3に送信される。このため、タイヤ空気圧センサユニット3は、1分間に8回の頻度で監視データを、都度、タイヤ空気圧監視ユニット5に返信する。なお、タイヤ空気圧センサ3は、送信命令を受信すると、前記した送信タイマをリセットする。このため、本実施形態では、車体速度が所定の閾値以上であれば、1分間隔でのタイヤ空気圧センサユニット3による自律的な監視データの送信は実質されないことになる。
2(2FR,2FL,2RR,2RL) タイヤ
3(3FR,3FL,3RR,3RL) タイヤ空気圧センサユニット
5 タイヤ空気圧監視ユニット
6(6FR,6FL,6RR,6RL) ホイール
10(10FR,10FL,10RR,10RL) イニシエータ
30 マイクロプロセッサ
31 無線受信部
32 無線送信部
33 圧力センサ
51 車体速センサ
52 受信アンテナ
100 タイヤ空気圧監視システム
310 受信アンテナ
320 送信アンテナ
Claims (2)
- 車両のタイヤまたはホイールに装着されて、当該タイヤの空気圧を検出し当該空気圧のデータを含む監視データを自律的に所定の頻度で送信するタイヤ空気圧センサユニットと、前記車両に搭載されて、前記監視データを監視し、前記空気圧の低下状態を検出するタイヤ空気圧監視ユニットと、を備えるタイヤ空気圧監視システムにおいて、
前記タイヤ空気圧センサユニットは、内蔵する送信タイマが所定時間を計時するごとに前記監視データを送信することによって、前記監視データを前記自律的な所定の頻度で送信するものであり、
前記タイヤ空気圧監視ユニットは、前記車両の車体速度が所定の閾値以上であるとき、前記自律的な所定の頻度よりも高い頻度で、前記監視データの送信命令を前記タイヤ空気圧センサユニットへ送信し、
前記タイヤ空気圧センサユニットは、前記送信命令を受信すると、前記送信タイマの計時に拘わらず、その都度、前記監視データを返信するとともに前記送信タイマをリセットしてゼロから再度計時を開始させる
ことを特徴とするタイヤ空気圧監視システム。 - 前記タイヤ空気圧監視ユニットは、前記車体速度が所定の閾値以上のとき、当該車体速度の増加に応じて前記送信命令を送信する頻度をさらに増加させる
ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システム。
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