JP4679956B2 - ネットワーク故障判定方法およびネットワーク制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、分散して配置された複数の計算機がネットワークによって接続されてなるネットワークシステムにおいて、計算機の故障かネットワークの故障かのいずれかを判断することができるネットワーク故障判定方法およびネットワーク制御方法に関するものである。
従来のネットワークシステムは複数の計算機をネットワーク(LAN)で接続したネットワーク分散システムの構成が主流である(例えば、非特許文献1参照)。
従来は、各計算機から送信されるデータの有無により各計算機単位の故障は判定していたが、ネットワーク自体の故障は判定していなかった。各計算機間では通信ネットワークを介したデータ連携(データアクセス・プログラム間通信など)が常時行われており、通信ネットワークの故障は系統制御システム全体の機能喪失に直結する重大な事象である。このため、ネットワークの故障は、その故障様相に関わらず確実に検出し、ネットワークの使用を停止(冗長構成の場合は別ネットワークヘの切り替えを実施)する必要がある。
堀内謙二・塚原研・有本雅昭著、「フリーソフトウェア活用による電力系統監視制御システムのソフトウェア生産環境改善」、電気学会全国大会発行、平成15年3月17日
従来のネットワーク故障判定方法は、ネットワークに接続される各計算機単位に測定期間もしくは所定回数通信が途絶えたことをもって故障と判定していた。この方式では各計算機毎の故障は検出できるもののネットワーク全体の故障や通信可・不可を繰り返すような不安定な通信状況(ハンチング現象)を検出することができないという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、各計算機単位の故障とネットワーク全体の故障を区別でき、さらに、ネットワークが通信可・不可を繰り返すような不安定な通信状況(ハンチング現象)を検出してそれに対応するネットワーク故障判定方法およびネットワーク制御方法を得ることを目的とする。
この発明は、分散して配置された複数の計算機がネットワークによって接続され各計算機はヘルスチェック信号を定期的にネットワークに送信するネットワークシステムにおいて、各計算機のヘルスチェック信号をネットワークを介して受信して、任意の期間においてヘルスチェック信号が受信できない各計算機の数が所定数より少ないとヘルスチェック信号が受信できない計算機の故障と判断し、ヘルスチェック信号を受信できない各計算機の数が所定数を超えるとネットワークの故障であると判断し、
上記ヘルスチェック信号を第1の所定期間以上連続して受信できない計算機は、上記第1の所定期間後の第2の所定期間において上記ヘルスチェック信号が受信できないものとして判断を行うものである。
この発明のネットワーク故障判定方法は、分散して配置された複数の計算機がネットワークによって接続され各計算機はヘルスチェック信号を定期的にネットワークに送信するネットワークシステムにおいて、各計算機のヘルスチェック信号をネットワークを介して受信して、任意の期間においてヘルスチェック信号が受信できない各計算機の数が所定数より少ないとヘルスチェック信号が受信できない計算機の故障と判断し、ヘルスチェック信号を受信できない各計算機の数が所定数を超えるとネットワークの故障であると判断し、
上記ヘルスチェック信号を第1の所定期間以上連続して受信できない計算機は、上記第1の所定期間後の第2の所定期間において上記ヘルスチェック信号が受信できないものとして判断を行うので、各計算機の故障かネットワークの故障かを容易に判断することができる。
実施の形態1.
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の形態1のネットワークシステムの構成を示すブロック図、図2および図3は図1に示したネットワークシステムの通信状態を示す通信状態管理テーブルである。図において、本願ネットワークシステムは第1のネットワーク1および第2のネットワーク2にて構成される多重化ネットワーク3であり、分散して配置された複数の計算機4、5、6、7、8、9、10、11が第1のネットワーク1および第2のネットワーク2にそれぞれ接続されている。尚、ここで言う各ネットワークとはHUB機器なども含み、各計算機4、5、6、7、8、9、10、11以外の部分を指すものである。
次に、上記のように構成された実施の形態1のネットワーク故障判定方法について図2および図3を交えながら説明する。まずここでは各計算機4、5、6、7、8、9、10、11は第1のネットワーク1を介してデータの送受信を行っているものとする。また、各計算機4、5、6、7、8、9、10、11は第1のネットワーク1に定期的にヘルスチェック信号を送信している。尚、このヘルスチェック信号とは通常の運転や制御などに伴う信号と異なり、各計算機の動作チェックを行うための信号である。次に、ここでは計算機H11におけるネットワーク故障判定方法について説明する。まず、計算機H11は第1のネットワーク1から他の各計算機4、5、6、7、8、9、10から送信されているヘルスチェック信号を受信して通信状態管理テーブルを作成する。
通信状態管理テーブルとは計算機H11が当該計算機H11の通信相手となる各計算機4、5、6、7、8、9、10との通信状態を示すものであり、横軸に期間をとり縦軸に各計算機4、5、6、7、8、9、10をとりヘルスチェック信号の受信の有無を示したテーブルである。そして、単位期間内(例えば、ヘルスチェック信号は定期的出力されるため、その定期的期間を単位期間としてもよい。また、定期的期間の2倍の期間を単位期間と設定してもよい。)に各計算機4、5、6、7、8、9、10からヘルスチェック信号を一度でも受信した場合には、状態を「○(通信可)」と判断し、相手計算機の停止やネットワーク障害等でデータを全く受信できなかった場合には、状態を「×(通信不可)」と判断して作成される。尚、この通信状態管理テーブルでは単位期間あたりを1コマとして示している。
そして、例えば図2に示すように通信状態管理テーブルが作成される。状態2は全計算機が通信可能な状態「○」を示しており、状態3は計算機B5が停止もしくはネットワーク障害が発生し、計算機B5とのみ通信ができない状態「×」を示している。そしてこの場合から、通信不可能な計算機は計算機B5の1台のみであり、かつ、任意の期間、例えば状態3からテーブルの3コマに相当する状態3aの期間までにおいて計算機B5のみが通信不可能であるため、ネットワークの故障とは判断せず、計算機B5のみの故障であると判断する。よって、第1のネットワーク1は正常であるため、第1のネットワーク1をそのまま使用してデータの送受信を行う制御を継続すると判断する。尚、計算機の故障の判断は、「×」の信号が任意の期間発生した場合に故障として判定するため、この任意の期間はネットワークシステムに応じて適宜設定する必要がある。また、計算機の故障として判断した場合には、外部にそのことを通知して該当計算機の修理または交換を行うなどの対処を容易に行うことができる。
次に、例えば図3に示すように通信状態管理テーブルが作成される。通常、通信状態が「×」となる理由は相手計算機が停止した、もしくは相手計算機に実装されているLANカード(もしくはケーブル類)に故障が発生したことが考えられる。本発明はこれらの通信状態が「×」となる確率に着目したものである。複数の計算機で同時期にこれらの故障が発生する確率は極めて低いことから、所定数(例えば、ここでは4台以上と設定する)の計算機との通信状態が「×」となった場合は、その要因が相手計算機の故障ではなく、相手計算機と自計算機とを接続する第1のネットワーク1自体に故障の原因が存在すると判断する。
具体的には図3において、状態4は計算機B5の1台とのみ通信できない状態を示しており、この状態ではまだ故障要因は相手計算機B5のみにあるものと判断している。次に、状態5では計算機B5、計算機D7、計算機E8、計算機G10の4台と通信できない状態となっており、かつこの期間が、任意の期間である例えば状態5からテーブルの2コマに相当する状態5aに相当する期間まで連続して発生している。このため、所定数以上の計算機との通信異常が任意の期間発生するということは、故障要因が第1のネットワーク1自体にある可能性が高いと判断する。そしてこのように第1のネットワーク1が故障であると判断されると、計算機H11は故障と判断された第1のネットワーク1と別の第2のネットワーク2を介してデータの送受信を行うよう制御する。
尚、以後は第2のネットワーク2においても上記第1のネットワーク1と同様にネットワーク故障判定方法およびネットワーク制御方法を行うことができるのは言うまでもない。また、ここでは計算機H11のみにおけるネットワーク故障判定方法およびネットワーク制御方法の例を示したが、他の計算機においても同様の判断がされ同様の結果が生じると考えられるため、他の計算機においても、第1のネットワーク1が故障であると判断され第2のネットワーク2においてデータの送受信を行うように制御される。また、このことは以下の実施の形態においても同様であるためその説明は適宜省略する。
上記のように構成された実施の形態1のネットワーク故障判定方法およびネットワーク制御方法によれば、各計算機のヘルスチェック信号を確認するのみにて各計算機の故障であるか、ネットワークの故障であるかを容易に判断することができる。また、それに応じて、多重化されたネットワークに接続されている場合は、故障と判断されていない別のネットワークを介してデータの送受信を行うことができるためシステムの安定化を図ることが可能となる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2におけるネットワーク故障判定方法の通信状態管理テーブルを示す図である。上記実施の形態1では通信状態(可・不可)を各計算機からヘルスチェック信号を一度でも受信したか否かのみで判定しているが、本実施の形態2では測定期間内の通信率を加味して故障を判定するものである。この場合、通信率を加味することにより、通信可・不可を繰り返し通信不可の状態が連続しないものの、通信が不安定な状況(いわゆる、ハンチング現象と呼ばれる現象)を、当該計算機の近傍におけるネットワークに障害が発生していると判断することが可能となる。
例えば図4(a)に示すように、上記実施の形態1と同様に通信状態管理テーブルが検出される。次に、測定期間(ここでは、テーブルの7コマ分を測定期間とする)における通信率を、○を100%、×を0%として、各計算機4、5、6、7、8、9、10においてそれぞれ算出する。次に、算出された各通信率が所定値より低いか否かを判断する。ここでは所定値を例えば70%として設定する。よって、計算機B5および計算機D7が所定値より低いと判断され、これらの計算機B5および計算機D7の近傍のネットワークに障害が発生していると判断し、測定期間における計算機B5および計算機D7の通信結果をすべて「×」として判断する。
そして、図4(b)に示すように、通信状態管理テーブルを図4(a)の状態から変換する。すなわち、計算機B5および計算機D7の通信結果が測定期間においてすべて「×」に変換される。そして、上記実施の形態1と同様に、状態6では計算機B5、計算機D7、計算機E8、計算機G10の4台と通信できない状態となって、連続したテーブルのコマである状態7においても計算機B5、計算機D7、計算機E8、計算機F9の4台と通信できない状態となって、所定数(ここでは4台以上と設定されている)以上の計算機との通信故障が、任意の期間である例えば2コマ分連続して発生しているため、故障要因が第1のネットワーク1自体にある可能性が高いと判断する。そしてこのように第1のネットワーク1が故障であると判断される。そして、計算機H11は故障と判断された第1のネットワーク1と別の第2のネットワーク2を介してデータの送受信を行うよう制御する。
例えば図4(a)のような通信状態管理テーブルの状態のままにて上記実施の形態1と同様の判断を行うと、状態6aのみにて計算機B5、計算機D7、計算機E8、計算機G10の4台と通信できない状態となっており、状態7aでは計算機D7、計算機E8、計算機F9の3台と通信できない状態となり、所定数以上の計算機との通信故障が任意の期間して発生していないため、第1のネットワーク1自体の故障ではないと判断されてしまう。実際には計算機B5および計算機D7近傍でハンチング現象が発生してネットワークが不安定になっており、このことを見逃すこととなる。
上記のように構成された実施の形態2のネットワーク故障判定方法およびネットワーク制御方法によれば、上記実施の形態1と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、さらに通信率を加味してネットワークの故障であるかを判断しているため、ネットワークの故障の判断をより一層強化することができる。さらにそれに応じて、多重化されたネットワークに接続されている場合は、故障と判断されていない別のネットワークを介してデータの送受信を行うことができるためシステムの安定化をさらに図ることが可能となる。
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3におけるネットワーク故障判定方法の通信状態管理テーブルを示す図である。上記各実施の形態では通信状態不可の計算機の数のみにてネットワークの故障を判定しているが、本実施の形態3では計算機全体の平均通信率を考慮に入れてネットワークの故障を判定する。
例えば図5に示すように、上記各実施の形態と同様に通信状態管理テーブルが検出される。次に、各計算機4、5、6、7、8、9、10の測定期間(ここでは、テーブルの7コマ分を測定期間とする)における通信率をそれぞれ算出する。次に、算出された各計算機4、5、6、7、8、9、10の通信率の平均通信率を算出する。次に、算出された平均通信率が平均所定値より低いか否かを判断する。ここでは平均所定値を78%として設定する。よって、この場合平均通信率は77.2%であるため平均所定値より低いと判断され、第1のネットワーク1に障害が発生していると判断する。そしてこのように第1のネットワーク1が故障であると判断されると、計算機H11は故障と判断された第1のネットワーク1と別の第2のネットワーク2を介してデータの送受信を行うよう制御する。尚、ここでは便宜上平均通信率のみにて判定を行っているが、上記実施の形態1の判断も合わせて実施することは言うまでもない。
例えば、図5に示すように通信状態管理テーブルが検出され上記実施の形態1と同様の判断のみを実施していた場合には、状態8のみにて計算機B5、計算機D7、計算機E8、計算機G10の4台と通信できない状態となって、他は4台より少ない計算機と通信できない状態となっているため、所定数以上の計算機との通信故障が任意の期間である例えば2コマ分連続して発生していないため、第1のネットワーク1自体の故障ではないと判断されてしまう。しかし、実際には全体的にハンチング現象が発生して、ネットワークが不安定になっており、このことを見逃すこととなる。
上記のように構成された実施の形態3のネットワーク故障判定方法およびネットワーク制御方法によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、さらに平均通信率によってもネットワークの故障を判断しているため、ネットワークの故障の判断をより一層強化することができる。さらにそれに応じて、多重化されたネットワークに接続されている場合は、故障と判断されていない別のネットワークを介してデータの送受信を行うことができるためシステムの安定化をさらに図ることが可能となる。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4におけるネットワーク故障判定方法の通信状態管理テーブルを示す図である。上記各実施の形態では通信状態をそのまま通信状態管理テーブルに表示する例を示したが、本実施の形態4においては、通信不可の計算機の「×」が所定数連続して検出された場合には一定期間通信不可能期間として復帰「○」とはしないようしてテーブルを作成する。
例えば図6(a)に示すように、上記各実施の形態と同様に通信状態管理テーブルが検出される。次に、通信不可「×」の状態が第1の所定期間以上連続すると第2の所定期間分は通信可「○」として判断されても通信不可「×」の状態として判断を行う。そして、ここでは例えば第1の所定期間を3コマ連続として、第2の所定期間を2コマ連続とする。よって、図6(a)の状態から変換され、図6(b)に示すような通信状態管理テーブルが得られる。すなわち、図6(a)において、計算機B5および計算機C6および計算機D7および計算機G10の通信結果は「×」が第1の所定期間以上に相当する3コマ連続したして受信した後の、その後の第2の所定期間に相当する2コマ分を「○」に復帰せず「×」とする。
そして、上記実施の形態1と同様に、状態9では計算機B5、計算機C6、計算機D7、計算機G10の4台と通信できない状態となって、連続した次のコマの状態10においても計算機B5、計算機C6、計算機D7、計算機G10の4台と通信できない状態となって、所定数(ここでは4台以上と設定されている)以上の計算機との通信故障が任意の期間である例えば2コマ分連続して発生しているため、故障要因が第1のネットワーク1自体にある可能性が高いと判断する。そしてこのように第1のネットワーク1が故障であると判断される。そして、計算機H11は故障と判断された第1のネットワーク1と別の第2のネットワーク2を介してデータの送受信を行うよう制御する。
例えば図6(a)のような通信状態管理テーブルの状態のままにて上記実施の形態1と同様の判断を行うと、状態9aのみにて計算機B5、計算機C6、計算機D7、計算機G10の4台と通信できない状態となっており、状態10aでは計算機C6、計算機D7、計算機G10の3台と通信できない状態となり、所定数以上の計算機との通信故障が任意の期間である例えば2コマ分連続して所定数の計算機の故障が発生していないため、第1のネットワーク1自体の故障ではないと判断されてしまう。実際には計算機B5近傍でハンチング現象が発生してネットワークが不安定になっており、このことを見逃すこととなる。
上記のように構成された実施の形態4のネットワーク故障判定方法およびネットワーク制御方法によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、さらに通信状態が不安定となっている通信結果に対して強制的に通信不可として例えばハンチング現象に対応してネットワークの故障を判断しているため、ネットワークの故障の判断をより一層強化することができる。さらにそれに応じて、多重化されたネットワークに接続されている場合は、故障と判断されていない別のネットワークを介してデータの送受信を行うことができるためシステムの安定化をさらに図ることが可能となる。
実施の形態5.
図7はこの発明の実施の形態5におけるネットワーク故障判定方法の通信状態管理テーブルを示す図である。上記各実施の形態では各計算機の運行スケジュールを考慮に入れずネットワークの故障を判定する例を示したが、本実施の形態5では各計算機の運行スケジュールを考慮に入れてネットワークの故障を判定する例について説明する。
例えば図7に示すように、上記各実施の形態と同様に通信状態管理テーブルが検出される。次に、各計算機4、5、6、7、8、9、10の内運行スケジュールが停止期間となると計算機、ここでは計算機E8が状態12から、計算機G10が状態11からそれぞれ停止期間となる。よって、この停止期間においてはこれら各計算機E8および計算機G10は故障判定に加味せずに行う。よって、上記実施の形態1と同様の判断を行うと、状態13のみにて計算機A4、計算機B5、計算機D7、計算機F9の4台と通信できない状態となっており、状態12では計算機B5、計算機D7の2台と通信できない状態となり、所定数(ここでは4台以上と設定されている)以上の計算機との通信故障が任意の期間である例えば2コマ分連続して発生していないため、第1のネットワーク1自体の故障ではないと判断する。但し、停止期間中の計算機が存在する場合には、停止期間中の計算機の数に応じて所定数の数を適宜変更する場合も考えられる。
例えば図7のような通信状態管理テーブルの状態のままにて上記実施の形態1と同様の判断を行うと、状態13にて計算機A4、計算機B5、計算機D7、計算機F9、計算機G10の5台と通信できない状態となっており、状態12では計算機B5、計算機D7、計算機E8、計算機G10の4台と通信できない状態となり、所定数以上の計算機との通信故障が任意の期間である例えば2コマ分連続して発生するため、第1のネットワーク1自体の故障ではないと判断されてしまう。実際には、計算機E8および計算機G10は停止期間中でネットワークの故障の判断に入れるべきではなく、計算機B5および計算機D7のみの不都合によることであり、過剰にネットワークの故障を判断してしまうこととなる。
上記のように構成された実施の形態5のネットワーク故障判定方法およびネットワーク制御方法によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、さらに計算機の点検(メンテナンス)や計画停止など予め故障が発生することが判明(予定)している計算機を故障判定対象から除外してネットワークの故障を判断しているため、ネットワークの故障の判断をより一層強化することができる。さらにそれに応じて、多重化されたネットワークに接続されている場合は、故障と判断されていない別のネットワークを介してデータの送受信を行うことができるためシステムの安定化をさらに図ることが可能となる。
尚、上記実施の形態2ないし上記実施の形態5においてはそれぞれのネットワーク故障判定方法およびネットワーク制御方法について説明したが、上記実施の形態2ないし上記実施の形態5を組み合わせて、ネットワークシステムのネットワーク故障判断方法およびネットワーク制御方法を行うようにしてもよいことは言うまでもなく同様の効果を得ることができる。
この発明の実施の形態1のネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 図1に示したネットワークシステムの通信状態管理テーブルを示す図ある。 図1に示したネットワークシステムの通信状態管理テーブルを示す図ある。 この発明の実施の形態2におけるを示すネットワーク故障判定方法の通信状態管理テーブルを示す図ある。 この発明の実施の形態3におけるを示すネットワーク故障判定方法の通信状態管理テーブルを示す図ある。 この発明の実施の形態4におけるを示すネットワーク故障判定方法の通信状態管理テーブルを示す図ある。 この発明の実施の形態5におけるを示すネットワーク故障判定方法の通信状態管理テーブルを示す図ある。
符号の説明
1 第1のネットワーク、2 第2のネットワーク、3 多重化ネットワーク、
4,5,6,7,8,9,10,11 計算機。

Claims (5)

  1. 分散して配置された複数の計算機がネットワークによって接続され上記各計算機はヘルスチェック信号を定期的に上記ネットワークに送信するネットワークシステムにおいて、上記各計算機の上記ヘルスチェック信号を上記ネットワークを介して受信して、任意の期間に上記ヘルスチェック信号が受信できない上記各計算機の数が所定数より少ないと上記ヘルスチェック信号が受信できない計算機の故障と判断し、上記ヘルスチェック信号を受信できない上記各計算機の数が上記所定数を超えると上記ネットワークの故障であると判断し、
    上記ヘルスチェック信号を第1の所定期間以上連続して受信できない計算機は、上記第1の所定期間後の第2の所定期間において上記ヘルスチェック信号が受信できないものとして判断を行うことを特徴とするネットワーク故障判定方法。
  2. 上記各計算機の測定期間内の上記ヘルスチェック信号の通信率をそれぞれ算出し、上記通信率が所定値より低い上記計算機は上記測定期間内における上記ヘルスチェック信号を受信できない計算機として判断を行うことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク故障判定方法。
  3. 上記各計算機の測定期間内の上記ヘルスチェック信号の通信率をそれぞれ算出し、上記各通信率の平均通信率を算出し、上記平均通信率が平均所定値より低いと上記ネットワークの故障であると判断することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワーク故障判定方法。
  4. 上記各計算機の運転スケジュールが停止期間となる計算機に対しては故障判定の対象から外すことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに1項に記載のネットワーク故障判定方法。
  5. 上記分散して配置された複数の計算機が多重化されたネットワークによって接続されているネットワークシステムにおいて、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のネットワーク故障判定方法において上記多重化されたネットワークの内いずれかのネットワークが故障である判断されると、上記各計算機が上記故障と判断されたネットワークと別のネットワークを介してデータの送受信を行うようにすることを特徴とするネットワーク制御方法。
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