JP2007279590A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】走査線112の駆動に必要な電圧を、デマルチプレクサを介して供給する。
【解決手段】Yドライバ20は、m(例えば3)行毎にグループ化した走査線112の走査線グループの選択を示すシフト信号Y1、Y2、Y3、…、Y107を出力する。デマルチプレクサ40は、走査線毎に設けられたスイッチ48の集合体であり、シフト信号を、走査線グループに属する3行の走査線にそれぞれ分配する。TFT80は、画素に対応する1〜320行目の走査線112に対応して設けられている。詳細には、ある行の走査線112に対応する走査線112にドレインが接続されたTFT80は、下方向に隣接する走査線112にゲートが接続されて、ソースが電位Gndに接地される。
【選択図】図1
【解決手段】Yドライバ20は、m(例えば3)行毎にグループ化した走査線112の走査線グループの選択を示すシフト信号Y1、Y2、Y3、…、Y107を出力する。デマルチプレクサ40は、走査線毎に設けられたスイッチ48の集合体であり、シフト信号を、走査線グループに属する3行の走査線にそれぞれ分配する。TFT80は、画素に対応する1〜320行目の走査線112に対応して設けられている。詳細には、ある行の走査線112に対応する走査線112にドレインが接続されたTFT80は、下方向に隣接する走査線112にゲートが接続されて、ソースが電位Gndに接地される。
【選択図】図1
Description
本発明は、デマルチプレクサを用いて、走査線を駆動する技術に関する。
近年では、表示画像の高精細化が進行している。高精細化は、走査線の行数およびデータ線の列数を増加させることによって達成することができるが、その際、表示パネルとの接続が問題となる。例えば縦320×横480ドットの表示を行う場合、横方向には、480列のデータ線が必要となるが、表示画像サイズが小型であると、データ線のピッチはCOG(chip on glass)等の限界を下回ってしまい、各データ線にそれぞれデータ信号を供給するXドライバを接続することができなくなってしまう。
そこで、上記の例でいえば、480列のデータ線に供給すべきデータ信号をXドライバが時分割で供給する一方、例えば3列のデータ線を1列ずつ時分割で選択して供給するデマルチプレクサを、表示パネルにポリシリコンプロセス等によって形成した、いわゆるハイブリッド方式が提案されている(例えば特許文献1参照)。このハイブリッド方式では、デマルチプレクサの入力端子数が、データ線数の1/3となり、接続ピッチが緩和されるので、Xドライバを表示パネルに実装することが容易となる。
特開2003−308051号公報(例えば図4参照)
そこで、上記の例でいえば、480列のデータ線に供給すべきデータ信号をXドライバが時分割で供給する一方、例えば3列のデータ線を1列ずつ時分割で選択して供給するデマルチプレクサを、表示パネルにポリシリコンプロセス等によって形成した、いわゆるハイブリッド方式が提案されている(例えば特許文献1参照)。このハイブリッド方式では、デマルチプレクサの入力端子数が、データ線数の1/3となり、接続ピッチが緩和されるので、Xドライバを表示パネルに実装することが容易となる。
ところで最近、接続点数を減少させるという目的とともに、高コスト化を解消するという目的のために、走査線の駆動についても、デマルチプレクサを用いることが検討されている。ただし、デマルチプレクサは、実際には単なるスイッチの集合体であって、信号を分配する機能しか有さない。このため、オフしたスイッチに対応する走査線はハイ・インピーダンス状態となってしまい、画素のスイッチングが制御不能に陥ってしまうことになる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、デマルチプレクサ方式を用いて走査線を駆動する場合であってもに、画素のスイッチングを制御することが可能な電気光学装置および電子機器を提供することにある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、デマルチプレクサ方式を用いて走査線を駆動する場合であってもに、画素のスイッチングを制御することが可能な電気光学装置および電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る電気光学装置は、m(mは2以上の整数)行毎にグループ化された複数行の走査線と、複数列のデータ線と、前記複数行の走査線と前記複数列のデータ線との交差に対応して設けられ、前記走査線が論理レベルの一方となったときに、スイッチオンして前記データ線に供給されたデータ信号に応じた階調となる画素と、前記走査線グループのいずれかの選択を示す論理信号を各走査線グループに対応して出力する走査線駆動回路と、前記走査線駆動回路から走査線グループに対応して出力された論理信号を当該走査線グループに属するm行の走査線にそれぞれ所定の順番で分配する第1デマルチプレクサと、前記第1デマルチプレクサにより論理レベルの一方とされた走査線を、次の走査線に論理レベルの一方が印加されたときに、論理レベルの他方に復帰させる復帰回路と、前記複数行の走査線のうち、論理レベルの一方とされた走査線に対応する画素の階調に応じたデータ信号を、前記データ線を介して供給するデータ線駆動回路と、を備えることを特徴とする。本発明によれば、ある走査線が論理レベルの一方となった後に、ハイ・インピーダンス状態となっても、次の走査線が論理レベルの一方となったときに復帰回路によって論理レベルの他方に復帰するので、画素のスイッチングが制御不能に陥ることはない。
ここで、本発明において、前記復帰回路は、前記複数行の走査線のそれぞれに対応して設けられ、一の走査線に対応する復帰回路は、当該一の走査線と論理レベルの他方の給電線との間でオンするスイッチである構成としても良い。また、この構成において、前記複数行の走査線を順番に選択する前に、前記複数行の走査線を、前記論理レベルの他方にリセットしても良い。
また、前記復帰回路は、前記複数行の走査線のそれぞれに対応して設けられ、一の走査線に対応する復帰回路は、当該一の走査線を、論理レベルの他方にプルダウンまたはプルアップさせても良い。
さらに、本発明において、走査線側のみならず、データ線側にもデマルチプレクサを用いても良い。
なお、本発明は、電気光学装置のみならず、当該電気光学装置を有する電子機器としても概念することが可能である。
ここで、本発明において、前記復帰回路は、前記複数行の走査線のそれぞれに対応して設けられ、一の走査線に対応する復帰回路は、当該一の走査線と論理レベルの他方の給電線との間でオンするスイッチである構成としても良い。また、この構成において、前記複数行の走査線を順番に選択する前に、前記複数行の走査線を、前記論理レベルの他方にリセットしても良い。
また、前記復帰回路は、前記複数行の走査線のそれぞれに対応して設けられ、一の走査線に対応する復帰回路は、当該一の走査線を、論理レベルの他方にプルダウンまたはプルアップさせても良い。
さらに、本発明において、走査線側のみならず、データ線側にもデマルチプレクサを用いても良い。
なお、本発明は、電気光学装置のみならず、当該電気光学装置を有する電子機器としても概念することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る電気光学装置の電気的な構成を示す図である。
この図に示されるように、この電気光学装置1は、表示パネル10とYドライバ20とXドライバ30とに大別される。このうち、表示パネル10では、特に図示しないが、素子基板と対向基板とが、互いに電極形成面が対向するように、一定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙に例えばTN(twisted nematic)型の液晶を封入した構成となっている。
表示パネル10の素子基板には、半導体チップであるYドライバ20とXドライバ30とが、COG技術等により実装されているとともに、デマルチプレクサ40、50や、さらには、後述する走査線やデータ線なども、例えばポリシリコンプロセスによって形成されている。
なお、Yドライバ20、Xドライバ30およびデマルチプレクサ40、50には、各種の制御信号がFPC(Flexible Printed Circuit)基板等を介して図示しない上位制御回路から供給される。
この図に示されるように、この電気光学装置1は、表示パネル10とYドライバ20とXドライバ30とに大別される。このうち、表示パネル10では、特に図示しないが、素子基板と対向基板とが、互いに電極形成面が対向するように、一定の間隙を保って貼り合わせられるとともに、この間隙に例えばTN(twisted nematic)型の液晶を封入した構成となっている。
表示パネル10の素子基板には、半導体チップであるYドライバ20とXドライバ30とが、COG技術等により実装されているとともに、デマルチプレクサ40、50や、さらには、後述する走査線やデータ線なども、例えばポリシリコンプロセスによって形成されている。
なお、Yドライバ20、Xドライバ30およびデマルチプレクサ40、50には、各種の制御信号がFPC(Flexible Printed Circuit)基板等を介して図示しない上位制御回路から供給される。
表示パネル10は表示領域100を有する。この表示領域100には、本実施形態では、321行の走査線112が行(X)方向に延在するように設けられ、また、480列のデータ線114が列(Y)方向に延在するように、かつ、各走査線112と互いに電気的な絶縁を保つように設けられている。
ここで、本実施形態では、321行の走査線112が3行毎にグループ化されているので、走査線グループ数は「107」となる、同様に、480列のデータ線114が3列毎にグループ化されているので、データ線グループ数は「160」となる。
画素110は、最終の321行を除いた320行の走査線112と480列のデータ線114との交差部に対応して、それぞれ配列している。したがって、本実施形態では、画素110が表示領域100において縦320行×横480列でマトリクス状に配列することになり、最終321行目の走査線112はダミーとして機能することになる。
便宜的に、表示領域における行(グループ)を一般化して説明するために、1以上107以下の整数iを用いると、図1において上から数えて(3i−2)行目、(3i−1)行目および(3i)行目の走査線112はいずれもi番目の走査線ブロックに属することになり、同様に、表示領域における列(グループ)を一般化して説明するために、1以上160以下の整数jを用いると、図1において左から数えて(3j−2)列目、(3j−1)列目および(3j)列目のデータ線114はいずれもj番目のデータ線ブロックに属することになる。
ここで、本実施形態では、321行の走査線112が3行毎にグループ化されているので、走査線グループ数は「107」となる、同様に、480列のデータ線114が3列毎にグループ化されているので、データ線グループ数は「160」となる。
画素110は、最終の321行を除いた320行の走査線112と480列のデータ線114との交差部に対応して、それぞれ配列している。したがって、本実施形態では、画素110が表示領域100において縦320行×横480列でマトリクス状に配列することになり、最終321行目の走査線112はダミーとして機能することになる。
便宜的に、表示領域における行(グループ)を一般化して説明するために、1以上107以下の整数iを用いると、図1において上から数えて(3i−2)行目、(3i−1)行目および(3i)行目の走査線112はいずれもi番目の走査線ブロックに属することになり、同様に、表示領域における列(グループ)を一般化して説明するために、1以上160以下の整数jを用いると、図1において左から数えて(3j−2)列目、(3j−1)列目および(3j)列目のデータ線114はいずれもj番目のデータ線ブロックに属することになる。
Yドライバ20(走査線駆動回路)は、走査線グループの1、2、3、…、107番目を順番に選択するためのシフト信号Y1、Y2、Y3、…、Y107を生成するものである。ここで、説明の便宜のために、i番目の走査線グループを選択するためのシフト信号を、Yiと表記すると、シフト信号Yiは、i番目の走査線グループが選択されたときだけ電源電圧VddのHレベルとなり、それ以外においては、接地電位GndのLレベルとなる。
デマルチプレクサ40(第1デマルチプレクサ)は、1〜321行目の各走査線112の一端に出力端が接続されたスイッチ48の集合体である。詳細には、i番目の走査線ブロックに属する3行の走査線112に対応する3つのスイッチ48の入力端には、それぞれシフト信号Yiが共通に供給されるとともに、(3i−2)行目の走査線に対応するスイッチ48は、選択信号Sel-pがHレベルになったときに限り導通(オン)状態となり、同様に、(3i−1)、(3i)行目の走査線に対応するスイッチ48は、選択信号Sel-q、Sel-rがHレベルになったときに限りそれぞれ導通状態となる。
なお、スイッチ48は、実際にはTFTやトランスミッションゲートなどのような電子的な素子から構成されることになる。
なお、スイッチ48は、実際にはTFTやトランスミッションゲートなどのような電子的な素子から構成されることになる。
ここで、各走査線112は、上述したように素子基板に形成されるとともに、液晶を介して対向基板に対向するので、オフ状態のスイッチ48に対応する走査線112はハイ・インピーダンス状態となる。このため、走査線112は、スイッチ48がオフ状態になると、直前オン状態の電圧状態を保持することになる。
なお、後述するように、各走査線112は、1フレームの期間において、1、2、3、…、320、321行目の順番で1行ずつ選択されるが、各スイッチ48のオン・オフおよびシフト信号により各走査線112において変化する電圧を説明するために、1、2、3、…、320、321行目の走査線電圧を、それぞれG1、G2、G3、…、G320、G321と表記することにする。なお、i番目の走査線ブロックに属する(3i−2)行目、(3i−1)行目および(3i)行目の走査線電圧は、G(3i-2)、G(3i-1)およびG(3i)となる。
なお、後述するように、各走査線112は、1フレームの期間において、1、2、3、…、320、321行目の順番で1行ずつ選択されるが、各スイッチ48のオン・オフおよびシフト信号により各走査線112において変化する電圧を説明するために、1、2、3、…、320、321行目の走査線電圧を、それぞれG1、G2、G3、…、G320、G321と表記することにする。なお、i番目の走査線ブロックに属する(3i−2)行目、(3i−1)行目および(3i)行目の走査線電圧は、G(3i-2)、G(3i-1)およびG(3i)となる。
一方、最終の321行目を除いた1〜320行目の走査線112に対応して、それぞれnチャネル型の薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下単に「TFT」と略称する)80が設けられる。詳細には、ある行に対応するTFT80のソースは電位Gndに接地され、そのドレインが当該行の走査線112に接続され、そのゲートが当該行の下方向に隣接する走査線112、すなわち、当該行の次に選択される行の走査線112に、接続されている。
一方、Xドライバ30は、データ信号供給回路であり、選択された走査線112と、各ブロックにおける3列のデータ線114のうち、選択信号Sel-a、Sel-b、Sel-cで指定されたデータ線との交差に対応する画素110の階調に応じた電圧のデータ信号を出力するものである。ここで便宜的に、1〜160番目のデータ線ブロックに対応して出力されるデータ信号を、d1〜d160と表記する。なお、各ブロックに対応して出力されるデータ信号について、データ線ブロックの番目を特定しないで一般的に説明する場合には、上述したjを用いてdjと表記する。
デマルチプレクサ50(第2デマルチプレクサ)は、1〜480列目の各データ線114の一端に出力端が接続されたスイッチ58の集合体である。詳細には、j番目のデータ線ブロックに属する3列のデータ線114に対応する3つのスイッチ58の入力端には、それぞれデータ信号djが共通に供給されるとともに、(3j−2)列目のデータ線に対応するスイッチ58は、選択信号Sel-aがHレベルになったときに限り導通(オン)状態となり、同様に、(3j−1)、(3j)列目のデータ線に対応するスイッチ58は、選択信号Sel-b、Sel-cがHレベルになったときに限りそれぞれ導通状態となる。
なお、スイッチ58についても、スイッチ48と同様に、実際にはTFTやトランスミッションゲートなどのような電子的な素子から構成されることになる。
なお、スイッチ58についても、スイッチ48と同様に、実際にはTFTやトランスミッションゲートなどのような電子的な素子から構成されることになる。
ここで、各スイッチ58のオン・オフおよびデータ信号により各データ線114において変化する電圧を説明するために、1、2、3、…、480列目のデータ線電圧を、それぞれS1、S2、S3、…、S480と表記することにする。なお、j番目のデータ線ブロックに属する(3j−2)列目、(3j−1)列目および(3j)列目のデータ線電圧は、S(3j-2)、S(3j-1)およびS(3j)となる。
次に、画素110の構成について図2を参照して説明する。図2は、画素110の電気的な構成を示す図であり、i番目の走査線ブロックに属する3行の走査線112と、j番目のデータ線グループに属する3列のデータ線114との交差に対応する9個の画素110の構成が示されている。なお、最終の321行目の走査線には画素が設けられないので、厳密にいえば(3i)行目は、321行目ではない(iが107である場合が除かれる)。
さて、図2に示されるように、9つの画素110は、それぞれnチャネル型のTFT116と、液晶容量120とを有し、電気的には互いに同一構成である。そこでここでは、(3i)行目の走査線112と(3j−2)列目のデータ線114との交差に対応する画素110を例にとって説明することする。
(3i)行(3j−2)列の画素110において、TFT116のゲートは(3i)行目の走査線112に接続される一方、そのソースは、(3j−2)列目のデータ線114に接続され、そのドレインは、液晶容量120の一端であって素子基板に形成された画素電極118に接続されている。また、液晶容量120の他端はコモン電極108である。このコモン電極108は、対向基板に形成されて画素電極118に対向するとともに、表示領域100における全ての画素110にわたって共通であって、時間的に一定の電圧Vcomが印加されている。したがって、液晶容量120は、画素電極118およびコモン電極108で液晶105を挟持した構成となる。
(3i)行目の走査線112の電圧G(3i)がHレベルになると、TFT116をオン(導通状態)なる。このため、(3i)行(3j−2)列の画素110において、(3j−2)列目のデータ線の電圧S(3j-2)が、オンしたTFTを介して画素電極118に印加される。
このため、(3i)行(3j−2)列の画素110については、(3i)行目の走査線112の電圧G(3i)がHレベルになるときに、(3j−2)列目のデータ線の電圧S(3j-2)をコモン電極108への印加電圧Vcomと比較して目標とする階調(明るさ)に応じた電圧だけ高位(正極性)または低位(負極性)とすることにより、当該液晶容量120に、階調に応じた電圧を保持させることができる。
なお、液晶容量120は、保持した電圧実効値に応じて単位時間における平均的な透過光量が変化する。例えば、本実施形態において、液晶容量120は、保持された電圧が小さくなるにつれて、透過光量が多くなるノーマリーホワイトモードとなるように設定される。また、画素110の各々には、液晶容量120に対し電気的に並列となるように蓄積容量が設けられるが、本発明と直接関連しないので図示省略している。
このため、(3i)行(3j−2)列の画素110については、(3i)行目の走査線112の電圧G(3i)がHレベルになるときに、(3j−2)列目のデータ線の電圧S(3j-2)をコモン電極108への印加電圧Vcomと比較して目標とする階調(明るさ)に応じた電圧だけ高位(正極性)または低位(負極性)とすることにより、当該液晶容量120に、階調に応じた電圧を保持させることができる。
なお、液晶容量120は、保持した電圧実効値に応じて単位時間における平均的な透過光量が変化する。例えば、本実施形態において、液晶容量120は、保持された電圧が小さくなるにつれて、透過光量が多くなるノーマリーホワイトモードとなるように設定される。また、画素110の各々には、液晶容量120に対し電気的に並列となるように蓄積容量が設けられるが、本発明と直接関連しないので図示省略している。
次に、電気光学装置1の動作について説明する。図3は、電気光学装置1における垂直走査の動作(Y側動作)を示す図であり、図4は、電気光学装置1における水平走査の動作(X側動作)を示す図である。
まず、Yドライバ20は、図3に示されるように、各フレームでは、リセット期間Pyの後の有効走査期間Ayにわたり、シフト信号Y1、Y2、Y3、…、Y107を、この順番で期間T毎に排他的にHレベルとする。ここで、1フレームは、約16.7ミリ秒(60Hzの逆数)である。
一方、上位制御回路から供給される選択信号Sel-p、Sel-q、Sel-rは、リセット期間Pyで同時にHレベルとなり、有効走査期間Ayの各期間Tにあっては、この順番で排他的にHレベルとなる。すなわち、選択信号Sel-p、Sel-q、Sel-rは、有効走査期間Ayにあっては、位相が120度ずつシフトした関係を維持しつつ、排他的にHレベルとなる。ここで、選択信号Sel-p、Sel-q、Sel-rにおいて120度の位相ズレに相当する期間をHとする(図3参照)。
まず、Yドライバ20は、図3に示されるように、各フレームでは、リセット期間Pyの後の有効走査期間Ayにわたり、シフト信号Y1、Y2、Y3、…、Y107を、この順番で期間T毎に排他的にHレベルとする。ここで、1フレームは、約16.7ミリ秒(60Hzの逆数)である。
一方、上位制御回路から供給される選択信号Sel-p、Sel-q、Sel-rは、リセット期間Pyで同時にHレベルとなり、有効走査期間Ayの各期間Tにあっては、この順番で排他的にHレベルとなる。すなわち、選択信号Sel-p、Sel-q、Sel-rは、有効走査期間Ayにあっては、位相が120度ずつシフトした関係を維持しつつ、排他的にHレベルとなる。ここで、選択信号Sel-p、Sel-q、Sel-rにおいて120度の位相ズレに相当する期間をHとする(図3参照)。
まず、リセット期間Pyにおいて選択信号Sel-p、Sel-q、Sel-rが同時にHレベルになると、すべてのスイッチ48がオンする。ここで、リセット期間Pyにおいてシフト信号Y1、Y2、Y3、…、Y107は、すべてLレベルであるので、すべての1、2、3、…、320、321行目の走査線112はLレベルである接地電位Gndにリセットされることになる。すなわち、走査線電圧G1、G2、G3、…、G320、G321はすべてLレベルとなる。
次に、有効走査期間Ayに移行すると、まず、Yドライバ20は、シフト信号Y1だけを期間TにわたってHレベルとする。このとき、選択信号Sel-pがHレベルになると、1、4、7、10、…、319行目の走査線112に対応するスイッチ48がオンするが、シフト信号Y1だけがHレベルであり、他のシフト信号はLレベルであるので、1行目の走査線112だけがHレベルとなる(走査線電圧G1だけがHレベルとなる)。
ここで、シフト信号Y1がHレベルとなっている期間Tにおいて、次の選択信号Sel-qがHレベルとなる前に、選択信号Sel-pがLレベルになる。選択信号Sel-pがLレベルになると、1、4、7、10、…、319行目のスイッチ48はオフするので、1、4、7、10、…、319行目の走査線112はハイ・インピーダンス状態となり、直前の電圧状態を保持することになる。すなわち、1行目の走査線112はHレベルを保持し、4、7、10、…、319行目の走査線112がLレベルを保持することになる。
ここで、シフト信号Y1がHレベルとなっている期間Tにおいて、次の選択信号Sel-qがHレベルとなる前に、選択信号Sel-pがLレベルになる。選択信号Sel-pがLレベルになると、1、4、7、10、…、319行目のスイッチ48はオフするので、1、4、7、10、…、319行目の走査線112はハイ・インピーダンス状態となり、直前の電圧状態を保持することになる。すなわち、1行目の走査線112はHレベルを保持し、4、7、10、…、319行目の走査線112がLレベルを保持することになる。
続いてシフト信号Y1がHレベルであるときに、選択信号Sel-qがHレベルになると、2、5、8、11、…、320行目の走査線112に対応するスイッチ48がオンするが、シフト信号Y1だけがHレベルであり、他のシフト信号はLレベルであるので、2行目の走査線112だけがHレベルとなる(走査線電圧G2だけがHレベルとなる)。2行目の走査線112がHレベルになると、1行目に対応するTFT80がオンするので、ハイ・インピーダンス状態となっている1行目の走査線112は、HレベルからLレベルに変化する。すなわち、走査線電圧G1は、走査線電圧G2がHレベルになったときに、Lレベルに変化する。
シフト信号Y1がHレベルとなっている期間Tにおいて、次の選択信号Sel-rがHレベルとなる前に、選択信号Sel-qがLレベルになる。選択信号Sel-qがLレベルになると、2、5、8、11、…、320行目のスイッチ48はオフするので、2、5、8、11、…、320行目の走査線112はハイ・インピーダンス状態となり、直前の電圧状態を保持することになる。すなわち、2行目の走査線112はHレベルを保持し、5、8、11、…、320行目の走査線112がLレベルを保持することになる。
シフト信号Y1がHレベルとなっている期間Tにおいて、次の選択信号Sel-rがHレベルとなる前に、選択信号Sel-qがLレベルになる。選択信号Sel-qがLレベルになると、2、5、8、11、…、320行目のスイッチ48はオフするので、2、5、8、11、…、320行目の走査線112はハイ・インピーダンス状態となり、直前の電圧状態を保持することになる。すなわち、2行目の走査線112はHレベルを保持し、5、8、11、…、320行目の走査線112がLレベルを保持することになる。
続いてシフト信号Y1がHレベルであるときに、選択信号Sel-rがHレベルになると、3、6、9、12、…、321行目の走査線112に対応するスイッチ48がオンするが、シフト信号Y1だけがHレベルであり、他のシフト信号はLレベルであるので、3行目の走査線112だけがHレベルとなる(走査線電圧G3だけがHレベルとなる)。3行目の走査線112がHレベルになると、2行目に対応するTFT80がオンするので、ハイ・インピーダンス状態となっている2行目の走査線112は、HレベルからLレベルに変化する(走査線電圧G2は、走査線電圧G3がHレベルになったときに、Lレベルに変化する)。なお、走査線電圧G2がLレベルに変化すると、1行目に対応するTFT80がオフするが、すでに1行目の走査線は、Lレベルに変化した後であるので、電圧状態に影響を与えることはない。
シフト信号Y1がHレベルとなっている期間Tにおいて、選択信号Sel-rがLレベルになる。選択信号Sel-rがLレベルになると、3、6、9、12、…、321行目のスイッチ48はオフするので、3、6、9、12、…、321行目の走査線112はハイ・インピーダンス状態となり、直前の電圧状態を保持することになる。すなわち、3行目の走査線112はHレベルを保持し、6、9、12、…、321行目の走査線112がLレベルを保持することになる。
シフト信号Y1がHレベルとなっている期間Tにおいて、選択信号Sel-rがLレベルになる。選択信号Sel-rがLレベルになると、3、6、9、12、…、321行目のスイッチ48はオフするので、3、6、9、12、…、321行目の走査線112はハイ・インピーダンス状態となり、直前の電圧状態を保持することになる。すなわち、3行目の走査線112はHレベルを保持し、6、9、12、…、321行目の走査線112がLレベルを保持することになる。
次に、Yドライバ20は、シフト信号Y1をLレベルに戻し、シフト信号Y2だけをHレベルとする。
このとき、選択信号Sel-pがHレベルになると、1、4、7、10、…、319行目の走査線112に対応するスイッチ48が再びオンするが、今度はシフト信号Y2だけがHレベルであり、他のシフト信号はLレベルであるので、4行目の走査線112だけがHレベルとなる(走査線電圧G4だけがHレベルとなる)。4行目の走査線112がHレベルになると、3行目に対応するTFT80がオンするので、ハイ・インピーダンス状態となっている3行目の走査線112は、HレベルからLレベルに変化する(走査線電圧G3は、走査線電圧G4がHレベルになったときに、Lレベルに変化する)。なお、電圧G3がLレベルに変化すると、2行目に対応するTFT80がオフするが、すでに2行目の走査線は、Lレベルに変化した後であるので、電圧状態に影響を与えることはない。
このとき、選択信号Sel-pがHレベルになると、1、4、7、10、…、319行目の走査線112に対応するスイッチ48が再びオンするが、今度はシフト信号Y2だけがHレベルであり、他のシフト信号はLレベルであるので、4行目の走査線112だけがHレベルとなる(走査線電圧G4だけがHレベルとなる)。4行目の走査線112がHレベルになると、3行目に対応するTFT80がオンするので、ハイ・インピーダンス状態となっている3行目の走査線112は、HレベルからLレベルに変化する(走査線電圧G3は、走査線電圧G4がHレベルになったときに、Lレベルに変化する)。なお、電圧G3がLレベルに変化すると、2行目に対応するTFT80がオフするが、すでに2行目の走査線は、Lレベルに変化した後であるので、電圧状態に影響を与えることはない。
以下このような動作が繰り返される。これにより、図3に示されるように、あるフレームにおいて、1〜320行目の走査線112は、リセット期間PyでLレベルにリセットされ、走査線ブロックに対応するシフト信号がHレベルとなる期間であって、スイッチ48がオンしたときにHレベルに変化し、当該スイッチ48がオフしてもHレベルを保持するが、下方向に隣接する走査線がHレベルとなったことにより(TFT80がオンすることによって)Lレベルに変化し、次フレームまで保持することになる。
これにより、1〜320行目の走査線112は、有効走査期間Ayにおいて、順次排他的に期間HずつHレベルとなる。
ただし、最終の321行目の走査線112は、リセット期間PyでLレベルにリセットされ、走査線ブロックに対応するシフト信号Y107がHレベルとなる期間であって、スイッチ48がオンしたときにHレベルに変化し、当該スイッチ48がオフしてもHレベルを保持する点までは共通するが、TFT80が存在しないので、リセット期間PyでLレベルにリセットされる点において1〜320行目の走査線と相違することになる。このため、最終の321行目の走査線は、1〜320行目の走査線とHレベルとなる期間が相違することになるが、321行目の走査線112には画素110が設けられないので、表示に対しなんら影響を与えることはない。
なお、図3において、走査線電圧の波形では、太線がスイッチ48のオンによる電圧確定状態を示し、細線がスイッチ48のオフによるハイ・インピーダンス状態の電位状態を示している。
これにより、1〜320行目の走査線112は、有効走査期間Ayにおいて、順次排他的に期間HずつHレベルとなる。
ただし、最終の321行目の走査線112は、リセット期間PyでLレベルにリセットされ、走査線ブロックに対応するシフト信号Y107がHレベルとなる期間であって、スイッチ48がオンしたときにHレベルに変化し、当該スイッチ48がオフしてもHレベルを保持する点までは共通するが、TFT80が存在しないので、リセット期間PyでLレベルにリセットされる点において1〜320行目の走査線と相違することになる。このため、最終の321行目の走査線は、1〜320行目の走査線とHレベルとなる期間が相違することになるが、321行目の走査線112には画素110が設けられないので、表示に対しなんら影響を与えることはない。
なお、図3において、走査線電圧の波形では、太線がスイッチ48のオンによる電圧確定状態を示し、細線がスイッチ48のオフによるハイ・インピーダンス状態の電位状態を示している。
次に、1〜320行目の走査線112のうち、ある1行の走査線がHレベルとなったときのX側の動作について説明する。1〜320行目の走査線がHレベルとなったときの動作は、いずれも同一であるので、ここでは行を特定しないで一般化するため、走査線電圧G(3i)がHレベルとなる期間Hについて説明する。
図4に示されるように、当該期間Hにわたって、選択信号Sel-a、Sel-b、Sel-cが、期間U毎に排他的にHレベルとなる。
図4に示されるように、当該期間Hにわたって、選択信号Sel-a、Sel-b、Sel-cが、期間U毎に排他的にHレベルとなる。
(3i)行目の走査線電圧G(3i)がHレベルとなる期間Hにおいて、選択信号Sel-aがHレベルになったとき、Xドライバ30は、j番目のデータ線ブロックに対応するデータ信号djを、(3i)行目の走査線112と(3j−2)列目のデータ線114とに対応する画素110の階調に応じた電圧であって、かつ、正極性または負極性の一方の電圧とするが、ここでは正極性の電圧とする。
また、選択信号Sel-aがHレベルになると、1、4、7、…、478列目のスイッチ58が導通状態になるので、当該データ信号djは、j番目のデータ線ブロックに属する(3j−2)列目のデータ線114にデータ信号d(3j-2)として供給される。
また、選択信号Sel-aがHレベルになると、1、4、7、…、478列目のスイッチ58が導通状態になるので、当該データ信号djは、j番目のデータ線ブロックに属する(3j−2)列目のデータ線114にデータ信号d(3j-2)として供給される。
一方、走査線電圧G(3i)がHレベルになると、(3i)行目の走査線112に対応する画素110の1行分におけるTFT116がすべてオンするので、j番目のデータ線ブロックにおける(3j−2)列目のデータ線114に供給されたデータ信号djは、オンしたTFT116を介して、(3i)行目の走査線112と(3j−2)列目のデータ線114との交差に対応する画素110の画素電極118に印加される。これにより、(3i)行(3j−2)列の画素の液晶容量120には、コモン電極108の電圧Vcomとデータ信号djの電圧との差、すなわち、当該画素の階調に応じた電圧が書き込まれる。
次に、選択信号Sel-b、Sel-cの順にHレベルになったとき、Xドライバ30は、データ信号djを、i行目の走査線112とj番目のデータ線ブロックのうち、(3j−1)列目、(3j)列目のデータ線114との交差に対応する画素110の階調に応じた電圧であって、かつ、フレーム反転であれば正極性の電圧とする。これにより、データ信号djは、(3j−1)列目、(3j)列目のデータ線114に順番に供給されて、(3i)行(3j−1)列、(3i)行(3j)列の画素の液晶容量120には、それぞれ当該画素の階調に応じた電圧が書き込まれる。
これにより、(3i)行目の走査線112と、j番目のデータ線ブロックに属する3列のデータ線114との交差に対応する3つの画素には、階調に応じた電圧が順番に書き込まれたことになる。
ここでは、j番目のデータ線ブロックに対応した3つの画素について書込動作について説明したが、電圧G(3i)がHレベルとなる期間においては、(3i)行目であって、1、2、3、…、160番目のデータ線ブロックに対応する画素110についても同様な書込動作が同時並行的に実行される。
これにより、(3i)行目の走査線112と、j番目のデータ線ブロックに属する3列のデータ線114との交差に対応する3つの画素には、階調に応じた電圧が順番に書き込まれたことになる。
ここでは、j番目のデータ線ブロックに対応した3つの画素について書込動作について説明したが、電圧G(3i)がHレベルとなる期間においては、(3i)行目であって、1、2、3、…、160番目のデータ線ブロックに対応する画素110についても同様な書込動作が同時並行的に実行される。
図4では、走査線電圧G(3i)がHレベルとなる期間Hにおいて、j番目のデータ線ブロックに対応して出力されるデータ信号djの電圧変化が示されている。
当該期間Hにおけるデータ信号djの電圧は、正極性書込であれば、ノーマリーホワイトモードにおいて最も暗い状態に相当する電圧Vbpから最も明るい状態に相当する電圧Vwpまでの範囲で、一方、負極性書込であれば、最も暗い状態に相当する電圧Vbmから最も明るい状態に相当する電圧Vwmまでの範囲で、それぞれコモン電極108の電圧Vcomから画素の階調に応じた差を有する電圧となる。
なお、階調の差に応じた電圧は、図4において正極性であれば↑で、負極性であれば↓で、それぞれ示されている。ここで、(3i、3j−2)は、(3i)行目の走査線とj番目のデータ線ブロックに属する(3j−2)列目のデータ線との交差に対応する画素という意味であり、同様に(3i、3j−1)、(3i、3j)は、(3i)行目の走査線とj番目のデータ線ブロックに属する(3j−1)列目、(3j)列目のデータ線との交差に対応する画素という意味である。
また、正極性電圧Vwp(およびVbp)と、負極性電圧Vwm(Vbm)とは、それぞれ電圧Vcomを中心にして、互いに対称の関係にある。
当該期間Hにおけるデータ信号djの電圧は、正極性書込であれば、ノーマリーホワイトモードにおいて最も暗い状態に相当する電圧Vbpから最も明るい状態に相当する電圧Vwpまでの範囲で、一方、負極性書込であれば、最も暗い状態に相当する電圧Vbmから最も明るい状態に相当する電圧Vwmまでの範囲で、それぞれコモン電極108の電圧Vcomから画素の階調に応じた差を有する電圧となる。
なお、階調の差に応じた電圧は、図4において正極性であれば↑で、負極性であれば↓で、それぞれ示されている。ここで、(3i、3j−2)は、(3i)行目の走査線とj番目のデータ線ブロックに属する(3j−2)列目のデータ線との交差に対応する画素という意味であり、同様に(3i、3j−1)、(3i、3j)は、(3i)行目の走査線とj番目のデータ線ブロックに属する(3j−1)列目、(3j)列目のデータ線との交差に対応する画素という意味である。
また、正極性電圧Vwp(およびVbp)と、負極性電圧Vwm(Vbm)とは、それぞれ電圧Vcomを中心にして、互いに対称の関係にある。
本実施形態における電圧の基準は接地電位Gndであるが、書込極性については、液晶容量120におけるコモン電極の電位に対して、画素電極118の電位が高位であるか低位であるかを問題とするので、その基準電位については、コモン電極108の印加電圧Vcomである。すなわち、電圧comよりも高位側を正極性とし、低位側を負極性としている。
なお、図5におけるデータ信号djの電圧の縦スケールは、論理信号(Hレベルが電源電圧Vdd、Lレベルが電位Gnd)の電圧波形と比較して拡大してある。
なお、図5におけるデータ信号djの電圧の縦スケールは、論理信号(Hレベルが電源電圧Vdd、Lレベルが電位Gnd)の電圧波形と比較して拡大してある。
さらに、ここでは(3i)行目の走査線112に位置する画素1行分についての書込動作について説明したが、実際には、有効走査期間Ayにわたって走査線電圧G1〜G320が順番にHレベルとなるので、画素1行分についての書込動作は、1、2、3、…、320行目の順番で実行されることになる。
加えて、次のフレームにおいても、同様な書き込み動作が、1、2、3、…、320行目の順番で実行されるが、このとき、液晶に対する書込極性は、正極性または負極性の他方に反転、すなわち、前フレームにおいて正極性であれば、次フレームでは負極性に反転される。これにより、液晶容量120に対する書込極性は、1フレーム毎に保持電圧が反転(交流駆動)されるので、直流成分の印加による液晶105の劣化が防止されることとなる。
加えて、次のフレームにおいても、同様な書き込み動作が、1、2、3、…、320行目の順番で実行されるが、このとき、液晶に対する書込極性は、正極性または負極性の他方に反転、すなわち、前フレームにおいて正極性であれば、次フレームでは負極性に反転される。これにより、液晶容量120に対する書込極性は、1フレーム毎に保持電圧が反転(交流駆動)されるので、直流成分の印加による液晶105の劣化が防止されることとなる。
本実施形態において、ある行の走査線112には、その行が属する走査線ブロックへのシフト信号がHレベルであるときに、その行に対応するスイッチ48がオンすることによってHレベルに相当する電圧が印加された状態となるが、スイッチ48がオフするとハイ・インピーダンス状態になり、Hレベルに保持されてしまう。ここで、本実施形態によれば、下方向に隣接する走査線がHレベルとなったときにTFT80がオンすることによってLレベルに変化するので、ハイ・インピーダンス状態によって選択状態を解除することができなくなる、という弊害を是正することが可能となる。
したがって、本実施形態によれば、このような弊害を是正した上で、デマルチプレクサ40によって走査線112を駆動するので、表示パネル10においてYドライバ20との接続点数が減少して、接続ピッチを緩和することが可能となり、さらに比較的低コストな低温シリコンプロセスを用いることが可能となる。
また、本実施形態において、ハイ・インピーダンス状態の走査線112をHレベルからLレベルに変化させるだけであり、このとき貫通電流が流れることがないので、消費電力の増大を抑えることもできる。
したがって、本実施形態によれば、このような弊害を是正した上で、デマルチプレクサ40によって走査線112を駆動するので、表示パネル10においてYドライバ20との接続点数が減少して、接続ピッチを緩和することが可能となり、さらに比較的低コストな低温シリコンプロセスを用いることが可能となる。
また、本実施形態において、ハイ・インピーダンス状態の走査線112をHレベルからLレベルに変化させるだけであり、このとき貫通電流が流れることがないので、消費電力の増大を抑えることもできる。
なお、本実施形態において、各フレームの最初に設けられたリセット期間Pyで1〜321行目の走査線112をすべてLレベルにリセットする構成としたが、この期間を特に設けなくても良い。この理由は、走査線112は電圧保持性を有するので、HレベルからLレベルに変化すると、その変化後のLレベルを保持するからであり、また、Lレベルに変化後も、Lレベルのシフト信号をスイッチ48のオンによって定期的にサンプリングするからである。ただし、ハイ・インピーダンス状態において、ノイズ等の影響によって電圧がLレベルから変動する場合があるので、リセット期間Pyを設けることによって、フレームの最初にすべての走査線を確実にLレベルにリセットすることができる、という意義はある。
また、実施形態にあっては、画素110におけるTFT116がnチャネル型であったため、走査線112を選択時においてHレベルとし、非選択時においてLレベルとしたが、TFT116がpチャネル型にする場合、シフト信号の論理を反転させることにより、走査線112を選択時においてLレベルとし、非選択時においてHレベルとすれば良い。
また、実施形態にあっては、画素110におけるTFT116がnチャネル型であったため、走査線112を選択時においてHレベルとし、非選択時においてLレベルとしたが、TFT116がpチャネル型にする場合、シフト信号の論理を反転させることにより、走査線112を選択時においてLレベルとし、非選択時においてHレベルとすれば良い。
さらに、本発明において、デマルチプレクサによって走査線112を駆動する構成において、ハイ・インピーダンス状態になることによる電位不確定を避けるために、図5(a)に示されるように、走査線112を接地電位Gndにプルダウンする構成としても良い。また、TFT116がpチャネル型とする場合には、図5(b)に示されるように、走査線112を電圧Vddにプルアップする構成とすれば良い。また、TFT80のオン抵抗ではなく、ポリシリコンなどの配線部材によりプルダウン抵抗またはプルアップ抵抗を形成しても良い。
この構成によれば、走査線が選択レベル以外となるときは、常に、非選択レベルにプルダウンまたはプルアップされるので、ハイ・インピーダンス状態になることによるノイズの影響をほとんど受けない。ただし、これらの構成では、TFT116がnチャネル型であれば、走査線112がHレベルに相当する電圧Vddとなったとき、また、TFT116がpチャネル型であれば、走査線112がLレベルに相当する接地電位Gndとなったとき、それぞれ電源電圧間に貫通電流が流れることになるので、消費電力の点において図1に示した構成の方が有利である。
この構成によれば、走査線が選択レベル以外となるときは、常に、非選択レベルにプルダウンまたはプルアップされるので、ハイ・インピーダンス状態になることによるノイズの影響をほとんど受けない。ただし、これらの構成では、TFT116がnチャネル型であれば、走査線112がHレベルに相当する電圧Vddとなったとき、また、TFT116がpチャネル型であれば、走査線112がLレベルに相当する接地電位Gndとなったとき、それぞれ電源電圧間に貫通電流が流れることになるので、消費電力の点において図1に示した構成の方が有利である。
また、実施形態では、走査線112を、1→320行目の方向の順番で選択したが、後述するプロジェクタなどにおいては、机上に設置する場合もあれば、逆さの状態で天井に設置する場合もあるので、320→1行目の方向の順番で選択する場合と切替可能とする構成が望ましい。
ここで、320→1行目の方向の順番で選択する場合、ある行の走査線に対応するTFT80のゲートを、上方向に隣接する走査線に接続すれば良い。したがって、1→320行目の方向の順番で選択する場合と、320→1行目の方向の順番で選択する場合とで切替可能とするには、1行の走査線に2つのTFT80を設けるとともに、選択方向に応じていずれか一方を有効、他方を無効とするような構成とすれば良い。
ここで、320→1行目の方向の順番で選択する場合、ある行の走査線に対応するTFT80のゲートを、上方向に隣接する走査線に接続すれば良い。したがって、1→320行目の方向の順番で選択する場合と、320→1行目の方向の順番で選択する場合とで切替可能とするには、1行の走査線に2つのTFT80を設けるとともに、選択方向に応じていずれか一方を有効、他方を無効とするような構成とすれば良い。
また、上述した実施形態では、走査線ブロックを構成する走査線mと、データ線ブロックを構成するデータ線数nとを同一の「3」としたが、「2」以上であれば良く、また、mとnとを互いに異なる数であっても良い。
さらに、実施形態では、画素に対する極性の反転方式を面反転方式(フレーム反転方式)としたが、走査線毎に反転させる行反転や、データ毎に反転させる列反転、行方向および列方向に画素毎に反転させる方式としても良い。
上述した説明では、1フレーム毎に書込極性を反転したが、その理由は、液晶容量120を交流駆動するために過ぎないので、その反転周期は2フレーム以上の周期であっても良い。
さらに、液晶容量120はノーマリーホワイトモードとしたが、電圧無印加状態において暗い状態となるノーマリーブラックモードとしても良い。
さらに、実施形態では、画素に対する極性の反転方式を面反転方式(フレーム反転方式)としたが、走査線毎に反転させる行反転や、データ毎に反転させる列反転、行方向および列方向に画素毎に反転させる方式としても良い。
上述した説明では、1フレーム毎に書込極性を反転したが、その理由は、液晶容量120を交流駆動するために過ぎないので、その反転周期は2フレーム以上の周期であっても良い。
さらに、液晶容量120はノーマリーホワイトモードとしたが、電圧無印加状態において暗い状態となるノーマリーブラックモードとしても良い。
また、上述した説明では、書込極性の基準をコモン電極108に印加される電圧Vcomとしているが、これは、画素110におけるTFT116が理想的なスイッチとして機能する場合であり、実際には、TFT116のゲート・ドレイン間の寄生容量に起因して、オンからオフに状態変化するときにドレイン(画素電極118)の電位が低下する現象(プッシュダウン、突き抜け、フィールドスルーなどと呼ばれる)が発生する。液晶の劣化を防止するため、液晶容量については交流駆動が原則であるが、コモン電極108への印加電圧Vcomを書込極性の基準として交流駆動すると、プッシュダウンのために、負極性書込による液晶容量120の電圧実効値が、正極性書込による実効値よりも若干大きくなってしまう(TFT116がnチャネルの場合)。このため、実際には、書込極性の基準電圧とコモン電極108の電圧Vcomとを別々とし、詳細には、書込極性の基準電圧を、プッシュダウンの影響が相殺されるように、電圧Vcomよりも高位側にオフセットして設定するようにしても良い。
また、液晶に限られず、例えばEL(エレクトロルミネッセンス)素子にも適用可能である。すなわち、本発明は、シフト信号をデマルチプレクサ40によって走査線112に分配する構成の電気光学装置のすべてに適用可能である。
また、液晶に限られず、例えばEL(エレクトロルミネッセンス)素子にも適用可能である。すなわち、本発明は、シフト信号をデマルチプレクサ40によって走査線112に分配する構成の電気光学装置のすべてに適用可能である。
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置を用いた電子機器の一例として、電気光学装置1をライトバルブとして用いたプロジェクタについて説明する。
図6は、このプロジェクタの構成を示す平面図である。この図に示されるように、プロジェクタ2100の内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなるランプユニット2102が設けられている。このランプユニット2102から射出された投射光は、内部に配置された3枚のミラー2106および2枚のダイクロイックミラー2108によってR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色に分離されて、各原色に対応するライトバルブ100R、100Gおよび100Bにそれぞれ導かれる。なお、B色の光は、他のR色やG色と比較すると、光路が長いので、その損失を防ぐために、入射レンズ2122、リレーレンズ2123および出射レンズ2124からなるリレーレンズ系2121を介して導かれる。
図6は、このプロジェクタの構成を示す平面図である。この図に示されるように、プロジェクタ2100の内部には、ハロゲンランプ等の白色光源からなるランプユニット2102が設けられている。このランプユニット2102から射出された投射光は、内部に配置された3枚のミラー2106および2枚のダイクロイックミラー2108によってR(赤)、G(緑)、B(青)の3原色に分離されて、各原色に対応するライトバルブ100R、100Gおよび100Bにそれぞれ導かれる。なお、B色の光は、他のR色やG色と比較すると、光路が長いので、その損失を防ぐために、入射レンズ2122、リレーレンズ2123および出射レンズ2124からなるリレーレンズ系2121を介して導かれる。
ここで、ライトバルブ100R、100Gおよび100Bの構成は、上述した実施形態に係る電気光学装置1と同様であり、上位制御回路(図示省略)から供給されるR、G、Bの各色に対応する縮小画像を形成するものである。すなわち、このプロジェクタ2100では、表示パネル10を含む電気光学装置1が、R、G、Bの各色に対応して3組設けられた構成となっている。
ライトバルブ100R、100G、100Bによってそれぞれ変調された光は、ダイクロイックプリズム2112に3方向から入射する。そして、このダイクロイックプリズム2112において、R色およびB色の光は90度に屈折する一方、G色の光は直進する。したがって、各色の画像が合成された後、スクリーン2120には、投射レンズ2114によってカラー画像が投射されることとなる。
ライトバルブ100R、100G、100Bによってそれぞれ変調された光は、ダイクロイックプリズム2112に3方向から入射する。そして、このダイクロイックプリズム2112において、R色およびB色の光は90度に屈折する一方、G色の光は直進する。したがって、各色の画像が合成された後、スクリーン2120には、投射レンズ2114によってカラー画像が投射されることとなる。
なお、ライトバルブ100R、100Gおよび100Bには、ダイクロイックミラー2108によって、R、G、Bの各原色に対応する光が入射するので、カラーフィルタを設ける必要はない。また、ライトバルブ100R、100Bの透過像は、ダイクロイックミラー2112により反射した後に投射されるのに対し、ライトバルブ100Gの透過像はそのまま投射されるので、ライトバルブ100R、100Bによる水平走査方向は、ライトバルブ100Gによる水平走査方向と逆向きにして、左右を反転させた像を表示する構成となっている。
電子機器としては、図6を参照して説明した他にも、テレビジョンや、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、ディジタルスチルカメラ、携帯電話機、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種の電子機器に対して上述した電気光学装置が適用可能なのは言うまでもない。
1…電気光学装置、10…表示パネル、20…Yドライバ、30…Xドライバ、40…デマルチプレクサ、48…スイッチ、100…表示領域、105…液晶、108…コモン電極、110…画素、112…走査線、114…データ線、116…TFT、118…画素電極、120…液晶容量、2100…プロジェクタ
Claims (6)
- m(mは2以上の整数)行毎にグループ化された複数行の走査線と、
複数列のデータ線と、
前記複数行の走査線と前記複数列のデータ線との交差に対応して設けられ、前記走査線が論理レベルの一方となったときに、スイッチオンして前記データ線に供給されたデータ信号に応じた階調となる画素と、
前記走査線グループのいずれかの選択を示す論理信号を各走査線グループに対応して出力する走査線駆動回路と、
前記走査線駆動回路から走査線グループに対応して出力された論理信号を当該走査線グループに属するm行の走査線にそれぞれ所定の順番で分配する第1デマルチプレクサと、
前記第1デマルチプレクサにより論理レベルの一方とされた走査線を、次の走査線に論理レベルの一方が印加されたときに、論理レベルの他方に復帰させる復帰回路と、
前記複数行の走査線のうち、論理レベルの一方とされた走査線に対応する画素の階調に応じたデータ信号を、前記データ線を介して供給するデータ線駆動回路と、
を備えることを特徴とする電気光学装置。 - 前記復帰回路は、前記複数行の走査線のそれぞれに対応して設けられ、
一の走査線に対応する復帰回路は、当該一の走査線と論理レベルの他方の給電線との間でオンするスイッチである
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 前記複数行の走査線を順番に選択する前に、前記複数行の走査線を、前記論理レベルの他方にリセットする
ことを特徴とする請求項2に記載の電気光学装置。 - 前記復帰回路は、前記複数行の走査線のそれぞれに対応して設けられ、
一の走査線に対応する復帰回路は、当該一の走査線を、論理レベルの他方にプルダウンまたはプルアップする
ことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 前記複数列のデータ線は、n(nは2以上の整数)列毎にグループ化され、
前記データ線駆動回路は、
画素の階調に応じたデータ信号を、各データ線グループに対応して出力するデータ信号供給回路と、
グループ化されたn列のデータ線を所定の順番で選択する動作を、各グループにわたって実行するとともに、各データ線グループに対応して出力されたデータ信号を各データ線グループで選択されたデータ線に供給する第2デマルチプレクサと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の電気光学装置を備える
ことを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006108832A JP2007279590A (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 電気光学装置および電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006108832A JP2007279590A (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 電気光学装置および電子機器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007279590A true JP2007279590A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38681076
Family Applications (1)
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JP2006108832A Pending JP2007279590A (ja) | 2006-04-11 | 2006-04-11 | 電気光学装置および電子機器 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007279590A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010250134A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Hitachi Displays Ltd | 表示装置 |
JPWO2013179537A1 (ja) * | 2012-05-28 | 2016-01-18 | パナソニック液晶ディスプレイ株式会社 | 液晶表示装置 |
TWI686785B (zh) * | 2018-11-19 | 2020-03-01 | 友達光電股份有限公司 | 顯示裝置 |
-
2006
- 2006-04-11 JP JP2006108832A patent/JP2007279590A/ja active Pending
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JPWO2013179537A1 (ja) * | 2012-05-28 | 2016-01-18 | パナソニック液晶ディスプレイ株式会社 | 液晶表示装置 |
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