JP2009058725A - 表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 - Google Patents

表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】映像信号を書き込んでから、黒信号を書き込むまでの時間がどの画素においても同じになるように駆動する駆動方式を採るに当たって、1画素当たり1本のデータ線で映像信号の書き込みと黒信号の書き込みを実現できるようにする。
【解決手段】1フレーム期間に1回、全画素に対して黒データを書き込むブリンキングの技術を採用する液晶表示装置10Aにおいて、映像データを書き込んでから黒データを書き込むまでの時間がどの画素においても同じになるように駆動する駆動方式を採るに当たって、データ線群31の各データ線31−1〜31−nを、画素アレイ部30の各画素20にデータ線駆動回路60から映像データを書き込む(供給する)データ線と黒挿入回路70から黒データを書き込むデータ線を兼用し、1画素当たり1本のデータ線で映像データの書き込みと黒データの書き込みを行うようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器に関し、特にホールド型表示装置、当該表示装置の駆動方法および当該表示装置を有する電子機器に関する。
表示装置は、駆動方式の観点から、1フレーム期間(1フレーム(1画面)を表示する単位期間)内で瞬間的に画素が発光するCRT(Cathode Ray Tube;陰極線管)表示装置に代表されるインパルス型表示装置と、1フレーム期間に亘って画素が発光する液晶表示装置や有機EL(electro luminescence)表示装置に代表されるホールド型表示装置とに大別される。
液晶表示装置や有機EL表示装置は、CRT表示装置に比べて低消費電力であり、また平面型(フラットパネル型)表示装置であるために、テレビジョンシステムの映像表示画面部としてのみならず、様々な電子機器、例えば、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置などの電子機器の映像表示画面部として広く用いられている。
その一方で、液晶表示装置や有機EL表示装置に代表されるホールド型表示装置は、CRT表示装置に代表されるインパルス型表示装置に比べて動画などの表示特性の点で劣ることが知られている。このホールド型表示装置における動画などの表示特性を改善する技術として、ブリンキング(Blinking)と呼ばれる技術がある。
ブリンキングは、例えば液晶表示装置において、1フレーム期間内で強制的に全画面黒を表示させるか、バックライトを周期的に点滅させるか、または、その両方の技術を組み合わせることにより、擬似的にインパルス型の表示駆動を実現し、動画などの表示特性の向上を図るものである。
ここで、1フレーム期間内で強制的に全画面黒表示を行わせるブリンキングについて考える。1フレーム期間内で強制的に全画面黒表示を行わせる方法として、垂直ブランキング期間中に一括で黒データを全画素に書き込む方法がある。
この方法の場合、画面を上端から下端に向けて順番に走査しつつ画素行ごとに黒データを書き込むようにすると、映像データに応じた電荷を画素に充電し、その後当該画素に黒データが書き込まれるまで、画素の明るさ(輝度)を保持する期間が画面の上端よりも下に行くに従って短くなる。
つまり、画面上端の画素では1フレーム期間で明るさを保持できるが、画面下端の画素では画素に所望のデータを書き込んだ直後に黒データが書き込まれ、その状態を次のフレームでの書き込みが行われるまで保持することになるため、1フレーム期間でほとんど黒を表示することになる。これにより、図14に示すように、画面の下にいくに従って輝度が低下し、輝度勾配が発生する。この輝度勾配の現象は、中間調ラスター画面でより顕著に視認される。
従来は、輝度勾配の現象を無くすために、複数の第1,第2の走査線と複数の第1,第2のデータ線を設け、1フレーム期間において、第1の走査線を順次選択しつつ第1のデータ線を介して映像データを画素に書き込む一方、第2の走査線を順次走査しつつ第2のデータ線を介して、映像データが書き込まれた画素に黒データを書き込むことにより、同じ画素に対して映像データを書き込んでから黒データを書き込むまでの時間がどの画素においても同じになるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−255912号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の従来技術では、1画素当たり2本のデータ線が必要であることにより、1画素当たりデータ線が1本増えることになるために、製造のコストが上昇するとともに、配線間のショートの不良が発生しやすくなる。また、透過型液晶表示装置の場合にあっては、増えた配線分だけ開口率が低下するために、表示パネルの輝度が低下してしまう。
そこで、本発明は、映像信号を書き込んでから黒信号を書き込むまでの時間がどの画素においても同じになるように駆動する駆動方式を採るに当たって、1画素当たり1本のデータ線で映像信号の書き込みと黒信号の書き込みを実現できるようにした表示装置、表示装置の駆動方法および電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、画素が行列状に配置された画素アレイ部と、前記画素の行列状配置に対して列ごとに1本ずつ配線されたデータ線群と、前記画素の行列状配置に対して行ごとに1本ずつ配線された第一,第二走査線群とを備えた表示装置において、前記画素アレイ部の各画素を前記第一走査線群の各走査線を通して垂直走査しつつ選択し、前記データ線群の各データ線を通して供給される映像信号を選択行の各画素に書き込むようにする。そして、1つの行について映像信号の書き込み走査から一定時間後に前記画素アレイ部の各画素を前記第二走査線群の各走査線を通して垂直走査しつつ選択し、前記データ線群の各データ線を通して供給される黒信号を水平ブランキング期間で選択行の各画素に書き込むようにする。
上記構成の表示装置およびこれを映像表示画面部として有する電子機器において、1フレーム期間に1回、全画素(全画面)に対して黒を書き込むブリンキングの技術を採用するに当たって、1つの行について映像信号の書き込み走査から一定時間後に黒信号の書き込み走査を行うことで、映像信号を書き込んでから黒信号を書き込むまでの時間がどの画素においても同じになる。そして、各画素に映像信号を書き込む(供給する)データ線と黒信号を書き込むデータ線とを兼用することにより、1画素当たりのデータ線の本数を増やさなくても、映像信号を書き込んでから黒信号を書き込むまでの時間がどの画素においても同じになるように駆動する駆動方式を採ることができる。
本発明によれば、1画素当たりのデータ線の本数を増やさなくても、映像信号を書き込んでから黒信号を書き込むまでの時間がどの画素においても同じになるように駆動する駆動方式を採ることができるために、配線間のショート不良の上昇を防ぐことができることによって歩留まりの低下を防止できるとともに、製造コストの上昇を防止できる。また、開口率を落とさなくて済むために、画素の発光輝度の低下を防止できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本発明が適用される表示装置は、液晶表示装置や有機EL表示装置に代表されるホールド型表示装置であり、画素が行列状に配置された構成となっており、擬似的にインパルス型の表示駆動を実現し、動画などの表示特性の向上を図ることを目的として、1フレーム期間(1フレーム(1画面)を表示する単位期間)に1回、全画素(全画面)に対して黒を書き込むブリンキングの技術を採用している。
具体的には、本発明の一実施形態に係る表示装置は、画素の行列状配置に対して列ごとに1本ずつ配線されたデータ線群と、画素の行列状配置に対して行ごとに1本ずつ配線された第一,第二走査線群と、各画素を第一走査線群の各走査線を通して垂直走査しつつ選択し、データ線群の各データ線を通して供給される映像信号の信号電圧(以下、「映像データ」と記述する)を選択行の各画素に書き込む第一走査手段と、各画素を第二走査線群の各走査線を通して垂直走査しつつ選択し、データ線群の各データ線を通して供給される黒信号の信号電圧(以下、「黒データ」と記述する)を選択行の各画素に書き込む第二走査手段とを備えたことを特徴としている。
すなわち、本実施形態では、1フレーム期間に1回、全画素に対して黒データを書き込むブリンキングの技術を採用する表示装置において、映像データを書き込んでから黒データを書き込むまでの時間がどの画素においても同じになるように駆動する駆動方式を採るに当たって、データ線群の各データ線を各画素に映像データを書き込む(供給する)データ線と黒データを書き込むデータ線として兼用した、換言すれば、1画素当たり1本のデータ線で映像データの書き込みと黒データの書き込みを行うようにしたことを特徴としている。
黒データについては、第一走査手段の垂直走査による選択行の各画素への映像信号の書き込みタイミングから一定時間経過後の第2走査手段の垂直走査による同じ選択行の各画素に対してそのライン(行)の水平ブランキング期間内に書き込むようにする。具体的には、映像データ用の第一走査手段と黒データ用の第二走査手段は、走査開始タイミングをずらして共に1ライン目から順次垂直走査を行うことで、映像データを書き込んでから黒データを書き込むまでの時間がどの画素においても同じになるようにする。
このように、各画素に映像データを書き込む(供給する)データ線と黒データを書き込むデータ線とを兼用することにより、1画素当たりのデータ線の本数を増やさなくても、映像データを書き込んでから黒データを書き込むまでの時間がどの画素においても同じになるように駆動する駆動方式を採ることができるために、次のような作用効果を得ることができる。
すなわち、特許文献1記載の従来技術のように、1画素当たりのデータ線の本数が2本の場合に比べて、配線間のショート不良の上昇を防ぐことができることによって歩留まりの低下を防止できるとともに、製造コストの上昇を防止できる。また、開口率を落とさなくて済むために、画素の発光輝度の低下を防止できる。
ここで、第一走査手段による垂直走査は、映像データの書き込みのためのものであることから、当然のことながら1行単位で行われる。これに対して、第二走査手段による垂直走査は、1行単位であっても良いし、複数行単位であっても良い。
第二走査手段による垂直走査が1行単位の場合には、その走査周期を第一走査手段の走査周期と同じに設定するとともに、映像データと黒データの転送周期を同じに設定することによって実現できる。ここで、1フレーム当たりの黒データの挿入比率は、走査線の本数をm、黒データを1ライン目(1行目)に書き込む直前に映像データを書き込んだラインをKとすると、(K/m)×100[%]となる。
そして、Kの値を調整することにより、1フレーム当たりの黒データの挿入比率を変えることができる。このように、Kの値の調整により、1フレーム期間中に挿入する黒の比率を自由に変えることができる。そして、黒の挿入比率を適当に設定することにより、動画などの表示特性を向上できる。黒挿入比率が25%以上でCRTに迫る画質となり、50%程度でCRTと同等と視認されることが報告されている。
第二走査手段による垂直走査がs行単位(sは2以上の整数)の場合には、そのシフトレジスタの段数を第一走査手段の段数の1/sにするとともに、垂直走査線をs行単位に束ね、各段のシフトレジスタの出力信号を前記垂直走査線に供給し、その走査周期を第一走査手段の走査周期のs倍に設定することで実現できる。黒データの挿入比率については、基本的に、1行単位の場合と同じである。
上述したように、1画素当たり1本のデータ線で映像データの書き込みと黒データの書き込みを行うようにするためには、即ち1本のデータ線に対して映像データと黒データとを選択的に供給するようにするためには、映像データと黒データの供給の仕方として種々の形態が考えられる。以下では、その具体的な実施例について詳細に説明する。
以下の各実施例では、液晶表示装置に適用した場合を例に挙げて説明するものとする。ここで、液晶表示装置は、少なくとも一方が透明な2枚の基板(図示せず)が対向して配置され、これら2枚の基板間に液晶材料が封入されて液晶層を形成したパネル構造となっている。ただし、本発明は液晶表示装置への適用に限られものではなく、有機EL表示装置など、ホールド型表示装置全般に対して適用可能である。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施例1に係る液晶表示装置10Aは、画素20が行列状に配置された画素アレイ部30と、データ線群31と、第一,第二走査線群32,33と、第一,第二垂直走査線駆動回路(第一,第二走査手段)40,50と、データ線駆動回路60と、黒挿入回路70とを有する構成となっている。
画素20のm行n列の配置に対して、データ線群31の各データ線31−1〜31−nは列ごとに1本ずつ配線され、第一,第二走査線群32,33の各走査線32−1〜32−m,33−1〜33−mは行ごとに1本ずつ配線されている。
ここで、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50、データ線駆動回路60および黒挿入回路70は、例えば画素アレイ部30と同じ基板上に形成されて表示パネルを構成している。ただし、これは一例に過ぎず、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50、データ線駆動回路60および黒挿入回路70の全て、あるいは一部を表示パネル外に設けた構成を採ることも可能である。
第一垂直走査線駆動回路40は、例えばシフトレジスタや出力回路などによって構成され、各画素20を第一走査線群32の各走査線32−1〜32−mを通して垂直走査しつつ選択し、データ線群31の各データ線31−1〜31−nを通して供給される映像データを選択行の各画素20に書き込む駆動を行う。第一垂直走査線駆動回路40は、画素アレイ部30の左右の一方側、例えば左側に配置されている。
第二垂直走査線駆動回路50は、例えばシフトレジスタや出力回路などによって構成され、第一垂直走査線駆動回路40による垂直走査に同期して、各画素20を第二走査線群33の各走査線33−1〜33−mを通して垂直走査しつつ選択し、データ線群31の各データ線31−1〜31−nを通して供給される黒データを選択行の各画素20に書き込む駆動を行う。
すなわち、第二垂直走査線駆動回路50は、1フレーム期間に1回、全画素に対して黒信号を書き込む駆動を第一垂直走査線駆動回路40による垂直走査に同期して行う。より具体的には、第二垂直走査線駆動回路50は、第一垂直走査線駆動回路40による選択行の各画素20への映像データの書き込みタイミングから一定時間経過後のタイミングで同じ選択行の各画素20に対して黒データを書き込む。第二垂直走査線駆動回路50は、画素アレイ部30に対して例えば第一垂直走査線駆動回路40と同じ側に配置されている。
データ線駆動回路60は、例えばシフトレジスタ、ラッチ回路、DAコンバータ、出力回路などによって構成され、第一垂直走査線駆動回路40による垂直走査によって選択された選択行の各画素20に対してデータ線群31の各データ線31−1〜31−nを介して映像データを供給する。データ線駆動回路60は、画素アレイ部30の上下の一方側、例えば下側に配置されている。
黒挿入回路70は、例えばスイッチ回路などによって構成され、第二垂直走査線駆動回路50による垂直走査によって選択された選択行の各画素20に対してデータ線群31の各データ線31−1〜31−nを介して黒データを供給する。データ線駆動回路60は、画素アレイ部30の上下の他方側、例えば上側に配置されている。
黒挿入回路70としては、液晶表示装置に一般的に備えられている周知のプリチャージ回路で代用することが可能である。プリチャージ回路を黒挿入回路70として代用することにより、黒挿入回路70を別途形成する必要がなくなるために、1フレーム期間に1回、全画素に対して黒信号を書き込むブリンキングの技術を低コストにて実現できる利点がある。
ここで、プリチャージ回路は、次の目的で設けられている。例えば、画素内のデータを書き換える際、電位の変化量が大きいと1ラインの選択期間中に画素電圧が所望の電圧に到達できず、画素の書き込み不足が発生する場合がある。この現象を防止すべく、映像データのデータ線31−1〜31−nへの書き込みに先立って、水平ブランキング期間において所定レベルのプリチャージデータをあらかじめデータ線31−1〜31−nに書き込むためにプリチャージ回路が設けられている。
そして、このプリチャージ回路を黒挿入回路70として代用する場合は、黒データを書き込むタイミングでプリチャージデータに代えて黒データをプリチャージ回路に与えるとともに、当該プリチャージ回路のスイッチ群、即ちデータ線31−1〜31−nに対応して設けられたスイッチ群の各スイッチをオンさせることによって各データ線31−1〜31−nに黒データを供給するようにすればよい。
上記構成の実施例1に係る液晶表示装置10Aでは、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50を画素アレイ部30の左右の同じ側に配置し、データ線駆動回路60を画素アレイ部30の例えば下側に配置する一方、画素アレイ部30を挟んでデータ線駆動回路60と反対側に黒挿入回路70を配置し、1画素当たり1本のデータ線を通してデータ線駆動回路60から映像データを画素20に書き込むとともに、同じデータ線を通して黒挿入回路70から黒データを画素20に書き込むようにしたことを特徴としている。
(実施例2)
図2は、本発明の実施例2に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して示している。
図2に示すように、本実施例2に係る液晶表示装置10Bは、画素20が行列状に配置された画素アレイ部30と、データ線群31と、第一,第二走査線群32,33と、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50と、データ線駆動回路60とを有する構成となっている。
画素20のm行n列の配置に対して、データ線群31の各データ線31−1〜31−nは列ごとに1本ずつ配線され、第一,第二走査線群32,33の各走査線32−1〜32−m,33−1〜33−mは行ごとに1本ずつ配線されている。
ここで、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50およびデータ線駆動回路60は、例えば画素アレイ部30と同じ基板上に形成されて表示パネルを構成している。ただし、これは一例に過ぎず、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50およびデータ線駆動回路60の全て、あるいは一部を表示パネル外に設けた構成を採ることも可能である。
第一,第二垂直走査線駆動回路40,50の具体的な構成については、実施例1の場合と基本的に同じである。
データ線駆動回路60は、第一垂直走査線駆動回路40による垂直走査によって選択された選択行の各画素20に対してデータ線群31の各データ線31−1〜31−nを介して映像データを供給するとともに、第一垂直走査線駆動回路40による選択行(ライン)の水平ブランキング期間に当該ブランキング期間に重畳された黒データを、第二垂直走査線駆動回路50による垂直走査によって選択された選択行の各画素20に対してデータ線群31の各データ線31−1〜31−nを介して供給する。
上記構成の実施例2に係る液晶表示装置10Bでは、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50を画素アレイ部30の左右の同じ側に配置し、データ線駆動回路60を画素アレイ部30の例えば下側に配置し、1画素当たり1本のデータ線を通してデータ線駆動回路60から映像データを画素20に書き込むとともに、同じデータ線を通して同じデータ線駆動回路60から映像信号の水平ブランキング期間に重畳された黒データを画素20に書き込むようにしたことを特徴としている。
この実施例2に係る液晶表示装置10Bでは、黒データを映像信号の水平ブランキング期間に重畳して、映像データと同じデータ線駆動回路60から黒データを書き込むようにしていることにより、黒データを挿入する専用の回路を設ける必要がないため、簡単なシステム構成にて所期の目的を達成することができる、即ち1画素当たり1本のデータ線で映像データの書き込みと黒データの書き込みを行うことができる。
(実施例3)
図3は、本発明の実施例3に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して示している。
図3に示すように、本実施例3に係る液晶表示装置10Cは、実施例1に係る液晶表示装置10Aと同様に、画素20が行列状に配置された画素アレイ部30と、データ線群31と、第一,第二走査線群32,33と、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50と、データ線駆動回路60と、黒挿入回路70とを有する構成となっている。
画素20のm行n列の配置に対して、データ線群31の各データ線31−1〜31−nは列ごとに1本ずつ配線され、第一,第二走査線群32,33の各走査線32−1〜32−m,33−1〜33−mは行ごとに1本ずつ配線されている。
ここで、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50、データ線駆動回路60および黒挿入回路70は、例えば画素アレイ部30と同じ基板上に形成されて表示パネルを構成している。ただし、これは一例に過ぎず、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50、データ線駆動回路60および黒挿入回路70の全て、あるいは一部を表示パネル外に設けた構成を採ることも可能である。
この実施例3に係る液晶表示装置10Cにおいて、実施例1に係る液晶表示装置10Aと異なる点は、第二垂直走査線駆動回路50が画素アレイ部30を挟んで第一垂直走査線駆動回路40と反対側に配置されている点である。それ以外の構成については、実施例1に係る液晶表示装置10Aと基本的に同じである。
すなわち、上記構成の実施例3に係る液晶表示装置10Cでは、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50を画素アレイ部30を挟んで反対側に配置し、データ線駆動回路60を画素アレイ部30の例えば下側に配置する一方、画素アレイ部30を挟んでデータ線駆動回路60と反対側に黒挿入回路70を配置し、1画素当たり1本のデータ線を通してデータ線駆動回路60から映像データを画素20に書き込むとともに、同じデータ線を通して黒挿入回路70から黒データを画素20に書き込むようにしたことを特徴としている。
(実施例4)
図4は、本発明の実施例4に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して示している。
図4に示すように、本実施例4に係る液晶表示装置10Dは、実施例2に係る液晶表示装置10Bと同様に、画素20が行列状に配置された画素アレイ部30と、データ線群31と、第一,第二走査線群32,33と、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50と、データ線駆動回路60とを有する構成となっている。
画素20のm行n列の配置に対して、データ線群31の各データ線31−1〜31−nは列ごとに1本ずつ配線され、第一,第二走査線群32,33の各走査線32−1〜32−m,33−1〜33−mは行ごとに1本ずつ配線されている。
ここで、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50およびデータ線駆動回路60は、例えば画素アレイ部30と同じ基板上に形成されて表示パネルを構成している。ただし、これは一例に過ぎず、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50およびデータ線駆動回路60の全て、あるいは一部を表示パネル外に設けた構成を採ることも可能である。
この実施例4に係る液晶表示装置10Dにおいて、実施例2に係る液晶表示装置10Bと異なる点は、第二垂直走査線駆動回路50が画素アレイ部30を挟んで第一垂直走査線駆動回路40と反対側に配置されている点である。それ以外の構成については、実施例2に係る液晶表示装置10Bと基本的に同じである。
すなわち、上記構成の実施例4に係る液晶表示装置10Dでは、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50を画素アレイ部30を挟んで反対側に配置し、データ線駆動回路60を画素アレイ部30の例えば下側に配置し、1画素当たり1本のデータ線を通してデータ線駆動回路60から映像データを画素20に書き込むとともに、同じデータ線を通して同じデータ線駆動回路60から映像信号の水平ブランキング期間に重畳された黒データを画素20に書き込むようにしたことを特徴としている。
[画素構成]
図5は、画素20の内部構成の等価回路を示す回路図である。図5において、(A)は透過型パネルの場合を、(B)は反射型パネルの場合をそれぞれ示している。
画素20は、アクティブ素子である例えばTFT(Thin Film Transistor;薄膜トランジスタ)からなり、互いに並列に接続された第一,第二画素トランジスタ21,22と、これら画素トランジスタ21,22の各ドレイン電極に画素電極が接続された液晶容量23と、この液晶容量23の画素電極に一方の電極が接続された保持容量24とを有し、一方の基板上にm行n列に配置されて画素アレイ部30を形成している。
画素20の各々において、第一,第二画素トランジスタ21,22の各ソース電極は、データ線群31の各データ線31−1〜31−nに共通に接続されている。第一画素トランジスタ21のゲート電極は、第一走査線31の各走査線32−1〜32−mに接続されている。第二画素トランジスタ22のゲート電極は、第二走査線33の各走査線33−1〜33−mに接続されている。すなわち、第一画素トランジスタ21は映像データ書き込み用のトランジスタとなり、第二画素トランジスタ22は黒データ書き込み用のトランジスタとなる。
ここで、液晶容量23は、画素電極とこれに対向して形成される対向電極との間で発生する液晶材料の容量成分を意味する。液晶容量23の対向電極と保持容量24の他方の電極には、全画素共通にコモン電位Vcomが印加される。コモン電位Vcomは、所定の直流電位である。
[走査方法の概要]
続いて、上記構成の実施例1〜4に係る液晶表示装置10A〜10Dにおいて、第一,第二垂直走査線駆動回路40,50による走査方法の概要について、図6の動作説明図を用いて説明する。
ここでは、アルファベットの“A”を表示する場合において、走査線の本数(表示ライン数)をmとし、1ライン目の水平有効期間から映像データを書き込むのに対して、Kライン目の水平ブランキング期間から黒データを書き込むこととする。
先ず、通常の駆動通り、1ライン目から順次映像データを画素に書き込んでいく(図6a)。そして、Kライン目の画素に映像データを書き込む(図6b)。次いで、Kライン目の水平ブランキング期間中に、1ライン目の画素に黒データを書き込む(図6c)。次に、K+1ライン目の画素に映像データを書き込み(図6d)、次いで、K+1ライン目の水平ブランキング期間中に、2ライン目の画素に黒データを書き込む(図6e)。
次に、K+2ライン目、本例ではmライン目の画素に映像データを書き込む(図6f)、次いで、mMライン目の水平ブランキング期間中に、3ライン目の画素に黒データを書き込む(図6g)。次に、映像データを書き込むラインが1ライン目に戻り、このラインの画素に映像データを書き込み(図6h)、次いで、1ライン目の水平ブランキング期間中に、4ライン目の画素に黒データを書き込む(図6i)。
上述したように、映像データを書き込む行と黒データを書き込む行を交互に垂直走査していく(図6j)。ここで、ホールド型表示装置における動画などの表示特性、より具体的には、いわゆる動画のボケ量は1フレーム期間中に挿入する黒データの期間(先述した挿入比率)に依存する。
[黒データの挿入期間の制御方法]
以下に、黒データの挿入期間の制御方法を示す。以下の説明では、黒データを1/4フレーム期間だけ挿入する場合について
述べる。
1フレーム期間中に挿入する黒データの割合については、映像データをあるラインに書き込んでから1ライン目に黒データを書き込むまでの間隔(期間)で調整が可能となる。つまり、走査線の本数がm本の表示装置の場合は、パネルの上端から順次走査していき、(3/4×m)ライン目の画素に映像データを書き込んだ後、この水平ブランキング期間中に1ライン目の画素に黒データを書き込むことで、図7に示すように、黒を25%の比率で挿入することが可能となる。
[画素電位]
図8は、1画素に着目した場合の画素の保持電圧の変動の様子を示すタイミングチャートである。ここでは、一例として、液晶表示装置の駆動方式が、映像データの極性がフィールド(=フレーム)毎に反転するフィールド反転駆動の場合を例に挙げて説明するものとする。
図8において、GA1は1ライン目の画素の映像データ書き込み用の画素トランジスタのゲートに印加される走査パルス、GB1は1ライン目の画素の黒データ書き込み用の画素トランジスタのゲートに印加される走査パルス、GA2は2ライン目の画素の映像データ書き込み用の画素トランジスタのゲートに印加される走査パルス、GB2は2ライン目の画素の黒データ書き込み用画素トランジスタのゲートに印加される走査パルス、VLC1は1ライン目の画素の画素電位、VLC2は2ライン目の画素の画素電位である。
先ず、Nフレームにおいて、走査パルスGA1の波形が高レベル(以下、「“H”レベル」と記述する)となる。その後、映像データがデータ線駆動回路60の出力端子SA1〜SAnからデータ線群31の各データ線31−1〜31−nに出力される。そして、走査パルスGA1の波形が“H”レベルの期間中に、1ライン目の画素に映像データが書き込まれる。この書き込まれた映像データは、保持容量24(図5参照)に保持される。
Nフレーム目で正極性側の映像データを書き込む場合、1ライン目の画素電位VLC1は負極性から正極性に切り替わり、走査パルスGA1の波形が“H”レベルの期間において所望の電位まで上昇する。その後、走査パルスGA1の波形は低レベル(以下、「“L”レベル」と記述する)となる。これにより、映像データ書き込み用の画素トランジスタ21(図5参照)がオフ状態になるために、1ライン目の画素電位VLC1として、次の書き込みが起こるまで、走査パルスGA1の波形が“L”レベルに遷移する直前の画素電位が保持容量24によって保持し続けられる。
次に、走査パルスGA2の波形が“H”レベルとなる。その後、映像データがデータ線駆動回路60の出力端子SA1〜SAnからデータ線群31の各データ線31−1〜31−nに出力される。そして、走査パルスGA2の波形が“H”レベルの期間中に、2ライン目の画素に映像データが書き込まれる。
1ライン目の画素と同様に正極性側の映像データを書き込む場合、2ライン目の画素電位VLC2は負極性から正極性に切り替わり、走査パルスGA2の波形が“H”レベルの期間において所望の電位まで上昇する。その後、走査パルスGA2の波形が“L”レベルとなる。そして、2ライン目の画素電位VLC2として、次の書き込みが起こるまで、走査パルスGA2の波形が“L”レベルに遷移する直前の画素電位が保持し続けられる。
この一連の動作は全画面に亘って順次行われる。Kライン目の画素への映像データの書き込みが終了し、このラインの水平ブランキング期間中に1ライン目の画素に黒データを書き込む場合、1ライン目の走査パルスGB1の波形は、Kライン目の水平ブランキング期間中に“H”レベルとなる。すると、黒挿入回路70から出力される黒データ(実施例1,3の場合)、または映像信号の水平ブランキング期間に重畳された黒データ(実施例2,4の場合)が、信号線群31の各信号線31−1〜31−nを通して1ライン目の画素に書き込まれる。この黒データの書き込みにより、1ライン目の画素電位VLC1は黒レベルの電位まで下降する。
次に、K+1ライン目の映像データの書き込みが行われ、そのラインの水平ブランキング期間中に2ライン目の走査パルスGB2の波形が“H”レベルになると、黒挿入回路70から出力される黒データ、または映像信号の水平ブランキング期間に重畳された黒データが、信号線群31の各信号線31−1〜31−nを通して2ライン目の画素に書き込まれる。この黒データの書き込みにより、2ライン目の画素電位VLC2は黒レベルの電位まで下降する。
映像データの書き込みと同様に、黒データの書き込みも1ライン目から順次行なわれ、N+1フレーム以降もNフレーム目と同様に行なわれる。
[適用例]
以上説明した本発明による表示装置は、一例として、図9〜図13に示す様々な電子機器、例えば、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置、ビデオカメラなど、電子機器に入力された映像信号、若しくは、電子機器内で生成した映像信号を、画像若しくは映像として表示するあらゆる分野の電子機器の表示装置に適用することが可能である。
このように、あらゆる分野の電子機器の表示装置として本発明による表示装置を用いることにより、先述した実施形態の説明から明らかなように、本発明による表示装置は、例えば配線間のショート不良の上昇を防ぐことができることによって歩留まりの低下を防止できるために、各種の電子機器の信頼性を向上できる利点がある。
なお、本発明による表示装置は、封止された構成のモジュール形状のものをも含む。例えば、画素アレイ部30を囲むようにシーリング部(図示せず)が設けられ、このシーリング部を接着剤として透明なガラス等の対向部に貼り付けられて形成された表示モジュールが該当する。この透明な対向部には、カラーフィルタ、保護膜等、更には、上記した遮光膜が設けられてもよい。尚、表示モジュールには、外部から画素アレイ部への信号等を入出力するための回路部やFPC(フレキシブルプリントサーキット)等が設けられていてもよい。
以下に、本発明が適用される電子機器の具体例について説明する。
図9は、本発明が適用されるテレビジョンセットの外観を示す斜視図である。本適用例に係るテレビテレビジョンセットは、フロントパネル102やフィルターガラス103等から構成される映像表示画面部101を含み、その映像表示画面部101として本発明による表示装置を用いることにより作成される。
図10は、本発明が適用されるデジタルカメラの外観を示す斜視図であり、(A)は表側から見た斜視図、(B)は裏側から見た斜視図である。本適用例に係るデジタルカメラは、フラッシュ用の発光部111、表示部112、メニュースイッチ113、シャッターボタン114等を含み、その表示部112として本発明による表示装置を用いることにより作製される。
図11は、本発明が適用されるノート型パーソナルコンピュータの外観を示す斜視図である。本適用例に係るノート型パーソナルコンピュータは、本体121に、文字等を入力するとき操作されるキーボード122、画像を表示する表示部123等を含み、その表示部123として本発明による表示装置を用いることにより作製される。
図12は、本発明が適用されるビデオカメラの外観を示す斜視図である。本適用例に係るビデオカメラは、本体部131、前方を向いた側面に被写体撮影用のレンズ132、撮影時のスタート/ストップスイッチ133、表示部134等を含み、その表示部134として本発明による表示装置を用いることにより作製される。
図13は、本発明が適用される携帯端末装置、例えば携帯電話機を示す外観図であり、(A)は開いた状態での正面図、(B)はその側面図、(C)は閉じた状態での正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は上面図、(G)は下面図である。本適用例に係る携帯電話機は、上側筐体141、下側筐体142、連結部(ここではヒンジ部)143、ディスプレイ144、サブディスプレイ145、ピクチャーライト146、カメラ147等を含み、そのディスプレイ144やサブディスプレイ145として本発明による表示装置を用いることにより作製される。
本発明の実施例1に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例4に係る液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 画素の内部構成の等価回路を示す回路図である。 第一,第二垂直走査線駆動回路による走査方法の概要について説明する動作説明図である。 黒を25%の比率で挿入した場合の各ラインの書き込み状態についての説明図である。 1画素に着目した場合の画素の保持電圧の変動の様子を示すタイミングチャートである。 本発明が適用されるテレビジョンセットの外観を示す斜視図である。 本発明が適用されるデジタルカメラの外観を示す斜視図であり、(A)は表側から見た斜視図、(B)は裏側から見た斜視図である。 本発明が適用されるノート型パーソナルコンピュータの外観を示す斜視図である。 本発明が適用されるビデオカメラの外観を示す斜視図である。 本発明が適用される携帯電話機を示す外観図であり、(A)は開いた状態での正面図、(B)はその側面図、(C)は閉じた状態での正面図、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は上面図、(G)は下面図である。 画面の下にいくに従って輝度が低下する輝度勾配を示す図である。
符号の説明
10A,10B,10C,10D…液晶表示装置、20…画素、21…映像データ書き込み用の画素トランジスタ、22…黒データ書き込み用の画素トランジスタ、23…液晶容量、24…保持容量、30…画素アレイ部、31(31−1〜31−n)…信号線群、32(32−1〜32−m)…第一走査線群、33(33−1〜33−m)…第二走査線群、40…第一垂直走査線駆動回路、50…第二垂直走査線駆動回路、60…データ線駆動回路、70…黒挿入回路

Claims (6)

  1. 画素が行列状に配置された画素アレイ部と、
    前記画素の行列状配置に対して列ごとに1本ずつ配線されたデータ線群と、
    前記画素の行列状配置に対して行ごとに1本ずつ配線された第一,第二走査線群と、
    前記画素アレイ部の各画素を前記第一走査線群の各走査線を通して垂直走査しつつ選択し、前記データ線群の各データ線を通して供給される映像信号を選択行の各画素に書き込む第一走査手段と、
    1つの行について前記第一走査手段による走査から一定時間後に前記画素アレイ部の各画素を前記第二走査線群の各走査線を通して垂直走査しつつ選択し、前記データ線群の各データ線を通して供給される黒信号を水平ブランキング期間で選択行の各画素に書き込む第二走査手段と
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記第一走査手段による垂直走査に同期して前記データ線群の各データ線に対して映像信号を供給するデータ線駆動回路と、
    前記第二走査手段による垂直走査に同期して前記データ線群の各データ線に対して黒信号を供給する黒挿入回路とをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記黒挿入回路は、前記データ線群の各データ線に対する映像信号の供給に先立って、水平ブランキング期間において所定レベルのプリチャージ信号を前記データ線群の各データ線に供給するプリチャージ回路であり、前記プリチャージ信号に代えて黒信号を前記第二走査手段による垂直走査に同期して前記データ線群の各データ線に対して供給する
    ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記第一走査手段による垂直走査に同期して前記データ線群の各データ線に対して前記映像信号を供給するデータ線駆動回路をさらに備え、
    前記データ線駆動回路は、映像信号の水平ブランキング期間に重畳された黒信号を前記第二走査手段による垂直走査に同期して前記データ線群の各データ線に対して供給する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. 画素が行列状に配置された画素アレイ部と、
    前記画素の行列状配置に対して列ごとに1本ずつ配線されたデータ線群と、
    前記画素の行列状配置に対して行ごとに1本ずつ配線された第一,第二走査線群とを備えた表示装置の駆動方法であって、
    前記画素アレイ部の各画素を前記第一走査線群の各走査線を通して垂直走査しつつ選択し、前記データ線群の各データ線を通して供給される映像信号を選択行の各画素に書き込む第一走査ステップと、
    1つの行について前記第一走査ステップでの走査から一定時間後に前記画素アレイ部の各画素を前記第二走査線群の各走査線を通して垂直走査しつつ選択し、前記データ線群の各データ線を通して供給される黒信号を水平ブランキング期間で選択行の各画素に書き込む第二走査ステップと
    を有することを特徴とする表示装置の駆動方法。
  6. 画素が行列状に配置された画素アレイ部と、
    前記画素の行列状配置に対して列ごとに1本ずつ配線されたデータ線群と、
    前記画素の行列状配置に対して行ごとに1本ずつ配線された第一,第二走査線群と、
    前記画素アレイ部の各画素を前記第一走査線群の各走査線を通して垂直走査しつつ選択し、前記データ線群の各データ線を通して供給される映像信号を選択行の各画素に書き込む第一走査手段と、
    1つの行について前記第一走査手段による走査から一定時間後に前記画素アレイ部の各画素を前記第二走査線群の各走査線を通して垂直走査しつつ選択し、前記データ線群の各データ線を通して供給される黒信号を水平ブランキング期間で選択行の各画素に書き込む第二走査手段と
    を備えた表示装置を有することを特徴とする電子機器。
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