JP2008151986A - 電気光学装置、走査線駆動回路および電子機器 - Google Patents

電気光学装置、走査線駆動回路および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】デマルチプレクサ方式を用いて走査線を駆動する場合に、2行以上の走査線を同
時に順番にアクティブレベルとする。
【解決手段】アドレス信号Ad- 1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80は、3行の走査線グループ
を、単独で、または、重複しながらアドレスする。1〜6行のTFT36のゲート電極に
は、この順番でセレクト信号Sel-1〜Sel-6が供給される。ここで、アドレス信号により
3または6行がアドレスされたとき、アドレスされた3または6行のTFT36を2個、
互いに異なるセレクト信号にしたがってオンさせる。
【選択図】図3

Description

本発明は、デマルチプレクサを用いて、走査線を駆動する技術に関する。
液晶などの電気光学装置では、複数行の走査線と複数列のデータ線との交差に対応して
画素が設けられる。画素は、自身に対応する走査線がアクティブレベル(例えばHレベル
)になったときに、自身に対応するデータ線の電圧(または電流)に応じた階調となり、
当該走査線がノン・アクティブレベル(アクティブレベルがHレベルであれば、Lレベル
)になっても、その階調を維持する構成となっている。したがって、複数行の走査線を所
定の順番でアクティブレベルにする一方、当該アクティブレベルとした走査線に位置する
画素に対し、階調に応じた電圧(または電流)を、データ線を介して供給することにより
、目的とする画像を表示させることができる。
ここで、複数行の走査線を所定の順番でアクティブレベルにする回路は、走査線駆動回
路と呼ばれ、一般的にはシフトレジスタが用いられる。このような走査線駆動回路につい
ては、外付けの集積回路を実装するよりも、画素と同じスイッチング素子で構成した、い
わゆる周辺回路内蔵型の方が、プロセスの共用化による製造効率の向上などの面において
有利とされる。
ところで、シフトレジスタは、pチャネル型のトランジスタとnチャネル型のトランジ
スタとを組み合わせた相補型の論理回路(インバータやクロックドインバータ)を有する
が、pチャネル型とnチャネル型とで電気的特性が揃わないと、貫通電流が流れてしまう
などの不都合が発生する。
そこで、走査線を複数行(例えば3行)毎にグループ化するとともに、各走査線にスイ
ッチとしてのトランジスタ(TFT)を設けて、これらのグループを1つずつアドレス信
号でアドレスするとともに、アドレスしたグループにおける複数行の走査線のスイッチを
、セレクト信号により順番に1つずつオンさせて、走査線を1行ずつ順番にアクティブレ
ベルとさせる、いわゆるデマルチプレクサ方式が提案されている(例えば特許文献1参照
)。
特開2002−169518号公報(特に図1参照)
一方、走査線をアクティブレベルとして、階調に応じた電圧を画素に書き込む前に、当
該走査線よりも数行前の走査線がアクティブレベルとなったときにも、当該走査線をアク
ティブレベルとして、階調に応じた電圧と同極性の電圧を予め書き込んで、階調に応じた
電圧を書き込む時間の短縮化を図った駆動方法が提案されている。この駆動方法は、同時
に2行の走査線がアクティブレベルとなるので、ダブルオン駆動とも呼ばれる。
ここで、デマルチプレクサ方式では、上述したように走査線を1行ずつ順番にアクティ
ブレベルとさせるので、そのままでは、同時に2行以上の走査線をアクティブレベルとす
ることができない、という問題が生じた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、デマルチ
プレクサ方式を用いて、同時に2行以上の走査線をアクティブレベルとすることが可能な
電気光学装置、走査線駆動回路および電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る走査線駆動回路にあっては、m(mは2以上
の整数)行毎にグループ化された複数行の走査線と、複数列のデータ線と、前記複数行の
走査線と前記複数列のデータ線との交差に対応して設けられ、前記走査線の論理レベルが
アクティブレベルとなったときに、前記データ線に供給されたデータ信号に応じた階調と
なる画素と、を有する電気光学装置に対し、前記複数行の走査線を選択して、当該選択し
た走査線の論理レベルをアクティブレベルとする走査線駆動回路であって、前記グループ
に属するm行の走査線をアドレスして、論理レベルがアクティブレベルのアドレス信号を
、前記グループの各々に対応する出力線に供給するアドレス信号出力回路と、前記複数行
の走査線のそれぞれに対応して設けられるとともにセレクト信号に基づいてオンするスイ
ッチを含み、各スイッチは、一端が自身の属するグループの出力線に接続され、他端が自
身に対応する走査線に接続されたデマルチプレクサと、を具備し、前記アドレス信号によ
りm行または2m行の走査線がアドレスされたとき、当該アドレスされた走査線に対応す
るスイッチは、互いに異なるセレクト信号にしたがって少なくとも2個以上同時オンする
ことを特徴とする。この構成によれば、デマルチプレクサ方式をおいて、同時に2行以上
の走査線がアクティブレベルとなる。
本発明において、前記複数行の走査線のそれぞれに対応して設けられたスイッチは、自
身の行における本書込と、当該本書込の前の予備書込とにおいてオンし、前記本書込は、
前記複数行の走査線において所定の順番で実行される構成としても良い。
また、本発明において、前記階調が黒レベルの書込において前記アドレス信号によりm
行または2m行の走査線がアドレスされたとき、当該アドレスされた走査線のうち、奇数
行または偶数行の2行以上に対応するスイッチが同時オンする構成としても良い。なお、
本書込、予備書込、黒レベルの書込の用語について、その意味内容については後述する。
本発明は、電気光学装置の走査線駆動回路のみならず、電気光学装置としても、また、
当該電気光学装置を有する電子機器としても概念することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る走査線駆動回路を適用した電気光学装置の全体構成を示す
図である。
この図に示されるように、この電気光学装置1は、表示パネル10と、制御回路20と
に大別される。このうち、表示パネル10では、特に図示しないが、素子基板と対向基板
とが、互いに電極形成面が対向するように、一定の間隙を保って貼り合わせられるととも
に、この間隙に例えばTN(twisted nematic)型の液晶を封入した構成となっている。
表示パネル10の素子基板には、後述する画素のTFTとともに、アドレス信号出力回
路32およびデマルチプレクサ34の構成素子が共通プロセスによって形成される一方、
半導体チップであるデータ線駆動回路50が、COG技術等により実装されている。なお
、表示パネル10には、各種の制御信号が制御回路20からFPC(Flexible Printed C
ircuit)基板等を介して、アドレス信号出力回路32や、デマルチプレクサ34、データ
線駆動回路50等に供給される。
表示パネル10は表示領域100を有する。この表示領域100には、本実施形態では
、240行の走査線112が行(X)方向に延在するように設けられ、また、320列の
データ線114が列(Y)方向に延在するように、かつ、各走査線112と互いに電気的
な絶縁を保つように設けられている。
ここで、本実施形態では、240行の走査線112が4行毎にブロック化されている。
このため、走査線のブロック数は、240を「4」で除した「60」となる。
画素110は、240行の走査線112と320列のデータ線114との交差部に対応
して、それぞれ配列している。したがって、本実施形態では、画素110が表示領域10
0において縦240行×横320列でマトリクス状に配列することになる。
ここで、画素110の構成について説明する。図2は、画素110の構成を示す図であ
り、i行及びこれに下方向で隣接する(i+1)行と、j列及びこれに右方向で隣接する
(j+1)列との交差に対応する2×2の計4画素分の構成が示されている。
なお、i、(i+1)は、画素110が配列する行を一般的に示す場合の記号であって
、本実施形態では、1≦i≦240を満たす整数である。また、j、(j+1)は、画素
110が配列する列を一般的に示す場合の記号であって、本実施形態では、1≦i≦32
0を満たす整数である。
図2に示されるように、各画素110は、画素のスイッチング素子であるnチャネル型
薄膜トランジスタ(thin film transistor:以下単に「TFT」と略称する)116と、
画素容量(液晶容量)120と、蓄積容量130とを有する。各画素110については、
互いに同一構成である。このため、1つの画素に着目すると、当該着目画素110におい
て、TFT116のゲート電極は、自身に対応する走査線112に接続される一方、その
ソース電極は自身に対応するデータ線114に接続され、そのドレイン電極は画素容量1
20の一端たる画素電極118と、蓄積容量130の一端とにそれぞれ接続されている。
画素容量120の他端はコモン電極108である。このコモン電極108は、図1に示
されるように全ての画素110にわたって共通であり、本実施形態では、時間的に一定の
電圧LCcomに保たれている。
一方、蓄積容量130の他端は容量線132である。この容量線132は、図1におい
て図示省略されているが、例えばコモン電極108と同じ電圧LCcomに保たれている。
なお、容量線132は、電圧LCcom以外に保たれる構成であっても良い。
表示領域100は、画素電極118が形成された素子基板とコモン電極108が形成さ
れた対向基板との一対の基板同士を、電極形成面が互いに対向するように一定の間隙を保
って貼り合わせるとともに、この間隙に液晶105を封止した構成となっている。このた
め、画素容量120は、画素電極118とコモン電極108とで誘電体の一種である液晶
105を挟持したものとなって、画素電極118とコモン電極108との差電圧を保持す
る構成となっている。この構成において、画素容量120の透過光量は、当該保持電圧の
実効値に応じて変化する。
なお、本実施形態では説明の便宜上、画素容量120において保持される電圧実効値が
ゼロに近ければ、光の透過率(または反射率)が最大となって白色表示になる一方、電圧
実効値が大きくなるにつれて透過する光量が減少して、ついには透過率が最小の黒色表示
になるノーマリーホワイトモードであるとする。
説明を再び図1に戻すと、走査線駆動回路30は、アドレス信号出力回路32とデマル
チプレクサ34とにより構成され、1〜240行の走査線112を駆動するものである。
このうち、アドレス信号出力回路32は、制御回路20による制御にしたがって3行の走
査線をアドレスするためのアドレス信号を生成するものである。ここで、走査線112に
ついては上述したように4行毎にブロック化されているが、アドレス信号については3行
毎にグループ化されている(後述する図3参照)。このため、アドレス信号出力回路32
は、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80を、3行毎にグループ化された走査
線に対応して出力することになる。
アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80は、図4に示されるような波形である
。詳細には、アドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80は、期間pよりも狭い期間
qのパルス幅を有するパルスが5つ連続したものであり、隣接するアドレス信号同士では
、後端の2つのパルスと前端のパルスとが互いに重複して出力される関係にある。例えば
、アドレス信号Ad-2の後端2つのパルスと、アドレス信号Ad-3の前端2つのパルスとは
、期間t7、t8とにおいてそれぞれ重複して出力される。
なお、p毎に区切られる期間については、アドレス信号Ad-1において最初のパルスが
出力される期間をt1とし、以下順番にt2、t3、t4とし、アドレス信号Ad-80において
最後のパルスが出力される期間をt242としている。また、便宜的に、期間t3を垂直走査
期間(フレーム)の開始とし、当該期間t3から期間t242までを垂直有効表示期間として
いる。したがって、期間t242の終了から期間t2までの終了までが垂直帰線期間Fbとな
る。
デマルチプレクサ34は、制御回路20によるセレクト信号Sel-1〜Sel-6にしたがい
アドレス信号出力回路32によるアドレス信号Ad-1〜Ad-80を分配等することによって
、各走査線112に走査信号を供給するものである。
図3は、デマルチプレクサ34の構成を示す図である。この図に示されるように、デマ
ルチプレクサ34は、各行の走査線112に対応して設けられたnチャネル型TFT36
の集合体である。
制御回路20によるアドレス信号Ad-1、Ad-2、Ad-3、…、Ad-80は、グループに対
応する出力線33に供給された後、それぞれ3分岐して、TFT36の各々のソース電極
に供給される。一方、TFT36のゲート電極には、セレクト信号Sel-1〜Sel-6のいず
れかが、次のような関係で供給される。すなわち、1、2、3、4、5、6行目に対応す
るTFT36のゲート電極には、セレクト信号Sel-1、Sel-2、Sel-3、Sel-4、Sel-5
、Sel-6が供給され、以下、7行目以降も6行を単位とするパターンの繰り返しで供給さ
れる。
そして、各TFT36のドレイン電極が、自身に対応する走査線112に接続されてい
る。ここで、1、2、3、…、240行目のTFT36のドレイン電極から出力される信
号が、走査信号G1、G2、G3、…、G240である。
セレクト信号Sel-1〜Sel-6は、図4に示されるような波形である。詳細には、セレク
ト信号Sel-1〜Sel-6は、それぞれ期間pの6倍の周期を有する信号であり、最初に期間
pだけHレベルとなり、次に期間pだけLレベルとなり、再び期間pだけHレベルとなっ
て、この後、期間3pだけLレベルとなる信号である。
このうち、セレクト信号Sel-1は、期間t1、t3においてHレベルとなり、セレクト信
号Sel-2〜Sel-6は、セレクト信号Sel-1に対して、位相を60度ずつ順番に遅延させた
関係にある。ただし、セレクト信号Sel-1〜Sel-6は、垂直帰線期間Fbにおいては、す
べてLレベルとなる。
さて、図1において、データ線駆動回路50は、アクティブレベルであるHレベルとな
った走査線112のうち、本書込の走査線に位置する画素110の階調に応じた電圧のデ
ータ信号d1、d2、d3、…、d320を、1、2、3、…、320列目のデータ線114に
それぞれ供給するものである。
ここで、データ線駆動回路50は、縦240行×横320列のマトリクス配列に対応し
た記憶領域(図示省略)を有し、各記憶領域には、それぞれに対応する画素110の階調
値(明るさ)を指定する表示データDaが記憶される。各記憶領域に記憶される表示デー
タDaは、表示内容に変更が生じた場合に、制御回路20によってアドレスとともに変更
後の表示データDaが供給されて書き換えられる。
データ線駆動回路50は、本書込の走査線112に位置する画素110の表示データD
aを記憶領域から読み出すとともに、当該階調値に応じた電圧のデータ信号に変換してデ
ータ線114に供給する動作を、当該走査線112に位置する1〜320列のそれぞれに
ついて実行する。
なお、本書込とは、詳細には後述するように階調に応じた電圧を書き込むことをいうが
、本書込の走査線112が何行目であるのか、また、いかなるタイミングで走査線112
がHレベルとなるかについては、後述するように制御回路20によるアドレス信号出力回
路32への制御(アドレス信号Ad-1〜Ad-80)、および、セレクト信号Sel-1〜Sel-6
で決定される。
このため、データ線駆動回路50は、例えば制御回路20から制御内容の通知を受ける
ことによって、どの行の表示データDaを読み出すべきなのか、また、どのタイミングで
データ信号d1、d2、d3、…、d320を出力すべきなのかを、知ることができる。
また、ここでいう階調に応じた電圧とは、コモン電極108に印加される電圧LCcom
よりも高位側である正極性と、低位側である負極性との2通りが存在し、データ線駆動回
路50は、同一の画素について例えば1フレームの期間毎に正極性と負極性とで交互に切
り替える。なお、極性を切り替える理由は、直流成分の印加による液晶の劣化を防止する
ためである。
ここで、各画素に対してどの極性で書き込むかについては、走査線毎、データ線毎、画
素毎、面(フレーム)毎などの様々な態様があるが、本実施形態にあっては説明の便宜上
、走査線毎とする。ただし、本発明をこれに限定する趣旨ではない。
また、本実施形態において、データ信号の極性については、電圧LCcomを基準として
高位側を正極性とし、低位側を負極性とするが、後述するように電圧LCcomよりも若干
低位の電圧Vcを基準とする場合がある。なお、電圧については、特に説明のない限り、
後述する論理レベルのLレベルに相当する接地電位Gndを、電圧ゼロの基準とし、論理レ
ベルのHレベルを電圧Vddとしている。
次に、本実施形態に係る電気光学装置1の動作について説明する。
第1実施形態では、ある行に着目してみると、当該着目行の走査線が選択された(Hレ
ベルになった)たときに、階調に応じた正極性または負極性の電圧を書き込む(本書込を
する)が、当該着目行よりも2行前(上)の走査線が本書込のために選択されたときにも
当該着目行を選択し、当該着目行の画素に2行前の画素の階調に応じた同極性の電圧を予
め書き込んで(予備書込をして)、本書込に要する時間の短縮を図るダブルオン駆動法を
採用している。すなわち、この駆動法では、当該着目行よりも2行前の走査線が選択され
たときには、当該着目行も選択されるので、結局1度に2行の走査線が選択される。
そこで、電気光学装置1について、走査線駆動回路30による動作を説明した後に、画
素の書込動作について説明することにする。
図4は、それぞれアドレス信号出力回路32およびデマルチプレクサ34の動作を説明
するための図である。
同図に示されるように、期間t1では、セレクト信号Sel-1〜Sel-6のうち、Sel-1だ
けがHレベルとなる。このため、期間t1では、デマルチプレクサ34における1、7、
13、19、…、235行目のTFT36がオンするので、これらのソース電極に供給さ
れたアドレス信号がそのまま走査信号となる。ただし、期間t1においてアドレス信号Ad
-1〜Ad-80のうち、HレベルとなるのはAd-1だけである。このため、期間t1においてT
FT36がオンする1、7、13、19、…、235行目のうち、走査信号G1だけが(
期間qにて)Hレベルとなり、走査信号G7、G13、G19、…、G235はLレベルとなる。
一方、期間t1では、1、7、13、19、…、235行目以外のTFT36はオフす
るので、走査信号G1、G7、G13、G19、…、G235以外の走査信号は電圧不確定状態で
ある。ただし、走査線112は、その寄生容量によって電圧保持性を有するので、直前状
態であるLレベルに保持される。
次に、期間t2では、セレクト信号Sel-1〜Sel-6のうち、Sel-2だけがHレベルとな
る。このため、期間t2では、デマルチプレクサ34における2、8、14、20、…、
236行目のTFT36がオンするので、これらのソース電極に供給されたアドレス信号
がそのまま走査信号となる。ただし、期間t2においてアドレス信号Ad-1〜Ad-80のうち
、HレベルとなるのはAd-1だけであるので、2、8、14、20、…、234行目のう
ち、走査信号G2だけがHレベルとなり、走査信号G8、G14、G20、…、G236はLレベ
ルとなって、他の走査信号は直前状態に保持されたLレベルである。
続いて、期間t3では、セレクト信号Sel-1〜Sel-6のうち、Sel-3がHレベルになる
とともに、Sel-1が再びHレベルとなる。このため、期間t3では、デマルチプレクサ3
4における3、9、15、21、…、237行目に加え、1、7、13、19、…、23
5行目のTFT36がオンする。ただし、期間t3においてアドレス信号Ad-1〜Ad-80の
うち、HレベルとなるのはAd-1だけであるので、走査信号G1、G3がHレベルとなり、
他の走査信号Lレベルとなる。
そして、期間t4では、セレクト信号Sel-1〜Sel-6のうち、Sel-4がHレベルになる
とともに、Sel-2が再びHレベルとなる。このため、期間t4では、デマルチプレクサ3
4における4、10、16、22、…、238行目に加え、2、8、14、20、…、2
36行目のTFT36がオンする。期間t4においてアドレス信号Ad-1〜Ad-80のうち、
HレベルとなるのはAd-1にくわえ、Ad-2となるので、走査信号G2、G4がHレベルとな
り、他の走査信号Lレベルとなる。
1フレームの垂直有効表示期間では、以下同様な動作が、期間t242において走査信号
G240がHレベルとなるまで繰り返される。このように、1フレームにおいては、本書込
のために、期間t3から期間t242までの垂直有効表示期間にわたって走査信号G1〜G240
が順番にHレベルとなるとともに、この本書込よりも期間2pだけ先行させたタイミング
においても、予備書込のために順番にHレベルとなる。
したがって、3〜240行目の走査線112については、それぞれ本書込のために選択
される期間と、自身の行よりも2行前(上)である1〜238行目の走査線が選択される
期間とにおいて、Hレベルとなる。
なお、1および2行目についてはそれぞれ2行前の走査線が存在しないことから、予備
書込のタイミング(期間t1、t2)が、前のフレームの帰線期間にかかっている。
次に、画素の書込動作について説明することにする。
まず、垂直帰線期間Fbの期間t1において、データ線駆動回路50は、直後のフレーム
における1行目の本書込の極性と同極性であって所定色に相当する電圧を、例えば次のフ
レームにおける1行目の本書込の極性が正極性であれば正極性の黒色に相当する電圧を、
データ信号d1〜d320として、それぞれ1〜320列のデータ線114に供給する。
一方、期間t1では、走査信号G1だけがHレベルになる。走査信号G1がHレベルにな
ると、1行1列〜1行320列の画素におけるTFT116がオンするので、これらの画
素電極118には、データ信号d1〜d320がそれぞれ印加される。このため、1行1列〜
1行320列の画素容量120には、データ信号d1〜d320と電圧LCcomとの差電圧が
それぞれ書き込まれて黒色になる。
期間t1の終了時においては走査信号G1がLレベルになり、これにより、1行1列〜1
行320列の画素におけるTFT116がオフするが、画素容量120に書き込まれた電
圧は、その容量性とともに並列接続された蓄積容量130に保持されるので、1行1列〜
1行320列の画素容量120は、書き込まれた電圧に応じた黒色の階調を維持すること
になる。
続いて、垂直帰線期間Fbの期間t2において、データ線駆動回路50は、直後のフレー
ムにおける2行目の本書込の極性と同極性であって所定色に相当する電圧を、データ信号
d1〜d320として、それぞれ1〜320列のデータ線114に供給する。本実施形態にお
いては上述したように、走査線毎に極性反転しているので、直後のフレームにおける2行
目の本書込の極性は、1行目の本書込が正極性であれば、負極性となる。このため、期間
t2において、データ線駆動回路50は、データ信号d1〜d320を、それぞれ負極性の黒
色に相当する電圧とする。一方、期間t2では、走査信号G2だけがHレベルになる。走査
信号G2がHレベルになると、2行1列〜2行320列の画素におけるTFT116がオ
ンするので、2行1列〜2行320列の画素容量120には、データ信号d1〜d320と電
圧LCcomとの差電圧が書き込まれて黒色になる。期間t2の終了時においては走査信号G
2がLレベルになり、これにより、2行1列〜2行320列の画素におけるTFT116
がオフするが、2行1列〜2行320列の画素容量120は、書き込まれた電圧に応じた
黒色の階調を維持することになる。
垂直有効表示期間に移行して期間t3になると、データ線駆動回路50は、1行目であ
って1、2、3、…、320列目の画素の表示データDaを読み出すとともに、読み出し
た表示データDaで指定された電圧だけ、電圧LCcomを基準に高位の正極性電圧に変換し
、データ信号d1、d2、d3、…、d320として、それぞれ1、2、3、…、320列のデ
ータ線114に供給する。
期間t3では、走査信号G1、G3がHレベルになるので、1行1列〜1行320列およ
び3行1列〜3行320列の画素におけるTFT116がオンする。このため、1行1列
〜1行320列の画素容量120には、データ信号d1〜d320と電圧LCcomとの差電圧
が書き込まれて、表示データDaで指定された階調となる(本書込)。1行目の画素に対
しては、期間t1において本書込と同じ正極性の電圧がすでに書き込まれているので、本
書込では、反対極性の電圧を書き込む場合と比較して、階調に応じた電圧を迅速に書き込
むことが可能である。一方、3行1列〜3行320列の画素容量120にも、それぞれ1
行目と同じ電圧が書き込まれ、これにより、それまで書き込まれていた電圧がリセットさ
れるとともに、期間2p後における本書込と同極性の電圧が予め書き込まれることになる
(予備書込)。
続いて期間t4になると、データ線駆動回路50は、2行目であって1、2、3、…、
320列目の画素の表示データDaを読み出すとともに、読み出した表示データDaで指定
された電圧だけ、電圧LCcomを基準に低位の負極性電圧に変換し、データ信号d1、d2
、d3、…、d320として、それぞれ1、2、3、…、320列のデータ線114に供給す
る。
期間t4では、走査信号G2、G4がHレベルになるので、2行1列〜2行320列およ
び4行1列〜4行320列の画素におけるTFT116がオンする。このため、2行1列
〜2行320列の画素容量120には、データ信号d1〜d320と電圧LCcomとの差電圧
が書き込まれて、表示データDaで指定された階調となる(本書込)。2行目の画素に対
しては、期間t2において本書込と同じ負極性の電圧がすでに書き込まれているので、本
書込では、階調に応じた電圧を迅速に書き込むことが可能である。一方、4行1列〜4行
320列の画素容量120にも、それぞれ2行目と同じ電圧が書き込まれ、これにより、
それまで書き込まれていた電圧がリセットされるとともに、期間2p後における本書込と
同極性の電圧が予め書き込まれることになる(予備書込)。
以下同様な動作が期間t242まで繰り返され、これにより、奇数の3、5、7、…、23
9行目の画素に対しては階調に応じた正極性電圧が、偶数の4、6、8、…、240行目
の画素に対しては階調に応じた負極性電圧が、それぞれ書き込まれる(本書込)。この際
、各行の画素においては、期間2p前においてそれぞれ本書込と同じ極性の電圧が書き込
まれている(予備書込)。
次のフレームにおいても同様な動作となるが、各行における書込極性は反転する。すな
わち、奇数行目の画素に対しては階調に応じた負極性電圧が、偶数行目の画素に対しては
階調に応じた正極性電圧が、それぞれ書き込まれる。この際、各行の画素においては、期
間2p前において予備書込が実行される点も同様である。
このようにフレームの期間毎において書込極性を反転する場合に、予備書込を実行しな
いと、本書込においては、一方極性の電圧が書き込まれた状態で、階調に応じた他方極性
の電圧を書き込む必要があるので、迅速な書き込みができず、走査線の増加による書込時
間の短縮に対処できない。これに対して、本実施形態では、予備書込によって本書込と同
極性の電圧を予め書き込んであるので、本書込において階調に応じた電圧を書き込む際の
時間を短縮することができるのである。
なお、予備書込により書き込まれた電圧は、2行前の画素の階調に応じた電圧(1、2
行目にあっては黒色に相当する電圧)であるため、予備書込による書き込まれたことによ
り本来とは無関係の表示となるが、予備書込による表示期間は2pであり、1フレームの
期間でみても充分に短い期間であるので、表示にはほとんど影響がない。
図7は、i行j列に位置する画素電極118の電圧P(i,j)と、これと下方向に隣接す
るi行(j+1)列に位置する画素電極118の電圧P(i+1,j)とについて、走査信号Gi
およびG(i+1)の電圧との関係において示す図である。
この図においては、i行目の予備書込のために走査信号GiがHレベルになったとき、
電圧LCcomに対し2行前の(i−2)行j列の画素に対する階調値に応じた分だけ高位
または低位の電圧(図においてaの↑またはcの↓で示されている)のデータ信号が当該
列目のデータ線114に供給されて、当該画素電極118に書き込まれるとともに、i行
目の本書込のために走査信号Giが再びHレベルになったとき、電圧LCcomに対しi行j
列の画素に対する階調値に応じた分だけ高位または低位の電圧(図においてbの↑または
dの↓で示されている)のデータ信号が当該列目のデータ線114に供給されて、当該画
素電極118に書き込まれている様子を示している。
なお、走査線毎に書込極性が反転しているので、電圧P(i+1,j)は、電圧P(i,j)に対し
て書込極性が反転している。
本実施形態では、このようなダブルオン駆動法を、図5および図6に示されるように、
走査線のブロックを選択するとともに、選択ブロックに属する走査線を、セレクト信号S
el-1〜Sel-3およびSel-4〜Sel-6によって選択するデマルチプレクサ方式で実現してい
る。ここで、図5は、奇数行の画素を正極性として、偶数行の画素を負極性とする奇数フ
レームを示し、図6は、奇数行の画素を負極性として、偶数行の画素を正極性とする偶数
フレームを示す。なお、これらの図において、セレクト信号Sel-1〜Sel-3およびSel-4
〜Sel-6による選択行とは、これらのセレクト信号がHレベルとなる「-」に続く番号を
それぞれ示している。
図5および図6とともに図4に示されるように、隣接する、または、同一ブロックに属
する走査線同士を、アドレス信号Ad-1〜Ad-80によって重複しながらアドレスするとと
もに、アドレスした走査線のうち、1行あいだにおいた2行をセレクト信号Sel-1〜Sel
-3およびSel-4〜Sel-6によって選択する構成となっている(期間t1、t2、t241、t2
42を除く)。
なお、期間t1(t2)またはt241(t242)では、同一ブロックに属する走査線同士を
、アドレス信号Ad-1またはAd-80によってアドレスするとともに、アドレスした走査線
のうちの1行をセレクト信号Sel-1(Sel 2)またはSel-5(Sel-6)によって選択する
ことになる。
このように本実施形態では、ダブルオン駆動法をデマルチプレクサ方式で実現している
ので、アドレス信号出力回路32やデマルチプレクサ34の構成素子(TFT)を、移動
度の低いアモルファスシリコン型とする場合に、階調に応じた電圧の書込時間を短縮する
ことができるので、特において有効となる。なお、TFTをポリシリコン型とする場合に
おいても、書込時間の短縮により、走査線の増加に対処できるので有効である。
なお、第1実施形態では、1、2行目の予備書込については、2行前の走査線が存在し
ないので、黒色に相当する電圧としたが、黒以外に相当する電圧であっても良い。また、
1、2行目をダミー領域としても良い。
また、第1実施形態では、書込極性を走査線毎に反転しているが、さらに列方向にも反
転させた画素反転(ドット反転ともいう)としても良い。ここで、走査線反転や画素反転
では、ある列に着目したときに走査線毎に極性が反転するので、予備書込は、本書込より
も偶数行前(実施形態では2行前)とすれば良い。ただし、予備書込から本書込までに至
る期間は短い方が良い。予備書込では、上述したように本来の表示と無関係な電圧な関係
が書き込まれるためである。
また、フレーム期間にわたって全画素を同極性とするフレーム反転や、データ線毎に反
転させた列反転としても良い。フレーム反転および列反転では、ある列に着目したときに
書込極性が同極性になるので、予備書込については前であれば良い。
また、アドレス信号Ad-1〜Ad-80をそれぞれ5つの独立したパルスとするのではなく
、図8に示されるように、期間5pの幅を有する1つのパルスとしても良い。アドレス信
号Ad- 1〜Ad-80を1つパルスとする場合、セレクト信号Sel-1〜Sel-6は、そのパルス
幅が、図4と比較して期間pよりも狭められた期間qとなる。このようなアドレス信号A
d-1〜Ad-80は、シフトレジスタの出力信号をそのまま用いることが可能となるので、構
成の簡易化を図ることができる。
<第1実施形態の応用>
第1実施形態では、アドレス信号によりアドレスされた行を、セレクト信号Sel-1〜S
el-6の6種類を用いてダブルオン駆動法の選択をしたが、セレクト信号Sel-1〜Sel-5の
5種類でもダブルオン駆動法の選択が可能である。詳細には、デマルチプレクサ34を図
9に示される構成にするとともに、5種類のセレクト信号Sel-1〜Sel-5を、図10に示
されるような波形とすることでもダブルオン駆動法の選択が可能となる。
図9に示されるように、マルチプレクサ34において、1、2、3、4、5行目に対応
するTFT36のゲート電極には、セレクト信号Sel-1、Sel-2、Sel-3、Sel-4、Sel
-5が供給され、以下、7行目以降も5行を単位とするパターンの繰り返しで供給される。
また、セレクト信号Sel-1〜Sel-5は、図10に示されるように、それぞれ期間pの5
倍の周期を有する信号であり、最初に期間pだけHレベルとなり、次に期間pだけLレベ
ルとなり、再び期間pだけHレベルとなって、この後、期間2pだけLレベルとなる信号
である。このうち、セレクト信号Sel-1は、期間t1、t3においてHレベルとなり、セレ
クト信号Sel-2〜Sel-5は、セレクト信号Sel-1に対して、位相を72度ずつ順番に遅延
させた関係となる。
このような構成においても、隣接する(または、単独の)ブロックに属する走査線同士
を、アドレス信号Ad-1〜Ad-80によって重複しながらアドレスするとともに、アドレス
した走査線のうち、2行をセレクト信号Sel-1〜Sel-3およびSel-4、Sel-5によって選
択することが可能となる(期間t1、t2、t241、t242については1行の選択)。
ここで、アドレス信号によりアドレスされた走査線は、3行または6行であるが、ダブ
ルオンさせる2行は、それぞれ異なるセレクト信号により選択されることが必要となる。
換言すれば、アドレスされた走査線のTFT36において、選択のためにHレベルとなる
セレクト信号を共用するものが存在してはいけないことになる。
したがって、この条件を満たせば、TFT36のゲート電極の接続を、5行を単位とす
る規則パターンとする必要はない。例えば、図11に示されるように、8行〜12行目の
ような規則性を有しないな構成として、この接続にパターンに合わせてセレクト信号を図
12に示されるような波形で供給すれば良い。
<第2実施形態>
第1実施形態では、本書込の前に、予備書込を実行する構成としたが、第2実施形態で
は、動画表示特性を改善するために、本書込の後に、書き込んだ画素を強制的に黒色化と
する(黒レベルの書込をする)構成としたものである。
構成自体は、第1実施形態と同様であるが、図13に示されるように、アドレス信号A
d-1〜Ad-80およびセレクト信号Sel-1〜Sel-6が異なる。なお、第2実施形態では、垂
直帰線期間をなくしている。
詳細には、第2実施形態においてアドレス信号Ad-1〜Ad-80は、同図に示されるよう
に、期間qであるパルス幅を有するパルスが3つ連続したものであり、隣接するアドレス
信号同士では、後端のパルスと前端のパルスとにおいて重複せず、期間pを間において出
力される関係にある。また例えばアドレス信号Ad-41、Ad-42は、アドレス信号Ad-1、
Ad-2における連続する3つのパルスが出力された後に、それぞれ期間qのパルスとなる
。ここでは図示していないが、アドレス信号Ad-43、Ad-44は、アドレス信号Ad-3、Ad
-4における連続する3つのパルスが出力された後に、それぞれ期間qのパルスとなり、以
下同様にしてアドレス信号Ad-79、Ad-80は、アドレス信号Ad-39、Ad-40における連続
する3つのパルスが出力された後に、それぞれ期間qのパルスとなる。また、アドレス信
号Ad-1、Ad-2は、アドレス信号Ad-41、Ad-42における連続する3つのパルスが出力さ
れた後に、それぞれ期間qのパルスとなり、以下同様にしてアドレス信号Ad-39、Ad-40
は、アドレス信号Ad-79、Ad-80における連続する3つのパルスが出力された後に、それ
ぞれ期間qのパルスとなる。
このため、アドレス信号Ad-1〜Ad-80では、本書込のために3つのパルスが出力され
、おおよそ1/2フレームの期間が経過したときに、2回、期間pのパルスが黒レベルの
書込のために出力される。
一方、第2実施形態において、セレクト信号Sel-1〜Sel-6は、図13に示されるよう
な波形である。詳細には、セレクト信号Sel-1〜Sel-6は、それぞれ期間pの8倍の周期
を有する信号である。このうち、セレクト信号Sel-1〜Sel-3は、奇数アドレス信号Ad-
1、Ad-3、Ad-5、…、Ad-79における本書込のための3つのパルスに対応して、それぞ
れ順番にHレベルとなり、セレクト信号Sel-4〜Sel-6は、偶数アドレス信号Ad-2、Ad
-4、Ad-6、…、Ad-80における本書込のための3つのパルスに対応して、それぞれ順番
にHレベルとなる。くわえて、セレクト信号Sel-1、Sel-3、Sel-5は、アドレス信号に
おける黒レベルの書込のための2パルスのうち、最初の1つ目においてHレベルとなり、
セレクト信号Sel-2、Sel-4、Sel-6は、黒レベルの書込のための2パルスのうち、2つ
目においてHレベルとなる。
なお、図13において、セレクト信号Sel-1〜Sel-6のうち、本書込のためにHレベル
となる場合を「○」印で、黒レベルの書込のためにHレベルとなる場合を「●」印で、そ
れぞれ示している。
この第2実施形態における走査信号G1〜G240は、同図に示されるような波形となる。
すなわち、走査信号G1〜G240は、セレクト信号Sel-1〜Sel-6のパルスのうち、「○」
印を付したものを、アドレス信号Ad-1〜Ad-80における3つの連続をパルスで抜き出し
たものが、本書込のための選択信号となり、「●」印を付したパルスを、アドレス信号A
d-1〜Ad-80における単独のパルスで抜き出したものが、黒レベルの書込のための選択信
号となる。
したがって、第2実施形態では、各行でみたとき、本書込のために選択されると、おお
よそ1/2フレームの期間経過したときに黒レベルの書込のために再び選択されることに
なる。
なお、第2実施形態において、黒レベルの書込において3行が選択されるが、この3行
は、アドレス信号によりアドレスされた走査線のうち、互いに異なるセレクト信号により
選択される点において第1実施形態と同様となる。
また、第2実施形態において、データ線駆動回路50は、走査線が選択されたときに、
それが本書込であれば、選択された走査線の行に対応する1〜320列目の画素の表示デ
ータDaを読み出すとともに、読み出した表示データDaで指定された電圧だけ、電圧LC
comを基準に低位または高位の電圧に変換し、データ信号d1、d2、d3、…、d320とし
て、それぞれ1、2、3、…、320列のデータ線114に供給する。一方、データ線駆
動回路50は、走査線が選択されたときに、それが黒レベルの書込であれば、当該黒レベ
ルの書込後における本書込と同極性の黒色に相当する電圧をデータ信号d1、d2、d3、
…、d320として、それぞれ1、2、3、…、320列のデータ線114に供給する。
図14は、第2実施形態において、表示領域100での書込推移を、奇数および偶数の
2フレーム期間にわたって示す図である。なお、この図において、その縦軸は、1〜24
0行目の走査線に対応しているが、便宜的に、その数を減らして簡易的に示している。ま
た、横軸は、経過時間であり、■は、走査線の選択を示している。したがって、■の右方
向に延びる領域は、当該■による書き込みによって保持された電圧(階調)を示すことに
なる。
この図に示されるように、本書込により書き込まれた階調に応じた電圧は、おおよそ1
/2フレームの期間保持され、黒レベルの書込によって、極性の反転された(すなわち、
次の本書込と同極性の)黒色相当電圧が書き込まれて黒色となる。このため、書き込まれ
た電圧に応じた階調の保持期間が短縮されるので、残像感が低減される結果、第2実施形
態では、動画表示特性が改善されることになる。
なお、各行においては、黒レベルの書込によって黒色が保持される期間は、必ずしも均
等ではないが、その差は、期間p(走査線を1回選択する期間)の数倍程度であるから、
認識できるほどではない。
1〜240行に対し、本書込および黒レベルの書込のために、1フレームにおいてそれ
ぞれ単純に2回選択する構成であると、その選択に要する回数は、240×2の計「48
0」となる。1フレームの期間は、60Hzの逆数である16.7ミリ秒で固定であるの
で、1回の選択に要する期間は、黒レベルの書込しない場合と比較すると、1/2(=2
40/480)になり、その分、画素に対する電圧の書き込みが不充分となってしまう可
能性がある。
これに対して、第2実施形態では、黒レベルの書込を3行分同時に実行しているので、
240行の黒レベルの書込に要する回数は「80」となる。本書込に要する回数は「24
0」であるから、1フレームの期間における選択回数は、計「320」で足りる。このた
め、第2実施形態では、1回の選択に要する期間は、黒レベルの書込をしない場合と比較
すると、3/4(=240/320)で済み、画素に対する電圧の充分な書き込みが可能
である。
また、第2実施形態では、本書込の後の黒レベルの書込は、次の本書込と同極性の黒色
相当電圧が画素に書き込まれる。このため、第2実施形態における黒レベルの書込は、第
1実施形態における予備書込と同視することができ、本書込において、書込前と書込後と
の電圧差を少なくさせる。したがって、本書込において階調に応じた電圧を迅速に書き込
むことも可能となる。
なお、動画表示特性については、画素を黒色とする場合に限られず、例えば黒色と白色
との灰色、あるいは白色としても、多少効果が薄れるものの改善することが可能である。
このため、黒レベルの書込とは、黒以外の色に相当する電圧を書き込む場合を含む概念で
ある。
第2実施形態では、黒レベルの書込による階調を保持する期間を1/2フレームとした
が、これに限られない。
上述した説明では、アドレス信号を供給するグループの走査線数mを「3」として説明
したが、「2」でも良いし、「4」以上の整数としても良い。ただし、この走査線数mに
応じてセレクト信号の増減する必要がある。
さらに、同時に2行の走査線をアクティブレベルとしたが、3行以上にわたってアクテ
ィブレベルとしても良い。
また、実施形態においては、TFT116をnチャネル型としたため、アクティブレベ
ルをHレベルとし、ノン・アクティブレベルをLレベルとして説明したが、TFT116
をpチャネル型にした場合、アクティブレベルはLレベルになり、ノン・アクティブレベ
ルをHレベルになる。TFT116をpチャネル型にする場合には、負論理とするだけで
あるので、その構成については別段説明を要しないであろう。
さらに、アドレス信号出力回路32は、画素のTFTと共通プロセスで形成する必要は
必ずしも無く、例えば、半導体チップで形成し、COG技術で実装されても良く、また、
回路構成も必ずしもシフトレジスタでは無く、例えば、デコーダ回路構成とし、任意のア
ドレス信号線を順次選択できるようにしても良い。これにより、特定行のみ表示を行う、
部分表示が容易になる。
また、上述した各実施形態では、画素容量120を単位としてみたときに、1フレーム
の期間毎に書込極性を反転したが、その理由は、上述したように画素容量120を交流駆
動するために過ぎないので、その反転は2フレーム以上の期間毎に実行しても良い。
さらに、画素容量120はノーマリーホワイトモードとしたが、電圧無印加状態におい
て暗い状態となるノーマリーブラックモードとしても良い。また、R(赤)、G(緑)、
B(青)の3画素で1ドットを構成して、カラー表示を行うとしても良いし、さらに、別
の1色(例えばシアン(C))を追加し、これらの4色の画素で1ドットを構成して、色
再現性を向上させる構成としても良い。
上述した説明では、書込極性の基準をコモン電極108の電圧としているが、これは、
画素110におけるTFT116が理想的なスイッチとして機能する場合であり、実際に
は、TFT116のゲート・ドレイン電極間の寄生容量に起因して、オンからオフに状態
変化するときにドレイン電極(画素電極118)の電位が低下する現象(プッシュダウン
、突き抜け、フィールドスルーなどと呼ばれる)が発生する。液晶の劣化を防止するため
、画素容量120については交流駆動としなければならないが、コモン電極108への印
加電圧を書込極性の基準として交流駆動すると、プッシュダウンのために、負極性書込に
よる画素容量120の電圧実効値が、正極性書込による実効値よりも若干大きくなってし
まう(TFT116がnチャネルの場合)。このため、実際には、書込極性の基準電圧と
コモン電極108の電圧とを分け、詳細には、書込極性の基準電圧を、プッシュダウンの
影響が相殺されるように、コモン電極の電圧よりも高位側にオフセットして設定するよう
にしても良い。
さらに、蓄積容量130の他端は一定ではなく、正極性書込時に低位側とし、その後、
高位側に切り替え、極性書込時に高位側とし、その後、低位側に切り替えるような構成と
しても良い。
<電子機器>
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置1を表示装置に適用した電子機器について
説明する。図15は、実施形態に係る電気光学装置1を用いた携帯電話1200の構成を
示す図である。
この図に示されるように、携帯電話1200は、複数の操作ボタン1202のほか、受
話口1204、送話口1206とともに、上述した電気光学装置1を備えるものである。
なお、電気光学装置1のうち、表示領域100に相当する部分以外の構成要素については
外観としては現れない。
なお、電気光学装置1が適用される電子機器としては、図15に示される携帯電話の他
にも、デジタルスチルカメラや、ノートパソコン、液晶テレビ、ビューファインダ型(ま
たはモニタ直視型)のビデオレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、
電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネル
を備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示装置として、上
述した電気光学装置1が適用可能であることは言うまでもない。
第1実施形態に係る走査線駆動回路を用いた電気光学装置を示す図である。 同電気光学装置における画素の構成を示す図である。 同走査線駆動回路の動作を示す図である。 同走査線駆動回路の動作を示す図である。 同電気光学装置の動作を示す図である。 同電気光学装置の動作を示す図である。 同電気光学装置における画素への書込動作を説明するための図である。 同走査線駆動回路における別動作を示す図である。 同走査線駆動回路におけるデマルチプレクサの変形例を示す図である。 同デマルチプレクサに適用される波形を示す図である。 同走査線駆動回路におけるデマルチプレクサの変形例を示す図である。 同デマルチプレクサに適用される波形を示す図である。 第2実施形態に係る走査線駆動回路の動作を示す図である。 同走査線駆動回路を適用した電気光学装置における書込推移を示す図である。 実施形態に係る電気光学装置を用いた携帯電話の構成を示す図である。
符号の説明
1…電気光学装置、10…表示パネル、20…制御回路、32…アドレス信号出力回路、
33…出力線、34…デマルチプレクサ、36…TFT、50…データ線駆動回路、10
0…表示領域、108…コモン電極、110…画素、112…走査線、114…データ線
、116…TFT、120…画素容量、1200…携帯電話

Claims (5)

  1. m(mは2以上の整数)行毎にグループ化された複数行の走査線と、複数列のデータ線
    と、前記複数行の走査線と前記複数列のデータ線との交差に対応して設けられ、前記走査
    線の論理レベルがアクティブレベルとなったときに、前記データ線に供給されたデータ信
    号に応じた階調となる画素と、を有する電気光学装置に対し、前記複数行の走査線を選択
    して、当該選択した走査線の論理レベルをアクティブレベルとする走査線駆動回路であっ
    て、
    前記グループに属するm行の走査線をアドレスして、論理レベルがアクティブレベルの
    アドレス信号を、前記グループの各々に対応する出力線に供給するアドレス信号出力回路
    と、
    前記複数行の走査線のそれぞれに対応して設けられるとともにセレクト信号に基づいて
    オンするスイッチを含み、各スイッチは、一端が自身の属するグループの出力線に接続さ
    れ、他端が自身に対応する走査線に接続されたデマルチプレクサと、
    を具備し、
    前記アドレス信号によりm行または2m行の走査線がアドレスされたとき、当該アドレ
    スされた走査線に対応するスイッチは、互いに異なるセレクト信号にしたがって少なくと
    も2個以上同時オンする
    ことを特徴とする電気光学装置の走査線駆動回路。
  2. 前記複数行の走査線のそれぞれに対応して設けられたスイッチは、自身の行における本
    書込と、当該本書込の前の予備書込とにおいてオンし、
    前記本書込は、前記複数行の走査線において所定の順番で実行される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の走査線駆動回路。
  3. 前記階調が黒レベルの書込において前記アドレス信号によりm行または2m行の走査線
    がアドレスされたとき、当該アドレスされた走査線のうち、奇数行または偶数行の2行以
    上に対応するスイッチが同時オンする
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の走査線駆動回路。
  4. m(mは2以上の整数)行毎にグループ化された複数行の走査線と、複数列のデータ線
    と、前記複数行の走査線と前記複数列のデータ線との交差に対応して設けられ、前記走査
    線の論理レベルがアクティブレベルとなったときに、前記データ線に供給されたデータ信
    号に応じた階調となる画素と、を有する電気光学装置に対し、前記複数行の走査線を選択
    して、当該選択した走査線の論理レベルをアクティブレベルとする走査線駆動回路と、
    前記アクティブレベルとされた走査線に対応する画素の階調に応じたデータ信号を、前
    記データ線を介して供給するデータ線駆動回路と、
    を具備し、
    前記走査線駆動回路は、
    前記グループに属するm行の走査線をアドレスして、論理レベルがアクティブレベルの
    アドレス信号を、前記グループの各々に対応する出力線に供給するアドレス信号出力回路
    と、
    前記複数行の走査線のそれぞれに対応して設けられるとともにセレクト信号に基づいて
    オンするスイッチを含み、各スイッチは、一端が自身の属するグループの出力線に接続さ
    れ、他端が自身に対応する走査線に接続されたデマルチプレクサと、
    を具備し、
    前記アドレス信号によりm行または2m行の走査線がアドレスされたとき、当該アドレ
    スされた走査線に対応するスイッチは、互いに異なるセレクト信号にしたがって少なくと
    も2個以上同時オンする
    ことを特徴とする電気光学装置。
  5. 請求項4に記載の電気光学装置を備えることを特徴とする電子機器。
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