JP5083069B2 - 通信装置の送信異常検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信線を介して他の通信装置との間でデータ通信を行う通信装置において、通信線への送信異常を検出する送信異常検出装置に関する。
従来、通信線を介して他の通信装置との間でデータ通信を行う通信装置には、通信線へデータフレームを送出した際、その送出毎に、通信線に流れたデータフレームと送出したデータフレームとを比較し、所望のデータフレームが通信線へ送出されたか否かを判断する異常検出機能を備えたものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
しかし、この種の通信装置では、データ送信時に、通信線に流れるデータを受信し、その受信データと送信データとを比較することにより、送信異常を判定することから、例えば、CAN(Controller Area Network) のように、比較的低速な通信においては、送信1bitごとに受信確認を行い、送信異常を検出することは可能であるが、例えば、FlexRay(Daimler Chrysler AG の登録商標)のような高速な通信においては、1bit当たりの送信時間が短いことから、送信データの受信確認をリアルタイムで行うことができず、上記異常検出機能を実現することが難しいという問題がある。
一方、通信線に複数の通信装置が接続され、各通信装置に送信期間が割り当てられる通信システムにおいては、各通信装置に、他の通信装置の送信期間中に通信線に流れるデータを監視する監視機能を持たせることが提案されている(例えば、特許文献2等参照)。
そして、この提案の通信システムでは、各通信装置が、監視中にデータの異常を検出すると、そのデータを送信した通信装置に対し、送信データの異常を通知する。
このため、この提案の通信システムによれば、各通信装置に、自己の送信異常を検出する異常検出機能を持たせることなく、各通信装置が、送信異常を検知して、送信データを再送信することができるようになり、送信異常によって不具合が生じるのを抑制できる。
特開2006−197018号公報 特開2008−22071号公報
上記のように、通信装置が他の通信装置の送信データを監視し、データ異常時には、そのデータを送信してきた他の通信装置に異常を通知するようにすれば、通信装置に、自己の送信異常を検出する異常検出機能を持たせる必要がないので、高速な通信システムでも、送信異常が発生した通信装置から送信データを再送信させることができる。
しかし、送信異常が発生した通信装置は、データ送信を完了して、他の通信装置が送信データの異常を検出してその旨を通知してくるまで、自己の送信異常を検知することができないことから、データを送信してから、そのデータを再送信するまでの遅延時間が長くなるという問題があった。
また、通信装置が、他の通信装置からの送信異常の通知を受信できなかった場合には、データを再送信することができず、送信異常によって不具合が生じるのを防止できないという問題もある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、通信線を介して他の通信装置との間でデータ通信を行う通信装置において、通信速度に影響されることなく、送信異常を速やかに検出することのできる送信異常検出装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の通信装置の送信異常検出装置においては、通信制御手段からトランシーバへの送信データの伝送経路を流れる信号(つまり送信信号)を積分する第1積分手段と、トランシーバから通信制御手段への受信データの伝送経路を流れる信号(つまり受信信号)を積分する第2積分手段とが備えられており、判定手段が、これら各積分手段の積分値を比較し、両積分値の差が判定値よりも大きいときに、送信異常が発生したと判断する。
従って、本発明の送信異常検出装置によれば、送信データと受信データとをビット単位で比較することなく、通信装置側で、自己の送信異常を検出できることになり、データの送信速度が高く、送信データの受信確認をリアルタイムで行うことができない高速な通信システムであっても、適用することができる。
また、本発明の送信異常検出装置によれば、他の通信装置からの送信異常の通知を待つことなく、送信異常が発生した通信装置側で、送信異常を検出することができることから、通信装置にて送信異常が発生したときには、その旨を速やかに検出することができる。
よって、通信装置は、送信異常が発生した際、送信データの再送信等、送信異常発生時に実行すべき処理を、応答遅れなく実行することができるようになり、送信異常によって生じる不具合を速やかに抑制することができる。
次に、請求項2に記載の送信異常検出装置においては、判定手段が、通信制御手段からトランシーバに入力される送信許可信号がアクティブであるときに、各積分手段を動作させ、その後、送信許可信号が非アクティブになると、各積分手段から積分値を取得して送信異常を判定する。
このため、請求項2に記載の送信異常検出装置によれば、通信制御手段からトランシーバへ出力される送信許可信号がアクティブとなり、トランシーバが通信制御手段から入力される送信データを通信線に出力する送信期間毎(換言すれば送信フレーム毎)に、各積分手段が、送信データ及び受信データに対応した各信号を積分することになり、判定手段は、送信異常の判定を、通信装置からの送信フレーム単位で正確に行うことができるようになる。
ところで、通信制御手段からトランシーバに送信データが入力されてから、トランシーバから通信線に送信データが出力され、そのデータがトランシーバにて受信データとして取得されて、通信制御手段へと出力されるまでには、トランシーバ固有の時間(遅延時間)がかかる。
そして、この遅延時間が長い場合、請求項2に記載の装置において、各積分手段を同じタイミングで起動するようにすると、各積分手段で得られる積分値に誤差が生じ、送信異常が誤判定されることも考えられる。
そこで、請求項2に記載の送信異常検出装置においては、判定手段を、請求項3に記載のように構成するとよい。
すなわち、請求項3に記載の送信異常検出装置において、判定手段は、トランシーバに送信データが入力されてから、その送信データに対応した受信データがトランシーバから出力されるまでの遅延時間分だけ、第2積分手段を動作させて積分値を取り込むまでの積分期間を、第1積分手段よりも遅延させる。
この結果、請求項3に記載の送信異常検出装置によれば、通信装置から通信線へ送信データが正常に出力されていれば、送信異常の判定に用いられる2つの積分値は必ず一致することになり、トランシーバで生じる遅延時間が長くなっても、判定手段にて送信異常が誤判定されることはない。
一方、請求項2又は請求項3に記載の送信異常検出装置において、判定手段は、通信制御手段からトランシーバへ出力される送信許可信号がアクティブであるときに、各積分手段を動作させて、各積分手段による積分値の差から異常を判断するが、通信制御手段側で異常が生じた際には、送信許可信号がアクティブであるにもかかわらず、通信制御手段からトランシーバへ送信データが出力されないことが考えられる。そして、この場合、各積分手段による積分値は0になることから、各積分手段による積分値の差から送信異常を検出することはできない。
そこで、請求項2又は請求項3に記載の送信異常検出装置においては、請求項4に記載のように、判定手段を、第1積分手段による積分値が予め設定されたしきい値以下であるときにも送信異常が発生したと判断するよう構成するとよい。
つまり、このようにすれば、送信許可信号がアクティブであるときに、第1積分手段により得られる送信データの積分値がしきい値(例えば0)以下であれば、送信異常が発生していると判断することになるので、通信制御手段側で異常が生じ、各積分手段による積分値に差が生じないような場合であっても、通信装置からの送信異常を確実に検出することができるようになる。
次に、請求項5に記載の送信異常検出装置においては、判定手段が、送信異常を検出した際、通信制御手段に送信異常を通知する。
従って、通信制御手段は、送信データの再送信等、送信異常の発生に伴う不具合を抑制するための制御処理を実行できることになり、通信装置(延いては、通信装置を備えた通信システム)の信頼性を向上することができる。
以下に本発明の一実施形態について説明する。
図1は本発明が適用された実施形態の通信装置の構成を表すブロック図である。
本実施形態の通信装置は、例えば、自動車に搭載される各種電子制御装置(ECU2)に組み込まれ、車両内部に配線された通信線4を介して、他のECU(詳しくは他のECUに組み込まれた通信装置)との間でデータ通信を行うためのものであり、ECU2内のマイクロコンピュータ(以下、単にマイコンという)10に組み込まれた通信制御用のコントローラ12と、通信線4に接続されたトランシーバ14とから構成されている。
ここで、コントローラ12は、マイコン10からの指令に従い、送信データをトランシーバ14に出力し、トランシーバ14から入力される受信データをマイコン10内に取り込むものである。
また、トランシーバ14は、コントローラ12から入力された送信データTxDを通信線4に出力し、通信線4に流れる信号を受信データRxDとして取り込み、コントローラに出力するものである。
また、コントローラ12とトランシーバ14との間には、送信データTxD及び受信データRxDを入出力するための2本の伝送経路(信号線)に加えて、送信許可信号としての送信イネーブル信号TxENをトランシーバ14に入力するための伝送経路(信号線)が設けられている。
そして、トランシーバ14は、送信イネーブル信号TxENがアクティブになると、コントローラ12から入力される送信データを通信線4に出力し、送信イネーブル信号TxENが非アクティブになると、通信線4への送信データTxDの出力を停止する。
なお、コントローラ12及びトランシーバ14には、本発明が適用される通信システムで採用される所定の通信プロトコルでデータ通信を行うものを使用すればよく、その構成は従来より周知であるため、ここではこれらの詳細な回路構成については説明を省略する。
次に、ECU2には、トランシーバ14から通信線4への送信データTxDの送信異常を検出するための送信異常検出回路20が設けられている。
この送信異常検出回路20は、コントローラ12からトランシーバ14への送信データTxDの入力経路に接続され、この経路を流れる信号を積分する第1積分回路22と、トランシーバ14からコントローラ12への受信データRxDの出力経路に接続され、この経路に流れる信号を積分する第2積分回路24と、これら各積分回路22、24により得られた積分値に基づき、送信データTxDの送信異常を判定する判定回路26とから構成されている。
そして、この判定回路26は、送信イネーブル信号TxENがアクティブとなって、コントローラ12がトランシーバ14を介してデータ送信を実行する送信フレーム毎に、送信異常を判定する。
以下、判定回路26による送信異常の判定手順を、図2のフローチャートに沿って説明する。
図2に示すように、判定回路26は、まず、S110(Sはステップを表す)にて、送信イネーブル信号TxENがアクティブであるか否かを判断することにより、送信イネーブル信号TxENがアクティブになって、送信データTxDの送信が開始されるのを待つ。
そして、送信イネーブル信号TxENがアクティブになると、S120にて、第1積分回路22及び第2積分回路24による送信データTxD及び受信データRxDの積分動作を開始させ、S130に移行する。
S130では、送信イネーブル信号TxENがアクティブであるか否かを判断することにより、送信データTxDの送信が終了して、送信イネーブル信号TxENが非アクティブになるのを待つ。
そして、送信イネーブル信号TxENが非アクティブになると、S140に移行して、第1積分回路22及び第2積分回路24による積分動作を停止させ、続くS150にて、第1積分回路22及び第2積分回路24からそれぞれの積分値(TxD積分値、RxD積分値)を取得する。
次に、S160では、S150で取得した積分値のうち、第1積分回路22から取得した送信データTxDの積分値が、予め設定されたしきい値以下(本実施形態では0)であるか否かを判断する。
そして、送信データTxDの積分値がしきい値以下(本実施形態では0)であれば、コントローラ12若しくはマイコン10にて何等かの異常が発生し、送信イネーブル信号TxENがアクティブになったにもかかわらず、コントローラ12から送信データTxDが正常に出力されなかった(つまり、送信異常が発生した)と判断して、S200に移行し、送信異常が発生したことをマイコン10に通知する。
一方、S160にて、送信データTxDの積分値はしきい値以下(本実施形態では0)ではないと判断された場合と判断された場合には、S170に移行して、第1積分回路22及び第2積分回路24から取得した積分値(TxD積分値、RxD積分値)を比較し、S180にて、これら各積分値に差異があるか否か、具体的には、TxD積分値とRxD積分値との差が異常判定値(例えば0)よりも大きいか否かを判断する。
そして、TxD積分値とRxD積分値との差が異常判定値よりも大きい場合には、トランシーバ14から通信線4へ送信データTxDが正常に出力されなかった(つまり、送信異常が発生した)と判断して、S200に移行し、送信異常が発生したことをマイコン10に通知する。なお、S200で送信異常をマイコン10に通知した後は、再度S110に移行し、送信データTxDの送信が開始されるのを待つ。
また、逆に、S180にて、TxD積分値とRxD積分値との差が異常判定値以下であると判断された場合には、S190にて、データ送信は正常に行われたと判断し、再度S110に移行する。
以上説明したように、本実施形態の送信異常検出回路20においては、トランシーバ14に入力される送信イネーブル信号TxENがアクティブであるとき(つまり、データ送信時)、判定回路26が、第1積分回路22及び第2積分回路24を動作させて、トランシーバ14に入力される送信データTxD及びトランシーバ14から出力される受信データRxDの各信号を積分させる。
そして、このように各積分回路22、24を動作させると、トランシーバ14から通信線4への送信が正常に行われたときには、図3(a)に示すように、各積分回路22、24にて得られるTxD積分値、RxD積分値は一致するが、トランシーバ14から通信線4への送信に異常(図では送信データTxDのビット化け)が生じたときには、図3(b)に示すように、各積分回路22、24にて得られるTxD積分値、RxD積分値は異なる値になる。
そこで、本実施形態では、送信イネーブル信号TxENが非アクティブになると(つまり、データ送信が完了すると)、各積分回路22、24から積分値(TxD積分値、RxD積分値)を取得し、その取得した積分値(TxD積分値、RxD積分値)に差異があるか否かを判断することにより、送信データTxDの送信異常が発生したか否かを判断する。
このため、本実施形態によれば、送信データTxDと受信データRxDとをビット単位で比較することなく、送信を行うECU2側で、自己の送信異常を検出できることになり、送信速度を高くしても、送信異常を正確に判断することができる。
また、送信異常が発生した際には、通信線4に接続された他のECU(換言すれば通信装置)からの送信異常の通知を待つことなく、その旨を速やかに検出して、マイコン10に通知することができることから、マイコン10は、送信データTxDの再送信や送信異常に伴うフェールセーフ処理を、速やかに実行できる。
また、本実施形態では、判定回路26は、第1積分回路22から取得した積分値(TxD積分値)がしきい値以下であるときには、第2積分回路24から取得した積分値(RxD積分値)と比較することなく、送信異常が発生したと判断する。
このため、本実施形態の送信異常検出回路20によれば、通信制御手段としてのコントローラ12若しくはマイコン10に異常が生じ、コントローラ12から送信データTxDが出力されないときにも、送信異常を検出することができる。
なお、本実施形態において、送信異常検出回路20は、本発明の送信異常検出装置に相当し、第1積分回路22は、本発明の第1積分手段に相当し、第2積分回路24は、本発明の第2積分手段に相当し、判定回路26は、本発明の判定手段に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、判定回路26は、送信イネーブル信号TxENがアクティブになると、第1積分回路22及び第2積分回路24を動作させ、送信イネーブル信号TxENが非アクティブになると、第1積分回路22及び第2積分回路24の動作を停止させるものとして説明したが、トランシーバ14に送信データが入力されてから、その送信データに対応した受信データがトランシーバ14から出力されるまでには、トランシーバ14の動作時間分だけ時間(遅延時間)がかかる。
このため、判定回路26において、第1積分回路22及び第2積分回路24の積分動作を開始させる際(S120)、及び、第1積分回路22及び第2積分回路24の積分動作を停止させる際(S140)には、図4に示すように、第2積分回路24の積分開始タイミング及び動作停止タイミングを、第1積分回路22よりもトランシーバ14の遅延時間分だけ遅延させるようにしてもよい。
そして、このようにすれば、送信異常が発生していない場合に、トランシーバ14で生じる遅延時間によって、第1積分回路22及び第2積分回路24にて得られる積分値(TxD積分値、RxD積分値)にずれが生じるのを防止し、このずれによって送信異常が誤判定されるのを防止できる。
また次に、上記実施形態では、車両制御用のECUが自動車に配線された通信線4を介してデータ通信を行う通信システムについて説明したが、本発明は、こうした自動車用の通信システムに限らず、複数の通信装置が通信線を介してデータ通信を行う通信システムであれば、上記実施形態と同様に適用することができる。
実施形態の通信装置の構成を表すブロック図である。 判定回路による送信異常の判定手順を表すフローチャートである。 送信正常時の積分動作と送信異常時の積分動作とを比較して表す動作説明図である。 判定回路のよる積分動作の変形例を表す説明図である。
符号の説明
2…ECU、4…通信線、10…マイコン、12…コントローラ、14…トランシーバ、20…送信異常検出回路、22…積分回路、22…第1積分回路、24…第2積分回路、26…判定回路、RxD…受信データ、TxD…送信データ、TxEN…送信イネーブル信号。

Claims (5)

  1. 送信データを通信線へ出力すると共に、該通信線に流れる信号を受信データとして取り込むトランシーバと、該トランシーバを介して前記通信線に接続された他の通信装置との間でデータ通信を行う通信制御手段とを備えた通信装置において、
    当該通信装置から前記通信線への送信異常を検出する送信異常検出装置であって、
    前記通信制御手段から前記トランシーバへの送信データの伝送経路に接続され、該経路を流れる信号を積分する第1積分手段と、
    前記トランシーバから前記通信制御手段への受信データの出力経路に接続され、該経路を流れる信号を積分する第2積分手段と、
    前記各積分手段の積分値を比較し、両積分値の差が異常判定値よりも大きいときに、送信異常が発生したと判断する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする通信装置の送信異常検出装置。
  2. 前記トランシーバは、前記通信制御手段から入力される送信許可信号がアクティブであるときに、前記送信データを前記通信線へ出力するよう構成されており、
    前記判定手段は、前記送信許可信号がアクティブであるときに前記各積分手段を動作させ、その後、前記送信許可信号が非アクティブになると、前記各積分手段から積分値を取得して、送信異常を判定することを特徴とする請求項1に記載の通信装置の送信異常検出装置。
  3. 前記判定手段は、前記トランシーバに送信データが入力されてから該送信データに対応した受信データが前記トランシーバから出力されるまでの遅延時間分だけ、前記第2積分手段を動作させて積分値を取り込むまでの積分期間を、前記第1積分手段よりも遅延させることを特徴とする請求項2に記載の通信装置の送信異常検出装置。
  4. 前記判定手段は、前記第1積分手段による積分値が予め設定されたしきい値以下であるときにも、送信異常が発生したと判断することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の通信装置の送信異常検出装置。
  5. 前記判定手段は、送信異常が発生したと判断すると、前記通信制御手段に送信異常を通知することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の通信装置の送信異常検出装置。
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