JP5354533B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、エラーの発生時に、メイン制御手段とサブ制御手段とで異なるエラー報知を行う遊技機に関するものである。
従来の遊技機において、例えばスロットマシンでは、遊技の進行を制御するメイン制御手段(メイン制御基板)と、演出の出力を制御するサブ制御手段(サブ制御基板)とを別体で備え、メイン制御手段でエラーを検知すると、その情報をサブ制御手段に送信している。そして、メイン制御手段側で制御される周辺機器(例えば7セグメント表示器)と、サブ制御手段側で制御される周辺機器(例えば液晶表示装置)とで、それぞれエラー内容を報知している(例えば、特許文献1参照)。
ここで、エラーが発生してそれを報知した後、エラー解除信号を受信しても、所定時間、エラー報知を行うようにした遊技機が知られている(例えば、特許文献2参照)。これにより、短時間に不正操作及びエラー解除を繰り返すことができなくなるという効果がある。
特開2001−058022号公報 特開2001−120714号公報
しかし、前述の従来の技術のようなエラー報知では、ゴト行為に対する抑止が十分でないという問題があった。
ここで、「ゴト行為」とは、例えばスロットマシンの場合、不正な行為でメダルを獲得することをいう。そして、ゴト行為には、クレマン(君)やホッパーゴト等が知られている。
「クレマン」とは、「クレジット満タン」の略称であり、メダル投入口から異物(ゴト器具)を挿入することで、スロットマシンにメダルが投入されたと誤検知させ、クレジット残度数を満タン(例えば50度数)にするものである。そして、そのクレジットで遊技を行うか、あるいはメダル精算スイッチを押してクレジット相当数のメダルの払出しを受けるものである。
また、「ホッパーゴト」とは、メダルを貯留しているホッパーの内部基板に対してショートを起こさせること等で誤動作させ、役が入賞していないのにメダルを不正に払い出させるものである。
そこで、スロットマシンの製造メーカー各社では、これらの行為を検知できる対策品を提供している。
しかし、例えば軽微なエラーを発生させた後にゴト行為が行われると、周囲に察知されにくいという問題があった。
具体的には、スロットマシン側でエラー(軽微なエラーを含む)が発生すると、それを検知してエラー報知(警告表示)を行う。エラーが発生すると、遊技の進行が不可となるが、それに伴って、エラーの検知も行われなくなる。
これにより、軽微なエラーを意図的に発生させた後、クレマンやホッパーゴトが行われてしまっても、軽微なエラーの報知が継続されるだけであるという場合があった。また、ゴト行為を行う者が、エラー報知を解除する手段を有していると、ゴト行為が行われた後、すぐにエラー解除されてしまうという問題があった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、発生したエラーの重要度を見極めるとともに、重大なエラー、具体的には刑法第235条の「窃盗罪」に相当するような不正行為によるメダルの獲得の可能性のあるエラーが発生したと判断したときは、確実にそれを検知し、かつ報知するとともに、その報知が解除されないようにすることである。
本発明は、以下の解決手段によって上述の課題を解決する。なお、かっこ書きで、対応する実施形態の一例を示す。
請求項1の発明(スロットマシン10)は、抽選及び遊技媒体の払出しを含む、遊技の進行を制御するメイン制御手段(60)と、前記メイン制御手段により制御され、エラー発生時にエラーを報知する第1エラー報知装置(セグメント表示装置35)と、前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記メイン制御手段から送信されてくる情報に基づいて遊技に関する情報を出力するサブ制御手段(80)と、前記サブ制御手段により制御され、エラー発生時にエラーを報知する第2エラー報知装置(ランプ21、スピーカ22、画像表示装置23)とを備え、前記メイン制御手段は、遊技中及び遊技待機中におけるエラーの発生及び解除を検出するエラー検出手段(66)と、前記エラー検出手段により検出したエラーを、そのエラーが解除されるまで前記第1エラー報知装置により報知するように制御する第1エラー報知制御手段(67)とを備え、前記エラー検出手段は、1以上のエラーが発生している間も、他のエラーの検出を継続し、前記第1エラー報知制御手段は、報知しているエラーの解除を検出したときはその報知を終了するとともに、解除を検出していない他のエラーを検出しているときは、そのエラーの報知に切り替えるように制御し、前記エラー検出手段でエラーの発生及び解除を検出するごとに、その情報を前記サブ制御手段に送信し、前記サブ制御手段は、前記メイン制御手段からエラーが発生した旨の情報を受信したときは、そのエラーを前記第2エラー報知装置により報知するように制御する第2エラー報知制御手段(82)を備え、前記第2エラー報知制御手段は、複数種類のエラーを優先度と対応づけて記憶しておき、エラーの発生を報知しているときに他のエラーが発生した旨の情報を受信したときは、現在報知しているエラーと、新たに受信したエラーとのいずれを優先するかを決定し、現在報知しているエラーを優先するときは現在の報知を継続し、新たに受信したエラーを優先するときは現在のエラーの報知を中断又は終了して新たに受信したエラーの報知に切り替えるように制御し、前記サブ制御手段は、複数種類のエラーの優先度を設定可能な優先度設定手段(エラー設定スイッチ24)を備えることを特徴とする。
(作用)
本発明においては、メイン制御手段側では、いずれかのエラーの発生後も、他のエラーが発生していないか否かを検知し続ける。また、いずれかのエラーが発生したときは、それを報知し、そのエラーが解除されたときは、それまでのエラーの報知を終了するとともに、別のエラーが発生しているときはそのエラーの報知に切り替える。
このようにして、メイン制御手段側では、エラーが発生した順番通りにエラーの報知及びその解除を行う。
さらに、メイン制御手段は、エラーを検知するごと、及びその解除が行われるごとに、サブ制御手段にその旨の情報を送信する。
一方、サブ制御手段側では、メイン制御手段からエラーが発生した旨の情報が送信されてきたときは、その情報に従ってエラーを報知する。そして、エラーの報知中に他のエラーが発生した旨の情報を受信したときは、現在報知しているエラーと、新たに発生した他のエラーとのどちらが重要度の高いエラーであるかを判断し、重要度の高いエラーの報知を優先する。このため、いずれかのエラーの報知中に、そのエラーよりも重要度の高いエラーが発生した旨の情報を受信したときは、その重要度の高いエラーの報知に切り替える。
本発明によれば、メイン制御手段側では、発生したエラーの順序に従ってエラー報知を行うことができ、サブ制御手段側では、重要度の高いエラーの報知を優先することができる。これにより、メイン制御手段とサブ制御手段とで、報知しているエラーの内容が異なる場合があるが、それぞれ、より適切な方のエラーの報知を行うことができる。
また、メイン制御手段では、いずれかのエラーが発生しても、他のエラーが発生していないか否かを検知し続けることができるので、意図的に軽微なエラーを発生させた後、他のエラーを発生させても、それを見逃さずに検知し、その情報をサブ制御手段に送信することで、サブ制御手段側で適切なエラー報知を行うことができる。
また、複数種類の遊技機に対して、メイン制御手段側の処理を統一でき、サブ制御手段側の設計変更で機種特有の報知を行うことができる。
本実施形態におけるスロットマシンの制御の概略を示すブロック図である。 本実施形態における役抽選テーブル62を示す図である。 メイン制御手段とサブ制御手段とのエラー処理の流れを示す図である。 サブ制御手段において、エラー発生情報を受信したときの処理を示すフローチャートである。 サブ制御手段において、エラー報知中の処理を示すフローチャートである。 サブ制御手段において、エラー解除情報の受信処理を示すフローチャートである。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の実施形態では、遊技機としてスロットマシン10を例に挙げている。
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、メイン制御手段(基板)60とサブ制御手段(基板)80とを有する。
メイン(遊技)制御手段60は、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行を制御するものであり、メイン制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。以下の説明において、メイン制御手段60というときは、メイン制御基板を含む意味で用いる。
また、サブ(演出)制御手段80は、遊技中及び遊技待機中における演出や遊技情報等の出力等を制御するものである。サブ制御手段80は、サブ制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、演出用のデータ等(演出パターン等)を記憶しておくROM、CPUが各種の演出を出力するときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。以下の説明において、サブ制御手段80というときは、サブ制御基板を含む意味で用いる。
なお、サブ制御基板は、メイン制御基板の下位に属する制御基板であり、メイン制御基板とサブ制御基板とは電気的に接続されている。そして、メイン制御基板からサブ制御基板に一方向で信号や情報(コマンド)が送信されるように形成されている。
図1に示すように、メイン制御手段60の入力側(図1中、左側)には、以下に示す各種のスイッチやセンサが電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留(電子)メダルを投入するときに操作するスイッチであり、本実施形態でのベットスイッチ40は、3枚(max)投入専用のスイッチである。すなわち、貯留メダル(クレジット)のある状態でベットスイッチ40を操作すると、当該遊技の3枚のメダルが投入される。
メダル投入口47は、ベットスイッチ40とは別個に設けられたものであり、実際のメダルを投入する部分である。メダル投入口47からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作と同様の機能を果たす。
メダル投入口47から投入されたメダルは、メダルセレクタ48を通過する。メダルセレクタ48は、メダル検知センサ48aを備える。メダル検知センサ48aは、投入されたメダルを検知するための光学的センサである。メダル検知センサ48aは、発光素子と受光素子とを有し、発光素子から発せられた光を受光素子で検知している。そして、メダル投入口47からメダルが投入されると、メダルが発光素子と受光素子との間を通過する。この時、受光素子への光の入射が一瞬遮光されるので、この遮光によりメダルが投入されたことを検知する。
また、メダルセレクタ48を通過したメダルの通路は、2通り設けられており、その1つは、メダルを貯留しておくホッパー53にメダルを案内する通路であり、他の1つは、メダル受け皿54に案内する通路である。
メダルセレクタ48のメダルブロッカ48bは、第1に、投入されたメダルが正規のものであるか否かを判断する。投入されたメダルが正規のものであれば、そのメダルを受け付けるともに、投入されたメダルをホッパー53に誘導する。また、正規なメダルが投入されると、メイン制御手段60は、当該遊技でのメダルが未だ投入されていない状態では当該遊技のためのメダルとして受付け、当該遊技でのメダルが既に投入されている状態では、クレジットとして貯留する。
これに対し、投入されたメダルが正規のものでないと判断されると、メダルブロッカ48bにより、そのメダルを遊技者に返却するため、投入されたメダルをメダル受け皿54に誘導する。
また、メダルブロッカ48bは、第2に、メダルの投入が許可されているときにだけメダルを受付け、それ以外にはメダルが投入されても受け付けないようにするものである。
「メダルの投入が許可されているとき」とは、遊技待機中、すなわち全てのリール31が停止し、役の入賞時のメダルの払出し処理が終了しているときであって、エラーが発生していないときである。
これに対し、いずれか1つのリール31が未だ回転中のとき、役の入賞時のメダル払出し処理中、エラー発生中は、メダルの投入を許可しないように設定する。なお、リプレイが入賞し、メダルが自動投入されたときもメダルの投入が許可されない。
メダルの投入が許可されていないときにメダル投入口47からメダルが投入されると、そのメダルが正規のものであってもメダルブロッカ48bにより、メダル受け皿54に返却される。なお、メダルの投入が許可されていないときにベットスイッチ40が操作されると、その操作は無視される。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、(左、中、右)ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらに、設定変更スイッチ43は、スロットマシン10の設定値を変更・設定するときに操作されるものである。設定値は、設定1から設定6までの6段階有し、設定値が高くなるほど遊技者にとって有利となるように(出玉率が高くなるように)設定されている。なお、設定変更スイッチ43は、遊技者が操作するものではなく、スロットマシン10の設置店(ホール)側で操作するものであり、遊技者からは操作できないようにスロットマシン10の筐体内部に配置されている。
カバー開閉スイッチ44は、スロットマシンのフロントカバーの開閉を検知するスイッチである。
ここで、図示しないが、スロットマシン10は、前面側のみが開放され、略箱形に形成された筐体(本体)と、この筐体の開放された前面部を覆うとともに開閉可能に取り付けられたフロントカバー(前面扉)とを備える。
そして、筐体内部には、電源ユニット、ホッパー53を含むメダル払出し装置50、モータ31及びリール31を含むリールユニット、メイン制御基板等が配置されている。
これに対し、フロントカバーの背面側には、サブ制御基板が配置されている。さらに、フロントカバーの前面側(遊技者側)には、ベットスイッチ40、メダル投入口47、スタートスイッチ41、ストップスイッチ42が配置されており、フロントカバーの下端近傍にメダル受け皿54が配置されている。
フロントカバーは、閉状態でロックされる。そして、フロントカバーを開放するときは、フロントカバーに形成された鍵穴にキーを差し込み、回動させることでフロントカバーを開放できるように形成されている。
また、エラー解除スイッチ45A及び45Bは、スロットマシン10で発生したエラーの報知を解除(終了)するときに操作するスイッチであり、スロットマシン10の設置店(ホール)側で操作するものである。
ここで、エラー解除スイッチ45Aは、ホッパー53内のメダルがなくなったことによるエラー(後述するエラーC3)が発生したときに、ホッパー53へのメダルの補給後にそのエラー報知を解除するためのスイッチである。例えば、上記鍵穴にキーを差し込んで時計回りに回転させるとフロントカバーが開放されるが、反時計回りに回転させるとエラー解除スイッチ45Aがオンとなるように形成されている。
さらに、エラー解除スイッチ45Bは、ホッパー53内のメダルなし以外のエラー(後述するエラーC3以外のエラー)を解除(終了)する場合に操作するスイッチである。
エラー解除スイッチ45Bは、筐体内部の電源ユニットに設けられており、蓋によって覆われている。したがって、例えばフロントカバーの前面側からドリル等で穴を開け、ピアノ線等を挿入してもエラー解除スイッチ45Bにはアクセスできないように配置されている。
さらに、メイン制御手段60の出力側(図1中、右側)には、セグメント表示装置55、モータ32、及びメダル払出し装置50(及びホッパー53)が電気的に接続されている。
セグメント表示装置55は、本実施形態では、2桁の数字を表示可能な表示器が2個設けられたものである。その1つは、貯留メダル枚数を常時表示するものであり、「00」〜「50」までを表示する。また、他の1つは、役の入賞時の払出し枚数を表示するものであり、例えば10枚のメダルが払い出されたときは「10」と表示する。また、セグメント表示装置55は、後述する設定変更時に現在の設定値の表示や、エラー報知にも用いられる。
また、モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、後述するリール制御手段64によって制御される。ここで、リール31は、左リール31、中リール31、右リール31からなり、左リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が左ストップスイッチ42であり、中リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が中ストップスイッチ42であり、右リール31を停止させるときに操作するストップスイッチ42が右ストップスイッチ42である。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄)を印刷したリールテープを貼付したものである。本実施形態では、各リール31ごとに、21個の図柄が等間隔で配置されている。
また、図示しないが、スロットマシン10のフロントカバーには、表示窓(透明窓)が設けられており、この表示窓から、左リール31、中リール31、及び右リール31のそれぞれの上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓から、合計3×3=9個の図柄が見えるように配置されている。
また、スロットマシン10の表示窓を含む部分には、有効ラインが設けられている。ここで、「有効ライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。本実施形態では、水平方向の上段、中段、及び下段の3本と、斜め右下がり方向及び斜め右上がり方向の合計5本の有効ラインを有する。
メダル払出し装置50は、ホッパー53と一体形成されたものである。ここで、ホッパー53は、スロットマシン10の内部でメダルを貯留しておくものであり、上述したように、投入されたメダルはこのホッパー53に溜められる。また、ホッパーセンサ53aは、ホッパー53(又は予備タンク)内のメダルが満杯となったときにそれを検知するセンサである。例えばメダルが満杯になると通電されることで満杯を検知するように形成されている。
払出しモータ51は、ホッパー53の底部に設けられており、それが駆動されることで、メダルを1枚ずつメダル受け皿54に払い出すためのものである。例えば払出しモータ51を何ステップさせるとメダルが1枚払い出されるかが予め設定されており、払出しモータ51の回転軸には、メダルが1枚ずつ入り込むトレイが連結されている。
また、払出しセンサ52は、ホッパー53のメダルの出口部分に設けられており、払出しモータ51が駆動されたときに、メダルが正しく払い出されたか否かを検知するセンサである。払出しセンサ52は、上述したメダル検知センサ48aと同様に発光素子及び受光素子から形成され、両者の間をメダルが通過するときに、受光素子に入射されている光が遮光されるとメダルが払い出されたと検知する。
さらに、図1において、サブ制御手段80の入力側には、エラー設定スイッチ24が設けられている。エラー設定スイッチ24は、サブ制御基板上に直付けされたDIP(デュアル・インライン・パッケージ)スイッチからなるものであり、詳細は後述するが、サブ制御手段80側で、エラーの重要度を設定する(切り替える、変更する)ときに操作するスイッチである。エラー設定スイッチ24は、スライドスイッチ部分がカバー等で覆われ、容易にアクセスできないように配置されている。
また、サブ制御手段80の出力側には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23等の演出出力機器が電気的に接続されている。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓から見える上下に連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
また、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶ディスプレイやドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像、所定の遊技情報、エラー発生時の報知等を表示するものである。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作して予め貯留されたメダルを投入するか、又はメダル投入口47からメダルを投入し、スタートスイッチ41を操作(オン)する。スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段60に入力される。メイン制御手段60(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、すべてのモータ32を駆動制御して、すべてのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上下方向に移動表示される。
そして、遊技者は、ストップスイッチ42を押すことで、そのストップスイッチ42に対応するリール31(例えば、左ストップスイッチ42に対応する左リール31)の回転を停止させる。ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御手段60に入力される。メイン制御手段60(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。そして、すべてのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したとき(その役の入賞となったとき)は、入賞した役に対応するメダルの払出し等が行われる。
図1に示すように、メイン制御手段60は、以下の設定値変更手段61等を備える。なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、メイン制御手段60は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
設定値変更手段61は、スロットマシン10の出玉率を定める設定値を変更・決定するためのものである。特に本実施形態では、設定値として設定1〜設定6までの6段階が設けられており、設定値が高いほど、後述する特別役の当選確率が高くなるように設定されている。
本実施形態では、電源ユニット(図示せず)に設けられている電源スイッチ(図示せず)を操作してオフにし、設定キー挿入口(図示せず)に設定キーを差し込んで、時計回りに90度回転させる。この状態でオンとなり、電源を投入すると、設定変更モードとしてスロットマシン10が立ち上がる。したがって、この場合には、通常の立ち上げ処理が行われない。なお、設定キー挿入口に設定キーを差し込んで、時計回りに90度回転させ、この状態で電源を一旦オフにした後、電源を再投入しても良い。
そして、設定変更モードでは、セグメント表示装置55に、現在の設定値が表示される。
設定値を変更するときは、設定変更スイッチ43を押す操作を行う。設定変更スイッチ43を1回押すごとに、設定値の表示が、・・・→「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「1」→「2」→・・・と順次変化する。また、そのときの設定値は、セグメント表示装置55に表示される。そして、設定変更スイッチ43を押すことで、所望の設定値とした状態で、本実施形態ではスタートスイッチ41をオンする。この操作で設定値が確定するとともに、セグメント表示装置55には、設定値が確定したことを示すため、「0」と表示される。
そして、設定値変更手段61には、設定値を記憶するための設定値記憶手段61a(RAM等のメモリ)が設けられており、確定した設定値を設定値記憶手段61aに記憶する。
次に、電源をオフにし、設定キーを反時計回りに90度回して(オフにして)抜き、電源を再投入するか、又は設定キーを反時計回りに90度回して抜いた後電源をオフにし、再度電源を入れれば、変更後の設定値での通常の立ち上げ処理が行われる。
役抽選手段62は、役抽選テーブル63を用いて、毎遊技、役の抽選を行うものである。
図2は、役抽選テーブル63を示す図である。なお、役抽選テーブル63は、遊技状態ごとに設けられているが、図2で示す役抽選テーブル63は、通常遊技の非内部中のものを例示している。役抽選テーブル63は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。役抽選テーブル63は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
ここで、役について説明する。
図2に示すように、本実施形態の役としては、大別して、特別役、小役、及びリプレイが設けられている。まず、特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上に出玉率が高く、遊技者にとって有利な遊技)に移行させる役である。本実施形態では、図2に示すように、特別役として、BB(第1種ビッグボーナス)及びRB(レギュラーボーナス)が設けられている。BBが入賞すると、当該遊技におけるメダルの払い出しはないが、次遊技から、特別遊技の1つであるBB遊技に移行する。同様に、RBが入賞すると、当該遊技におけるメダルの払い出しはないが、次遊技から、特別遊技の他の1つであるRB遊技に移行する。
また、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、小役1、小役2、及び小役3の3種類を備えている。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
ここで、役抽選テーブル63では、設定値(設定1〜設定6)に対して、小役及びリプレイの当選確率は一定に設定されている。これに対し、特別役であるBB及びRBは、設定値ごとに異なるように定められている。図2に示すように、設定値が高いほど、BB及びRBの当選確率が高く設定されている。
そして、役抽選手段62は、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数は、例えば200n(ナノ)secで1カウントを行うカウンターが0〜65535の範囲を1サイクルとしてカウントし続ける乱数であり、スロットマシン10の電源が投入されている間は、乱数をカウントし続ける。
乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41が操作(オン)された時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を役抽選テーブル63と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値がBBの当選領域に属する場合は、BBの当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
なお、図示しないが、各役に対応する図柄の組合せ及び入賞時の払出し枚数等が定められている。これにより、当該遊技で役に当選し、すべてのリール31の停止時に、役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止する(その役が入賞する)と、その役に対応する枚数のメダルが払い出される(ただし、特別役を除く)。
リール制御手段64は、リール31の回転開始命令を受信したとき、特に本実施形態ではスタートスイッチ41が操作されたとき(スタートスイッチ41が操作された旨の信号を受信したとき)に、すべて(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段64は、役抽選手段62により役の抽選が行われた後、役の抽選結果に対応する停止位置決定テーブル64aを選択するとともに、ストップスイッチ42が操作されたときに、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミングに基づいて、そのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31を停止させるように制御するものである。
ここで、停止位置決定テーブル64aは、役の抽選結果ごとに設けられており、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置に対する、リール31の停止位置を定めたものである。
例えば、リール制御手段64は、役の当選時の遊技では、リール31の停止制御の範囲内において、当選役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止可能にリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
ここで、「リール31の停止制御の範囲内」とは、ストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が実際に停止するまでのリール31の回転量(移動図柄数)の範囲内を意味し、本実施形態では、ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄からの移動図柄数が4図柄以内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)、いいかえればストップスイッチ42が操作された瞬間からリール31が停止するまでの時間が190ms以内に設定されている。
これにより、ストップスイッチ42の操作を検知した瞬間の図柄から数えてリール31の停止制御の範囲内にある図柄のいずれかが有効ラインに停止させるべき図柄であるときは、ストップスイッチ42が操作されたときに、その図柄が有効ラインに停止するように制御されることとなる。
すなわち、役の当選時にストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が有効ラインに停止しないときには、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄ができる限り有効ラインに停止させるように制御するものである。
また逆に、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
入賞処理手段65は、第1に、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断する。例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
そして、入賞処理手段65は、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致する(その役の入賞となった)と判断したときに、メダルを遊技者に対して払い出す。
なお、リプレイの入賞時には、当該遊技で投入された枚数のメダルを自動投入する処理を行う。
入賞処理手段65は、役の入賞時に、クレジット数(貯留メダル数)が「50」未満であるときは、クレジット数が「50」となるまで、クレジットの加算処理を行う。そして、クレジット数が「50」を超えた分については、メダル払出し装置50を駆動して、実際のメダルをホッパー53からメダル受け皿54に払い出すように制御する。
エラー検出手段66は、遊技中及び遊技待機中において、エラーが発生したか否か、及びそのエラーが解除されたか否かを常時検出し続けるものである。
ここで、本実施形態で検出するエラーとしては、エラーの重要度(優先度)に応じて、高レベルレラー、中レベルエラー、通常エラーに分類している。高レベルエラーや中レベルエラーは、ゴト系エラーの可能性が高いものであり、通常エラーは、通常行われる遊技で発生しやすいエラーである。
そして本実施形態では、エラーの重要度は、高レベルエラー>中レベルエラー>通常エラーに設定されている。
(1)高レベルエラー
本実施形態では、遊技待機中(すべてのリール31の停止時)であって遊技の進行が可能なときにのみメダルを受付け、少なくとも1つのリール31の回転中は、メダルを受け付けないように制御する。上述したように、リール31の回転中にメダル投入口47からメダルが投入されたときは、メダルブロッカ48bにより、強制的にメダルがメダル受け皿54に返却される。そして、リール31の回転中にメダルが投入されただけではエラーとは判断しない。メダルの投入が許可されなかったときは、メダルブロッカ48bによりそのメダルはメダル検知センサ48aに到達せず、メダル受け皿54に返却されるだけだからである。
しかし、リール31の回転中にメダル検知センサ48aがメダルを検知したときは、上述したクレマンによるゴト行為の可能性、メダル検知センサ48aの動作不良、あるいはメダルブロッカ48bの動作不良の可能性がある。そこで、メダルの投入を許可していないときにメダル検知センサ48aがメダルの投入を検知したときは、高レベルエラーと判断する(以下、エラーA1という)。
また、メイン制御手段60は、エラー報知中、設定変更中、設定値確認中、ホッパー53内のメダルの満杯を検知したときにも、メダルブロッカ48bを駆動してメダルを受け付けないように制御する。しかし、このようなときにメダル検知センサ48aがメダルの投入を検知したときも、高レベルエラーと判断する(以下、エラーA2という)。
さらにまた、メダル投入口47からメダルが投入されると、メダル検知センサ48aを通過するが、エラー検出手段66は、このときのメダルの通過タイミング(メダル検知センサ48aがメダルを検知している時間、すなわち受光素子が遮光されている時間)が所定時間の範囲内であるか否かを判断する。そして、エラー検出手段66は、所定時間の範囲内であるときは正常であると判断するが、所定時間の範囲内でないと判断したとき(ただし、オフ→オン→オフを検知したとき)は、高レベルエラーと判断する(以下、エラーA3という)。
また、リール31の回転中や、役の入賞時ではないのに、払出しセンサ52がメダルの払出しを検知したときは、エラー検出手段66は、高レベルエラーであると判断する(以下、エラーA4という)。また、払出しモータ51が駆動中でないのに払出しセンサ52がメダルの払出しを検知したときも、高レベルエラーであると判断する(以下、エラーA5という)。
(2)中レベルエラー
上述した設定変更は、ホールの店員等が、フロントカバーを開放して行う。したがって、設定変更時(設定変更キーの差し込み、設定変更スイッチの操作時、設定変更モードとして立ち上がっているとき)には、エラー検出手段66は、カバー開閉スイッチ44のオン/オフを検知し続ける。そして、エラー検出手段66は、フロントカバーが開状態(カバー開閉スイッチ44がオン)であるときに設定変更が行われたときは正常であると判断する。これに対し、エラー検出手段66は、フロントカバーが閉状態(カバー開閉スイッチ44がオフ)であるときに設定変更が行われたときは中レベルエラーであると判断する(以下、エラーB1という)。このような場合は、設定変更ゴトである可能性が高いからである。
(3)通常エラー
メダルセレクタ48内のメダル検知センサ48aの発光素子と受光素子との間でメダル詰まりが発生したときは、メダル検知センサ48aは、常時オンを検知し続け、オフにならない。このような場合は、通常エラーと判断する(以下、エラーC1という)。
また、ホッパー53のメダル払出し口でメダル詰まりが発生する場合がある。このような場合に備えて、エラー検出手段66は、払出しモータ51の駆動中において、払出しセンサ52が所定時間以上メダルを検知し続けたときは、通常エラーであると判断する(以下、エラーC2という)。
さらにまた、役の入賞時等に、払出しモータ51を駆動しているにもかかわらず、払出しセンサ52が一定時間以上、メダルを検知しなかったときは、ホッパー53内にメダルがないと判断し、通常エラーと判断する(以下、エラーC3という)。
さらに、ホッパーセンサ53がホッパー53内のメダルの満杯を検知したときは、通常エラーと判断する(以下、エラーC4という)。
なお、ホッパー53は、メインタンクと予備タンクとからなり、メインタンクが満杯となったときは、自動で予備タンク側にメダルが流れるように構成されているものもある。このような場合には、予備タンク側にホッパーセンサ53aを設け、予備タンク側が満杯になったときにエラーと判断するようにする。
また、エラー検出手段66は、1以上のエラーを検出した後も、他のエラーが発生していないか否かを検出し続ける(検知を継続する)。ここで、従来の技術では、1つのエラーを検出した後は、遊技を中断するとともに、エラーの検出も中断していた。これに対し、本実施形態では、エラーが発生した後も、さらにエラーを検出し続け、他のエラーが発生したときは、それまでのすべてのエラーを記憶しておく。
なお、以上のエラーの種類は、例示であり、上記エラーの検出のみに限定されるものではない。他の種類のエラーの検出についても行われているが、本明細書では説明を省略する。
また、そのエラーの重要度をどの程度にするかについては、上述したものがデフォルト値であるが、エラー設定スイッチ24により変更が可能となっている。例えば中レベルエラーを高レベルエラーよりも重要度を高く設定したり、あるいは、通常エラーのうち、特定のエラーを、高レベルエラーと同程度の重要度に設定すること等が可能である。エラーの重要度をどの程度に設定するかは、スロットマシン10の設置店側で、現に発生したゴト系エラーの数やエラー頻度等に応じて決定すればよい。
ただし、本実施形態では、エラーの種類に応じて、重要度(優先度)を変更不可能なエラーと、重要度を変更可能なエラーとが設定されている。
まず、高レベルエラーであるエラーA1〜A5については、これらを通常エラーに変更きないように設定されている。また、通常エラーのうちエラーC3及びC4については、これらを高レベルエラーに変更できないように設定されている。これに対し、中レベルエラーであるエラーB1、通常エラーのうちエラーC1及びC2については、これらを高レベルエラーに変更できるように設定されている。
エラー報知制御手段67は、エラー検出手段66でエラーを検出したときに、そのエラー(内容)を報知するように制御するものである。
まず、エラー報知制御手段67は、最初にエラー検出手段66でエラーを検出したときは、そのエラー内容を、セグメント表示装置35により表示するように制御する。例えば上記エラーA1(メダルの投入を許可していないときにメダル検知センサ48aがメダルの投入を検知したとき)が発生したときは、セグメント表示装置55に「A1」等と表示する。さらに、エラーA1が解除される前に例えばエラーC3(ホッパー53内にメダルなし)が発生したときは、エラーC3の報知を待機状態にする(記憶しておく)。そして、エラー解除スイッチ45Bが操作されたときは、エラーA1の報知を終了するとともに、次のエラーC3を報知する。
そして、さらに解除スイッチ45Aが操作されたときは、エラーC3の報知を終了する。この場合、払出しモータ51は、再度、メダルの払出しを試みるが、それでも払出しセンサ52が一定時間以上、メダルを検知しなかったときは、再度、エラーC3を報知する。
このようにして、エラー検出手段66は、常時(1つのエラー発生後も)エラーを検出し続け、エラー報知制御手段67は、エラーの発生した順序通りに、エラー報知を行い、エラー解除スイッチ45A又は45Bが操作されるごとに、次のエラーの報知を行う。
なお、エラーC3の発生後、エラーC3が解除されないうちにエラーC3以外のエラー(高レベルエラー又は中レベルエラーを含む)が発生したとき、又は、エラーC3以外のエラーの発生後、このエラーが解除されないうちにエラーC3が発生したときは、いずれも、任意の一方を先に解除することができるように構成されている。具体的には、上記のようにエラーC3及びエラーC3以外のエラーの双方が発生している場合において、最初にエラー解除スイッチ45Aが操作されたときはエラーC3が先に解除され、次にエラー解除スイッチ45Bが操作されたときはエラーC3以外のエラーが解除される。その逆、つまり最初にエラー解除スイッチ45Bが操作されたときはエラーC3以外のエラーが先に解除され、次にエラー解除スイッチ45Aが操作されたときはエラーC3が解除される。
また、メイン制御手段60は、サブ制御手段80に対し、各種の遊技情報(コマンド)を送信する。送信される遊技情報としては、ベットスイッチ40が操作された(メダル投入口47からメダルが投入された)旨の情報、スタートスイッチ41が操作された旨の情報、役の抽選結果に関する情報(当選/非当選の有無、及び当選役の情報)、リール31が回転された旨の情報、ストップスイッチ42が操作された旨(どのストップスイッチ42が操作されたか)の情報、リール31が停止した旨(どのリール31が停止したか)の情報、入賞役(どの有効ラインに、どの役に対応する図柄の組合せが停止したか)の情報、入賞処理手段65によるメダルの払い出し情報等である。
さらに、上記の各種のエラーが発生したときは、発生したエラーの内容を特定できる情報(エラー発生情報(コマンド))をサブ制御手段80に送信する。例えば「エラーA1」が検出されたときは、エラーA1が発生した旨の情報を送信する。また、エラー検出手段66がエラーを検知するごとに、エラー発生情報をサブ制御手段80に送信する。
さらに、メイン制御手段60は、エラーが解除されたことを検知したときは、どのエラーが解除されたかの情報(エラー解除情報)をサブ制御手段80に送信する。
なお、本実施形態では、高レベルエラー又は通常エラーの発生時及びその解除時には、メイン制御手段60からサブ制御手段80にその旨の情報が送信されるが、中レベルエラーの発生及び解除時には、メイン制御手段60からサブ制御手段80にその旨の情報を送信しない。
図1において、サブ制御手段80は、上述したランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23からの演出の出力を制御するものである。
サブ制御手段80は、複数種類の演出パターンを記憶した演出パターン記憶手段81を備える。そして、サブ制御手段80は、遊技の開始時等に、役抽選手段62による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によって、役の抽選結果に対応するいずれか1つの演出パターンを選択する。
また、演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、特別役当選時、小役当選時、リプレイ当選時、非当選時等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、サブ制御手段80は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
また、サブ制御手段80は、エラー報知制御手段82を備える。エラー報知制御手段82は、メイン制御手段60から送信されてくるエラー情報を受信し、サブ制御手段80側で制御できるランプ21、スピーカ22、及び画像表示措置23によりエラー報知を行うように制御する。
また、エラー報知制御手段82は、エラーの報知中において、メイン制御手段60から送信されてくるエラーの情報を受信したときは、現在報知しているエラーと、新たに受信したエラーとを対比し、どちらのエラーの優先度が高いかを判断する。そして、現在報知しているエラーの優先度が高いと判断したときは、現在のエラーの報知を継続する。これに対し、新たに受信したエラーの優先度が高いと判断したときは、現在の報知を終了又は中断し、新たに受信したエラーの報知に切り替えるように制御する。
例えば、現在、エラーA(エラーA1〜エラーA5のいずれか)についての報知を行っているときに、エラーB又はエラーC(エラーC1〜エラーC4のいずれか)の情報を受信したときは、エラーAの報知を継続するように制御する。
これに対し、エラーBについての報知を行っているときに、エラーAの情報を受信したときは、エラーAの報知に切り替えるように制御する。
また、エラーCについての報知を行っているときに、エラーA又はエラーBの情報を受信したときは、受信したエラーA又はエラーBの報知に切り替えるように制御する。
以上より、メイン制御手段60側では、エラーの発生順番通りに報知が行われるが、サブ制御手段80側での報知は、受信した順番通りにはならない場合がある。よって、メイン制御手段60側で報知されているエラーと、サブ制御手段80側で報知されているエラーとが異なる場合がある。
また、エラー報知制御手段82は、エラー解除情報を受信したときは、エラーの報知を終了するように制御する。
ここで、エラー報知制御手段82は、通常エラーの報知を行っているときに、その通常エラーの解除情報を受信したときは、すぐにその通常エラーの報知を終了するように制御する。
これに対し、エラー報知制御手段82は、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知を開始したときは、そのエラーの解除情報を受信した場合であっても、所定時間、エラー報知を継続するように制御する。特に本実施形態では、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知を開始したときは、最低でも、30秒間、そのエラーの報知を継続するように制御する。したがって、このエラーの報知中に、他のエラーが発生した旨の情報を受信したり、現在報知しているエラーの解除情報を受信したときであっても、そのエラーの報知を終了又は中断しない。これにより、所定時間が経過しない限り、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知の解除を行うための手段はなく、常に、所定時間、報知が行われる。
このため、エラー報知制御手段82は、タイマー82aを備える。タイマー82aは、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知を開始したときに計時を開始し、上述したように30秒間、時間を計測する。そして、タイマー82aによる計時が30秒に到達するまで、エラー報知制御手段82は、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知を継続し、30秒を経過したときは、エラー報知制御手段82は、タイマー82aによる計時を終了するように制御する。そして、タイマー82aによる計時の終了後、報知しているエラーが中レベルエラーの場合は、その報知を終了するように制御する。これに対し、報知しているエラーが高レベルエラーの場合は、この高レベルエラーが解除された旨の情報を受信したことを条件として、高レベルエラーの報知を終了するように制御する。
また、エラー報知制御手段82は、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知中に通常エラーが発生した旨の情報を受信したときは、それまでの高レベルエラー又は中レベルエラーの報知を一時中断し、通常エラーの報知に切り替えるように制御する。そして、メイン制御手段60側で通常エラーが解除されると、その旨の情報がサブ制御手段80に送信されるので、エラー報知制御手段82は、この情報を受信したときは、通常エラーの報知を終了し、中断していた高レベルエラー又は中レベルエラーの報知を再開する。なお、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知の中断時には、タイマー82aによる計時も中断し、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知の再開時に、タイマー82aによる計時も再開するように制御する。
なお、サブ制御手段80側で、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知中に通常エラーが発生したときは、通常エラーの報知に切り替えるのは、メイン制御手段60側の報知に合わせるためである。
ここで、通常エラーが発生した旨の情報がサブ制御手段80側に送信されてきたときは、メイン制御手段60側では、通常エラーの報知を行っているからである。すなわち、高レベルエラー又は中レベルエラーの発生時は、メイン制御手段60は、遊技の進行を中断するので、高レベルエラー又は中レベルエラーの発生後、これらのエラーが解除されない限り、さらに通常エラーが発生する場合はない。したがって、高レベルエラー又は中レベルエラーの発生後、サブ制御手段80側で、通常エラーが発生した旨の情報を受信したときは、メイン制御手段60側では、高レベルエラー又は中レベルエラーが解除され、遊技が進行して通常エラーが発生したこととなるからである。
図3は、メイン制御手段60とサブ制御手段80とのエラー処理の流れを示す図である。図中、左側がメイン制御手段60の時系列処理であり、図中、右側がサブ制御手段80の時系列処理である。図3では、通常エラーの発生後、高レベルエラーが発生したときを例に挙げている。
図3において、先ず、メイン制御手段60で通常エラーを検知すると、その旨の情報をサブ制御手段80に送信するとともに、メイン制御手段60側では、通常エラーの報知を行う。さらに、この報知後も、他のエラーを検出し続ける。また、サブ制御手段80では、通常エラーの発生情報を受信すると、通常エラーの報知を行う。
次に、メイン制御手段60で高レベルエラーの発生を検出すると、その旨を記憶しておくとともに、通常エラーの報知を継続する。また、高レベルエラーの発生情報をサブ制御手段80に送信する。これにより、サブ制御手段80は、それまで報知していた通常エラーと、新たに受信した高レベルエラーとの優先度(重要度)を判断し、高レベルエラーの報知を優先することに決定し、通常エラーの報知を終了して高レベルエラーの報知に切り替える。さらに、高レベルエラーの報知の開始とともに、タイマー82aによる所定時間の計時を開始する。
次に、メイン制御手段60側で、エラー解除スイッチ45A又は45Bが操作されることで最初の通常エラーが解除されると、通常エラーの報知を終了し、記憶していた高レベルエラーの報知を開始するように制御する。
さらに次に、メイン制御手段60側で、エラー解除スイッチ45Bが操作されることで高レベルエラーが解除されると、高レベルエラーの報知を終了する。これにより、メイン制御手段60は、遊技進行が可能な状態(遊技待機状態)となる。
一方、メイン制御手段60で高レベルエラーが解除されると、その旨の情報がサブ制御手段80に送信される。サブ制御手段80はこの情報を受信しても、所定時間が経過していない限り、高レベルエラーの報知を継続する。そして、所定時間の経過後に、高レベルエラーの解除の情報を受信したことを確認した上で、高レベルエラーの報知を終了する。
続いて、サブ制御手段80側のエラー処理をより具体的に説明する。図4は、サブ制御手段80において、エラー発生情報を受信したときの処理を示すフローチャートである。
図4において、サブ制御手段80がエラー発生情報を受信したときは、エラー報知制御手段82は、ステップS1で、受信したエラー発生情報が高レベルエラーであるか否かを判断する。高レベルエラーであると判断したときはステップS9に進み、エラー報知制御手段82は、タイマー82aの所定時間をセットし、計時を開始する。そしてステップS6に進み、エラー報知制御手段82は、高レベルエラーの報知を行う。
これに対し、ステップS1で高レベルエラーでないと判断したときはステップS2に進み、エラー報知制御手段82は、受信したエラー発生情報が中レベルエラーであるか否かを判断する。中レベルエラーであると判断したときはステップS7に進む。ステップS7では、エラー報知制御手段82は、現在、高レベルエラーの報知中であるか否かを判断する。高レベルエラーの報知中であると判断したときは本フローチャートによる処理を終了する。すなわち、本実施形態では、高レベルエラーの報知中は、その後に中レベルエラーの発生情報を受信しても、これを無視するように制御する。
これに対し、ステップS7で高レベルエラー報知中でないと判断したときはステップS8に進み、エラー解除情報受信済状態をセットする。すなわち、本実施形態では、中レベルエラーの発生時は、中レベルエラーが解除された旨の情報がサブ制御手段80に送信されないので、サブ制御手段80側で、中レベルエラーの解除情報を受信したものとみなすように制御する。そして、ステップS9に進み、エラー報知制御手段82は、中レベルエラーについて、タイマー82aの所定時間をセットし、計時を開始する。そしてステップS6に進み、エラー報知制御手段82は、中レベルエラーの報知を行う。
ステップS2で中レベルエラーでないと判断されると、ステップS3に進み、エラー報知制御手段82は、受信したエラー発生情報が通常エラーであるか否かを判断する。通常エラーであると判断したといはステップS4に進み、通常エラーでないと判断したときは本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS4では、現在、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知中であるか否かを判断する。高レベルエラー又は中レベルエラーの報知中であると判断したときはステップS5に進み、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知中でないと判断したときはステップS6に進む。
ステップS5では、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知復帰要求をセットする。すなわち、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知中に通常エラーの発生情報を受信したときは、これらのエラーの報知を中断して通常エラーの報知に切り替えるが、この通常エラーの報知が終了したときは、再度、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知を再開するため、報知の復帰要求をセットする。そしてステップS6に進む。
ステップS6では、通常エラーの報知を行う。そして本フローチャートによる処理を終了する。
図5は、サブ制御手段80によるエラー報知中の処理を示すフローチャートである。
図5のステップS21において、エラー報知制御手段82は、エラーが解除された旨の情報を受信したか否かを判断する。受信したと判断したときはステップS22に進み、受信していないと判断したときはステップS24に進む。
ステップS22では、図6に示すエラー解除情報の受信処理を行う。そしてステップS23に進む。
ステップS23では、エラー報知制御手段82は、エラー報知が終了したか否かを判断する。エラー報知が終了したと判断したときは本フローチャートによる処理を終了し、エラー報知が未だ終了していないと判断したときはステップS24に進む。
ステップS24では、エラー報知制御手段82は、報知残り時間があるか否かを判断する。すなわち、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知を行うときは、タイマー82aによる計時を行うが、この計時で所定時間を経過したか否かを判断する。報知残り時間があると判断したときはステップS25に進み、報知残り時間がないと判断したときはステップS26に進む。
ステップS25では、エラー報知制御手段82は、タイマー82aによる計時、すなわち残り時間の減算処理を行う。そしてステップS26に進む。ステップS26では、タイマー82aによる残り報知時間が「0」となったか否か(所定時間を経過したか否か)を判断する。残り報知時間が「0」であると判断したときはステップS27に進み、「0」でないと判断したときはステップS21に戻る。
ステップS27では、エラー報知制御手段82は、エラー解除情報を受信済であるか否かを判断する。受信済であると判断したときはステップS28に進み、受信済でないと判断したときはステップS21に戻る。
ステップS28では、エラー報知制御手段82は、当該エラーの報知を終了(クリア)するように制御する。そしてステップS29に進んで、エラー報知制御手段82は、表示内容の復帰処理を行い、本フローチャートによる処理を終了する。
図6は、サブ制御手段80によるエラー解除情報の受信時の処理を示すフローチャートである。図5中、ステップS22に進んだときは、図6のステップS41の処理に進む。
ステップS41では、エラー報知制御手段82は、高レベルエラーの報知中であるか否かを判断し、高レベルエラーの報知中であるときはステップS46に進み、高レベルエラーの報知中でないときはステップS42に進む。
ステップS46では、エラー報知制御手段82は、タイマー82aによる報知残り時間があるか否かを判断し、報知残り時間があると判断したときはステップS47に進み、報知残り時間がないと判断したときはステップS43に進む。
ステップS47では、エラー報知制御手段82は、エラー解除情報の受信済状態をセットする。そして本フローチャートによる処理を終了する。
また、ステップS42では、エラー報知制御手段82は、高レベルエラー又は中レベルエラーの報知復帰要求があるか否か(図4のステップS5で報知復帰要求がセットされたか否か)を判断し、報知復帰要求がセットされていると判断したときはステップS45に進み、報知復帰要求がセットされていないと判断したときはステップS43に進む。
ステップS45では、エラー報知制御手段82は、中断していた高レベルエラー又は中レベルエラーの報知を再開するように制御する。そして本フローチャートによる処理を終了する。
ステップS43では、エラー報知制御手段82は、エラーの報知を終了(クリア)し、次にステップS44に進んで表示内容の復帰処理を行い、本フローチャートによる処理を終了する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態では遊技機の例として、使用される遊技媒体がメダルであるスロットマシン10を挙げたが、これ以外に、遊技媒体が遊技球であるスロットマシン(パロット)や、遊技媒体が遊技球である弾球遊技機にも適用することができる。
10 スロットマシン
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
24 エラー設定スイッチ
31 (左、中、右)リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 (左、中、右)ストップスイッチ
43 設定変更スイッチ
44 カバー開閉スイッチ
45A、45B エラー解除スイッチ
47 メダル投入口
48 メダルセレクタ
48a メダル検知センサ
48b メダルブロッカ
50 メダル払出し装置
51 払出しモータ
52 払出しセンサ
53 ホッパー
53a ホッパーセンサ
54 メダル受け皿
55 セグメント表示装置
60 メイン制御手段
61 設定値変更手段
61a 設定値記憶手段
62 役抽選手段
63 役抽選テーブル
64 リール制御手段
64a 停止位置決定テーブル
65 入賞処理手段
66 エラー検出手段
67 エラー報知制御手段(第1エラー報知制御手段)
80 サブ制御手段
81 演出パターン記憶手段
82 エラー報知制御手段(第2エラー報知制御手段)
82a タイマー

Claims (1)

  1. 抽選及び遊技媒体の払出しを含む、遊技の進行を制御するメイン制御手段と、
    前記メイン制御手段により制御され、エラー発生時にエラーを報知する第1エラー報知装置と、
    前記メイン制御手段と電気的に接続され、前記メイン制御手段から送信されてくる情報に基づいて遊技に関する情報を出力するサブ制御手段と、
    前記サブ制御手段により制御され、エラー発生時にエラーを報知する第2エラー報知装置と
    を備え、
    前記メイン制御手段は、
    遊技中及び遊技待機中におけるエラーの発生及び解除を検出するエラー検出手段と、
    前記エラー検出手段により検出したエラーを、そのエラーが解除されるまで前記第1エラー報知装置により報知するように制御する第1エラー報知制御手段と
    を備え、
    前記エラー検出手段は、1以上のエラーが発生している間も、他のエラーの検出を継続し、
    前記第1エラー報知制御手段は、報知しているエラーの解除を検出したときはその報知を終了するとともに、解除を検出していない他のエラーを検出しているときは、そのエラーの報知に切り替えるように制御し、
    前記エラー検出手段でエラーの発生及び解除を検出するごとに、その情報を前記サブ制御手段に送信し、
    前記サブ制御手段は、前記メイン制御手段からエラーが発生した旨の情報を受信したときは、そのエラーを前記第2エラー報知装置により報知するように制御する第2エラー報知制御手段を備え、
    前記第2エラー報知制御手段は、複数種類のエラーを優先度と対応づけて記憶しておき、エラーの発生を報知しているときに他のエラーが発生した旨の情報を受信したときは、現在報知しているエラーと、新たに受信したエラーとのいずれを優先するかを決定し、現在報知しているエラーを優先するときは現在の報知を継続し、新たに受信したエラーを優先するときは現在のエラーの報知を中断又は終了して新たに受信したエラーの報知に切り替えるように制御し、
    前記サブ制御手段は、複数種類のエラーの優先度を設定可能な優先度設定手段を備える
    ことを特徴とする遊技機。
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