JP2007128961A - チップ部品装着方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価で小型化ができると共に、生産性の良好なチップ部品装着方法を提供すること。
【解決手段】本発明のチップ部品装着方法は、回路基板5にクリーム半田7を形成する形成工程と、複数のチップ部品1をテンプレート4に整列する整列工程と、チップ部品1がテンプレート4に整列された状態で、クリーム半田7にチップ部品1をマウントするマウント工程とを備えているため、クリーム半田7へのチップ部品1のマウント工程は、チップ部品1がテンプレート4に整列された状態で行うことができ、従って、従来の吸着装置が不要となり、装着装置の部品点数が少なくなって、安価で小型化ができると共に、チップ部品の装着工程が少なくなって、生産性の良好なものが得られる。
【選択図】図3
【解決手段】本発明のチップ部品装着方法は、回路基板5にクリーム半田7を形成する形成工程と、複数のチップ部品1をテンプレート4に整列する整列工程と、チップ部品1がテンプレート4に整列された状態で、クリーム半田7にチップ部品1をマウントするマウント工程とを備えているため、クリーム半田7へのチップ部品1のマウント工程は、チップ部品1がテンプレート4に整列された状態で行うことができ、従って、従来の吸着装置が不要となり、装着装置の部品点数が少なくなって、安価で小型化ができると共に、チップ部品の装着工程が少なくなって、生産性の良好なものが得られる。
【選択図】図3
Description
本発明は、種々の電子機器や電子回路ユニット等に使用して好適なチップ部品装着方法に関するものである。
従来のチップ部品装着方法の図面を説明すると、図4は従来のチップ部品装着方法に係る装着装置の概要を示す説明図、図5は従来のチップ部品装着方法に係る要部の説明図であり、次に、従来のチップ部品装着方法に係る装着装置の構成を図4,図5に基づいて説明すると、複数のホッパー51には、サイズや形状の異なるチップ部品52が収容されると共に、1つのホッパー51には同種のチップ部品52が収容されている。
ホッパー51には、チップ部品52を送るための複数の案内パイプ53が設けられると共に、この案内パイプ53の端部は、位置合わせ板54に結合され、この位置合わせ板54の下部には、複数の孔55aを有するガイドプレート55と、孔55aの下部を塞ぐように配置されたベースプレート56からなるテンプレート57が設けられており、このテンプレート57は、チップ部品52の供給位置である位置合わせ板54の下部と、チップ部品52の吸着位置である吸着装置58の吸着ノズル58aの下部との間で往復動可能であると共に、複数の吸着ノズル58aは、チップ部品52の吸着位置と、回路基板59へのチップ部品52のマウント位置との間で往復動可能となっている。
次に、従来のチップ部品装着方法を図4,図5に基づいて説明すると、先ず、ホッパー51から排出されたチップ部品52は、供給位置に置おいて、案内パイプ53を通ってテンプレート57の孔55a内に整列、収容されて、チップ部品52をテンプレート57に整列する整列工程を行った後、テンプレート57は、位置合わせ板54から離れて吸着ノズル58aの下部の吸着位置まで移動し、そして、複数の吸着ノズル58aが下方に移動して、それぞれの吸着ノズル58aによって個々のチップ部品52を吸着する吸着工程が行われると、テンプレート57は、位置合わせ板54の下部である供給位置の戻る。
また、回路基板59には、クリーム半田60が印刷等によって形成する形成工程によって設けられ、このクリーム半田60を設けた回路基板59は、クリーム半田60を上部にした状態で、マウント位置に搬送された状態にあり、そして、チップ部品52を吸着した吸着ノズル58aは、吸着位置からマウント位置まで移動(搬送)された後、下方に移動して、クリーム半田60にチップ部品52をマウントするマウント工程を行う。
そして、マウント工程が完了した吸着ノズル58aは、吸着位置に戻ると共に、チップ部品52がマウントされた回路基板59は、リフロー炉内に搬送されてクリーム半田60が溶融され、チップ部品52が回路基板59に半田付けされる固着工程を行って、従来のチップ部品の装着が完了する(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−26988号公報(第2頁、図7,図8)
しかし、従来のチップ部品装着方法は、テンプレート57に整列された個々のチップ部品52を吸着し、これ等のチップ部品52をマウント位置まで搬送して、チップ部品52をクリーム半田60にマウントするための複数の吸着ノズル58aを備えた吸着装置58を必要とし、従って、装着装置は、吸着装置58の存在によって部品点数が多くなってコスト高で、大型になる上に、チップ部品の装着工程が多くなって、生産性が悪くなるという問題がある。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、安価で小型化ができると共に、生産性の良好なチップ部品装着方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の解決手段として、回路基板にクリーム半田を形成する形成工程と、複数のチップ部品をテンプレートに整列する整列工程と、前記チップ部品が前記テンプレートに整列された状態で、前記クリーム半田に前記チップ部品をマウントするマウント工程と、前記クリーム半田を溶融し、前記回路基板に前記チップ部品を固着する固着工程を備えた方法とした。
また、第2の解決手段として、前記形成工程の後、前記クリーム半田が前記チップ部品に対向するように前記回路基板を反転し、しかる後、前記テンプレート上に前記回路基板を位置した状態で、前記テンプレート、又は/及び前記回路基板が前記クリーム半田上に前記チップ部品を載置させるように可動して前記マウント工程を行う方法とした。
また、第3の解決手段として、前記テンプレートは、前記チップ部品を保持するための複数の有底の凹部を有し、前記チップ部品は、前記凹部内に整列、保持された状態で、前記テンプレートの表面から突出した部分が前記クリーム半田にマウントされた方法とした。
また、第4の解決手段として、複数の前記チップ部品は、サイズ、及び形状の異なる前記チップ部品を有し、複数の前記チップ部品は、前記テンプレートの表面からの突出高さを略等しくした方法とした。
また、第5の解決手段として、前記回路基板と前記テンプレートの間にはスペーサを介在させた状態で、前記マウント工程を行うようにした方法とした。
本発明のチップ部品装着方法は、回路基板にクリーム半田を形成する形成工程と、複数のチップ部品をテンプレートに整列する整列工程と、チップ部品がテンプレートに整列された状態で、クリーム半田にチップ部品をマウントするマウント工程とを備えているため、クリーム半田へのチップ部品のマウント工程は、チップ部品がテンプレートに整列された状態で行うことができ、従って、従来の吸着装置が不要となり、装着装置の部品点数が少なくなって、安価で小型化ができると共に、チップ部品の装着工程が少なくなって、生産性の良好なものが得られる。
また、形成工程の後、クリーム半田がチップ部品に対向するように回路基板を反転し、しかる後、テンプレート上に回路基板を位置した状態で、テンプレート、又は/及び回路基板がクリーム半田上にチップ部品を載置させるように可動してマウント工程を行うため、回路基板のみが反転し、テンプレート上に位置するチップ部品は、この状態を維持して脱落することなくなり、生産性の良いものが得られる。
また、テンプレートは、チップ部品を保持するための複数の有底の凹部を有し、チップ部品は、凹部内に整列、保持された状態で、テンプレートの表面から突出した部分がクリーム半田にマウントされたため、凹部によってチップ部品の位置決め、保持が正確に行うことができると共に、テンプレートの表面から突出したチップ部品の部分がクリーム半田にマウントできて、チップ部品が簡単にマウントできる。
また、複数のチップ部品は、サイズ、及び形状の異なるチップ部品を有し、複数のチップ部品は、テンプレートの表面からの突出高さを略等しくしたため、サイズ、及び形状の異なるチップ部品は、クリーム半田への没入が一定となって、クリーム半田へのチップ部品のマウントの確実なものが得られる。
また、回路基板とテンプレートの間にはスペーサを介在させた状態で、マウント工程を行うようにしたため、マウント工程の際、スペーサによって回路基板とテンプレートの間隔を一定に保持できて、挟み付けによるチップ部品の破損を防止できると共に、構成の簡単な間隔保持構造が得られる。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明のチップ部品装着方法に係る装着装置の一例を示す断面図、図2は本発明のチップ部品装着方法に係る回路基板の要部断面図、図3は本発明のチップ部品装着方法を示す説明図であり、次に、本発明のチップ部品装着方法に係る装着装置の一例の構成を図1〜図3に基づいて説明すると、チップ部品1を送るための複数の案内パイプ2は、一端が位置合わせ板3に結合されると共に、案内パイプ2の他端は、複数のチップ部品1を収容するための図示しない複数のホッパーに結合され、このホッパーには、サイズ(大きさや厚み)や形状の異なるチップ部品1が収容されると共に、1つのホッパーには同種のチップ部品1が収容されている。
テンプレート4には、サイズ(大きさや厚み)や形状(円柱や角柱等)の異なるチップ部品1を位置決め、保持するための複数の有底の凹部4aが設けられ、この凹部4aは、チップ部品1の外形に対応した大きさと、チップ部品1の厚みに対応した深さを有しており、サイズや形状の異なるそれぞれのチップ部品1が凹部4a内に収容された際、それぞれのチップ部品1は、テンプレート4の表面からの突出高さが略等しくなるようになっている。
このテンプレート4は、凹部4aが案内パイプ2に対向した状態で、位置合わせ板3の下部に配置されたチップ部品1の供給位置で、ホッパーから排出されたチップ部品1が案内パイプ2を通ってテンプレート4の凹部4a内に整列、収容(保持)されて、チップ部品1がテンプレート4に整列される整列工程を行うようになっている。
図2に示すように、チップ部品1を装着するための回路基板5には、ランド部6aを有する配線パターン6と、ランド部6a上に形成されたクリーム半田7を有し、このクリーム半田7は、スクリーン印刷等による形成工程によって形成されるようになっており、そして、クリーム半田7を形成した回路基板5は、クリーム半田7が上部にある状態から反転(逆さ)して、図3に示すチップ部品1のマウント位置に搬送されると共に、チップ部品1を保持したテンプレート4は、チップ部品1の供給位置から離れて、チップ部品1のマウント位置まで移動して、供給位置とマウント位置との間で往復動可能となっている。
次に、本発明のチップ部品装着方法を図1〜図3に基づいて説明すると、先ず、図1に示すように、ホッパーから排出されたチップ部品1は、案内パイプ2を通ってテンプレート4の凹部4a内に整列、保持されて、チップ部品1をテンプレート4に整列する整列工程を行った後、テンプレート4は、位置合わせ板3から離れて、図3に示すように、チップ部品1が凹部4a内に保持された状態で、マウント位置まで移動する。
また、回路基板5には、図2に示すように、クリーム半田7が印刷等によって形成する形成工程によって設けられ、このクリーム半田7を設けた回路基板5は、図3に示すように、クリーム半田7が下部になるように治具等によって反転された状態でマウント位置まで搬送されると共に、この回路基板5を下方に移動して、マウント位置にあるテンプレート4上のチップ部品1にクリーム半田7を押し付け、クリーム半田7内にチップ部品1を没入してチップ部品1のマウント工程を行った後、テンプレート4は、チップ部品1の供給位置に戻る。
このマウント工程時は、図3に示すように、平板状のスペーサ8が回路基板5とテンプレート4の間に介在させた状態で、マウント工程が行われ、スペーサ8の存在によって、回路基板5とテンプレート4の間隔を一定に保持できて、挟み付けによるチップ部品1の破損を防止できるようになっている。また、マウント工程時において、回路基板1側を可動するもので説明したが、テンプレート4側を可動、或いは回路基板5とテンプレート4の双方を可動するようにしても良い。
そして、チップ部品1がマウントされた回路基板5は、チップ部品1が上部に位置するように更に反転され、この状態でリフロー炉内に搬送されてクリーム半田7が溶融され、チップ部品1が回路基板5に半田付けされる固着工程を行って、本発明のチップ部品の装着が完了する。
1 チップ部品
2 案内パイプ
3 位置合わせ板
4 テンプレート
4a 凹部
5 回路基板
6 配線パターン
6a ランド部
7 クリーム半田
8 スペーサ
2 案内パイプ
3 位置合わせ板
4 テンプレート
4a 凹部
5 回路基板
6 配線パターン
6a ランド部
7 クリーム半田
8 スペーサ
Claims (5)
- 回路基板にクリーム半田を形成する形成工程と、複数のチップ部品をテンプレートに整列する整列工程と、前記チップ部品が前記テンプレートに整列された状態で、前記クリーム半田に前記チップ部品をマウントするマウント工程と、前記クリーム半田を溶融し、前記回路基板に前記チップ部品を固着する固着工程を備えたことを特徴とするチップ部品装着方法。
- 前記形成工程の後、前記クリーム半田が前記チップ部品に対向するように前記回路基板を反転し、しかる後、前記テンプレート上に前記回路基板を位置した状態で、前記テンプレート、又は/及び前記回路基板が前記クリーム半田上に前記チップ部品を載置させるように可動して前記マウント工程を行うことを特徴とする請求項1記載のチップ部品装着方法。
- 前記テンプレートは、前記チップ部品を保持するための複数の有底の凹部を有し、前記チップ部品は、前記凹部内に整列、保持された状態で、前記テンプレートの表面から突出した部分が前記クリーム半田にマウントされたことを特徴とする請求項1、又は2記載のチップ部品装着方法。
- 複数の前記チップ部品は、サイズ、及び形状の異なる前記チップ部品を有し、複数の前記チップ部品は、前記テンプレートの表面からの突出高さを略等しくしたことを特徴とする請求項3記載のチップ部品装着方法。
- 前記回路基板と前記テンプレートの間にはスペーサを介在させた状態で、前記マウント工程を行うようにしたことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のチップ部品装着方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005318373A JP2007128961A (ja) | 2005-11-01 | 2005-11-01 | チップ部品装着方法 |
CN 200610142949 CN1960623A (zh) | 2005-11-01 | 2006-10-31 | 片状元件安装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005318373A JP2007128961A (ja) | 2005-11-01 | 2005-11-01 | チップ部品装着方法 |
Publications (1)
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JP2005318373A Withdrawn JP2007128961A (ja) | 2005-11-01 | 2005-11-01 | チップ部品装着方法 |
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CN (1) | CN1960623A (ja) |
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2005
- 2005-11-01 JP JP2005318373A patent/JP2007128961A/ja not_active Withdrawn
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2006
- 2006-10-31 CN CN 200610142949 patent/CN1960623A/zh active Pending
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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