JP5352139B2 - 剥離用テープ - Google Patents
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Description
シート剥離装置としては、例えば、特許文献1に開示されている。同文献におけるシート剥離装置は、ウエハに貼付された円形の接着シートに、エッジ部材に巻き掛けられた剥離用テープを接着し、ウエハとエッジ部材との相対移動に同期して剥離用テープの巻き取りを行うことで接着シートをウエハから剥離する構成が採用されている。ここで、剥離用テープは、基材シートの一方の面に接着剤層が設けられた帯状のテープが採用されている。
また、剥離用テープが接着シートの直径よりも小さい幅となる帯状に設けられているため、剥離用テープを引っ張って接着シートを剥離したときに、当該接着シートが、剥離用テープの幅に沿って破れ易くなる、という不都合がある。
また、接着シートの剥離動作中に剥離用テープが接着シートから分離して剥離不良を生ずる、という不都合もある。
そこで、例えば、図7(A)に示されるように、基材シートBSの一方の面の一部に接着剤層Aを設けて接着部50とし、これに連なる片状の把持部51を設けて剥離用テープPTを形成する場合、図7(B)に示されるように、ウエハWに貼付された接着シートSの外周部分に接着部50を貼付する際に、接着剤層Aの外縁Aeと、接着シートSの外縁Seとを一致させることが剥離の安定性を向上させる上で必要となる。
しかしながら、接着シートSの外周部分の形状に合わせた接着部50の形成は、打ち抜き加工等により容易であっても、接着部50と把持部51との境界における接着剤層Aの外縁Aeを接着シートSの外縁Seに一致するように接着剤層Aを設けることは必ずしも容易ではない。これは、剥離用テープの製造工程において、基材シートの搬送方向に沿って直線的にのみ接着剤の塗布ができないためである。その結果、量産効率が低下してコスト的に高価なものになってしまう、という不都合がある。
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、接着部を形成する際に、接着剤層の外縁を接着シートの外縁に一致させる非効率的な工程を回避できるとともに、接着シートを剥離する際に、把持部を把持若しくは掴むことができ、専用の剥離装置を用いることなく接着シートを剥離することのできる剥離用テープを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、被着体に貼付された接着シートの大きさよりも小さい剥離用テープを用いた場合であっても、接着シートの破断を回避しつつ確実に剥離することのできる剥離用テープを提供することにある。
基材シートの一方の面に接着剤層を有し、この接着剤層の一部にシート部材を貼付して前記接着剤層が表出しない把持部と、前記接着剤層が表出する接着部とを備え、
前記接着部は、前記把持部よりも幅広の平面形状に設けられるとともに、前記接着シートの外縁部分に沿うショルダ部を把持部の両側に備え、前記把持部からの剥離力を、当該把持部を基準とした前記接着シートの両縁部に付与可能に設けられる、という構成を採っている。
また、把持部の接着部側端縁が接着シートの外縁に一致するため、接着剤層の外縁と接着シートの外縁とが一致し、剥離の安定性を向上させることができる。
また、接着部が把持部よりも幅広の平面形状となる構成では、剥離用テープが接着シートの幅よりも小さい場合であっても、剥離に際して接着シートが破れてしまうような不都合を効果的に回避することができる。
更に、前記把持部と接着部との間の接続部外縁にスロープ状の繋ぎ部が設けられているため、剥離用テープに剥離力が付与されたときに、剥離方向の力が繋ぎ部によって左右方向に分散するため、剥離用テープや接着シートに局所的な力が加わることを防止し、接着シートが剥離用テープの幅に沿って破れてしまうといった不都合を解消することができる。
また、接着部が接着シートの外縁部分に沿うショルダ部を備えていることで、接着シートが外縁部から確実に剥離されるようになり、この点からも接着シートの破断原因を回避することができる。
更に、シート部材が基材シート部分よりも大きい場合には、把持部を形成する基材シート部分の面積が小さくても、把持する領域が不足するような不都合は生じない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
10a ショルダ部
11 把持部
13 繋ぎ部
15 シート部材
15a 接着部側端縁
L1 弦
L2 弧
A 接着剤層
As 弦縁部
Aa 弧縁部
BS 基材シート
PT 剥離用テープ
S 接着シート
W 半導体ウエハ(被着体)
Claims (4)
- 被着体に貼付された接着シートに貼付して当該接着シートを被着体から剥離するための枚葉の剥離用テープであって、
基材シートの一方の面に接着剤層を有し、この接着剤層の一部にシート部材を貼付して前記接着剤層が表出しない把持部と、前記接着剤層が表出する接着部とを備え、
前記接着部は、前記把持部よりも幅広の平面形状に設けられるとともに、前記接着シートの外縁部分に沿うショルダ部を把持部の両側に備え、前記把持部からの剥離力を、当該把持部を基準とした前記接着シートの両縁部に付与可能に設けられていることを特徴とする剥離用テープ。 - 前記シート部材の接着部側端縁は、前記接着シートの外縁部分に一致する形状を有することを特徴とする請求項1記載の剥離用テープ。
- 前記把持部と接着部との接続部外縁にスロープ状の繋ぎ部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の剥離用テープ。
- 前記シート部材は、前記把持部を形成する基材シート部分よりも大きく設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の剥離用テープ。
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