JP3887195B2 - リング切替方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リング切替方法及びその装置に関し、複数のリングで構成されるネットワークで障害を救済するため迂回経路を構成するリング切替方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、SONET(Synchronous Optical Network)伝送装置におけるリング構成時のBLSR(Bidirectional Line Switched Ring:光双方向切替リング)切替方法については、TelcordiaのGR−1230−COREに準拠した切替動作を行っている。この規格ではリング間の障害切替要求をSONETフレームのオーバヘッド部にあるAPS(k1,k2)バイトを通じてファーエンド・ノードに通知し、障害検出ノードとのソフトウェア切替動作が規定されている。障害により経路が切断されたパスは、ファーエンド・ノード側で予備系のプロテクションチャネルにブリッジ動作で切替られ、障害検出ノードのスイッチ動作により再び現用系のワークチャネルに切り戻されるといった信号の救済が行われる。このときの予備系のパス(プロテクションチャネル)は固定的であり、同一リング内に閉じた経路となっているため、2ファイバーのBLSRでは50%の現用ワークチャネルと50%の予備プロテクションチャネルが必要とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
SONET伝送網でのBLSR切替方式が求められている理由として、ライン障害時に障害エリアを避ける迂回ルート(迂回経路)が取られる点、UPSR(Unidirectional Path Switched Ring)と異なりリングの正常運用時には予備系をPCA回線(プロテクションチャネル)として有効利用することができるなどが挙げられる。
【0004】
しかし、従来のBLSRでは予備チャネルを固定的に扱っているため、予備系の容量比が大きく、また予備経路も同一リングに閉じた迂回路であるため、ネットワークを通して見ると他リングを通る迂回路が存在するケースであっても回線利用ができず、自リング内での多重障害発生時は回線断も余儀なくされている。
【0005】
また、障害発生が検出されたラインのワーク回線使用状況に関係なく、障害発生時に逆方向のリングの全PCA回線を潰してしまう。つまり、例え1回線分しかパスを張っていないスパンでの障害発生時にも、逆方向に張っている全てのPCA回線を潰してしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、障害時の迂回経路をネットワーク構成に合わせて仮想リングの異なる迂回経路に設定でき、現用系に対する予備系の比率を下げることができるリング切替方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、各ノード装置に、信号を送受信する物理的なライン毎に仮想リングの異なる迂回経路の物理的なラインIDと仮想リングのポート番号を対応づけたルーティングテーブルを設け、
障害を検出したノード装置でルーティングテーブルから検索した、対向するノード装置に対する予備経路に切替要求を送信し、
前記対向するノード装置で受信した切替要求の経路を折り返す応答経路で前記障害を検出したノード装置に応答を行うことで迂回経路を決定してリング切替を行うことにより、
障害時の迂回経路をネットワーク構成に合わせて仮想リングの異なる迂回経路に設定でき、現用系に対する予備系の比率を下げることができ、障害発生時に逆方向のリングの全PCA回線を潰すことがない。
【0008】
請求項2に記載の発明では、ルーティングテーブルは、信号を送受信する物理的な1つのラインが複数の仮想リングのスパンとして設定されることにより、
回線予備経路として複数の経路指定を行うことができ、迂回経路を確保できる冗長度が高くなり、2重障害の場合にも救済が可能となる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、信号を送受信する物理的なライン毎に仮想リングの異なる迂回経路の物理的なラインIDと仮想リングのポート番号を対応づけたルーティングテーブルと、
障害検出時にルーティングテーブルを参照して切替要求の送信経路を決定し、中継時にルーティングテーブルを参照して切替要求または応答の転送経路を決定する参照手段と、
切替要求経路を折り返して応答経路とする折返し手段を有することにより、
障害時の迂回経路をネットワーク構成に合わせて仮想リングの異なる迂回経路に設定でき、現用系に対する予備系の比率を下げることができる。
【0010】
請求項4に記載の発明では、ルーティングテーブルは、信号を送受信する物理的な1つのラインが複数の仮想リングのスパンとして設定されることにより、
回線予備経路として複数の経路指定を行うことができ、迂回経路を確保できる冗長度が高くなる。
【0011】
請求項5に記載の発明は、障害検出時にルーティングテーブルから検索した複数の予備経路に切替要求をマルチキャストで送信するマルチキャスト手段を有することにより、
障害検出経路を複数の予備経路のいずれかに切り替えることができ、迂回経路を確保できる冗長度が高くなる。
【0012】
請求項6に記載の発明は、切替要求の受信時に先着優先のブリッジ処理を行うブリッジ手段を有することにより、
時間的に最短の経路を切替経路と選ぶことができる。
【0013】
付記8に記載の発明は、ライン毎に仮想リングの異なる迂回経路の物理的なラインIDと波長情報を対応づけたルーティングテーブルと、
障害検出時にルーティングテーブルを参照して切替要求の送信経路を決定し、中継時にルーティングテーブルを参照して切替要求または応答の転送経路を決定し、切替要求の受信時にルーティングテーブルを参照して応答経路を決定する参照手段を有することにより、
障害時の迂回経路をWDMネットワーク構成に合わせて仮想リングの異なる迂回経路に設定でき、現用系に対する予備系の比率を下げることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明のリング切替方法が適用されるリングネットワークのノード装置の一実施例のブロック構成図を示す。同図中、ノード装置には、ラインHS1−1,HS1−2,HS1−3,HS1−4それぞれで受信光の光電変換を行うO/E回路12と、多重化された受信信号を分離するDMUX(分離部)13と、送信信号を多重化するMUX(多重部)14と、送信信号の電光変換を行うO/E回路15を有している。各ラインのDMUX13から出力される信号はスイッチ回路161〜164を介してクロスコネクトを行うスイッチコア部18に供給される。また、スイッチコア部18から出力される信号はブリッジ回路191〜194を介して各ラインのMUX14に供給される。スイッチ回路161〜164それぞれの間には配線20a,20b,20c,20dが設けられ、ブリッジ回路191〜194それぞれの間には配線21a,21b,21c,21dが設けられている。
【0015】
なお、従来は配線20a,20cまたは20b,20dの一方だけが設けられ、配線21a,21cまたは21b,21dの一方だけが設けられており、プロテクション構成を組むラインの組み合わせは固定的ではなく、異なるリングに繋がったライン間でワークからプロテクション、プロテクションからワークのチャンネル切替を可能としている。
【0016】
装置制御部24は、ノード装置全体の監視及び制御を行う。装置制御部24においては、オーバーヘッド終端回路25と切替プロトコルエンジン27の間にスイッチング用のネットワークプロセッサ26が配置されている。切替プロトコルエンジン27は、障害発生時の仮想リングの異なる迂回経路の物理的なラインIDと仮想リングのポート番号を対応づけたテーブルであるルーティングテーブル28に基づいてスイッチ処理を行い、切替オーバーヘッドルーティングの高速化を図っている。
【0017】
図2は、2つのリングがノードC,Dを接点局として繋がれたネットワークの一実施例の構成図を示す。同図中、ネットワークはノードBからアッドされ、ノードC,ノードDを経由してノードAへドロップするパスAが張られている。また、全てのノードではライン毎に、受信ラインID及びポート番号を転送先ラインID及びポート番号に対応付け、更に各仮想リング内での自局ノードIDを付加したルーティングテーブルが予め設定されている。また、ルーティングテーブルには1つのラインが複数の仮想リングのスパンとして設定されている。
【0018】
このルーティングテーブルを基に障害切替のルート検索が行われ、2重障害時も考慮した複数の予備系ルートの指定や、回線のワーク使用率を高めるための共通迂回ルートの指定が行われる。
【0019】
例えば、図2におけるノードDのルーティングテーブルLTdの1行目のレコードでは、受信ラインID及びポート番号(HS1−3,4)と、転送先ラインID及びポート番号(HS1−4,4)が、ノードC,D,Eで構成される仮想リング内での自局ノードID(1)に対応づけて設定され、2行目のレコードでは、受信ラインID及びポート番号(HS1−2,5)と、転送先ラインID及びポート番号(HS1−3,5)が、ノードC,D,Eで構成される仮想リング内での自局ノードID(1)に対応づけて設定されている。
【0020】
図3,図4は、ノードA、B,C,Dで構成されるリング1のノードCとノードD間でライン障害が発生した場合の本発明方法による切替処理の実施例を説明するための図である。
【0021】
図3において、ノードDはリング1のノードC,D間にてライン障害を検出し、予備系ルートの検索のため、自ノードのルーティングテーブルを参照する。この処理については図7と共に後述する。ノードDのルーティングテーブルよりファーエンドのノードCに対する予備系ルート(受信ラインIDがHS1−2である経路)は3経路見出され、各レコードの転送先ラインID及びポート番号(Next Hop)宛にブリッジ要求SF/idleを送信する(ノードDからノードE宛,ノードDからノードA宛,ノードDからノードF宛)。
【0022】
ノードCに至るまでの経路上の各ノードは自ノード宛の切替要求でないことを認識すると、切替要求の受信ラベル(受信ラインID,ポート番号)からルーティングテーブルのOUTフィールド(転送先ラインID及びポート番号)を参照して次ノードに転送する。
【0023】
切替要求の送付先ノードであるノードCはブリッジ要求を受信後、切替要求が自ノード当てであることを認識すると、切替プロトコルエンジン27に処理を渡し、切替プロトコルエンジン27で先着優先のブリッジ処理を実行する。この処理については図8と共に後述する。図3では距離的にノードEを経由したルートがもっとも早くノードCに到達したと仮定し、ノードCはラインHS1−1のブリッジとしてラインHS1−3を選択し、切替要求経路を折り返した応答経路とするためノードEを経由してノードD宛にスイッチ要求を発信することになる。このときの承認経路を図4に示す。
【0024】
図4において、ノードCはノードD宛にノードE経由の切替要求SF/bridgeを返信する。中継ノードであるノードEではこの切替要求のラベルを見てノードDに転送すると共に、ブリッジステータスを含んだスイッチ要求のため、自ノードのPCA回線を切替要求転送先ラインから切替要求受信ラインへ接続し、通過ノードへ遷移させる。このとき既接続のPCA回線には障害情報AIS−Pを挿入する。ノードDではノードCからのスイッチ要求を受信ラインID及びポート番号(HS1−3,5)で受信後、切替タイマがタイムオーバしていなければスイッチ処理を行い、切替を完了させる。
【0025】
図5,図6は、2重障害発生時の本発明方法による切替経路選択処理の実施例を説明するための図である。
【0026】
図5は、図4に示す障害状態から、更にノードB,C間でライン障害が発生した状態を示す。ライン障害の検出ノードであるノードCは予備系ルートの検索のため、自ノードのルーティングテーブル28を参照する。ノードCのルーティングテーブルよりファーエンドのノードBに対する予備系ルートは2経路見出されるが、ポート番号7の経路は既に障害救済経路として利用しているため、ブリッジ要求SF/idleはポート番号6でラインHS1−4に送信される。ノードBに至るまでの各ノードは自ノード宛の切替要求でないことを認識すると、受信ラベル(受信ラインID,ポート番号)からルーティングテーブルのOUTフィールド(転送先ラインID及びポート番号)を参照して次ノードに転送する。
【0027】
切替要求の送付先ノードであるノードBは切替要求を受信後、切替要求が自ノード当てである事を認識すると、切替プロトコルエンジン27に処理を渡し、切替プロトコル側での先着優先のブリッジ処理を実行する。プロトコルエンジン27でラインHS1−1のブリッジとしてラインHS1−2を選択し、切替要求経路を折り返した応答経路とするためノードC宛にスイッチ要求を発信することになる。このときの承認経路を図6に示す。
【0028】
図6において、ノードBはノードC宛へノードA経由の切替要求SF/bridgeを返信する。中継ノード側ではラベルを見て次ノード(Next step)に転送すると共に、ブリッジステータスを含んだスイッチ要求のため、自ノードのPCA回線を切替要求転送先ラインから切替要求受信ラインへ接続し、通過ノードへ遷移させる。このとき既接続のPCA回線には障害情報AIS−Pを挿入する。ノードCではノードBからのスイッチ要求をポート番号(HS1−4,6)で受信後、切替タイマがタイムオーバしていなければスイッチ処理を行い、切替を完了させる。
【0029】
図7は、障害検出ノードの切替プロトコルエンジン27が実行する切替要求送信処理の一実施例のフローチャートを示す。同図中、まず、前処理としてステップS10でライン毎に障害発生時の迂回経路用リングのルーティングテーブル28をユーザ定義で設定する。そして、ステップS12でライン障害の検出を行い、障害が検出されるとステップS14に進む。
【0030】
ステップS14では全ての迂回ルートへのマルチキャストが終了したか否かを判別し、終了していない場合にはステップS16でルーティングテーブル28を参照して切替要求転送先ライン(Next Hop)を検索する。そして、ステップS18で、この転送先ラインのPCA回線は既に使用されているか否かを判別し、使用中であればステップS14に進み、使用中でなければステップS20で送付先ノードに切替要求を転送する。一方、ステップS14で全ての迂回ルートへのマルチキャストが終了すると、切替応答待ち状態となってこの処理を終了する。
【0031】
図8は、各ノードの切替プロトコルエンジン27が実行する切替受信処理の一実施例のフローチャートを示す。同図中、まず、前処理としてステップS30でライン毎に障害発生時の迂回経路用リングのルーティングテーブル28をユーザ定義で設定する。そして、ステップS32で切替要求または応答を受信したか否かを判別し、切替要求を受信した場合にはステップS34に進んで、この切替要求が自ノード宛か否かを判別する。
【0032】
ステップS34で切替要求が自ノード宛でない場合にはステップS36でルーティングテーブル28を参照して受信ラインID,ポート番号から転送先ラインID及びポート番号を得る。そして、ステップS38で、この転送先ラインのPCA回線は空いているか否かを判別し、空いていなければステップS32に進み、空いていればステップS40で送付先ノードに切替要求を転送しステップS32に進む。
【0033】
一方、ステップS34で切替要求が自ノード宛の場合にはステップS42で先着の切替要求で切替済みか否かを判別し、切替済みであればステップS32に進み、切替済みでなければステップS44で障害検出ラインから切替要求受信ラインへのブリッジ切替を行う。そして、ステップS46で切替要求受信ラインへの切替応答を行う。
【0034】
また、ステップS32で切替要求の応答を受信した場合にはステップS48で応答が自ノード宛か否かを判別する。応答が自ノード宛でない場合にはステップS50でルーティングテーブル28を参照して受信ラインID,ポート番号から転送先ラインID及びポート番号を得る。そして、ステップS52で、この転送先ラインから受信ラインにかけてPCA回線の接続を行って、ステップS54で送付先ノードに切替要求の応答を転送し、ステップS32に進む。
【0035】
一方、ステップS48で応答が自ノード宛の場合にはステップS56で切替タイマがタイムオーバか否かを判別し、タイムオーバであれば迂回ルートなしとするが、タイムオーバしていなければステップS58で障害検出ラインから切替応答受信ラインへのスイッチ切替処理を行って切替を完了する。なお、切替タイマは切替要求を送信した後の経過時間を計時しており、経過時間が例えば数10msec等の所定時間を過ぎるとタイムオーバとなる。
【0036】
本実施例では切替要求の通信手段としてDCCオーバーヘッド(D4〜D12)を用いており、このオーバーヘッドを図9に示すLAP−D(Link Access Procedure for the D channel)フレームと共用している。共用の手段として、HDLC(High Level Data Link Control)フレームではノンステーションアドレス(アドレス部ALL0)と呼ばれるテストビットを切替用フレームに適用して図10に示すように”00000000”を設定し、LAP−Dプロトコルフレームとドライバレベルでの振分けを可能としている。
【0037】
図10において、制御部16ビットのうち、先頭2ビットで切替タイプを表す。切替タイプとしては、リストア要求、ブリッジ要求、スイッチ要求、ウェィト・ツー・リストア要求がある。次の6ビットに切替要求先のノードIDが設定され、その次の8ビットにルーティングテーブル28に対応するポート番号が設定される。
【0038】
図11は、切替要求の通信手段としてDCCオーバーヘッド(D4〜D12)を利用したハードウェア及びソフトウェア処理構成概要図を示す。同図中、SONETフレーム終端後、HDLC終端を行うハードウェア機能部30(図1の切替オーバーヘッド終端回路25に対応)内にはライン毎にHDLC検出部32が設けられており、フレーム受信時にHDLC検出部32でHDLCを検出すると、ソフトウェア機能部40側に割込みを発生させている。
【0039】
ソフトウェア機能部40ではHDLCフレームの受信により割込みハンドラ42が起動され、この割込み処理内のプロトコル振り分け処理部44で、該当HDLCフレームがLAP−Dフレームであるのか、HDLCのアドレス部にノンステーションアドレス”00000000”を割り当てた切替要求転送用フレームであるのかを判定する。
【0040】
LAP−Dフレームの場合は、LAP−Dプロトコル処理部46にメッセージを投げて割込み処理を終了し、切替用フレームの場合は高優先度のフレームルーティング処理部47にメッセージを投げて割込み処理を終了する。フレームルーティング処理部47では割込みハンドラ42からのメッセージ受信後、図8に示す切替受信処理を実行する。
【0041】
このように、各ノード装置に、ライン毎に仮想リングの異なる迂回経路の物理的なラインIDとポート番号を対応づけたルーティングテーブルを設け、障害発生時にルーティングテーブルを参照して迂回経路を決定してリング切替を行うことにより、障害時の迂回経路をネットワーク構成に合わせて仮想リングの異なる迂回経路に設定でき、現用系に対する予備系の比率を下げることができ、障害発生時に逆方向のリングの全PCA回線を潰すことがない。また、ルーティングテーブルは、1つのラインが複数の仮想リングのスパンとして設定されることにより、回線予備経路として複数の経路指定を行うことができ、迂回経路を確保できる冗長度が高くなり、2重障害の場合にも救済が可能となる。
【0042】
また、障害検出時にルーティングテーブルから検索した複数の予備経路に切替要求をマルチキャストで送信することにより、障害検出経路を複数の予備経路のいずれかに切り替えることができ、迂回経路を確保できる冗長度が高くなる。また、切替要求の受信時に先着優先のブリッジ処理を行い、切替要求経路を折り返して応答経路とすることにより、時間的に最短の経路を切替経路と選ぶことができる。
【0043】
更に、ルーティングテーブルのバーチャルリング登録を変更することにより、ワークチャネルの回線数不足のためにプロテクションチャネルを利用しているラインを切替予備ルートから外すことも可能となる。
【0044】
図12は、本発明のリング切替方法が適用されるWDM(波長分割多重)ネットワークのノード装置の一実施例のブロック構成図を示す。同図中、ノード装置には、ラインHS1−1,HS1−2,HS1−3,HS1−4それぞれで受信光を光増幅する受信アンプ62と、波長多重された受信光の波長分離を行う分波部63と、送信光の合波を行う合波部64と、波長多重された送信光を光増幅する送信アンプ65を有している。各ラインの分波部63から出力される光信号は光クロスコネクト部66に供給される。
【0045】
また、光クロスコネクト部66から出力される光信号は各ラインの合波部64に供給される。WDMのノード装置ではブリッジ及びスイッチ切替は光クロスコネクト部66において行われ、プロテクション構成を組むラインの組み合わせは固定的ではなく、異なるリングに繋がったライン間でワークからプロテクション、プロテクションからワークのチャンネル切替を可能としている。
【0046】
装置制御部68は、ノード装置全体の監視及び制御を行う。装置制御部68においては、制御用信号(OSC)終端部69と切替プロトコルエンジン71の間にスイッチング処理実行部70が配置されている。切替プロトコルエンジン71は、障害発生時の仮想リングの異なる迂回経路の物理的なラインIDと波長情報を対応づけたテーブルであるルーティングテーブル72に基づいてスイッチ処理を行い、切替オーバーヘッドルーティングの高速化を図っている。
【0047】
このように、本発明方法は、経路ノード毎にプロテクションチャネルの空状態をチェックする切替プロトコルであるため、予備系として空波長(パス)を残した場合のWDMリング網にも好適である。
【0048】
なお、ステップS16,36,50が請求項記載の参照手段に対応し、ステップS20がマルチキャスト手段に対応し、ステップS44がブリッジ手段及び折返し手段に対応する。
【0049】
(付記1) 複数リングで構成されるネットワークのリング切替方法において、
各ノード装置に、ライン毎に仮想リングの異なる迂回経路の物理的なラインIDとポート番号を対応づけたルーティングテーブルを設け、
障害発生時に前記ルーティングテーブルを参照して迂回経路を決定してリング切替を行うことを特徴とするリング切替方法。
【0050】
(付記2) 付記1記載のリング切替方法において、
前記ルーティングテーブルは、1つのラインが複数の仮想リングのスパンとして設定されることを特徴とするリング切替方法。
【0051】
(付記3) 複数リングで構成されるネットワークのノード装置において、ライン毎に仮想リングの異なる迂回経路の物理的なラインIDとポート番号を対応づけたルーティングテーブルと、
障害検出時に前記ルーティングテーブルを参照して切替要求の送信経路を決定し、中継時に前記ルーティングテーブルを参照して切替要求または応答の転送経路を決定し、切替要求の受信時に前記ルーティングテーブルを参照して応答経路を決定する参照手段を有することを特徴とするノード装置。
【0052】
(付記4) 付記3記載のノード装置において、
前記ルーティングテーブルは、1つのラインが複数の仮想リングのスパンとして設定されることを特徴とするノード装置。
【0053】
(付記5) 付記4記載のノード装置において、
障害検出時に前記ルーティングテーブルから検索した複数の予備経路に切替要求をマルチキャストで送信するマルチキャスト手段を有することを特徴とするノード装置。
【0054】
(付記6) 付記4記載のノード装置において、
切替要求の受信時に先着優先のブリッジ処理を行うブリッジ手段と、
切替要求経路を折り返して応答経路とする折返し手段を有することを特徴とするノード装置。
【0055】
(付記7) 付記3乃至6のいずれか記載のノード装置において、
前記切替要求または応答の切替プロトコルとしてDCCオーバーヘッドを利用することを特徴とするノード装置。
【0056】
(付記8) 複数リングで構成されるWDMネットワークのノード装置において、
ライン毎に仮想リングの異なる迂回経路の物理的なラインIDと波長情報を対応づけたルーティングテーブルと、
障害検出時に前記ルーティングテーブルを参照して切替要求の送信経路を決定し、中継時に前記ルーティングテーブルを参照して切替要求または応答の転送経路を決定し、切替要求の受信時に前記ルーティングテーブルを参照して応答経路を決定する参照手段を有することを特徴とするノード装置。
【0057】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1に記載の発明は、障害時の迂回経路をネットワーク構成に合わせて仮想リングの異なる迂回経路に設定でき、現用系に対する予備系の比率を下げることができ、障害発生時に逆方向のリングの全PCA回線を潰すことがない。
【0058】
請求項2に記載の発明では、回線予備経路として複数の経路指定を行うことができ、迂回経路を確保できる冗長度が高くなり、2重障害の場合にも救済が可能となる。
【0059】
請求項3に記載の発明は、障害時の迂回経路をネットワーク構成に合わせて仮想リングの異なる迂回経路に設定でき、現用系に対する予備系の比率を下げることができる。
【0060】
請求項4に記載の発明では、回線予備経路として複数の経路指定を行うことができ、迂回経路を確保できる冗長度が高くなる。
【0061】
請求項5に記載の発明は、障害検出経路を複数の予備経路のいずれかに切り替えることができ、迂回経路を確保できる冗長度が高くなる。
【0062】
請求項6に記載の発明は、時間的に最短の経路を切替経路と選ぶことができる。
【0063】
付記8に記載の発明は、障害時の迂回経路をWDMネットワーク構成に合わせて仮想リングの異なる迂回経路に設定でき、現用系に対する予備系の比率を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリング切替方法が適用されるリングネットワークのノード装置の一実施例のブロック構成図である。
【図2】2つのリングがノードC,Dを接点局として繋がれたネットワークの一実施例の構成図である。
【図3】ライン障害が発生した場合の本発明方法による切替処理の実施例を説明するための図である。
【図4】ライン障害が発生した場合の本発明方法による切替処理の実施例を説明するための図である。
【図5】2重障害発生時の本発明方法による切替経路選択処理の実施例を説明するための図である。
【図6】2重障害発生時の本発明方法による切替経路選択処理の実施例を説明するための図である。
【図7】切替要求送信処理の一実施例のフローチャートである。
【図8】切替受信処理の一実施例のフローチャートである。
【図9】LAP−Dフレームの構成を示す図である。
【図10】本発明の切替用フレームの構成を示す図である。
【図11】切替要求の通信手段としてDCCオーバーヘッドを利用したハードウェア及びソフトウェア処理構成概要図である。
【図12】本発明のリング切替方法が適用されるWDMリングネットワークのノード装置の一実施例のブロック構成図である。
【符号の説明】
12 O/E回路
13 DMUX
14 MUX
15 O/E回路
161〜164 スイッチ回路
18 スイッチコア部
191〜194 ブリッジ回路
20a〜20d,21a〜21d 配線
24 装置制御部
25 オーバーヘッド終端回路
26 ネットワークプロセッサ
27 切替プロトコルエンジン
28 ルーティングテーブル
Claims (7)
- 複数リングで構成されるネットワークのリング切替方法において、
各ノード装置に、信号を送受信する物理的なライン毎に仮想リングの異なる迂回経路の物理的なラインIDと仮想リングのポート番号を対応づけたルーティングテーブルを設け、
障害を検出したノード装置で前記ルーティングテーブルから検索した、対向するノード装置に対する予備経路に切替要求を送信し、
前記対向するノード装置で受信した切替要求の経路を折り返す応答経路で前記障害を検出したノード装置に応答を行うことで迂回経路を決定してリング切替を行うことを特徴とするリング切替方法。 - 請求項1記載のリング切替方法において、
前記ルーティングテーブルは、信号を送受信する物理的な1つのラインが複数の仮想リングのスパンとして設定されることを特徴とするリング切替方法。 - 複数リングで構成されるネットワークのノード装置において、
信号を送受信する物理的なライン毎に仮想リングの異なる迂回経路の物理的なラインIDと仮想リングのポート番号を対応づけたルーティングテーブルと、
障害検出時に前記ルーティングテーブルを参照して切替要求の送信経路を決定し、中継時に前記ルーティングテーブルを参照して切替要求または応答の転送経路を決定する参照手段と、
切替要求経路を折り返して応答経路とする折返し手段を有することを特徴とするノード装置。 - 請求項3記載のノード装置において、
前記ルーティングテーブルは、信号を送受信する物理的な1つのラインが複数の仮想リングのスパンとして設定されることを特徴とするノード装置。 - 請求項4記載のノード装置において、
障害検出時に前記ルーティングテーブルから検索した複数の予備経路に切替要求をマルチキャストで送信するマルチキャスト手段を有することを特徴とするノード装置。 - 請求項4記載のノード装置において、
切替要求の受信時に先着優先のブリッジ処理を行うブリッジ手段を有することを特徴とするノード装置。 - 請求項6記載のノード装置において、
前記切替要求の応答を受信してスイッチ処理を行うスイッチ手段を有することを特徴とするノード装置。
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