JP5347304B2 - 経営管理システムに基づく工事台帳と資金繰りシステム - Google Patents

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Description

本発明は、建設業等の工事台帳等を作成する工事台帳と資金繰りシステムに関し、とくに仮想の経営管理キューブを基本概念として、パーソナルコンピュータ等のコンピュータを利用して、「原価管理」「取引記録」「施工実績」の管理を行なう工事台帳作成を実現させるためのプログラム、特に、中小規模の工務店、建設会社向けの、熟練を要することなく操作することができ、かつ、企業の経営管理を容易に行うことができるようにしたアプリケーションソフトウエアに関するものである。
建設業においては売上管理と製造管理を同時に行う必要があり、且つ工事期間が発生するため、所定年度における対象年月の工事台帳 (所定の工事に対して少なくとも工事名,支払額,入金額,入金差額が表示された表)を作成することが必要となる。一般に市販されている建設業向けの「請負工事台帳」は、収入(借方)側として「請負契約金額」「工事受入金」を記入し、支出(貸方)側として、「材料費」「労務費」「外注費」「経費」「工事の諸情報」を時系列に記入するようにされている。
また、現状の財務会計処理を行う装置(一般的に所定のOSがインストールされたコンピュータに、当該OS上で作動するアプリケーションソフトウエアがインストールされた装置)は、財務会計や在庫、仕入、工数管理等複数の処理を同時に行い、データを一元化し各データが入力されていることを条件に工事台帳等を作成するようにされている。
このため財務会計及びソフトウエアの専門知識や、複雑な振替伝票処理が必要となり、作業が煩雑となり(工事台帳を作成するに当たり複数のデータの入力が必要になる)、工事台帳を容易に作成することができないという欠点があった。
他にもこの種のシステムとして、例えば特許文献1により提案されたものが知られている。これは、月ごとに、ディスプレイ上に請求書表を表示させ、これに業者から発行された請求書情報を入力し、また、ディスプレイ上に入金表を表示させ、入金情報を入力するものである。そして、ディスプレイ上に工事台帳表を表示させ、先に作成された請求書表、入金表の情報をインポートしつつ、それ以外の情報を入力して、月ごとに工事台帳を作成し、これに工事ごとの入金差額(粗利益)、経費率(粗利益率)を表示させるものである。また、特許文献2には、入力手段と、表示手段と、工事台帳原簿を記憶する記憶手段と、前記表示手段に工事毎の工事台帳を1画面に表示させ、該工事台帳原簿に記憶させる処理手段と、を備えた工事台帳作成装置において、1画面に表示される工事台帳には、請負金額、業者毎の予算とその総額、業者ごとに要した原価とその総額が表示され、その表示内容の書き換え及び追加記入が可能にされた工事台帳作成装置が開示されている。
特開2000−123075号公報 特開2004−54662号公報
しかしながら、上記従来のシステムでは、1件工事における「月毎の売上計上実績情報」が判り難い。1件工事における「契約金額と売上計上実績の対比情報」が判り難い。1件工事における支払検収相手先ごとの「月毎の支払検収実績情報」が得られない。1件工事における支払検収先ごとの「契約金額と支払い実績の対比情報」が得られない。得意先ごと及び支払検収先ごとの「月間の集計」「指定月から指定月までの集計」及び「年間の集計」の情報が得られないといった問題があった。本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑み、1件工事における前記各種情報を容易に得ることができ、工事台帳を少ない工数で容易に作成できるようにした経営管理システムに基づく工事台帳と資金繰りシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため本発明の経営管理システムは、アプリケーションソフト及び各種データを格納する記憶装置に接続された演算部と、この演算部にインターフェイスを介して接続されたデータを入力するキーボード及びマウス等のデータ入力手段と、このデータ入力手段からのデータ入力作業に従って工事台帳に必要なデータを演算作成すると共に、ディスプレイに表示可能な表形式の工事台帳、決算予想と損益計算書、資金繰りと貸借対照表を作成し、演算生成されたデータを各帳表内に表示せしめると共に、演算部により作成された各帳表を印刷するプリンターとを備えたハード構成とされ、システム全体を総括的に制御するプログラムが、入力データ情報、マスター情報と、本システムにリンクされた積算ソフト、会計ソフト及び給与ソフトから、決算予想と損益計算書、資金繰りと貸借対照表、工事台帳、見積り受注率と工事粗利率及び経理の各種帳票を出力する機能を有し、経営サポート情報を得ることができるモジュール構成とされ、前記演算部に、複式簿記の手順に「時間軸」を加えて三次元管理するプログラムを格納してなり、当該プログラムは、原価管理の手順における収入(借方)の管理手段として、データ保管場所としての仮想の立方体、並びに支出(貸方)のデータ保管場所としての仮想の立方体を構成し、これらデータ保管場所を「収益キューブ(借方キューブ」並びに「費用キューブ(貸方キューブ」とし、「収益キューブ(借方キューブ」は、X軸上に「収益の科目情報」、Y軸上に「得意先情報」、Z軸方向に「時間」の立体セルを設定すると共に、「費用キューブ(貸方キューブ」は、X軸上に「費用の科目情報」、Y軸上に「支払い相手先情報」、Z軸方向に「時間」の立体セルを設定して、「収益キューブ(借方キューブ」並びに「費用キューブ(貸方キューブ」共に、X、Y、Zの軸を持つ仮想キューブを構成し、前記収益キューブ(借方キューブ)のX軸には、「収益の科目」となる(工事名、雑収入項目)を、Y軸には「得意先」としての(得意先名称)を、Z軸には、「時間」となる月あるいは日の各項目を設け、受注した工事名と、その発注元となる得意先名が交差する点のセル内に売上金額データを格納し、月日の経過により、Z軸方向にデータを積層していくデータ記録手段と、費用キューブ(貸方キューブ)のX軸には、「費用の科目」となる(工事名、一般管理費、費用項目)を、Z軸には、「時間」となる(月あるいは日)の各項目を設け、受注した工事名と、その工事で発生した費用の支払相手先が交差する点のセル内に支払金額データを格納し、月日の経過により、Z軸方向にデータを積層していくデータ記録手段を備え、確定工事のデータを抽出するステップと、決算予想出力ファイルに{年間粗利率=(年間工事高−年間工事原価)}、{当月粗利=(当月工事高−当月工事原価)}、{年間粗利率=(年間粗利÷年間工事高)}及び{当月粗利率=(当月粗利÷当月工事高)}のデータを格納するステップ。次いで、[年間経費]の全データの合計金額を[年間一般管理費ファイル]に格納するステップ、年間経費÷n×(n=当月までの月数)を[当月一般管理費ファイル]に格納するステップ。次いで、[一般管理費]の全データの合計金額を年間一般管理費に加算するステップ、一般管理費÷n×(n=当月までの月数)を当月一般管理費に加算するステップから決算予想値を出力する計算手段として機能させることを第1の特徴とする。また、「収益キューブ(借方キューブ」に「売り上げ、収入の情報」を蓄積格納するデータ記録手段、また、「費用キューブ(貸方キューブ」に「支払い、出金の情報」を蓄積格納するデータ記録手段を備え、「売り上げ、収入」データの出力に関しては「収益キューブ(借方キューブ」を、また、支払い、出金データの出力に関しては「費用キューブ(貸方キューブ」内の立体セルを任意に組み合わせることで、必要とする情報を構築する組合せ手段を有することを第2の特徴とする。さらに、経営管理システムに基づく工事台帳と資金繰りシステムは、入力手段により入力される工事台帳データ、売上データ、請求データ、日報データに基づいて、所定の工事に対応する経理、工事台帳、見積り受注率と工事粗利率、資金繰りと貸借対照表、決算予想と損益計算書、入力データ情報、マスター情報の各種データベースを構築する演算部と、前記各帳票を表示する表示手段とを備え、各種時系列データに基づいて資金繰り情報を出力することを第3の特徴とする。またさらに、収益キューブ(借方キューブの情報を完成工事高として、また、費用キューブ(貸方キューブの情報を完成工事原価、未成工事支出金、一般管理費として活用することにより、任意の時間指定が可能な損益計算書を作成して出力することを第4の特徴とする。

本発明によれば、下記の優れた効果が得られる。
(1)一件工事毎、月毎の履行管理ができる。
(2)支払検収相手先毎に、毎月計上される支払請求書の査定をするに当たり契約金額と支払実績の対比が容易にでき、当月の支払検収金額の査定が容易にできる。
(3)過去の工事情報において「支払相手先毎、月毎」の情報の入手が容易である。
(4)一件工事の履行状況に対する各支払検収相手先(契約先)毎の履行実績の対比ができる。
(5)「年間工事台帳」の情報を元にして、売上計上情報、支払検収情報を経て、資金繰り情報の入手ができる。
(6)「年間工事台帳」の情報を元にして、一件工事毎の集計をすることにより、決算予想ができる。
(7)「年間工事台帳」を集計することにより「得意先」「支払検収相手」「材料費」「労務費」「外注費」「経費」「工事粗利」「利益率」の累計及び明細における三次元管理ができる(日毎、指定月間毎、年間の管理)。
以下、図面に従って本発明の経営管理システムの基本構想である経営管理キューブについて詳細に説明する。
本発明に係る経営管理システムの基本概念として、経営を管理するに当たり、現在の複式簿記の手法に「時間軸」を加えて三次元管理する。先ず、データを明確化するために、収入(借方)の部と支出(貸方)の部を明確に分離した。このため、図1及び図2に示すように、収入の管理場所としての「借方キューブ」1と、支出の管理場所としての「貸方キューブ」2の仮想の立方体を作り、「借方キューブ」1には、X軸上に「収益の科目」1a、Y軸上に「得意先」1b、Z軸方向に「時間」1cを取り、各々のデータを格納する立体セルを設ける。「貸方キューブ」2には、X軸上に「費用の科目」2a、Y軸上に「支払い相手先」2b、Z軸方向に「時間」2cを取り、各々のデータを格納する立体セルを設ける。すなわち、「借方キューブ」1、「貸方キューブ」2共に、X、Y、Zの軸を持ち、これらの軸上に積層されたデータ格納場所としての複数の立体セルから構成された仮想キューブとする。
[借方キューブ]について説明する。
図3に示すように、「借方キューブ」1のX軸には、「収益の科目」1aとなる(工事名、雑収入項目)を、Y軸には「得意先」1bとしての(得意先名称)を、Z軸には、「時間」1cとなる(月あるいは日)の各項目を設け、受注した工事名と、その発注元となる得意先名が交差する点のセル内に売上金額データを格納し、月日の経過により、Z軸方向にデータを積層していく。図3では、1月を期首として、同年の9月30日を迎えた時点を示すキューブであり、実線部分は、決算期の4分の3を経過した時点での収入の状況を示すものとなる。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、このデータを加工すると、表1に示す各種帳票を出力することができる。
Figure 0005347304
図4は、1月を期首として、同年の12月31日を迎えた時点での「借方キューブ」1を示すもので、実線部分は、決算を迎えた時期の収入状況を示すものとなる。このデータを加工・抽出すると、図3に示すキューブのデータを年間の確定値として得ることができる。
操作:[借方キューブの任意のセルをY軸方向に抜き取る]
図5に示すように、借方キューブの一部分のセル情報を抜き取ることで、さらに詳しい帳票を得ることができる。X軸を単位としてY軸方向に抜き取ると、工事毎のデータを得ることができる。例えば、図5のキューブの斜線部分は、収益科目[イロハ施設設備工事]の5月の売上計上の状況を示す。また、図6のキューブに示す斜線部分のように、平面で抜き取ると、[イロハ施設設備工事]の年間の売上状況を得ることができる。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、これらのデータを加工・抽出すると、表2に示す2種類の工事台帳を出力することができ、[イロハ施設設備工事]における、売上の詳細を閲覧することができる。
Figure 0005347304
操作:[借方キューブの任意のセルをX軸方向に抜き取る]
図7に示すように、Y軸を単位として、Y軸方向に抜き取ると、得意先毎のデータを得ることができる。例えば、図7のキューブの斜線部分は、得意先[国土交通省]の3月の売上状況を示す。また、後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、これらの斜線部分のデータを加工・抽出すると、表3に示す帳票を出力することができる。
Figure 0005347304
操作:[借方キューブの任意のセルをZ軸の断面で抜き取る]
図9に示すように、Z軸の断面を抜き取ると、月毎の売上計上の状況データを得ることができる。例えば、図9のキューブの斜線部分は、7月度の売上計上の状況を示す。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、これらのデータを加工・抽出すると、表4に示す各帳票を出力することができる。
Figure 0005347304
[仮想借方キューブ]について説明する。
操作:[借方キューブに仮想受注工事を予想データとして加える]
決算予想及び資金繰り予想における収入の計画を立てるためには、現在の収入の確定値と未成工事の収入計画、さらに、今後受注する予定の工事の収入計画を合計して検討する必要がある。そこで、図10に示すように、借方キューブ1に、仮想受注工事を加えたものを「仮想借方キューブ」1Aと呼ぶ。例えば、図10のキューブの斜線部分は、[(受注予定工事)ABC工事]の予想データを示す。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、受注前に予想データ(受注予定金額、契約条件等)を入力すると、表5に示す各種帳票を出力することができる。
Figure 0005347304
[仮想借方キューブの比較]について説明する。
操作:収入のデータを管理するとき、受注予定物件を取捨選択するために、それぞれの受注に対して収入の計画を立て、その中から最善の受注計画を実行する。そこで、図11に示すように、仮想受注に対して必要な数の「仮想借方キューブ」1Aを作り、それぞれの受注計画における収入の状況を仮想する。例えば、図11のキューブは、[ABC工事]を受注した場合、[大分施設工事]を受注した場合、[ABC工事]と[大分施設工事]の2件を受注した場合の「仮想借方キューブ」1Aを並べた状態で、それぞれの収入の状況を仮想したデータを示す。現在を9月30日とした場合、1月〜9月のデータは確定値を示し、図11の各キューブの斜線部分は、受注予定物件を受注した場合の年間収入状況を示す。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、これらのデータを加工・抽出すると、表6に示す各種帳票を出力することができる。
Figure 0005347304
[貸方キューブ]について説明する。
図12に示すように、「貸方キューブ」2のX軸には、「費用の科目」2aとなる(工事名、一般管理費、雑収入項目)を、Y軸には「支払相手先」2bとしての(材料費、労務費、外注費、経費の各名称)を、Z軸には、「時間」2cとなる(月あるいは日)の各項目を設け、受注した工事名と、その工事で発生した費用の支払相手先が交差する点のセル内に支払金額データを格納し、月日の経過により、Z軸方向にデータを積層していく。図12は、1月を期首として、同年の9月30日を迎えた時点を示すキューブであり、実線部分は、決算期の4分の3を経過した時点での支出の状況を示すものとなる。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、このデータを加工すると、表7に示す各種帳票を出力することができる。
Figure 0005347304
図13は、1月を期首として、同年の12月31日を迎えた時点での「貸方キューブ」2を示すもので、実線部分は、決算を迎えた時期の支出状況を示すものとなる。このデータを加工・抽出すると、図12に示すキューブのデータを年間の確定値として得ることができる。
操作:[貸方キューブの任意のセルをY軸方向に抜き取る]
図14に示すように、貸方キューブの一部分のセル情報を抜き取ることで、さらに詳しい帳票を得ることができる。X軸を単位としてY軸方向に抜き取ると、工事毎のデータを得ることができる。例えば、図14のキューブの斜線部分は、費用の科目[イロハ施設設備工事]の5月の支払検収の状況を示す。また、図15のキューブの斜線部分のように、平面で抜き取ると、[イロハ施設設備工事]の年間の支払検収状況を得ることができる。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、これらのデータを加工・抽出すると、表8に示す3種類の工事台帳を出力することができ、[イロハ施設設備工事]における、支払の詳細を閲覧することができる。
Figure 0005347304
操作:[貸方キューブの任意のセルをX軸方向に抜き取る]
図16に示すように、Y軸を単位として、X軸方向に抜き取ると、支払相手先毎のデータを得ることができる。例えば、図16のキューブの斜線部分は、支払相手先[徳丸金物店]の3月の支払検収状況を示す。さらに平面でデータを抜き取ると、図17のキューブのようになり、支払相手先[徳丸金物店]の年間の支払検収状況が示される。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、これらの斜線部分のデータを加工・抽出すると、表9に示す各種帳票を出力することができる。
Figure 0005347304
操作:[貸方キューブの任意のセルをZ軸の断面で抜き取る]
図18に示すように、Z軸の断面を抜き取ると、月毎の支払検収の状況データを得ることができる。例えば、図18のキューブの斜線部分は、7月度の売上計上の状況を示す。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、これらのデータを加工・抽出すると、表10に示す各帳票を出力することができる。
Figure 0005347304
[仮想貸方キューブ]について説明する。
操作:[貸方キューブに仮想受注工事を予想データとして加える]
決算予想及び資金繰り予想における支出の計画を立てるためには、現在の支出の確定値と未成工事の支出計画、さらに、今後受注する予定の工事の支出計画を合計して検討する必要がある。そこで、図19に示すように、貸方キューブ2に、仮想受注工事を加えたものを「仮想貸方キューブ」2Aと呼ぶ。例えば、図19のキューブの斜線部分は、[(受注予定工事)ABC工事]の予想データを示す。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、受注前に予想データ(実行予算、契約条件等)を入力すると、表11に示す各種帳票を出力することができる。
Figure 0005347304
[仮想貸方キューブの比較]について説明する。
操作:支出のデータを管理するとき、受注予定物件を取捨選択するために、それぞれの受注に対して支出の計画を立て、その中から最善の受注計画を実行する。そこで、図20に示すように、仮想受注に対して必要な数の「仮想貸方キューブ」2Aを作り、それぞれの受注計画における支出の状況を仮想する。例えば、図20のキューブは、[ABC工事]を受注した場合、[大分施設工事]を受注した場合、[ABC工事]と[大分施設工事]の2件を受注した場合の「仮想貸方キューブ」2Aを並べた状態で、それぞれの支出の状況を仮想したデータを示す。現在を9月30日とした場合、1月〜9月のデータは確定値を示し、図20の各キューブの斜線部分は、受注予定物件を受注した場合の年間支払検収状況を示す。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、これらのデータを加工・抽出すると、表12に示す各種帳票を出力することができる。
Figure 0005347304
[収入と支出の対比]について説明する。
図21に示すように、借方キューブ1と貸方キューブ2を組み合わせると、収入と支出のバランスを示すことができる。すなわち、借方キューブ1の量(セルの体積)が貸方キューブ2の量(セルの体積)を上回れば、「黒字」である。逆に、借方キューブ1の量が貸方キューブ2の量を下回ると「赤字」である。図21の双方のキューブは、決算期を迎え、収入と支出が確定した状態を示し、後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、これらのデータを加工・抽出すると、表13に示す各種帳票の年間確定値を出力することができる。
Figure 0005347304
図22は、各々一対となった「仮想借方キューブ」1Aと「仮想貸方キューブ」2Aの収入と支出の対比を示すものであり、例えば、[ABC工事]を受注した場合、[大分施設工事]を受注した場合、[ABC工事]と[大分施設工事]の2件を受注した場合の3パターンを比較した。これらのキューブの総量比較により、それぞれの仮想工事が収入と支出に与える影響を把握した上で、どの受注パターンを実行した場合が収入と支出に対して最も有益かを比較検討して最善の受注計画を選択することができ、「今期決算」「資金繰り」「次期の経営計画」の助力とすることができる。後述する「工事台帳と資金繰りシステム」を用いて、これらのデータを加工・抽出すると、表14に示す各種帳票を出力することができる。
Figure 0005347304
以上説明したように、「借方キューブ」1に「売り上げ、収入の情報」を蓄積する。また、「貸方キューブ」2に「支払い、出金の情報」を蓄積し、「売り上げ、収入」に関しては「借方キューブ」1を、また、支払い、出金に関しては「貸方キューブ」2をこれらの立体セルを任意に組み合わせることで、必要とする情報を構築し入手するものであり、例えば、「年間工事台帳」はこの切断された断面に表出した情報の一つである。また、「借方キューブ」1と「貸方キューブ」2の総量の比較が決算(年間、月次)である。また、「借方キューブ」1と「貸方キューブ」2を時間軸(Z軸)で集計比較すると「年間資金繰り」「月間資金繰り」「日繰り予定表」となる。
以下、本発明の経営管理システムを実現する一例としての工事台帳と資金繰りシステム(アプリケーションソフトウエア)について詳細に説明する。当該システムは下記の機能を有する。
・決算予想と損益計算書:決算予想表・決算予想内訳表・決算予想内訳表(受注予定工事を含む)・手持ち工事額・月毎工事受注表の各種帳票の印刷を行なう。
・資金繰りと貸借対照表:月次資金繰り表(確定・未完成工事含む・受注予定工事含む)・売上計上一覧(確定・未完成工事含む・受注予定工事含む)・支払検収一覧(確定・未完成工事含む・受注予定工事含む)・日繰り予定表の各種帳票印刷を行なう。
・工事台帳:請負工事台帳、年間工事台帳などの各種帳票の印刷を行なう。
・経理:入金表、出金表、収支表、収支内訳表、収支内訳表(担当別)、売上データ、支払データ、月報データ、支払明細書・集計、仕掛一覧表の各種帳票印刷を行なう。
・見積り受注率と工事粗利率:見積り受注率と工事粗利率の印刷を行なう。
・データ入力:受注物件情報、実行予算情報、受注予定工事情報、労務費、材料費、外注費、諸経費、売上金額、入金予定、出金予定、売上計上予定、支払検収予定、月次の資金対策、等の入力を行なう。
・マスター入力:取引先情報、カレンダー、年間経費、一般管理費、支払条件、等の入力を行なう。
・システム設定:システム設定及び、期の繰越処理を行う。
・繰越金の表示/修正もできる。
当該「工事台帳と資金繰りシステム」は、図23(a)に示すように、アプリケーションソフト及び各種データを格納する記憶装置7に接続された演算部3と、この演算部3にインターフェイス8を介して接続されたデータを入力するキーボード及びマウス等のデータ入力手段4と、このデータ入力手段4からのデータ入力作業に従って工事台帳に必要なデータを演算作成すると共に、ディスプレイ5に表示可能な表形式の工事台帳、決算予想と損益計算書、資金繰りと貸借対照表(以下、各帳表という)を作成し、演算生成されたデータを各帳表内に表示せしめると共に、演算部3により作成された各帳表を印刷するプリンター6とを備えたハード構成とされ、システム全体を総括的に制御するプログラムは、図23(b)に示すモジュール構成とされている。すなわち、入力データ情報10、マスター情報11と、本システムにリンクされた積算ソフト12、会計ソフト13及び給与ソフト14から、決算予想と損益計算書15、資金繰りと貸借対照表16、工事台帳17、見積り受注率と工事粗利率18及び経理19の各種帳票を出力する機能を有し、経営サポート情報20を得ることができる。
尚、本実施態様における工事台帳と資金繰りシステムは、パーソナルコンピュータ9の演算部6において所定のOS上で作動するアプリケーシションソフトウエアにより実行される。尚、以下、各データ処理のフローチャートのステップの表記について、概略の処理フローについては処理ステップR1〜Rnで、詳しい関数の演算処理フローについては、処理ステップS1〜Snとし、参照符号の煩雑さを避けるため、R1又はS1からの昇順として表記する。
先ず、図24に示す[メインメニュー]画面について説明する。
<表示>
・アプリケーション起動時に表示する。
・プロクテクタ用のPCIDを表示する。
・[データ入力][マスター入力][データ出力][経理][資金繰り]各ボタン押下時に各画面を表示する。
<操作>
・ヘルプボタン押下によりヘルプファイルが目次・キー検索できる状態で表示される。
・終了ボタン押下によりアプリケーションを終了する。
<入出力条件>なし。
「決算予想と損益計算書」
収支表出力:経理ボタンを押下すると、図25に示す収支表作成画面が表示される。
まず、日付入力は当該画面に表示されるカレンダーをクリックして指定するか、キーボードに数字を入力して行なう。収支表出力ボタンを押下時に、工事マスターの工期(開始)が、入力指定した日付以前である工事コードを対象とした収支情報を、得意先コード毎に出力する。対象となる工事コードをキーにして、[請求データ]テーブル、[売上データ]テーブル、[前払金額データ]テーブル、[日報データ]テーブル、[労務マスター]テーブル、[得意先マスター]テーブルから、入力した日付以前のデータを集計し、[収支表出力]テーブルに一時保存する。尚、以下単に[T_XXXXX]として表し、他のテーブルも同様に記す。
入出力条件としては、
<入力項目>:期日欄を設ける。
<出力項目>:期日欄(収支表期日指定画面にて入力した期日)、得意先コード欄、得意先名欄(得意先マスターファイルより得意先コードに該当する得意先名)、受注金額欄(最後に総合計を表示)、前払金額欄(最後に総合計を表示)、売上金額欄(最後に総合計を表示)、支払金額合計欄、完成工事金額欄(総合計のみ表示)、手持工事金額欄(総合計のみ表示)、粗利欄(工事完了のチェックが付いている工事コードを対象とする・受注金額−支払金額を表示・最後に全体の粗利を表示)、粗利率欄(工事完了チェックが付いている工事コードを対象とする・(受注金額−支払金額)/受注金額を表示・最後に全体の粗利率を表示)を設ける。
収支内訳表の帳票レイアウトを図26に示し、図27に収支表出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
収支表出力ボタン押下すると演算が開始され、取得した内訳データの正否(S_shuusi_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であればそのまま処理を終了する。ステップR1で取得した収支データが正常であると判断されると、売上金額の合計の正負(N_uriage_total<>0)を判定する(ステップR2)。
ステップR2で、YES(売上金額の合計が正(+))の場合、(受注金額−支払金額)/受注金額{(N_uriage_total−N_shiharai_total)/N_uriage_total}の値を総合計の粗利率欄にセットし(ステップR3)、再度売上金額の合計の正負(N_uriage_total<>0)を判定する(ステップR4)、ステップR2で、NO(売上金額の合計が負(−))の場合、総合計の粗利率欄に“−”をセットし(ステップR2a)、ステップR4に移行する。
ステップR4で、YES(売上金額の合計が正(+))の場合、(受注金額−支払金額)/受注金額{(N_uriage_total−N_shiharai_total)/N_uriage_total}の値を全体の粗利率欄にセットし(ステップR5)、手持工事金額の合計の正負(N_temochi_total<>0)を判定する(ステップR6)。尚、ステップR4で、NO(売上金額の合計が負(−))の場合、全体の粗利率欄に“−”をセットし(ステップR4a)、ステップR6に移行する。
ステップR6で、YES(手持工事金額の合計が正(+))の場合、N_temochi_totalを手持工事欄にセットし(ステップR7)、次いで、完成工事金額の合計の正負(N_kansei_total<>0)を判定する(ステップR8)。尚、ステップR6で、NO(手持工事金額の合計が負(−))の場合、手持工事欄に“−”をセットし(ステップR6a)、ステップR8に移行する。
ステップR8で、YES(完成工事金額の合計が正(+))の場合、N_kansei_totalを完成工事金額欄にセットし(ステップR9)、収支表の帳票を表示し(ステップR10)、処理を終了する。ステップR9で、NO(完成工事金額の合計が負(−))の場合、完成工事金額欄に“−”をセットし(ステップR8a)、ステップR9を迂回してステップR10に移行して、処理を終了する。
図28及び図29に、収支表出力ボタン押下時のS_shuusi_dataget関数のフローチャートを示す。
収支表出力ボタン押下して演算が開始され(ステップS1)、入力された日付が異常であれば、画面に「日付を指定してください」と表示され(ステップS1a)、そのまま演算を終了する。入力された日付が正常であれば、[T_収支表出力データ]をクリアし(ステップS2)、[T_工事マスター]の工期開始が入力された日付より前のデータを抽出する(ステップS3)、ステップS4で、NO(該当データ無し)の場合には、画面に「該当データはありません」と表示され(ステップS4a)、そのまま演算を終了する。
次いで、ステップS4で、YES(該当データ有り)の場合には、工事マスターから抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)まで抽出し(ステップS5)、請求データより工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前のデータを抽出する(ステップS6)、次いで、ステップS7で該当データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、全該当データの請求金額に今回の請求金額を加算する(ステップS8)、NO(該当データ無し)の場合にはステップS8を迂回してステップS9に移行し、請求繰越データより工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前のデータを抽出する(ステップS9)。
次いで、ステップS10で、該当する繰越金データの有無を判断し、YES(該当する繰越金データ有り)の場合には、今回の繰越金額を加算し(ステップS11)、前払金額データより工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前のデータを抽出する(ステップS12)。ステップS10で、NO(該当する繰越金データ無し)の場合には、ステップS11を迂回してステップS12に移行する。
次いで、ステップS13で該当する前払金データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、全前払金額に今回の前払金額を加算し(ステップS14)、売上データより工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前のデータを抽出する(ステップS15)。ステップS13で該当する繰越金データが無い場合にはステップS14を迂回してステップS15に移行する。
次いで、ステップS16で該当する全売上データの有無を判断し、該当する売上データがある場合には、全該当データの売上金額に今回の売上金額を加算し(ステップS17)、売上繰越データより工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前の売上金額データを抽出する(ステップS18)。
次いで、ステップS19で、該当する売上繰越データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、今回の繰越金額を加算し(ステップS20)、得意先名を取得する(ステップS21)。ステップS19で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS20を迂回してステップS21に移行する。
ステップS21で得意先名を取得した後、日報データより工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前の売上繰越データを抽出する(ステップS22)。ステップS23で、該当する売上繰越データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、全該当データの売上金額をn_uriagekin(今回の売上金額)に加算し(ステップS24)、[T_労務マスター]より日報データの労務コードに一致するデータを抽出する(ステップS25)。ステップS23で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS24を迂回してステップS25に移行する。
次いで、ステップS25で抽出した労務コードに一致するデータの有無を判断し(ステップS26)、YES(該当データ有り)の場合には、「通常単価」、「残業単価」、「深残単価」、「早出単価」を格納し(ステップS27)、労務費を計算する(ステップS28)、ステップS26で、NO(該当データ無し)の場合には、「通常単価」、「残業単価」、「深残単価」、「早出単価」にゼロを格納し、ステップS27を迂回してステップS28に移行する。ここで、労務費は(通常単価×通常作業時間+残業単価×残業時間+深残単価×深残作業時間+早出単価×早出作業時間)で算出し、各作業時間は日報データから取得する。
次いで、労務費繰越データより工事コードに一致するデータを抽出し(ステップS29)、ステップS30で該当する労務費繰越データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、全該当データの労務費を今回の労務費に加算し(ステップS31)、収支表出力から得意先コードが一致するデータを抽出する(ステップS32)。ステップS30で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS31を迂回してステップS32に移行する。
ステップS32で収支表出力から得意先コードが一致する該当データが抽出されると、ステップS33で該当する得意先コードデータの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、新規レコードを作成し同時に複数のフィールドにデータを追加する(AddNweメソッド)を行い(ステップS34)、収支表出力の得意先コード・得意先名に得意先コード・得意先名を格納し(ステップS35)、収支表出力の受注金額に工事マスターの受注金額を加算する(ステップS36)。ステップS33で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS34及びステップS35を迂回してステップS36に移行する。
ステップS36で収支表出力の受注金額に工事マスターの受注金額が加算されると、工事マスターの追加工事日1が指定期日内にあるかどうかを判断し(ステップS37)、工事マスターの追加工事日1が指定期日内にある場合には、収支表出力の受注金額に工事マスターの追加工事1の金額を加算する(ステップS38)。次いで、工事マスターの追加工事2が指定期日内にあるかないかを判断する(ステップS39)。ステップS37で工事マスターの追加工事日1が指定期日内に無い場合には、ステップS38を迂回してステップS39に移行する。
ステップS39で工事マスターの追加工事2が指定期日内にあると判断されると、収支表出力の受注金額に工事マスターの追加工事2の金額を加算する(ステップS40)。次いで、工事マスターの追加工事3が指定期日内にあるかどうかを判断し(ステップS41)、工事マスターの追加工事3が指定期日内にある場合には、収支表出力の受注金額に工事マスターの追加工事3の金額を加算する(ステップS42)。ステップS39で工事マスターの追加工事2が指定期日内に無いと判断されると、ステップS40を迂回してステップS41に移行する。
ステップS42で収支表出力の受注金額に工事マスターの追加工事3の金額が加算されると、収支表出力の前払金額に今回の前払金額を加算する(ステップS43)。ステップS41で工事マスターの追加工事3が指定期日内に無いと判断されると、ステップS42を迂回してステップS43に移行する。
ステップS43で収支表出力の前払金額に今回の前払金額が加算されると、収支表出力の売上金額に今回の売上金額を加算する(ステップS44)、次いで、収支表出力の支払金額合計に請求金額と労務費を加算する(ステップS45)。
次いで、工事マスターの工事完成チェックが1日であり、かつ工事完成日が指定期日前であるかどうかを判断し(ステップS46)、YESの場合、収支表出力の粗利に{(前払金額+売上金額)−(請求金額+労務費)}/(前払金額+売上金額)の値を格納し(ステップS47)、売上トータルに、前払金額と売上金額を加算し(ステップS48)、支払トータルに、支払金額と労務費を加算し(ステップS49)、完成トータルに、工事マスターの受注金額を加算し(ステップS50)、アプリケーションを更新(update)する(ステップS51)。ステップS46で、NOの場合、手持トータルに工事マスターの受注金額を加算し(ステップS46a)、ステップS47、ステップS48、ステップS49、ステップS50を迂回してステップS51に移行する。
ステップS51でデータベースを更新(update)した後、工事マスターから抽出データの次のレコードへ移動し(ステップS52)、工事マスターから抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)まで抽出し(ステップS53)、取得したデータが正常(S_shuusi_dataget=0)である場合(ステップS54)、データベースの更新を確定するために再度T_収支表出力のオープン/クローズ処理を行って(ステップS55)、一連の処理を終了する。
図30に、収支表出力ボタン押下時のS_get_tokuisaki関数のフローチャートを示す。
収支表出力ボタン押下して演算が開始され、引数の得意先コードと一致する得意先名を[T_得意先マスター]から抽出し(ステップR1)、該当データの有無を判定する(ステップR2)、ステップ2で、YES(該当データ無し)の場合、S_get_tokuisaki=“”として、処理を終了する。尚、ステップR2で、NO(該当データ有り)の場合、S_get_tokuisaki=[取得した得意先名]として(ステップR2a)として演算を終了する。
[収支内訳表出力]処理について説明する。
<表示>:経理ボタンを押下すると、収支表出力画面が表示される。
まず、日付入力は当該画面に表示されるカレンダーをクリックして指定するか、キーボードに数字を入力して行なう。工事コード順に表示される。
<操作>:収支内訳表出力ボタンを押下時に、工事マスターの工期(開始)が、入力指定した日付以前である工事コードを対象とした収支情報を、工事コード毎に出力する。
対象となる工事コードをキーにして、[T_工事マスター]、[T_請求データ]、[T_売上データ]、[T_前払金額データ]、[T_日報データ]、[T_労務マスター]から、入力した日付以前のデータを集計し、[T_収支表内訳出力]に一時保存する。
入出力条件としては、
<入力項目>:期日欄を設ける。
<出力項目>:期日欄(収支表期日指定画面にて入力した期日)、工事コード欄、工事名欄、受注金額欄、前払金額欄、売上金額欄、支払金額合計欄、粗利欄(工事完了のチェックが付いている工事コードを対象とする・受注金額−支払金額を表示)、粗利率欄(工事完了チェックが付いている工事コードを対象とする(受注金額−支払金額)/受注金額を表示)を設ける。
収支内訳表の帳票レイアウトを図31に示し、図32に収支内訳表出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
収支内訳表出力ボタン押下すると演算が開始され(ステップR1)、取得した内訳データの正否(S_uchiwak_dataget=0)を判断し(ステップR2)、データが異常であればそのまま処理を終了する。ステップR2で取得した内訳データが正常であると判断されると、売上金額の合計の正負が(N_uriage_total<>0)が判断される(ステップR3)。売上金額の合計が正(+)の場合、(受注金額−支払金額)/受注金額{(N_uriage_total−N_shiharai_total)/N_uriage_total}の値を総合計の粗利率欄にセットし(ステップR4)、収支内訳表の帳票を表示し(ステップR5)、処理を終了する。ステップR3で判断された売上金額の合計が負(−)の場合、総合計の粗利率欄に(−)をセットし(ステップR3a)、ステップR4を迂回して収支内訳表の帳票を表示して(ステップR5)、処理を終了する。
図33、図34及び図35に収支内訳表出力ボタン押下時のS_uchiwake_dataget関数のフローチャートを示す。
収支内訳表出力ボタン押下して演算が開始され、入力された日付の正否を判断し(ステップS1)、入力された日付が異常であれば、画面に「日付を指定してください」と表示され(ステップS1a)、期日が指定されていない(S_uchiwake_dataget=2)として(ステップS1b)、そのまま演算を終了する。ステップS1で入力された日付が正常であれば、収支内訳表出力のデータをクリアし(ステップS2)、工事マスターファイルより、工期開始が入力された日付より前の収支内訳データを抽出する(ステップS3)。
次いで、ステップS4で該当する収支内訳データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、画面に「該当データはありません」と表示され(ステップS4a)、該当データが無い(S_shuusi_dataget=3)として(ステップS4b)、演算を終了する。ステップS4で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事マスター]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)まで抽出し(ステップS5)、請求データより工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前の収支内訳データを抽出する(ステップS6)。
次いで、ステップS7で該当する収支内訳データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、全該当データの請求金額をn_seikyukingaku(今回の請求金額)に加算し(ステップS8)、[T_請求繰越データ]より工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前の繰越金額データを抽出する(ステップS9)。尚、ステップS7で、NO(該当データ無し)の場合には、n_seikyukingaku=0として、関数に戻り値0が付与され(ステップS7a)、ステップS8を迂回してステップS9に移行する。
次いで、ステップS10で、該当する請求繰越金データの有無を判断し、YES(該当する繰越金データ有り)場合には(n_seikyukingaku=n_seikyukingaku+繰越金額)と計算して今回の請求金額を加算し(ステップS11)、前払金額データより工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前のデータを抽出する(ステップS12)。尚、ステップS10でNO(該当する繰越金額データ無し)の場合には、ステップS11を迂回してステップS12に移行する。
次いで、ステップS13で該当する前払金額データの有無を判断し、YES(該当する前払金額データ有り)の場合には、全該当データの前払金額をn_maebaraikin(今回の前払金額)に加算し(ステップS14)、売上データファイアルより工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前の前払金額データを抽出する(ステップS15)。尚、ステップS13でNO(該当する繰越金データ無し)の場合には、n_maebaraikin=0として、関数に戻り値0が付与され(ステップS13a)、ステップS14を迂回してステップS15に移行する。
次いで、ステップS16で該当する全売上データの有無を判断し、YES(該当する売上金額データ有り)の場合には、全該当データの売上金額をn_uriagekin(今回の売上金額)に加算し(ステップS17)、[T_売上繰越データ]より工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前の売上金額データを抽出する(ステップS18)、尚、ステップS16でNO(該当する売上金データ無し)の場合には、n_uriagekin=0として、関数に戻り値0が付与され(ステップS16a)、ステップS17を迂回してステップS18に移行する。
次いで、ステップS19で該当する売上繰越金額データの有無を判断し、YES(該当する売上繰越金額データ有り)の場合には、(n_uriagekin=n_uriagekin+繰越金額)と計算して今回の繰越金額を加算し(ステップS20)、[T_日報データ]より工事コードに一致し、かつ工期開始が入力された日付より前の繰越金額データを抽出する(ステップS21)。尚、ステップS19でNO(該当する繰越金額データ無し)の場合には、ステップS20を迂回してステップS21に移行する。
次いで、ステップS22で該当する売上金額データの有無を判断し、YES(該当する売上金額データ有り)の場合には、全該当データの売上金額をn_uriagekin(今回の売上金額)に加算し(ステップS23)、[T_労務マスター]より日報データの労務コードに一致する売上金額データを抽出する(ステップS25)。尚、ステップS22でNO(該当する売上金額データ無し)の場合には、n_roumu=0として、関数に戻り値0が付与され(ステップS22a)、ステップS23を迂回してステップS24に移行する。
次いで、ステップS24で、抽出した労務コードに一致する売上金額データの有無を判断し(ステップS25)、YES(該当する売上データ有り)の場合には、「通常単価」、「残業単価」、「深残単価」、「早出単価」を格納し(ステップS26)、労務費を計算する(ステップS27)。ここで、労務費は{n_roumuhi=n_roumuhi+(通常単価×通常作業時間+残業単価×残業時間+深残単価×深残作業時間+早出単価×早出作業時間)}として算出し、各作業時間は日報データファイルから取得する。尚、ステップS25でNO(該当する売上金額データ無し)の場合には、「通常単価」、「残業単価」、「深残単価」、「早出単価」に各々ゼロを格納し(ステップS25a)、ステップS26を迂回してステップS27に移行する。
次いで、[T_労務費繰越データ]より工事コードに一致する労務費繰越データを抽出し(ステップS28)、ステップS29で、該当する労務費繰越データの有無を判断し、YES(該当する労務費繰越データ有り)の場合には、全該当データの繰越労務費をn_roumu(今回の労務費)に加算し(ステップS30)、収支内訳表出力ファイルから工事コードが一致するデータを抽出する(ステップS31)。尚、ステップS29でNO(該当する労務費繰越データ無し)の場合には、ステップS30を迂回してステップS31に移行する。
次いで、ステップS31で抽出した工事コードに一致する受注データの有無を判断し(ステップS32)、YES(該当する受注データ無し)の場合には、ステップS33で[T_収支内訳表出力]に新規レコードとして追加し、さらに、[T_収支内訳表出力]の「工事コード」、「工事名」、「担当者コード」に、[T_工事マスター]から抽出している「工事コード」、「工事名」、「担当者コード」を格納した(ステップS34)後、[T_収支内訳表出力]の受注金額に[T_工事マスター]の受注金額を加算する(ステップS35)。尚、ステップS32でNO(該当する受注データ有り)の場合には、ステップS33及びステップS34を迂回してステップS35に移行する。
次いで、[T_工事マスター]の追加工事日1が指定期日内にあるかどうかを判断し(ステップS36)、YES(指定期日内にある)の場合には、[T収支内訳表出力]の受注金額に工事マスターの追加工事1の受注金額を加算し(ステップS37)、ステップS38に移行する。尚、ステップS36でNO(指定期日内に無い)の場合には、ステップS37を迂回してステップS38に移行する。
次いで、[T工事マスター]の追加工事日2が指定期日内にあるかどうかを判断し(ステップS38)、YES(指定期日内にある)の場合には、[T_収支内訳表出力]の受注金額に[T_工事マスター]の追加工事2の受注金額を加算し(ステップS39)、ステップS40に移行する。尚、ステップS38でNO(指定期日内に無い)の場合には、ステップS39を迂回してステップS40に移行する。
次いで、[T_工事マスター]の追加工事日3が指定期日内にあるかどうかを判断し(ステップS40)、YES(指定期日内にある)の場合には、[T_収支内訳表出力]の受注金額に[T_工事マスター]の追加工事3の受注金額を加算し(ステップS41)、ステップS42に移行し、[T_収支内訳表出力]の前払金額にn_maebaraikin(今回の前払金額)を加算する(ステップS42)。尚、ステップS40でNO(指定期日内に無い)の場合には、ステップS41を迂回してステップS42に移行する。
次いで、[T_収支表出力]の売上金額にn_uriagekin(今回の売上金額)を加算する(ステップS43)、次いで、[T_収支表出力]の支払金額合計にn_seikyukingaku(今回の請求金額)とn_roumuhi(今回の労務費)を加算する(ステップS44)。
次いで、[T_工事マスター]の工事完成チェックが1日であり、かつ工事完成日が指定期日前であるかどうかを判断し(ステップS45)、YES(指定期日より前)の場合、[T_収支表出力]の粗利に{(n_maebaraikin(今回の前払金額)+n_uriagekin(今回の売上金額)−(n_seikyukingaku(今回の請求金額)+n_roumuhi(今回の労務費)}/n_maebaraikin(今回の前払金額)+n_uriagekin(今回の売上金額)}の値を格納する(ステップS47)。
次いで、N_uriage_total(売上トータル)に、n_maebaraikin(今回の前払金額)とn_uriagekin(今回の売上金額)を加算する(ステップS48)。ここで、N_uriage_totalはグローバル変数(プログラムの中のもっとも外側のブロックで宣言された変数で、すべてのブロックで有効なもの。大域変数とも呼ばれる。プログラム全体に対して定義される変数で、プログラムのどこからでも参照・更新することができる。)とする。
次いで、N_siharai_total(支払トータル)に、n_siharai(今回の支払金額)とn_roumuhi(今回の労務費)を加算する(ステップS49)。ここで、N_siharai_totalはグローバル変数(プログラムの中のもっとも外側のブロックで宣言された変数で、すべてのブロックで有効なもの。大域変数とも呼ばれる。プログラム全体に対して定義される変数で、プログラムのどこからでも参照・更新することができる。)とする。
次いで、[T_収支内訳表]のレコードを更新する(ステップS50)。尚、ステップS45で、NO(指定期日より後)の場合、ステップS46、ステップS47、ステップS48及びステップS49を迂回してステップS50に移行する。ステップS50で[T_収支内訳表]のレコードを更新した後、[T_工事マスター]の抽出データの次のレコードへ移行し、[T_工事マスター]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)まで抽出する(ステップS52)。次いで、[T_収支内訳表出力]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)まで検索ループを開始する(ステップS54)。n_tantouに[T_収支内訳表出力]の担当者コードを格納し(ステップS55)、n_arari_existをfaise(偽)に設定(ステップS56)する。
次いで、n_tantou(今回の担当者コード)と[T_収支内訳表出力]の担当者コードを一致させるループを開始し(ステップS57)、[T_収支内訳表出力]の{(前払金額+売上金額)>収支内訳表出力ファイルの受注金額}を判定する(ステップS58)。
ステップS58で、YESの場合には、n_arari_existをTrue(真)に設定し(ステップS59)、n_arariに収支内訳表出力ファイルの粗利を加算(ステップS60)すると共に、n_juchu(今回の受注金額)に[T_収支内訳表出力]の前払金額と売上金額を加算し(ステップS61)、[T_収支内訳表出力]の次のレコードへ移行し(ステップS62)、ステップS54で開始した[T_収支内訳表出力]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)まで検索ループを終了する(ステップS63)。尚、ステップS58で、NOの場合、ステップS59、ステップS60及びステップS61を迂回してステップS62に移行する。
次いで、n_arari_exist=True(真)かどうかを判定し(ステップS64)、YESの場合には[T_収支内訳表出力]から担当者コードがn_tantou(今回の担当者コード)に一致するデータを抽出し(ステップS65)、該当データの有無を判定する(ステップS66)。ステップS66で、YES(該当データ有り)の場合には、(粗利/受注金額)の値を[T_収支内訳表出力]の担当者別粗利欄に格納(ステップS67)した後、[T_収支内訳表出力]のレコードを更新し(ステップS68)、ステップS54で開始した[T_収支内訳表出力]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップS69)。尚、ステップS64でNOの場合には、ステップS65、ステップS66、ステップS67及びステップS68を迂回してステップS69に移行する。また、ステップ66でNOの場合にもステップS67及びステップS68を迂回してステップS69に移行する。
そして、取得したデータが正常(S_uchiwak_dataget=0)である場合(ステップS70)、データベースの更新を確定するために再度[T_収支表出力]のオープン/クローズ処理を行って(ステップS71)、一連の処理を終了する。
次に、[収支内訳表出力(担当者別))処理について説明する。
<表示>:経理ボタンを押下すると、収支表出力画面が表示される。
まず、日付入力は当該画面に表示されるカレンダーをクリックして指定するか、キーボードに数字を入力して行なう。工事コード順に表示される。
<操作>:収支内訳表出力(担当者別)ボタンを押下時に、工事マスターの工期(開始)が、入力指定した日付以前である工事コードを対象とした収支情報を、担当者別に工事コード毎に出力する。
対象となる工事コードをキーにして、[T_工事マスター]、[T_請求データ]、[T_売上データ]、[T_前払金額データ]、[T_日報データ]、[T_労務マスター]から、入力した日付以前のデータを集計し、[T_収支表内訳出力]に一時保存する。帳票画面から「戻る」ボタン又は「×」ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、
入力項目:期日欄を設ける。
出力項目:期日欄、担当者コード欄、工事コード欄、工事名欄、受注金額欄(担当者コード別に合計を表示)、前払金額欄(担当者コード別に合計を表示)、売上金額欄(担当者コード別に合計を表示)、支払金額合計欄(担当者コード別に合計を表示)、粗利欄(工事完了のチェックが付いている工事コードを対象とする・受注金額−支払金額を表示)、粗利率欄(工事完了チェックが付いている工事コードを対象とする・(受注金額−支払金額)/受注金額を表示)、担当者別粗利率欄を設ける。
収支内訳表(担当別)の帳票レイアウトを図36に示し、図37に収支内訳表出力(担当者)ボタン押下時関数のフローチャートを示す。収支内訳表出力(担当別)ボタン押下すると演算が開始され(ステップR1)、取得した内訳データの正否(S_uchiwak_dataget=0)を判断し(ステップR2)、データが異常であればそのまま処理を終了する。ステップR2で取得した内訳データが正常であると判断されると、期日欄に指定日をセットし(ステップR3)、収支内訳表の帳票を表示して(ステップR4)、処理を終了する。
次に、[決算予想表出力]について説明する。
<表示>:決算予想ボタンを押下すると、決算予想の作成画面が表示される。
まず、日付入力は当該画面に表示されるカレンダーをクリックして指定するか、キーボードに数字を入力して行なう。
<操作>:決算予想ボタンを押下時に、工事マスターの工期(終了)が、今期中であるデータを対象とした[決算予想表]、[決算予想表(受注予定工事を含む)]、[決算予想内訳表]、[決算予想内訳表(受注予定工事を含む)]の4種類の帳票を出力する。
[決算予想表]、[決算予想内訳表]は、完成工事と未成工事に分類して出力する。[決算予想表(受注予定工事を含む)]、[決算予想内訳表(受注予定工事を含む)]は、完成工事、未成工事、受注予定物件に分類して出力する。対象となる工事コードをキーにして、[T_工事マスター]、[T_請求データ]、[T_売上データ]、[T_実行予算マスター]、[T_受注予定物件マスター]からデータを集計し、[T_決算予想出力(受注予定工事を含む)]に一時保存する。
入出力条件としては、
<入力項目>:期日欄を設ける。
決算予想表の出力項目:年間工事高欄(請負金額の年間合計)、年間工事原価欄(工事原価の年間合計)、年間粗利欄(年間請負金額−年間工事原価)、年間経費・一般管理費欄(システム設定における設定金額)、年間決算予想(粗利−年間経費・一般管理費)、当月までの工事高欄(当月までの請負金額の合計)、当月までの工事原価欄(当月までの工事原価の合計)、当月までの粗利欄(当月までの工事高−粗利)、当月までの経費・一般管理費欄(システム設定における設定金額を月数で除した金額)、当月までの決算予想欄(当月までの粗利−月までの経費・一般管理費)を設ける。
<決算予想内訳表の出力項目>:工事コード欄([T_工事マスター]から参照)、工期開始日欄([T_工事マスター]から参照)、工期終了日欄([T_工事マスター]から参照)、工事名欄([T_工事マスター]から参照)、請負金額欄([T_工事マスター]から参照)、工事原価欄(完成工事の場合は、[T_請求データ]の合計金額、未成工事の場合は、[T_実行予算マスター]の合計金額、受注予定工事の場合は、[T_受注予定物件マスター]の原価予想金額)、粗利欄(請負金額−工事原価)、粗利率(粗利/請負金額)を設ける。
<手持ち工事額の出力項目>:工事コード欄([T_工事マスター]から参照)、工期開始日欄([T_工事マスター]から参照)、工期終了日欄([T_工事マスター]から参照)、工事名欄([T_工事マスター]から参照)、繰越工事額欄(請負金額÷工期期間の月数×前期までに終了した工期期間の月数)、1月〜12月欄(請負金額÷工期期間の月数;但し、工期終了日まで)を設ける。
<月毎工事受注量の出力項目>:工事コード欄([T_工事マスター]から参照)、工期開始日欄([T_工事マスター]から参照)、工期終了日欄([T_工事マスター]から参照)、工事名欄([T_工事マスター]から参照)、請負金額欄、原価予想額欄、粗利予想欄、粗利率欄を設ける。
図24に示すメインメニュー画面の[決算予想]ボタンを押下すると、図38に示すように、決算予想の各種帳票を出力する画面に移行し、期日を指定し、任意のボタンを押下することで、上記各種帳票を出力することができる。
決算予想表の帳票レイアウトを図39に示す。尚、決算予想表(受注予定工事を含む)は、タイトルを「決算予想(受注予定工事を含む)」に変更し、同一のレイアウトを使用する。
決算予想内訳書(受注予定工事含む)の帳票レイアウトを図40に示す。尚、決算予想内訳書は、タイトルを「決算予想内訳書」に変更し、受注予定物件欄を削除したレイアウトを使用する。尚、図41は「手持ち工事額出力」帳票のレイアウト、図42は「月毎工事受注量出力」帳票のレイアウトである。
図43に「決算予想出力」処理のフローチャートを示す。
図38の画面の「決算予想ボタン」を押下すると、[T_決算予想出力]ファイルのデータがクリアされ(ステップR1)、確定工事のデータを抽出し(ステップR2)、[T_決算予想出力]ファイルに{年間粗利=(年間工事高−年間工事原価)}、{当月粗利=(当月工事高−当月工事原価)}、{年間粗利率=(年間粗利÷年間工事高)}及び{当月粗利率=(当月粗利÷当月工事高)}のデータを格納する(ステップR3)。次いで、[T_年間経費]ファイルの全データの合計金額を[年間一般管理費ファイル]に格納し(ステップR4)、年間経費÷12×(当月までの月数)を[当月一般管理費ファイル]に格納する(ステップR5)。次いで、[T_一般管理費]ファイルの全データの合計金額を年間一般管理費に加算し(ステップR6)、一般管理費÷12×(当月までの月数)を当月一般管理費に加算して(ステップR7)、処理を終了する。
図44に「決算予想出力(受注予定工事を含む)」処理のフローチャートを示す。
図38の画面の「決算予想ボタン(受注予定工事含む)」を押下すると、[T_決算予想出力]のデータがクリアされ(ステップR1)、確定工事のデータを抽出(ステップR2)すると共に、受注予定工事のデータを抽出する(ステップR3。次いで、[T_決算予想出力]に{年間粗利=(年間工事高−年間工事原価)}、{当月粗利=(当月工事高−当月工事原価)}、{年間粗利率=(年間粗利÷年間工事高)}及び{当月粗利率=(当月粗利÷当月工事高)}のデータを格納する(ステップR4)。次いで、[T_年間経費]の全データの合計金額を[年間一般管理費ファイル]に格納し(ステップR5)、年間経費÷12×(当月までの月数)を[当月一般管理費ファイル]に格納する(ステップR6)。次いで、[T_一般管理費]の全データの合計金額を年間一般管理費に加算し(ステップR7)、一般管理費÷12×(当月までの月数)を当月一般管理費に加算して(ステップR8)、処理を終了する。
図45に「確定工事のデータ抽出」処理のフローチャートを示す。
図38の画面の「決算予想ボタン」又は「決算予想ボタン(受注予定工事含む)」を押下すると、[T_決算予想出力]の内容がクリアされ(ステップR1)、[T_工事マスター]から今期中に工事が完了予定のデータを抽出(ステップR2)ために、[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR3)、契約金額を[T_決算予想出力]の年間工事高に加算する(ステップR4)。次いで、[T_支払データ]から工事コードの一致するデータを抽出し(ステップR5)。ステップR5で抽出したデータが完成工事であるか否かを判定する(ステップR6)。ステップR6で、YES(完成工事である)場合には、契約金額を[T_決算予想出力]の当月工事高に加算し(ステップR7)、[T_請求データ]から工事コードの一致するデータを抽出する(ステップR8)。
次いで、[T_支払データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR9)、[T_支払データ]の金額を加算する(ステップR10)。ここで、この加算額を[A]とする。次いで、[T_支払データ]の次のレコードへ移行し(ステップR11)、[T_支払データ]の検索ループを終了する(ステップR12)。次いで、ステップR10で得た加算額[A]を[T_決算予想出力]の年間工事原価と当月工事原価に加算し(ステップR13)、[T_工事マスター]の次のレコードに移動し(ステップR14)、前記ステップR3で開始した[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR15)、処理を終了する。尚、ステップR6で、NO(未成工事である)場合には、[T_実行予算マスター]から工事コードの一致するデータを抽出する(ステップR6a)と共に、[T_実行予算マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR6b)、[T_実行予算マスター]の金額を加算する(ステップR6c)。ここで、この加算額を[B]とする。
次いで、[T_実行予算マスター]の次のレコードへ移行し(ステップR6d)、前記ステップR3で開始した[T_支払データ]の検索ループを終了する(ステップR6e)。次いで、ステップR6cで得た加算額[B]を[T_決算予想出力]の年間工事原価に加算し(ステップR6f)、ステップR14に移行する。
図46に「受注予定工事のデータ抽出」処理のフローチャートを示す。
図38の画面の「決算予想ボタン(受注予定工事含む)」を押下すると、[T_受注予定工事マスター]から全てのデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_受注工事予定マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、契約金額を[T_決算予想出力]の年間工事高に加算する(ステップR3)。次いで、原価予想金額[T_決算予想出力]の年間工事原価に加算する(ステップR4)。次いで、[T_受注予定工事マスター]の次のレコードに移動し(ステップR5)、前記ステップR2で開始した[T_受注予定工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR6)、処理を終了する。
図47に「決算予想内訳書」出力処理のフローチャートを示す。
図38の画面の「決算予想ボタン」を押下すると、[T_決算予想内訳出力]のデータがクリアされ(ステップR1)、完成工事のデータを抽出する(ステップR2)と共に、未成工事のデータを抽出して(ステップR3)、処理を終了する。
図48に「決算予想内訳書(受注予定物件を含む)」出力処理のフローチャートを示す。
図38の画面の「決算予想ボタン(受注予定工事含む)」を押下すると、[T_決算予想内訳出力]のデータがクリアされ(ステップR1)、完成工事のデータを抽出(ステップR2)すると共に、未成工事のデータを抽出する(ステップR3)。次いで、受注予定工事データ(内訳)を抽出して(ステップR4)、処理を終了する。
図49に「完成工事のデータ抽出」処理のフローチャートを示す。
図38の画面の「決算予想ボタン」又は「決算予想ボタン(受注予定工事含む)」を押下すると、[T_工事マスター]から工期終了日が期末以前で、既に完成しているデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_工事マスター]の工事コード、工期開始日、工期終了日、工事名、請負金額を[T_決算予想内訳出力]に格納する(ステップR3)。次いで、[T_支払データ]から工事コードの一致するデータを抽出する(ステップR4)ために、[T_支払データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR5)、[T_支払データ]の金額を加算する(ステップR6)。ここで、この加算額を[A]とする。次いで、内部ポインタを[T_支払データ]の次のレコードへ移動し(ステップR7)、[T_支払データ]の検索ループを終了する(ステップR8)。次いで、ステップR6で得た加算額[A]を[T_決算予想内訳出力]の工事原価に格納し(ステップR9)、[請負金額−工事原価]を[T_決算予想内訳出力]の粗利に格納し(ステップR10)、[粗利÷請負金額]を[T_決算予想内訳出力]の粗利率に格納し(ステップR11)、前記ステップR5で開始した[T_支払データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR12)、処理を終了する。
図50に「未成工事のデータ抽出」処理のフローチャートを示す。
図38の画面の「決算予想ボタン」又は「決算予想ボタン(受注予定工事含む)」を押下すると、[T_工事マスター]から工期終了日が期末以前で、未成のデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_実行予算マスター]から工事コードと一致するデータを抽出する(ステップR3)。次いで、[T_実行予算マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR4)、[T_支払データ]から工事コードと[T_実行予算マスター]の支払先コードが一致するデータを抽出し(ステップR5)、ステップR5で抽出したデータの有無を判定する(ステップR6)。ステップR6で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_支払データ]の支払い金額を加算する(ステップR7)。ここで、この加算額を[A]とする。次いで、前記ステップR4で開始した[T_実行予算マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップR8)。次いで、ステップR7で得た加算額[A]を原価予想として、[T_決算予想内訳出力]に工事コード、工期開始、工期終了、工事名、請負金額と共に格納し(ステップR10)、[粗利÷請負金額]を[T_決算予想内訳出力]の粗利率に格納し(ステップR11)、前記ステップR2で開始した[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR12)、処理を終了する。尚、ステップR6で、NO(該当データ無し)の場合には、[T_実行予算マスター]の予算金額を加算して、この加算額を[A]とし、ステップR8に移行する。
図51に「受注予定工事のデータ抽出(内訳)」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_受注予定工事マスター]から予想工期(終了)が期末以前のデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_受注予定工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_決算予想内訳出力]に、工事コード、工期開始、工期終了、工事名、受注予定金額、粗利予想金額、原価予想=(受注予定金額−粗利予想金額)、粗利率=(粗利予想金額÷受注予定金額)を格納し(ステップR3)、前記ステップR2で開始した[T_受注予定工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR4)、処理を終了する。
図52に「手持ち工事額のデータ抽出」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_工事マスター]に登録されている全データを抽出する(ステップR1)ために、[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_手持ち工事額出力]に、工事コード、工事名、工期開始日、工期終了日を格納する(ステップR3)。次いで、工期開始月から終了月までの月数を算出する(ステップR4)。ここで、この合計月数を[A]とする。次いで、工期開始月から今期開始月までの月数を算出する(ステップR5)。次いで、入力した任意の月をiとし、(For i=1to12)を演算し(ステップR6)、i月は工期終了月よりも前か否かを判定する(ステップR7)。ステップR7で、YES(i月は工期終了月より前)の場合には、請負金額÷[A]をi月に格納し(ステップR8)、内部列ポインタが次の場所を指すように(Next i)として内部配列ポインタを一つ先に進め(ステップR9)、前記ステップR2で開始した[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR10)、処理を終了する。尚、ステップR7で、NO(i月は工期終了月より前ではない)の場合には、ステップR9に移行する。
図53に「月毎工事受注量のデータ抽出」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_工事マスター]から工開始日が指定月のデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_実行予算マスター]から工事コードと一致するデータを抽出する(ステップR3)。次いで、[T_実行予算マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR4)、金額を加算する(ステップR5)。ここで、この加算額を[A]とする。次いで、内部ポインタを[T_実行予算マスター]の次のレコードへ移動し(ステップR6)、前記ステップR4で開始した[T_実行予算マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップR7)。次いで、ステップR5で得た加算額[A]を原価予想として、[T_月毎工事受注量出力]に、工事コード、工事名、工期開始、工期終了、請負金額と共に格納し(ステップR8)、[請求金額−原価予想]を[T_月毎工事受注量出力]の粗利予想に格納し(ステップR9)、[粗利予想÷請負金額]を[T_月毎工事受注量出力]の粗利率に格納し(ステップS10)、前記ステップR2で開始した[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR11)、処理を終了する。
次に、「資金繰りと貸借対照表」の処理について詳細に説明する。
[支払予定表作成]について説明する。
<表示>:[資金繰り]−[支払予定作成]ボタンを押下すると、図54に示すように、支払予定表の作成画面が表示される。画面表示時は新規レコードが表示され、対象年月には現在の年月が表示される。請求コードコンボボックスには、[T_請求マスター]の請求コードを重複なく積む。請求コードコンボボックスでキー入力があった場合、入力された文字と一致す請求コードを表示する。現金支払率、現金支払予定日、手形支払率、手形支払予定日は、[T_請求マスター]から参照して、デフォルト値として表示する。変更の必要があれば、手入力で修正する。[T_請求マスター]に登録情報が無い場合、又は該当項目が登録されていない場合は空白とする。画面上の請求対象年月に該当する支払予定表が1件も作成されていない場合、自動作成画面を表示する。
<操作>:確認ボタン押下時に、その対象年月日の請求コード・工事コードに該当する金額をまとめた後、[T_支払予定表]に保存する。削除ボタン押下時に、指定したレコードを[T_支払予定表]から削除する。新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。一覧表示ボタン押下時に、全支払予定表データ(対象年月、請求コード、請求名、現金/手形支払い率、支払月、支払日、金額)を表示する。レコード移動時に、[T_支払予定表]のデータを切替え表示する。一覧からはレコードを選択し、ダブルクリックすると、指定した支払予定表データのレコードを表示する。戻るボタンの押下でも同様とする。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:請求対象年月欄、請求コード欄([T_請求マスター]から選択)、請求名欄(請求コード選択時に自動表示)、現金支払率欄([T_請求マスター]から参照して表示)、現金支払予定日欄([T_請求マスター]から参照して表示)、月末指定欄(末日チェック入力)、手形支払率欄([T_請求マスター]から参照して表示)、手形支払予定日欄([T_請求マスター]から参照して表示)、月末指定欄(末日チェック入力)現金支払額欄(自動登録;[T_請求データ]の請求金額×現金支払率)、手形支払額欄(自動登録;[T_請求データ]の請求金額−現金支払額)を設ける。尚、必須入力項目としては、請求対象年月及び請求コードである。
<出力項目>:請求対象年月欄、請求コード欄、請求名欄、現金支払率欄、現金支払予定日欄、手形支払率欄、手形支払日欄、末日1欄、末日2欄、金額欄(対象年月・対象請求コードに該当する[T_請求データ]の請求金額の合計値)、現金支払額欄(金額×現金支払率)、手形支払額欄(金額−現金支払額)を設ける。尚、現金率/手形率が登録されていない場合は、デフォルトで、現金率30%、手形率70%とする。また、予定日が不正の場合は、請求対象年月の末日とする。
図55に確認ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
確認ボタン押下すると演算が開始され、末日指定がチェック入力されたどうか(s_check<>0)を判断し(ステップS1)、NO(チェック入力無し)の場合はそのまま演算を終了する。ステップS1で、YES(チェック入力有り)の場合、s_get_enddataから指定月の月末日を取得し(ステップS2)、[T_請求データ]から、指定された請求コードに一致し、かつ指定月の月初めから末日までの間の支払予定データを抽出する(ステップS3)。
次いで、ステップS4で該当する支払予定データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、n_seikyu(今回の請求金額)に請求金額を加算し(ステップS5)、[T_支払予定表]テーブルから、指定された請求コード、請求対象年月が一致する支払いデータを抽出する(ステップS6)。ステップS4で、NO(該当データ無し)の場合には、n_seikyu=0とし(ステップS4a)、ステップS5を迂回してステップS6に移行する。
次いで、ステップS7で、ステップS6の条件に該当する支払予定データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_支払予定表]に新規レコードを追加し、(ステップS8)、[T_支払予定表]に、指定された請求対象年月・請求コード・請求名・現金支払率・現金支払予定日・手形支払率・手形支払予定日・末日1・末日2を格納する(ステップS9)。尚、ステップS7で、NO(該当データ無し)の場合には、上書きメッセージを表示し(ステップS7a)、ステップS8を迂回してステップS9に移行する。
次いで、ステップS10で、[T_支払予定表]の金額にn_seikyu(今回の被請求額)の値を格納し、[T_支払予定表]の現金支払額に(n_seikyu×現金支払率/100)の値を格納(ステップS11)すると共に、[T_支払予定表]の手形支払額に(n_seikyu×手形支払率/100)の値を格納し(ステップS12)、レコードの更新を行い(ステップS13)、[T_支払予定表]テーブルの新規レコードを表示して(ステップS14)、演算処理を終了する。
図56に末日指定のチェック入力(s_check)関数のフローチャートを示す。
請求対象年月、現金支払予定日、手形支払予定日は日付かどうか判定し(ステップS1)、YES(日付けである)の場合、ステップS2に移行し、請求コードにデータがあるか否か判定する。YES(データ有り)の場合、入力データは正常(s_check=0)であるとして処理を終了する。尚、ステップS1で、NO(日付けではない)の場合、入力データは異常(s_check=1)であるとして処理を終了する。また、ステップS2で、NO(データ無し)の場合も入力データは異常(s_check=2)であるとして処理を終了する。
[支払予定表作成]処理について説明する。
<表示>:
・[資金繰り]−[入金予定作成]ボタンを押下すると、図57に示すように、入金予定表の作成画面が表示される。
・画面表示時は新規レコードが表示され、対象年月には現在の年月が表示される。
・得意先コードコンボボックスには、[T_得意先マスター]の得意先コードを重複なく積む。
・得意先コードコンボボックスでキー入力があった場合、入力された文字と一致する得意先コードを表示する。
・現金入金率、現金入金予定日、手形入金率、手形入金予定日は、[T_得意先マスター]テーブルから参照して、デフォルト値として表示する。変更の必要があれば、手入力で修正する。
・[T_得意先マスター]に登録情報が無い場合、又は該当項目が登録されていない場合は空白とする。
・画面上の対象年月に該当する入金予定表が1件も作成されていない場合、自動作成画面を表示する。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、その対象年月日の得意先コード・工事コードに該当する金額をまとめた後、[T_入金予定入力]に保存する。
・データ登録時には、売上データから該当する売上金額を参照し、データベースに登録する。
・得意先コードと売上対象年月が一致する売上データを[T_売上データ]から参照し、売上金額を登録する。
・削除ボタン押下時に、指定したレコードを[T_入金予定表]から削除する。
・新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。
・一覧表示ボタン押下時に、売上データ(日付、請求コード、工事コード、金額)を表示する。
・レコード移動時に、[T_入金予定表]のデータを切替え表示する。
・一覧からはレコードを選択し、ダブルクリックすると、指定した入金予定表データのレコードを表示する。戻るボタンの押下でも同様とする。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:売上対象年月欄、得意先コード欄([T_得意先マスター]から選択)、得意先名欄(得意先コード選択時に自動表示)、
工事コード欄([T_工事マスター]から選択)、現金入金率欄([T_得意先マスター]から参照して表示)、現金入金予定日欄([T_得意先マスター]から参照して表示)、月末指定欄(末日チェック入力)、手形入金率欄([T_得意先マスター]から参照して表示)、手形決済予定日欄([T_得意先マスター]から参照して表示)、月末指定欄(末日チェック入力)、現金入金額欄(自動登録;[T_売上データ]の売上金額×現金入金率)、手形入金額欄(自動登録;[T_売上データ]の売上金額−現金入金額)を設ける。尚、必須入力項目としては、請求対象年月、得意先コード及び工事コードである。
<出力項目>:売上対象年月欄、得意先コード欄、得意先名欄、工事コード欄、工事名欄、現金入金率欄、現金入金予定日欄、手形入金率欄、手形決済予定日欄、末日1欄、末日2欄、金額欄(対象年月・対象得意先コード・対象工事コードに該当する[T_売上データ]の金額の合計値)、現金入金額欄(金額×現金入金率)、手形入金額欄(金額−現金入金額)、前払入金日欄(“売上”)を設ける。尚、現金率/手形率が登録されていない場合は、デフォルトで、現金率30%、手形率70%とする。また、予定日が不正の場合は、請求対象年月の末日とする。
図58に確認ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
確認ボタン押下すると演算が開始され、末日指定がチェック入力されたどうか(s_check<>0)を判断し(ステップS1)、NO(チェック入力無し)の場合はそのまま演算を終了する。ステップS1で、YES(チェック入力有り)の場合、s_get_enddataから指定月の月末日を取得し(ステップS2)、[T_売上データ]から、指定された工事コードに一致し、かつ指定月の月初めから末日までの間の入金予定データを抽出する(ステップS3)。
次いで、ステップS4で該当する入金予定データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、n_uriage(今回の売上金額)に売上金額を加算し(ステップS5)、[T_入金予定表]から、指定された得意先コード、工事コード、売上対象年月に一致する入金予定データを抽出する(ステップS6)。ステップS4で、NO(該当データ無し)の場合には、n_uriage=0とし(ステップS4a)、ステップS5を迂回してステップS6に移行する。
次いで、ステップS7で、ステップS6の条件に該当する入金予定データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_入金予定表]に新規レコードを追加し、(ステップS8)、[T_支払予定表]に、指定された売上対象年月・得意先コード・得意先名・工事コード・工事名・現金入金率・現金入金予定日・手形入金率・手形入金予定日・末日1・末日2を格納する(ステップS9)。尚、ステップS7で、NO(該当データ無し)の場合には、上書きメッセージを表示し(ステップS7a)、ステップS8を迂回してステップS9に移行する。
次いで、ステップS10で、[T_入金予定表]の金額にn_uriage(今回の売上額)の値を格納し、[T_支払予定表]の現金支払額に(n_uriage×現金支払率/100)の値を格納(ステップS11)すると共に、[T_支払予定表]の手形支払額に(n_uriage×手形支払率/100)の値を格納し(ステップS12)、レコードの更新を行い(ステップS13)、[T_入金予定表]の新規レコードを表示して(ステップS14)、演算処理を終了する。
図59に末日指定のチェック入力(s_check)関数のフローチャートを示す。
請求対象年月、現金入金予定日、手形入金予定日は日付かどうか判定し(ステップS1)、YES(日付けである)の場合、ステップS2に移行し、得意先コード、工事コードにデータがあるか否か判定する。YES(データ有り)の場合、入力データは正常(s_check=0)であるとして処理を終了する。尚、ステップS1で、NO(日付けではない)の場合、入力データは異常(s_check=1)であるとして処理を終了する。また、ステップS2で、NO(データ無し)の場合も入力データは異常(s_check=2)であるとして処理を終了する。
[その他経費入力]処理について説明する。
<表示>:
・支払い経費としてどの項目にも分類されない経費を登録する。
・[資金繰り]−[その他経費入力]ボタンを押下すると、図60に示すように、その他経費入力画面が表示される。
・画面表示時は新規レコードが表示され、日付に現在の日付を表示する。
・金額は、カンマ表示とし、マイナス金額の登録を可能にする。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、入力したデータを[T_その他経費]に保存する。
・削除ボタン押下時に、指定したレコードを[T_その他経費]から削除する。
・新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。
・一覧表示ボタン押下時に、全その他経費(日付、項目、金額)を表示する。
・レコード移動時に、[T_その他経費]のデータを切替え表示する。
・日付・項目・金額の情報が同一のデータも登録できるものとする。
・一覧からはレコードを選択し、ダブルクリックすると、指定したその他経費のレコードを表示する。戻るボタンの押下でも同様とする。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:日付欄、項目欄、金額欄を設ける。尚、必須入力項目としては、日付、項目及び金額(マイナス可)である。
図61に確認ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
確認ボタン押下すると演算が開始され、末日指定がチェック入力されたどうか(s_check<>0)を判断し(ステップS1)、NO(チェック入力無し)の場合はそのまま演算を終了する。ステップS1で、YES(チェック入力有り)の場合、[T_その他支払い表]から全データを抽出し(ステップS2)、[T_その他支払い表]に新規レコードを追加し(ステップS3)、[T_その他支払い表]に、指定された支出年月、給料合計・その他経費1・その他経費2・その他経費3を格納し(ステップS4)、レコードを更新し(ステップS5)、[T_その他支払い表]の新規レコードを表示(ステップS6)して、処理を終了する。
図62に末日指定のチェック入力(s_check)関数のフローチャートを示す。
指定日は日付かどうか判定し(ステップS1)、YES(日付けである)の場合、ステップS2に移行し、給料合計、その他経費1、その他経費2、その他経費3にデータがあるか否か判定する。YES(データ有り)の場合、入力データは正常(s_check=0)であるとして処理を終了する。尚、ステップS1で、NO(日付けではない)の場合、入力データは異常(s_check=1)であるとして処理を終了する。また、ステップS2で、NO(データ無し)の場合も入力データは異常(s_check=2)であるとして処理を終了する。
[その他収入入力]処理について説明する。
<表示>:
・売上・前払データとしてどの項目にも分類されない収入を登録する。
・[資金繰り]−[その他収入]入力ボタンを押下すると、図63に示すように、その他収入入力画面が表示される。
・画面表示時は新規レコードが表示され、日付に現在の日付を表示する。
・金額は、カンマ表示とし、マイナス金額の登録を可能にする。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、入力したデータを[T_その他収入]に保存する。
・削除ボタン押下時に、指定したレコードを[T_その収入]から削除する。
・新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。
・一覧表示ボタン押下時に、全その他収入(日付、項目、金額)を表示する。
・レコード移動時に、[T_その他収入]のデータを切替え表示する。
・日付・項目・金額の情報が同一のデータも登録できるものとする。
・一覧からはレコードを選択し、ダブルクリックすると、指定したその他収入のレコードを表示する。戻るボタンの押下でも同様とする。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:日付欄、項目欄、金額欄を設ける。尚、必須入力項目としては、日付、項目及び金額(マイナス可)である。
図64に確認ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
確認ボタン押下すると演算が開始され、末日指定がチェック入力されたどうか(s_check<>0)を判断し(ステップS1)、NO(チェック入力無し)の場合はそのまま演算を終了する。ステップS1で、YES(チェック入力有り)の場合、[T_その他支払い表]から全データを抽出し(ステップS2)、[T_その他支払い表]に新規レコードを追加し(ステップS3)、[T_その他支払い表]に、指定された支出年月、給料合計・その他経費1・その他経費2・その他経費3を格納し(ステップS4)、レコードを更新し(ステップS5)、[T_その他支払い表]の新規レコードを表示(ステップS6)して、処理を終了する。
図65に末日指定のチェック入力(s_check)関数のフローチャートを示す。
指定日は日付かどうか判定し(ステップS1)、YES(日付けである)の場合、ステップS2に移行し、給料合計、その他経費1、その他経費2、その他経費3にデータがあるか否か判定する。YES(データ有り)の場合、入力データは正常(s_check=0)であるとして処理を終了する。尚、ステップS1で、NO(日付けではない)の場合、入力データは異常(s_check=1)であるとして処理を終了する。また、ステップS2で、NO(データ無し)の場合も入力データは異常(s_check=2)であるとして処理を終了する。
次に、[未成工事支払検収予定作成・出力]処理について説明する。図66に示す資金繰りメニュー画面に「予想ボタン」を追加し、売上計上予定、支払検収予定を作成する。「予想作成」ボタンを押下すると、図67に示す売上計上予定、支払検収予定を作成する画面に移行する。
<表示>:
・工事ごとに請求先を一覧表示する。
・表示する工事を選択すると、当該工事にリンクする請求先一覧が表示される。
・請求先と契約金額(実行予算)、支払検収残高を自動表示する。
・支払残高が0円のデータは表示しない。
・データは、タブで区切り、月ごとに表示する。
・[T_実行予算マスター]にデータを追加登録した際に、同時に[T_未成工事支払予定]にもデータを追加登録する。対象月は現在月とする。
・[T_実行予算マスター]、[T_工事マスター]からデータ削除した際は、[T_未成工事支払予定]から同一工事コードで、対象月が現在月のデータを削除する。その際、過去のデータは残しておく。
・新しい月になり、初めてデータを表示する際に、新しい月のデータを自動作成する。
・新しい月のデータを自動作成する際には、(工事マスターの内容更新)処理及び(対象月に現在月を登録し、過去のデータ内容を引き継ぐが、検収月・検収予定の中で、経過した月のデータは削除する。)処理を行う。
・翌月以降のデータは、空欄とする。
・印刷は、[T_未成工事支払予定]のデータを全て出力する。
<操作>:
・完成時一括、出来高のいずれかにチェックを入れ、検収月、検収割合を入力する。
・分割して計上する場合は、最大10件まで登録できる。
・更新ボタンを押下すると、画面上で選択しているデータを更新する。
・マスター読込ボタンを押下すると、請求データ・工事マスターの内容を読込み、データベースを更新する。
・削除ボタンを押下すると、選択しているデータ1件を削除する。
・印刷ボタンを押下すると、画面に表示されているデータを図68に示す帳票「月次資金繰り予想(未成工事の支払予想)」としてプリントアウトする。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:対象月欄(データ作成時に現在月を自動登録)、工事コード欄([T_工事マスター]参照)、支払先コード欄([T_請求データ]参照)、工事名欄([T_工事マスター]参照)、支払先名欄([T_請求マスター]参照)、工期開始日欄([T_工事マスター]参照)、工期終了日欄([T_工事マスター]参照)、支払い方法欄(0:完成時一括 1:出来高払い)、実行予算(契約金額)欄、支払検収残高欄、検収月1欄及び検収割合1欄〜検収月10欄及び検収割合10欄を設ける。
図66に示す資金繰りメニュー画面の[予想作成]ボタンを押下すると、図67に示すように、資金繰りの売上計上予定、支払検収予定を作成する画面に移行し、未完成工事で、未払検収残高がある工事の今後の支払予定を作成し、各種帳票を出力することができる。月次資金繰り予想(未成工事支払検収計画)表の帳票レイアウトを図68に示す。
図69に「月次資金繰り予想(未成工事支払検収計画)」処理のフローチャートを示す。
図67の画面の[予想作成]ボタンを押下すると、[T_未成工事支払予定]から対象月が現在月のデータを抽出する(ステップR1)。次いで、該当するデータの有無を判定し(ステップR2)、該当データが有る場合には、最新情報更新を行なって(ステップR3)、処理を終了する。尚、ステップR2で、該当データが無い場合には、当月データを作成し(ステップR2a)、ステップR2を迂回してステップS3に移行する。
図70及び図71に「未成工事支払検収計画の最新情報更新」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_工事マスター]から今期中に完成する工事で、未完成の工事を抽出する(ステップR1)ために、[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_実行予算マスター]から工事コードの一致するデータを抽出する(ステップR3)と共に、[T_実行予算マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR4)、[T_未成工事支払予定]から工事コードと請求コードが一致するデータを抽出する(ステップR5)。
次いで、ステップR5の条件に一致するデータの有無を判定し(ステップR6)、該当データがある場合には、ステップR7に移行し、
[T_未成工事支払予定]の工事名、工期開始日、工期終了日及び契約金額が[T_工事マスター]の内容と一致しない場合は、情報を更新し、[T_請求マスター]から請求コードが一致するデータを抽出する(ステップR8)。ステップR6で、該当データが無い場合には、ステップR6aに移行し、[T_工事マスター]の工事名、工期開始日、工期終了日、及び契約金額を[T_未成工事支払予定]に追加登録し、ステップR8に移行する。
次いで、ステップR8の条件に一致するデータの有無を判定し(ステップR9)、該当データが有る場合には、ステップR10に移行 して、[T_未成工事支払予定]の支払先名が[T_請求マスター]の支払先名と一致しない場合は、情報を更新し、[請求データ]から工事コードと請求コードが一致するデータを抽出する。尚、ステップR9で該当データが無いと判定された場合は、ステップR10を迂回してステップR11に移行する。
次いで、[T_請求データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR12)、請求金額を加算する(スッテプR13)。ここで、この請求金額を[A]とする。次いで、[T_請求データ]の次のレコードへ移動し(ステップR14)、前記ステップR12で開始した[T_請求データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップR15)。次いで、ステップR13で得た加算額[A]を実行予算から減じ{すなわち、実行予算−[A](請求金額合計)}を[T_未成工事支払予定]に支払検収残高に上書き更新し(ステップR16)、前記ステップR3で開始した[T_実行予算マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップR17)と共に、前記ステップR2で開始した[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR17)、処理を終了する。
図72に「未成工事支払検収計画の当月データ作成」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_未成工事支払予定]から対象月が先月のデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_未成工事支払予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_未成工事支払予定]の対象月を現在月に変更する(ステップR3)。次いで、[T_未成工事支払予定]の検収月1〜10及び検収割合1〜10は、当月以降のデータのみを持ち越す処理を施し(ステップR4)、[T_未成工事支払予定]の工事コード、支払先コード、工事名、支払先名、工期開始日、工期終了日、実行予算、支払検収残高及び支払方法を複写して新規登録して(ステップR5)、前記ステップR2で開始した[T_未成工事支払予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR6)、処理を終了する。
次に、[未成工事売上計上予定作成・出力]処理について説明する。
<表示>:
・工事マスターから未成の工事(売上残高が0円でない工事)を画面に一覧表示する。
・契約金額、売上計上残高を自動表示する。
・データは、タブで区切り、月ごとに表示する。
・[T_工事マスター]にデータを追加登録した際に、同時に[T_未成工事売上予定]にもデータを追加登録する。対象月は現在月とする。
・[T_工事マスター]からデータ削除した際は、[T_未成工事売上予定]から同一工事コードで、対象月が現在月のデータを削除する。その際、過去のデータは残しておく。
・新しい月になり、初めてデータを表示する際に、新しい月のデータを自動作成する。
・新しい月のデータを自動作成する際には、(工事マスターの内容更新)処理及び(対象月に現在月を登録し、過去のデータ内容を引き継ぐが、検収月・検収予定の中で、経過した月のデータは削除する。)処理を行う。
・翌月以降のデータは、空欄とする。
・印刷は、[T_未成工事売上予定]のデータを全て出力する。
<操作>:
・完成時一括、出来高のいずれかにチェックを入れ、計上月、計上金額を入力する。
・分割して計上する場合は、最大10件まで登録できる。
・更新ボタンを押下すると、画面上で選択しているデータを更新する。
・マスター読込ボタンを押下すると、売上データ・工事マスターの内容を読込み、データベースを更新する。
・削除ボタンを押下すると、選択しているデータ1件を削除する。
・印刷ボタンを押下すると、画面に表示されているデータを図74に示す帳票「月次資金繰り予想(未成工事の売上予想)」としてプリントアウトする。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:対象月欄(データ作成時に現在月を自動登録)、得意先コード欄(工事コードの最初の1文字を自動設定)、工事コード欄(得意先コードの選択により、工事コードの先頭文字を得意先ごとに統一する)、工事名欄([T_工事マスター]参照)、工期開始日欄([T_工事マスター]参照)、工期終了日欄([T_工事マスター]参照)、契約金額欄([T_工事マスター]参照)、売上計上残高欄([T_売上データ]、[T_売上繰越データ]参照)、入金方法欄(0:完成時一括 1:出来高払い)、計上月1欄及び金額1欄〜計上月10欄及び金額10欄を設ける。
図66に示す資金繰りメニュー画面の[予想作成]ボタンを押下すると、図73に示す、資金繰りの売上計上予定、支払検収予定を作成する画面に移行し、未完成工事で、売上計上残高がある工事の今後の売上計上予定を作成し、各種帳票を出力することができる。月次資金繰り予想(未成工事売上計上計画)表の帳票レイアウトを図74に示す。
図75に「月次の資金繰り予想(未成工事売上計上計画)」処理のフローチャートを示す。
図66の画面の[予想作成]ボタンを押下すると、[T_未成工事売上予定]から対象月が現在月のデータを抽出する(ステップR1)。次いで、該当するデータの有無を判定し(ステップR2)、該当データが有る場合には、最新情報更新を行なって(ステップR3)、処理を終了する。尚、ステップR2で、該当データが無い場合には、当月データを作成し(ステップR2a)、ステップR2を迂回してステップR3に移行する。
図76及び図77に「未成工事売上計上計画の最新情報更新」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_工事マスター]から今期中に完成する工事で、未完成の工事を抽出する(ステップR1)と共に、[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_未成工事売上予定]から工事コードと一致するデータを抽出する(ステップR3)。
次いで、ステップR3の条件に一致するデータの有無を判定し(ステップR4)、該当データがある場合には、ステップR5に移行し、
[T_未成工事売上予定]の工事名、工期開始日、工期終了日及び契約金額が[T_工事マスター]の内容と一致しない場合は、情報を更新し、[T_売上データ]から工事コードが一致するデータを抽出する(ステップR6)。ステップR4で、該当データが無い場合には、ステップR4aに移行し、[T_工事マスター]の工事名、工期開始日、工期終了日及び契約金額を[T_未成工事売上予定]に追加登録し、ステップR6に移行する。
次いで、[T_売上データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR7)、売上金額を加算する(スッテプR8)。ここで、この売上金額を[A]とする。次いで、[T_売上データ]の次のレコードへ移動し(ステップR9)、前記ステップR7で開始した[T_売上データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップR10)。次いで、[T_売上繰越データ]から工事コードが一致するデータを抽出する(ステップR11)ために、[T_売上繰越データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR12)、売上金額を加算する(スッテプR13)。ここで、この加算金額を[A]とする。次いで、[T_売上繰越データ]の次のレコードへ移動し(ステップR14)、ステップR12で開始した[T_売上繰越データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップR15)。
次いで、[T_前払金額データ]から工事コードが一致するデータを抽出する(スッテプR16)ために、[T_前払金額データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR17)、前記売上金額[A]に前払金額を加算する(ステップR18)。ここで、この合計金額を[B]とする。次いで、[T_前払金額データ]の次のレコードへ移動し(ステップR19)、前記ステップR17で開始した[T_前払金額データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了し(ステップR20)、ステップR18で得た合計金額[B]を契約金額から減じ{すなわち、契約金額−[B](売上金額合計)}を[T_未成工事売上予定]の売上計上残高に上書き更新し(ステップR21)、前記ステップR3で開始した[T_実行予算マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップR17)と共に、前記ステップR2で開始した[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR22)、処理を終了する。
図78に「未成工事売上計上計画の当月データ作成」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_未成工事売上予定]から対象月が先月のデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_未成工事売上予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_未成工事売上予定]の対象月を現在月に変更する(ステップR3)。次いで、[T_未成工事売上予定]の計上月1〜10及び、計上割合1〜10は、当月以降のデータのみを持ち越す処理を施し(ステップR4)、[T_未成工事売上予定]の工事コード、支払先コード、工事名、支払先名、工期開始日、工期終了日、契約金額、売上計上残高及び支払方法をコピーして新規登録して(ステップR5)、前記ステップR2で開始した[T_未成工事売上予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR6)、処理を終了する。
次に、[受注予定工事支払検収予定作成・出力]処理について説明する。
<表示>:
・受注工事マスターに登録されたデータを一覧表示する。(受注予定工事の場合は、請求先を定めず一括した原価予想としてデータを作成する。)
・受注予定金額、原価予想金額を自動表示する。
・データは、タブで区切り、月ごとに表示する。
・[T_受注予定工事マスター]にデータを追加登録した際に、同時に[T_受注予定工事支払予定]テーブルにもデータを追加登録する。対象月は現在月とする。
・[T_受注予定工事マスター]からデータを削除、又は、正式受注して[T_工事マスター]にデータを移行した際は、[T_受注予定工事支払予定]テーブルから同一工事コードで、対象月が現在月のデータを削除する。その際、過去のデータは残しておく。
・新しい月になり、初めてデータを表示する際に、新しい月のデータを自動作成する。
・新しい月のデータを自動作成する際には、(受注予定工事マスターの内容更新)処理及び(対象月に現在月を登録し、過去のデータ内容を引き継ぐが、検収月・検収予定の中で、経過した月のデータは削除する。)処理を行う。
・翌月以降のデータは、空欄とする。
・印刷は、[T_受注予定工事支払予定]のデータを全て出力する。
<操作>:
・現金割合、手形割合に合計100となる数字を入力する。手形がある場合には、手形サイトも数字で入力する。
・完成時一括、出来高のいずれかにチェックを入れ、検収月、検収割合を入力する。
・分割して計上する場合は、最大10件まで登録できる。
・更新ボタンを押下すると、画面上で選択しているデータを更新する。
・マスター読込ボタンを押下すると、受注予定工事マスターの内容を読込み、データベースを更新する。
・削除ボタンを押下すると、選択しているデータ1件を削除する。
・印刷ボタンを押下すると、画面に表示されているデータを「月次資金繰り予想(受注予定工事支払予想)」として印刷する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:工事番号欄(受注予定工事マスターに登録された工事コードを自動登録)、工事名欄([T_受注予定工事マスター]から自動表示)、工期開始日欄([T_受注予定工事マスター]から自動表示)、工期終了日欄([T_受注予定工事マスター]から自動表示)、受注予定金額欄([T_受注予定工事マスター]から自動表示)、原価予算合計欄([T_受注予定工事マスター]から自動表示)、現金割合欄、手形割合欄、手形サイト欄、完成時一括欄(チェック入力)、出来高払い欄(チェク入力)、第一回検収月欄及び第一回検収月欄〜第十回検収月欄及び第十回検収月欄を設ける。尚、受注予定の支払先は特定せずに、一括して管理する。
図66に示す資金繰りメニュー画面の[予想作成]ボタンを押下すると、図79に示すように、資金繰りの売上計上予定、支払検収予定を作成する画面に移行し、未完成工事で、売上計上残高がある工事の今後の売上計上予定を作成し、各種帳票を出力することができる。月次資金繰り予想(受注工事支払検収計画)表の帳票レイアウトを図80に示す。
図81に「月次の資金繰り予想(受注予定工事支払検収計画)」処理のフローチャートを示す。
[T_受注予定工事支払予定]から対象月が現在月のデータを抽出する(ステップR1)。次いで、該当するデータの有無を判定し(ステップR2)、該当データが有る場合には、最新情報更新を行なって(ステップR3)、処理を終了する。尚、ステップR2で、該当データが無い場合には、当月データを作成し(ステップR2a)、ステップR2を迂回してステップS3に移行する。
図82に「受注予定工事支払検収計画の最新情報更新」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_受注予定工事マスター]から今期中に完成する予定の工事を抽出する(ステップR1)ために、[T_受注予定工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_受注予定工事支払予定]から工事コードと一致するデータを抽出する(ステップR3)。
次いで、ステップR3の条件に一致するデータの有無を判定し(ステップR4)、該当データがある場合には、ステップR5に移行し、
[T_受注予定工事売上予定]の工事名、工期開始日、工期終了日、受注予定金額及び原価予想合計が[T_受注予定工事マスター]の内容と一致しない場合は、情報を更新し、ステップR2で開始した[T_受注予定工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップR6)。ステップR4で、該当データが無い場合には、ステップR4aに移行し、[T_受注予定工事マスター]の工事名、工期開始日、工期終了日、受注予定金額及び原価予想合計を[T_受注予定工事売上予定]に追加登録し、ステップR6に移行する。
図83に「受注予定工事支払検収計画の当月データ作成」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_受注予定工事支払予定]から対象月が先月のデータを抽出し(ステップR1)、[T_受注予定工事支払予定]の対象月を現在月に変更する(ステップS2)ために、[T_受注予定工事支払予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR3)、[T_受注予定工事支払予定]の検収月1〜10と検収割合1〜10は、当月以降のデータのみを持ち越す処理を施し(ステップR4)、[T_受注予定工事支払予定]の工事コード、工事名、工期開始日、工期終了日、受注予定金額、原価予想合計、現金割合、手形割合、手形サイト、支払サイト、支払い方法をコピーして新規登録して(ステップR5)、前記ステップR3で開始した[T_受注予定工事支払予定]テーブルのEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR6)、処理を終了する。
次に、[受注予定工事売上計上予定作成・出力]処理について説明する。
<表示>:
・受注工事マスターに登録されたデータを、画面に一覧表示する。
・受注予定金額、原価予想金額を自動表示する。
・データは、タブで区切り、月ごとに表示する。
・[T_受注予定工事マスター]にデータを追加登録した際に、同時に[T_受注予定工事売上予定]にもデータを追加登録する。対象月は現在月とする。
・[T_受注予定工事マスター]からデータを削除、又は、正式受注して[T_工事マスター]にデータを移行した際は、[T_受注予定工事売上予定]から同一工事コードで、対象月が現在月のデータを削除する。その際、過去のデータは残しておく。
・新しい月になり、初めてデータを表示する際に、新しい月のデータを自動作成する。
・新しい月のデータを自動作成する際には、(工事マスターの内容更新)処理及び(対象月に現在月を登録し、過去のデータ内容を引き継ぐが、検収月・検収予定の中で、経過した月のデータは削除する。)処理を行う。
・翌月以降のデータは、空欄とする。
・印刷は、[T_受注予定工事売上予定]のデータを全て出力する。
<操作>:
・得意先、新規のいずれかにチェックを入れる。
・得意先にチェックを入れた場合は、得意先マスターから現金割合、手形割合、手形サイトを自動表示する。新規にチェックを入れた場合は、全て手入力する。
・完成時一括、出来高のいずれかにチェックを入れ、計上月、計上金額を入力する。
・分割して計上する場合は、最大10件まで登録できる。
・更新ボタンを押下すると、画面上で選択しているデータを更新する。
・マスター読込ボタンを押下すると、受注予定工事マスターの内容を読込み、データベースを更新する。
・削除ボタンを押下すると、選択しているデータ1件を削除する。
・印刷ボタンを押下すると、画面に表示されているデータを「月次資金繰り予想(受注予定工事売上計上計画)」として印刷する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:工事番号欄([T_受注予定工事マスター]に登録された工事コードを自動表示)、工事名欄([T_受注予定工事マスター]から自動表示)、工期開始欄([T_受注予定工事マスター]から自動表示)、工期終了欄([T_受注予定工事マスター]から自動表示)、受注予定金額欄([T_受注予定工事マスター]から自動表示)、原価予算合計欄([T_受注予定工事マスター]から自動表示)、得意先欄(チェック入力)、新規欄(チェック入力)、現金割合欄、手形割合欄及び手形サイト欄(得意先にチェックした場合は自動表示、新規にチェックした場合は手入力)、完成時一括欄(チェック入力)、出来高払い欄(チェク入力)、第一回計上月欄及び第一回計上金額欄〜第十回計上月欄及び第十回計上金額欄を設ける。
図66に示す資金繰りメニュー画面の[予想作成]ボタンを押下すると、図84に示すように、資金繰りの一覧表示画面に移行し、受注予定工事の売上計上予定を作成し、各種帳票を出力することができる。月次資金繰り予想(受注予定工事売上計上計画)表の帳票レイアウトの一例を図85に示す。
図86に「月次の資金繰り予想(受注予定工事売上計上計画)」処理のフローチャートを示す。
[T_受注予定工事支払予定]から対象月が現在月のデータを抽出する(ステップR1)。次いで、該当するデータの有無を判定し(ステップR2)、該当データが有る場合には、最新情報更新を行なって(ステップR3)、処理を終了する。尚、ステップR2で、該当データが無い場合には、当月データを作成し(ステップR2a)、ステップR2を迂回してステップS3に移行する。
図87に「受注予定工事売上計上計画の最新情報更新」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_受注予定工事マスター]から今期中に完成する予定の工事を抽出する(ステップR1)ために、[T_受注予定工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_受注予定工事売上予定]から工事コードと一致するデータを抽出する(ステップR3)。
次いで、ステップR3の条件に一致するデータの有無を判定し(ステップR4)、該当データがある場合には、ステップR5に移行し、
[T_受注予定工事売上予定]の工事名、工期開始日、工期終了日、受注予定金額及び原価予想合計が[T_受注予定工事マスター]の内容と一致しない場合は、情報を更新し、ステップR2で開始した[T_受注予定工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップR6)。ステップR4で、該当データが無い場合には、ステップR4aに移行し、[T_受注予定工事マスター]の工事名、工期開始日、工期終了日、受注予定金額及び原価予想合計を[T_受注予定工事売上予定]に追加登録し、ステップR6に移行する。
図88に「受注予定工事売上計上計画の当月データ作成」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_受注予定工事売上予定]から対象月が先月のデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_受注予定工事売上予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_受注予定工事売上予定]の対象月を現在月に変更する(ステップR3)。次いで、[T_受注予定工事売上予定]の計上月1〜10と計上割合1〜10は、当月以降のデータのみを持ち越す処理を施し(ステップR4)、[T_受注予定工事売上予定]の工事コード、工事名、工期開始日、工期終了日、受注予定金額、原価予想合計、得意先or新規チェック、現金割合、手形割合、手形サイト、支払い方法をコピーして新規登録して(ステップR5)、前記ステップR2で開始した[T_受注予定工事支払予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR6)、処理を終了する。
[入金表出力]処理について説明する。
<表示>:
・[資金繰り]−[入出金表]ボタンを押下すると、入出金表出力画面が表示される。
・期間指定はカレンダーをクリックして指定するか、キーボードに数字を入力して行なう。
・得意先コード順に表示される。
<操作>:
・[入金表出力]ボタンを押下時に、[T_入金予定表]の現金入金予定日、又は手形入金予定日が指定期間内にあるデータを出力する。
・資金繰出力画面の日付入力欄において入力した日付を含む年月(1ヶ月間)を指定した期間とする。
・得意先コード別に現金入金、手形入金を出力する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:期日欄
<出力項目>:出力日欄、得意先コード欄、得意先名欄、現金入金欄(得意先コード毎の金額を表示し、フッタ部には合計を表示)、手形入金欄(得意先コード毎の金額を表示し、フッタ部には合計を表示)。
入金表の帳票レイアウトの一例を図89に示し、図90に入金表出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
入金表出力ボタン押下すると演算が開始され、取得した入金データの正否(s_nyukin_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であればステップR5に移行し、入金表の帳票を表示して処理を終了する。ステップR1で、取得した入金データが正常であると判断されると、指定年月を年月欄にセットし(ステップR2)、今回の合計入金額の正負が(n_total<>0)が判定される(ステップR3)。入金額の合計が正(+)の場合、n_total(今回の合計入金額)の値を合計金額欄にセットし(ステップR4)、入金表の帳票を表示し(ステップR5)、処理を終了する。ステップR3で合計入金額が負(−)の場合、合計金額欄に“¥0”をセット(ステップR3a)して(ステップR5)に移行し、処理を終了する。
図91に入金表出力ボタン押下時のs_nyukin_dataget関数のフローチャートを示す。
入金表出力ボタン押下して演算が開始され、入力された日付の正否を判断し(ステップS1)、入力された日付が異常であれば、画面に「日付を指定してください」と表示され(ステップS1a)、期日が指定されていない(s_nyukin_dataget=2)として(ステップS1b)、そのまま演算を終了する(ステップS1c)。ステップS1で入力された日付が正常であれば、[T_入金表出力]のデータをクリアし(ステップS2)、s_get_enddateから指定月の末日を取得し(ステップS3)、[T_入金予定表]の現金入金予定日が入力月の月初めから月末日の間の入金データを抽出する(ステップS4)。
次いで、ステップS5で該当する入金データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS14に移行し、s_get_enddateから指定月の末日を取得する。ステップS5で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_入金予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS6)、[T_入金表出力]に新規レコードを追加し(ステップS7)、[T_入金表出力]に[T_入金予定表]の売上対象年月、得意先コード、得意先名、工事コード、工事名、現金入金額を格納し(ステップS8)、[T_入金表出力]の手形入金額はゼロを格納(ステップS9)し、n_total(今回の合計入金額)に[T_入金予定表]の現金入金額を加算した後(ステップS10)、[T_入金表出力]のレコードを更新し(ステップS11)、内部ポインタを[T_入金予定表]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS12)、ステップS6で開始した[T_入金予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS13)、s_get_enddateから指定月の末日を取得し(ステップS14)、[T_入金予定表]の現金入金予定日が入力月の月初めから月末日の間の入金データを抽出する(ステップS15)。
次いで、ステップS16で、ステップS15の条件に該当する収支内訳データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、画面に「該当データがありません」と表示され(ステップS16a)、該当データ無し(s_nyukin_data=3)として(ステップS16b)、処理を終了する(ステップ16c)。ステップS16で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_入金予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS17)、[T_入金予定表]から抽出した入金データの得意先コード、工事コードと一致する入金データを[T_入金表出力]から抽出する(ステップS18)。
次いで、ステップS19で、ステップS18の条件に該当する入金データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_入金表出力]に新規レコードを追加し(ステップS20)、[T_入金表出力]に[T_入金予定表]の売上対象年月、得意先コード、得意先名、工事コード、工事名を格納し(ステップS21)、[T_入金表出力]の現金入力額にゼロを格納し(ステップS22)、[T_入金表出力]の手形入力額に[T_入金予定表]の手形入金額を格納する。尚、ステップS19で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS20、ステップS21及びステップS22を迂回して、ステップS23に移行する。
次いで、n_total(今回の合計入金額)に[T_入金予定表]の手形入金額を加算した後(ステップS24)、[T_入金表出力]のレコードを更新し(ステップS25)、内部ポインタを[T_入金予定表]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS26)、ステップS17で開始した[T_入金予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS27)、データベースの更新を確定するために再度[T_入金表出力]のオープン/クローズ処理を行って(ステップS28)、取得した入金データは正常(s_nyukin_dataget=0)として(ステップS29)、一連の処理を終了する。
[入金表出力(明細)]処理について説明する。
<表示>:
・[資金繰り]−[入出金表]ボタンを押下すると、入出金表出力画面が表示される。
・期間指定はカレンダーをクリックして指定するか、キーボードに数字を入力して行なう。
・得意先コード順に表示される。
<操作>:
・入金表出力ボタンを押下時に、[T_入金予定表]の現金入金予定日、又は手形支払予定日が指定期間内にあるデータを出力する。
・資金繰出力画面の日付入力欄において入力した日付を含む年月(1ヶ月間)を指定した期間とする。
・得意先コード別に、工事コード毎の現金入金、手形入金を出力する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:期日欄
<出力項目>:出力日欄、得意先コード欄、得意先名欄、工事コード欄、工事名、現金入金欄(得意先コード毎に小計を表示)、手形入金欄(得意先コード毎に小計を表示)。
入金表(明細)の帳票レイアウトの一例を図92に示し、図93に入金明細表出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
入金明細表出力ボタンを押下すると演算が開始され、取得した入金データの正否(s_nyukin_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であればステップR5に移行し、入金明細表の帳票を表示して処理を終了する。ステップR1で、取得した入金データが正常であると判断されると、指定年月を年月欄にセットし(ステップR2)、今回の合計入金額の正負が(n_total<>0)が判定される(ステップR3)。入金額の合計が正(+)の場合、n_total(今回の合計入金額)の値を合計金額欄にセットし(ステップR4)、入金明細表の帳票を表示し(ステップR5)、処理を終了する。ステップR3で合計入金額が負(−)の場合、合計金額欄に“¥0”をセット(ステップR3a)して(ステップR5)に移行し、処理を終了する。
[出金表出力]処理について説明する。
<表示>:
・[資金繰り]−[入出金表]ボタンを押下すると、図94に示す入出金表出力画面が表示される。
・期間指定はカレンダーをクリックして指定するか、キーボードに数字を入力して行なう。
・得意先コード順に表示される。
<操作>:
・入金表出力ボタンを押下時に、[T_支払予定表]の現金支払予定日、又は手形支払予定日が指定期間内にあるデータを出力する。
・資金繰出力画面の日付入力欄において入力した日付を含む年月(1ヶ月間)を指定した期間とする。
・請求コード別に現金支払い、手形決済金額を出力する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:期日欄
<出力項目>:出力日欄、請求コード欄、請求名欄、現金支払欄([T_支払表出力]の現金支払額を表示)、手形決済欄([T_支払表出力]の手形支払額を表示)。
支払い表の帳票レイアウトの一例を図95に示し、図96に出金表出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
出金表出力ボタン押下すると演算が開始され、取得した出金データの正否(s_siharai_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であればステップR3に移行し、支払い表の帳票を表示して処理を終了する。ステップR1で、取得した出金データが正常であると判断されると、指定年月を年月欄にセットし(ステップR2)、支払い表の帳票を表示して(ステップR3)、処理を終了する。
図97に出金表出力ボタン押下時のs_siharai_dataget関数のフローチャートを示す。
出金表出力ボタン押下して演算が開始され、入力された日付の正否を判断し(ステップS1)、入力された日付が異常であれば、画面に「日付を指定してください」と表示され(ステップS1a)、期日が指定されていない(s_siharai_dataget=2)として(ステップS1b)、そのまま演算を終了する(ステップS1c)。ステップS1で入力された日付が正常であれば、[T_支払表出力]テーブルのデータをクリアし(ステップS2)、s_get_enddateから指定月の末日を取得し(ステップS3)、[T_支払予定表]の現金支払予定日が入力月の月初めから月末日の間の入金データを抽出する(ステップS4)。
次いで、ステップS5で、ステップS4の条件に該当する支払データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS14に移行し、s_get_enddateから指定月の末日を取得する。ステップS5で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_支払予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS6)、[T_支払表出力]に新規レコードを追加し(ステップS7)、[T_支払表出力]に[T_支払予定表]の対象年月、請求コード、請求名、現金支払額を格納し(ステップS8)、[T_支払表出力]の手形支払額はゼロを格納(ステップS9)し、n_total(今回の合計支払額)に[T_支払予定表]の現金支払額を加算した後(ステップS10)、[T_支払表出力]のレコードを更新し(ステップS11)、内部ポインタを[T_支払予定表]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS12)、ステップS6で開始した[T_支払予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS13)、s_get_enddateから指定月の末日を取得し(ステップS14)、[T_支払予定表]の手形支払予定日が入力月の月初めから月末日の間の支払データを抽出する(ステップS15)。
次いで、ステップS16で、ステップS15の条件に該当する支払データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、画面に「該当データがありません」と表示され(ステップS16a)、該当データ無し(s_nyukin_data=3)として(ステップS16b)、処理を終了する(ステップ16c)。ステップS16で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_支払予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS17)、[T_支払予定表]から抽出した支払データの請求コード、工事コードと一致する支払データを[T_支払表出力]から抽出する(ステップS18)。
次いで、ステップS19で、ステップS18の条件に該当する支払データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_支払表出力]に新規レコードを追加し(ステップS20)、[T_支払表出力]に[T_支払予定表]の対象年月、請求コード、請求名を格納し(ステップS21)、[T_支払表出力]の現金支払額にゼロを格納し(ステップS22)、[T_支払表出力]の手形支払額に[T_支払予定表]の手形支払額を格納する。尚、ステップS19で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS20、ステップS21及びステップS22を迂回して、ステップS23に移行する。
次いで、n_total(今回の合計支払額)に[T_支払予定表]の手形支払額を加算した後(ステップS24)、[T_支払表出力]のレコードを更新し(ステップS25)、内部ポインタを[T_支払予定表]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS26)、ステップS17で開始した[T_支払予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS27)、データベースの更新を確定するために再度[T_支払表出力]のオープン/クローズ処理を行って(ステップS28)、取得した支払データは正常(s_siharai_dataget=0)として(ステップS29)、一連の処理を終了する。
[日繰り予定表(入出金表出力)]処理について説明する。
<表示>:
・[資金繰り]−[入出金表]ボタンを押下すると、図94に示す入出金表出力画面が表示される。
・期間指定はカレンダーをクリックして指定するか、キーボードから数字を入力して行なう。
・日付順に表示される。
<操作>:
・入金表出力ボタンを押下時に、[T_入金予定表]の現金入金予定日、又は手形入金予定日が指定期間内にあるデータを出力する。
・出金表出力ボタン押下時に、[T_支払予定表]の現金支払予定日、又は手形支払予定日が指定期間内にあるデータを出力する。
・資金繰出力画面の日付入力欄において入力した日付を含む年月(1ヶ月間)を指定した期間とする。
・対象年月別、請求コード別に現金入金、手形入金を出力する。
・その他経費から対象年月のデータを出力する。
・その他収入から対象年月のデータを出力する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:期日欄を設ける。
<出力項目>:対象年月欄、日付欄、得意先請コード欄、得意先名欄(得意先マスターより得意先コードに該当する得意先名)、請求コード欄、請求名欄(請求マスターより請求コードに該当する請求名)、入金額欄、支払額欄、番号欄を設ける。
日繰予定表の帳票レイアウトの一例を図98に示し、図99に入金表出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
入金表出力ボタン押下すると演算が開始され、取得した入金データの正否(s_nyusyukin_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であればステップR3に移行し、入出金表の帳票を表示して処理を終了する。ステップR1で、取得した入金データが正常であると判断されると、指定年月を年月欄にセットし(ステップR2)、入出金表の帳票を表示して(ステップR3)、処理を終了する。
図100、図101、図102及び図103に入金表出力ボタン押下時のs_nyusyukin_dataget関数のフローチャートを示す。
入金表出力ボタン押下して演算が開始され、入力された日付の正否を判断し(ステップS1)、入力された日付が異常であれば、画面に「日付を指定してください」と表示され(ステップS1a)、期日が指定されていない(s_nyusyukin_dataget=2)として(ステップS1b)、そのまま演算を終了する。ステップS1で入力された日付が正常であれば、[T_入出金表出力]テーブルのデータをクリアし(ステップS2)、s_get_enddateから指定月の末日を取得し(ステップS3)、[T_入金予定表]の現金入金予定日が入力月の月初めから月末日の間の入金データを抽出し(ステップS4)、データ無しが正である(nondata=true:条件式を満たす)として(ステップS5)、ステップS6に移行する。
次いで、ステップS6で、ステップS4の条件に該当する入金予定データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS15に移行し、s_get_enddateから指定月の末日を取得する。ステップS6で、YES(該当データ有り)の場合には、データ無しが偽である(nondata=false:条件式を満たさない)として(ステップ7)、[T_入金予定表出力]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS8)、[T_入出金表出力]に新規レコードを追加し(ステップS9)、[T_入出金表出力]に[T_入金予定表]テーブルの売上対象年月、得意先コード、得意先名、工事コード、工事名、現金入金額を格納し(ステップS10)、[T_入金表出力]の手形入金額はゼロを格納(ステップS11)し、[T_入出金表出力]のレコードを更新し(ステップS12)、内部ポインタを[T_入金予定表]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS13)、ステップS8で開始した[T_入金予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS14)、s_get_enddateから指定月の末日を取得し(ステップS15)、[T_入金予定表]の手形入金予定日が入力月の月初めから月末日の間の入金データを抽出する(ステップS16)。
次いで、ステップS17で、ステップS16の条件に該当する入金予定データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、
ステップS31に移行し、[T_その他収入表]から支出年月が指定月と一致する入金予定データを抽出する。ステップS17で、YES(該当データ有り)の場合には、データ無しが偽である(nondata=false:条件式を満たさない)として(ステップ18)、[T_入金予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS19)、[T_入金予定表]から抽出した入金予定データの得意先コード、工事コードと一致する入金予定データを[T_入出金表出力]から抽出する(ステップS20)。
次いで、ステップS21で、ステップS20の条件に該当する入金予定データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_入出金表出力]に新規レコードを追加し(ステップS22)、[T_入金表出力]に[T_入金予定表]の売上対象年月、得意先コード、得意先名、工事コード、工事名を格納し(ステップS23)、[T_入出金表出力]の現金入金額にゼロを格納し(ステップS24)、[T_入出金表出力]の手形入金額に[T_入金予定表]の手形入金額を格納する(ステップS25)。
次いで、n_total(今回の合計入金予定額)に[T_入金予定表]の手形入金額を加算した後(ステップS26)、[T_入出金表出力]のレコードを更新し(ステップS27)、内部ポインタを[T_入金予定表]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS28)、ステップS19で開始した[T_入金予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS29)、データベースの更新を確定するために再度[T_入出金表出力]のオープン/クローズ処理を行った後(ステップS30)、[T_その他収入表]から支出年月が指定月と一致する入金予定データを抽出する。(ステップS31)。
次いで、ステップS32で、ステップS31の条件に該当する入金予定データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、
ステップS41に移行し、s_get_denddateから指定月の末日を取得する。ステップS32で、YES(該当データ有り)の場合には、データ無しが偽である(nondata=false:条件式を満たさない)として(ステップ33)、[T_その他収入表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS34)、[T_入出金予定表]から全データを抽出し(ステップS35)、[T_入出金表出力]に新規レコードを追加する(ステップS36)。
次いで、[T_入出金表出力]に[T_入出金表出力]の日付、得意先名、収入額を格納し(スッテプS37)、[T_入出金表出力]のレコードを更新し(ステップS38)、内部ポインタを[T_その他収入表]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS39)、ステップS34で開始した[T_その他収入表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了(ステップS40)、s_get_denddateから指定月の末日を取得し(ステップS41)、[T_支払予定表]の現金支払日が入力月の月初めから月末日の間の支払データを抽出する(ステップS42)。
次いで、ステップS43で、ステップS42の条件に該当する入金予定データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS52に移行し、s_get_enddateから指定月の末日を取得する。ステップS43で、YES(該当データ有り)の場合には、データ無しが偽である(nondata=false:条件式を満たさない)として(ステップ44)、[T_支払予定表出力]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS45)、[T_入出金表出力]に新規レコードを追加し(ステップS46)、[T_入出金表出力]に[T_支払予定表]の対象年月、請求コード、請求名、現金支払額を格納し(ステップS47)、[T_入金表出力]の手形支払額はゼロを格納(ステップS48)し、[T_支払予定表出力]のレコードを更新し(ステップS49)、内部ポインタを[T_支払予定表]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS50)、ステップS45で開始した[T_支払予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS51)、s_get_enddateから指定月の末日を取得し(ステップS52)、[T_支払予定表]の手形支払予定日が入力月の月初めから月末日の間の支払予定データを抽出する(ステップS53)。
次いで、ステップS54で、ステップS53の条件に該当する支払予定データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、
ステップS66に移行し、[T_その他支払表]から支出年月が指定月と一致する支払予定データを抽出する。ステップS54で、YES(該当データ有り)の場合には、データ無しが偽である(nondata=false:条件式を満たさない)として(ステップS55)、[T_支払予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS56)、[T_支払予定表]から抽出した支払予定データの請求コード、工事コードと一致する支払予定データを[T_入出金表出力]から抽出する(ステップS57)。
次いで、ステップS58で、ステップS57の条件に該当する支払予定データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_入出金表出力]に新規レコードを追加し(ステップS59)、[T_入金表出力]に[T_入金予定表]テーブルの対象年月、請求コード、請求名を格納し(ステップS60)、[T_入出金表出力]の現金支払額にゼロを格納し(ステップS61)、[T_入出金表出力]の手形支払額に[T_入金予定表]の手形支払額を格納する(ステップS62)。尚、ステップS58で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS59、ステップS60及びステップS61を迂回してステップS62に移行する。
次いで、[T_入出金表出力]のレコードを更新し(ステップS63)、内部ポインタを[T_支払予定表]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS64)、ステップS56で開始した[T_支払予定表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS65)、[T_その他支払表]から支出年月が指定月と一致する支払予定データを抽出する。(ステップS66)。
次いで、ステップS67で、ステップS66の条件に該当する入金予定データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、
ステップS67aに移行し、該当データ無し(nondata=true)の真偽を判定する。ここで、NO(データは偽である)の場合には、そのまま処理を終了し(ステップS67d)、YES(データは真である)の場合は、画面に「該当データがありません」と表示され(ステップS67b)、該当データ無し(s_siharai_dateget=3)として(ステップS67c)、処理を終了する(ステップS67c)。
ステップS67で、YES(該当データ有り)の場合には、データ無しが偽である(nondata=false:条件式を満たさない)として(ステップ68)、[T_その他支払表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS69)、[T_入出金予定表]から全データを抽出し(ステップS70)、[T_入出金表出力]に新規レコードを追加する(ステップS71)。
次いで、[T_入出金表出力]に[T_入出金表出力]の日付、請求名、支払額を格納し(スッテプS72)、[T_入出金表出力]のレコードを更新し(ステップS73)、内部ポインタを[T_その他支払表]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS74)、ステップS69で開始した[T_その他支払表]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS75)、データ取得は正常になされた(s_nyusyukin_dateget=0)として(ステップS76)、データベースの更新を確定するために再度[T_入出金表出力]のオープン/クローズ処理を行い(ステップ77)、一連の処理を終了する。
[月次の資金繰り入出]処理について説明する。メインメニューから[資金繰りと貸借対照表]−[パスワード入力]で図104に示す入出金表作成画面を表示する。
<表示>:
・月毎の入金予定と出金予定を、図104に示す画面上部に表示する。
・いずれも金額の大きいデータから順に9件まで表示し、10件目には、残りのデータを“その他”の項目としてまとめて表示する。
・画面下部には、資金対策の項目とその金額を登録するための入力欄を設ける。
・資金対策欄は1月に最大15件まで登録可能とする。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、資金対策欄に項目、金額、入出金の選択、備考内容を、[T_資金対策内容]にデータを追加する。
・入出金の区別は、ラジオボタンにて選択する。これに応じて金額欄も(+)又は(−)の表示を切り替える。
・金額は、入金の場合は(+)で、出金の場合は(−)で表記・入力する。
・登録されたデータはグリッド上に一覧し、グリッド上のデータを選択すると入力欄にてデータの編集を行なえる。
入出力条件としては、
<入力項目>:入力月欄(1〜12の該当月を入力)、項目(入出金の項目)、入出金フラグ(True:入金 False:出金)。
[月次資金繰り表(確定・未成工事含む・受注予定工事含む)]処理について説明する。
<表示>:
・「資金繰予想出力」ボタンを押下すると、図105に示す資金繰予想表の作成画面が表示される。
<操作>:
・月次資金繰り表(確定)ボタン、月次資金繰り表(未成工事含む)ボタン、月次資金繰り表(受注予定工事含む)ボタン押下時に、各々の帳票を出力する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<出力項目>:売上データ項目欄・売上計上日付欄・売上金額(12ヶ月分のデータを出力する。各月、最大10件にまとめて表示)、支払データ項目欄・支払検収日付欄・支払金額(12ヶ月分のデータを出力する。各月、最大10件にまとめて表示)、資金対策項目欄、
資金対策日付欄、資金対策金額欄(12ヶ月分のデータを出力する。各月、最大15件にまとめて表示)を設ける。
月次資金日繰り表(確定)の帳票レイアウトの一例を図106及び図107に示し、図108に月次の資金繰り(確定)処理のフローチャートを示す。
月次資金繰り表(確定)ボタンを押下すると処理が開始され、[T_月次の資金繰り出力]のデータをクリアし(ステップR1)、期首月をiとして(i=期首月to期末月)の検索を開始し(ステップR2)、[T_月次の資金繰りテンプレート]のデータをクリアし(ステップR3)、入金予定表から現金データ抽出(i)(ステップR4)、入金予定表から手形データ抽出(i)(ステップR5)、その他収入表データ抽出(i)(ステップR6)の各処理を行う。次いで、[T_月次の資金繰りテンプレート]の並べ替えと[T_月次の資金繰り出力]へのコピーを行い(ステップR7)、[T_月次の資金繰りテンプレート]のデータをクリアする(ステップR8)。次いで、支払予定表から現金データ抽出(i)(ステップR9)、支払予定表から手形データ抽出(i)(ステップR10)、その他支払表データ抽出(i)(ステップR11)の各処理を行い。[T_月次の資金繰りテンプレート]の並べ替えと[T_月次の資金繰り出力]へのコピーを行い(ステップR12)、資金対策データ抽出(i)を行い(ステップR13)、内部列ポインタが次の場所を指すように(Next i)として内部配列ポインタを一つ先に進め(ステップR14)、処理を終了する。
図109に、月次の資金繰り(未成工事含む)処理のフローチャートを示す。
月次資金繰り表(確定)ボタンを押下すると処理が開始され、[T_月次の資金繰り出力]のデータをクリアし(ステップR1)、期首月をiとして(i=期首月to期末月)の検索を開始し(ステップR2)、[T_月次の資金繰りテンプレート]のデータをクリアし(ステップR3)、入金予定表から現金データ抽出(i)(ステップR4)、入金予定表から手形データ抽出(i)(ステップR5)、その他収入表データ抽出(i)(ステップR6)、未成工事売上予定データ抽出(i)(ステップR7)の各処理を行う。次いで、[T_月次の資金繰りテンプレート]の並べ替えと[T_月次の資金繰り出力]へのコピーを行い(ステップR8)、[T_月次の資金繰りテンプレート]のデータをクリアする(ステップR9)。次いで、支払予定表から現金データ抽出(i)(ステップR10)、支払予定表から手形データ抽出(i)(ステップR11)、その他支払表データ抽出(i)(ステップR12)、未成工事支払予定データ抽出(i)(ステップR13)の各処理を行い。[T_月次の資金繰りテンプレート]の並べ替えと[T_月次の資金繰り出力]へのコピーを行い(ステップR14)、資金対策データ抽出(i)を行い(ステップR15)、内部列ポインタが次の場所を指すように(Next i)として内部配列ポインタを一つ先に進め(ステップR16)、処理を終了する。
図110に、「月次の資金繰り(受注予定工事含む)」処理のフローチャートを示す。
月次資金繰り表(確定)ボタンを押下すると処理が開始され、[T_月次の資金繰り出力]のデータをクリアし(ステップR1)、期首月をiとして(i=期首月to期末月)の検索を開始し(ステップR2)、[T_月次の資金繰りテンプレート]のデータをクリアし(ステップR3)、入金予定表から現金データ抽出(i)(ステップR4)、入金予定表から手形データ抽出(i)(ステップR5)、その他収入表データ抽出(i)(ステップR6)、未成工事売上予定データ抽出(i)(ステップR7)、受注工事予定工事売上データ抽出(i)(ステップR8)の各処理を行う。次いで、[T_月次の資金繰りテンプレート]の並べ替えと[T_月次の資金繰り出力]へのコピーを行い(ステップR9)、[T_月次の資金繰りテンプレート]のデータをクリアする(ステップR10)。次いで、支払予定表から現金データ抽出(i)(ステップR11)、支払予定表から手形データ抽出(i)(ステップR12)、その他支払表データ抽出(i)(ステップR13)、未成工事支払予定データ抽出(i)(ステップR14)、受注予定工事支払予定データ抽出(i)(ステップR15)の各処理を行い。[T_月次の資金繰りテンプレート]の並べ替えと[T_月次の資金繰り出力]へのコピーを行い(ステップR16)、資金対策データ抽出(i)を行い(ステップR17)、内部配列ポインタが次の場所を指すように(Next i)として、内部配列ポインタを一つ先に進め(ステップR18)、処理を終了する。
図111に、「入金予定表から現金データ抽出」処理のフローチャートを示す。
(in:M=月)とし、[T_入金予定表]から現金入金予定日の月がMと一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_入金予定表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップR2)、[T_入金予定表]の現金入金日、現金入金額及び得意先名を[T_月次の資金繰りテンプレート]に一時保存し(ステップR3)、内部配列ポインタを[T_入金予定表]の次のレコードへ進め(ステップR4)、ステップR2で開始した[T_入金予定表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了して(ステップR5)、処理を終了する。
図112に、「入金予定表から手形データ抽出」処理のフローチャートを示す。
(in:M=月)とし、[T_入金予定表]から手形入金予定日の月がMと一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_入金予定表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップR2)、[T_入金予定表]の手形入金日、手形入金額及び得意先名を[T_月次の資金繰りテンプレート]に一時保存し(ステップR3)、内部配列ポインタを[T_入金予定表]の次のレコードへ進め(ステップR4)、ステップR2で開始した[T_入金予定表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了して(ステップR5)、処理を終了する。
図113に、「その他収入表データ抽出」処理のフローチャートを示す。
(in:M=月)とし、[T_その他収入表]から入金年月日の月がMと一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_その他収入表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップR2)、[T_その他収入表]の入金年月日、金額及び項目を[T_月次の資金繰りテンプレート]に一時保存し(ステップR3)、内部配列ポインタを[T_その他収入表]の次のレコードへ進め(ステップR4)、ステップR2で開始した[T_その他収入表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出処理を終了して(ステップR5)、処理を終了する。
図114に「未成工事売上予定データ抽出」処理のフローチャートを示す。
[T_未成工事売上予定]から対象月が当月のデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_未成工事売上予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_得意先マスター]から[T_未成工事売上予定]の得意先コードと一致するデータを抽出する(ステップR3)。次いで、該当データの有無を判定し(ステップR4)、YES(該当データ有り)の場合、得意先名を取得する(ステップR5)、ここで、この得意先名を[A]とする。次いで、(For i=1to10)として(ステップR6)、[T_未成工事売上予定]の計上月iが空白でないかどうか判定する(ステップR7)。尚、ステップR4で、NO(該当データ無し)の場合、ステップR5を迂回してステップR6に移行する。ステップR7で、YES(iが空白でない)場合、[T_月次の資金繰りテンプレート]に、(日付=[T_未成工事売上予定]の計上月i、金額=[T_未成工事売上予定]の計上金額i、項目=[A])を格納する(ステップR8)。次いで、内部配列ポインタを次の場所を指すように(Next i)として次のレコードへ移動し(ステップR9)、[T_未成工事売上予定]の検索ループを終了して(ステップR10)、処理を終了する。尚、ステップR7で、NO(iが空白である)場合、ステップR8を迂回してステップR9に移行する。
図115に「受注予定工事売上予定データ抽出」処理のフローチャートを示す。
[T_受注予定工事売上予定]から対象月が当月のデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_受注予定工事売上予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_得意先マスター]から[T_受注予定工事売上予定]の得意先コードと一致するデータを抽出する(ステップR3)。次いで、該当データの有無を判定し(ステップR4)、YES(該当データ有り)の場合、得意先名を取得する(ステップR5)、ここで、この得意先名を[A]とする。次いで、(For i=1to10)として(ステップR7)、[T_受注予定工事売上予定]の計上月iが空白でないかどうか判定する(ステップR7)。尚、ステップR4で、NO(該当データ無し)の場合、ステップR5を迂回してステップR6に移行する。ステップR7で、YES(iが空白でない)場合、[T_月次の資金繰りテンプレート]に、(日付=[T_受注予定工事売上予定]の計上月i、金額=[T_受注予定工事売上予定]の計上金額i、項目=[A])を格納する(ステップR8)。次いで、(Next i)として、次の場所を指すように(Next i)内部配列ポインタを次のレコードへ移動し(ステップR9)、[T_受注予定工事売上予定]の検索ループを終了して(ステップR10)、処理を終了する。尚、ステップR7で、NO(iが空白である)場合、ステップR8を迂回してステップR9に移行する。
図116に、「支払予定表から現金データ抽出」処理のフローチャートを示す。
(in:M=月)とし、[T_支払予定表]から現金支払予定日の月がMと一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_支払予定表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップR2)、[T_支払予定表]の現金支払予定日、現金支払額及び請求名を[T_月次の資金繰りテンプレート]に一時保存し(ステップR3)、内部配列ポインタを[T_支払予定表]の次のレコードへ進め(ステップR4)、ステップR2で開始した[T_支払予定表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了して(ステップR5)、処理を終了する。
図117に、「支払予定表から手形データ抽出」処理のフローチャートを示す。
(in:M=月)とし、[T_支払予定表]から手形支払予定日の月がMと一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_手形予定表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップR2)、[T_支払予定表]の手形支払予定日、手形支払額及び請求名を[T_月次の資金繰りテンプレート]に一時保存し(ステップR3)、内部配列ポインタを[T_支払予定表]の次のレコードへ進め(ステップR4)、ステップR2で開始した[T_支払予定表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了して(ステップR5)、処理を終了する。
図118に、「その他支払データ抽出」処理のフローチャートを示す。
(in:M=月)とし、[T_その他支払表]から支払年月日の月がMと一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_その他支払表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップR2)、[T_その他支払表]の支払年月日、金額及び項目を[T_月次の資金繰りテンプレート]に一時保存し(ステップR3)、内部配列ポインタを[T_その他支払表]の次のレコードへ進め(ステップR4)、ステップR2で開始した[T_その他支払表]のEOF(ファイルの末尾)までの抽出処理を終了して(ステップR5)、処理を終了する。
図119に「未成工事支払予定データ抽出」処理のフローチャートを示す。
[T_未成工事支払予定]から対象月が当月のデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_未成工事支払予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_支払先マスター]から[T_未成工事売上予定]の支払先コードと一致するデータを抽出する(ステップR3)。次いで、該当データの有無を判定し(ステップR4)、YES(該当データ有り)の場合、支払先名を取得する(ステップR5)、ここで、この得意先名を[A]とする。次いで、(For i=1to10)として(ステップR6)、[T_未成工事支払予定]の検収月iが空白でないかどうか判定する(ステップR7)。尚、ステップR4で、NO(該当データ無し)の場合、ステップR5を迂回してステップR6に移行する。ステップR7で、YES(iが空白でない)場合、[T_月次の資金繰りテンプレート]に、(日付=[T_未成工事支払予定]の検収月i、金額=[T_未成工事支払予定]の支払検収残高×検収割合i、項目=[A])を格納する(ステップR8)。次いで、次の場所を指すように(Next i)として、内部配列ポインタを次のレコードへ移動し(ステップR9)、[T_未成工事支払予定]の検索ループを終了して(ステップR10)、処理を終了する。尚、ステップR7で、NO(iが空白である)場合、ステップR8を迂回してステップR9に移行する。
図120に「売上予定工事支払データ抽出」処理のフローチャートを示す。
[T_受注予定工事支払予定]から対象月が当月のデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_受注予定工事支払予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_支払先マスター]から[T_受注予定工事売上予定]の支払先コードと一致するデータを抽出する(ステップR3)。次いで、該当データの有無を判定し(ステップR4)、YES(該当データ有り)の場合、支払先名を取得する(ステップR5)、ここで、この得意先名を[A]とする。次いで、(For i=1to10)として(ステップR6)、[T_受注予定工事支払予定]の検収月iが空白でないかどうか判定する(ステップR7)。尚、ステップR4で、NO(該当データ無し)の場合、ステップR5を迂回してステップR6に移行する。ステップR7で、YES(iが空白でない)場合、[T_月次の資金繰りテンプレート]に、(日付=[T_受注予定工事支払予定]の検収月i、金額=[T_受注予定工事支払予定]の原価予想額×検収割合i、項目=[A])を格納する(ステップR8)。次いで、次の場所を指すように(Next i)として、内部配列ポインタを次のレコードへ移動し(ステップR9)、[T_受注予定工事支払予定]の検索ループを終了して(ステップR10)、処理を終了する。尚、ステップR7で、NO(iが空白である)場合、ステップR8を迂回してステップR9に移行する。
図121に[T_月次の資金繰りテンプレート]の並べ替えと[T_月次資金繰り出力]への複写処理のフローチャートを示す。
(in:M=月 Flag=入金or出金)とし、[T_月次の資金繰りテンプレート]を金額の大きい順に並べて全データを抽出する(ステップR1)ために、[T_月次の資金繰りテンプレート]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、レコード件数をカウントし(ステップR3)、このカウント数を(n)とする。次いで、n<10を判定する(ステップR4)。ステップR4で、YES(nは10より小の場合)、ステップR5に移行し、Flag=入金の有無を判定する。
ステップR5で、YES(入金有り)の場合、[T_月次の資金繰り出力]のM月のフィールドの1〜9レコード目に、入金年月日、金額及び項目を格納し(ステップR6)、内部ポインタを[T_月次の資金繰りテンプレート]の次のレコードへ移動する(ステップR7)。尚、ステップR4で、NO(nは10より大の場合)、金額を加算して(ステップR4a)、ステップR7へ移行する。ここで、加算金額を(A)とする。また、ステップR5で、NO(入金無し)の場合、[T_月次の資金繰り出力]のM月のフィールドの11〜19レコード目に、入金年月日、金額及び項目を格納し(ステップR5a)、ステップR7へ移行する。
ステップR7で、内部配列ポインタを[T_月次の資金繰りテンプレート]の次のレコードへ移動した後、[T_月次の資金繰りテンプレート]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了し(ステップR8)、ステップR9に移行し、Flag=入金の有無を判定する。ステップR9で、YES(入金有り)の場合、[T_月次の資金繰り出力]のM月のフィールドの10レコード目に、入金日=空白、項目=その他、金額=(A)を格納し、処理を終了する。尚、ステップR9で、NO(入金無し)の場合、[T_月次の資金繰り出力]テーブルのM月のフィールドの20レコード目に、入金日=空白、項目=その他、金額=(A)を格納し(ステップR9a)、処理を終了する。
図122に、「資金対策データ抽出」処理のフローチャートを示す。
(in:M=月)とし、[T_資金対策データ]から入力月がMと一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_資金対策データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_月次の資金繰り出力]のM月のフィールドの21レコードから、日付、金額(出金の場合は“−”を付加する)、項目のデータを格納する(ステップR3)。次いで、内部配列ポインタを[T_資金対策データ]の次のレコードへ移動し(ステップR4)、[T_資金対策データ]の検索ループを終了して(ステップR5)、処理を終了する。
[売上計上一覧(確定・未成工事含む・受注予定工事含む)]処理について説明する。
<表示>:
・[資金繰予想出力]ボタンを押下すると、図123に示す資金繰予想表の作成画面が表示される。
<操作>:
・売上計上一覧(確定)ボタン、売上計上一覧(未成工事含む)ボタン、売上計上(受注予定工事含む)ボタン押下時に、各々の帳票を出力する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<出力項目>:工事コード欄(工事コード)、工事名欄([T_工事マスター]参照)、工期開始日欄([T_工事マスター]参照)、工期終了日欄([T_工事マスター]参照)、契約金額欄([T_工事マスター]参照)、売上計上合計欄([T_売上データ]参照)、売上計上残高欄(契約金額−売上計上合計)、繰越工事欄([T_売上繰越データ]参照)、1月欄〜12月欄(期首月から順に出力する。各月の売上金額を出力する。)を設ける。
売り上げ計上一覧表(確定工事)の帳票レイアウトの一例を図124に示し、図125に売上計上一覧(確定)出力処理のフローチャートを示す。図123の画面から売上計上一覧表(確定)ボタンを押下すると処理が開始され、[T_売上計上一覧印刷用]のデータをクリアし(ステップR1)、売上データを抽出し(ステップR2)、売上繰越データを抽出して(ステップR3)、出力処理を終了する。
図126に売上計上一覧(未成工事を含む)出力処理のフローチャートを示す。図123の画面から売上計上一覧表(未成工事を含む)ボタンを押下すると処理が開始され、[T_売上計上一覧印刷用]のデータをクリアし(ステップR1)、売上データを抽出し(ステップR2)、売上繰越データを抽出し(ステップR3)、未成工事の売上データを抽出して(ステップR4)、出力処理を終了する。
図127に売上計上一覧(受注予定工事を含む)出力処理のフローチャートを示す。図123の画面から売上計上一覧表(受注予定工事を含む)ボタンを押下すると処理が開始され、[T_売上計上一覧印刷用]のデータをクリアし(ステップR1)、売上データを抽出し(ステップR2)、売上繰越データを抽出し(ステップR3)、未成工事の売上予定データを抽出し(ステップR4)、受注予定工事の売上予定データを抽出して(ステップR5)、出力処理を終了する。
図128に「売上データ抽出」処理のフローチャートを示す。
[T_工事マスター]から工期終了日が期末以前で、既に完成している工事データを抽出する(ステップR1)ために、[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_工事マスター]の工事コード、工期開始日、工期終了日、工事名、契約金額を[T_売上計上一覧印刷用]に追加登録する(ステップR3)。次いで、内部配列ポインタを[T_工事マスター]の次のレコードへ移動し(ステップR4)、さらに[T_工事マスター]の検索ループを行なう(ステップR5)。次いで、[T_売上計上一覧印刷用]を開き(ステップR6)、[T_売上計上一覧印刷用]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR7)、次いで、[T_売上データ]から工事コードの一致する工事データを抽出する(ステップR8)ために、[T_売上データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR9)、入金日と一致する月に売上金額を登録し(ステップR10)、売上計上合計に売上金額を加算して登録し(ステップR11)、内部配列ポインタを[T_売上データ]の次のレコードへ移動し(ステップR12)、ステップR9で開始した[T_売上データ]の検索ループを終了する(ステップR13)。次いで、内部ポインタを[T_工事マスター]の次のレコードへ移動し(ステップR14)、ステップR2で開始した[T_工事マスター]の検索ループを終了し(ステップR15)、処理を終了する。
図129に、「繰越データ抽出」処理のフローチャートを示す。
(in:工事コード)とし、[T_売上繰越データ]から工事コードの一致するデータを抽出し(ステップR1)、該当データの有無を判定する(ステップR2)。ステップR2で、YES(該当データ有り)の場合、[T_売上計上一覧印刷用]の繰越工事に繰越金額を格納して(ステップR3)、処理を終了する。
図130に、「未成工事売上予定データ抽出」処理のフローチャートを示す。
(in:工事コード)とし、[T_未成工事売上予定]から対象月が当月で、工事コードが一致するデータを抽出し(ステップR1)、該当データの有無を判定する(ステップR2)。ステップR2で、YES(該当データ有り)の場合、計上月1〜10の一致する月に予定金額1〜10の値を格納し(ステップR3)、金額を売上計上合計に加算して(ステップR4)、処理を終了する。尚、ステップR2で、NO(該当データ無し)の場合、ステップR3及びステップR4を迂回して処理を終了する。
図131に「受注予定工事売上予定データ抽出」処理のフローチャートを示す。
[T_受注予定工事マスター]から今期中に終了予定のデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_受注予定工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_受注予定工事マスター]の工事コード、工期開始日、工期終了日、工事名、受注予定金額を[T_売上計上一覧印刷用]に追加登録する(ステップR3)。次いで、内部ポインタを[T_受注予定工事マスター]の次のレコードへ移動し(ステップR4)、さらに[T_受注予定工事売上予定]から対象月が当月で、工事コードの一致するデータを抽出し(ステップR5)、該当データの有無を判定する(ステップR6)。ステップR6で、YES(該当データ有り)の場合、計上月1〜10の一致する月に予定入金額1〜10の値を格納し(ステップR7)、金額を売上計上合計に加算し(ステップR8)、ステップR2で開始した[T_受注予定工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了し(ステップR9)、処理を終了する。尚、ステップR6で、NO(該当データ無し)の場合、ステップR7及びステップR8を迂回して処理を終了する。
[支払検収一覧(確定・未成工事含む・受注予定工事含む)]処理について説明する。
<表示>:
・[資金繰予想出力]ボタンを押下すると、図132に示す資金繰予想表の作成画面が表示される。
<操作>:
・支払検収一覧(確定)ボタン、支払検収一覧(未成工事含む)ボタン、支払検収一覧(受注予定工事含む)ボタン押下時に、各々の帳票を出力する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<出力項目>:工事コード欄(工事コード)、工事名欄([T_工事マスター]参照)、工期開始日欄([T_工事マスター]参照)、工期終了日欄([T_工事マスター]参照)、契約金額欄([T_工事マスター]参照)、実行予算合計欄([T_売上データ]参照)、未払検収合計欄([T_支払データ]参照)、未払検収残高欄(実行予算合計−支払検収合計)、繰越工事欄([T_支払繰越データ]参照)、1月欄〜12月欄(期首月から順に出力する。各月の支払金額を出力する。)を設ける。
支払検収一覧表(受注予定工事含む)の帳票レイアウトの一例を図133に示し、図134に支払検収一覧(確定)出力処理のフローチャートを示す。図132の画面から支払検収一覧表(確定)ボタンを押下すると処理が開始され、[T_支払検収一覧印刷用]のデータをクリアし(ステップR1)、支払データを抽出し(ステップR2)、請求繰越データを抽出し(ステップR3)、実行予算抽出(ステップR4)を行って出力処理を終了する。
図135に支払検収一覧(未成工事を含む)出力処理のフローチャートを示す。図132の画面から支払検収一覧表(未成工事を含む)ボタンを押下すると処理が開始され、[T_支払検収一覧印刷用]のデータをクリアし(ステップR1)、支払データを抽出し(ステップR2)、請求繰越データを抽出し(ステップR3)、実行予算抽出(工事コード)(ステップR4)、未成工事支払予定データ抽出(工事コード)(ステップR4)を行なって出力処理を終了する。
図136に支払検収一覧(受注予定工事を含む)出力処理のフローチャートを示す。図132の画面から支払検収一覧表(受注予定工事を含む)ボタンを押下すると処理が開始され、[T_支払検収一覧印刷用]のデータをクリアし(ステップR1)、支払データを抽出し(ステップR2)、請求繰越データを抽出し(ステップR3)、実行予算抽出(工事コード)(ステップR4)、未成工事支払予定データ抽出(工事コード)(ステップR5)、受注予定工事支払予定データ抽出(工事コード)(ステップR6)を行って出力処理を終了する。
図137に「支払データ抽出」処理のフローチャートを示す。
[T_工事マスター]から工期終了日が期末以前で、既に完成している工事データを抽出する(ステップR1)ために、[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_工事マスター]の工事コード、工期開始日、工期終了日、工事名、契約金額を[T_支払検収一覧印刷用]に追加登録する(ステップR3)。次いで、内部配列ポインタを[T_工事マスター]の次のレコードへ移動し(ステップR4)、さらに[T_工事マスター]の検索ループを行なう(ステップR5)。次いで、[T_支払検収一覧印刷用]を開き(ステップR6)、[T_支払検収一覧印刷用]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR7)、次いで、[T_請求データ]から工事コードが一致するデータを抽出する(ステップR8)ために、[T_請求データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR9)、請求データの日付と一致する[T_支払検収一覧印刷用]の月フィールドに請求金額を加算し(ステップR10)、[T_支払検収一覧印刷用]の支払検収合計フィールドに請求金額を加算し(ステップR11)、内部配列ポインタを[T_請求データ]の次のレコードへ移動し(ステップR12)、ステップR9で開始した[T_請求データ]の検索ループを終了する(ステップR13)。次いで、内部配列ポインタを[T_支払検収一覧印刷用]の次のレコードへ移動し(ステップR14)、ステップR7で開始した[T_支払検収一覧印刷用]の検索ループを終了し(ステップR15)、処理を終了する。
図138に、「繰越請求データ抽出」処理のフローチャートを示す。
(in:工事コード)とし、[T_繰越請求データ]から工事コードの一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_繰越請求データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_支払検収一覧印刷用]の繰越工事フィールドに繰り越し金額を加算し(ステップR3)、[T_支払検収一覧印刷用]の支払検収合計フィールドに繰り越し金額を加算し(ステップR4)、次いで、内部配列ポインタを[T_繰越請求データ]の次のレコードへ移動し(ステップR5)、ステップR2で開始した[T_繰越請求データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR6)処理を終了する。
図139に、「実行予算抽出」処理のフローチャートを示す。
(in:工事コード)とし、[T_実行予算マスター]から工事コードと一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_実行予算マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_支払検収一覧印刷用]の実行予算合計フィールドに実行予算を加算し(ステップR3)、次いで、内部配列ポインタを[T_実行予算マスター]の次のレコードへ移動し(ステップR4)、ステップR2で開始した[T_実行予算マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR5)処理を終了する。
図140に「未成工事支払予定データ抽出(in:工事コード)」処理のフローチャートを示す。
[T_未成工事支払予定]から工事コードと一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_未成工事支払予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_請求マスター]から[T_未成工事支払予定]の請求コードと一致するデータを抽出する(ステップR3)。次いで、該当データの有無を判定し(ステップR4)、YES(該当データ有り)の場合、現金率=B及び手形率=Cを取得する(ステップR5)、次いで、(For i=1to10)として(ステップR6)、[T_未成工事支払予定]の検収月iと一致する月の支払割合×支払残金=A(i)を計算する(ステップR7)。尚、ステップR4で、NO(該当データ無し)の場合、現金率=B=100及び手形率=C=0に設定して、ステップR6に移行する。次いで、A(i)×Bを[T_支払検収一覧印刷用]の月iフィールドに加算し(ステップS8)、A(i)×Bを[T_支払検収一覧印刷用]の支払検収合計フィールドに加算し(ステップS9)、A(i)×Cを[T_支払検収一覧印刷用]の月(i+手形発行月)フィールドに加算し(ステップS10)、次いで、(i+手形発行月)が今期中であるかどうかを判定し(ステップR11)、YES(今期中である)の場合、A(i)×Cを[T_支払検収一覧印刷用]の支払検収合計フィールドに加算し(ステップS12)、次いで、次の場所を指すように(Next i)として(ステップR13)、内部ポインタを[T_未成工事支払予定]の次のレコードへ移動し(ステップR14)、ステップR2で開始した[T_未成工事支払予定]の検索ループを終了して(ステップR15)、処理を終了する。尚、ステップR11で、NO(今期中では無い)場合、ステップR12を迂回してステップR13に移行する。
図141に「受注予定工事支払い予定データ抽出(in:工事コード)」処理のフローチャートを示す。
[T_受注予定工事支払予定]から工事コードと一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_受注予定工事支払予定]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、次いで、(For i=1to10)として(ステップR3)、[T_未成工事支払予定]の検収月iと一致する月の支払割合×契約金額=A(i)を計算し(ステップR4)、A(i)×現金割合を[T_支払検収一覧印刷用]の月iフィールドに加算し(ステップS5)、A(i)×現金割合を[T_支払検収一覧印刷用]の支払検収合計フィールドに加算する(ステップS6)。次いで、(i+手形サイト/30)が今期中かどうかを判定し(ステップR7)、YES(今期中である)の場合、A(i)×手形割合を[T_支払検収一覧印刷用]の月(i+手形発行月)フィールドに加算し(ステップS8)、A(i)×手形割合を[T_支払検収一覧印刷用]の支払検収合計フィールドに加算し(ステップS9)、次いで、次の場所を指すように(Next i)として(ステップR10)、内部ポインタを[T_受注予定工事支払予定]の次のレコードへ移動し(ステップR11)、ステップR2で開始した[T_受注予定工事支払予定]の検索ループを終了して(ステップR12)、処理を終了する。尚、ステップR7で、NO(今期中では無い)場合、ステップR8及びステップR9を迂回してステップR10に移行する。
[予定表自動作成]処理について説明する。
<表示>:
・[データ入力]−[予定表自動作成]ボタン押下で、図142に示す予定表自動作成画面を表示する。
・対象年月に現在の年月を表示する。
<操作>:
・データ自動作成ボタン押下時に、その対象年月の請求コード・工事コードに該当する金額をまとめた後、[T_支払予定表]に保存する。
・次に、その対象年月の得意先コード・工事コードに該当する金額をまとめた後、[T_入金予定表]に保存する。
・データ登録時には、売上データ及び前払金額データから該当する金額を参照し、データベースに登録する。
・売上データからの登録の際、得意先コードと売上対象年月が一致する売上データを[T_売上データ]から参照し、売上金額を登録し、[T_入金予定表]の前払入金日に“売上”を登録する。
・前払金額データからの登録の際、売上対象年月が一致する前払金額データを[T_前払金額データ]から参照し、売上金額を登録する。現金率100%とし、[T_入金予定表]の現金入金日と前払入金日に[T_前払金額データ]の日付を登録する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:請求対象年月欄を設ける。
<支払予定表への出力項目>:請求対象年月欄、請求コード欄、請求名欄、現金支払率欄、現金支払予定日欄、手形支払率欄、手形支払予定日欄、末日1欄、末日2欄、金額欄(対象年月・対象請求コードに該当する[T_請求データ]の請求金額の合計値)、現金支払額欄、手形支払額欄を設ける。
<入金予定表への出力項目>:売上対象年月欄、得意先コード欄、得意先名欄、工事コード欄、工事名欄、現金入金率欄、現金入金予定日欄、手形入金率欄、手形決済予定日欄、末日1欄、末日2欄、金額欄(対象年月・対象得意先コード・対象工事コードに該当する[T_売上データ]の合計値)、現金入金額欄、手形入金額欄、前払入金日欄(“売上”)を設ける。
図143に自動作成ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
自動作成ボタン押下すると演算が開始され、対象年月が年月欄に選択されたかどうかを判定(s_check<>0)し(ステップS1)、YES(選択有り)の場合には、s_auto_syukin処理を行い(ステップS2)、次いでs_auto_nyukin処理を行い(ステップS3)、処理を終了する。尚、ステップR1で、NO(選択無し)の場合には、ステップS2及びステップS3を迂回して処理を終了する。
図144に自動作成ボタン押下時のs_auto_syukin関数のフローチャートを示す。
自動作成ボタン押下して演算が開始され、s_get_enddateから指定月の月末日を取得し(ステップS1)、[T_請求データ]から指定された請求コードに一致し、かつ指定月の月初めから末日までの間のデータを抽出する(ステップS2)。
次いで、ステップS3で、ステップS2の条件に該当する出金データの有無を判定し、YES(出金データ有り)の場合には、n_seikyu(今回の請求金額)に請求金額を加算し(ステップS4)、[T_支払予定表]から指定された請求コード、請求対象年月が一致する支払データを抽出する(ステップS5)。尚、ステップS3で、NO(出金データ無し)の場合には、n_seikyu=0とし、ステップS5に移行する。
次いで、ステップS6で、ステップS5の条件に該当する支払データの有無を判定し、YES(支払データ有り)の場合には、[T_支払予定表]に新規レコードを追加し(ステップS7)、[T_支払予定表]に指定された請求対象年月、請求コード、請求名、現金支払率、現金支払予定日、手形支払率、手形支払予定日、末日1、末日2を格納し(ステップS8)、[T_支払予定表]の金額にn_seikyu(今回の請求金額)の値を格納(ステップS9)し、[T_支払予定表]の現金支払額に(n_seikyu×現金支払率/100)の値を格納し(ステップS11)、レコードの更新を行なった後(ステップS12)、[T_支払予定表]の新規レコードを表示して(ステップS13)、処理を終了する。尚、ステップS6で、NO(支払データ無し)の場合は、上書きメッセージを表示して(ステップS6a)、ステップS8に移行する。
図145に自動作成ボタン押下時のs_auto_nyukin関数のフローチャートを示す。
自動作成ボタン押下して演算が開始され、s_get_uriage処理を行い(ステップS1)、s_get_uriageの戻り値が正常か又はデータ無しかを判定する(ステップS2)。ステップS2で、YES(戻り値が正常又はデータ無し)の場合、s_get_ maekin処理を行って(ステップS3)、処理を終了する。ステップS2で、NO(戻り値が異常又はデータ有り)の場合、そのまま処理を終了する。
図146に自動作成ボタン押下時のs_get_uriage関数のフローチャートを示す。
自動作成ボタン押下して演算が開始され、s_get_enddateから指定月の月末日を取得し(ステップS1)、[T_売上データ]から指定された工事コードに一致し、かつ指定月の月初めから末日までの間のデータを抽出し(ステップS2)、該当データの有無を判定し(ステップS3)、YES(該当データ有り)の場合には、n_uriage(今回の売上金額)に売上金額を加算し(ステップS4)、[T_入金予定表]から指定された得意先コード、工事コード、売上対象年月に一致する入金予定データを抽出する(ステップS5)。尚、ステップS3で、NO(該当データ無し)の場合には、n_uriage=0として(ステップS4a)、ステップS5に移行する。
次いで、ステップS6で、ステップS5の条件に該当する入金予定データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_入金予定表]に新規レコードを追加し(ステップS7)、[T_入金予定表]に指定された売上対象年月、得意先コード、得意先名、工事コード、工事名、現金入金率、現金入金予定日、手形入金率、手形入金予定日、末日1、末日2を格納する(ステップS8)。次いで、[T_入金予定表]の金額にn_uriage(今回の売上額)の値を格納し(ステップS9)、[T_入金予定表]の前払入金日に“売上”を格納し(ステップS10)、[T_入金予定表]の現金入金額に(n_uriage×手形入金率/100)の値を格納し(ステップS11)、[T_入金予定表]の手形入金額に(n_uriage×手形入金率/100)の値を格納し(ステップS12)、レコードを更新し(ステップS13)、[T_入金予定表]の新規レコードを表示して(ステップS14)、処理を終了する。尚、ステップS6で、NO(該当データ無し)の場合には、上書きメッセージを表示して(ステップS6a)、ステップS8に移行する。
図147に自動作成ボタン押下時のs_get_maekin関数のフローチャートを示す。
自動作成ボタン押下して演算が開始され、s_get_enddateから指定月の月末日を取得し(ステップS1)、[T_前払金額データ]から指定された工事コードに一致し、かつ指定月の月初めから末日までの間のデータを抽出し(ステップS2)、該当データの有無を判定し(ステップS3)、YES(該当データ有り)の場合には、n_uriage(今回の売上金額)に売上金額を加算し(ステップS4)、[T_入金予定表]から指定された得意先コード、工事コード、売上対象年月に一致する入金予定データを抽出する(ステップS5)。尚、ステップS3で、NO(該当データ無し)の場合には、n_uriage=0として(ステップS4a)、ステップS5に移行する。
次いで、ステップS6で、ステップS5の条件に該当する入金予定データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_入金予定表]に新規レコードを追加し(ステップS7)、[T_入金予定表]に指定された売上対象年月、得意先コード、得意先名、工事コード、工事名、現金入金率、現金入金予定日、手形入金率、手形入金予定日、末日1、末日2を格納する(ステップS8)。次いで、[T_入金予定表]の金額にn_uriage(今回の売上額)の値を格納し(ステップS9)、[T_入金予定表]の前払入金日に日付を格納し(ステップS10)、[T_入金予定表]の現金入金額にn_uriage(今回の売上額)の値を格納し(ステップS11)、[T_入金予定表]の手形入金額にゼロを格納し(ステップS12)、レコードを更新し(ステップS13)、[T_入金予定表]の新規レコードを表示して(ステップS14)、処理を終了する。尚、ステップS6で、NO(該当データ無し)の場合には、上書きメッセージを表示して(ステップS6a)、ステップS8に移行する。
図148に請求対象年月指定のチェック入力(s_check)関数のフローチャートを示す。
請求対象年月は日付かどうか判定し(ステップS1)、YES(日付けである)の場合、ステップS2に移行し、入力データは正常(s_check=0)であるとして処理を終了する。尚、ステップS1で、NO(日付けではない)の場合、入力データは異常(s_check=1)であるとして処理を終了する。
次に、各工事台帳出力処理について説明する。
[請負工事台帳]出力処理について説明する。
<表示>:
・[データ出力]−[工事台帳]ボタン押下で、図149に示す工事台帳出力画面を表示する。
・工事コードに工事マスターの工事コードを重複なく積む。
・工事コードを選択すると、該当する工事名を表示する。
・日付、摘要順で表示する。
<操作>:
・請負工事台帳印刷ボタン押下時に、指定された工事コードに該当する収支を経費の種類別に分類し、さらにその詳細項目毎のデータを出力する。
・各日付の金額欄には、各日付に発生した収支を[T_請求データ]、[T_請求繰越データ]、[T_日報データ]、[T_労務マスター]、[T_売上データ]、[T_売上繰越データ]各テーブルから指定された工事コードのデータを抽出する。
・抽出したデータは、[T_請負工事台帳]に一時保存する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、
<入力項目>:工事コード欄([T_工事マスター]から選択)、工事名欄(工事コード選択時に自動表示)を設ける。
<出力項目>:発注者名欄([T_得意先マスター]の得意先名を表示)、工事名欄([T_工事マスター]より工事コードに該当する工事名)、工事場所欄([T_工事マスター]より工事コードに該当する工事場所)、着工月日欄([T_工事マスター]より工事コードに該当する工期開始)、完成月日欄([T_工事マスター]より工事コードに該当する完成工事日)、請負契約金額欄(ラベルに表示:工事コードと一致する工事マスターの受注金額、追加工事代金表示)、工事受入金欄(ラベルに表示:工事コードと一致する[T_前払金額データ])の前払金額を表示。最新のものから4件入り、最後の1件は前払金の合計値を表示)、種類欄([T_請求マスター]の請求の種類)、種類名欄(請求種類と一致する請求種類名を表示)、摘要欄(請求名又は労務者名)、工事コード欄、材料費欄(工事コードと一致する[T_請求繰越データ]、[T_請求データ]から材料費に分類される請求金額を表示)、労務費欄(工事コードと一致する[T_労務費繰越データ]+([T_日報データ]の工数×[T_労務マスター]の時間単価)、外注費欄(工事コードと一致する[T_請求繰越データ]、[T_請求繰越データ]、[T_請求データ]から外注費に分類される請求金額を表示)、経費欄(工事コードと一致する[T_請求繰越データ]、[T_請求データ]から経費に分類される請求金額を表示)、完成工事高欄(工事コードと一致する[T_売上繰越データ]、[T_売上データ]から売上金額を表示)、日付欄、合計欄を設ける。
請負工事台帳の帳票レイアウトの一例を図150に示し、図151に請負工事台帳出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
請負工事台帳出力ボタンを押下すると演算が開始され、構造体とグローバル変数を初期化し(ステップS1)、請負データの正否(s_ukeoi_dataget=0)を判断し(ステップR2)、データが異常であれば、そのまま処理を終了する。ステップR2で、請負データが正常であると判断されると、請負契約額の日付と金額欄にN_ukeoiの値をセットし(ステップR3)、工事受入金の日付と金額欄にN_uriageの値をセットし(ステップS4)、工事名欄に指定された工事名をセットし(ステップS5)、発注者欄にN_hatyusyaを、工事場所欄にN_koujibayoを、着工日欄にN_kaisibiを、完成日欄にN_kanseibiをセットし(ステップS6)、請負工事台帳の帳票を表示して(ステップS7)、処理を終了する。
図152乃至図158に請負工事台帳出力ボタン押下時のs_ukeoi_dataget関数のフローチャートを示す。
請負工事出力ボタン押下して演算が開始され、工事コードが指定されているか否かの入力チェックを行い(ステップS1)、YES(工事コードが指定されている)の場合には、[T_請負工事台帳]のデータをクリアし(ステップS2)、[T_工事マスター]から指定された工事コードと一致する請負データを抽出し(ステップS3)、該当データの有無を判定する(ステップS4)。ステップS4で、YES(該当データ有り)の場合、[T_工事マスター]の工事名をn_koujinameに格納し、受注金額をn_jyuchuに格納し、工事場所をn_koujibasyoに格納し、得意先コードから得意先マスター経由で得意先名を取得してn_hatyusyaに格納し、着工日をn_kaisibiに格納し、完成日をn_kanseibiに格納し(ステップS5)、[T_請求データ]から指定された工事コードと一致する請求データを抽出する(ステップS6)。尚、ステップS1で、NO(工事コードが指定されていない)の場合には、画面に「工事コードを指定してください」と表示され(スッテプS1a)、入力データが指定されていない(s_ukeoi_dataget=2)として(ステップS1b)、処理を終了する。また、ステップS4で、NO(該当データ無し)の場合、工事名空欄(n_koujineme=“”)として(ステップS4a)、ステップS6に移行する。
次いで、ステップS7で、ステップS6の条件に該当する請求データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_請求データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS8)、[T_請求マスター]にから[T_工事マスター]の請求コードと一致する請求データを抽出する(ステップS9)。尚、ステップS7で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS28に移行する。
次いで、ステップS10で、ステップS9の条件に該当する請求データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_seikyunameに抽出データの請求名を格納し(ステップS11)、n_shuruiに抽出データの請求種類コードを格納し(ステップS12)、[T_請求種類]から請求の種類がn_syurui(今回の請求の種類)と一致する請求データを抽出する(ステップS13)。尚、ステップS14で、NO(該当データ無し)の場合には、請求名空欄(n_seikyuname=“”)として(ステップS10a)、ステップS13に移行する。
次いで、ステップS14で、ステップS13の条件に該当する工事データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_shuruinameに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS15)、n_shuruiに抽出データの請求種類コードを格納し(ステップS16)、[T_請負工事台帳]から指定された工事コード、日付が一致し、摘要がn_seikyunameと一致する工事データを抽出する(ステップS17)。尚、ステップS14で、NO(該当データ無し)の場合には、請求の種類名空欄(n_shuruiname=“”)として(ステップS14a)、ステップS17に移行する。
次いで、ステップS18で、ステップS17の条件に該当する工事データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_請負工事台帳]に新規データを追加し(ステップS19)、[T_請負工事台帳]の種類にn_shuruiを格納し、種類名にn_shuruinameを格納し、摘要にn_seikyunameを格納し(ステップS20)、[T_請負工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを格納し、日付に[T_請求データ]の日付を格納する(ステップS21)。尚、ステップS18で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS19、ステップS20及びステップS21を迂回してステップS22に移行する。
ステップS22では、n_shuruinameが材料か否かを判定し、YES(材料である)場合には、[T_請負台帳]の材料費に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS23)、[T_請負工事台帳]の合計に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS24)、[T_請負工事台帳]のレコードを更新し(ステップS25)、内部配列ポインタを[T_請求データ]から[抽出データ]の次のレコードへ移動し(ステップS26)、ステップS8で開始した[T_請求データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了する(ステップS27)。尚、ステップS22で、NO(n_shuruinameが材料ではない)の場合には、さらに、n_shuruinameが外注であるか否かを判定する(ステップS22a)、そして、ステップS22aで、YES(n_shuruinameが外注である)の場合には、[T_請負工事台帳]の外注費に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS22b)、ステップS24に移行する。ステップS22aで、NO(n_shuruinameが外注でない)場合には、[T_請負工事台帳]の経費に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS22c)、ステップS24に移行する。
次いで、ステップS28で、[T_請求繰越データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出し、該当データの有無を判定する(ステップS29)。ステップS29で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_請求繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS30)、[T_請求マスター]から[T_請求繰越データ]の請求コードと一致するデータを抽出する(ステップS31)。尚、ステップS29で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS50に移行する。
次いで、ステップS32で、ステップS31の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_seikyunameに抽出データの請求名を格納し(ステップS33)、n_shuruiに抽出データの請求種類コードを格納し(ステップS34)、[T_請求種類]から請求の種類がn_shuruiと一致するデータを抽出する(ステップS35)。尚、ステップS32で、NO(該当データ無し)の場合には、請求名空欄(n_seikyuname=“”)として(ステップS32a)、ステップS35に移行する。
次いで、ステップS36で、ステップS35の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_shuruinameに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS37)、n_shuruiに抽出データの請求種類コードを格納し(ステップS38)、[T_請負工事台帳]から指定された工事コード、日付が一致し、摘要がn_seikyunameと一致するデータを抽出する(ステップS39)。
次いで、ステップS40で、ステップS39の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_請負工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS41)、[T_請負工事台帳]の種類にn_shuruiを格納し、種類名にn_shuruinameを格納し、摘要にn_seikyunameを格納し(ステップS42)、[T_請負工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを格納する(ステップS43)。尚、ステップS40で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS41、ステップS42及びステップS43を迂回してステップS44に移行する。
ステップS44では、n_shuruinameが材料か否かを判定し、YES(材料である)場合には、[T_請負工事台帳]の材料費に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS45)、[T_請負工事台帳]の合計に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS46)、[T_請負工事台帳]のレコードを更新し(ステップS47)、内部配列ポインタを[T_請求繰越データ]から[抽出データ]の次のレコードへ移動し(ステップS48)、ステップS30で開始した[T_請求繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了する(ステップS49)。尚、ステップS44で、NO(n_shuruinameが材料ではない)の場合には、さらに、n_shuruinameが外注であるか否かを判定する(ステップS44a)、そして、ステップS44aで、YES(n_shuruinameが外注である)の場合には、[T_請負工事台帳]の外注費に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS44b)、ステップS46に移行する。ステップS44aで、NO(n_shuruinameが外注でない)場合には、[T_請負工事台帳]の経費に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS44c)、ステップS46に移行する。
次いで、ステップS50で、[T_売上データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出し、該当データの有無を判定する(ステップS51)。ステップS51で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_売上データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS52)、[T_請求マスター]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS53)。尚、ステップS51で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS67に移行する。
次いで、ステップS54で、ステップS53の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_tokuisakiに抽出データの得意先コードを格納し(ステップS55)、[T_得意先マスター]から得意先コードがn_tokuisakiと一致するデータを抽出する(ステップS56)。尚、ステップS54で、NO(該当データ無し)の場合には、工事コード空欄(n_tokuisaki=“”)として(ステップS54a)、ステップS56に移行する。
次いで、ステップS57で、ステップS56の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_sekyunameに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS58)、[T_請負工事台帳]から指定された工事コード、日付が一致し、摘要がn_seikyunameと一致するデータを抽出する(ステップS59)。尚、ステップS57で、NO(該当データ無し)の場合には、発注者名空欄(n_tokuisaki=“”)として(ステップS57a)、ステップS59に移行する。
次いで、ステップS60で、ステップS59の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_請負工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS61)、[T_請負工事台帳]の摘要にn_seikyunameを格納し(ステップS62)、[T_請負工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを、日付に指定された年月日を格納し(ステップS63)、[T_請負工事台帳]の完成工事高に[T_請求データ]の売上金額を加算し(ステップS64)、[T_請負工事台帳]のレコードを更新し(ステップS65)、内部配列ポインタを[T_売上データ]から抽出したデータの次レコードへ移動させ(ステップS66)、ステップS52で開始した[T_売上データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了する(ステップS67)。尚、ステップS60で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS61、ステップS62及びステップS63を迂回してステップS64に移行する。
次いで、ステップS68で、[T_売上繰越データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出し、該当データの有無を判定する(ステップS69)。ステップS69で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_売上繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS70)、[T_請求マスター]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS71)。尚、ステップS69で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS86に移行する。
次いで、ステップS72で、ステップS71の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_tokuisakiに抽出データの得意先コードを格納し(ステップS73)、[T_得意先マスター]から得意先コードがn_tokuisakiと一致するデータを抽出する(ステップS74)。尚、ステップS71で、NO(該当データ無し)の場合には、工事コード空欄(n_tokuisaki=“”)として(ステップS72a)、ステップS74に移行する。
次いで、ステップS75で、ステップS74の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_sekyunameに抽出データの得意先名を格納し(ステップS76)、[T_請負工事台帳]から指定された工事コード、日付が一致し、摘要がn_seikyunameと一致するデータを抽出する(ステップS77)。尚、ステップS75で、NO(該当データ無し)の場合には、発注者名空欄(n_seikyuname=“”)として(ステップS75a)、ステップS77に移行する。
次いで、ステップS78で、ステップS77の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_請負工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS79)、[T_請負工事台帳]の摘要にn_seikyunameを格納し(ステップS80)、[T_請負工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを格納し(ステップS81)、[T_請負工事台帳]の完成工事高に[T_請求データ]の繰越売上金額を加算し(ステップS82)、[T_請負工事台帳]のレコードを更新し(ステップS83)、内部配列ポインタを[T_売上繰越データ]テーブルから抽出したデータの次レコードへ移動させ(ステップS84)、ステップS70で開始した[T_売上繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS85)、[T_前払金額データ]から指定された工事コードと一致するデータを日付の降順に抽出する(ステップS86)。尚、ステップS78で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS79、ステップS80及びステップS81を迂回して、ステップS82に移行する。
次いで、ステップS86で、ステップS85の条件に該当する入金予定データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、
記録データ無し(n_dat_count=0)として(ステップS87)、[T_前払金額データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始する(ステップS88)。尚、ステップS87で、NO(該当データ無し)の場合には、後述するステップS96に移行する。
次いで、ステップS90で、記録データ数が4より小(n_dat_count<4)であるかどうか判定し、YES(4より小)の場合には、N_uriage構造体(n_dat_count)の金額、日付に抽出データの前払金額、日付を格納し(ステップS91)、(n_dat_count ++)として(ステップS92)、[T_請負工事台帳]のレコードを更新して(ステップS93)、
内部ポインタを[T前払金額データ]から抽出したデータの次のデータへ移動させ(ステップS94)、ステップS89で開始した[T_前払金額データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS95)、[T_労務費繰越データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS96)。尚、ステップ90で、NO(4より大)の場合には、N_uriage構造体(4)の金額に抽出データの前払金額を加算し(ステップS90a)、N_uriage構造体(4)の日付の“ ”を格納して(ステップS90b)、ステップS93に移行する。
次いで、ステップS97で、ステップS96の条件に該当する労務費データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_労務費繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS98)、s_get_roumuから労務者名を取得し、n_seikyunameに格納する処理を行う(ステップS99)。尚、ステップS97で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS113に移行する。
次いで、[T_請求種類]から請求の種類名が「労務費」のデータを抽出し(ステップS100)、該当データの有無を判定する(ステップS101)、ステップS101で、YES(該当データ有り)の場合には、n_shuruiに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS102)、[T_請負工事台帳]から指定された工事コードが一致し、種類がn_seikyunameと一致し、日付がNULLのデータを抽出する(ステップS103)。尚、ステップS101で、NO(該当データ無し)の場合、(n_shurui=“DD”として(ステップS101a)、ステップS103に移行する。
次いで、ステップS104で、ステップS103の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_請負台帳]に新規レコードを追加し(ステップS105)、[T_請負工事台帳]の種類にn_shuruiを格納し、種類名にn_shuruinameを格納し、摘要にn_seikyunameを格納し(ステップS106)、[T_請負工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを格納する(ステップS107)。次いで、[T_請負工事台帳]の労務費に抽出データの繰越労務費を加算し(ステップS108)、[T_請負工事台帳]の合計に抽出データの繰越労務費を加算し(ステップS109)、[T_請負工事台帳]のレコードを更新し(ステップS110)、内部ポインタを[T_労務費繰越データ]テーブルから抽出データの次のレコードへ移動し(ステップS111)、ステップS98で開始した[T_労務費繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了する(ステップS112)。尚、ステップS104で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS105、ステップS106及びステップS107を迂回してステップS108に移行する。
次いで、ステップS113で、[T_日報データ]から指定された工事コードと一致する日報データを抽出し、該当データの有無を判定し(ステップS114)、ステップS114で、YES(該当データ有り)の場合、[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始する(ステップS115)。尚、ステップS115で、NO(該当データ無し)の場合、画面に「データがありません」と表示し(ステップS114a)、該当データ無し(s_ukeoi_dataget=1)として(ステップS114b)、処理を終了する。
次いで、[T_労務マスター]から労務コードが[T_日報データ]の労務コードと一致するデータを抽出し(ステップS116)、該当データの有無を判定する(ステップS117)。ステップS114で、YES(該当データ有り)の場合、n_tujoに[T_労務マスター]の通常単価を格納し(ステップS118)、n_zangyouに[T_労務マスター]の残業単価を格納し(ステップS119)、n_sinyaに深残単価を格納し(ステップS120)、n_hayadeに[T_労務マスター]の早出単価を格納し(ステップS121)、n_kyushutuに[T_労務マスター]の休出単価を格納し(ステップS122)、n_seikyunameに[T_労務マスター]の氏名を格納し(ステップS123)、[T_請求種類]から請求の種類名が“労務費”のデータを抽出する(ステップS124)。尚、ステップS117で、NO(該当データ無し)の場合、通常単価ゼロ(n_tujo=0)(ステップS117a)、残業単価ゼロ(n_zangyou=0)(ステップS117b)、深残単価ゼロ(n_sinya=0)(ステップS117c)、早出単価ゼロ(n_hayade=0)(ステップS117d)、休出単価ゼロ(n_kyushutu=0)(ステップS117e)、氏名空欄(n_seikyuname=0)(ステップS117f)として、ステップS124に移行する。
次いで、ステップS125で、ステップS124の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_shuruiに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS126)、n_shuruinameに“労務費”を格納する(ステップS127)。尚、ステップS133で、NO(該当データ無し)の場合、n_shurui=DDとして(ステップS125a)、ステップS127に移行する。
次いで、[T_請負工事台帳]から指定された工事コードが一致し、種類がn_seikyunameと一致し、入力年月日が一致するデータを抽出し(ステップS128)、該当データの有無を判定する(ステップS129)。ステップS129で、YES(該当データ有り)の場合、[T_請負工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS130)、[T_請負工事台帳]の種類にn_shuruiを格納、種類名にn_syuruinameを格納、摘要にn_seikyunameを格納し(ステップS131)、[T_請負工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを格納、日付に指定された年月日を格納する(ステップS132)。尚、ステップS129で、NO(該当データ無し)の場合は、ステップS130、ステップS131及びステップS132を迂回して後述するステップS133に移行する。
次いで、労務費の計算を行なう、先ず、[T_労務マスター]の各時間単価×[T_日報データ]の各作業時間を計算し(ステップS133)、[T_請負工事台帳]の合計に、ステップS133で計算した労務費を加算し(ステップS134)、[T_請負工事台帳]のレコードを更新する(ステップS135)。次いで、内部ポインタを[T_日報データ]から抽出データの次のレコードへ移動し(ステップS136)、ステップS115で開始した[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS137)、正常に請負データを取得(s_ukeoi_dataget=0)とし(ステップS138)、データベースの更新を確定するために再度[T_請負工事台帳]のオープン/クローズ処理を行って(ステップS139)、一連の関数処理を終了する。
[年間工事台帳(明細)]出力処理について説明する。
<表示>:
・[データ出力]−[工事台帳]ボタン押下で、図149に示す工事台帳出力画面を表示する。
・工事コードに工事マスターの工事コードを重複なく積む。
・工事コードを選択すると、該当する工事名を表示する。
・日付、摘要順で表示する。
<操作>:
・年間工事台帳印刷ボタン押下時に、指定された工事コードに該当する年間の工事別収支を経費の種類別に分類し、さらにその詳細項目毎のデータを出力する。
・各月の金額欄には、各月に発生した支払金額を[T_請求データ]と[T_日報データ]の各テーブルからデータを抽出する。
・集計したデータは、[T_工事台帳]に一時保存する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、
<入力項目>:工事コード欄([T_工事マスター]から選択)、工事名欄(工事コード選択時に自動表示)を設ける。
<出力項目>:工事コード欄、工事名欄([T_工事マスター]より工事コードに該当する工事名)、種類欄([T_請求マスター]の請求の種類)、種類名欄([T_請求種類]と一致する請求種類名を表示)、名前欄([T_請求コード]と一致する請求名を表示)、契約金額欄(実行予算を表示)、受注金額欄(種類別に合計を表示)、繰越金額欄(種類別に合計を表示、データ修正画面にて追加入力)、支払合計金額欄([T_工事台帳]の金額)、1月の金額欄〜12月の金額欄を設ける。
年間工事台帳(明細)の帳票レイアウトの一例を図159に示し、図160に年間工事台帳出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。年間工事台帳出力ボタンを押下すると演算が開始され、工事データの正否(s_kouji_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であれば、そのまま処理を終了する。ステップR1で、請負データが正常であると判断されると、工事名欄に指定された工事コードをセットし(ステップS2)、工事名欄に指定された工事名をセットし(ステップS3)、年間工事台帳の帳票を表示して(ステップS4)、処理を終了する。
図161乃至図166に年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートを示す。
年間工事出力ボタンを押下して演算が開始され、先ず、システム設定の期の繰越しから開始月を取得する(ステップS1)。次いで、工事コードが指定されているか否かの入力チェックを行い(ステップS2)、YES(工事コードが指定されている)の場合には、[T_工事台帳]のデータをクリアし(ステップS3)、[T_請求データ]から指定された工事コードと一致する請負データを抽出し(ステップS4)、該当データの有無を判定する(ステップS5)。ステップS5で、YES(該当データ有り)の場合、[T_工事マスター]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS6)。尚、ステップS2で、NO(工事コードが指定されていない)の場合には、画面に「工事コードを指定してください」と表示され(スッテプS2a)、工事コードが指定されていない(s_Kkouji_dataget=2)として(ステップS2b)、処理を終了する。また、ステップS5で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS27に移行する。
次いで、ステップS7で、ステップS6の条件に該当する請求データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事マスター]の工事名をn_koujinameに格納し、受注金額をn_jyuchuに格納し(ステップS8)、[T_請求データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS9)、[T_請求マスター]から[T_工事マスター]の請求コードと一致する請求データを抽出する(ステップS10)。尚、ステップS7で、NO(該当データ無し)の場合、工事名欄空白(n_koujiname=“”)として(ステップS7a)、ステップS9に移行する。
次いで、ステップS10で、[T_請求マスター]から[T_工事マスター]の請求コードと一致するデータを抽出し、ステップS11で、ステップS10の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_seikyunameに抽出データの請求名を格納し(ステップS12)、n_shuruiに抽出データの請求種類コードを格納し(ステップS13)、[T_請求種類]から請求の種類がn_syurui(今回の請求の種類)と一致する請求データを抽出する(ステップS14)。尚、ステップS11で、NO(該当データ無し)の場合には、請求名空欄(n_seikyuname=“”)として(ステップS11a)、ステップS14に移行する。
次いで、ステップS15で、ステップS14の条件に該当する工事データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_shuruinameに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS16)、[T_請負工事台帳]から指定された工事コードが一致し、名前がn_seikyunameと一致し、種類がn_shuruiと一致する工事データを抽出する(ステップS17)。尚、ステップS15で、NO(該当データ無し)の場合には、請求の種類名空欄(n_shuruiname=“”)として(ステップS15a)、ステップS17に移行する。
次いで、ステップS18で、ステップS17の条件に該当する工事データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事台帳]に新規データを追加し(ステップS19)、[T_工事台帳]の種類にn_shuruiを格納し、種類名にn_shuruinameを格納し、名前にn_seikyunameを格納し、工事名にn_koujinameを格納し、受注金額にn_jyucyuを格納し(ステップS20)、[T_工事台帳]の金額に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS21)、[T_工事台帳]の日付に[T_請求データ]の日付を格納し(ステップS22)、[T_工事台帳]の1月〜12月の該当フィールドに[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS23)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS24)、内部配列ポインタを[T_請求データ]から抽出したデータの次のレコードへ移動し(ステップS25)、ステップS9で開始した[T_請求データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了する(ステップS26)。尚、ステップS18で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS19及びステップS20を迂回してステップS21に移行する。
次いで、ステップS27で、[T_請求繰越データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出し、該当データの有無を判定する(ステップS28)。ステップS28で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事マスター]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS29)。尚、ステップS28で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS49に移行する。
次いで、ステップS30で、ステップS29の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事マスター]の工事名をn_koujinameに格納、受注金額をn_jyuchuに格納し(ステップS31)、[T_請求繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS32)、[T_請求マスター]から[T_請求繰越データ]の請求コードと一致するデータを抽出する(ステップS33)。尚、ステップS30で、NO(該当データ無し)の場合には、工事名空欄(n_koujiname=“”)として(ステップS30a)、ステップS32に移行する。
次いで、ステップS34で、ステップS33の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_seikyunameに抽出データの請求名を格納し(ステップS35)、n_shuruiに抽出データの請求種類コードを格納し(ステップS36)、[T_請求種類]から請求の種類がn_shuruiと一致するデータを抽出する(ステップS37)。尚、ステップS34で、NO(該当データ無し)の場合には、請求名空欄(n_seikyuname=“”)として(ステップS34a)、ステップS37に移行する。
次いで、ステップS38で、ステップS37の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_shuruinameに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS39)、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致し、名前がn_seikyunameと一致し、種類がn_shuruiと一致するデータを抽出する(ステップS40)。尚、ステップS38で、NO(該当データ無し)の場合には、請求の種類空欄(n_shuruiname=“”)として、ステップS40に移行する。
次いで、ステップS41で、ステップS40の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)場合には、[T_工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS42)、[T_工事台帳]の種類にn_shuruiを格納し、種類名にn_shuruinameを格納し、名前にn_seikyunameを格納し、工事名にn_koujinameを格納し、受注金額にn_jyucyuを格納する(ステップS43)、次いで、[T_工事台帳]の金額に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS44)、[T_工事台帳]の日付に[T_請求データ]の日付を格納し(ステップS45)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS46)、内部配列ポインタを[T_請求繰越データ]から[抽出データ]の次のレコードへ移動し(ステップS47)、ステップS32で開始した[T_請求繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了する(ステップS48)。尚、ステップS41で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS42及びステップS43を迂回してステップS44に移行する。
次いで、ステップS49で、[T_売上データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出し、該当データの有無を判定する(ステップS50)。ステップS50で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_売上データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS51)、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致するデータを抽出する(ステップS52)。尚、ステップS50で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS62に移行する。
次いで、ステップS53で、ステップS52の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS54)、[T_工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを、工事名に指定された工事名を、受注金額にn_jyuchuを格納し(ステップS55)、[T_工事台帳]の日付に[T_売上データ]の日付を格納する(ステップS56)。尚、ステップS53で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS54及びステップS55を迂回してステップS56に移行する。
次いで、ステップS57で、[T_工事台帳]の売上金額に[T_売上データ]の売上金額を加算し(ステップS57)、[T_工事台帳]の1月〜12月の該当フィールドに[T_売上データ]の売上金額を加算し(ステップS58)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS59)、内部配列ポインタを[T_売上データ]から抽出したデータの次レコードへ移動させ(ステップS60)、ステップS51で開始した[T_売上データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS61)、[T_売上繰越データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS62)。
次いで、ステップS63で、ステップS62の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_売上繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS64)、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致するデータを抽出する(ステップS65)。尚、ステップS63で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS73に移行する。
次いで、ステップS66で、ステップS65の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合、[T_工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS67)、[T_工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを、工事名に指定された工事名を、受注金額にn_jyuchuを格納し(ステップS68)、[T_工事台帳]の前払金額に[T_売上繰越データ]の繰越売上金額を加算し(ステップS69)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS70)、内部配列ポインタを[T_売上繰越データ]から抽出したデータの次レコードへ移動させ(ステップS71)、ステップS64で開始した[T_売上繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了する(ステップS72)。尚、ステップS66で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS67及びステップS68を迂回してステップS69に移行する。
次いで、ステップS73で、[T_前払金額データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出し、該当データの有無を判定する(ステップS74)。ステップS74で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_前払金額データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS75)、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致するデータを抽出する(ステップS76)。尚、ステップS74で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS84に移行する。
次いで、ステップS76で、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致するデータを抽出し、ステップS77で、該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事台帳]に新規データを追加し(ステップS78)、[T_工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを、工事名に指定された工事名を、受注金額にn_jyuchuを格納し(ステップS79)、[T_工事台帳]の前払金額に[T_前払金額データ]の金額を加算し(ステップS80)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS81)、内部配列ポインタを[T_前払金額データ]から抽出したデータの次レコードへ移動させ(ステップS82)、ステップS75で開始した[T_前払金額データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS83)、[T_労務費繰越データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS84)。尚、ステップS77で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS78及びステップS79を迂回してステップS80に移行する。
次いで、ステップS85で、ステップS84の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_労務費繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS86)、s_get_roumuから労務者名を取得しn_seikyunameに格納処理する(ステップS87)。尚、ステップS85で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS101に移行する。
次いで、[T_請求種類]から請求の種類名が“労務費”のデータを抽出し(ステップS88)、該当データの有無を判定する(ステップS89)、ステップS89で、YES(該当データ有り)の場合、n_shuruiに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS90)、種類欄に「労務費」(n_seikyuname=“労務費”)と表示する(ステップS91)。尚、ステップS89で、NO(該当データ無し)の場合、n_shurui=“DD”として(ステップS89a)、ステップS91に移行する。
次いで、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致し、名前がn_seikyunameと一致し、種類がn_shuruiと一致するデータを抽出する(ステップS92)。次いで、ステップS93で、ステップS92の条件に該当データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS94)、[T_工事台帳]の種類にn_shuruiを格納、種類名にn_shuruinameを格納、名前にn_seikyunameを格納、工事名にn_koujinameを格納、受注金額にn_jyucyuを格納し(ステップS95)、[T_工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを格納し(ステップS96)、[T_工事台帳]の繰越金額に[T_労務費繰越データ]の労務費を加算し(ステップS97)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS98)、内部配列ポインタを[T_労務費繰越データ]から抽出したデータの次レコードへ移動させ(ステップS99)、ステップS86で開始した[T_労務費繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS100)、[T_日報データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS101)。尚、ステップS93で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS94及びステップS96を迂回して、ステップS97に移行する。
次いで、ステップS102で、ステップS101の条件に該当する入金予定データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始する(ステップS103)。尚、ステップS102で、NO(該当データ無し)の場合には、さらに、「今まで該当データ無し」であるかどうか判定し(ステップS102a)、YES(該当データ無し)の場合には、画面に「該当データがありません」と表示され(スッテプS102b)、工事コード無し(s_kouji_dataget=1)として(ステップS102c)、処理を終了する。また、ステップS102aで、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS131に移行する。
次いで、ステップS103で、[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し、[T_労務マスター]から労務コードが[T_日報データ]の労務コードと一致するデータを抽出し(ステップS104)、該当データの有無を判定する(ステップS105)。ステップS105で、YES(該当データ有り)の場合、n_tujoに[T_労務マスター]の通常単価を格納し(ステップS106)、n_zangyouに[T_労務マスター]の残業単価を格納し(ステップS107)、n_sinyaに[T_労務マスター]の深残単価を格納し(ステップS108)、n_hayadeに[T_労務マスター]の早出単価を格納し(ステップS109)、n_kyushutuに[T_労務マスター]の休出単価を格納し(ステップS110)、n_seikyunameに[T_労務マスター]の氏名を格納し(ステップS111)、[T_工事マスター]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS112)。尚、ステップS105で、NO(該当データ無し)の場合、通常単価ゼロ(n_tujo=0)(ステップS105a)、残業単価ゼロ(n_zangyou=0)(ステップS105b)、深残単価ゼロ(n_sinya=0)(ステップS105c)、早出単価ゼロ(n_hayade=0)(ステップS105d)、休出単価ゼロ(n_kyushutu=0)(ステップS105e)、氏名空欄(n_seikyuname=0)(ステップS105f)として、ステップS112に移行する。
次いで、ステップS113で、ステップS112の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事マスター]の工事名をn_koujinameに格納、受注金額をn_juchuに格納し(ステップS114)、[T_請求種類]から請求の種類名が“労務費”のデータを抽出する(ステップS115)。尚、ステップS113で、NO(該当データ無し)の場合には、工事名空欄(n_koujiname=“”)として(ステップS113a)、ステップS115に移行する。
次いで、ステップS116で、ステップS115の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合は、n_shuruiに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS117)、n_shuruinameに“労務費”を格納する(ステップS118)。尚、ステップS116で、NO(該当データ無し)の場合、n_shurui=“DD”として(ステップS116a)、ステップS118に移行する。
次いで、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致し、名前がn_seikyunameと一致し、種類がn_shuruiと一致するデータを抽出し(ステップS119)、該当データの有無を判定する(ステップS120)。ステップS120で、YES(該当データ有り)の場合、[T_工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS121)、[T_工事台帳]の種類にn_shuruiを格納、種類名にn_syuruinameを格納、名前にn_seikyunameを格納、工事名にn_koujinameを格納、受注金額にn_juchuを格納し(ステップS122)、[T_工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを格納する(ステップS123)。尚、ステップS120で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS121、ステップS122及びステップS123を迂回して後述するステップS124に移行する。
次いで、労務費の計算を行なう、先ず、[T_労務マスター]の各時間単価×[T_日報データ]の各作業時間を計算し(ステップS124)、[T_工事台帳]の合計に、ステップS124で計算した労務費を加算し(ステップS125)、[T_工事台帳]の日付に[T_日報データ]の日付を格納し(ステップS126)、[T_工事台帳]の1月〜12月の該当フィールドに計算した労務費を加算し(ステップS127)、[T_工事台帳]のレコードを更新する(ステップS128)。次いで、内部配列ポインタを[T_日報データ]から抽出データの次のレコードへ移動し(ステップS129)、ステップS103で開始した[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS130)、正常に工事データを取得(s_kouji_dataget=0)とし(ステップS131)、データベースの更新を確定するために再度[T_請負工事台帳]のオープン/クローズ処理を行って(ステップS132)、年間工事台帳の帳票の月名欄に月名をセットして(ステップS133)、一連の関数処理を終了する。
[年間工事台帳(累計)]出力処理について説明する。
<表示>:
・[データ出力]−[工事台帳]ボタン押下で、図149に示す工事台帳出力画面を表示する。
・工事コードに工事マスターの工事コードを重複なく積む。
・工事コードを選択すると、該当する工事名を表示する。
・名前順で表示する。
<操作>:
・年間工事台帳印刷ボタン押下時に、指定された工事コードに該当する年間の工事別収支を費用の種類別に出力する。
・各月の金額欄には、各月に発生した支払い金額を[T_請求データ]と[T_日報データ]の各テーブルからデータを抽出する。
・集計したデータは、[T_工事台帳]に一時保存する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、
<入力項目>:工事コード欄([T_工事マスター]から選択)、工事名欄(工事コード選択時に自動表示)を設ける。
<出力項目>:工事コード欄、工事名欄([T_工事マスター]より工事コードに該当する工事名)、得意先コード欄、得意先名欄、工事開始予定日欄、工事終了予定日欄、工事完成フラグ欄(0:工事完成 1:工事未完成)、工事完了日欄、工事原価欄、粗利欄、粗利率欄、種類欄([T_請求マスター]の請求の種類)、種類名欄([T_請求種類]と一致する請求種類名を表示)、名前欄(請求種類名と労務者名)、契約金額欄(実行予算を表示)、受注金額欄(最後に合計を表示)、追加工事1欄〜追加工事5欄、繰越金額欄(データ修正画面にて追加入力可能)、支払合計金額欄([T_工事台帳]の金額)、1月の金額欄〜12月の金額欄、1月の売上金額欄〜12月の売上金額欄、売上合計金額欄、前途金/前期受取分繰越欄(データ修正画面にて追加入力可能)、施主氏名欄、施主住所欄、工事場所地名地番欄、建設的主要用途欄、工事種別欄、延べ面積欄、申請棟数欄、建物の構造欄、建物の階数欄、備考欄を設ける。尚、月表示は、先頭月を初期設定で変更可能とする。
年間工事台帳(累計)の帳票レイアウトの一例を図167に示し、図168に年間工事台帳出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。年間工事台帳出力ボタンを押下すると演算が開始され、工事データの正否(s_kouji_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であれば、そのまま処理を終了する。ステップR1で、工事データが正常であると判断されると、工事名欄に指定された工事コードをセットし(ステップS2)、工事名欄に指定された工事名をセットし(ステップS3)、年間工事台帳の帳票を表示して(ステップS4)、処理を終了する。
図169乃至図174に年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートを示す。
年間工事出力ボタンを押下して演算が開始され、先ず、システム設定の期の繰越しから開始月を取得する(ステップS1)。次いで、工事コードが指定されているか否かの入力チェックを行い(ステップS2)、YES(工事コードが指定されている)の場合には、[T_工事台帳]のデータをクリアし(ステップS3)、[T_請求データ]から指定された工事コードと一致する請負データを抽出し(ステップS4)、該当データの有無を判定する(ステップS5)。ステップS5で、YES(該当データ有り)の場合、[T_工事マスター]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS6)。尚、ステップS2で、NO(工事コードが指定されていない)の場合には、画面に「工事コードを指定してください」と表示され(スッテプS2a)、工事コードが指定されていない(s_Kkouji_dataget=2)として(ステップS2b)、処理を終了する。また、ステップS5で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS27に移行する。
次いで、ステップS7で、ステップS6の条件に該当する請求データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事マスター]の工事名をn_koujinameに格納し、受注金額をn_jyuchuに格納し(ステップS8)、[T_請求データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS9)、[T_請求マスター]から[T_工事マスター]の請求コードと一致する請求データを抽出する(ステップS10)。尚、ステップS7で、NO(該当データ無し)の場合、工事名欄空白(n_koujiname=“”)として(ステップS7a)、ステップS9に移行する。
次いで、ステップS11で、ステップS10の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_seikyunameに抽出データの請求名を格納し(ステップS12)、n_shuruiに抽出データの請求種類コードを格納し(ステップS13)、[T_請求種類]から請求の種類がn_syurui(今回の請求の種類)と一致する請求データを抽出する(ステップS14)。尚、ステップS11で、NO(該当データ無し)の場合には、請求名空欄(n_seikyuname=“”)として(ステップS11a)、ステップS14に移行する。
次いで、ステップS15で、ステップS14の条件に該当する工事データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_shuruinameに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS16)、[T_請負工事台帳]から指定された工事コードが一致し、名前がn_seikyunemeと一致し、種類がn_shuruiと一致する工事データを抽出する(ステップS17)。尚、ステップS15で、NO(該当データ無し)の場合には、請求の種類名空欄(n_shuruiname=“”)として(ステップS15a)、ステップS17に移行する。
次いで、ステップS18で、ステップS17の条件に該当する工事データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事台帳]に新規データを追加し(ステップS19)、[T_工事台帳]の種類にn_shuruiを格納し、種類名にn_shuruinameを格納し、名前にn_seikyunameを格納し、工事名にn_koujinameを格納し、受注金額にn_jyucyuを格納し(ステップS20)、[T_工事台帳]の金額に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS21)、[T_工事台帳]の日付に[T_請求データ]の日付を格納し(ステップS22)、[T_工事台帳]の1月〜12月の該当フィールドに[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS23)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS24)、内部配列ポインタを[T_請求データ]から抽出したデータの次のレコードへ移動し(ステップS25)、ステップS9で開始した[T_請求データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了する(ステップS26)。尚、ステップS18で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS19及びステップS20を迂回してステップS21に移行する。
次いで、ステップS27で、[T_請求繰越データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出し、該当データの有無を判定する(ステップS28)。ステップS28で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事マスター]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS29)。尚、ステップS28で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS49に移行する。
次いで、ステップS30で、ステップS29の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事マスター]の工事名をn_koujinameに格納、受注金額をn_jyuchuに格納し(ステップS31)、[T_請求繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS32)、[T_請求マスター]から[T_請求繰越データ]の請求コードと一致するデータを抽出する(ステップS33)。尚、ステップS30で、NO(該当データ無し)の場合には、工事名空欄(n_koujiname=“”)として(ステップS30a)、ステップS32に移行する。
次いで、ステップS34で、ステップS33の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_seikyunameに抽出データの請求名を格納し(ステップS35)、n_shuruiに抽出データの請求種類コードを格納し(ステップS36)、[T_請求種類]から請求の種類がn_shuruiと一致するデータを抽出する(ステップS37)。尚、ステップS34で、NO(該当データ無し)の場合には、請求名空欄(n_seikyuname=“”)として(ステップS34a)、ステップS37に移行する。
次いで、ステップS38で、ステップS37の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_shuruinameに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS39)、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致し、名前がn_seikyunameと一致し、種類がn_shuruiと一致するデータを抽出する(ステップS40)。尚、ステップS38で、NO(該当データ無し)の場合には、請求の種類空欄(n_shuruiname=“”)として、ステップS40に移行する。
次いで、ステップS41で、ステップS40の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)場合には、[T_工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS42)、[T_工事台帳]の種類にn_shuruiを格納し、種類名にn_shuruinameを格納し、名前にn_seikyunameを格納し、工事名にn_koujinameを格納し、受注金額にn_jyucyuを格納する(ステップS43)、次いで、[T_工事台帳]の金額に[T_請求データ]の請求金額を加算し(ステップS44)、[T_工事台帳]の日付に[T_請求データ]の日付を格納し(ステップS45)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS46)、内部配列ポインタを[T_請求繰越データ]から[抽出データ]の次のレコードへ移動し(ステップS47)、ステップS32で開始した[T_請求繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了する(ステップS48)。尚、ステップS41で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS42及びステップS43を迂回してステップS44に移行する。
次いで、ステップS49で、[T_売上データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出し、該当データの有無を判定する(ステップS50)。ステップS50で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_売上データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS51)、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致するデータを抽出する(ステップS52)。尚、ステップS50で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS62に移行する。
次いで、ステップS53で、ステップS52の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS54)、[T_工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを、工事名に指定された工事名を、受注金額にn_jyuchu(今回の受注額)を格納し(ステップS55)、[T_工事台帳]の日付に[T_売上データ]の日付を格納する(ステップS56)。尚、ステップS53で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS54及びステップS55を迂回してステップS56に移行する。
次いで、ステップS57で、[T_工事台帳]の売上金額に[T_売上データ]の売上金額を加算し(ステップS57)、[T_工事台帳]の1月〜12月の該当フィールドに[T_売上データ]の売上金額を加算し(ステップS58)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS59)、内部配列ポインタを[T_売上データ]テーブルから抽出したデータの次レコードへ移動させ(ステップS60)、ステップS51で開始した[T_売上データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS61)、[T_売上繰越データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS62)。
次いで、ステップS63で、ステップS62の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_売上繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS64)、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致するデータを抽出する(ステップS65)。尚、ステップS63で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS73に移行する。
次いで、ステップS66で、ステップS65の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合、[T_工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS67)、[T_工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを、工事名に指定された工事名を、受注金額にn_jyuchuを格納し(ステップS68)、[T_工事台帳]の前払金額に[T_売上繰越データ]の繰越売上金額を加算し(ステップS69)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS70)、内部配列ポインタを[T_売上繰越データ]から抽出したデータの次レコードへ移動させ(ステップS71)、ステップS64で開始した[T_売上繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了する(ステップS72)。尚、ステップS66で、NO(該当データ無し)の場合には、ステップS67及びステップS68を迂回してステップS69に移行する。
次いで、ステップS73で、[T_前払金額データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出し、該当データの有無を判定する(ステップS74)。ステップS74で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_前払金額データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS75)、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致するデータを抽出する(ステップS76)。尚、ステップS74で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS84に移行する。
次いで、ステップS76で、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致するデータを抽出し、ステップS77で、該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事台帳]に新規データを追加し(ステップS78)、[T_工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを、工事名に指定された工事名を、受注金額にn_jyuchuを格納し(ステップS79)、[T_工事台帳]の前払金額に[T_前払金額データ]の金額を加算し(ステップS80)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS81)、内部配列ポインタを[T_前払金額データ]から抽出したデータの次レコードへ移動させ(ステップS82)、ステップS75で開始した[T_前払金額データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS83)、[T_労務費繰越データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS84)。尚、ステップS77で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS78及びステップS79を迂回してステップS80に移行する。
次いで、ステップS85で、ステップS84の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_労務費繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS86)、s_get_roumuから労務者名を取得しn_seikyunameに格納処理する(ステップS87)。尚、ステップS85で、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS101に移行する。
次いで、[T_請求種類]から請求の種類名が“労務費”のデータを抽出し(ステップS88)、該当データの有無を判定する(ステップS89)、ステップS89で、YES(該当データ有り)の場合、n_shuruiに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS90)、種類欄に「労務費」(n_seikyuname=“労務費”)と表示する(ステップS91)。尚、ステップS89で、NO(該当データ無し)の場合、n_shurui=“DD”として(ステップS89a)、ステップS91に移行する。
次いで、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致し、名前がn_seikyunameと一致し、種類がn_shuruiと一致するデータを抽出する(ステップS92)。次いで、ステップS93で、ステップS92の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS94)、[T_工事台帳]の種類にn_shuruiを格納、種類名にn_shuruinameを格納、名前にn_seikyunameを格納、工事名にn_koujinameを格納、受注金額にn_jyucyuを格納し(ステップS95)、[T_工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを格納し(ステップS96)、[T_工事台帳]の繰越金額に[T_労務費繰越データ]の労務費を加算し(ステップS97)、[T_工事台帳]のレコードを更新し(ステップS98)、内部配列ポインタを[T_労務費繰越データ]から抽出したデータの次レコードへ移動させ(ステップS99)、ステップS86で開始した[T_労務費繰越データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS100)、[T_日報データ]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS101)。尚、ステップS93で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS94及びステップS96を迂回して、ステップS97に移行する。
次いで、ステップS102で、ステップS101の条件に該当するデータの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始する(ステップS103)。尚、ステップS102で、NO(該当データ無し)の場合には、さらに、「今まで該当データ無し」であるかどうか判定し(ステップS102a)、YES(該当データ無し)の場合には、画面に「該当データがありません」と表示され(スッテプS102b)、工事コード無し(s_kouji_dataget=1)として(ステップS102c)、処理を終了する。また、ステップS102aで、NO(該当データ無し)の場合、後述するステップS131に移行する。
次いで、ステップS103で、[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し、[T_労務マスター]から労務コードが[T_日報データ]の労務コードと一致するデータを抽出し(ステップS104)、該当データの有無を判定する(ステップS105)。ステップS105で、YES(該当データ有り)の場合、n_tujoに[T_労務マスター]の通常単価を格納し(ステップS106)、n_zangyouに[T_労務マスター]の残業単価を格納し(ステップS107)、n_sinyaに[T_労務マスター]の深残単価を格納し(ステップS108)、n_hayadeに[T_労務マスター]の早出単価を格納し(ステップS109)、n_kyushutuに[T_労務マスター]の休出単価を格納し(ステップS110)、n_seikyunameに[T_労務マスター]の氏名を格納し(ステップS111)、[T_工事マスター]から指定された工事コードと一致するデータを抽出する(ステップS112)。尚、ステップS105で、NO(該当データ無し)の場合、通常単価ゼロ(n_tujo=0)(ステップS105a)、残業単価ゼロ(n_zangyou=0)(ステップS105b)、深残単価ゼロ(n_sinya=0)(ステップS105c)、早出単価ゼロ(n_hayade=0)(ステップS105d)、休出単価ゼロ(n_kyushutu=0)(ステップS105e)、氏名空欄(n_seikyuname=0)(ステップS105f)として、ステップS112に移行する。
次いで、ステップS113で、ステップS112の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_工事マスター]の工事名をn_koujinameに格納、受注金額をn_juchuに格納し(ステップS114)、[T_請求種類]から請求の種類名が“労務費”のデータを抽出する(ステップS115)。尚、ステップS113で、NO(該当データ無し)の場合には、工事名空欄(n_koujiname=“”)として(ステップS113a)、ステップS115に移行する。
次いで、ステップS116で、ステップS115の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合は、n_shuruiに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS117)、n_shuruinameに“労務費”を格納する(ステップS118)。尚、ステップS116で、NO(該当データ無し)の場合、n_shurui=“DD”として(ステップS116a)、ステップS118に移行する。
次いで、[T_工事台帳]から指定された工事コードが一致し、名前がn_seikyunameと一致し、種類がn_shuruiと一致するデータを抽出し(ステップS119)、該当データの有無を判定する(ステップS120)。ステップS120で、YES(該当データ有り)の場合、[T_工事台帳]に新規レコードを追加し(ステップS121)、[T_工事台帳]の種類にn_shuruiを格納、種類名にn_syuruinameを格納、名前にn_seikyunameを格納、工事名にn_koujinameを格納、受注金額にn_juchuを格納し(ステップS122)、[T_工事台帳]の工事コードに指定された工事コードを格納する(ステップS123)。尚、ステップS120で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS121、ステップS122及びステップS123を迂回して後述するステップS124に移行する。
次いで、労務費の計算を行なう、先ず、[T_労務マスター]の各時間単価×[T_日報データ]の各作業時間を計算し(ステップS124)、[T_工事台帳]の合計に、ステップS124で計算した労務費を加算し(ステップS125)、[T_工事台帳]の日付に[T_日報データ]の日付を格納し(ステップS126)、[T_工事台帳]の1月〜12月の該当フィールドに計算した労務費を加算し(ステップS127)、[T_工事台帳]のレコードを更新する(ステップS128)。次いで、内部配列ポインタを[T_日報データ]から抽出データの次のレコードへ移動し(ステップS129)、ステップS103で開始した[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS130)、正常に工事データを取得(s_kouji_dataget=0)とし(ステップS131)、データベースの更新を確定するために再度[T_工事台帳]のオープン/クローズ処理を行って(ステップS132)、累計年間工事台帳の帳票受注金額欄にn_jyucyuをセットし(ステップS133)、累計年間工事台帳の帳票の月名欄に月名をセットして(ステップS134)、一連の関数処理を終了する。
[見積り受注率と工事粗利率]出力処理について説明する。
<表示>:
・見積り金額、受注率、工事原価、工事粗利率などのデータを一覧表示する。
・受注工事と受注予定工事に分けてデータを表示する。
<操作>:
・メインメニューの[見積り受注率と工事粗利率]ボタンを押下すると、図175に示す帳票の選択印刷画面に移行する。
・[印刷]ボタンを押下し、図176に示す「見積り受注率と工事粗利率」の帳票を出力する。
[T_見積り受注率と工事粗利率帳票]出力条件としては、
<出力項目>:工事コード欄(得意先コードの選択により、工事コードの先頭文字を得意先ごとに統一する)工期開始日欄([T_工事マスター]参照)、工期終了日欄([T_工事マスター]参照)、工事名欄([T_工事マスター]参照)、見積金額欄([T_工事マスター]参照)、見積レベル欄([T_工事マスター]参照)、請負金額欄([T_工事マスター]参照)、契約率欄(請負金額/見積り金額)、工事原価欄([T_支払データ]参照)、原価率欄(工事原価/請負金額)、粗利欄(売上金額−支払金額)、粗利率欄(粗利/請負金額)を設ける。
<[T_見積もり受注率と工事粗利率帳票(未成)]入力項目>
<出力項目>:工事コード欄(得意先コードの選択により、工事コードの先頭文字を得意先ごとに統一する)工期開始日欄([T_工事マスター]参照)、工期終了日欄([T_工事マスター]参照)、工事名欄([T_工事マスター]参照)、見積金額欄([T_工事マスター]参照)、見積レベル欄([T_工事マスター]参照)、請負金額欄([T_工事マスター]参照)、契約率欄(請負金額/見積り金額)、工事原価予想欄([T_工事原価マスター]参照)、原価率欄(工事原価予想/請負金額)、粗利予想欄(請負金額−工事原価予想)、粗利率欄(粗利予想/請負金額)を設ける。
図177に「見積もり受注率と工事粗利率データ抽出」処理のフローチャートを示す。
メインメニューから[見積もり受注率と工事粗利率]を押下すると、図175に示す印刷画面に移行する。印刷される帳票は、[完成工事のみ]と[完成工事&未成工事]の2種類とする。[完成工事&未成工事]ボタン押下時は、図176に示す帳票レイアウトとし、[完成工事]押下時は、未成工事分のデータは出力されない。
[見積もり受注率と工事粗利率]を押下すると、完成工事データが抽出処理され(ステップR1)、次いで、未成工事データが抽出処理されて(ステップR2)、処理を終了する。
図178に「完成工事データ抽出」処理のフローチャートを示す。
[T_工事マスター]から既に完成している工事データを抽出する(ステップR1)ために、[T_工事マスター]のテーブルのEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_請求データ]から工事コードの一致するデータを抽出する(ステップR3)ために、[T_請求データ]のテーブルのEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR4)、請求金額を加算する(ステップR5)。ここで、この加算額を[A]とする。次いで、ステップR4で開始した[請求データ]テーブルの検索ループを終了し(ステップR6)、[T_見積もり受注率と工事粗利率帳票]に[T_工事マスター]から工事コード、工事名、工期開始日、工期終了日、請負金額、見積金額、見積もりレベル、見積率(見積金額/請負金額)、工事原価[A]、原価率(工事原価/請負金額)、粗利(請負金額−工事原価)、粗利率(粗利/請負金額)の各データを格納し(ステップR8)、ステップR2で開始した[T_工事マスター]の検索ループを終了し(ステップR8)、処理を終了する。
図179に[未成工事データ抽出]処理のフローチャートを示す。
図 の画面の「完成工事と未成工事」ボタンを押下すると、[T_工事マスター]から今期中に完成する工事で、未完成の工事データを抽出する(ステップR1)ために、[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、次いで、[T_実行予算マスター]から工事コードの一致するデータを抽出する(ステップR3)ために、[T_実行予算マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR4)、予算金額を加算する(ステップR5)。ここで、この加算額を[A]とする。次いで、ステップR4で開始した[T_実行予算マスター]の検索ループを終了し(ステップR6)、[T_見積もり受注率と工事粗利率帳票(未成)]に[T_工事マスター]から工事コード、工事名、工期開始日、工期終了日、請負金額、見積金額、見積もりレベル、見積率(見積金額/請負金額)、工事原価[A]、原価率(工事原価/請負金額)、粗利(請負金額−工事原価)、粗利率(粗利/請負金額)の各データを格納し(ステップR7)、ステップR2で開始した[T_工事マスター]の検索ループを終了し(ステップR8)、処理を終了する。
次に、経理処理について説明する。
[支払請求データ出力]処理について説明する。
<表示>:
・[データ出力]−[支払請求データ]ボタンを押下すると、図180に示す支払請求データ出力画面が表示される。
・日付入力はカレンダーをクリックして指定するか、キーボードに数字を入力して行なう。
・請求コード、工事コード順に表示する。
<操作>:
・請求毎ボタンあるいは現場毎ボタン押下時に、指定された開始日、終了日の期間と一致する請求データを[T_請求データ]から出力し、[T_請求データ出力]に登録する。
・請求先毎と現場毎の2種類から、データ出力形態を選択できる。工事コードは、[T_工事マスター]から選択する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:開始日欄、終了日欄を設ける。
<出力項目>:日付欄(ヘッダ部に表示)、請求名欄([T_請求マスター]より請求コードに該当する請求名)、工事コード欄、工事名欄([T_工事マスター]より工事コードに該当する工事名)、請求種類欄(ヘッダ部に表示)、請求種類名欄(ヘッダ部に表示:[T_請求種類マスター]より請求種類に該当する請求種類名)、請求金額欄(請求の種類別に合計を表示:請求コード別に小計を表示)、日付欄(ヘッダ部に表示)、請求コード欄、請求名欄([T_請求マスター]より請求コードに該当する請求名)、工事コード欄、工事名欄([T_工事マスター]より工事コードに該当する工事名)、請求種類名欄(ヘッダ部に表示:[T_請求種類マスター]より請求種類に該当する請求種類名)、請求金額欄(請求の種類別に合計を表示:工事コード別に小計を表示)を設ける。尚、ここで、請求金額に繰越し請求金額は含まれないものとする。
請求データ<請求毎>の帳票レイアウトの一例を図183に示し、図181に請求毎ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
請求毎ボタンを押下すると演算が開始され、取得した請求データの正否(s_seikyu_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であればそのまま処理を終了する。ステップR1で、取得した請求データが正常であると判断されると、指定された年月を年月欄にセットし(ステップR2)、請求データ(請求毎)の帳票を表示し(ステップR3)、処理を終了する。
請求データ<現場毎>の帳票レイアウトの一例を図184に示し、図182に現場毎ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
現場毎ボタンを押下すると演算が開始され、取得した請求データの正否(s_seikyu_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であればそのまま処理を終了する。ステップR1で、取得した請求データが正常であると判断されると、指定された年月を年月欄にセットし(ステップR2)、請求データ(現場毎)の帳票を表示し(ステップR3)、処理を終了する。
図185及び図186に支払請求(請求毎又は現場毎)データボタン押下時のs_seikyu_dataget関数のフローチャートを示す。請求毎又は現場毎ボタン押下して演算が開始され、入力された日付の正否を判定し(ステップS1)、NOの場合、入力された日付が異常であれば、画面に「日付を指定してください」と表示され(ステップS1a)、入力データが指定されていない(s_seikyu_dataget=2)として(ステップS1b)、そのまま演算を終了する。ステップS1で、YES(入力された日付が正常である)の場合、ステップS2に移行し、終了日が指定されているか否かの判定をする。ステップS2で、NO(終了日が指定されていない)の場合、「日付を指定してください」と表示され(ステップS2a)、入力データが指定されていない(s_seikyu_dataget=3)として(ステップS2b)、そのまま演算を終了する(ステップS2c)。ステップS2で、YES(終了日が指定されている)の場合には、ステップS3に移行し、「開始日<終了日」を判定する。ステップS3で、NO(開始日>終了日)の場合、画面に「日付を指定してください」と表示され(ステップS3a)、入力データが指定されていない(s_seikyu_dataget=4)として(ステップS3b)、そのまま演算を終了する。ステップS3で、YES(開始日>終了日)の場合、[T_請求データ出力]のデータをクリアして(ステップS4)、[T_請求データ]から指定された開始日から終了日までの間のデータを抽出する(ステップS5)。
次いで、ステップS6で、ステップS5の条件に該当する請求データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、画面に「該当データがありません」と表示され(ステップS6a)、該当データ無し(s_seikyu_dataget=1)として(ステップS6b)、処理を終了する(ステップ6c)。ステップS6で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_請求データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS7)、[T_請求マスター]から抽出した[T_請求データ]の請求コードと一致するデータを抽出する(ステップS8)。
次いで、ステップS9で、ステップS8の条件に該当する支払データの有無を判断し、YES(該当データ有り)の場合には、n_seikyunameに抽出データの請求名を格納し(ステップS10)、s_get_koujiから[T_請求データ]の工事コードに該当する工事名取得処理を行い(ステップS12)、[T_請求種類]から請求の種類がn_shuruiと一致するデータを抽出する(ステップS13)。尚、ステップS9で、NO(該当データ無し)の場合、請求名空欄(n_seikyuname=“”)として(ステップS9a)、ステップS12に移行する。
次いで、ステップS14で、ステップS13の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_seikyunameに抽出データの請求の種類を格納し(ステップS15)、[T_請求データ出力]から全データを抽出する(ステップS16)。尚、ステップS14で、NO(該当データ無し)の場合には、請求の種類空欄(n_shuruiname=“”)として(ステップS14a)、ステップS16に移行する。
次いで、[T_請求データ出力]に新規レコードを追加し(ステップS17)、[T_請求データ出力]の工事コードに指定された工事コードを格納し、(ステップS18)、[T_請求データ出力]の請求名にn_seikyunameを格納、工事名にn_koujinameを格納、請求種類にn_shuruiを格納、請求種類名にn_shuruinameを格納し(ステッS19)、[T_請求データ出力]の日付、工事コード、請求コード、請求金額に[T_請求データ]から取得した日付、工事コード、請求コード、請求金額を格納する(ステップS20)。
次いで、[T_請求データ出力]のレコードを更新し(ステップS21)、内部配列ポインタを[T_請求データ]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS22)、ステップS7で開始した[T_請求データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS23)、取得した請求データは正常(s_seikyu_dataget=0)として(ステップS24)、データベースの更新を確定するために再度[T_請求データ出力]のオープン/クローズ処理を行って(ステップS25)、一連の処理を終了する。
[売上データ出力]処理について説明する。
<表示>:
・[データ出力]−[売上データ]ボタンを押下すると、図187に示す売上データ出力画面が表示される。
・日付入力はカレンダーをクリックして指定するか、キーボードに数字を入力して行なう。
・工事コード、日付順に表示する。
<操作>:
・売上出力ボタン押下時に、指定された開始日、終了日の期間に発生した売上データを[T_売上データ]から出力する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、以下のとおりであり、各データ項目欄と各々の欄の入力方法を併記する。
<入力項目>:開始日欄、終了日欄を設ける。
<出力項目>:工事コード欄、工事名欄([T_工事マスター]より工事コードに該当する工事名)、日付欄、売上金額欄(工事コード別に小計を表示:フッタ部に合計を表示)を設ける。尚、ここで、売上金額に前払金額及び繰越売上金額は含まれないものとする。
売上データの帳票レイアウトの一例を図188に示し、図189に売上データ出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
売上データ出力ボタンを押下すると演算が開始され、取得した請求データの正否(s_uriage_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であればそのまま処理を終了する。ステップR1で、取得した請求データが正常であると判断されると、売上データの帳票を表示し(ステップR2)、処理を終了する。
図190及び図191に売上データ出力ボタン押下時のs_uriage_dataget関数のフローチャートを示す。売上データ出力ボタンを押下して演算が開始され、入力された日付の正否を判定し(ステップS1)、NOの場合、入力された日付が異常であれば、画面に「日付を指定してください」と表示され(ステップS1a)、入力データが指定されていない(s_uriage_dataget=2)として(ステップS1b)、そのまま演算を終了する。ステップS1で、YES(入力された日付が正常である)の場合、ステップS2に移行し、終了日が指定されているか否かの判定をする。ステップS2で、NO(終了日が指定されていない)の場合、「日付を指定してください」と表示され(ステップS2a)、入力データが指定されていない(s_uriage_dataget=3)として(ステップS2b)、そのまま演算を終了する。ステップS2で、YES(終了日が指定されている)の場合には、ステップS3に移行し、「開始日<終了日」を判定する。ステップS3で、NO(開始日>終了日)の場合、画面に「日付を指定してください」と表示され(ステップS3a)、入力データが指定されていない(s_uriage_dataget=4)として(ステップS3b)、そのまま演算を終了する。ステップS3で、YES(開始日>終了日)の場合、[T_売上データ出力]のデータをクリアして(ステップS4)、[T_売上データ]から指定された開始日から終了日までの間のデータを抽出する(ステップS5)。
次いで、ステップS6で、ステップS5の条件に該当する請求データの有無を判断し、NO(該当データ無し)の場合には、画面に「該当データがありません」と表示され(ステップS6a)、該当データ無し(s_uriage_dataget=1)として(ステップS6b)、処理を終了する。ステップS6で、YES(該当データ有り)の場合には、[T_売上データ出力]から全データを抽出し(ステップS7)、[T_売上データ出力]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS8)、s_get_koujiから[T_売上データ]の工事コードに該当する工事名取得処理を行い(ステップS9)、次いで、[T_売上データ出力]に新規レコードを追加し(ステップS10)、[T_売上データ出力]の工事コードに指定された工事コードを格納し、(ステップS11)、[T_売上データ出力]の工事名にn_koujinameを格納し(ステップS12)、[T_売上データ出力]の日付、売上金額に[T_売上データ]から取得した日付、売上金額を格納する(ステップS13)。
次いで、[T_売上データ出力]のレコードを更新し(ステップS14)、内部配列ポインタを[T_売上データ]の抽出データの次レコードへ移動させ(ステップS15)、ステップS8で開始した[T_売上データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS16)、取得した請求データは正常(s_uriage_dataget=0)として(ステップS17)、データベースの更新を確定するために再度[T_売上データ出力]のオープン/クローズ処理を行って(ステップS18)、一連の処理を終了する。
[月報出力]処理について説明する。
<表示>:
・[月報]ボタン押下で、図192に示す月報出力画面を表示する。
・日付入力はカレンダーをクリックして指定するか、キーボードに数字を入力して行なう。
・労務コードに労務マスターの労務コードを重複なく積む。
・労務コードを選択すると、該当する氏名を表示する。
・工事コード順で表示する。
<操作>:
・月報出力ボタン押下時に、指定された労務コード、日付に該当するデータを[T_日報データ]から社員別に1ヶ月分の作業時間を出力する。
・指定した日付を含む月の月報を出力する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、
<入力項目>:労務コード欄([T_労務マスター]から選択)、労務者名欄(労務コード選択時に自動表示)、日付欄(入力が無い場合はシステム日付を表示)を設ける。
<出力項目>:労務コード欄(ヘッダ部に表示)、氏名欄(ヘッダ部に表示)工事コード欄、工事名欄([T_工事マスター]より工事コードに該当する工事名)、勤務状態欄、時間単価欄、1日〜31日までの作業時間欄、金額欄(労務コード別に勤務状態毎の労務費を表示:[T_労務マスター]の時間単価×作業時間)、合計時間欄(労務コード別に勤務状態毎の月の合計時間を表示)、作業時間欄(労務コード別に日付毎の小計を表示)を設ける。
月報の帳票レイアウトの一例を図193に示し、図194に月報出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
月報出力ボタンを押下すると演算が開始され、月報データの正否(s_gepou_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であれば、そのまま処理を終了する。ステップR1で、月報データが正常であると判断されると、指定された年月を年月欄にセットし(ステップR2)、指定された労務コード、労務者名を労務コード、労務者名欄にセットし(ステップS3)、月報の帳票を表示して(ステップS4)、処理を終了する。
図195及び図196に月報出力ボタン押下時のs_gepou_dataget関数のフローチャートを示す。
月報出力ボタンを押下して演算が開始され、先ず、労務コードが指定されているか否かの入力チェックを行う(ステップS1)。ステップS1で、NO(労務コードが指定されていない)の場合、「労務コードを指定してください」と表示され(ステップS1a)、入力コードが指定されていない(s_gepou_dataget=2)として(ステップS1b)、処理を終了する。ステップS1で、YES(労務コードが指定されている)の場合、ステップS2で、日付が指定されているか否かの入力チェックを行い、YES(日付が指定されている)の場合には、[T_月報出力]のデータをクリアし(ステップS3)、s_get_enddataより指定された月の末日の取得処理を行い(ステップS4)、[T_日報データ]から指定された労務コードと一致し、指定された月始めから月末までの間のデータを抽出する(ステップS5)。尚、ステップS2で、NO(日付が指定されていない)の場合には、画面に「日付を指定してください」と表示され(スッテプS2a)、日付が指定されていない(s_gepou_dataget=2)として(ステップS2b)、処理を終了する。
次いで、ステップS6で、ステップS5の条件に該当する請求データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_労務マスター]から労務コードが[T_日報データ]の労務コードと一致するデータを抽出する(ステップS7)。ステップS6で、NO(該当データ無し)の場合には、画面に「データがありません」と表示され(ステップS6a)、該当データ無し(s_gepou_dataget=2)として(ステップS6b)、処理を終了する。
次いで、ステップS8で、ステップS7の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_tujoに[T_労務マスター]の通常単価を格納し(ステップS9)、n_zangyouに[T_労務マスター]の残業単価を格納し(ステップS10)、n_sinyaに[T_労務マスター]の深残単価を格納し(ステップS11)、n_hayadeに[T_労務マスター]の早出単価を格納し(ステップS12)、n_kyushutuに[T_労務マスター]の休出単価を格納し(ステップS13)、n_seikyunameに[T_労務マスター]の氏名を格納し(ステップS14)、[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS15)、s_get_koujiより指定された工事コードの工事名を取得処理する(ステップS16)。尚、ステップS8で、NO(該当データ無し)の場合、通常単価ゼロ(n_tujo=0)(ステップS8a)、残業単価ゼロ(n_zangyou=0)(ステップS8b)、深残単価ゼロ(n_sinya=0)(ステップS8c)、早出単価ゼロ(n_hayade=0)(ステップS8d)、休出単価ゼロ(n_kyushutu=0)(ステップS8e)、氏名空欄(n_seikyuname=“”)(ステップS8f)として、ステップS15に移行する。
次いで、労務者数iとして、先ず4名分の(For i=0to4)のループを開始して(ステップR17)、抽出データの各作業時間<0又は>0を判定する(ステップS18)、ステップS18で、YES(各作業時間<0又は>0である)の場合、n_kinmuに該当する勤務状態を格納し(ステップS19)、n_tankaに該当する作業単価n_tujyo〜n_kyushutuのいずれかを格納し(ステップS20)、[T_月報出力]から指定された労務コード、工事コード、勤務状態のデータを抽出する(ステップS21)。尚、ステップS18で、NO(作業時間=0)の場合には、後述するステップS30に移行する。
次いで、ステップS22で、ステップS21の条件に該当するデータの有無を判定し(ステップS22)、[T_月報出力]の氏名にn_seikyunameを格納、工事名にn_koujinameを格納、勤務状態にn_kinmuを格納、時間単価にn_tankaを格納し(ステップS24)、[T_月報出力]の1日〜31日に該当する作業時間を加算する(ステップS25)。尚、ステップS22で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS23及びステップS24を迂回して、ステップS25に移行する。
次いで、ステップS26で、[T_月報出力]の金額に(該当する作業時間×n_tanka)の値を加算し、[T_月報出力]の合計時間に該当する作業時間を加算し(ステップS29)、ステップS17で開始した(For i=0to4)のループを終了し(ステップS30)、ステップS15で開始した[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS31)、正常に月報データを取得(s_gepou_dataget=0)とし(ステップS32)、データベースの更新を確定するために再度[T_月報出力]のオープン/クローズ処理を行って(ステップS33)、一連の関数処理を終了する。
[月毎工事毎の作業工数出力]処理について説明する。
<表示>:
・[月毎工事毎工数]ボタン押下で、図197に示す月毎工事毎の作業工数出力画面を表示する。
・日付入力はカレンダーをクリックして指定するか、キーボードにより数字を入力して行なう。
・労務コードに労務マスターの労務コードを重複なく積む。
・労務コードを選択すると、該当する氏名を表示する。
・工事コード順で表示する。
<操作>:
・労務コードは複数選択可能とする。
・労務工数出力ボタン押下時に、指定された労務コード、日付に該当する月のデータを[T_日報データ]から社員別に、工事コード別に分類した作業時間、労務費を出力する。
・労務費は、[T_労務マスターの時間単価×作業時間]で算出する。また、時間単価、作業時間は通常勤務と時間外勤務別に算出し、合計値を表示する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、
<入力項目>:労務コード欄([T_労務マスター]から選択)、日付欄(入力が無い場合はシステム日付を表示)を設ける。
<出力項目>:労務コード欄、氏名欄(労務マスターより労務コードに該当する氏名)、日付欄、工事コード欄、工事名欄([T_工事マスター]より工事コードに該当する工事名)、作業時間欄、時間単価欄、労務費欄([T_労務マスター]の時間単価×作業時間)を設ける。
月毎工事毎の作業工数の帳票レイアウトの一例を図198に示し、図199及び図200に労務工数出力ボタン押下時のs_kousu_dataget関数のフローチャートを示す。
労務工数出力ボタンを押下して演算が開始され、先ず、労務コードが指定されているか否かの入力チェックを行う(ステップS1)。ステップS1で、NO(労務コードが指定されていない)の場合、「労務コードを指定してください」と表示され(ステップS1a)、入力データが指定されていない(s_kousu_dataget=2)として(ステップS1b)、処理を終了する。ステップS1で、YES(労務コードが指定されている)の場合、ステップS2で、日付が指定されているか否かの入力チェックを行い、YES(日付が指定されている)の場合には、[T_労務工数出力]のデータをクリアし(ステップS3)、j=0toリストボックスに選択された労務者数−1の検索ループを開始する(ステップS4)。次いで、s_get_enddataより指定された月の末日の取得処理を行い(ステップS5)、[T_日報データ]から指定された労務コードと一致し、指定された月始めから月末までの間のデータを抽出する(ステップS6)。尚、ステップS2で、NO(日付が指定されていない)の場合には、画面に「日付を指定してください」と表示され(スッテプS2a)、日付が指定されていない(s_kousu_dataget=2)として(ステップS2b)、処理を終了する。
次いで、ステップS7で、ステップS6の条件に該当する工数データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_労務マスター]から労務コードが[T_日報データ]の労務コードと一致するデータを抽出する(ステップS8)。ステップS7で、NO(該当データ無し)の場合には、画面に「データがありません」と表示され(ステップS7a)、該当データ無し(s_kousu_dataget=1)として(ステップS7b)、処理を終了する。
次いで、ステップS9で、ステップS8の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_tujoに[T_労務マスター]の通常単価を格納し(ステップS10)、n_zangyouに[T_労務マスター]の残業単価を格納し(ステップS11)、n_sinyaに[T_労務マスター]の深残単価を格納し(ステップS12)、n_hayadeに[T_労務マスター]の早出単価を格納し(ステップS13)、n_kyushutuに[T_労務マスター]の休出単価を格納し(ステップS14)、n_roumunameに[T_労務マスター]の氏名を格納し(ステップS15)、[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS16)、s_get_koujiより指定された工事コードの工事名を取得処理する(ステップS17)。尚、ステップS9で、NO(該当データ無し)の場合、通常単価ゼロ(n_tujo=0)(ステップS9a)、残業単価ゼロ(n_zangyou=0)(ステップS9b)、深残単価ゼロ(n_sinya=0)(ステップS9c)、早出単価ゼロ(n_hayade=0)(ステップS9d)、休出単価ゼロ(n_kyushutu=0)(ステップS9e)、氏名空欄(n_roumuname=“”)(ステップS9f)として、ステップS16に移行する。
次いで、労務者数iとして、先ず4名分(For i=0to4)のループを開始して(ステップR18)、n_tankaに該当する作業単価n_tujyo〜n_kyushutuのいずれかを格納し(ステップS19)、[T_労務工数出力]から指定された労務コード、工事コード、日付に一致し、時間単価がn_tankaのデータを抽出する(ステップS20)。次いで、ステップS21で、ステップS20の条件に該当するデータの有無を判定し、[T_労務工数出力]の労務コード、工事コード、日付に指定された労務コード、工事コード、日付を格納し(ステップS22)、[T_労務工数出力]の氏名にn_seikyunameを格納、工事名にn_koujinameを格納、時間単価にn_tankaを格納し(ステップS23)、[T_労務工数出力]の作業時間に該当する作業時間を加算する(ステップS24)。尚、ステップS21で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS22及びステップS23を迂回して、ステップS24に移行する。
次いで、ステップS25で、[T_労務工数出力]の金額に(該当する作業時間×n_tanka)の値を加算し、[T_労務工数出力]のレコードを更新し(ステップS26)、次の労務者データへ移行し(Next i)(ステップS27)、内部配列ポインタを[T_日報データ]から抽出データの次のレコードへ移動させる(ステップS28)。次いで、ステップS16で開始した[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS29)、次の労務者数データへ移行し(Next j)(ステップS30)、正常に工数データを取得(s_kousu_dataget=0)とし(ステップS31)、データベースの更新を確定するために再度[T_労務工数出力]のオープン/クローズ処理を行って(ステップS32)、一連の関数処理を終了する。
[工事現場作業工数出力]処理について説明する。
<表示>:
・[工事現場作業工数]ボタン押下で、図201に示す工事毎累計工数出力画面を表示する。
・工事コードに工事マスターの工事コードを重複なく積む。
・工事コードを選択すると、該当する工事名を表示する。
・労務コード順で表示する。
<操作>:
・工事現場作業工数出力ボタン押下時に、指定された工事コードに該当するデータを[T_日報データ]から工事現場別に、作業工数を出力する。
・時間単価は、労務コードを元に[T_労務マスター]から参照する。また、時間単価、作業時間は通常勤務と時間外勤務別に算出し、合計値を表示する。
・帳票画面から戻るボタン又は×ボタンで元の画面を表示する。
入出力条件としては、
<入力項目>:工事コード欄([T_工事マスター]から選択)、工事名欄(工事コード選択時に自動表示)、日付欄を設ける。
<出力項目>:工事コード欄(ヘッダ部に表示)、工事名欄(ヘッダ部に表示)、日付欄、労務コード欄、氏名欄([T_労務マスター]より労務コードに該当する氏名)、作業時間欄(労務コード毎と工事コード毎に小計を表示)、時間単価欄、労務費欄([T_労務マスター]の時間単価×作業時間:労務コード毎と工事コード毎に小計を表示)を設ける。
工事毎累計工数の帳票レイアウトの一例を図202に示し、図203に工事毎累計工数出力ボタン押下時関数のフローチャートを示す。
工事現場作業工数出力ボタンを押下すると演算が開始され、工数データの正否(s_koujikousu_dataget=0)を判断し(ステップR1)、データが異常であれば、そのまま処理を終了する。ステップR1で、工数データが正常であると判断されると、指定された工事コード、工事名を工事コード、工事名欄にセットし(ステップR2)、工事現場作業工数の帳票を表示して(ステップS3)、処理を終了する。
図204に工事毎累計工数出力ボタン押下時のs_koujikousu_dataget関数のフローチャートを示す。
工事毎累計工数出力ボタンを押下して演算が開始され、先ず、工事コードが指定されているか否かの入力チェックを行う(ステップS1)。ステップS1で、NO(工事コードが指定されていない)の場合、「工事コードを指定してください」と表示され(ステップS1a)、入力データが指定されていない(s_koujikousu_dataget=2)として(ステップS1b)、処理を終了する。ステップS1で、YES(工事コードが指定されている)の場合、[T_労務工数出力]のデータをクリアし(ステップS2)、[T_日報データ]から指定された工事コードと一致するデータを日付の降順に抽出する(ステップS3)。尚、ステップS1で、NO(工事コードが指定されていない)の場合には、画面に「工事コードを指定してください」と表示され(スッテプS1a)、工事コードが指定されていない(s_koujikousu_dataget=2)として(ステップS1b)、処理を終了する。
次いで、ステップS4で、ステップS3の条件に該当する日報データの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を開始し(ステップS5)、[T_労務マスター]から労務コードが[T_日報データ]の労務コードと一致するデータを抽出する(ステップS6)。ステップS4で、NO(該当データ無し)の場合には、画面に「データがありません」と表示され(ステップS4a)、該当データ無し(s_koujikousu_dataget=1)として(ステップS4b)、処理を終了する。
次いで、ステップS7で、ステップS6の条件に該当するデータの有無を判定し、YES(該当データ有り)の場合には、n_tujoに[T_労務マスター]の通常単価を格納し(ステップS8)、n_zangyouに[T_労務マスター]の残業単価を格納し(ステップS9)、n_sinyaに[T_労務マスター]の深残単価を格納し(ステップS10)、n_hayadeに[T_労務マスター]の早出単価を格納し(ステップS11)、n_kyushutuに[T_労務マスター]の休出単価を格納し(ステップS12)、n_seikyunameに[T_労務マスター]の氏名を格納し(ステップS13)、労務者数iとして、先ず4名分(For i=0to4)のループを開始する(ステップR14)。尚、ステップS7で、NO(該当データ無し)の場合、通常単価ゼロ(n_tujo=0)(ステップS7a)、残業単価ゼロ(n_zangyou=0)(ステップS7b)、深残単価ゼロ(n_sinya=0)(ステップS7c)、早出単価ゼロ(n_hayade=0)(ステップS7d)、休出単価ゼロ(n_kyushutu=0)(ステップS7e)、氏名空欄(n_seikyuname=“”)(ステップS7f)として、ステップS14に移行する。
次いで、抽出データの各作業時間<0又は>0を判定する(ステップS15)、ステップS15で、YES(各作業時間<0又は>0である)の場合、n_tankaに該当する作業単価n_tujyo〜n_seikyunameのいずれかを格納し(ステップS16)、[T_労務工数出力]から指定された労務コード、工事コード、日付に一致するデータを抽出する(ステップS17)。
次いで、ステップS18で、ステップS17の条件に該当するデータの有無を判定し、[T_労務工数出力]の労務コード、工事コード、日付に指定された労務コード、工事コード、工事名、日付を格納し(ステップS19)、[T_労務工数出力]の氏名にn_roumunameを格納、時間単価にn_tankaを格納し(ステップS20)、[T_労務工数出力]の作業時間に該当する作業時間を加算する(ステップS21)。尚、ステップS18で、NO(該当データ無し)の場合、ステップS19及びステップS20を迂回して、ステップS21に移行する。
次いで、ステップS22で、[T_労務工数出力]の労務費に(該当する作業時間×n_tanka)の値を加算し、[T_労務工数出力]のレコードを更新し(ステップS23)、内部配列ポインタを[T_日報データ]から抽出データの次のレコードへ移動させる(ステップS24)。次いで、次の労務者データへ移行し(Next i)(ステップS25)、ステップS5で開始した[T_日報データ]から抽出したレコードのEOF(ファイルの末尾)までの抽出を終了し(ステップS26)、正常に労務工数データを取得(s_koujikousu_dataget=0)とし(ステップS27)、データベースの更新を確定するために再度[T_労務工数出力]のオープン/クローズ処理を行って(ステップS28)、一連の関数処理を終了する。
[支払明細書]出力処理について説明する。
<表示>:
・対象月を選択し、該当する月のデータを請求の種類ごとに表示する。
・集計タブには、[T_支払明細書集計]テーブルに格納されたデータを表示する。集計データは、月毎のデータの合計値を表示し、修正不可能とする。
<操作>:
・[読み込み]ボタン押下時に、[T_支払い請求マスター]から[T_支払明細書]にデータを読み込む。
・手入力により修正したデータは、確認ボタン押下時に更新する。
・支払明細書出力ボタン押下時に、表示しているタブの支払明細書を出力する。
・データ読み込み時に、手形金額と小切手金額に自動的に金額が振り分けて登録される。
・振り込みフラグにチェックを付けると、小切手金額が振り込み金額に移動し、振り込み金額欄、手数料欄、銀行欄の編集が可能となり、小切手金額欄は編集可能となる。
・振り込みフラグのチェックを外すと、振り込み金額+手数料金額は小切手金額に移動し、小切手金額が編集可能となり、振り込み金額、欄、手数料欄、銀行欄は編集不可能となる。
・金額合計=手形金額+小切手金額+安全協会費、又は、金額合計=手形金額+振込み金額+手数料+安全協会費とする。
[支払明細書]の入出力条件としては、
<入力>:対象月欄(選択入力)、手形金額欄(自動登録の後、手入力による修正可能)、振り込みフラグ欄(ON:振込み金額の入力が可能となる;OFF:小切手金額の入力が可能となる)、小切手金額欄(自動登録の後、手入力による修正可能)、振り込み金額欄(手入力)、手数料欄(手入力)、銀行欄(手入力)、安全協会費欄(手入力)、備考欄(手入力)を設ける。
<出力項目>:対象月欄(選択入力)、請求の種類欄([T_支払請求マスター]より自動登録)、支払い先名欄([T_支払請求マスター]より自動登録)、金額合計欄([T_支払請求マスター]より自動登録)、手形金額欄(自動登録の後、手入力による修正可能)、振り込みフラグ欄(ON:振込み金額の入力が可能となる;OFF:小切手金額の入力が可能となる)、小切手金額(自動登録の後、手入力による修正可能)、振り込み金額欄(手入力)、手数料欄(手入力)、銀行欄(手入力)、安全協会費欄(手入力)、備考欄(手入力)を設ける。
図207に「請求マスター読み込み」処理のフローチャートを示す。
メインメニューから支払明細書ボタンを押下すると、図205に示す印刷画面に移行する。印刷される帳票は、[支払明細表(請求の種類別)]と[支払明細表(集計)]の2種類とする。図205の画面のマスター読込ボタンを押下すると、[T_支払い請求マスター]から対象月のデータを読み込み、請求の種類ごとにデータを振り分けて表示する。[T_請求の種類マスター]に登録されている項目毎にタブを作成し、支払明細書出力ボタンを押下して選択したタブの支払明細書を出力する。例えば、「外注」タブを選択した場合、図206に示す帳票レイアウトとし、[集計表]タブを選択した場合は、図207に示す帳票レイアウトで出力される。請求マスター読み込みボタンを押下すると、支払明細書データが抽出処理され(ステップR1)、次いで、支払明細書データが集計処理されて(ステップR2)、処理を終了する。
図208に「支払明細書データ抽出」処理のフローチャートを示す。
[T_請求データ]から日付が指定月と一致するデータを抽出する(ステップR1)ために、[T_請求データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR2)、[T_支払明細書]に日付、請求コード、工事コード、伝票番号が一致するデータを抽出し(ステップR3)、[T_請求マスター]から請求コードと一致するデータを抽出し、手形率と現金率を取得する(ステップR4)。次いで、該当データの有無を判定し(ステップR5)、ステップR5で、YES(該当データ有り)の場合、[T_支払明細書]の金額が一致しなければ、金額、手形金額=金額×手形率、小切手金額=金額×現金率を上書きし(ステップR6)、ステップR2で開始した[T_請求データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが終了し(ステップR7)、処理を終了する。尚、ステップR5で、NO(該当データ無し)の場合には、[T_支払明細書]にレコードを追加し、日付、請求コード、支払先名、請求の種類、工事コード、伝票番号、金額、手形金額=金額×手形率、小切手金額=金額×現金率の各項目を格納し、ステップR7に移行し、処理を終了する。
図209に[支払明細書集計データ抽出]処理のフローチャートを示す。
[T_支払明細書集計]の対象月が一致するデータをクリアする(ステップR1)。次いで、[T_支払明細書]から請求の種類毎にまとめたデータを抽出(※SQL文にて、金額などを合計したデータを抽出)する(ステップR2)ために、[T_支払明細書]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR3)、[T_支払明細書集計]に、対象月、請求の種類、金額、手形金額、小切手金額、振り込み金額、手数料、安全協会費の各テータを格納し(ステップR4)、ステップR3で開始した[T_支払明細書]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了し(ステップR5)、処理を終了する。
[仕掛り工事一覧表]出力処理について説明する。
<操作>:
・[仕掛り工事一覧表ボタン]を押下時に、図210に示す[仕掛り工事一覧表]出力画面から指定期日までの支払検収金額の一覧表を科目ごとにまとめて出力する。
・[T_工事マスター]の実完成工事を対象とする。
・支払検収金額は、[T_請求データ]から参照する。
[仕掛り工事一覧表]の入出力条件としては、
<入力>:日付欄を設ける。
<出力項目>:工事コード欄([T_工事マスター]から参照。明細の場合は選択した工事コード)、工事名欄([T_工事マスター]から参照)、売上高欄([T_売上データ]から参照)、外注費欄([T_請求データ]から参照)、労務費欄([T_請求データ]から参照)、材料費欄([T_請求データ]から参照)、経費欄([T_請求データ]から参照)、支払合計金額欄(外注費+労務費+材料費+経費)を設ける。
仕掛工事の帳票レイアウトの一例を図211に示し、図212に「仕掛り工事データ抽出」処理のフローチャートを示す。
先ず、[T_仕掛り工事出力]の内容をクリアし(ステップR1)、[T_工事マスター]から今期中に工事が完了予定で、未完成のデータを抽出する(ステップR2)ために、[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR3)、[T_売上データ]から工事コードが一致し、日付が指定月までのデータを抽出する(ステップR4)ために、[T_売上データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループが開始され(ステップR5)、売上金額を加算する(ステップR6)、ここで、この加算額を[A]とする。次いで、[T_売上データ]の次のレコードへ移動し(ステップR7)、ステップR3で開始した[T_売上データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップR8)。次いで、[A]を[T_仕掛り工事一覧出力]の売上高に格納し(ステップR9)、[T_請求の種類]に登録されている全データを配列(請求の種類[i])に格納する(ステップR10)。次いで、[T_請求データ]から工事コードが一致し、日付が指定月までのデータを抽出する(ステップR11)ために、[T_支払データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了する(ステップR12)。次いで、(For i=1to請求の種類の登録件数)として(ステップR13)、請求の種類[i]の一致不一致を判定する(ステップR14)、ステップR14でYES(一致する)の場合、金額を[T_仕掛り工事一覧表出力]の支払金額iに加算し(ステップR15)、次いで、内部配列ポインタを次の場所を指すように(Next i)として次のレコードへ移動し(ステップR16)、金額を支払合計金額に加算し(ステップS17)、ステップS12で開始した[T_支払データ]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了し(ステップR18)、[T_仕掛り工事一覧]の工事名に[T_工事マスター]の工事名を格納し(ステップR19)、ステップR3で開始した[T_工事マスター]のEOF(ファイルの末尾)までの検索ループを終了して(ステップR20)、処理を終了する。尚、ステップR714で、NO(不一致である)場合、ステップR15に移行する。
次いで、「データ入力」について説明する。
[支払請求データ]入力処理について説明する。
<表示>:
・「データ入力」−「支払請求データ」ボタンを押下すると、図213に示す支払請求データ入力及び一覧画面が表示される。
・画面表示時は新規レコードを表示する。
・新規レコードを表示時は、日付に現在の日付を表示する。
・請求コードコンボボックスには、[T_請求マスター]の請求コードを重複なく積む。
・請求コードコンボボックスで、キー入力があった場合、入力された文字と一致する請求コードを表示する。
・工事コードコンボボックスには、[T_工事マスター]の工事コードを重複なく積む。
・工事コードコンボボックスでキー入力があった場合、入力された文字と一致する工事コードを表示する。
・金額は、カンマ表示とし、マイナス金額の登録を可能にする。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、指定された工事コード、請求コード、請求金額を[T_請求データ]に登録し、そのデータを表示したままの状態にする。
・削除ボタン押下時に、指定されたレコードを[T_請求データ]から削除する。
・新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。その際、連続入力にチェックが付いている場合は、請求コードを初期化せず、工事コード・金額のみをクリアする。
・一覧表示ボタン押下時に、全請求データのデータを切替え表示する。
・日付、請求コード、工事コード、金額の情報が同一のデータも登録できるものとする。
・一覧からは、レコードを選択しダブルクリックすると、指定した請求データのレコードを表示する。戻るボタンの押下でも同様とする。
[支払請求データ]の入力条件としては、
<入力>:日付欄(未入力の場合はシステム日付を自動表示)、請求コード欄([請求マスター]から選択)、請求名欄(請求コード選択時に自動表示)、請求コード連続入力チェック欄(ON:請求コードを初期化せず次のデータを登録;OFF:全ての項目を初期化して次のデータを登録)、工事コード([T_工事マスター]から選択)、工事名(工事コード選択時に自動表示)、請求金額欄(手入力)を設ける。
[売上データ]入力処理について説明する。
<表示>:
・「データ入力」−「売上データ」ボタンを押下すると、図214に示す売上データ入力及び一覧画面が表示される。
・画面表示時は新規レコードを表示する。
・新規レコードを表示時は、日付に現在の日付を表示する。
・工事コードコンボボックスには、[T_工事マスター]の工事コードを重複なく積む。
・工事コードコンボボックスで、キー入力があった場合、入力された文字と一致する工事コードを表示する。
・金額は、カンマ表示とし、マイナス金額の登録を可能にする。
・売上累計金額には、既に登録されている売上金額+前払金額+売上繰越金額を表示する。
・売上請求残は、受注金額−売上累計金額を表示。
・受注金額は、工事マスターに登録されている受注金額を表示。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、指定された工事コード、売上金額を[T_売上データ]に登録する。
・削除ボタン押下時に、[未完成]ボタンが[工事完成]ボタンに変更されていたら、[T_工事マスター]に工事完成チェックを登録し、工事完成日に表示している日付を登録する。未完成の場合は、[T_工事マスター]の工事完成チェックを外す。工事完成日はクリアしない。
・未完成ボタンを押下すると、工事完成ボタンに変わる。工事完成ボタンを押下すると、未完成ボタンに戻る。
・削除ボタン押下時に、指定されたレコードを[T_売上データ]から削除する。
・新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。
・一覧表示ボタン押下時に、売上データを表示する。(日付、工事コード、金額)
・レコード移動時に、[T_売上データ]のデータを切替え表示する。
・日付、工事コード、金額の情報が同一のデータも登録できるものとする。
[売上データ]の入力条件としては、
<入力>:日付欄(未入力の場合はシステム日付を自動表示)、工事コード欄([工事マスター]から選択)、工事名欄(工事コード選択時に自動表示)、売上金額欄(手入力)、未完成/工事完成ボタン欄(ボタンの押下により[T_工事マスター]の工事完成チェックを付加)、売上累計金額欄(既に登録されている売上金額の累計を表示)、売上請求残欄(受注金額−売上累計金額を表示)、受注金額欄(工事マスターに登録されている受注金額を表示)を設ける。
[前払金額データ]入力処理について説明する。
<表示>:
・「データ入力」−「前払金額データ」ボタンを押下すると、図215に示す前払金額/中間払い金額データ入力及び一覧画面が表示される。
・画面表示時は新規レコードを表示する。
・新規レコードを表示時は、日付に現在の日付を表示する。
・工事コードコンボボックスには、[T_工事マスター]の工事コードを重複なく積む。
・工事コードコンボボックスでキー入力があった場合、入力された文字と一致する工事コードを表示する。
・金額は、カンマ表示とし、マイナス金額の登録を可能にする。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、指定された工事コード、前払いとして入金された金額を[T_前払金額データ]に登録する。
・削除ボタン押下時に、指定されたレコードを[T_前払金額データ]から削除する。
・新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。
・一覧表示ボタン押下時に、全前払金額データを表示する。(日付、工事コード、金額)
・レコード移動時に、[T_前払金額データ]のデータを切替え表示する。
・日付、工事コード、金額の情報が同一のデータも登録できるものとする。
・一覧からは、レコードを選択しダブルクリックすると、指定した前払金額データのレコードを表示する。戻るボタンの押下でも同様とする。
[前払金額データ]の入力条件としては、
<入力>:日付欄(未入力の場合はシステム日付を自動表示)、工事コード欄([工事マスター]から選択)、工事名欄(工事コード選択時に自動表示)、前払金額欄(手入力)を設ける。
[日報]入力処理について説明する。
<表示>:
・「データ入力」−「日報データ」ボタンを押下すると、図216に示す日報データ入力画面が表示される。
・カレンダーの日付をクリックしたら、指定された工事コード、労務コード、日付のデータを[T_日報データ]から取得し、時刻グリットに表示する。
・確認ボタン押下時に、指定された工事コード、労務コード、作業時間を[T_日報データ]に登録する。
・工事コードを指定し、時刻グリッド上でドラッグすると、その時間を通常・残業・深残・早出・休出に分別し、各作業時間表示欄に表示する。
・カレンダーに、システム設定のカレンダー設定で設定されたデータを表示する。
・時刻グリッドの先頭時刻は早出開始時間とする。
[日報データ]の入力条件としては、
<入力>:労務コード欄([T_労務マスター]から選択)、氏名欄(労務コード選択時に自動表示)、工事コード欄([工事マスター]から選択)、工事名欄(工事コード選択時に自動表示)、日付欄(カレンダーのクリックにより日付を取得)作業時間(通常)欄(グリッドのドラッグにより自動表示(0.5H単位))、作業時間(残業)欄(グリッドのドラッグにより自動表示(0.5H単位))、作業時間(深残)欄(グリッドのドラッグにより自動表示(0.5H単位))、作業時間(早出)欄(グリッドのドラッグにより自動表示(0.5H単位))、作業時間(休出)欄(グリッドのドラッグにより自動表示(0.5H単位))を設ける。
次いで、「マスター入力」について説明する。
[支払請求マスター]入力処理について説明する。
<表示>:
・「支払請求マスター」ボタンを押下すると、画面に図217に示す支払請求入力画面が表示される。
・画面表示時は新規レコードを表示する。
・請求コードは、請求の種類+識別コードを表示する。
・[システム設定]−[経理設定]にて設定した支払い条件をデフォルト値として表示する。
・手形とファクタリングのいずれかにより、画面表記、帳票類の表記を決定する。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、請求コードをキーとし、請求別の情報を[T_請求マスター]に登録する。
・削除ボタン押下時に、指定されたレコードを[T_請求マスター]から削除する。
・請求種類ボタン押下時に、請求の種類画面を表示する。
・一覧表表示ボタン押下時に、[T_請求マスター]から全レコードのデータを取得し、支払請求の情報を一覧表示する。
・請求コードが重複するデータの登録は、登録前にメッセージを表示し、上書きする。
・新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。
・レコード移動時に、[T_請求マスター]のデータを切替え表示する。
・印刷ボタンを押下すると、登録されているデータの一覧表を印刷する。
[支払請求マスター]の入力条件としては、
<入力>:請求コード欄、請求名欄、代表者名欄、住所欄、電話番号欄、FAX番号欄、支払日欄(ON:末日指定;OFF:指定した日付参照)、支払日末日チェック欄、締め月欄(0〜12ヶ月後)、締め日欄(ON:末日指定;OFF:指定した日付参照)、締め日末日チェック欄、現金率欄、現金支払い月欄(0〜12ヶ月後)、現金支払い日欄(1〜31日後)、現金支払い末日チェック欄(ON:末日指定;OFF:指定した日付参照)、手形率欄、手形発行月欄(0〜12ヶ月後)、手形発行日欄(1〜31日)、手形発行末日チェック欄(ON:支払い月を指定;OFF:何ヶ月後で指定)を設ける。
[請求の種類マスター]入力処理について説明する。
<機能>:
・現状、材料費、外注費等、固定で使用している種類コードをマスター化する。請求マスターの新規登録時に、ダイアログボックスを表示可能とし、請求の種類を選択又は追加できる。
・選択した請求の種類は請求コードの先頭文字となる。
・追加した[T_請求の種類]に登録される。
<操作>:
・[請求マスター]の[請求の種類]ボタン押下時に、図218に示す請求の種類画面を表示する。
・請求の種類グリッドをクリックすると、請求の種類欄/請求の種類名欄に指定した内容を表示する。
・追加ボタンを押し、請求の種類欄/請求の種類名欄に入力後、登録ボタンを押下すると、[T_請求の種類]に追加登録し、グリッドに表示する。
・グリッドをクリックし、Deleteキーを押すと、レコードを削除する。
・戻るボタンを押下すると、選択した請求の種類が、[T_請求マスター]の請求コードの先頭文字となる。
・キャンセルボタンを押下すると、何もされずに請求マスター画面に戻る。
[請求の種類マスター]の入力条件としては、
<入力>:請求の種類欄、請求の種類名欄を設ける。
[得意先マスター]入力処理について説明する。
<表示>:
・「得意先マスター」ボタンを押下すると、画面に図219に示す得意先マスター入力及び一覧画面が表示される。
・画面表示時は新規レコードを表示する。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、得意先コードをキーとし、得意先別の情報を[T_得意先マスター]に登録する。
・削除ボタン押下時に、指定されたレコードを[T_得意先マスター]から削除する。
・一覧表表示ボタン押下時に、[T_得意先マスター]から全レコードのデータを取得し、得意先情報を一覧表示する。
・得意先コードが重複するデータの登録は、登録前にメッセージを表示し、上書きする。
・新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。
・レコード移動時に、[T_得意先マスター]のデータを切替え表示する。
・手形とファクタリング(将来現金になる予定である債権を、その期日より前に現金化すること。将来現金になる予定である債権を、その期日より前に現金化すること。)のいずれかを選択する。画面表記、帳票類の表記はここで選択した項目を使用する。
・印刷ボタンを押下すると、登録されているデータの一覧表を印刷する。
[得意先マスター]の入力条件としては、
<入力>:得意先コード欄、得意先名欄、住所欄、締め日欄、支払い月欄(0〜12ヶ月後)、支払い日欄(1〜31日後)、支払い日末日チェック欄(ON:末日指定;OFF:指定した日付参照)、現金率欄、現金受取月欄(締め日から0〜12ヶ月後)、現金受取日欄(1〜31日)、現金受取末日チェック欄(ON:末日指定;OFF:指定した日付参照)、手形率欄、手形受取月欄(締め日から0〜12ヶ月後)、手形受取日欄(1〜31日)、手形受取末日チェック欄(ON:末日指定;OFF:指定した日付参照)、手形発行決済月欄(受取日から0〜12ヶ月後)、手形発行決済日欄(1〜31日)、手形発行決済末日チェック欄(ON:末日指定;OFF:指定した日付参照)、手形ラジオボタン(ON:手形使用)、ファクタリングラジオボタン(ON:ファクタリング使用)を設ける。尚、ファクタリングを選択すると、手形率はファクタリング率、手形受取日はファクタリング受取日、手形決済日はファクタリング決済日となり、帳票類の表記も全て、「手形」が「ファクタリング」と変更される。
[工事マスター]入力処理について説明する。
<表示>:
・[工事マスター]ボタンを押下すると、画面に図220に示す工事マスター入力画面が表示される。
・画面表示時は新規レコードを表示する。
・受注金額、追加工事金額はカンマ表示する。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、工事コードをキーとし、工事別の情報を[T_工事マスター]に登録する。
・工期終了日が入力されていない状態で登録を行なうときは、期の繰越の前日をデフォルト表示する。
・工事コードが重複するデータの登録は、登録前にメッセージを表示し、上書きする。
・削除ボタン押下時に、指定されたレコードを[T_工事マスター]から削除する。
・一覧表示ボタン押下時に、[T_工事マスター]から全レコードのデータを取得し、工事情報を一覧表示する。
・新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。
・レコード移動時に、[T_工事マスター]のデータを切替え表示する。
・工事完成日にチェックマークを付けると、現在の日付を工事完成日に表示する。
・工期(開始)で入力された日付は、収支表出力で範囲指定をする際に参照する。
・追加工事1・追加工事2・追加工事3は、受注金額に加えて表示する。
・担当者コードは担当者別の帳票を作成する際に参照する。
・印刷ボタンを押下すると、登録されているデータの一覧表を印刷する。
・予想物件ボタン押下時に、予想物件データ入力画面を表示する。
・実行予算ボタン押下時に、実行予算データ入力画面を表示する。
<備考入力操作>:
・新規レコード時は、備考の入力/登録を受け付けない。
・備考グリッドをクリックすると、備考欄に指定した備考内容を表示する。
・備考欄の追加チェックボックスにチェックマークを付け、備考欄の入力後、Enterキー入力、確認ボタンを押下すると、備考グリッドにて指定した備考内容を上書き修正し、[T_工事コード備考]に備考欄の内容を上書き登録し、グリッドに表示する。
・グリッドをクリックし、Deleteキーを押すと、レコードを削除する。
<実行予算入力操作>:
・入力項目は、“請求コード”と“実行予算”とする。
・請求コード毎に登録可能とする。
[工事マスター]の入力条件としては、
<入力>:工事コード欄(得意先コードの選択により、工事コードの先頭文字を得意先毎に統一する)、工事名欄、受注金額欄、工期(開始)欄(新規レコード表示時、現在の日付をデフォルト表示する)、工期(終了)欄、工事場所欄、施主名欄、施主住所欄、電話番号欄、工事場所地名地番欄、追加工事1欄〜追加工事10欄(追加工事として発生した受注金額を入力)、追加日付1欄〜追加日付10欄(追加工事が発生した日付を入力)、担当者コード欄(手入力又は、これまでに登録されている項目のみ選択可能)、得意先コード欄(工事コードの最初の1文字を自動登録)、完成工事チェック欄(チェック入力)、完成工事日(完成工事チェックを入れた日付を表示)、見積金額欄、見積NET金額欄、見積レベル欄(A〜Eのアルファベットでランク付け)、受注予定金額欄、工事原価予想金額欄、粗利予想金額欄、建築的主要用途欄、工事種別欄、延べ面積欄、申請棟数欄、建築物の構造欄、建築物の階数欄を設ける。
[実行予算マスター]の入力条件としては、
<入力>:工事コード欄([T_工事マスター]から参照)、請求コード欄([T_請求マスター]から参照。※請求コードにより請求の種別を分別)、予算金額欄を設ける。
ここで、受注物件(工事マスター)入力画面の「実行予算」ボタンを押下すると、図221に示す画面に移行する。工事コード毎に、材料費、外注費、工事経費、労務費の実行予算を登録する。材料費、外注費、工事経費については、請求コード毎に登録し、労務費は一括登録する。
[受注予定物件マスター]入力処理について説明する。
<表示>:
・工事マスター入力画面にて、予定物件ボタンを押下すると、画面に図222に示す受注予定物件マスター入力画面が表示される。
・画面表示時は新規レコードを表示する。
・受注予定金額、原価予想金額、粗利予想金額はカンマ表示する。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、工事コードをキーとし、工事別の情報を[T_工事予想マスター]に登録する。
・工期終了日が入力されていない状態で登録を行なうときは、期の繰越の前日をデフォルトする。
・工事コードが重複するデータの登録は、登録前にメッセージを表示し、上書きする。
・削除ボタン押下時に、指定されたレコードを[T_受注予定物件マスター]から削除する。
・一覧表示ボタン押下時に、[T_受注予定物件マスター]及び[T_工事予想マスター]から全レコードのデータを取得し、工事予想情報を一覧表示する。
・新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。
・レコード移動時に、[T_受注予定物件マスター]のデータを切替え表示する。
・実行予算ボタンを押下すると、“受注物件(工事マスター)入力”と同様の機能で実行予算を入力できる。
・受注が確定した場合は、“受注確定ボタン”を押下する。
・印刷ボタンを押下すると、登録されているデータの一覧表を印刷する。
<確定時の操作>
・受注確定ボタン押下時に、取引条件確認画面を表示し、取引先の入金条件などをマスターから参照した情報を表示する。
・修正が必要であれば、取引条件などを修正する。
・確定した受注金額を入力する。
・すべての内容に間違いがなければ、“確定”ボタンを再度押下する。
・データを[T_受注予定物件マスター]から[T_工事マスター]に移動し、受注確定物件として扱う。
・同時に[T_入金予定データ]にもデータを自動作成する。
[受注予定物件マスター]の入力条件としては、
<入力>:得意先コード欄(工事コードの最初の1文字を自動設定)、工事コード欄(得意先コードの選択により、工事コードの先頭文字を得意先毎に統一する)、工事名欄、見積金額欄、見積NET金額欄、見積レベル欄(A〜Eのアルファベットでランク付け)、受注予定金額欄、工事原価予想金額欄、粗利予想金額欄、受注予定金額欄、見積金額欄、NET金額欄、粗利予想金額欄、予想工期(開始)欄(新規レコードの表示時、現在の日付をデフォルトする)、予想工期(終了)欄、担当者コード欄(手入力又は、これまでに登録されている項目のみ選択可能)、工事場所欄、施主名欄、施主住所欄、電話番号欄、建築的主要用途欄、工事種別欄、延べ面積欄、申請棟数欄、建築物の構造欄、建築物の階数欄を設ける。
受注予定物件入力画面において、“受注確定”ボタンを押下すると、図223に示す[取引条件の確認画面]が表示され、得意先の取引条件をマスターから参照して画面表示される。ここで、取引条件に変更がある場合は、修正し、“確認”ボタンを押下すると、データが受注予定物件マスターから受注物件(工事マスター)に移行される。また、入力された取引条件にしたがって、入金予定データが作成される。
[労務マスター]入力処理について説明する。
<表示>:
・[労務マスター]ボタンを押下すると、画面に図224に示す労務マスター入力及び一覧画面が表示される。
・画面表示時は新規レコードを表示する。
・時間単価はカンマ表示する。
<操作>:
・[確認]ボタン押下時に、労務コードをキーとし、労務者の個別情報を[T_労務マスター]に登録する。
・労務コードが重複するデータの登録は、登録前にメッセージを表示し、上書きする。
・削除ボタン押下時に、指定されたレコードを[T_労務マスター]から削除する。
・一覧表示ボタン押下時に、[T_労務マスター]から全レコードのデータを取得し、労務者情報を一覧表示する。
・新規ボタンを押下すると、新規レコードを表示する。
・一覧表出力ボタン押下時に、図225に示す労務マスター一覧表の帳票レイアウトで[T_労務マスター]から氏名、郵便番号、住所、自TEL、緊急連絡先を全件出力する。
・レコード移動時に、[T_労務マスター]のデータを切替え表示する。
[労務マスター]の入力条件としては、
<入力>:労務コード欄、氏名欄、シメイ欄(氏名入力時に自動表示)、部署名欄、課名欄、役職欄、入社日欄、時間単価(通常)欄、時間単価(残業)欄、時間単価(深残)欄、時間単価(早出)欄、時間単価(休出)欄、生年月日欄、性別欄、郵便番号欄、住所欄、自宅TEL欄、緊急時連絡TEL欄、メールアドレス欄、備考欄を設ける。
次いで、「システム設定」について説明する。
まず、[パスワード]入力処理について説明する。
<表示>:
・経理・資金繰り・システム設定画面の表示前に、図226に示すパスワード入力画面を表示する。
<操作>:
・パスワード変更を行なえるようにする。
・パスワードは[T_システム設定]に登録し、これを参照する。
・パスワードの初期値はNullとする。
[パスワード]の入力条件としては、
<パスワード入力>:パスワード欄([T_システム設定]のパスワードと一致するか否かを判定する)を設ける。
<パスワード変更>:旧パスワード欄([T_システム設定]のパスワードと一致するか否かを判定する)、新パスワード欄、新パスワード(確認用)欄(新パスワードと一致しなければ、パスワードの変更をしない)を設ける。
[システム設定]入力処理について説明する。
<表示>:
・システム設定ボタン押下時に、図227に示すシステム設定画面を表示する。
・[T_システム設定]の期の更新月、早出作業時間、午前作業時間、午後作業時間、深夜残業時間を表示する。
<操作>:
・確認ボタン押下時に、期の更新月、早出作業時間、午前作業時間、午後作業時間、深夜残業時間を[T_システム設定]に登録する。
・早出作業時間、午前作業時間、午後作業時間、深夜残業時間のいずれかの時間帯を変更し、登録した場合は、[T_日報データ]を全て労務費に繰越す。その際、それまで使用していたデータベースファイルは、名前を変えてバックアップとして保存する。
・[年間経費・一般管理費]のボタン押下時に、図228に示す年間経費と一般管理費の詳細設定ダイアログボックスが表示され、それぞれの詳細項目と金額を設定できる。
[システム設定]の入出力条件は、
<入力>:期の更新月欄、午前欄、午後欄、深夜残業開始時間欄を設ける。
[年間経費]
・項目欄、金額欄を設ける。
[一般管理費]
・項目欄、金額欄を設ける。
<出力>:午前開始時刻欄(日報データ入力時に参照する)、午前終了時刻欄(日報データ入力時に参照する)、午後開始時刻欄(日報データ入力時に参照する)、午後終了時刻欄(日報データ入力時に参照する)、深残開始時刻欄(日報データ入力時に参照する)、期の開始月欄(年間工事台帳・累計工事台帳出力時に参照する)を設ける。
[年間経費]
・項目欄、金額欄を設ける。
[一般管理費]
・項目欄、金額欄を設ける。
[支払請求条件]
・締日欄、締日末日指定欄、支払月欄、支払日欄、支払日末日指定欄、現金支払月欄、現金支払日欄、現金支払日末日指定欄、手形支払月欄、手形支払日欄、手形支払日末日指定欄、手形決済月欄、手形決済日欄、手形決済日末日指定欄、ファクタリングフラグ欄(OFF:手形;OFF:ファクタリング)を設ける。
尚、支払請求条件設定された内容は、図229に示す[支払い請求マスター]画面にて、デフォルト値として表示される。[支払い請求マスター]画面では、請求先ごとに内容を修正して登録することも可能とする。
本発明の経営管理システムの基本構想である経営管理キューブの借方キューブを示す斜視図である。 本発明の経営管理システムの基本構想である経営管理キューブの貸方キューブを示す斜視図である。 決算期の4分の3を経過した時点での収入状況を示す借方キューブの斜視図である。 決算を迎えた時期の収入状況を示す借方キューブの斜視図である。 任意の工事の任意の月の売上状況を示す借方キューブの斜視図である。 任意の工事の年間の売上状況を示す借方キューブの斜視図である。 任意の得意先の任意の月の売上状況を示す借方キューブの斜視図である。 任意の得意先の年間の売上状況を示す借方キューブの斜視図である。 任意の月毎の売上計上の状況を示す借方キューブの斜視図である。 仮想借方キューブを示す斜視図である。 仮想借方キューブの比較状態を示す斜視図である。 決算期の4分の3を経過した時点での収入状況を示す貸方キューブの斜視図である。 決算を迎えた時期の収入状況を示す貸方キューブの斜視図である。 任意の工事の任意の月の支払検収の状況を示す貸方キューブの斜視図である。 任意の工事の年間の支払検収の状況を示す貸方キューブの斜視図である。 任意の支払相手先の任意の月の支払検収状況を示す貸方キューブの斜視図である。 任意の支払相手先の年間の支払検収状況を示す貸方キューブの斜視図である。 任意の月毎の支払検収の状況を示す貸方キューブの斜視図である。 仮想貸方キューブを示す斜視図である。 仮想貸方キューブの比較状態を示す斜視図である。 決算期を迎え、収入と支出が確定した状態を示す経営管理キューブの斜視図である。 仮想借方キューブと仮想貸方キューブの収入と支出の対比を示す斜視図である。 本発明に係る工事台帳作成と資金繰りシステムのハードウエア構成図とモジュール構成図である。 本発明に係る工事台帳作成と資金繰りシステムのメインメニュー画面である。 本発明に係る工事台帳作成と資金繰りシステムの収支表作成画面である。 本発明システムにて作成された収支内訳表の帳票レイアウトの一例である。 収支表出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 収支表出力ボタン押下時のS_shuusi_dataget関数のフローチャートである。 収支表出力ボタン押下時のS_shuusi_dataget関数のフローチャートである。 収支表出力ボタン押下時のS_get_tokuisaki関数のフローチャートである。 本発明システムにて作成された収支内訳表の帳票レイアウトの一例である。 収支内訳表出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 収支内訳表出力ボタン押下時のS_uchiwake_dataget関数のフローチャートである。 収支内訳表出力ボタン押下時のS_uchiwake_dataget関数のフローチャートである。 収支内訳表出力ボタン押下時のS_uchiwake_dataget関数のフローチャートである。 本発明システムにて作成された収支内訳表(担当別)の帳票レイアウトの一例である。 収支内訳表出力(担当者)ボタン押下時関数のフローチャートである。 決算予想の各種帳票を出力する画面である。 本発明システムにて作成された決算予想表の帳票レイアウトの一例である。 本発明システムにて作成された決算予想内訳書(受注予定工事含む)の帳票レイアウトの一例である。 本発明システムにて作成された手持ち工事額出力帳票のレイアウトの一例である。 本発明システムにて作成された月毎工事受注量出力帳票のレイアウトの一例である。 決算予想出力処理のフローチャートである。 決算予想出力(受注予定工事を含む)処理のフローチャートである。 確定工事のデータ抽出処理のフローチャートである。 受注予定工事のデータ抽出処理のフローチャートである。 決算予想内訳書出力処理のフローチャートである。 決算予想内訳書(受注予定物件を含む)出力処理のフローチャートである。 完成工事のデータ抽出処理のフローチャートである。 未成工事のデータ抽出処理のフローチャートである。 受注予定工事のデータ抽出(内訳)処理のフローチャートである。 手持ち工事額のデータ抽出処理のフローチャートである。 月毎工事受注量のデータ抽出処理のフローチャートである。 支払予定表の作成画面である。 確認ボタン押下時関数のフローチャートである。 末日指定のチェック入力(s_check)関数のフローチャートである。 入金予定表の作成画面である。 確認ボタン押下時関数のフローチャートである。 末日指定のチェック入力(s_check)関数のフローチャートである。 その他経費入力画面である。 確認ボタン押下時関数のフローチャートである。 末日指定のチェック入力(s_check)関数のフローチャートである。 その他収入入力画面である。 確認ボタン押下時関数のフローチャートである。 末日指定のチェック入力(s_check)関数のフローチャートである。 資金繰りメニュー画面である。 売上計上予定表、支払検収予定表の作成画面である。 月次資金繰り予想(未成工事支払検収計画)表の帳票レイアウトの一例である。 月次資金繰り予想(未成工事支払検収計画)処理のフローチャートである。 未成工事支払検収計画の最新情報更新処理のフローチャートである。 未成工事支払検収計画の最新情報更新処理のフローチャートである。 未成工事支払検収計画の当月データ作成処理のフローチャートである。 資金繰りの売上計上予定表、支払検収予定表の作成画面である。 月次資金繰り予想(未成工事売上計上計画)表の帳票レイアウトの一例である。 月次の資金繰り予想(未成工事売上計上計画)処理のフローチャートである。 未成工事売上計上計画の最新情報更新処理のフローチャートである。 未成工事売上計上計画の最新情報更新処理のフローチャートである。 未成工事売上計上計画の当月データ作成処理のフローチャートである。 資金繰りの売上計上予定表、支払検収予定表の作成画面である。 月次資金繰り予想(受注工事支払検収計画)表の帳票レイアウトの一例である。 月次の資金繰り予想(受注予定工事支払検収計画)処理のフローチャートである。 受注予定工事支払検収計画の最新情報更新処理のフローチャートである。 受注予定工事支払検収計画の当月データ作成処理のフローチャートである。 資金繰りの一覧表示画面である。 月次資金繰り予想(受注予定工事売上計上計画)表の帳票レイアウトの一例である。 月次の資金繰り予想(受注予定工事売上計上計画)処理のフローチャートである。 受注予定工事売上計上計画の最新情報更新処理のフローチャートである。 受注予定工事売上計上計画の当月データ作成処理のフローチャートである。 入金表の帳票レイアウトの一例である。 入金表出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 入金表出力ボタン押下時のs_nyukin_dataget関数のフローチャートである。 入金表(明細)の帳票レイアウトの一例である。 入金明細表出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 入出金表出力画面である。 支払い表の帳票レイアウトの一例である。 出金表出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 出金表出力ボタン押下時のs_siharai_dataget関数のフローチャートである。 日繰予定表の帳票レイアウトの一例である。 入金表出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 入金表出力ボタン押下時のs_nyusyukin_dataget関数のフローチャートである。 入金表出力ボタン押下時のs_nyusyukin_dataget関数のフローチャートである。 入金表出力ボタン押下時のs_nyusyukin_dataget関数のフローチャートである。 入金表出力ボタン押下時のs_nyusyukin_dataget関数のフローチャートである。 入出金表作成画面である。 資金繰予想表の作成画面である。 月次資金日繰り表(確定)の帳票レイアウトの一例である。 月次資金日繰り表(確定)の帳票レイアウトの一例である。 月次の資金繰り(確定)処理のフローチャートである。 月次の資金繰り(未成工事含む)処理のフローチャートである。 月次の資金繰り(受注予定工事含む)処理のフローチャートである。 入金予定表から現金データ抽出処理のフローチャートである。 入金予定表から手形データ抽出処理のフローチャートである。 その他収入表データ抽出処理のフローチャートである。 未成工事売上予定データ抽出処理のフローチャートである。 受注予定工事売上予定データ抽出処理のフローチャートである。 支払予定表からの現金データ抽出処理のフローチャートである。 支払予定表からの手形データ抽出処理のフローチャートである。 その他支払データ抽出処理のフローチャートである。 未成工事支払予定データ抽出処理のフローチャートである。 売上予定工事支払データ抽出処理のフローチャートである。 [T_月次の資金繰りテンプレート]の並べ替えと[T_月次資金繰り出力]への複写処理のフローチャートである。 資金対策データ抽出処理のフローチャートである。 資金繰予想表の作成画面である。 売り上げ計上一覧表(確定工事)の帳票レイアウトの一例である。 売上計上一覧(確定)出力処理のフローチャートである。 売上計上一覧(未成工事を含む)出力処理のフローチャートである。 売上計上一覧(受注予定工事を含む)出力処理のフローチャートである。 売上データ抽出処理のフローチャートである。 繰越データ抽出処理のフローチャートである。 未成工事売上予定データ抽出処理のフローチャートである。 受注予定工事売上予定データ抽出処理のフローチャートである。 資金繰予想表の作成画面である。 支払検収一覧表(受注予定工事含む)の帳票レイアウトの一例である。 支払検収一覧(確定)出力処理のフローチャートである。 支払検収一覧(未成工事を含む)出力処理のフローチャートである。 支払検収一覧(受注予定工事を含む)出力処理のフローチャートである。 支払データ抽出処理のフローチャートである。 繰越請求データ抽出処理のフローチャートである。 実行予算抽出処理のフローチャートである。 未成工事支払予定データ抽出(in:工事コード)処理のフローチャートである。 受注予定工事支払い予定データ抽出(in:工事コード)処理のフローチャートである。 予定表自動作成画面である。 自動作成ボタン押下時関数のフローチャートである。 自動作成ボタン押下時のs_auto_syukin関数のフローチャートである。 自動作成ボタン押下時のs_auto_nyukin関数のフローチャートである。 自動作成ボタン押下時のs_get_uriage関数のフローチャートである。 自動作成ボタン押下時のs_get_maekin関数のフローチャートである。 請求対象年月指定のチェック入力(s_check)関数のフローチャートである。 工事台帳出力画面である。 請負工事台帳の帳票レイアウトの一例である。 請負工事台帳出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 請負工事台帳出力ボタン押下時のs_ukeoi_dataget関数のフローチャートである。 請負工事台帳出力ボタン押下時のs_ukeoi_dataget関数のフローチャートである。 請負工事台帳出力ボタン押下時のs_ukeoi_dataget関数のフローチャートである。 請負工事台帳出力ボタン押下時のs_ukeoi_dataget関数のフローチャートである。 請負工事台帳出力ボタン押下時のs_ukeoi_dataget関数のフローチャートである。 請負工事台帳出力ボタン押下時のs_ukeoi_dataget関数のフローチャートである。 請負工事台帳出力ボタン押下時のs_ukeoi_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳(明細)の帳票レイアウトの一例である。 年間工事台帳出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳(累計)の帳票レイアウトの一例である。 年間工事台帳出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 年間工事台帳出力ボタン押下時のs_kouji_dataget関数のフローチャートである。 見積り受注率と工事粗利率の帳票の選択印刷画面である。 見積り受注率と工事粗利率の帳票の一例である。 見積もり受注率と工事粗利率データ抽出処理のフローチャートである。 完成工事データ抽出処理のフローチャートである。 未成工事データ抽出処理のフローチャートである。 支払請求データ出力画面である。 請求毎ボタン押下時関数のフローチャートである。 現場毎ボタン押下時関数のフローチャートである。 請求データ<請求毎>の帳票レイアウトの一例である。 請求データ<現場毎>の帳票レイアウトの一例である。 支払請求(請求毎又は現場毎)データボタン押下時のs_seikyu_dataget関数のフローチャートである。 支払請求(請求毎又は現場毎)データボタン押下時のs_seikyu_dataget関数のフローチャートである。 売上データ出力画面である。 売上データの帳票レイアウトの一例である。 売上データ出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 売上データ出力ボタン押下時のs_uriage_dataget関数のフローチャートである。 売上データ出力ボタン押下時のs_uriage_dataget関数のフローチャートである。 月報出力画面である。 月報の帳票レイアウトの一例である。 月報出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 月報出力ボタン押下時のs_gepou_dataget関数のフローチャートである。 月報出力ボタン押下時のs_gepou_dataget関数のフローチャートである。 月毎工事毎の作業工数出力画面である。 月毎工事毎の作業工数の帳票レイアウトの一例である。 労務工数出力ボタン押下時のs_kousu_dataget関数のフローチャートである。 労務工数出力ボタン押下時のs_kousu_dataget関数のフローチャートである。 工事毎累計工数出力画面である。 工事毎累計工数の帳票レイアウトの一例である。 工事毎累計工数出力ボタン押下時関数のフローチャートである。 工事毎累計工数出力ボタン押下時のs_koujikousu_dataget関数のフローチャートである。 支払明細書出力画面である。 支払明細書[外注]の帳票レイアウトの一例である。 支払明細書[集計表]の帳票レイアウトの一例である。 支払明細書データ抽出処理のフローチャートを示す。 支払明細書集計データ抽出処理のフローチャートである。 仕掛り工事一覧表出力画面である。 仕掛工事の帳票レイアウトの一例である。 仕掛り工事データ抽出処理のフローチャートである。 支払請求データ入力及び一覧画面である。 売上データ入力及び一覧画面である。 前払金額/中間払い金額データ入力及び一覧画面である。 日報データ入力画面である。 支払請求入力画面である。 請求の種類画面である。 得意先マスター入力及び一覧画面である。 工事マスター入力画面である。 実行予算入力画面である。 受注予定物件マスター入力画面である。 取引条件の確認画面である。 労務マスター入力及び一覧画面である。 労務マスター一覧表の帳票レイアウトの一例である。 パスワード入力画面である。 システム設定画面である。 年間経費と一般管理費の詳細設定ダイアログボックスである。 支払い請求マスター画面である。
符号の説明
1 借方キューブ
1A 仮想借方キューブ
1a 収益の科目(X軸)
1b 得意先(Y軸)
1c 時間(Z軸)
2 貸方キューブ
2A 仮想貸方キューブ
2a 費用の科目(X軸)
2b 支払相手先(Y軸)
2c 時間(Z軸)
3 演算部
4 データ入力手段
5 ディスプレイ
6 プリンター
7 記憶装置
8 インターフェイス
9 パーソナルコンピュータ
10 入力データ情報モジュール
11 マスター情報モジュール
12 積算ソフト
13 会計ソフト
14 給与ソフト
15 決算予想と損益計算書モジュール
16 資金繰りと貸借対照表モジュール
17 工事台帳モジュール
18 見積り受注率と工事粗利率モジュール
19 経理モジュール
20 経営サポート情報

Claims (4)

  1. アプリケーションソフト及び各種データを格納する記憶装置に接続された演算部と、この演算部にインターフェイスを介して接続されたデータを入力するキーボード及びマウス等のデータ入力手段と、このデータ入力手段からのデータ入力作業に従って工事台帳に必要なデータを演算作成すると共に、ディスプレイに表示可能な表形式の工事台帳、決算予想と損益計算書、資金繰りと貸借対照表を作成し、演算生成されたデータを各帳表内に表示せしめると共に、演算部により作成された各帳表を印刷するプリンターとを備えたハード構成とされ、システム全体を総括的に制御するプログラムが、入力データ情報、マスター情報と、本システムにリンクされた積算ソフト、会計ソフト及び給与ソフトから、決算予想と損益計算書、資金繰りと貸借対照表、工事台帳、見積り受注率と工事粗利率及び経理の各種帳票を出力する機能を有し、経営サポート情報を得ることができるモジュール構成とされ、前記演算部に、原価管理の手順に「時間軸」を加えて三次元管理するプログラムを格納してなり、
    当該プログラムは、原価管理の手順における収入(借方)の管理手段として、データ保管場所としての仮想の立方体、並びに支出(貸方)のデータ保管場所としての仮想の立方体を構成し、これらデータ保管場所を「収益キューブ(借方キューブ)」並びに「費用キューブ(貸方キューブ」とし、「収益キューブ(借方キューブ」は、X軸上に「収益の科目情報」、Y軸上に「得意先情報」、Z軸方向に「時間」の立体セルを設定すると共に、「費用キューブ(貸方キューブ」は、X軸上に「費用の科目情報」、Y軸上に「支払い相手先情報」、Z軸方向に「時間」の立体セルを設定して、「収益キューブ(借方キューブ」並びに「費用キューブ(貸方キューブ」共に、X、Y、Zの軸を持つ仮想キューブを構成し、
    前記収益キューブ(借方キューブ)のX軸には、「収益の科目」となる(工事名、雑収入項目)を、Y軸には「得意先」としての(得意先名称)を、Z軸には、「時間」となる月あるいは日の各項目を設け、受注した工事名と、その発注元となる得意先名が交差する点のセル内に売上金額データを格納し、月日の経過により、Z軸方向にデータを積層していくデータ記録手段と、
    費用キューブ(貸方キューブ)のX軸には、「費用の科目」となる(工事名、一般管理費、雑費用項目)を、Y軸上に「支払先」としての支払先名称を、Z軸には、「時間」となる(月あるいは日)の各項目を設け、受注した工事名と、その工事で発生した費用の支払相手先が交差する点のセル内に支払金額データを格納し、月日の経過により、Z軸方向にデータを積層していくデータ記録手段を備え、
    確定工事のデータを抽出するステップと、決算予想出力ファイルに{年間粗利率=(年間工事高−年間工事原価)}、{当月粗利=(当月工事高−当月工事原価)}、{年間粗利率=(年間粗利÷年間工事高)}及び{当月粗利率=(当月粗利÷当月工事高)}のデータを格納するステップ。次いで、[年間経費]の全データの合計金額を[年間一般管理費ファイル]に格納するステップ、年間経費÷n×(n=当月までの月数)を[当月一般管理費ファイル]に格納するステップ。次いで、[一般管理費]の全データの合計金額を年間一般管理費に加算するステップ、一般管理費÷n×(n=当月までの月数)を当月一般管理費に加算するステップから決算予想値を出力する計算手段として機能させることを特徴とする経営管理システム。
  2. 収益キューブ(借方キューブ)」に「売り上げ、収入の情報」を蓄積格納するデータ記録手段、また、「費用キューブ(貸方キューブ」に「支払い、出金の情報」を蓄積格納するデータ記録手段を備え、「売り上げ、収入」データの出力に関しては「収益キューブ(借方キューブ」を、また、支払い、出金データの出力に関しては「費用キューブ(貸方キューブ」内の立体セルを任意に組み合わせることで、必要とする情報を構築する組合せ手段を有することを特徴とする請求項1記載の経営管理システム。
  3. 入力手段により入力されるマスターデータ、売上データ、請求データ、日報データに基づいて、所定の工事に対応する経理、工事台帳、見積り受注率と工事粗利率、資金繰りと貸借対照表、決算予想と損益計算書、入力データ情報、マスター情報の各種データベースを構築する演算部と、前記各帳票を表示する表示手段とを備え、各種時系列データに基づいて資金繰り情報を出力することを特徴とする請求項1又は請求項に記載の経営管理システムに基づく工事台帳と資金繰りシステム。
  4. 収益キューブ(借方キューブの情報を完成工事高として、また、費用キューブ(貸方キューブの情報を完成工事原価、未成工事支出金、一般管理費として活用することにより、任意の時間指定が可能な損益計算書を作成して出力することを特徴とする請求項記載の経営管理システムに基づく工事台帳と資金繰りシステム。
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