JP5349134B2 - 圧入方法及び圧入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の部材をワークに圧入する方法及びその装置に関する。
従来から、ある部材(例えば、バルブシート及びバルブガイド)をワーク(例えば、シリンダヘッド)に円滑かつ正確に圧入するための方法及び装置が提案されている。
特許文献1には、シフトユニット毎に圧入治具が設けられ、該圧入治具に位置決め固定されたシリンダヘッドの複数の圧入部に対し、ホルダに保持されたバルブシート及びバルブガイドを順次圧入する方法及び装置が開示されている。例えば、特許文献1の図1で開示される圧入装置は、2個のC型加圧治具が産業用ロボットのアーム先端部に並設されているので、1回の動作で同時に2個ずつのバルブシートとバルブガイドとをシリンダヘッドに対して圧入することができる。
特開2008−264990号公報
本発明は前記特許文献1に開示されている技術的思想に関連してなされたものであって、生産ロットの切替え(ロット数や機種の変更)の際に生産ラインを一旦停止することなく、且つワークや圧入部材の種類変更に伴う圧入装置の再設定に要する時間及び工数を低減できる圧入方法及びその圧入方法を実施するための装置を提供することを目的とする。
本発明に係る圧入方法は、生産ライン上のワークに形成された複数の圧入部に圧入部材を圧入する圧入方法であって、治具置き台に載置された少なくとも2つ以上の圧入治具のうち1の圧入治具に前記圧入部材をセットする第1の工程と、前記圧入部材がセットされた前記1の圧入治具を圧入ステーションに搬入する第2の工程と、前記圧入ステーションに設けられる圧入ユニットを用いて、前記圧入部材を前記1の圧入治具から取り外して前記ワークの前記複数の圧入部に前記圧入部材を圧入する第3の工程と、前記圧入ユニットによる前記圧入が完了した後、前記1の圧入治具を前記圧入ステーションから搬出し、前記1の圧入治具を前記治具置き台に載置する第4の工程と、を有し、少なくとも2つ以上の前記圧入治具ごとに前記第1乃至第4の工程を順次繰り返し行う工程と、を備えることを特徴とする。
の発明によれば、圧入治具を圧入ステーションに搬入する工程と、圧入が完了した後に圧入治具を搬出する工程を設けたので、生産ラインと切り離して圧入作業の前準備を行うことが可能となり、生産ロットの切替え(ロット数や機種の変更)の際に生産ラインを一旦停止することなく、且つワークや圧入部材の種類変更に伴う圧入装置の再設定に要する時間及び工数を低減することができる。
また、前記ワークはシリンダヘッドであり、前記圧入部材はバルブシート及びバルブガイドであることを特徴とする。
の発明によれば、ワークをシリンダヘッドとし、圧入部材をバルブシート及びバルブガイドとしたので、バルブシートとバルブガイドとをシリンダヘッドに対して圧入する際、ワークの生産ラインと切り離して圧入作業の前準備を行うことが可能となり、生産ロットの切替え(ロット数や機種の変更)の際に生産ラインを一旦停止することなく、且つシリンダヘッド、バルブシート及びバルブガイドの種類変更に伴う圧入装置の再設定に要する時間及び工数を低減することができる。
発明に係る圧入装置は、生産ライン上のワークに形成された複数の圧入部に圧入部材を圧入する圧入装置であって、前記圧入部材をセットするセット部と、前記ワークを保持する保持部とを備える、少なくとも2つ以上の圧入治具と、少なくとも2つ以上の前記圧入治具を載置する治具置き台と、圧入ステーション内に設けられ、前記圧入部材を前記圧入治具から取り外して前記ワークの前記複数の圧入部に前記圧入部材を圧入する圧入ユニットと、前記圧入治具を保持自在な保持部と、前記ワークを保持した前記圧入治具を前記圧入ステーションに搬入又は搬出する搬送部と、を備えるロボットと、を有することを特徴とする。
の発明によれば、圧入治具を圧入ステーションに搬入し、圧入が完了した後に圧入治具を搬出するロボットを設けたので、生産ラインと切り離して圧入作業の前準備を行うことが可能となり、生産ロットの切替え(ロット数や機種の変更)の際に生産ラインを一旦停止することなく、且つワークや圧入部材の種類変更に伴う圧入装置の再設定に要する時間及び工数を低減することができる。
また、前記ワークはシリンダヘッドであり、前記圧入部材はバルブシート及びバルブガイドであることを特徴とする。
の発明によれば、ワークをシリンダヘッドとし、圧入部材をバルブシート及びバルブガイドとしたので、バルブシートとバルブガイドとをシリンダヘッドに対して圧入する際、ワークの生産ラインと切り離して圧入作業の前準備を行うことが可能となり、生産ロットの切替え(ロット数や機種の変更)の際に生産ラインを一旦停止することなく、且つシリンダヘッド、バルブシート及びバルブガイドの種類変更に伴う圧入装置の再設定に要する時間及び工数を低減することができる。
本発明に係る圧入方法及び圧入装置によれば、生産ラインと切り離して圧入作業の前準備を行うことが可能となり、生産ロットの切替え(ロット数や機種の変更)の際に生産ラインを一旦停止することなく、且つワークや圧入部材の種類変更に伴う圧入装置の再設定に要する時間及び工数を低減できる。
本実施形態に係る圧入装置の概略平面図である。 本実施形態に係る圧入装置に組み込まれるセットロボットの概略側面図である。 図3Aは本実施形態に係る圧入装置に組み込まれる吸気側圧入治具の斜視図、図3Bは本実施形態に係る圧入装置に組み込まれる排気側圧入治具の斜視図である。 本実施形態に係る圧入装置に組み込まれる吸気側圧入治具の断面図である。 本実施形態に係る圧入装置に組み込まれる圧入ユニットの概略側面図である。
以下、本発明に係る圧入方法についてそれを実施する圧入装置との関係で好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施形態に係る圧入装置10の概略平面図である。
図1に示すように、多関節を有しアームを駆動自在な搬送ロボット12が中央下方部に設置されている。搬送ロボット12のアーム先端部には2個のC型ハンド14が装着されており、後述するシリンダヘッドや圧入治具を把持自在である。搬送ロボット12がアクセス可能な範囲内(円領域Aの内部)で、その左方部にコンベア16が、その上方部には治具置き台18が、その右方部には圧入ステーション20がそれぞれ設けられている。
コンベア16の上には複数のシリンダヘッド22が載置され、該シリンダヘッド22は図の下方から上方へ矢印に沿って搬送される。治具置き台18の上には、シリンダヘッド22の吸気側にバルブシート24a及びバルブガイド26aを圧入可能になるように、シリンダヘッド22を位置決め固定し該バルブシート24a及びバルブガイド26aを所望の姿勢で保持する吸気側圧入治具28aと、シリンダヘッド22の排気側にバルブシート24b及びバルブガイド26bを圧入可能になるように、シリンダヘッド22を位置決め固定し該バルブシート24b及びバルブガイド26bを所望の姿勢で保持する排気側圧入治具28bとを載置している。
圧入ステーション20は、シリンダヘッド22に形成された複数の圧入部にバルブシート24(24a、24b)及びバルブガイド26(26a、26b)を圧入する圧入ユニット29と、該圧入ユニット29を載置する台30とを備える。圧入ユニット29は、2個の圧入機構29a、29bを有しており、搬送ロボット12に指向する。
図1に示すように、多関節を有しアームを駆動自在なセットロボット31が中央上方部に設置されている。セットロボット31のアーム先端部には2個のC型ハンド32が装着されており、バルブシート24及びバルブガイド26を把持自在である。
セットロボット31がアクセス可能な範囲内(円領域Bの内部)で、その下方部には治具置き台18が、その上方部には台34がそれぞれ設けられている。台34の上には収容ケース36a、38a、36b、38bが左から順に載置されている。なお、収容ケース36a、38a、36b、38bには、バルブシート24a、バルブガイド26a、バルブシート24b、バルブガイド26bがそれぞれ収容される。
次に、基本的には以上のように構成される本実施形態に係る圧入装置10について、図2〜図5を参照しながらさらに詳細に説明する。図2は圧入装置10に組み込まれるセットロボット31の概略側面図、図3Aは圧入装置10に組み込まれる吸気側圧入治具28aの斜視図、図3Bは、圧入装置10に組み込まれる排気側圧入治具28bの斜視図、図4は圧入装置10に組み込まれる吸気側圧入治具28aの断面図、図5は圧入装置10に組み込まれる圧入ユニット29の概略側面図である。
図2に示すように、セットロボット31は、その左方に設置されている台34上の収容ケース36aの中にある1個のバルブシート24aと、収容ケース38aの中にある1個のバルブガイド26aと、を同時に把持可能である。また、セットロボット31は、その右方に設置されている治具置き台18上の吸気側圧入治具28aの所定位置に、把持した1個の前記バルブシート24aをセット可能である。また、セットロボット31は、吸気側圧入治具28aの所定位置に、把持した1個の前記バルブガイド26aをセット可能である。同様にして、セットロボット31は、バルブシート24b及びバルブガイド26bを排気側圧入治具28bの所定位置にそれぞれセット可能である。
図3Aに示すように、吸気側圧入治具28aは、下面部にある略矩形平板状のバルブシート圧入治具40aと、上面部にある略矩形平板状のバルブガイド圧入治具42aと、バルブシート圧入治具40aとバルブガイド圧入治具42aとを平行に離間するように連結する4本の円柱状の支柱44と、それぞれの支柱44を囲繞するコイル状のスプリング46とから基本的に構成される。
バルブシート圧入治具40aは、略矩形平板状の本体部48を備える。本体部48には、バルブシート24aを一軸方向に移動可能に保持するバルブシートホルダ50a(第1の保持部)が、本体部48の長手方向に対して等間隔に8個並設されている。
図4に示すように、バルブシートホルダ50aは、バルブシート圧入治具40aの本体部48の取付孔60に嵌合する略円筒状のケーシング62を備える。そのケーシング62の内部には、円柱状のロッド64を摺動自在に案内するガイド部材66を備える。
ロッド64は、その先端にはバルブシート24aを装着可能な先端部67と、ロッド64がガイド部材66から抜脱するのを防止するための先端側のストッパ68と、その後端側のストッパ69とを備える。ガイド部材66に対しストッパ69に着座して弾発力を付与するコイル状のスプリング70は、ロッド64を後退方向に付勢する。
本体部48の隅角に位置するノックピン72は、本体部48から挿通されるボルト74で保持されている。このノックピン72は、シリンダヘッド22のノック穴72cに嵌合自在である。
本体部48の四隅(支柱4の立設位置)の下方に脚部76が設けられており、吸気側圧入治具28aを床(図2では治具置き台18)に載置する際、床に対して所定距離離間させる。
図3Aに示すように、バルブガイド圧入治具42aは、略矩形平板状の本体部52を備える。本体部52の上面中央部には、テーブル部材54が固着されている。テーブル部材54は、その平面視が矩形であり、長手方向に対して傾斜面55を有する。テーブル部材54には、バルブガイド26aを一軸方向に移動可能に保持するバルブガイドホルダ58a(第2の保持部)が、テーブル部材54に形成された傾斜面55上にその長手方向に対して等間隔に8個並設されている。テーブル部材54の長手方向の両端部には、コ字状の把手56、56が設けられている。
図4に示すように、バルブガイドホルダ58aは、バルブガイド圧入治具42aの本体部52の取付孔80に嵌合する略円筒状のガイド部材82を備える。このガイド部材82は、テーブル部材54から挿通される4個のボルト84で保持されている。ガイド部材82のバルブガイド挿入側の開口部には、バルブガイド26aを挿入し易くするために円環状のテーパ面86が形成されている。参照符号88は、バルブガイド26aの抜け止め用ストッパであり、このストッパ88の先端部にはボールプランジャが設けられ、この先端部のみをガイド部材82の内側に突出させている。
本体部52に突出するノックピン90は、テーブル部材54から挿通されるボルト92で保持されている。このノックピン90は、シリンダヘッド22のノック穴90cに嵌合自在である。
略円筒状の中空のガイド部材94は、バルブシート圧入治具40aの本体部48から挿通される図示しないボルトで保持されている。同様に、略円筒状の中空のガイド部材96は、バルブガイド圧入治具42aの本体部52から挿通される図示しないボルトで保持されている。支柱44は、その一端をガイド部材94によって保持され、その他端をガイド部材96によって保持されている。
バルブシート圧入治具40aの本体部48の上面側にシリンダヘッド22を載置し、スプリング46の弾発力に抗して本体部48の下面側又は本体部52の上面側から押圧し、吸気側圧入治具28aを高さ方向に短くし、ノックピン72、90がシリンダヘッド22のノック穴72c、90cに嵌合するとき、吸気側圧入治具28aはバルブシートホルダ50aの中心軸とバルブガイドホルダ58aの中心軸が正確に一致するように構成されている。
図5に示すように、圧入ユニット29は、2個の圧入機構29a、29bと、圧入機構29a、29bがそれぞれ有するフレーム100と、該フレーム100をX−Y軸方向に駆動する駆動機構101と、該フレーム100を支持する基台102とから基本的に構成される。基台102は、台30の甲板104上に載置されており、甲板104は角柱状の脚部106により支持されている。
圧入機構29a、29bは、外形状湾曲した側面形状を有するフレーム100と、フレーム100の上面部に設けた加圧用のシリンダ112と、シリンダ112のピストンロッド114の先端に設けた圧入ヘッド116と、該圧入ヘッド116に立設したバルブガイドプッシュロッド118と、フレーム100の下面部内側に設けたバルブシートプッシュロッド120とを備えている。バルブガイドプッシュロッド118とバルブシートプッシュロッド120は対向して設けられ、それらの中心軸は一致している。また、ロッド64のストッパ69(図4参照)を押圧するバルブシートプッシュロッド120の先端部は、搬送ロボット12のティーチングポイントが多少ずれていても圧入可能となるように略半球形状に形成されている。なお、シリンダ112から進退動作するピストンロッド114の正確な変位を確保するための2本のガイドロッド122がフレーム100に設けられている。
フレーム100をX−Y方向に駆動制御する図示しない回路基板が内装された基台102には、X軸方向に延在する2本のX軸レール124、124が前記フレーム100と対向する面上に固着されている。該X軸レール124、124と係合するX軸断面が鈎型状の2個の係合部126、126は、Y軸方向に延在する角柱状のY軸レール128と一体に形成されている。該Y軸レール128と係合しているY軸断面が鈎型状のY軸スライダ130、130は、フレーム100に固着されている。圧入機構29a、29bのフレーム100は、図示しない駆動源により、X軸レール124、124に沿ってX軸方向に変位自在であり、Y軸レール128に沿ってY軸方向に変位自在である。
なお、図3Bに示すように、排気側圧入治具28bは、吸気側圧入治具28aの構成と基本的に同様であるため、必要に応じて所定の構成要素を示す参照数字になされた英文字aに代えて同一の参照数字にbを付して詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る圧入装置は基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその動作及び作用効果について説明する。
先ず、第1の工程を行う。図1及び図2に示すように、セットロボット31はそのC型ハンド32を用いて、台34上に載置された収容ケース36aに収容されるバルブシート24aを把持し、治具置き台18上に載置された吸気側圧入治具28aのバルブシートホルダ50a(図3参照)に前記バルブシート24aをセットする。同じく、セットロボット31はそのC型ハンド32を用いて、台34上に載置された収容ケース38aに収容されるバルブガイド26aを把持し、治具置き台18上に載置された吸気側圧入治具28aのバルブガイドホルダ58a(図3参照)に前記バルブガイド26aをセットする。図3Aに示すように、本発明の実施の形態では、吸気側の圧入部は8箇所であり、図2に示すようにセットロボット31はバルブシート24a及びバルブガイド26aを同時に1個ずつ把持可能であることから、バルブガイド26aをセットするためにセットロボット31は同様の動作を8回繰り返す。
なお、図3A及び図3Bのように、1の圧入治具(吸気側圧入治具28a)にバルブシートホルダ50a及びバルブガイドホルダ58aを設けたので、吸気側の圧入治具は1個で済み、治具置き台18上の圧入治具の載置面積を小さくすることができる。
次いで、第2の工程を行う。図1に示すように、搬送ロボット12はそのC型ハンド14を用いて、コンベア16に載置されている1個のシリンダヘッド22を把持し、治具置き台18まで搬送し、治具置き台18に載置されている吸気側圧入治具28aのバルブシート圧入治具40aの本体部48上に前記シリンダヘッド22を一旦配置する(図4参照)。
図4に示すように、搬送ロボット12は、吸気側圧入治具28aの全体を一旦把持し、その後C型ハンド14の図示しない爪を上方に押し上げる。すると、スプリング46の弾発力に抗して本体部48の下面から押圧され、本体部48の位置が上昇する。そこで、吸気側圧入治具28aのノックピン72、90がシリンダヘッド22のノック穴72c、90cに嵌合するとき、バルブシートホルダ50aの中心軸とバルブガイドホルダ58aの中心軸が正確に一致する状態で、シリンダヘッド22が吸気側圧入治具28aに保持される。
図1に示すように、搬送ロボット12は、現在把持している吸気側圧入治具28aを圧入ステーション20まで搬入する。このとき、圧入ユニット29による圧入作業が正確に行えるようにするため、搬送ロボット12のアーム先端部に装着されたC型ハンド14は、予めティーチングされている位置及び姿勢をとる。
次いで、第3の工程を行う。図5に示すように、圧入機構29a、29bのシリンダ112を駆動させてバルブガイドプッシュロッド118でバルブガイド26aを押圧するとともに、バルブシートプッシュロッド120でバルブシートホルダ50aのロッド64を押圧する。
これによって、図4に示すように、バルブシートホルダ50aにセットされたバルブシート24aと、バルブガイドホルダ58aにセットされたバルブガイド26aとが吸気側圧入治具28aから取り外され、シリンダヘッド22の圧入部24cにはバルブシート24aが圧入され、シリンダヘッド22の圧入部26cにはバルブガイド26aが圧入される。
圧入機構29a、29bのシリンダ112を元の位置に退動させ、圧入機構29a、29bの1回の圧入動作が完了した後、圧入機構29a、29bを図示しない駆動源によって、X軸レール124、124に沿ってX軸方向に変位させ、あるいは圧入機構29a、29bをY軸レール128に沿ってY軸方向に変位させ、未だ圧入されていないバルブシート24aとバルブガイド26aとを圧入可能な位置に位置決めし、圧入機構29a、29bによる圧入動作を繰り返し行う。
本発明の実施の形態では、2個の圧入機構29a、29bを並べて圧入ユニット29に装着しているので(図1参照)、1回の圧入動作で同時に2個ずつのバルブシート24aとバルブガイド26aとを圧入することができる。従って、4回の圧入動作を繰り返すことで、吸気側のバルブシート24a及びバルブガイド26aを全て圧入することができる。
具体的には、圧入機構29a、29bの配設方向(図5に示すX軸方向)とバルブシートホルダ50a及びバルブガイドホルダ58aの配設方向とが平行になるような位置関係で、搬送ロボット12に吸気側圧入治具28aを保持させている間、圧入ユニット29が、圧入機構29a、29bをスライド(X軸方向に変位)させ、未だ圧入されていないバルブシート24aとバルブガイド26aとを圧入する動作を繰り返す。
このように、上記第3の工程によって圧入動作を行うことには、従来技術(シフトユニット毎に圧入治具が設けられ、該圧入治具に位置決め固定されたシリンダヘッドの複数の圧入部に対し、産業用ロボットのアーム先端部に並設されたC型加圧治具を用いて、ホルダに保持されたバルブシート及びバルブガイドを順次圧入する構成)と比較して、次のような利点がある。
ワークの生産数を増加する場合には、圧入能力を拡大する必要がある。従来技術では、産業用ロボットのサイズや設置面積が増加し、設備コストが高騰するのに対し、本実施の形態では、圧入装置10に別の圧入機構を増設するだけで足りるので、作業工数やコストが低減できる。
ロボットの設置をする場合には、ロボットにティーチングをする必要がある。従来技術では、C型加圧治具を有する産業用ロボットに対し、ワークの各圧入部に対応した三次元座標のポイントを圧入回数分だけ教示する必要がある一方、本実施の形態では、搬送ロボット12に対し、圧入ステーション20の基準位置及び吸気側圧入治具28a(或いは治具置き台18)の三次元座標のポイントを教示すれば足りる。かかる場合は、教示ポイント数が少なく、且つ各圧入部を個々に教示する場合(従来技術)と比べて位置決め精度を要しないため、ティーチングの作業工数が大幅に低減できる。
生産ラインの機種変更をする場合には、圧入装置の再設定をする必要がある。従来技術では、アーム先端部に並設されたC型加圧治具を交換するのに対し、本実施の形態では、搬送ロボット12及びセットロボット31の先端アームを交換する必要がないので、生産ラインを一旦停止するロスタイムがなく、自動機種切替に対応できる。
次いで、第4の工程を行う。圧入ユニット29による圧入作業が完了した後、搬送ロボット12は、把持している吸気側圧入治具28aを圧入ステーション20から搬出し、該吸気側圧入治具28aを治具置き台18の所定位置に載置する。搬送ロボット12のC型ハンド14を解放すると、吸気側圧入治具28aのスプリング46の反発力により支柱44は伸張し、吸気側圧入治具28aによるシリンダヘッド22の保持が解除される。このようにして、シリンダヘッド22の吸気側の圧入部にバルブガイド26b及びバルブシート24bを圧入する作業が完了する。
この後、吸気側の圧入作業が完了したシリンダヘッド22をコンベア16に一旦戻すようにしてもよいし、後述する排気側の圧入作業の際(第2の工程)にシリンダヘッド22を排気側圧入治具28bに直接搬送してもよい。
続いて、シリンダヘッド22の排気側の圧入部にバルブシート24b及びバルブガイド26bを圧入する。上述の説明のうち、バルブシート24aをバルブシート24bに、バルブガイド26aをバルブガイド26bに、吸気側圧入治具28aを排気側圧入治具28bに、バルブシート圧入治具40aをバルブシート圧入治具40bに、バルブガイド圧入治具42aをバルブガイド圧入治具42bに、バルブシートホルダ50aをバルブシートホルダ50bに、バルブガイドホルダ58aをバルブガイドホルダ58bにそれぞれ置き換えて、第1乃至第4工程を順次繰り返すことで吸気側と同様に圧入できる。したがって、ここでは簡便のために詳細な説明は省略する。
最後に、吸気側及び排気側の圧入作業が完了したシリンダヘッド22をコンベア16の所定位置に搬送すれば、圧入の全工程が完了する。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、ワークの種類(シリンダヘッド22)、圧入部材の種類(バルブシート24、バルブガイド26)、ワークの圧入部の数(吸気側8箇所、排気側8箇所)、圧入機構の数(2個の圧入機構29a、29b)は本実施の形態に限定されない。
また、本実施の形態では、ワークや圧入治具の搬送作業或いは圧入部材のセット作業をロボットが行う構成(搬送ロボット12、セットロボット31)を採っているが、この作業の一部又は全部を作業者が行うように構成してもよい。このように、本発明に係る圧入装置10は、ロボットを一切設置しない最小システムから複数のロボットを設置した完全自動化システムまで、幅広いシステム構成を採ることができる。
さらに、本実施の形態では、コンベア16と圧入ステーション20とを分けて設けているが、圧入ステーション20をコンベア16上に設けるように構成してもよい。
さらに、本実施の形態では、シリンダヘッド22をコンベア16により搬送させる構成を採っているが、シリンダヘッド22をローダにより搬送させるように構成してもよい。この場合は、搬送ロボット12がシリンダヘッド22単体を治具置き台18に搬送する代わりに、ローダがシリンダヘッド22単体を圧入ステーション20に直接搬送することができる。
さらに、複数種類のワークに対応する圧入治具を搬送ロボット12の周辺に予め用意(例えば、治具置き台18上の別の位置に載置)しておき、作業者の指令に応じて搬送ロボット12が圧入治具の種類を選択する制御部を設けることもできる。このようにすれば、ワークや圧入部材の種類変更に伴う圧入治具の入れ替え作業を不要にできる。
10…圧入装置 12…搬送ロボット
16…コンベア 18…治具置き台
20…圧入ステーション 22…シリンダヘッド
24、24a、24b…バルブシート 26、26a、26b…バルブガイド
24c、26c…圧入部 28a…吸気側圧入治具
28b…排気側圧入治具 29…圧入ユニット
29a、29b…圧入機構 30、34…台
31…セットロボット
36a、36b、38a、38b…収容ケース
40a、40b…バルブシート圧入治具
42a、42b…バルブガイド圧入治具
44…支柱 46…スプリング
50a、50b…バルブシートホルダ
58a、58b…バルブガイドホルダ
64…ロッド 72、90…ノックピン
100…フレーム 102…基台
112…シリンダ 116…圧入ヘッド
118…バルブガイドプッシュロッド
120…バルブシートプッシュロッド
124…X軸レール 128…Y軸レール

Claims (6)

  1. 生産ライン上のワークに形成された複数の圧入部に圧入部材を圧入する圧入方法であって、
    治具置き台に載置された少なくとも2つ以上の圧入治具のうち1の圧入治具に前記圧入部材をセットする第1の工程と、
    セットされた前記圧入部材と前記1の圧入治具とを同時に圧入ステーションに搬入する第2の工程と、
    前記圧入ステーションに設けられ圧入ユニットを用いて、前記圧入部材を前記1の圧入治具から取り外して前記ワークの前記複数の圧入部に圧入する第3の工程と、
    前記圧入ユニットによる前記圧入が完了した後、前記1の圧入治具を前記圧入ステーションから搬出し、前記治具置き台に載置する第4の工程と、を有し、
    少なくとも2つ以上の前記圧入治具ごとに前記第1乃至第4の工程を順次繰り返し行う工程と、を備え
    前記圧入部材は第1の圧入部材と第2の圧入部材であり、
    各前記圧入治具は、前記第1の圧入部材を保持可能な第1のホルダが設けられた第1の圧入治具と、前記第2の圧入部材を保持可能な第2のホルダが設けられた第2の圧入治具とを有し、
    前記第1の圧入治具又は前記第2の圧入治具のいずれか一方の押圧をすることで、前記第1のホルダの中心軸と前記第2のホルダの中心軸が一致し、且つ、前記第1のホルダにセットされた前記第1の圧入部材と前記第2のホルダにセットされた前記第2の圧入部材を、各前記圧入部にそれぞれ圧入可能な位置にて前記ワークが保持され、
    前記押圧を解放することで前記ワークに対する保持が解除される
    ことを特徴とする圧入方法。
  2. 請求項1記載の圧入方法であって、
    前記第3の工程では、前記圧入ステーションに搬入させた前記ワークを、前記第2の工程にて搬入された前記1の圧入治具に保持させた後に、前記圧入部材を前記ワークに圧入することを特徴とする圧入方法。
  3. 請求項1又は2に記載の圧入方法であって、
    前記ワークはシリンダヘッドであり、
    前記第1の圧入部材はバルブシートであり、
    前記第2の圧入部材はバルブガイドである
    ことを特徴とする圧入方法。
  4. 生産ライン上のワークに形成された複数の圧入部に圧入部材を圧入する圧入装置であって、
    前記圧入部材をセットするホルダ部と、前記ワークを保持する保持部とを備える、少なくとも2つ以上の圧入治具と、
    少なくとも2つ以上の前記圧入治具を載置する治具置き台と、
    圧入ステーション内に設けられ、前記圧入部材を前記圧入治具から取り外して前記ワークの前記複数の圧入部に前記圧入部材を圧入する圧入ユニットと、
    前記圧入治具を保持自在な治具保持部と、前記治具保持部により保持された前記圧入治具を前記圧入ステーションに搬入又は搬出する搬送部と、を備えるロボットと、
    からなり、
    前記圧入部材は第1の圧入部材と第2の圧入部材であり、
    前記圧入治具は、第1の圧入治具と第2の圧入治具とからなり、
    前記ホルダ部は、前記第1の圧入治具に設けられた前記第1の圧入部材を保持可能な第1のホルダと、前記第2の圧入治具に設けられた前記第2の圧入部材を保持可能な第2のホルダとからなり、
    前記第1の圧入治具又は前記第2の圧入治具のいずれか一方の押圧をすることで、前記第1のホルダの中心軸と前記第2のホルダの中心軸が一致し、且つ、前記第1のホルダにセットされた前記第1の圧入部材と前記第2のホルダにセットされた前記第2の圧入部材を、各前記圧入部にそれぞれ圧入可能な位置にて前記ワークが保持され、
    前記押圧を解放することで前記ワークの保持が解除される
    ことを特徴とする圧入装置。
  5. 請求項4記載の圧入装置であって、
    前記ワークを前記圧入ステーションに搬入するローダを更に備え、
    前記ロボットは、前記治具保持部を作動させて前記押圧をすることで、前記ローダにより搬入された前記ワークを保持する
    ことを特徴とする圧入装置。
  6. 請求項4又は5に記載の圧入装置であって、
    前記ワークはシリンダヘッドであり、
    前記第1の圧入部材はバルブシートであり、
    前記第2の圧入部材はバルブガイドである
    ことを特徴とする圧入装置。
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