JP5351385B2 - 装着バンド及び生体信号測定用プローブの生体への装着方法。 - Google Patents
装着バンド及び生体信号測定用プローブの生体への装着方法。 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5351385B2 JP5351385B2 JP2007087534A JP2007087534A JP5351385B2 JP 5351385 B2 JP5351385 B2 JP 5351385B2 JP 2007087534 A JP2007087534 A JP 2007087534A JP 2007087534 A JP2007087534 A JP 2007087534A JP 5351385 B2 JP5351385 B2 JP 5351385B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- living body
- biological signal
- band
- probe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
用する装着バンドに関する。
れる帯状の緩和材と、緩和材が生体に巻き付けられた状態で緩和材を環状に接合する接合
部と発光部と受光部が生体を介して相対向するように発光部と受光部を緩和材に保持せし
める保持部とを備えたものが知られている。(特許文献1参照)
また、プローブ(センサ)を生体に装着する際に使用するプローブ取付バンドとして、
プローブの生体への装着に際して一定の圧力で固定するために、センサの勘合用の凹部を
設けると共に、バンド巻き付けの締め付け圧力の調整するものが知られている。(特許文
献2参照)
装着操作工程が多くなり、迅速な生体への装着が必要な緊急時等では熟練を要するという
問題があった。
また、生体への装着圧力がプローブ部分とそれ以外の部分とで異なって、プローブ部分
における過度な圧力による生体への局所圧迫によって発赤・褥瘡様の症状が発生すること
があった。
装着圧力が装着手技によらず一定になって、プローブ部分における過度な圧力による生体
への局所圧迫による発赤・褥瘡様の症状が発生することの少ないプローブの装着バンドを
提供することにある。
前記装着バンドは、当該装着バンドの長さ方向の両縁部よりも前記生体信号測定用プローブが保持される位置である中央部が大きな伸縮性を備えていることを特徴とする。(請求項1)
また、前記装着バンドを生体に巻き付けた状態で維持するための接合手段を備えている
ことを特徴とする。(請求項3)
また、前記接合手段は、前記装着バンドの少なくとも1端に設けられた面ファスナーで
あることを特徴とする。(請求項4)
また、前記装着バンドの生体との接触面の前記プローブの装着予定部分が、少なくとも粘着性を有する材料で構成されていることを特徴とする。(請求項6)
また、前記生体信号測定用プローブをカバーして保持可能な大きさで、且つ生体との接触面が粘着性材料で構成されたことを特徴とする。(請求項7)
前記挿入予定位置に生体信号測定用プローブを挿入装着する工程と、
を含むことを特徴とする。(請求項8)
また、生体信号測定用プローブの装着予定部分の装着面が粘着性を有する材料で構成さ
れ、生体信号測定用プローブの挿入予定位置における長さ方向の両縁部よりも中央部が大きな伸縮性を備えた装着バンドの前記装着予定部分に生体信号測定用プローブを貼り付ける工程と、
前記生体信号測定用プローブの貼り付けられた装着バンドを生体に巻き付け保持する工
程と、
を含むことを特徴とする。(請求項9)
ブの生体への装着方法によれば、生体への装着が容易であると共に、プローブ部分の生体
への装着圧力が装着手技によらず一定になって、プローブ部分における過度な圧力による
生体への局所圧迫による発赤・褥瘡様の症状が発生することの少ないプローブの装着バン
ドが実現でき、生体信号測定用プローブの生体への装着が容易になる。
図1は、本発明の生体信号を正確に測定するための生体信号測定用プローブを生体に装
着する際に使用する装着バンドの要部を示す図である。
図1において、1は装着バンドであり、該バンドの生体信号測定用プローブの挿入箇所
近傍に切り込み2が装着バンドの長手方向に略垂直に複数個形成されている。
測定用プローブが挿入される位置近傍における装着バンドの長さ方向の両縁部よりも中央部が大きな伸縮性を与えるための構成であって、装着バンドの長さ方向の両縁部よりも中央部が大きな伸縮性を与える構成であれば、他の構成(装着バンドの長さ方向の中央部分と両縁部とで伸縮性の異なる素材を使用する等)を採用することも可能である。
この突起部は、装着バンドを生体に巻き付ける際に、この突起部を指で保持して装着バ
ンドを生体に一時的に押付固定した状態で、装着バンドの他端を生体(例えば、頭部若し
くは指部)に巻き回することが容易になる。
、2回目以降の巻き付けが装着バンドが一時的に押付け固定した指の上に巻かれることに
なって、装着バンドの巻き回しが容易ではない。
図2においても図1と同様に、1は装着バンドであり、該バンドの生体信号測定用プロ
ーブの挿入箇所近傍に切り込み2が装着バンドの長手方向に略垂直に複数個形成され、端
部には突起部3が形成されている。
また、図2では、生体信号測定用プローブとして、ほぼ円盤状の反射型のプローブ4が
巻き回された装着バンドの装着位置に装着された際に、切り込み2が装着箇所で伸縮する
状態を模式している。
図3においても図1と同様に、1は装着バンドであり、該バンドの生体信号測定用プロ
ーブの挿入箇所近傍に切り込み2が装着バンドの長手方向に略垂直に複数個形成され、端
部には突起部3が形成されている。
また、図3では、生体信号測定用プローブとして、横長形状の透過型のプローブ5が巻
き回された装着バンドの装着位置に装着された際に、切り込み2が装着箇所で伸縮する状
態を模式している。
生体に巻き付けた状態で、前記生体信号測定用プローブが挿入される位置近傍における装
着バンドの長さ方向の両縁部よりも中央部が大きな伸縮性を与えることが可能である。
着圧力が装着手技によらず一定になって、プローブ部分における過度な圧力による生体へ
の局所圧迫による発赤・褥瘡様の症状が発生を少なくすることが可能になる。
を生体の測定箇所に巻き付けた後に、複数個の切り込みが形成されている箇所に、生体信
号測定用プローブを滑る込ませることによって容易に装着ができる。
上記の如く、装着バンドの巻き付後に滑り込ませる手法のみでなく、装着バンドの生体と
の接触面の前記プローブが装着される部分を粘着性を有する材料で構成しておくことによ
って、装着バンドに生体信号測定用プローブを予め貼り付けた状態で、生体に装着バンド
を巻き付けても良い。
。
図4は生体(頭部)に生体信号測定用プローブを装着する際に使用されるもので、図4
(a)はその側面図であり、図4(b)は平面図である。
面1cはスポンジ等の生体に優しい素材で構成されている。
また、装着バンドの突起部に対向する他端には、接合手段の一方を形成する面ファスナ
ー(フック)が形成されている。
また、生体に接触する面1cの上面には、前記接合手段の他方を形成する面ファスナー
(ループ)1aで構成されている。
また、装着バンドの突起部3に対向する端部には、前記面ファスナ(ループ)に接着す
る面ファスナ(フック)1bが設けられている。
なお、前記面ファスナー(ループ)1aは、図4では、装着バンドのほぼ全面に形成さ
れているが、使用の形態に応じて必要部分のみでも良い。
をする。
図1〜4では、装着バンドを生体に巻き付けることを前提にして説明をしているが、装
着バンドの構成(材料)が、生体信号測定用プローブが保持される位置近傍における装着
バンドの長さ方向の両縁部よりも中央部が大きな伸縮性を備えていれば、必ずしも生体に
巻き付けて面ファスナで固定する必要はなく、図5の如くプローブを保持できる程度の大
きさにして生体との接触面を生体信号測定用プローブを保持可能な粘着性の材料で構成す
ることもできる。
この場合の形状は、生体信号測定用プローブをカバーして保持できる面積があれば、図
示の如き矩形である必要はなく、任意の形状で良い。
れば、生体への装着が容易であると共に、プローブ部分の生体への装着圧力が装着手技に
よらず一定になって、プローブ部分における過度な圧力による生体への局所圧迫による発
赤・褥瘡様の症状が発生することの少ないプローブの装着バンドが実現でき、生体信号測
定用プローブの生体への装着が容易であるので、産業上の利用可能性は極めて大きい。
1a:面ファスナ(ループ)
1b:面ファスナ(フック)
1c:スポンジ
2 :切り込み
3 :突起部
4 :反射型生体信号測定用プローブ
5 :透過型生体信号測定用プローブ
Claims (9)
- 生体信号測定用プローブを生体に装着する際に使用する装着バンドであって、
前記装着バンドは、当該装着バンドの長さ方向の両縁部よりも前記生体信号測定用プローブが保持される位置である中央部が大きな伸縮性を備えていることを特徴とする装着バンド。 - 前記装着バンドの長さ方向の両縁部よりも中央部が大きな伸縮性を得るために、前記装着バンドに対して前記生体信号測定用プローブが保持される位置にバンド長手方向に対して垂直に複数の切れ込みを備えることを特徴とする請求項1に記載の装着バンド。
- 前記装着バンドを生体に巻き付けた状態で維持するための接合手段を備えていることを
特徴とする請求項1又は2に記載の装着バンド。 - 前記接合手段は、前記装着バンドの少なくとも1端に設けられた面ファスナーであるこ
とを特徴とする請求項3に記載の装着バンド。 - 前記装着バンドの一端には、前記装着バンドの幅方向に突出した突起部を備えているこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の装着バンド。 - 前記装着バンドの生体との接触面の前記プローブの装着予定部分が、少なくとも粘着性
を有する材料で構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の装
着バンド。 - 前記生体信号測定用プローブをカバーして保持可能な大きさで、且つ生体との接触面が
粘着性材料で構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の装着バンド。 - 長さ方向の両縁部よりも生体信号測定用プローブの挿入予定位置である中央部が大きな伸縮性を備えた装着バンドを生体に巻き付け保持する工程と、
前記挿入予定位置に生体信号測定用プローブを挿入装着する工程と、
を含むことを特徴とする生体信号測定用プローブの生体への装着方法。 - 生体信号測定用プローブの装着予定部分の装着面が粘着性を有する材料で構成され、生体信号測定用プローブの挿入予定位置における長さ方向の両縁部よりも中央部が大きな伸縮性を備えた装着バンドの前記装着予定部分に生体信号測定用プローブを貼り付ける工程と、
前記生体信号測定用プローブの貼り付けられた装着バンドを生体に巻き付け保持する工程と、
を含むことを特徴とする生体信号測定用プローブの生体への装着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007087534A JP5351385B2 (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 装着バンド及び生体信号測定用プローブの生体への装着方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007087534A JP5351385B2 (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 装着バンド及び生体信号測定用プローブの生体への装着方法。 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008245701A JP2008245701A (ja) | 2008-10-16 |
JP5351385B2 true JP5351385B2 (ja) | 2013-11-27 |
Family
ID=39971386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007087534A Active JP5351385B2 (ja) | 2007-03-29 | 2007-03-29 | 装着バンド及び生体信号測定用プローブの生体への装着方法。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5351385B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5426521B2 (ja) | 2010-11-25 | 2014-02-26 | 日本光電工業株式会社 | センサ装着時間報知方法および装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05317295A (ja) * | 1992-05-26 | 1993-12-03 | Omron Corp | 生体組織酸素計測用プローブ |
JPH0670704U (ja) * | 1993-03-24 | 1994-10-04 | 株式会社脳力開発研究所 | 脳波電極装着具 |
JPH08332172A (ja) * | 1995-06-07 | 1996-12-17 | Hioki Ee Corp | 非観血式血圧測定用の手指用カフ構造 |
JP3873359B2 (ja) * | 1996-10-03 | 2007-01-24 | セイコーエプソン株式会社 | 触覚検出装置、触覚再現装置、触覚伝送システム、脈診装置、脈診教育装置および脈診情報伝送システム |
JP2004049797A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-19 | Anzai Medical Kk | 呼吸状態検出センサの固定用ベルト |
JP2004291972A (ja) * | 2003-03-25 | 2004-10-21 | Orion Denki Kk | 結束バンド |
JP4148155B2 (ja) * | 2004-02-24 | 2008-09-10 | 松下電工株式会社 | 血圧計 |
JPWO2006006664A1 (ja) * | 2004-07-14 | 2008-05-01 | マイコール株式会社 | 可撓性発熱体 |
JP2006212329A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 胸郭運動検出センサ及び生体状態監視装置 |
-
2007
- 2007-03-29 JP JP2007087534A patent/JP5351385B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008245701A (ja) | 2008-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3102123B1 (en) | Extremity tourniquet | |
NO994840D0 (no) | Fleksibel örekrok | |
WO2009062189A1 (en) | Conformable physiological sensor | |
JP5351385B2 (ja) | 装着バンド及び生体信号測定用プローブの生体への装着方法。 | |
JP2006212329A (ja) | 胸郭運動検出センサ及び生体状態監視装置 | |
TW200420704A (en) | Microsphere containging electron beam cured pressure-sensitive adhesive tapes and methods of making and using same | |
JP4806958B2 (ja) | 装着構造、装置、及びバンド固定棒 | |
US10107360B2 (en) | Conveyor belt connecting device and conveyor belt driving device | |
JP5061848B2 (ja) | センサ装着用バンド及び生体情報機器 | |
JP3184331U (ja) | マスク用補助具 | |
BG108088A (en) | Adhesive tape for flying reel changes | |
KR200416835Y1 (ko) | 비강 삽입용 튜브 고정부재 | |
TWI734321B (zh) | 保持具及使用該保持具的耳式體溫計 | |
JP4565418B2 (ja) | パルスフォトメトリープローブ | |
JP2006280466A (ja) | バンド | |
JP2005521996A5 (ja) | ||
JP2008086221A (ja) | 糸巻きベルト | |
JP4263959B2 (ja) | 保持用ベルト及び遠隔操作装置付属コード用保持ベルト | |
JP2003107988A (ja) | 自声暗記用補助器具 | |
JP2011229553A (ja) | 椅子用音発生装置 | |
JP2010183970A (ja) | 生体情報計測装置 | |
JP3427675B2 (ja) | フラットケーブル用固定具及びこれを用いたコア固定方法 | |
JPH10295028A (ja) | 線材束の保持具 | |
KR890004110Y1 (ko) | 스피커통이 부착되어 베개통의 크기에 따라 조절 감싸게 한 베개닛 | |
JP2003180642A (ja) | 生体用電極 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090825 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110908 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110913 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111111 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120524 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120612 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120828 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121023 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5351385 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |