JP5350064B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被加熱物を過熱水蒸気によって加熱調理する機能を備えた加熱調理器に関するものである。
従来、被加熱物(食品)を加熱する際に、過熱水蒸気を用いることで、食品に含まれる脂や塩分を取り除く加熱調理器がある。
また、加熱する被加熱物の品名と、被加熱物の重量を入力することで、予め設定された品名毎の算式に基づいてカロリーを計算し、算出したカロリーを表示させる加熱調理器がある。
例えば、特許文献1に記載された加熱調理器は、高温水蒸気(過熱水蒸気)による加熱手段を含めて複数の加熱手段を有し、該加熱手段を組み合わせて最適な調理をするもので、複数の加熱手段を組み合わせることにより、被調理物の余分な脂を溶かして落としたり、高温水蒸気のエネルギーの大きい特性を使用して被過熱物を調理する加熱調理器である。
また、特許文献2に記載された加熱調理器は、調理品目により該当するキーを入力し、被加熱物の重量を測定する重量検知部で検出した重量と、予め設定された品目毎の算式に基づいてカロリーを算出し、該カロリーを表示部に表示する加熱調理器である。
さらに、特許文献3には、食品の種類と重量を入力する手段を有し、食品の重量に相当するカロリーを計算し、計算したカロリーを表示するカロリー計算機付調理器が記載されている。そして、前記カロリー計算機が表示するカロリーは、加熱前のカロリーと加熱終了後のカロリーの両方を選択的に計算して表示できるようになっている。
特開2007−3136号公報 特開昭58−195718号公報 特開昭59−032723号公報
近年の健康志向とグルメ志向によって、摂取するカロリーも単に少なければ良いという問題だけではなく、一日に摂取可能なカロリーの総摂取量を守るように考え、その時、その時で、総摂取量に余裕があるときは、カロリーを気にする事無くおいしく食べ、総摂取量に余裕が無い時は、カロリーの少ない食品や同じ食品でも調理方法を工夫することでカロリーを減らして食事することで、一日に摂取可能なカロリーの総摂取量を守り、健康に留意する意識が高まってきている。
しかし、特許文献1に示すものは、被加熱物の余分な脂を落として調理する記載はあるが、同じ食材を使った料理でも好みに応じて落とす脂の量を変えられる調理についての記載はない。
また、特許文献2と特許文献3に示すものは、調理する食品のカロリー(調理前後のカロリー)を表示するものであり、健康志向とグルメ志向の両方を満足できるように、同じ食材を使用して調理する方法に応じてカロリーを好みの量に低減することはできない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1では、被加熱物を加熱調理する加熱室と、該加熱室の底面に載置されたテーブルプレートと、該テーブルプレートの上に載せ前記被加熱物を載置する網と、前記テーブルプレートを支持し、該テーブルプレートに載置した前記網と前記被加熱物の重量を検知する重量検出手段と、前記被加熱物を加熱調理するオーブン加熱手段及び蒸気発生手段と、同じ前記被加熱物を前記オーブン加熱手段と水蒸気発生手段とを併用して過熱水蒸気を発生させる時間を異ならせた標準コースとヘルシーコースの両方を設けた加熱調理メニューと、前記加熱調理メニューを選択するための操作部と、前記加熱調理メニューを表示する表示部と、前記加熱調理メニューの加熱手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記重量検出手段によって検出した前記網と前記被加熱物の合計した重量から前記網の重量を差し引いた前記被加熱物の重量から前記選択したメニューを加熱調理する加熱時間と前記被加熱物の加熱調理前の総カロリーと前記被加熱物を選択したメニューによって加熱調理することで低減するカロリーを算出し、前記加熱調理前の総カロリーと加熱調理することで低減するカロリーを前記表示部に表示するものである。
請求項2では、加熱調理することで低減するカロリーを、加熱終了時に前記表示部に表示するものである。
請求項3では、加熱調理することで低減するカロリーを、加熱調理前の総カロリーと交互に前記表示部に表示するものである。
本発明によれば、同じ食材を使った料理でも調理方法を選択することで、調理後の料理のカロリーを低減することが可能であり、そのために、一日に摂取可能なカロリーの総摂取量に応じて調理後のカロリーを調整でき、用意していた食材を無駄にする事無く調理することができる。
また、調理するメニューに応じて、その調理する食材の重量に応じた調理前のカロリーと、調理によって低減されたカロリーの両方を表示するので、カロリーに応じて食べられる食材の量を確認することが可能である。
さらに、食材のカロリーを表示することで、調理する食材の量とカロリーを把握できるので、次回調理する時に摂取可能なカロリーから作る調理の量を調整し、調整した重量に応じた調理が可能であり、食材の無駄を無くすことができる。
本発明の加熱調理器の本体を前面側から見た斜視図である。 同加熱調理器の本体を後方側から見た斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の加熱調理器のドアを開け、本体内部が見える状態の斜視図である。 同加熱調理器の本体の後方内部が見える状態の斜視図である。 同加熱調理器の熱風ユニット内部の概略構造を示す斜視図である。 同加熱調理器の重量検出手段の概略構造を示す断面図である。 同加熱調理器の制御回路を説明するためのブロック図である。 同加熱調理器において、被加熱物を網に載置した状態の斜視図である。 同二種類の加熱工程の説明図である。 同食材の重量と加熱調理前の総カロリーの関係を示した説明図である。 同食材の重量と加熱調理後の減少したカロリーの関係を示した説明図である。 同食材の加熱調理前の総カロリー(a)と、加熱調理した後の減少したカロリー(b)を表示した表示部の説明図である。
以下、本発明の実施例を図1から図8に従って説明する。
図において、加熱調理器の本体1は、加熱室28に加熱調理する食品を入れ、マイクロ波やヒータの熱,飽和水蒸気,過熱水蒸気を使用して食品を加熱調理する。
ドア2は、加熱室28に食品を出し入れするために開閉するもので、ドア2を閉めることで加熱室28を密閉状態にし、食品を加熱調理する時に使用するマイクロ波の漏洩を防止し、ヒータの熱や過熱水蒸気を封じ込め、効率良く加熱調理することを可能とする。
取っ手9は、ドア2に取り付けられ、ドア2の開閉を容易にするもので、手で握りやすい形状になっている。
ガラス窓3は、加熱調理中の食品の状態が確認できるようにドア2に取り付けられ、ヒータ等の発熱による高温に耐えるガラスを使用している。
操作部6は、ドア2の前面下側の操作パネル4に設けられ、マイクロ波加熱やヒータ加熱等の加熱手段や加熱する時間等を入力するためのものである。
また、操作部6には、同じ食材を使って二種類の異なる加熱調理方法を選択できるように標準コースキー6aと、ヘルシーコースキー6bを備えている。標準コースは、食品のうまみ成分を増やして加熱調理する標準加熱、ヘルシーコースは食品の脂や塩分を多く落とし加熱調理後のカロリーを少なくするヘルシー加熱であり、これらは標準コースキー6aと、ヘルシーコースキー6bにより選択できる。スタートキー6cは選択したコースの加熱調理を開始するためのものである。
表示部5は、操作部6から入力された内容や加熱の進行状態を表示するものである。
水タンク42は、飽和水蒸気を作るのに必要な水を溜めておく容器であり、加熱調理器の本体1の前面下側に設けられ、本体1の前面から着脱可能な構造とすることで給水および排水が容易にできるようになっている。
外枠7は、加熱調理器の本体1の上面と左右側面を覆うキャビネットである。
後板10は、前記したキャビネットの後面を形成するものであり、上部に外部排気ダクト18が取り付けられ、該外部排気ダクト18の取り付けられる内側に、食品から排出した蒸気や本体1の内部の部品を冷却した後の冷却風(廃熱)39を排出する排気孔36が設けられている。
また、外部排気ダクト18は、排気孔36を通過した冷却風(廃熱)を本体1の外に排出するもので、排気は外部排気ダクト18の外部排気口8から排出し、排気の排出方向は本体1の上部方向で且つ前面側に排気する。排気の排出方向を上部方向で且つ前面側に向けることで、背面を壁面に寄せた時でも排気によって壁面を汚すことがないようにしている。
機械室20は、加熱室底面28aと本体1の底板21との間の空間部に設けられ、底板21上には食品を加熱するためのマグネトロン33,マグネトロン33に接続された導波管47,制御基板23、その他後述する各種部品、これらの各種部品を冷却するファン装置15等が取り付けられている。
加熱室底面28aは、略中央部が凹状に窪んでおり、その中に回転アンテナ26が設置され、マグネトロン33より放射されるマイクロ波エネルギーは、導波管47,回転アンテナ駆動手段46の出力軸46aが貫通する開孔部47aを通して回転アンテナ26の下面に流入し、該回転アンテナ26で拡散されて加熱室28に放射される。回転アンテナ26は回転アンテナ駆動手段46の出力軸46aに連結されている。
ファン装置15は、底板21より外気を吸引し吹出し口53より冷却風39を送風し、機械室20の自己発熱するマグネトロン33やインバータ基板22,重量検出手段25等を冷却し、加熱室28の外側と外枠7の間および熱風ケース11aと後板10の間を流れ、外枠7と後板10を冷却しながら排気孔36を通り、外部排気ダクト18の外部排気口8より排出される。
加熱室28の後部には、熱風ユニット11が取り付けられ、該熱風ユニット11内には加熱室28の空気を効率良く循環させる熱風ファン32が取り付けられ、加熱室奥壁面28bには空気の通り道となる熱風吸気孔31と熱風吹出し孔30が設けられている。
熱風ファン32は、熱風ケース11aの外側に取り付けられた熱風モータ13の駆動により回転し、熱風ヒータ14で循環する空気を加熱する。
また、熱風ユニット11は、加熱室奥壁面28bの後部側に熱風ケース11aを設け、加熱室奥壁面28bと熱風ケース11aとの間に熱風ファン32とその外周側に位置するように熱風ヒータ14(熱風ヒータ14の消費電力は750W)を設け、熱風ケース11aの後側に熱風モータ13を取り付け、そのモータ軸を熱風ケース11aに設けた穴を通して熱風ファン32と連結している。
熱風モータ13は、加熱室28や熱風ヒータ14からの熱によって温度上昇するため、それを防ぐために、熱風モータカバー17によって囲われている。
冷却ダクト16は、略筒状に形成されていて熱風ケース11aと後板10との間に位置し、上端開口部を熱風モータカバー17の下面に接続し、下端開口部をファン装置15の吹出し口53に接続し、ファン装置15からの冷却風39の一部を熱風モータカバー17内に取り入れるようにしている。
加熱室28の天面の裏側には、ヒータよりなるグリル加熱手段12(消費電力1300W)が取り付けられている。グリル加熱手段12は、マイカ板にヒータ線を巻き付けて平面状に形成し、加熱室28の天面裏側に押し付けて固定し、加熱室28の天面を加熱して加熱室28内の食品を輻射熱によって焼くものである。
また加熱室28の後部上方には、加熱室28の温度を検出する温度検出手段85が設けられている。該温度検出手段85は、グリル加熱手段12及び熱風ユニット11の熱風吹出し孔30から加熱室28内に吹出される熱風の影響を直接受けない位置に設けられている。
一方、加熱室底面28aには、複数個の重量検出手段25、例えば前側左右に右側重量センサ25a,左側重量センサ25b,後側中央に奥側重量センサ25cが設けられ、その上にテーブルプレート24が載置されている。
テーブルプレート24は、食品を載置するためのもので、ヒータ加熱とマイクロ波加熱の両方に使用できるように耐熱性を有し、かつ、マイクロ波の透過性が良く、衛生面でも問題がない磁器等の材料で成形されている。
このテーブルプレート24は、調理の種類によって、加熱室28の左右側面に設けた上中下の多段(図では3段)の棚27に載せて使用される。
また、調理の種類に応じてテーブルプレート24の他に網52(図9)が使用される。
網52は、テーブルプレート24の上に載せ、網52の上に被加熱物51を載置して加熱調理するものである。
加熱調理時は、重量検出手段25によって網52と網52に載置した被加熱物51の重量を検出し、検出した値から網52の重量を減算して被加熱物51の重量を算出する。また、加熱調理時に被加熱物51より出る脂はテーブルプレート24に溜めるようにしている。
水蒸気発生手段43は、熱風ユニット11の熱風ケース11aの外側面に取り付けられ、飽和水蒸気を噴出する噴出口44は熱風ユニット11内に臨ませている。
また、水蒸気発生手段43は、アルミの鋳造で作られ、鋳造時にボイラー加熱手段89であるシーズヒータを一体となるように埋め込んでいる。そのヒータの消費電力は600W前後と大きく、水蒸気発生手段43を短時間に水を沸騰できる温度に加熱することができる。
水蒸気発生手段43への水の供給は、ポンプ手段87を駆動することによって水タンク42からパイプ45を通して供給される。供給された水は、水蒸気発生手段43で加熱されて沸騰し、飽和水蒸気となって噴出口44から噴出する。
温度検出手段B88は、水蒸気発生手段43の温度を検出するもので、その検出結果を後述する制御手段72に伝え、ボイラー加熱手段89やポンプ手段87を制御する。
ポンプ手段87は、水タンク42の水を水蒸気発生手段43まで汲み上げるもので、ポンプとポンプを駆動するモータで構成される。水蒸気発生手段43への給水量の調節はモータに供給する電力のON/OFFの比率で決定する。
次に、主に図6から図7を用いて内部の詳細な構造を説明する。
図6により熱風ユニット11の詳細について説明する。
熱風ユニット11は、略中央部に熱風ファン32を設けており、図3に示すように、加熱室奥壁面28bに設けた熱風吸気孔31と熱風吹出し孔30を通して加熱室28の空気を循環させる。熱風ファン32は、熱風ケース11aの外側に取り付けた熱風モータ13の駆動により回転する。
熱風ユニット11の内部には、熱風ファン32の下側に位置するように横長の熱風ヒータ14が設けられ、上部および左右には熱風ファン32で吸引した空気を熱風吸気孔31の下側と上側に設けた熱風吹出し孔30より均等に送風するための導風板11bが取り付けられている。
このように、熱風ユニット11は、熱風ファン32によって加熱室28内の空気を吸引し、吸引した空気を熱風ヒータ14で加熱した後に加熱室28への送風を繰り返すことによって加熱室28を加熱する。
よって、熱風ユニット11内の熱風ヒータ14がONして発熱している時に水蒸気発生手段43で発生した飽和水蒸気を噴出口44より熱風ユニット11内に噴出させると、その飽和水蒸気は、熱風ファン32によって攪拌され、熱風ヒータ14の熱(表面温度が500℃以上)によって100℃以上の高温に加熱されて過熱水蒸気となり、熱風と混合して加熱室28に送風され被加熱物を加熱する。
次に、図7により重量検出手段について説明する。
重量検出手段25は、加熱室底面28aの機械室20側に取り付けられ、プランジャー67のみが加熱室底面28aから加熱室28へ臨んでおり、その上にテーブルプレート24を載置している。
重量検出手段25は、本実施例では静電容量式の検出手段を用いている。その詳細は、薄板の金属材で作られた可動電極68と固定電極69から構成され、固定電極69と可動電極68は略平行に対向して所定の隙間、すなわち検出空間70を保持し、その検出空間70にコンデンサを形成する。そして、テーブルプレート24に載置された食品の重さに応じてプランジャー67が押されると、その下面の可動電極68が移動し、静置している固定電極69との検出空間70で決まる静電容量を後述する制御手段72に送り、制御手段72は、事前にテーブルプレート24だけを載せた時の静電容量を記憶しておくことで、その静電容量の差を求め食品の重量を求める。
食品の重量は、各重量検出手段25の検出した食品重量の合計で求められ、また、各重量検出手段25の検出値の比率からテーブルプレート24のどの位置に食品の重心位置があるのかを求められる。
次に、図8により加熱調理器のシステム全体の動作ブロック図について説明する。
図において、電源76は、商用電源で電流検出手段A75を介して制御手段72に接続されている。
また、電流検出手段A75は、加熱調理器の本体1で使用している電流を検知するもので、電源76の電圧が変動した時など、電流の変化を検出して加熱する出力を一定に調整するために用いられる。
レンジ加熱手段77は、マグネトロン33とマグネトロン33を駆動するための電源を作るインバータ回路を搭載したインバータ基板22である。インバータ回路は、制御手段72を介して入力手段71より入力される加熱パワーに応じた電源を作り、マグネトロン33に印加する。作られる電源は、前述したようにマグネトロン33のマイクロ波出力が電源76の変動に左右されないように、電源検出手段75からの検出信号で電源76を監視し、電源76の変動分を出力で補正するように動作する。
オーブン加熱手段78は、熱風ユニット11内の熱風ヒータ14と熱風ファン32を駆動する熱風モータ13である。
グリル加熱手段12は、加熱室28の天面を加熱して加熱室28内の食品を輻射熱によって焼き上げるものである。
照明手段81は、加熱室28の外側に設けられ、加熱室28の壁面に設けた小穴から加熱室28を照らし、加熱中の食品の状態を見やすくするものである。
冷却手段50は、ファン装置15の冷却用のファンを駆動するモータである。
回転アンテナ駆動手段46は、回転アンテナ26を駆動するためのモータで、同期モータと回転数を減速するためのギャーが一体になっているものである。
温度検出手段85は、加熱室28の温度を検出し、制御手段72によってオーブン加熱手段78やグリル加熱手段12のヒータへ供給する電力を調整するものである。
温度検出手段B88は、水蒸気発生手段43の温度を検出するものである。
ボイラー加熱手段89は、水蒸気発生手段43を加熱するものである。
また、制御手段72は、操作部6から入力された内容に従い、食品を加熱調理するように動作させるもので、重量検出手段25や温度検出手段85等の検知手段により食品の状態や加熱室28の状態を検知し、その後、熱風ヒータ14,グリル加熱手段12等の加熱手段や熱風モータ13等の駆動手段を必要に応じて動作させるものである。
本実施例は、以上の構成からなり、次に加熱動作について説明する。
実施例として、鶏のハーブ焼きについての加熱動作について説明する。
食材(被加熱物51)は、付属品である調理本に記載された指示に従うもので、下準備として鶏胸肉又はもも肉(皮つき)を約500グラム用意し、鶏肉は、皮にフォークなどで穴をあけ、厚みのあるところには切れ目を入れ、ローズマリーなどのハーブをまぶす。
次に、被加熱物51(鶏肉)の加熱工程について図10を用いて説明する。
図は、加熱工程として、同じ食材を異なる加熱で調理する標準コースとヘルシーコースの二種類を示している。
両工程の加熱時間tは、工程のtw0の期間でテーブルプレート24に置かれている網52と被加熱物51の重量を重量検出手段25によって検出し、検出した重量wから算出される。
算出される加熱時間tは、事前に各コース毎に実験により求められた時間で、重量wから求められ、制御手段72に記憶してある。
加熱時間tは、被加熱物51の正味の重量値が必要となるので、算出する式には、網52の重量である300gを差し引くことで被加熱物51の正味重量が求められる。
二種類の加熱工程に記載されている記号について説明すると、RO加熱工程はレンジ加熱手段77とオーブン加熱手段78による複合加熱、O加熱工程はオーブン加熱手段78による加熱(予熱)、NSO加熱工程はオーブン加熱手段78と水蒸気発生手段43による加熱、G加熱工程はグリル加熱手段12による加熱である。
標準コースは、RO加熱工程が全加熱時間tの30%、G加熱工程が全加熱時間tの60%を占め、RO加熱工程とG加熱工程の両方による工程が全加熱工程の90%を占めている。
それに対し、ヘルシーコースは、調理加熱によってカロリーを低減できるように、脱脂効果がある過熱水蒸気を使用したNSO加熱工程の時間を多く占めるように加熱工程を組み立てる。実施例では、全工程の90%をNSO加熱で被加熱物を加熱している。
次に、ヘルシーコースを使って被加熱物を加熱する工程について詳細に説明する。
なお、標準コースを使っての調理は、従来公知の加熱工程であり、説明を省略する。
被加熱物51の準備が整ったら、操作部6のヘルシーコースキー6bを入力し、ヘルシーコースを選択する。
ヘルシーコースは、最初の工程が予熱工程なので、加熱室28には、テーブルプレート24のみを入れた状態でスタートキー6cを入力し、予熱工程(O工程)を開始する。
ヘルシーコースで、初めに加熱室28を予熱する理由は、次のNSO加熱工程で過熱水蒸気を使用するので、事前に加熱室28を加熱し、加熱室28を構成している壁面やドア2に過熱水蒸気が結露して、エネルギーの効率を悪くするのを防ぐためである。
予熱工程は、180℃に設定されたオーブン加熱手段78によって加熱される。
加熱は、制御手段72からオーブン加熱手段78である熱風モータ13と熱風ヒータ14に信号が送られることで加熱が開始する。
熱風モータ13は、熱風ファン32を回転させ、熱風ユニット11の熱風吸気孔31から加熱室28の空気を吸引し、吸引した空気を熱風ユニット11内で攪拌し、吸引した空気を熱風ヒータ14で加熱して、熱風を熱風吹出し孔30より加熱室28に送風する。
熱風ヒータ14は、温度検出手段85の検出値に応じて電力の供給を受け、加熱室28の温度が設定温度である180℃に保たれるように制御され、加熱室28に送風された熱風によって加熱室28を加熱する。
制御手段72は、加熱室28の温度を温度検出手段85より逐次検出し、設定温度である180℃を検出すると、予熱が終了した合図の報知音を鳴らし、調理者に報せる。
調理者は、予熱が終了したら、一度ドア2を開けて、テーブルプレート24の上に、網52を置き、網52に被加熱物51(前記下準備したハーブをまぶした鶏肉)を載置(鶏肉の皮を上側に向ける)する(図9)。その後、ドア2を閉めて再びスタートキー6cを入力し加熱を続行させる。
再スタート後は、tw0の期間、重量検出手段25によってテーブルプレート24に置かれた被加熱物51と網52の合計された重量を検出し、制御手段72によって加熱調理する加熱時間,食材の加熱調理前の総カロリー,加熱調理した後の低減したカロリーを算出する。
加熱時間の算出は、事前に確認して算出式が求められ制御手段72に記憶してある。
算出式は、初め、重量検出手段25で検出した重量、例えば、被加熱物51の重量500gと網52の重量300gの合計した重量800gを検出する。そして、検出した800gから加熱調理時に使用する網52の重量300gを差し引くように算出式を作成し加熱時間tを決定する。
本実施例の場合、検出した重量Wは800gなので算出式より加熱時間tは1110秒(18分30秒)となる。
次に、食材の加熱調理前の総カロリーについても前記と同様に、事前に付属品の調理本に記載した材料で作った料理の重量と総カロリーの関係(図11)を制御手段72に記憶しておき、重量検出手段25によって検出した重量を基に食材の重量を算出し、その食材の重量より制御手段72に記憶してあった調理前の総カロリーを算出して求め、表示部5(図13a)に前記総カロリーを表示する。
本実施例の場合、表示する総カロリーは、被加熱物51の重量が500gであることから「1000kcal」となる。
また、前記と同様に、前記材料で作った料理を決められた加熱工程で加熱調理することで、加熱調理する食材の重量と脱油などによって低減されたカロリーの関係(図12)を制御手段72に記憶しておくことで、低減するカロリーを算出して求め、表示部5(図13b)に低減するカロリーを表示する。
本実施例の場合、被加熱物51の重量が500gであることから低減したカロリーは、「180kcal」となる。この低減したカロリーの表示は、tw0の期間終了後、総カロリーの表示と交互に表示しても良いし、加熱終了時にカロリーを低減しましたという意味で加熱終了時に表示してもよい。
再スタート後は、NSO加熱工程が主体で、制御手段72は、オーブン加熱手段78である熱風モータ13と熱風ヒータ14に信号を送り加熱を開始すると同時に水蒸気発生手段43もONして、ボイラー加熱手段89により水蒸気発生手段43を加熱し、温度検出手段B88によって水蒸気発生手段43が水を沸騰できる温度に上昇したのを検出すると、ポンプ手段87を動作させて水を水蒸気発生手段43に送り、水が沸騰して噴出口44より熱風ユニット11内に飽和水蒸気を噴出する。
この時、事前に水蒸気発生手段43内のボイラー加熱手段89をONして水蒸気発生手段43を予熱しておくことで、飽和水蒸気を噴出するまでの時間のロスを回避できる。
熱風ユニット11内に噴出した飽和水蒸気は、熱風ファン32によって攪拌され、熱風ヒータ14の発熱(表面温度が500℃以上)によって100℃以上の高温に加熱された過熱水蒸気となり、熱風と混合して加熱室28に送風し被加熱物51を加熱する。
次にG加熱工程では、制御手段72はグリル加熱手段12によって被加熱物51を焼き上げ、加熱時間tが経過すると、ブザーなど(図示せず)を鳴らし使用者に加熱の終了を知らせる。
次に加熱中の被加熱物51の状態を説明する。
予熱工程によって、過熱水蒸気が加熱室28を構成している壁面やドア2で結露しない状態(温度)になったら、加熱室28に被加熱物51を入れて、熱風と過熱水蒸気によってNSO加熱工程の間、被加熱物51が加熱調理される。
加熱開始直後は、被加熱物51はまだ温度が低いため、加熱室28に送風された過熱水蒸気は、被加熱物51の表面全体で凝縮水滴になり、この凝縮水滴によって発生する凝縮潜熱と熱風によって被加熱物51を効率良く加熱し、被加熱物51は、次第に温度が上昇し、被加熱物51の表面を加熱する。
また、被加熱物51は、過熱水蒸気の加熱によって発生した被加熱物51の表面全体の凝縮水滴によって表面だけが著しく加熱されることなく被加熱物51の内部も加熱されるようになる。
そのため、被加熱物51の表面と内部の温度差が緩和され、被加熱物51の全体の温度を上昇させる。
被加熱物51の温度が上昇し、被加熱物51に含まれる脂が溶ける温度に上昇すると脂が溶解し、さらに被加熱物51の温度が上昇すると、肉の熱変成温度、つまり、たんぱく質が加熱によって凝固が始まる温度に達すると、たんぱく質の凝固によって被加熱物51全体が縮み、被加熱物51の内部で溶けた脂が表面に流出する。
表面に流出した脂は、被加熱物51の表面に付着している水滴と一緒にテーブルプレート24に滴下して被加熱物51から脂は排除され、この排除された脂によってカロリーが低減する。
そして、この低減したカロリーを加熱調理後に表示付5に表示して調理者に知らせる。
一般に言われている肉の脂類が溶け出す温度は、鶏肉は30〜32℃、豚肉は33〜46℃、牛肉が40〜50℃であり、肉の熱変成の温度は60〜70℃から始まる。
その後、G加熱工程に移行すると、グリル加熱手段によって輻射熱で被加熱物の表面に付着している水滴などを乾燥させ、鶏肉の表面、特に皮をパリッと焼き上げて加熱終了が終了し、低減したカロリーを表示する。
以上説明したように、本実施例によれば、同じ食材を使った料理でも調理方法を選択することで、調理後の料理のカロリーを低減することが可能であり、そのために、一日に摂取可能なカロリーの総摂取量に応じて調理後のカロリーを調整でき、用意していた食材を無駄にする事無く調理することができる。
また、調理するメニューに応じて、その調理する食材の重量に応じた調理前のカロリーと、調理によって低減されたカロリーの両方を表示するので、カロリーに応じて食べられる食材の量を確認することが可能である。
さらに、食材のカロリーを表示することで、調理する食材の量とカロリーを把握できるので、次回調理する時に摂取可能なカロリーから作る調理の量を調整し、調整した重量に応じた調理が可能であり、食材の無駄を無くすことができる。
5 表示部
6 操作部
24 テーブルプレート
25 重量検出手段
51 被加熱物
52 網
72 制御手段

Claims (3)

  1. 被加熱物を加熱調理する加熱室と、
    該加熱室の底面に載置されたテーブルプレートと、
    該テーブルプレートの上に載せ前記被加熱物を載置する網と、
    前記テーブルプレートを支持し、該テーブルプレートに載置した前記網と前記被加熱物の重量を検知する重量検出手段と、
    前記被加熱物を加熱調理するオーブン加熱手段及び蒸気発生手段と、
    同じ前記被加熱物を前記オーブン加熱手段と水蒸気発生手段とを併用して過熱水蒸気を発生させる時間を異ならせた標準コースとヘルシーコースの両方を設けた加熱調理メニューと、
    前記加熱調理メニューを選択するための操作部と、
    前記加熱調理メニューを表示する表示部と、
    前記加熱調理メニューの加熱手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記重量検出手段によって検出した前記網と前記被加熱物の合計した重量から前記網の重量を差し引いた前記被加熱物の重量から前記選択したメニューを加熱調理する加熱時間と前記被加熱物の加熱調理前の総カロリーと前記被加熱物を選択したメニューによって加熱調理することで低減するカロリーを算出し、前記加熱調理前の総カロリーと加熱調理することで低減するカロリーを前記表示部に表示することを特徴とする加熱調理器。
  2. 加熱調理することで低減するカロリーを、加熱終了時に前記表示部に表示することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 加熱調理することで低減するカロリーを、加熱調理前の総カロリーと交互に前記表示部に表示することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
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