JP5356095B2 - 光ファイバ用接続構造、メカニカルスプライス、光コネクタおよび光ファイバ用接続方法 - Google Patents
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また、基板と蓋部材とを相対的に移動させる方向が、溝部の長手方向と交差しかつ対向面に沿った方向であり、基板及び蓋部材のいずれか一方を押すことにより、対向面を突起部から外すことが可能となる。このため、光ファイバの固定時の作業性が向上する。さらに、基板又は蓋部材の対向面が突起部から外れるときに、傾斜部、角部が面取りされた面取り部、断面が略曲面状に突出した曲面部のいずれか1つに沿って基板と蓋部材とが相対的に移動するので、基板と蓋部材との相対的な移動が滑らかになる。
さらに、高さの異なる2つの突起部により、基板と一方の蓋部材及び基板と他方の蓋部材との間に光ファイバが溝部へ挿入可能な大きさの異なる空間を形成することができる。
請求項2の発明に係る光ファイバ用接続構造は、光ファイバ同士を接続する光ファイバ用接続構造であって、接続する光ファイバが固定される溝部を備えた基板と、前記基板の前記溝部が形成された面を覆う二つの蓋部材と、前記蓋部材を前記基板に向けてばね力により押圧するクランプ部材と、前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方に設けられ、前記基板又は前記蓋部材の対向面に当たり、前記基板と一方の蓋部材及び前記基板と他方の蓋部材との間に前記光ファイバが前記溝部へ挿入可能な大きさの異なる空間を形成する高さの異なる2つの突起部と、前記基板と前記蓋部材との対向位置に設けられ、前記基板と前記蓋部材との相対的な移動をガイドするガイド部材と、を備え、前記基板と前記蓋部材とを相対的に移動させて前記対向面が前記突起部から外れたときに、前記クランプ部材のばね力により前記蓋部材で前記光ファイバを前記溝部へ押し当て固定するものとする。
上記の発明によれば、基板及び蓋部材の少なくとも一方に突起部が設けられており、クランプ部材のばね力に抗して突起部が基板と蓋部材の対向面に当たった状態で、基板と蓋部材との間に光ファイバが溝部へ挿入可能な空間が形成されている。基板の溝部に光ファイバを挿入し、基板と蓋部材とを相対的に移動させて対向面を突起部から外すことで、クランプ部材のばね力により蓋部材で光ファイバが溝部へ押し当て固定される。これによって、光ファイバを接続する際に、従来のような楔などの別部品や組立治具を用いて基板と蓋部材との間に光ファイバが挿入可能な空間を形成する必要がなくなり、現場での手間を軽減することができる。また、従来のように楔を一体の部材として組み込む必要がなく、部品点数を削減することができる。さらに、基板と蓋部材とを相対的に移動させるときに基板と蓋部材との対向位置に設けられたガイド部材に沿って移動させる。これによって、組立時の作業性が向上するとともに、光ファイバの固定時に基板と蓋部材との位置がずれるのが防止される。
さらに、高さの異なる2つの突起部により、基板と一方の蓋部材及び基板と他方の蓋部材との間に光ファイバが溝部へ挿入可能な大きさの異なる空間を形成することができる。
請求項3の発明に係る光ファイバ用接続構造は、光ファイバ同士を接続する光ファイバ用接続構造であって、接続する光ファイバが固定される溝部を備えた基板と、前記基板の前記溝部が形成された面を覆う蓋部材と、前記蓋部材を前記基板に向けてばね力により押圧するクランプ部材と、前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方には、幅方向の一端部に長手方向に沿って設けられ、前記基板又は前記蓋部材の対向面に当たって前記一端部が広げられ前記基板と前記蓋部材が前記幅方向に傾斜した状態で、前記基板と前記蓋部材との間に前記光ファイバが前記溝部へ挿入可能な空間を形成する突起部と、を備え、前記突起部の前記幅方向に、前記基板と前記蓋部材との相対的な移動を滑らかにするための傾斜部、角部が面取りされた面取り部、断面が略曲面状に突出した曲面部のいずれか1つが施され、前記突起部は、異なる径の前記光ファイバを前記蓋部材が前記溝部に押し当て固定することが可能な高さの段差部を備え、前記基板と前記蓋部材とを、前記溝部の長手方向と交差しかつ前記対向面に沿った方向に相対的に移動させて前記対向面が前記突起部から外れたときに、前記クランプ部材のばね力により前記蓋部材で前記光ファイバを前記溝部へ押し当て固定するものとする。
請求項4の発明に係る光ファイバ用接続構造は、光ファイバ同士を接続する光ファイバ用接続構造であって、接続する光ファイバが固定される溝部を備えた基板と、前記基板の前記溝部が形成された面を覆う蓋部材と、前記蓋部材を前記基板に向けてばね力により押圧するクランプ部材と、前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方に設けられ、前記基板又は前記蓋部材の対向面に当たった状態で、前記基板と前記蓋部材との間に前記光ファイバが前記溝部へ挿入可能な空間を形成する突起部と、前記基板と前記蓋部材との対向位置に設けられ、前記基板と前記蓋部材との相対的な移動をガイドするガイド部材と、を備え、前記突起部は、異なる径の前記光ファイバを前記蓋部材が前記溝部に押し当て固定することが可能な高さの段差部を備え、前記基板と前記蓋部材とを相対的に移動させて前記対向面が前記突起部から外れたときに、前記クランプ部材のばね力により前記蓋部材で前記光ファイバを前記溝部へ押し当て固定するものとする。
請求項5の発明に係る光ファイバ用接続構造は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の構成において、前記突起部は、前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方の、幅方向の一端部に長手方向に沿って長手方向の一部にのみ設けられているものとする。
請求項6の発明に係る光ファイバ用接続構造は、請求項2又は請求項4に記載の構成において、前記ガイド部材の高さは、前記突起部の高さより高く形成されているものとする。
請求項11の発明に係る光ファイバ用接続構造は、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の構成において、前記基板と前記蓋部材の一方の前記対向面の幅は、他方の幅より前記突起部の幅の分だけ短く形成されている。
請求項12の発明に係る光ファイバ用接続構造は、請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の構成において、前記クランプ部材は、略平面状の上面部と、この上面部に対して略直角方向に屈曲された縦壁部と、この縦壁部に対して略直角方向に上面部側に屈曲された略平面状の下面部と、を備え、前記蓋部材は、前記幅方向に移動可能なように、前記クランプ部材の前記上面部によって前記基板に向けて押圧されている。
請求項18の発明に係る光コネクタは、請求項3、請求項4、請求項7から請求項15までのいずれか1項に記載の光ファイバ用接続構造に用いられる二つの蓋部材と、前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方に設けられ、前記基板又は前記蓋部材の対向面に当たり、前記基板と一方の蓋部材及び前記基板と他方の蓋部材との間に前記光ファイバが前記溝部へ挿入可能な大きさの異なる空間を形成する高さの異なる2つの突起部と、を備え、前記基板の一端側に内蔵光ファイバが前記溝部に配置されたフェルールを有し、前記基板の他端側から前記溝部に光ファイバが前記内蔵光ファイバに突き当たるまで挿入されるものとする。
請求項2に記載の発明に係る光ファイバ用接続構造によれば、光ファイバ同士を接続する際に、別部品や組立治具を必要とせず、現場での手間を軽減することができると共に、部品点数を削減することができる。また、光ファイバ同士を接続する際に、ガイド部材により作業性が向上するとともに、基板と蓋部材との位置がずれるのを防止することができる。
請求項3に記載の発明に係る光ファイバ用接続構造によれば、光ファイバ同士を接続する際に、別部品や組立治具を必要とせず、現場での手間を軽減することができると共に、部品点数を削減することができる。また、基板及び蓋部材のいずれか一方を押すことにより、光ファイバを固定することができ、作業性が向上する。さらに、突起部の形状により基板と蓋部材とを相対的に滑らかに移動させることができ、基板や蓋部材の傷の発生を阻止することができる。
請求項4に記載の発明に係る光ファイバ用接続構造によれば、光ファイバ同士を接続する際に、別部品や組立治具を必要とせず、現場での手間を軽減することができると共に、部品点数を削減することができる。また、光ファイバ同士を接続する際に、ガイド部材により作業性が向上するとともに、基板と蓋部材との位置がずれるのを防止することができる。
上述した第2実施形態〜第10実施形態は光コネクタであるが、同様の基板(ファイバ固定部)、蓋部材、クランプ部材の構成でメカニカルスプライスを構成することができる。これによって、2本の光ファイバを蓋部材で基板の溝部に押し当てて接続することができる。
12 基板
14 蓋部材
14A 下面部(対向面)
16 蓋部材
16A 下面部(対向面)
18 クランプ部材
20 ファイバ固定部(基板)
20A 上面部(対向面)
20B 溝部
20C 溝部
24 フェルール
26 光ファイバ(内蔵光ファイバ)
28 突起部
28A 傾斜面
30 突起部
30A 傾斜面
40 光ファイバ
40A ガラス部
40B 被覆部
41A 光ファイバ
41B 光ファイバ
44 突起部
44A 面取り部
46 突起部
46A 曲面部
50 光コネクタ
52 ファイバ固定部(基板)
54 突起部
54A 傾斜部
56 クランプ部材
60 光コネクタ
62 ファイバ固定部(基板)
64 蓋部材
66 突起部
68 凹部
70 光コネクタ
72 ファイバ固定部(基板)
74 蓋部材
76 突起部
78 凹部
80 光コネクタ
82 ファイバ固定部(基板)
84 突起部
84A 高段部(段差部)
84B 低段部(段差部)
90 光コネクタ
92 ファイバ固定部(基板)
94 突起部(規制部)
94A 傾斜面
100 光コネクタ
102 ファイバ固定部(基板)
104 蓋部材
106 クランプ部材
108 突部(規制部)
110 凹状部(規制部)
112 突部
114 凹状部
120 光コネクタ
122 蓋部材
124 クランプ部材
126 突部(規制部)
128 段部(規制部)
140 光コネクタ
142 ファイバ固定部(基板)
144 蓋部材
146 蓋部材
148 突起部
148A 傾斜面
150 凹部
152 突起部
152A 傾斜面
154 凹部
160 光コネクタ
162 ファイバ固定部(基板)
164 蓋部材
166 蓋部材
168 レール部(ガイド部材)
170 溝部(ガイド部材)
172 レール部(ガイド部材)
174 溝部(ガイド部材)
200 メカニカルスプライス
202 基板
204 蓋部材
Claims (20)
- 光ファイバ同士を接続する光ファイバ用接続構造であって、
接続する光ファイバが固定される溝部を備えた基板と、
前記基板の前記溝部が形成された面を覆う二つの蓋部材と、
前記蓋部材を前記基板に向けてばね力により押圧するクランプ部材と、
前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方に設けられ、前記基板又は前記蓋部材の対向面に当たり、前記基板と一方の蓋部材及び前記基板と他方の蓋部材との間に前記光ファイバが前記溝部へ挿入可能な大きさの異なる空間を形成する高さの異なる2つの突起部と、を備え、
前記突起部の前記幅方向に、前記基板と前記蓋部材との相対的な移動を滑らかにするための傾斜部、角部が面取りされた面取り部、断面が略曲面状に突出した曲面部のいずれか1つが施され、
前記基板と前記蓋部材とを、前記溝部の長手方向と交差しかつ前記対向面に沿った方向に相対的に移動させて前記対向面が前記突起部から外れたときに、前記クランプ部材のばね力により前記蓋部材で前記光ファイバを前記溝部へ押し当て固定する光ファイバ用接続構造。 - 光ファイバ同士を接続する光ファイバ用接続構造であって、
接続する光ファイバが固定される溝部を備えた基板と、
前記基板の前記溝部が形成された面を覆う二つの蓋部材と、
前記蓋部材を前記基板に向けてばね力により押圧するクランプ部材と、
前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方に設けられ、前記基板又は前記蓋部材の対向面に当たり、前記基板と一方の蓋部材及び前記基板と他方の蓋部材との間に前記光ファイバが前記溝部へ挿入可能な大きさの異なる空間を形成する高さの異なる2つの突起部と、
前記基板と前記蓋部材との対向位置に設けられ、前記基板と前記蓋部材との相対的な移動をガイドするガイド部材と、を備え、
前記基板と前記蓋部材とを相対的に移動させて前記対向面が前記突起部から外れたときに、前記クランプ部材のばね力により前記蓋部材で前記光ファイバを前記溝部へ押し当て固定する光ファイバ用接続構造。 - 光ファイバ同士を接続する光ファイバ用接続構造であって、
接続する光ファイバが固定される溝部を備えた基板と、
前記基板の前記溝部が形成された面を覆う蓋部材と、
前記蓋部材を前記基板に向けてばね力により押圧するクランプ部材と、
前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方には、幅方向の一端部に長手方向に沿って設けられ、前記基板又は前記蓋部材の対向面に当たって前記一端部が広げられ前記基板と前記蓋部材が前記幅方向に傾斜した状態で、前記基板と前記蓋部材との間に前記光ファイバが前記溝部へ挿入可能な空間を形成する突起部と、を備え、
前記突起部の前記幅方向に、前記基板と前記蓋部材との相対的な移動を滑らかにするための傾斜部、角部が面取りされた面取り部、断面が略曲面状に突出した曲面部のいずれか1つが施され、
前記突起部は、異なる径の前記光ファイバを前記蓋部材が前記溝部に押し当て固定することが可能な高さの段差部を備え、
前記基板と前記蓋部材とを、前記溝部の長手方向と交差しかつ前記対向面に沿った方向に相対的に移動させて前記対向面が前記突起部から外れたときに、前記クランプ部材のばね力により前記蓋部材で前記光ファイバを前記溝部へ押し当て固定する光ファイバ用接続構造。 - 光ファイバ同士を接続する光ファイバ用接続構造であって、
接続する光ファイバが固定される溝部を備えた基板と、
前記基板の前記溝部が形成された面を覆う蓋部材と、
前記蓋部材を前記基板に向けてばね力により押圧するクランプ部材と、
前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方に設けられ、前記基板又は前記蓋部材の対向面に当たった状態で、前記基板と前記蓋部材との間に前記光ファイバが前記溝部へ挿入可能な空間を形成する突起部と、
前記基板と前記蓋部材との対向位置に設けられ、前記基板と前記蓋部材との相対的な移動をガイドするガイド部材と、を備え、
前記突起部は、異なる径の前記光ファイバを前記蓋部材が前記溝部に押し当て固定することが可能な高さの段差部を備え、
前記基板と前記蓋部材とを相対的に移動させて前記対向面が前記突起部から外れたときに、前記クランプ部材のばね力により前記蓋部材で前記光ファイバを前記溝部へ押し当て固定する光ファイバ用接続構造。 - 前記突起部は、前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方の、幅方向の一端部に長手方向に沿って長手方向の一部にのみ設けられている請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の光ファイバ用接続構造。
- 前記ガイド部材の高さは、前記突起部の高さより高く形成されている請求項2又は請求項4に記載の光ファイバ用接続構造。
- 前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方は前記突起部と係合する凹部を備え、
前記突起部が前記凹部と係合したときに、前記クランプ部材のばね力により前記蓋部材で前記光ファイバを前記溝部へ押し当て固定する請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の光ファイバ用接続構造。 - 前記突起部が2個以上設けられ、前記基板又は前記蓋部材の対向面が前記突起部に当たり、前記基板と前記蓋部材の対向面が略平行とされた請求項4又は請求項6に記載の光ファイバ用接続構造。
- 前記基板と前記蓋部材とを相対的に移動させる方向が、前記溝部の長手方向に沿った方向、又は前記溝部の長手方向と交差しかつ前記対向面に沿った方向である請求項4、請求項6又は請求項8に記載の光ファイバ用接続構造。
- 前記突起部に、前記基板と前記蓋部材との相対的な移動を滑らかにするための傾斜部、角部が面取りされた面取り部、断面が略曲面状に突出した曲面部のいずれか1つが施されている請求項2、請求項4、請求項6、請求項8又は請求項9に記載の光ファイバ用接続構造。
- 前記基板と前記蓋部材の一方の前記対向面の幅は、他方の幅より前記突起部の幅の分だけ短く形成されていることを特徴する請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の光ファイバ用接続構造。
- 前記クランプ部材は、略平面状の上面部と、この上面部に対して略直角方向に屈曲された縦壁部と、この縦壁部に対して略直角方向に上面部側に屈曲された略平面状の下面部と、を備え、
前記蓋部材は、前記幅方向に移動可能なように、前記クランプ部材の前記上面部によって前記基板に向けて押圧されていることを特徴する請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載の光ファイバ用接続構造。 - 前記基板と前記蓋部材と前記クランプ部材のいずれか1つ又は2つ以上に設けられ、前記基板と前記蓋部材との相対的な移動範囲を制限する規制部を備える請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の光ファイバ用接続構造。
- 前記基板と前記蓋部材との対向位置に設けられ、前記基板と前記蓋部材との相対的な移動をガイドするガイド部材を備える請求項1に記載の光ファイバ用接続構造。
- 前記突起部は、異なる径の前記光ファイバを前記蓋部材が前記溝部に押し当て固定することが可能な高さの段差部を備える請求項1、請求項2、請求項5から請求項14までのいずれか1項に記載の光ファイバ用接続構造。
- 請求項1から請求項15までのいずれか1項に記載の光ファイバ用接続構造を備え、
前記溝部の両側から光ファイバがそれぞれの端面が突き当たるまで挿入されるメカニカルスプライス。 - 請求項1、請求項2、請求項5から請求項15までのいずれか1項に記載の光ファイバ用接続構造と、
前記基板の一端側に内蔵光ファイバが前記溝部に配置されたフェルールを有し、前記基板の他端側から前記溝部に光ファイバが前記内蔵光ファイバに突き当たるまで挿入される光コネクタ。 - 請求項3、請求項4、請求項7から請求項15までのいずれか1項に記載の光ファイバ用接続構造に用いられる二つの蓋部材と、
前記基板及び前記蓋部材の少なくとも一方に設けられ、前記基板又は前記蓋部材の対向面に当たり、前記基板と一方の蓋部材及び前記基板と他方の蓋部材との間に前記光ファイバが前記溝部へ挿入可能な大きさの異なる空間を形成する高さの異なる2つの突起部と、を備え、
前記基板の一端側に内蔵光ファイバが前記溝部に配置されたフェルールを有し、前記基板の他端側から前記溝部に光ファイバが前記内蔵光ファイバに突き当たるまで挿入される光コネクタ。 - 請求項16に記載のメカニカルスプライスを用いた光ファイバ用接続方法であって、
前記基板と前記蓋部材との間に形成され光ファイバが前記溝部へ挿入可能な空間に、前記基板の両側から前記光ファイバをそれぞれの端面が突き当たるまで挿入する工程と、
前記基板と前記蓋部材とを相対的に移動させて前記対向面を前記突起部から外し、前記クランプ部材のばね力により前記蓋部材で前記光ファイバを前記溝部へ押し当て固定する工程と、
を備えた光ファイバ用接続方法。 - 請求項17又は請求項18に記載の光コネクタを用いた光ファイバ用接続方法であって、
前記基板と前記蓋部材との間に形成され光ファイバが前記溝部へ挿入可能な大きさの異なる空間に、前記基板の他端側から前記光ファイバを前記内蔵光ファイバに突き当たるまで挿入する工程と、
前記基板と、一方と他方の前記蓋部材とを相対的に移動させて前記対向面を前記突起部から外し、前記クランプ部材のばね力により一方の前記蓋部材で前記光ファイバを、他方の前記蓋部材で前記内蔵光ファイバと前記光ファイバを前記溝部へ押し当て固定する工程と、
を備えた光ファイバ用接続方法。
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