JP2001175759A - インターネットを利用した共同利用型建設総合情報システム - Google Patents

インターネットを利用した共同利用型建設総合情報システム

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JP2001175759A
JP2001175759A JP36115799A JP36115799A JP2001175759A JP 2001175759 A JP2001175759 A JP 2001175759A JP 36115799 A JP36115799 A JP 36115799A JP 36115799 A JP36115799 A JP 36115799A JP 2001175759 A JP2001175759 A JP 2001175759A
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Moriyoshi Eto
守義 江藤
Kenji Takazawa
健司 高沢
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TOUKEI COMP CO Ltd
TOUKEI COMPUTER CO Ltd
Kyowa KK
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TOUKEI COMP CO Ltd
TOUKEI COMPUTER CO Ltd
Kyowa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日本の大多数を占める中小建設業を情報化の
側面から支援可能とし、個々の建設業がバラバラしたシ
ステム投資をせずにすむ。 【解決手段】 建設業が必要とする情報の総てをブラウ
ザという単純な表現媒体にすべて纏め、会員企業のホー
ムページ発信サービス代行とメール配信機能によるイン
ターネットサービス、会員の本支店等の関係で電子メー
ル、掲示板等のグループウエア機能と営業日報管理、顧
客管理等の内部情報共有作業支援を行い、建設専門新聞
社から得る各自治体の入札情報(予定、結果、分析等)
を提供し、建設業が個々に購入または作成していた基幹
システムのWeb 化を行うイントラネットサービス、人材
派遣、機材レンタル、物流業者等建設業が事業推進上必
要な外部提供サービスの一元化、個々の建設業が必要と
する建設CALSに対応する情報の交換を行うエキストラネ
ットサービスを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用した共同利用型建設総合情報システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】建設CALS/EC アクションプログラムは、
建設省の直轄事業の業務形態をすべてCALS(公共事業の
生産・調達・運用支援統合情報システム)対応にしよう
という計画で、1997年6月にこのような建設省直轄工事
における建設CALS/EC アクションプログラムがスタート
し、2004年度までには建設省が直接関わる直轄工事にお
いては、電子入札を始め、CALS/EC システムを利用しな
いと仕事が受注できない状況が確定している。
【0003】また、来年早々から電子調達システムの実
験開始、2002年からは建設省直轄事業の調査、 計画、 設
計、 施工、 管理に至る全てのプロセスにおいて電子デー
タの交換・ 共有・ 連携の実現が予定されている。
【0004】アメリカを発端としたインターネットシス
テムが日本で使われ始めてから約4年になるが、 急速な
発展を遂げ、 現在では国内でもインターネットユーザー
は約2000万人となり、 来年度に予定されている通信ビッ
クバンにより高額な専用線が月額5千円程度で普及され
ることが確実視されている。そうなるとユーザー数は40
00万人を越え、 現状の携帯電話ユーザー数と同様の巨大
な且つ単一の通信インフラが実現される。
【0005】建設業界のコンピュータシステムは他の業
界に比較して遅れていたが建設省のCALS/EC とインター
ネットの発達と重なり大手ゼネコンはこぞってインター
ネットシステムの試作運用をトライしている。
【0006】例えば、特開平10-174182 号公報では、複
数の現場の監視を1人の担当者が行うことができ、また
担当者はいずれの場所にいても現場の監視を行うことが
できる監視システムとして、インターネットに接続され
た第1のコンピュータと、前記インターネットに接続さ
れたセンタに設置され、複数の現場から送られる情報を
保持した第2のコンピュータとを有し、前記第2のコン
ピュータに保持された情報を、前記第1のコンピュータ
から読み取ることを特徴とする監視システムが提案され
ている。
【0007】各建設現場の各種機器のデータはコンピュ
ータを介してコンポーネント作成コンピュータに送ら
れ、監視者コンピュータから建設現場の状況を知りたい
ときには、インターネットを介して建設現場のホームペ
ージにアクセスすると、コンポーネント作成コンピュー
タ上のコンポーネントを知ることができる。
【0008】また、特開平11-39390号公報では、積算事
務所が開設した会員制ネットワークのインターネットを
利用した建築コストの管理方法に関するものとして、設
計事務所、建材業者、専門施工業者等、関係業者からそ
れぞれ所有するデータをインターネットを通じて提供さ
れた積算事務所は該提供されたデータをもとに、種々の
設計図対応の建築コスト情報を各種算出データ化するこ
とを特徴とする建築コスト管理方法が示されている。
【0009】この特開平11-39390号公報に建築コストの
管理方法によれば、従来、建築コストの管理に当たって
は、多くの業者が関係するため、その算出(積算)には
多くの人手と時間とを要していたのを、設計図と建築コ
ストを連動してコンピュータに一括管理させ、ユーザ側
でも予め建物全体として提供された品揃えのものから好
みのものを選択可能とし、且つ設計変更にも容易に対応
できる。
【0010】また、建築コストの管理をさらにインター
ネットを通じて行い、建築コスト管理を一括化、標準化
し得る、さらに、ユーザが自己の端末を利用し、設計情
報、建築コスト情報を検索入手し、当該建物の建築コス
トを即座に知ることができる、ユーザが自己の端末を利
用し、積算事務所が収集入手してデータ化した既成設計
図とこれに対応する仕上げ表を含む所望の建築設計情報
を検索入手した上で、さらに必要に応じ、自己端末のC
AD機能を利用し、積算事務所が収集保有する生産デー
タに基づいて部屋割り、材料変更、下請け・職人の選定
等、任意の設計変更及び選定を行い、かかる場合の変
更、選定に伴うコストの変動を自動積算し得る、これに
加えて、ユーザに対する課金を電子マネーで行うことが
できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、建設業界のコ
ンピュータシステムにおいて、インターネットシステム
の活用はまだ他の業界に比較して遅れており、特に、現
状では、体力の乏しい中小建設業は目先の作業に追われ
建設省のCALS/EC 対応が殆ど取られていない。
【0012】本発明の目的はこのような現状に鑑み、中
小建設業が必要とする情報の総てをブラウザ表現しシス
テム及びデータ等はすべてセンターに委託運用しハード
設備購入、ソフト開発等を行わず業務上必要な情報は総
て本発明システムから提供できるようにして、日本の大
多数を占める中小建設業を情報化の側面から支援可能と
し、個々の建設業がバラバラしたシステム投資をせずに
すむインターネットを利用した共同利用型建設総合情報
システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、建設業が必要とする情報の総てをブ
ラウザという単純な表現媒体にすべて纏め、会員企業の
ホームページ発信サービス代行とメール配信機能による
インターネットサービス(一般公開情報)、会員の本支
店等の関係で電子メール、掲示板等のグループウエア機
能と営業日報管理、顧客管理等の内部情報共有作業支援
を行い、建設専門新聞社から得る各自治体の入札情報
(予定、結果、分析等)を提供し、建設業が個々に購入
または作成していた基幹システムのWeb 化を行うイント
ラネットサービス(非公開、会員の本支店等の特定範囲
利用)、人材派遣、機材レンタル、物流業者等建設業が
事業推進上必要な外部提供サービスの一元化、個々の建
設業が必要とする建設CALSに対応する情報の交換を行う
エキストラネットサービス(準公開、特定会員のみ公
開)を行うことを要旨とするものである。
【0014】第2に、会員(利用者)は、簡易ワンタイ
ムパスワード方式のフロッピーディスクをインターネッ
ト利用可能なパソコンに挿入し、サーバー側からの認証
を受けてからイントラネット、エキストラネットのサー
ビスを受けることを要旨とするものである。
【0015】請求項1記載の本発明によれば、会員の利
用環境として、会員はインターネット接続のパソコンが
1台以上の環境が有れば総てのサービスを受けられるの
で、従来に比較して飛躍的な設備投資の低減が実現でき
る。また会員側にデータが保存されないので、トラブル
時の再現性や災害事のデーター保全、操作ミスによるデ
ータ破壊等の運用上のトラブルからも開放されコンピュ
ータリテラシが低くてもまた、TOC (トータルコストオ
ーナーシップ)等も飛躍的に激減するので、建設業の費
用削減に多いに役つ。
【0016】また、来る建設CALS対応になっているので
入札などの営業情報や他業者とのデータ共有もスムーズ
に交換が可能になる。
【0017】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、会員(利用者)は、本発明のためにオリジナ
ルに開発した簡易ワンタイムパスワード方式のフロッピ
ーディスク(毎回パスワードが変化するので不正複写さ
れても原本以外に利用できない仕組み)をインターネッ
ト利用可能なパソコン(場所は何処でも運用可能)に挿
入し、認証(サーバー側から)を受けてから本発明のイ
ンターネットCALSサービスのイントラネット、エキスト
ラネットのサービスを受けることができる。
【0018】これにより、利用者の権限保護と操作性の
簡便性(アドレスや特定の番号などの入力は不要)の向
上が図れる。
【0019】また、会員が特定の個々の異なるFDを利用
するのでサーバー側では会員のページ単位、時間単位等
の総てのデータの収集と分析が可能になる。
【0020】さらに、その結果を合計水準で会員に公開
しサイトの有効利用を促進できる。また、Web サポータ
には売れ筋分析などが可能になり商品の効果的提供方法
のデータとして提示可能になる。
【0021】これに加えて、アクセス権限は会員の各資
格によりサイト内の公開情報の絞り込みが個別に設定可
能になる。また、登録ドキュメント類はすべて承認プロ
セスを経てから公開になるので、公開ドキュメントの責
任が明確に保てる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1はインターネットを利用
した共同利用型建設総合情報システムの1実施形態を示
す説明図、図2は運用説明図、図3は構成ブロック図で
ある。図4、5は図3の部分拡大である。
【0023】図2に示すように本発明はインターネット
1を利用するもので、利用者側は建設業会員2a、その
他一般会員2b、一般企業2c、公共機関2dなどで、
これら利用者側の設備としては、インターネットの専用
回線およびインターネット利用可能なパソコン及びプリ
ンタ等である。
【0024】一方、運用者は、大型サーバー設備、運用
アプリケーション、セキュリティーシステム、運用管理
システム等の設備及び役割分担となり、会社3は基幹シ
ステム、ルータ、ハブを備え、ネットサービスの窓口と
なり、会社4はルータ、サーバー、ハブを備え、運用と
ソフト作成を担う。また、建設専門新聞社5は基幹シス
テム、ルータ、ハブを備え、情報提供を行う。
【0025】Web サポータ6は、ルータを有し、人材派
遣、機材レンタル、物流業者等建設業が事業推進上必要
な外部提供サービスを行う。
【0026】運用上のセキュリテイシステムとしては、
図示は省略するが、会員(利用者)は、本発明のために
オリジナルに開発した簡易ワンタイムパスワード方式の
フロッピーディスク(毎回パスワードが変化するので不
正複写されても原本以外に利用できない仕組み)をイン
ターネット利用可能なパソコン(場所は何処でも運用可
能)に挿入し、認証(サーバー側から)を受けてから後
述の本発明のインターネットCALSサービスのイントラネ
ット、エキストラネットのサービスを受ける。
【0027】そして、このような図2に示す運用で、図
1に示すように本発明によるインターネットCALSサービ
ス(e−CALS)7としては、Web-HP(ホームペー
ジ)サービス8、Web-G/W (グループウエア)サービス
9、Web-ASP (アプリーケーションサービスプロバイダ
ー)サービス10、Web-入札情報サービス11、Web-CALS
(公共事業の生産・調達・運用・支援・統合情報システ
ム)12、Web サポータ13がある。
【0028】このうちWeb-HP(ホームページ)サービス
8はインターネットサービスとして、一般公開情報を前
提とし、会員企業のホームページ発信サービス代行とメ
ール配信機能によるもので、当該インターネットCALSサ
ービス7のサービス参加企業の個別ホームページ作成と
運用受託を内容とする。アドレスは、http://www.e-cal
s.co.jp/企業名になる。
【0029】Web-HP(ホームページ)サービス8の内容
は、図3に示すように、履歴、営業品目、支店営業所紹
介等の会社案内、概要説明、デモサイト、会員サイトな
どの建設Web 紹介、リクルート、掲示板、FAQなどで
ある。
【0030】これ以外はエキストラネットとして、パス
ワードが必要なものであり、Web-入札情報サービス11は
「入札関係」の情報として、「会員情報登録」「入札情
報サイト」「結果」「公開情報」「業者登録データベー
ス」「指定情報配布サービス」がある。
【0031】会員情報登録は、各会員の基本情報(名
前、住所、アドレス、権限範囲等)登録し利用権限分
類、アクセス分析、課金処理、情報配信作業に利用す
る。入札情報サイトは、結果情報と公開情報とがあり、
建設専門新聞社5から情報を得る。
【0032】このうち、結果情報は、諸官庁の入札結果
情報を建設情報専門の検索ソフトを提供し(日付別、官
庁別、業者別)の複合選択可能としドリルダウン型検索
(徐々に絞り込む)を可能とし必要な入札結果情報を簡
単に入手可能とするものである。ブラウザ上で検索した
結果情報はすべて表計算ソフト等に複写可能な機能も対
応可とする。
【0033】公開情報は、結果情報とは逆に今後公開予
定の情報を各会員の都合に合わせて結果情報検索と同じ
運用方法で検索可能なものとする。
【0034】業者登録データベース検索は、各自治体に
は事前に建設業者の業者登録された業者から指名入札通
知が来るがこの自治体の指名入札参加企業を特定の件策
ソフトで(官庁別、業者別)に検索可能なものとする。
【0035】情報分析は、入札結果情報、予定情報、業
者登録情報、アクセス分析情報を月別、期間別等に図2
に示す会社3側で分析し会員に情報提供する。
【0036】指定情報配布サービスは、会員は個別に検
索しなくても必要な情報をあらかじめ指定しておくとそ
の情報に関する更新が有った場合だけシステムからプッ
シュで情報を連絡する仕組みを提供する。例えば埼玉県
で下水道関連工事だけプッシュ登録したとすれば利用者
が指定するアドレスにURL 付き情報をメール形式で配信
する機能を有する。
【0037】Web-G/W サービス9は、会員の本支店等の
関係で電子メール、掲示板等のグループウエア機能と営
業日報管理、顧客管理等の内部情報共有作業支援を行
い、建設専門新聞社5から得る各自治体の入札情報(予
定、結果、分析等)を提供し、建設業が個々に購入また
は作成していた基幹システムのWeb 化を行う
【0038】このうち、基本GWサービスとしては、・電
子メール機能(一般のe-Mail機能)・スケジュール機能
(外出スケジュール、個人別スケジュール、グループス
ケジュール)・施設予約(会議室、自動車、プロジェク
ター等共通設備予約)・テンプレート機能(表計算ソフ
ト、ワープロソフトの標準フォーマット集)・ドキュメ
ント(一般書類ファイル機能、文書、図面、写真等)・
承認(前記の登録時の承認と経緯管理)などである。
【0039】営業日報管理としては、・日報管理(ドキ
ュメント連携)・見込み客管理(個人別、部門別、客先
別、月別、金額別)・予算管理(部門別、担当別、月別
等の受注予算管理)・顧客管理(日報連携、アクション
履歴管理)などである。
【0040】Web-CALS12は、2004年に建設省直轄工
事において実施される建設CALSの支援システムであ
る。Web 上のみで業務が出来るため、操作の簡便性、ア
クセス費用が安価であり受・発注業務に関するデータ
は、その工事に関係する全ての人が共有する事により、
業務の効率化、省力化が出来る。
【0041】使い勝手を良くするため、会員(設計側)
から共有できるための図面作成(数量、仕様の明確さ)
を主眼とし、如何に標準化し、下記の業務に支障が無い
ようシステムを構築する。
【0042】・工事プロジェクト管理(工程管理、負荷
管理)・承認(プロジェクト管理関連の承認と経緯管
理)・図面管理(図面の世代管理、承認履歴管理)・図
面検索(登録済みの図面の検索機能)・外注管理(プロ
ジェクトの外注の工数管理、作業指示、出面管理、支払
管理など)・EDI 〔電子伝票発行〕(設計事務所、外注
等との伝票交換システムなどである。
【0043】工事プロジェクト(工程管理、負荷管理)
は、工事に関する工程管理が、データを共有する事によ
り、官側、民側双方が工程を把握でき、事前に問題点を
修工出来る。
【0044】承認(プロジェクト管理図面の承認と経緯
管理)は、官側への、承認用図面、施工計画書のやり取
りを、Web 上で行う。また、図画検索(図面の世代管
理、承認履歴管理、登録済みの図面の検索機能)は、図
画の検索が、既に施工実積済み図面他、官、民側が、見
たい図面を、データシステム化により検索が可能とす
る。
【0045】これらと連動する事により、Web 上ですべ
てが出来、業務スピードのアップ、それに関係する費用
の大幅な削減が図れる。
【0046】Web-ASP サービス10は、・原価システム
(基幹システムで運用されていた工事原価システムをWe
b化したもの)・財務会計(基幹システムで運用されて
いた財務会計をWeb化したもの)・人事給与システム
(基幹システムで運用されていた人事給与システムをWe
b化したもの)である。
【0047】Web サポータ13は、会員企業に日常業務に
必要な様々なビジネスサービスを提供するコーナーであ
る。運営参加するのは、一業種一社(最終的には100 社
を予定)の企業であり、本発明システム内にそれぞれ独
自のショップ・カウンターを設置し、会員企業と個々に
ONE-TO-ONEのビジネスサポートをする。
【0048】このようにWeb サポータ13は、インターネ
ットCALSサービス7の会員企業にサービス提供可能な企
業のシステムを個々に構築しWeb サポータと会員企業の
個々とONE-TO-ONEの関係でシステムを構築し、会員から
は便利(入力省略、過去データー検索等)さを提供し、
Web サポータ企業からは顧客の囲い込み情報を提供し売
り上げに貢献できる仕組みを作る。
【0049】Web サポータ13の構成としては、日常業務
の作案内容から営業、工事工務、経理、総務、一般のジ
ャンル分けがなされる。
【0050】1.営業業務 顧客管理、日報、見積管理などは前記Web-G/W サービス
9でカバーしているので、ここでは新規営業開拓やPR
用ホームページの作成、出張時の交通機関や宿泊施設の
手配、DMの作成やそして宛名書きなどをサポートす
る。新規顧客の開拓では、自社の業務内容、特徴などを
本発明システムネットビジネスコーナーに宣伝すること
で、会員企業同士の新規取引が見込める。
【0051】2.工事工務設計購買 前記Web-G/W サービス9、Web-CALS12、Web-ASP サービ
ス10でカバーしきれていない日常の業務をサポートす
る。積算、見積の外注依頼。在庫管理のDB化。仮設機
材や資機材の発注。設計、調査の外注。監理技師などの
人材募集。警備保障.物流(宅配含)。等々の業務を国
内大手専門企集がネツト上で見積から納品までをサポー
トする。
【0052】本発明システム(e−CALS)ネットビ
ジネスコーナーではメーカーから設備業者、左官、塗
装、コンクリート等、様々な職種の本発明システム会員
企業を地域や業種から検索することができ、見積の依頼
から発注までをネット上で行うことができる。
【0053】3.経理 会計、税務、給与計算などの実務は前記Web-ASP サービ
ス10で行う。ここでは税務相談やトラブルなどを本発明
システム(e−CALS)サポート関係団体を通して処
理したり、顧客の与信調査などをサポートする。
【0054】4.総務、一般事務 企業の大小を間わず、日常作業のほとんどをこのWeb サ
ポータ13で迅速処理する。 ・生損…シュミレーションから見積もり、コンサルティ
ング、契約 ・人材募集…年齢、職種、地域、報酬などから検索 ・制服…現場作業服から事務服、イベント服まで、見積 ・贈答…大手百貨店、メーカー、生産地など中元/歳暮
をサポート ・イベント…冠婚葬祭、式典などの設営から運営までを
全国ネットで ・福利厚生…(福利厚生サービス)全国のレジャー施
設、休養所が割引で利用 ・各種手続…(弁理士)特許、商標等知的所有権その他
の出願、登録の相談、依頼等 ・資格取得…一級土木建築をはじめ各種資格をメールで ・健康医療…(病院)健康相談から社内検診まで ・行政書士…指名参加資格、経営審査、会社設立、相談
から依頼まで ・法律…(弁護士)法律相談から依頼まで ・不動産…現場事務所、宿舎、置場、地域ごと予算ごと
検索 ・図書…専門書から一般書まで検索、宅配 ・物流…(物流企業)荷物の発送依頼、追跡、発送記
録、発送先マスタ登録 ・文具事務器…メールで発注、翌日配達(地域によって
異なる) ・レンタル…(リースレンタル業)OA機器からレンタ
カーまで ・その他
【0055】このWeb サポータ13は、会員企業には業務
の合理性や迅速化そして業務の簡素化、効率化、コスト
ダウン化を提供する。(入力の省略化。過去データー検
索による再利用。脱伝票化。Web 利用による時間的節
約。会員価格、恩典を利用することでのコストダウン
等)
【0056】また、Web サポータ企業にとっては、本発
明システム(e−CALS)会員企業からのアクセスが
ONE-TO-ONEの囲い込み情報である大きなメリットと、一
業種一社であることから本発明システム市場内での寡占
的な売り上げが見込める。
【0057】図6にWeb サポータの例として物流業のサ
ポータの場合を示す。会員企業は荷物の発送が有る場合
は本発明システム(e−CALS)のホームページ画面
の下方のWeb サポータ13の物流ボタンを選択する。
【0058】選択するとその段階で、荷送人(送り主)
として、自動的に利用者の企業名と住所等が画面に出
る。また、荷受人(受取主)は、事前登録(プルダウ
ン)、荷受人企業選択(事前登録されていない場合は入
力し次回からはプルダウン選択可能になる)となる。コ
メントを入力する。以上の3項目入力する。
【0059】入力作業完了後A4普通紙にバーコード付
き貨物集荷伝票をリストし貨物の上に貼り集荷場所に置
いておく。これはリストボタンを押すだけである。
【0060】入力完了後荷受人企業に貨物発送依頼した
旨の電子メールが自動発信される。
【0061】本発明システム(e−CALS)会員企業
からの貨物集荷データは自動的に契約物流企業に貨物集
荷依頼データとして届く。
【0062】物流企業は該当企業に集荷作業をする。
(その際バーコードで商品確認と集荷情報を取る)
【0063】物流企業とリンクし貨物追跡システム稼働
する。荷受人企業は受取り確認をWeb サポータ13の画面
から入力する。
【0064】荷送人企業は受取り確認の電子メールを自
動受信する。また、物流企業には検収データとして自動
転送される。荷物の送受信の個々の本発明システム(e
−CALS)会員企業専用の掲示板が作られるので、メ
ールではなく掲示板確認方式も可能になり、少量の場合
はメール型で大量の場合は掲示板型との選択が可能にな
る。
【0065】本発明システム(e−CALS)会員企業
間以外の物流掲示板の利用はできない。また、荷送人は
必ず本発明システム(e−CALS)会員であることが
前提となる。
【0066】図3、図5に示すように、本発明システム
(e−CALS)を安全かつ適正に運用するために運用
責任者をサポートする情報を取りまとめしたサイトとし
て管理者サイトの項目も設けられ、これにはアクセス分
析、会員データ監視、マスター管理、承認ルート、権限
設定がある。
【0067】アクセス分析は各会員毎にどの頁を何時に
アクセスしたかの記録と集計分析した報告書の作成機能
である。また、会員以外の部外者からの不正アクセスの
記録と監視の機能も備えている。
【0068】会員データ監視は、会員毎に公開する範囲
や内容が個別の指定でできる。また、会員別に取引き等
の発生が有った場合は課金情報を作成することが可能に
なる。
【0069】マスター管理は会員の期限や資格情報であ
り、承認ルートはグループウエア等で承認が必要なデー
タを伴う場合にその承認の順番の指定が可能になる。権
限設定は会員個々のアクセス資格の設定である。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように本発明のインターネッ
トを利用した共同利用型建設総合情報システムは、中小
建設業が必要とする情報の総てをブラウザ表現しシステ
ム及びデータ等はすべてセンターに委託運用しハード設
備購入、ソフト開発等を行わず業務上必要な情報は総て
本発明システムから提供できるようにして、日本の大多
数を占める中小建設業を情報化の側面から支援可能と
し、個々の建設業がバラバラしたシステム投資をせずに
すむものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインターネットを利用した共同利用型
建設総合情報システムの1実施形態を示す説明図であ
る。
【図2】本発明のインターネットを利用した共同利用型
建設総合情報システムの1実施形態を示す運用説明図で
ある。
【図3】本発明のインターネットを利用した共同利用型
建設総合情報システムの1実施形態を示す構成ブロック
図である。
【図4】本発明のインターネットを利用した共同利用型
建設総合情報システムの1実施形態を示す構成ブロック
図の左側部分拡大図である。
【図5】本発明のインターネットを利用した共同利用型
建設総合情報システムの1実施形態を示す構成ブロック
図の右側部分拡大図である。
【図6】本発明のインターネットを利用した共同利用型
建設総合情報システムのWeb サポータの例として物流業
のサポータの場合を示す説明図である。
【符号の説明】
1…インターネット 2a…建設
業会員 2b…その他一般会員 2c…一般
企業 2d…公共機関 3,4…会
社 5…建設専門新聞社 6…Web サ
ポータ 7…インターネットCALSサービス 8…Web-HP(ホームページ)サービス 9…Web-G/W (グループウエア)サービス 10…Web-ASP (アプリーケーションサービスプロバイダ
ー)サービス 11…Web-入札情報サービス 12…Web-CALS 13…Web サポータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高沢 健司 神奈川県川崎市中原区市ノ坪150 株式会 社東計電算内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 BB05 CC02 CC05 CC21 DD01 DD05 EE05 FF03 GG04 GG07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設業が必要とする情報の総てをブラウ
    ザという単純な表現媒体にすべて纏め、 会員企業のホームページ発信サービス代行とメール配信
    機能によるインターネットサービス、 会員の本支店等の関係で電子メール、掲示板等のグルー
    プウエア機能と営業日報管理、顧客管理等の内部情報共
    有作業支援を行い、建設専門新聞社から得る各自治体の
    入札情報(予定、結果、分析等)を提供し、建設業が個
    々に購入または作成していた基幹システムのWeb 化を行
    うイントラネットサービス、 人材派遣、機材レンタル、物流業者等建設業が事業推進
    上必要な外部提供サービスの一元化、個々の建設業が必
    要とする建設CALSに対応する情報の交換を行うエキスト
    ラネットサービスを行うことを特徴とするインターネッ
    トを利用した共同利用型建設総合情報システム。
  2. 【請求項2】 会員(利用者)は、簡易ワンタイムパス
    ワード方式のフロッピーディスクをインターネット利用
    可能なパソコンに挿入し、サーバー側からの認証を受け
    てからイントラネット、エキストラネットのサービスを
    受ける請求項1記載のインターネットを利用した共同利
    用型建設総合情報システム。
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