JP5354533B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
ここで、「ゴト行為」とは、例えばスロットマシンの場合、不正な行為でメダルを獲得することをいう。そして、ゴト行為には、クレマン(君)やホッパーゴト等が知られている。
「クレマン」とは、「クレジット満タン」の略称であり、メダル投入口から異物(ゴト器具)を挿入することで、スロットマシンにメダルが投入されたと誤検知させ、クレジット残度数を満タン(例えば50度数)にするものである。そして、そのクレジットで遊技を行うか、あるいはメダル精算スイッチを押してクレジット相当数のメダルの払出しを受けるものである。
また、「ホッパーゴト」とは、メダルを貯留しているホッパーの内部基板に対してショートを起こさせること等で誤動作させ、役が入賞していないのにメダルを不正に払い出させるものである。
しかし、例えば軽微なエラーを発生させた後にゴト行為が行われると、周囲に察知されにくいという問題があった。
具体的には、スロットマシン側でエラー(軽微なエラーを含む)が発生すると、それを検知してエラー報知(警告表示)を行う。エラーが発生すると、遊技の進行が不可となるが、それに伴って、エラーの検知も行われなくなる。
請求項1の発明(スロットマシン10)は、抽選及び遊技媒体の払出しを含む、遊技の進行を制御するメイン制御手段(60)と、前記メイン制御手段により制御され、エラー発生時にエラーを報知する第1エラー報知装置(セグメント表示装置35)と、前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記メイン制御手段から送信されてくる情報に基づいて遊技に関する情報を出力するサブ制御手段(80)と、前記サブ制御手段により制御され、エラー発生時にエラーを報知する第2エラー報知装置(ランプ21、スピーカ22、画像表示装置23)とを備え、前記メイン制御手段は、遊技中及び遊技待機中におけるエラーの発生及び解除を検出するエラー検出手段(66)と、前記エラー検出手段により検出したエラーを、そのエラーが解除されるまで前記第1エラー報知装置により報知するように制御する第1エラー報知制御手段(67)とを備え、前記エラー検出手段は、1以上のエラーが発生している間も、他のエラーの検出を継続し、前記第1エラー報知制御手段は、報知しているエラーの解除を検出したときはその報知を終了するとともに、解除を検出していない他のエラーを検出しているときは、そのエラーの報知に切り替えるように制御し、前記エラー検出手段でエラーの発生及び解除を検出するごとに、その情報を前記サブ制御手段に送信し、前記サブ制御手段は、前記メイン制御手段からエラーが発生した旨の情報を受信したときは、そのエラーを前記第2エラー報知装置により報知するように制御する第2エラー報知制御手段(82)を備え、前記第2エラー報知制御手段は、複数種類のエラーを優先度と対応づけて記憶しておき、エラーの発生を報知しているときに他のエラーが発生した旨の情報を受信したときは、現在報知しているエラーと、新たに受信したエラーとのいずれを優先するかを決定し、現在報知しているエラーを優先するときは現在の報知を継続し、新たに受信したエラーを優先するときは現在のエラーの報知を中断又は終了して新たに受信したエラーの報知に切り替えるように制御し、前記サブ制御手段は、複数種類のエラーの優先度を設定可能な優先度設定手段(エラー設定スイッチ24)を備えることを特徴とする。
本発明においては、メイン制御手段側では、いずれかのエラーの発生後も、他のエラーが発生していないか否かを検知し続ける。また、いずれかのエラーが発生したときは、それを報知し、そのエラーが解除されたときは、それまでのエラーの報知を終了するとともに、別のエラーが発生しているときはそのエラーの報知に切り替える。
このようにして、メイン制御手段側では、エラーが発生した順番通りにエラーの報知及びその解除を行う。
さらに、メイン制御手段は、エラーを検知するごと、及びその解除が行われるごとに、サブ制御手段にその旨の情報を送信する。
また、複数種類の遊技機に対して、メイン制御手段側の処理を統一でき、サブ制御手段側の設計変更で機種特有の報知を行うことができる。
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、メイン制御手段(基板)60とサブ制御手段(基板)80とを有する。
なお、サブ制御基板は、メイン制御基板の下位に属する制御基板であり、メイン制御基板とサブ制御基板とは電気的に接続されている。そして、メイン制御基板からサブ制御基板に一方向で信号や情報(コマンド)が送信されるように形成されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留(電子)メダルを投入するときに操作するスイッチであり、本実施形態でのベットスイッチ40は、3枚(max)投入専用のスイッチである。すなわち、貯留メダル(クレジット)のある状態でベットスイッチ40を操作すると、当該遊技の3枚のメダルが投入される。
「メダルの投入が許可されているとき」とは、遊技待機中、すなわち全てのリール31が停止し、役の入賞時のメダルの払出し処理が終了しているときであって、エラーが発生していないときである。
メダルの投入が許可されていないときにメダル投入口47からメダルが投入されると、そのメダルが正規のものであってもメダルブロッカ48bにより、メダル受け皿54に返却される。なお、メダルの投入が許可されていないときにベットスイッチ40が操作されると、その操作は無視される。
さらにまた、(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
ここで、図示しないが、スロットマシン10は、前面側のみが開放され、略箱形に形成された筐体(本体)と、この筐体の開放された前面部を覆うとともに開閉可能に取り付けられたフロントカバー(前面扉)とを備える。
これに対し、フロントカバーの背面側には、サブ制御基板が配置されている。さらに、フロントカバーの前面側(遊技者側)には、ベットスイッチ40、メダル投入口47、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42が配置されており、フロントカバーの下端近傍にメダル受け皿54が配置されている。
ここで、エラー解除スイッチ45Aは、ホッパー53内のメダルがなくなったことによるエラー(後述するエラーC3)が発生したときに、ホッパー53へのメダルの補給後にそのエラー報知を解除するためのスイッチである。例えば、上記鍵穴にキーを差し込んで時計回りに回転させるとフロントカバーが開放されるが、反時計回りに回転させるとエラー解除スイッチ45Aがオンとなるように形成されている。
エラー解除スイッチ45Bは、筐体内部の電源ユニットに設けられており、蓋によって覆われている。したがって、例えばフロントカバーの前面側からドリル等で穴を開け、ピアノ線等を挿入してもエラー解除スイッチ45Bにはアクセスできないように配置されている。
セグメント表示装置55は、本実施形態では、2桁の数字を表示可能な表示器が2個設けられたものである。その1つは、貯留メダル枚数を常時表示するものであり、「00」〜「50」までを表示する。また、他の1つは、役の入賞時の払出し枚数を表示するものであり、例えば10枚のメダルが払い出されたときは「10」と表示する。また、セグメント表示装置55は、後述する設定変更時に現在の設定値の表示や、エラー報知にも用いられる。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像、所定の遊技情報、エラー発生時の報知等を表示するものである。
そして、設定変更モードでは、セグメント表示装置55に、現在の設定値が表示される。
次に、電源をオフにし、設定キーを反時計回りに90度回して(オフにして)抜き、電源を再投入するか、又は設定キーを反時計回りに90度回して抜いた後電源をオフにし、再度電源を入れれば、変更後の設定値での通常の立ち上げ処理が行われる。
図2は、役抽選テーブル63を示す図である。なお、役抽選テーブル63は、遊技状態ごとに設けられているが、図2で示す役抽選テーブル63は、通常遊技の非内部中のものを例示している。役抽選テーブル63は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。役抽選テーブル63は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
図2に示すように、本実施形態の役としては、大別して、特別役、小役、及びリプレイが設けられている。まず、特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上に出玉率が高く、遊技者にとって有利な遊技)に移行させる役である。本実施形態では、図2に示すように、特別役として、BB(第1種ビッグボーナス)及びRB(レギュラーボーナス)が設けられている。BBが入賞すると、当該遊技におけるメダルの払い出しはないが、次遊技から、特別遊技の1つであるBB遊技に移行する。同様に、RBが入賞すると、当該遊技におけるメダルの払い出しはないが、次遊技から、特別遊技の他の1つであるRB遊技に移行する。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
ここで、役抽選テーブル63では、設定値(設定1〜設定6)に対して、小役及びリプレイの当選確率は一定に設定されている。これに対し、特別役であるBB及びRBは、設定値ごとに異なるように定められている。図2に示すように、設定値が高いほど、BB及びRBの当選確率が高く設定されている。
そして、入賞処理手段65は、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致する(その役の入賞となった)と判断したときに、メダルを遊技者に対して払い出す。
なお、リプレイの入賞時には、当該遊技で投入された枚数のメダルを自動投入する処理を行う。
ここで、本実施形態で検出するエラーとしては、エラーの重要度(優先度)に応じて、高レベルレラー、中レベルエラー、通常エラーに分類している。高レベルエラーや中レベルエラーは、ゴト系エラーの可能性が高いものであり、通常エラーは、通常行われる遊技で発生しやすいエラーである。
そして本実施形態では、エラーの重要度は、高レベルエラー>中レベルエラー>通常エラーに設定されている。
本実施形態では、遊技待機中(すべてのリール31の停止時)であって遊技の進行が可能なときにのみメダルを受付け、少なくとも1つのリール31の回転中は、メダルを受け付けないように制御する。上述したように、リール31の回転中にメダル投入口47からメダルが投入されたときは、メダルブロッカ48bにより、強制的にメダルがメダル受け皿54に返却される。そして、リール31の回転中にメダルが投入されただけではエラーとは判断しない。メダルの投入が許可されなかったときは、メダルブロッカ48bによりそのメダルはメダル検知センサ48aに到達せず、メダル受け皿54に返却されるだけだからである。
上述した設定変更は、ホールの店員等が、フロントカバーを開放して行う。したがって、設定変更時(設定変更キーの差し込み、設定変更スイッチの操作時、設定変更モードとして立ち上がっているとき)には、エラー検出手段66は、カバー開閉スイッチ44のオン/オフを検知し続ける。そして、エラー検出手段66は、フロントカバーが開状態(カバー開閉スイッチ44がオン)であるときに設定変更が行われたときは正常であると判断する。これに対し、エラー検出手段66は、フロントカバーが閉状態(カバー開閉スイッチ44がオフ)であるときに設定変更が行われたときは中レベルエラーであると判断する(以下、エラーB1という)。このような場合は、設定変更ゴトである可能性が高いからである。
メダルセレクタ48内のメダル検知センサ48aの発光素子と受光素子との間でメダル詰まりが発生したときは、メダル検知センサ48aは、常時オンを検知し続け、オフにならない。このような場合は、通常エラーと判断する(以下、エラーC1という)。
また、ホッパー53のメダル払出し口でメダル詰まりが発生する場合がある。このような場合に備えて、エラー検出手段66は、払出しモータ51の駆動中において、払出しセンサ52が所定時間以上メダルを検知し続けたときは、通常エラーであると判断する(以下、エラーC2という)。
さらに、ホッパーセンサ53がホッパー53内のメダルの満杯を検知したときは、通常エラーと判断する(以下、エラーC4という)。
なお、以上のエラーの種類は、例示であり、上記エラーの検出のみに限定されるものではない。他の種類のエラーの検出についても行われているが、本明細書では説明を省略する。
まず、高レベルエラーであるエラーA1〜A5については、これらを通常エラーに変更きないように設定されている。また、通常エラーのうちエラーC3及びC4については、これらを高レベルエラーに変更できないように設定されている。これに対し、中レベルエラーであるエラーB1、通常エラーのうちエラーC1及びC2については、これらを高レベルエラーに変更できるように設定されている。
まず、エラー報知制御手段67は、最初にエラー検出手段66でエラーを検出したときは、そのエラー内容を、セグメント表示装置35により表示するように制御する。例えば上記エラーA1(メダルの投入を許可していないときにメダル検知センサ48aがメダルの投入を検知したとき)が発生したときは、セグメント表示装置55に「A1」等と表示する。さらに、エラーA1が解除される前に例えばエラーC3(ホッパー53内にメダルなし)が発生したときは、エラーC3の報知を待機状態にする(記憶しておく)。そして、エラー解除スイッチ45Bが操作されたときは、エラーA1の報知を終了するとともに、次のエラーC3を報知する。
このようにして、エラー検出手段66は、常時(1つのエラー発生後も)エラーを検出し続け、エラー報知制御手段67は、エラーの発生した順序通りに、エラー報知を行い、エラー解除スイッチ45A又は45Bが操作されるごとに、次のエラーの報知を行う。
さらに、メイン制御手段60は、エラーが解除されたことを検知したときは、どのエラーが解除されたかの情報(エラー解除情報)をサブ制御手段80に送信する。
なお、本実施形態では、高レベルエラー又は通常エラーの発生時及びその解除時には、メイン制御手段60からサブ制御手段80にその旨の情報が送信されるが、中レベルエラーの発生及び解除時には、メイン制御手段60からサブ制御手段80にその旨の情報を送信しない。
サブ制御手段80は、複数種類の演出パターンを記憶した演出パターン記憶手段81を備える。そして、サブ制御手段80は、遊技の開始時等に、役抽選手段62による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって、役の抽選結果に対応するいずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、サブ制御手段80は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
これに対し、エラーBについての報知を行っているときに、エラーAの情報を受信したときは、エラーAの報知に切り替えるように制御する。
以上より、メイン制御手段60側では、エラーの発生順番通りに報知が行われるが、サブ制御手段80側での報知は、受信した順番通りにはならない場合がある。よって、メイン制御手段60側で報知されているエラーと、サブ制御手段80側で報知されているエラーとが異なる場合がある。
ここで、エラー報知制御手段82は、通常エラーの報知を行っているときに、その通常エラーの解除情報を受信したときは、すぐにその通常エラーの報知を終了するように制御する。
さらに次に、メイン制御手段60側で、エラー解除スイッチ45Bが操作されることで高レベルエラーが解除されると、高レベルエラーの報知を終了する。これにより、メイン制御手段60は、遊技進行が可能な状態(遊技待機状態)となる。
図4において、サブ制御手段80がエラー発生情報を受信したときは、エラー報知制御手段82は、ステップS1で、受信したエラー発生情報が高レベルエラーであるか否かを判断する。高レベルエラーであると判断したときはステップS9に進み、エラー報知制御手段82は、タイマー82aの所定時間をセットし、計時を開始する。そしてステップS6に進み、エラー報知制御手段82は、高レベルエラーの報知を行う。
ステップS6では、通常エラーの報知を行う。そして本フローチャートによる処理を終了する。
図5のステップS21において、エラー報知制御手段82は、エラーが解除された旨の情報を受信したか否かを判断する。受信したと判断したときはステップS22に進み、受信していないと判断したときはステップS24に進む。
ステップS23では、エラー報知制御手段82は、エラー報知が終了したか否かを判断する。エラー報知が終了したと判断したときは本フローチャートによる処理を終了し、エラー報知が未だ終了していないと判断したときはステップS24に進む。
ステップS28では、エラー報知制御手段82は、当該エラーの報知を終了(クリア)するように制御する。そしてステップS29に進んで、エラー報知制御手段82は、表示内容の復帰処理を行い、本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS41では、エラー報知制御手段82は、高レベルエラーの報知中であるか否かを判断し、高レベルエラーの報知中であるときはステップS46に進み、高レベルエラーの報知中でないときはステップS42に進む。
ステップS47では、エラー報知制御手段82は、エラー解除情報の受信済状態をセットする。そして本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS45では、エラー報知制御手段82は、中断していた高レベルエラー又は中レベルエラーの報知を再開するように制御する。そして本フローチャートによる処理を終了する。
例えば、本実施形態では遊技機の例として、使用される遊技媒体がメダルであるスロットマシン10を挙げたが、これ以外に、遊技媒体が遊技球であるスロットマシン(パロット)や、遊技媒体が遊技球である弾球遊技機にも適用することができる。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
24 エラー設定スイッチ
31 (左、中、右)リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 (左、中、右)ストップスイッチ
43 設定変更スイッチ
44 カバー開閉スイッチ
45A、45B エラー解除スイッチ
47 メダル投入口
48 メダルセレクタ
48a メダル検知センサ
48b メダルブロッカ
50 メダル払出し装置
51 払出しモータ
52 払出しセンサ
53 ホッパー
53a ホッパーセンサ
54 メダル受け皿
55 セグメント表示装置
60 メイン制御手段
61 設定値変更手段
61a 設定値記憶手段
62 役抽選手段
63 役抽選テーブル
64 リール制御手段
64a 停止位置決定テーブル
65 入賞処理手段
66 エラー検出手段
67 エラー報知制御手段(第1エラー報知制御手段)
80 サブ制御手段
81 演出パターン記憶手段
82 エラー報知制御手段(第2エラー報知制御手段)
82a タイマー
Claims (1)
- 抽選及び遊技媒体の払出しを含む、遊技の進行を制御するメイン制御手段と、
前記メイン制御手段により制御され、エラー発生時にエラーを報知する第1エラー報知装置と、
前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記メイン制御手段から送信されてくる情報に基づいて遊技に関する情報を出力するサブ制御手段と、
前記サブ制御手段により制御され、エラー発生時にエラーを報知する第2エラー報知装置と
を備え、
前記メイン制御手段は、
遊技中及び遊技待機中におけるエラーの発生及び解除を検出するエラー検出手段と、
前記エラー検出手段により検出したエラーを、そのエラーが解除されるまで前記第1エラー報知装置により報知するように制御する第1エラー報知制御手段と
を備え、
前記エラー検出手段は、1以上のエラーが発生している間も、他のエラーの検出を継続し、
前記第1エラー報知制御手段は、報知しているエラーの解除を検出したときはその報知を終了するとともに、解除を検出していない他のエラーを検出しているときは、そのエラーの報知に切り替えるように制御し、
前記エラー検出手段でエラーの発生及び解除を検出するごとに、その情報を前記サブ制御手段に送信し、
前記サブ制御手段は、前記メイン制御手段からエラーが発生した旨の情報を受信したときは、そのエラーを前記第2エラー報知装置により報知するように制御する第2エラー報知制御手段を備え、
前記第2エラー報知制御手段は、複数種類のエラーを優先度と対応づけて記憶しておき、エラーの発生を報知しているときに他のエラーが発生した旨の情報を受信したときは、現在報知しているエラーと、新たに受信したエラーとのいずれを優先するかを決定し、現在報知しているエラーを優先するときは現在の報知を継続し、新たに受信したエラーを優先するときは現在のエラーの報知を中断又は終了して新たに受信したエラーの報知に切り替えるように制御し、
前記サブ制御手段は、複数種類のエラーの優先度を設定可能な優先度設定手段を備える
ことを特徴とする遊技機。
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