JP5355467B2 - 媒体回転装置、及び、媒体回転方法 - Google Patents
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Description
このような媒体回転装置として、例えば、ATM(Automated Teller Machine)に内蔵されている通帳回転装置がある。この通帳回転装置は、通帳への印字を行うATM内のプリンタに搬送される通帳の向きを反転させる。
このような点に鑑み、回転後の媒体の斜行量を低減させた媒体回転装置、及び、媒体回転方法を提供することを目的とする。
この媒体回転装置は、媒体が搬送路から移動されてきて所定の媒体搭載領域に搭載される表面を備えたステージと、媒体搭載領域の中において表面に媒体が移動されてくる方向と直交する第1の方向の両端側に一列に並んで配置された第1のセンサ及び第2のセンサと、表面の媒体搭載領域に搭載された媒体を、表面に沿って回転させ、且つ、表面に媒体が移動されてきた方向とする第2の方向及び第2の方向とは反対方向に移動させる回転移動部と、回転移動部を用いて、媒体を搬送路から媒体搭載領域に移動してくるとき、媒体が第1及び第2のセンサを覆う時期の差分に応じて媒体が第1及び第2のセンサを覆ってから媒体を停止させるまでの移動量を変更し、回転移動部を用いて、表面の媒体搭載領域に搭載された媒体を約180度回転させていって媒体が第1及び第2のセンサを覆う位置で停止させ、回転移動部を用いて、回転停止後の媒体を第2の方向とは反対方向に移動させていって第1及び第2のセンサが露出した位置で停止させ、第1及び第2のセンサがそれぞれ媒体から露出した時点の媒体の移動量又は時刻の差分を算出し、算出した差分が所定値より大きくない場合は、回転移動部を用いて、媒体を第2の方向とは反対方向に移動してステージから搬出させ、差分が所定値より大きい場合は、回転移動部を用いて、媒体を第2の方向に移動して回転停止後の位置まで戻し、差分に応じた補正量だけ媒体を回転させて斜行を補正し、媒体を第2の方向とは反対方向に移動させて再度差分を算出することを、差分が所定値より大きくなくなるまで繰り返す、制御部と、を有する。
図1は、実施の形態に係る媒体回転装置の一例を示す斜視図である。図1では、媒体回転装置100に媒体200が搭載されている状態が示されている。
図2は、実施の形態に係る媒体回転装置の一例を示す上面図である。
媒体回転装置100のステージ110の表面111には、搬入された媒体200が搭載される媒体搭載領域112が設けられている。
次に、媒体回転装置100のローラ130a,130bの回転機構について説明する。
図3は、実施の形態に係る媒体回転装置の回転機構の一例を示す上面図である。
図4は、実施の形態に係る媒体回転装置の回転機構の一例を示す拡大側面図である。
図4(A)に示すように、クラッチ部164は、シャフト162が取り付けられたギア180、及び、シャフト161bが取り付けられたギア181を有する。さらに、クラッチ部164は、ギア180が取り付けられた回動プレート182を有する。回動プレート182には、さらに、ギア183,184,185が取り付けられている。
図5は、実施の形態に係る媒体回転装置の制御部の一例を示す機能ブロック図である。
制御部10は、検出手段11と、搭載位置算出手段12と、斜行量算出手段13と、補正量算出手段14と、機構制御手段15と、補正量記憶手段16とを有する。
差分=(センサ120bが透過状態へ変化した時点の媒体200の移動量)−(センサ120aが透過状態へ変化した時点の媒体200の移動量)
例えば、媒体200が10ステップ移動した時点でセンサ120bが露出して遮蔽状態から透過状態へ変化し、媒体200が13ステップ移動した時点でセンサ120aが露出して遮蔽状態から透過状態へ変化した場合、差分は、10ステップ−13ステップ=−3ステップとなる。
図6は、実施の形態に係る媒体回転装置の補正量変換テーブルの一例を示す図である。
補正量変換テーブル16aには、差分(X)と補正量とが対応付けられて格納されている。補正量は、媒体200の斜行を補正するために媒体200を回転させる回転量を示す。ここでは、補正量が「+」の場合は、右回転の回転量を指し、「−」の場合は左回転の回転量を指す。例えば、補正量が「−1ステップ」の場合は、媒体200を左回転方向に1ステップ分回転させることを指す。
図7及び図8は、実施の形態に係る媒体回転装置の動作の一例を示すフローチャートである。また、図9から図14は、実施の形態に係る媒体回転装置の動作の様子の一例を示す上面図である。
[ステップS101]搬送路300から媒体回転装置100に媒体200が搬入されると、図9(A)に示すように、機構制御手段15がモータ160を制御してローラ130a,130bを方向100Lに回転させ、媒体200の方向100Lへの移動を開始する。このとき、センサ120a,120bはいずれも透過状態にある。
[ステップS105]搭載位置算出手段12が、媒体200を媒体搭載領域112まで移動させるための移動量に、固定ステップαから所定ステップβを差し引いた値(α−β)を設定して、処理をステップS106に進める。
ここからは、図8のフローチャートを用いて説明する。
[ステップS207]機構制御手段15が、ステップS206で斜行量算出手段13から出力された補正を行わないことを示す信号に基づいて、図13(A)に示すように、モータ160を制御してローラ130a,130bを方向100Lと反対方向に回転させて、媒体200を方向100Lと反対方向に移動させ、媒体200を搬送路300へ搬出して処理を終了する。
[ステップS209]補正量算出手段14が、ステップS208で斜行量算出手段13から出力された差分に基づいて、補正量を算出する。補正量の算出は、例えば、補正量算出手段14が、補正量記憶手段16に記憶された補正量変換テーブル16aを参照し、斜行量に対応する補正量を抽出することで行われる。さらに、補正量算出手段14は、算出した補正量を機構制御手段15に出力する。
11 検出手段
12 搭載位置算出手段
13 斜行量算出手段
14 補正量算出手段
15 機構制御手段
16 補正量記憶手段
100 媒体回転装置
100W,100L 方向
110 ステージ
111,301 表面
112 媒体搭載領域
113 中心点
114,115 辺
120a,120b センサ
130a,130b,310a,310b ローラ
131a,131b ピンチローラ
140 回転支持部
150 マグネット
160 モータ
161a,161b,162 シャフト
163 プーリギア
164 クラッチ部
165,180,181,183,184,185 ギア
166 出力軸
167 タイミングベルト
168 プーリ
182 回動プレート
186 スプリング
187 従動ピン
188 方向
200 媒体
210 円
300 搬送路
320a,320b ガイド部
401 支点
Claims (4)
- 媒体が搬送路から移動されてきて所定の媒体搭載領域に搭載される表面を備えたステージと、
前記媒体搭載領域の中において前記表面に媒体が移動されてくる方向と直交する第1の方向の両端側に一列に並んで配置された第1のセンサ及び第2のセンサと、
前記表面の前記媒体搭載領域に搭載された媒体を、前記表面に沿って回転させ、且つ、前記表面に媒体が移動されてきた方向とする第2の方向及び前記第2の方向とは反対方向に移動させる回転移動部と、
前記回転移動部を用いて、媒体を前記搬送路から前記媒体搭載領域に移動してくるとき、媒体が前記第1及び第2のセンサを覆う時期の差分に応じて媒体が前記第1及び第2のセンサを覆ってから媒体を停止させるまでの移動量を変更し、
前記回転移動部を用いて、前記表面の前記媒体搭載領域に搭載された媒体を約180度回転させていって媒体が前記第1及び第2のセンサを覆う位置で停止させ、
前記回転移動部を用いて、回転停止後の媒体を前記第2の方向とは反対方向に移動させていって前記第1及び第2のセンサが露出した位置で停止させ、
前記第1及び第2のセンサがそれぞれ媒体から露出した時点の媒体の移動量又は時刻の差分を算出し、
算出した差分が所定値より大きくない場合は、前記回転移動部を用いて、媒体を前記第2の方向とは反対方向に移動して前記ステージから搬出させ、差分が所定値より大きい場合は、前記回転移動部を用いて、媒体を前記第2の方向に移動して回転停止後の位置まで戻し、差分に応じた補正量だけ媒体を回転させて斜行を補正し、媒体を前記第2の方向とは反対方向に移動させて再度差分を算出することを、差分が所定値より大きくなくなるまで繰り返す、制御部と、
を有することを特徴とする媒体回転装置。 - 前記ステージの前記表面の上方に、回転支持部を有し、
前記回転支持部は、前記回転移動部が前記ステージの前記表面に搭載された媒体を回転させるとき、媒体の一点を押さえ、
前記回転移動部は、前記回転支持部が押さえる媒体の一点を中心に媒体を回転させることを特徴とする請求項1記載の媒体回転装置。 - 前記回転移動部は、
前記ステージの前記表面に媒体を押える一点からそれぞれ所定距離だけ離間して前記第1の方向に一列に並んで配置され、媒体を前記第2の方向及び前記第2の方向とは反対方向に互いに独立して移動させる方向に回転する第1のローラと第2のローラとを有することを特徴とする請求項2記載の媒体回転装置。 - 媒体が搬送路から移動されてきて所定の媒体搭載領域に搭載される表面を備えたステージと、前記媒体搭載領域の中において前記表面に媒体が移動されてくる方向と直交する第1の方向の両端側に一列に並んで配置された第1のセンサ及び第2のセンサと、前記表面の前記媒体搭載領域に搭載された媒体を、前記表面に沿って回転させ、且つ、前記表面に媒体が移動されてきた方向とする第2の方向及び前記第2の方向とは反対方向に移動させる回転移動部と、を有する媒体回転装置を用いた媒体回転方法において、
媒体を前記搬送路から前記媒体搭載領域に移動してくるとき、媒体が前記第1及び第2のセンサを覆う時期の差分に応じて媒体が前記第1及び第2のセンサを覆ってから媒体を停止させるまでの移動量を変更し、
前記表面の前記媒体搭載領域に搭載された媒体を約180度回転させていって媒体が前記第1及び第2のセンサを覆う位置で停止させ、
回転停止後の媒体を前記第2の方向とは反対方向に移動させていって前記第1及び第2のセンサが露出した位置で停止させ、
前記第1及び第2のセンサがそれぞれ媒体から露出した時点の媒体の移動量又は時刻の差分を算出し、
算出した差分が所定値より大きくない場合は、前記回転移動部を用いて、媒体を前記第2の方向とは反対方向に移動して前記ステージから搬出させ、差分が所定値より大きい場合は、媒体を前記第2の方向に移動して回転停止後の位置まで戻し、差分に応じた補正量だけ媒体を回転させて斜行を補正し、媒体を前記第2の方向とは反対方向に移動させて再度差分を算出することを、差分が所定値より大きくなくなるまで繰り返す、
ことを特徴とする媒体回転方法。
Priority Applications (1)
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JP2010069941A JP5355467B2 (ja) | 2010-03-25 | 2010-03-25 | 媒体回転装置、及び、媒体回転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010069941A JP5355467B2 (ja) | 2010-03-25 | 2010-03-25 | 媒体回転装置、及び、媒体回転方法 |
Publications (2)
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JP2011201638A JP2011201638A (ja) | 2011-10-13 |
JP5355467B2 true JP5355467B2 (ja) | 2013-11-27 |
Family
ID=44878747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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-
2010
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