JP5353098B2 - 記録装置 - Google Patents

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本発明は、記録媒体に対して画像を記録する記録装置に関する。
記録装置の一例であるプリンタにおいては、記録品質の低下を防止するため、記録媒体としての用紙に付着した紙粉を、ヘッド等の記録部に搬送する前に記録媒体から除去するという作業が行われる。例えば特許文献1には、当該作業において、用紙の一面全体に接触しつつ連れ廻りながら紙粉を除去するベルトやローラを用いることが開示されている。
特開2003−2476号公報
しかしながら、上記文献によると、ベルト等を用紙に積極的に接触させることで紙粉を除去する構成であることから、当該接触によって用紙に負荷がかかる。記録中に用紙にこのような負荷がかかると、記録品質が悪化するという問題が生じる。
本発明の目的は、記録中の記録媒体から紙粉を除去する際に記録媒体に負荷がかかるのを抑制し、記録品質の悪化を防止することが可能な記録装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の観点によると、記録媒体に対して画像を記録する記録部と、記録媒体を搬送経路に沿って前記記録部へ搬送するための搬送機構と、前記搬送経路に沿って搬送される記録媒体と離隔しつつ対向するように、且つ、記録媒体の面内方向に延在するように配置された、一対の板材からなるガイドと、静電気を帯びると共に当該静電気力によって記録媒体の前記記録面に付着した紙粉を回転駆動しつつ除去する紙粉除去ローラと、を備えており、前記搬送機構は、前記搬送経路において外周面が互いに接触するように配置された2つのローラを有するニップローラ対と、前記搬送経路における前記ニップローラ対よりも前記搬送機構による記録媒体の搬送方向の下流側において、前記紙粉除去ローラを前記ニップローラ対との間に挟む位置であって、前記記録部によって画像が形成されている記録媒体を前記ニップローラ対と共に支持できる位置に配置される押さえローラと、を含み、前記ガイドは、前記一対の板材の一方に形成された開口を有し、 前記紙粉除去ローラは、前記開口を介して前記記録面に対向し、且つ、外周面の全てが前記ニップローラ対と前記押さえローラとの双方により支持されている記録媒体の前記記録面から離隔しつつ、前記外周面が前記ガイドにおける記録媒体の前記記録面に対向する部分よりも前記記録面に近接するように配置されていると共に、記録媒体を前記記録部へと搬送する方向に回転し、 前記紙粉除去ローラの回転速度が、記録媒体の前記記録部への搬送速度以上であることを特徴とする記録装置が提供される。
上記構成によると、紙粉除去ローラが、記録中における記録媒体の記録面に積極的に接触するのではなく、当該記録面から離隔しつつこれに対向するように配置されており、記録面から離隔した状態で、記録面に付着した紙粉を除去する。これにより、記録中の記録媒体から紙粉を除去する際に記録媒体に負荷がかかるのを抑制し、記録品質の悪化を防止することができる。
また、ガイドによって記録媒体の記録部への安定した搬送が実現されることから、記録中に紙粉除去ローラが記録媒体に接触しないことをより確実に実現することができる。
さらに、紙粉除去ローラの静電気力によってより効率よく紙粉除去を行うことができる。
加えて、記録媒体の先端が紙粉除去ローラに当接したとしても、当該当接による記録媒体のジャムを防止することができる。
また、上記当接により記録媒体の先端が折れるのが防止される。
本発明に係る記録装置は、前記紙粉除去ローラが、前記ニップローラ対に近接配置されていることが好ましい。この場合、紙粉除去ローラがニップローラ対に近接配置されているため、記録中に紙粉除去ローラが記録媒体に接触しないことをより確実に実現することができる。
前記紙粉除去ローラが、前記ガイドにおける記録媒体の前記記録面の反対側の面に対向する部分と、記録媒体の厚み以上の距離だけ離隔した位置に配置されていることが好ましい。
前記搬送方向に沿って点在するよう配置された複数の前記紙粉除去ローラが、共通の駆動源によって回転駆動されることが好ましい。この場合、複数の紙粉除去ローラそれぞれについて駆動源を設ける場合に比べ、構成が簡素化されると共に製造コストも低減することができる。
前記紙粉除去ローラが、その外周面と前記記録面との間隙が0.2〜1.0mmとなる位置に配置されていることが好ましい。この場合、紙粉除去ローラの静電気力による優れた紙粉除去効果が期待できる。
前記紙粉除去ローラが、前記ニップローラ対における前記記録面に対向する一方のローラと、記録媒体の前記記録部への搬送方向に関して対向し、当該ローラの外周面と前記紙粉除去ローラの外周面との間隙が10mm以内であることが好ましい。この場合、記録中に紙粉除去ローラが記録媒体に接触しないことをより一層確実に実現することができる。
前記紙粉除去ローラが、前記記録媒体の幅方向全長に亘って延在していることが好ましい。この場合、記録媒体の幅方向全長に亘って効果的に紙粉を除去することができる。
前記紙粉除去ローラが、フッ素系樹脂からなり、スポンジ状の部材との摩擦により静電気を帯びることが好ましい。この場合、紙粉除去ローラを絶縁性が強く帯電しやすいフッ素系樹脂から構成すると共に、摩擦により当該ローラに適度な静電気力を付与することができることにより、優れた紙粉除去効果が期待できる。
本発明に係る記録装置によると、記録中の記録媒体から紙粉を除去する際に記録媒体に負荷がかかるのを抑制し、記録品質の悪化を防止することが可能となる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1を参照し、本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタ1の構成について説明する。
図1に示すように、インクジェットプリンタ1は中空箱型の筐体1aを有し、筐体1aの上面に排紙部3が設けられている。筐体1a内の下方には給紙ユニット23、上方にはマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのインクをそれぞれ吐出する4つのインクジェットヘッド2及び搬送方向Cに用紙Pを搬送する搬送ユニット40が配置されている。筐体1a内には、さらに、給紙ユニット23から送り出された用紙Pを搬送ユニット40に送る第1紙送り機構70、及び、搬送ユニット40から送り出された用紙Pを排紙部3に送る第2紙送り機構80が設けられている。
プリンタ1においては、搬送方向Cと平行な方向が副走査方向、副走査方向と直交し且つ水平面に沿った方向が主走査方向であり、給紙ユニット23から排紙部3に向けて図1の太矢印に沿った用紙搬送経路が形成されている。
給紙ユニット23は、積層された複数の用紙Pを収納可能な給紙カセット24、及び、給紙カセット24に収納された用紙Pのうち最も上方にある用紙Pを順に送り出すピックアップローラ25を含む。
ここで、図1及び図2を参照し、第1紙送り機構70について説明する。
第1紙送り機構70は、用紙Pをヘッド2へと案内するよう、湾曲した搬送経路60(図2参照)に沿って延在するガイド52,53、両ガイド52,53の間に配置され、用紙Pを挟持しつつヘッド2へと搬送するニップローラ対51、及び、ニップローラ対51における用紙Pの表面に対向する一方のローラ51a(図2参照)と用紙Pのヘッド2への搬送方向に関して対向すると共に、ローラ51aに対して搬送方向上流側及び下流側のそれぞれに近接配置された2つの紙粉除去ローラ50を含む。
ガイド52,53はそれぞれ、搬送経路60(図2参照)に沿って搬送される用紙Pの表面(記録面)及び裏面に対して離隔しつつ対向するように、且つ、用紙Pの面内方向(図1及び図2の紙面に直交する方向)に延在するように配置された、一対の板材52a,52b;53a,53bを有する。ガイド52,53における用紙Pの表面に対向する板材52a,53aには、ニップローラ対51に近接した位置に、開口52x,53xが形成されている。当該開口52x,53xを介して、紙粉除去ローラ50がそれぞれ、搬送経路60を含む板材52a,52b;53a,53bに挟まれた空間に露出され、用紙Pの表面から離隔しつつ当該表面に対向するようになっている。
ニップローラ対51は、図2に示すように、搬送経路60において外周面が互いに接触するよう配置された2つのローラ51a,51bを有する。両ローラ51a,51bのうち一方のローラ51aの軸は駆動モータ(図示せず)に接続され、他方のローラ51bの軸は筐体1aに回転可能に支持されている。これにより、一方のローラ51aが駆動モータの駆動により反時計回りに回転するのに伴って、他方のローラ51bは逆方向に時計回りに回転する。
紙粉除去ローラ50はそれぞれ、その外周面とニップローラ対51の一方のローラ51aの外周面との間隙D1が10mm以内であり、且つ、ガイド52,53における用紙Pの裏面に対向する板材52b,53bと用紙Pの厚み以上の距離D2だけ離隔した位置に、配置されている。また、紙粉除去ローラ50はそれぞれ、外周面がガイド52,53における用紙Pの表面に対向する板材52a,53aよりも用紙Pの表面に近接するように、即ち、開口52x,53xを介して板材52a,53aよりも突出した位置に、配置されている。さらに、紙粉除去ローラ50はそれぞれ、用紙Pがニップローラ対51とピックアップローラ25との双方により支持されているとき、及び、ニップローラ対51と押さえローラ4との双方により支持されているとき、その外周面と用紙Pの表面との間隙が0.2〜1.0mmとなる位置に配置されている。用紙Pがニップローラ対51、ピックアップローラ25、及び押さえローラ4のいずれかのみによって支持されているとき、即ち用紙Pが片持ち支持されているとき、紙粉除去ローラ50は用紙Pに接触し得る。
紙粉除去ローラ50は、金属製の軸とフッ素系樹脂からなる円筒部とを有し、用紙Pの幅方向全長に亘って延在している。2つの紙粉除去ローラ50は、軸がギア等を介して共通のモータ100に接続されており、モータ100により常に回転駆動され、スポンジ部材55との摩擦により表面に静電気を帯びている。スポンジ部材55は、ウレタンフォーム等のローラ50を帯電させやすい材料からなり、ローラ50の上部に圧接する位置にて筐体1aに支持されている。
紙粉除去ローラ50は共に、図1及び図2中反時計回り、即ち、用紙Pをヘッド2へと搬送する方向に、用紙Pのヘッド2への搬送速度以上の回転速度にて、回転する。
搬送経路60に沿ってヘッド2へと搬送される用紙Pの表面に付着した紙粉は、表面に静電気力を帯びた紙粉除去ローラ50によって、吸着・除去される。紙粉除去ローラ50に吸着された紙粉は、スポンジ部材55によって掻き取られ、廃棄部(図示せず)に廃棄される。このような紙粉除去作業は、用紙Pの先端から搬送方向に沿って順次行われ、用紙Pの先端がヘッド2の下方にあって記録が行われている最中にも、その用紙Pの後半部分等において行われる。なお、上述のように、紙粉除去ローラ50は、用紙Pが片持ち支持されているときは用紙Pに接触し得るが、記録中の用紙Pについては、用紙Pの後半部分がニップローラ対51と押さえローラ4との双方により支持されているときに、用紙Pの表面に積極的に接触するのではなく当該表面から離隔した状態で、用紙P表面に付着した紙粉を除去する。
次に、図1を参照し、搬送ユニット40及び第2紙送り機構80について説明する。
搬送ユニット40は、一対のベルトローラ41,42、両ローラ41,42間に架け渡されるように巻回されたエンドレスの搬送ベルト43、及び、押さえローラ4を含む。搬送ベルト43の外周面、即ち用紙Pの搬送面44は、シリコーン処理が施され、粘着性を有している。押さえローラ4は、ベルトローラ41の上方であってベルトローラ41との間に搬送ベルト43を挟む位置に配置されており、また、バネ等の弾性部材によって搬送面44に向かって付勢されており、上述の第1紙送り機構70によって搬送されてきた用紙Pを搬送面44に押さえ付ける。
ベルトローラ42が搬送モータ(図示せず)により図1時計回りに回転駆動されると、搬送ベルト43が走行し、ベルトローラ41及び押さえローラ4も回転する。用紙Pは、搬送ベルト43の搬送面44に保持されつつ搬送方向Cに沿って搬送され、4つのインクジェットヘッド2の直ぐ下方を順次通過する際に各色インクが各ヘッド2から吐出されることにより、用紙Pの表面に所望のカラー画像が形成される。
搬送ユニット40の搬送方向Cの直ぐ下流側には、剥離プレート5が設けられている。剥離プレート5は、その先端が用紙Pと搬送ベルト43との間に入り込むことによって、用紙Pを搬送面44から剥離する。
第2紙送り機構80は、ベルトローラ42近傍から排紙部3に向かって湾曲しながら延在するガイド29,30、両ガイド29,30の間に配置された送りローラ対27、及び、筐体1a上部の開口近傍に設けられた送りローラ対28を含む。ガイド29,30は上述したガイド51,52と、送りローラ対27,28は上述したニップローラ対51と、それぞれ略同様の構成であるので、説明を省略する。搬送ユニット40から送り出された用紙Pは、ガイド29,30により案内されつつ、各送りローラ対27,28に挟持されながら、図1中上方に送られ、排紙部3に排紙される。
以上に述べたように、本実施形態によると、紙粉除去ローラ50が、記録中における用紙Pの表面に積極的に接触するのではなく、当該表面から離隔しつつこれに対向するように配置されており、表面から離隔した状態で、表面に付着した紙粉を除去する。これにより、記録中の用紙Pから紙粉を除去する際に用紙Pに負荷がかかるのを抑制し、記録品質の悪化を防止することができる。
また、紙粉除去ローラ50がニップローラ対51に近接配置されているため、記録中に紙粉除去ローラ50が用紙Pに接触しないことをより確実に実現することができる。例えば本実施形態において、記録中の用紙Pの後半部分がニップローラ対51と押さえローラ4との双方により支持されているとき、ニップローラ対51近傍において用紙Pの位置が安定するため、用紙Pが紙粉除去ローラ50に接触しにくい。
紙粉除去ローラ50が、ガイド52,53における用紙Pの裏面に対向する板材52b,53bと、用紙Pの厚み以上の距離D2だけ離隔した位置に配置されている。これにより、記録中に紙粉除去ローラ50が用紙Pに接触しないことをより確実に実現することができる。
紙粉除去ローラ50が、外周面がガイド52,53における用紙Pの表面に対向する板材52a,53aよりも用紙Pの表面に近接するように配置されている。これにより、紙粉除去ローラ50の静電気力によってより効率よく紙粉除去を行うことができる。
紙粉除去ローラ50が用紙Pをヘッド2へと搬送する方向に回転するため、用紙Pの先端が紙粉除去ローラ50に当接したとしても、当該当接による用紙Pのジャムを防止することができる。なお、この当接は、用紙Pへの記録中ではなく、用紙Pがヘッド2下方に至る前の時点で生じ得るものである。
また、紙粉除去ローラ50の回転速度が用紙Pのヘッド2への搬送速度以上であるため、上記当接によって用紙Pの先端が折れるのが防止される。
搬送方向に沿って点在するよう配置された2つの紙粉除去ローラ50が共通のモータ100によって回転駆動される。この場合、紙粉除去ローラ50それぞれについてモータを設ける場合に比べ、構成が簡素化されると共に製造コストも低減することができる。
紙粉除去ローラ50が、その外周面と用紙Pの表面との間隙が0.2〜1.0mmとなる位置に配置されている。これにより、紙粉除去ローラ50の静電気力による優れた紙粉除去効果が期待できる。
紙粉除去ローラ50が、ニップローラ対51における用紙Pの表面に対向する一方のローラ51aと、用紙Pのヘッド2への搬送方向に関して対向し、当該ローラ51aの外周面と紙粉除去ローラ50の外周面との間隙D1が10mm以内である。これにより、記録中に紙粉除去ローラ50が用紙Pに接触しないことをより一層確実に実現することができる。
紙粉除去ローラ50が用紙Pの幅方向全長に亘って延在しているため、用紙Pの幅方向全長に亘って効果的に紙粉を除去することができる。
紙粉除去ローラ50が、絶縁性が強く帯電しやすいフッ素系樹脂からなり、スポンジ部材55との摩擦により適度な静電気力を帯びることにより、優れた紙粉除去効果が期待できる。
なお、紙粉除去ローラ50は、フッ素系樹脂からなることに限定されず、例えば他の材料からなると共に表面がフッ素コートされたものであってもよい。
紙粉除去ローラ50は、用紙Pの幅方向全長に亘って延在していることに限定されず、用紙Pの幅方向全長のうちの一部に亘って延在してもよい。
紙粉除去ローラ50の外周面とニップローラ対51のローラ51aの外周面との間隙D1は、10mmを超えてもよい。
紙粉除去ローラ50の外周面と用紙Pの表面との間隙は、0.2〜1.0mmに限定されない。
複数の紙粉除去ローラ50それぞれについてモータを設け、個別に回転駆動させてよい。
紙粉除去ローラ50の回転速度や回転方向も適宜変更可能である。
紙粉除去ローラ50の外周面は、ガイド52,53における用紙Pの表面に対向する板材52a,53aよりも用紙Pの表面から離隔した位置、又は、当該板材52a,53aと用紙Pの表面からの距離が略同一の位置にあってもよい。
紙粉除去ローラ50は、ガイド52,53に形成された開口52x,53xを介してではなく、例えば、ガイド52,53の板材52a,53aが短く形成されており、板材52a,53aが設けられていない部分において用紙Pの表面に対向するように配置されてよい。
紙粉除去ローラ50はニップローラ対51に近接配置されず、ニップローラ対51から離隔した位置に配置されてもよい。
ガイド52,53及びニップローラ対51は、本発明の必須構成要素ではなく、省略可能であり、他の部材等によってヘッド2への用紙Pの搬送が実現されてよい。
本発明に係る記録装置は、インクジェット式に限定されず、サーマル式にも適用可能であり、また、ライン式・シリアル式のいずれにも適用可能である。さらに、プリンタに限定されず、ファクシミリやコピー機等にも適用可能である。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタを示す概略側面図である。 図1に示す第1紙送り機構の部分拡大図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ(記録装置)
2 インクジェットヘッド(記録部)
50 紙粉除去ローラ
51 ニップローラ対
52,53 ガイド
52x,53x 開口
55 スポンジ部材
100 モータ(駆動源)
P 用紙(記録媒体)

Claims (7)

  1. 記録媒体に対して画像を記録する記録部と、
    記録媒体を搬送経路に沿って前記記録部へ搬送するための搬送機構と、
    前記搬送経路に沿って搬送される記録媒体と離隔しつつ対向するように、且つ、記録媒体の面内方向に延在するように配置された、一対の板材からなるガイドと、
    電気を帯びると共に当該静電気力によって記録媒体の記録面に付着した紙粉を回転駆動しつつ除去する紙粉除去ローラと、を備えており、
    前記搬送機構は、前記搬送経路において外周面が互いに接触するように配置された2つのローラを有するニップローラ対と、前記搬送経路における前記ニップローラ対よりも前記搬送機構による記録媒体の搬送方向の下流側において、前記紙粉除去ローラを前記ニップローラ対との間に挟む位置であって、前記記録部によって画像が形成されている記録媒体を前記ニップローラ対と共に支持できる位置に配置される押さえローラと、を含み、
    前記ガイドは、前記一対の板材の一方に形成された開口を有し、
    前記紙粉除去ローラは、前記開口を介して前記記録面に対向し、且つ、外周面の全てが前記ニップローラ対と前記押さえローラとの双方により支持されている記録媒体の前記記録面から離隔しつつ、前記外周面が前記ガイドにおける記録媒体の前記記録面に対向する部分よりも前記記録面に近接するように配置されていると共に、記録媒体を前記記録部へと搬送する方向に回転し、
    前記紙粉除去ローラの回転速度が、記録媒体の前記記録部への搬送速度以上であることを特徴とする記録装置。
  2. 記紙粉除去ローラが、前記ニップローラ対に近接配置されていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記紙粉除去ローラが、前記ガイドにおける記録媒体の前記記録面の反対側の面に対向する部分と、記録媒体の厚み以上の距離だけ離隔した位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記紙粉除去ローラが、その外周面と前記記録面との間隙が0.2〜1.0mmとなる位置に配置されていることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の記録装置。
  5. 前記紙粉除去ローラが、前記ニップローラ対における前記記録面に対向する一方のローラと、記録媒体の前記記録部への搬送方向に関して対向し、当該ローラの外周面と前記紙粉除去ローラの外周面との間隙が10mm以内であることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  6. 前記紙粉除去ローラが、前記記録媒体の幅方向全長に亘って延在していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の記録装置。
  7. 前記紙粉除去ローラが、フッ素系樹脂からなり、スポンジ状の部材との摩擦により静電気を帯びることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の記録装置。
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