JP5344453B2 - 耐酸化性に優れたNi基超合金 - Google Patents

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、Ni基超合金に関するものであり、さらに詳しくは、高温での耐酸化性に優れ、ジェットエンジンやガスタービンなどのタービンブレードやタービンベーン、タービンディスク等の高温、高応力下で使用される部材として好適な、新しいNi基超合金に関するものである。
【背景技術】
【0002】
Ni基超合金はジェットエンジンなどのタービンブレードやタービンベーンとして基材に使用される際、高温酸化や遮熱を目的として基材表面にコーティングを施して使用される例が多い。そこで、Ni基超合金としては、万一これらコーティングが何らかの理由で剥がれた場合でも、酸化による機器破損にすぐには至らず定期点検まで使用できるような、耐酸化性に優れた合金であることが期待される。
【0003】
従来のNi基超合金のうちでは、ReneN5合金(Co:8mass%、Cr:7mass%、Mo:2mass%、W:5mass%、Al:6.2mass%、Ta:7mass%、Hf:0.2mass%、Re:3mass%で残部がNiからなる合金)が耐酸化性に優れた合金として知られている(特許文献1)。
【0004】
しかしながら、近年のジェットエンジンやガスタービンの進歩に伴い燃焼ガス温度が高温化されるなか、さらに優れた耐酸化性を持つNi基超合金の実現が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】英国特許GB−2235697A公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上のとおりの背景を踏まえてなされたものであって、ジェットエンジンやガスタービンのタービンブレードやタービンベーンなどの高温部材として有用な、耐酸化性にさらに優れたNi基超合金を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のNi基超合金は、上記の課題を解決する手段として以下のことを特徴としている。
【0008】
第1:合金組成として、Co:3以上10mass%未満、Cr:1−6mass%、Mo:0.5mass%以上4.5mass%未満、W:2−10mass%、Al:4−7mass%、Ta+Nb+Ti:0−10mass%、Hf:0−2mass%、Re:1−10mass%、Ru:1−8mass%、Si:0.2−3mass%残部がNiと不可避的不純物からなる組成を有している。
【0009】
:上記第1の発明の合金において、Co:4−8mass%、Cr:2−4mass%、Mo:1−4mass%、W:4−8mass%、Al:4−7mass%、Ta+Nb+Ti:1−8mass%、Hf:0.05−0.5mass%、Re:3−8mass%、Ru:3−7mass%、Si:0.4−2.5mass%、を含有し、残部がNiと不可避的不純物からなる組成を有している。
【0010】
:上記第1又は第2の発明の合金において、さらに、V:3mass%以下、Zr:3mass%以下、C:0.3mass%以下、B:0.2mass%以下、Y:0.2mass%以下、La:0.2mass%以下、Ce:0.2mass%以下の元素のいずれか1種または2種以上を含有する。
【0011】
第4:上記第1から第3の発明の合金を用いて、普通鋳造法、一方向凝固法、単結晶凝固法、粉末冶金法、鋳造法の何れかにより作成した、タービン部材。タービン部材には、タービンブレード、タービンベーンが含まれる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、ジェットエンジンやガスタービンの進歩に伴い燃焼ガス温度が高温化されるなか、さらに優れた耐酸化性を持つNi基超合金が提供される。従来では、燃焼ガス温度が高温化された場合、特に耐酸化性が問題となるが、本発明合金では高温での耐酸化性を特に重視したNi基超合金であることから従来のような問題点は改善される。
【0013】
ジェットエンジンやガスタービンなどのタービンブレードやタービンベーンは高温で使用される。そのため通常はこれら部材表面に耐熱・耐酸化を目的にコーティングが施されている。しかし、何らかの原因でこのコーティング層が剥離した場合、むき出しになったNi基超合金が高温酸化等で短時のうちに損傷することなく、次回の機器点検まで使用可能なことが望ましい。また、一般にタービンブレードやタービンベーンは高温に曝されることから、内部冷却とブレード表面の冷却のため小さな孔が多数あいている。これらの小さな孔は高温酸化等が原因で目詰まりを起こした場合、局部加熱されて遠心力に耐えられず破壊することもある。
【0014】
さらに、内部冷却を行うようになり、タービンブレードやタービンベーンはNi基超合金の部材厚さが0.5mm程度という例もあり、特に耐酸化性が問題となることが多い。本発明のNi基超合金は耐酸化性に優れており、ジェットエンジンやガスタービンなどのタービンブレードやタービンベーンとして高温で使用された場合、長時間の使用に耐え、その経済的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本実施例1〜3の酸化試験(大気中1100℃−1時間加熱保持の繰り返し)の結果を示した図である。
【図2】実施例1および2の試験温度400℃での引張試験の結果を示した図である。
【図3】実施例4の酸化試験(大気中1100℃−1時間加熱保持の繰り返し)の結果を示した図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明は上記のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。
【0017】
本発明のNi基超合金の合金元素組成の限定理由は以下のとおりである。
【0018】
Coは組織安定化と強度向上に有効であるが、15mass%より多いと高温でガンマプライム量を少なくし、強度を低下させる。よって0.1−15mass%とする。好ましくは3−10mass%、さらに最も好ましくは4−8mass%である。
【0019】
Crは耐腐食性向上に有効である。0.1−10mass%とするが、10mass%を超えると有害相を生成し高温強度が低下する。好ましくは1−6mass%、さらに最も好ましくは2−4mass%の範囲である。
【0020】
Moは0.1−4.5mass%とするが、Moは、素地中に固溶して高温強度を上昇させるとともに、析出硬化によって高温強度に寄与する。好ましくは0.5−4.5mass%、さらに最も好ましくは1−4mass%の範囲である。
【0021】
Wは、Moと同様に固溶強化と析出硬化の作用がある。Wは0.1−15mass%とする。好ましくは2−10mass%、最も好ましくは4−8mass%の範囲である。
【0022】
Alは、Niと化合し、ガンマ母相中に析出するガンマプライム相を構成するNi3Alで表される金属間化合物を形成し、高温強度を向上させる。Alは2−8mass%とする。好ましくは4−7mass%の範囲とする。
【0023】
Ta+Nb+Tiは、いずれもガンマプライム相を強化してクリープ強度を向上させる有効な元素である。いずれの場合も総和が16mass%以上になると有害相の生成が助長されるので、0−16mass%である必要がある。好ましくは0−10mass%、最も好ましくは1−8mass%の範囲とする。
【0024】
Hfは耐酸化性を向上させる効果があるので、本発明合金に添加することが有効である。しかし添加量が5mass%を超えると有害相の生成を助長するのでこれ以下とする必要があり、0−5mass%である必要がある。好ましくは0−2mass%、さらに最も好ましくは0.05−0.5mass%の範囲とする。
【0025】
Reは、ガンマ相に固溶し、固溶強化により高温強度を向上させる。またReは耐食性を向上させる効果もある。一方でReを多量に添加すると、高温時にTCP相が析出して高温強度を低下させるおそれがある。Reは、0.1−16mass%の範囲が好ましい。より好ましくは1−10mass%、最も好ましくは3−8mass%の範囲とする。
Ruは、TCP相の析出を抑え、これにより高温強度を向上させる。Ruの組成比は、0.1−16mass%の範囲が好ましい。好ましくは1−8mass%、最も好ましくは3−7mass%の範囲とする。
【0026】
Siは、合金表面にAl2O3など保護性の酸化皮膜を生成させて耐酸化性を向上させる元素である。Siを多量に添加すると他の元素の固溶限を低下させるため0.2−5mass%と規定する。好ましくは0.2−3mass%、最も好ましくは0.4−2.5mass%の範囲とする。
【0027】
Vはガンマプライム相に固溶し、ガンマプライム相を強化させる元素である。しかしながら、過度の添加はクリープ強度を低下させるため3mass%以下と規定する。
【0028】
ZrはBやCと同様に粒界を強化する元素である。しかしながら過度の添加はクリープ強度を低下させることから3mass%以下と規定する。
【0029】
Cは粒界強化に寄与する。しかし過度の添加は延性を害するため0.3mass%以下と規定する。
【0030】
BはCと同様に粒界強化に寄与する。しかし過度の添加は延性を害するため0.2mass%以下と規定する。
【0031】
Y、La、CeはNi基超合金を高温で使用中にアルミナ、クロミアなどを形成する保護酸化皮膜の密着性を向上させる元素である。しかし過度の添加は他の元素の固溶限を低下させることになるためY:0.2mass%以下、La:0.2mass%以下、Ce:0.2mass%以下と規定する。
【0032】
以上のとおりのこの出願の耐酸化性に優れたNi基超合金は従来公知の製造方法の手順や条件を勘案して、普通鋳造合金、一方向凝固合金および単結晶超合金などの溶解鋳造により製造することができる。
【0033】
そこで以下に実施例を説明する。もちろん以下の例によって発明が限定されることはない。
【実施例】
【0034】
表1の各組成を有するNi基合金を溶製した。
【0035】
【表1】

【0036】
得られた各々の合金について、直径9mmφ,高さ5mmの試料を調製し、これを用いて耐酸化性を評価した。
【0037】
耐酸化性試験は大気中において試験温度1100℃で実施した。この試験温度で1時間加熱保持してから炉外に取り出した。試料を冷却後に重量変化を測定した。その後、再び試験温度に1時間加熱保持して重量変化を測定することを繰り返した。
【0038】
その結果、図1に示したように、試験回数50回の範囲で、Si含有の実施例1、実施例2及び実施例3において、従来から耐酸化性に優れているといわれる比較合金2(ReneN5)を上回る耐酸化性を持つ新しいNi基超合金を見いだした。なお、Siを含まない比較合金1では耐酸化性が劣る。
【0039】
強度試験は、実施例1と比較合金2について400℃の引張試験を実施した。その結果、図2に示したように、本発明の超合金は、0.2%耐力及び引張強さ共に比較例2より優れた強度であった。
【0040】
実施例4としてCo5.8mass%、Cr3.2mass%、Mo2.8mass%、W5.6mass%、Al5.7mass%、Hf0.1mass%、Re5.8mass%、Ru3.6mass%、Ta5.6mass%、Si0.45 mass%を含有し、残部がNiと不可避的不純物からなるNi基合金を溶製した。比較合金3として、Siを含有していないCo5.8mass%、Cr3.2mass%、Mo2.8mass%、W5.6mass%、Al5.7mass%、Hf0.1mass%、Re5.8mass%、Ru3.6mass%、Ta5.6mass%と、残部がNiと不可避的不純物からなるNi基合金を溶製した。
【0041】
実施例1−3と同様な耐酸化性試験を行い、図3に示したように、0.45mass%のSiを含有するNi基超合金においても、Siを含まない比較合金3に較べて顕著に耐酸化性が改善された。

Claims (4)

  1. Co:3以上10mass%未満、Cr:1−6mass%、Mo:0.5mass%以上4.5mass%未満、W:2−10mass%、Al:4−7mass%、Ta+Nb+Ti:0−10mass%、Hf:0−2mass%、Re:1−10mass%、Ru:1−8mass%、Si:0.2−3mass%残部がNiと不可避的不純物からなる組成を有することを特徴とするNi基超合金。
  2. Co:4−8mass%、Cr:2−4mass%、Mo:1−4mass%、W:4−8mass%、Al:4−7mass%、Ta+Nb+Ti:1−8mass%、Hf:0.05−0.5mass%、Re:3−8mass%、Ru:3−7mass%、Si:0.4−2.5mass%、を含有し、残部がNiと不可避的不純物からなる組成を有することを特徴とする請求項1のNi基超合金。
  3. 請求項1又は2の合金においてさらにV:3mass%以下、Zr:3mass%以下、C:0.3mass%以下、B:0.2mass%以下、Y:0.2mass%以下、La:0.2mass%以下、Ce:0.2mass%以下の元素のいずれかを単独あるいは複合的に含有することを特徴とするNi基超合金。
  4. 請求項1から3のいずれかの合金を用いて、普通鋳造法、一方向凝固法、単結晶凝固法、粉末冶金法、鋳造法の何れかにより作成したタービン部材。
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