JP5341456B2 - プローブカード - Google Patents

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Description

本発明は、コンタクトプローブを備えるプローブカードに関するものであり、更に詳しくは、半導体ウエハ上に形成されたデバイスなどの検査対象物の電気的特性を検査する際に使用されるプローブカードに関するものである。
プローブカードとは、半導体集積回路の電極パッドにコンタクトプローブ(接触探針)を接触させて、電極パッドから電気信号を取出すための電気的接続手段である。プローブカードは、一般的に、多層配線基板が使用され、この多層配線基板の配線に導通させるように、電極パッドの数およびピッチに対応して2以上のコンタクトプローブが設けられている。
半導体ウエハ上のデバイスの電気的特性を検査する時は、コンタクトプローブを半導体ウエハ上の電極パッドに接触させた後、コンタクトプローブを更に半導体ウエハ側に押し付ける動作であるオーバードライブを行って、すべてのコンタクトプローブをそれぞれ電極パッドに確実に接触させる。
ところで、半導体デバイスは、フォトリソグラフィ技術などの進歩による微細加工精度の著しい向上によって高集積化されてきた。その結果、半導体デバイスは、そのチップ面積に対する電極パッド数が飛躍的に増大し、最近では、千個を越える電極パッドが数ミリ角の半導体チップ上に狭ピッチで配置されるようになってきた。このような半導体チップについて電気的特性試験を行うためには、電極パッドと同様のピッチでコンタクトプローブを配置させたプローブカードが必要となる。
そこで、狭ピッチに対応できるコンタクトプローブとして、例えば、特許文献1に開示されているプローブカードに用いられているコンタクトプローブが挙げられる。上記コンタクトプローブは、細線からなり、直線状のコンタクト軸部と、同じく直線状の接続軸部と、これらコンタクト軸部と接続軸部とを連結させる湾曲部とを有する。上記コンタクト軸部と接続軸部とは同軸に形成され、上記湾曲部は、これら軸部の中心軸から離れる方向に湾曲されている。
上記コンタクトプローブは、上記コンタクト軸部の先端を上記電極パッドに接触させ、上記接続軸部の先端をメイン基板に形成される導電部に導通させて、さらに、オーバードライブを行うことにより、上記湾曲部を弾性変形させて、上記コンタクトプローブにより上記電極パッドに適度な圧力を与えるようなっている。
さらに、特許文献1のプローブカードは、メイン基板の下方に上記コンタクトプローブを支持するコンタクトプローブ支持部材を設けている。このコンタクトプローブ支持部材は、上記コンタクトプローブの上記接続軸部を挿通させる貫通孔を有する上側支持基板と、上記コンタクト軸部を挿通させる貫通孔を有する下側支持基板とを有しており、これら支持基板により、隣接する上記コンタクトプローブの接触を未然に防ぐようなっている。
上記コンタクトプローブ支持部材は、さらに、メイン基板の下面から垂下された棒状の垂下部材を備えておてり、この垂下部材によって、メイン基板と平行に上側支持基板及び下側支持基板を支持している。なお、上記コンタクトプローブの湾曲部は、上記上側支持基板と下側支持基板と間の隙間に位置させるようになっている。
特開平2002−55119号公報
ところで、上記コンタクトプローブは、軸方向の途中に湾曲部が形成されているので、上記プローブカードを組み立てる場合、上記上側支持基板と上記下側支持基板とを上記垂下部材に組み付けた後で、各コンタクトプローブをこれら上記上側支持基板及び上記下側支持基板の貫通孔に支持させるように取り付けることはできない。
従って、特許文献1に記載されているプローブカードでは、上記メイン基板に貫通して形成される貫通孔と上記上側支持基板の貫通孔とに全てのコンタクトプローブの上記接続軸部を挿通させておき、その後、各コンタクトプローブのコンタクト軸部に下側支持基板の貫通孔を挿通させる必要がある。ここで、各コンタクトプローブの接続軸部と貫通孔との間には、隙間が形成されるため、各コンタクトプローブの接続軸部の軸心が貫通孔の軸心からずれ易く、各コンタクトプローブのコンタクト軸部に下側支持基板の貫通孔を挿通させる作業は煩雑となる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、コンタクトプローブの形状を工夫することにより、プローブカードの組み立てを簡単に行うことができるようになるコンタクトプローブ及びこのコンタクトプローブを有するプローブカードを提供することを目的とする。
第1の本発明によるプローブカードは、電極を有するメイン基板と、上記メイン基板の下方において水平に配置され、貫通孔が形成された支持基板と、上記支持基板の貫通孔に下側から上側へ挿通させた軸部を有し、上記軸部の下端にコンタクト部が形成され、上記軸部の上端側に設けられた接続部を上記メイン基板の上記電極と導通させるコンタクトプローブとを備える。そして、上記コンタクトプローブは、上記軸部から分岐し、下側に向かって上記軸部から離れる方向に延びるストッパを有する。さらに、上記ストッパを上記支持基板の上面に当接し、上記軸部を弾性的に支持し、上記軸部が、オーバードライブ時に上記コンタクト部に作用する押圧力により、上記支持基板より上方において座屈変形するように構成されている。
この様な構成によれば、支持基板の貫通孔に対し、下から上へコンタクトプローブを挿通させる場合に、接続部側から貫通孔に挿入すれば、ストッパは、貫通孔を通過する際に弾性変形してスムーズに貫通孔を通過することができる。貫通孔から出たストッパは、弾性回復し、貫通孔周辺の支持基板の上面に当接する。その結果、コンタクトプローブは、支持基板によって弾性的に支持され、コンタクトプローブを抜け落ちないように簡単に支持基板に取り付けることができる。なお、上記貫通孔は、所定間隔を空けて配置された複数の支持基板における上記間隔であってもよい。
第2の本発明によるプローブカードは、上記構成に加え、上記コンタクトプローブの上記軸部が、上記支持基板より上方において、上記支持基板より下方の上記軸部の外径より小径で、当該軸部の軸心に対して偏心した軸心を有する小径軸部を有するように構成されている。


この様な構成により、上記コンタクト部が上記支持基板より上方に位置する上記小径軸部の軸心に対して偏心された状態となるので、オーバードライブ時に上記コンタクト部に押圧力が作用すると、上記軸部は、上記コンタクト部の軸心から上記小径軸部の軸心に向かう方向に座屈する。
本発明のコンタクトプローブは、コンタクト部側に向かって軸部から離れる方向に延びるストッパを有するため、貫通孔に挿通させることによって、プローブカードに対し簡単に取り付けることができる。すなわち、支持基板などの貫通孔にコンタクトプローブを挿通させる場合に、コンタクトプローブの軸部を接続部側から貫通孔に挿通させれば、ストッパは、貫通孔を通過する際に弾性変形して容易に通過し、また、貫通孔から出たストッパは貫通孔周辺の支持基板に当接する。その結果、上記コンタクトプローブを簡単に支持基板に取り付けることができる。
また、本発明によるプローブカードは、支持基板の貫通孔に上記コンタクトプローブを挿通させる場合に、コンタクトプローブの軸部を接続部から貫通孔に挿通させることにより、ストッパは、貫通孔を通過する際に弾性変形してスムーズに通過することができる。また、貫通孔から出たストッパを支持基板の上面に当接させることができる。その結果、支持基板を上記メイン基板に固定させておいても、コンタクトプローブを抜け落ちないように簡単に支持基板に取り付けることができる。
実施の形態1.
以下、本発明にかかるコンタクトプローブ及びプローブカードの実施の形態1について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態1によるプローブカード1の一例を示した概略断面図である。
プローブカード1は、図1に示すように、図示していない配線パターンが形成されたメイン基板2と、メイン基板2の上方に重ねて配設される補強基板3と、メイン基板2の下方に配設されるプローブ支持部材4と、一端がウエハに形成された半導体集積回路の電極パッドに接触し、他端がメイン基板2の電極21に接続されるコンタクトプローブ5とを備えている。
メイン基板2は、円板状のプリント基板であり、テスタ装置との間で信号入出力を行うための外部端子20に導通する配線パターン及びこの配線パターンに接続される電極21を有している。なお、外部端子20は、テスタ装置などのプローブカード1以外の装置と導通させるための端子であり、電極ピッチを広げるためにメイン基板2の周縁部付近に形成されている。電極21は、メイン基板2の下面に形成されており、検査対象物である電極パッドの配置に対応させて形成されている。
さらに、メイン基板2の周縁部には、プローブ支持部材4をメイン基板2に固定するために、プローブ支持部材4のボルト45を挿通させるボルト挿通孔22が4つ形成されている。本実施の形態では、メイン基板2には、ガラスエポキシを主成分とする多層プリント回路基板が用いられている。
補強基板3は、メイン基板2の上面に対向して配置され、メイン基板2よりも面積が小さく、メイン基板2のボルト挿通孔22と対向する位置にボルト挿通孔31が形成されている。
プローブ支持部材4は、メイン基板2に固定され、メイン基板2から下方に向けて下垂する矩形枠状の固定部材41と、この固定部材41における筒部41aの内周側下端に形成される第1段部41bに受け止められる矩形リング部材からなるスペーサ42と、このスペーサ42の下面に固定される下側支持基板43と、スペーサ42の上面に固定される上側支持基板44と、固定部材41をメイン基板2に固定するためのボルト45とを備える。
固定部材41は、筒部41aの上面に開口するボルト穴41cが、メイン基板2のボルト挿通孔22に対向するように形成されている。このボルト穴41cに、補強基板3のボルト挿通孔31及びメイン基板2のボルト挿通孔22に挿通されたボルト45が螺子締めされる。
リング状のスペーサ42は、リングの軸方向に所定の厚みを有し、外周面の下端部に第2段部42aが形成されており、この第2段部42aが、固定部材41の第1段部41bに受け止められるようになっている。
下側支持基板43と上側支持基板44とは、メイン基板2に対して平行になるようにスペーサ42に固定されている。下側支持基板43と上側支持基板44とは、図示していないが、ボルトによりスペーサ42に固定されている。
下側支持基板43には、検査対象物である電極パッドの配置及びメイン基板2の電極21に対応させて2以上の第1貫通孔43aが貫通形成されている。また、上側支持基板44にも、検査対象物である電極パッドの配置及びメイン基板2の電極21に対応させて2以上の第2貫通孔44aが貫通形成されている。第1貫通孔43a及び第2貫通孔44aのそれぞれにコンタクトプローブ5を挿通させるようになっている。
下側支持基板43及び上側支持基板44は、スペーサ42を介して所定の間隔を空けて配置される。また、上側支持基板44は、固定部材41を介してメイン基板2との間に所定の間隔を空けて配置される。
なお、プローブ支持部材4を構成する固定部材41、スペーサ42、上側支持基板44及び下側支持基板43は、合成樹脂などの絶縁性材料により形成されている。
図2は、本実施の形態に係るコンタクトプローブ5の正面図である。本実施の形態に係るコンタクトプローブ5は、図1及び図2に示すように、電気鋳造法により形成されており、検査対象物の電極パッドに当接させるコンタクト部51と、メイン基板2の電極21に導通させる接続部52と、直線状の軸部53とを備える。
さらに、コンタクト部51は、軸部53の軸心に対し、径方向外方に向かって屈曲して延びる延出部54を有している。コンタクト部51の先端部は、先細り状に形成されている。コンタクト部51の先端部を先細り状に形成することにより、コンタクト部51を検査対象物である半導体集積回路の電極パッドに所定の圧力で接触させることができる。また、開放されている接続部52の一端も、先細り状に形成されている。接続部52を先細り状に形成することにより、下側支持基板43の第1貫通孔43a及び上側支持基板44の第2貫通孔44aへの挿入がし易くなる。
軸部53は、その横断面形状が四角形、六角形などの多角形状又は楕円形状となるように形成している。軸部53を多角形状又は楕円形状に形成する場合には、下側支持基板43の第1貫通孔43a及び上側支持基板44の第2貫通孔44aも軸部53の横断面形状と相似で軸部53の横断面積よりも大きい多角形状又は楕円形状に形成する。
また、コンタクトプローブ5は、コンタクト部51と接続部52との間に、軸部53から分岐して軸部53から離れるように斜め下方に向かって延びる弾性変形可能なストッパ55が形成されている。
本実施の形態では、コンタクトプローブ5の軸部53は、直線状に形成されているので、コンタクトプローブ5は、接続部52の端部をプローブ支持部材4における下側支持基板43の下方から第1貫通孔43aに挿入し、さらに、上側支持基板44の第2貫通孔44aに軸部53を挿通させるようになっている。
本実施の形態では、プローブ支持部材4は、コンタクトプローブ5を下側支持基板43及び上側支持基板44の各貫通孔43a,44aに挿通させ、コンタクトプローブ5における軸部53の接続部52側端部を上側支持基板44から突出させた状態で、接続部52が電極21に接触するようにメイン基板2に対して固定されている。
コンタクトプローブ5は、プローブ支持部材4に取り付けられたとき、ストッパ55が上側支持基板44と下側支持基板43との間に位置し、さらに、延出部54が下側支持基板43の下方に位置するように形成されている。さらに、本実施の形態では、コンタクトプローブ5が組み付けられたプローブ支持部材4をメイン基板2に固定すると、接続部52が電極21に圧接し、ストッパ55が弾性変形して下側支持基板43の上面に圧接するようになっている。
本実施の形態では、コンタクトプローブ5は、導電性材料、例えばタングステン、パラジウム、レニウムタングステンの合金等により形成されている。なお、コンタクトプローブ5は、導電性に優れる金属であれば、他の金属を用いて構成しても構わない。
次に、本実施の形態にかかるプローブカード1の組み立て方法について説明する。まず、コンタクトプローブ5を組み付けながらプローブ支持部材4を形成する。スペーサ42に下側支持基板43及び上側支持基板44を固定する。このとき、第1貫通孔43aと第2貫通孔44aとが同じ軸心となるように位置合わせして、下側支持基板43及び上側支持基板44をスペーサ42に固定する。
次に、コンタクトプローブ5の軸部53を接続部側から第1貫通孔43aに挿入し、ストッパ55が、第1貫通孔43aを通過して、下側支持基板43と上側支持基板44との間に位置するまで、軸部53を第2貫通孔44aに挿通させる。各コンタクトプローブ5のストッパ55は、第1貫通孔43aよりも大きく広がっているので、上側支持基板44を下側支持基板43よりも上方に配置させた状態では、ストッパ55が下側支持基板43の上面に接触し、各コンタクトプローブは第1貫通孔43aから抜け落ちない。
しかも、軸部53の横断面形状と、第1貫通孔43a及び第2貫通孔44aの孔の形状とが円形ではなく多角形状又は楕円形状としているので、軸部53は回転しようとしても、軸部53の外周面が第1貫通孔43a及び第2貫通孔44aの内周面に当接して回転が阻止される。従って、各コンタクトプローブ5は、コンタクト部51が一定の方向に向くように簡単に位置決めすることができる。
次に、下側支持基板43及び上側支持基板44にコンタクトプローブ5を挿通させた状態のまま、スペーサ42の第2段部42aを固定部材41の第1段部41bに受け止めさせ、ボルト45により固定部材41をメイン基板2に固定する。ボルト45を固定部材41のボルト穴41cに螺子締めしていく際、固定部材41の上面とメイン基板2の下面との間に僅かに隙間が形成されている間に、各コンタクトプローブ5の接続部52がメイン基板2の電極に当接するように、スペーサ42の固定部材41に対する位置を調整する。
そして、ボルト45をボルト穴41cに完全に螺合することにより、固定部材41がメイン基板2に固定される。このとき、各コンタクトプローブ5の軸部53の接続部側先端がメイン基板2の電極21に圧接し、ストッパ55は、下側支持基板43の上面に接触した状態から、さらに広がる方向に弾性変形して、下側支持基板43の上面に圧接する。本実施の形態では、各コンタクトプローブ5は、軸部53の接続部52が電極21に圧接し、ストッパ55が下側支持基板43の上面に圧接して、各挿通孔内を動くことなく、プローブ支持部材4により支持されてプローブカード1が形成される。このように、本実施の形態では、下側支持基板43と上側支持基板44とをスペーサ42に所定間隔を空けて固定させた状態でも、各コンタクトプローブ5を簡単に下側支持基板43と上側支持基板44とに挿通させて抜け落ちることなく取り付けることができる。
本実施の形態では、プローブカード1を下側支持基板43が下向きとなるように配置したとき、各コンタクトプローブ5は、ストッパ55が下側支持基板43の上面に圧接するので、プローブ支持部材4から抜け落ちない。
以上のように形成されたプローブカード1を用いて電気的特性試験を行う場合、コンタクトプローブ5が取り付けられたプローブカード1を半導体集積回路の電極パッドに相対的に近づけて、コンタクトプローブ5のコンタクト部51を電極パッドに接触させ、さらに、プローブカード1を電極パッドに相対的に近づけて、いわゆるオーバードライブを行うことにより、コンタクト部51を電極パッドに圧接させる。このオーバードライブにより、コンタクト部51が軸部53の軸方向上方に向けて押圧され、延出部54は、軸部53との連結部を支点として弾性変形する。これによって、コンタクトプローブ5は、電極パッドと安定した接触抵抗を得ることができる。ここで、オーバードライブとは、コンタクトプローブ5のコンタクト部51を電極パッドに接触させ後、さらに加圧することをいう。
本実施の形態では、コンタクト部51が延出部54により軸部53の軸心に対して偏心するように設けられているので、オーバードライブ時にコンタクト部51に押圧力が作用すると、軸部53は、軸部53の軸心に対して延出部54が形成されている側とは反対側に向かって座屈する。その結果、狭ピッチで2以上のコンタクトプローブがプローブ支持部材4に取り付けられ、しかも、全てのコンタクトプローブ5は、座屈する方向を一定にできるので、隣り合うコンタクトプローブ5が座屈により接触するのを防止できる。
さらに、本実施の形態に係るプローブカード1は、メイン基板2の電極21にコンタクトプローブ5の接続部52を接触させるだけでプローブカード1を形成できるので、各コンタクトプローブ5を1本ずつメイン基板2に半田付けにより固着する必要がなく、コンタクトプローブ5の取り付け作業が容易になる。
また、本実施の形態では、コンタクトプローブ5は、直線状に形成されているので、コンタクトプローブ5のピッチ間隔を電極パッドのピッチに合わせて狭ピッチにできる。
しかも、コンタクトプローブ5の軸部53の外周の形状、下側支持基板43の第1貫通孔43a及び上側支持基板44の第2貫通孔44aの形状が多角形状又は楕円形状となっているので、軸部53がオーバードライブ時に回転することが阻止され、軸部53が座屈変形したときに、隣り合うコンタクトプローブ5間で接触が生じることはなく、確実な電気的特性試験を行うことができる。
このように、本実施の形態に係るプローブカード1は、高集積化を図るに当って、隣り合うコンタクトプローブ5の軸部53を半導体集積回路の電極パッドのピッチ間隔に合わせて狭ピッチに配置させることができる。
また、コンタクトプローブ5を交換しなければならない場合には、メイン基板2からプローブ支持部材4をコンタクトプローブ5と共に取り外し、さらに、プローブ支持部材4を解体することにより不要なコンタクトプローブ5を取り外すことができる。このとき、コンタクトプローブ5は、下側支持基板43の第1貫通孔43a及び上側支持基板44の第2貫通孔44aに挿通させているだけで、何れかの部材に半田付けされていないので、プローブ支持部材4を解体するだけで、簡単に交換することができる。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2によるプローブカード1の概略断面図である。実施の形態2では、貫通孔61を有する案内板6が、メイン基板2の下面に固定されている。貫通孔61は、メイン基板2の電極21に対応する位置に設けられている。
本実施の形態のプローブカード1は、メイン基板2の下面に案内板6を設けた点を除き、上記実施の形態1と同じ構成部材を使用しており、同じ構成部分については、上記実施の形態1と同じ符号で示し、説明を省略する。
本実施の形態では、メイン基板2の下面に貫通孔61を有する案内板6を設けているので、プローブ支持部材4をメイン基板2に固定する際、この貫通孔61がコンタクトプローブ5の軸部53先端をメイン基板2の電極21に接触させるための案内孔となる。従って、コンタクトプローブ5が組み付けられたプローブ支持部材4のメイン基板2への組み付け作業をさらに簡単に行うことができる。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3によるコンタクトプローブ5の概略断面図である。実施の形態3では、コンタクトプローブ5を除き、メイン基板2、補強基板3及びコンタクトプローブ支持部材は、上記実施の形態1と同じもの使用しており、その説明を省略する。
本実施の形態では、図4に示すように、コンタクトプローブ5は軸部53から延在する直線状のコンタクト部51で構成されており、電気鋳造法により形成されている。これらコンタクト部51及び接続部52は、上記実施の形態1と同様に先細り状に形成されている。
また、軸部53におけるコンタクト部51の近くには、上記実施の形態1と同様のストッパ55が形成されている。ストッパ55は、上記実施の形態1と同じ構成であるので、説明を省略する。
さらに、本実施の形態では、軸部53が、上下両端部に形成される大径軸部53aと、これら大径軸部53aの間に形成される小径軸部53bとにより構成されている。小径軸部53bは、大径軸部53aの軸心に対して偏心した軸心を有するように形成されている。小径軸部53は、図4に示すように、ストッパ55の近くから接続部52の近くまで長く形成されている。
本実施の形態において、大径軸部53aは、その横断面形状が四角形、六角形などの多角形状又は楕円形状となるように形成している。大径軸部53aを多角形状又は楕円形状に形成する場合には、下側支持基板43の第1貫通孔43a及び上側支持基板の第2貫通孔も軸部の横断面形状と相似で大径軸部53aの横断面積よりも大きい多角形状又は楕円形状に形成する。
本実施の形態に係るコンタクトプローブ5も、上記実施の形態1と同様に、導電性材料、例えばタングステン、パラジウム、レニウムタングステンの合金等により形成されている。なお、コンタクトプローブ5は、導電性に優れる金属であれば、他の金属を用いて構成しても構わない。
本実施の形態に係るコンタクトプローブ5も、上記実施の形態1と同様に、大径軸部53aの接続部52側端部をプローブ支持部材4における下側支持基板43の下方から第1貫通孔43aに挿入し、さらに、上側支持基板44の第2貫通孔44aに大径軸部53aを挿通させるようになっている。
本実施の形態では、プローブ支持部材4は、コンタクトプローブ5を下側支持基板43及び上側支持基板44の各貫通孔43a,44aに挿通させ、コンタクトプローブ5における軸部53の接続部52側端部を上側支持基板44から突出させた状態で、接続部52が電極21に接触するようにメイン基板2に対して固定される。
本実施の形態に係るコンタクトプローブ5も、プローブ支持部材4に取り付けられたとき、ストッパ55及び小径軸部53が上側支持基板44と下側支持基板43との間に位置し、さらに、コンタクト部51が下側支持基板43の下方に位置し、下側支持基板43の第1貫通孔43aにコンタクト部51を有する大径軸部53aが位置し、上側支持基板44の第2貫通孔44aに接続部52を有する大径軸部53aが位置するように形成されている。さらに、本実施の形態においても、コンタクトプローブ5が組み付けられたプローブ支持部材4をメイン基板2に固定すると、接続部52が電極21に圧接し、ストッパ55が弾性変形して下側支持基板43の上面に圧接するようになっている。
本実施の形態に係るコンタクトプローブを備えるプローブカードの組み立て方法は、上記実施の形態1と同様にして行うのでプローブカードの組み立て方法については説明を省略する。
本実施の形態に係るコンタクトプローブ5は、小径軸部53bの軸心が大径軸部53aの軸心に対して偏心するように設けられているので、オーバードライブ時にコンタクト部51に押圧力が作用すると、小径軸部53bは、大径軸部53aの軸心とは反対側に向かって座屈する。小径軸部53b及び大径軸部53aの長さの割合を変えることで、座屈に必要な力を調整できる。
本実施の形態に係るコンタクトプローブ5は、大径軸部53aの横断面形状を多角形状又は楕円形状に形成しているので、各コンタクトプローブ5の小径軸部53bの軸心が大径軸部53aの軸心に対して同じ位置となるように簡単に下側支持基板43及び上側支持基板44に配置させることができる。その結果、各コンタクトプローブ5は、座屈する方向を一定にできるので、隣り合うコンタクトプローブが座屈により接触するのを確実に防止できる。
本実施の形態のコンタクトプローブ5は、上記実施の形態1のように延出部54が形成されないので、メイン基板2に対して、さらに狭ピッチで2以上のコンタクトプローブを配置させることができる。
本実施の形態に係るプローブカードは、メイン基板2の電極21にコンタクトプローブ5の接続部52を接触させるだけでプローブカードを形成できるので、各コンタクトプローブ5を1本ずつメイン基板2に半田付けにより固着する必要がなく、さらに、コンタクトプローブ5の取り付け作業が容易になる。
しかも、プローブ支持部材4に取り付けられたコンタクトプローブ5を交換する際には、メイン基板2からプローブ支持部材4を取り外し、プローブ支持部材4を解体することなく、コンタクトプローブ5を上側支持基板44の上方から引き抜くことができるので、コンタクトプローブの交換作業も容易に行うことができる。
また、上記実施の形態では、コンタクトプローブ5をメイン基板2の下面に設ける電極21に圧接させると共に、ストッパ5を弾性変形させて下側支持基板43に圧接させることにより軸部53をメイン基板2に固定するようにしたが、コンタクトプローブ5は、軸部53をメイン基板2に設ける貫通孔に貫通させ、軸部53の上端をメイン基板2の上面に半田付けにより固定するようにしてもよい。この場合も、プローブ支持部材4をメイン基板2に固定する作業中にコンタクトプローブ5が抜け落ちることはない。
また、上記実施の形態では、コンタクトプローブ5の断面形状、下側支持基板43の第1貫通孔43a及び上側支持基板44の第2貫通孔44aの形状は、多角形又は楕円形とするだけでなく、円の一部が切り欠かかれた形状としたり、軸部53の円形外周面の一部に径方向外方に突出する突条部を形成し、各貫通孔43a,44aの円形内周面の一部に軸部53の突条部が嵌め合わされる溝部を形成したりするようにしてもよい。
また、本実施の形態では、プローブ支持部材4は、下側支持基板43及び上側支持基板44を備える構成としたが、下側支持基板43のみで構成するようにしてもよい。
本発明の実施の形態1によるプローブカード1の一例を示した概略断面図である。 本実施の形態1のプローブカード1に用いられるコンタクトプローブの外観図である。 本発明の実施の形態2によるプローブカード1の一例を示した概略断面図である。 本実施の形態3に係るコンタクトプローブの外観図である。
符号の説明
1 プローブカード
2 メイン基板
21 電極
22 ボルト挿通孔
3 補強基板
31 ボルト挿通孔
4 プローブ支持部材
41 固定部材
41a 筒部
41b 第1段部
41c ボルト穴
42 スペーサ
42a 第2段部
43 下側支持基板
43a 第1貫通孔
44 上側支持基板
44a 第2貫通孔
45 ボルト
5 コンタクトプローブ
51 コンタクト部
52 接続部
53 軸部
53a 大径軸部
53b 小径軸部
54 延出部
55 ストッパ
6 案内板
61 貫通孔

Claims (2)

  1. 電極を有するメイン基板と、
    上記メイン基板の下方において水平に配置され、貫通孔が形成された支持基板と、
    上記支持基板の上記貫通孔に下側から上側へ挿通させた軸部を有し、上記軸部の下端にコンタクト部が形成され、上記軸部の上端側に設けられた接続部を上記メイン基板の上記電極と導通させるコンタクトプローブとを備え、
    上記コンタクトプローブは、
    上記軸部から分岐し、下側に向かって上記軸部から離れる方向に延びるストッパを有し、
    上記ストッパは、上記支持基板の上面に当接し、上記軸部を弾性的に支持し、
    上記軸部は、オーバードライブ時に上記コンタクト部に作用する押圧力により、上記支持基板より上方において座屈変形することを特徴とするプローブカード。
  2. 上記コンタクトプローブの上記軸部は、上記支持基板より上方において、上記支持基板より下方の上記軸部の外径より小径で、当該軸部の軸心に対して偏心した軸心を有する小径軸部を有していることを特徴とする請求項1に記載のプローブカード。
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