JP5343798B2 - スタンプ・システム、方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

スタンプ・システム、方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、たとえばスタンプ・ラリーに用いられるスタンプ・システム、方法、プログラム、記録媒体に関するものである。
本発明は特に親子連れでのスタンプ・ラリー参加者にとって、より多くの思い出を残す場合に有用である。
従来から、展覧会やテーマパーク等の複数の拠点においてスタンプ・ラリー参加者がスタンプをスタンプ用台紙に押印していくスタンプ・ラリーが知られている。
このスタンプ・ラリーは、親子連れでの利用も多く、スタンプ用台紙が、親子の思い出を残すことに役立っている。
たとえば、特許文献1には、従来のスタンプ・ラリーにおける、スタンプ用台紙の準備やスタンプを設置する場所の選定などの問題点を解決するために、携帯電話を用いたスタンプラリーシステムが提案されている。この携帯電話を用いたスタンプラリーシステムでは、ある時刻における携帯電話の位置を証明するスタンプを発行することにより、スタンプ・ラリー主催者がスタンプ用台紙やスタンプを設置する場所などを準備することなくスタンプ・ラリーを遂行することが可能になっている。
特開2004−139193号公報(段落0025、図4)
しかしながら、特許文献1に開示されるような携帯電話を用いたスタンプラリーシステムでは、物として残る“思い出”的な要素が少なく、ラリー参加者にとって満たされない思いが残るといった問題がある。
本発明は以上の点を解決するためになされたものであって本発明の課題は、従来のスタンプ・ラリーの利点を生かしつつ、より多くの“思い出”を残すことを可能としたスタンプ・システム、方法、プログラム、記録媒体を提供することである。
本発明は、以下の各態様に記載の手段により、前記課題を解決する。
すなわち、本願発明の第1の発明は、非接触通信により検知用データを読み取り可能なICチップとスタンプを押印可能な印面とを備える記録媒体と、前記記録媒体の印面に対してスタンプを押印するスタンプ装置と、撮像部を有する写真プリンターと、から構成され、スタンプ装置と写真プリンターとが拠点に設置されるスタンプ・システムであって、
前記スタンプ装置は、
記録媒体の印面に対してスタンプを押印するための印版部と、
スタンプが押印される際に、通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの検知用データを読み取ることでICチップを検知する検知部と、
写真プリンターに記録媒体の所持者の写真撮影指示を送信する写真撮影指示部と、
を備えて、
前記写真プリンターは、
記録媒体の所持者を撮像して写真データを生成する撮像部と、
スタンプ装置による写真撮影指示を受け付けた後に、撮像部が撮像した写真データを写真プリントする印刷手段と、
を備える、
ことを特徴とするスタンプ・システムである。
このように、スタンプ・ラリーの拠点で写真を撮影することが可能である。
本願発明の第2の発明は、第1の発明に記載のスタンプ・システムにおいて、
前記印刷手段は、写真撮影指示情報を受け付けてから所定の時間が経過した後に撮像部が撮像した写真データを写真プリントする、
ことを特徴とするスタンプ・システムである。
本願発明の第3の発明は、第1の発明に記載のスタンプ・システムにおいて、
前記写真プリンターは、さらに
表示部を有して、
前記撮像部は、スタンプ帖を撮像した写真データを作成して、
この写真データのスタンプ帖をマーカーに設定して、マーカーの三次元空間座標を算出して、その座標を三次元CGキャラクターに適用してレンダリング処理して画像合成して表示するモニター表示手段、
を備えることを特徴とするスタンプ・システムである。
本願発明の第4の発明は、第3の発明に記載のスタンプ・システムにおいて、
前記撮像部は、スタンプ帖の代わりに、
スタンプを押印可能な印面、または、印面に押印されたスタンプを撮像した写真データを作成して、
前記モニター表示手段は、
この写真データのスタンプを押印可能な印面、または、印面に押印されたスタンプをマーカーに設定して、マーカーの三次元空間座標を算出して、その座標を三次元CGキャラクターに適用してレンダリング処理して画像合成して表示する、
ことを特徴とするスタンプ・システムである。
本願発明の第5の発明は、非接触通信により記録媒体識別情報を読み取り可能なICチップとスタンプを押印可能な印面とを備える記録媒体と、前記記録媒体の印面に対してスタンプを押印するスタンプ装置と、電子カメラを有する撮影装置と、フォト・プリント装置と、から構成され、スタンプ装置と撮影装置とが拠点に設置され、撮影装置とフォト・プリント装置とがネットワーク接続されるスタンプ・システムであって、
前記スタンプ装置は、
自己が設置される拠点を示す拠点データを記憶する記憶部と、
記録媒体の印面に対してスタンプを押印するための印版部と、
スタンプが押印される際に、通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの検知用データを読み取ることでICチップを検知する検知部と、
ICチップの記録媒体識別情報を読み取る取得部と、
記憶部が記憶する拠点データと取得部が読み取った記録媒体識別情報を含む写真撮影指示を作成して、これを撮影装置に送信する写真撮影指示部と、
を備えて、
前記撮影装置は、
スタンプ装置が送信する写真撮影指示に含まれる拠点データと記録媒体識別情報を、電子カメラが撮像した写真データに対応付けて、これをフォト・プリント装置に送信する写真データ送信手段、
を備えて
前記フォト・プリント装置は、
撮影装置が送信する拠点データと記録媒体識別情報が対応付けられた写真データを記憶する記憶部と、
通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの検知用データを読み取ることでICチップを検知する検知部と、
ICチップの記録媒体識別情報を読み取る取得部と、
撮影装置が送信する写真データを受け付けて、記憶部に保持する写真データ受信手段と、
取得部が読み取ったICチップの記録媒体識別情報と同じ記録媒体識別情報を持つ写真データを記憶部から読み出して、写真プリントする印刷手段と、
を備える、
ことを特徴とするスタンプ・システムである。
撮影した写真のプリントは、スタンプラリーゴール後に受け取るので、ラリー中には所持する必要はない。
本願発明の第6の発明は、第1または第5の発明に記載のスタンプ・システムにおいて、
前記印刷手段は、
写真データから抽出した記録媒体の所持者の顔画像の脇にスタンプ・ラリーのキャラクターを合成する機能、
を備えることを特徴とするスタンプ・システムである。
本願発明の第7の発明は、第1または第5の発明に記載のスタンプ・システムにおいて、
前記印刷手段は、
スタンプ装置による写真撮影指示を受け付けて保持して、写真データから抽出した記録媒体の所持者の顔画像の個数を計測して、保持した写真撮影指示の中から、最新の写真撮影指示を顔画像の個数分を読み取って、それに含まれるRFIDチップ識別情報を読み取って、ラリーチームの人数やRFIDチップ識別情報を含むラリーチーム属性情報を作成する機能、
を備えることを特徴とするスタンプ・システムである。
本願発明の第8の発明は、非接触通信により検知用データを読み取り可能なICチップとスタンプを押印可能な印面とを備える記録媒体と、前記記録媒体の印面に対してスタンプを押印するスタンプ装置と、電子カメラを有する写真プリンターと、を用いるスタンプ・ラリー方法であって、
スタンプ装置と写真プリンターとが拠点に設置されるスタンプ・ラリー方法において、
スタンプ装置が、スタンプが押印される際に、通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの検知用データを読み取ることでICチップを検知する検知ステップと、
写真プリンターに記録媒体の所持者の写真撮影指示を送信する写真撮影指示ステップと、
写真プリンターが、スタンプ装置による写真撮影指示を受け付けた後に電子カメラにて撮像した写真データを、写真プリントする印刷ステップと、
を含んだ手順でなされることを特徴とするスタンプ・ラリー方法ことを特徴とするスタンプ・システムである。
本願発明の第9の発明は、非接触通信により記録媒体識別情報を読み取り可能なICチップとスタンプを押印可能な印面とを備える記録媒体と、前記記録媒体の印面に対してスタンプを押印するスタンプ装置と、電子カメラを有する撮影装置と、フォト・プリント装置と、を用いるスタンプ・ラリー方法であって、
スタンプ装置と撮影装置とが拠点に設置され、撮影装置とフォト・プリント装置とがネットワーク接続されるスタンプ・ラリー方法において、
スタンプ装置が、スタンプが押印される際に、通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの記録媒体識別情報を読み取ることでICチップを検知する検知ステップと、
読み取った記録媒体識別情報を含む写真撮影指示を作成して、これを撮影装置に送信する写真撮影指示ステップと、
撮影装置が、写真撮影指示に含まれる拠点データと記録媒体識別情報を、電子カメラが撮像した写真データに対応付けて、これをフォト・プリント装置に送信する写真データ送信ステップと、
フォト・プリント装置が、記録媒体識別情報が対応付けられた写真データを受け付けて、記憶部に保持する写真データ受信ステップと、
フォト・プリント装置が、通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの記録媒体識別情報を読み取ることでICチップを検知するIC検知ステップと、
読み取ったICチップの記録媒体識別情報と同じ記録媒体識別情報を持つ写真データを記憶部から読み出して、写真プリントする印刷ステップと、
を含んだ手順でなされることを特徴とするスタンプ・ラリー方法である。
本願発明の第10の発明は、コンピューターに組込むことによって、コンピューターを第1の発明から第7の発明までのいずれか1項に記載のスタンプ・システムとして動作させるコンピュータープログラムである。
本願発明の第11の発明は、第10の発明に記載のコンピュータープログラムを記録したコンピューター読取り可能な記録媒体である。
本願発明によれば、
(1)スタンプ・ラリーの拠点で写真を撮影することが可能である。
撮影した写真をその場でラリー参加者に渡すようにしても良いし、スタンプラリーゴール後に渡すようにしてもよい。
(2)写真にスタンプ・ラリーのキャラクターを合成することで、スタンプ・ラリー参加者だけが入手できる特色のある写真を撮影することが可能である。
従って、本発明によれば、ラリー参加者は、スタンプ帳とラリーの写真を記念として手に入れられるため、より多くの“思い出”を残すことができるという効果がある。
図1は、スタンプ・システム1の全体構成を説明する図である。 図2は、スタンプ・システム1における写真撮影の手順を説明する図である。 図3は、スタンプ装置の仕組みを説明する図である。 図4は、スタンプ帖の仕組みを説明する図である。 図5は、参加者を撮影する様子を説明する図である。 図6は、写真プリントの例を説明する図である。 図7は、写真プリンター200の詳細な構成図である。 図8は、スタンプ装置の動作を説明する図である。 図9は、スタンプ・システム2の全体構成を説明する図である。 図10は、スタンプ・システム2における写真撮影の手順を説明する図である。 図11は、撮影装置400の詳細な構成を説明する図である。 図12は、フォト・プリント装置800の詳細な構成を説明する図である。
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
図1は、本発明のスタンプ・システムスタンプ・システム1の概要を説明する図である。
スタンプ・システム1は、写真プリンター200が無線あるいは有線接続されたスタンプ装置100と、スタンプ帖700(記録媒体)と、から構成される。
このスタンプ・システム1は、たとえばスタンプ・ラリーに用いられる。スタンプ・ラリーが行われる各拠点(例えば、拠点A、拠点B・・・)には、夫々、同一の構成及び機能を有するスタンプ装置100と写真プリンター200とが設置されている。
スタンプ装置100は、スタンプ帖700の印面に対してスタンプを押印して印影を記録させる。
スタンプ装置100は、自己が設置される拠点を示す拠点データを記憶する記憶部と、
RFIDリーダーライター(R/W)と、を備えたものである(詳細は後述する)。
ここで、RFIDは、Radio Frequency Identification の略である。
写真プリンター200は、スタンプ・ラリー参加者を撮像して、写真プリント201を出力する。
写真プリンター200は、既存のパーソナルコンピューターに電子カメラとカメラモニター(=表示装置)とを備えて、後述する専用プログラムを搭載したものである。
スタンプ帖700は、RFIDチップ701(ICチップ)と、スタンプを押印可能な印面を有する複数のページを備える(詳細は後述する)。
以上のスタンプ装置100とスタンプ帖700の構成において、スタンプ装置100(CPU)は、スタンプ帖700の印面にスタンプが押印される際に、スタンプ帖700のRFIDチップ701を検知し、当該RFIDチップに記録されているデータの読み出しや、当該RFIDチップへのデータの書き込みを行う。
一方、スタンプ帖700のRFIDチップ701は、メモリーが記録するデータを、スタンプ帖700の複数のページを透過させて、スタンプ装置100に読み出しや書き込みをさせる。
図5は、スタンプ・ラリー参加者900がスタンプ・システム1を利用するときの様子を説明する図である。
図5の(a)は、拠点のスタンプ・ラリー参加者900の例である。
スタンプ・ラリー参加者は、各自が1冊のスタンプ帖700を所持する。
拠点に到着したスタンプ・ラリー参加者(記録媒体の所持者)900が、写真プリンター200の上で、スタンプ装置100を用いて、スタンプ帖700にスタンプを押印する様子を示している。
電子カメラ300は、スタンプを押印するスタンプ・ラリー参加者900を撮像できるように設置されている。
また、撮影モニター501(=表示装置)は、電子カメラ300が撮像する写真画像を表示させて、スタンプ・ラリー参加者900がこれを目視できるように、設置されている。
図5の(b)は、撮影モニター501の画面の例である。
電子カメラ300が撮像するスタンプ・ラリー参加者900の画像が表示されている。スタンプ・ラリー参加者900は、撮影モニター501の画面を目視して、撮影ポーズを確認することができる。
図2は、スタンプ・システム1の利用手順の概要を説明する図である。
(1)スタンプ・ラリー参加者900は、スタンプ帖700を持って、各拠点A、拠点B・・・を回り、各拠点に設置されているスタンプ装置100を用いて、スタンプ帖700に押印してスタンプの印影を記録する。
(2)スタンプ装置100はスタンプ帖のICチップを検知して、写真プリンター200に、写真撮影指示情報を送信する。
(3)写真プリンター200は、スタンプ装置100が送信する写真撮影指示情報を受け付けて、撮影モニター画面を用いてスタンプ・ラリー参加者に撮影ポーズを確認させながら、表示ガイダンスや音声ガイダンスにて撮影のタイミングを知らせて、スタンプ帖にスタンプを押印したスタンプ・ラリー参加者900を電子カメラ300にて撮影する。
(4)写真プリンター200は、スタンプ・ラリー参加者の写真データを用いて、カラープリンターで、写真プリント201を出力する。
(5)スタンプ・ラリー参加者900は、写真プリント201を受け取り、スタンプ帖700に収納する。
(6)スタンプ・ラリー参加者900は、最終拠点(ラリーのゴール)に到達するまで、(1)から(5)までの作業を繰り返す。
図4は、本実施形態によるスタンプ帖700の構成を説明する図である。
スタンプ帖700は、1個のRFIDチップ701と、表紙と、スタンプを押印可能な印面を有する複数のページから構成される。
図4の(a)は、スタンプ帖700の裏表紙を説明する図である。
図4の(a)に例示した裏表紙には、1個のRFIDチップ701が埋め込まれている。
RFIDチップ701には、チップに固有の情報(RFIDチップ識別情報。ユニークな数字列など)等が予め記憶されている。
なお、当該RFIDチップ701が埋め込まれる場所は裏表紙にすることがRFIDの非接触通信上望ましいが、他の場所に埋め込まれるようにしても構わない。
また、RFIDチップ701はスタンプ帖700に埋め込まれるのではなく、貼り付けられるようにしても構わない。
また、RFIDチップ701が埋め込まれたカードが、スタンプ帖700の裏表紙に埋め込まれ(または貼り付けられ)る構成としても良い。
また、RFIDチップ701またはこれが埋め込まれたカードが、スタンプ帖700の裏表紙に設けられたポケットに挿入されるように構成しても良い。
ここで、スタンプ帖700には、1個のRFIDチップ701が埋め込まれているので、RFIDチップ識別情報は、スタンプ帖識別情報として用いることができる。
また、ラリー参加者900は、1冊のスタンプ帖700を所持するので、RFIDチップ識別情報は、ラリー参加者識別情報として用いることができる。
図4の(b)は、スタンプ帖700の印面を有するページを説明する図である。
図4の(b)に例示した印面を有するページには、スタンプを押印する領域を示す枠印が印刷されている。
なお、スタンプ帖700の裏表紙と、印面を有するページと、の関係において、RFIDチップ701のアンテナの中央と各印面ページに印刷された枠印の中央とが、概ね一致するようになっている。
図4の(c)は、スタンプが押印された印面ページを説明する図である。
図4の(c)に例示した印面ページの枠印には、押印されたスタンプが記録されている。
図3は、本実施形態によるスタンプ装置100の構成を説明する断面図である。
図3に示すように、スタンプ装置100は、電源プラグ101と、筐体グリップ部102と、筐体スタンプ部103と、化粧・認識用LED(発光ダイオード)104と、RFIDリーダーライター108と、スピーカー(またはブザー)107と、RFIDアンテナ109と、RFIDリーダーライター通信スイッチ(以下、「R/W通信スイッチ」という)110と、及びスタンプを押印するための印版部としてのゴム印109等を備えて構成されている。
RFIDリーダーライター108は、CPU、揮発性メモリー(たとえば、RAM)、不揮発性メモリー(たとえば、ROM)、等を備え、計時(時計)機能を有する。
このRFIDリーダーライターは、非接触ICカード技術を採用しており、当該技術を採用したICチップ(以下、「RFIDチップ」という)からのデータの読み取り、及び当該RFIDチップへのデータの書き込みを、非接触通信により行うことが可能になっている。なお、非接触ICカード技術には、たとえば、ISO14443の技術やISO/IEC18092などを適用すれば良い。
ここで、RFIDリーダーライター108の処理手順を説明する。
RFIDリーダーライター108は、R/W通信スイッチ110がON(オン)であるときに、通信可能範囲内(例えば、10cm程度)に入ったRFIDチップ701を、RFIDアンテナ109を介して検知し(ここで、「RFIDチップの検知」とは、RFIDチップからRFIDチップ識別情報を取得することができれば、RFIDチップを検知したということである)、当該RFIDチップ701に電波(例えば13.56MHz)を発信することでRFIDチップに電力を供給(電磁誘導による)し、キャリアの変調により当該RFIDチップとの間でデータ通信(RFIDの非接触通信)を行うことにより、当該RFIDチップからのデータの読み取り及び当該RFIDチップへのデータの書き込みを非接触で行う。
なお、RFIDリーダーライター108及びRFIDアンテナ109は、本発明における検知部及び取得部を構成する。
また、RFIDリーダーライター108に備えられる不揮発性メモリーの所定の記憶領域には、上述した拠点データが記憶されている。
R/W通信スイッチ110は、図3に示すように、スタンプ装置100がスタンプ台105に設置されているときは、スタンプ台105におけるR/W通信スイッチ押し出し突起112により付勢されるためOFFに、スタンプ装置100がスタンプ台105から離れるとR/W通信スイッチ押し出し突起112による付勢が解かれるためONになる。
ゴム印109のスタンプ台105側の印面には、所定の文字、図形等のキャラクターの像形状が形成されており、反対の面は図示のように筐体スタンプ部103に接着されている。
また、スタンプ装置100がスタンプ台105に置かれている状態では、ゴム印109の印面は、スタンプ台105に設けられた朱肉111に接している。そして、スタンプ・ラリー参加者がスタンプ装置100を持ち上げ、上記ゴム印109の印面を、スタンプ帖700の印面(紙面)に押し当てると上記像形状のスタンプが押印されることになる。なお、印版部としては、ゴム印の他にも、撓み易い材質の印であっても良い。
ここで、スタンプ装置100のR/W通信スイッチ110は、感圧センサーを有するR/W通信スイッチでも良い。このとき、R/W通信スイッチ110の感圧センサーは、捺印したタイミングで圧力を検知し、スイッチが入る仕組みとすればよい。
図8は、スタンプ装置100の動作手順を示す図である。
(a)スタンプ装置100は、スタンプ台105に設置されており、R/W通信スイッチ110はOFFになっている。
(b)次に、スタンプ・ラリー参加者900がスタンプ装置100をスタンプ台105から持ち上げると、R/W通信スイッチ110がONになるので、スタンプ装置100は、これに応じてRFIDチップに対してID取得コマンドを発行(これは定期的に行われる)し、RFIDアンテナ109を介して出力する。
(c)そして、スタンプ装置100は、RFIDアンテナ109を介してRFIDチップ701からのRFIDチップ識別情報を取得することで、当該RFIDチップ701を検知すると、化粧・認識用LED104を点灯させると共に、完了通知音を再生しスピーカー(またはブザー)107を通じて出力させる。
(d)スタンプ装置100は、取得したRFIDチップ識別情報を含む写真撮影指示情報を作成して、非接触通信または有線通信により、写真プリンター200に送信する。
図6は、本実施形態による写真プリントを説明する図である。
図6の(a)は、拠点で撮影した写真プリントが例示されている。
例示されている写真プリントには、スタンプ・ラリー参加者が写っている。
図6の(b)は、拠点で撮影した写真プリントが例示されている。
例示されている写真プリントには、スタンプ・ラリー参加者の顔の横にCGキャラクター(たとえば、ハートマーク)が合成されている。
図7は、写真プリンター200の詳細な構成を説明する図である。
写真プリンター200は、制御装置500と、電子カメラ300と、カラープリンター400と、を含んで構成される。
電子カメラ300は、USB接続やLAN接続が可能なWEBカメラやUSBカメラなどである。電子カメラ300は、写真データを連続して生成するカメラであれば、WEBカメラやUSBカメラ以外のものでもよい。
電子カメラ300は、ラリー参加者900を撮像して写真データ391を作成して、制御装置500に送信する。
カラープリンター400は、制御装置500が送信する印刷データを受信して、写真プリント201を出力(印刷)する。
制御装置500は、既存のパーソナルコンピューターである。
制御装置500は、表示部501と、CPU508と、画像受信部502と、R/W制御部504と、印刷制御部505と、入力部507と、ネットワーク通信部503と、記憶部509と専用プログラムとを備える。
表示部501と、画像受信部502と、ネットワーク通信部503と、R/W制御部504と、印刷部505と、入力部507と、CPU508と、記憶部509とは、BUS599で接続される。
CPU508は、中央演算装置である。
表示部501は、液晶表示装置やEL示装置などである。
画像受信部502は、USBアダプターあるいはLANアダプターである。
ネットワーク通信部503は、LANアダプターである。
R/W制御部504は、RFIDリーダーライター接続アダプターである。
印刷制御部505は、USBアダプターである。
入力部507は、マウスやキーボードである。
記憶部509は、半導体メモリーや磁気メモリーである。
記憶部109は、画像データ格納領域091と、画像認識プログラム183と、オペレーティングシステム185と、専用プログラムとを記憶する。
画像データ格納領域091は、写真データ391を格納する。
画像認識プログラム583は、周知の画像認識アルゴリズムを用いたプログラムである。
オペレーティングシステム585は、コンピューターのハードウェア(たとえば、表示部501と、CPU508と、画像受信部502と、R/W制御部504と、印刷部505と、記憶部509など)を管理・制御して、応用ソフトウエア(たとえば、画像認識プログラム183や専用プログラムなど)に対して、これらのハードウェアを利用できるようなサービスを提供する基本ソフトウエアである。
この他に、モニター表示手段510と、印刷手段530と、を備える。これらの各手段は、それぞれの専用プログラムによって実現され、専用プログラムがCPU508に解釈・実行されることによって機能する。
モニター表示手段510は、電子カメラ300が送信する写真データ391を受信して、これを保持して、表示部501に表示する。
印刷手段530は、写真撮影指示情報191を受け付けて、モニター表示手段510が保持した写真データを読み取り、印刷部505を介してカラープリンター400に送信する。
印刷手段530は、写真撮影指示情報191を受信して、所定の時間(セルフターマー時間)が経過した後にモニター表示手段510が保持した写真データ191を印刷部505を介してカラープリンター400に送信するようにしてもよい。
以上説明したように、上記実施例1によれば、拠点で撮影した記念写真をスタンプ・ラリー参加者に渡すことができる。
次に、実施例2では、ゴール(最終拠点)にて、写真プリントを受け取る例を説明する。
図9は、ゴールにて、写真プリントを印刷するスタンプ・システム2を示す概念図である。
スタンプ・システム2は、フォト・プリント装置800とネットワーク接続された撮影装置600と、スタンプ装置100と、スタンプ帖700と、から構成される。
各拠点A、B、・・・には、夫々、同一の構成及び機能を有するスタンプ装置100と撮影装置600が設置されている。
各拠点A、B、・・・におけるスタンプ装置100に備えられるメモリー(記憶部の一例)には、各スタンプ装置100が設置された拠点を示す拠点データ(たとえば、各拠点に固有の識別番号からなる)が記憶されており、これらの拠点データは互いに異なる。
最終拠点には、スタンプ装置100と撮影装置600とともに、フォト・プリント装置800が、設置されている。
撮影装置600は、電子カメラ300と、撮影モニター501を備える。
フォト・プリント装置800は、カラープリンター400と、RFIDリーダーライター(R/W)と、を備える。
図10は、スタンプ・システム2の利用手順の概要を説明する図である。
(1)スタンプ・ラリー参加者900は、ラリーの拠点に到達して、備え付けられたスタンプ装置100を用いて、所持するスタンプ帖700にスタンプを押印する。
(2)スタンプ装置100はスタンプ帖のRFIDチップ701を検知して、RFIDチップ識別情報を読み取って、読み取ったRFIDチップ識別情報とスタンプ装置100が有する拠点データを含む写真撮影指示情報を作成して、これを撮影装置600に送信する。
(3)撮影装置600は、写真撮影指示情報を受け付けて、撮影モニター画面を用いてスタンプ・ラリー参加者に撮影ポーズを確認させながら、表示ガイダンスや音声ガイダンスにて撮影のタイミングを知らせて、スタンプ・ラリー参加者を撮影する。
(4)撮影装置600は、電子カメラ300が撮像したスタンプ・ラリー参加者の写真データ391を取得して、これに、写真撮影指示情報に含まれるRFIDチップ識別情報と拠点データを関連付けて、フォト・プリント装置800に送信する。
(5)フォト・プリント装置800は、RFIDチップ識別情報を関連付けた写真データ391を撮影装置600から受信して、これを記憶部に記録する。
(6)スタンプ・ラリー参加者は、ラリーの最終拠点に到着するまで、これを続ける。
(7)スタンプ・ラリー参加者は、ラリーの最終拠点に到着して、所持するスタンプ帖700にスタンプを押印して、撮影装置600による撮影が終了すると、フォト・プリント装置800に所持するスタンプ帖700を近づけてかざす。
(8)フォト・プリント装置800は、スタンプ帖のRFIDチップ701を検知して、RFIDチップ識別情報を読み取って、読み取ったRFIDチップ識別情報に関連付けられた写真データを全て記憶部から呼び出して、カラープリンター400にて写真プリント(たとえば、フォトアルバムにして印刷)する。
(9)スタンプ・ラリー参加者900は、フォトアルバムを受け取る。
なお、スタンプ・ラリー参加者900がラリーを途中で終了して、フォト・プリント装置800に所持するスタンプ帖700を近づけてかざした場合には、フォト・プリント装置800は、このスタンプ帖700のRFIDチップ識別情報に関連付けられた写真データをカラープリンター400にてフォトアルバムにしても良い。
また、フォト・プリント装置800は、スタンプ・ラリー参加者900がフォトアルバムを印刷する回数に制限を設けても良い。
図11は、撮影装置400の詳細な構成を説明する図である。
撮影装置400は、図7に記載した写真プリンター200から、カラープリンター400と制御装置500の専用プログラムの印刷手段530を除去したものに、制御装置500の専用プログラムに写真データ送信手段520を加えたもので構成される装置である。
写真データ送信手段520は、写真撮影指示情報191を受け付けて、モニター表示手段510が保持した写真データを読み取って、これに、写真撮影指示情報に含まれるRFIDチップ識別情報と拠点データを関連付けて、フォト・プリント装置800に送信する。
図12は、フォト・プリント装置800の詳細な構成を説明する図である。
フォト・プリント装置800は、図7に記載した写真プリンター200から、電子カメラ300と制御装置500の専用プログラムのモニター表示手段510を除去したものに、R/W506と、R/Wアンテナ502と、制御装置500の専用プログラムに写真データ受信手段540を加え、一括プリント機能を追加した印刷手段530から構成される装置である。
R/W506は、図3のスタンプ装置100におけるRFIDリーダーライター108と同じである。
R/Wアンテナ502は、図3のスタンプ装置100におけるRFIDアンテナ109と同じである。
写真データ受信手段540は、フォト・プリント装置800が送信したRFIDチップ識別情報と拠点データとを関連付けた写真データ391を受信して、これを記憶部509に記録する。
印刷手段530は、R/W506が検知して読み取ったRFIDチップ識別情報と同じRFIDチップ識別情報に関連付けられた写真データを記憶部509から呼び出して、カラープリンター400にて印刷する一括プリント機能を備える。
以上説明したように、上記実施例2によれば、スタンプ・ラリーのゴール後に写真プリントを当該スタンプ・ラリー参加者に手渡すことができる。
次に、実施例3では、CG画像(スタンプラリーのキャラクター)を合成した写真プリントの実施例を説明する。
図6の(b)を参照して、CG画像を合成した写真プリントを説明する。
例示した写真プリントは、スタンプ・ラリー参加者に一緒に、スタンプ・ラリーのキャラクターが合成されている。
このキャラクター合成写真プリントは、画像認識技術を用いて、以下の手順にて合成したものである。
(1)画像認識プログラム583は、写真データから、たとえば肌色領域をラリー参加者の顔画像として抽出する。
なお、画像認識プログラム583が、顔画像の目や唇の形状からラリー参加者の性別や年代などの参加者属性を推定しても良い。
(2)印刷手段530は、抽出した顔画像の脇にスタンプ・ラリーのキャラクターを合成する。このとき、複数の顔画像を抽出した場合には、抽出した顔画像の周辺で他の顔画像と重複しない位置にキャラクターを合成する。
このとき、印刷手段530は、参加者属性を推定している場合には、参加者属性に対応したキャラクター(たとえば、母親には親熊キャラクター、少女には小熊キャラクターなど)を所定の位置に合成しても良い。
以上説明したように、上記実施例3によれば、CGキャラクターを合成した記念写真をスタンプ・ラリー参加者に渡すことができる。
次に、実施例4では、ラリーチームの属性分析の実施例を説明する。
画像処理により写真に写ったラリーチームの人数を計測して、この計測した人数と、スタンプ装置100が読み取ったRFIDチップ識別情報を用いることで、ラリーチームの人数やRFIDチップ識別情報を含むラリーチーム属性情報を作成する。
このラリーチームの属性分析は、画像認識技術を用いて、以下の手順にて処理する。
(1)印刷手段530は、スタンプ装置100が送信する写真撮影指示情報191に含まれるRFIDチップ識別情報を読みとって、記憶部に保持する。
(2)画像認識プログラム583は、写真データから、たとえば肌色領域をラリー参加者の顔画像として抽出する。
(3)印刷手段530は、顔画像の個数を計測して、記憶部に保持したRFIDチップ識別情報の中から、最新のRFIDチップ識別情報を顔画像の個数を読み取って、ラリーチームの人数やRFIDチップ識別情報を含むラリーチーム属性情報を作成して、記憶部に記録する。
以上説明したように、上記実施例4によれば、ラリーチームの属性を分析することができる。
次に、実施例5では、スタンプ帖700に三次元CGキャラクターを合成した動画を表示する実施例を説明する。
三次元CGキャラクターを合成した動画は、AR(Augmented Reality。拡張現実、あるいは、強化現実などという)の技術を用いて、容易に実現することができる。この動画像は、以下の手順にて、三次元CGキャラクターを合成する。
(1)画像認識プログラム583は、写真データから、予め登録されたスタンプ帖の形状情報を用いて、スタンプ帖画像を抽出する。
(2)モニター表示手段510は、抽出したスタンプ帖画像をマーカーにして三次元空間座標を算出する。
(3)モニター表示手段510は、マーカーの三次元空間座標を用いて三次元CGキャラクターをレンダリング処理して、写真データと合成して表示する。
以上説明したように、上記実施例5によれば、スタンプ帖700に三次元CGキャラクターを合成した動画を表示することで、アトラクションを提供することができる。
以上説明したように、本願発明によれば、物がもつ“思い出”的な要素が有りスタンプ・ラリー参加者にとってコレクション欲を満たさすというスタンプ・ラリーの利点(良さ)を生かしつつ(残しつつ)、更に、思い出の記念になる写真を、スタンプ・ラリー参加者に提供することができる。
1 スタンプ・システム
2 スタンプ・システム
101 電源プラグ
102 筐体グリップ部
103 筐体スタンプ部
104 化粧・認識用LED
105 スタンプ台
107 スピーカー(又はブザー)
108 RFIDリーダーライター、R/W
109 RFIDアンテナ
110 R/W通信スイッチ
109 ゴム印
200 写真プリンター
201 写真プリント
300 電子カメラ
391 写真データ
400 カラープリンター
500 制御装置
501 表示装置、撮影モニター、
510 モニター表示手段
520 写真データ送信手段
530 印刷手段
540 写真データ受信手段
600 撮影装置
700 スタンプ帖
701 RFIDチップ
800 フォト・プリント装置

Claims (11)

  1. 非接触通信により検知用データを読み取り可能なICチップとスタンプを押印可能な印面とを備える記録媒体と、前記記録媒体の印面に対してスタンプを押印するスタンプ装置と、撮像部を有する写真プリンターと、から構成され、スタンプ装置と写真プリンターとが拠点に設置されるスタンプ・システムであって、
    前記スタンプ装置は、
    記録媒体の印面に対してスタンプを押印するための印版部と、
    スタンプが押印される際に、通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの検知用データを読み取ることでICチップを検知する検知部と、
    写真プリンターに記録媒体の所持者の写真撮影指示を送信する写真撮影指示部と、
    を備えて、
    前記写真プリンターは、
    記録媒体の所持者を撮像して写真データを生成する撮像部と、
    スタンプ装置による写真撮影指示を受け付けた後に、撮像部が撮像した写真データを写真プリントする印刷手段と、
    を備える、
    ことを特徴とするスタンプ・システム。
  2. 請求項1に記載のスタンプ・システムにおいて、
    前記印刷手段は、写真撮影指示を受け付けた時刻から所定の時間が経過した後に撮像部が撮像した写真データを、写真プリントする、
    ことを特徴とするスタンプ・システム。
  3. 請求項1に記載のスタンプ・システムにおいて、
    前記写真プリンターは、さらに
    表示部を有して、
    前記撮像部は、スタンプ帖を撮像した写真データを作成して、
    この写真データのスタンプ帖をマーカーに設定して、マーカーの三次元空間座標を算出して、その座標を三次元CGキャラクターに適用してレンダリング処理して画像合成して表示するモニター表示手段、
    を備えることを特徴とするスタンプ・システム。
  4. 請求項3に記載のスタンプ・システムにおいて、
    前記撮像部は、スタンプ帖の代わりに、
    スタンプを押印可能な印面、または、印面に押印されたスタンプを撮像した写真データを作成して、
    前記モニター表示手段は、
    この写真データのスタンプを押印可能な印面、または、印面に押印されたスタンプをマーカーに設定して、マーカーの三次元空間座標を算出して、その座標を三次元CGキャラクターに適用してレンダリング処理して画像合成して表示する、
    ことを特徴とするスタンプ・システム。
  5. 非接触通信により記録媒体識別情報を読み取り可能なICチップとスタンプを押印可能な印面とを備える記録媒体と、前記記録媒体の印面に対してスタンプを押印するスタンプ装置と、電子カメラを有する撮影装置と、フォト・プリント装置と、から構成され、スタンプ装置と撮影装置とが拠点に設置され、撮影装置とフォト・プリント装置とがネットワーク接続されるスタンプ・システムであって、
    前記スタンプ装置は、
    記録媒体の印面に対してスタンプを押印するための印版部と、
    スタンプが押印される際に、通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの検知用データを読み取ることでICチップを検知する検知部と、
    ICチップの記録媒体識別情報を読み取る取得部と、
    取得部が読み取った記録媒体識別情報を含む写真撮影指示を作成して、これを撮影装置に送信する写真撮影指示部と、
    を備えて、
    前記撮影装置は、
    スタンプ装置が送信する写真撮影指示に含まれる記録媒体識別情報を、電子カメラが撮像した写真データに対応付けて、これを写真プリンターに送信する写真データ送信手段、
    を備えて
    前記フォト・プリント装置は、
    撮影装置が送信する記録媒体識別情報が対応付けられた写真データを記憶する記憶部と、
    通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの検知用データを読み取ることでICチップを検知する検知部と、
    ICチップの記録媒体識別情報を読み取る取得部と、
    撮影装置が送信する写真データを受け付けて、記憶部に保持する写真データ受信手段と、
    取得部が読み取ったICチップの記録媒体識別情報と同じ記録媒体識別情報を持つ写真データを記憶部から読み出して、写真プリントする印刷手段と、
    を備える、
    ことを特徴とするスタンプ・システム。
  6. 請求項1または請求項5に記載のスタンプ・システムにおいて、
    前記印刷手段は、
    写真データから抽出した記録媒体の所持者の顔画像の脇にスタンプ・ラリーのキャラクターを合成する機能、
    を備えることを特徴とするスタンプ・システム。
  7. 請求項1または請求項5に記載のスタンプ・システムにおいて、
    前記印刷手段は、
    スタンプ装置による写真撮影指示を受け付けて保持して、写真データから抽出した記録媒体の所持者の顔画像の個数を計測して、保持した写真撮影指示の中から、最新の写真撮影指示を顔画像の個数分を読み取って、それに含まれるRFIDチップ識別情報を読み取って、ラリーチームの人数やRFIDチップ識別情報を含むラリーチーム属性情報を作成する機能、
    を備えることを特徴とするスタンプ・システム。
  8. 非接触通信により検知用データを読み取り可能なICチップとスタンプを押印可能な印面とを備える記録媒体と、前記記録媒体の印面に対してスタンプを押印するスタンプ装置と、電子カメラを有する写真プリンターと、を用いるスタンプ・ラリー方法であって、
    スタンプ装置と写真プリンターとが拠点に設置されるスタンプ・ラリー方法において、
    スタンプ装置が、スタンプが押印される際に、通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの検知用データを読み取ることでICチップを検知する検知ステップと、
    写真プリンターに記録媒体の所持者の写真撮影指示を送信する写真撮影指示ステップと、
    写真プリンターが、スタンプ装置による写真撮影指示を受け付けて、電子カメラが撮像した写真データを写真プリントする印刷ステップと、
    を含んだ手順でなされることを特徴とするスタンプ・ラリー方法。
  9. 非接触通信により記録媒体識別情報を読み取り可能なICチップとスタンプを押印可能な印面とを備える記録媒体と、前記記録媒体の印面に対してスタンプを押印するスタンプ装置と、電子カメラを有する撮影装置と、フォト・プリント装置と、を用いるスタンプ・ラリー方法であって、
    スタンプ装置と撮影装置とが拠点に設置され、撮影装置とフォト・プリント装置とがネットワーク接続されるスタンプ・ラリー方法において、
    スタンプ装置が、スタンプが押印される際に、通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの記録媒体識別情報を読み取ることでICチップを検知する検知ステップと、
    読み取った記録媒体識別情報を含む写真撮影指示を作成して、これを撮影装置に送信する写真撮影指示ステップと、
    撮影装置が、写真撮影指示に含まれる拠点データと記録媒体識別情報を、電子カメラが撮像した写真データに対応付けて、これをフォト・プリント装置に送信する写真データ送信ステップと、
    フォト・プリント装置が、記録媒体識別情報が対応付けられた写真データを受け付けて、記憶部に保持する写真データ受信ステップと、
    フォト・プリント装置が、通信可能範囲内に入った前記記録媒体のICチップの記録媒体識別情報を読み取ることでICチップを検知するIC検知ステップと、
    読み取ったICチップの記録媒体識別情報と同じ記録媒体識別情報を持つ写真データを記憶部から読み出して、写真プリントする印刷ステップと、
    を含んだ手順でなされることを特徴とするスタンプ・ラリー方法。
  10. コンピューターに組込むことによって、コンピューターを請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスタンプ・システムとして動作させるコンピュータープログラム。
  11. 請求項10に記載のコンピュータープログラムを記録したコンピューター読取り可能な記録媒体。

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