JP5345262B1 - パワーモジュール - Google Patents

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Abstract

電子部品が実装されたリード導体と、前記電子部品および前記リード導体を内包して封止するモールド樹脂と、前記リード導体が前記モールド樹脂の内部から外部に延伸してさらに屈曲したL字形状部分を含む屈曲部に電気的に接続された平滑コンデンサと、を備え、前記屈曲部がコの字形状を有し、前記コの字形状の両端部が前記モールド樹脂に成型固定され、前記屈曲部における前記モールド樹脂と対向する部分に前記平滑コンデンサが接続される。これにより、搭載される装置の小型化および接続される機器との間の配線イダクタンスの低インダクタンス化を実現可能なパワーモジュールが得られ、特に電力変換装置に適したパワーモジュールが得られる。

Description

本発明は、パワーモジュールに関する。
たとえばサーボアンプのような電力変換装置の内部には交流電力を直流電力に変換するコンバータ部と、直流電力を交流電力に変換するインバータ部とが設けられ、コンバータ部とインバータ部との間には直流母線電圧を平滑するための平滑コンデンサが接続される。そして、インバータ部に内蔵されるスイッチング素子が高速でスイッチング(ON,OFF)された場合には、切り替わりの過渡状態で大きなサージ電圧が発生し、瞬時的に直流母線電圧が上昇してスイッチング素子自体の耐圧限界を超え、インバータ部を破壊するおそれがある。
平滑コンデンサとインバータ部との間のインダクタンスを低減することによりサージ電圧を低減させることができる。このため、平滑コンデンサは、インバータ部の近傍に接続されることが好ましい。
また、近年、高速スイッチングが可能なSiCデバイス(SiCスイッチング素子)が実用化されつつあるが、スイッチングを速くすると上述したサージ電圧が大きくなり損失も増える。このため、平滑コンデンサとインバータ部との間のインダクタンス低減が求められる。
大きな電流を流す大容量の電力変換装置では、インバータ部やコンバータ部を含むパワーモジュールの電力入出力端子として、ネジ止めされる接続導体がパワーモジュールの表面に設けられ、パワーモジュールと平滑コンデンサとがこの接続導体を介して接続される場合が多かった(たとえば、特許文献1参照)。
一方、小さな電流を流す小容量の電力変換装置では、生産性を重視して、インバータ部やコンバータ部を含むパワーモジュールの電力入出力端子として、プリント基板に実装されるようにリード端子が形成される。そして、該プリント基板上にパワーモジュールと平滑コンデンサとが実装されて、パワーモジュールと平滑コンデンサとがプリント基板の導通パターンにより配線接続されていた。
特開2007−324626号公報
しかしながら、パワーモジュールがプリント基板に接続される場合には、平滑コンデンサはプリント基板の導通パターンを介してパワーモジュール内のインバータ部と接続される。このため、導通パターンによる平滑コンデンサとインバータ部との間の配線インダクタンスの増加と、平滑コンデンサの実装に伴うプリント基板サイズの大型化が懸念される、という問題があった。
更に、パワーモジュールがプリント基板に実装される場合には、電源入力および電力出力の導通パターンがプリント基板に設けられて、電力変換装置のコネクタや端子台などのインターフェース部に電力を導電させるため、プリント基板サイズの大型化が懸念される、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、搭載される装置の小型化および接続される機器との間の配線イダクタンスの低インダクタンス化を実現可能なパワーモジュールを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るパワーモジュールは、電子部品が実装されたリード導体と、前記電子部品および前記リード導体を内包して封止するモールド樹脂と、前記リード導体が前記モールド樹脂の内部から外部に延伸してさらに屈曲したL字形状部分を含む屈曲部に電気的に接続された平滑コンデンサと、を備え、前記屈曲部がコの字形状を有し、前記コの字形状の両端部が前記モールド樹脂に成型固定され、前記屈曲部における前記モールド樹脂と対向する部分に前記平滑コンデンサが接続されることを特徴とする。
本発明によれば、パワーモジュールが搭載される装置の小型化およびパワーモジュールに接続される機器との間の配線イダクタンスの低インダクタンス化が可能になる、という効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置の外観を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置の構成部材を示す模式図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置における各構成部材の接続状態を示す模式図である。 図4は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置の構成を示す模式図ある。 図5は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置におけるパワーモジュールおよびリード導体の概略構成を示す要部断面図である。 図6は、本発明の実施の形態1に係る平滑コンデンサ接続用の母線リードの形状を示す模式図である。 図7は、本発明の実施の形態1に係る平滑コンデンサと接続用の母線リードとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。 図8は、実施の形態1に係る平滑コンデンサと接続用の母線リードとの接続部分近傍を拡大して示す模式断面図である。 図9は、本発明の実施の形態2に係る平滑コンデンサ接続用の母線リードの形状を示す模式図である。 図10は、本発明の実施の形態2に係る平滑コンデンサと接続用の母線リードとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。 図11は、本発明の実施の形態2に係る平滑コンデンサと接続用の母線リードとの接続部分近傍を拡大して示す模式断面図である。 図12は、本発明の実施の形態3に係る平滑コンデンサ接続用の母線リードの形状を示す模式図である。 図13は、本発明の実施の形態3に係る平滑コンデンサと接続用の母線リードとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。 図14は、本発明の実施の形態4に係る平滑コンデンサ接続用の母線リードの形状を示す模式図である。 図15は、本発明の実施の形態4に係る平滑コンデンサと接続用の母線リードとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。 図16は、本発明の実施の形態4に係る平滑コンデンサと接続用の母線リードとの接続部分近傍を拡大して示す模式断面図である。 図17は、本発明の実施の形態5に係る平滑コンデンサ接続用の母線リードの形状を示す模式図である。 図18は、本発明の実施の形態5に係る平滑コンデンサと接続用の母線リードとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。 図19は、本発明の実施の形態6に係る平滑コンデンサと接続用の母線リードとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。 図20は、本発明の実施の形態6に係る平滑コンデンサと接続用の母線リードとの接続部分近傍を拡大して示す模式断面図である。
以下に、本発明に係るパワーモジュールの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す図面においては、理解の容易のため、各部材の縮尺が実際とは異なる場合がある。各図面間においても同様である。また、以下に示す図面においては、一部部材を省略して示す場合、または一部部材を透過して見た状態を示している場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置の外観を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置の構成部材を示す模式図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置における各構成部材の接続状態を示す模式図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置の構成を示す模式図ある。図5は、本発明の実施の形態1に係る電力変換装置におけるパワーモジュールおよびリード導体の概略構成を示す要部断面図である。なお、図2〜図5においては、樹脂ケース11を省略している。
実施の形態1に係る電力変換装置は、樹脂ケース11の内部に、モールド樹脂12により封止成形されたパワーモジュール1を備える。パワーモジュール1内には、たとえば図示しない絶縁基板上に配置されたリード導体である母線リード2aおよび電力入出力リード6上に、パワーモジュール1内においてインバータ部を構成する回路やインバータ部の動作をスイッチング(ON,OFF)するスイッチング素子(図示せず)等を備えた電子部品14が実装されている。なお、図5では、簡略化のため電子部品14は2つのみを示しているが電子部品14の数量はこれに限定されない。
また、電子部品14は、導体ワイヤー13を介してリード導体に電気的に接続され、または直接リード導体に電気的に接続されている。また、パワーモジュール1の制御用のリードであり母線リード2aを介して電子部品14に電気的に接続する制御用リード5が、母線リード2aの略平行に設けられている。スイッチング素子には、高速スイッチングが可能なSiCデバイス(SiCスイッチング素子)が用いられている。
母線リード2aおよび制御用リード5は、モールド樹脂12の内部から外部に延伸して設けられており、パワーモジュール1における一端側の側面から突出し、さらにL字形状に折り曲げられた屈曲部を有している。また、電力入出力リード6は、モールド樹脂12の内部から外部に延伸して設けられており、パワーモジュール1における他端側の側面から突出し、さらにL字形状に折り曲げられている。
このようなパワーモジュール1は、制御回路用の略長方形状のプリント基板10の一面側上に該プリント基板10から離間して配置されている。そして、制御用リード5が、プリント基板10の導通パターン(図示せず)と電気的に接続されている。
パワーモジュール1における母線リード2aが突出した一端側には、平滑コンデンサ3がプリント基板10から離間した状態で配置されている。平滑コンデンサ3は、平滑コンデンサ3におけるパワーモジュール1に対向する側の一端面に設けられた平滑コンデンサ電極4を介して母線リード2aと電気的に接続されている。
パワーモジュール1における電力入出力リード6が突出した他端側には、電力入出力コネクタ7がプリント基板10から離間した状態で配置されている。電力入出力コネクタ7は、電力入出力コネクタ7におけるパワーモジュール1に対向する側の一面側に設けられたコネクタピン9を介して電力入出力リード6と電気的に接続されている。
また、プリント基板10において、電力入出力コネクタ7が配置された側の端部には制御信号コネクタ8が配置されている。制御信号コネクタ8は、プリント基板10の導通パターン(図示せず)と電気的に接続されている。これらの電力入出力コネクタ7と制御信号コネクタ8とは、外部機器と配線接続ができるように外部接続部(図示せず)を外面に露出した状態で、一部を樹脂ケース11から外部に突出させて略平行に樹脂ケース11の表面側に配置されている。
つぎに、実施の形態1に係る母線リード2aについて説明する。図6は、実施の形態1に係る平滑コンデンサ接続用の母線リード2aの形状を示す模式図である。図7は、実施の形態1に係る平滑コンデンサ3と接続用の母線リード2aとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。図8は、実施の形態1に係る平滑コンデンサ3と接続用の母線リード2aとの接続部分近傍を拡大して示す模式断面図である。なお、図8においては、パワーモジュール1内の記載は省略している。
母線リード2aは、平板状の導電材からなり、平滑コンデンサ電極4の本数に対応して2本設けられている。母線リード2aは、第1方向(モールド樹脂12の内部から外部に向かう延伸方向に対応)に延伸する延伸部21aと、該延伸部21aから直角方向に屈曲した第2方向に延在する屈曲部21bと、を有するL字形状に形成されている。また、屈曲部21bにおける長手方向の途中部分には、平滑コンデンサ電極4との電気的接続を可能とするために、平滑コンデンサ電極4が挿入される接続用穴21cが設けられている。そして、接続用穴21cにそれぞれ平滑コンデンサ電極4が挿入されることにより、母線リード2aと平滑コンデンサ電極4とが電気的に接続される。
また、電力入出力リード6も、第5方向(モールド樹脂12の内部から外部に向かう延伸方向に対応)に延伸する延伸部31aと、該第5方向から直角方向に屈曲した第1屈曲部31bと、第1屈曲部31bからさらに第5方向に屈曲した第2屈曲部31cと、を有するクランク形状に形成されている。そして、第2屈曲部1cが、コネクタピン9に接続することにより、電力入出力リード6が電力入出力コネクタ7と電気的に接続されている。
上述した実施の形態1においては、パワーモジュール1の内部からそのままモールド樹脂12の外部に突出して屈曲した母線リード2aに平滑コンデンサ3が直接接続されることにより、パワーモジュール1内のインバータ部と平滑コンデンサ3との間の配線距離を短くすることができる。これにより、平滑コンデンサ3とインバータ部との間の配線インダクタンスを低減することができ、インバータ部をスイッチングさせたときのサージ電圧を低減させることができる。
また、実施の形態1においては、母線リード2aと平滑コンデンサ3との接続においてプリント基板10の導通パターンや別の導体部材を介さないため、プリント基板10および電力変換装置の小型化が可能である。
また、実施の形態1においては、インバータ部と平滑コンデンサ3との間をパワーモジュール1の内部からそのままモールド樹脂12の外部に突出して屈曲した母線リード2aで直接接続するため、ネジ等の補助部材が不要であり部品点数が削減されてコストが低減する。
また、パワーモジュール1内のインバータ部と平滑コンデンサ3との間の配線距離の短縮や、インバータ部のスイッチングの高速化を行った場合には、パワーモジュール1からの熱伝導により平滑コンデンサ3の温度が上昇し、平滑コンデンサ3等の寿命が短くなる懸念がある。しかしながら、実施の形態1においては、スイッチング素子として、高速スイッチングが可能なSiCデバイス(SiCスイッチング素子)を用いることにより、スイッチング時の発熱が低減するため、平滑コンデンサ3等の寿命を低減させることなく、パワーモジュール1と平滑コンデンサ3の間の配線インダクタンスを低減させ、スイッチングの高速化が可能になる。
また、実施の形態1においては、パワーモジュール1の内部からそのままモールド樹脂12の外部に突出して屈曲した電力入出力リード6に電力入出力コネクタ7が直接接続される。これにより、プリント基板10の中に設けられた導通パターンの中でも発熱が大きいために面積を広く確保する必要のある電力入出力パターンが不要となるため、配線インダクタンスの低減とプリント基板10および電力変換装置の小型化が可能である。また、このような電力入出力リード6は、外部機器との接続を行うインターフェース部としての電力用コネクタや端子台などのインターフェース部に直接接続しても同様の効果が得られる。
したがって、実施の形態1によれば、小型化および低インダクタンス化が図られた電力変換装置が得られる。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1の変形例について説明する。図9は、実施の形態2に係る平滑コンデンサ接続用の母線リード2bの形状を示す模式図である。図10は、実施の形態2に係る平滑コンデンサ3と接続用の母線リード2bとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。図11は、実施の形態2に係る平滑コンデンサ3と接続用の母線リード2bとの接続部分近傍を拡大して示す模式断面図である。なお、図11においては、パワーモジュール1内の記載は省略している。以下では、実施の形態2に係る電力変換装置が実施の形態1に係る電力変換装置と異なる点について説明する。
実施の形態2に係る母線リード2bは、平板状の導電材からなり、平滑コンデンサ電極4の本数に対応して2本設けられている。母線リード2bは、第1方向(モールド樹脂12の内部から外部に向かう延伸方向に対応)に延伸する延伸部22aと、該延伸部22aから直角方向に屈曲した第2方向に延在する第1屈曲部22bと、第1屈曲部22bからさらに第1方向と反対方向に屈曲した第2屈曲部22cと、を有するコの字形状に形成されている。
また、第屈曲部22bにおける長手方向の途中部分には、平滑コンデンサ電極4との電気的接続を可能とするために、平滑コンデンサ電極4が挿入される接続用穴22dが設けられている。接続用穴22dは、一方の母線リード2bには1つ、他方の母線リード2bには2つ設けられている。なお、他方の母線リード2bに接続用穴22dは2つ以上設けてもよい。そして、接続用穴22dに平滑コンデンサ電極4が挿入されることにより、母線リード2bと平滑コンデンサ電極4とが電気的に接続される。
また、実施の形態2に係る母線リード2bは、母線リード2bの両端側がモールド樹脂12に成形固定されている。すなわち、母線リード2bは、延伸部22aの一端部と第2屈曲部22cの一端部とがモールド樹脂12に固定されている。そして、実施の形態2に係る母線リード2bは、第屈曲部22bにおける長手方向の両端近傍から平滑コンデンサ電極4までの間に絶縁スペーサ15が樹脂成形されて固定されている。これにより、母線リード2bと平滑コンデンサ3との間に任意の絶縁距離を確保することができる。なお、絶縁スペーサ15の設置箇所は2箇所に限定されず、1箇所または3箇所以上に設けてもよい。絶縁スペーサ15の設置箇所を2箇所以上とすることにより、より安定して上記絶縁距離を保持することができる。
上述した実施の形態2においては、パワーモジュール1の内部からそのままモールド樹脂12の外部に突出して屈曲した母線リード2bに平滑コンデンサ3が直接接続されることにより、パワーモジュール1内のインバータ部と平滑コンデンサ3との間の配線距離を短くすることができる。これにより、平滑コンデンサ3とインバータ部との間の配線インダクタンスを低減することができ、インバータ部をスイッチングさせたときのサージ電圧を低減させることができる。
また、実施の形態2においては、母線リード2bと平滑コンデンサ3との接続においてプリント基板10の導通パターンや別の導体部材を介さないため、プリント基板10および電力変換装置の小型化が可能である。
したがって、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様に小型化および低インダクタンス化が図られた電力変換装置が得られる。
また、上述した実施の形態2においては、母線リード2bの両端側がモールド樹脂12に固定されている。これにより、実施の形態2に係る母線リード2bは、実施の形態1に係る母線リード2aに比べて機械的強度が向上し、振動や曲げによる応力などに起因した母線リード2bの変形を防止することができる。
また、上述した実施の形態2においては、片方の母線リード2bに接続用穴22dを2つ以上設けることにより、平滑コンデンサ電極4の配置が異なる場合においても平滑コンデンサ3と母線リード2bとを確実に電気的に接続することができる。
また、上述した実施の形態2においては、第屈曲部22bにおける長手方向の両端近傍から平滑コンデンサ電極4までの間に絶縁スペーサ15が樹脂成形されて固定されている。これにより、母線リード2bと平滑コンデンサ3との間に任意の絶縁距離を確保することができる。なお、絶縁スペーサ15は、実施の形態1の屈曲部21bに適用してもよく、同様の効果が得られる。
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態2の変形例について説明する。図12は、実施の形態3に係る平滑コンデンサ接続用の母線リード2cの形状を示す模式図である。図13は、実施の形態3に係る平滑コンデンサ3と接続用の母線リード2cとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。以下では、実施の形態3に係る電力変換装置が実施の形態2に係る電力変換装置と異なる点について説明する。
実施の形態3に係る母線リード2cは、平板状の導電材からなり、平滑コンデンサ電極4の本数に対応して2本設けられている。母線リード2cは、第1方向(モールド樹脂12の内部から外部に向かう延伸方向に対応)に延伸する延伸部23aと、該延伸部23aから直角方向に屈曲した第2方向に延在する第1屈曲部23bと、第1屈曲部23bから第1方向および第2方向に直角な第3方向に屈曲した第2屈曲部23cと、第2屈曲部23cから第2方向に屈曲した第3屈曲部23dと、第3屈曲部23dから第1方向と反対方向に屈曲した第4屈曲部23eと、を有する形状に形成されている。すなわち、母線リード2cは、第1方向に垂直な面内において段違い形状(クランク形状)を有し、第1方向に沿った面内においてコの字形状を有する。
4つの段違い部分、すなわち2つの母線リード2cの第1屈曲部23bおよび第3屈曲部23dにそれぞれ1つずつ接続用穴23fが設けられている。そして、接続用穴23fに平滑コンデンサ電極4が挿入されることにより、母線リード2と平滑コンデンサ電極4とが電気的に接続される。
上述した実施の形態3においては、パワーモジュール1の内部からそのままモールド樹脂12の外部に突出して屈曲した母線リード2cに平滑コンデンサ3が直接接続されることにより、パワーモジュール1内のインバータ部と平滑コンデンサ3との間の配線距離を短くすることができる。これにより、平滑コンデンサ3とインバータ部との間の配線インダクタンスを低減することができ、インバータ部をスイッチングさせたときのサージ電圧を低減させることができる。
また、実施の形態3においては、母線リード2cと平滑コンデンサ3との接続においてプリント基板10の導通パターンや別の導体部材を介さないため、プリント基板10および電力変換装置の小型化が可能である。
したがって、実施の形態3によれば、実施の形態2と同様に小型化および低インダクタンス化が図られた電力変換装置が得られる。
また、上述した実施の形態3においては、2つの母線リード2cにおける4つの段違い部分に接続用穴23fが設けられることにより、平滑コンデンサ電極4の配置が異なる場合においても平滑コンデンサ3と母線リード2cとを確実に電気的に接続することができる。なお、各段違い部分に2つ以上の接続用穴23fを設けてもかまわない。
また、上述した実施の形態3においては、モールド樹脂12内のインバータ部がスイッチングするときのサージ電圧が大きい場合には、平滑コンデンサ電極4が接続されていない接続用穴23fにスナバコンデンサを追加接続することでサージ電圧を抑制することが可能である。
実施の形態4.
実施の形態4では、実施の形態2の変形例について説明する。図14は、実施の形態4に係る平滑コンデンサ接続用の母線リード2dの形状を示す模式図である。図15は、実施の形態4に係る平滑コンデンサ3と接続用の母線リード2dとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。図16は、実施の形態4に係る平滑コンデンサ3と接続用の母線リード2dとの接続部分近傍を拡大して示す模式断面図である。なお、図16においては、パワーモジュール1内の記載は省略している。以下では、実施の形態4に係る電力変換装置が実施の形態2に係る電力変換装置と異なる点について説明する。
実施の形態4に係る母線リード2dは、平板状の導電材からなり、平滑コンデンサ電極4の本数に対応して2本設けられている。母線リード2は、第1方向(モールド樹脂12の内部から外部に向かう延伸方向に対応)に延伸する延伸部24aと、該延伸部24aから直角方向に屈曲した第2方向に延在する第1屈曲部24bと、第1屈曲部24bから第1方向と反対方向に屈曲した第2屈曲部24cと、第2屈曲部24cからさらに第2方向と反対方向に屈曲した第3屈曲部24dと、を有する略コの字形状に形成されている。
また、第屈曲部24bにおける長手方向の途中部分には、平滑コンデンサ電極4との電気的接続を可能とするために、平滑コンデンサ電極4が挿入される接続用穴24eが設けられている。また、接続用穴24eは、一方の母線リード2dには1つ、他方の母線リード2dには2つ設けられている。なお、他方の母線リード2dに接続用穴24eは2つ以上設けてもよい。そして、接続用穴24eに平滑コンデンサ電極4が挿入されることにより、母線リード2と平滑コンデンサ電極4とが電気的に接続される。
また、モールド樹脂12における平滑コンデンサ電極4と対向する側の上面角部には、辺方向に沿って延在する凹部12aが設けられている。
モールド樹脂12の成形時に母線リードの突出部の一端側(電子部品14の実装側)しか成形固定できない場合には、母線リードの突出部の他端側(電子部品14の無実装側)の端部をモールド樹脂12の角部に引っかけることにより母線リードをモールド樹脂12に固定(掛止)することができる。すなわち、母線リード2dの第1屈曲部24b、第2屈曲部24c、第3屈曲部24dを凹部12aの形状に合わせた寸法に形成し、第3屈曲部24dを凹部12aに引っかけることにより母線リード2dの突出部の他端側(電子部品14の無実装側)をモールド樹脂12に固定することができる。
上述した実施の形態4においては、パワーモジュール1の内部からそのままモールド樹脂12の外部に突出して屈曲した母線リード2dに平滑コンデンサ3が直接接続されることにより、パワーモジュール1内のインバータ部と平滑コンデンサ3との間の配線距離を短くすることができる。これにより、平滑コンデンサ3とインバータ部との間の配線インダクタンスを低減することができ、インバータ部をスイッチングさせたときのサージ電圧を低減させることができる。
また、実施の形態4においては、母線リード2dと平滑コンデンサ3との接続においてプリント基板10の導通パターンや別の導体部材を介さないため、プリント基板10および電力変換装置の小型化が可能である。
したがって、実施の形態4によれば、実施の形態2と同様に小型化および低インダクタンス化が図られた電力変換装置が得られる。
また、上述した実施の形態4においては、母線リード2dの第3屈曲部24dを凹部12aに引っかけることにより、母線リード2dの突出部の他端側(電子部品14の無実装側)をモールド樹脂12に固定することができる。これにより、実施の形態4に係る母線リード2dは、実施の形態1の係る母線リード2aに比べて機械的強度が向上し、振動や曲げによる応力などに起因した母線リード2の変形を防止することができる。
実施の形態5.
実施の形態5では、実施の形態3の変形例について説明する。図17は、実施の形態5に係る平滑コンデンサ接続用の母線リード2eの形状を示す模式図である。図18は、実施の形態5に係る平滑コンデンサ3と接続用の母線リード2eとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。以下では、実施の形態5に係る電力変換装置が実施の形態3に係る電力変換装置と異なる点について説明する。
モールド樹脂12における平滑コンデンサ電極4と対向する側の上面角部には、実施の形態4の場合と同様に辺方向に沿って延在する凹部12aが設けられている。そして、実施の形態5に係る母線リード2eは、実施の形態3に係る母線リード2cの形状と実施の形態4に係る母線リード2dの形状とを組み合わせた形状を有する。
実施の形態5に係る母線リード2eは、平板状の導電材からなり、平滑コンデンサ電極4の本数に対応して2本設けられている。母線リード2eは、第1方向(モールド樹脂12の内部から外部に向かう延伸方向に対応)に延伸する延伸部25aと、該延伸部25aから直角方向に屈曲した第2方向に延在する第1屈曲部25bと、第1屈曲部25bから第1方向および第2方向に直角な第3方向に屈曲した第2屈曲部25cと、第2屈曲部25cから第2方向に屈曲した第3屈曲部25dと、第3屈曲部25dから第1方向と反対方向に屈曲した第4屈曲部25eと、第4屈曲部25eから第2方向と反対方向に屈曲した第5屈曲部25fと、を有して形成されている。
4つの段違い部分、すなわち2つの母線リード2eの第1屈曲部25bおよび第3屈曲部25dにそれぞれ1つずつ接続用穴25gが設けられている。そして、接続用穴25gにそれぞれ平滑コンデンサ電極4が挿入されることにより、母線リード2eと平滑コンデンサ電極4とが電気的に接続される。
上述した実施の形態5においては、パワーモジュール1の内部からそのままモールド樹脂12の外部に突出して屈曲した母線リード2eに平滑コンデンサ3が直接接続されることにより、パワーモジュール1内のインバータ部と平滑コンデンサ3との間の配線距離を短くすることができる。これにより、平滑コンデンサ3とインバータ部との間の配線インダクタンスを低減することができ、インバータ部をスイッチングさせたときのサージ電圧を低減させることができる。
また、実施の形態5においては、母線リード2eと平滑コンデンサ3との接続においてプリント基板10の導通パターンや別の導体部材を介さないため、プリント基板10および電力変換装置の小型化が可能である。
したがって、実施の形態5によれば、実施の形態3と同様に小型化および低インダクタンス化が図られた電力変換装置が得られる。
また、上述した実施の形態5においては、2つの母線リード2eにおける4つの段違い部分に接続用穴25gが設けられることにより、実施の形態3の場合と同様に平滑コンデンサ電極4の配置が異なる場合においても平滑コンデンサ3と母線リード2eとを確実に電気的に接続することができる。なお、各段違い部分に接続用穴25gを2つ以上設けてもかまわない。
また、上述した実施の形態5においては、実施の形態3の場合と同様にモールド樹脂12内のインバータ部がスイッチングするときのサージ電圧が大きい場合には、平滑コンデンサ電極4が接続されていない接続用穴25gにスナバコンデンサを追加接続することでサージ電圧を抑制することが可能である。
また、上述した実施の形態5においては、母線リード2eの第5屈曲部25fを凹部12aに引っかけることにより、実施の形態4の場合と同様に母線リード2eの突出部の他端側(電子部品14の無実装側)をモールド樹脂12に固定することができる。これにより、実施の形態5に係る母線リード2eは、実施の形態1の係る母線リード2aに比べて機械的強度が向上し、振動や曲げによる応力などに起因した母線リード2eの変形を防止することができる。
実施の形態6.
実施の形態6では、実施の形態2の変形例について説明する。図19は、実施の形態6に係る平滑コンデンサ3と接続用の母線リード2bとの接続部分近傍を拡大して示す模式斜視図である。図20は、実施の形態6に係る平滑コンデンサ3と接続用の母線リード2bとの接続部分近傍を拡大して示す模式断面図である。なお、図20においては、パワーモジュール1内の記載は省略している。以下では、実施の形態6に係る電力変換装置が実施の形態2に係る電力変換装置と異なる点について説明する。
実施の形態6では、接続用の母線リードとしては実施の形態2に係る母線リード2bを用いている。また、実施の形態6では、絶縁スペーサ15の代わりにモールド樹脂突起16を形成している。すなわち、モールド樹脂12を成形すると同時に図9に示す母線リード2bの延伸部22aと第2屈曲部22cとの部分も樹脂で覆って、且つ第1方向において第1屈曲部22bを超えた位置までモールド樹脂12の側面から樹脂成形することによりモールド樹脂突起16を形成している。
そして、平滑コンデンサ3が母線リード2bの第1屈曲部22bに接続されることで、平滑コンデンサ3と母線リード2bとの間に所定の絶縁距離を確保することができる。また、モールド樹脂突起16は、上記の他の実施の形態に適用してもよい。なお、ここでは、母線リード2bの延伸部22aと第2屈曲部22cとの2つの部分を樹脂で覆っているが、どちらか一方でもかまわない。ただし、母線リード2bの延伸部22aと第2屈曲部22cとの2つの部分を樹脂で覆うことにより、より安定して上記絶縁距離を保持することができる。
上述した実施の形態6においては、パワーモジュール1の内部からそのままモールド樹脂12の外部に突出して屈曲した母線リード2bに平滑コンデンサ3が直接接続されることにより、パワーモジュール1内のインバータ部と平滑コンデンサ3との間の配線距離を短くすることができる。これにより、平滑コンデンサ3とインバータ部との間の配線インダクタンスを低減することができ、インバータ部をスイッチングさせたときのサージ電圧を低減させることができる。
また、実施の形態6においては、母線リード2bと平滑コンデンサ3との接続においてプリント基板10の導通パターンや別の導体部材を介さないため、プリント基板10および電力変換装置の小型化が可能である。
したがって、実施の形態6によれば、実施の形態2と同様に小型化および低インダクタンス化が図られた電力変換装置が得られる。
また、上述した実施の形態6においては、第屈曲部22bにおける長手方向の両端近傍から平滑コンデンサ電極4までの間にモールド樹脂突起16が樹脂成形されている。これにより、母線リード2bと平滑コンデンサ3との間に、任意の絶縁距離を確保することができる。
以上のように、本発明に係るパワーモジュールは、搭載される装置の小型化および低インダクタンス化に有用であり、特に、電力変換装置に適している。
1 パワーモジュール、2a,2b,2c,2d,2e 母線リード、3 平滑コンデンサ、4 平滑コンデンサ電極、5 制御用リード、6 電力入出力リード、7 電力入出力コネクタ、8 制御信号コネクタ、9 コネクタピン、10 プリント基板、11 樹脂ケース、12 モールド樹脂、12a 凹部、13 導体ワイヤー、14 電子部品、15 絶縁スペーサ、16 モールド樹脂突起、21a 延伸部、21b 屈曲部、21c 接続用穴、22a 延伸部、22b 第1屈曲部、22c 第2屈曲部、22d 接続用穴、23a 延伸部、23b 第1屈曲部、23c 第2屈曲部、23d 第3屈曲部、23e 第4屈曲部、23f 接続用穴、24a 延伸部、24b 第1屈曲部、24c 第2屈曲部、24d 第3屈曲部、24e 接続用穴、25a 延伸部、25b 第1屈曲部、25c 第2屈曲部、25d 第3屈曲部、25e 第4屈曲部、25f 第5屈曲部、25g 接続用穴、31a 延伸部、31b 第1屈曲部、31c 第2屈曲部。

Claims (7)

  1. 電子部品が実装されたリード導体と、
    前記電子部品および前記リード導体を内包して封止するモールド樹脂と、
    前記リード導体が前記モールド樹脂の内部から外部に延伸してさらに屈曲したL字形状部分を含む屈曲部に電気的に接続された平滑コンデンサと、
    を備え
    前記屈曲部がコの字形状を有し、前記コの字形状の両端部が前記モールド樹脂に成型固定され、
    前記屈曲部における前記モールド樹脂と対向する部分に前記平滑コンデンサが接続されること
    を特徴とするパワーモジュール。
  2. 前記平滑コンデンサは2つの電極端子を有し、
    前記リード導体は、前記2つの電極端子に対応して2本設けられ、
    前記2本のリード導体うち一方の前記リード導体は、前記2つの電極端子のうち一方が挿入される接続穴を前記モールド樹脂と対向する面に1つ有し、
    前記2本のリード導体うち他方の前記リード導体は、前記2つの電極端子のうち他方が挿入される接続穴を前記モールド樹脂と対向する面に2つ以上有すること、
    を特徴とする請求項に記載のパワーモジュール。
  3. 前記平滑コンデンサは2つの電極端子を有し、
    前記リード導体は、前記屈曲部における前記モールド樹脂の側面と対向する部分が前記側面と平行な面内において段違い形状とされて前記2つの電極端子に対応して2本設けられ、
    前記2本のリード導体うち一方の前記リード導体は、前記2つの電極端子のうち一方が挿入される接続穴を前記段違い形状における各段違い部に有し、
    前記2本のリード導体うち他方の前記リード導体は、前記2つの電極端子のうち他方が挿入される接続穴を前記段違い形状における各段違い部に有すること、
    を特徴とする請求項に記載のパワーモジュール。
  4. 樹脂成形されて前記リード導体と前記平滑コンデンサとの絶縁距離を保持する樹脂突起を、前記屈曲部のコの字形状における前記モールド樹脂の側面と対向する部分の両端部から前記平滑コンデンサとの間に有すること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のパワーモジュール。
  5. 電子部品が実装されたリード導体と、
    前記電子部品および前記リード導体を内包して封止するモールド樹脂と、
    前記リード導体が前記モールド樹脂の内部から外部に延伸してさらに屈曲したL字形状部分を含む屈曲部に電気的に接続された平滑コンデンサと、
    を備え、
    前記屈曲部がコの字形状を有し、前記コの字形状の両端部のうち前記電子部品の実装側の一端部が前記モールド樹脂に成型固定されるとともに他端部が前記モールド樹脂の一部に掛止され、
    前記屈曲部における前記モールド樹脂と対向する部分に前記平滑コンデンサが接続され、
    前記平滑コンデンサは2つの電極端子を有し、
    前記リード導体は、前記2つの電極端子に対応して2本設けられ、
    前記2本のリード導体うち一方の前記リード導体は、前記2つの電極端子のうち一方が挿入される接続穴を前記モールド樹脂と対向する面に1つ有し、
    前記2本のリード導体うち他方の前記リード導体は、前記2つの電極端子のうち他方が挿入される接続穴を前記モールド樹脂と対向する面に2つ以上有すること、
    を特徴とするパワーモジュール。
  6. 電子部品が実装されたリード導体と、
    前記電子部品および前記リード導体を内包して封止するモールド樹脂と、
    前記リード導体が前記モールド樹脂の内部から外部に延伸してさらに屈曲したL字形状部分を含む屈曲部に電気的に接続された平滑コンデンサと、
    を備え、
    前記屈曲部がコの字形状を有し、前記コの字形状の両端部のうち前記電子部品の実装側の一端部が前記モールド樹脂に成型固定されるとともに他端部が前記モールド樹脂の一部に掛止され、
    前記屈曲部における前記モールド樹脂と対向する部分に前記平滑コンデンサが接続され、
    前記平滑コンデンサは2つの電極端子を有し、
    前記リード導体は、前記屈曲部における前記モールド樹脂の側面と対向する部分が前記側面と平行な面内において段違い形状とされて前記2つの電極端子に対応して2本設けられ、
    前記2本のリード導体うち一方の前記リード導体は、前記2つの電極端子のうち一方が挿入される接続穴を前記段違い形状における各段違い部に有し、
    前記2本のリード導体うち他方の前記リード導体は、前記2つの電極端子のうち他方が挿入される接続穴を前記段違い形状における各段違い部に有すること、
    を特徴とするパワーモジュール。
  7. 前記リード導体と前記平滑コンデンサとの絶縁距離を保持するスペーサを、前記リード導体と前記平滑コンデンサとの間に有すること、
    を特徴とする請求項1〜3、5、6のいずれか1つに記載のパワーモジュール。
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