JP5354089B2 - 伝送装置、障害復旧方法及びネットワークシステム - Google Patents

伝送装置、障害復旧方法及びネットワークシステム Download PDF

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Description

本発明は、伝送装置、障害復旧方法及びネットワークシステムに関する。
近年、大容量のデータ伝送に対する需要の拡大に伴い、高速なディジタル伝送方式を用いて大規模なネットワークを構築することが行われている。ディジタル伝送方式の規格としては、国際電気通信連合(ITU−T:International Telecommunication Union Telecommunication standardization sector)の勧告G.709により規定されたOTN(Optical Transport Network)を用いることが検討されている。OTNは、ディジタル化された主信号(ペイロード)に対して伝送装置等の保守運用を行うための信号(オーバーヘッド)が付加された信号であるフレームを伝送するものである。
OTNを用いて大規模なネットワークを構築する方式としては、例えば、伝送装置間をリング状の回線で接続するBLSR(Bi-directional Line Switched Ring)方式がある。そして、BLSR方式で構築されたリングネットワークには、障害発生時にネットワークを復旧するためのAPS(Automatic Protection Switching)機能を採用するものが存在する。APS機能を採用するBLSR方式のリングネットワーク(以下「APS/BLSRリングネットワーク」という)では、フレームのオーバーヘッドに格納されるAPSバイトを伝送装置間で互いに通知し合うことで、高速な障害復旧を実現している。例えば、APS/BLSRリングネットワークでは、障害として信号断(SF:Signal Fail)が発生した際に、SFを格納したAPSバイトを用いて隣接する装置へ自装置の情報を通知し、現在運用している回線を予備側の回線へ切り替えることでネットワークを復旧する。
ここで、更なる大規模ネットワークを構築しようとした場合、複数のリングネットワークを相互に接続したマルチリング構成を実現することが望まれる。このようなマルチリング構成としては、図11に示したものが提案されている。図11は、従来のマルチリング構成を示す図である。同図に示すように、従来のマルチリング構成では、リングネットワークA内の2つの伝送装置とリングネットワークB内の2つの伝送装置とが相互に接続される。
特開2003−18891号公報 特開2004−266480号公報 特開2003−101559号公報 特開2002−232442号公報
しかしながら、上記した従来のマルチリング構成では、リングネットワーク内にてAPSバイトの通知を行うことに加えて、相互に接続された計4つの伝送装置間で独自のスイッチング処理を行うため、障害復旧に伴う処理が複雑化するという問題がある。
開示の技術は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、障害復旧に伴う処理を簡素化することができる伝送装置、障害復旧方法及びネットワークシステムを提供することを目的とする。
本願の開示する伝送装置は、複数のリングの一部を共用して構成されたネットワークにおける前記各リングからフレームを受信した場合に、受信されたフレームに、前記各リングにて障害が発生したことを示す障害情報が含まれているか否かを判定する判定部と、前記判定部によって前記障害情報が含まれていると判定された前記フレームを、前記複数のリングの共用部で用いられるフレームである共用フレームにマッピングするマッピング部とを備えた。
本願の開示する伝送装置の一つの態様によれば、障害復旧に伴う処理を簡素化することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る伝送装置を含んだネットワークの構成を示す図である。 図2は、実施例2に係る伝送装置による障害復旧方法について説明するための図である。 図3は、実施例2に係る伝送装置の構成を示すブロック図である。 図4は、実施例2に係る伝送装置による処理手順を示すフローチャートである。 図5は、実施例3に係る伝送装置による障害復旧方式について説明するための図である。 図6は、実施例3に係る伝送装置の構成を示すブロック図である。 図7は、実施例3に係る伝送装置による処理手順を示すフローチャートである。 図8は、伝送装置の他の構成例1を説明するための図である。 図9は、伝送装置の他の構成例2を説明するための図である。 図10は、伝送装置の他の構成例3を説明するための図である。 図11は、従来のマルチリング構成を示す図である。
以下に、本願の開示する伝送装置、障害復旧方法及びネットワークシステムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、実施例1に係る伝送装置の構成について説明する。図1は、実施例1に係る伝送装置を含んだネットワークの構成を示す図である。図1に示したネットワークは、3つのリング1〜3を含むマルチリング構成をとっている。リング1は、伝送装置10a、10b、10c、10d及び10eを接続する。リング2は、伝送装置10a、10f、10g、10h及び10eを接続する。リング3は、伝送装置10a、10i、10j、10k及び10eを接続する。なお、図1に示した例では、3つのリング1〜3と11個の伝送装置10a〜10kを示したが、リングや伝送装置の数は、これに限られない。
また、図1に示したネットワークは、リング1〜3において、伝送装置10aと伝送装置10eの区間を共用している。共用部に設置された伝送装置10aと伝送装置10eとが、本実施例に係る伝送装置である。他の伝送装置は、APS/BLSRリングネットワークに適用される公知の伝送装置である。本実施例に係る伝送装置10a及び伝送装置10eは、いずれも同様の構成を有するため、以下では伝送装置10aを例にして説明する。
図1に示すように、伝送装置10aは、判定部11と、マッピング部12とを有する。判定部11は、各リング1〜3からフレームを受信した場合に、受信されたフレームに、各リング1〜3にて障害が発生したことを示す障害情報が含まれているか否かを判定する。マッピング部12は、判定部11によって障害情報が含まれていると判定されたフレームを、複数のリング1〜3の共用部で用いられるフレームである共用フレームにマッピングする。
ここで、判定部11及びマッピング部12による障害復旧方式について図1を用いて具体的に説明する。通常運用の状態において、リング1の伝送装置10dは、リング1の伝送装置10c、10b及び10aとリング3の伝送装置10a及び10iとを経由する経路P1を用いてリング3の伝送装置10jとの間でフレームを送受するものとする。同様に、リング2の伝送装置10hは、リング2の伝送装置10g、10f及び10aとリング3の伝送装置10a及び10iとを経由する経路P2を用いてリング3の伝送装置10jとの間でフレームを送受するものとする。この状態では、判定部11は、各リング1〜3から受信したフレームに障害情報が含まれているか否かを判定し、障害情報が含まれていないと判定する。各リング1〜3から受信したフレームに障害情報が含まれていないため、マッピング部12は、これらのフレームを共用フレームにマッピングしない。
ここで、リング1における伝送装置10bと伝送装置10cとの間の回線に障害13が発生したものとする。伝送装置10b及び伝送装置10cは、障害13を検知すると、リング1にて障害が発生したことを示す障害情報をフレームに含め、障害情報を含んだフレームを、これまで使用していた経路P1とは反対側の予備の経路P3に切り替えて送信する。障害13が発生した状態では、判定部11は、各リング1〜3から受信したフレームに障害情報が含まれているか否かを判定し、リング1にて障害が発生したことを示す障害情報が含まれていると判定する。そして、マッピング部12は、判定部11によって障害情報が含まれていると判定されたリング1からのフレームを共用フレームにマッピングし、マッピング後の共用フレームを共用部である伝送装置10aと伝送装置10eとの間の回線に送出する。
これにより、リング1にて発生した障害13が復旧され、リング1の伝送装置10dは、リング3の伝送装置10jとの間でフレームの送受を再開することができる。例えば、リング3の伝送装置10jからのフレームは、伝送装置10i、10aを経由してリング1の伝送装置10bに到達し、さらに伝送装置10bで折り返して伝送装置10aに戻る。そして、リング3の伝送装置10jからのフレームは、伝送装置10aにより共用フレームにマッピングされ、マッピング後の共用フレームは、伝送装置10aから伝送装置10eに送信される。そして、リング3の伝送装置10jからのフレームは、伝送装置10eにより共用フレームからデマッピングされた後、伝送装置10dを経由して伝送装置10cに到達し、さらに伝送装置10cで折り返してリング1の伝送装置10dに到達する。
このように、実施例1に係る伝送装置10aは、複数のリングの一部を共用したネットワークにおける各リングから受信したフレームに障害情報が含まれると、障害情報が含まれるリングからのフレームをリングの共用部で用いる共用フレームにマッピングする。このため、伝送装置10aは、フレームのオーバーヘッドに格納される既存のAPSバイトの障害情報を用いるだけで障害を復旧することができ、従来のマルチリング構成における独自のスイッチング処理を省略することができる。その結果、伝送装置10aは、障害復旧に伴う処理を簡素化することができる。
次に、上記実施例1において説明した伝送装置について、具体例を用いて説明する。実施例2では、上記実施例1において説明した伝送装置を、ITU−Tの勧告G.709により規定されたOTNを採用する伝送装置に適用する例について説明する。OTNは、ITU−Tで規格化されたOTU(Optical channel Transport Unit)フレームと呼ばれるフレームにデータを収容する伝送方式である。以下では、実施例2に係る伝送装置による障害復旧方法について説明した後、実施例2に係る伝送装置の構成について説明する。
まず、実施例2に係る伝送装置による障害復旧方法について説明する。図2は、実施例2に係る伝送装置による障害復旧方法について説明するための図である。図2に示したネットワークは、3つのリング1〜3を含んだマルチリング構成をとっている。リング1は、伝送装置110a、110b、110c、110d及び110eを接続する。リング2は、伝送装置110a、110f、110g、110h及び110eを接続する。リング3は、伝送装置110a、110i、110j、110k及び110eを接続する。なお、図1に示した例では、3つのリング1〜3と11個の伝送装置110a〜110kを示したが、リングや伝送装置の数は、これに限られない。
また、図2に示したネットワークは、リング1〜3において、伝送装置110aと伝送装置110eの区間を共用している。共用部に設置された伝送装置110aと伝送装置110eとが、本実施例に係る障害復旧方式を実行する伝送装置である。他の伝送装置は、APS/BLSRリングネットワークに適用される公知の伝送装置である。本実施例に係る伝送装置110a及び伝送装置110eは、いずれも同様の構成を有するため、以下では伝送装置110aを例にして説明する。
本実施例に係る障害復旧方式では、複数のリングの一部を共用したネットワークにおける各リングから受信したOTUフレームに障害情報が含まれると、障害情報が含まれるリングからのOTUフレームをリングの共用部で用いるOTUフレームにマッピングする。
通常運用の状態において、リング1の伝送装置110dは、リング1の伝送装置110c、110b及び110aとリング3の伝送装置110a及び110iとを経由する経路P1を用いてリング3の伝送装置110jとの間でOTUフレームを送受するものとする。同様に、リング2の伝送装置110hは、リング2の伝送装置110g、110f及び110aとリング3の伝送装置110a及び110iとを経由する経路P2を用いてリング3の伝送装置110jとの間でOTUフレームを送受するものとする。この状態では、伝送装置110aは、各リング1〜3から受信したOTUフレームに障害情報が含まれているか否かを判定し、障害情報が含まれていないと判定する。このため、伝送装置110aは、これらのOTUフレームを共用部である伝送装置110aと伝送装置110eとの間の回線で用いられるOTUフレーム(以下「共用OTUフレーム」という)にマッピングしない。したがって、共用OTUフレームのOPU(Optical channel Payload Unit)−Payloadは、何らのデータも収容されていないことを示すnullとなっている(状態20)。
なお、共用OTUフレームのODU−OH(Optical Data Unit Overhead)のAPS/PCC(Automatic Protection Switching / Protection Communication Channel)は、MFAS(Multi-Frame Alignment Signal)、Ring#、Stateを対応付けている。MFASは、共用OTUフレームにマッピングされるOTUフレームの種別を示す。Ring#は、MFASで示されるOTUフレームが伝送されるリングを一意に識別する識別子を示す。Stateは、Ring#で識別されるリングの状態を示し、通常運用を示すNR(No Request)や信号断を示すSF(Signal Fail)が格納される。例えば、上記の通常運用の状態において、MFAS「****0001」で示されるOTUフレームが伝送されるRing#「1」(リング1)の状態Stateが、「NR」(通常運用)であることが分かる。
ここで、リング1における伝送装置110bと伝送装置110cとの間の回線にSF等の障害113が発生したものとする。伝送装置110b及び伝送装置110cは、障害113を検知すると、リング1にて障害が発生したことを示す障害情報をOTUフレームに含め、障害情報を含んだOTUフレームを、これまで使用していた経路P1とは反対側の予備の経路P3に切り替えて送信する。障害113が発生した状態では、伝送装置110aは、各リング1〜3から受信したOTUフレームに障害情報が含まれているか否かを判定し、リング1にて障害が発生したことを示す障害情報が含まれていると判定する。そして、伝送装置110aは、障害情報が含まれていると判定されたリング1からのOTUフレームを共用OTUフレームにマッピングし、マッピング後の共用フレームを共用部である伝送装置110aと伝送装置110eとの間の回線に送出する。共用OTUフレームのOPU−Payloadには、リング1からのOTUフレームのODUであるODUxが収容される(状態21)。
なお、状態21の共用OTUフレームのODU−OHのAPS/PCCでは、MFAS「****0001」で示されるOTUフレームが伝送されるRing#「1」(リング1)の状態Stateが、「NR」(通常運用)から「SF」(信号断)に変更される。
状態20から状態21への遷移により、リング1にて発生した障害113が復旧され、リング1の伝送装置110dは、リング3の伝送装置110jとの間でOTUフレームの送受を再開することができる。例えば、リング3の伝送装置110jからのOTUフレームは、伝送装置110i、110aを経由してリング1の伝送装置110bに到達し、さらに伝送装置110bで折り返して伝送装置110aに戻る。そして、伝送装置110jからのOTUフレームは、伝送装置110aにより共用OTUフレームにマッピングされ、マッピング後の共用OTUフレームは、伝送装置110aから伝送装置110eに送信される。そして、伝送装置110jからのOTUフレームは、伝送装置110eにより共用OTUフレームからデマッピングされた後、伝送装置110dを経由して伝送装置110cに到達し、さらに伝送装置110cで折り返してリング1の伝送装置110dに到達する。
このように、本実施例に係る障害復旧方式では、複数のリングの一部を共用したネットワークにおける各リングから受信したOTUフレームに障害情報が含まれると、障害情報が含まれるリングからのOTUフレームを共用OTUフレームにマッピングする。これにより、本実施例に係る障害復旧方式では、OTUフレームのOHに格納される既存のAPS/PCCバイトの障害情報を用いるだけで障害を復旧する。そして、障害を復旧するにあたって、独自のスイッチング処理等を行う必要はなくなっている。
次に、実施例2に係る伝送装置の構成について説明する。図2に示した伝送装置110a及び伝送装置110eは、いずれも同様の構成を有するため、ここでは伝送装置110aを例にして説明することとする。図3は、実施例2に係る伝送装置110aの構成を示すブロック図である。
同図に示すように、伝送装置110aは、インターフェース(IF:Interface)カード120と、IFカード130と、IFカード140と、スイッチ(SW:Switch)カード150とを有する。また、伝送装置110aは、CPU(Central Processing Unit)カード160と、共用IFカード170とを有する。なお、ここでは、非共用部側にIFカードが3つ存在する例を示しているが、IFカードの数はいくつであってもかまわない。
IFカード120は、リング1から入力又はリング1へ出力するOTUフレームを処理するとともに、共用IFカード170から入力又は共用IFカード170へ出力するODUフレームを処理する処理部である。IFカード120は、OTU処理部121と、ODU処理部122と、ODU冗長処理部123とを有する。
OTU処理部121は、リング1からOTUフレームを受信すると、受信したOTUフレームをODUフレームとOHとに分離し、ODUフレームをODU処理部122へ出力するとともに、OHを用いた所定の処理を実行する。また、OTU処理部121は、ODU処理部122からODUフレームを受信すると、受信したODUフレームにOHを付加してOTUフレームを生成し、生成したOTUフレームをリング1へ出力する。
ODU処理部122は、OTU処理部121から入力されるODUフレームのOHからAPS/PCCを抽出し、抽出したAPS/PCCをCPUカード160へ出力するとともに、抽出後のODUフレームをODU冗長処理部123へ出力する。また、ODU処理部122は、ODU冗長処理部123から入力されるODUフレームをOTU処理部121へ引き渡す。
ODU冗長処理部123は、APS処理部163からプロテクション指示を受け付けていない場合、すなわち、通常運用の状態において、ODU処理部122から入力されるODUフレームをSWカード150へ出力する。また、ODU冗長処理部123は、通常運用の状態において、SWカード150から入力されるODUフレームをODU処理部122へ引き渡す。
一方、ODU冗長処理部123は、APS処理部163からプロテクション指示を受け付けた場合、すなわち、障害の発生時において、ODU処理部122から入力されるODUフレームをSWカード150及び共用IFカード170へ出力する。また、ODU冗長処理部123は、障害の発生時において、SWカード150及び共用IFカード170から入力されるODUフレームをODU処理部122へ引き渡す。
IFカード130は、リング2から入力されるOTUフレーム又はリング2へ出力するOTUフレームを処理するとともに、共用IFカード170から入力されるODUフレーム又は共用IFカード170へ出力するODUフレームを処理する処理部である。IFカード130は、OTU処理部131と、ODU処理部132と、ODU冗長処理部133とを有する。ここで、OTU処理部131、ODU処理部132、ODU冗長処理部133は、それぞれOTU処理部121、ODU処理部122、ODU冗長処理部123と同様の構成を有するため、その説明を省略する。
IFカード140は、リング3から入力されるOTUフレーム又はリング3へ出力するOTUフレームを処理するとともに、共用IFカード170から入力されるODUフレーム又は共用IFカード170へ出力するODUフレームを処理する処理部である。IFカード140は、OTU処理部141と、ODU処理部142と、ODU冗長処理部143とを有する。ここで、OTU処理部141、ODU処理部142、ODU冗長処理部143は、それぞれOTU処理部121、ODU処理部122、ODU冗長処理部123と同様の構成を有するため、その説明を省略する。
SWカード150は、異なるリング間におけるスイッチング処理を実行する処理部である。SWカード150は、SW部151を有する。SW部151は、IFカード120〜140を介してリング1〜3から入力されるODUフレームを予め定められた転送先のIFカードへ出力する。例えば、SW部151は、IFカード120を介してリング1から入力されるODUフレームを予め定められた転送先であるIFカード140へ出力する。
CPUカード160は、伝送装置110aによる障害復旧処理を管理統括する制御部であり、APS情報格納部161と、PSI情報格納部162と、APS処理部163とを有する。なお、APS処理部163は、実施例1における判定部11の一例である。
APS情報格納部161は、各リングについて、その状態を示すAPS情報を記憶する。具体的には、APS情報格納部161は、APS情報として、MFAS、Ring#、Stateといった項目を対応付けて記憶する。MFASは、共用OTUフレームにマッピングされるOTUフレームの種別を示す。Ring#は、MFASで示されるOTUフレームが伝送されるリングを一意に識別する識別子を示す。Stateは、Ring#で識別されるリングの状態を示し、通常運用を示すNR(No Request)や信号断を示すSF(Signal Fail)が格納される。
図3の例では、MFAS「****0001」で示されるOTUフレームが伝送されるRing#「1」(リング1)の状態Stateが、「NR」(通常運用)であることが分かる。また、MFAS「****0010」で示されるOTUフレームが伝送されるRing#「2」(リング2)の状態Stateが、「NR」(通常運用)であることが分かる。また、MFAS「****0011」で示されるOTUフレームが伝送されるRing#「3」(リング3)の状態Stateが、「NR」(通常運用)であることが分かる。
PSI情報格納部162は、共用OTUフレームのOPU−Payloadに如何なるデータが収容されているかを示す情報であるPSI(Payload Structure Identifier)情報を記憶する。具体的には、PSI情報格納部162は、PSI情報として、TS#、収容ODUといった項目を対応付けて記憶する。TS#は、共用OTUフレームのOPU−Payloadを複数区切ったデータ収容領域であるTS(Tributary slot)を一意に識別する識別子を示す。収容ODUは、TS#で識別されるTSに実際に収容されるODUを示す。
図3の例では、全てのTS#1〜nに何らのデータも収容されていないことを示すnullが格納されているため、共用OTUフレームのOPU−PayloadにODUが収容されていなことが分かる。
APS処理部163は、各リング1〜3から受信されたOTUフレームに、各リング1〜3にて障害が発生したことを示す障害情報が含まれているか否かを判定する。具体的には、APS処理部163は、ODU処理部122、132及び142から入力されるAPS/PCCを解析し、各リング1〜3から受信されたOTUフレームごとに、信号断を表す障害情報であるSFが含まれているか否かを判定する。
そして、APS処理部163は、全てのOTUフレームにSFが含まれていない場合には、APS情報格納部161において、各Ring#のStateを「NR」(通常運用)に維持する。これとともに、APS処理部163は、PSI情報格納部162において、各TS#の収容ODUを「null」に維持する。
一方、APS処理部163は、各リング1〜3から受信されたOTUフレームのいずれかにSFが含まれている場合には、APS情報格納部161において、SFが含まれるRing#のStateを「NR」(通常運用)から「SF」(信号断)に変更する。例えば、リング1から受信されたOTUフレームにSFが含まれている場合には、APS処理部163は、リング1に対応するRing#「1」のStateを「SF」に変更する。
これとともに、APS処理部163は、PSI情報格納部162において、SFが含まれるRing#に応じて予め定められたTS#の収容ODUを実際に収容されるODUに変更する。例えば、リング1から受信されたOTUフレームのODUをODUxとすると、当該OTUフレームにSFが含まれている場合には、Ring#「1」に応じて予め定められたTS#「1」〜「3」の収容ODUを「null」から「ODUx」に変更する。
また、APS処理部163は、各リング1〜3から受信されたOTUフレームのいずれかにSFが含まれている場合には、ODU冗長処理部123、133及び143に対してプロテクション処理を指示するためのプロテクション指示を出力する。
共用IFカード170は、IFカード120、130及び140から入力又はIFカード120、130及び140へ出力するODUフレームを処理するとともに、共用部から入力又は共用部へ出力する共用OTUフレームを処理する処理部である。共用IFカード170は、LO(Lower Order)−ODU送受部171〜173と、HO(Higher-Order)―ODU処理部174と、OTU処理部175とを有する。なお、HO−ODU処理部174は、実施例1におけるマッピング部12の一例である。
LO−ODU送受部171〜173は、それぞれIFカード120、130及び140から入力されるODUフレームをHO−ODU処理部174へ出力する。また、LO−ODU送受部171〜173は、HO−ODU処理部174から入力されるODUフレームをそれぞれIFカード120、130及び140へ出力する。
HO−ODU処理部174は、APS処理部163によってSFが含まれていると判定されたOTUフレームを、共用OTUフレームにマッピングし、マッピング後の共用OTUフレームをOTU処理部175へ出力する。具体的には、HO−ODU処理部174は、APS情報格納部161を参照して、リングの状態Stateが「SF」(信号断)となっているRing#で識別されるリングを特定する。そして、HO−ODU処理部174は、PSI情報格納部162のTS#で示される共用OTUフレームのOPU−Payloadに対して、特定されたリングに対応するLO−ODU送受部から入力されるODUフレームをマッピングする。そして、HO−ODU処理部174は、ODUフレームをマッピングした共用OTUフレームをOTU処理部175へ出力する。
例えば、APS情報格納部161において、Ring#「1」(リング1)のリングの状態Stateが「SF」(信号断)となっているとすると、HO−ODU処理部174は、Ring#「1」で識別されるリング1を特定する。そして、HO−ODU処理部174は、PSI情報格納部162のTS#「1」〜「3」で示される共用OTUフレームのOPU−Payloadに対して、リング1に対応するLO−ODU送受部171から入力されるODUフレームをマッピングする。そして、HO−ODU処理部174は、ODUフレームをマッピングした共用OTUフレームをOTU処理部175へ出力する。
また、HO−ODU処理部174は、OTU処理部175から入力される後述の共用ODUフレームから、APS処理部163によってSFが含まれていると判定されたODUフレームをデマッピングする。そして、HO−ODU処理部174は、デマッピング後のODUフレームをLO−ODU送受部171〜173へ出力する。
OTU処理部175は、HO−ODU処理部174から入力される共用OTUフレームのOHに各種の運用管理情報を格納し、格納後の共有OTUフレームを共有部へ出力する。また、OTU処理部175は、共用部から共用OTUフレームを受信すると、受信した共用OTUフレームをODUフレームとOHとに分離し、分離したODUフレーム(以下「共用ODUフレーム」という)をHO−ODU処理部174へ出力する。また、OTU処理部175は、分離したOHを用いた所定の処理を実行する。
次に、実施例2に係る伝送装置による処理手順について説明する。図4は、実施例2に係る伝送装置110aによる処理手順を示すフローチャートである。なお、図4では、伝送装置110aにおけるCPUカード160及び共用IFカード170の処理手順を説明する。
同図に示すように、CPUカード160のAPS処理部163は、ODU処理部122、132及び142から入力されるAPS/PCCを解析し、各リング1〜3から受信されたOTUフレームごとに、SFが含まれているか否かを判定する(ステップS11)。
そして、全てのOTUフレームにSFが含まれていない場合には(ステップS11否定)、APS処理部163は、APS情報格納部161及びPSI情報格納部162を現状に維持し(ステップS12)、処理を終了する。つまり、APS処理部163は、APS情報格納部161において、各Ring#のStateを「NR」(通常運用)に維持するとともに、PSI情報格納部162において、各TS#の収容ODUを「null」に維持する。
一方、APS処理部163は、各リング1〜3から受信されたOTUフレームのいずれかにSFが含まれている場合には(ステップS11肯定)、APS情報格納部161において、SFが含まれるRing#のStateを「SF」(信号断)に変更する。これとともに、APS処理部163は、PSI情報格納部162において、SFが含まれるRing#に応じて予め定められたTS#の収容ODUを実際に収容されるODUに変更する(ステップS13)。
例えば、リング1から受信されたOTUフレームにSFが含まれている場合には、APS処理部163は、リング1に対応するRing#「1」のStateを「NR」(通常運用)から「SF」(信号断)に変更する。これとともに、APS処理部163は、Ring#「1」に応じて予め定められたTS#「1」〜「3」の収容ODUを「null」から「ODUx」に変更する。
続いて、共用IFカード170のHO−ODU処理部174は、APS情報格納部161を参照して、リングの状態Stateが「SF」(信号断)となっているRing#で識別されるリングを特定する(ステップS14)。そして、HO−ODU処理部174は、PSI情報格納部162のTS#で示される共用OTUフレームのOPU−Payloadに対して、特定されたリングに対応するLO−ODU送受部から入力されるODUフレームをマッピングする(ステップS15)。そして、HO−ODU処理部174は、ODUフレームをマッピングした共用OTUフレームをOTU処理部175を介して共用部へ出力する(ステップS16)。
例えば、APS情報格納部161において、Ring#「1」(リング1)のリングの状態Stateが「SF」(信号断)となっているとすると、HO−ODU処理部174は、Ring#「1」で識別されるリング1を特定する。そして、HO−ODU処理部174は、PSI情報格納部162のTS#「1」〜「3」で示される共用OTUフレームのOPU−Payloadに対して、リング1に対応するLO−ODU送受部171から入力されるODUフレームをマッピングする。そして、HO−ODU処理部174は、ODUフレームをマッピングした共用OTUフレームをOTU処理部175を介して共用部へ出力する。
上述したように、伝送装置110aは、複数のリングの一部を共用したネットワークにおける各リングから受信したOTUフレームにSFが含まれると、SFが含まれるリングからのOTUフレームを共用OTUフレームにマッピングする。このため、伝送装置110aは、OTUフレームのOHに格納される既存のAPS/PCCバイトの障害情報を用いるだけで障害を復旧することができ、従来のマルチリング構成のような独自のスイッチング処理を省略することができる。その結果、伝送装置110aは、障害復旧に伴う処理を簡素化することができる。
上記実施例2では、SFが含まれていると判定されたOTUフレームを、共用OTUフレームにマッピングし、マッピング後の共用OTUフレームを共用部へ出力する例を示した。しかし、SFが含まれていないと判定されたOTUフレームの一部を共用OTUレームに予めマッピングし、SFがOTUフレームに含まれていると判定された場合に、予めマッピングしたOTUフレームの一部を拡張するようにしてもよい。そこで、実施例3では、SFが含まれていないと判定されたOTUフレームの一部を共用OTUレームに予めマッピングし、SFがOTUフレームに含まれていると判定された場合に、予めマッピングしたOTUフレームの一部を拡張する例について説明する。
まず、実施例3に係る伝送装置による障害復旧方式について説明する。図5は、実施例3に係る伝送装置による障害復旧方式について説明するための図である。なお、以下では、図2で既に説明した構成部位と同様の部位には同一符号を付すこととして、その詳細な説明を省略する。
図5に示したネットワークは、リング1〜3において、伝送装置110aと伝送装置110eの区間を共用している。共用部に設置された伝送装置110aと伝送装置110eとが、本実施例に係る障害復旧方式を実行する伝送装置である。他の伝送装置は、APS/BLSRリングネットワークに適用される公知の伝送装置である。本実施例に係る伝送装置110a及び伝送装置110eは、いずれも同様の構成を有するため、以下では伝送装置110aを例にして説明する。
本実施例に係る障害復旧方式では、SFが含まれていないと判定されたOTUフレームの一部を共用OTUレームに予めマッピングし、SFがOTUフレームに含まれていると判定された場合に、予めマッピングしたOTUフレームの一部を拡張する。
通常運用の状態では、伝送装置110aは、各リング1〜3から受信したOTUフレームにSFが含まれているか否かを判定し、SFが含まれていないと判定する。本実施例に係る伝送装置110aは、SFが含まれていないと判定されたOTUフレームの一部を共用部である伝送装置110aと伝送装置110eとの間の回線で用いられる共用OTUフレームに予めマッピングしておく(状態30)。
例えば、伝送装置110aは、リング1から受信したOTUフレームにSFが含まれていないと判定すると、リング1から受信したOTUフレームの一部を共用OTUフレームに予めマッピングする。
ここで、リング1における伝送装置110bと伝送装置110cとの間の回線にSF等の障害113が発生したものとする。伝送装置110b及び伝送装置110cは、障害113を検知すると、リング1にて障害が発生したことを示す障害情報をOTUフレームに含め、障害情報を含んだOTUフレームを、これまで使用していた経路P1とは反対側の予備の経路P3に切り替えて送信する。障害113が発生した状態では、伝送装置110aは、各リング1〜3から受信したOTUフレームに障害情報が含まれているか否かを判定し、リング1にて障害が発生したことを示す障害情報が含まれていると判定する。そして、伝送装置110aは、共用OTUフレームに予めマッピングされたOTUフレームの一部を拡張することで、当該OTUフレームを共用OTUフレームにマッピングする。共用OTUフレームのOPU−Payloadには、リング1からのOTUフレームのODUであるODUxが収容される(状態31)。
状態30から状態31への遷移により、リング1にて発生した障害113が復旧され、リング1の伝送装置110dは、リング3の伝送装置110jとの間でOTUフレームの送受を再開することができる。
このように、本実施例に係る障害復旧方式では、SFが含まれていないと判定されたOTUフレームの一部を共用OTUレームに予めマッピングし、SFがOTUフレームに含まれていると判定された場合に、予めマッピングしたOTUフレームの一部を拡張する。これにより、本実施例に係る障害復旧方式では、SFが含まれるリングからのOTUフレームを共用OTUフレームに対して効率的にマッピングすることができる。
次に、実施例3に係る伝送装置の構成について説明する。図5に示した伝送装置110a及び伝送装置110eは、いずれも同様の構成を有するため、ここでは伝送装置110aを例にして説明することとする。図6は、実施例3に係る伝送装置110aの構成を示すブロック図である。なお、以下では図3で既に説明した構成部位と同様の部位には同一符号を付すこととして、その詳細な説明を省略する。
同図に示すように、伝送装置110aは、図3に示した共用IFカード170の代わりに、共用IFカード180を有する。共用IFカード180は、IFカード120、130及び140から入力又はIFカード120、130及び140へ出力するODUフレームを処理するとともに、共用部から入力又は共用部へ出力する共用OTUフレームを処理する処理部である。共用IFカード180は、LO−ODU送受部181〜183と、HO−ODU処理部184と、OTU処理部175とを有する。なお、LO−ODU送受部181〜183及びHO−ODU処理部184は、実施例1におけるマッピング部12の一例である。
LO−ODU送受部181〜183は、それぞれIFカード120、130及び140から入力されるODUフレームをHO−ODU処理部184へ出力する。また、LO−ODU送受部181〜183は、HO−ODU処理部184から入力されるODUフレームをそれぞれIFカード120、130及び140へ出力する。
また、LO−ODU送受部181〜183は、APS処理部163によってSFが含まれていないと判定されたOTUフレームの一部を共用OTUフレームに予めマッピングする。具体的には、LO−ODU送受部181〜183は、APS情報格納部161を参照して、リングの状態Stateが「NR」(通常運用)となっているRing#で識別されるリングを特定する。そして、LO−ODU送受部181〜183は、特定されたリングから受信したOTUフレームの一部を共用OTUフレームに予めマッピングする。
HO−ODU処理部184は、APS処理部163によりSFが含まれていると判定されると、共用OTUフレームに予めマッピングされたOTUフレームの一部を拡張し、拡張後の共用OTUフレームをOTU処理部175へ出力する。具体的には、HO−ODU処理部184は、APS情報格納部161を参照して、リングの状態Stateが「SF」(信号断)となっているRing#で識別されるリングを特定する。そして、HO−ODU処理部184は、PSI情報格納部162のTS#で示される共用OTUフレームに予めマッピングされたOTUフレームの一部を拡張する。そして、HO−ODU処理部184は、OTUフレームの一部を拡張した共用OTUフレームをOTU処理部175へ出力する。
また、HO−ODU処理部184は、OTU処理部175から入力される共用ODUフレームから、APS処理部163によってSFが含まれていると判定されたODUフレームをデマッピングする。そして、HO−ODU処理部184は、デマッピング後のODUフレームをLO−ODU送受部181〜183へ出力する。
次に、実施例3に係る伝送装置による処理手順について説明する。図7は、実施例3に係る伝送装置110aによる処理手順を示すフローチャートである。なお、図7では、伝送装置110aにおけるCPUカード160及び共用IFカード180の処理手順を説明する。
同図に示すように、CPUカード160のAPS処理部163は、ODU処理部122、132及び142から入力されるAPS/PCCを解析し、各リング1〜3から受信されるOTUフレームごとに、SFが含まれているか否かを判定する(ステップS21)。
そして、全てのOTUフレームにSFが含まれていない場合には(ステップS21否定)、APS処理部163は、APS情報格納部161及びPSI情報格納部162を現状に維持する(ステップS22)。つまり、APS処理部163は、APS情報格納部161において、各Ring#のStateを「NR」(通常運用)に維持するとともに、PSI情報格納部162において、各TS#の収容ODUを「null」に維持する。そして、共用IFカード180のLO−ODU送受部181〜183は、APS処理部163によってSFが含まれていないと判定されたOTUフレームの一部を共用OTUフレームに予めマッピングする(ステップS23)。
一方、APS処理部163は、各リング1〜3から受信されたOTUフレームのいずれかにSFが含まれている場合には(ステップS21肯定)、APS情報格納部161において、SFが含まれるRing#のStateを「SF」(信号断)に変更する。これとともに、APS処理部163は、PSI情報格納部162において、SFが含まれるRing#に応じて予め定められたTS#の収容ODUを実際に収容されるODUに変更する(ステップS24)。
例えば、リング1から受信されたOTUフレームにSFが含まれている場合には、APS処理部163は、リング1に対応するRing#「1」のStateを「NR」(通常運用)から「SF」(信号断)に変更する。これとともに、APS処理部163は、Ring#「1」に応じて予め定められたTS#「1」〜「3」の収容ODUを「null」から「ODUx」に変更する。
続いて、共用IFカード180のHO−ODU処理部184は、APS情報格納部161を参照して、リングの状態Stateが「SF」(信号断)となっているRing#で識別されるリングを特定する(ステップS25)。そして、HO−ODU処理部184は、PSI情報格納部162のTS#で示される共用OTUフレームに予めマッピングされたOTUフレームの一部を拡張する(ステップS26)。そして、HO−ODU処理部184は、OTUフレームの一部を拡張した共用OTUフレームをOTU処理部175を介して共用部へ出力する(ステップS27)。
上述したように、伝送装置110aは、SFが含まれていないと判定されたOTUフレームの一部を共用OTUフレームに予めマッピングし、SFがOTUフレームに含まれていると判定された場合に、予めマッピングしたOTUフレームの一部を拡張する。これにより、伝送装置110aは、SFが含まれるリングからのOTUフレームを共用OTUフレームに対して効率的にマッピングすることができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において、種々の異なる実施例にて実施することもできる。
例えば、上記実施例2及び3では、共用部である伝送装置110aと伝送装置110eとの区間を1つのリンクで接続する構成を示したがこれに限定されるものではない。以下、図8を用いて伝送装置110aの他の構成例について説明する。
図8は、伝送装置110aの他の構成例1を説明するための図である。図8に示すように、共用部である伝送装置110aと伝送装置110eとの区間を並列な2つのリンクで接続するようにしてもよい。この場合、共用OTUフレームのODU−OHのAPS/PCCは、MFAS「****0000」に共用OTUフレームを定義し、対応するRing#に2つのリンクのうち一方のリンク「Share1」を定義する。このような構成例1では、MFAS「****0000」で示される共有OTUフレームが伝送されるRing#「Share1」(一方のリンク)の状態Stateが、「NR」(通常運用)から「SF」(信号断)となると、共用OTUフレームを強制的に他方のリンクへ出力する。すなわち、構成例1に係る伝送装置110aでは、判定部が、共用部である伝送装置110aと伝送装置110eとの区間を接続する並列な2つのリンクのうちの一方のリンクから受信された共用OTUフレームに、該一方のリンクにて障害が発生したことを示す障害情報が含まれているか否かを判定する。そして、マッピング部が、判定部によって障害情報が含まれていると判定された共用OTUフレームを、障害が発生した一方のリンク以外の他方のリンクで用いられる共用OTUフレームにマッピングする。このため、構成例1によれば、共用部である伝送装置110aと伝送装置110eとの区間に対してリンク冗長を提供することができる。なお、図8に示した例では、共用部である伝送装置110aと伝送装置110eとの区間を並列な2つのリンクで接続する例を示したが、共用部を接続するリンクの数は、2つ以上であってもよい。
また、上記実施例2及び3では、伝送装置110aは、リング1にて発生した障害113近傍の伝送装置110bに向けてOTUフレームを出力し、伝送装置110bで折り返されたOTUフレームを受け取る構成としたがこれに限定されるものではない。以下、図9を用いて伝送装置110aの他の構成例について説明する。
図9は、伝送装置110aの他の構成例2を説明するための図である。図9に示すように、伝送装置110aは、リング1にて発生した障害113近傍の伝送装置110bではなく、リング3の伝送装置110iに向けてOTUフレームを出力するようにしてもよい。なお、障害の検出及びOTUフレームの出力対象の変更は、G.709で規定されるTCM(Tandem Connection Monitoring)機能を用いることで実現される。
また、上記実施例2及び3では、本願の開示する伝送装置を、3つのリング1〜3を含んだマルチリング構成における一つの共用部に設置された伝送装置110a及び伝送装置110eに適用する例を示したがこれに限定されるものではない。例えば、図10に示すようなマルチリング構成における二つの共用部に設置された伝送装置A、B、F及びEに本願の開示する伝送装置を適用することもできる。なお、図10は、伝送装置の他の構成例3を説明するための図である。
なお、上記実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともできる。この他、上記文章中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
なお、本実施例で説明した各処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
10a〜10k、110a〜110k 伝送装置
11 判定部
12 マッピング部
120、130、140 IFカード
121、131、141 OTU処理部
122、132、142 ODU処理部
123、133、143 ODU冗長処理部
150 SWカード
151 SW部
160 CPUカード
161 APS情報格納部
162 PSI情報格納部
163 APS処理部
170、180 共用IFカード
171〜173、181〜183 LO−ODU送受部
174、184 HO−ODU処理部
175 OTU処理部

Claims (9)

  1. 複数のリングの一部を共用して構成されたネットワークにおける前記各リングからフレームを受信した場合に、受信されたフレームに、前記各リングにて障害が発生したことを示す障害情報が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記障害情報が含まれていると判定された前記フレームを、前記複数のリングの共用部で用いられるフレームである共用フレームにマッピングするマッピング部と
    を備えたことを特徴とする伝送装置。
  2. 前記マッピング部は、前記判定部によって前記障害情報が含まれていないと判定された前記フレームの一部を前記共用フレームに予めマッピングし、前記判定部によって前記障害情報が前記フレームに含まれていると判定された場合に、前記共用フレームに予めマッピングされた前記フレームの一部を拡張することで、前記フレームを前記共用フレームにマッピングすることを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記複数のリングの共用部は並列な複数のリンクを備え、
    前記判定部は、前記複数のリンクの1つから受信されたフレームに、該リンクにて障害が発生したことを示す障害情報が含まれているか否かを判定し、
    前記マッピング部は、前記判定部によって前記障害情報が含まれていると判定された前記フレームを、前記並列な複数のリンクのうちで前記障害が発生したリンク以外のリンクで用いられるフレームにマッピングすることを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  4. 伝送装置が、
    複数のリングの一部を共用して構成されたネットワークにおける前記各リングから入力されるフレームに、前記各リングにて障害が発生したことを示す障害情報が含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって前記障害情報が含まれていると判定された前記フレームを、前記複数のリングの共用部で用いられるフレームである共用フレームにマッピングするマッピングステップと
    を含んだことを特徴とする障害復旧方法。
  5. 前記マッピングステップは、前記判定ステップによって前記障害情報が含まれていないと判定された前記フレームの一部を前記共用フレームに予めマッピングし、前記判定ステップによって前記障害情報が前記フレームに含まれていると判定された場合に、前記共用フレームに予めマッピングされた前記フレームの一部を拡張することで、前記フレームを前記共用フレームにマッピングすることを特徴とする請求項4に記載の障害復旧方法。
  6. 前記複数のリングの共用部は並列な複数のリンクを備え、
    前記判定ステップは、前記複数のリンクの1つから受信されたフレームに、該リンクにて障害が発生したことを示す障害情報が含まれているか否かを判定し、
    前記マッピングステップは、前記判定ステップによって前記障害情報が含まれていると判定された前記フレームを、前記並列な複数のリンクのうちで前記障害が発生したリンク以外のリンクで用いられるフレームにマッピングすることを特徴とする請求項4に記載の障害復旧方法。
  7. 複数のリングの一部を共用して構成されたネットワークシステムであって、
    前記複数のリングの共用部の両端に接続された伝送装置が、
    前記各リングからフレームを受信した場合に、受信されたフレームに、前記各リングにて障害が発生したことを示す障害情報が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記障害情報が含まれていると判定された前記フレームを、前記複数のリングの共用部で用いられるフレームである共用フレームにマッピングするマッピング部と
    を備えたことを特徴とするネットワークシステム。
  8. 前記マッピング部は、前記判定部によって前記障害情報が含まれていないと判定された前記フレームの一部を前記共用フレームに予めマッピングし、前記判定部によって前記障害情報が前記フレームに含まれていると判定された場合に、前記共用フレームに予めマッピングされた前記フレームの一部を拡張することで、前記フレームを前記共用フレームにマッピングすることを特徴とする請求項7に記載のネットワークシステム。
  9. 前記複数のリングの共用部は並列な複数のリンクを備え、
    前記判定部は、前記複数のリンクの1つから受信されたフレームに、該リンクにて障害が発生したことを示す障害情報が含まれているか否かを判定し、
    前記マッピング部は、前記判定部によって前記障害情報が含まれていると判定された前記フレームを、前記並列な複数のリンクのうちで前記障害が発生したリンク以外のリンクで用いられるフレームにマッピングすることを特徴とする請求項7に記載のネットワークシステム。
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