JP5353594B2 - 表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デルタ配列の画素配列を有する表示装置及びその駆動方法に関する。
近年、携帯電話機等に用いられる小型の表示装置における高画質な表示を目的として、表示パネルの画素配列をデルタ配列と呼ばれる配列にした表示装置についての提案が例えば特許文献1においてなされている。デルタ配列においては、表示パネルの奇数行と偶数行とでは同色の表示画素が1.5画素ピッチずらして配置されている。このようなデルタ配列により、表示パネルの見かけ上の解像度の向上を図ることが可能である。
また、近年は、携帯電話機等に用いられる表示装置においても表示パネルの高解像度化(高画素化)が進んでいる。これに対し、携帯電話機用の表示データについては表示パネル程の高解像度化は進んでいない。このような高解像度に対応した表示パネルに低解像度の表示データに基づく画像を表示させる場合には拡大処理を行う必要がある。この拡大処理の手法として、例えば特許文献2においては、信号線駆動回路の出力部に、表示パネルの偶数列信号線とその左側に隣接する奇数信号線に短絡するためのスイッチと、偶数信号線とその右側に隣接する奇数信号線に短絡するためのスイッチと、を設置するようにしている。このような構成により、特許文献2では、水平方向についてはバイリニア処理に相当する拡大表示を実現でき、垂直方向については単純拡大表示を実現することができる。
特開2009−116203号公報 特開2008−224798号公報
ここで、特許文献2のような拡大処理を行うことができるのは、表示パネルの画素配列がストライプ配列(表示パネルの列方向に沿って同色の表示画素が配置される画素配列)であることを前提としているためである。デルタ配列の場合には、同色の表示画素の位置が奇数行と偶数行とで異なっているため、単純に複数の行に共通の信号を入力してしまうと、表示パネルに表示される画像がギザギザになって表示品位が低下してしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、画素配列がデルタ配列の表示パネルにおいて、表示パネルの解像度よりも低い解像度の表示データに基づく画像を表示する際の表示品位の低下を防止することができる表示装置及びそのような駆動方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様の表示装置は、複数の色成分の何れかに対応したカラーフィルタが形成され、奇数行に対して偶数行がずれた位置にデルタ配列された複数の表示画素と、行方向に延伸配設され前記各表示画素に接続された複数の走査線と、前記各走査線と交差するように配設された複数の信号線と、を有する表示パネルと、当該表示パネルの表示モードを、前記表示パネルの行数の1/2の行数の第1の画像データを用いた画像を当該表示パネルに表示させる第1の表示モードに設定する設定手段と、前記設定手段により前記表示モードが第1の表示モードに設定された場合に、1水平期間内で、前記表示パネルの隣接する2行の前記走査線に走査信号電圧を順次印加して、1水平期間内で2行の前記表示画素を順次選択状態に設定する走査信号電圧印加手段と、前記設定手段により前記表示モードが第1の表示モードに設定された場合に、前記表示パネルの行数の1/2の行数の前記第1の画像データが入力され、該画像データに基づく表示信号電圧を、前記信号線を介して前記選択状態に設定された前記隣接する2行の前記各表示画素に印加して、前記各表示画素を表示状態とする表示信号印加手段と、を具備し、前記表示信号電圧印加手段は、前記第1の画像データを行毎に取り込む出力データラッチブロックと、奇数行の前記表示画素と偶数行の前記表示画素の何れか一方に前記出力データラッチブロックによって取り込まれた前記第1の画像データをそのまま前記表示画素がそれぞれ接続された前記信号線を介して出力するとともに、奇数行の前記表示画素と偶数行の前記表示画素の何れか他方に前記出力データラッチブロックによって取り込まれた前記第1の画像データにおいて行方向に隣接する2つの同色の表示画素に対応した前記第1の画像データの平均値に相当する第2の画像データを前記2つの同色の表示画素の間の位置に対応した表示画素に接続された前記信号線を介して出力する出力データ変換ブロックと、前記出力データ変換ブロックから出力された前記第1の画像データ及び第2の画像データに基づく表示信号電圧を、前記信号線を介して前記選択状態に設定された表示画素に印加するデジタルアナログ変換ブロックと、を有することを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様の表示駆動方法は、行方向に延伸配設された複数の走査線と、前記各走査線と交差するように延伸配設された複数の信号線と、前記走査線と前記信号線との各交点に対応した位置に配置され複数の色成分の何れかに対応したカラーフィルタが形成されてなる複数の表示画素と、を有し、前記複数の表示画素が奇数行の前記表示画素に対して偶数行の前記表示画素がずれた位置にデルタ配列された表示パネルを備えた表示装置を駆動するための表示駆動方法であって、前記表示装置の表示モードを、前記表示パネルの行数の1/2の行数の第1の画像データを用いた画像を前記表示パネルに表示させる第1の表示モードに設定し、1水平期間内で前記表示パネルの隣接する2行の前記走査線に走査信号電圧を順次印加して、1水平期間内で、2行の前記表示画素を選択状態に設定し、前記表示パネルが有する表示画素の行数の1/2の行数の前記第1の画像データを行毎に取り込み、前記取り込まれた前記第1の画像データを、奇数行の前記表示画素にはそのまま出力し、偶数行の前記表示画素には前記取り込まれた前記第1の画像データにおいて隣接する同色の画像データの平均値に相当する第2の画像データを出力し、前記出力された画像データに基づく表示信号電圧を、前記信号線を介して前記選択状態に設定された表示画素に印加する、ことを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第3の態様の表示駆動方法は、表示画素がデルタ配列されたカラー表示パネルにおける互いに隣接する2行分の表示画素を1行分のカラー画像データに基づいて表示する表示駆動方法であって、前記1行分のカラー画像データを奇数行または偶数行の何れか一方の行の表示画素に対応させたカラー画像データとして用いる場合には、前記カラー画像データに対応した階調輝度を表示画素に表示させ、前記1行分のカラー画像データを奇数行または偶数行の何れか他方の行の表示画素に対応させたカラー画像データとして用いる場合には、前記1行分のカラー画像データのうちの互いに等しい色成分に対応したカラー画像データにおける互いに隣接した2つのカラー画像データの平均値に対応した階調輝度を表示画素に表示させることを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第4の態様の表示駆動方法は、表示画素がデルタ配列されたカラー表示パネルにおける互いに隣接する2行分の表示画素に対して1行分のカラー画像データに基づいて表示信号電圧を出力する表示駆動方法であって、前記1行分のカラー画像データを奇数行または偶数行の何れか一方の行の表示画素に対応させたカラー画像データとして用いる場合には、前記カラー画像データに対応した表示信号電圧を表示画素に供給し、前記1行分のカラー画像データを奇数行または偶数行の何れか他方の行の表示画素に対応させたカラー画像データとして用いる場合には、前記1行分のカラー画像データのうちの互いに等しい色成分に対応したカラー画像データにおける互いに隣接した2つのカラー画像データの平均値に対応した表示信号電圧を表示画素に供給することを特徴とする。
本発明によれば、画素配列がデルタ配列の表示パネルにおいて、表示パネルの解像度よりも低い解像度の表示データに基づく画像を表示する際の表示品位の低下を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る液晶表示装置を備えた電子機器の一例としての携帯電話機の外観を示す図である。 本発明の一実施形態に係る液晶表示装置の構成を示す図である。 信号ドライバの詳細な構成を示す図である。 出力データ変換ブロックの処理の概念について説明するための図である。 信号線の沿わせ方を図1と逆にした場合の液晶表示装置の構成を示す図である。 図5の構成における出力データ変換ブロックの処理の概念について説明するための図である。 出力データ変換ブロックの詳細な構成を示す図である。 表示動作について示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る液晶表示装置を備えた電子機器の一例としての携帯電話機の外観を示す図である。図1に示す携帯電話機10は、マイクロフォン11と、アンテナ12と、スピーカ13と、液晶表示装置14と、操作部15とを有している。
マイクロフォン11は、携帯電話機10の使用者によって入力される音声を電気信号に変換するものである。アンテナ12は、携帯電話機10が図示しない基地局と通信するためのアンテナである。スピーカ13は、別の携帯電話機等から基地局を経由してアンテナ12で受信された音声信号を音声に変換して出力するものである。液晶表示装置14は、各種の画像を表示するものである。操作部15は、携帯電話機10の使用者が携帯電話機10の操作を行うための操作部である。
図2は、本発明の一実施形態に係る液晶表示装置14の構成を示す図である。図2に示すように、液晶表示装置14は、表示パネル100と、走査ドライバ200と、信号ドライバ300と、制御部400と、電源調整回路500とを有している。ここで、本実施形態における液晶表示装置14は、第1の表示モードと、第2の表示モードとを表示モードとして有している。第1の表示モードは、表示パネル100の行数よりも少ない行数の画像データDを用いて表示を行う表示モードである。一方、第2の表示モードは、表示パネル100の行数と同じ行数の画像データDを用いて表示を行う表示モードである。なお、本実施形態では例として第1の表示モードを省電力表示モードとし、第2の表示モードを通常表示モードとする。
表示パネル100は、液晶表示装置14の外部から供給される画像データDに基づく画像を表示する表示部である。この表示パネル100は、画素側基板101と対向側基板102との間に液晶層LCが狭持されて構成されている。
画素側基板101と対向側基板102とはシール材103によって接着され、またこのシール材103によって画素側基板101と対向側基板102との間から液晶層LCを構成する液晶が漏れ出さないように封止されている。また、画素側基板101はガラス基板等の基板であり、複数の走査線G(j)(j=1、2、…、n)と複数の信号線S(i)(i=1、2、…、m)とがそれぞれ交差するように延伸配設されている。さらに、走査線G(j)と信号線S(i)との各交点に対応した位置には表示画素Pixが配置され、この表示画素Pixは走査線G(j)と信号線S(i)のそれぞれに電気的に接続されている。したがって、各走査線にはi個の表示画素Pixが接続され、各信号線にはj個の表示画素Pixが接続される。
ここで、本実施形態の表示パネル100は、表示画素Pixの配列がデルタ配列となっている。即ち、図2に示すように、表示パネル100の奇数行(走査線G(1)、G(3)、G(5)、…)に接続されている表示画素のうちのある色(図では、赤(R)、緑(G)、青(B)の何れか)に対応した表示画素に対し、表示パネル100の偶数行に接続された同色の表示画素を1.5画素ピッチずらした位置に配置している。ただし、各信号線S(i)に接続される表示画素が対応している色は同じ色である。例えば信号線S(1)に接続される表示画素は全てがRに対応した表示画素である。このような接続を行うべく、信号線S(i)はジグザグ状に延伸配設されている。
画素側基板101は、例えばガラス基板等で構成されている。この画素側基板101には、表示画素を構成するための複数の表示画素Pixのそれぞれに対応して例えばITO(酸化インジウム錫)膜等の透明導電膜で構成された画素電極が形成されている。そして、画素電極はスイッチング素子としての薄膜トランジスタ(TFT)に接続されている。さらに、このTFTは走査線G(j)、信号線S(i)にも接続されている。
一方、対向側基板102はガラス基板等の透明性を有する基板である。この対向側基板102の画素側基板101との対向面側には格子状の遮光膜が形成されている。遮光膜は、その開口部が画素電極に対応した位置となるように形成され、これによって遮光膜はブラックマトリクスとして機能する。また、この遮光膜によって形成される開口部には、表示画素Pix毎に所定の色成分(図では、赤(R)、緑(G)、青(B)の何れか)に対応したカラーフィルタが配設されている。さらに、カラーフィルタにはコモン電極が形成されている。このコモン電極の電位は、各表示画素Pixにおいて共通の電位Vcomとなっている。
走査信号電圧印加手段としての機能を有する走査ドライバ200は、シフトレジスタ等を備えて構成され、表示パネル100の走査線G(j)に走査信号電圧を順次印加する。この走査ドライバ200には、制御部400から垂直同期信号Vsyncと、水平同期信号Hsyncと、モード信号とが入力される。走査ドライバ200は、垂直同期信号Vsyncが入力される毎にn本の走査線への走査信号電圧の印加を開始する。この際、走査ドライバ200は、制御部400からのモード信号と水平同期信号Hsyncとに応じて、1行分のTFTをオン状態とするための走査信号電圧をゲートオフレベルVglからゲートオンレベルVghに切り替える。なお、実際には、水平同期信号Hsyncは、互いに逆位相の信号である第1ゲートクロック信号と第2ゲートクロック信号とより構成されている。
モード信号は例えば液晶表示装置14の表示モードが通常表示モードの場合にHi(ハイ)、省電力表示モードの場合にLo(ロー)となる信号である。モード信号がHi、即ち通常表示モードの場合に、走査ドライバ200は、1水平期間毎に入力される水平同期信号Hsyncに同期して1本の走査線G(j)に走査信号電圧を印加する。一方、モード信号がLo、即ち省電力表示モードの場合に、走査ドライバ200は、1水平期間毎に入力される水平同期信号Hsyncに同期して連続する複数本の走査線G(j)に走査信号電圧を順次印加する。なお、省電力表示モードの場合の1水平期間は通常表示モードの場合の1水平期間よりも長いものであるとする。
ここで、省電力表示モード時における1水平期間内において走査信号電圧を印加する走査線G(j)の本数は、表示パネル100が有する表示画素の行数mと、制御部400に入力される画像データの行数M(M<m)とによって決定されるものである。本実施形態においては、省電力表示モード時における1水平期間内で走査信号電圧を印加する走査線G(j)の本数は、m/M(本)とする。例えば、表示パネル100の行数を480行、制御部400に入力される画像データの行数を240行とした場合、走査ドライバ200は、1水平期間内において、2本の連続する走査線に走査信号電圧を印加する。この際、走査ドライバ200は、1水平期間の前半の期間において奇数側の走査線に走査信号電圧を印加し、後半の期間において偶数数側の走査線に走査信号電圧を印加する。
走査ドライバ200によって、走査線G(j)の電位がゲートオンレベルとされることにより、当該走査線G(j)に接続されているTFTがオン状態となる。これにより、当該TFTに接続された表示画素が選択状態となり、信号線S(i)に印加されている表示信号電圧が選択状態とされた表示画素Pixの画素電極に印加される。
表示信号電圧印加手段としての機能を有する信号ドライバ300は、表示パネル100の信号線S(i)に表示信号電圧を印加する。この信号ドライバ300は、図3に示すように、入力データラッチブロック301、入力データシフトブロック302、出力データラッチブロック303、出力データ変換ブロック304、表示信号電圧生成ブロック305、及びD/A変換ブロック306を有している。
入力データラッチブロック301は、制御部400から出力される水平同期信号Hsyncを受けて、表示画素Pixに対応した画像データDを、基準クロック信号CLKに同期して1画素分ずつ記憶する。ここで、画像データDは、各表示画素で表示すべき階調レベル情報であり、図3の例では8ビットのデジタルデータとして表されている。そして、本実施形態における画像データDは、赤(R)、緑(G)、青(B)のそれぞれに対応した階調レベル情報を有するカラー画像データである。
入力データシフトブロック302は、制御部400から出力される水平同期信号Hsyncを受けて、入力データラッチブロック301に記憶されている画像データDを基準クロック信号CLKに同期して1画素分ずつ、1走査線に相当する分だけ記憶する。このため、入力データシフトブロック302は、信号線S(i)の数と同数のデータ格納領域を備えている。
出力データラッチブロック303は、水平同期信号Hsyncを受けて入力データシフトブロック302の各格納領域に記憶されている1走査線分の画像データDを一斉に取り込み、取り込んだ画像データを次の水平同期信号Hsyncの入力で出力データ変換ブロック304に出力する。
出力データ変換ブロック304は、制御部400から出力されるモード信号に応じて、出力データラッチブロック303から入力された画像データDに対する出力データ変換を行う。この出力データ変換ブロック304の詳細については後述する。
表示信号電圧生成ブロック305は、画像データDが取り得る階調レベル(例えばDが8ビットのデジタルデータとして表される場合には256階調)に対応した表示信号電圧を、例えば、所定の電源電圧を階調レベル数に対応した複数の抵抗によって分割する抵抗分割方式によって生成する。
D/A変換ブロック306は、出力データ変換ブロック304から出力された画像データDをデコードし、デコードした結果として示される階調レベル情報に対応した表示信号電圧を表示信号電圧生成ブロック305から供給される表示信号電圧の中から選択して対応する信号線S(i)に出力する。このD/A変換ブロック306は、複数のDAC部3061及び出力アンプ部3062を有している。DAC部3061は、画像データDのデコード結果に応じて表示信号電圧生成ブロック305から供給される表示信号電圧を選択する。出力アンプ部3062は、対応するDAC部3061によって選択された表示信号電圧を増幅して対応する信号線S(i)に出力する。信号線S(i)に出力された表示信号電圧は、走査ドライバ200によってオン状態とされたTFTを介して画素電極に印加される。これにより、表示信号電圧の印加によって画素電極に発生する画素電極電圧とコモン電圧との差の電圧が液晶層LCに印加され、対応する表示画素での画像表示が行われる。即ち、表示画素には、階調レベル情報に基づいた階調輝度が表示される。
制御部400は、表示パネル100に所望の画像が表示されるように走査ドライバ200や信号ドライバ300を制御する。即ち、制御部400は、画像データDの出力タイミングに同期した垂直同期信号Vsync、水平同期信号Hsync、及び基準クロック信号CLK等の各種制御信号を生成して出力する。また、制御部400は、設定手段としての機能も有している。即ち、制御部400は液晶表示装置14の表示モードに応じたモード信号を信号ドライバ300の出力データ変換ブロック304に出力することも行う。
電源調整回路500は、所定の電源から図2の各ブロックの動作に必要な電圧を生成し、生成したそれぞれの電圧を対応するブロックに供給する。
次に、出力データ変換ブロック304の詳細について説明する。
まず、出力データ変換ブロック304における出力データ変換の概念について図4を参照して説明する。
通常表示モードは、信号ドライバ300に表示パネル100の行数と同じ行数の画像データDを用いて表示を行う。この際、出力データ変換ブロック304は、出力データラッチブロック303から入力された画像データDをそのままD/A変換ブロック306に出力する。この場合には、表示パネル100の各表示画素に、画像データDに応じた表示信号電圧が印加される。
一方、省電力表示モードは、信号ドライバ300に表示パネル100の行数よりも少ない行数の画像データDを用いて表示を行う。この場合には、拡大処理として、1水平期間内において複数行の表示画素を選択状態とし、選択状態とされた全ての表示画素に表示信号電圧を印加する。この際、出力データ変換ブロック304は、出力データラッチブロック303で取り込まれた1行分の画像データDを表示パネル100の奇数行の表示に用いる場合には、入力された画像データDをそのままD/A変換ブロック306に出力する。また、出力データ変換ブロック304は、出力データラッチブロック303で取り込まれた1行分の画像データDを表示パネル100の偶数行の表示に用いる場合には、入力された画像データにおいて隣接する2つの同色の表示画素に対応した画像データの平均値に相当する画像データをD/A変換ブロック306に出力する。
例えば、図1の1行目左端から、表示画素R1、G1、B1、R2、…、と名づけ、各々の表示画素に対応して図4(a)、図4(b)に示すような1行分の画像データR1、G1、B1、R2、…、が出力データラッチブロック303によって取り込まれたとする。このようにして出力データラッチブロック303に取り込まれた画像データDを奇数行の表示に用いる場合に、出力データ変換ブロック304は、図4(a)に示すようにして、入力された画像データDをそのままD/A変換ブロック306に出力する。これにより、各信号線S(i)には、出力データ変換ブロック304に入力された画像データに基づく表示信号電圧がそのまま印加されることになる。
また、出力データラッチブロック303に取り込まれた画像データDを偶数行の表示に用いる際に、出力データ変換ブロック304は、図4(b)に示すようにして画像データを出力する。例えば、画像データR1に着目すると、この画像データR1に対して隣接する同色に対応する画像データは画像データR2である。したがって、出力データ変換ブロック304は、画像データR1と画像データR2の平均値に相当する画像データを出力する。ここで、本実施形態においては、画像データR1と画像データR2の平均値に相当する画像データに対応した表示信号電圧が、1つ前の奇数行目において画像データR1、画像データR2に対応した表示信号電圧をそれぞれ印加する2つの表示画素の間に存在する偶数行目の同色の表示画素、即ち2行3列目の表示画素に印加されるようにする。このため、平均値に相当する表示信号電圧が信号線S(4)から出力されるように、出力データ変換ブロック304は、平均値に相当する画像データDを画像データR2の代わりにD/A変換ブロック306に出力する。同様に、画像データR2に着目すると、この画像データR2に隣接する同色に対応する画像データは画像データR3である。したがって、出力データ変換ブロック304は、画像データR2と画像データR3の平均値に相当する画像データを出力する。この場合においても、画像データR2と画像データR3の平均値に相当する画像データに対応した表示信号電圧が、1つ前の奇数行目において画像データR2、画像データR3に対応した表示信号電圧をそれぞれ印加する2つの表示画素の間に存在する偶数行目の同色の表示画素、即ち2行7列目の表示画素に印加されるようにする。このため、平均値に相当する表示信号電圧が信号線S(7)から出力されるように、出力データ変換ブロック304は、平均値に相当する画像データDを画像データR3の代わりにD/A変換ブロック306に出力する。なお、画像データR1については1つ前の行に2つの同色画素が隣接していないので信号線S(1)から画像データR1をそのまま出力する。これにより、信号線S(1)には出力データ変換ブロック304に入力された画像データR1に基づく表示信号電圧が印加され、信号線S(4)には画像データR1と画像データR2の平均値に基づく表示信号電圧が印加され、信号線S(7)には画像データR2と画像データR3の平均値に基づく表示信号電圧が印加されることになる。
このようにして、表示パネル100の奇数行目は図4(a)に示したような画像データに基づく表示がなされ、表示パネル100の偶数行目は図4(b)に示したような画像データに基づく表示がなされる。ここで、上述したように、表示パネル100の奇数行に接続されたある色の表示画素に対して、表示パネル100の偶数行に接続された同色の表示画素は1.5画素ピッチだけずれた位置に配置されている。したがって、省電力表示モードにおいて、表示パネル100の偶数行のある表示画像に表示される画像は、この表示画素に対して1つ前の行において右隣及び左隣に近接する同色の表示画素の平均の階調レベルを有する画像となる。このため、奇数行と偶数行とで略同じ画像が表示されているものと見なすことが可能であり、表示品位の劣化が低減される。
なお、デルタ配列の場合には、図5に示すような、図1とは逆のジグザグ状に信号線を配設する場合も考えられる。図5のようにして信号線が配設されている場合においても、偶数行目の各表示画素に印加される表示信号電圧は、1つ前の奇数行目において隣接する2つの同色の表示画素に印加される表示信号電圧の平均値とする必要がある。この場合であっても、奇数行目については、図6(a)に示すようにして、入力された画像データDをそのままD/A変換ブロック306に出力させれば良い。一方、偶数行目については、図6(b)に示すようにして、入力された画像データDにおいて隣接する同色の画像データの平均値に対応する画像データを、1つ前の行において隣接する2つの表示画素のうちで左側に隣接している表示画素(1つ前の列の表示画素)に接続された信号線S(i)から順次出力させれば良い。
図7は、図4で示した出力データ変換を行うための出力データ変換ブロック304の詳細な構成を示す図である。なお、図7は、R画素に対応した画像データを処理するための構成のみを抽出して示している。実際には、図7に示すものと同様の構成が、G画素、B画素のそれぞれに対応した画像データを処理するための構成として設けられている。
図7に示す出力データ変換ブロック304は、平均値回路3041と、セレクタ3042と、ODD/EVEN切り替え部3043とを有している。
平均値回路3041は、出力データラッチブロック303の画像データR(N)用の出力端子と画像データR(N+1)用の出力端子とがそれぞれ接続されており、画像データR(N)と画像データR(N+1)の平均値AVE(N+1)を算出してセレクタ3042に出力する。なお、Nは1、2、3、…であり、信号線S(i)の番号と対応している。
セレクタ3042は、出力データラッチブロック303の画像データR(N+1)用の出力端子と平均値回路3041の平均値AVE(N+1)用の出力端子とがそれぞれ接続されており、ODD/EVEN切り替え部3043からのODD/EVEN切り替え信号に従って、画像データR(N+1)と平均値AVE(N+1)の何れかをD/A変換ブロック306のDAC部3061に出力する。本実施形態において、セレクタ3042は、ODD/EVEN切り替え信号がHi(ハイ)のときに画像データR(N+1)を出力し、ODD/EVEN切り替え信号がLo(ロー)のときに平均値AVE(N+1)を出力する。
ODD/EVEN切り替え部3043は、ODD/EVEN切り替え信号のHi/Lo切り替えを行う。なお、このODD/EVEN切り替え信号のHi/Lo切り替えはモード信号がLo、即ち省電力表示モードの場合にのみ行う。この際のODD/EVEN切り替え信号は、出力データラッチブロック303によって取り込まれた画像データDを表示パネル100の奇数行の表示に用いる際にHiとし、出力データラッチブロック303によって取り込まれた画像データDを表示パネル100の偶数行の表示に用いる際にLoとするように切り替える。さらに、モード信号がHi即ち通常表示モードの場合には、ODD/EVEN切り替え信号はHiに固定しておく。
なお、図6に対応した出力データ変換を行うための出力データ変換ブロック304の構成は、基本的には図7に順じている。ただし、図7の構成とはセレクタ3042の論理が逆になる。
図8(a)は通常表示モード時の表示動作を示すタイミングチャートである。
上述したように、通常表示モード時にはモード信号がHiとなる。これを受けて、ODD/EVEN切り替え部3043はODD/EVEN切り替え信号をHiに固定する。
その後、制御部400から走査ドライバ200、信号ドライバ300に垂直同期信号Vsyncが入力されることにより、表示パネル100の1画面分の表示が開始される。垂直同期信号Vsyncの入力と同期して1水平期間毎に走査ドライバ200、信号ドライバ300に水平同期信号Hsyncが入力される。
また、水平同期信号Hsyncに同期して制御部400から信号ドライバ300に画像データDが入力される。信号ドライバ300に入力された画像データDは出力データラッチブロック303によって1水平期間だけラッチされた後、出力データ変換ブロック304に入力される。ODD/EVEN切り替え信号がHiに固定されているので、出力データ変換ブロック304からは出力データラッチブロック303によってラッチされた画像データDがそのまま出力される。この画像データDに基づいてD/A変換ブロック306において表示信号電圧の選択が行われ、選択された表示信号電圧が対応する信号線S(i)に印加される。
水平同期信号Hsyncを受ける毎に、走査ドライバ200からは、1行分のTFTをオンするための走査信号電圧が印加される。これにより、オン状態となったTFTを介して信号線S(i)に印加された表示信号電圧が表示画素を構成する画素電極に印加されて表示画素が表示状態となる。このようにして、表示パネル100の各表示画素には画像データDに基づく画像が表示される。
図8(b)は省電力表示モード時の表示動作を示すタイミングチャートである。なお、図8(b)の例は、画像データDの行数Mが表示パネル100の行数mの半分の場合の例である。
上述したように、省電力表示モード時にはモード信号がLoとなる。これを受けて、ODD/EVEN切り替え部3043はODD/EVEN切り替え信号のHi/Lo切り替えを行う。図8(b)の例では、前半の期間を表示パネル100の奇数行の表示を行う期間、後半の期間を表示パネル100の偶数行の表示を行う期間とする。したがって、図8(b)に示すように、ODD/EVEN切り替え信号のHi/Loは1/2水平期間毎に切り替える。なお、これは、1水平期間内に2本の走査線に走査信号電圧を印加する場合の例である。1水平期間内に3本の走査線に走査信号電圧を印加する場合(画像データDの行数が表示パネル100の行数の1/3の場合)にはODD/EVEN切り替え信号のHi/Loは1/3水平期間毎に切り替える。1水平期間内に4本以上の走査線に走査信号電圧を印加する場合も同様の考え方で良い。
その後、制御部400から走査ドライバ200、信号ドライバ300に垂直同期信号Vsyncが入力されることにより、表示パネル100の1画面分の表示が開始される。垂直同期信号Vsyncの入力と同期して1水平期間毎に走査ドライバ200、信号ドライバ300に水平同期信号Hsyncが入力される。なお、省電力表示モード時の1水平期間は通常表示モード時の1水平期間の2倍の期間とする。1水平期間を2倍とする、即ち水平同期信号Hsyncの間隔を長くして画像表示を行うことによって省電力表示モードにおいては通常表示モードよりも省電力化を図ることが可能である。
また、水平同期信号Hsyncに同期して制御部400から信号ドライバ300に画像データDが入力される。なお、省電力表示モードにおいては、画像データDは1水平期間の前半の期間と後半の期間の両方にまたがる期間内に入力される。このような期間中に信号ドライバ300に入力された画像データDは出力データラッチブロック303によって1水平期間だけラッチされた後、出力データ変換ブロック304に入力される。ここで、上述したように、ODD/EVEN切り替え信号は1水平期間の前半の期間でHiとし、後半の期間でLoとする。したがって、1水平期間の前半の期間では、出力データ変換ブロック304からは出力データラッチブロック303によってラッチされた画像データがそのまま出力される。一方、1水平期間の後半の期間では、出力データ変換ブロック304からは出力データラッチブロック303によってラッチされた画像データを用いて算出される平均値の画像データが出力される。この画像データDに基づいてD/A変換ブロック306において表示信号電圧の選択が行われ、選択された表示信号電圧が対応する信号線S(i)に印加される。
水平同期信号Hsyncを受ける毎に、走査ドライバ200からは、前半の水平期間で奇数行のTFTをオンするための走査信号電圧が印加され、後半の水平期間で偶数行のTFTをオンするための走査信号電圧が印加される。これにより、オン状態となったTFTを介して信号線S(i)に印加された表示信号電圧が表示画素を構成する画素電極に印加されて表示画素が表示状態となる。このようにして、表示パネル100の奇数行には画像データDに基づく画像が表示される。一方、表示パネル100の偶数行については、1つ前の行において隣接する2つの同色の表示画素の平均値に相当する画像が表示される。
以上説明したように、本実施形態によれば、デルタ配列の表示パネル100を有する表示装置における画像表示において、省電力表示の際には、偶数行において1つ前の行の平均値(中間の階調)に対応した表示を行うようにしている。これにより、奇数行と偶数行との間での表示画素の位置ずれによる表示品位の劣化を目立たなくすることが可能である。
また、モード信号に応じて通常表示モードと省電力表示モードとを切り替え可能とすることによって状況に応じた表示が可能である。
ここで、上述した実施形態においては、画像データDの列数については表示パネル100の列数と等しいことを前提としている。これに対し、本実施形態は、画像データDの列数については表示パネル100の列数よりも少ない場合であっても適用可能である。この場合には、信号ドライバ300に画像データを入力するに先だって、画像データDの列数を表示パネル100の列数と等しくする処理を制御部400において行うようにすれば良い。この処理は、単純コピーによって行うことができる。例えば、図4(a)、図4(b)に示した画像データDの列数を2倍に拡大する場合には、画像データR1、R1、G1、G1、B1、B1、R2、R2、…、という画像データDを新たに生成すれば良い。
また、上述の例では表示パネル100の奇数行については画像データDをそのまま出力させ、表示パネル100の偶数行については画像データにおいて隣接する同色の画像データの平均値に相当する画像データを出力させるようにしている。しかしながら、逆に表示パネル100の偶数行については画像データDをそのまま出力させ、表示パネル100の奇数行については画像データにおいて隣接する同色の画像データの平均値に相当する画像データを出力させるようにしても良い。
何れにしても、表示画素がデルタ配列された表示パネルにおいて、互いに隣接する2行分の表示画素を1行分の(カラー)画像データに基づいて表示する際に、1行分の画像データを奇数行または偶数行の何れか一方の行の表示画素に対応させた画像データとして用いる場合には画像データに対応した階調輝度を表示画素に表示させ、1行分の画像データを奇数行または偶数行の何れか他方の行の表示画素に対応させた画像データとして用いる場合には1行分の画像データのうちの互いに等しい色成分に対応した画像データにおける互いに隣接した2つの画像データの平均値に対応した階調輝度を表示画素に表示させる構成となっていればよい。そして、このとき、他方の行の表示画素に表示する階調輝度を、該表示画素と等しい色成分に対応した一方の行における表示画素のうち該表示画素を挟むように最も近接して配置された2つの表示画素に表示される階調輝度に対応した画像データの平均値に対応するように設定することが好ましい。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。例えば、上述した実施形態においては液晶表示装置14が携帯電話機に設けられている例を示している。しかしながら、上述した実施形態の技術はデジタルカメラやPDA等の、液晶表示装置を有する各種の携帯機器に対して適用可能である。さらには、上述した実施形態の技術は液晶表示装置以外の例えば有機EL表示装置等に対しても適用可能である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、上述したような課題を解決でき、上述したような効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
10…携帯電話機、11…マイクロフォン、12…アンテナ、13…スピーカ、14…液晶表示装置、15…操作部、100…表示パネル、200…走査ドライバ、300…信号ドライバ、301…入力データラッチブロック、302…入力データシフトブロック、303…出力データラッチブロック、304…出力データ変換ブロック、305…表示信号電圧生成ブロック、306…D/A変換ブロック

Claims (8)

  1. 複数の色成分の何れかに対応したカラーフィルタが形成され、奇数行に対して偶数行がずれた位置にデルタ配列された複数の表示画素と、行方向に延伸配設され前記各表示画素に接続された複数の走査線と、前記各走査線と交差するように配設された複数の信号線と、を有する表示パネルと、
    当該表示パネルの表示モードを、前記表示パネルの行数の1/2の行数の第1の画像データを用いた画像を当該表示パネルに表示させる第1の表示モードに設定する設定手段と、
    前記設定手段により前記表示モードが第1の表示モードに設定された場合に、1水平期間内で、前記表示パネルの隣接する2行の前記走査線に走査信号電圧を順次印加して、1水平期間内で2行の前記表示画素を順次選択状態に設定する走査信号電圧印加手段と、
    前記設定手段により前記表示モードが第1の表示モードに設定された場合に、前記表示パネルの行数の1/2の行数の前記第1の画像データが入力され、該画像データに基づく表示信号電圧を、前記信号線を介して前記選択状態に設定された前記隣接する2行の前記各表示画素に印加して、前記各表示画素を表示状態とする表示信号印加手段と、
    を具備し、
    前記表示信号電圧印加手段は、
    前記第1の画像データを行毎に取り込む出力データラッチブロックと、
    奇数行の前記表示画素と偶数行の前記表示画素の何れか一方に前記出力データラッチブロックによって取り込まれた前記第1の画像データをそのまま前記表示画素がそれぞれ接続された前記信号線を介して出力するとともに、奇数行の前記表示画素と偶数行の前記表示画素の何れか他方に前記出力データラッチブロックによって取り込まれた前記第1の画像データにおいて行方向に隣接する2つの同色の表示画素に対応した前記第1の画像データの平均値に相当する第2の画像データを前記2つの同色の表示画素の間の位置に対応した表示画素に接続された前記信号線を介して出力する出力データ変換ブロックと、
    前記出力データ変換ブロックから出力された前記第1の画像データ及び第2の画像データに基づく表示信号電圧を、前記信号線を介して前記選択状態に設定された表示画素に印加するデジタルアナログ変換ブロックと、
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示信号電圧印加手段に入力される前記第1の画像データの列数が前記表示パネルを構成する表示画素の列数よりも少ない場合に、前記第1の画像データの各画素に対応するデータを行方向にコピーして、前記表示パネルを構成する表示画素の列数まで前記第1の画像データの列数を拡大する拡大手段をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記設定手段は、前記表示装置の表示モードをさらに、前記第1の表示モードと異なる、前記表示パネルと同じ行数の第3の画像データを用いた画像を表示させる第2の表示モードに設定し、
    前記設定手段により前記表示モードが前記第2の表示モードに設定された場合に、前記走査信号電圧印加手段は、1水平期間内で1つの前記走査線に走査信号電圧を印加して、1水平期間内で1つの行の前記表示画素を選択状態に設定し、
    前記設定手段により前記表示モードが前記第2の表示モードに設定された場合に、前記表示信号印加手段には、前記表示パネルが有する表示画素の行数と同じ行数の前記第2の画像データが入力され、前記出力データ変換ブロックは、前記出力データラッチブロックによって取り込まれた前記第3の画像データをそのまま前記表示画素がそれぞれ接続された信号線を介して出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 行方向に延伸配設された複数の走査線と、前記各走査線と交差するように延伸配設された複数の信号線と、前記走査線と前記信号線との各交点に対応した位置に配置され複数の色成分の何れかに対応したカラーフィルタが形成されてなる複数の表示画素と、を有し、前記複数の表示画素が奇数行の前記表示画素に対して偶数行の前記表示画素がずれた位置にデルタ配列された表示パネルを備えた表示装置を駆動するための表示駆動方法であって、
    前記表示装置の表示モードを、前記表示パネルの行数の1/2の行数の第1の画像データを用いた画像を前記表示パネルに表示させる第1の表示モードに設定し、
    1水平期間内で前記表示パネルの隣接する2行の前記走査線に走査信号電圧を順次印加して、1水平期間内で、2行の前記表示画素を選択状態に設定し、
    前記表示パネルが有する表示画素の行数の1/2の行数の前記第1の画像データを行毎に取り込み、
    前記取り込まれた前記第1の画像データを、奇数行の前記表示画素にはそのまま出力し、偶数行の前記表示画素には前記取り込まれた前記第1の画像データにおいて隣接する同色の画像データの平均値に相当する第2の画像データを出力し、
    前記出力された画像データに基づく表示信号電圧を、前記信号線を介して前記選択状態に設定された表示画素に印加する、
    ことを特徴とする表示駆動方法。
  5. 表示画素がデルタ配列されたカラー表示パネルにおける互いに隣接する2行分の表示画素を1行分のカラー画像データに基づいて表示する表示駆動方法であって、
    前記1行分のカラー画像データを奇数行または偶数行の何れか一方の行の表示画素に対応させたカラー画像データとして用いる場合には、前記カラー画像データに対応した階調輝度を表示画素に表示させ、
    前記1行分のカラー画像データを奇数行または偶数行の何れか他方の行の表示画素に対応させたカラー画像データとして用いる場合には、前記1行分のカラー画像データのうちの互いに等しい色成分に対応したカラー画像データにおける互いに隣接した2つのカラー画像データの平均値に対応した階調輝度を表示画素に表示させることを特徴とする表示駆動方法。
  6. 前記他方の行の表示画素に表示する階調輝度を、該表示画素と等しい色成分に対応した前記一方の行における表示画素のうち該表示画素を挟むように最も近接して配置された2つの表示画素に表示される階調輝度に対応したカラー画像データの平均値に対応するように設定することを特徴とする請求項5に記載の表示駆動方法。
  7. 表示画素がデルタ配列されたカラー表示パネルにおける互いに隣接する2行分の表示画素に対して1行分のカラー画像データに基づいて表示信号電圧を出力する表示駆動方法であって、
    前記1行分のカラー画像データを奇数行または偶数行の何れか一方の行の表示画素に対応させたカラー画像データとして用いる場合には、前記カラー画像データに対応した表示信号電圧を表示画素に供給し、
    前記1行分のカラー画像データを奇数行または偶数行の何れか他方の行の表示画素に対応させたカラー画像データとして用いる場合には、前記1行分のカラー画像データのうちの互いに等しい色成分に対応したカラー画像データにおける互いに隣接した2つのカラー画像データの平均値に対応した表示信号電圧を表示画素に供給することを特徴とする表示駆動方法。
  8. 前記他方の行の表示画素に供給する表示信号電圧を、該表示画素と等しい色成分に対応した前記一方の行における表示画素のうち該表示画素を挟むように最も近接して配置された2つの表示画素に供給される表示信号電圧に対応したカラー画像データの平均値に対応するように設定することを特徴とする請求項7に記載の表示駆動方法。
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