JP2003224586A - 二重リングネットワークにおける折り返しプロテクションのためのシグナリング方式 - Google Patents

二重リングネットワークにおける折り返しプロテクションのためのシグナリング方式

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JP2003224586A JP2002020578A JP2002020578A JP2003224586A JP 2003224586 A JP2003224586 A JP 2003224586A JP 2002020578 A JP2002020578 A JP 2002020578A JP 2002020578 A JP2002020578 A JP 2002020578A JP 2003224586 A JP2003224586 A JP 2003224586A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 網構成として二重リング網を含むMPLS網
において、1回のシグナリングで現用経路、折り返し経
路、及び、予備経路の確立を行い、障害発生時にはノー
ドで折り返し経路及び予備経路に切り替えて転送を維持
する。 【解決手段】 二重リング網上の所定の始端ノード装置
から終端ノード装置までの間に、所定のルーティング処
理により互いにリンクの重複しない現用経路と予備経路
が選択された状態で、始端ノード装置から発行する1回
のシグナリングにおいて、現用経路上で、終端ノード装
置との間で、経路設定メッセージの受け渡しにより現用
経路及び折り返し経路のラベル設定が行われ、始端ノー
ド装置にシグナリングが戻ると、次に予備経路上で、終
端ノード装置との間で、経路設定メッセージの受け渡し
により予備経路のラベル設定が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPLSのための
シグナリング方式に関し、特に、二重リングネットワー
クにおける折り返しプロテクションのためのシグナリン
グ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】MPLS(Multi-Protocol Label Switc
hing)という通信方式がある。これは、MPLSネット
ワーク内でパケットに対してラベルを割り当ててラベル
値に基づき高速転送を行うという概念の通信方式であ
る。
【0003】MPLS機能を持つノード装置(ルータや
スイッチ)からなるMPLSネットワークにおいて、他
網との境界に位置するエッジノード装置では、他網(I
Pネットワークなど)とのパケットの送受信に先立って
オペレータなどの指示により、パケット転送経路上の各
MPLSノード装置との間でシグナリングを行って上記
パケットに対するラベル値の割り当て(つまり転送テー
ブルの作成)を行わせる。各MPLSノード装置におけ
るラベル値割り当てが完了すると、エッジノード装置
は、パケットにラベル情報を付加して転送を開始する。
各MPLSノード装置では、受信パケットについてラベ
ル値を参照し転送テーブルに基づきラベル値を書き換え
て次ホップノード装置への転送を行う。MPLSネット
ワーク内の転送経路の終端のエッジノード装置では、パ
ケットについてラベル情報を破棄して外部網へ転送す
る。設定ラベル値は、各MPLSノード装置内で一意に
定まればよい。
【0004】ラベルに基づくパケット転送を行うMPL
Sノード装置を二重リング網上に配置する。この二重リ
ング網及びこの網に接続される他のMPLSノード装置
からなる網(これを以下、MPLS網と呼ぶ)を考え
る。このMPLS網において、指定された始端エッジノ
ード装置(外部網からのパケット受信ノード)から終端
エッジノード装置(外部網へのパケット送出ノード)ま
での間に、シグナリングによって、二重リング網上にお
いてリンク(データリンク)が重ならない2本の経路
(現用経路とその予備経路)を確保することにより、二
重リング網上でノード装置またはノード装置間のリンク
に障害が発生した場合にも予備経路に切り替えて転送を
行うことができる。
【0005】MPLS網において上記のような2本の経
路を確保するための方法として、手動で各ノード装置に
経路情報設定を行って2本の経路を確保することが考え
られる。しかし、この方法では、経路変更の発生の度に
大きな手間がかかるし、また網構成ノード数が増加して
も大幅に手間が増えてしまう。また、従来のMPLSで
のシグナリングの場合、1回のシグナリング単位で1つ
の経路しか設定できない。また、2回シグナリングを実
行すれば現用経路に加えて予備経路を設定することが可
能であるが、現用経路についての折り返し経路を設定す
ることはできない。
【0006】ここで折り返し経路とは、二重リング網に
おいて、現用経路でのパケット転送中に経路上で障害が
発生した場合に、ノード装置で流れを折り返して始端ノ
ード(二重リング網上で転送を開始したノード)方向に
返すような経路のことを指す。従来のMPLSの場合だ
と、障害発生の場合、ノード装置は、始端ノード(二重
リング網上での転送開始ノード)に障害通知を行って経
路の再確立を行わせるなどの対応処理をしていたので、
高速転送を維持することはできなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点に鑑みてなされたものであり、網構成として二重リン
グ網を含むMPLS網において、1回のシグナリングで
現用経路、折り返し経路、及び、予備経路の確立を行う
ことができ、障害発生時にはノードで折り返し経路及び
予備経路に切り替えて転送を維持することのできるシグ
ナリング方式を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、MPLSパケットの転送
を行うノード装置が配置された二重リング網上における
折り返しプロテクションの確立のためのシグナリング方
式であって、二重リング網上の所定の始端ノード装置か
ら終端ノード装置までの間に、所定のルーティング処理
により互いにリンクの重複しない現用経路と予備経路が
選択された状態で、始端ノード装置から発行する1回の
シグナリングにおいて、現用経路上で、終端ノード装置
との間で、経路設定メッセージの受け渡しにより現用経
路及び折り返し経路のラベル設定が行われ、始端ノード
装置にシグナリングが戻ると、次に予備経路上で、終端
ノード装置との間で、経路設定メッセージの受け渡しに
より予備経路のラベル設定が行われることを特徴として
いる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、リンクあるいはノードでの障害発生時、障
害発生場所の最近にあるノード装置は、障害を検出する
と、転送経路を現用経路から折り返し経路あるいは予備
経路に切り替えて転送を維持することを特徴としてい
る。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載の発明において、現用経路及び折り返し経路のラ
ベル設定処理において、始端ノード装置から終端ノード
装置までのメッセージ受け渡しにおいて折り返し経路の
ラベル設定が行われ、終端ノード装置から始端ノード装
置までのメッセージ受け渡しにおいて現用経路の折り返
しのラベル設定が行われることを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれか1項に記載の発明において、ノード装置は、シ
グナリングに基づき、転送テーブルに、通常時用のラベ
ル設定情報と、障害時用のラベル設定情報とを記述し、
障害検出時は、障害時用のラベル情報を参照することを
特徴としている。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれか1項に記載の発明において、ノード装置は、シ
グナリングに基づき、折り返し経路のラベル設定とし
て、転送テーブルに、自ノードでの折り返しの設定と、
下流ノードからの折り返しの中継の設定とを記述するこ
とを特徴としている。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれか1項に記載の発明において、二重リング網上で
始端ノード装置は、当該シグナリング処理に先立つルー
ティング処理として、終端ノード装置までのホップ数を
評価し、ホップ数の小さいリング上経路を現用経路とし
て選択することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の
実施の形態におけるシグナリング方式を用いるMPLS
網の構成例及びMPLSノード装置の備える機能を示す
図である。広域通信網内において、本実施例のシグナリ
ング方式を用いるMPLS網10が設けられる。本MP
LS網10は、エッジノードにおいて外部網(40、5
0)と接続される。本MPLS10網は、その内部に二
重リング型のトポロジを持つ二重リング網20を含む。
各MPLSノード装置30(1〜4)は、本発明のシグ
ナリング方式に対応した処理を含むMPLSの処理を行
う機能を備える。
【0015】図1で、二重リング網20は、複数のMP
LSノード装置30(1〜4)をケーブル(伝送媒体)
(11〜18)により接続して構成される。二重リング
網20は、外リング21と内リング22を持つ。外リン
グ(Outer ring)21は、ケーブル11〜14により接
続される。内リング(Inner ring)22はケーブル15
〜18により接続される。隣接するノード装置30間
は、2本のケーブルによって接続される。
【0016】外部網40、50は、IP網でもよいし、
MPLS網でもよいし、他のパケット通信網でもよい。
二重リング網20にさらに他のMPLS網60が接続さ
れる構成を図2に示す。図1で、MPLS網10のエッ
ジノードは、二重リング網20上のノード1、3であ
る。また、図2のように二重リング網20に他のMPL
S網(あるいはMPLSノード装置)60が接続される
構成の場合、MPLS網10のエッジノードは、二重リ
ング網20上のノードではなく他のノード(7、8)で
ある。
【0017】[本発明のシグナリング方式の概要]本発
明のシグナリング方式では、1回のシグナリングによ
り、所定の始端ノードから終端ノードまでの間に、二重
リング網20上でリンクの重ならない2本のデータパス
である現用経路及びその予備経路と、さらに現用経路に
ついての障害発生時用の折り返し経路との3つの経路の
設定を行う。現用経路で転送中にノードまたはノード間
のリンクで障害が発生した場合、ノード装置30は、そ
の障害を検出すると、転送経路を現用経路から折り返し
経路及び予備経路に切り替えてパケット転送を維持す
る。また、特に、障害が発生した場所から最も近い位置
にあるノード装置30が折り返し経路に切り替えてパケ
ット転送を行う。これらの処理により、二重リング網2
0におけるプロテクション経路の確保が容易になされ
る。
【0018】以下、MPLS網10として、図1のよう
に二重リング網20のみで構成される場合を中心に説明
する。この網構成では、エッジノードは二重リング網2
0上にある。また特に、ノード1が始端ノード、ノード
3が終端ノードの場合を例に説明する。二重リング網2
0に他のMPLSノードが接続される場合は、その分デ
ータパスが延長されると考えればよい。
【0019】[用語の定義]MPLS機能を備える各ノ
ード装置(ルータやスイッチ)を単に「ノード」と呼
ぶ。MPLS機能を持つ二重リング網について単に「二
重リング網」と呼ぶ。本MPLS網で外部網と接続され
るノードを「エッジノード」と呼ぶ。エッジノードのう
ち、外部網からパケットを受信し、本MPLS網内へ転
送するノードを「始端ノード」と呼ぶ。また、本MPL
S網内からパケットを受信し、外部網へパケットを送出
するノードを「終端ノード」と呼ぶ。所定のルーティン
グ処理により確保される始端ノードから終端ノードへの
パケットの転送経路を「データパス」と呼ぶ。二重リン
グ網上で始端ノードと終端ノードの間にあるノード群を
「中継ノード」と呼ぶ。本発明のMPLS処理を実現す
るためのノード間での制御情報の受け渡しを「シグナリ
ング」と呼ぶ。1回のシグナリング単位は始端ノードか
ら終端ノードまでの複数のノード間での制御情報の受け
渡しから構成され、隣接ノード間で送受信される制御情
報の単位を「メッセージ」と呼ぶ。ノード間でラベル情
報を付加されて転送されるパケットを「MPLSパケッ
ト」と呼ぶ。
【0020】[ノードの機能]MPLS網10上の各ノ
ード30は、機能として、ルーティング処理機能31、
シグナリング処理機能32、転送テーブル管理機能3
3、及び、障害時処理機能34を備える。ルーティング
処理機能31は、本発明のシグナリング処理に先立って
行われる所定のルーティング処理(静的/動的、所定の
ルーティングプロトコル)を行う機能である。特に、二
重リング網20上で外リング21・内リング22のどち
らを現用経路として選択するかなどの決定はこの機能が
行う。シグナリング処理機能32は、本発明のシグナリ
ング方式により現用経路・折り返し経路・予備経路の確
立(ラベル設定処理)を行う機能である。転送テーブル
管理機能33は、シグナリング処理機能32に含まれ、
MPLSパケットの転送のための設定情報(ラベル値
他)テーブルを管理する機能である。障害時処理機能3
4は、経路上で障害発生を検出した場合に、転送テーブ
ルを参照して折り返し経路あるいは予備経路に転送の切
り替えを行う機能である。
【0021】[エッジノード]ノード30のうち特にエ
ッジノードは、外部網パケット情報とMPLS網ラベル
情報との所定の対応処理を行う機能を備える。例えば、
外部網がIP網の場合、宛先IPネットワークアドレス
と最初のラベル値との変換情報などを持つ必要がある。
エッジノードではないノード30は、特に外部網パケッ
ト情報を持つ必要はない。
【0022】エッジノードは、外部網からの受信パケッ
ト例えばIPパケットについて、それに対するデータパ
ス設定処理及びデータパス上のノードでのラベル設定処
理を行う。データパス設定処理は、ルーティング処理機
能31により行われ、所定のルーティング処理に基づく
シグナリングにより、随時、データパスが設定される。
例えば図1では、始端ノード1から終端ノード3までの
データパスが設定される。図2の例では、始端ノード7
から二重リング網を通って終端ノード8までのデータパ
スが設定される。
【0023】また、ラベル設定処理は、シグナリング処
理機能32により行われ、本実施例のシグナリング方式
により、1回のシグナリングで現用経路・折り返し経路
・予備経路の各経路のためのラベル値割り当て処理を完
了し、各経路を利用可能な状態として確立する。
【0024】[折り返し経路]図3を参照して、折り返
し経路について説明する。始端ノード1から終端ノード
3へのデータパスを作成する場合を考える。この網は二
重リング網であるため、ノード1→2→3という時計回
りの経路と、ノード1→4→3という反時計回りの経路
とが存在する。二重リング網では、網の冗長性を確保す
るために上記両方の経路が利用される。以下、説明のた
め、ラベル設定のためのシグナリングに先立ち、所定の
ルーティング処理により、時計回りの経路を現用経路、
反時計回りの経路を予備経路として選択している場合を
考えるものとする。
【0025】転送経路として、ノード1→2→3の現用
経路と、ノード1→4→3の予備経路との2つしか設定
していないとする。例えば現用経路上のノード2、3の
間で障害が発生した場合、従来の方式では、ノード2は
障害情報をノード1に通知して、ノード1が予備経路に
切り替える処理を行う必要がある。しかし、網構成ノー
ド数が多い場合、障害復旧に時間がかかってしまう。こ
のとき、障害発生時にノード1において予備経路への切
り替え処理を行わせるのではなく、本発明の方式では、
図3に示すように、現用経路上をノード2まで転送され
たMPLSパケットを折り返し経路によりノード2で折
り返してノード2→1→4→3の順に経由してノード3
に到達させる。これにより、障害発生時でも高速な転送
処理を維持することができる。このような経路利用を行
うために、シグナリングによりラベル設定処理を行って
各経路を確立する。
【0026】[転送処理概要]MPLS網10における
パケット転送手続きの手順の概要を以下に述べる。ま
ず、オペレータなどの指示によりデータパス及びラベル
値の設定処理を開始する。次に、始端ノード1はデータ
パス設定処理(所定のルーティング処理)が必要なら行
う。特に本実施例の場合、二重リング網20について時
計回り/反時計回りの2種類の経路を選択できる。これ
により現用経路を決定する。
【0027】次に、始端ノード1は、選択された現用経
路について、本シグナリング方式により、ラベル設定処
理を行う。1回のシグナリングの発行により、現用経路
・折り返し経路・予備経路の3つの経路のラベル値設定
が完了し、各経路を利用可能な状態として設定・確立す
る。始端ノード1は、各経路上のノードでのラベル値設
定(転送テーブルの作成)が完了すると、パケットにラ
ベル情報(最初のラベル値を含む)を付加してMPLS
パケットとして転送を開始する。各中継ノード30は、
MPLSパケットを受信すると転送テーブルに基づきラ
ベル値を書き換えて次ノードへ転送する。終端ノード3
はMPLSパケットを受信すると、ラベル情報を破棄し
て外部網50へ転送する。
【0028】[各経路]図4に本シグナリング処理によ
り確立される経路を示す。二重リング網20上におい
て、現用経路23とは、始端ノードにおいてラベル設定
のためのシグナリングに先立ち、所定のルーティング処
理により選択決定される、転送経路の第1候補であり、
通常この経路により転送が行われる。折り返し経路24
は、現用経路23において障害が発生した場合用の切り
替え経路であり、障害発生場所の最近のノード30にお
いて現用経路23が折り返されて二重リング網上始端ノ
ード方向に戻るような経路である。予備経路25とは、
二重リング網20における、現用経路23とはリンクの
重ならない転送経路の第2候補であり、障害発生時は、
始端ノードにおいて現用経路23からこちらの経路に切
り替えがなされる。障害発生時、折り返し経路24によ
り始端ノードまで戻されたMPLSパケットはそのまま
転送テーブルに基づき予備経路25に接続されて終端ノ
ードまで転送される。
【0029】[シグナリング]始端ノードを起点とした
ラベル設定処理のためのシグナリングにおいて、1回の
シグナリング単位は複数のメッセージの送受信から構成
される。ノード間ではメッセージが送受信される。メッ
セージには、現用経路のラベル設定のための現用経路設
定メッセージ、折り返し経路のラベル設定のための折り
返し経路設定メッセージ、予備経路のラベル設定のため
の予備経路設定メッセージなどがある。
【0030】各種メッセージを受信したノードは、MP
LSパケットに対してのラベル値を割り当てる処理を行
い、前段のノードに通知する。前段ノードは、後段ノー
ドで割り当てされたラベル値を転送テーブルに記述す
る。このような手順が始端ノードと終端ノードとの間の
各ノード間で繰り返されることにより、各種経路のラベ
ル値設定処理が行われる。
【0031】図5は、シグナリングメッセージの流れを
示す。シグナリングは、始端ノードを起点として発行さ
れる。メッセージの流れとして、始端ノードから現用経
路上を終端ノードまで向かい、終端ノードから始端ノー
ドまで現用経路上を戻り、次に、始端ノードから予備経
路上を終端ノードまで向かい、終端ノードから予備経路
上を始端ノードまで戻る。
【0032】隣接ノード間のメッセージ送受信処理にお
いて、そのノード間でのパケット転送におけるラベル値
の設定処理が行われる。まず、始端ノードは、現用経路
上の次ノードとの間におけるラベル値設定を行うため
に、次ノードからの折り返し経路のためのラベル値を割
り当てし、割り当てされたラベル値の通知を含む折り返
し経路設定メッセージを次ノードに対して送信する。同
様のメッセージ送受信手順が終端ノードまでの各中継ノ
ード間で行われてゆく。終端ノードまで達した時点で、
現用経路上の始端ノードから終端ノードまでのノードに
おける折り返し経路のためのラベル値設定が部分的に完
了する。
【0033】終端ノードでは、今度は現用経路設定メッ
セージを現用経路上に送信する。同様のメッセージ送受
信手順が始端ノードまでの各ノード間で行われてゆき、
現用経路及び折り返し経路のラベル値設定処理が行われ
る。始端ノードまで戻った時点で、現用経路及び折り返
し経路のラベル値設定が完了する。シグナリングが始端
ノードに戻ると、今度は、始端ノードは、現用経路と逆
方向の経路(予備経路)上に予備経路設定要求メッセー
ジを送信する。終端ノードは、予備経路設定要求メッセ
ージを受信すると、予備経路上の始端ノード方向に予備
経路設定メッセージを送信する。終端ノードから始端ノ
ードまでの各ノード間で予備経路のラベル値設定処理が
行われてゆく。始端ノードまで戻った時点で、予備経路
のラベル値設定処理が完了し、1回のシグナリング処理
が完了する。
【0034】[転送テーブル]各ノード30は、MPL
Sパケットの転送処理(Label Switching )のための設
定情報として転送テーブルを持つ。転送テーブルは、シ
グナリングによって作成・更新される。図8にその転送
テーブルの構成例を示す。上は、ノード2が持つテーブ
ルの例、下はノード1が持つテーブルの例である。転送
テーブルは、入力ラベル値(Lin)331、通常時出力
ラベル値(Lout )332、通常時次ホップ(NextHop
)333、障害時出力ラベル値(LoutF)334、障
害時次ホップ(NextHopF)335などの属性を持つ。
【0035】入力ラベル値331は、受信パケットにつ
いての参照ラベル値の設定である。通常時出力ラベル値
332は現用経路での転送時の出力ラベル値の設定であ
る。通常時次ホップ333は、現用経路での転送時の転
送先ノード(出力リンク、I/F)の設定情報である。
例えば、現用経路での転送時、ノード2においてMPL
Sパケットを受信した場合、ノード2はパケットのラベ
ル情報を参照し、ラベル値(=入力ラベル値)がDであ
った場合、転送テーブルに基づきラベル値をCに書き換
え(=出力ラベル値)、ノード3(=通常時次ホップ)
へ送信する。
【0036】障害時出力ラベル値334は、折り返し経
路や予備経路のための設定フィールドである。障害時次
ホップ335は、障害発生時の転送先ノードの設定情報
である。障害発生時、障害を検出したノード30は、受
信パケットについて、入力ラベル値Linに基づき、障害
時出力ラベル値LoutF及び障害時次ホップNextHopFを参
照して折り返し転送を行う。例えば、現用経路での転送
時、ノード2がノード2、3間のリンクにおける障害を
検出したとする。その場合ノード2は、転送テーブルに
おいて障害時用のフィールドを参照するように切り替え
る。ノード2は、入力ラベル値Dの受信パケットについ
て、障害時用のフィールドを参照し、出力ラベル値をA
に書き換えてノード1に転送する。
【0037】[シグナリングシーケンス]図9は、本発
明の実施の形態におけるシグナリング方式でのシグナリ
ングのシーケンスを示す図である。始端ノード、現用経
路上の中継ノード、終端ノード、予備経路上の中継ノー
ドのそれぞれのノードにおける処理と、ノード間で送受
信するメッセージについて示している。
【0038】以下の手順でのシグナリングにより、現用
経路・折り返し経路・予備経路の3つの経路に対するラ
ベル設定処理を行って経路の確立を行う。図5及び図6
も参照して説明する。まず、ノード1からノード2、3
と順にシグナリングメッセージを受け渡すことにより、
現用経路に対しての折り返し経路のためのラベル値が設
定される。まず、ノード1は、ノード2からの折り返し
MPLSパケットのためのラベル値(入力ラベル値Li
n)を割り当てし(ステップS1)、ノード2に対して
このラベル値の通知を含む折り返し経路設定メッセージ
を送信する。ここで設定されるラベル値を例えばAとす
る。ノード2は、折り返し経路設定メッセージをノード
1から受けると、ノード2でも同様にノード3からの折
り返しMPLSパケットのためのラベル値(Lin)を確
保し(ステップS2)、ノード3に対して折り返し経路
設定メッセージを送信する。この設定ラベル値をBとす
る。
【0039】ノード2から折り返し経路設定メッセージ
を受信したノード3は、終端ノードであるため、今度
は、ノード3→2→1の順に現用経路設定メッセージを
送信する。ノード3は、ノード2から受信する現用経路
におけるMPLSパケットのためのラベル値を割り当て
る(ステップS3)。このラベル値をCとする。また、
ノード3は、ラベル値Cで受信する現用経路MPLSパ
ケットについてノード3で終端して外部網に転送するよ
うに転送テーブルに設定する。ノード3は、ノード2に
対して、この設定ラベル値(C)の通知を含む現用経路
設定メッセージを送信する。
【0040】ノード3から現用経路設定メッセージを受
信したノード2は、ノード1から受信する現用経路にお
けるMPLSパケットのためのラベル値を割り当てる
(ステップS4)。このラベル値をDとする。ここで、
ノード2は、今まで受信したメッセージの情報をもと
に、転送テーブルに、ラベル値Dで受信するMPLSパ
ケットについてラベル値Cに書き換えてノード3に送信
する現用経路の設定情報(Lin、Lout 、NextHop )
と、ラベル値Aに書き換えてノード1に送信する折り返
し経路の設定情報(LoutF、NextHopF)とを設定する。
また、ラベル値Bで受信したパケットに対してラベル値
Aに書き換えてノード1に転送するような、折り返し経
路におけるの中継の設定情報(Lin、Lout 、NextHop
)も設定する。その後、ノード1に現用経路設定メッ
セージを送信する。
【0041】ノード2から現用経路設定メッセージを受
信したノード1は、始端ノードであるため、この時点で
現用経路及び折り返し経路のラベル設定が完了し、今度
は、ノード4、3に対して予備経路設定要求メッセージ
を送信する。
【0042】予備経路設定要求メッセージを受信したノ
ード3は、ノード4から受信する予備経路におけるMP
LSパケットのためのラベル値を割り当てる(ステップ
S5)。この値をEとする。ノード3は、転送テーブル
に、ラベル値Eで受信する予備経路におけるMPLSパ
ケットについて外部網へ転送するように設定し、ノード
4に対してこの設定ラベル値(E)を含む予備経路設定
メッセージを送信する。
【0043】ノード3から予備経路設定メッセージを受
信したノード4は、ノード1から受信する予備経路にお
けるMPLSパケットのためのラベル値を割り当てる
(ステップS6)。この値をFとする。ノード4は、転
送テーブルに、ラベル値Fで受信する予備経路における
MPLSパケットについてラベル値Eに書き換えてノー
ド3へ出力するように設定し、ノード1に対して予備経
路設定メッセージを送信する。
【0044】ノード4から予備経路設定メッセージを受
信したノード1は、転送テーブルに、外部網からの受信
パケットに対してラベル値Dを付加してノード2に送信
する現用経路の設定情報と、ラベル値Fを付加してノー
ド4に送信する予備経路の設定情報とを設定する。ま
た、ノード2からラベル値Aで受信する折り返し経路に
おけるMPLSパケットに対してラベル値Fに書き換え
てノード4へと送信するような折り返し経路から予備経
路へと接続するための設定情報を設定する。
【0045】以上の手順により、現用経路・折り返し経
路・予備経路の各経路のためのラベル設定のシグナリン
グが完了し、図4に示すような3つの経路が確立されて
利用可能な状態となる。経路確立後、始端ノード1はM
PLSパケットの転送を開始できる。転送経路として、
通常時は現用経路を利用する。
【0046】なお、ノード3は終端ノードであり実際に
はノード3からノード2への折り返しのケースは存在し
ないので、そのための情報設定は必要ない。つまり、各
中継ノードは折り返し経路のための情報設定として、自
ノードでの折り返しと、先のノードからの折り返しの流
れの中継のための2つの設定を行うが、次ノードが終端
ノードである中継ノードの場合は、自ノードでの折り返
しの設定のみ行えばよい。図7に始端ノード1と終端ノ
ード3の間に中継ノードが複数ある網構成での折り返し
経路の設定を示す。
【0047】[障害発生時の処理]各ノード30は、現
用経路での転送時に転送先のリンクあるいはノードにお
ける障害発生を検出した場合、転送テーブルに記述され
ている障害時用の設定情報(障害時出力ラベル値LoutF
及び障害時次ホップNextHopF)を用いて転送処理の切り
替えを行うことにより、障害発生時でもMPLSパケッ
トの高速転送を継続することができる。例えば、ノード
1→2→3という現用経路での転送時、ノード2、3間
のリンクで障害が発生したことをノード2が検出する
と、ノード2は、転送テーブルを参照して折り返し経路
に切り替え、1→2→1という経路で転送を行う。始端
ノード1に戻ったMPLSパケットは、ノード1におい
て転送テーブルに基づき自動的に予備経路へと接続さ
れ、1→4→3という予備経路で二重リング網20の終
端ノード3まで転送される。
【0048】現用経路上で障害が発生した場合、障害発
生場所の最近にあるノードでは、障害を検出すると、転
送テーブルを参照して自動的に折り返し経路への切り替
えを行う。例えば、ノード2、3の間で障害が発生した
場合、ノード2は受信パケットについて障害時用の設定
情報フィールド(LoutF、NextHopF)を参照して転送処
理することにより、折り返し経路に切り替える。各中継
ノードは、折り返しの中継のための情報設定に従って、
始端ノード方向へMPLSパケットを転送する。また、
ノード1、2間あるいはノード2で障害が発生した場
合、同様に、ノード1は、自動的に予備経路に切り替え
る。折り返し経路により始端ノード1までMPLSパケ
ットが戻ると、そこで転送テーブルにより自動的に予備
経路への接続が行われて終端ノード3まで転送される。
【0049】[その他]なお、二重リング網上で、複数
のシグナリングが並行して行われることにより、同時に
複数のデータパスの設定処理が行われることが可能であ
る(例えば、ノード1、3間のデータパス設定とノード
2、4間のデータパス設定など)。
【0050】また、シグナリングの手順において、シグ
ナリングの流れは上述した通りであるが、各経路のラベ
ル値設定の順番などは一例であって、折り返し経路ラベ
ル値設定より現用経路ラベル値設定を先に行うなども可
能である。
【0051】[他の実施例]他の実施例について説明す
る。本発明の第2の実施例のシグナリング方式では、ラ
ベル設定処理のためのシグナリングに先立ち、ルーティ
ング処理機能31により、ルーティング処理として、二
重リング網20上で、内リング22と外リング21のど
ちらを現用経路として選択するかの処理を行う。
【0052】図10は、第2の実施例のシグナリング方
式を用いるMPLS網の構成例である。また、図11
は、第2の実施例のシグナリング方式でのシグナリング
のシーケンスを示す図である。二重リング網20上の始
端ノード1は、外部網からパケットを受信すると、ま
ず、リングトポロジ情報をもとに、終端ノード3までの
経由ホップ数を、外リング21、内リング22それぞれ
について求める(予め求めておいてもよい)。そして、
ホップ数の小さい方のリングを現用経路として選択する
(ステップS21)。次に、始端ノード1は、選択され
た方のリング上での現用経路に対して、ラベル設定処理
のためのシグナリングを発行する。後の動作は前述の実
施例と同様である。これにより、例えば図10に示す二
重リング網においては、同図の2つの経路のうち、ホッ
プ数の少ない外リング21の方の1→2→3の経路が現
用経路として選択される。ホップ数の少ない方の経路が
選択されるため、より転送が高速になり、リング中の帯
域を有効に利用できる。
【0053】以上により本発明の実施の形態について説
明した。なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実
施形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内におい
て、種々変形実施が可能である。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、二重リング網を含むMPLS網において、1
回のシグナリングの発行により所定の始端ノードから終
端ノードへの現用経路・折り返し経路・予備経路の設定
を行うので、二重リング網におけるプロテクション経路
の確立を容易に行うことができる。障害発生時には、障
害発生場所の最近のノードが現用経路から折り返し経路
あるいは予備経路へと切り替えを行うので、高速な転送
を維持することが可能である。
【0055】また、第2の実施例のシグナリング方式で
は、二重リング網におけるルーティング処理としてホッ
プ数を評価して現用経路を選択することにより、転送が
より効率的になり、二重リング網中の帯域を有効に利用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるシグナリング方式
を用いるMPLS網の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるシグナリング方式
を用いるMPLS網の他の構成を示す図である。
【図3】中継ノードでの折り返しによる迂回経路につい
て示す図である。
【図4】シグナリングにより確立される各経路を示す図
である。
【図5】シグナリングの流れについて示す図である。
【図6】ラベル設定処理について示す図である。
【図7】折り返し経路の設定について示す図である。
【図8】転送テーブルの例について示す図である。
【図9】本発明の実施の形態におけるシグナリング方式
でのシグナリングの手順の例を示すシーケンスである。
【図10】本発明の第2の実施例におけるシグナリング
方式を用いるMPLS網の構成例を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例におけるシグナリング
方式でのシグナリングの手順の例を示すシーケンスであ
る。
【符号の説明】
10 MPLS網 20 二重リング網 21 外リング 22 内リング 40、50 外部網(IP網など) 60 二重リング網20に接続される他のMPLS網 30、1、2、3、4、5、6、7、8 ノード(MP
LSノード装置) 11〜18 ケーブル(伝送媒体、リンク) 31 ルーティング処理機能 32 シグナリング処理機能 33 転送テーブル管理機能 34 障害時処理機能 23 現用経路 24 折り返し経路 25 予備経路 331 入力ラベル値 332 通常時出力ラベル値 333 通常時次ホップ 334 障害時出力ラベル値 335 障害時次ホップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPLSパケットの転送を行うノード装
    置が配置された二重リング網上における折り返しプロテ
    クションの確立のためのシグナリング方式であって、 二重リング網上の所定の始端ノード装置から終端ノード
    装置までの間に、所定のルーティング処理により互いに
    リンクの重複しない現用経路と予備経路が選択された状
    態で、前記始端ノード装置から発行する1回のシグナリ
    ングにおいて、 前記現用経路上で、前記終端ノード装置との間で、経路
    設定メッセージの受け渡しにより現用経路及び折り返し
    経路のラベル設定が行われ、 前記始端ノード装置にシグナリングが戻ると、次に前記
    予備経路上で、前記終端ノード装置との間で、経路設定
    メッセージの受け渡しにより予備経路のラベル設定が行
    われることを特徴とするシグナリング方式。
  2. 【請求項2】 リンクあるいはノードでの障害発生時、
    障害発生場所の最近にあるノード装置は、障害を検出す
    ると、転送経路を前記現用経路から前記折り返し経路あ
    るいは前記予備経路に切り替えて転送を維持することを
    特徴とする請求項1記載のシグナリング方式。
  3. 【請求項3】 前記現用経路及び折り返し経路のラベル
    設定処理において、前記始端ノード装置から終端ノード
    装置までのメッセージ受け渡しにおいて前記折り返し経
    路のラベル設定が行われ、 前記終端ノード装置から始端ノード装置までのメッセー
    ジ受け渡しにおいて前記現用経路のラベル設定が行われ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のシグナリ
    ング方式。
  4. 【請求項4】 前記ノード装置は、前記シグナリングに
    基づき、転送テーブルに、通常時用のラベル設定情報
    と、障害時用のラベル設定情報とを記述し、障害検出時
    は、前記障害時用のラベル情報を参照することを特徴と
    する請求項1から3のいずれか1項に記載のシグナリン
    グ方式。
  5. 【請求項5】 前記ノード装置は、前記シグナリングに
    基づき、前記折り返し経路のラベル設定として、転送テ
    ーブルに、自ノードでの折り返しの設定と、下流ノード
    からの折り返しの中継の設定とを記述することを特徴と
    する請求項1から4のいずれか1項に記載のシグナリン
    グ方式。
  6. 【請求項6】 前記二重リング網上で前記始端ノード装
    置は、当該シグナリング処理に先立つルーティング処理
    として、前記終端ノード装置までのホップ数を評価し、
    該ホップ数の小さいリング上経路を現用経路として選択
    することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に
    記載のシグナリング方式。
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