JP5349230B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本発明はプリンタに関し、特に、プリント用紙に画像をプリントするとともに、プリント用紙から冊子状の状態へ、容易かつ安価かつ正確に作成することが出来るプリンタに関する。
イベントや旅行などで撮影した一連の写真を、そのイベントや旅行等の目的別に冊子の状態にして保管したいという要求がある。
一般的に、写真店では1枚毎に切り離されたシート状の写真プリントが印刷され、このような1枚ごとのシート状写真プリントを、ユーザーが冊子状のアルバムに収納あるいは貼付して、保管している。
しかしながら、写真をアルバムに収納あるいは貼付するのではなく、本のような冊子(以下、フォトブックと称す)そのものに印刷された形態で写真プリントを保管したいという要望がある。
このようなフォトブックを作成するためには、プリンタ等の印刷装置にて印刷された写真プリントに、別途製本機を用いて製本作業を施す必要があった。製本機自体の装置コストは高く、製本機を用いたとしても製本工程は時間や労力を要するため、製造コストが高くなる。また、ユーザーが写真店にフォトブックの作成を依頼してから受け取るまでに数日程度の時間を要し、タイムリーなサービスの提供が困難であった。
この改善策として、個々人が家庭で容易にオリジナル本を作成できる製本キットを提供することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、印刷面と剥離可能な台紙が張り合わされたシール紙に写真が印刷された写真シール紙と共に、リング若しくは小冊子を排出することによって、ユーザーが写真シール紙をリングに冊子状に綴じたり、あるいは小冊子に切り離した写真シールを貼付できるようにした装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、印刷された画像間にミシン目やハーフカットを入れることによって、ユーザーが折り目を容易かつ正確に入れることができ、容易に冊子を作成することが出来るようにしたプリンタも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−199685号公報(第16頁、第1図) 特開平10−115866号公報(第6頁、第9図) 特開2005−254676号公報(第13頁、第1図)
写真画像がプリントされた複数の写真シートを、それぞれ正確に折り曲げ、裏面で正確に貼り合わせる作業は、一般ユーザーが手作業で行うには困難である。特許文献1のような製本キットを使用したとしても、ユーザーが写真店で出力した写真プリント以外に製本キットを必要とするため、製本キット自体のコストがかかる。
特許文献2では、シール紙に写真を印刷した写真シール紙を小冊子に貼り付けることを想定している。しかし、別途写真シール紙を貼り付ける小冊子を必要とするうえ、ユーザーが所望する枚数やページ数の小冊子をその都度提供することは困難であり、柔軟なサービスに欠ける。
また、特許文献3では、用紙に画像を印刷すると共に、印刷された画像間にミシン目やハーフカットを入れることにより、ユーザーが折り目を容易かつ正確に入れることができ、容易に冊子を作成するための配慮がなされている。しかし、印刷された画像をフォトブックのような冊子状にするには、裏面に貼り合わせるための糊付けやあるいは両面粘着シート等を別途用意する必要があり、貼り合わせる作業上の手間も要する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、シール用紙に画像をプリントした上で、糊付け作業などを実施しなくとも容易に冊子状の形態にすることが出来るプリンタを提供することを目的とする。
本発明の第1のプリンタは、連続したプリント用紙に印刷するプリンタであって、プリント用紙は、画像が印刷される印刷面と、印刷面の裏面で糊が塗布された粘着層と、から構成されるシール基材と、シール基材の粘着層側に貼付された剥離可能な台紙と、を備え、プリント用紙には、用紙両端から所定の距離において、複数の空孔が用紙の中心線と並行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列及び第2の空孔列が形成されており、第1の空孔列及び第2の空孔列はプリント用紙の中心線に対して左右対称に形成され、第1の空孔列の空孔及び第2の空孔列の空孔は同位相であり、プリント用紙の中心線に沿って、ミシン目状の切れ目が形成されており、プリンタは、プリント用紙に複数の画像を順次印刷する印刷手段と、プリント用紙を搬送する搬送手段と、プリント用紙を所定の位置でカットしプリント用紙を切り離すカット手段と、プリント用紙に形成された空孔を検出する空孔検出手段と、を備え、空孔検出手段は、印刷を行う前の所定のタイミングにおいて空孔の位置を検出し、搬送手段は空孔検出手段の検出結果に応じてプリント用紙を所定量搬送し、搬送の後、カット手段はプリント用紙をカットすることにより、空孔とプリント用紙前端との位置関係を所定量にすることを特徴とする。
また、本発明の第2のプリンタは、連続したプリント用紙に印刷するプリンタであって、プリント用紙は、画像が印刷される印刷面と、印刷面の裏面で糊が塗布された粘着層と、から構成されるシール基材と、シール基材の粘着層側に貼付された剥離可能な台紙と、を備え、プリント用紙には、用紙両端から所定の距離において、複数の空孔が用紙の中心線と並行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列及び第2の空孔列が形成されており、第1の空孔列及び第2の空孔列はプリント用紙の中心線に対して左右対称に形成され、第1の空孔列の空孔及び第2の空孔列の空孔は同位相であり、プリント用紙の中心線に沿って、台紙のみに直線状の切り込みが形成されており、プリンタは、プリント用紙に複数の画像を順次印刷する印刷手段と、プリント用紙を搬送する搬送手段と、プリント用紙を所定の位置でカットしプリント用紙を切り離すカット手段と、プリント用紙に形成された空孔を検出する空孔検出手段と、を備え、空孔検出手段は、印刷を行う前の所定のタイミングにおいて空孔の位置を検出し、搬送手段は空孔検出手段の検出結果に応じてプリント用紙を所定量搬送し、搬送の後、カット手段はプリント用紙をカットすることにより、空孔とプリント用紙前端との位置関係を所定量にすることを特徴とする。
本発明の第1のプリンタは、連続したプリント用紙に印刷するプリンタであって、プリント用紙は、画像が印刷される印刷面と、印刷面の裏面で糊が塗布された粘着層と、から構成されるシール基材と、シール基材の粘着層側に貼付された剥離可能な台紙と、を備え、プリント用紙には、用紙両端から所定の距離において、複数の空孔が用紙の中心線と並行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列及び第2の空孔列が形成されており、第1の空孔列及び第2の空孔列はプリント用紙の中心線に対して左右対称に形成され、第1の空孔列の空孔及び第2の空孔列の空孔は同位相であり、プリント用紙の中心線に沿って、ミシン目状の切れ目が形成されており、プリンタは、プリント用紙に複数の画像を順次印刷する印刷手段と、プリント用紙を搬送する搬送手段と、プリント用紙を所定の位置でカットしプリント用紙を切り離すカット手段と、プリント用紙に形成された空孔を検出する空孔検出手段と、を備え、空孔検出手段は、印刷を行う前の所定のタイミングにおいて空孔の位置を検出し、搬送手段は空孔検出手段の検出結果に応じてプリント用紙を所定量搬送し、搬送の後、カット手段はプリント用紙をカットすることにより、空孔とプリント用紙前端との位置関係を所定量にすることを特徴とする。常に空孔とプリント用紙前端とが所定の位置関係になるようカットすることにより、複数のプリント用紙の高さが揃い、バインダ等に綴じて製本することが可能になる。また、ユーザーはミシン目状の切れ目に沿ってプリント用紙の片側半分から台紙を剥離し、剥離した側を残った台紙に沿うように折り込むことにより、糊付け作業や位置合わせを行うことなく容易に製本することが可能になる。
また、本発明の第2のプリンタは、連続したプリント用紙に印刷するプリンタであって、プリント用紙は、画像が印刷される印刷面と、印刷面の裏面で糊が塗布された粘着層と、から構成されるシール基材と、シール基材の粘着層側に貼付された剥離可能な台紙と、を備え、プリント用紙には、用紙両端から所定の距離において、複数の空孔が用紙の中心線と並行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列及び第2の空孔列が形成されており、第1の空孔列及び第2の空孔列はプリント用紙の中心線に対して左右対称に形成され、第1の空孔列の空孔及び第2の空孔列の空孔は同位相であり、プリント用紙の中心線に沿って、台紙のみに直線状の切り込みが形成されており、プリンタは、プリント用紙に複数の画像を順次印刷する印刷手段と、プリント用紙を搬送する搬送手段と、プリント用紙を所定の位置でカットしプリント用紙を切り離すカット手段と、プリント用紙に形成された空孔を検出する空孔検出手段と、を備え、空孔検出手段は、印刷を行う前の所定のタイミングにおいて空孔の位置を検出し、搬送手段は空孔検出手段の検出結果に応じてプリント用紙を所定量搬送し、搬送の後、カット手段はプリント用紙をカットすることにより、空孔とプリント用紙前端との位置関係を所定量にすることを特徴とする。常に空孔とプリント用紙前端とが所定の位置関係になるようカットすることにより、複数のプリント用紙の高さが揃い、バインダ等に綴じて製本することが可能になる。また、ユーザーはこの切り込みに沿ってプリント用紙の片側半分から台紙を剥離し、剥離した側を残った台紙に沿うように折り込むことにより、糊付け作業や位置合わせを行うことなく容易に製本することが可能になる。
本発明のプリンタの構成を示す図である。 本発明のプリント用紙とプリンタの構成要素を示す図である。 本発明のプリント用紙の構成を示す図である。 本発明のプリント用紙を折りたたむ様子を示す図である。
(実施の形態1)
<プリンタ>
図1は、本実施の形態のプリンタ1の機械的構造を示す正面図である。このプリンタ1は、昇華型熱転写方式を採用したものであり、ロール状に巻き回されたプリント用紙2を収納するプリント用紙収納部3、プリント用紙2を搬送する搬送ローラー4、搬送ローラー4と正対してプリント用紙2を挟み込むピンチローラー5、インクシート8、インクシート8を加熱昇華させるサーマルヘッド6、プリント用紙2とインクシート8をサーマルヘッド2と対になって挟み込むプラテンローラー7、ロール状に巻き回されたインクシート8を収納するインク巻取りボビン9及びインク供給ボビン10、プリント用紙2を切断するカッター11、プリント用紙2に設けられた空孔13(後述)を検知する空孔検知センサ12、を備えている。
インクシート8には、サーマルヘッド6に加熱されることで昇華する塗料成分が塗布されている。具体的には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、オーバーコート層(OP)の染料がインクシート8に所定長、繰り返し塗布されている。サーマルヘッド6によって加熱され昇華した塗料がプリント用紙2に定着することで、画像が印刷される。サーマルヘッド6は、微小な抵抗体がプリント用紙2の搬送方向に対して垂直に一直線上に配置された構成となっており、各抵抗体の発熱制御は個別に実施できるようになっている。そして、プリント用紙2の搬送方向と垂直な方向(以下、主走査方向)の一直線上の任意の位置のインクシート8を昇華し、搬送ローラー4によってプリント用紙2を搬送することで、プリント用紙2の搬送方向と同じ方向(以下、副走査方向)に順次、画像を印刷する。複数回の往復搬送によりプリント用紙2にY,M,C,OPを同一箇所に昇華させることで、任意の画像を印刷することが出来る。
<プリント用紙の頭出し>
図2は、図1に示すプリンタで使用するプリント用紙2の、印刷動作開始前の状態を示す斜視図である。プリント用紙2はロール状に巻き回されており、印刷に必要な量に応じて搬送ローラー4によって引き出される。空孔13が、プリント用紙2の両端から所定の位置に連続的かつ等間隔に、プリント用紙2の中心線と平行な同一直線状に配置され、図中、手前側の空孔列13aと奥側の空孔列13bを形成している。空孔列13aと空孔列13bの幅はWであり、空孔列13aからW/2の位置、すなわちプリント用紙2の中心線に沿って、ミシン目14が形成されている。空孔列13a、13bの配置はミシン目14に対して左右対称であるとともに、各空孔列を構成する空孔13は、ミシン目14を中心にプリント用紙2を折った際に互いの空孔列の空孔が重なり合うよう、同位相で配列している。
今、プリント用紙2の搬送方向を便宜上前とすると、図2(a)では、空孔13はプリント用紙2の前端よりも後ろに位置している(以下、状態Aとする)。図2(b)では、プリント用紙2の前端上に空孔13がある(以下、状態Bとする)。このように、印刷開始前におけるプリント用紙2の空孔13は、用紙2の前端に対して様々な位置関係にあることが考えられるが、印刷した後プリント用紙2を製本する観点から、空孔13をプリント用紙2の前端に対して所定の位置に定めてから印刷を開始することが望ましい。
そこで、本実施の形態のプリンタでは、空孔検知センサ12の検知結果にしたがってプリント用紙2の頭出しを行う。搬送ローラー4により搬送されるプリント用紙2は空孔検知センサ12の真上を通過し、その先のカッター11で所定長に切断される。ここで、空孔検知センサ12とカッター11との距離をF、各空孔列13a,13bにおける空孔13の配置間隔をDとする。状態Aにおける用紙2前端と空孔13との距離をC、状態Bにおける用紙2前端から空孔13が終わるまでの距離をEとする。
空孔検知センサ12は、その真上にプリント用紙2の空孔13がない状態AではHと出力し、空孔13がある状態BではLと出力する。
図2(a)に示す状態Aにおいて、搬送ローラー4がプリント用紙2をカッター11の方向に搬送すると、空孔検知センサ12の状態は、空孔13の配置間隔に合わせてH→L→H→L・・・と順次変化する。寸法Cは不明であるが、空孔検知センサ12とカッター11の距離Fは既知である。そこで、例えば空孔検知センサ12がL→Hと検知した後、搬送ローラー4がプリント用紙2を(F+D/2)だけ搬送し、その後カッター11でプリント用紙2を切断する。これにより、印刷を開始する前にプリント用紙2の前端と空孔13の寸法Cを常にD/2にすることが出来る。
図2(b)に示す状態Bでは、プリント用紙2が搬送されると、空孔検知センサ12はL→H→L→Lと出力する。状態Aのときと同様に、空孔検知センサ12がL→Hを検知した後、搬送ローラー4がプリント用紙2を(F+D/2)だけ搬送し、その後カッター11でプリント用紙2を切断する。これにより、プリント用紙2の前端と空孔13の寸法CはD/2となる。
以上の動作を、連続的に印刷を実施する最初の印画前や、所定の印刷枚数ごとに行うことにより、常にプリント用紙2の前端と空孔13の寸法CをD/2に統一することができる。よって、プリント用紙2を冊子状の状態に重ねたときに、空孔13の位置を揃えることができる。
すなわち、実施の形態1のプリンタ1は、連続したプリント用紙2に印刷するプリンタであって、プリント用紙2には、用紙2両端から所定の距離において、複数の空孔13が用紙2の中心線と並行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列13a及び第2の空孔列13bが形成されており、プリンタ1は、プリント用紙2に複数の画像を順次印刷する印刷手段(サーマルヘッド6)と、プリント用紙2を搬送する搬送手段(搬送ローラー4)と、プリント用紙2を所定の位置でカットしプリント用紙2を切り離すカット手段(カッター11)と、プリント用紙2に形成された空孔13を検出する空孔検出手段(空孔検知センサ12)と、を備え、空港検知センサ12は、印刷を行う前の所定のタイミングにおいて空孔13の位置を検出し、搬送ローラー4は空孔検知センサ12の検出結果に応じてプリント用紙2を所定量搬送し、搬送の後、カッター11はプリント用紙2をカットすることにより、空孔13とプリント用紙2前端との位置関係を所定量にすることを特徴とする。常に空孔とプリント用紙前端とが所定の位置関係になるようカットすることにより、複数のプリント用紙の高さが揃い、バインダ等に綴じて製本することが可能になる。
なお、空孔13は方形空孔であり、プリント用紙2の前端に対して一辺が平行になるように設けられている。
すなわち、第1、第2空孔列13a,13bの空孔13は方形空孔であり、その一辺はプリント用紙2の前端に対して平行である。これにより、空孔検知センサ12が空孔13を検知する場合、プリント用紙2の設置位置がその搬送方向に対して左右にずれたとしても、空孔13を検知するタイミングのずれが小さくなり、正確にプリント用紙2の前端と空孔13の位置関係を調整することが出来る。
<製本方法>
プリント用紙2を製本する方法について、次に説明する。図3(a)は、本実施の形態のプリンタで使用するプリント用紙2の正面図であり、図3(b)〜(d)は、図3(a)のA−A断面図である。図3(b)に示すように、プリント用紙2は、印画される印刷面15及び印刷面15の反対側において糊が塗布された粘着層16から構成されるシール基材18に対して、粘着層16に台紙17が剥離可能に貼り付けられた構成となっている。図3(b)は、プリント用紙2の中心線に沿ってミシン目14が設けられた場合の断面図を示しており、ミシン目14はシール基材18と台紙17を貫通する箇所と、貫通しない箇所とが交互に配置されるよう設けられる。
なお、ミシン目14の代わりに、台紙17のみを貫通する切込み19を設けても良い。切込み19を設けた場合のプリント用紙2のA−A断面図が図3(c)である。切込み19は、プリント用紙2の中心線に沿って連続的に形成される。
このようなプリント用紙2において、図3(d)に示すように、片側の台紙17を粘着層16から剥離する。粘着層16は台紙17が剥離された後も印刷面15側に残るように構成されている。剥離した側のプリント用紙2を、プリント用紙2に残った台紙17に沿うように折り込む。こうして、乗り付け作業や位置合わせの作業を行うことなく、容易に冊子状の状態に変更することが可能になる。但し、図3(b)に示したミシン目14が設けられた場合は、両側の台紙17を剥離しても、ミシン目14を中心にプリント用紙2を折り込み、冊子状にすることが出来る。
すなわち、本実施の形態のプリント用紙2は、画像が印刷される印刷面15と、印刷面15の裏面で糊が塗布された粘着層16と、から構成されるシール基材18と、シール基材18の粘着層16側に貼付された剥離可能な台紙17と、を備えたプリント用紙であって、プリント用紙2両端から所定の距離において、複数の空孔が用紙2の中心線と平行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列13a及び第2の空孔列13bが形成されており、第1の空孔列13a及び第2の空孔列13bはプリント用紙2の中心線に対して左右対称に形成され、第1の空孔列13aの空孔13及び第2の空孔列13bの空孔13は同位相であり、プリント用紙2の中心線に沿って、台紙17のみに直線状の切り込みが形成されていることを特徴とする。ユーザーはこのミシン目状の切れ目に沿ってプリント用紙2の片側半分から台紙17を剥離し、剥離した側を残った台紙に沿うように折り込むことにより、糊付け作業や位置合わせを行うことなく容易に製本することが可能になる。
あるいは、本実施の形態のプリント用紙2は、画像が印刷される印刷面15と、印刷面15の裏面で糊が塗布された粘着層16と、から構成されるシール基材18と、シール基材18の粘着層16側に貼付された剥離可能な台紙17と、を備えたプリント用紙であって、プリント用紙2両端から所定の距離において、複数の空孔が用紙2の中心線と平行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列13a及び第2の空孔列13bが形成されており、第1の空孔列13a及び第2の空孔列13bはプリント用紙2の中心線に対して左右対称に形成され、第1の空孔列13aの空孔13及び第2の空孔列13bの空孔13は同位相であり、プリント用紙2の中心線に沿って、台紙17のみに直線状の切り込みが形成されていることを特徴とする。ユーザーはこの切り込みに沿ってプリント用紙の片側半分から台紙を剥離し、剥離した側を残った台紙に沿うように折り込むことにより、糊付け作業や位置合わせを行うことなく容易に製本することが可能になる。
図4は、プリンタ1によって印刷されたプリント用紙2を示している。図4(a)は台紙17が剥がされた後のプリント用紙2の状態を示している。粘着層16とプリント用紙2に残った台紙17を貼り合わせることで、プリント用紙2を図4(b)に示すような冊子状の状態にすることができる。このとき、空孔列13a及び空孔列13bの空孔13は同位相となるように設けられているので、冊子状の状態になったときに重なった部分で空孔13の位置は一致する。この空孔13を利用して、冊子状の状態になったプリント用紙2をバインダ等の収納ケースに収納することが可能になる。
<効果>
本実施の形態のプリンタ1によれば、既に述べた通り以下の効果を奏する。すなわち、本実施の形態のプリンタ1は、連続したプリント用紙2に印刷するプリンタであって、プリント用紙2には、用紙2両端から所定の距離において、複数の空孔13が用紙2の中心線と並行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列13a及び第2の空孔列13bが形成されており、プリンタ1は、プリント用紙2に複数の画像を順次印刷する印刷手段(サーマルヘッド6)と、プリント用紙2を搬送する搬送手段(搬送ローラー4)と、プリント用紙2を所定の位置でカットしプリント用紙2を切り離すカット手段(カッター11)と、プリント用紙2に形成された空孔13を検出する空孔検出手段(空孔検知センサ12)と、を備え、空港検知センサ12は、印刷を行う前の所定のタイミングにおいて空孔13の位置を検出し、搬送ローラー4は空孔検知センサ12の検出結果に応じてプリント用紙2を所定量搬送し、搬送の後、カッター11はプリント用紙2をカットすることにより、空孔13とプリント用紙2前端との位置関係を所定量にすることを特徴とする。常に空孔とプリント用紙前端とが所定の位置関係になるようカットすることにより、複数のプリント用紙の高さが揃い、バインダ等に綴じて製本することが可能になる。
また、本実施の形態のプリント用紙2によれば、既に述べたとおり以下の効果を奏する。すなわち、本実施の形態のプリント用紙2は、画像が印刷される印刷面15と、印刷面15の裏面で糊が塗布された粘着層16と、から構成されるシール基材18と、シール基材18の粘着層16側に貼付された剥離可能な台紙17と、を備えたプリント用紙であって、プリント用紙2両端から所定の距離において、複数の空孔が用紙2の中心線と平行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列13a及び第2の空孔列13bが形成されており、第1の空孔列13a及び第2の空孔列13bはプリント用紙2の中心線に対して左右対称に形成され、第1の空孔列13aの空孔13及び第2の空孔列13bの空孔13は同位相であり、プリント用紙2の中心線に沿って、台紙17のみに直線状の切り込みが形成されていることを特徴とする。ユーザーはこのミシン目状の切れ目に沿ってプリント用紙2の片側半分から台紙17を剥離し、剥離した側を残った台紙に沿うように折り込むことにより、糊付け作業や位置合わせを行うことなく容易に製本することが可能になる。
あるいは、本実施の形態のプリント用紙2は、画像が印刷される印刷面15と、印刷面15の裏面で糊が塗布された粘着層16と、から構成されるシール基材18と、シール基材18の粘着層16側に貼付された剥離可能な台紙17と、を備えたプリント用紙であって、プリント用紙2両端から所定の距離において、複数の空孔が用紙2の中心線と平行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列13a及び第2の空孔列13bが形成されており、第1の空孔列13a及び第2の空孔列13bはプリント用紙2の中心線に対して左右対称に形成され、第1の空孔列13aの空孔13及び第2の空孔列13bの空孔13は同位相であり、プリント用紙2の中心線に沿って、台紙17のみに直線状の切り込みが形成されていることを特徴とする。ユーザーはこの切り込みに沿ってプリント用紙の片側半分から台紙を剥離し、剥離した側を残った台紙に沿うように折り込むことにより、糊付け作業や位置合わせを行うことなく容易に製本することが可能になる。
また、第1、第2空孔列13a,13bの空孔13は方形空孔であり、その一辺はプリント用紙2の前端に対して平行である。これにより、空孔検知センサ12が空孔13を検知する場合、プリント用紙2の設置位置がその搬送方向に対して左右にずれたとしても、空孔13を検知するタイミングのずれが小さくなり、正確にプリント用紙2の前端と空孔13の位置関係を調整することが出来る。
本発明の活用例として、写真プリントをユーザーが好みに応じて容易かつ安価かつ正確に冊子状の状態で保管することが出来る。
1 プリンタ、2 プリント用紙、3 用紙収納部、4 搬送ローラー、5 ピンチローラー、6 サーマルヘッド、7 プラテンローラー、8 インクシート、9 インク巻取りボビン、10 インク供給ボビン、11 カッター、12 空孔検知センサ、13 空孔、13a,13b 空孔列、14 ミシン目、15 印刷面、16 粘着層、17 台紙、18 シール基材、19 切込み。

Claims (3)

  1. 連続したプリント用紙に印刷するプリンタであって、
    前記プリント用紙は、
    画像が印刷される印刷面と、前記印刷面の裏面で糊が塗布された粘着層と、から構成されるシール基材と、
    前記シール基材の前記粘着層側に貼付された剥離可能な台紙と、を備え、
    前記プリント用紙には、用紙両端から所定の距離において、複数の空孔が用紙の中心線と並行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列及び第2の空孔列が形成されており、前記第1の空孔列及び前記第2の空孔列は前記プリント用紙の中心線に対して左右対称に形成され、前記第1の空孔列の空孔及び前記第2の空孔列の空孔は同位相であり、前記プリント用紙の中心線に沿って、ミシン目状の切れ目が形成されており、
    前記プリンタは、
    前記プリント用紙に複数の画像を順次印刷する印刷手段と、
    前記プリント用紙を搬送する搬送手段と、
    前記プリント用紙を所定の位置でカットしプリント用紙を切り離すカット手段と、
    前記プリント用紙に形成された空孔を検出する空孔検出手段と、を備え、
    前記空孔検出手段は、印刷を行う前の所定のタイミングにおいて前記空孔の位置を検出し、
    前記搬送手段は前記空孔検出手段の検出結果に応じて前記プリント用紙を所定量搬送し、
    前記搬送の後、前記カット手段は前記プリント用紙をカットすることにより、前記空孔と前記プリント用紙前端との位置関係を所定量にすることを特徴とする、プリンタ。
  2. 連続したプリント用紙に印刷するプリンタであって、
    前記プリント用紙は、
    画像が印刷される印刷面と、前記印刷面の裏面で糊が塗布された粘着層と、から構成されるシール基材と、
    前記シール基材の前記粘着層側に貼付された剥離可能な台紙と、を備え、
    前記プリント用紙には、用紙両端から所定の距離において、複数の空孔が用紙の中心線と並行な方向に連続的かつ等間隔に配列した第1の空孔列及び第2の空孔列が形成されており、前記第1の空孔列及び前記第2の空孔列は前記プリント用紙の中心線に対して左右対称に形成され、前記第1の空孔列の空孔及び前記第2の空孔列の空孔は同位相であり、前記プリント用紙の中心線に沿って、前記台紙のみに直線状の切り込みが形成されており、
    前記プリンタは、
    前記プリント用紙に複数の画像を順次印刷する印刷手段と、
    前記プリント用紙を搬送する搬送手段と、
    前記プリント用紙を所定の位置でカットしプリント用紙を切り離すカット手段と、
    前記プリント用紙に形成された空孔を検出する空孔検出手段と、を備え、
    前記空孔検出手段は、印刷を行う前の所定のタイミングにおいて前記空孔の位置を検出し、
    前記搬送手段は前記空孔検出手段の検出結果に応じて前記プリント用紙を所定量搬送し、
    前記搬送の後、前記カット手段は前記プリント用紙をカットすることにより、前記空孔と前記プリント用紙前端との位置関係を所定量にすることを特徴とする、プリンタ。
  3. 前記第1、第2空孔列の空孔は方形空孔であり、その一辺は前記プリント用紙の前端に対して並行であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のプリンタ。
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