JP2007312208A - 冗長化通信制御システム及び冗長化通信制御方法 - Google Patents

冗長化通信制御システム及び冗長化通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な回路構成であっても、データ送受信を停止することなく通信を行うことができる冗長化通信制御システム及び冗長化通信制御方法を提供する。
【解決手段】被制御装置の動作を制御するデータを送信する制御装置が、主制御チャネル及び副制御チャネルを介してコマンド送信する。被制御装置は、受信したデータが、主制御チャネル又は副制御チャネルのいずれのチャネルを経由して受信したデータであるか判別し、受信したデータが所定の時間一定の値であるか否かを判断する。一定の値であると判断された場合、データを受信したチャネルを識別するデータ及び該チャネルに障害が発生している旨を示すデータを他方のチャネル経由で制御装置へ送信する。制御装置は、障害が発生している旨を示すデータを受信した場合、その旨を示すデータを外部へ出力し、障害が主制御チャネルで発生しているときには、副制御チャネルを用いて以降のデータを送信する。
【選択図】図3

Description

本発明は、制御装置と被制御装置とが、複数のチャネルにより冗長化してデータ通信を行うことにより、いずれかのチャネルに障害が発生した場合であってもデータ通信を中断させることがない冗長化通信制御システム及び冗長化通信制御方法に関する。
制御装置と被制御装置との間で、被制御装置の動作を制御するコマンド信号等を送受信する場合、被制御装置の種類によっては動作不可能である状態が発生することが許容されないときがある。例えば警備システムの発報装置のように24時間継続的に作動する必要がある場合、交通管制システムのように安全の観点から動作の停止が許容されないシステムである場合、データのバックアップシステムのようにデータの取得に失敗が許容されないシステムである場合等である。
このようなシステムでは、コマンド信号の通信障害が発生した場合であっても、確実にコマンド信号を伝達するために、制御装置と被制御装置とを複数の制御チャネルで接続し、一方を主制御チャネル、他方を副制御チャネルとしてコマンド送信を行う冗長化通信制御システムが多く構成されている。図1は、従来の冗長化通信制御システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、制御装置1から主制御チャネル2及び副制御チャネル3を介して被制御装置4へコマンド送信される。被制御装置4は、主制御チャネル2及び副制御チャネル3を介して受信したデータを、それぞれパリティチェック回路のようなデータチェック回路41、41にてデータチェックし、データが正当であると判断した場合には受信バッファ42、42へ記憶する。被制御装置4は、受信バッファ42、42に記憶されている両チャネルからの受信データを比較回路43にて比較することにより、受信データの整合性を確認することにより、両チャネルが正常に機能していることを確認することができる(特許文献1参照)。正常に機能している場合、アクチュエータ44へコマンド送信し、所望の動作を行わせる。
特開平3−079135号公報
従来の冗長化システムでは、主制御チャネル2及び副制御チャネル3から同時にデータを受信した場合、両方の受信データが同一であるか否かを判断する必要がある。また、いずれのチャネルを介して受信したデータが正しいデータであるのか判別する必要もある。例えば主制御チャネル及び副制御チャネルの両方からデータを受信し、両データを比較回路43で比較した結果、両データが相違すると判断した場合、いずれの受信データが正しいデータであるのかを判断するためには、受信データのヘッダ情報に埋め込まれた識別情報を判別する、送信側から送信データに関する情報を取得する等、判断するための回路構成が複雑となり、装置の小型化、軽量化等が困難になるという問題点があった。
また、受信側の回路構成を簡素にするべく、主制御チャネル2及び副制御チャネル3から同時にデータを受信するのではなく、主制御チャネル2のみからデータを受信し、主制御チャネル2に障害が発生した時点で副制御チャネル3に切り替えるホットスタンバイ方式も採用されている。この場合、副制御チャネル3に既に障害が発生していたときには、主制御チャネル2に障害が発生した時点でデータを受信することができなくなり、冗長化している意味がなくなるという問題点も残されている。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、簡単な回路構成であっても、データ送受信を停止することなく通信を行うことができる冗長化通信制御システム及び冗長化通信制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る冗長化通信制御システムは、被制御装置と、該被制御装置の動作を制御するデータを送信する制御装置とが、主制御チャネル及び副制御チャネルを介して接続されている冗長化通信制御システムにおいて、前記被制御装置は、受信したデータが、主制御チャネル又は副制御チャネルのいずれのチャネルを経由して受信したデータであるか判別する受信チャネル判別部と、受信したデータが所定の時間一定の値であるか否かを判断する判断部と、該判断部にて一定の値であると判断された場合、データを受信したチャネルを識別するデータ及び該チャネルに障害が発生している旨を示すデータを他方のチャネル経由で前記制御装置へ送信する障害データ送信部とを備え、前記制御装置は、障害が発生している旨を示すデータを受信した場合、その旨を示すデータを外部へ出力し、障害が発生しているチャネルが主制御チャネルであるときには、副制御チャネルを用いて以降のデータを送信する手段を備えることを特徴とする。
また、第2発明に係る冗長化通信制御システムは、第1発明において、前記制御装置は、前記所定の時間より短い間隔で、所定のデータを送信する手段を備えることを特徴とする。
また、第3発明に係る冗長化通信制御システムは、第1又は第2発明において、前記制御装置が、主制御チャネル及び副制御チャネルから同時に同一のデータを送信する場合、前記被制御装置は、ハイ状態であるデータを所定の時間継続して受信したときには、ハイ状態であるデータと他のチャネルから受信したデータとの論理積を算出し、ロー状態であるデータを所定の時間継続して受信したときには、ロー状態であるデータと他のチャネルから受信したデータとの論理和を算出する受信データ特定部を備えることを特徴とする。
また、第4発明に係る冗長化通信制御方法は、被制御装置と、該被制御装置の動作を制御するデータを送信する制御装置とを、主制御チャネル及び副制御チャネルを介して接続して該被制御装置の動作を制御する冗長化通信制御方法において、前記被制御装置にて、受信したデータが、主制御チャネル又は副制御チャネルのいずれのチャネルを経由して受信したデータであるか判別し、受信したデータが所定の時間一定の値であるか否かを判断し、一定の値であると判断された場合、データを受信したチャネルを識別するデータ及び該チャネルに障害が発生している旨を示すデータを他方のチャネル経由で前記制御装置へ送信し、前記制御装置にて、障害が発生している旨を示すデータを受信した場合、その旨を示すデータを外部へ出力し、障害が発生しているチャネルが主制御チャネルであるときには、副制御チャネルを用いて以降のデータを送信することを特徴とする。
また、第5発明に係る冗長化通信制御方法は、第4発明において、前記制御装置にて、前記所定の時間より短い間隔で、所定のデータを送信することを特徴とする。
また、第6発明に係る冗長化通信制御方法は、第4又は第5発明において、前記制御装置が、主制御チャネル及び副制御チャネルから同時に同一のデータを送信する場合、前記被制御装置にて、ハイ状態であるデータを所定の時間継続して受信したときには、ハイ状態であるデータと他のチャネルから受信したデータとの論理積を算出し、ロー状態であるデータを所定の時間継続して受信したときには、ロー状態であるデータと他のチャネルから受信したデータとの論理和を算出することを特徴とする。
第1発明及び第4発明では、被制御装置と、該被制御装置の動作を制御するデータを送信する制御装置とを、主制御チャネル及び副制御チャネルを介して接続して該被制御装置の動作を制御する。被制御装置は、受信したデータが、主制御チャネル又は副制御チャネルのいずれのチャネルを経由して受信したデータであるか判別し、受信したデータが所定の時間一定の値であるか否かを判断する。所定の時間一定の値であると判断された場合、データを受信したチャネルに障害が発生している旨を示すデータを制御装置へ送信する。制御装置は、障害が発生している旨を示すデータを受信した場合、障害が発生しているチャネルが主制御チャネルであるときには、副制御チャネルを用いて以降のデータを送信し、副制御チャネルであるときには、その旨を外部へ出力する。これにより、データ通信が行われている場合には受信したデータの信号レベルが常に変化していることから、一定の時間信号レベルがハイ状態又はロー状態に固定されていることが検出された場合には、該チャネルによる通信に異常が発生していると判断することができる。したがって、受信データの比較回路、受信したデータが正しいデータであるか否かを判断する回路等を設ける必要がなく、簡素な回路構成でチャネルの正常/異常を正確に判断することができ、データ通信を停止することがない冗長化通信を行うことが可能となる。
第2発明及び第5発明では、制御装置は、所定の時間より短い間隔で、所定のデータを送信する。これにより、例えば一定の時間信号レベルがハイ状態又はロー状態に固定されることがない信号レベルを有するダミーデータを送信することにより、データの送受信が行われていない状態をチャネルの障害と誤認識することを回避することが可能となる。
第3発明及び第6発明では、制御装置が、主制御チャネル及び副制御チャネルから同時に同一のデータを送信する場合、被制御装置は、ハイ状態であるデータを所定の時間継続して受信したときには、ハイ状態であるデータと他のチャネルから受信したデータとの論理積を算出し、ロー状態であるデータを所定の時間継続して受信したときには、ロー状態であるデータと他のチャネルから受信したデータとの論理和を算出する。これにより、データ通信が行われている場合には受信したデータの信号レベルが常に変化していることから、一定の時間信号レベルがハイ状態又はロー状態に固定されていることが検出された場合には、該チャネルによる通信に異常が発生していると判断することができる。したがって、一定の時間信号レベルがハイ状態又はロー状態に固定されていることが検出された場合、それぞれ両チャネルで受信したデータの論理積又は論理和を算出することにより、正しいデータのみを受信することが可能となる。
第1発明及び第4発明によれば、データ通信が行われている場合には受信したデータの信号レベルが常に変化していることから、一定の時間信号レベルがハイ状態又はロー状態に固定されていることが検出された場合には、該チャネルによる通信に異常が発生していると判断することができる。したがって、受信データの比較回路、受信したデータが正しいデータであるか否かを判断する回路等を設ける必要がなく、簡素な回路構成でチャネルの正常/異常を正確に判断することができ、データ通信を停止することがない冗長化通信を行うことが可能となる。
第2発明及び第5発明によれば、例えば一定の時間信号レベルがハイ状態又はロー状態に固定されることがない信号レベルを有するダミーデータを送信することにより、データの送受信が行われていない状態をチャネルの障害と誤認識することを回避することが可能となる。
第3発明及び第6発明によれば、データ通信が行われている場合には受信したデータの信号レベルが常に変化していることから、一定の時間信号レベルがハイ状態又はロー状態に固定されていることが検出された場合には、該チャネルによる通信に異常が発生していると判断することができる。したがって、一定の時間信号レベルがハイ状態又はロー状態に固定されていることが検出された場合、それぞれ両チャネルで受信したデータの論理積又は論理和を算出することにより、正しいデータのみを受信することが可能となる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図2は、本発明の実施の形態に係る冗長化通信制御システムの構成を示すブロック図である。図2に示すように本発明の実施の形態に係る冗長化通信制御システムは、被制御装置24の動作を制御するコマンド信号を送信する制御装置21が、主制御チャネル22及び副制御チャネル23を介して、被制御装置24とデータ通信可能に接続されている。
制御装置21は、少なくともLSI等のプロセッサを備えており、主制御チャネル22又は副制御チャネル23を介して、あるいは主制御チャネル22及び副制御チャネル23を介して、被制御装置24へコマンド信号を送信する。
制御装置21は、主制御チャネル22及び/又は副制御チャネル23を介することにより、コマンド送信を冗長化する。コマンド送信には大別して2つのタイプがある。主制御チャネル22及び副制御チャネル23の両方に同時に送出するデュアルタイプ、及び主制御チャネル22のみに送出し、主制御チャネル22に障害が発生した場合にのみ副制御チャネル23に送出するホットスタンバイタイプである。
被制御装置24は、少なくとも受信したデータの信号レベルを検証する信号レベル判定回路241、241、受信したデータの論理積又は論理和を算出する論理積回路又は論理和回路242、データチェック回路243、受信バッファ244、及び被制御装置24に所望の動作を行わせるアクチュエータ245を備えている。
被制御装置24は、主制御チャネル22及び/又は副制御チャネル23を介して受信したデータの信号レベルを信号レベル判定回路241、241で検証する。主制御チャネル22又は副制御チャネル23に障害が発生している場合、受信したデータの信号レベルはハイ状態(例えば‘1’)又はロー状態(例えば‘0’)で一定となる。したがって、被制御装置24は、信号レベルを検証することで、どのチャネルに障害が発生しているか判断することができる。
図3は、本発明の実施の形態に係る冗長化通信制御システムの被制御装置24での処理手順を示すフローチャートである。被制御装置24は、信号レベル判定回路241、241にて、主制御チャネル22及び/又は副制御チャネル23を介してデータを受信し(ステップS301)、受信したデータの信号レベルがハイ状態、例えば‘1’で一定時間継続しているか否かを判断する(ステップS302)。被制御装置24が、信号レベルが‘1’で一定時間継続していると判断した場合(ステップS302:YES)、被制御装置24は、論理積回路242により、両チャネルで受信したデータの論理積を算出する(ステップS304)。すなわち、信号レベルが‘1’で一定時間継続しているデータと正常なチャネルを介して受信したデータの論理積を算出して、正常な受信データを取得する。
被制御装置24が、信号レベルが‘1’で一定時間継続していないと判断した場合(ステップS302:NO)、被制御装置24は、受信したデータの信号レベルがロー状態、例えば‘0’で一定時間継続しているか否かを判断する(ステップS303)。被制御装置24が、信号レベルが‘0’で一定時間継続していると判断した場合(ステップS303:YES)、被制御装置24は、論理和回路242により両チャネルで受信したデータの論理和を算出する(ステップS305)。すなわち、信号レベルが‘0’で一定時間継続しているデータと正常なチャネルを介して受信したデータの論理和を算出して、正常な受信データを取得する。
なお、論理積回路又は論理和回路242は必須ではなく、いずれのチャネルが正常であるかを判別して、正常であると判別したチャネルを介して受信したデータのみをデータチェック回路243へ渡すものであっても良い。
図4は、一のチャネルを介して受信する受信データ列の一例を示す図である。図4(a)に示すようにチャネルが正常である場合、受信した受信データ列41、42、43、・・・、例えば受信パケット、受信フレーム等は、一定時間間隔で連続して受信される。一方、図4(b)に示すように例えば主制御チャネル22で障害が発生した場合、受信すべき受信データ列、例えば受信パケット、受信フレーム等が受信データ列41で途切れ、連続して受信していた場合の時間間隔が経過した場合であっても、次の受信データ列42、43、・・・を受信することがない。
そこで、被制御装置24は、信号レベル判定回路241、241にて、主制御チャネル22及び/又は副制御チャネル23を介して受信したデータの信号レベルが一定時間継続してハイ状態となっている、又はロー状態となっているか否かを判断する。具体的には、一の受信データ列41の受信を終了した後、信号レベルが一定の値、例えば‘1’又は‘0’である時間が、正常に受信データ列を受信している場合の受信時間間隔Δtよりも長い時間であるt1に到達したか否かを判断し、時間t1に到達した場合には、該チャネルに何らかの障害が発生したものと判断する。
被制御装置24は、主制御チャネル22に障害が発生したか否かを判断し(ステップS306)、被制御装置24が、主制御チャネル22に障害が発生したと判断した場合(ステップS306:YES)、被制御装置24は、主制御チャネル22に障害が発生した旨を示す情報を制御装置21へ送信する(ステップS307)。被制御装置24が、副制御チャネル23に障害が発生したと判断した場合(ステップS306:NO)、被制御装置24は、副制御チャネル23に障害が発生した旨を示す情報を制御装置21へ送信する(ステップS308)。障害が発生したチャネルがいずれのチャネルであるのかは、例えばチャネルを識別するチャネルID等を送信することにより制御装置21へ伝達する。
主制御チャネル22に障害が発生した旨を示す情報を受信した制御装置21は、データ送信チャネルを副制御チャネル23へ切り替える。副制御チャネル23に障害が発生した旨を示す情報を受信した制御装置21は、外部へ表示出力等することにより、副制御チャネル23に障害が発生していることを報知する。このようにすることで、副制御チャネル23の修理を速やかに行うことができ、主制御チャネル22の障害発生によりデータ送受信が停止する事態の発生を未然に防止することが可能となる。
被制御装置24が、信号レベルが‘0’で一定時間継続していないと判断した場合(ステップS303:NO)、被制御装置24は、両チャネルが正常に機能していると判断し、受信したデータ、あるいは論理積回路又は論理和回路242を経由した受信データに対して、データチェック回路243にて、パリティチェック等を実行して受信データの整合性を確認する(ステップS309)。被制御装置24は、データチェック完了後のデータを受信バッファ244に一次記憶し、各アクチュエータ245に応じて必要なデータを受信バッファ244から読み出し、対応するアクチュエータ245へ送信する(ステップS310)。各アクチュエータ245は受信したデータをコマンド解析して、指示に応じた動作を行わせる。
また、通信が行われていない期間に、チャネル障害が発生していると誤って判断することを未然に回避することが好ましい。そこで、制御装置21は、一定の時間間隔t2で、信号レベルの変動を検知することができるダミーデータを送信する。図5は、ダミーデータによる誤った判断を回避する方法の原理説明図である。
図5(a)に示すように、通信が行われていない場合には、通常は信号レベルが‘0’の状態が継続する。したがって、一定時間t1が経過した場合には、被制御装置24は、上述した処理により該チャネルに障害が発生していると誤った判断を行う。
そこで、通信が行われない場合、制御装置21は、信号レベルが‘1’であるダミーデータ51、51、・・・を時間間隔t2(t1>t2)で送信する。被制御装置24は、通信が行われていない場合であってもダミーデータ51を必ず検知することができ、誤った判断を回避することができる。なお、ダミーデータ51、51、・・・の送信を開始するタイミングは特に限定されるものではなく、例えば通信のコネクションが開放されたタイミングで送信を開始し、コネクションが確立されたタイミングで送信を停止するものであっても良い。
以上のように本実施の形態によれば、データ通信が行われている場合には受信したデータの信号レベルが常に変化していることから、一定の時間信号レベルがハイ状態又はロー状態に固定されていることが検出された場合には、該チャネルによる通信に異常が発生していると判断することができる。したがって、受信データの比較回路、受信したデータが正しいデータであるか否かを判断する回路等を設ける必要がなく、簡素な回路構成でチャネルの正常/異常を正確に判断することができ、データ通信を停止することがない冗長化通信を行うことが可能となる。また、例えば一定の時間信号レベルがハイ状態又はロー状態に固定されることがない信号レベルを有するダミーデータを送信することにより、データの送受信が行われていない状態をチャネルの障害と誤認識することを回避することが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、一の制御装置21に対して一の被制御装置24が接続されている場合について説明しているが、一の制御装置21に対して複数の被制御装置24、24、・・・が接続されていても良く、被制御装置24、24、・・・の回路構成を簡素にすることによるコストダウン効果が高まることは言うまでもない。
また、主制御チャネル22、副制御チャネル23は、シリアル伝送方式に対応していることに限定されるものではなく、例えばパラレル伝送方式に対応している場合であっても同様の効果が期待できる。
従来の冗長化通信制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る冗長化通信制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る冗長化通信制御システムの被制御装置での処理手順を示すフローチャートである。 一のチャネルを介して受信する受信データ列の一例を示す図である。 ダミーデータによる誤った判断を回避する方法の原理説明図である。
符号の説明
21 制御装置
22 主制御チャネル
23 副制御チャネル
24 被制御装置
241 信号レベル判定回路
242 論理積回路又は論理和回路判断部
243 データチェック回路
244 受信バッファ
245 アクチュエータ

Claims (6)

  1. 被制御装置と、該被制御装置の動作を制御するデータを送信する制御装置とが、主制御チャネル及び副制御チャネルを介して接続されている冗長化通信制御システムにおいて、
    前記被制御装置は、
    受信したデータが、主制御チャネル又は副制御チャネルのいずれのチャネルを経由して受信したデータであるか判別する受信チャネル判別部と、
    受信したデータが所定の時間一定の値であるか否かを判断する判断部と、
    該判断部にて一定の値であると判断された場合、データを受信したチャネルを識別するデータ及び該チャネルに障害が発生している旨を示すデータを他方のチャネル経由で前記制御装置へ送信する障害データ送信部と
    を備え、
    前記制御装置は、
    障害が発生している旨を示すデータを受信した場合、その旨を示すデータを外部へ出力し、障害が発生しているチャネルが主制御チャネルであるときには、副制御チャネルを用いて以降のデータを送信する手段
    を備えることを特徴とする冗長化通信制御システム。
  2. 前記制御装置は、
    前記所定の時間より短い間隔で、所定のデータを送信する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の冗長化通信制御システム。
  3. 前記制御装置が、主制御チャネル及び副制御チャネルから同時に同一のデータを送信する場合、
    前記被制御装置は、
    ハイ状態であるデータを所定の時間継続して受信したときには、ハイ状態であるデータと他のチャネルから受信したデータとの論理積を算出し、ロー状態であるデータを所定の時間継続して受信したときには、ロー状態であるデータと他のチャネルから受信したデータとの論理和を算出する受信データ特定部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の冗長化通信制御システム。
  4. 被制御装置と、該被制御装置の動作を制御するデータを送信する制御装置とを、主制御チャネル及び副制御チャネルを介して接続して該被制御装置の動作を制御する冗長化通信制御方法において、
    前記被制御装置にて、
    受信したデータが、主制御チャネル又は副制御チャネルのいずれのチャネルを経由して受信したデータであるか判別し、
    受信したデータが所定の時間一定の値であるか否かを判断し、
    一定の値であると判断された場合、データを受信したチャネルを識別するデータ及び該チャネルに障害が発生している旨を示すデータを他方のチャネル経由で前記制御装置へ送信し、
    前記制御装置にて、
    障害が発生している旨を示すデータを受信した場合、その旨を示すデータを外部へ出力し、障害が発生しているチャネルが主制御チャネルであるときには、副制御チャネルを用いて以降のデータを送信することを特徴とする冗長化通信制御方法。
  5. 前記制御装置にて、
    前記所定の時間より短い間隔で、所定のデータを送信することを特徴とする請求項4記載の冗長化通信制御方法。
  6. 前記制御装置が、主制御チャネル及び副制御チャネルから同時に同一のデータを送信する場合、前記被制御装置にて、ハイ状態であるデータを所定の時間継続して受信したときには、ハイ状態であるデータと他のチャネルから受信したデータとの論理積を算出し、ロー状態であるデータを所定の時間継続して受信したときには、ロー状態であるデータと他のチャネルから受信したデータとの論理和を算出することを特徴とする請求項4又は5記載の冗長化通信制御方法。
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