JP5349084B2 - ドアウエザーストリップの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車ドアの全周にわたって取付けられる環状のドアウエザーストリップの取付け構造に関するものである。
図1および図2を参照して説明する。従来、自動車のドア43に取付けられるドアウエザーストリップ41のうち、その全周がいわゆるエンドレスで環状のものが使用されたものがある。この環状のドアウエザーストリップ41は、そのルーフ部では、図2に示すように、取付基部42をドア43に形成された断面略U字状のリテーナー44に嵌め込んで取付けている。
また、ドアパネルの車外側に段差状のリテーナーをスポット溶接で固着してドアパネルとの間に隙間を形成し、その隙間にドアウエザーストリップの一部を差し込んで取付けるものも創案されている(特許文献1参照)。
しかし、図2に示す従来技術に係る取付け構造40は、ドアウエザーストリップ41の取付基部42を断面略U字状のリテーナー44に嵌め込む必要があるので、取付け作業が厄介であるといった問題がある。すなわち、ドアウエザーストリップ41は、図3に示すように、ドア43に対して略水平方向から取付けるが、従来技術に係る取付構造40におけるリテーナー44は、その開口部が取付け方向に直交する方向に向いているため、環状のドアウエザーストリップ41を拡張するなど面倒な手作業を介して取付ける必要があるからである。
また、特許文献1に示す取付構造は、取付け作業自体は図2に示す従来技術と比較して容易であるものの、リテーナーをスポット溶接によって固着するという作業を要するので、全体としては取付け作業が厄介であるといった問題がある。
また、この文献には、ドアパネルの外形寸法を小さくすることを目的として、ルーフ部における取付構造を改良したものが示されるのみであり、環状のドアウエザーストリップの取付け性を向上させるといった点については言及していない。
さらに、この文献に記載の構造は、ドアウエザーストリップをドアパネルの室内側に係合させているのみで、車外側には係合手段が設けられていない。従って、ボディパネルとの弾接を繰り返すことによって、ドアウエザーストリップの車外側が浮き上がり、脱落してしまい易いといった大きな問題が発生する。
本発明は、こうした点に鑑み創案されたもので、環状のドアウエザーストリップを容易かつ強固に取付けることのできる取付構造を提供することを課題とする。
図1、図3乃至図5を参照して説明する。請求項1に記載のドアウエザーストリップの取付構造1は、自動車ドア20の外周縁全域に沿って取付けられる環状のドアウエザーストリップ10の取付構造であって、前記ドア20に、室内側に向けて開口する開口凹部22を形成し、前記ドアウエザーストリップ10の取付基部11から、前記開口凹部22に密入する密入凸部12を突設すると共に、前記取付基部11と密入凸部12に連続的に硬質材13を埋設し、前記ドアウエザーストリップ10の全体を、前記ドア20に前記室内側から略水平方向に差込んで取付けるものにおいて、少なくとも、ベルトラインLより上部にあっては、前記開口凹部22をドアパネル21の一部を折曲げて形成した折曲部23と、それに隣接するドアパネル21の受け面24とで形成し、前記折曲部23を、前記ドアウエザーストリップ10の前記硬質材13を埋設した取付基部11と密入凸部12で挟持するもの構造とし、且つ前記折曲部23を、取付基部11の車外側から略中間部分11aまで達する長さに設定すると共に、硬質材13を、車外側に開口する断面略V字状として前記折曲部23を挟持させるものである。
なお、前記「室内側」とは、ドア20をボディ2に取付けて閉じた状態での位置関係を意味するものであり、ドアウエザーストリップ10を取付ける際の位置関係を意味するものではない(以下においても同じ)。
請求項1に記載のドアウエザーストリップの取付構造1は、ドア20に、室内側に向けて開口する開口凹部22を形成し、ドアウエザーストリップ10の取付基部11から、開口凹部22に密入する密入凸部12を突設すると共に、取付基部11と密入凸部12に連続的に硬質材13を埋設しているので、ドアウエザーストリップ10の全体を、ドア20に室内側から略水平方向に向けて差込んで取付けることができる。従って、ドアウエザーストリップ10を容易に取付けることができる。これにより、これまで主に手作業で行ってきたドアウエザーストリップ10の取付け作業を自動化することが可能となる。
また、少なくとも、ベルトラインLより上部では、開口凹部22を、ドアパネル21の一部を折曲げて形成した折曲部23と、それに隣接するドアパネル21の受け面24とで形成し、折曲部23を、ドアウエザーストリップ10の硬質材13を埋設した取付基部11と密入凸部12で挟持するので、ドアウエザーストリップ10をドア20に、より強固に取付けることができる。これにより、取付け後のドアウエザーストリップ10がドア20から脱落する等の事態を未然に防止することができる。
更に、折曲部23を、取付基部11の車外側から略中間部分11aまで達する長さに設定すると共に、硬質材13を、車外側に開口する断面略V字状として折曲部23を挟持させるので、ドアウエザーストリップ10をドア20にさらに強固に取付けることができる。
特に、折曲部23の長さを取付基部11の略中間部分11aに達する程度まで大きく設定し、その長い折曲部23を取付基部11と密入凸部12とで挟持し、さらに、そこに埋設した硬質材13の挟持力を折曲部23に作用させるので、ドアウエザーストリップ10をドア20に強固に取付けることができる。また、ドアウエザーストリップ10の車外側に上向きの力が作用しても、硬質材13が開口凹部22に位置していることにより、上方向への抜けも確実に防止することができる。
ドアウエザーストリップの取付構造を備えた自動車を示す側面図である。 従来に係るドアウエザーストリップの取付構造を示すもので、図1のX−X線断面図である。 環状のドアウエザーストリップの取付け方法を示す側面斜視図である。 本発明の一実施形態に係るドアウエザーストリップの取付構造を示すもので、図1のX−X線断面図である。 図4に示す取付構造の取付け前の状態を示す構成図である。
本発明に係るドアウエザーストリップの取付構造1の一実施形態を、図1、図3乃至図5に示す。これは、自動車ドア20の外周縁全域に沿って取付けられる環状(エンドレス)のドアウエザーストリップ10の取付構造である。なお、このドアウエザーストリップ10は、取付基部11と、ボディ2に弾接する中空シール部15およびシールリップ16を備える。また、このドアウエザーストリップ10の直下にはグラスラン(図示せず)が取付けられ、さらに、当該ドアウエザーストリップが弾接するボディ2には、図2に示す従来技術と同様に、オープニングシールSが取付けられる。
また、ドア20は、プレス成形によってインナーパネルおよびアウターパネルを形成し、両者を溶接で接合した、いわゆるインナーフルドアタイプである。しかし、本ウェザーストリップを取付ける構造が同様であれば、ドア20はロールタイプであってもよい。なお、図中、符号Iは室内を示し、Eは車外を示す。また、符号Lは、自動車のベルトラインを示す。
この取付構造1では、ドア20に、室内側に向けて開口する開口凹部22を形成し、ドアウエザーストリップ10の取付基部11から、開口凹部22に密入する密入凸部12を突設すると共に、取付基部11と密入凸部12にわたって連続的に硬質材13を埋設している。硬質材13としては、硬質樹脂が好適であるが、金属製を使用することも可能である。
これにより、ドアウエザーストリップ10を、その密入凸部12を、ドア20の開口凹部22に室内側から略水平方向に差し込むことによって取付けることができるので、取付け作業が容易となる。
また、この取付構造1は、ベルトラインLより上部にあっては、開口凹部22を、ドアパネル21の一部を折曲げて形成した折曲部23と、それに隣接するドアパネル21の平坦な受け面24とで形成し、また、折曲部23を、ドアウエザーストリップ10の硬質材13を埋設した取付基部11と密入凸部12で挟持している。この折曲部23を挟持する構造によって、ドアウエザーストリップ10をより強固に取付けることができ、例えば、取付け後の室内側への脱落を未然に防止することができる。
さらに、本実施形態では、その折曲部23を、取付基部11の車外側からほぼ中間部分11aまで達するまで長く設定すると共に、硬質材13を、車外側に開口する断面略V字状として折曲部23を挟持させている。この硬質材13は、その二片の長さをほぼ同じとし、取付基部11と密入凸部12のほぼ全体にわたる大型なものとしている。こうして長く設定した折曲部23を大型の硬質材13で挟持しているので、ドアウエザーストリップ10の全体をドア20に強固に取付けることができる。
これにより、例えば、ドア20を開けた際、ドアウエザーストリップ10がボディ2から離れることによって、その車外側に上向きの力が作用しても、硬質材13が折曲部23を挟持し、かつその一片が開口凹部22に位置しているので、上方向への抜けを確実に阻止することができる。
1 ドアウエザーストリップの取付構造
2 ボディ
10 ドアウエザーストリップ
11 取付基部
11a 取付基部の中間部分
12 密入凸部
13 硬質材
13a I字状部
13b U字状部
14 突出部
15 中空シール部
16 シールリップ部
20 ドア
21 ドアパネル
22 開口凹部
23 折曲部
24 受け面
25 溝部
40 ドアウエザーストリップの取付構造
41 ドアウエザーストリップ
42 取付基部
43 ドア
44 リテーナー
車外側
室内側
L ベルトライン
実開平4−48020号公報

Claims (1)

  1. 自動車ドア(20)の外周縁全域に沿って取付けられる環状のドアウエザーストリップ(10)の取付構造であって、前記ドアに,室内側に向けて開口する開口凹部(22)を形成し、前記ドアウエザーストリップの取付基部(11)から,前記開口凹部に密入する密入凸部(12)を突設すると共に,前記取付基部と密入凸部にわたって連続的に硬質材(13)を埋設し、前記ドアウエザーストリップの全体を,前記ドアに室内側から略水平方向に差込んで取付けるものにおいて、少なくとも,ベルトライン(L)より上部にあっては,前記開口凹部を,ドアパネル(21)の一部を折曲げて形成した折曲部(23)と,それに隣接する前記ドアパネルの受け面(24)とで形成し,前記折曲部を,前記ドアウエザーストリップの前記硬質材を埋設した取付基部と密入凸部で挟持する構造とし、且つ前記折曲部(23)を、取付基部(11)の車外側から略中間部分(11a)まで達する長さに設定すると共に、硬質材(13)を、車外側に開口する断面略V字状として前記折曲部を挟持させたことを特徴とするドアウエザーストリップの取付構造。
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