JP3097571U - 眼鏡保護カバー - Google Patents

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吉田 武彦
植梶 充久
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株式会社ビジョンメガネ
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Abstract

【課題】常時使用している眼鏡(特に、度付き眼鏡)を装着したままの状態で、花粉から目を保護する等の防塵機能を効果的に且つ安価に奏し得る眼鏡保護カバーを提供する。
【解決手段】眼鏡保護カバー1は、眼鏡3に対して着脱自在に覆設され、眼鏡3に対して覆設された状態において、眼鏡3の前枠31前方に位置し、当該前枠31よりも大きな寸法を有する略平面状の眼鏡部材11と、眼鏡部材11の周縁から後方に延設された延設部材12とを備えている。延設部材12は、少なくとも後方周端部が弾性部材から形成されており、眼鏡3に対して覆設された状態において、眼鏡部材11の眼鏡3のブリッジ32と対向する位置に取り付けられ、ブリッジ32に眼鏡部材11を取り付けるための第1取付部材32を備えている。第1取付部材32としては、例えば、マジックテープを利用することができる。
【選択図】  図2

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、眼鏡に対して着脱自在に覆設される眼鏡保護カバーに関し、特に、常時使用している眼鏡(度付き眼鏡)を装着したままの状態で、花粉から目を保護する等の防塵機能を効果的に且つ安価に奏し得る眼鏡保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、花粉の他、粉塵、飛翔、風圧等から目を保護するべく、種々の防塵眼鏡が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
【0003】
図11に示すように、例えば、従来提案され実用化されている防塵眼鏡2は、それ自体で眼鏡として装着し、顔部に固定できるように、耳に係合させるために湾曲した耳掛け部を有するテンプル21を備えた構成である。ここで、眼鏡(特に、度付きの眼鏡の場合に問題となる)を使用している者にとって、花粉等から目を保護するべく防塵眼鏡2を装着するには、使用している度付き眼鏡の上から更に防塵眼鏡2を装着するか、或いは、使用している度付き眼鏡を外した上で防塵眼鏡2を装着する必要が生じる。
【0004】
しかしながら、度付き眼鏡の上から更に防塵眼鏡2を装着する場合には、度付き眼鏡のテンプルと防塵眼鏡2のテンプル21とが重なり合うため、違和感を生じるのみならず、防塵眼鏡2のテンプルが耳に密着せず外れたり位置ずれを生じたりし易いため、防塵機能が損なわれるという問題がある。また、度付き眼鏡と防塵眼鏡2とは別体であり、相互に連動するものではないため、互いの装着位置を調整し難く、ひいては防塵眼鏡2と顔部との間に広い隙間が生じ易くなる結果、防塵機能が損なわれるという問題もある。このような防塵機能の低下を少しでも抑止するべく、防塵眼鏡2の前枠22を顔部側に過度に押し付けると、度付き眼鏡も顔部側に過度に押し付けられる結果、圧迫感が増し使用者に不快感を与えてしまうという問題もある。
【0005】
一方、使用している度付き眼鏡を外した上で防塵眼鏡2を装着する場合には、上記問題は生じないものの、当然に視力低下の問題を生じるため実用的ではない。防塵眼鏡2自体を度付き眼鏡とする構成も考えられるが、コストが掛ってしまうという問題がある。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−328230号公報
【特許文献2】
特開2001−343618号公報
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、斯かる従来技術の問題点を解決するべくなされたものであり、常時使用している眼鏡(特に、度付き眼鏡)を装着したままの状態で、花粉から目を保護する等の防塵機能を効果的に且つ安価に奏し得る眼鏡保護カバーを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するべく、本考案は、請求項1に記載の如く、眼鏡に対して着脱自在に覆設される保護カバーであって、眼鏡に対して覆設された状態において、前記眼鏡の前枠前方に位置し、当該前枠よりも大きな寸法を有する略平面状の眼鏡部材と、前記眼鏡部材の周縁から後方に延設された延設部材とを備え、前記延設部材は、少なくとも後方周端部が弾性部材から形成されており、眼鏡に対して覆設された状態において、前記眼鏡部材の前記眼鏡のブリッジと対向する位置に取り付けられ、当該ブリッジに前記眼鏡部材を取り付けるための第1取付部材、及び、前記延設部材の前記眼鏡のテンプルと対向する位置に取り付けられ、当該テンプルに前記延設部材を取り付けるための第2取付部材の内、少なくとも何れか一方を更に備えることを特徴とする眼鏡保護カバーを提供するものである。
【0009】
請求項1に係る眼鏡保護カバーによれば、眼鏡(特に、度付き眼鏡を対象とするのに好適である)に対して覆設された状態において、眼鏡の前枠前方に位置する眼鏡部材と、眼鏡部材の周縁から後方に延設された延設部材とを備えるため、眼鏡を装着した場合、前記眼鏡部材及び前記延設部材によって眼鏡は覆われ、防塵機能を奏することになる。ここで、少なくとも延設部材の後方周端部(顔部に当接する部分となる)が弾性部材で形成されているため、顔部への密着性が高まり防塵機能を向上させることができると共に、使用者が違和感を感じ難いという利点を有する。また、眼鏡部材の眼鏡のブリッジと対向する位置に取り付けられ、当該ブリッジに眼鏡部材を取り付けるための第1取付部材、及び、延設部材の眼鏡のテンプルと対向する位置に取り付けられ、当該テンプルに延設部材を取り付けるための第2取付部材の内、少なくとも一方を備えるため、請求項1に係る眼鏡保護カバーは、第1取付部材又は第2取付部材(或いはその両方)を介して、眼鏡に取り付けられることになる。従って、眼鏡と眼鏡保護カバーとは連動することになり装着位置を調整し易くなる(眼鏡の装着位置を調整するだけで良い)他、眼鏡保護カバー自体には顔部に固定するためのテンプルは不要であるため、防塵機能を損なわないという利点を有する。また、眼鏡を装着したままの状態で良いため、眼鏡部材を度付きとする必要が無く、安価であるという利点も有する。さらには、眼鏡部材が眼鏡の前枠よりも大きな寸法を有する略平面状に形成されているため、前枠の形状(ウェリントン、ボストン、スクェア、オーバル、ロイドなど)毎に独立別個に眼鏡保護カバーを用意する必要が無く自由度が高いという利点も有する。換言すれば、取り付け対象とする種々の眼鏡のうち最も前枠の輪郭が大きなものよりも大きな寸法を有するように眼鏡部材を形成すれば、前記取り付け対象とする全ての眼鏡に対して一種類の眼鏡保護カバーを用意するだけで足りることになる。従って、眼鏡使用者にとっては、特に複数の眼鏡を保有する場合に、各眼鏡に応じて複数の眼鏡保護カバーを購入する必要が無く経済的であると共に、眼鏡保護カバーの販売者側にとっては、複数種の眼鏡保護カバーを在庫しておく必要が無く在庫管理の手間が少なくて済むという利点が得られる。
【0010】
好ましくは、請求項2に記載の如く、前記第1取付部材は、マジックテープを具備し、当該マジックテープの雄雌何れか一方が前記眼鏡部材に取り付けられ、他方との間で前記ブリッジを挟着するように構成される。
【0011】
請求項2に係る考案によれば、第1取付部材がマジックテープ(登録商標)を具備し、眼鏡のブリッジをマジックテープで挟着することにより、当該ブリッジに眼鏡部材ひいては眼鏡保護カバーが取り付けられることになる。従って、マジックテープの寸法範囲内であれば任意の厚みのブリッジを挟着し、当該ブリッジに眼鏡保護カバーを取り付けることができるため、眼鏡の種別の影響(ブリッジの厚みの影響)を受け難いという利点を有する。
【0012】
同様にして、好ましくは、請求項3に記載の如く、前記第2取付部材は、マジックテープを具備し、当該マジックテープの雄雌何れか一方が前記延設部材に取り付けられ、他方との間で前記テンプルを挟着するように構成される。
【0013】
請求項3に係る考案によれば、第2取付部材がマジックテープを具備し、眼鏡のテンプルをマジックテープで挟着することにより、当該テンプルに延設部材ひいては眼鏡保護カバーが取り付けられることになる。従って、マジックテープの寸法範囲内であれば任意の厚みのテンプルを挟着し、当該テンプルに眼鏡保護カバーを取り付けることができるため、眼鏡の種別の影響(テンプルの厚みの影響)を受け難いという利点を有する。
【0014】
或いは、好ましくは、請求項4に記載の如く、前記第1取付部材は、前記眼鏡部材に取り付けられ切り欠き部が形成された第1弾性部材と、前記切り欠き部に内挿された第2弾性部材とを備え、前記切り欠き部は、前記ブリッジと対向する面側に前記ブリッジの長手方向に沿った開口を有するように形成され、前記開口から内方に向って、前記ブリッジの厚み以下の間隙を有する第1切り欠き領域部と、前記ブリッジの厚み以上の間隙を有する第2切り欠き領域部とから構成され、前記第2弾性部材は、前記第2切り欠き領域部に内挿され、前記第1切り欠き領域部の間隙に沿って、内方に切り込みが施された或いは上下に分離された多孔性の弾性部材から構成される。
【0015】
請求項4に係る考案によれば、眼鏡のブリッジを第1取付部材の第1弾性部材の切り欠き部の開口から挿入し、ブリッジの厚み以下の間隙を有する第1切り欠き領域部を介して(ブリッジが第1切り欠き領域部を挿通する際、第1弾性部材は弾性変形し、第1切り欠き領域部がブリッジの厚み相当にまで拡張することになる一方、挿通し終えると収縮してブリッジの抜け止めの機能を奏する)、第2切り欠き領域部に達するまで押し込めば良い。第2切り欠き領域部には、多孔性の弾性部材(例えば、スポンジゴム等)から構成された第2弾性部材が内挿されており、ブリッジは、第2弾性部材の切り込み或いは上下に分離された部材間に押し込まれて挟持されるため、ブリッジに眼鏡部材ひいては眼鏡保護カバーが取り付けられることになる。請求項4に係る考案によれば、取り付け後の使用者の動作等により、ブリッジと第2弾性部材との若干の位置ずれが生じたとしても、多孔性の第2弾性部材で挟持されているため、ブリッジに傷が付き難いという利点を有する。
【0016】
同様にして、好ましくは、請求項5に記載の如く、前記第2取付部材は、前記延設部材に取り付けられ切り欠き部が形成された第1弾性部材と、前記切り欠き部に内挿された第2弾性部材とを備え、前記切り欠き部は、前記テンプルと対向する面側に前記テンプルの長手方向に沿った開口を有するように形成され、前記開口から内方に向って、前記テンプルの厚み以下の間隙を有する第1切り欠き領域部と、前記テンプルの厚み以上の間隙を有する第2切り欠き領域部とから構成され、前記第2弾性部材は、前記第2切り欠き領域部に内挿され、前記第1切り欠き領域部の間隙に沿って、内方に切り込みが施された或いは上下に分離された多孔性の弾性部材から構成される。
【0017】
請求項5に係る考案によれば、眼鏡のテンプルを第2取付部材の第1弾性部材の切り欠き部の開口から挿入し、テンプルの厚み以下の間隙を有する第1切り欠き領域部を介して(テンプルが第1切り欠き領域部を挿通する際、第1弾性部材は弾性変形し、第1切り欠き領域部がテンプルの厚み相当にまで拡張することになる一方、挿通し終えると収縮してテンプルの抜け止めの機能を奏する)、第2切り欠き領域部に達するまで押し込めば良い。第2切り欠き領域部には、多孔性の弾性部材(例えば、スポンジゴム等)から構成された第2弾性部材が内挿されており、テンプルは、第2弾性部材の切り込み或いは上下に分離された部材間に押し込まれて挟持されるため、テンプルに延設部材ひいては眼鏡保護カバーが取り付けられることになる。請求項5に係る考案によれば、取り付け後の使用者の動作等により、テンプルと第2弾性部材との若干の位置ずれが生じたとしても、多孔性の第2弾性部材で挟持されているため、テンプルに傷が付き難いという利点を有する。
【0018】
或いは、好ましくは、請求項6に記載の如く、前記第1取付部材は、前記眼鏡部材に取り付けられた取付部と、前記取付部の下端から前記眼鏡部材に対して離間する方向に延出する第1延出部と、前記第1延出部の前記取付部側と反対側の一端から上方に延出する第2延出部と、前記第2延出部の上端から延出し上方に向って凸状に湾曲した湾曲部とを具備する可撓性部材から形成され、前記湾曲部の下方に位置する開口が前記ブリッジの厚み以下の間隙を有するように形成される。
【0019】
請求項6に係る考案によれば、眼鏡のブリッジを、湾曲部の下方に位置するブリッジの厚み以下の間隙を有する開口から、湾曲部の内方に押し込む(ブリッジが開口を挿通する際、湾曲部は撓み、開口がブリッジの厚み相当にまで拡張することになる一方、挿通し終えると元に戻ってブリッジの抜け止めの機能を奏する)ことにより、湾曲部とブリッジとが係合し、ブリッジに眼鏡部材ひいては眼鏡保護カバーが取り付けられることになる。請求項6に係る考案によれば、第1延出部の長さに応じて、湾曲部とブリッジとの係合箇所が離間し、ひいては眼鏡のレンズ面が眼鏡部材から離間することになるため、取り付け後の使用者の動作等により、係合箇所に若干の位置ずれが生じたとしても、眼鏡のレンズ面と眼鏡保護カバーとが擦れてレンズ面に傷が付く可能性を低減できるという利点を有する。
【0020】
同様にして、好ましくは、請求項7に記載の如く、前記第2取付部材は、前記延設部材に取り付けられた取付部と、前記取付部の下端から前記延設部材に対して離間する方向に延出する第1延出部と、前記第1延出部の前記取付部側と反対側の一端から上方に延出する第2延出部と、前記第2延出部の上端から延出し上方に向って凸状に湾曲した湾曲部とを具備する可撓性部材から形成され、前記湾曲部の下方に位置する開口が前記テンプルの厚み以下の間隙を有するように形成される。
【0021】
請求項7に係る考案によれば、眼鏡のテンプルを、湾曲部の下方に位置するテンプルの厚み以下の間隙を有する開口から、湾曲部の内方に押し込む(テンプルが開口を挿通する際、湾曲部は撓み、開口がテンプルの厚み相当にまで拡張することになる一方、挿通し終えると元に戻ってテンプルの抜け止めの機能を奏する)ことにより、湾曲部とテンプルとが係合し、テンプルに延設部材ひいては眼鏡保護カバーを取り付けることができる。
【0022】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施形態について説明する。
【0023】
<第1実施形態>
図1は、本考案の第1実施形態に係る眼鏡保護カバーの概略構成を示す斜視図であり、図2は、本実施形態に係る眼鏡保護カバーを眼鏡に対して覆設した状態を示す背面斜視図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る眼鏡保護カバー1は、眼鏡3に対して覆設された状態(図2に示す状態)において、眼鏡3の前枠31前方に位置し、前枠31よりも大きな寸法を有する略平面状の眼鏡部材11と、眼鏡部材11の周縁から後方に延設された延設部材12とを備えている。なお、眼鏡部材11と延設部材12とは、接着材を用いて互いに接合したり、或いは、延設部材12の眼鏡部材11の周縁と対向する箇所に溝を形成し、当該溝に眼鏡部材11を嵌め込む等により、互いに結合すれば良い。
【0024】
眼鏡部材11としては、不透明でない限りにおいて種々の材料から形成することが可能であるが、眼鏡保護カバー1の形状を保持する等の観点より、ある程度硬質性を有する材料から形成するのが好ましく、また、成形容易であることが好ましいため、例えば、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂から形成される。
【0025】
本実施形態に係る延設部材12は、全体が硬質ゴムで形成されているが、少なくとも後方周端部(使用者の顔部に当接する部分)を硬質ゴム、スポンジゴム、シリコンゴム等の弾性部材で形成する限りにおいて、種々の材料から形成することができる。延設部材12の少なくとも後方周端部を弾性部材で形成することにより、顔部への密着性が高まり防塵機能を向上させることができると共に、使用者が違和感を感じ難いという利点を有する。
【0026】
また、本実施形態に係る眼鏡保護カバー1は、眼鏡3に対して覆設された状態において、眼鏡部材11の眼鏡3のブリッジ32と対向する位置に取り付けられ、ブリッジ32に眼鏡部材11を取り付けるための第1取付部材13を備えている。
【0027】
具体的に説明すれば、本実施形態に係る第1取付部材13は、雄雌が互いに対向するように2つ折りされた(或いは曲げられた)帯状のマジックテープから構成されている。より具体的には、マジックテープの雄雌何れか一方(2つ折りされたテープの一方)が、例えば粘着材や接着材を介して眼鏡部材11に取り付けられており、雄雌何れかの他方(2つ折りされたテープの他方)との間でブリッジ32を挟着するように構成されている。以上の構成を有する第1取付部材13によれば、マジックテープの寸法範囲内(本実施形態では2つ折りされたテープの長さ以内)であれば任意の厚みのブリッジ32を挟着し、当該ブリッジ32に眼鏡保護カバー1を取り付けることができるため、眼鏡3の種別の影響(ブリッジ32の厚みの影響)を受け難いという利点を有する。なお、眼鏡保護カバー1を眼鏡3から取外す際には、マジックテープの雄雌を互いに引き離し、ブリッジ32の挟着を解除すれば良い。また、本実施形態では、雄雌が互いに対向するように2つ折りされた1本の帯状のマジックテープから第1取付部材13を構成しているが、これに限る物ではなく、雄雌のマジックテープを別体として構成することも可能である。
【0028】
以上に説明したように、本実施形態に係る眼鏡保護カバー1によれば、眼鏡部材11と延設部材12とを備えるため、眼鏡3を装着した場合、眼鏡部材11及び延設部材12によって眼鏡3は覆われ、防塵機能を奏することになる。また、第1取付部材13を備えるため、眼鏡保護カバー1は、第1取付部材13を介して、眼鏡3に取り付けられることになる。従って、眼鏡3と眼鏡保護カバー1とは連動することになり装着位置を調整し易くなる他、眼鏡保護カバー1自体には顔部に固定するためのテンプルは不要であるため、防塵機能を損なわないという利点を有する。また、眼鏡3を装着したままの状態で良いため、眼鏡部材11を度付きとする必要が無く、安価であるという利点も有する。さらには、眼鏡部材11が、前枠31の形状に完全に合致するものではなく、前枠31よりも大きな寸法を有する略平面状に形成されているため、前枠31の形状(ウェリントン、ボストン、スクェア、オーバル、ロイドなど)毎に独立別個に眼鏡保護カバー1を用意する必要が無く、自由度が高いという利点も有する。
【0029】
<第2実施形態>
図3は、本考案の第2実施形態に係る眼鏡保護カバーの概略構成を示す斜視図であり、図4は、本実施形態に係る眼鏡保護カバーを眼鏡に対して覆設した状態を部分的に示す背面斜視図である。図3及び図4に示すように、本実施形態に係る眼鏡保護カバー1Aも第1実施形態と同様に、眼鏡3に対して覆設された状態(図4に示す状態)において、眼鏡3の前枠31前方に位置する略平面状の眼鏡部材11と、眼鏡部材11の周縁から後方に延設された延設部材12Aと、眼鏡部材11に取り付けられた第1取付部材13とを備えている。
【0030】
しかしながら、本実施形態に係る眼鏡保護カバー1Aは、延設部材12Aが延設部材本体12Bと取付部材の取付用延設部材12Cとから構成されている点、及び、取付用延設部材12Cに第2取付部材14を備えている点で、第1実施形態と異なる。以下、斯かる相違点について説明する。
【0031】
前述のように、本実施形態に係る延設部材12Aは、延設部材本体12Bと、第2取付部材14を取り付けるための取付用延設部材12Cとから構成される。延設部材本体12Bは、第1実施形態の延設部材12と同様の構成である。取付用延設部材12Cは、眼鏡3のテンプル33と対向するように、眼鏡部材11の左右の側縁から後方に延設された略矩形状の部材とされている。なお、眼鏡部材11と取付用延設部材12Cとは、接着材等を用いて互いに結合すれば良い。取付用延設部材12Cは、全体がゴム等の弾性部材から形成されており、眼鏡部材11との結合部を軸にして外方に開いた状態(図3)から、内方に閉じた状態(図4)へと弾性変形させることが可能である。このように、本実施形態に係る取付用延設部材12Cは弾性変形可能であり、これに伴い、以下に述べる第2取付部材14の位置調整も可能であるため、眼鏡3の種別の影響(両テンプル33の間隔の影響)を受け難いという利点を有する。
【0032】
また、前述のように、本実施形態に係る眼鏡保護カバー1Aは、取付用延設部材12Cにおける眼鏡3のテンプル33と対向する位置に取り付けられ、テンプル33に取付用延設部材12Cを取り付けるための第2取付部材14を備えている。第2取付部材14は、マジックテープを用いて構成されており、その具体的構成は第1取付部材13と同様であるため、その説明は省略する。
【0033】
本実施形態に係る眼鏡保護カバー1Aによれば、第1実施形態と同様に、眼鏡部材11、延設部材12A及び第1取付部材13を備えるため、眼鏡3(特に、度付き眼鏡)を装着したままの状態で、防塵機能を効果的に且つ安価に奏することが可能である。さらに、本実施形態に係る眼鏡保護カバー1Aによれば、眼鏡3のテンプル33に取付用延設部材12Cを取り付けるための第2取付部材14を備えるため、眼鏡保護カバー1Aは、眼鏡3のブリッジのみならずテンプル33においても取り付けられることになり、取り付けをより一層確実にすることが可能である。
【0034】
なお、本実施形態では、延設部材本体12Bとは別の取付用延設部材12Cに第2取付部材14を取り付ける構成について説明したが、本考案はこれに限るものではなく、延設部材本体12Bにおけるテンプル33と対向する位置に第2取付部材14を取り付ける構成を採用することも可能である。また、本実施形態では、第1取付部材13及び第2取付部材14の両方を備える構成について説明したが、本考案はこれに限るものでなはく、第2取付部材14のみを備える構成を採用することも可能である。
【0035】
以上に説明した第1及び第2実施形態では、第1取付部材13及び第2取付部材14として、共にマジックテープを用いた構成について説明したが、本考案は何らこれに限るものではない。以下、第1取付部材又は第2取付部材として採用可能な他の構成について順次説明する(以下の説明では、第1取付部材の変形例についてのみ説明するが、同様の構成を第2取付部材として転用することが可能である)。
【0036】
<変形例1>
図5は、第1取付部材の変形例を概略的に示す縦断面図である。図5に示すように、本変形例の第1取付部材13Aは、例えば粘着材や接着材を介して眼鏡部材11に取り付けられ切り欠き部Sが形成された第1弾性部材(例えば、ゴム等)131Aと、切り欠き部Sに内挿された第2弾性部材132Aとを備えている。
【0037】
第1弾性部材131Aの切り欠き部Sは、ブリッジ32と対向する面側にブリッジ32の長手方向(図5の紙面奥行き方向)に沿った開口Pを有するように形成され、開口Pから内方(図5の紙面左方向)に向って、ブリッジ32の厚み以下の間隙を有する第1切り欠き領域部S1と、ブリッジ32の厚み以上の間隙を有する第2切り欠き領域部S2(本実施形態では、ブリッジ32の厚み以上の径を有する断面略円形状とされている)とから構成されている。
【0038】
第2弾性部材132Aは、第2切り欠き領域部S2に内挿され、第1切り欠き領域部S1の間隙に沿って、内方に切り込みが施された或いは上下に分離された多孔性の弾性部材(例えば、スポンジゴム等)から構成されている。
【0039】
斯かる構成を有する第1取付部材13Aによってブリッジ32に眼鏡部材11を取り付ける際には、ブリッジ32を第1弾性部材131Aの切り欠き部Sの開口Pから挿入し、ブリッジ32の厚み以下の間隙を有する第1切り欠き領域部S1を介して(ブリッジ32が第1切り欠き領域部S1を挿通する際、第1弾性部材131Aは弾性変形し、第1切り欠き領域部S1がブリッジ32の厚み相当にまで拡張することになる一方、挿通し終えると収縮してブリッジ32の抜け止めの機能を奏する)、第2切り欠き領域部132Aに達するまで押し込めば良い。第2切り欠き領域部S2には、多孔性の弾性部材から構成された第2弾性部材132Aが内挿されており、ブリッジ32は、第2弾性部材132Aの切り込み或いは上下に分離された部材間に押し込まれて挟持されるため、ブリッジ32に眼鏡部材11ひいては眼鏡保護カバーが取り付けられることになる。本変形例の第1取付部材13Aによれば、取り付け後の使用者の動作等により、ブリッジ32と第2弾性部材132Aとの若干の位置ずれが生じたとしても、多孔性の第2弾性部材132Aで挟持されているため、ブリッジ32に傷が付き難いという利点を有する。
【0040】
<変形例2>
図6は、第1取付部材の他の変形例を概略的に示す縦断面図である。図6に示すように、本変形例の第1取付部材13Bは、例えば粘着材や接着材を介して眼鏡部材11に取り付けられた取付部131Bと、取付部131Bの下端から眼鏡部材11に対して離間する方向に延出する第1延出部132Bと、第1延出部132Bの取付部131B側と反対側の一端から上方に延出する第2延出部133Bと、第2延出部133Bの上端から延出し上方に向って凸状に湾曲した湾曲部134Bとを具備する可撓性部材(例えば、ポリカーボネート樹脂)から形成されている。ここで、湾曲部134Bの下方に位置する開口Pは、ブリッジ32の厚み以下の間隙を有するように形成されている。
【0041】
斯かる構成を有する第1取付部材13Bによってブリッジ32に眼鏡部材11を取り付ける際には、ブリッジ32を、湾曲部134Bの下方に位置するブリッジ32の厚み以下の間隙を有する開口Pから、湾曲部134Bの内方に押し込めば良い(ブリッジ32が開口Pを挿通する際、湾曲部134Bは撓み、開口Pがブリッジ32の厚み相当にまで拡張することになる一方、挿通し終えると元に戻ってブリッジ32の抜け止めの機能を奏する)。これにより、湾曲部234Bとブリッジ32とが係合し、ブリッジ32に眼鏡部材11ひいては眼鏡保護カバーが取り付けられることになる。本変形例の第1取付部材13Bによれば、第1延出部132Bの長さに応じて、湾曲部134Bとブリッジ32との係合箇所が離間し、ひいては眼鏡のレンズ面が眼鏡部材11から離間することになるため、取り付け後の使用者の動作等により、係合箇所に若干の位置ずれが生じたとしても、眼鏡のレンズ面と眼鏡保護カバーとが擦れてレンズ面に傷が付く可能性を低減できるという利点を有する。
【0042】
なお、図6に示す変形例では、湾曲部134Bが、第2延出部133Bの上端から延出し眼鏡部材11に近接する方向に凸状に湾曲する形態について説明したが、これに限るものではなく、眼鏡部材11から離間する方向に凸状に湾曲する構成とすることも可能である。また、第1取付部材13B(図6に示す形態、及び、上記のように湾曲部の湾曲方向を反転させた形態)の上下を反転した構成とすることも可能である。
【0043】
<変形例3>
図7は、第1取付部材のさらに他の変形例を概略的に示す縦断面図である。図7に示すように、本変形例の第1取付部材13Cは、例えば粘着材や接着材を介して眼鏡部材11に取り付けられた取付部131Cと、取付部131Cの上端から延出し上方に向って凸状に湾曲した湾曲部132Cとを具備する可撓性部材(例えば、ポリカーボネート樹脂)から形成されており、湾曲部132Cの下方に位置する開口Pは、ブリッジ32の厚み以下の間隙を有するように形成されている。
【0044】
本変形例の第1取付部材13Cによってブリッジ32に眼鏡部材11を取り付ける際の動作は、変形例2の場合と同様であるため、その説明は省略する。なお、図7に示す変形例では、湾曲部132Cの下方に位置する開口Pがブリッジ32の厚み以下の間隙を有する形態について説明したが、これに限るものではなく、開口Pがブリッジ32の厚みより大きな間隙を有する構成とすることも可能である。この場合には、ブリッジ32が挿通する際に開口Pの拡張(及び挿通後の元の寸法への復帰)を伴わず、湾曲部132Cは、単なるブリッジ32の係止部材としての機能を奏する(抜け止めの機能は奏さない)ため、必ずしも可撓性部材で形成する必要は無く、一般的な金具を利用することが可能である。また、第1取付部材13C(図7に示す形態、及び、上記のように開口Pがブリッジの厚みより大きな間隙を有する形態)の上下を反転した構成とすることも可能である。
【0045】
<変形例4>
図8は、第1取付部材のさらに他の変形例を概略的に示す縦断面図であり、(a)は全体図を、(b)は(a)の領域Xの拡大図をそれぞれ示す。図8に示すように、本変形例の第1取付部材13Dは、帯状の可撓性部材(例えば、塩化ビニール等)から形成され、その内面同士が対向するように、例えば粘着材や接着材を介して眼鏡部材11にその外面の一部が取り付けられている。第1取付部材13Dの両端部内面には、締結手段として、互いに嵌合し得る凹部131D及び凸部132Dがそれぞれ形成されている。
【0046】
斯かる構成を有する第1取付部材13Dによってブリッジ32に眼鏡部材11を取り付ける際には、ブリッジ32を第1取付部材13Dで巻いた後、凹部131Dと凸部132Dとを嵌合させれば良い。これにより、眼鏡部材11にブリッジ32が締結されるため、ブリッジ32に眼鏡部材11ひいては眼鏡保護カバーが取り付けられることになる。
【0047】
なお、図8に示す変形例では、締結手段として、第1取付部材13Dの内面に、一つの凹部131Dと一つの凸部132Dとが形成されている形態について説明したが、これに限るものではなく、凹部131D及び凸部132Dのいずれか一方、或いは、両方について、第1取付部材13Dの長手方向に沿って複数形成する構成としても良い。この場合には、ブリッジ32を確実に締結するべく、ブリッジ32の厚みに応じて、嵌合させる凹部131Dと凸部132Dとを選択できるという利点を有する。また、図8に示す凹部131Dと凸部132Dとの配置を反転し(つまり、第1取付部材13Dの固定端側に凸部132Dを設ける)、さらに凹部131Dの代わりに、第1取付部材13Dに凸部132Dの寸法よりも若干小さな径を有する貫通孔(径方向に沿って切り込みを施す)を形成して、当該貫通孔に凸部132Dを貫通させることにより、眼鏡部材11にブリッジ32を締結する構成を採用することも可能である。この場合も、上記のように、凸部132D及び貫通孔のいずれか一方、或いは、両方について、第1取付部材13Dの長手方向に沿って複数形成する構成としても良い。さらに、第1取付部材13D(図8に示す形態、上記のように締結手段として貫通孔を利用した形態、及び、上記のように複数箇所に締結手段を形成した形態)の上下を反転した構成とすることも可能である。
【0048】
<変形例5>
図9は、第1取付部材のさらに他の変形例を概略的に示す縦断面図である。図9に示すように、本変形例の第1取付部材13Eは、例えば粘着材や接着材を介して眼鏡部材11に取り付けられ、ブリッジ32の厚み以上に突出した雄ネジ部を具備する第1部材131Eと、第1部材131Eの雄ネジ部に螺合し得る雌ネジ部を具備する第2部材132Eと、第1部材131Eと第2部材132Eとの間に介挿され、第1部材131との間でブリッジ32を締め付け挟持するための介挿部材133Eとを備えている。なお、第1部材131E、第2部材132E及び介挿部材133Eは、ブリッジ32を締め付ける際に傷が付き難いように、それぞれ可撓性部材(例えば、ポリカーボネート樹脂)で形成するのが好ましい

【0049】
斯かる構成を有する第1取付部材13Dによってブリッジ32に眼鏡部材11を取り付ける際には、ブリッジ32を第1部材131Eの雄ネジ部上に載置し、介挿部材133Eの開口Pに第1部材131Eの雄ネジ部を貫通させた後、介挿部材133Eから突出した雄ネジ部と第2取付部材132Eの雌ネジ部とを螺合すれば良い。これにより、ブリッジ32は、第1部材131Eと介挿部材132との間で締め付けられ挟持されるため、ブリッジ32に眼鏡部材11ひいては眼鏡保護カバーが取り付けられることになる。
【0050】
なお、図9に示す変形例では、ブリッジ32を第1部材131Eの雄ネジ部上に載置する形態について説明したが、これに限るものではなく、ブリッジ32を雄ネジ部の下方に配置する構成とすることも可能である。
【0051】
<変形例6>
図10は、第1取付部材のさらに他の変形例を概略的に示す縦断面図である。図10に示すように、本変形例の第1取付部材13Fは、例えば粘着材や接着材を介して眼鏡部材11に取り付けられたいわゆる鰐口クリップの形態とされている。斯かる鰐口クリップでブリッジ32を挟持することにより、ブリッジ32に眼鏡部材11ひいては眼鏡保護カバーが取り付けられることになる。
【0052】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案に係る眼鏡保護カバーによれば、眼鏡(特に、度付き眼鏡)に対して覆設された状態において、眼鏡の前枠前方に位置する眼鏡部材と、眼鏡部材の周縁から後方に延設された延設部材とを備えるため、眼鏡を装着した場合、前記眼鏡部材及び前記延設部材によって眼鏡は覆われ、防塵機能を奏することになる。また、少なくとも延設部材の後方周端部(顔部に当接する部分となる)が弾性部材で形成されているため、顔部への密着性が高まり防塵機能を向上させることができると共に、使用者が違和感を感じ難いという利点を有する。また、眼鏡部材の眼鏡のブリッジと対向する位置に取り付けられ、当該ブリッジに眼鏡部材を取り付けるための第1取付部材、及び、延設部材の眼鏡のテンプルと対向する位置に取り付けられ、当該テンプルに延設部材を取り付けるための第2取付部材の内、少なくとも一方を備えるため、眼鏡保護カバーは、第1取付部材又は第2取付部材(或いはその両方)を介して、眼鏡に取り付けられることになる。従って、眼鏡と眼鏡保護カバーとは連動することになり装着位置を調整し易くなる(眼鏡の装着位置を調整するだけで良い)他、眼鏡保護カバー自体には顔部に固定するためのテンプルは不要であるため、防塵機能を損なわないという利点を有する。また、眼鏡を装着したままの状態で良いため、眼鏡部材を度付きとする必要が無く、安価であるという利点も有する。さらには、眼鏡部材が眼鏡の前枠よりも大きな寸法を有する略平面状に形成されているため、前枠の形状(ウェリントン、ボストン、スクェア、オーバル、ロイドなど)毎に独立別個に眼鏡保護カバーを用意する必要が無く自由度が高いという利点も有する。換言すれば、取り付け対象とする種々の眼鏡のうち最も前枠の輪郭が大きなものよりも大きな寸法を有するように眼鏡部材を形成すれば、前記取り付け対象とする全ての眼鏡に対して一種類の眼鏡保護カバーを用意するだけで足りることになる。従って、眼鏡使用者にとっては、特に複数の眼鏡を保有する場合に、各眼鏡に応じて複数の眼鏡保護カバーを購入する必要が無く経済的であると共に、眼鏡保護カバーの販売者側にとっては、複数種の眼鏡保護カバーを在庫しておく必要が無く在庫管理の手間が少なくて済むという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の第1実施形態に係る眼鏡保護カバーの概略構成を示す斜視図である。
【図2】図2は、本考案の第1実施形態に係る眼鏡保護カバーを眼鏡に対して覆設した状態を示す背面斜視図である。
【図3】図3は、本考案の第2実施形態に係る眼鏡保護カバーの概略構成を示す斜視図である。
【図4】図4は、  本考案の第2実施形態に係る眼鏡保護カバーを眼鏡に対して覆設した状態を部分的に示す背面斜視図である。
【図5】図5は、本考案の第1取付部材の変形例を概略的に示す縦断面図である。
【図6】図6は、本考案の第1取付部材の他の変形例を概略的に示す縦断面図である。
【図7】図7は、本考案の第1取付部材のさらに他の変形例を概略的に示す縦断面図である。
【図8】図8は、本考案の第1取付部材のさらに他の変形例を概略的に示す縦断面図である。
【図9】図9は、本考案の第1取付部材のさらに他の変形例を概略的に示す縦断面図である。
【図10】図10は、本考案の第1取付部材のさらに他の変形例を概略的に示す縦断面図である。
【図11】図11は、従来の防塵眼鏡の概略構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…眼鏡保護カバー  3…眼鏡  11…眼鏡部材  12…延設部材
13…第1取付部材  14…第2取付部材  31…前枠 32…ブリッジ

Claims (7)

  1. 眼鏡に対して着脱自在に覆設される保護カバーであって、
    眼鏡に対して覆設された状態において、前記眼鏡の前枠前方に位置し、当該前枠よりも大きな寸法を有する略平面状の眼鏡部材と、前記眼鏡部材の周縁から後方に延設された延設部材とを備え、
    前記延設部材は、少なくとも後方周端部が弾性部材から形成されており、
    眼鏡に対して覆設された状態において、前記眼鏡部材の前記眼鏡のブリッジと対向する位置に取り付けられ、当該ブリッジに前記眼鏡部材を取り付けるための第1取付部材、及び、前記延設部材の前記眼鏡のテンプルと対向する位置に取り付けられ、当該テンプルに前記延設部材を取り付けるための第2取付部材の内、少なくとも何れか一方を更に備えることを特徴とする眼鏡保護カバー。
  2. 前記第1取付部材は、マジックテープを具備し、当該マジックテープの雄雌何れか一方が前記眼鏡部材に取り付けられ、他方との間で前記ブリッジを挟着するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡保護カバー。
  3. 前記第2取付部材は、マジックテープを具備し、当該マジックテープの雄雌何れか一方が前記延設部材に取り付けられ、他方との間で前記テンプルを挟着するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼鏡保護カバー。
  4. 前記第1取付部材は、前記眼鏡部材に取り付けられ切り欠き部が形成された第1弾性部材と、前記切り欠き部に内挿された第2弾性部材とを備え、
    前記切り欠き部は、前記ブリッジと対向する面側に前記ブリッジの長手方向に沿った開口を有するように形成され、前記開口から内方に向って、前記ブリッジの厚み以下の間隙を有する第1切り欠き領域部と、前記ブリッジの厚み以上の間隙を有する第2切り欠き領域部とから構成され、
    前記第2弾性部材は、前記第2切り欠き領域部に内挿され、前記第1切り欠き領域部の間隙に沿って、内方に切り込みが施された或いは上下に分離された多孔性の弾性部材から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡保護カバー。
  5. 前記第2取付部材は、前記延設部材に取り付けられ切り欠き部が形成された第1弾性部材と、前記切り欠き部に内挿された第2弾性部材とを備え、
    前記切り欠き部は、前記テンプルと対向する面側に前記テンプルの長手方向に沿った開口を有するように形成され、前記開口から内方に向って、前記テンプルの厚み以下の間隙を有する第1切り欠き領域部と、前記テンプルの厚み以上の間隙を有する第2切り欠き領域部とから構成され、
    前記第2弾性部材は、前記第2切り欠き領域部に内挿され、前記第1切り欠き領域部の間隙に沿って、内方に切り込みが施された或いは上下に分離された多孔性の弾性部材から構成されていることを特徴とする請求項1又は4に記載の眼鏡保護カバー。
  6. 前記第1取付部材は、前記眼鏡部材に取り付けられた取付部と、前記取付部の下端から前記眼鏡部材に対して離間する方向に延出する第1延出部と、前記第1延出部の前記取付部側と反対側の一端から上方に延出する第2延出部と、前記第2延出部の上端から延出し上方に向って凸状に湾曲した湾曲部とを具備する可撓性部材から形成され、
    前記湾曲部の下方に位置する開口が前記ブリッジの厚み以下の間隙を有するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の眼鏡保護カバー。
  7. 前記第2取付部材は、前記延設部材に取り付けられた取付部と、前記取付部の下端から前記延設部材に対して離間する方向に延出する第1延出部と、前記第1延出部の前記取付部側と反対側の一端から上方に延出する第2延出部と、前記第2延出部の上端から延出し上方に向って凸状に湾曲した湾曲部とを具備する可撓性部材から形成され、
    前記湾曲部の下方に位置する開口が前記テンプルの厚み以下の間隙を有するように形成されていることを特徴とする請求項1又は6に記載の眼鏡保護カバー。
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CN108721738A (zh) * 2018-06-26 2018-11-02 南京医科大学第二附属医院 一种新型血管透视眼镜

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