JP5343257B2 - 眼鏡フレームのテンプル及び眼鏡フレーム - Google Patents

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本発明は、眼鏡フレームを構成するテンプル及び眼鏡フレームに関する。特に、装着位置からの眼鏡フレームのズレを少なくすることができる眼鏡フレームのテンプル及び眼鏡フレームに関する。
眼鏡フレームは、ノーズパッドとテンプルのそれぞれが人体の鼻と耳のそれぞれに支持され、テンプルが側頭部を狭持する構成となっており、この構成によって眼鏡フレームは人体に装着される。
しかしながら、人がスポーツ等を行うことによって激しく動くと、装着位置からの眼鏡フレームのズレが発生するという問題がある。
このような眼鏡フレームのズレを防止することを目的とした眼鏡フレームが提案されている(特許文献1乃至5参照)。
これらの特許文献に記載された眼鏡フレームは、テンプルが側頭部を狭持することによって眼鏡フレームのズレを防止する。例えば、特許文献1に記載された眼鏡フレームは、テンプルの中央付近に内外方向に弾性変形する弾性部を設け、弾性部の復元力によって側頭部を狭持し、眼鏡フレームのズレを防止する。
しかしながら、これらの特許文献に記載された眼鏡フレームによっても、ズレを十分に防止することができない。
特開2008−96598号公報 特開2008−96586号公報 特開2008−58784号公報 特開2008−102454号公報 特開2009−92946号公報
本発明は、斯かる従来技術の問題を解決するためになされたものであり、眼鏡フレームのズレを少なくすることができる眼鏡フレームのテンプル及び眼鏡フレームを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明者は、テンプルの構造について検討した。その結果、従来の眼鏡フレームは、テンプルによって人体の側頭部を挟持することだけで眼鏡フレームのズレを防止しようとしていたが、髪の毛を狭持するための部材を備えたテンプルとし、髪の毛を挟持することによって眼鏡フレームのズレを防止するという着想を得た。
本発明は、上記の本発明者の着想に基づき完成されたものである。すなわち、前記課題を解決するため、本発明は、前端部が眼鏡フレーム前枠に取り付け可能に構成されるテンプル本体と、前端部が前記テンプル本体に取り付けられ、該テンプル本体の長手方向に沿って配置された補助テンプルとを備え、前記補助テンプルは、後端部に持部を具備し、前記持部は、前記テンプル本体の内側面に対向し、内外方向に弾性的に変位可能であり、前記補助テンプルは、前記挟持部が内方向に付勢されたときに前記テンプル本体の外側面に当接可能な当接部を具備し、前記補助テンプルの前端部は、前記テンプル本体の外側面に取り付けられ、前記テンプル本体は、内外方向に貫通する貫通孔を具備し、前記補助テンプルは、前記貫通孔を貫通する状態で前記当接部と前記挟持部との間に介在し該当接部と該挟持部とを連結する連結部を具備し、前記当接部は、前記前端部と前記連結部との間に介在し、前記テンプル本体の外側面に対向して該テンプル本体の長手方向に沿って延びていることを特徴とするテンプルを提供する。
本発明に係るテンプルを用いた眼鏡フレームを装着するときは、事前に、狭持部間の距離が装着者の側頭部の幅よりも短くなるように、テンプル本体や補助テンプルの形状を調整しておく。
眼鏡フレームの装着を開始すると、狭持部の内側面が側頭部に当接し、狭持部が外方向に弾性的に変位する。眼鏡フレームが装着された後は、狭持部の弾性的変位の復元力によって、狭持部が側頭部を狭持する。
また、眼鏡フレームが装着されていないときには、狭持部がテンプル本体の内側面に対向し、狭持部とテンプル本体との間が開いているので、眼鏡フレームの装着時に、狭持部とテンプル本体との間に髪の毛が入り、眼鏡フレームが装着されたときには、狭持部が外方向に弾性的に変位し、狭持部とテンプル本体との間が狭くなり、髪の毛が狭持される。
本発明によれば、持部が内外方向に弾性的に変位することよって持部が側頭部を持する。そのために、装着者の成長、体形の変化、髪の毛の増減等によって装着者の側頭部の幅が変化しても、持部が内外方向に弾性的に変位することにより、持部が側頭部に当接する位置や持力が自動的に調整されるので、眼鏡フレームを側頭部に充分にフィットさせることができ、眼鏡フレームのズレを少なくすることができる。
また、本発明によれば、テンプル本体と持部との間に髪の毛を持することができるので、眼鏡フレームのズレを少なくすることができる。
また、本発明によれば、挟持部が内方向に付勢されても、当接部がテンプル本体の外側面に当接するので、挟持部が内側に入りこんで眼鏡フレームの装着の邪魔になることが少ない。
また、本発明によれば、連結部が貫通孔を貫通しており、連結部がテンプル本体と交差しているので、テンプル本体と挟持部との間の髪の毛が連結部を越えて前方に抜けることがない。このために、髪の毛が前方に抜けることによって髪の毛を挟持する力が減少する虞が少ない。
また、挟持部が側頭部に当接する位置や挟持力の調整を、前枠やテンプル本体を変形させるだけでなく、補助テンプルを変形させることによっても行えるので、眼鏡フレームを側頭部に充分にフィットさせることができ、眼鏡フレームのズレを少なくすることができる。
また、テンプル本体の外側面に当接可能な当接部とテンプル本体の内側面に対向する挟持部とを、連結部によって連結しようとすると、連結部がテンプル本体を跨ぐような構成が考えられる。しかしながら、そのような構成にすると、眼鏡フレームを側面から見たときに、連結部がテンプル本体の幅からはみ出し、美観が損なわれる。そこで、本発明に係るテンプルのように、テンプル本体に内外方向に貫通する貫通孔を設け、その貫通孔を連結部が貫通する構成にすることにより、眼鏡フレームを側面から見たときにテンプル本体の幅から連結部がはみ出さず、美観が損なわれない。
また、挟持部が側頭部を挟持する機能と、挟持部とテンプル本体とが髪の毛を挟持する機能と、挟持部が内側に入りこまないように当接部がテンプル本体の外側面に当接する機能とを、貫通孔を貫通する連結部が当接部と挟持部とを連結する簡易な構成により実現することができる。
尚、本明細書において、眼鏡フレームを装着した装着者の頭部の水平断面の中心を基準として前頭部が有る方向を前方とし、後頭部が有る方向を後方としており、「前端部」とは、装着された眼鏡フレームにおいて、眼鏡フレームを構成する各部材における前方の端部をいい、「後端部」とは、眼鏡フレームを構成する各部材における後方の端部をいう。
また、テンプル本体及び補助テンプルにおいて人体の頭部側の方向を内方向といい、内方向とは逆の方向を外方向という
好ましくは、前記補助テンプルの前端部は、前記テンプル本体の前半部分に取り付けられている。
尚、テンプル本体の前半部分とは、テンプル本体の前方側の半分の部分をいう。
斯かる好ましいテンプルによれば、次のような効果がある。
狭持部が人体の側頭部に当接する所において、側頭部の水平方向の接線が前後方向と成す角度は、人によって大きく変わらない。従って、狭持部が側頭部に当接する位置や狭持力を調整するときには、狭持部が前後方向と成す水平方向の角度を変えずに、狭持部の位置を内外方向に平行移動できることが望ましい。斯かる好ましいテンプルによれば、補助テンプルが取り付けられた箇所から狭持部までの距離が長くなるので、狭持部が前後方向と成す水平方向の角度を変えずに狭持部の位置を内外方向に平行移動し易くなり、狭持部が側頭部に当接する位置や狭持力を調整し易くなる。
また、前記課題を解決するため、本発明は、上述したいずれかのテンプルを備えることを特徴とする眼鏡フレームを提供する。
本発明によれば、テンプル本体と持部との間に髪の毛を持することができるので、眼鏡フレームのズレを少なくすることができる。
また、眼鏡フレームを側頭部に充分にフィットさせることができ、眼鏡フレームのズレを少なくすることができる。
図1は、第1の実施形態に係るテンプルを用いた眼鏡フレームの構成図であり、図1(a)は、眼鏡フレームの平面図であり、図1(b)は、テンプルの部分斜視図である。 図2は、同テンプルを用いた眼鏡フレームを装着するときの頭部と眼鏡フレームの平面図であり、図2(a)は、装着前の平面図であり、図2(b)は、装着途中の平面図であり、図2(c)は、装着後の平面図である。 図3は、第2の実施形態に係るテンプルを用いた眼鏡フレームの平面図である。 図4は、狭持部の位置を内外方向に移動させたときの狭持部が前後方向と成す角度の変化を示す模式図であり、図4(a)は、前端部から狭持部の後端までの距離が短い場合を示す模式図であり、図4(b)は、前端部から狭持部の後端までの距離が長い場合を示す模式図である。 図5は、第3の実施形態に係るテンプルを用いた眼鏡フレームの構成図であり、図5(a)は、眼鏡フレームの平面図であり、図5(b)は、眼鏡フレームの側面図であり、図5(c)は、テンプルの部分斜視図である。 図6は、第4の実施形態に係るテンプルを用いた眼鏡フレームの構成図であり、図6(a)は、眼鏡フレームの平面図であり、図6(b)は、眼鏡フレームの側面図であり、図6(c)は、テンプルの部分斜視図である。
(第1の実施形態)
以下、添付図面を適宜参照しつつ、本発明の第1の実施形態に係るテンプルについて説明する。図1は、テンプルを用いた眼鏡フレームの構成図であり、図1(a)は、眼鏡フレームの平面図であり、図1(b)は、テンプルの部分斜視図である。
眼鏡フレーム1は、前枠2と、テンプル3とを備えている。前枠2は、ノーズパッドやリム等を具備している。テンプル3は、テンプル本体4と補助テンプル5とを備えている。テンプル本体4は、前端部が眼鏡フレーム1の前枠2に取り付け可能に構成されている。補助テンプル5は、前端部51がテンプル本体4に、例えばねじによって取り付けられ、テンプル本体4の長手方向に沿って配置されている。補助テンプル5は、後端部52に、テンプル本体4の内側面に対向し、内外方向に弾性的に変位可能な狭持部53を具備している。
狭持部53は、例えば、可撓性樹脂より成っている。また、補助テンプル5における狭持部53以外の部分(以下、保持部54という)は、内外方向に弾性を有し、例えば金属等の材料によって成っている。保持部54が、内外方向に弾性を有しているので、狭持部53は、内外方向に弾性的に変位することができる。
つぎに、眼鏡フレーム1を装着するときの動作について説明する。
図2は、眼鏡フレーム1を装着するときの頭部と眼鏡フレーム1の平面図であり、図2(a)は、装着前の平面図であり、図2(b)は、装着途中の平面図であり、図2(c)は、装着後の平面図である。
眼鏡フレーム1を装着するときは、事前に、狭持部53、53間の距離が装着者の側頭部間の長さよりも少し短くなるように、テンプル本体4や補助テンプル5の形状を調整しておく(図1(a)参照)。
眼鏡フレーム1の装着を開始すると、最初に狭持部53の後端の内側面が側頭部に当接し、保持部54の弾性によって狭持部53が外方向に弾性的に変位する(図1(b)参照)。眼鏡フレーム1が装着された後は、保持部54の弾性の復元力によって、狭持部53が側頭部を狭持する(図1(c)参照)。
眼鏡フレーム1が装着されていないときには、狭持部53がテンプル本体4の内側面に対向し、狭持部53とテンプル本体4との間が開いているので、眼鏡フレーム1の装着時に、狭持部53とテンプル本体4との間に髪の毛Hが入る。眼鏡フレーム1が装着されたときには、狭持部53が保持部54の弾性によって外方向に弾性的に変位し、狭持部53とテンプル本体4との間が狭くなり、髪の毛Hが狭持される。
本実施形態のテンプル3によれば、狭持部53が内外方向に弾性的に変位することよって狭持部53が側頭部を狭持する。そのために、装着者の成長、体形の変化、髪の毛の増減等によって装着者の側頭部の幅が変化しても、狭持部53が内外方向に弾性的に変位することにより、狭持部53が側頭部に当接する位置や狭持力が自動的に調整されるので、眼鏡フレーム1を側頭部に充分にフィットさせることができ、眼鏡フレーム1のズレを少なくすることができる。
また、本発明によれば、テンプル本体4と狭持部53との間に髪の毛を狭持することができるので、眼鏡フレーム1のズレを少なくすることができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るテンプルについて添付図面を適宜参照しつつ説明する。図3は、テンプルを用いた眼鏡フレームの平面図である。本実施形態に係るテンプルは、第1の実施形態に係るテンプルと異なり、補助テンプル5の前端部51がテンプル本体4の前半部分に取り付けられている。それ以外のテンプル3の構成は第1の実施形態と同様である。
狭持部53に当接される人体の側頭部の箇所において、側頭部の水平方向の接線が前後方向と成す角度は、人によって大きく変わらない。従って、狭持部53が側頭部に当接する位置や狭持力を調整するときには、狭持部53が前後方向と成す水平方向の角度を変えずに、狭持部53狭持部の位置を内外方向に平行移動できることが望ましい。
図4は、狭持部53の位置を内外方向に移動させたときの狭持部53が前後方向と成す角度の変化を示す模式図であり、図4(a)は、前端部51から狭持部53の後端までの距離が短い場合を示す模式図であり、図4(b)は、前端部51から狭持部53の後端までの距離が長い場合を示す模式図である。
狭持部53の後端を内方向に距離Lだけ移動させた場合、前端部51から狭持部53の後端までの距離が長いと、狭持部53が前後方向と成す角度Xの変化は少ないが、前端部51から狭持部53の後端までの距離が短いと、狭持部53が前後方向と成す角度Xの変化は大きい。
本実施形態に係るテンプル3によれば、前端部51が取り付けられた箇所から狭持部53までの距離が長いので、狭持部53が前後方向と成す角度を変えずに狭持部53の位置を内外方向に平行移動し易くなり、狭持部53が側頭部に当接する位置や狭持力を調整し易くなる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係るテンプルについて添付図面を適宜参照しつつ説明する。
図5は、本実施形態に係るテンプルを用いた眼鏡フレームの構成図であり、図5(a)は、眼鏡フレームの平面図であり、図5(b)は、眼鏡フレームの側面図であり、図5(c)は、テンプルの部分斜視図である。
本実施形態に係るテンプルは、第1の実施形態に係るテンプルと異なり、補助テンプル5は、狭持部53が内方向に付勢されたときにテンプル本体4の外側面41に当接可能な当接部55を具備する。当接部55は、テンプル本体4の外側面に対向するように、保持部54から外側に延びて設けられている。それ以外のテンプル3の構成は第1の実施形態と同様である。
眼鏡フレーム1を装着するときに、狭持部53が指等によって内方向に付勢されても、当接部55がテンプル本体4の外側面に当接するので、狭持部53が内側に入りこんで眼鏡フレーム1の装着の邪魔になることが少なくなる。
当接部55は、上記のような形状に限られるのでなく、テンプル本体4の外側面41を当接するのならどのような形状でもよい。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に係るテンプルについて添付図面を適宜参照しつつ説明する。
本実施形態に係るテンプルは、第3の実施形態に係るテンプルと同様に当接部を具備するが、補助テンプル5の前端部51が、テンプル本体4の外側面41に取り付けられている。
図6は、本実施形態に係るテンプルを用いた眼鏡フレームの構成図であり、図6(a)は、眼鏡フレームの平面図であり、図6(b)は、眼鏡フレームの側面図であり、図6(c)は、テンプルの部分斜視図である。
第1の実施形態に係るテンプルと、構成の異なる箇所について説明する。
テンプル本体4は、内外方向に貫通した貫通孔42を具備している。補助テンプル5は、当接部55と狭持部53との間に介在して貫通孔42を貫通して当接部55と狭持部53とを連結する連結部56を具備している。当接部55は、前端部51と連結部56との間に介在してテンプル本体4の外側面41に対向してテンプル本体4の長手方向に沿って延びている。
換言すれば、補助テンプル5は、前端部51、当接部55、連結部56、狭持部53の順に連結されており、前端部51及び当接部55がテンプル本体4の外側に位置し、狭持部53がテンプル本体4の内側に位置する。
前端部51、当接部55、及び連結部56から成る保持部54は、内外方向に弾性を有し、例えば金属等の材料によって成っている。
本実施形態に係るテンプル3を使用するときには、第1の実施形態に係るテンプル3と同様の方法により使用すればよい。狭持部53が側頭部を狭持すると共に、狭持部53とテンプル本体4とが髪の毛Hを狭持する。
本実施形態に係るテンプル3によれば、テンプル本体4と狭持部53との間に髪の毛を狭持することができるので、眼鏡フレーム1のズレを少なくすることができる。
また、連結部56が貫通孔42を貫通しているおり、連結部56がテンプル本体4と交差しているので、テンプル本体4と狭持部53との間の髪の毛が連結部56を越えて前方に抜けることがない。このために、髪の毛が前方に抜けることによって髪の毛を狭持する力が減少する虞が少ない。
また、狭持部53が側頭部に当接する位置や狭持力の調整を、前枠2やテンプル本体4を変形させるだけでなく、補助テンプル5を変形させることによっても行えるので、眼鏡フレーム1を側頭部に充分にフィットさせることができ、眼鏡フレーム1のズレを少なくすることができる。
また、補助テンプル5が内方向に付勢されても、補助テンプル5の当接部55がテンプル本体4の外側面41に当接するので、狭持部53が内側に入りこんで眼鏡フレーム1の装着の邪魔になることが少ない。
また、テンプル本体4の外側面に当接可能な当接部55とテンプル本体4の内側面に対向する挟持部53とを、連結部56によって連結しようとすると、連結部56がテンプル本体4を跨ぐような構成が考えられる。しかしながら、そのような構成にすると、眼鏡フレーム1を側面から見たときに、連結部56がテンプル本体4の幅からはみ出し、美観が損なわれる。そこで、斯かる好ましいテンプル3のように、テンプル本体4に内外方向に貫通する貫通孔42を設け、その貫通孔42を連結部56が貫通する構成にすることにより、眼鏡フレーム1を側面から見たときにテンプル本体4の幅から連結部56がはみ出さず、美観が損なわれない。
また、挟持部53が側頭部を挟持する機能と、挟持部53とテンプル本体4とが髪の毛を挟持する機能と、挟持部53が内側に入りこまないように当接部55がテンプル本体4の外側面に当接する機能とを、貫通孔42を貫通する連結部56が当接部56と狭持部53とを連結する簡易な構成により実現することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上述した各実施形態において、狭持部53は内外方向に弾性を有してもよい。また、保持部54は、保持部54の一部だけに内外方向に弾性を有してもよい。
1・・・眼鏡フレーム
2・・・前枠
4・・・テンプル本体
41・・・外側面
42・・・貫通孔
5・・・補助テンプル
51・・・前端部
53・・・狭持部
55・・・当接部
56・・・連結部

Claims (3)

  1. 前端部が眼鏡フレームの前枠に取り付け可能に構成されるテンプル本体と、
    前端部が前記テンプル本体に取り付けられ、該テンプル本体の長手方向に沿って配置された補助テンプルとを備え、
    前記補助テンプルは、後端部に持部を具備し、
    前記持部は、前記テンプル本体の内側面に対向し、内外方向に弾性的に変位可能であり、
    前記補助テンプルは、前記挟持部が内方向に付勢されたときに前記テンプル本体の外側面に当接可能な当接部を具備し、
    前記補助テンプルの前端部は、前記テンプル本体の外側面に取り付けられ、
    前記テンプル本体は、内外方向に貫通する貫通孔を具備し、
    前記補助テンプルは、前記貫通孔を貫通する状態で前記当接部と前記挟持部との間に介在し該当接部と該挟持部とを連結する連結部を具備し、
    前記当接部は、前記前端部と前記連結部との間に介在し、前記テンプル本体の外側面に対向して該テンプル本体の長手方向に沿って延びていることを特徴とするテンプル。
  2. 前記補助テンプルの前端部は、前記テンプル本体の前半部分に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のテンプル。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のテンプルを備えたことを特徴とする眼鏡フレーム。
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