JP2007028386A - シグナリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワークリソース利用効率を向上させ、且つ、正しい予備経路を自律的に設定可能なシグナリング装置を提供する。
【解決手段】 複数ノードで相互接続された2つのリングを通るパスをシグナリングにより設定するシグナリング装置において、ノードの各々は、ネットワーク内の各ノードのトポロジ情報を含むノード間接続情報テーブル(10)と、そのノード間接続情報テーブルの内容に基づいて自ノードがブランチ・ノードとなるかどうかを判定するブランチ・ノード判定部(6)を備えており、自ノードは現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、ブランチ・ノードであると判断された場合に、ノード間接続情報テーブル内の情報に基づいて予備パスの接続先ノードに対して予備パスのシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定することを特徴とするシグナリング装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のノードで相互接続された複数のリングを含むネットワークにおいて、シグナリングによりリングを通る現用パスを設定する際に、予備パスも同時に自律的に設定するためのシグナリング装置に関する。
SONET/SDHネットワークにおいて、シグナリングによりパスを設定する技術として、例えばGMPLSのRSVP-TE拡張 (RFC3473)がある。RSVP-TEを更に拡張し、リングの予備パスの設定も同時に自律的に行う技術として次のようなものがある。
(a)「ラベル割り当て方式」(平成17年3月31日出願の特許文献1)
(b) セグメント・リカバリのダイナミック・コントロール方式(segment recovery (draft-ietf-ccamp-gmpls-segment-recovery-01.txt)のdynamic control方式)
(a) の方式は、各リング内に存在しているノードのうちリング間を接続しているノードのペア情報を持ち、ドロップ・アンド・コンティニューにより、予備パスを設定する方式である。
(b)の方式は、自ノードがブランチであると判断した場合に、予備パスの経路計算を行い、予備パスのシグナリングを開始する方式である。
特願2005−102092 特開2003−23436 特開2003−101558 特開2000−236347
従来の(a)の方式であるラベル割り当て方式では、デュアル・トランスミット方式には対応しておらず、ドロップ・アンド・コンティニュー方式にしか対応していないので、ネットワーク構成や現用パスの経路によっては、デュアル・トランスミット方式の方が予備パスのネットワークリソースの利用効率が良い場合でもドロップ・アンド・コンティニュー方式で予備パスを設定しなければならず、予備パスのネットワークリソース利用効率が非常に悪いという課題があった。なお、デュアル・トランスミット方式とは現用パスがリングに入っていく最初のノード(アッド・ノード)で現用パスと予備パスに分岐する方式であり、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とは現用パスがあるリングからそれに隣接するリングにドロップするノードにおいて現用パスと予備パスを分岐する方式である。
また、従来の(b)の方式であるセグメント・リカバリのダイナミック・コントロール方式では、基本的にメッシュネットワークを対象とし、リングを意識していないので、どのノードでリング同士が接続されているかは不明であり、正しく動作するための予備経路を設定できないという課題があった。
本発明の目的は、複数のノードで相互接続された複数のリングを含むネットワークにおいて、シグナリングによりリングを通る現用パスを設定する際に、ネットワークリソース利用効率を向上させ、且つ、正しい予備経路を自律的に設定可能なシグナリング装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様により、ネットワークを構成する複数のノードで相互接続された2つのリングを通るパスをシグナリングにより設定するシグナリング装置において、ノードの各々は、ネットワーク内の各ノードがどのように接続されているかを示すトポロジ情報を含むノード間接続情報テーブルと、そのノード間接続情報テーブルの内容に基づいて自ノードがブランチ・ノードとなるかどうかを判定するブランチ・ノード判定部とを備えており、自ノードは現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、ブランチ・ノード判定部によりブランチ・ノードであると判断された場合に、ノード間接続情報テーブル内の情報に基づいて予備パスの接続先ノードに対して予備パスのシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定することを特徴とするシグナリング装置が提供される。
本発明の第2の態様によれば、2つのリングを通るパスは接続先のリングで終端されるパスであり、ノード間接続情報テーブルは、自ノードが属する自リング内のノードがどのように接続されているかを示す自リングトポロジ情報を含む自リング構成情報テーブルと、自リングが自リングに隣接するリング内のノードとどのように接続されているかを示すリング間接続情報を含むリング間接続情報テーブルとを備えており、ブランチ・ノード判定部は、自リング構成情報テーブルと、リング間接続情報テーブルとの内容に基づいて、予備パスを設定する。
本発明の第3の態様によれば、2つのリングを通るパスは接続先のリングで終端されないパスであり、ノード間接続情報テーブルは、自ノードが属する自リング内のノードがどのように接続されているかを示す自リングトポロジ情報を含む自リング構成情報テーブルと、自リングが自リングに隣接するリング内のノードとどのように接続されているかを示すリング間接続情報を含むリング間接続情報テーブルと、自リングに隣接するリング内のノードがどのように接続されているかを示す隣接リングトポロジ情報を含む隣接リング構成情報テーブルとを備えており、ブランチ・ノード判定部は、自リング構成情報テーブルと、リング間接続情報テーブルと、隣接リンク構成情報テーブルの内容に基づいて、予備パスを設定する。
本発明の第4の態様によれば、ノードの各々は、ブランチ・ノードから予備パス終端ノードまでの経路を計算する予備パス経路計算部を更に備え、現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、ブランチ・ノード判定部によりブランチ・ノードであると判断された場合、予備パス経路計算部により予備パスの経路のコストを計算し、最も安価な予備パスに対してシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定する。
本発明の第5の態様によれば、ブランチノード判定部は、自リングの始点ノードまたはアッド・ノードと、自リング内に存在し、自リングに隣接するリングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち現用パスの経路上にないノードまたは現用パスの経路上で始点ノードから遠い方のノードであるセカンダリ・ノードとの間と、自リング内に存在し、自リングに隣接するリングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうちセカンダリ・ノードでない方のノードであるプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードとの間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つの比較結果、及びポリシーのいずれか一方に基づいて、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択する。
本発明の第6の態様によれば、現用パスが自リングのプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードの両方を通過する場合は、ドロップ・アンド・コンティニュー方式を選択する。
本発明の第7の態様によれば、予備パス経路計算部は、接続先リングの相互接続ノードおよび接続先リングのドロップノード又は終端ノードの中で、現用パスの経路に含まれるものを候補として最短経路計算を行うことにより、予備パスの経路を決定する。
本発明の第8の態様によれば、リングはBLSR(Bi-Directional Line Switched Ring)であり、予備パス経路計算部は、接続先リングのドロップノード又は終端ノードと、接続先リング内に存在し、自リングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち現用パスの経路上にないノードまたは現用パスの経路上で終端ノードから遠い方のノードであるセカンダリ・ノードとの間と、接続先リング内に存在し、自リングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうちセカンダリ・ノードでない方のノードであるプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードとの間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つの比較結果、及びポリシーのいずれか一方に基づいて、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択する。
本発明の第9の態様によれば、リングはBLSR(Bi-Directional Line Switched Ring)であり、ブランチ・ノード判定部により自ノードがブランチ・ノードであると判断された場合に、自ノードに着信したデータをノード間接続情報テーブルの内容に応じてドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかの方式で自ノードに隣接するノードに転送する。
本発明の第10の態様によれば、ネットワークを構成する複数のノードで相互接続された2つのリングを通るパスをシグナリングにより設定するシグナリング方法において、ノードの各々に、ネットワーク内の各ノードがどのように接続されているかを示すトポロジ情報を含むノード間接続情報テーブルと、そのノード間接続情報テーブルの内容に基づいて自ノードがブランチノードとなるかどうかを判定するブランチノード判定部とを設け、自ノードは現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、ブランチノード判定部によりブランチノードであると判断された場合に、ノード間接続情報テーブル内の情報に基づいて予備パスの接続先ノードに対して予備パスのシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定することを特徴とするシグナリング方法が提供される。
本発明の第1の態様によれば、ノード間接続情報テーブル内の情報に基づいて予備パスの接続先ノードに対して予備パスのシグナリングを開始するようにしたので、複数のノードで相互接続された複数のリングを含むネットワークにおいて、シグナリングによりリングを通る現用パスを設定する際に、ネットワークリソース利用効率を向上させ、且つ、正しい予備経路を自律的に設定可能になる。
本発明の第2の態様によれば、接続先のリングで終端されるパスの場合は、ノード間接続情報テーブルは、自リング構成情報テーブルとリング間接続情報テーブルのみで済む。
本発明の第3の態様によれば、接続先のリングで終端されない場合は、ノード間接続情報テーブルは、自リング構成情報テーブルと、リング間接続情報テーブルと、隣接リング構成情報テーブルの内容に基づいて、ネットワークリソース利用効率を向上させ、且つ、正しい予備経路を自律的に設定可能になる。
本発明の第4の態様によれば、経路計算部により最も安価な予備パスを検出するので、ネットワークリソース利用効率を向上させることができる。
本発明の第5の態様によれば、始点ノードまたはアッド・ノードとセカンダリ・ノードとの間と、プライマリ・ノードとセカンダリ・ノードとの間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つの比較結果、及びポリシーのいずれか一方に基づいて、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択できるので、ネットワークリソース利用効率を向上させることができる。
本発明の第6の態様によれば、現用パスがプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードの両方を通過することが予め分かっている場合は、予備パスの設定方式としてドロップ・アンド・コンティニュー方式を選択することで、確実に正しい予備パスを設定できる。
本発明の第7の態様によれば、予備パスの候補を用いて最短経路計算を行うようにしたので一層確実にネットワークリソース利用効率を向上させることができる。
本発明の第8の態様によれば、リングがBLSRであった場合に、接続先リングのドロップ又は終端ノードと接続先リングのセカンダリ・ノードとの間と、接続先リングのプライマリ・ノードと接続先リングのセカンダリ・ノードとの間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つの比較結果、及びポリシーのいずれか一方に基づいて、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択できるので、ネットワークリソース利用効率を向上させることができる。
本発明の第9の態様によれば、第1の態様においてリングがBLSRの場合が実現される。
本発明の第10の態様によれば、ノード間接続情報テーブル内の情報に基づいて予備パスの接続先ノードに対して予備パスのシグナリングを開始するようにしたので、複数のノードで相互接続された複数のリングを含むネットワークにおいて、シグナリングによりリングを通る現用パスを設定する際に、ネットワークリソース利用効率を向上させ、且つ、正しい予備経路を自律的に設定可能な方法が提供される。
以下、本発明の実施の形態を図面により詳述する。
図1は本発明によるシグナリング装置を構成するノードの構成を示すブロック図である。同図において、1はネットワークを構成する複数のノードの一つである。ノード1は一つのリング内に複数存在しており、一つのリング内の複数のノードは2つのリングを相互接続している。本発明によるシグナリング装置は2つのリングを通るパスをシグナリングにより設定するものである。
図2は本発明によるシグナリング装置を構成するネットワークの一例を示す図である。同図において、リング1にはノード11,12,13,14,15が含まれており、リング2にはノード21,22,23,24,25が含まれており、リング3にはノード31,32,33,34,35が含まれている。リング1内のノード11は外部のノード01に接続されており、リング2内のノード21は外部のノード02に接続されており、リング3内のノード31には外部のノード03が接続されている。リング1内のノード12及び13の対はリング2内のノード22及び23の対に接続されている。リング1内のノード14及び15の対はリング3内のノード33及び32の対に接続されている。リング2内のノード24及び25の対はリング3内のノード34及び35の対に接続されている。
本実施例においては、ノード1は、ネットワーク内の各ノードがどのように接続されているかを示すトポロジ情報を含むノード間接続情報テーブル10と、そのノード間接続情報テーブル10の内容に基づいて自ノードがブランチ・ノードとなるかどうかを判定するブランチ・ノード判定部6を備えている。
そして、ノード1は現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、ブランチ・ノード判定部6によりブランチ・ノードであると判断された場合に、ノード間接続情報テーブル内10の情報に基づいて予備パスの接続先ノードに対して予備パスのシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定する。
本実施例では、2つのリングを通るパスは接続先のリングで終端されるパスである。この場合、ノード間接続情報テーブル10は、自ノードが属する自リング内のノードがどのように接続されているかを示す自リングトポロジ情報を含む自リング構成情報テーブル2と、自リングが自リングに隣接するリング内のノードとどのように接続されているかを示すリング間接情報を含むリング間接続情報テーブル3とを備えている。
この実施例2では、ブランチ・ノード判定部6は、自リング構成情報テーブル2と、リング間接続情報テーブル3との内容に基づいて、予備パスを設定する。
図3は図2に示したネットワークにおけるリング1内の自リング構成テーブル2の内容を示す図である。図示のように、リング1ではノード11,12,13,14,15がこの順に接続されている。
図4は図2におけるリング間接続情報テーブル3の内容を示す図である。図示のように、リング1とリング2との間の接続情報は12−22,13−23である。また、リング1とリング3との間の接続情報は14−33、15−32である。
本実施例では2つのリングを通るパスは接続先のリングで終端されないパスである。この場合、ノード間接続情報テーブル10は、自リング構成情報テーブル2と、リング間接続情報テーブル3に加えて、自リングに隣接するリング内のノードがどのように接続されているかを示す隣接リングトポロジ情報を含む隣接リング構成情報テーブル4(図1)も備えている。
図5は図2に示したネットワークおける隣接リング構成情報テーブル4の内容を示す図である。図示のように、リング1に隣接するリング2の構成情報は21−22−23−24−25であり、ノードがこの順番に接続されていることを示している。同様にリング1に隣接するリング3の構成情報は31−32−33−34−35であり、ノードがこの順番に接続されていることを示している。
この実施例3では、ブランチ・ノード判定部6は、自リング構成情報テーブル2と、リング間接続情報テーブル3と、隣接リング構成情報テーブル4の内容に基づいて、予備パスを設定する。
実施例2及び3における自リング構成情報テーブル2と、リング間接続情報テーブル3と、隣接リング構成情報テーブル4の内容は手動で入力するか、NMS(Network Management System)又はEMS(Element Management System)等のセンターから与えるか、あるいは何らかのプロトコルで広告する等の方法で各テーブルに与える。
この実施例4では、ノードの各々は、ブランチ・ノードから予備パス終端ノードまでの経路を計算する予備パス経路計算部7を更に備え、現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、ブランチ・ノード判定部6によりブランチ・ノードであると判断された場合、受信したメッセージと、テーブル2,3、及び4からの情報を用いて予備パス経路計算部7により予備パスの経路のコストを計算し、最も安価な予備パスに対してシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定する。
実施例1から4に共通に、メッセージ処理部5が各ノードに設けられており、受信メッセージを処理して送信メッセージとする。特に実施例4では、経路計算部7により計算された予備パスの経路情報を含む予備パス用メッセージがメッセージ処理部5から送信される。
本実施例5によれば、ブランチノード判定部6は、自リングの始点ノードまたはアッド・ノードと、自リング内に存在し、自リングに隣接するリングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち現用パスの経路上にないノードまたは現用パスの経路上で始点ノードから遠い方のノードであるセカンダリ・ノードとの間と、自リング内に存在し、自リングに隣接するリングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうちセカンダリ・ノードでない方のノードであるプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードとの間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つの比較結果、及びポリシーのいずれか一つに基づいて、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択する。
具体的には、図2において、始点ノードが11であり、11−12−22−21−02を通る現用パスを設定するとする。自リングに隣接するリングのノードに接続されるノードであって対をなすノードとは、リング1に隣接する例えばリング2のノード22,23に接続されるノード12,13のことをいう。この場合、リング1におけるプライマリ・ノードとはノード12であり、セカンダリ・ノードとはノード13である。したがって、ブランチノード判定部6は始点ノード11と、現用パスが通らないノード15、ノード14を経由して、セカンダリ・ノード13との間のホップ数、距離、未使用チャネル数、コストを計算し、また、プライマリ・ノード12とセカンダリ・ノード13の間のホップ数、距離、未使用チャネル数、コストを計算して、これらの計算値を比較し、ホップ数が少ないか、距離が短いか、未使用チャネル数が多いか、コストが安い経路を選択する。この結果、選択された経路はドロップ・アンド・コンティニュー方式であったり、デュアル・トランスミット方式であったりする。例えばこの場合、始点ノード11とセカンダリ・ノード13との間のホップ数は3であり、プライマリ・ノードとセカンダリ・ノードとの間のホップ数は1なので、プライマリ・ノードとセカンダリ・ノード間を予備経路として使用する。すなわちドロップ・アンド・コンティニュー方式を選択し、ノード12がブランチ・ノードとなる。これらの計算値に替えてあらかじめ定められたポリシーに基づいて、各リングにつきドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択するようにしてもよい。
上記実施例5において、現用パスが自リングのプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードの両方を通過する場合は、ドロップ・アンド・コンティニュー方式を選択する。
また、上記実施例5において、予備パス経路計算部7は、接続先リングの相互接続ノード及び接続先リングのドロップノード又は終端ノードの中で、現用パスの経路に含まれるものを候補として最短経路計算を行うことにより、予備パスの経路を決定する。具体的には、図2に示したネットワークにおいてノード11−12−22−21−02を通る現用パスを設定する場合、リング1の接続先リングであるリング2の接続ノード22、23及び接続先リング2のドロップノード、すなわちノード21、の中で、現用パスの経路に含まれるノード、すなわちノード22およびノード21を予備パスの経路候補として最短経路計算を行い、最短経路を予備パスとして決定する。ブランチ・ノードがノード12の場合、経路12−13−23−22が最短であり、予備パスとして決定される。
上記実施例4の場合において、リング1から3はそれぞれBLSR(Bi-Directional Line Switched Ring)であり、予備パス経路計算部7は、接続先リングのドロップノード又は終端ノードと、接続先リング内に存在し、自リングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち現用パスの経路上にないノードまたは現用パスの経路上で終端ノードから遠い方のノードであるセカンダリ・ノードとの間と、接続先リング内に存在し、自リングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうちセカンダリ・ノードでない方のノードであるプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードとの間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つの比較結果、及びポリシーのいずれか一つに基づいて、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択する。
具体的には図2のネットワークを構成する各リング1から3はそれぞれBLSRリングであって、ノード11−12−22−21−02を通る現用パスを設定するとする。リング1の接続先リング、リング2のドロップノード21と、接続先リング2内に存在し、自リング1のノード12、13に接続されるノード22,23の対のうち現用パスの経路上にないノードであるセカンダリ・ノード23との間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つを計算する。また、接続先リング2内に存在し、自リング1のノードに接続されるノードであって対をなすノード22,23のうちセカンダリ・ノード23でない方のノードであるプライマリ・ノード22とセカンダリ・ノード23との間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つを計算する。これらの計算値を比較し、ホップ数が少ないか、距離が短いか、未使用チャネル数が多いか、コストが安い経路を選択する。この結果、選択された経路はドロップ・アンド・コンティニュー方式であったり、デュアル・トランスミット方式であったりする。例えばこの場合、ドロップ・ノード21とセカンダリ・ノード23との間のホップ数は3であり、プライマリ・ノード22とセカンダリ・ノード23との間のホップ数は1なので、プライマリ・ノード21とセカンダリ・ノード23間を予備パスとして使用する。すなわちリング2ではドロップ・アンド・コンティニュー方式を選択する。ブランチ・ノードがノード12の場合、予備パスの経路は、12−13−23−22となる。これらの計算値に替えてあらかじめ定められたポリシーに基づいて、各リングにつきドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択するようにしてもよい。
本実施例9では、リングはBLSR(Bi-Directional Line Switched Ring)であり、ブランチ・ノード判定部6により例えばノード12がブランチ・ノードであると判断された場合に、ノード12に着信したデータをノード間接続情報テーブル10の内容に応じてドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかの方式で自ノードに隣接するノードに転送する。
図6は本実施例10により採用されるブランチ・ノード判定テーブルの一例を示す図である。同図において、60はノードAがブランチ・ノードになるかどうかを決定するブランチ・ノード判定テーブルであり、61はノードBがブランチ・ノードになるかどうかを決定するブランチ・ノード判定テーブルである。ブランチ・ノード判定テーブル60に示すように、ノードAについては、アッド・ノードがAでドロップ・ノードがBの場合はノードAはブランチノードではなく、アッド・ノードがAでドロップ・ノードがCの場合はノードAはブランチノードである。また、ブランチ・ノード判定テーブル61に示すように、ノードBについては、アッド・ノードがAでドロップ・ノードがBの場合はノードBはブランチノードではなく、アッド・ノードがDでドロップ・ノードがBの場合はノードBはブランチノードである。ノード間接続情報テーブル10は、ノードの各々が属するリング内で現用パスがアッド及びドロップされるノードの組み合わせに対して、自ノードがブランチするかしないかを予め設定して記憶する、図6に示すようなブランチ・ノード判定テーブル60、61を備えており、ブランチ・ノード判定部6はブランチ・ノード判定テーブル60、61に従って、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択する。
本実施例では、実施例7において、予備パス経路計算部7は、予備パスとしては、現用パスが通らない相互接続リンクを通る経路を選択するようにした。
本実施例では、複数のノードで相互接続された2つのBLSRリングを通るパスをシグナリングにより設定するネットワークにおいて、最初のリングのアッド・ノードにおいて、リング間を接続する方式を示すリング間接続方式情報をシグナリングメッセージに付加することを特徴とするシグナリング装置が提供される。
本実施例では、実施例12において、リング間接続方式情報として、デュアル・トランスミット方式かドロップ・コンティニュー方式かを示すフラグを、前記シグナリングメッセージに付加するようにした。
本実施例では、実施例12において、リング間接続方式情報として、ブランチ・ノードとなるノード情報を、シグナリングメッセージに付加するようにした。
本実施例では、実施例3において、ブランチ・ノードから予備パス終端ノードまでの経路を計算する予備パス経路計算部を更に備え、現用パス設定のためのシグナリングメッセージを受信した最初のリングのアッド又は始点ノードにおいて、ブランチ・ノードおよび予備パスの経路を計算し、シグナリングメッセージに予備パスの経路情報を付加するようにした。
以上に説明した実施例を図7から図12によりさらに詳細に説明する。
図7(a)から図7(d)は上記各実施例によるネットワークにおけるシグナリング動作の概要を例示して説明する図である。図7(a)から図7(d)に示した例においては、ingressノードはパスの始点ノードであり、リング1にはノードA,B,Cが存在しており、リング2にはノードD,E,Fが存在しており、egressはパスの終点である。ingressノードからは、現用パスの経路情報(ERO(Explicit Route Object))を含んだパスメッセージが送信される。パスメッセージを受信したリング内の各ノードは、このメッセージの処理をして次に転送すると共に、ブランチ・ノードとなるべきであると判断したノードは、予備パスのシグナリングを開始する。
図7(a)の場合は、ingressからの現用パスはリング1のアッドノードAを経てのBにおいてドロップ・アンド・コンティニュー方式で現用パスはリング2のノードDにドロップしリング1のノードCに予備パスがコンティニューしている。予備パスはノードCからリング2のノードEを経てのDにいたっている。リング2ではノードDにてドロップ・アンド・コンティニュー方式で現用パスと予備パスが結合されて、ノードFを経てegressに至っている。このように図7(a)の場合はドロップ・アンド・コンティニュー方式だけが予備パス形成に利用されているので、本願の先願である特願2005−102092に開示した方式である。この場合は、前述したように、ネットワーク構成や現用パスの経路によっては、予備パスのネットワークリソースの利用効率が悪いという課題があった。例えば、予備パスのルートであるノードBとノードCの間に多数のノードがある場合は、図7(a)のドロップ・アンド・コンティニュー方式ではそれらのノードを使用せざるを得ず、リソースの無駄な使用になってしまう。
図7(b)はリング1においてデュアル・トランスミット方式により予備パスが形成されており、リング2ではドロップ・アンド・コンティニュー方式が採用されている例である。すなわち、ingressからアッドノードAに着信した現用パスはノードAにおいて、ブランチ・ノード判定部6及び予備パス経路計算部7により、リング1はデュアル・トランスミット方式、リング2はドロップ・アンド・コンティニュー方式で予備パスを形成することが決定されている。こうして現用パスはノードA,B,D,Fを経由してegressに至っており、予備パスはノードA,C,E,Dを経由している。
図7(c)はリング1においてドロップ・アンド・コンティニュー方式が採用されており、リング2ではデュアル・トランスミット方式が採用されている例である。すなわち、ingressからアッドノードAに着信した現用パスはノードBにおいて、ブランチ・ノード判定部6及び予備パス経路計算部7により、リング1はドロップ・アンド・コンティニュー方式、リング2はデュアル・トランスミット方式で予備パスを形成するように決定されている。こうして現用パスはノードA,B,D,Fを経由してegressに至っており、予備パスはノードB,C,E,Fを経由している。
図7(d)はリング1及びリング2で共にデュアル・トランスミット方式を採用されている例である。すなわち、ingressからアッドノードAに着信した現用パスはノードAにおいて、ブランチ・ノード判定部6及び予備パス経路計算部7により、リング1はデュアル・トランスミット方式、リング2はデュアル・トランスミット方式で予備パスを形成するように決定されている。こうして現用パスはノードA,B,D,Fを経由してegressに至っており、予備パスはノードA,C,E,Fを経由している。
このように、本発明の各実施例により各ノードで予備パスの形成をドロップ・アンド・コンティニュー方式で行うかデュアル・トランスミット方式で行うかを決定するので、ネットワークリソース利用効率を向上させ、且つ、正しい予備経路を自律的に設定可能なシグナリング装置が提供される。
図8は図1に示したノードにおける処理の動作の概略の例を示すフローチャートである。同図において、ステップ81でメッセージ処理部5において現用パスのシグナリングメッセージを受信する。次いで、ステップ82で現用パスに対するシグナリングメッセージ処理を行い、次のノードへメッセージを送信する。この際、通過してきた経路の情報として自ノード情報をメッセージに加える。例えばRSVP-TEではRRO(Record Route Object)に情報を追加する。またブランチ・ノード判定部6へ現用パスメッセージ情報を渡す。
次いでステップ83で、ブランチ・ノード判定部6は、現用パスのメッセージ情報と、自リング構成情報テーブル2、リング間接続情報テーブル3、隣接リング構成情報テーブル4を用いて、自ノードがブランチ・ノードとなるかどうかを判定する。ブランチ・ノードとなる場合は、予備パス経路計算部7へ、現用パスのメッセージ情報を渡す。予備パス経路計算部7では、現用パスのメッセージ情報と、自リング構成情報テーブル2、リング間接続情報テーブル3、隣接リング構成情報テーブル4を用いて、予備パスの経路を計算し、メッセージ処理部5へ、現用パスのメッセージ情報と予備パスの経路情報を渡す。メッセージ処理部5では、予備パスのシグナリングメッセージを生成し、次のノードへメッセージを送信する。
図9は、ブランチ・ノード判定部6における動作例を説明するフローチャートである。同図において、まずステップ91にてノードが最初のアッドノードかどうかを判定する。ブランチ・ノードとなりうるのは、最初のアッドノード(第6図のノードA)あるいはプライマリのドロップ・ノード(第6図のノードB)である。
最初のアッドノードかどうかは、例えば、現用パスのERO(Explicit Route Object)/RRO(Record Route Object)と自リング構成情報テーブル2内の情報よりアッドノードであることが分かり、かつ現用パスのERO/RROとリング間接続情報テーブル3内の情報から二重帰属していないことにより判定できる。
ステップ91にて最初のアッド・ノードであると判定されると、ステップ92に進み、ブランチ・ノード判定部6は、例えば現用パスのEROと自リング構成情報テーブル2とリング間接続情報テーブル3内の情報から、現用パスがプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードの両方を通るか否かを判定する。現用パスがプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードの両方を通る場合は、ステップ93にて最初のアッド・ノードはブランチ・ノードにならないと判定される。
ステップ92にて現用パスがプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードの両方を通らないと判定されると、ステップ94に進み、ブランチ・ノード判定部6は、アッド・ノードとセカンダ・リノードとの間のコストと、プライマリノードとセカンダリノードとの間のコストとを比較する。アッドノードとセカンダリノードとの間のコストが大きくなければ、ステップ95にてアッドノードがブランチ・ノードと判定する。この場合コストは、例えば、ノード間のホップ数、距離、未使用チャネル数等でもよい。これらの値は図1に示したコスト情報テーブル8に格納されている。またポリシーにより、例えばそのリングではドロップ・アンド・コンティニュー方式を用いるなどと決められている場合には、それに従うこともある。
ステップ91の判定で最初のアッド・ノードではないと判定するとステップ96に進み、そのノードがプライマリのドロップ・ノードかどうかを判定する。プライマリのドロップ・ノードかどうかは、例えば現用パスのERO/RROと自リング構成情報テーブル2内の情報からドロップ・ノードと分かり、かつリング間接続ノードのペアとなるノードが現用パスのRROに含まれていないことにより判定できる。
ステップ96にてプライマリのドロップ・ノードと判定されると、ステップ97に進み現用経路がセカンダリ・ノードを含んでいるかを判定し、含んでいなければステップ98にて、ステップ94と同じ比較動作をする。
ステップ97の判定で現用経路がセカンダリ・ノードを含んでいると判定した場合、及びステップ98の判定でアッド・ノードとセカンダリ・ノードとの間のコストがプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードとの間のコストより大きいの場合は、ステップ95にてブランチ・ノードであると判定する。現用経路がセカンダリ・ノードを含んでいるかどうかは、例えば現用パスのEROにリング間接続ノードのペアとなるノードが含まれているかどうかで判定できる。
ステップ96にてプライマリのドロップ・ノードでないと判定された場合、及びステップ98にて、アッド・ノードとセカンダリ・ノードとの間のコストがプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードとの間のコストより大きくないと判定された場合は、ステップ99にてブランチ・ノードでないと判定する。
例えば現用パスのEROにペアとなるノードが含まれていれば、プライマリのドロップ・ノードがブランチ・ノードとなる。そうでなければ、アッド・ノードとセカンダリ・ノードとの間のコストと、プライマリ・ノードとセカンダリノードとの間のコストとを比較し、アッドノードとセカンダリ・ノードとの間のコストが大きければ、プライマリのドロップ・ノードがブランチ・ノードとなる。
ブランチ・ノード判定部6でブランチ・ノードと判定された場合、予備パス経路計算部7に現用パスのメッセージ情報を渡す。予備パス経路計算部7では、次のようにして予備パスの経路を計算する。まず、現用パスの経路のパターンにより、予備パスの終点となるノードの候補は、次のリングのプライマリ・ノードとセカンダリ・ノードおよび次のリングで現用パスがドロップまたは終端されているノードの内、現用パスが通過するノードである。
図10はリングの構成の一例を示す図である。例えば第10図(a)では、ノードD,Fが予備パスの終点となるノードの候補となり、第10図(b)では、ノードE、Fが予備パスの終点となるノードの候補となる。予備パス経路計算部7では、現用パスのメッセージ情報と、自リング構成情報テーブル2、リング間接続情報テーブル3、隣接リング構成情報テーブル4を用いて、予備パスの終点となるノードの候補となるノードを選択する。実施例2の場合のように、現用パスがリングで終端される場合には、隣接リング構成情報テーブル4が無くても、予備パスの終端ノード候補が決定できる。そして自ノードからそれぞれの候補ノードまで、現用パスとリンク・ディスジョイントな最短経路を計算し、その中で最短のものが予備パスとなる。この予備経路情報を受け取ったメッセージ処理部5は、予備パスのシグナリングメッセージを生成し、メッセージを次のノードへ送信する。
図11は実施例13によるノードの一つの動作を説明するフローチャートである。同図において、ステップ1100でノード1のメッセージ処理部5は現用パスシグナリングメッセージを受信する。次いでブランチノード判定部6はステップ1101から1104の動作をする。即ち、ステップ1101にて最初のアッド・ノードかを判定し、否であればステップ1102にて自ノードがプライマリのドロップ・ノードで且つメッセージに付加されているフラグがドロップ・アンド・コンティニュー方式であるかを判定する。また、ステップ1101の判定で最初のアッド・ノードであると判定されるとステップ1103に進み、ブランチノードを計算し、ステップ1104にて自ノードがブランチ・ノードであるか否かを判定する。
ステップ1102の判定でイエスであれば、ステップ1105にて予備パス経路計算部7は予備パス経路の計算をし、ステップ1106にてメッセージ処理部5は現用パスシグナリングメッセージの処理及び送信を行う。次いでステップ1107にてメッセージ処理部5は予備パスシグナリングメッセージの生成及び送信を行う。
ステップ1102の判定で否であればステップ1108にてメッセージ処理部5は現用パスシグナリングメッセージの処理及び送信を行う。
ステップ1104の判定で自ノードがブランチノードであると判定された場合は、ステップ1109に進み、予備パス経路計算部7は予備パス経路計算を行い、ステップ1110にてメッセージ処理部5は現用パスシグナリングメッセージの庶路及び送信を行う。次いでステップ1111にてメッセージ処理部5は予備パスシグナリングメッセージの生成及び送信を行う。
ステップ1104の判定で否であればステップ1112にてメッセージに接続方式情報であるフラグを付加し、ステップ1113にてメッセージ処理部5は予備パスシグナリングメッセージの生成及び送信を行う。
図12は実施例14によるノードの一つの動作を説明するフローチャートである。
図12において、図11と異なるところは、図11におけるステップ1102の判断に替えて図12ではステップ1202にて接続方式情報(ブランチノード情報)が自ノードを示しているか否かを判断していること、及び図11のステップ1112に替えて図12ではステップ1212にてメッセージ接続方式情報(ブランチノード情報)をメッセージに付加していることであり、他の動作は図11と同じなのでここでは説明を省略する。
(付記1)
ネットワークを構成する複数のノードで相互接続された2つのリングを通るパスをシグナリングにより設定するシグナリング装置において、前記ノードの各々は、
前記ネットワーク内の各ノードがどのように接続されているかを示すトポロジ情報を含むノード間接続情報テーブルと、該ノード間接続情報テーブルの内容に基づいて自ノードがブランチ・ノードとなるかどうかを判定するブランチ・ノード判定部とを備えており、
前記自ノードは現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、前記ブランチ・ノード判定部によりブランチ・ノードであると判断された場合に、前記ノード間接続情報テーブル内の情報に基づいて予備パスの接続先ノードに対して予備パスのシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定することを特徴とするシグナリング装置。
(付記2)
前記2つのリングを通るパスは接続先のリングで終端されるパスであり、
前記ノード間接続情報テーブルは、前記自ノードが属する自リング内のノードがどのように接続されているかを示す自リングトポロジ情報を含む自リング構成情報テーブルと、前記自リングが前記自リングに隣接するリング内のノードとどのように接続されているかを示すリング間接情報を含むリング間接続情報テーブルとを備えており、
前記ブランチ・ノード判定部は、前記自リング構成情報テーブルと、前記リング間接続情報テーブルとの内容に基づいて、前記予備パスを設定することを特徴とする、付記1に記載のシグナリング装置。
(付記3)
前記2つのリングを通るパスは接続先のリングで終端されないパスであり、
前記ノード間接続情報テーブルは、前記自ノードが属する自リング内のノードがどのように接続されているかを示す自リングトポロジ情報を含む自リング構成情報テーブルと、前記自リングが前記自リングに隣接するリング内のノードとどのように接続されているかを示すリング間接続情報を含むリング間接続情報テーブルと、前記自リングに隣接するリング内のノードがどのように接続されているかを示す隣接リングトポロジ情報を含む隣接リング構成情報テーブルとを備えており、
前記ブランチ・ノード判定部は、前記自リング構成情報テーブルと、前記リング間接続情報テーブルと、前記隣接リンク構成情報テーブルの内容に基づいて、前記予備パスを設定することを特徴とする、付記1に記載のシグナリング装置。
(付記4)
前記ノードの各々は、ブランチ・ノードから予備パス終端ノードまでの経路を計算する予備パス経路計算部を更に備え、
現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、前記ブランチ・ノード判定部によりブランチ・ノードであると判断された場合、前記予備パス経路計算部により予備パスの経路のコストを計算し、最も安価な予備パスに対してシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定することを特徴とする付記1のシグナリング装置。
(付記5)
前記リングはBLSR(Bi-Directional Line Switched Ring)であり、前記ブランチノード判定部は、前記自リングの始点ノードまたはアッド・ノードと、前記自リング内に存在し、前記自リングに隣接するリングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち現用パスの経路上にないノードまたは現用パスの経路上で前記始点ノードから遠い方のノードであるセカンダリ・ノードとの間と、前記自リング内に存在し、前記自リングに隣接するリングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち前記セカンダリ・ノードでない方のノードであるプライマリ・ノードと前記セカンダリ・ノードとの間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つの比較結果、及びポリシーのいずれか一方に基づいて、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択することを特徴とする、付記4に記載のシグナリング装置。
(付記6)
前記現用パスが前記自リングの前記プライマリ・ノードと前記セカンダリ・ノードの両方を通過する場合は、前記ドロップ・アンド・コンティニュー方式を選択することを特徴とする付記5に記載のシグナリング装置。
(付記7)
前記予備パス経路計算部は、接続先リングの相互接続ノードおよび接続先リングのドロップノード又は終端ノードの中で、前記現用パスの経路に含まれるものを予備パスの終点の候補として最短経路計算を行うことにより、予備パスの経路を決定することを特徴とする、付記4に記載のシグナリング装置。
(付記8)
前記リングはBLSR(Bi-Directional Line Switched Ring)であり、前記予備パス経路計算部は、接続先リングのドロップノード又は終端ノードと、前記接続先リング内に存在し、自リングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち現用パスの経路上にないノードまたは現用パスの経路上で前記終端ノードから遠い方のノードであるセカンダリ・ノードとの間と、前記接続先リング内に存在し、自リングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち前記セカンダリ・ノードでない方のノードであるプライマリ・ノードと前記セカンダリ・ノードとの間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つの比較結果、及びポリシーのいずれか一方に基づいて、前記ドロップ・アンド・コンティニュー方式と前記デュアル・トランスミット方式のいずれかを選択することを特徴とする、付記4に記載のシグナリング装置。
(付記9)
前記リングはBLSR(Bi-Directional Line Switched Ring)であり、前記ブランチ・ノード判定部により前記自ノードがブランチ・ノードであると判断された場合に、前記自ノードに着信したデータを前記ノード間接続情報テーブルの内容に応じてドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかの方式で前記自ノードに隣接するノードに転送することを特徴とする、付記1に記載のシグナリング装置。
(付記10)
前記ノード間接続情報テーブルは、前記ノードの各々が属するリング内で現用パスがアッド及びドロップされるノードの組み合わせに対して、前記自ノードがブランチするかしないかを予め設定して記憶するブランチ・ノード判定テーブルを備えており、前記ブランチ・ノード判定部は前記ブランチ・ノード判定テーブルに従って、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択することを特徴とする、付記1に記載のシグナリング装置。
(付記11)
予備パス経路計算部は、前記予備パスとしては、前記現用パスが通らない相互接続リンクを通る経路を選択するようにした、付記7に記載のシグナリング装置。
(付記12)
複数のノードで相互接続された2つのBLSRリングを通るパスをシグナリングにより設定するネットワークにおいて、
最初のリングのアッド・ノードにおいて、リング間を接続する方式を示すリング間接続方式情報をシグナリングメッセージに付加することを特徴とするシグナリング装置。
(付記13)
前記リング間接続方式情報として、デュアル・トランスミット方式かドロップ・アンド・コンティニュー方式かを示すフラグを、前記シグナリングメッセージに付加することを特徴とする、付記12に記載のシグナリング装置。
(付記14)
前記リング間接続方式情報として、ブランチ・ノードとなるノード情報を、前記シグナリングメッセージに付加することを特徴とする、付記12に記載のシグナリング装置。
(付記15)
ブランチ・ノードから予備パス終端ノードまでの経路を計算する予備パス経路計算部を更に備え、
現用パス設定のためのシグナリングメッセージを受信した最初のリングのアッド又は始点ノードにおいて、ブランチ・ノードおよび予備パスの経路を計算し、シグナリングメッセージに予備パスの経路情報を付加することを特徴とする、付記3に記載のシグナリング装置。
(付記16)
ネットワークを構成する複数のノードで相互接続された2つのリングを通るパスをシグナリングにより設定するシグナリング方法において、前記ノードの各々に、
前記ネットワーク内の各ノードがどのように接続されているかを示すトポロジ情報を含むノード間接続情報テーブルと、該ノード間接続情報テーブルの内容に基づいて自ノードがブランチノードとなるかどうかを判定するブランチノード判定部とを設け、
前記自ノードは現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、前記ブランチノード判定部によりブランチノードであると判断された場合に、前記ノード間接続情報テーブル内の情報に基づいて予備パスの接続先ノードに対して予備パスのシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定することを特徴とするシグナリング方法。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式を適切に選択したリソース利用効率の良い予備パスを設定することが出来る。
本発明によるシグナリング装置を構成するノードの構成を示すブロック図である。 本発明によるシグナリング装置を構成するネットワークの一例を示す図である。 図2に示したネットワークにおけるリング1内の自リング構成テーブル2の内容を示す図である。 図2におけるリング間接続情報テーブル3の内容を示す図である。 図2に示したネットワークおける隣接リング構成情報テーブル4の内容を示す図である。 本実施例10により採用されるブランチ・ノード判定テーブルの一例を示す図である。 a)から(d)は各実施例によるネットワークにおけるシグナリング動作の概要を例示して説明する図である。 図1に示したノードにおける処理の動作の概略の例を示すフローチャートである。 ブランチ・ノード判定部6における動作例を説明するフローチャートである。 リングの構成の一例を示す図である。 実施例13によるノードの一つの動作を説明するフローチャートである。 実施例14によるノードの一つの動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ノード
2 自リング構成テーブル
3 リング間接続情報テーブル
4 隣接リング構成情報テーブル
5 メッセージ処理部
6 ブランチノード判定部
7 予備パス経路計算部
8 コスト情報テーブル
10 ノード間接続情報テーブル

Claims (10)

  1. ネットワークを構成する複数のノードで相互接続された2つのリングを通るパスをシグナリングにより設定するシグナリング装置において、前記ノードの各々は、
    前記ネットワーク内の各ノードがどのように接続されているかを示すトポロジ情報を含むノード間接続情報テーブルと、該ノード間接続情報テーブルの内容に基づいて自ノードがブランチノードとなるかどうかを判定するブランチノード判定部とを備えており、
    前記自ノードは現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、前記ブランチノード判定部によりブランチノードであると判断された場合に、前記ノード間接続情報テーブル内の情報に基づいて予備パスの接続先ノードに対して予備パスのシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定することを特徴とするシグナリング装置。
  2. 前記2つのリングを通るパスは接続先のリングで終端されるパスであり、
    前記ノード間接続情報テーブルは、前記自ノードが属する自リング内のノードがどのように接続されているかを示す自リングトポロジ情報を含む自リング構成情報テーブルと、前記自リングが前記自リングに隣接するリング内のノードとどのように接続されているかを示すリング間接情報を含むリング間接続情報テーブルとを備えており、
    前記ブランチノード判定部は、前記自リング構成情報テーブルと、前記リング間接続情報テーブルとの内容に基づいて、前記予備パスを設定することを特徴とする、請求項1に記載のシグナリング装置。
  3. 前記2つのリングを通るパスは接続先のリングで終端されないパスであり、
    前記ノード間接続情報テーブルは、前記自ノードが属する自リング内のノードがどのように接続されているかを示す自リングトポロジ情報を含む自リング構成情報テーブルと、前記自リングが前記自リングに隣接するリング内のノードとどのように接続されているかを示すリング間接続情報を含むリング間接続情報テーブルと、前記自リングに隣接するリング内のノードがどのように接続されているかを示す隣接リングトポロジ情報を含む隣接リング構成情報テーブルとを備えており、
    前記ブランチノード判定部は、前記自リング構成情報テーブルと、前記リング間接続情報テーブルと、前記隣接リンク構成情報テーブルの内容に基づいて、前記予備パスを設定することを特徴とする、請求項1に記載のシグナリング装置。
  4. 前記ノードの各々は、ブランチノードから予備パス終端ノードまでの経路を計算する予備パス経路計算部を更に備え、
    現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、前記ブランチノード判定部によりブランチノードであると判断された場合、前記予備パス経路計算部により予備パスの経路のコストを計算し、最も安価な予備パスに対してシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定することを特徴とする請求項1に記載のシグナリング装置。
  5. 前記リングはBLSR(Bi-Directional Line Switched Ring)であり、前記ブランチノード判定部は、前記自リングの始点ノードまたはアッド・ノードと、前記自リング内に存在し、前記自リングに隣接するリングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち現用パスの経路上にないノードまたは現用パスの経路上で前記始点ノードから遠い方のノードであるセカンダリ・ノードとの間と、前記自リング内に存在し、前記自リングに隣接するリングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち前記セカンダリ・ノードでない方のノードであるプライマリ・ノードと前記セカンダリ・ノードとの間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つの比較結果、及びポリシーのいずれか一方に基づいて、ドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかを選択することを特徴とする、請求項4に記載のシグナリング装置。
  6. 前記現用パスが前記自リングの前記プライマリ・ノードと前記セカンダリ・ノードの両方を通過する場合は、前記ドロップ・アンド・コンティニュー方式を選択することを特徴とする請求項5に記載のシグナリング装置。
  7. 前記予備パス経路計算部は、接続先リングの相互接続ノードおよび接続先リングのドロップノード又は終端ノードの中で、前記現用パスの経路に含まれるものを予備パスの終点の候補として最短経路計算を行うことにより、予備パスの経路を決定することを特徴とする、請求項4に記載のシグナリング装置。
  8. 前記リングはBLSR(Bi-Directional Line Switched Ring)であり、前記予備パス経路計算部は、接続先リングのドロップノード又は終端ノードと、前記接続先リング内に存在し、自リングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち現用パスの経路上にないノードまたは現用パスの経路上で前記終端ノードから遠い方のノードであるセカンダリ・ノードとの間と、前記接続先リング内に存在し、自リングのノードに接続されるノードであって対をなすノードのうち前記セカンダリ・ノードでない方のノードであるプライマリ・ノードと前記セカンダリ・ノードとの間のホップ数、距離、未使用チャネル数、及びコストの少なくとも一つの比較結果、及びポリシーのいずれか一方に基づいて、前記ドロップ・アンド・コンティニュー方式と前記デュアル・トランスミット方式のいずれかを選択することを特徴とする、請求項4に記載のシグナリング装置。
  9. 前記リングはBLSR(Bi-Directional Line Switched Ring)であり、前記ブランチノード判定部により前記自ノードがブランチノードであると判断された場合に、前記自ノードに着信したデータを前記ノード間接続情報テーブルの内容に応じてドロップ・アンド・コンティニュー方式とデュアル・トランスミット方式のいずれかの方式で前記自ノードに隣接するノードに転送することを特徴とする、請求項1に記載のシグナリング装置。
  10. ネットワークを構成する複数のノードで相互接続された2つのリングを通るパスをシグナリングにより設定するシグナリング方法において、前記ノードの各々に、
    前記ネットワーク内の各ノードがどのように接続されているかを示すトポロジ情報を含むノード間接続情報テーブルと、該ノード間接続情報テーブルの内容に基づいて自ノードがブランチノードとなるかどうかを判定するブランチノード判定部とを設け、
    前記自ノードは現用パス設定のためのシグナリングメッセージの受信時に、前記ブランチノード判定部によりブランチノードであると判断された場合に、前記ノード間接続情報テーブル内の情報に基づいて予備パスの接続先ノードに対して予備パスのシグナリングを開始することにより、自律的に予備パスを設定することを特徴とするシグナリング方法。
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