JP2002077208A - 伝送路障害発生時に回線を切り替える機能を有する伝送装置 - Google Patents

伝送路障害発生時に回線を切り替える機能を有する伝送装置

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JP2002077208A JP2000264126A JP2000264126A JP2002077208A JP 2002077208 A JP2002077208 A JP 2002077208A JP 2000264126 A JP2000264126 A JP 2000264126A JP 2000264126 A JP2000264126 A JP 2000264126A JP 2002077208 A JP2002077208 A JP 2002077208A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/22Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using redundant apparatus to increase reliability

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続形態に応じた切り替えを行う伝送装置を
提供する。 【解決手段】 ワーキング回線及びプロテクション回線
により冗長構成された回線を伝送路障害時に切り替える
機能を有する伝送装置において、各チャンネル毎に、ク
ロスコネクト情報を入力して、該当するクロスコネクト
種別に分類するクロスコネクト分類手段と、各チャンネ
ル毎に、該チャンネルについて、アッド又はドロップす
る伝送装置のクロスコネクト種別を収集する通信手段
と、各チャンネル毎に、クロスコネクト種別に基づいて
該当する接続形態に分類して、テーブルを作成する接続
形態分類手段と、自局のノード情報を含む障害情報を送
信する障害通知手段と、受信した障害情報に基づいて、
障害発生箇所を判定する障害発生箇所判定手段と、障害
発生手段により判定された障害発生箇所及びテーブルに
基づいて、回線の切り替えを行う切り替え制御手段とを
具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BLSR(Bi-dire
ctional Line Switched Ring)多重化装置等の障害発生
時の回線切り替え機能を有する伝送装置における切り替
え制御に関する。
【0002】
【従来の技術】BLSR多重化装置を用いたネットワー
クでは、伝送路がワーキング回線とプロテクション回線
により冗長構成されていて、ワーキング回線に障害が発
生した場合に、ワーキング回線と反対方向に設けられた
プロテクション回線に切り替えることにより、ネットワ
ークの信頼性向上を図っている。ワーキング回線とは、
障害が発生していない場合に使用する回線をいう。プロ
テクション回線とは、ワーキング回線に障害発生したと
きに、ワーキング回線から切り替える回線をいう。この
BLSR多重化装置は、SDH(Synchronous Digital H
ierarchy)等の同期網内で音声、画像等データの伝送装
置として使用されている。BLSR多重化装置は、Add
(アッド)されてから受信側の端末装置を収容する側の
伝送路にDrop(ドロップ)されるまでの間の帯域がチャ
ンネルとして回線に割り当てられるが、データがDropさ
れてからの回線には当該チャンネルが割り当てられるこ
とがないため、光ファイバー1本当たりの回線容量は、
チャンネルがリング一周の伝送路を占有する今までに使
用されてきた伝送装置の平均1.5倍の容量を持たせら
れる。ここで、Addとは、送信側の端末装置から出力さ
れたデータが回線に送信されること、Dropとは、Addさ
れた信号が端末装置や他のリングに接続される伝送路に
送信されることをいう。
【0003】特に、2本のワーキング回線(Working)と
2本のプロテクション回線(Protection)の4本の伝送路
がそれぞれ別々のファイバで構成する4Fiber B
LSR多重化装置は、1本の伝送路をワーキング回線と
プロテクション回線として共用し、2本の伝送路で構成
する2Fiber BLSR多重化装置と比べても、プ
ロテクション回線に切り替えるための、リングスイッチ
の他にスパンスイッチの機能を備えており、回線を救済
できる可能性が高いため、需要が増している。BLSR
多重化装置は、従来型のものに加え、海底ケーブルを経
由する長距離伝送に対応したネットワーク構成や切り替
え方式(サブマリンBLSR)が提唱されており、回線
障害発生時にそれぞれの方式に応じた切り替えを行うこ
とによって、信号断を回避できるようしている。
【0004】従来のBLSR多重化装置における障害発
生時の切り替え制御を行うために、各BLSR多重化装
置(以下、NE(Network Element)とも呼ぶ)は、リン
グトポロジー(Ring Topology)テーブルと、STS1又
はVC3等のチャンネル毎に、クロスコネクトされてい
るワーキング回線の範囲を示すスケルチ(Squelch)テー
ブルを備えている。Ring Topologyテーブルとは、自局
のNode IDを先頭に、リングの一定の方向、例えば、反
時計回りの方向をEast側と定義し、East側に向かってリ
ング状に接続されたNEの接続順を示すテーブルであ
る。Node IDとは、各NEにリングネットワーク内でユ
ニークに付与されたIDである。各NEが、Ring Topol
ogyテーブルにより、各NEにおいて、隣接NEのNode
IDを知ることができる。
【0005】Squelchテーブルは、BLSR多重化装置
において、誤接続防止、複数の伝送路で障害が発生した
時に救済できない回線にAIS信号を挿入するための判
定に用いるテーブルであり、AddしているNEのIDとD
ropしているNEのIDを格納するテーブルである。こ
のSquelchテーブルには、ワーキング回線に対しての
み、Addチャンネル及びDropチャンネル個別に設定され
る。Addチャンネルとは、2本のワーキング回線のう
ち、Addする回線のチャンネルをいう。また、Dropチャ
ンネルとは、Dropする回線のチャンネルをいう。Addし
ているNEのNode IDをソースノードID(Source Node
ID)、DropしているノードIDをデスティネーションノ
ードID(Destination Node ID)と呼ぶ。
【0006】各チャンネルについて、Add/Drop/スル
ー(中継)及び信号の方向(East/West)等のクロスコ
ネクト情報がユーザにより、当該チャンネルに係わるN
Eに入力される。各NEは、Squelchテーブルを構築す
るために、SONETやSDHのオーバヘッドバイトに
Source Node ID又はDestination Node IDを格納して、
以下のルールに従って、Node IDの送受信を行う。Addチ
ャンネル及びDropチャンネルについて、Squelchテーブ
ル中に送信テーブル及び受信テーブルが設けられてい
る。送信テーブルは、Node IDを送信するときに格納す
るテーブルであり、受信テーブルは、Node IDを受信し
たときに格納するテーブルである。
【0007】Add NEは、Addチャンネルの送信テーブ
ルのSource Node IDに自Node IDを設定し、受信したDes
tination Node IDを受信テーブル及び送信テーブルのDe
stinationに格納してから隣接NEに折り返して送信
し、Drop NEより折り返されたSource Node IDを受信
テーブルに格納する。スルーNEは、受信したNode ID
をそのまま隣接NEにスルーする。Drop NEは、Drop
チャンネルの送信テーブルのDestination Node IDを設
定し、受信したSource Node IDを受信テーブル及び送信
テーブルのSourceに格納してから隣接NEに折り返して
送信し、Drop NEより折り返されたSource Node IDを
受信テーブルに格納する。全NEとも、送信テーブルと
受信テーブルの一致をもって、Squelchテーブル構築完
了と判断する。不一致の場合は、誤設定と判断すること
により、各チャンネルの誤設定を防止している。また、
複数の伝送路で障害が発生した時、Squelchテーブルに
設定されているAdd NEとDrop NE間の通信ができ
ない場合に、救済できない回線にAIS信号を挿入す
る。
【0008】サブマリンBLSR多重化装置では、リン
グ間の接続形態として、Drop and Continue接続をサポ
ートする。Drop and Continueとは、信号をプライマリ
ノード(Primary Node)により、隣接リングネットワーク
へDropすること及び隣接NEへ中継することをいう。Dr
op and Continueオプションとして、冗長系のセカンダ
リ回路をワーキング回線上に通す場合とプロテクション
回線に通す場合がある。前者をDrop and Continue on W
orking(DCW)と呼び、後者をDrop and Continue on
Protection(DCP)と呼ぶ。
【0009】DCPでは、信号がプライマリノードで隣
接リングネットワークへDropされると共にプロテクショ
ン回線にContinueされてから、セカンダリノード(Secon
daryNode)で隣接リングネットワークにDropされる。D
CP接続形態において、プライマリノードとは、隣接リ
ングネットワークに接続され、ワーキング信号を隣接リ
ングにDropし、且つプロテクション回線にContinueする
役割を果たすノードであり、セカンダリノードとは、隣
接リングネットワークに接続され、プロテクション回線
を通して、隣接リングネットワークにDropする役割を果
たすノードである。
【0010】一方、DCWでは、信号がプライマリノー
ドで隣接リングネットワークへDropされると共にワーキ
ング回線へContinueされてから、セカンダリノードによ
り隣接リングネットワークにDropされる。DCWにおい
て、プライマリノードとは、隣接リングに接続され、ワ
ーキング信号を隣接リングにDropし、且つワーキング回
線にContinueする役割を果たすノードであり、セカンダ
リノードとは、隣接リングネットワークに接続され、ワ
ーキング回線を通して、隣接リングネットワークにDrop
する役割を果たすノードをいう。
【0011】リング間を接続する他の形態として、端末
装置を収容するターミナルノード(Terminal Node)がワ
ーキング回線及びプロテクション回線に信号をAddし、
プライマリノードがワーキング回線の信号をDrop、セカ
ンダリノードがプロテション回線の信号をDropするDT
P(Dual Terminal Transmit on Protection)接続形態、
及びターミナルノードがワーキング回線に信号をAdd
し、セカンダリノードがワーキング回線の信号をDropす
るDTW(Dual Terminal Transmit on Protection)接続
形態が有る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
BLSR多重化装置では、以下の問題点があった。
【0013】(1) Source Node IDとDestination No
de IDのみを収集して、Squelchテーブルを作成していた
ため、DCW接続やDCP接続など様々な接続形態を表
現することができない。そのため、例えば、DCW接続
とDCP接続とでは、障害発生時の切り替えの接続が同
じものになってしまい、接続形態に応じた切り替えがで
きない。
【0014】(2) ワーキング回線に接続された、Ad
d NEのNode ID及びDrop NEのNode IDのみを収集
し、プロテクション回線に接続されたセカンダリノード
のNode IDを収集せずに作成されたSquelchテーブルに従
って、Squelch制御を行っていたため、DCP接続やD
TP接続の時、回線救済できるような場合でも、不必要
なSquelchを行っていた。
【0015】(3) Node IDのみを収集することによ
り、誤接続チェックを行っていたため、Source NodeとD
estination Node間でNode IDが正しく設定されている
か否かの単純な接続チェックを行うことしかできず、D
CPやDCWなどの接続形態に応じた複雑なチェックを
行うことができなかった。
【0016】本発明の目的は、障害発生時に接続形態に
応じた切り替えを行うことができる伝送装置を提供する
ことである。
【0017】本発明の他の目的は、障害発生時に接続形
態に応じてスケルチを行うか否かの適切な判断を行うこ
とにより、適切な回線救済を行うことのできる伝送装置
を提供することである。
【0018】本発明の更に他の目的は、接続形態に応じ
た回線定義の接続チェックを行うことにより、より信頼
性の高い伝送装置を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の一側面によれ
ば、ワーキング回線及びプロテクション回線により冗長
構成された回線を伝送路障害時に切り替える機能を有す
る伝送装置であって、各チャンネル毎に、信号方向並び
に自局が、ワーキング回線又はプロテクション回線の一
方の回線へAdd、ワーキング回線及びプロテクション回
線の両回線へAdd、ワーキング回線又はプロテクション
回線の一方の回線からDrop、ワーキング回線及びプロテ
クション回線の両回線からDrop、スルー、及びワーキン
グ回線又はプロテクション回線の一方の回線からDropし
てワーキング回線又はプロテクション回線の一方の回線
へ中継のいずれの種類の処理を行うかを指示する情報を
含むクロスコネクト情報を入力して、該当するクロスコ
ネクト種別に分類するクロスコネクト分類手段と、前記
各チャンネル毎に、該チャンネルについて、Add又はDro
pする伝送装置の前記クロスコネクト種別及び該伝送装
置を特定するノード情報を隣接伝送装置間で通信により
収集する通信手段と、前記各チャンネル毎に、前記自局
の前記クロスコネクト種別及び前記収集した他伝送装置
の前記クロスコネクト種別に基づいて、該当する接続形
態に分類して、障害発生時の回線の切り替え制御を行う
ためのテーブルを作成する接続形態分類手段と、自局と
隣接局との間の伝送路障害が発生したとき、自局の前記
ノード情報を含む障害情報を送信する障害通知手段と、
受信した障害情報に基づいて、障害発生箇所を判定する
障害発生箇所判定手段と、前記障害発生手段により判定
された前記障害発生箇所及び前記テーブルに基づいて、
回線の切り替えを行う切り替え制御手段とを具備したこ
とを特徴とする伝送装置が提供される。
【0020】前記接続形態分類手段は、前記収集したク
ロスコネクト種別の順番に基づいて誤設定を検出するこ
とが好ましい。また、前記接続形態分類手段は、前記各
チャンネルについて、2局のノード情報から構成される
Squalchテーブルを作成し、前記Drop且つプロテクショ
ン回線へ中継されるDCP接続である場合、該プロテク
ション回線へ中継された信号をDropする局のノード情報
を前記Squalchテーブルに設定し、ワーキング回線及び
プロテクション回線へAddするDTP接続である場合、
該ワーキング回線及びプロテクション回線へAddする第
1局のノード情報及び該プロテクション回線へAddされ
た信号をDropする第2局のノード情報を前記Squalchテ
ーブルに設定することが好ましい。前記接続形態分類手
段は、前記各チャンネルについて、Add、Drop、又はDro
pして中継する局のノード情報、及び接続形態に関する
経路情報を含むRIPテーブルを作成し、前記切り替え制
御手段は、前記経路情報に基づいて、接続形態に該当す
る切り替え制御を行うことが更に好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を説明する前に
本発明の原理を説明する。図1は、本発明の原理図であ
る。図1に示すように、伝送装置は、ワーキング回線2
#W及びプロテクション回線2#Pにより冗長構成され
た回線を伝送障害時に切り替える機能を有するBLSR
多重化装置等の通信装置であり、クロスコネクト分類手
段4、通信手段6、接続形態分類手段8、テーブル1
0、障害通知手段12、障害発生箇所判定手段14及び
切り替え制御手段16を具備する。
【0022】クロスコネクト分類手段4は、外部から入
力される、信号方向並びに自局が、ワーキング回線又は
プロテクション回線の一方の回線へAdd、ワーキング回
線及びプロテクション回線の両回線へAdd、ワーキング
回線又はプロテクション回線の一方の回線からDrop、ワ
ーキング回線及びプロテクション回線の両回線からDro
p、スルー、及びワーキング回線又はプロテクション回
線の一方の回線からDropしてワーキング回線又はプロテ
クション回線の一方の回線へ中継のいずれの種類の処理
を行うかを指示する情報を含むクロスコネクト情報を入
力して、該当するクロスコネクト種別に分類する。
【0023】例えば、ワーキング回線又はプロテクショ
ン回線からDrop、ワーキング回線及びプロテクション回
線の両回線へAddは、ワーキング回線へAdd、ワーキング
回線及びプロテクション回線の両回線からDropはワーキ
ング回線からDrop、及びワーキング回線又はプロテクシ
ョン回線の一方の回線からDropしてワーキング回線又は
プロテクション回線の一方の回線へ中継はワーキング回
線からDropといった具合にクロスコネクト種別に分類す
る。
【0024】通信手段6は、各チャンネル毎に、Add又
はDropする伝送装置のクロスコネクト種別及びノード情
報を、信号方向に従って、チャンネルの信号が流れる方
向又は逆方向の順序で収集する。接続形態分類手段8
は、信号方向に従って収集された、自局のクロスコネク
ト種別及び他伝送装置のクロスコネクト種別より、DC
P/DCW/DTP等の各種接続形態を該当する接続形
態に分類して、回線の切り替えを行うためのテーブル1
0を作成する。障害通知手段12は、自局と隣接局との
間の伝送路障害が発生したとき、自局のノード情報を含
む障害情報を送信する。障害発生箇所判定手段14は、
障害情報から障害発生箇所を判定する。切り替え制御手
段16は、障害発生箇所及びテーブル10に基づいて、
回線の切り替え制御を行う。これにより、障害発生時に
接続形態に応じた切り替え制御を行うことができる。
【0025】図2は、本発明の実施形態のネットワーク
構成図(1)である。図2に示すように、ネットワーク
は1個のリングにより構成される。リングネットワーク
19は、複数、例えば、8個のBLSR多重化装置(以
下、伝送装置と略す)20#i(i=1〜8)により構
成される。各伝送装置20#i(i=1〜8)間は、ワ
ーキング回線21#W1,21#W2及びプロテクショ
ン回線21#P1,21#P2の2本又は4本の光ファ
イバーなどの伝送路に接続される。尚、図2上では、4
本の伝送路を記載しているが、これらの伝送路は、論理
的な接続を表すものであり、物理媒体としてそれぞれ別
々に存在するわけではない。2FBLSR多重化装置で
は、ワーキング回線21#W1とプロテクション回線2
1#P1、ワーキング回線21#W2とプロテクション
回線21#P2が共有されるため2本となる。図2にお
いて、ワーキング回線21#W1,#W2を実線、プロ
テクション回線21#P1,#P2を破線で示してい
る。
【0026】図3は、図2のネットワーク構成による通
常(Normal)接続を示す図である。図3では、図2によう
なネットワーク構成において、伝送装置20#2と伝送
装置20#7との間でAdd/DropするNormal接続形態が
示されている。伝送装置20#2,20#7がDropする
伝送路には、多重化装置や端末装置に接続される。Norm
al接続では、ターミナルノード20#2によりAddされ
たチャンネルの信号は、ワーキング回線21#W2、伝
送装置20#1、ワーキング回線21#W2、伝送装置
20#8、ワーキング回線21#W2を経由して、ター
ミナルノード20#7でDropされる。ターミナルノード
20#7によりAddされたチャンネルの信号は,ワーキ
ング回線21#W1、伝送装置20#8、ワーキング回
線21#W1、伝送装置20#1、ワーキング回線21
#W1を経由して、ターミナルノード20#2でDropさ
れる。ワーキング回線21#W1,#W2に障害発生し
た時、ワーキング回線21#W1,#W2とは反対方向
のプロテクション回線21#P1,#P2に切り替えら
れる。伝送装置20#2,20#7間で相互に接続不可
となった場合は、Squalchされる。
【0027】図4は、本実施形態のネットワーク構成図
(2)である。図4に示すように、このリングネットワ
ークは、2つのリングネットワーク23#1,23#2
により構成される。一方のリングネットワーク23#1
は、複数、例えば、8個の伝送装置22#1i(i=1
〜8)より構成される。他方のリングネットワーク23
#2は、複数、例えば、8個の伝送装置22#2i(i
=1〜8)より構成される。リングネットワーク23#
1,23#2間は、伝送装置22#17,22#22に
より接続される。
【0028】図5は、図4のネットワーク構成によるD
TW接続を示す図である。図5では、図4に示すネット
ワーク構成において、ターミナルノード22#12とタ
ーミナルノード22#28間でAdd/DropするDTW接
続が示されている。DTW接続では、ターミナルノード
22#12は、ワーキング回線21#W1及びワーキン
グ回線21#W1と逆方向のワーキング回線21#W2
にAddする。ワーキング回21#W1にAddされたチャン
ネルの信号は、伝送装置22#11、ワーキング回線2
1#W1、伝送装置22#18、ワーキング回線21#
W1を経由して、セカンダリノード22#17によりDr
opされる。セカンダリノード22#17によりDropされ
た信号は、セカンダリノード22#22でAddされ、ワ
ーキング回線21#W1、伝送装置22#21、ワーキ
ング回線21#W1を経由して、ターミナルノード22
#28で受信される。
【0029】ワーキング回線21#W2にAddされたチ
ャンネルの信号は、伝送装置22#13、ワーキング回
線21#W2、伝送装置22#14、ワーキング回線2
1#W2、伝送装置21#15、ワーキング回線21#
W2を経由して、セカンダリノード22#16によりDr
opされる。セカンダリノード22#16によりDropされ
た信号は、セカンダリノード22#23でAddされ、ワ
ーキング回線21#W2、伝送装置22#24、ワーキ
ング回線21#W2、伝送装置22#25、ワーキング
回線21#W2、伝送装置22#26、ワーキング回線
21#W2を経由して、ターミナルノード22#28で
受信される。ターミナルノード22#28は、伝送装置
22#21,22#27より受信した信号をPSWによ
り選択してDropする。ターミナルノード22#28によ
りAddされたチャンネルの信号についても、上記と逆向
きの経路を通過して、ターミナルノード22#12によ
りDropされる。
【0030】図6は、本実施形態のネットワーク構成図
(3)である。図6に示すように、このリングネットワ
ークは、2つのリングネットワーク25#1,25#2
により構成される。一方のリングネットワーク25#1
は、複数、例えば、8個の伝送装置24#1i(i=1
〜8)より構成される。他方のリングネットワーク25
#2は、複数、例えば、8個の伝送装置24#2i(i
=1〜8)より構成される。リングネットワーク25#
1,25#2間は、伝送装置24#17,24#22及
び伝送装置24#16,24#23により接続される。
【0031】図7は、図6のネットワーク構成によるD
TP接続を示す図である。図7では、図6に示すネット
ワーク構成において、リングネットワーク25#1上の
ターミナルノード24#12とリングネットワーク25
#2上のターミナルノード22#28間でAdd/Dropす
るDTP接続が示されている。DTP接続では、ターミ
ナルノード26#12はDTP28#12によりワーキ
ング回線21#W2及びプロテクション回線21#P2
にチャンネルの信号をAddする。ワーキング回線21#
W1にAddされた信号は、伝送装置24#11、ワーキ
ング回線21#W2、伝送装置24#18、ワーキング
回線21#W2を経由して、プライマリノード24#1
7によりDropされる。一方、プロテクション回線21#
P2にAddされた信号は、伝送装置24#13、プロテ
クション回線21#P1、伝送装置24#14、プロテ
クション回線21#P1、伝送装置24#15、プロテ
クション回線21#P1を経由して、セカンダリノード
24#16によりDropされる。
【0032】プライマリノード24#17によりDropさ
れた信号は、プライマリノード24#22でAddされ、
ワーキング回線21#W2、伝送装置24#21、ワー
キング回線21#W2を経由して、ターミナルノード2
4#28で受信される。セカンダリノード24#16に
よりDropされた信号は、セカンダリノード24#23で
Addされ、プロテクション回線21#P1、伝送装置2
4#24、プロテクション回線21#P2、伝送装置2
4#25、プロテクション回線21#P1、伝送装置2
4#26、プロテクション回線21#P2、伝送装置2
4#27、プロテクション回線21#P2を経由して、
ターミナルノード24#28で受信される。ターミナル
ノード24#28は、パススイッチ(PSW)26#2
8によりワーキング回線21#W2又はプロテクション
回線21#P2のいずれかを選択して、Dropする。伝送
装置24#28によりAddされたチャンネルの信号につ
いても、上記と逆向きの経路を通過して、ターミナルノ
ード24#12によりDropされる。
【0033】図8は、本実施形態のネットワーク構成図
(4)である。図8に示すように、このリングネットワ
ークは、3つのリングネットワーク31#i(i=1〜
3)により構成される。リングネットワーク31#i
(i=1〜3)は、複数、例えば、8個の伝送装置30
#ij(j=1〜8)より構成される。リングネットワ
ーク31#1,31#2間は、伝送装置30#16,3
0#22及び伝送装置30#16,30#23により接
続される。リングネットワーク31#2,31#3間
は、伝送装置30#28,30#33及び伝送装置30
#27,30#34により接続される。
【0034】図9は、図8のネットワーク構成によるD
CP接続を示す図である。図9では、図8に示すネット
ワーク構成において、リングネットワーク31#1上の
ターミナルノード30#12とリングネットワーク31
#3上のターミナルノード30#38間でAdd/Dropす
るDCP接続が示されている。DCP接続では、ターミ
ナルノード30#12によりAddされたチャンネルの信
号は、ワーキング回線21#W1、伝送装置30#1
1、ワーキング回線21#W2、伝送装置30#18、
ワーキング回線21#W2を経由して、プライマリノー
ド30#17により受信される。プライマリノード30
#17は、ワーキング回線21#W2より信号を受信す
ると、DCP34#17により、リングネットワーク3
1#2上の伝送装置30#22にプライマリ回路を通し
てDropすると共にセカンダリ回路21#P1にContinue
する。セカンダリノード30#16は、セカンダリ回路
21#P1より信号を受信して、リングネットワーク3
1#2上の伝送装置30#23にDropする。
【0035】リングネットワーク31#2上のセカンダ
リノード30#23は、セカンダリノード30#16に
よりDropされた信号を受信して、プロテクション回線2
1#P1にAddする。伝送装置30#22は、リングネ
ットワーク31#1上のプロテクションノード30#1
7によりDropされた信号及びセカンダリノード30#2
2によりプロテクション回線21#P1にAddされた信
号を受信して、サービスセレクタ(SS)32#22に
より、いずれか一方の信号を選択して、ワーキング回線
21#W2にAddする。ワーキング回線21#W2にAdd
された信号は、伝送装置30#21、ワーキング回線2
1#W2を経由して、プライマリノード30#28によ
り受信される。プライマリノード30#28は、リング
ネットワーク31#3上のプライマリノード30#33
にDropすると共にプロテクション回線21#P1にCont
inueする。セカンダリノード30#27は、プロテクシ
ョン回線21#P1より信号を受信して、リングネット
ワーク31#3上のセカンダリノード30#34にDrop
する。
【0036】リングネットワーク31#3上のセカンダ
リノード#34は、セカンダリノード30#27により
Dropされた信号を受信して、プロテクション回線21#
P1にAddする。伝送装置30#33は、リングネット
ワーク31#2上のプライマリノード30#28により
Dropされた信号及びセカンダリノード30#33により
プロテクション回線21#P1にAddされた信号を受信
して、SS32#33により、いずれか一方の信号を選
択して、ワーキング回線21#W2にAddする。ワーキ
ング回線21#W2にAddされた信号は、伝送装置30
#32、ワーキング回線21#W1、伝送装置30#3
1、ワーキング回線21#W1を経由して、ターミナル
ノード伝送装置30#38により受信される。
【0037】Drop and Continueを行う伝送装置30#
17、30#22、30#28及び30#33をプライ
マリノード(Primary Node)と呼ぶ。伝送装置30#1
6、30#23、30#27及び30#34は、他のリ
ングネットワークとの間でAdd/Dropするセカンダリノ
ード(Secondary Node)である。
【0038】リングネットワーク31#1及び31#3
のように、夫々セカンダリノード30#16,30#3
4が1個しか存在しないリングネットワークを片端DC
P接続という。一方、リングネットワーク31#2のよ
うに、セカンダリノード30#23,30#27が2個
存在するリングネットワークをDCP両端接続と呼ぶ。
【0039】図10は、図8のネットワーク構成による
DCW接続を示す図である。図10に示すように、DC
W接続では、伝送装置30#17、30#22及び30
#33は、DCW40#22、40#22及び40#3
3がDrop and Continue on Workingしていること、伝送
装置30#16、#23、30#27及び30#34が
ワーキング回線21#W1,#W2にAddしていること
が図9のDCP接続と異なる。リングネットワーク31
#1及び31#3のように、セカンダリノード30#1
6,30#34が1個しか存在しないリングネットワー
クを片端DCW接続という。一方、リングネットワーク
31#2のように、セカンダリノード30#23,30
#27が2個存在するリングネットワークをDCW両端
接続と呼ぶ。上述したように、ノーマル接続、DTW接
続、DTP接続、DCP片端、DCP両端、DCW片端
及びDCW両端と様々な接続形態が有る。本実施形態の
伝送装置は、様々の接続形態においても、接続形態に応
じた切り替え制御を行うものである。
【0040】図11は、本発明の実施形態による伝送装
置の構成図である。伝送装置56#iは、DMUX部5
2#i1,#i2、MUX部54#i1,#i2、クロ
スコネクト部56#i及びBLSR切り替え部58#i
を具備する。DMUX部52#i1,#i2は、ワーキ
ング回線21#W1,#W2及びプロテクション回線2
1#P1,#P2の伝送路より、SDH、SONET等
の同期フレームを受信して、オーバへッドとペイロード
に分離する。ペイロードにマッピングされた各チャンネ
ルのデータを分離して、オーバヘッドと共にBLSR切
り替え部58#iに出力する。MUX部54#iは、B
LSR切り替え部58#iより出力される各チャンネル
のデータを同期フレームのペイロードに多重化し、BL
SR切り替え部58#iより出力されるオーバヘッドを
同期フレームにマッピングして、ワーキング回線21#
W1,#W2及びプロテクション回線21#P1,#P
2に出力する。クロスコネクト部56#iは、DMUX
部52#i1,#i2より分離された各チャンネルのデ
ータを、回線設定情報に従って、出方路の該当チャンネ
ルに対応する信号線に出力する。図示していないが、Ad
d/Dropする場合は、端末装置等とインタフェースする
ための、DMUX部及びMUX部が必要となる。
【0041】BLSR切り替え部58#iは、以下の機
能を有する。
【0042】(1) ユーザインタフェースより、各チャ
ンネルについて、クロスコネクト情報を入力して、クロ
スコネクト種別に分類する。チャンネルには、Addして
からDropするまでのパスに対して、同期フレームにタム
スロットが割り当てられる。
【0043】(2) クロスコネト種別から、自局がEast
端局/West端局/中間局/スルー局のいずれであるかを
判断する。例えば、信号の方向が反時計周り方向であっ
たとき、各伝送装置56#iにおいて、受信側をWest
側、送信側をEast側とする。端局とは、Add/Dropのみ
を行う局であり、チャンネルに関して端に位置するノー
ドをいう。データがAddされてからDropされるまでの端
局間において、East側に位置する端局がEast端局であ
り、West側に位置する端局がWest端局である。中間局と
は、Drop及びContinue、又はワーキング回線及びプロテ
クション回線の両回線にAddをするノードをいう。スル
ー局とは、チャンネルのデータを中継(スルー)するノ
ードをいう。例えば、図9中のリングネットワークにお
いて、伝送装置30#27がEast端局、伝送装置30#
28が中間局、伝送装置30#21がスルー局、伝送装
置30#22が中間局、伝送装置30#23がWest端局
である。
【0044】(3) 自局がEast端局のとき i) 所定のプロトコル、例えば、トークンリングプロト
コルに従って、自局のクロスコネクト種別を同期フレー
ムのオーバヘッドに挿入して、West側の隣接ノードに送
信する。
【0045】ii) 送信権を隣接ノードに渡す。
【0046】iii) 自局のクロスコネクト種別をスタッ
クする。
【0047】iv) 隣接ノードから受信したクロスコネク
ト種別をスタックする。
【0048】(4) 自局がWest端局のとき i) クロスコネクト種別の収集のトリガとなる情報をオ
ーバヘッドに収容して、East側の隣接ノードに送信す
る。
【0049】ii) クロスコネクト種別がEast端局から
の場合は、テーブルを初期化して、クロスコネクト種別
をスタックする。
【0050】iii) クロスコネクト種別がEast端局から
のものでない場合は、クロスコネクト種別をスタックす
る。
【0051】iv) 送信権がポーリングにより隣接ノー
ドより回ってくると、送信権を獲得して、自局のクロス
コネクト種別をオーバヘッドに収容して、West側の隣接
ノードに送信する。自局のクロスコネクト種別をスタッ
クする。
【0052】(5) 自局がスルー局のとき i) クロスコネクト種別がEast端局からの場合は、テー
ブルを初期化して、クロスコネクト種別をスタックす
る。
【0053】ii) クロスコネクト種別がEast端局から
のものでない場合は、クロスコネクト種別をスタックす
る。
【0054】iii) 受信したクロスコネクト種別をWest
側の隣接ノードに転送する。
【0055】iv) 送信権がポーリングにより回ってく
ると、送信権をWest側の隣接ノードに回す。
【0056】(6) 自局が中間局のとき i) クロスコネクト種別がEast端局からの場合は、テー
ブルを初期化して、クロスコネクト種別をスタックす
る。
【0057】ii) クロスコネクト種別がEast端局から
のものでない場合は、クロスコネクト種別をスタックす
る。
【0058】iii) 受信したクロスコネクト種別をWest
側の隣接ノードに転送する。
【0059】iv) 送信権がポーリングにより回ってく
ると、送信権を獲得して、自局のクロスコネクト種別を
オーバヘッドに収容して、West側の隣接ノードに送信す
る。自局のクロスコネクト種別をスタックする。
【0060】(7) スタックされたクロスコネクト種別
より接続形態のエラーがあるかをチェックする。エラー
が有れば、ユーザインタフェースを通して、警報をユー
ザに出力する。
【0061】(8) スタックされたクロスコネクト種別
により、接続形態を判断して、Squelchテーブル及びRIP
テーブルを作成する。
【0062】(9) 伝送路障害を検出すると、障害情報
をWest及びEast側の隣接ノードに通知する。
【0063】(10) 障害情報を受信すると、Squelchテ
ーブル又はRIPテーブルを参照し、接続形態を判断し
て、各方式に応じた切り替えの制御を行う。
【0064】(11) PSW、SS、Ring-Switch、Span-
Switch等のノーマルBLSR/サブマリンBLSR等の
切り替え方式に応じた切り替え部を有する。
【0065】図12は、図11中のBLSR切り替え部
58#iの構成図である。図12に示すように、BLS
R切り替え部58#iは、ユーザインタフェース部70
#i、クロスコネクト分類部72#i、通信部74#
i、接続形態分類部76#i、Toplogyテーブル787
8#i、Squalchテーブル#i、RIPテーブル81#i、
障害検出部82#i、障害通知部84#i、障害発生箇
所判定部86#i、切替制御部88#i及び切替部90
#iを有する。
【0066】ユーザインタフェース部70#iは、ユー
ザにより入力されたクロスコネクト情報を入力して、ク
ロスコネクト分類部72#iに出力する。クロスコネク
ト情報は、例えば、遠隔に位置する集中管理装置からL
AN又は隣接ノードより同期フレーム、例えば、オーバ
ヘッドを通して、伝送される。クロスコネクト情報は、
例えば、チャンネル番号、信号の方向(East/West)、
Add/Drop/スルー、Add/Dropするワーキング回線/プ
ロテクション回線の回線種別等である。
【0067】例えば、図9の場合、伝送装置30#12
がAddするチャンネルについては、各伝送装置30#1
2,30#11,30#18,30#17,30#16
のクロスコネクト情報は、それぞれ次のようになる。
(チャンネル番号,East方向のワーキング回線にAd
d),(チャンネル番号,East方向にスルー),(チャ
ンネル番号、East方向にスルー),(チャンネル番号,
East方向からDrop、East方向のプロテククション回線に
中継),(チャンネル番号、East方向からDrop)とな
る。
【0068】伝送装置30#17に入力されるクロスコ
ネクト情報は、(チャンネル番号、East方向からDrop、
East方向のプロテククション回線に中継)であり、Drop
andContinue on Protectionであることを意味するが、
これがDropとAddの2つに分けられて、クロスコネクト
情報として2回入力されることになる。即ち、(チャン
ネル番号,East方向からDrop)、(チャンネンル番号,
East方向のプロテククション回線にスルー)と2回クロ
スコネクト情報が入力される。また、図9中の伝送装置
30#17中のSS32#17が係わるチャンネルにつ
いては、そのクロスコネクト情報は、(チャンネル番
号、West方向のワーキング回線にAdd)及び(チャンネ
ル番号、West方向のプロテクション回線からスルー)と
なる。図10中のDCW接続についてもDCP接続の場
合と同様にプライマリノードにおいて、2回クロスコネ
クト情報が入力される。クロスコネクト分類部72#i
は、ユーザインタフェース部70#iより入力されたク
ロスコネクト情報を該当するクロスコネクト種別に分類
する。
【0069】図13は、クロスコネクト種別の分類を示
す図である。図13に示すように、クロスコネクト種別
は、Add to Working,Add to Protection,Drop from W
orking,Drop from Protectionに分類される。
【0070】(1) Add to Workingのとき クロスコネクト情報が、以下の場合にクロスコネクト種
別がAdd to Workingに分類される。
【0071】i) (East/West方向のワーキング回線にA
dd) ii) (East/West方向のワーキング回線にAdd)又は
(East/West方向のプロテクション回線からワーキング
回線にスルー) iii) (East/West方向のワーキング回線にAdd)且つ
(West/East方向のプロテクション回線からワーキング
回線にスルー) iv) (East/West方向のプロテクション回線にAdd)且
つ(West/East方向のプロテクション回線からワーキン
グ回線にスルー) (2) Add to Protectionのときクロスコネクト情報
が、以下の場合にクロスコネクト種別がAdd to Protect
ionに分類される。
【0072】i) (East/West方向のプロテクション回
線にAdd) ii) (East/West方向のプロテクション回線にAdd)又
は(East/West方向のプロテクション回線からプロテク
ション回線にスルー) (3) Drop from Workingのとき クロスコネクト情報が、以下の場合にクロスコネクト種
別がDrop from Workingに分類される。
【0073】i) (East/West方向のワーキング回線か
らDrop) ii) (East/West方向のワーキング回線からDrop)且
つ(West/East方向のワーキング回線からワーキング回
線にスルー) iii) (East/West方向のワーキング回線にDrop)且つ
(West/East方向のワーキング回線からプロテクション
回線にスルー) (4) Drop from Protectionのときクロスコネクト情
報が、以下の場合にクロスコネクト種別がDrop from Pr
otectionに分類される。
【0074】i) (East/West方向のプロテクション回
線からDrop) ii) (East/West方向のプロテクション回線からDro
p)且つ(West/East方向のプロテクション回線からプ
ロテクション回線にスルー) スルー局については、クロスコネクト種別の対象外とな
っているのはSqualchテーブル80#i及びRIPテーブル
81#iの作成に必要でないからである。
【0075】通信部74#iは、以下の機能を有する。
【0076】(1) クロスコネト種別から、自局がEast
端局/West端局/中間局/スルー局のいずれであるかを
判断する。
【0077】(2) 自局がEast端局のとき i) トークンリングプロトコルに従って、後述する自局
のクロスコネクト種別及びNode ID等を同期フレームの
オーバヘッドに収容して、West側の隣接ノードに送信す
る。
【0078】ii) 送信権を隣接ノードに渡す。
【0079】(3) 自局がWest端局のとき i) クロスコネクト種別等の収集開始のトリガとなる情
報をオーバヘッドに収容して、East側の隣接ノードに送
信する。
【0080】ii) 送信権がポーリングにより回ってくる
と、送信権を獲得して、自局のクロスコネクト種別等を
オーバヘッドに収容して、West側の隣接ノードに送信す
る。
【0081】(4) 自局がスルー局のとき i) 受信したクロスコネクト種別をWest側の隣接ノード
に転送する。
【0082】ii) 送信権がポーリングにより回ってく
ると、送信権をWest側の隣接ノードに回す。
【0083】(5) 自局が中間局のとき i) 受信したクロスコネクト種別をWest側の隣接ノード
に転送する。
【0084】ii) 送信権がポーリングにより回ってく
ると、送信権を獲得して、自局のクロコネクト種別をオ
ーバヘッドに収容して、West側の隣接ノードに送信す
る。
【0085】(6) 受信したクロスコネクト種別等を接
続形態分類部76#iに出力する。
【0086】(7) 障害通知部84#iより障害情報の
通知を受けると、例えば、オーバヘッドのK1,K2バ
イトに障害情報(自局のノードID等)を挿入して、隣
接ノードに通知する。
【0087】接続形態分類部76#iは、以下の機能を
有する。
【0088】(1) スタックテーブルの初期化 East端局であれば、スタックを初期化して、自局のクロ
スコネクト種別等を先頭にスタックする。East端局でな
ければ、East端局よりクロスコネクト種別を受信する
と、スタックを初期化して、クロスコネクト種別等をス
タックする。
【0089】(2) スタックテーブルにクロスコネクト
種別等のスタック 通信部74#iが隣接ノードよりクロスコネクト種別等
を受信すると、スタックされたクロスコネクト種別よ
り、後述するように、今回受信した/直前にスタックさ
れたクロスコネクト種別等に該当するノードが放送ノー
ドであるか否かを判断する。放送ノードならば、今回受
信したクロスコネクト種別をスタックしない/今回受信
したクロスコネクト種別等で直前に受信したクロスコネ
クト種別に上書きする。放送ノードとは、サブマリンB
LSRにおいて、DCx片端/両端放送タイプ接続に設
けられるノードである。この接続形態は、DCx片端接
続場合、プライマリノードとセカンダリノードとの間に
Drop and Continue on Protection/Workingをする放送
ノードが存在する形態である。これは、当該ノードでDr
opして、他リングネットワーク等が収容する端末装置等
に放送するためである。放送ノードをスタックテーブル
から除外するのは、切り替えの制御に関係がないからで
ある。送信権が回ってくると、自局が中間局/West局な
らば、クロスコネクト種別等をスタックする。これによ
り、クロスコネクト種別がEast方向から順にスタックさ
れる。
【0090】図14〜図17は、DCx両端放送タイプ
の場合のテーブル作成方法を示す図である。図14及び
図15は、East方向からAddされるときのテーブル作成
方法を示す。図16及び図17は、West方向からAddさ
れるときのテーブル作成方法を示す。図14中のノード
100#1,100#7がセカンダリノード、ノード1
00#3がスルーノード、ノード100#2,100#
4がプライマリノード、ノード100#5,100#6
が放送ノード(仮想セカンダリノード)である。この場
合、図15に示すように、Add(セカンダリノード)を
先頭にして、Drop(プライマリノード)→Drop(放送ノ
ード)→Drop(放送ノード)→Drop(セカンダリノー
ド)とDropが連続するが、最初のプライマリノードと最
後のセカンダリノードのDropのクロスコネクト種別を収
集して、その間のDropのクロスコネクト種別を収集しな
いようにする。即ち、先頭のクロスコネクト種別がAdd
且つ今回受信したクロスコネクト種別がDrop且つ直前の
クロスコネクト種別がDropであるとき、クロスコネクト
種別をスタックしない。
【0091】図16中のノード100#1,100#7
がセカンダリノード、ノード100#3がスルーノー
ド、ノード100#5,100#6がプライマリノー
ド、ノード100#2,100#4が放送ノード(仮想
セカンダリノード)である。この場合、図44に示すよ
うに、Drop(セカンダリノード)を先頭にして、Drop
(放送ノード)→Drop(放送ノード)→Drop(プライマ
リノード)→Drop(プライマリノード)→Drop(セカン
ダリノード)とDropが連続するが、2つ目のデータを自
局で上書きする。即ち、先頭のクロスコネクト種別がAd
d且つ今回受信したクロスコネクト種別がDrop且つ直前
のクロスコネクト種別がDropであるとき、今回受信した
クロスコネクト種別で直前のクロスコネクト種別を上書
きする。
【0092】これより、両端DCx放送タイプの場合
に、放送ノードのクロスコネクト種別が収集されない。
片端Dcx放送タイプの場合も、図14中のノード10
0#2、図16中のノード100#6が無くなるだけで
あり、両端DCx放送タイプの場合と同様である。
【0093】(3) 接続ミスのチェックを行う。
【0094】図18は、設定ミスを示す図である。図1
8(a)に示すように、Drop→Add又はAdd→Dropと連続
した場合、図18(b)に示すように、Add→Addと連続
した場合、図18(c)に示すように、Add→Drop→Add
→Drop又はDrop→Add→Drop→Addとなった場合、設定ミ
スと判断して、ユーザインタフェース部70#iを通し
てユーザに設定ミスであるとの警報を送信する。
【0095】(4) スタックされたクロスコネクト種別
から接続形態を分類する。
【0096】接続形態は、上述したように、Normal接
続、DTW接続、片端DCP接続、片端DCW接続、両
端DCP接続、両端DCW接続等がある。これらの接続
形態を以下のようにして、分類する。
【0097】i) 普通のAdd/Drop又はDTWの接続形態 図19は、普通のAdd/Drop又はDTWの接続形態を示
す図である。図19に示すように、スタックされたクロ
スコネクト種別が、(ワーキング回線へのAdd、ワーキ
ング回線からDrop)/(ワーキング回線からDrop、ワー
キング回線へAdd)となっている場合は、普通のAdd/Dr
op又はDTWの接続形態である。
【0098】ii) DCP片端の接続形態 図20は、DCP片端の接続形態を示す図である。図2
0に示すように、スタックされたクロスコネクト種別
が、(プロテクション回線へAdd、ワーキング回線ヘAd
d、ワーキング回線からDrop)/(プロテクション回線
からDrop、ワーキング回線からDrop、ワーキング回線へ
Add)/(ワーキング回線からDrop、ワーキング回線ヘA
dd、プロテクション回線へAdd)/(ワーキング回線へA
dd、ワーキング回線からDrop、プロテクション回線から
Drop)となっている場合は、DCP片端接続である。
【0099】iii) DCW片端の接続形態 図21は、DCW片端の接続形態を示す図である。図2
1に示すように、スタックされたクロスコネクト種別
が、(ワーキング回線へAdd、ワーキング回線ヘAdd、ワ
ーキング回線からDrop)/(ワーキング回線からDrop、
ワーキング回線からDrop、ワーキング回線へAdd)/
(ワーキング回線からDrop、ワーキング回線ヘAdd、ワ
ーキング回線へAdd)/(ワーキング回線へAdd、ワーキ
ング回線からDrop、ワーキング回線からDrop)となって
いる場合は、DCW片端接続である。
【0100】iv) DTP片端の接続形態 図22は、DTP片端の接続形態を示す図である。図2
2に示すように、スタックされたクロスコネクト種別
が、(プロテクション回線からDrop、ワーキング回線ヘ
Add、ワーキング回線からDrop)/(プロテクション回
線へAdd、ワーキング回線からDrop、ワーキング回線へA
dd)/(ワーキング回線からDrop、ワーキング回線ヘAd
d、プロテクション回線からDrop)/(ワーキング回線
へAdd、ワーキング回線からDrop、プロテクション回線
へAdd)となっている場合は、DTP片端接続である。
【0101】v) DCP両端の接続形態 図23は、DCP両端の接続形態を示す図である。図2
3に示すように、スタックされたクロスコネクト種別
が、(プロテクション回線へAdd、ワーキング回線ヘAd
d、ワーキング回線からDrop、プロテクション回線からD
rop)/(プロテクション回線からDrop、ワーキング回
線からDrop、ワーキング回線へAdd、プロテクション回
線へAdd)となっている場合は、DCP両端接続であ
る。
【0102】vi) DCW両端の接続形態 図24は、DCW両端の接続形態を示す図である。図2
4に示すように、スタックされたクロスコネクト種別
が、(ワーキング回線へAdd、ワーキング回線ヘAdd、ワ
ーキング回線からDrop、ワーキング回線からDrop)/
(ワーキング回線からDrop、ワーキング回線からDrop、
ワーキング回線へAdd、ワーキング回線へAdd)となって
いる場合は、DCW両端接続である。
【0103】vii) DCx片端放送タイプの接続形態 図25は、DCx(x=P/W)片端放送タイプの接続
形態を示す図である。図25中では、放送ノードが1個
の場合を示しているが、2個以上の場合もある。例え
ば、左端のノードがAddするチャンネルについて、左端
から(プライマリノード、プライマリノード、放送ノー
ド、セカンダリノード)である。また、左端のノードが
Dropするチャンネルについて、左端から(セカンダリノ
ード、放送ノード、プライマリノード、プライマリノー
ド)である。スタックされたクロスコネクト種別が、
(プロテクション回線又はワーキング回線へAdd、ワー
キング回線からDrop、ワーキング回線からDrop)/(ワ
ーキング回線からDrop、ワーキング回線又はプロテクシ
ョン回線へAdd)となっている場合は、DCx片端放送
タイプ接続である。尚、放送ノードのクロスコネクト種
別は、上述したように、スタックされていない。
【0104】viii) DCx両端放送タイプの接続形態 図26は、DCx(x=P/W)両端放送タイプの接続
形態を示す図である。DCx両端放送タイプ接続とは、
サブマリンBLSRにおいてとられる形態である。この
接続形態は、DCx両端接続であって、プライマリノー
ドとセカンダリノードとの間にDrop and Continue on P
rotection/Workingするノード(放送ノード)が複数個
存在する形態である。図26中では、放送ノードが1個
の場合を示しているが、2個以上の場合もある。例え
ば、左端のノードがAddするチャンネルについて、左端
から(セカンダリノード、プライマリノード、プライマ
リノード、放送ノード、セカンダリノード)である。ま
た、左端のノードがDropするチャンネルについて、左端
から(セカンダリノード、放送ノード、プライマリノー
ド、プライマリノード、セカンダリノード)である。ス
タックされたクロスコネクト種別が、(プロテクション
回線又はワーキング回線へAdd、ワーキング回線へAdd、
ワーキング回線からDrop、ワーキング回線からDrop(放
送ノード)、ワーキング回線からDrop)/(ワーキング
回線からDrop、ワーキング回線からDrop(放送ノー
ド)、ワーキング回線へAdd、ワーキング回線又はプロ
テクション回線へAdd)となっている場合は、DCx両
端放送タイプ接続である。尚、同様に、放送ノードのク
ロスコネクト種別は、上述したように、スタックされて
いない。
【0105】図27は、接続形態の判別の一例を示す図
である。図27に示すように、DCP接続では、ノード
100#Aがプロテクション回線へAdd、ノード100
#Bがワーキング回線にAdd、ノード100#Cがプロ
テクション回線からDropするが、このスタックされるデ
ータは、プロテクション回線へAdd、ワーキング回線へA
dd、プロテクション回線からDropのようになり、DCP
接続であることが分かる。
【0106】(4) 分類された接続形態及びToplogyテー
ブル78#iに従って、図29に示すSqualchテーブル
80#iを作成する。
【0107】図28は、図12中のToplogyテーブル7
8#iを示す図である。Toplogyテーブル78#iは、
図28に示すように、自局のNode IDを先頭にEast側に
向かってリング状に接続されたNEの接続順を示すテー
ブルである。例えば、A局100#AのToplogyテーブ
ル78#Aには、A,D,C,BのNode IDが格納され
ている。Toplogyテーブル78#iは、Node IDを自局か
らの距離にモディファイして、Squalchテーブル80#
iやRIPテーブル81#iに設定する場合や障害発生箇
所を特定する場合等に使用される。
【0108】図29は、図12中のSqualchテーブル8
0#iの構成図である。図29に示すように、Squalch
テーブル80#iは、各チャンネル毎に、Addチャンネ
ル、Dropチャンネル個別に有る。Add及びDropチャンネ
ルについては、East方向及びWest方向が有る。East方向
及びWest方向には、それぞれSource Node ID及びDestin
ation Node IDのモディファイドノードID(Modified N
ode ID)が設定される。Modified Node IDとは、自局を
基準にして、East方向に設定対象のノードまでのノード
の個数(距離)をいう。例えば、自局のModified Node
ID=0、East側の隣接局のModified Node ID=1とな
る。伝送路障害に係わるNode ID及びリングネットワー
クを構成するノードIDを各ノードにおいてモディファ
イすることにより、論理演算により簡単に障害発生箇所
を判定することが可能となるからである。
【0109】図30は、Normal/DTWの場合のSqualc
hテーブル80#iの一例を示す図である。図30で
は、太い実線で示すチャンネル(パス)について、ター
ミナルノード100#2とターミナルノード100#4
間でAdd/Dropを行う場合である。図30中、ノード
は、ノード100#i(i=1〜6)を示しているが、
2個のノードは省略されており、8個でリングネットワ
ークを構成し、図面の左側がEast側、右側がWest側であ
る。このような記載は、図31〜図44においても同様
である。図30に示すように、ノード100#2のWest
側、ノード100#3のEast側、ノード100#4のEa
st側のSqualchテーブル80#2,#3,#4に、ノー
ド100#2のNode ID=2及びノード100#4のNod
e ID=4のModified Node IDが設定される。図30中の
括弧はNode IDを示す。
【0110】図31は、DCP方端の場合のSqualchテ
ーブル80#iの一例を示す図である。図31中のノー
ド100#2がEast端局、ノード100#3がスルー
局、ノード100#4が中間局、ノード100#5がス
ルー局、ノード100#6がWest端局である。クロスコ
ネクト種別等は、ノード100#2,100#4,10
0#6の順にスタックされる。チャンネルは、太い実線
及び破線で示されるパスに割り当てられている。太い実
線は、ノード100#2とプライマリノード100#4
間のワーキング回線を示し,破線は、ノード100#2
と100#6間のプロテクション回線を示す。この場
合、ワーキング回線を通す、ノード100#2,100
#3,100#4のWest側,East側,East側のSqualch
テーブル、ノード100#2のNode ID=2及びノード
100#6のNode ID=6のModified Node IDが設定され
る。
【0111】図32は、DCP片端接続の障害有りの場
合を示す図である。図32(a)は、ノード100#2
とノード100#3との間の伝送路障害が発生して、タ
ーミナルノード100#2とプライマリノード100#
4間でワーキング回線により接続不可の場合である。こ
の場合、ターミナルノード100#2がプロテクション
回線にブリッジし、セカンダリノード100#6がプロ
テクション回線からの信号にスイッチし、スルーノード
100#3がプロテクション回線からワーキング回線に
ブリッジすることにより、ターミナルノード100#1
とプライマリノード100#4間で通信することができ
る。従って、この場合は、スケルチする必要が無い。Sq
ualchテーブル80#iには、ノード100#2,10
0#6のNode IDが保持されているので、スケルチを行
うことはない。
【0112】図32(b)は、ノード100#2とノー
ド100#3との間の伝送路障害に加えて、ノード10
0#6とWest側のノードとの間の伝送路障害が発生し
て、プライマリノード100#4及びセカンダリノード
100#6の両方がターミナルノード100#2に接続
できない状態にあり、救済不能である。Squalchテーブ
ル80#iには、ターミナルノード100#2及びセカ
ンダリノード100#6のModified Node IDが設定され
ているので、スケルチされる。
【0113】図32(c)は、ノード100#2とノー
ド100#3との間の伝送路障害に加えて、ノード10
0#5とセカンダリノード100#6との間に伝送路障
害が発生して、ターミナルノード100#2とプライマ
リノード100#4間、及びプライマリノード100#
4とセカンダリノード100#6間で相互に接続できな
い場合である。この場合、ターミナルノード100#2
がプロテクション回線にブリッジすること、セカンダリ
ノード100#6がプロテクション回線にスイッチして
Dropすることにより、ターミナルノード100#2とセ
カンダリノード100#6間で接続することができる。
このとき、ターミナルノード100#2−プライマリノ
ード100#4間をSqualchテーブルにすると、ターミ
ナルノード100#2−プライマリノード100#4間
で相互に接続できない状態になってスケルチを行ってし
まう。しかし、ターミナルノード100#2−セカンダ
リノード100#4間をSqualchテーブル80#
iとしているので、ターミナルノード100#2−セカ
ンダリノード100#6間が接続可能なためスケルチが
行われない。
【0114】よって、DCP片端接続の場合に、Squalc
hテーブル80#iには、ターミナルノード100#2
及びセカンダリノード100#6のModified Node IDを
設定するのが適切である。即ち、DCP片端接続の場合
は、East端局及びWest端局のノードIDがSqualchテー
ブル80#iに設定される。
【0115】図33は、DCW方端接続の場合のSqualc
hテーブル80#iの一例を示す図である。図33中の
ノード100#2がEast端局、ノード100#3がスル
ー局、ノード100#4が中間局、ノード100#5が
スルー局、ノード100#6がWest端局である。クロス
コネクト種別は、ノード100#2,100#4,10
0#6の順にスタックされる。チャンネルは、太い実線
で示されるパスに割り当てられている。この場合、ワー
キング回線を通す、ノード100#2〜100#6のWe
st側、East側、East側、East側、East側のSqualchテー
ブル80#2〜80#6には、ノード100#2及びノ
ード100#6のModified Node IDが設定される。この
ように設定した理由は、DCP片端接続の場合と同様で
ある。
【0116】図34は、DCP両端接続の場合のSqualc
hテーブル80#iの一例を示す図である。図34中の
ノード100#1がEast端局、ノード100#2が中間
局、ノード100#3がスルー局、ノード100#4が
中間局、ノード100#5がスルー局、ノード100#
6がWest端局である。クロスコネクト種別は、ノード1
00#1,100#2,100#4,100#6の順に
スタックされる。チャンネルは、太い実線及び破線で示
されるパスに割り当てられている。
【0117】ワーキング回線を通す、ノード100#2
〜100#4のWest側,East側,East側,East側のSqua
lchテーブル80#2〜80#4には、セカンダリノー
ド100#1及びセカンダリノード100#6のModifi
ed Node IDが設定される。このように設定した理由は、
図9に示すように、セカンダリノード30#23とセカ
ンダリノード30#27間で相互に接続できる場合は、
リングネットワーク31#2上でプロテクション回線を
経由して、ターミナルノード30#12−ターミナルノ
ード30#38間で接続することが可能であるからであ
る。
【0118】図35は、DCW両端接続の場合のSqualc
hテーブル80#iの一例を示す図である。図35中の
ノード100#1がEast端局、ノード100#2が中間
局、ノード100#3がスルー局、ノード100#4が
中間局、ノード100#5がスルー局、ノード100#
6がWest端局である。チャンネルは、太い実線で示され
るパスに割り当てられている。ワーキング回線を通す、
ノード100#1〜100#6のWest側,East側,East
側,East側,East側,East側のSqualchテーブル80#
1〜80#6には、当該チャンネルのEast方向に、セカ
ンダリノード100#1及びセカンダリノード100#
6のModified Node IDが設定される。このように設定し
た理由は、図10に示すように、セカンダリノード30
#23とセカンダリノード30#27間で相互に接続で
きる場合は、DCP両端接続の場合と同様に、リングネ
ットワーク31#2上でプロテクション回線を経由し
て、ターミナルノード30#12−ターミナルノード3
0#38間で通信することが可能であるからである。
【0119】図36は、DTP接続の場合のSqualchテ
ーブル80#iの一例を示す図である。図36中のノー
ド100#2がEast端局、ノード100#3がスルー
局、ノード100#4が中間局、ノード100#5がス
ルー局、ノード100#6がWest端局である。チャンネ
ルは、太い実線及び破線で示されるパスに割り当てられ
ている。この場合、ワーキング回線を通す、ノード10
0#2〜100#4のWest側,East側,East側のSqualc
hテーブル80#2〜80#4には、プライマリノード
100#4及びセカンダリノード100#6のModified
Node IDが設定される。このように設定した理由を以下
に説明する。
【0120】図37は、DTP接続の障害有りの場合を
示す図である。図37(a)は、ノード100#2とノ
ード100#3との間の伝送路障害が発生して、プライ
マリノード100#2とプライマリノード100#4間
でワーキング回線により接続ができない場合である。切
り替えは、図32(a)の場合と同様である。これによ
り、ターミナルノード100#4とプライマリノード1
00#1間で相互に接続することができる。従って、こ
の場合は、スケルチする必要が無い。Squalchテーブル
80#iには、ノード100#4,100#6のModifi
ed Node IDが保持されており、ターミナルノード10
0#4とセカンダリノード100#6間で相互に接続さ
れているので、スケルチを行うことはない。
【0121】図37(b)は、ノード100#2とノー
ド100#3との間の伝送路障害に加えて、ノード10
0#6とWest側のノードとの間の伝送路障害が発生し
て、ターミナルノード100#iとプライマリノード1
00#2間が接続できない状態にある。この場合、スル
ーノード100#3がプロテクション回線にブリッジす
ること、ターミナルノード100#4がプロテクション
回線からスルーすること、セカンダリノード100#6
がDropすることにより、ターミナルノード100#4と
セカンダリノード100#6間で接続することができ
る。このとき、ターミナルノード100#4−プライマ
リノード100#2間をSqualchテーブルにする
と、ターミナルノード100#2−プライマリノード1
00#4間で相互に接続できない状態になってスケルチ
を行ってしまう。しかし、ターミナルノード100#4
−セカンダリノード100#6間をSqualchテーブル8
0#iに設定しており、ターミナルノード100#4−
セカンダリノード100#6間が接続可能なためスケル
チが行われない。
【0122】図37(c)は、ノード100#2とノー
ド100#3との間の伝送路障害に加えて、ノード10
0#5とノード100#6との間の伝送路障害が発生し
て、プライマリノード100#2及びセカンダリノード
100#6の両方がターミナルノード100#4に接続
できない状態にあり、救済不能である。Squalchテーブ
ル80#iには、ターミナルノード100#4及びセカ
ンダリノード100#6のModified Node IDが設定され
ているので、スケルチされる。
【0123】このように、Squalchテーブル80#iに
は、接続形態に応じたModified NodeIDが設定されるの
で、適切な切り替えが可能となり、救済できる場合に不
必要なスケルチを行うことがない。
【0124】(5) 分類された接続形態及びToplogyテー
ブル78#iに従って、RIPテーブル81#iを作成す
る。
【0125】図38は、図12中のRIPテーブル81
#iの構成図である。図34に示すように、RIPテー
ブル81#iは、各チャンネル毎に、Addチャンネル、D
ropチャンネル個別に有る。Add及びDropチャンネルにつ
いては、East方向及びWest方向が有る。East方向及びWe
st方向には、Modified Node ID及び経路情報が設定され
る。経路情報は、DCP,DCW,DTW等の接続形態
を識別するための情報である。各チャンネルについて、
Add/Dropするノードについて、Add/DropするEast/We
st側にRIPテーブル81#iが作成される。
【0126】Modified Node ID及び経路情報は、セカン
ダリノード、プライマリノード/ターミナルノード、プ
ライマリノード/ターミナルノード、セカンダリノード
についての情報を格納するための4個の欄が設けられて
いる。この欄の並びは、East側からWest方向に向かって
のノードの並びに対応する。即ち、スタックされたクロ
スコネクト情報の並びの順に対応している。4個の欄全
てが使用されるわけではなく、接続形態によりその使用
の有無が決まる。例えば、両端DCP接続/両端DCW
接続の場合は、4個の欄が使用され、片端DCP接続/
片端DCW接続の場合は、3個の欄が使用され、Normal
接続/DTW接続の場合は、2個使用される。使用され
ない欄は、空欄(未設定を示す特別の値)となる。
【0127】経路情報については、セカンダリノードの
欄には、W(ワーキング回線)/P(プロテクション回
線)/空欄のいずれであるかが設定され、プライマリノ
ード/ターミナルノードの欄には、DCx(DCP/D
CW)/DT/空欄のいずれか設定される。例えば、D
CP両端接続であれば、経路情報が(P,DCx,DC
x,P)となり、片端DCP接続であれば、経路情報が
(空欄,空欄,DCx,W)となる。このように、経路
情報により接続形態が分かるようになっている。尚、D
Cx放送タイプの接続形態の場合は、放送ノードについ
ての情報は、RIPテーブル81#iには設定しない。
【0128】図39は、Normal/DTW接続の場合のR
IPテーブル81#iを示す図であり、接続形態は、図
30の場合と同様である。図39に示すように、この場
合、太線で示されるチャンネルCH1について、ノード
100#2,100#4のWest側,East側にRIPテーブ
ル81#2,81#4が設定される。例えば、RIPテ
ーブル81#4のEast側のCH1には、Modified Node
IDが(空欄,2(2),0(4),空欄)、経路情報が
(空欄,空欄,空欄,空欄)である。括弧の中の数字は
Node IDを示す。
【0129】図40は、DCP片端の場合のRIPテーブ
ル81#iの一例を示す図であり、接続形態は図31の
場合と同様である。図40に示すように、この場合、太
線及び破線で示されるチャンネルCH1について、ノー
ド100#2,100#4のWest側,East側に、RIPテ
ーブル81#2,81#4が設定される。例えば、RIP
テーブル81#6のEast側のCH1には、Modified Nod
e IDが(空欄,4(2),2(4),0(6))、経路
情報が(空欄,空欄,DCx,P)である。
【0130】図41は、DCW片端接続の場合のRIPテ
ーブル81#iの一例を示す図であり、接続形態は図3
3の場合と同様である。図41に示すように、この場
合、太線で示されるチャンネルCH1について、ノード
100#2,100#4,100#6のWest側,East
側,East側に、RIPテーブル81#2,81#4,81
#6が設定される。例えば、RIPテーブル81#6のEas
t側のCH1には、Modified Node IDが(空欄,4
(2),2(4),0(6))、経路情報が(空欄,空
欄,DCx,W)である。
【0131】図42は、DCP両端接続の場合のRIPテ
ーブル81#iの一例を示す図であり、接続形態は図3
4の場合と同様である。図42に示すように、この場
合、太線及び破線で示されるチャンネルCH1につい
て、ノード100#1,100#2,100#4,10
0#6のWest側,West側,East側,East側に、RIPテー
ブル81#1,81#2,81#4,81#6が設定さ
れる。例えば、RIPテーブル81#6のEast側のCH1
には、Modified Node IDが(5(1),4(2),2
(4),0(6))、経路情報が(P,DCx,DC
x,P)である。
【0132】図43は、DCW両端接続の場合のRIP
テーブル81#iの一例を示す図であり、接続形態は図
35の場合と同様である。図43に示すように、この場
合、太線で示されるチャンネルCH1について、ノード
100#1,100#2,100#4,100#6のWe
st側,West側,East側,East側に、RIPテーブル81#
1,81#2,81#4,81#6が設定される。例え
ば、RIPテーブル81#6のEast側のCH1には、Modif
ied Node IDが(5(1),4(2),2(4),0
(6))、経路情報が(W,DCx,DCx,W)であ
る。
【0133】図44は、DTP接続の場合のRIPテーブ
ル81#iの一例を示す図であり、接続形態は図36の
場合と同様である。図44に示すように、この場合、太
線及び破線で示されるチャンネルCH1について、ノー
ド100#2,100#4,100#6のWest側,East
側,East側に、RIPテーブル81#2,81#4,81
#6が設定される。例えば、RIPテーブル81#6のEas
t側のCH1には、Modified Node IDが(空欄、4
(2),2(4),0(6))、経路情報が(空欄,空
欄,DT,P)である。
【0134】図12中の障害検出部82#iは、信号
断、信号レベル劣化などを検出することにより、隣接ノ
ード間を接続する伝送路の障害を検出して、障害情報を
障害通知部84#iに出力する。障害通知部84#i
は、通信部74#i及び障害発生箇所判定部86#iに
障害情報を通知する。障害情報には、障害が発生した伝
送路がEast/West方向のいずれであるかを示す情報が含
まれる。
【0135】障害発生箇所判定部86#iは、障害通知
部84#iや通信部74#iより、障害情報の通知を受
けると、障害情報に含まれるNode IDをモディファイす
る。Modified受信IDと、Squalchテーブル80#i/RIP
テーブル81#iに設定されているModified Node IDの
比較して、各Modified Node IDについて、True/False
の判断をする。その判断結果より、障害発生箇所を判定
する。
【0136】図45は、回線の定義を示す図である。図
45に示すように、チャンネルについて、図45中の白
丸印で示すように、West側にSqualchテーブル80#i
又はRIPテーブル81#iがある場合は、East方向の回
線をN、West方向の回線をRであらわす。また、図45
中の白丸印で示すように、East側にSqualchテーブル8
0#i又はRIPテーブル81#iがある場合は、West方
向の回線をN、East方向の回線をRであらわす。
【0137】図46は、回線範囲の定義の例を示す図で
ある。図46では、DCP/DCW両端接続の場合を示
しており、ノード100#10,100#7がセカンダ
リノード、ノード100#15,100#1がプライマ
リノード/ターミナルノードである。ノード100#1
5−ノード100#1間が現用範囲(ワーキング回
線)、ノード100#10−ノード100#15間及び
ノード100#1−ノード100#1−ノード100#
7間が予備(プロテクション回線)である。ノード10
0#7−ノード100#10間がその他の回線である。
【0138】図46に示すように、現用範囲を示すチャ
ンネルについて、ノード100#10,100#15,
100#1,100#7のWest側,West側,East側,Ea
st側にRIPテーブル81#10,81#15,81#
1,81#7が有る。例えば、ノード100#15のWe
st側において、R1,R2,R3,R4は、West方向か
ら、ノード100#7のEast側,ノード100#1のEa
st側、ノード100#15のEast側,ノード100#1
0のEast側まで、それぞれ信号が来ていることを表す。
N1,N2,N3,N4は、East方向から、ノード10
0#10のWest側,ノード100#15のWest側,ノー
ド100#1のWest側,ノード100#7のWest側まで
信号が来ていることを示す。また、ノード100#1の
East側において、R1,R2,R3,R4は、East方向
から、ノード100#10のWest側,ノード100#1
5のWest側,ノード100#1のWest側,ノード100
#7のWest側まで、それぞれ信号が来ていることを表
し、N1,N2,N3,N4は、West方向から、ノード
100#1のEast側,ノード100#15のEast側,ノ
ード100#10のEast側,ノード100#7のEast側
まで、それぞれ信号が来ていることを示す。このよう
に、R位置及びN位置により、回線範囲を定義するの
は、複数障害が発生したときの障害発生箇所を判定する
ためである。
【0139】図47は、障害発生箇所判定方法を示す図
である。図47では、8個のノード100#1〜100
#8がリングネットワークを構成しており、ノード10
0#2−ノード100#8の間でチャンネルが割り当て
られ、両端DCP/DCW接続されている場合に、RIP
テーブル81#iを使用して、障害発生箇所判定する方
法を示している。この場合、ノード100#2,100
#4,100#6,100#8に当該チャンネルのRIP
テーブル81#2,81#4,81#6,81#8が、
West,West,East,East側に作成されている。ノード1
00#1がノード100#2のEast方向に位置する。
【0140】図48は、East側N位置評価方法を示す図
である。East側N位置とは、East側にRIPテーブル81
#iが設けられ、且つ、East側から障害情報を受信した
時に、判明する障害発生回線のN位置をいう。図47に
おいて、East側にRIPテーブル81#iが設けられてい
る、ノード100#6,100#8において、この方法
が適用される。図48中の左側の真理値表がノード10
0#6で適用されたものである。図48中の右側の真理
値表がノード100#8で適用されたものである。真理
値表中の横方向がRIPテーブル81#i中のModified No
de ID(RIP)、縦方向がModified受信ID(East ID)であ
る。Modified Node IDの上に記載された文字X−Xは、
East Primary Node/West Primary Node/East Seconda
ry Node/West Secondary Nodeを表す。
【0141】この場合、East ID<RIP IDであれば、Tru
e(T)、それ以外であれば、False(F)とする。True
-Falseと並んでいる所が障害発生箇所となる。全ての
比較結果がFalseの場合は、障害発生箇所はModified ID
0−7間となる。例えば、ノード100#4−100#
5間で障害が発生したとする。ノード100#6では、
ノード100#5のNode ID=5のModified Node ID=
1がEast IDとなる。ノード100#6では、図48に
より、(T,T,F,T)となり、図46より、N2で
障害が発生していることが判明する。
【0142】図49は、East側R位置評価方法を示す図
である。East側R位置とは、East側にRIPテーブル81
#iが設けられ、且つ、East側から障害情報を受信した
時に、判明する障害発生R位置をいう。図49におい
て、ノード100#6,100#8において、この方法
が適用される。図49中の左側の真理値表がノード10
0#6、右側の真理値表がノード100#8でそれぞれ
適用されたものである。この場合、East ID≦RIPであれ
ば、True(T)、それ以外であれば、False(F)とす
る。True-Falseと並んでいる所が障害発生箇所とな
る。全ての比較結果がFalse又はTrueの場合は、障害発
生箇所はModified Node ID0−7間となる。例えば、ノ
ード100#4−100#5間で障害が発生したとす
る。ノード100#6では、ノード100#4のNode I
D=4のModified Node ID=2がWest IDとなる。ノード
100#6では、図49により、(T,T,F,T)と
なり、図46より、R3で障害が発生していることが判
明する。これにより、ノード100#4−100#5間
で障害が発生したときの、ノード100#6において、
障害発生箇所判断結果は、N2&R3となる。
【0143】図50は、West側N位置評価方法を示す図
である。West側N位置とは、West側にRIPテーブル81
#iが設けられ、且つ、West側から障害情報を受信した
時に、判明する障害発生N位置をいう。図47におい
て、West側にRIPテーブル81#iが有る、ノード10
0#2,100#4において、この方法が適用される。
図50中の左側の真理値表は、ノード100#2、右側
の真理値表はノード100#4でそれぞれ適用されたも
のである。この場合、West ID≦RIPであれば、True
(T)、それ以外であれば、False(F)とする。True-
Falseと並んでいる所が障害発生箇所となる。全ての比
較結果がFalse又はTrueの場合は、障害発生箇所はModif
ied Node ID0−7間となる。例えば、ノード100#
4−100#5間で障害が発生したとする。ノード10
0#2では、ノード100#4のNode ID=4のModifie
d Node ID=6がWest IDとなる。ノード100#2で
は、図50により、(F,T,F,F)となり、図46
より、N2で障害が発生していることが判明する。
【0144】図51は、West側R位置評価方法を示す図
である。West側R位置とは、West側にRIPテーブル81
#iが設けられ、且つ、East側から障害情報を受信した
時に、判明する障害発生R位置をいう。図47におい
て、West側にRIPテーブル81#iが有る、ノード10
0#2,100#4において、この方法が適用される。
図51中の左側の真理値表は、ノード100#2、右側
の真理値表はノード100#4でそれぞれ適用されたも
のである。この場合、East ID<RIPであれば、True
(T)、それ以外であれば、False(F)とする。True-
Falseと並んでいる所が障害発生箇所となる。全ての比
較結果がFalseの場合は、障害発生箇所はModified Node
ID0−7間となる。例えば、ノード100#4−10
0#5間で障害が発生したとする。ノード100#2で
は、ノード100#5のNode ID=5のModified Node I
D=5がEast IDとなる。ノード100#2では、図51
により、(F,T,F,F)となり、図46より、R3
で障害が発生していることが判明する。これにより、ノ
ード100#4−100#5間で障害が発生したとき
の、ノード100#2において、障害発生箇所判断結果
は、N2&R3となる。
【0145】上記では、RIPテーブル81#iに4個のM
odified Node IDが設定されている場合を説明したが、
当該テーブル81#iに設定されているModified Node
数は4個の場合に限らず、2,3の場合であっても上記
方法を適用できることは明らかである。また、Squalch
テーブル80#iを使用する場合にも同様である。更
に、障害発生箇所が1個に限らず、複数個の場合にも、
適用可能である。例えば、ノード100#4−ノード1
00#5及びノード100#6,100#7間で障害が
発生したとする。ノード100#6では、Node ID=5
のModified Node ID=1がEast ID、Node ID=7のModi
fied Node ID=7がWest IDとなるので、障害発生判定
結果は、N2&R4となる。
【0146】切替制御部88#iは、Squalchテーブル
80#i又はRIPテーブル81#i、及び障害発生箇所
判定部86#iより判定されたN&R位置から、以下の
ように、各チャンネル毎に切り替え制御を行う。
【0147】(1) Squalchテーブル80#iを使用
する場合 例えば、Normal BLSR多重化装置において、DCP
/DTP接続のセカンダリノード100#i以外のノー
ドにおいて、Squalchテーブル80#iを使用して、以
下のように切り替え制御を行う。
【0148】(i) 障害回線のN&R位置より、Squalch
テーブル80#iに設定されたModified Source IDに該
当するノード及びModified Destination IDに該当する
ノード間でワーキング回線により接続できる場合、切り
替えを行わない。
【0149】(ii) 障害回線のN&R位置より、Squalc
hテーブル80#iに設定されたModified Source IDに
該当するノード及びModified Destination IDに該当す
るノード間でワーキング回線により接続できないが、プ
ロテクション回線により接続できる場合、例えば、図3
2(a),(c),図37(a),(b)の場合、プロ
テクション回線に切り替える。
【0150】(iii) 障害回線のN&R位置より、Squalc
hテーブル80#iに設定されたModified Source IDに
該当するノード及びModified Destination IDに該当す
るノード間で相互に接続できない場合、例えば、図32
(b),図37(c)の場合、スケルチを行う。
【0151】(2) RIPテーブル81#iを使用する
場合 例えば、Normal BLSR多重化装置のDCP/DTP
接続のセカンダリノード及びサブマリンBLSR多重化
装置のAdd/Dropを含むノードにおいて、RIPテーブル
81#iを使用して、以下のように切り替え制御を行
う。
【0152】(i) 障害回線のN&R位置、並びにRIPテ
ーブル81#iに設定されたModified NodeID及び経
路情報より、救済不可能な障害発生であるかを判断す
る。救済不可能な障害ならば、切り替え制御を行わな
い。
【0153】(ii) 障害回線のN&R位置より、並びに
RIPテーブル81#iに設定されたModified Node ID及
び経路情報より、ワーキング回線に障害が発生している
か否かを判断する。ワーキング回線に障害が発生してい
なければ、切り替え制御を行わない。
【0154】(iii) 障害回線のN&R位置より、並び
にRIPテーブル81#iに設定されたModified Node ID
及び経路情報より、ワーキング回線に障害が発生してい
るが、プロテクション回線に障害が発生しているか否か
を判断する。ワーキング回線に障害が発生しているが、
プロテクション回線に障害が発生していれば、経路情報
から、Normal/DTW/DCP片端/DCW片端/DC
P両端接続/DCW両端接続/DTP接続の各接続形態
に応じて、切り替えを行う。
【0155】以下に一例として、片端DCP接続及び片
端DCW接続の場合の切り替え制御について説明をす
る。
【0156】図52は、片端DCP接続時のプライマリ
−セカンダリノード間の障害の場合の切り替え制御を示
す図である。図52(a)は、プライマリ−セカンダリ
ノード間の障害無しの場合の信号の流れを示す図であ
る。図52(b)は、プライマリ−セカンダリノード間
の障害の場合の切り替えを示す図である。図64中の、
100#2のターミナルノード、100#3は、プライ
マリノード、100#4はセカンダリノード、WはWes
t、EはEast方向を示している。
【0157】図52(a)に示すように、プライマリ−
セカンダリノード間に障害が無い場合、ターミナルノー
ド100#2がワーキング回線にAddし、プライマリノ
ード100#3がワーキング回線からDrop及びプロテク
ション回線にコンティニューし、セカンダリノード10
0#4がプロテクション回線からDropする。また、セカ
ンダリノード100#4は、プロテクション回線にAdd
し、プライマリノード100#3は、隣接リングネット
ワークからの信号とプロテクション回線からの信号のい
ずれかを選択して、ワーキング回線にAddし、ターミナ
ルノード100#2は、ワーキング回線からDropする。
プライマリプライマリノード100#3−セカンダリノ
ード100#4間に障害が発生した場合には、以下のよ
うにして切り替えられる。
【0158】図52(b)に示すように、ターミナルノ
ード100#2はプロテクション回線間をスルー及びワ
ーキング回線にAddし、プライマリノード100#3が
ワーキング回線からDrop及びプロテクション回線をスル
ーし、セカンダリノード100#4がプロテクション回
線をスルーする。また、セカンダリノード100#4
は、プロテクション回線をスルーし、プライマリノード
100#3は、隣接リングネットワークからの信号をワ
ーキング回線にAddし、ターミナルノード100#2
は、ワーキング回線からDropする。
【0159】図53は、片端DCW接続時のプライマリ
−セカンダリノード間の障害の場合の切り替え制御を示
す図である。図53(a)は、プライマリ−セカンダリ
ノード間の障害無しの場合の信号の流れを示す図であ
る。図53(b)は、プライマリ−セカンダリノード間
の障害の場合の切り替えを示す図である。図53中の、
100#6はターミナルノード、100#5はプライマ
リノード、100#4はセカンダリノード、WはWest、
EはEast方向を示している。
【0160】図53(a)に示すように、プライマリ−
セカンダリノード間に障害が無い場合、ターミナルノー
ド100#5がワーキング回線にAddし、プライマリノ
ード100#7がワーキング回線からDrop及びワーキン
グ回線にコンティニューし、セカンダリノード100#
8がワーキング回線からDropする。また、セカンダリノ
ード100#8は、ワーキング回線にAddし、プライマ
リノード100#7は、隣接リングネットワークからの
信号とワーキング回線からの信号のいずれかを選択し
て、ワーキング回線にAddし、ターミナルノード100
#6は、ワーキング回線からDropする。プライマリプラ
イマリノード100#7−セカンダリノード100#8
間に障害が発生した場合には、以下のようにして切り替
えられる。
【0161】図53(b)に示すように、ターミナルノ
ード100#6は、ワーキング回線にAdd及びプロテク
ョン回線にブリッジし、プライマリノード100#7
は、ワーキング回線からDrop及びワーキング回線にコン
ティニューし、セカンダリノード100#8はWest方向
のプロテクションの回線からDrop及びプロテクション回
線にAddする。また、セカンダリノード100#8は、
隣接リングネットワークからの信号をプロテクション回
線にブリッジし、プライマリノード100#7は、ワー
キング回線からの信号及び隣接リングネットワークから
の信号のいずれかを選択して、ワーキング回線にAdd
し、ターミナルノード100#6は、プロテクション回
線からの信号及びワーキング回線からの信号のいずれか
を選択して、Dropする。
【0162】以下、図11の伝送装置56#iの動作説
明をする。
【0163】(1) クロスコネクト情報分類 図54は、クロスコネクト情報分類のフローチャートで
ある。図66に示すように、クロスコネクト分類部72
#iは、ステップS2において、ユーザインタフェース
部70#iより、クロスコネクト情報を入力する。クロ
スコネクト情報は、チャンネル、Add/Drop/スルー、E
ast/West方向、ワーキング回線/プロテクション回線
等の情報を含む。ステップS4において、クロスコネク
ト情報の入力が終了したか否かを判断する。クロスコネ
クト情報の入力が終了したならば、ステップS6に進
む。クロスコネクト情報の入力が終了していなければ、
ステップS2に戻って、クスコネクト情報を入力する。
ステップS6において、クロスコネクト情報の入力が2
回/1回であるか否かを判断する。クロスコネクト情報
の入力が2回ならば、ステップS8に進む、クロスコネ
クト情報の入力が1回ならば、ステップS12に進む。
ステップS8ならば、2個のクロスコネクト情報のうち
ワーキング回線の情報を含むクロスコネクト情報を選択
する。ステップS10において、図13に示したように
クロスコネクト種別に分類する。ステップS12におい
て、図13に示したようにクロスコネクト種別に分類す
る。
【0164】(2) クロスコネクト種別の収集 図55は、クロスコネクト種別を送信する送信データ構
造の一例を示す図である。図55に示すように、送信デ
ータは、例えば、D0〜D7の8ビットで構成される。
D7,D6はトークン制御を示すコードが格納される。
例えば、(D7,D6)は、(0,0)がUNEQコー
ド、(0,1)リング確立コード、(1,0)がトーク
ン委譲コード、(1,1)がトークコードを示す。UN
EQは、テーブル構築のトリガコードである。リング確
立コードは、トークンリングを確立するコードである。
トークン委譲コードは、トークンを受け渡すコードであ
る。
【0165】トークコードは、クロスコネクト種別を送
信するためのコードである。D5,D4は上述したクロ
スコネクト種別が格納される。例えば、(D5,D4)
は、(0,0)がワーキング回線へAdd、(0,1)が
プロテクション回線へAdd、(1,0)がワーキング回
線からDrop、(1,1)がプロテクション回線からDrop
を示す。D3〜D0は0〜15のNode IDが格納され
る。UNEQコード及びトークン委譲コードの場合を除
いて、コードと共に、クロスコネクト種別及びNodeIDが
送信される。
【0166】図56は、テーブル構築のシーケンスを示
す図である。図57は、テーブル構築のシーケンスチャ
ートである。図56及び図57中、100#AがEast端
局、100#Bが中間局、100#Cはスルー局、10
0#Dは中間局、100#EはWest端局である。図58
は、East端局のテーブル構築のフローチャートである。
図59は、中間局のテーブル構築のフローチャートであ
る。図60は、スルー局のテーブル構築のフローチャー
トである。図61は、West端局のテーブル構築のフロー
チャートである。
【0167】East端局100#Aは、West端局100#
Eより送信されたUNEQコードを受信すると、図56
中の(1)及び図57中の(1)に示すように、図58中のス
テップS20において、オーバヘッド中の図55に示し
たD0〜D7に、リング確立コード、クロスコネクト種
別及びNode IDを設定して、West側に送信する。ステッ
プS22において、テーブル初期化する。ステップS2
4において、クロスコネクト種別をスタックする。中間
局100#Bは、図59中のステップS50において、
リング確立コードを受信したか否かを判別する。リング
確立コードを受信したならば、ステップS52に進む。
リング確立コードを受信していなければ、ステップS5
0でウェイトする。ここでは、リング確立コードを受信
したので、ステップS52に進む。ステップS52にお
いて、スタックテーブルを初期化する。ステップS54
において、クロスコネクト種別及びNode IDをスタック
する。ステップS55において、リング確立コードを転
送する。
【0168】スルー局100#Cは、図60中のステッ
プS90において、トークンに関するデータを受信した
か否かを判別する。トークンに関するデータを受信した
ならば、ステップS92に進む。トークンに関するデー
タを受信していないならば、ステップS90でウェイト
する。ここでは、リング確立コードを受信したので、ス
テップS92に進む。ステップS92においてリング確
立コード受信したか否かを判別する。リング確立コード
受信したならば、ステップS94に進む。ここでは、リ
ング確立コードを受信したので、ステップS94に進
む。ステップS94において、テーブル初期化する。ス
テップS96において、クロスコネクト種別及びNode I
Dをスタックする。ステップS98において、データ転
送をする。中間局100#Dは、中間局100#Bと同
様に、リング確立コードを受信して、クロスコネクト種
別及びNode IDをスタックする。リング確立コードを転
送する。
【0169】West端局100#Eは、図61中のステッ
プS120において、クロスコネクト情報の入力が終了
して、クロスコネクト種別に分類されると、テーブル構
築のトリガとなるUNEQコードを送信する。UNEQ
コードを受信したEast端局100#Aが送信したリング
確立コードを受信したか否かを判別する。ステップS1
22において、リング確立コードを受信したか否かを判
断する。リング確立コードを受信したならば、ステップ
S124に進む。リング確立コードを受信していなけれ
ば、ステップS120でウェイトする。ここでは、リン
グ確立コードを受信したので、ステップS124に進
む。ステップS124において、テーブル初期化する。
ステップS126において、クロスコネクト種別及びNo
de IDをスタックする。ステップS128において、リ
ング確立コードをEast側に転送する。このリング確立コ
ードは、中間局100#D、スルー局100#C、中間
局100#Bを経由して、East端局100#Aで受信さ
れる。
【0170】East端局100#Aは、図58中のステッ
プS26において、リング確立コードを受信したか否か
により、リング確立したか否かを判別する。リング確立
したならば、ステップS28に進む。リング確立してい
なければ、ステップS26でウェイトする。ステップS
28において、図56中の(2)及び図57中の(2)に示す
ように、トーク・委譲コードを送信する。
【0171】中間局100#Bは、図59中のステップ
S56において、トーク受信したか否かを判別する。ト
ーク受信したならば、ステップS72に進む。トーク受
信していなければ、ステップS58に進む。ここでは、
トークン委譲コードを受信したので、ステップS58に
進む。ステップS58において、トークン委譲コードを
受信したか否かを判別する。トークン委譲コードを受信
したならば、ステップS60に進む。ここでは、トーク
ン委譲コードを受信したので、ステップS60に進む。
ステップS60において、図56中の(3)及び図57中
の(3)に示すように、トーク(トークコード,クロスコ
ネクト種別、Node ID)を送信する。
【0172】トークは、East局100#A、スルー局1
00#C、中間局100#D、West端局100#Eに送
信される。スルー局100#Cは、ステップS100に
おいて、トーク受信したか否かを判別する。ステップS
102において、直前にスタックされたクロスコネクト
種別のノードが放送局ならば、直前にスタックされたク
ロスコネクト種別を受信したクロスコネクト種別で上書
きする。今回受信したクロスコネクト種別のノードが放
送局でないならば、クロスコネクト種別をスタックす
る。ステップS106において、接続形態をチェックす
る。接続エラーで無ければ、ステップS109におい
て、データ転送をして、ステップS90に戻る。接続エ
ラーならば、ステップS110において、警報を出力す
る。
【0173】中間局100#Dは、ステップS56にお
いて、トーク受信したか否かを判別する。ステップS7
2において、直前にスタックされたクロスコネクト種別
のノードが放送局ならば、直前にスタックされたクロス
コネクト種別を受信したクロスコネクト種別で上書きす
る。今回受信したクロスコネクト種別のノードが放送局
でないならば、クロスコネクト種別をスタックする。ス
テップS74において、接続形態をチェックする。接続
エラーでなければ、ステップS78において、データ転
送をする。ステップS80において、West端局100#
Eからトーク受信したか否かを判別する。West端局10
0#Eからトーク受信したならば終了する。West端局1
00#Eからトーク受信していなければ、ステップS5
6に戻る。接続エラーならば、ステップS82におい
て、警報を出力する。
【0174】West端局100#Eは、ステップS130
おいて、トーク受信したか否かを判別する。ステップS
132において、直前にスタックされたクロスコネクト
種別のノードが放送局ならば、直前にスタックされたク
ロスコネクト種別を受信したクロスコネクト種別で上書
きする。今回受信したクロスコネクト種別のノードが放
送局でないならば、クロスコネクト種別をスタックす
る。ステップS134において、接続形態をチェックす
る。接続エラーでなければ、ステップS130に戻る。
接続エラーならば、ステップS82において、警報を出
力する。East端局100#Aは、ステップS32におい
て、直前にスタックされたクロスコネクト種別のノード
が放送局ならば、直前にスタックされたクロスコネクト
種別を自局のクロスコネクト種別で上書きする。今回受
信したクロスコネクト種別のノードが放送局でないなら
ば、クロスコネクト種別をスタックする。今回受信した
クロスコネクト種別のノードが放送局ならばクロスコネ
クト種別をスタックしない。ステップS34において、
接続形態をチェックする。接続エラーでなければ、ステ
ップS30に戻る。接続エラーならば、ステップS38
において、警報を出力する。
【0175】中間局100#Bは、ステップS62にお
いて、直前にスタックされたクロスコネクト種別のノー
ドが放送局ならば、直前にスタックされたクロスコネク
ト種別を自局のクロスコネクト種別で上書きする。今回
受信したクロスコネクト種別のノードが放送局でないな
らば、クロスコネクト種別をスタックする。今回受信し
たクロスコネクト種別のノードが放送局ならばクロスコ
ネクト種別をスタックしない。ステップS64におい
て、接続形態をチェックする。接続エラーでなければ、
ステップS68に戻る。接続エラーならば、ステップS
70において、警報を出力する。ステップS70におい
て、図56中の(3)及び図57中の(4)に示すように、ト
ークン委譲コードを送信する。
【0176】以下、同様にして、中間局100#Dはト
ークン委譲コードを受信して、図56中の(5)に示すよ
うにトークコードを送信する。East端局100#A、中
間局100#B、スルー局100#C、中間局100#
D及びWest端局100#Eは、上記と同様にして、
クロスコネクト種別をスタックする。中間局100#D
は図56中の(6)に示すように、トークン委譲コードを
送信する。West端局100#Eは、図55中の(4)に示
すようにトーク委譲コードを受信して、図56中の(7)
に示すようにトークコードを送信する。East端局100
#A、中間局100#B、スルー局100#C、中間局
100#D及びWest端局100#Eは、上記と同様
にして、クロスコネクト種別及びNode IDをスタックす
る。以上のようにして、クロスコネクト種別の収集が終
了する。
【0177】(3) Squalchテーブル80#iの作成 図62は、Squalchテーブル80#i作成のフローチャ
ートである。ステップS160において、スタックした
クロスコネクト種別に係わるチャンネルについてのSqua
lchテーブル80#iを作成するか否かを判断する。Squ
alchテーブル80#iは、例えば、Normal BLSRの
ワーキング回線を通すノード及びDTW接続形態のプラ
イマリノードに作成される。Squalchテーブル80#i
を作成する場合は、ステップS162に進む。ステップ
S162において、スタックされたクロスコネクト種別
により、図19〜図26に示した該当する接続形態に分
類する。ステップS164において、接続形態を判別す
る。
【0178】普通のAdd/Drop又はDTWの場合は、ス
テップS166において、両端局のModified Node IDを
Squalchテーブル80#iに設定する。DCP片端接続
の場合は、ステップS168において、両端局のターミ
ナル局及びセカンダリ局のModified Node IDを設定す
る。DCP両端接続の場合は、ステップS170におい
て、両端局のセカンダリ局のModified Node IDを設定す
る。DCW片端接続の場合は、ステップS170におい
て、両端局のターミナル局とセカンダリ局のModified N
ode IDを設定する。DCW両端接続の場合は、ステップ
S174において、両端局のセカンダリ局のModified N
ode IDを設定する。DTP片端接続の場合は、ステップ
S176において、ワーキング回線を通しているノード
間において、DTPパスのプロテクション回線区間のMo
dified Node IDを設定する。
【0179】(4) RIPテーブル81#iの作成 図63は、RIPテーブル81#iの作成フローチャート
である。ステップS180において、スタックしたクロ
スコネクト種別に係わるチャンネルについてのRIPテー
ブル81#iを作成するか否かを判断する。Normal B
LSRのDCP/DTPのセカンダリノード及びサブマ
リンBLSRのAdd/Dropを含むノードにおいて、RIPテ
ーブル81#iが作成される。RIPテーブル81#iを
作成する場合は、ステップS182に進む。ステップS
182において、スタックされたクロスコネクト種別に
より、図19〜図26に示した該当する接続形態に分類
する。ステップS184において、接続形態を判別す
る。
【0180】普通のAdd/Drop又はDTWの場合は、ス
テップS186において、RIPテーブル81#iのNode
ID=(−,A,B,−)(A,Bはスタックされたノー
ドID,−は設定ナシ)を設定し、ステップS188に
おいて、RIPテーブル81#iの経路情報=(−,−,
−,−)を設定する。
【0181】DCP片端接続の場合は、ステップS19
0において、RIPテーブル81#iのNode ID=(A,
B,C,−)/(−,A,B,C)(A,B,Cはスタ
ックされたNode ID,−は設定ナシ)を設定し、ステッ
プS192において、経路情報=(P,DCx,−,
−)/(−,−,DCx,P)を設定する。
【0182】DCP両端接続の場合は、ステップS19
4において、RIPテーブル81#iのNode ID=(A,
B,C,D)(A,B,C,DはスタックされたNode I
D)を設定し、ステップS196において、経路情報=
(P,DCx,DCx,P)を設定する。
【0183】DCW片端接続の場合は、ステップS19
8において、RIPテーブル81#iのNode ID=(A,
B,C,−)/(−,A,B,C)(A,B,Cはスタ
ックされたNode ID,−は設定ナシ)を設定し、ステッ
プS200において、経路情報=(W,DCx,−,
−)/(−,−,DCx,W)を設定する。
【0184】DCW両端接続の場合は、ステップS20
2において、RIPテーブル81#iのNode ID=(A,
B,C,D)(A,B,C,Dはスタックされたノード
ID,−は設定ナシ)を設定し、ステップS204にお
いて、経路情報=(W,DCx,DCx,W)を設定す
る。
【0185】DTP片端接続の場合は、ステップS20
6において、RIPテーブル81#iのノードID=
(A,B,C,−)/(−,A,B,C)(A,B,C
はスタックされたノードID,−は設定ナシ)を設定
し、ステップS208において、経路情報=(P,D
T,−,−)/(−,−,DT,P)を設定する。
【0186】ステップS210において、RIPテーブル
81#iのNode IDをモディファイする。ステップS2
12において、East側にAdd又はEast側からDropする場
合はEast側に、West側にAdd又はWest側からDropする場
合はWest側にRIPテーブル81#iを作成する。
【0187】(5) 障害発生箇所判定 図64は障害発生箇所判定のフローチャートである。回
線障害が発生すると、障害発生した回線に接続された両
ノード(スパンノード)から障害ノードIDを含む障害
情報が、例えば、オーバヘッドのK1,K2バイトに挿
入されて、送信される。複数の回線で同時に障害が発生
すると、複数のノードから障害情報が送信される。ステ
ップS210において、障害情報を受信する。ステップ
S212において、受信IDがEast側/West側より受信
されたを判別する。East側より受信された場合は、ステ
ップS214に進む。West側より受信された場合は、ス
テップS228に進む。
【0188】ステップS214において、各チャンネル
について、RIPテーブル81#iが設けられている位置
がEast側/West側のいずれであるかを判別する。West側
ならば、ステップS216に進む。East側ならば、ステ
ップS222に進む。ステップS216において、受信
IDをモディファイする。ステップS218において、
East ID<RIPテーブル81#iのModified Node ID
(RIP)により、真理値を計算する。ステップS220に
おいて、真理値がT−Fと並んでいる位置又は全ての真
理値がFならばRIP ID0-n(nはリングネットワークを構
成するノード数)の位置により、West側R位置を算出す
る。
【0189】ステップS222において、受信IDをモ
ディファイする。ステップS224において、East ID
<RIPにより、真理値を計算する。ステップS226に
おいて、真理値がT−Fと並んでいる位置又は全ての真
理値がFならばRIP ID0-n(nはリングネットワークを構
成するノード数)の位置により、East側N位置を評価す
る。
【0190】ステップS228において、各チャンネル
について、RIPテーブル81#iが設けられている位置
がEast側/West側のいずれであるかを判別する。West側
ならば、ステップS230に進む。East側ならば、ステ
ップS238に進む。ステップS230において、受信
IDをモディファイする。ステップS232において、
West ID≦RIPにより、真理値を計算する。ステップS2
34において、真理値がT−Fと並んでいる位置又は全
ての真理値がF/TならばRIP ID0-n(nはリングネット
ワークを構成するノード数)の位置により、West側N位
置を評価する。
【0191】ステップS236において、受信IDをモ
ディファイする。ステップS238において、West ID
≦RIPにより、真理値を計算する。ステップS240に
おいて、真理値がT−Fと並んでいる位置又は全ての真
理値がF/TならばRIP ID0-n(nはリングネットワーク
を構成するノード数)の位置により、West側R位置を評
価する。ステップS252において、R位置&N位置が
評価されたか否かを判別する。R位置&N位置が評価さ
れていなければ、ステップS210に戻る。R位置&N
位置が評価されたならば、終了する。
【0192】(6) 障害発生時の切り替え 図65は、障害発生時の切り替えのフローチャートであ
る。ステップS260において、N&R位置より障害発
生箇所を特定する。ステップS262において、Squalc
hテーブル80#i又はRIPテーブル81#iのいずれの
テーブルを使用するかを判断する。Squalchテーブル8
0#iを使用する場合は、ステップS264に進む。RI
Pテーブル81#iを使用する場合は、ステップS27
0に進む。ステップS264において、プロテクション
回線に切り替える。ステップS266において、Squalc
hテーブル80#iに設定された、Modified Source Nod
eID及びModified Destination Node IDに対応するソー
スノード−ディスティネーションノード間で相互に接続
不可であるか判別する。相互に接続不可でなれば、終了
する。相互に接続不可であれば、ステップS268に進
む。ステップS268において、スケルチを行う。
【0193】ステップS270において、ターミナルノ
ード/プライマリノード−プライマリノード間で障害発
生しているか否かを判別する。障害発生していれば、ス
テップS272に進む。ステップS272において、プ
ロテクション回線に切り替える。ステップS274にお
いて、RIPテーブル81#iを参照して、接続形態を認
識する。ステップS276において、接続形態に応じ
て、切り替える。例えば、サブマリンDCP接続なら
ば、図52(b)に示すように、切り替える。また、サ
ブマリンDCW接続ならば、図53(b)に示すよう
に、切り替える。このように、DCP/DCWサブマリ
ンBLSR、DTP接続、ノーマルBLSR等、様々な
形態に応じて、切り替える。
【0194】(7) テーブル再構築 図66は、テーブル再構築の一例を示す図である。一
旦、ネットワークが構成された後、構成が変更される場
合が有る。例えば、図66(a)に示すように、ノード
100#A−ノード100#Eまでの間に上述した手順
により、Squalchテーブル80#i及びRIPテーブル81
#iが完成しているとする。ここで、ネットワーク構成
が変更される場合がある。この構成の変更は、クロスコ
ネクト情報が変更されることにより行われる。例えば、
図66(b)に示すように、単にスルーのみしていたノ
ード100#BにAdd/Dropのクロスコネクトに変更さ
れてDCWプライマリになったり、East/West端局/ス
ルー局になったりする場合である。このような場合に、
Squalchテーブル80#i及びRIPテーブル81#iの再
構築が行われる。
【0195】図67は、テーブル再構築のフローチャー
トである。図67中のステップS290において、構成
変更されたかを否かを判別する。構成変更されなかった
ならば、終了する。ステップS292において、構成変
更タイプを判断する。East端局になった場合は、ステッ
プS294において、リング確立コードを送信し、図5
6中の手順(2)からの処理を行って、当該チャンネルに
関わる、Squalchテーブル80#i及びRIPテーブル81
#iの再構築をする。UNEQになった場合(クロスコネク
トが無い場合)は、ステップS298において、All'0'
を送信する。West端局になった場合、ステップS300
において、All'0'を送信する。中間局になった場合は、
図66(b)に示すように、ステップS302におい
て、All'0'を送信する。スルー局になった場合は、ステ
ップS304において、All'0'に送信する。ステップS
306において、East端局がトークン以外を受信したか
否かを判別する。トークン以外を受信したならば、ステ
ップS307に進む。トークン以外を受信していなれ
ば、ステップS306でウェイトする。ステップS30
7において、図66中の(c),(d)に示すように、
図56中の手順(1)から行って、当該チャンネルに関わ
る、Squalchテーブル80#i及びRIPテーブル81#i
の再構築をする。
【0196】以上説明した本実施形態によれば、接続形
態に応じてテーブルを作成して、障害発生時の切り替え
制御を行うので、障害発生時に接続形態に応じた切り替
えを行うことできる。また、障害発生時に接続形態に応
じてスケルチを行うか否かの適切な判断を行うことによ
り、適切な回線救済を行うことができる。更に、本発明
によれば、接続形態に応じた回線定義の接続チェックを
行うので、より信頼性が向上する。
【0197】本発明は以下の付記を有する。
【0198】(付記1) ワーキング回線及びプロテク
ション回線により冗長構成された回線を伝送路障害時に
切り替える機能を有する伝送装置であって、各チャンネ
ル毎に、信号方向並びに自局が、ワーキング回線又はプ
ロテクション回線の一方の回線へアッド、ワーキング回
線及びプロテクション回線の両回線へアッド、ワーキン
グ回線又はプロテクション回線の一方の回線からドロッ
プ、ワーキング回線及びプロテクション回線の両回線か
らドロップ、スルー、及びワーキング回線又はプロテク
ション回線の一方の回線からドロップしてワーキング回
線又はプロテクション回線の一方の回線へ中継のいずれ
の種類の処理を行うかを指示する情報を含むクロスコネ
クト情報を入力して、該当するクロスコネクト種別に分
類するクロスコネクト分類手段と、前記各チャンネル毎
に、該チャンネルについて、アッド又はドロップする伝
送装置の前記クロスコネクト種別及び該伝送装置を特定
するノード情報を収集する通信手段と、前記各チャンネ
ル毎に、前記自局の前記クロスコネクト種別及び前記収
集した他伝送装置の前記クロスコネクト種別に基づい
て、該当する接続形態に分類して、障害発生時の回線の
切り替え制御を行うためのテーブルを作成する接続形態
分類手段と、自局と隣接局との間の伝送路障害が発生し
たとき、自局の前記ノード情報を含む障害情報を送信す
る障害通知手段と、受信した前記障害情報に基づいて、
障害発生箇所を判定する障害発生箇所判定手段と、前記
障害発生手段により判定された前記障害発生箇所及び前
記テーブルに基づいて、回線の切り替えを行う切り替え
制御手段と、を具備したことを特徴とする伝送装置。
【0199】(付記2) 前記クロスコネクト分類手段
は、前記クロスコネクト情報から、ワーキング回線への
アッド、プロテクション回線へのアッド、ワーキング回
線からドロップ、及びプロテクション回線からドロップ
のいずれかの該当クロスコネクト種別に分類することを
特徴とする付記1記載の伝送装置。
【0200】(付記3) 前記通信手段は、前記クロス
コネクト情報に基づいて、当該チャンネルの信号に対し
て、自局がアッド又はドロップのみを行う端局、中継を
するスルー局、及びドロップと中継の両方を行う中間局
のいずれであるかを判別する第1判別手段と、クロスコ
ネクト種別及びノード情報を受信して、スタックして、
前記受信した前記クロスコネクト種別及び前記ノード情
報を転送する第1転送手段と、端局になったとき、前記
信号の方向に基づいて前記クロスコネクト種別を最初に
発信する発信局であるか最後に発信する着信局であるか
を判別する第2判別手段と、前記発信局になったとき、
発信権を最初に獲得して隣接局に自局の前記クロスコネ
クト種別及び前記ノード情報を送信して、該発信権を隣
接局に渡す第1送信手段と、前記スルー局になったと
き、前記発信権が渡された場合に隣接局に該発信権を転
送する第2転送手段と、中間局になったとき、前記発信
権が渡された場合に該発信権を獲得して自局のクロスコ
ネクト種別及びノード情報を送信して、前記発信権を隣
接局に渡す第2送信手段と、着信局になったとき、前記
発信権が渡された場合に該発信権を獲得して自局のクロ
スコネクト種別及びノード情報を送信する第3送信手段
とを具備したことを特徴とする付記1記載の伝送装置。
【0201】(付記4) 前記通信手段は、着信局にな
った場合にクロスコネクト収集のトリガ信号を送信し、
発信局となった場合に前記トリガ信号を受信したとき前
記クロスコネクト種別を送信することを特徴とする付記
3記載の伝送装置。
【0202】(付記5) 前記通信手段は、前記スタッ
クされたクロスコネクト種別に基づいて、受信したクロ
スコネクト種別がドロップする最初の局と最後の局の間
に位置する放送局のものであるとき、前記クロスコネク
ト種別を収集しない又は自局が前記中間局又は前記着信
局のとき、発信権を獲得した場合に直前に収集した前記
クロスコネクト種別が前記放送局のものである場合は自
局のクロスコネクト種別で上書することを特徴とする付
記3記載の伝送装置。
【0203】(付記6) 前記接続形態分類手段は、ス
タックされた前記クロスコネクト種別に従って接続形態
を判別することを特徴とする付記3記載の伝送装置。
【0204】(付記7) 前記接続形態分類手段は、ス
タックされた前記クロスコネクト種別の並びに基づいて
誤設定を検出することを特徴とする付記4記載の伝送装
置。
【0205】(付記8) 前記接続形態分類手段は、前
記中間局のクロスコネクト種別がドロップ、アッド又は
アッド、ドロップと連続した場合に誤設定であるとする
付記7記載の伝送装置。
【0206】(付記9) 前記接続形態分類手段は、前
記中間局のクロスコネクト種別がアッド、アッドと連続
した場合に誤設定であるとする付記7記載の伝送装置。
【0207】(付記10) 前記接続形態分類手段は、
前記スタックされたクロスコネクト種別がアッド、ドロ
ップ、アッド、ドロップ又はドロップ、アッド、ドロッ
プ、アッドの並びであった場合に誤設定であるとする付
記7記載の伝送装置。
【0208】(付記11) 前記接続形態分類手段は、
前記各チャンネルについて、2局のノード情報から構成
されるスケルチテーブルを作成し、前記ドロップ且つプ
ロテクション回線へ中継されるDCP接続である場合、
該プロテクション回線へ中継された信号をドロップする
局のノード情報を前記スケルチテーブルに設定すること
を特徴とする付記7記載の伝送装置。
【0209】(付記12) 前記接続形態分類手段は、
前記各チャンネルについて、2局のノードIDから成る
スケルチテーブルを作成し、ワーキング回線及びプロテ
クション回線へアッドするDTP接続である場合、該ワ
ーキング回線及びプロテクション回線へアッドする第1
局のノード情報及び該プロテクション回線へアッドされ
た信号をドロップする第2局のノード情報を前記スケル
チテーブルに設定することを特徴とする付記7記載の伝
送装置。
【0210】(付記13) 前記接続形態分類手段は、
前記各チャンネルについて、アッド、ドロップ、又はド
ロップして中継する局のノード情報、及び接続形態に関
する経路情報を含むリップテーブルを作成することを特
徴とする付記7記載の伝送装置。
【0211】(付記14) 前記接続形態分類手段は、
前記ノード情報として、自局からノード情報に該当する
局までの所定の方向の第1距離を前記リップテーブルに
設定し、前記障害発生箇所判定手段は、自局から記受信
した障害情報に含まれるノード情報に該当する局までの
前記所定方向の第2距離を算出し、前記リップテーブル
に設定されている各第1距離と前記第2距離との大小の
比較を行うことにより、前記障害発生箇所を判定するこ
とを特徴とする付記13記載の伝送装置。
【0212】(付記15) 前記切り替え制御手段は、
前記リップテーブルに設定されている経路情報及びノー
ド情報に基づいて、接続形態に応じた回線の切り替えを
行うことを特徴とする付記13記載の伝送装置。
【0213】(付記16) 前記通信手段は、前記チャ
ンネルについて、前記クロスコネクト情報が再入力され
たとき、該チャンネルに係わるアッド又はドロップをす
る伝送装置の前記クロスコネクト種別及び該伝送装置を
特定するノード情報を再度収集することを特徴とする付
記1記載の伝送装置。
【0214】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接続形態に応じてテーブルを作成して、障害発生時の切
り替え制御を行うので、障害発生時に接続形態に応じた
切り替えを行うことできる。また、障害発生時に接続形
態に応じてスケルチを行うか否かの適切な判断を行うこ
とにより、適切な回線救済を行うことができる。更に、
本発明によれば、接続形態に応じた回線定義の接続チェ
ックを行うので、より信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態によるネットワーク構成図で
ある(その1)。
【図3】Normal接続を示す図である。
【図4】本発明の実施形態によるネットワーク構成図で
ある(その2)。
【図5】DTW接続を示す図である。
【図6】本発明の実施形態によるネットワーク構成図で
ある(その3)。
【図7】DTP接続を示す図である。
【図8】本発明の実施形態によるネッワーク構成図であ
る(その4)。
【図9】DCP接続を示す図である。
【図10】DCW接続を示す図である。
【図11】本発明の実施形態による伝送装置の構成図で
ある。
【図12】図11中のBLSR切り替え制御部の構成図
である。
【図13】クロスコネクト種別の分類を示す図である。
【図14】放送タイプの場合のテーブル作成を示す図で
ある。
【図15】放送タイプの場合のテーブル作成を示す図で
ある。
【図16】放送タイプの場合のテーブル作成を示す図で
ある。
【図17】放送タイプの場合のテーブル作成を示す図で
ある。
【図18】設定ミスを示す図である。
【図19】普通のAdd/Drop又はDTWの接続形態を示
す図である。
【図20】DCP片端の接続形態を示す図である。
【図21】DCW片端の接続形態を示す図である。
【図22】DTP片端接続の接続形態を示す図である。
【図23】DCP両端接続の接続形態を示す図である。
【図24】DCW両端接続の接続形態を示す図である。
【図25】DCx片端放送タイプの接続形態を示す図で
ある。
【図26】DCx両端放送タイプの接続形態を示す図で
ある。
【図27】接続形態の判別の一例を示す図である。
【図28】図12中のToplogyテーブルを示す図
である。
【図29】図12中のSqualchテーブルの構成図
である。
【図30】Normal/DTW接続の場合のSqua
lchテーブルの一例を示す図である。
【図31】DCP片端接続の場合のSqualchテー
ブルの一例を示す図である。
【図32】DCP片端接続の障害有りの場合を示す図で
ある。
【図33】DCW片端接続の場合のSqualchテー
ブルの一例を示す図である。
【図34】DCP両端接続の場合のSqualchテー
ブルの一例を示す図である。
【図35】DCW両端接続の場合のSqualchテー
ブルの一例を示す図である。
【図36】DTP接続の場合のSqualchテーブル
の一例を示す図である。
【図37】DTP接続の障害有りの場合を示す図であ
る。
【図38】図12中のRIPテーブルの構成図である。
【図39】Normal/DTW接続の場合のRIPテ
ーブルの一例を示す図である。
【図40】DCP片端接続の場合のRIPテーブルの一
例を示す図である。
【図41】DCW片端接続の場合のRIPテーブルの一
例を示す図である。
【図42】DCP両端接続の場合のRIPテーブルの一
例を示す図である。
【図43】DCW両端接続の場合のRIPテーブルの一
例を示す図である。
【図44】DTP接続の場合のRIPテーブルの一例を
示す図である。
【図45】回線の定義を示す図である。
【図46】回線範囲の定義を示す図である。
【図47】障害発生箇所判定方法を示す図である。
【図48】East側N位置評価を示す図である。
【図49】East側R位置評価を示す図である。
【図50】West側N位置評価を示す図である。
【図51】West側R位置評価を示す図である。
【図52】DCP接続時のPrimary−Secondary Node障
害の場合を示す図である。
【図53】DCW接続時のPrimary−Secondary Node障害
の場合を示す図である。
【図54】クロスコネクト情報の分類を示すフローチャ
ートである。
【図55】送信データ構造を示す図である。
【図56】テーブル構築のシーケンスを示す図である。
【図57】テーブル構築のシーケンスを示す図である。
【図58】East端局のテーブル構築のフローチャートで
ある。
【図59】中間局のテーブル構築のフローチャートであ
る。
【図60】スルー局のテーブル構築のフローチャートで
ある。
【図61】West端局のテーブル構築のフローチャートで
ある。
【図62】Squalchテーブル作成のフローチャー
トである。
【図63】RIPテーブル作成のフローチャートであ
る。
【図64】障害発生箇所判定のフローチャートである。
【図65】障害発生時の切り替えのフローチャートであ
る。
【図66】テーブル再構築の一例を示す図である。
【図67】テーブル再構築のフローチャートである。
【符号の説明】
2W ワーキング回線 2P プロテクション回線 4 クロスコネクト分類手段 6 通信手段 8 接続形態分類手段 10 テーブル 12 障害通知手段 14 障害発生箇所判定手段 16 切り替え制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K014 AA04 CA07 FA01 5K021 AA01 AA02 AA08 BB01 BB09 CC05 CC13 DD01 FF04 5K031 AA08 AA09 CA08 CB12 DA11 DA19 DB10 EA01 EA09 EA12 EB02 EB05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーキング回線及びプロテクション回線
    により冗長構成された回線を伝送路障害時に切り替える
    機能を有する伝送装置であって、 各チャンネル毎に、信号方向並びに自局が、ワーキング
    回線又はプロテクション回線の一方の回線へアッド、ワ
    ーキング回線及びプロテクション回線の両回線へアッ
    ド、ワーキング回線又はプロテクション回線の一方の回
    線からドロップ、ワーキング回線及びプロテクション回
    線の両回線からドロップ、スルー、及びワーキング回線
    又はプロテクション回線の一方の回線からドロップして
    ワーキング回線又はプロテクション回線の一方の回線へ
    中継のいずれの種類の処理を行うかを指示する情報を含
    むクロスコネクト情報を入力して、該当するクロスコネ
    クト種別に分類するクロスコネクト分類手段と、 前記各チャンネル毎に、該チャンネルについて、アッド
    又はドロップする伝送装置の前記クロスコネクト種別及
    び該伝送装置を特定するノード情報を前記信号方向に基
    づく順序に従って、伝送装置間の通信により収集する通
    信手段と、 前記各チャンネル毎に、前記自局の前記クロスコネクト
    種別及び前記収集した他伝送装置の前記クロスコネクト
    種別に基づいて、該当する接続形態に分類して、障害発
    生時の回線の切り替え制御を行うためのテーブルを作成
    する接続形態分類手段と、 自局と隣接局との間の伝送路障害が発生したとき、自局
    の前記ノード情報を含む障害情報を送信する障害通知手
    段と、 受信した障害情報に基づいて、障害発生箇所を判定する
    障害発生箇所判定手段と、 前記障害発生手段により判定された前記障害発生箇所及
    び前記テーブルに基づいて、回線の切り替えを行う切り
    替え制御手段と、 を具備したことを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記接続形態分類手段は、前記収集した
    クロスコネクト種別の順番に基づいて誤設定を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記接続形態分類手段は、前記各チャン
    ネルについて、2局のノード情報から構成されるスケル
    チテーブルを作成し、前記ドロップ且つプロテクション
    回線へ中継されるDCP接続である場合、該プロテクシ
    ョン回線へ中継された信号をドロップする局のノード情
    報を前記スケルチテーブルに設定し、ワーキング回線及
    びプロテクション回線へアッドするDTP接続である場
    合、該ワーキング回線及びプロテクション回線へアッド
    する第1局のノード情報及び該プロテクション回線へア
    ッドされた信号をドロップする第2局のノード情報を前
    記スケルチテーブルに設定することを特徴とする請求項
    1記載の伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記接続形態分類手段は、前記各チャン
    ネルについて、アッド、ドロップ、又はドロップして中
    継する局のノード情報、及び接続形態に関する経路情報
    を含むリップテーブルを作成し、前記切り替え制御手段
    は、前記経路情報に基づいて、接続形態に該当する切り
    替え制御を行うことを特徴とする請求項1記載の伝送装
    置。
  5. 【請求項5】 前記接続形態分類手段は、前記ノード情
    報として、自局からノード情報に該当する局までの所定
    の方向の第1距離を前記リップテーブルに設定し、前記
    障害発生箇所判定手段は、自局から記受信した障害情報
    に含まれるノード情報に該当する局までの前記所定方向
    の第2距離を算出し、前記リップテーブルに設定されて
    いる各第1距離と前記第2距離との大小の比較を行うこ
    とにより、前記障害発生箇所を判定することを特徴とす
    る請求項4記載の伝送装置。
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