JP5352151B2 - 電子部品搬送装置 - Google Patents

電子部品搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5352151B2
JP5352151B2 JP2008201784A JP2008201784A JP5352151B2 JP 5352151 B2 JP5352151 B2 JP 5352151B2 JP 2008201784 A JP2008201784 A JP 2008201784A JP 2008201784 A JP2008201784 A JP 2008201784A JP 5352151 B2 JP5352151 B2 JP 5352151B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
component
electronic
pedestal
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008201784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010040749A (ja
Inventor
陽平 庄司
康輔 中原
俊文 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Forms Co Ltd
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP2008201784A priority Critical patent/JP5352151B2/ja
Publication of JP2010040749A publication Critical patent/JP2010040749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5352151B2 publication Critical patent/JP5352151B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ICチップなどの電子部品搬送装置に関し、さらに詳しくは、フリップチップ方式の電子部品を基板に実装する部品実装装置に用いられる電子部品搬送装置に関するものである。
従来、フリップチップ方式の電子部品を基板に実装するための部品実装装置としては、様々なものが提案されている。
このような部品実装装置としては、部品供給部から取り出した複数の電子部品をシャトル(電子部品搬送装置)に一列状に保持し、受け渡し位置まで搬送し、そこで電子部品を実装位置に位置決めして、基板に実装する装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
このような部品実装装置に用いられる電子部品搬送装置としては、例えば、図4に示すようなものを例示できる。
この電子部品搬送装置100は、台座101と、台座101上に配され、外形が板状をなす部品載置部102とから概略構成されている。
この電子部品搬送装置100では、部品載置部102の上面102aが電子部品200を載置する面となっている。また、台座101と部品載置部102を厚み方向に貫通する吸着穴103が設けられている。この吸着穴103は、電子部品200を吸引し、部品載置部102の上面102aに吸着するためのものである。
この電子部品搬送装置100によって電子部品200を搬送するには、部品載置部102の上面102aの吸着穴103の開口部に対向する位置に、電子部品200を、その端子201を下向きにして(上面102a側に向けて)載置する。そして、その電子部品200を、吸着穴103を介して吸引し(図4の矢印方向)、上記の上面102aに電子部品200を吸着させる。この状態で、電子部品搬送装置100を所定位置に移動させることにより、電子部品200が所定位置に搬送される。
特開2008−66745号公報
しかしながら、図4に示したような電子部品搬送装置100を用いた電子部品200の搬送では、操作上の過失により、部品載置部102の上面102aに、端子201が上向きの状態(上面102aとは反対側に向いた状態)で電子部品200が載置されることがある。
この電子部品搬送装置100は、電子部品200の上下の向きを判別する手段や、電子部品200が端子201を下向きにして載置されていない場合には搬送しないようにする手段を有していないため、端子201が上向きの状態のまま、部品載置部102の上面102aに電子部品200が吸着、保持されて、搬送されることがある。
そして、所定の向きをなしていない電子部品200を実装工程に供給すると、電子部品200を基板の所定位置に精確に実装することができなくなり、結果として、不良品を発生することがある。なお、ICチップなどの電子部品は非常に小さいため、その向きが違っていても容易に判別することが難しく、そのまま実装工程に供給されることが多い。したがって、実装工程にて不良品が発生すると、その後の工程を経て加工され、この電子部品を備えた製品も不良品となり、全ての材料が無駄になるため、製造コストが高くなるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、電子部品を常に所定の向きに搬送することができるとともに、所定の向きをなしていない電子部品を、実装工程に送ることなく回収することができる電子部品搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の電子部品搬送装置は、複数のフリップチップ方式の電子部品を保持して搬送するための電子部品搬送装置であって、台座と、該台座上に延在し、外形が棒状をなすとともに、長手方向と垂直な断面の形状が台形状の部品載置部と、該部品載置部の上面に、該上面の長手方向に沿って設けられた突条部とを備え、前記部品載置部の上面の幅をd、前記電子部品の幅をdとした場合、d≦dの関係を満たし、前記突条部の高さをd、前記電子部品の端子の長さをdとした場合、d≦dの関係を満たすことを特徴とする。
本発明の電子部品搬送装置によれば、複数のフリップチップ方式の電子部品を保持して搬送するための電子部品搬送装置であって、台座と、該台座上に延在し、外形が棒状をなすとともに、長手方向と垂直な断面の形状が台形状の部品載置部と、該部品載置部の上面に、該上面の長手方向に沿って設けられた突条部とを備え、前記部品載置部の上面の幅をd、前記電子部品の幅をdとした場合、d≦dの関係を満たし、前記突条部の高さをd、前記電子部品の端子の長さをdとした場合、d≦dの関係を満たすので、電子部品を常に所定の向き(端子を下向き)にして、実装工程へと送ることができるとともに、所定の向きをなしていない電子部品を、実装工程に送ることなく回収して、再利用することができる。したがって、実装工程において、電子部品の向きに起因する基板への電子部品の実装不良を防止することができる。これにより、電子部品以外の材料の無駄も省いて、製造コストの上昇を抑制することができる。
本発明の電子部品搬送装置の最良の形態について説明する。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
(1)第一の実施形態
図1は、本発明の電子部品搬送装置の第一の実施形態を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
この実施形態の電子部品搬送装置10は、台座11と、台座11の一方の面11aに延在する部品載置部12と、部品載置部12の上面12aに設けられた突条部13とから概略構成されている。
この電子部品搬送装置10では、部品載置部12の上面12aが電子部品20を載置する面をなしている。
また、台座11および部品載置部12を厚み方向に貫通するとともに、部品載置部12の上面12aの中央部に開口部を有し、電子部品20を吸引して、部品載置部12の上面12aに吸着するための吸着穴14が設けられている。この吸着穴14は、部品載置部12の長手方向に沿って所定の間隔を置いて複数設けられている。
部品載置部12は、台座11上に延在して形状が棒状(延べ棒状)をなしているとともに、その長手方向と垂直な断面の形状が上底(上面12a)から下底に向かって次第に幅広になる台形状をなしている。これにより、部品載置部12の側面12b、12は斜面をなしている。
また、部品載置部12の上面12aの幅をd、電子部品20の幅をdとした場合、d≦dの関係を満たしている。
上面12aの幅dが電子部品20の幅dを超えると、端子21が上向きの状態(上面12aとは反対側に向いた状態)でも、部品載置部12の上面12aに電子部品20を載置することができるため、そのまま実装工程に搬送されることがある。
突条部13は、部品載置部12の上面12aに、この上面12aの長手方向の中心線に沿って、吸着穴14を塞ぐことなく設けられている。また、突条部13は、その長手方向と垂直な断面の形状が円形をなしている。このような突条部13をなす部材としては、例えば、ワイヤーなどが挙げられる。
この突条部13は、端子21を下向きにして、部品載置部12の上面12aに電子部品20を載置した場合、端子21が係止して、電子部品20が部品載置部12の上面12aから落下するのを防止する役割を果たすものである。
また、突条部13の高さ(外径)をd、電子部品20の端子21、21の長さをdとした場合、d≦dの関係を満たしている。
突条部13の高さ(外径)dが電子部品20の端子21、21の長さdを超えると、端子21を下向きにして、部品載置部12の上面12aに電子部品20を載置することができなくなる。
さらに、突条部13の幅(外径)をd、電子部品20の端子21、21間の距離(ピッチ)をdとした場合、d≦dの関係を満たしており、d≦1/2dであることが好ましい。
突条部13の幅(外径)dが電子部品20の端子21、21間の距離(ピッチ)dの1/2を超えると、端子21が上向きの状態(上面12aとは反対側に向いた状態)でも、突条部13上に電子部品20を載置して、そのまま実装工程に搬送されるおそれがある。
次に、図1および図2を参照して、この電子部品搬送装置10の使用方法を説明する。
部品供給部から取り出した電子部品20を、吸着ノズル30により吸着して、部品載置部12の上面12aに移動させ、この上面12a上に投下する。
このとき、端子21が下向き(上面12a側の向き)であれば、電子部品20は、端子21が突条部13によって係止されて、部品載置部12の上面12aに載る。
一方、端子21が上向き(上面12aとは反対側の向き)であれば、電子部品20は突条部13上で不安定な状態となり、結果として、部品載置部12の上面12aに載ることなく、台座11の一方の面11aに落下する。ここで、部品載置部12の斜面12b、12bが斜面をなしているので、電子部品20はスムーズに落下する。
そして、落下した電子部品20は回収されて、再び、部品載置部12の上面12aへの載置工程へと供される。
次いで、部品載置部12の上面12aに載置された電子部品20を、吸着穴14を介して吸引し(図1の矢印方向)、上記の上面12aに電子部品20を吸着させる。
この状態で、電子部品搬送装置10を所定位置に移動させることにより、電子部品20が、実装工程の行われる位置に搬送される。
この電子部品搬送装置10によれば、台座11と、台座11の一方の面11aに延在し、長手方向と垂直な断面の形状が台形状の部品載置部12と、部品載置部12の上面12aに、その長手方向に沿って設けられた突条部13とを備え、部品載置部12の上面12aの幅をd、電子部品20の幅をdとした場合、d≦dの関係を満たし、突条部13の高さをd、電子部品20の端子21の長さをdとした場合、d≦dの関係を満たすので、電子部品20を常に所定の向き(端子21を下向き)にして、実装工程へと送ることができるとともに、所定の向きをなしていない電子部品20を、実装工程に送ることなく回収して、再利用することができる。したがって、実装工程において、電子部品20の向きに起因する基板への電子部品20の実装不良を防止することができる。これにより、電子部品20以外の材料の無駄も省いて、製造コストの上昇を抑制することができる。
なお、この実施形態では、突条部13の長手方向と垂直な断面の形状が円形である場合を例示したが、本発明の電子部品搬送装置はこれに限定されない。本発明の電子部品搬送装置にあっては、突条部の長手方向と垂直な断面の形状は正方形、矩形、楕円形など、電子部品の端子を係止できる形状であればいかなる形状であってもよい。
(2)第二の実施形態
図3は、本発明の電子部品搬送装置の第二の実施形態を示す概略断面図である。
この実施形態の電子部品搬送装置40が、上述の電子部品搬送装置10と異なる点は、部品載置部12の上面12aには、長手方向と垂直な断面の形状が矩形の突条部41が設けられ、台座11、部品載置部12および突条部41を厚み方向に貫通するとともに、突条部41の上面41aの中央部に開口部を有する吸着穴42が設けられている点である。
この電子部品搬送装置40では、突条部41の幅をd、電子部品20の端子21、21間の距離(ピッチ)をdとした場合、d≦dの関係を満たしており、d≦1/2dであることが好ましい。
本発明の電子部品搬送装置の第一の実施形態を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。 本発明の電子部品搬送装置の第一の実施形態の使用方法を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。 本発明の電子部品搬送装置の第二の実施形態を示す概略断面図である。 従来の電子部品搬送装置の一例を示す概略構成図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のC−C線に沿う断面図である。
符号の説明
10,40・・・電子部品搬送装置、11・・・台座、12・・・部品載置部、13,41・・・突条部、14,42・・・吸着穴、20・・・電子部品、21・・・端子、30・・・吸着ノズル。

Claims (1)

  1. 複数のフリップチップ方式の電子部品を保持して搬送するための電子部品搬送装置であって、
    台座と、該台座上に延在し、外形が棒状をなすとともに、長手方向と垂直な断面の形状が台形状の部品載置部と、該部品載置部の上面に、該上面の長手方向に沿って設けられた突条部とを備え、
    前記部品載置部の上面の幅をd、前記電子部品の幅をdとした場合、d≦dの関係を満たし、
    前記突条部の高さをd、前記電子部品の端子の長さをdとした場合、d≦dの関係を満たすことを特徴とする電子部品搬送装置。
JP2008201784A 2008-08-05 2008-08-05 電子部品搬送装置 Expired - Fee Related JP5352151B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008201784A JP5352151B2 (ja) 2008-08-05 2008-08-05 電子部品搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008201784A JP5352151B2 (ja) 2008-08-05 2008-08-05 電子部品搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010040749A JP2010040749A (ja) 2010-02-18
JP5352151B2 true JP5352151B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=42012991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008201784A Expired - Fee Related JP5352151B2 (ja) 2008-08-05 2008-08-05 電子部品搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5352151B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739544A (en) * 1980-08-20 1982-03-04 Towa Seimitsu Kogyo Kk Arranging equipment of semiconductor frame
JPH03275415A (ja) * 1990-03-12 1991-12-06 Myotoku Kk テープ整列装置
JPH11150156A (ja) * 1997-11-18 1999-06-02 Pfu Ltd 半導体装置の製造方法および半導体装置
JP4185651B2 (ja) * 2000-05-18 2008-11-26 松下電器産業株式会社 テープ状回路基板搬送装置、icチップ接合体、及び部品実装装置
JP3794693B2 (ja) * 2003-02-07 2006-07-05 松下電器産業株式会社 基板保持具、基板保持具の製造方法、および、金型の製造方法
JP4305161B2 (ja) * 2003-12-18 2009-07-29 パナソニック株式会社 電子部品装着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010040749A (ja) 2010-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200414775Y1 (ko) 칩 이송장치
JP6593142B2 (ja) パーツフィーダ
JP5352151B2 (ja) 電子部品搬送装置
CN107006145B (zh) 对基板作业机
JP5136552B2 (ja) キャリアテープから電子部品を取り出す方法
JP2007258532A (ja) 基板及びこの基板を用いた生産方式
JP2007050657A (ja) スクリーン印刷装置
JP2010131519A (ja) ネジの仕分け装置
JP6492988B2 (ja) 保持装置、搬送装置、部品の搬送方法、基板装置の製造方法
JP4702238B2 (ja) プリント基板
JP6792609B2 (ja) 物品供給装置
JP5299546B1 (ja) 保持具、搭載装置、搭載方法、基板装置の製造方法
JP4974818B2 (ja) 基板の製造方法及び基板の製造装置
JP2009051583A (ja) 電子部品のピックアップ方法と装置
JP2950322B1 (ja) 被処理物取扱方法及び被処理物取扱装置
JP2014053613A (ja) 基板移送のためのキャリア治具
JP2007220715A (ja) チップ搭載装置
JP2009107787A (ja) 部品供給装置及びそれを用いた部品仮搭載装置
JP2007287778A (ja) 電子部品搭載装置および半田ペースト転写ユニットならびに電子部品実装方法
JP4513055B2 (ja) 電子部品の整列方法及び電子部品組立体の製造方法
JP2000269239A (ja) Icチップ搬送システム、icチップ実装システム、icチップ搬送方法およびicチップ実装方法
JP2005243703A (ja) 基板搬送機及び基板搬送方法
JP2002111294A (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装方法
JP2001179547A (ja) 組立方法及び部品供給方法
JP2007128961A (ja) チップ部品装着方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5352151

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees